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【ミ】『ヨハネスブルグの明星』 その1
445
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/10/17(土) 01:37:08
>>433
>>(愛川)
考えた末、小角に質問を考えてもらうことを提案する。
『自主性』のない愛川らしい考え方だ。
青田の『視覚』を意識する愛川。
それは脳内に並んだ無数のモニターの一つのようだ。
映像はくっきりと鮮やかで、
『人の目』を介する限り、自身の視覚と何ら違いはない。
──そこに移っているのは、『モナ・リザ』の姿だ。
比喩や仮想ではない。
世界的な名画に描かれた存在が、
明らかに現実化して、目の前に立っている。
意匠も、あのアルカイック・スマイルも全く同じだ・・・・
ド ド ド ド ド ド ド ド ド
愛川の心に、突如、情熱が沸き上がった。
神の造形たるこの『微笑』を、誰かに伝えたい。
自分の創造力を使って、『再表現』したい・・・・!
驚くほど強い、そんな欲求に胸が満たされる。
>>434
(エイノー)
振り返ったエイノーの背後。
いや、見上げた頭上に、『それ』は浮かんでいた。
シュー シュー
フォークのような赤い舌を出し入れする、巨大な『蛇』。
窓際の『ホワイトボード』から伸びた胴体は、
太さにして女性のウェストほどもある。
その縦長の瞳が、開いた口が、鋭い牙が、
床に尻餅をついたエイノーに向かって──
── ジャォ オオオオオオ〜〜〜 !!
勢いよく、襲い掛かってきた!!
>>437-439
(小角、紫)
愛川の提案を受け、代わりに質問を考える小角。
状況は明らかに不穏な兆しがある。
もはや『調査』に、一刻の猶予もない。
紫とも相談し、質問の精度も考えた。
だが・・・・
肝心の愛川は、小角の言葉も知らぬげの様子だ。
聞こえていないわけではない。反応はある。
だが、『心ここにあらず』・・・・別の何かに、心を奪われてしまっている・・・・?
>>440
(高遠)
「先生、それから他の人も、ちょっとだけで良いから私の視界見といて」
周囲に聞こえるように告げると、改めて窓の下を見つめる。
倒れている死体は複数ある。その数7体。
まだ蠢いているものもあるが、ほとんどは動かない。
千切れた肉片や手足を、あえて確認し、『何をされたのか』を調べる高遠。
だが、この距離では、たいしたことはわからない。
刃物による切断ではない。切り口、特にちぎれた衣類はボロボロだ。
ありていに考えれば、『力任せに引きちぎられた』・・・・だろうか?
そして、出血はほとんどが首からだ。
こちらも、この距離では傷口が血で見えず、詳細まではわからない。
いや・・・・もう一つ。手がかりがある。
血塗られた、無数の足跡。そこかしこに散らばっている。
この距離でもわかる・・・・
それは靴底ではない。何か『動物』のものだ・・・・!
>>441
(愛川)
高遠の言葉は聞こえたが、今は『モナ・リザ』を見つめることが最優先だ。
小角の声も聞こえるが、今はどうでもいい。
最優先は──『モナ・リザ』の表現だけだ。
>>442
(小角)
高遠の情報を認識した。
>>443
(エイノー)
高遠の声は聞こえたが、視界を見る余裕はない。
>>444
(青田)
『モナ・リザ』の姿をざっと把握するが、
衣装が黒く、返り血があるかはわからない。
白い肌には、一切の汚れも染みもない。
ド ド ド ド ド ド ド ド ド
青田の心に、突如、情熱が沸き上がった。
神の造形たるこの『微笑』を、誰かに伝えたい。
自分の創造力を使って、『再表現』したい・・・・!
驚くほど強い、そんな欲求に胸が満たされる。
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