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【ミ】『ヨハネスブルグの明星』 その1
489
:
愛川楓月『スクリーム・アウト・ラウド』
:2015/10/22(木) 22:55:58
>>483
(GM)
電話は無視する。
「(ごめんなさいカズ、あとでたっぷり怒られちゃいますね……
でもわたしが怒られるだけでカズの命が助かるならわたしはそれでいいんです……)」
カズは一般人ながらもスタンドに積極的に関わる豪胆な人物だが、根は臆病さというか
ここまで言っておいてわざわざ探しには来ないだろう。
敵はこちらを監視しているようなので、下手に指示するとかえってカズが攻撃されるリスクが高まる。
「じゃあ、質問しますね。
『ルンクスが黄金町に持つ『ヨハネスブルグと共通の拠点でない方の拠点』は、ネオンストリート周辺にある』?」
小角のスタンドに対して、初心に戻った質問をする。
>「オレは『どちらでもいい』。
> おまえの『ジニ』があれば便利だろうが、
> 信用する気はまるでない・・・・『使い捨て』だ。
> おまえが選べるのは、『今死ぬか』『役に立って死ぬか』の二つだけだ」
「…………」
特に返答はしないが、『スヴァルト』に対する『嫌悪感』が少しずつだが沸いてきた。
生徒を虐殺し、青田に危害を加え、カズを危険にさらし、蛇やモナリザを召喚して
今まさに小角に高圧的に挑んでくるような奴とは、あまり仲良くしたくない。
「紫さん、小角さん。
青田さんのアンテナが解除されて液蜘蛛の監視が役立たずになった以上
わたしのスタンドを防衛向きに『再配置』した方がよくないですか?」
質問しながら、提案する。
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