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【ミ】『ヨハネスブルグの明星』 その1

460紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』:2015/10/18(日) 23:06:39
>>457
回答感謝。


>>452-455(GM、小角、愛川)

愛川の頬を叩いた方の手をひらひらと振って冷やしつつ、視線を周囲に。

   「……『スタンド攻撃』で操られていたのは貴女の方ですよ、愛川ちゃん。
    明らかに、精神操作系の能力でしょうね」

……隣の部屋ではエイノーが戦っているようだ。恐らく、高遠も。
そして遠くでは、きっと青田が戦っている。
唯一『アンテナ』を受け取っていない紫は、各々の状況を正確に把握することはできないが。

     「…………状況を整理しましょう」

……だからこそ、思考しよう。
それが紫斜六に課せられた存在意義だ。

  「まず、私は正確な説明を聞いたわけではありませんが……
   青田さんのスタンドは『アンテナ』で視聴覚の共有を行える能力、で合ってますね?」

それは、これまでの状況を鑑みればわかることだ。
明らかに小角や愛川は他の部屋に行った仲間の視覚を共有している。

    「そして、青田さんの視覚を共有した愛川ちゃんは、なにか奇妙な『情熱』を覚えた。
     ……かつ、その『情熱』を我々に共有させようとした。
     つまり青田さんが対峙しているであろう相手は、『視覚された物をミームとして拡散させる能力』と仮定できそうです」

  「それが能力の神髄かどうかはさておくとしても、凶悪な精神干渉能力と見て間違いないでしょう。
   明らかに先ほどの愛川ちゃんは完全に無防備でした。
   ……それを、『見られる』だけで感染させられるのですから。
   二次感染の有無は分かりませんが、情報を拡散させる能力者である青田さんがそれと対峙してしまったというのは中々マズい」

      「次に、隣の部屋でエイノーさんが交戦している敵。
       こちらは、私からはなんとも言えません。私には向こうで何が起こっているのかわかりませんしね。
       ただ、壁を容易に破壊できるエイノーさんと『戦闘』になる相手なのは間違いないようです」

               「翻って――――」

愛川と、小角の顔を順に見る。

  「……宝梦ちゃんの言う通り、我々を守る者は誰もいない」

   「私も多少は戦えます。愛川ちゃんも、戦力に数えることはできる。
    ただし、『安定した戦力』が今ここにはいない」

……これは、少々マズい状況だ。
三人が自分の敵をさっさと倒して、護衛に戻ってきてくれれば話は別だが。
そして何よりも――――捜査が実りを見せていないというのが、マズい。
この一刻を争う事態で、明確なヴィジョンはまだ見えていない。

         「……質問を、続けましょう。
          ただし状況によっては、『小五郎』は引っ込ませます。戦闘に備えるためには、その必要があるのでね」

    「では……私からは『ルンクスは、ウィルさんを追跡する意図の移動を昨日、あるいは本日に行っているか?』と」

  「『小五郎』は……『ルンクスは、現在自らの手で小角宝梦の監視を行っているか?』と尋ねてください。
   ……相手の襲撃が来たということは、監視の可能性は高い。
   そして自らの手によるものであれば……学園付近にいる可能性はあるわけで」


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