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【ミ】『ヨハネスブルグの明星』 その1

480紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』:2015/10/21(水) 01:52:00
>>472(愛川)

   「その暇があったら、一手でも早く『ルンクス』の居場所を突き止めるべきです」

  「ほら、愛川ちゃん。スマイル、スマイル。
   気負うだけ損ですよ、貴女のような子はね。
   状況は深刻なまでに最悪ですが、だからって凹んでやる理由なんてありません」

ニヤリと、タフに笑って見せよう。
無理はしている。が、無理をしなきゃいけない時だ。


>>473(GM)

――――なお、紫斜六は厳密にいえばマーロウを『尊敬』しているわけではない。
もちろん『偉大な名探偵』として大いに敬意を抱いているのは確かだが……彼は、『私』だ。
『紫斜六』と同じ『名探偵』だ。彼は『私』であり、『私』は彼だ。『名探偵』という母体に住まう者だ。
だから、『マーロウの言葉』は『紫斜六の言葉』でなくてはならない。それだけのこと。

    「――――ええ。そうですね、『小五郎』。
     甘えてる場合じゃない。欲張ってる場合じゃない。OK――――少しだけ、頭が冷えました」

当然、『明智小五郎の言葉』も『紫斜六の言葉』でなくてはならない。
OK、OK。まだやれるさ。急がば回れ。理解できる概念だ。
一発でルンクスの居場所を突き止めてやろうなんて、そんな欲目は捨ててしまえ。

      「『ルンクスはどこにいるか?』『どこで寝泊まりしているか?』」

   「これが私たちの『原点』だったはずです。
    ならば、虱潰しにそれを聞けばいい。焦る必要は――――ありますが、急げば損をするだけだ。
    だから例えば、『ルンクスは現時点で今晩の寝床を決めているか?』から始めて寝床を区画にわけて探してもいい。
    あるいは、『ルンクスはどこにいるか?』を尋ねてもいいんです。
    『今病院にいるか?』『今メインストリートにいるか?』ってね」

        「――――それで見えてくることもあるでしょう。
         もしかしたら見えてこないかもしれないけれど、『見えてこないこと』がわかるだけでも意味はある」

     「ええ、ええ。
      まだまだ、『名探偵の時間』ですとも」

だから。
だから――――

>                    ドン ドン!

――――だから、太鼓の音にも動じまい。
邪魔をするなよ。今は名探偵の時間なんだ。
無言で『明智小五郎』椅子ごと掴んで『イル・ソン・パティ』の下に隠し……そのまま手から『憑依』。
次いで不機嫌な顔で懐に手を入れながら、『獲得』。
小五郎の『拳銃』と、『小五郎の持つ全ての知識と技術』を『獲得』する。当然、『銃の腕前』もだ。


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