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【ミ】『ヨハネスブルグの明星』 その1
1
:
『語り部』
:2015/06/05(金) 00:13:53
『ヨハネスブルグの虹』専用スレッド。
関連スレ:
【ミ】『黄金町の夕闇』 その1
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1313768626/
【ミ】『黄金町の夕闇』 その2
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1421852015/
483
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/10/22(木) 01:41:21
>>475
>>477
(エイノー)
立ち上がり、隣室のスピーカーに向かうエイノー。
扉傍の天井に設置されたそれに、
スタンドの手を延ばそうとした時──
ドコドン!
太鼓の音色がひときわ高まるとともに、
『音楽』ではない、擦れるような異音を感じ取る。
カサ カサカサ カサッ
スピーカーからだが、スピーカーからではない。
異音の発生源が、スピーカーの裏側から現れ出る。
小柄な姿は、驚くほど数多い・・・・
小さな『鋏』で威嚇し、凶悪な形状の『尾』を構えている・・・・
──『蠍』だ!
スピーカーの裏から、次々と壁に広がり──
ポ ト
パ タ タタタタタタ・・・・!
そして、雨のように落ちてきた。
真下には『フィストフル』──そしてエイノーも範囲内だ!
>>476
(愛川)
「え、詳──」
プツ
カズに一方的に伝えると、電話を切った。
すぐにもリダイヤルがかかってくるが──
>>478
(高遠)
再度、エイノーのいる隣室に戻るが、扉は逃げた者の手で閉じられていた。
こちらにも部屋に絵画の類はないが、
来る途中、廊下には扉と交互に額縁が飾られていた覚えがある。
興味がなく、特に内容は覚えていないが、名画の模写の類だった。
高遠はそこで、エイノーを襲う無数の『蠍』を見る。
クレモンティーヌは発現していない。
穴から扉までは『4m』ほどの距離だが、
中央に置かれた会議机が邪魔で途中に踊るスペースがない・・・・!
>>479
(小角)
戦いの場に身を置いたことなど、ほとんどない。
本物の犯罪者や悪党と対峙したことも、数えるほどだろう。
だが、そんな小角にも、肌で理解させる『本気』を、その声は帯びていた。
「・・・・保証?
保証すれば信じられるのか?」
声の主──スヴァルトにとって、おそらくこれは『脅し』ですらない。
今日のクラスの時間割よりも至って当たり前の現実。
抵抗されたり、逃げられることなど、微塵も想定していない・・・・
もしくは、想定内で対応できる『絶対の自信』。
加えて、人の命を奪うことへの寸毫の躊躇いもない精神が、
その声の『凄み』には感じられる・・・・
この男に『命乞い』をするのは、
担任に「一限目は自習にしてくれ」というようなものだろう。
「オレは『どちらでもいい』。
おまえの『ジニ』があれば便利だろうが、
信用する気はまるでない・・・・『使い捨て』だ。
おまえが選べるのは、『今死ぬか』『役に立って死ぬか』の二つだけだ」
「即答する必要はない。
誰か死ななければ、わからんのだろう?
『日本人』というのは、撃たれなければ決断できないようだからな」
484
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/10/22(木) 01:41:32
>>480
(紫)
紫の中にある何人もの『名探偵』たち。
彼らの存在こそが、今の紫を奮わせている。
唯一の問題は、果たしてこの未知の敵襲のさなかで、
推理と調査が間に合うかだが、悩んでも仕方がない。
『間に合わせるしかない』のだ。
ズ ギュゥゥン
『明智小五郎』を自身に取り込み、憑依させた。
敵の目がどこにあるかはわからないが、
『イル・ソン・パティ』の陰になるようにしておく。
続いて、懐で拳銃と銃弾を獲得。その指に引き金の感触を確かめた。
>>481
(青田)
『モナ・リザ』についてわかっていることを自身でまとめてつぶやき、
まずは『液蜘蛛』に発信・・・・
駄目だ。『液蜘蛛』が理解している様子はない。
携帯電話に録音するも、『情熱』は消えない。
最後に、同じ説明をレコーダーに『聴覚』を伝え操作することで、
周囲に同じ説明を聞こえるようにした・・・・
何人かが聞き入っているのを感じる。
『情熱』がやや収まるのを感じ、その隙に携帯アンテナを発現──予測で投げつけた。
パシ!
『アンテナ』が命中し、固定される感覚。
だが、それ以上の行動は出来ない。
『情熱』が再び高まってきたからだ。
理由は自覚している。
同じような説明や解説、同じ手法の表現では『飽き足らない』のだ。
もっと芸術的に、もっと表現力豊かに、『モナ・リザ』という奇跡を再現したい。
未知の人々に知らせたい。知らしめたい。全世界に発信したい。
自分だけが成し遂げられる何かを見つけ出したい──!
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
青田は、『モナ・リザ』の視覚を受信する。
四囲を『観衆』に囲まれた中、その瞳が映しているのは青田だ。
人垣の外側にいる青田の方向を、無言で振り向いている・・・・
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
>>482
(小角)
まだ『20秒』ほど。
1分経過前には伝える。
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