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【ミ】『ワックワーク・フィールドワーク』【場】

1『ワックワーク・フィールドワーク』:2021/04/10(土) 00:44:59

このスレは板の中でミッションを解決する
       通称『フィールドワークミッション』を行うスレなのです。

詳細は>>2

168氷山『エド・サンズ』:2021/08/23(月) 22:25:21
【場】『自由の場』 その2
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1621051851/292-

森で『昆虫採集』をしていたら、
かつての仲間達が心配して、『黒い影』に干渉を開始しました
『日記』を覗き見たり、『安息』を与えようとしているのですが・・・・どうなるでしょうか?

『絆の力』は『夏休み』を打倒する事が出来るのか!
『GM判断』をいただけましたらありがたいです

169『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/23(月) 23:36:48
>>168
対応いたしました。

170氷山『エド・サンズ』:2021/08/23(月) 23:45:51
>>169
ご対応ありがとうございます

171氷山『エド・サンズ』:2021/08/25(水) 10:19:03
【場】『自由の場』 その2
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1621051851/292-

かつての仲間達に拘束され、季節外れの花の香りを嗅がせられるという拷問を受けています
何か変化はありますか?

172『サマー・フォーエバー!』:2021/08/25(水) 11:16:19
>>171(氷山)
『悪感情』が鎮静されているので、
それに関しては何も思わないでしょう。
『影』も、遠くから見守っているのか、
その姿を見せる事はありません。
逆に『夏を楽しみたい』という思いは悪感情とは
言いづらく強く残っていると思われます。

この状況であえて変化したといえば、
『仲間』との絆くらいでしょうか……

173氷山『エド・サンズ』:2021/08/25(水) 11:43:17
『きっかけ』について、一抹くんを信用しているので話したいと思います
何か思い出せる事はありますか?

174『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/25(水) 12:03:35
>>173(氷山)
『きっかけ』………氷山は思い出す―――

あれは星見町のはずれの田舎道での事だった。
時代劇に出てきそうな昔ながらの『おばあちゃん』が
重い荷物を持っていたから、家まで運んであげたのだ。

お礼を言いたいという『おばあちゃん』に招かれるまま、
民家は古き良き日本の『家屋』の軒下でスイカをご馳走になる『氷山』。
様々な『夏の風物詩』が溢れる『民家』の、
ノスタルジックな雰囲気は『氷山』を大いに満足させた。

どっぷりと日本の『夏』を堪能し、それを楽しんだ記憶。
改めて考えれば、あれから『夏』を楽しもうと思ったのかもしれない。
ただ、それは自然な人間の思考の流れのはずだ―――

一応、『場所』はなんとなくだが覚えている。
口頭で説明も出来るだろう。

175氷山『エド・サンズ』:2021/08/26(木) 06:51:26
>【場】『自由の場』 その2 より
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1621051851/292-350

『夏』を満喫する氷山の様子がおかしいと思った一抹と七篠
二人は氷山を寮の自室に連れ込み、『治療』を試みる・・・・
しかし!それが逆に氷山の逆鱗に触れた!
激しい死闘の末、氷山を無力化(『幼児サイズまで小型化』『両腕の激しい損傷』)した二人は
氷山からこの騒動のきっかけとなった『民家』の場所を聞き出し、そこへ向かう
道中で一抹が応援を要請したスタンド使い達と合流し・・・・・

>GM
上記の状況で『民家』へと向かっています
ご対応をお願いします

(鉄さんとヤジさんはGMの許可が得られた場合、こちらにレスをお願いします)

176『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/26(木) 09:04:09
>>175(氷山)

タクシー運転手「………? 居ないじゃねェーかッ!
                 ガキのイタズラかァ〜〜〜ッ?」

『タクシー』を呼んでおいてキャンセルもせずに『バス』で向かった『一抹』達。
電話した『一抹』は、後でタクシー会社、そして、
たまたま居合わせて対応した『学生寮』の誰かにタップリ詰られるだろう。

 ………

>氷山・一抹・七篠

【当ミッションルール!】
当ミッションは円滑な進行の為、『レスが揃わなくても進める』方式をとります。
参加者は自身の『方針』や『レス頻度』などを踏まえ、
各レスにおいて「一行に黙ってついていく。〇〇なら××する。
もし△△の場合は改めて『行動』を考える」などの『基本方針』を提示する事を意識してください。
『レス頻度』に自信がある、かつ、『毎回、レスしたい』方はその旨を主張して下されば対応します。
逆に、『他の参加者のレスを待ってほしい場合』はその旨をレスやメール欄で提示してください。
また、『GM抜き会話』をしたい場合はそれも主張してください。

                  ………

三人は『バス』に揺られ、件の『民家』までやって来る。
『自然公園』にほどなく近いその場所―――
『氷山』も自然公園を訪れた際のついでの散策で、
『おばあちゃん』に出くわした事を思い出した。

『民家』は『氷山』が前に見た時と変わりはない。
古き良き、『昭和の時代』からあるであろう佇まい。
『おばあちゃん』の姿は今は見えない。

『インダルジェンス』での『鎮静』は続いている。
『氷山』からは『夏を楽しみたい』という純粋な感情は消えてはいないが、
過剰な『興奮』や、それを邪魔する二人に対する
『ストレス』のような『悪感情』は抑えられている。

太陽が照り付ける『夏』。幼児化した『氷山』は『寮』に居た時より
さらに小さくなっているような気がしないでもない。
周囲に『太陽』を遮るようなものはなく、
また、あったとしても熱気により、『氷山』に悪影響を与えてしまうかもしれない。
果たしてこのまま『外』で『合流』を待っていものだろうか―――

参加者は
名前・簡易プロフ・スタンド能力・持ち物・一言・その備考(あれば)を書きつつ、
初期レスを下さい。

177一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2021/08/26(木) 13:01:18
>>175-176
「あっ、タクシーを断り忘れ…床を破壊した時点で
 アウトだから大差無いですね」

「水筒の水を飲んでください。はい、どうぞ」

氷山先輩に水筒を手渡して水分補給で幼女から戻ってもらう。
かなり古い家のようだが『おばあちゃん』は住んでいるのだろうか?
ここに『黒い影』の正体と解除方法のヒントが有れば…

「取り敢えずは氷山先輩が溶けちゃうので『民家』を
 訪問して日差しから逃げましょうか?」

途中で買った500mlペットボトルも氷山先輩に渡す。
来た当時の姿なら『おばあちゃん』も氷山先輩だと分かって話がスムーズに進むはずだ。
入る前に表札を探して名前を把握し、インターホンのスイッチを探す。

「先ずは『おばあちゃん』にどう説明しましょうか。
 私は直球で氷山先輩の変貌と影について聞くつもり
 ですが二人とも賛成ですか? それとも反対?」

氷山先輩と七篠先輩の賛成が得られなければ、訪問を取り止める。
賛成なら玄関の扉を軽くノックして住人を呼びたい。

『名前』一抹 貞世

『簡易プロフィール』
清月学園中等部一年生。
透き通った肌は血管が薄く見えて、淡い青色に微かなエメラルドの反射が混じる瞳。ウルフカットの白髪。
涼しく刺すような玲瓏とした風貌のあどけない少年。
赤子の時に『捨てられた』ことで無意識の怒りを抱える。
感傷的で敵に同情しがちだが最終的に殴るタイプ。脳筋。

十字架の意匠を各部に持つ、人型のスタンド。
手で触れた者の悪感情を、触れている限り『鎮静』する。
また手の甲から『刃』を伸ばし、『苦痛を伴わない』斬撃が可能。

『インダルジェンス』
破壊力:B スピード:C 射程距離:E
持続力:B 精密動作性:A 成長性:D

スタンド能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/188

持ち物:スマホ、スクールバッグ(財布、縄跳び、折り畳み傘、500mlペットボトル二つ)

『一言』:レス速度が亀ですが頑張ります。
『備考』:関わったからにはやり遂げたいです。
『基本方針』は氷山先輩の『鎮静』だけは欠かさず行う。

178氷山『エド・サンズ』:2021/08/26(木) 13:47:22
>>176

「ここですね・・・・
 それにしても暑い・・・・ねえ、中に入って涼みましょうよ」

夏の暑さが照りつける野外は今の氷山にとっては厳しい
だらだらとシャーベット状になった肉体が流れ、
ここに来たときには年少さんくらいの大きさになっていた

『基本方針』できる限り毎回レスを行いたいと思ってます

>>177

「一抹くん・・・・」

水分を摂取させるため、一抹から提供された水筒を氷山は受け取らない
いや・・・・受け取れないのだ
両腕は『慈悲の刃』によってズタズタに切り裂かれている
出血こそ止まっているものの、腱が切れているのか、指先が動かせない

痛みもなく、『インダルジェンス』が常に『悪感情』を抑制しているため平静を保っているが、
どう見ても重傷だ・・・・・

「『おばあちゃん』がいたら直接話を聞いてみましょう
 私は・・・・あの人が悪い人だとは思えない
 何か事情があるんですよ」

江戸期の『捕り物』に用いられた『捕具』を発現する。
発現はスタンドの手だけでなく、射程内の『味方』の手にも行える。
半自立型スタンドでどこか和風の意匠を持つデザインの人型。

『エド・サンズ』
破壊力:B スピード:C 射程距離:D(3m)
持続力:B 精密動作性:C 成長性:C
詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/183-184

179七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/26(木) 14:02:58
>>175-177

 七篠は私服のシャツから花の咲いた状態の『椿の枝』を生やし日陰を作りながら、氷山にペットボトルの水を飲ませようとしている。

「その、流石に小さいままだと『おばあちゃん』も氷山さんだとわかってくれないと思うので…。
 まずは水分補給をしましょう…?」

 『椿』は日差しや視線を避けるのに生け垣として庭に植えられることが多い。日除けにはなるはずだ。
 そして香らない『冬』の花でもある。もしここでも『季節外れ』が嫌われるのであればなにか反応があるかもしれない。

椿: ttp://www.souensha.com/tayori/green/03/

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

名前:七篠 譲葉
簡易プロフ:清月学園高等部二年生。いわゆる普通の女子高生。
実家から逃げるように星見に来た。現在は寮住まい(室内破損中)
自分が自分として認められたいという気持ちがある。最近は軽度の男性恐怖症気味。
持ち物:鞄、ルーズリーフ10枚、手のひら大の付箋の束、水のペットボトル。
   私服のズボンとシャツ(綿製品)

スタンド能力:『リルトランク』
ヴィジョンの手で触れた『植物』や『植物製品』から任意の『常緑広葉樹』の『木の枝』(パスCB)を生やすことができる。
また、『木の枝』には花や実、葉などの『付属物』が備わる。
破壊力:D スピード:C 射程距離:C(10m)
持続力:C 精密動作性:A 成長性:A
スタンド能力詳細: ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/166

一言:毎回レスできるように頑張ります。
  できるだけ穏便にいくことを祈っています。

180七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/26(木) 14:07:35
>>179
基本方針:後ろについていきます。

