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【ミ】『ヨハネスブルグの明星』 その1

455小角 宝梦『イル・ソン・パティ』:2015/10/18(日) 02:01:03
>>450(エイノー) >>451(高遠)
>>452(GM) >>453-454(愛川)

「だ……っ、大蛇……狼?
 ど、動物を呼び出す攻撃なのか……!?」

          「え、エイノー先生っ!」

エイノーが危ない――が。自分に何が出来る!?

出来るのは調査だけ、だがその調査が最強。
それが『イル・ソン・パティ』……自分の役割だ。

「い、いったい! いったいなんだこの敵は!
 る……ルンクスの手下か!? あの太鼓っ!
 それに愛川さん、きみは……ま、まったくもう!」

       「ううう……」

混乱の極みの中、コインは『NO』を指す。
ルンクスはネオンストリートにはいない?
 
         ・・・・どこだ!

「う、ウィルくんに付きまとっているのかも!
 そ、それとも……全く未知のところか……!?」

切迫する状況。
視界の共有などは一切行う暇もない。

「め……名探偵どの! とにかくなにか質問を……!」

謎と、眼の前の盤と、コイン。
今小角が集中すべきなのは、それだけ。

         ・・・・護衛が万全なら、だが。

「あ、青田君たちもまずいが……
 今のわたしたちもまずいぞ愛川さん!
 なにせ護衛が離れた! こ、こっちに部屋にも何かいないだろうな……!?」

       (ゲルニカ? ムンク?
        い、一体何なんだ……? 情熱?
        こ、心に響くような……攻撃なのか?)

愛川を襲ったスタンドは間違いなく蛇とは別!
つまり二人の敵がここに来ている……!
  
        キョロ

                キョロ

             素早く周囲を見回す。 
             それくらいはできる。


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