181一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2021/08/26(木) 14:23:50
>>178
「あわわっ! そうでしたね。串刺しにするべきではありませんでした…」

ペットボトルの蓋を開けて氷山先輩の口許に近付けて徐々に飲めるようにする。

182『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/26(木) 14:55:46
>>177-179

『一抹』は『氷山』に水筒を渡そうとするが、
『一抹』が『氷山』の両腕を切り刻んだので、『氷山』はそれを受け取る事が出来ない。
『かき氷』化の操作を上手くすればもう少し、しっかりくっつける事も出来るのだろうが………
『辛さ』という悪感情を抑えられている為か、『鎮静』時は操作に集中出来ないようだ。

代わりに『七篠』が『ペットボトル』の水を飲ませる。
日よけには『季節外れ』の椿を使う―――
本来、『氷山』はそれを嫌悪するはずだが、
その『悪感情』は抑えられているようで、何も感じないらしい。

『民家』は平屋であり、庭には緑々と生い茂る植物に交じり、
『ヒマワリ』や『朝顔』が散見される。
軒下がついており、ここで『氷山』はスイカを食べたのだった。
『風鈴』や『すだれ』なども設置されており、
『氷山』の言うとおり、『夏の風物詩』に溢れた家のようだ。

『水分補給』は、飲んだ分だけ、身体を大きくさせるらしかった。
水ならば『一リットル』飲めば、『1kg』分、身体が元に戻るという事になる。
不思議なことにいくら飲んでも『満腹』になったり、身体に悪影響を与える事はなさそうだ。

なので、『氷山』の大きさはそう簡単に元に戻りそうになかったが―――
とにもかくにも『一抹』が『日野』という表札がかけられた『民家』のインターホンを見つける。

特別、反対意見もないようなので、軽くノックする『一抹』。

 ………

              ―――返事はない。出かけているのだろうか。

183『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/26(木) 14:57:26
>>181
飲ませようとしたがすでに『七篠』が飲ませていた。

184芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/08/26(木) 15:00:24
>>175

〜〜〜♫

バカサバイバー♫ 生き残れこれっ♪

 バカサバイバー♫ 勝ち残れこれっ♫

〜〜〜♪

『民家に着き次第、こちらにも現状報告を逐一送ってくれ』

「わ〜〜〜ぁってますよってのぉ。いちいちうっせぇ〜ガキだぜ。
そー思わん? ウィゴーちゃん」

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトなっ!
 あと、ヤジさんは少し正体不明な部分が気にかかりますけど。
アリーナの中では、まともな感性してると思いますよ。私は』

現在、一抹が知り合いであるヤジ『一般人?』に氷山の助けを求められ
その情報を吟味した上でアリーナの助力などは得られず、個人間で何とか
しなければいけないだろうと踏んだ彼は、とある一件でアリーナに何度か
足を運んだ芦田と面識をもった事で、彼に最低限のレストランなどの食事券で
釣る事と通行費を負担する事で。今回の中核だろう『民家』へ
小粋なBGМを大音量で鳴らしつつ、D-Bクラス 最大6人乗りの
レンタルハイエースのハンドル握りつつスタンドと会話しながら走行してる。

「さーってと、古びた民家か。幽霊でも出てくんのかねーウィゴーちゃん」

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトだってーの、戯け!
確か人は住んでるんでしょう?』

「本当に人ならいいけどなー! けっけっけ!!
あと、これ何気に初ミッションだから、結構興奮してるんだぜ?」

『初ミッションって何だよ……』

★簡易プロフィール↓
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050739/151

★ウィゴーちゃんの詳細↓
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/191

★持ち物と服装
まだ暑いんだろ? 黒ジャケットの下は白シャツ。下はジーンズで安全靴だな。
ポケットに財布とスマホ。んでもって煙草とライター

で、肝心の持ち物は『ポリタンク(水)×4』(※以前は灯油入り)
『汚れたビニール袋×5(酒瓶が元々入り)』を車に載せてるぜー。

『一言』:まぁ無事に氷山を助けてやろうぜー。
『備考』:そろそろリアルの夏も終わるんだから、こっちの夏もなー。
『基本方針』:俺とウィゴーちゃん、ガチの戦闘は出来ねぇから
能力で捜査を主にするけど、戦闘になったら後方支援だけ覚えてくれよ

185『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/26(木) 15:16:48
>>184(芦田)

音楽を爆音で鳴らしながら、『レンタルハイエース』を飛ばす『芦田』。
場所情報がちょっと曖昧なのでしっかりたどり着けるかは微妙なところだが、
フライング気味にとにかく『車』を走らせる。

着くまで無心で走らせてもいいし、『ドライブ』を楽しんでもいい―――

186七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/26(木) 15:24:40
>>182

「……反応、ありませんね…?
 いらっしゃらないんでしょうか…?」

 七篠は一抹が行ったノックに反応がないのを確認し、どこかに人影がないか等を改めて『リルトランク』で確認して回る。
 『昭和からあるであろう民家』であれば裏に『お勝手』や扉の代わりになる大きな窓などないだろうか?
 あるのであれば中の様子が伺えないだろうか。
 もちろんスタンドの射程(10m)よりも『民家』が大きければ裏側まで確認できないだろうが…。

「……氷山さんの身体が小さくなっちゃったら本当に危険そうですし…、一抹くんが持ってる分も飲んじゃいますか…?」
「本当は中に入りたいですけど、ご近所さんでもないのに入るのは流石に失礼かなと…」

187一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2021/08/26(木) 17:13:45
>>182
「結構な量の水を飲んでいるはすなのに飲めるとは。
 折角だから私の買ったペットボトル二本もどうぞ」

改めて氷山先輩の口許にペットボトルを寄せて飲んでもらう。老婆を見つける前に少しでも原形に戻したい。
追撃で水筒の水も氷山先輩に飲ませる。

「日野さァ〜ん! いらっしゃいますか!」

大声を出しながら『インターホン』を押してみる。
耳が遠くなっている可能性もある。
しばらくしても現れない場合は玄関を少しだけ開けて靴の有無を探る。

「孤独死なんてしてませんよね…?」

これでも現れないなら七篠先輩と同じく家の内部を覗ける窓を探して歩く。
『リルトランク』の射程外に出ない範囲で調べて家の構造を把握したい。

188氷山『エド・サンズ』:2021/08/26(木) 17:43:38
>>182

「ありがとうございます」

んく、んく、と差し出された『ペットボトル』を飲んでいく
先ほどの戦いによって大分消耗した事もあり、すぐに身体は戻らないが、
それでも暑さにより、文字通り身が削られる今の状況を思えば、随分とましだ

「おかしいな・・・・留守かな・・・
 一抹くんの言う通り、熱中症で倒れてるのかも・・・」

189芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/08/26(木) 18:25:59
>>185(了解)

「カーナビだと、あんま良くわからねぇな。
ウィゴーちゃん ちょいと眺めの良い所でデートと洒落こまないかい?」

『いや急げよ! あっちも立て込んでいて危険に巻き込まれてるかも
知れないんだから!
 それとウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトだっつーの!』

ドライブ継続中だぜー。『合図』あるまで返信は結構さ〜

190『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/26(木) 18:28:08
>>186-188
『氷山』は『一抹』がくれる『ペットボトル』の水を摂取し、
少しずつ元の体型を取り戻していく。

『七篠』は『リルトランク』を裏手に回す。
『裏口』のようなドアはあるが開けないと中が見れないタイプだ。
出入り出来るサイズの『窓』もあるが、一応はカーテンが設置されており確認は難しそうだ。

『一抹』が大声を出し、『インターホン』を押す事で、
ようやく、中からガサガサと人がやってくる音が聞こえ、

    ガラア

 「んあァ〜〜〜

          なにかァ〜〜
                       用かねェ〜〜〜」

玄関を開けて出てきたのは、確かに『氷山』が会った『おばあちゃん』だ。
『氷山』は間近でハッキリ喋ってたのであまり気にならなかったが、
ちょっと『耳』が遠くなっているのかもしれない。

191七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/26(木) 18:40:37
>>190

 室内の様子を伺えないことを確認すると七篠は『リルトランク』を自身の側まで戻させた。

「おばあちゃん、ごめんください。
 ちょっとお尋ねしたいことがありまして。
 最近、この辺で変わったことはなかったですか?」

 七篠は耳が遠くなってきた祖母を思い出しながら、ゆっくりと低い声で話しかける。
 高齢者は高音域が聞こえにくくなっている。子供や若い女性の声は特に聞き取りにくい。
 そのため、低い声で口の動きを見せながら話しかけると意図が伝わることが多い。

 七篠の服から『椿の枝』が生えているがそれに対して『嫌悪』のような様子はあるだろうか。
 話しかけながら様子をみる。

192一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2021/08/26(木) 19:29:38
>>190
「こんにちは。氷山先輩の後輩の一抹と申します。
 こちらに氷山あきはって方が来てませんでしたか?」

「日野さんの重い荷物を持ってあげた女子高生を家に
 招いてスイカをご馳走させませんでしたか?」

「その時に何かありませんでしたか?」

若干、遅く喋り日野さんに氷山先輩のことを聞く。
隙を見てスマホで助っ人二人にLINEのトーク機能で現在の位置情報を送信する。

「その氷山先輩が『ノート』を手にした黒い影を見たり
 して様子がおかしいのです」

少しだけ元のサイズに戻って包帯を腕に巻く氷山先輩を見せる。
これで知らないと言われたら手掛かりが無い。
さらに水が無くなるまで氷山先輩に水を飲ませて元の姿に近づかせる。
喋るようなら給水をやめて氷山先輩に喋ってもらう。
再開によって氷山先輩の記憶が戻るかもしれない。
先ずは二人に記憶を思い出してもらう。

193氷山『エド・サンズ』:2021/08/26(木) 20:00:18
>>190

「おばあちゃん! おひさしぶりです!」

出来る限りの『水分』を摂取して体型を元の状態に戻す
そして、玄関から出てきた老婆に、この前と同じ調子で話しかけた

「ちょっと、この前の事が聞きたくなりまして!」

ところで、今現在『インダルジェンス』は『鎮静』のために常に体に触れている
老婆が『インダルジェンス』の姿に気付いた様子はありますか?

194『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/26(木) 20:26:16
>>191(七篠)
「変わったコトぉ〜〜?
 そうねェ〜〜 特にないと思うんだけどねェ〜〜〜」

『おばあちゃん』の声は妙に高く、そして大きい。

「それよりあなたの『服』 ウぅッフッフぅ
  そーゆーのが流行っているのかしらァ〜〜?」

『椿の枝』はヤングに流行にしているファッションの類と思われたようだ。
特に嫌悪感を覚えている様子はない。

>>192-193(一抹&氷山)
『一抹』が『氷山』について訊く………
その合間に『氷山』が『挨拶』する。

「………? ああ、近所のォ?
 『志原』さんちのお孫さん? よく来たわねェ〜〜〜
 『ノート』?『黒い影』? ちょっと若い人の事は分からないけど〜〜〜

  まァまァまァ せっかく来たんだしあがっていくかい?」

『ひやま』と『しはら』………韻的にはあっているか。
完全に誰かと勘違いされている様子だ。

『氷山』に特別、記憶を失っている、という認識はない。
『きっかけ』も訊かれたタイミングで自然に思い出しただけで、
『どうしても思い出せない』という感覚は、少なくとも『氷山』にはない。

『おばあちゃん』が『スタンド』に気づいた様子はなさそうにみえる。
少なくとも三人が見た限りでは、という話だが―――

195氷山『エド・サンズ』:2021/08/26(木) 20:32:28
>>194

「お邪魔しま〜〜〜す!」

『日野おばあちゃんの家』は居心地がいい
何故なら『夏』に満ちているからだ
だから、遠慮なく家に上がらせてもらう

ところで、今の自分の身長を確認する
水分の補給によってどの程度まで体型が戻りましたか?

196七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/26(木) 20:43:40
>>194

「そうですねー、ちょっと流行ってましてー」

 そう言って言葉を合わせながら、氷山が室内に入ろうとするのを確認すると『椿の枝』を解除し、ついていきながら背中に小さく『クチナシの枝』を生やした。
 もし『リルトランク』に危害が及んだ場合の退避場所だ。

「す、すみません。お邪魔します…」

 玄関の上がり框で一度留まって周囲の様子を確認する。
 靴は何足あるだろうか、ほかに人の気配はあるだろうか。

197一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2021/08/26(木) 20:52:02
>>194
「『志原』…? それはそうと折角だから上がらせていただきます!」

「あとから友達も来ますけど大勢の方が楽しいですよね」

否定も、肯定もしない。『屋内』に潜入する良い口実が出来たので遠慮なく、靴を脱ぎ揃えて日野さんについていく。
氷山先輩の靴も脱がして綺麗に揃える。最低限の礼儀だ。

【と、言うことで良い感じに潜入する理由が出来ました。
 色々なことを根掘り葉掘り聞いてみましょう】

スタンド会話で残り二人に潜入の意思を伝える。
日野さんについて行く最中に奇妙なものがないか探そう。
写真などで日野おばあちゃんの家族構成を知りたい。
独り暮らしだと思うが念のために知るべきだ。

「日野さんは寂しくないの? 平気?」

子供だが子供っぽいふりをして聞き込みを始める。

198『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/26(木) 21:45:28
>>195(氷山)
『氷山』は小学一年生くらいまでの体長を取り戻している。

『おばあちゃんの家』に遊びに来るというのは最高の『夏体験』だ。
『夏』への欲求が強い『氷山』にとってはここは『理想郷』だろう。

>>196(七篠)
流行っている、という言葉に『おばあちゃん』はなぜかニンマリと笑顔で頷いた。
『クチナシの枝』を自身の背中に設置する『七篠』。


靴を確認すると、『おばあちゃん』や仲間たちが今さっき脱いだものしかない。
靴箱にはあるのかもしれないが、人の気配も感じず、とりあえず来客はいなそうだ。

>>197(一抹)
お邪魔する『一抹』。『友達が来る』という言葉に
『おばあちゃん』は『はいはい』と特に否定もしなかった。

「寂しいとか寂しくないとか、そういうのはもう吹っ飛んじゃったわねェ〜〜〜」

『一抹』の問いにそう答える『おばあちゃん』を横目に、
『氷山』の靴も脱がして、丁寧に揃えてあげた。
『スタンド会話』に『おばあちゃん』が反応する様子もない。

>ALL
順番的には『おばあちゃん』『氷山』『一抹』『七篠』の順で入っていく。
入ってすぐに左右に襖がある。その奥にも更に左右に部屋があるようだ。
奥まったところにはドアが設置されており、更に少し右に曲がるような構造になっている。

中にあるものはいかにも『田舎のおばあちゃん』家にあるものといった感じだ。
『夏の風物詩』も多々みられる。今が『夏』だからといえばそれまでだが………
少し気になるのは『虫かご』や『虫とり網』などまでも玄関に置いてあった点か。
まさかこの『おばあちゃん』が夜な夜な『虫取り』に繰り出しているわけでもあるまい。

「じゃあ、ここで待っていてねェ〜〜〜」

『おばあちゃん』は入ってすぐの左側の和室に三人を案内する。
軒下に繋がる部屋であり、『氷山』はここの様子を見た記憶があった。
外の庭がそのまま確認出来る。

中央におおきな和風の机が置いてあり、座布団が並べられている。
『TV台』と、古い型の『TV』がある。『リモコン』と『うちわ』が机の上に置いてあった。
『本棚』もあり、『子供』が好きそうな『漫画』から『婦人雑誌』のようなものまで
家族にあわせたような多種の本が並んでいる。
『本棚』の上には『おばあちゃんと男の老人、初老の男女、更に二人の男女の子供』が
笑顔で写る写真が置いてあった。
『扇風機』と『エアコン』もあり、更に奥に続く『襖』もある。

待っていてね、といった『おばあちゃん』は一端部屋を出る。
おそらく何かを持ってきてくれるのだろう。
よくある子供たちへの『おもてなし』か―――

199氷山『エド・サンズ』:2021/08/26(木) 21:52:06
>>198

「わぁ〜〜〜い!」

『夏への欲求』が満たされるこの空間で氷山ははしゃぎはじめてきた
脱がしてもらった靴もそのままにどたどたと家の奥に上がる
身体の大きさが小学生に戻ったからと言って、知性が下がっているわけではないのだが・・・・
『夏のテンション』はやはり恐ろしい

「前に来た時もここに上がらせてもらったんですよ」

そう言いながら、以前ここに上がった時の事を思い出す
以前はどんなものに興味を持っただろうか、順を追って回想する

200七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/26(木) 21:58:15
>>198

 この場にはおばあちゃんしかいないようだと確認し、なにかあるとすれば『おばあちゃん』によるものだと七篠は考えたようだ。

「ありがとうございます。
 その、お邪魔させていただくのですから、お手伝いさせてください」

 七篠は『おばあちゃん』について行こうとする。
 おそらく台所かどこかにいくのだろうが、なにか普通の家と違うところはないだろうか。

201一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2021/08/26(木) 22:09:54
>>198
【独り暮らしのようですね…】

【じゃあ、物色を始めましょう】

老人にしては子供っぽい物が多過ぎる気がする。
氷山先輩を『鎮静』しながら『襖』を少し開けては中を見て、閉じては別の部屋を覗いて行く。
氷山先輩を抱っこしながら家の『違和感』を探る。

202『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/26(木) 22:35:02
>>199(氷山)

『氷山』は『悪感情』が『鎮静』されているからこそ
純粋な気持ちで、『夏への欲求』を満たしていく。

『氷山』は最初に来た時を思い出す。
軒下で『スイカ』を食べてから『おばあちゃん』と取り留めのない話をした気がする。
ついでにここで『麦茶』をもらったり『干菓子』をもらった事も思い出した。

『特殊なもの』や出来事はなかったように思う。
あえて、この家に漂う『夏の雰囲気』自体に興味を持ち、
それを存分に堪能したといったところか。

>>200(七篠)

「ええェ〜〜  いやァ、いいのにねェ〜〜
  今の若いコはリッパだねェ〜〜
   ええと……『吉川さん家』のお嬢ちゃんだったかねェ?」

『おばあちゃん』と共に『七篠』は席を立つ。
『おばあちゃん』は奥の右に曲がった方へ向かう。
そこが『台所』だったようだ。
わりと古いタイプの『お勝手』と『机』に『椅子』。
『冷蔵庫』『食器棚』が設置してあり、使い込まれた『調理道具』が雑多においてある。

「手伝うことなんてありゃあしないけどねェ〜〜〜。
 でも、せっかくだし『麦茶』でも入れといてくれないかねェ〜〜」

『おばあちゃん』は『七篠』に『冷蔵庫』に『麦茶』があり、
それを食器棚のコップに入れるよう指示する。
『おばあちゃん』自身は『スイカ』を切り始めようとしていた。

今のところ、違和感を感じるところはない。
ただ『冷蔵庫』を開けると、作り置きした『麦茶』と共に、
色々な食料品や食材、調味料などが乱雑におかれている。
単純にそういう性格なのかもしれなかったが、
もしかすると、『認知機能』が落ち、片づけられなくなっているのかもしれなかった。

>>201(一抹)
『一抹』は『一人暮らし』を確認すると、何の躊躇もなく『物色』を宣言する。

ただ、夏を感じ浮かれる『氷山』をだっこしながらの行動はそうスムーズにはいかない。
まず開けた『襖』の奥には『仏壇』が見え、そこには先ほど見た『男の老人』の遺影がある。
おそらくだが『おばあちゃんの夫』というところだろう。
別の部屋を覗くには一度この部屋を出る必要があるが―――

203氷山『エド・サンズ』:2021/08/26(木) 22:47:36
>>202

「痛っ・・・・ 一抹くん、私が言うのもなんですけど、
 あなたもなかなか容赦がないですね・・・・」

体格差もあり、悪感情も抑制されているため、簡単に抱きかかえられる
抱っこされるときに両腕の傷に振動が加わった事で、傷口にずきずきと痛みが出る

「私が最初にここに来た時は・・・・そうですね
『スイカ』が美味しかったかな・・・・・
 あとは『干菓子』をもらったり『麦茶』を飲んだりしましたけど」

何の躊躇もなく一人暮らしのご老人の家を物色する一抹に少し引きながら話す

204七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/26(木) 22:50:10
>>202

「いえ、お邪魔させていただくんですから…」
「わかりました、『麦茶』ですね。
 ちょっと冷蔵庫と棚、失礼します」

 七篠はそう言いながら食器棚からコップを取ると冷蔵庫から『麦茶』を取り出し注ぐ。

  とぽっとぽっとぽっ…

――ご近所さんと間違えたり、冷蔵庫が片付けられてなかったり…。
――『認知症』…なのかな。それなら同じのを何個も買ってたり賞味期限が過ぎてたりするのもありそうだけど…。

 七篠は冷蔵庫内の食品の賞味期限を確認する。『夏』や『8月』のような共通項はないだろうか。

【一抹くん、氷山さん。『おばあちゃん』はもしかしたら『認知症』なのかもしれません】
【冷蔵庫の中がうまく整頓できずにいるようです】
【これからスイカを切り終えたら麦茶を持ってそちらに戻ります。こちらからは以上です】

 念のため、スタンド会話で二人に現状を報告する。

205一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2021/08/26(木) 23:07:14
>>202
「…………」

無言で仏壇に手を合わせる。写真の子供たちは日野さんを置いて上京でもしたのだろうか。
ほんの少し日野さんが可愛そうに思えてきた。

【あはは…全部、氷山先輩を助けるためですから何でも
 私はやりますよ。まだ何も分かってないのですから】

スタンド会話で氷山先輩に抗議しつつも仏壇に置かれているであろう位牌を見ておく。
あとは気になるような物が見当たらなければ、別の部屋を目指して移動したい。
この家の何とも言えない違和感と日野さんの柔らかな対応
それを理解する鍵を探したい。

【『認知症』でしたか。そうでもなければ、私たちを
 家に入れない。妙に夏の気配が濃い理由は…】

【帰って来ますか…もう一部屋だけッ…!】

足音が近付いて来たら部屋の物色を諦めて元の部屋に戻る

206『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/26(木) 23:50:38
>>203(氷山)

『氷山』は『インダルジェンス』にだっこされながら、
されるがままに移動する。

>>204(七篠)

『七篠』は『麦茶』をコップに入れながらそれとなく『冷蔵庫』を漁り、
『賞味期限』などを確認する。よくよく見ると同じ調味料や
『賞味期限』切れのものが存在するが、それは『夏』に限定されたものではないようだ。

「ふうぅ〜〜〜 それじゃあ行こうかねェ〜〜」

『おばあちゃん』は『四切れ』のスイカを皿にのせ、お盆に配置する。
何事もなければ、そのまま戻る流れになるだろう。

>>205(一抹)
『位牌』には『平成21年11月18日』と『戒名』が書かれている。
それを確認してから、もう一度、今の部屋をグルっと見回す。

 特に違和感は………いや。

ふと、雑多な『本棚』の中に、何か『ノート』のようなものがあるのに気づいた。
生前としている『本棚』ではないため、さっと見ただけでは気づきづらい代物だ。
まあ、ただの『メモ帳』や『家計簿』あたりである可能性も十分にある。
それを確認しているうちに『おばあちゃん』が帰ってきそうだし、
それよりも、少しでも別の部屋を探した方がいいのかもしれない。

207氷山『エド・サンズ』:2021/08/27(金) 00:01:35
>>205

「『位牌』・・・ですか 12年前に亡くなられたみたいですね
 それにしても・・・・・うん? これは何でしょうか?」

一抹(『インダルジェンス』)に抱っこされながら移動しているため、『ノート』が目についた
以前来た時に見た事はないが、妙に気になる・・・・

208一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2021/08/27(金) 00:19:20
>>204
>>206
【少し気になる『ノート』を見つけました。
 時間稼ぎしてくださいッ! お願いします!】

物音を立てないように『ノート』を手にし、襖を閉めて元の部屋に戻り『スクールバッグ』に突っ込む。
なぜ、普通の『ノート』に『違和感』を持った?
あの影も『ノート』を手にしているが…

「ちょっと見てみようかな…」

『スクールバッグ』に隠した『ノート』を読む。
氷山先輩から目を離すのが怖いが『違和感』が気になる。
この家に感じる『違和感』。それさえ解き明かせば…

209七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/27(金) 00:27:55
>>206

「わっ…スイカ美味しそうですね。
 あれ?でも『4つ』って…あ!おばあちゃんも一緒に食べるんですね! なるほ…きゃっ」

 七篠は手を滑らせたようにお茶のコップを一つ倒してしまう。
 一抹の指定通り時間稼ぎのためだ。

「『おばあちゃん』ごめんなさい。
 ちょっと手がすべっちゃって…」

 謝りながら片づけをし、数への違和感について追及してみよう。

210『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/27(金) 00:48:12
>>209(七篠)

「そりゃあ食べるよォ〜〜〜
 ババアが食べちゃあおかしいかねェ〜〜」

『おばあちゃん』は楽しそうに笑う。

「ありゃりゃァ〜〜 倒しちゃったかい。
布巾は……ええと、どこだったかねェ〜〜」

『おばあちゃん』は布巾を探しているようだ。
『ティッシュペーパー』もおいてあるので最悪それで拭いてもいいかもしれない。

>>207-208(氷山&一抹)

『一抹』は万引き少年のように、とりあえず
『ノート』をすばやく『スクールバッグ』に突っ込んだが、
そのうち、どうしても気になって隠した『ノート』を読もうとする。

だっこされている状態では『氷山』は角度的に『ノート』を一緒に見ることはできない。
『おばあちゃん』が帰ってきた時、明らかに不自然な態勢ではあるので、
移動しないのであれば、一度、降りるのも手か。

『一抹』はまずはちらっと『ノート』を確認する。

 『表紙』を見るに、これは――――

    ド ドド
              ドドドド
                            ド


             『はすや ばん』


表紙に名前の書かれたそれは、どうやら『絵日記』のようだ。

211氷山『エド・サンズ』:2021/08/27(金) 01:04:45
>>210

「一抹くん、流石にずっとこの体勢は恥ずかしいので下ろしてください」

今は体格が逆転しているとはいえ、元々は3歳も年が離れているのだ
降ろしてもらうように提案して、身じろぎをする

「なんでしょうね? このノートは」

降ろしてもらったのなら、ノートの中身を一緒に見たい

212一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2021/08/27(金) 01:07:23
>>210
「氷山先輩、ちょっと降ろしますね。
 誰かの日記みたいですよ」

「はすや ばん。この日記の持ち主…」

【これは日記ですね。七篠先輩の方は違和感とか
 感じる物は有りましたか?】

氷山先輩への『鎮静』を継続したまま『日記』を読む。
普通の『日記』だ。おそらく内容も普通のはずだ。
日野おばあちゃんが帰って来るまでに急ぎ内容を把握せねばッ!

213七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/27(金) 07:12:39
>>210

「おかしくなんてないです!
 ただ…ちょっと私たちに出してくれるなら
 私たち、『3人』しかいないのに不思議だなーって思っちゃっただけなんです…」
「気分を害したらごめんなさい」

 七篠はそう言いながらこぼした『麦茶』をティッシュで拭き取り、倒したコップを洗うために流しに立った。

「すみません、ちょっとコップ洗いますね」

 七篠はそう言い、おばあちゃんが切り分けたスイカの残りを見ながらスタンド会話を返す。

【お茶をわざとこぼして時間を稼ぎました。それでももうすこししたら戻ると思います】
【賞味期限切れのものや同じ食材が複数ありました。やっぱり『認知症』っぽいです】

【あと、スイカを『4枚』切って持って行くのが気になります…】
【おばあちゃんも一緒に食べるなら数は合ってるんですけど…『黒い影』の分だったりしないでしょうか…】

【それと…普段からスイカを常備してるんでしょうか…? 氷山さんが以前も食べたって言ってましたよね…?】
【一人暮らしっぽいおばあちゃんが刃を入れたら腐りやすいスイカを常備してるのは不思議です】
【私からは以上です】

214『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/27(金) 20:24:34
>>211-212(氷山&一抹)

『氷山』は『インダルジェンス』から降り、
『一抹』がめくる『絵日記』を、共に読み始めた―――

                     ペらり

まず、ページを一枚めくると、
表紙の『ひらがな』の名前からは想像もつかないような
しっかりとした字が目に飛び込んでくる。

『これは僕が【夏の魔物】とたたかった記録であるとともに』
『僕の懺悔の記録でもある』
『なぜなら僕は【弟】を救えなかったのだから』

大きなマス目にそれぞれ一文字ずつ書いているせいで、一ページごとの情報量は少ない。

『【絵日記】に書いたのは【擬態】できるからだ』
『この家において【夏】に類するものは良く馴染む』
『【夏休みの宿題】―――もっとも、僕はいつも完成させられなかったけど』

そして、絵の部分を見ると、そこには見覚えのある姿が描いてある。

           すなわち、『黒い影少年』―――

>一抹
滑らないように『氷山』を『鎮静』する手に集中する。
『日記』を『氷山』の読むペースと足並みを揃えつつ読む。
『七篠』にスタンド会話を送る。
『七篠』のスタンド会話を確認する。

ひとつひとつはなんてことない作業で『同時並行』も出来ない事はないが、
その分、一つ一つの精度は下がる。集中すべき事を『取捨選択』していくべきかもしれない。

>>213(七篠)
「気分を害するなんてそんな事、気にするんじゃあないよォ〜〜〜。
 スイカは好きでねェ〜〜 近所のヤスちゃんが
 いつも売りに来てくれるからつい買っちゃうんだよねェ〜〜〜。

   コップはそうかいィ、洗ってくれるならお願いするねェ〜〜〜」

『おばあちゃん』はそう返し、のんびりと椅子に座りだした。
別段急いでいる様子はなく、時間稼ぎをするならまだまだ可能ではありそうだ。
スイカの皮には『みずよし』というシールが小さく貼ってあった。
生産者か何かの名前かもしれない。

215七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/27(金) 20:33:34
>>214

「私がこぼしてしまったので…。
 ついでにお台所のお片付けも手伝いましょうか?」

 七篠はそう話しながら手を動かす。
 気分はお手伝いさんだ。

「ヤスさん、ですか?
 売りに来てくださるなんて今時珍しいですね。なんだかサザエさんみたいな話です。
 スイカ以外もヤスさんが持ってきてくださるんですか?」

 サザエさんの御用聞きとはまた種類が違うだろうが、七篠にはそう感じたようだ。
 長話をすることでもうすこし時間が稼げるのであれば稼ぐつもりらしい。

【もうすこし戻るのを延ばせるかもしれません】

 七篠はそう一言伝え、おばあちゃんとの会話に注力しようとする。

216氷山『エド・サンズ』:2021/08/27(金) 20:57:37
>>214

「一抹くん・・・・これは・・・・!」

一抹が開く『絵日記』を共に読み始める
この内容から察するに氷山が置かれている状況には『前任者』がいた事になる
この『絵日記』を書いている本人は違う・・・・彼は『黒い影』が見えているようだ
そうなると、ここに記載された『弟』こそが・・・・・

「一抹くん・・・・『インダルジェンス』の手を離してください
 流石の私もこのまま暢気している状況じゃないって事はよくわかりました
『インダルジェンス』の『抑制』が無ければこの『手』を使う事も出来そうですし、
 探索の効率も上がるはずです」

一抹の眼を見て、真摯に訴える
『悪感情抑制』がなくなれば、また以前の様になる可能性もあるが・・・・その『衝動』は意地でも抑える

「・・・・・信じてください」

そして、この訴えで『インダルジェンス』の手が離れたのなら、
腕の傷の『溶接』に全神経を集中して、まともに手を動かせるまでに修復を行いたい

>>213>>215

【ありがとうございます、七篠さん
 おばあちゃんですからね・・・・ちょっと忘れっぽくなってるのかも
 こちらは奇妙な『絵日記』を見つけました
 どうやら、私と同じ状況になった子のお兄さんが残した日記みたいです
 日記の解読を進めますのでもう少しだけ、足止めをお願いします】

スタンド会話で七篠に状況を伝えたい

217一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2021/08/27(金) 21:09:05
>>214
多少は『違和感』がある屋内。優しいおばあちゃん。
何も警戒するものは存在しないのではないか?
そして、めくった日記の内容に血の気が引いた。

【これはッ!? 被害者の日記ッ! 少し読むのに集中
 します。必要な情報は引き続き伝えてください】

あまりにも衝撃的な内容と以前の被害者が存在する事実。
手が震えそうになる恐怖を押し殺して日記の続きを読む。

218一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2021/08/27(金) 21:12:41
>>214
「では、手を離しますよ」

こんな恐怖を目にして浮かれるような人ではない。
手を離して氷山先輩を心配しながら読み進める。

219『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/27(金) 22:23:53
>>215(七篠)

「いいのかいィ?
 悪いねェ〜〜〜 お言葉に甘えちゃおうかねェ〜〜〜。

ヤスちゃんは近所の『八百屋』の倅だよォ〜〜〜
 新鮮な野菜だとか果物を持ってきてくれるんだよォ〜〜
 あそこは親父も出来が悪くてねェ〜〜〜」

『おばあちゃん』は『七篠』の申し出に甘えることにしたようだ。
嬉々として話し始めるのはやはり寂しかったのかもしれない。

話を続ける『七篠』。
その間に少しでも自体が好転すると良いのだが―――

220『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/27(金) 22:26:14
>>216-218(氷山&一抹)

『氷山』は『一抹』の眼を見て、真摯に訴える。
『信じてください』と訴えるその姿に、『一抹』は心動かされる。
こんな恐怖を前に浮かれるような人ではないはず。
そう信じて、『インダルジェンス』の手をそっと離す。


  『鎮静』は今、解除され――――






       『いヤッッッホい―――――――ッイイ!』

    夏
              夏            夏

        夏

                  夏

                                夏


        『 S   U   M   M   E   R ! ! !』


         『夏ってばサイコォ―――――――――ッ!!!』

よしッ! 『氷山』は言葉巧みに『一抹』を誑かし、
ついに『鎮静』の手をどける事に成功するッ!

今まで抑えられていた『夏への過度の興奮』が一気に噴出していく。
『日記』とかそういうのはどうでもいいし、いますぐスイカを丸かじりしたり、
『扇風機』の前であああああああとか言ったり、
アイスを頬張ったり虫取りしたりラジオ体操したりしたい!
『おばあちゃんの家』の中で、『氷山』の『夏への欲求』は爆発した。

 ………

『夏の風物詩』満載の『おばあちゃんの家』に遊びに行く。
『夏の醍醐味』が詰まった行為のひとつであり、
『氷山』はここに訪れてからずっとその空気をずっと浴びていた。
それを『鎮静』された『氷山』は穏やかに『満喫』していたのだ。
その『興奮』は『鎮静』されていたからこそ、気づけなかった―――
せめてこんな場所に居なければ、
『氷山』の精神力でもう少し耐えられたのかもしれないが………

『悪感情』は、『痛み』のようなものだ。それは『防御反応』のひとつであり、
それが抑えられている事で『真の危険』に気づけない事もある。
もし、『鎮静』されていなければ、『氷山』はこの『民家』に入った時点で、
過度な興奮状態に陥っただろう。そうなれば他の二人がすぐに止めたはずだ。

 『氷山』が、この『民家』に『鎮静』されながら入る………

            ・ ・ ・ ・
   この『最悪』が始まった時点で、全ての『運命』は決まっていたと言っていいだろう。

>>218(一抹)

『一抹』は、ふと、自分が『致命的』なミスを犯した事に気づいた。
それは今、『鎮静』の手を外した事だけではない。

『一抹』は氷山にかけられているのが『夏を満喫させて異形に変えるのが能力』と気づいていた。
それなのになぜ、『氷川』の話ですでに『夏の風物詩』が満載の、
『きっかけ』となるほど夏の匂いが濃厚な『民家』に『氷山』を連れてきてしまったのだろう。
重傷の『氷山』を『七篠』と二人で『寮』でケアし、『民家』の探索は『鉄』や『芦野』に任せる。
本当に『氷山』のためを思えば、そういった『選択肢』もあっただろう。

いわゆる『大岡裁き』の中に、『子争い』という有名なエピソードがある。
とある子供の『母親』だと主張する二人が奉行である大岡越前の前で
『子』を引っ張り合い、勝った方が『母親』だと認定する―――という話だ。

『氷山』への容赦ない『刃』と『毒』、重傷の『氷山』をつれ回し、
腕が使えないことへの配慮はなく、無遠慮に怪我した『氷山』を抱きかかえる………

『一抹』の中で『影から氷山を奪い返す』という目標だけがあまりにも先走りすぎてしまった結果、
『氷山』自身に対する『配慮』が足りず、『最後まで腕を引っ張る母親』になっていたのかもしれない。

221一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2021/08/27(金) 22:44:56
>>220
「これだから神父に向いてないんだァァーーッ!!」

『元凶』と関連の有る氷山さんを連れて来なければ、とばかりに考えていたが逆効果だった。
頑なに位置やバス停の場所を教えなかったのも…
しかし、日野おばあちゃんの家で戦闘を行うわけにはいかない。

「2連続はつらいから『日記』に集中しましょう…」

攻撃してくるならスタンドで防御するがキリが無い。
『日記』を読みながら隙を窺うしかない。
夕立先輩も加われば戦闘にはなるが今は無理だろう。

222七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/27(金) 22:54:51
>>219

「そうなんですか、八百屋さんなんですね。
 来てくれるなんて優しい方なんですね」

 七篠は会話を続けながら台所を片付ける。
 スタンド会話が来なくなったことを不審に思いながらも会話を続ける。

「そういえばこの間、氷山さん…私と一緒にいた女の子が来たときってなにかお話とかされていたんですか?」

――足留めを頼まれてる以上、なんとか引き伸ばさないと…。

【こちら、状況に変化なしです。足留め継続しています】

 なにか物音が聞こえたり、周囲に変化はないだろうか…。

223氷山『エド・サンズ』:2021/08/27(金) 23:04:49
>>220

「ひゃっふぅぅぅぅううう〜〜〜〜〜っ!!!!!」

『夏』!『夏』!『夏』!
一抹くんもまだまだ甘いですねぇ〜〜〜〜っ!!
あと少し警戒心があればこんな言葉に騙される事もなかったのに!
あ・・・・でも、この腕では『夏』を楽しめない・・・・
全力で『夏』を楽しまないといけないのに・・・・
まずは腕の修復をしてみますか!

224『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/27(金) 23:47:44
>>222(七篠)
「あの女の子? 『志原』さんちの?」

『おばあちゃん』はまだ、『氷山』を別の人物と勘違いしているらしい。

「どうだったかねェ〜〜〜
 イヤな記憶はないからね、楽しかったんだと思うわよォ〜〜」

とぼけているわけではなく、本当に忘れているようだ。
『七篠』は『スタンド会話』で呼びかけていく。
さきほど見つけた『日記』とやらに集中しているだけかもしれない。

……さきほどの部屋が何か騒がしい。
おそらく、『氷山』と『一抹』、二人が何か叫んでいるようだが―――

225『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/27(金) 23:48:52
>>223(氷山)

『夏』ッ!

 『夏』『夏』ッ!

  『夏』『夏』『夏』ッ!

    『夏』『夏』『夏』『夏』ッ!

       『夏ゥ―――――――ッ!』


      「ひゃっふぅぅぅぅううう〜〜〜〜〜っ!!!!!」


『氷山』の『夏への思い』は『最大限』に高まるッ!
『腕』を治してたくさん遊んでたくさん食べて
海とか山とかたくさんたくさんたくさんたくさん

 …………



              あ




もう、そんな『日』か―――『夏休み』ってあっと言う間だ。
『おばあちゃん家』に行ったら、時間なんて溶けていく。
本当は『夏祭り』、行きたかったな――――


 ………

『氷山』には、認識できない。
認識できないが、皆が言うのだから確かに『そこ』に居るのだろう。

おそらく、眼前の存在は、最後の『宿題』を終わらせるべく、
熱心に『色鉛筆』を走らせているのだろう。

やがて、その存在は、最後に、満足そうに、『色鉛筆』を置くのだ。


 そして―――

――――――――――――――――――――――
8月31日                  はれ
――――――――――――――――――――――
 いろいろ あったけれど あきは は
 ぶじに かきごおりに なりました
 なつのいちぶ に なれて あきは は
 いちばん うれしそうでした
――――――――――――――――――――――


                                氷山あきは→『夏の終わり』

                                『サマー・フォーエヴァー!』
                                     →ミッションクリア!

226<削除>:<削除>
<削除>

227『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/28(土) 00:00:26
>>221(一抹)

鎮静を逃れた『氷山』は再び『夏』に囚われてしまったようだ。
『二連戦』はキツいと判断した『一抹』は、とりあえず『日記』に集中する事とした。

………と、ここで『TV裏』から不意に現れたのは、『影』だ。
『黒い影』は、よほど嬉しい事でもあるのか、『氷山』に近づき、『ノート』に色鉛筆を走らせる。

『攻撃』などしてもおそらく無駄だろうし、『鎮静』も効果がないのではないかという直観がある。
『黒い影』はあくまで『観測者』に過ぎないのだ―――

『黒い影』が書いているものがチラリと見えた。
『8月31日』と書かれた日付。
言うまでもなく、それは『8月の終わり』の日付だ。

そして―――

急に『氷山』が満足げな表情を浮かべ、
見る見るうちに小さくなったかと思うと、
その場にはただ、『かき氷』がひとつ、残された。

『一抹』はその光景に息を呑み、思わず、手持ちの『絵日記』を落としてしまう。

落下し、偶然にも開いたそのページには、

『【夏の魔物】が観察対象にするのは常にひとり』

『【夏の魔物】は完全に対象を【夏の風物詩】に変えた後、【その夏】の活動を終える』

『そうなれば次の夏まで【夏の魔物】は姿を消す』

『姿を消してしまえば、【夏の風物詩】化は確定してしまう』

『ただ、例外もある。誰かが【夏の風物詩】になった瞬間』

『その場に他に【夏を満喫しているもの】がいれば』

『【夏の魔物】はひと夏にもう一人だけ憑依する事もあるようだ』


                             と、書かれていた―――


『決断』をするのは『一抹』だ。

                   『運命』はけして、『強制』はしない。

ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453051014/736n

228七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/28(土) 00:27:31
>>224

「…?」

 七篠はなにやら二人がいる方が騒がしいのに気付いたようで片付ける手を止め、おばあちゃんに話しかける。

「ごめんなさい、ちょっとお手洗いお借りしてもいいですか…?」

 下腹部に手を当てながらそう言い、おばあちゃんから離れ二人がいるはずの方向に行ってみるようだ。

【なにか、騒がしいですが大丈夫ですか…?】

229一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2021/08/28(土) 01:03:55
>>224-227
「よし、やるか。次はわたしの番だ…」

スマホで『日記』の写真を撮って送信し、急いで『夏の風物詩』である『扇風機』をスタンドに持って来させる。
『恐怖』はある。だが、それ以上に『夏の魔物』への報復心が強い。

【結論から言います。氷山先輩が『かき氷』になって
しまいました。ですが救う手段はあります】

【『日記』によれば、『犠牲者』が出た近くで夏を満喫
する者が居たら、もう一度だけ憑くようです】

【嫌なら逃げてください。なるべく自然にですよ?
では、私は『夏の魔物』に喧嘩を売ります】

【さようなら】

セットした扇風機のスイッチを押すと同時に自分の首元を押さえて『鎮静』。
これが通じるか分からないがやるだけのことはする。

「はい、次はわたし。来なさい」

230氷山『エド・サンズ』【かき氷】:2021/08/28(土) 01:13:49
>>225
『かき氷化』について質問です

・念のためお聞きしますが、人間と意思の疎通は出来ますか?
・スタンドを出す事は出来ますか?
・普通のかき氷と何か違う点はありますか?
・溶けたり、食べられたらどうなりますか?
・何らかのスタンド能力で『複製』されたり『別のもの』になった場合、
 能力が解除されて人間に戻った時どうなりますか?

回答、よろしくお願いします

231『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/28(土) 01:29:42
>>229(一抹)

『一抹』は『絵日記』の開いたページを写真に撮って『鉄』と『芦田』に送る。
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1456056964/246-n

その後、『スタンド会話』で『七篠』に情報を伝え―――

『扇風機』のスイッチを押すと同時に『鎮静』を図る。
『悪感情』である『報復心』や『恐怖』は抑えられ、そして………

それを見た『影人形』は少しだけ笑った後、
その姿をスゥ………と消した。

それと同時に―――『一抹』の中に『夏』への欲求が生まれる。
つまりは、『一抹』も憑依されたという事だろう。

『氷山』の時もそうだったが、『夏を楽しみたい』というこれは『悪感情』とは言えない。
『黒い影』への『悪感情』を『鎮静』している今、
『一抹』は『黒い影』に逆らおうという気が薄れており、
それよりも『純粋に夏を楽しみたい気持ち』が強くなっている。

ただ、同時に、『過剰な興奮』を抑えられた『一抹』は『冷静』だ。
このままだと『情報』を流した『スタンド使い』達が自分を止めに来るだろう。
そうなる前に、この場から逃げなくては―――

『一抹』は瞬間的にこの部屋から繋がる軒下に出て、
『夏』のひまわりなどに紛れ、この『民家』から逃亡を図る。

―――足取りが、妙に『ふわふわ』と軽い。
―――これも夏を楽しむ故の『変化』だろうか。


                           『一抹貞世』→『サマー・フォーエヴァー!(残暑)』、開始

232『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/28(土) 01:36:30
>>230(氷山)

・念のためお聞きしますが、人間と意思の疎通は出来ますか?
A.通常、出来ません。

・スタンドを出す事は出来ますか?
A.不明です。

・普通のかき氷と何か違う点はありますか?
A.特にないです。あなたは一介のかき氷です。

・溶けたり、食べられたらどうなりますか?
A.溶けても死ぬわけではなく、冷やせば復活します。
  全部食べられなければかき氷を足せば復活します。

・何らかのスタンド能力で『複製』されたり『別のもの』になった場合、
 能力が解除されて人間に戻った時どうなりますか?
A.不明です。

233『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/28(土) 01:38:59
>>228(七篠)

「ああァ〜〜〜いいとも、いいともさァ」

『おばあちゃん』はニコヤカに七篠のトイレを許可する。

「ここに来る前にドアがあったろ?
            そこが『トイレ』だからのォ〜〜」

『スタンド会話』を飛ばしてみると………
『一抹』から断末魔に似た『スタンド会話』が返ってきた(>>229)。

234『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/28(土) 01:41:53
>鉄&芦田

『鉄』がその『民家』を見つけたのと、
『芦田』のハイエースがようやく『民家』に辿り着いたのは、
偶然にもほぼ同じタイミングだった。
お互い、『件の民家』を意識しているため、声をかけやすい環境ではある。

『平屋』のいかにも田舎の雰囲気を濃密に漂わせた『民家』。
ここが、『一抹』から情報が送られてきた『いわくつきの民家』なのだろう。
『一抹』から情報が来た後、すぐに行動した為、そこまで遅くなったわけではないと思うが―――

そして、二人の『スマホ』がメッセージを受け取る。
(ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1456056964/246n)

『芦田』の基本情報(>>184)。

『鉄』は、名前・簡易プロフ・スタンド能力・持ち物・一言・その備考(あれば)を書きつつ、
初期レスを下さい。

235七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/28(土) 01:42:16
>>233

「ありがとうございます」

 七篠はそう言ってそそくさと台所を後にすると二人のいるはずの部屋へ向かった。

【一抹くん!?】
【さようならってどういうことですか!??】

236氷山『エド・サンズ』【かき氷】:2021/08/28(土) 02:01:21
>>232
回答ありがとうございます

237芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/08/28(土) 02:37:11
>>234(よろしくお願いします)

――キキィ!

「へぇ〜〜中々良いところ か? 老後にゃウィゴーちゃんと
一緒に、こう言う場所で過ごすのも良いと思わない? ウィゴーちゃん」

『そん時は自立型になって、あんたの所から離れてますーー!
あと、ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトって呼べ!』

あっちーなで手うちわで顔を扇ぎつつ、てきとーな場所でハイエース降りて
ポリタンクの水を一個。車から降ろしつつ……おそ松? 14松?
あぁ、カラ松と愉快な二人組 内一名はリタイアで
ちょろ松が何か変なのに夏満喫モンスターに絶賛され中だったか。
とりあえず冷や水ぶっかけたら、少しは持ち直すのかねー。

「ん? てめーも、依頼されて来た口か? 兄ちゃん(鉄PC)」

んで、近くにいるだろう奴(鉄PC)に声をかける。
居なかったら居なかったで、そりゃ何時も通りの独り言だな!

『初対面の方なんだから、もう少しまともな自己紹介してくださいよ……。
こんにちは、私はウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト。
こちらの素行不良の本体は芦田と言いまして、一抹さんと言う方を
救助する為に、その方の友人から依頼されて赴きました。
あ、私の声は聞こえてますか?』

「そりゃー、俺の天使の声だもん。聞こえなかったら聞こえなくて
俺だけしか聞けないスイートハニーの声を独り占めで。
聞こえたら聞こえたらで、話が早く済んで助かるで損は誰もしねー
幸せな世界じゃないのウィゴーちゃん」

『ちょっと、お口チャックしてね。
あと、ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトって
いい加減ちゃんと呼んでくれないかなー!? (怒)』

何時もの夫婦漫才『夫婦違う!』しながら民家に歩いて近づくぜー。

238一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2021/08/28(土) 03:01:14
>>231
「天敵の夕立先輩からの逃亡を優先とする。
 七篠先輩は臆病。大したことはできまい」

『民家』から飛び出して向日葵に紛れて駆ける。
今の私なら誰も追いつけない。最高の自由だ。
ずっと抱いてきた『目標』からだって『夏を満喫』しちゃえば解放される。

「派手に動くとバレる恐れがある。どうせ、追いつけない
 お腹が空いたから向日葵の種を食べるか…」

「夏と言えば食の季節。スイカ畑も有ったら良いのに…」

ちいさい一抹では向日葵の種に手が届かないだろう。
しかし、先程から身体が軽い気がする。
試しに跳躍して向日葵の種の部分に食らいついて折る。
可能なら向日葵の種を貪る。

「『速さ』だ。『速さ』さえ有れば負けない。
 夕立先輩も、七篠先輩だって恐れるに足りない」

よく考えたら『民間』に着くまで何も食べていない。
身体が軽ければ跳躍して周囲が見渡せるのに…
この弱々しい身体に必要なのは『速さ』だッ!

239鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』:2021/08/28(土) 20:56:01
『名前』:鉄 夕立(くろがね ゆうだち)
『簡易プロフ』:
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050739/152
『スタンド能力』:視認した『刃』から殺傷力を奪い、なまくらにする。
奪った殺傷力は、その『刃』の形を成して手に発現出来る。
奪う際にも殺傷力が刃の形を成してこのスタンドに飛来し、それを吸収する。
その飛来経路に無生物があっても透過し、生物がいれば容赦なく切り裂く。

『シヴァルリー』
破壊力:B スピード:C 射程距離:E(2m)
持続力:B 精密動作性:B 成長性:C

奪った殺傷力は複数『統合』して『研ぎ澄ます』事で、
それらを一本の『刀』の形に変えた上で手に発現する事も出来る。

『シヴァルリー・セッション』Chivalry Session
破壊力:C〜A スピード:―  射程距離:D(4m)
持続力:B  精密動作性:―   成長性:―

【記】『スタンド能力詳細まとめスレ』
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/192-193

『持ち物』学生服(夏服)、スニーカー、スマホ、腕時計。
【財布、500mlペットボトル二本、鉄釘[75mm×15本]】はショルダーバッグに入れている。
黒曜石のネックレス。

『一言』なんとかクリアできるようにがんばります。
『備考』特になし。



>>234

「・・・・・・・・・・」
「まさか、氷山さんと一抹くんがやられてしまうとは」「だが、まだ死んだわけではない」
「まずは謎を解かなければ…この奇妙な現象の謎を…」

スマホをしまい、前にある『民家』を向く。
自転車はここに止めておこう。幸い、10km程しか離れていない場所で助かった。
そして時を同じくして現れた、『スタンド使い』の男性。
どうやら自分と同じく、一抹くんから救援依頼を受けてきたようだ。
そして彼のスタンドは、『さんずさん』と同じく自ら会話をするタイプらしい。

「よろしくお願いします、芦戸さん、『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』さん。
 オレは鉄 夕立(くろがね ゆうだち)、清月学園高等部二年生です。
 スタンドは『シヴァルリー』。戦闘ならば、多少は力になると思います」

挨拶と自己紹介を交わし、そして『民家』へと向かう。
現状はどうなっているのか、確かめなくては。

240『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/28(土) 21:51:58
>>235(七篠)

『七篠』は『おばあちゃん』に感謝を述べつつ、急いで『部屋』へ向かう。

『部屋』に入ると―――そこには、誰も居ない。
二人は『別の部屋』を調べているのか………

 ………いや、そんな事を考えるのは、『気休め』に過ぎない。
『さようなら』などという言葉を遺して消えた『一抹』。
あれを聴いて何もなかったとは到底、思えない。


                  そして。


『部屋』の畳には、ひとつの『かき氷』と、無造作に開かれた『ノート』が転がっていた。
『軒下』に繋がる『扉』は開け放たれ、また、『扇風機』が先程とは違う位置に移動している。

241『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/28(土) 21:53:20
>>238(一抹)

良くも悪くも芯の尖った『刃』のように、『一抹』の精神は『一直線』だ。

『夏を満喫する』という『精神操作』の能力により、彼の心は、
先程とは打って変わって、『仲間』であった『鉄』や『七篠』から逃れる術を模索する。

『進行』が早いのは『一抹』がこの『夏を満喫する』能力について、
予め深く知っていたせいなのかもしれない。
『一抹』は『夏を堪能する』ほど、自らの白い肌がフワフワと『煙』のように膨らみ、軽くなるのを感じた。
『氷山』は最終的に『かき氷』となったが、果たして『一抹』は―――

いやまあ、そんな事は『夏』を楽しむ事に比べたら些細な話か。

『一抹』は軽やかに跳躍し、『向日葵』を手折り、その種をボリボリと貪る。
この勢いで、ここに来る際に『バス』から見えた『スイカ畑』を襲撃するのも良い。
『一抹』は、『一抹』なりの『夏の楽しみ方』があった。

242『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/28(土) 21:54:20
>>237>>239(芦田&鉄)

事態はなかなかに深刻なようだが、
いつものように軽口を叩き合う『芦田』とその『スタンド』。
彼らが邂逅したのは真面目そうな男子高校生、『鉄』である。

お互いに挨拶と自己紹介をかわしながら、二人は『民家』へと近づいていく。

『民家』には、一見、なんの変哲も、異常も感じられない。
玄関近くまでやってくると『日野』と書かれた表札が見える。

そして、二人は『軒下』の奥の部屋の扉が開け放たれているのに気づく。
そこには何か、『少女』のような人影がちらついている。

243鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』:2021/08/28(土) 22:13:08
>>242

「一抹くんからの情報では、どうやら能力の対象は常に『一人』のようです」
「氷山さんは既に能力が『完成』してしまったようで、
 代わりに一抹くんが能力を引き受けて、猶予を伸ばしている、と自分は判断しましたが…」

この場合、どこにいるか分からない一抹くんを探すよりかは、原因を突き止め能力を解除すべきだろう。
しかし、ここで起こった事態そのものを把握している人間はいるのだろうか?
一抹くんの先輩である七篠さんはいたようだが、彼女から話を聞けるならばありがたい。

ゆっくりと、静かにその『少女』へと近付いていく。
もしその『人影』が文字通り、一抹くんの言ったような影の姿だったなら、
向こうから見えないような位置に身体を隠しておこう。

244七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/28(土) 22:19:49
>>240

【一抹くーん!!! どこにいるんですか!?】
【夏を満喫したら大変なことになっちゃうんですよ!】

 七篠は『おばあちゃん』に聞かれないように、スタンド会話で一抹の名を外に向かって呼びかける。
 おそらく開いた『扉』から出て行ったはずだろうが…。

――…最後の会話からして…たぶん、この『かき氷』は氷山さん…。
――……氷山さんが溶けたらどうなっちゃうかわからない以上、外には出られない…。
――でも、ここに置いておいたら『おばあちゃん』に食べられちゃうかも…。

 七篠は落ちている『ノート』と『かき氷』を持ち、どうするか判断に迷っている。

――一抹くんが夏を満喫するのを止めるか、氷山さんが溶けるのをどうにか回避するか…。

 七篠はひとまず『かき氷』の器に4枚『手のひら大の付箋』を貼ってそこから『バルサの枝』を4つ、ピラミッドのように覆う形で生やすことにしたようだ。
 『バルサ』はまるで『発泡スチロール』のような内部構造をしている枝で断熱性が高い。溶けるのをいくらか防止できるだろう。

バルサ
ttps://www.flower-db.com/ja/flowers/ochroma-pyramidale

245一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/08/28(土) 22:45:22
>>241
「この身体なら誰も追いつけない。なんて便利な…
 もし、みんなに見つかっても勝てるじゃないか!」

普段の一抹なら口にしない傲慢な考えがスラスラ出る。
どうせ、見つかったところで追いつけまいよ。
誰かを心配する必要も無いし、有象無象に気を揉むのも馬鹿らしい。

「ふふっ、ククッ…クスクス…」

思わず『影』と同じ嗤い声が出てしまうほど気分が良い。
食べられなかったスイカを求めて来る際に見かけたスイカ畑を目指し走る。
ただ、『インダルジェンス』を解除すると奇襲に対応できない。彼を置いてかない速度で走る。

「とぉーぅ! あははははっ!! えーいっ! よっと!」

ついでに軽くなった身体がどれだけ跳躍可能かも試しながら移動。
夏は『自由』だ。氷山先輩とは違う楽しみ方をするのが私
ド直球なだけではなく遊び心を加えてマイペースに!

246芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/08/28(土) 23:39:37
>>242

「おぅ、よろしくなー。ちなみに、おめーは前衛。ウィゴーちゃんは後方支援担当って
感じで役割分担してくれ。あとウィゴーちゃんを傷つけたら、てめーから先に始末する」

『何でやねん!? 初対面の協力者に行き成り暴言か、あんた!??
あと、自分はウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト!
とにかくっ、中を調べましょうっ。猶予はそんなに無いと報告を受けてますし!』

どれ程の危機的状況でも俺は何時だって俺よ。
惚れてくれていいぜ、ウィゴーちゃん。『しねーよ!』

「おーーーい! トド松、いるかーーーっ?『一抹さんでしょ!』
まぁ、これで幾らか反応が戻ってくるだろ」

『まったく……とにかく、私は先に中に入ってますからねっ』

芦田は玄関口で声を掛け、先にウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトは玄関より
中へと入っていく。

『すみません! 一抹さんの知り合いより救助の依頼を受けて来ました!』

ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトは、そう声を上げつつ進む。

247『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/29(日) 00:04:00
>>243(鉄)
『鉄』はゆっくりと『少女』に近づく。
情報どおり、というべきか、その『少女』は―――『七篠』だ。

『軒下』から見える『部屋』は普通の和室と言える。
中央に『テーブル』、端に『TV』や『本棚』などが設置されている。

『七篠』は『ノート』のようなものと、変わった木製の何かに包まれた『オブジェ』のようなものを持っている。

>>244(七篠)
『七篠』の『スタンド会話』による『呼びかけ』は一方通行で虚しく響く。
この事件に関しては完全に『一抹』に言うがままだった『七篠』。
『一抹』を見失った今、果たしてどう行動すべきなのか―――

とりあえず、ノートを拾い、『かき氷』を『バルサ』で囲む。
そうこうしているうちに―――

                             ガサッ

外から音がしたので、そちらに目をやると、
『七篠』の見知った顔、『鉄』が『軒下』の外に立っていた。

それとあわせて、『玄関』から賑やかな音が聞こえる。
おそらく複数人、誰かが入ってきたようだ。

>>246(芦田)
『芦田』達は『鉄』に言いたいことをまくし立てると、
『鉄』や『少女』の事など気にせず、正面玄関からズカズカと入っていく。
『鉄』の動きを無視すれば『前衛』や『後方支援』などあったものでないが―――

玄関から左の部屋の扉は開いている。
これは『軒下』に繋がっているであろう部屋だ。
あとは右に一部屋、更に奥に左右に扉、
正面奥に扉、更に右に曲がる通路があるようだ。

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』の姿や声は、普通の人間には見えない。
先行しても『一般人』には気づかれない恐れがある―――

248『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/29(日) 00:05:41
>>245(一抹)

『一抹』は自分の身体の奇妙な変化について意識する。

確かに軽くなった分は早く動けるのだが、それはあくまで以前よりは、という程度だ(Cの範囲内)。
それより特筆すべきは『跳躍力』か。垂直距離にして『2m』は跳べるようだ(スB相当の跳躍力)。
『インダルジェンス』は追従状態にしておけば、置いていく事はないだろう。

スイカ畑に向けて駆け抜ける『一抹』。ほどなくして辿り着くはずだ。

249芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/08/29(日) 00:23:19
>>247

「俺の声に反応して家屋から誰も顔出さねぇって事は
さっきの奴『少女』以外、不在か?」

『うーん、先に内部を調査するより。こちらに居る協力者の方達に
話を聞くべきかと』

「そーだね、ウィゴーちゃん。流石はマイ・エンジェル!」

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト! その誉め言葉やめろ!
サブいぼが吹き出るわ!』

家の中を調べるのも良いが、このままじゃ手がかりも何もないし
とりあえず目につく人物『少女(七篠)』から情報交換すべきだろ。

開いてる左部屋の扉、そっから『軒下』へとウィゴーちゃんと
『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトです!』
一緒に向かう。あと、水の入ったポリタンクは片手に携行してるぜ。

250七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/29(日) 00:32:28
>>247,243

「ひゃ…鉄さん……でしたよね…?」

 以前『アリーナ』で一抹に会いに来ていた『男性』、鉄にどこか怯えながらも七篠は声をかけた。
 一抹が助っ人と言っていたのを思い出したのだ。
 そして『木のオブジェ(かき氷)』を抱えながらスタンド会話に切り替えて話を続ける。

【スタンド会話でごめんなさい、奥に人がいるので】

【そ、その…もしかしたら一抹くんから聞いてるかもしれないですが…。
 これ、『氷山さん』なんです…】

【たぶんなにかのスタンド攻撃で、ここに来て『夏を満喫したい』って気持ちになったらしくて…。
 それで『満喫』しきって『かき氷』になっちゃったらしいんです。
 今、私のスタンド能力で保温してます…】
【一抹くんも『夏を満喫したく』なってどこかに行っちゃったみたいで…】
【こっちの『ノート』が過去の『被害者の日記』らしいです。
 もしかしたらヒントになるかもしれないです】
【室内には『おばあちゃん』が一人、認知症みたいです】

 七篠は焦るように言葉を重ねる。

――トイレに行くって言って離れちゃったから…そろそろ『おばあちゃん』が怪しみはじめちゃいそう…。
――まずはなにより情報共有。
――……もし、『おばあちゃん』が呼びに来たら…そしたら鉄さんに『ノート』と『氷山さん』を預けて戻って遅延を…。

 七篠は『男性』である鉄にすこしばかり怯えながらも頼るつもりのようだ。

251一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/08/29(日) 00:33:45
>>248
「しあわせは歩いて来ない〜! 二歩下がって…
 えっと、まぁ、いいや。お腹空きました!」

「しかし、私は氷山先輩と違って『拘りたい』のです。
 市販の微妙なスイカは飽きました。ガッツリ行きたい」

スイカ畑に到着したら『巻きひげ』を見て歩く。
学校の収穫授業で習った記憶が正しいなら根本までが茶褐色のスイカが熟した証。
そうでなければ、そいつはスイカではない。ゴミだ。
続いて叩いたらポンポンと澄んだ音色が出るか試す。
ここで高い音だと駄目だ。中身がスッカスカで不味い。
逆にボンボンという重い音は熟し過ぎてべっちゃりだ。

「これが難しいのですよ。数をこなして平均的な音と
 異音を何度も聞き比べてコツが掴める…」

休憩を入れながら『理想のスイカ』を探し求める。
『妥協』は許されない。一度でも『妥協』するとズルズルとラインが低くなってしまう。

252鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』:2021/08/29(日) 00:45:13
>>246-250

何故彼のスタンドを傷付ける話になるのかは分からないが、恐らくスタンドへの愛情を示したいのだろう。
仲睦まじいのは良い事だ。頷きながら、七篠さんへと声をかけに行く。
が、先に声をかけられて頷いた。こちらも『スタンド会話』に切り替える。

【こんにちは、七篠さん。…事情は把握した。情報をありがとう】
【普通なら信じられないような事態だが、『スタンド』ならあり得ることだな】

七篠さんは怯えている。流石にいきなり友人が洗脳されてしまえば、こうなるのも自然だろう。
氷山さんとも知り合いだったかは分からないが、少なくとも人間の状態では会っていたはずだ。
人間がいきなりかき氷に変えられる─────戦いに慣れない少女が怯えるには十分な現象だろう。
そう判断した。

【七篠さん。身の危険を感じているのなら、後はオレともう一人の芦戸さんに任せて一旦自宅へ帰った方がいい】
【あの一抹くんと氷山さんが不覚を取る程の相手だ。正直、キミを守れる自信はない】
【だが、必ずあの二人は元に戻すと誓う。だからキミは無理にここにいる必要はないんだ】

そう言って、彼女の返答がどうあれノートを受け取りに行く。
認知症のお婆ちゃんが本当にその通りならば、今のところ一番の手掛かりはこのノートだろう。

253『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/29(日) 02:27:00
>>249>>250>>252(芦田&七篠&鉄)

『芦田』の声が届いたのか届いていないのか―――
とりあえず誰も出てこないので、左の『部屋』へと向かう。
そこでは『軒下』側から『鉄』がすでに『七篠』と語っていた。

『七篠』と『鉄』は『スタンド会話』で語る。
『七篠』は今までの概要を、『鉄』は『七篠』に場合によっては
帰宅する事を提案しつつ、『ノート』を受け取ろうとする。

254『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/29(日) 02:31:23
>>251(一抹)
『スイカ』を物色し始める。せっかく『夏』を満喫するのなら妥協は許されない。
真剣な面持ちで『理想のスイカ』を追い求める。
幸い、今はまだ見つかってはいないがあまりにも時間をかけると
『誰か』が来てもおかしくはないだろう。

255一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/08/29(日) 03:38:38
>>254
なるべく条件に合ったスイカを『慈悲の刃』で斬り取り見つからないように移動。
スイカは『インダルジェンス』に持たせてスイカ畑から低めな跳躍の連続で離脱しよう。

「えへへ、やったぜ! でもなぁ、皿が無いって折角の
 スイカが映えないから駄目だ…」

「地べたに置いて食らうなど風情が無いッ!」

やり場の無い苛立ちをスタンドの拳を地に振り下ろして発散しよう。『夏』は私の味方だ。この程度の苦難など…
近くの『民家』の住人を適当な嘘で言いくるめるしかない

「ともだちができた〜! すいかの名産地〜!
 なかよしこよし〜! すいかの名産地〜!」

夏の童謡を歌いながら近くの『民家』に近寄る。
『インターホン』が有れば鳴らしてみる。

「すいませーん! お皿を貸してくださーい!」

スイカを大事そうに抱えて住民を待つ。
田舎道だから老人しか住んでないと思うが…

256七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/29(日) 07:24:14
>>252-253,249

「ひっ…知らない男の人…と、『スタンド』…」

 七篠は芦田が接近してきているのに気付き、『氷山さん』に縋るように抱きつきながら警戒した様子で二歩ほど後ろに下がる。
 そして、背中に生やした『クチナシの枝』を解除し、発現数を一つ空けた。

――も、もしかして、『夏』のスタンド使いなのかも…。
――……犯人に、今の会話を聞かれた…?

 そして鉄に対して、スタンド会話で呼びかける。

【私、帰りません】
【私は奥にいる『おばあちゃん』と既に接触してます】
【私が『おばあちゃん』を引きつけている間に鉄さんと芦戸さん?がここや…『ノート』を調べた方が効率的です】
【あの男の人……もしかしたら犯人かもしれないです。そんな相手に姿を見られたのなら…帰ってもどうなるか…】

 七篠はヤジに一抹が連絡していたことは知っているが芦田のことは知る由もない。
 『おばあちゃん』のいる台所へ戻る導線上にいるのだ、排除せねば行動が難しくなると思っているのだろう。
 『リルトランク』の手を『手のひら大の付箋』に触れさせる。
 もし、不審な動きをすれば『モッコウバラ(白)の枝』で全身を縛り上げるつもりらしい。

257芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/08/29(日) 08:45:28
>>252  >>253 >>256

「芦田(あした)だ…二度と間違えるな!
わたしの名前はあしたというんだ!
アシカでもアシモでもない! それとウィゴーちゃんとは夫婦です(ドヤ顔)」

『え? あんた自分の名前間違って怒るタイプだっけ……って、さりげなく
勝手に捏造すんなや! あとウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトぉ!
……ゴホンッ ゴホンッ! 気を取り直して、私の名前は今申し上げた通り。
こちらの馬鹿本体と共に、一抹さんの手助けをしろと命じられて来た次第です。
依頼主はヤジさんと言って、一抹さんの知り合いなんです。私は貴方がたの味方です。
宜しくお願いします、お二人とも』 スッ……(カーテシー)

「おぉ……ウィゴーちゃんのカーテシー…………見抜きしていいかい?」

『おいボンクラ変態野郎っ゛ ちょっと二分は息しないで黙っててよ゛
話進まないんだよっ!  フー……フーッ……えぇっと、それで
【ノート】に秘密が隠されてるんですか? スタンドであるなら、お手上げですが
私はフィルムと言う形で幾らか過去を調べる力があります。
宜しければ、そのノートを調査しますよ』

「ちなみに二回目だが。ウィゴーちゃんの邪魔するか、怪我させるか、告白してきたら
俺がじきじきにてめーらの眼球を舐めて失明させる所存です(マジ顔)」

『口を挟むな!! マイネームイズ・ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト!』

258鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』:2021/08/29(日) 20:36:18
>>256-257

【ああ、あの人が一抹くんの友人の知り合いである、芦田さんだ】
【警戒する気持ちも分かるが、心配はいらない。…というよりかは、
 この場においてオレたちは『協力』し合うのは必須、と思っている】
【七篠さんも残ってくれるのなら、少しずつ、オレ達の事を信用してくれるとありがたい】

何となく予想はしていたが、やはり七篠さんは残ることを選んだ。
戦闘は慣れていないと聞いていたが、度胸はあるようだ。それとも、一抹くんや氷山さんへの友情が故か。
それならば、二人は良い友人に恵まれたな、と感じる。

【オレは主に直接戦闘を得意としている。何か危険なものを見つけたなら、すぐに呼んでほしい】

しかし、この感じ…ひょっとして七篠さんは、自分とは『逆のタイプのスタンド使い』か?
いや、この場合スタンドは関係ないのだが。
とにかく、避けられない場合を除いてなるべく彼女へは距離を詰めないようにしよう。

「芦田さんは情報収集が得意と仰っていましたね。どれくらい過去までの情報を得る事ができますか?」

この『民家』には、何かあるはずだ。
ノートだけでなくここを調べられたなら、大きく調査が進展するかもしれない。

259七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/29(日) 21:23:30
>>257

【ま、間違えてごめんなさい。芦田さんとスタンドさん…『ウェア・ディド』…
 えっと、すみません。ぱっと覚えきれそうにないのですがなんとお呼びしたら…】
【ヤジさんに一抹くん…。お二人のお名前をご存知ということは…『犯人』ではなさそうですね…】

 七篠はほっとしたように前に進み、手にした『ノート』を芦田に差し出した。

【私は調べ物をするのには向いていないので…お願いしたいです…】
【私のスタンドは常緑広葉樹の枝を生やすことができます。毒や薬にもなるんですが、基本的には遠くから刺したりして使います】

>>258

【…この事態を解決するまでの、『運命共同体』ですね。
 が、頑張ります】

 男性に囲まれ、緊張している様子だが協力する意志はあるようだ。

【私も…戦闘には使えるとは思うんですが…。
 あまり経験がないです。一抹くんにはよくヘタレとか言われてたので…その時は足を引っ張ることになるかもしれません】

>芦田さん
>鉄さん

【ひとまず、行動の選択肢としてあるのが
 一つ、『ノート』を調べる。
 二つ、『この家』と『おばあちゃん』を調べる。
 三つ、スタンド攻撃を受けているらしい一抹くんをなんとかする。
 くらいでしょうか…?】
【ほかに思いつきますか?】

260 芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/08/29(日) 22:34:13
>>258

>どれくらい過去までの情報を得る事ができますか?

『建造物のようなスケールが大きすぎるものは難しいです。ですので大体の家屋全体の
過去を見ると言うのは出来ないですが、物品を対象とすれば骨董品や化石のような
古いもので無ければ大体の物の大きな変化が起きた過去は見れます。
あぁ……然しながら、今の私だとスタンドの干渉を受けた過去などはフィルムにしても
感光された真っ黒な状態でしか映せません。尽力はしますけどね』

「ついでに言っておくが、ウィゴーちゃんは能力を除くと女子供のスペックで
か弱いから、万が一でも戦闘などさせないように。嫁入り前なんだぞ(迫真)」

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトですっ。誰が嫁入り前じゃ、鼻潰すぞコラ』

>>259

>なんとお呼びしたら…

「ウィゴーちゃんが、ウィゴーちゃん呼びを嫌がるなら……ディウゴ?」

『嫌だよ! なに、そのディエゴのパチモン見たいなの。
あと、あんたはウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトとちゃんと呼びなさい。
ゴホン! 七篠様は、好きによんで構いませんよっ
ウェアさんでも、ウィさんでも、なんでしたらライトさんでも……』

「計画通り……(にちゃあ)
あと、男に囲まれてとは失礼だろうが七篠。ここに絶世の一輪の花が
咲き誇ってるのが目に見えねーのか」

『それライト違いだわ! あと私は女性じゃなくて無性なんだよっ゛!!』

「とりあえず『ノート』はウィゴーちゃんに調べて貰う。ばーさんに関しては
生物にフィルム引き出すの出来ないし、ボケてんなら後回しだな。
家ん中は時間あれば一通り怪しいもん調べるけどよ……14松をとりあえず
殴るなり何なりして無力化して此処に戻さないとやべーんじゃねぇか?
分担するか、三人で行動して優先順位決めて一つずつ潰してくかは
そっちで決めてくれ。俺に決定権なんぞ無いしな」

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトなんだってぇの。
まぁ、それが妥当ですかね。一抹さんを先に何とかするにしても
行方不明なら、どうすればいいのか……』

「夏を満喫するって言うなら、夜だったら花火でも打ち明けたら
虫が明かりに寄って来るみてぇに誘き寄せられるけどな」

261鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』:2021/08/29(日) 23:26:34
>>259

『運命共同体』との言葉に、微笑んで首を縦に振る。

【連携の不備で、不覚を取るような事があってはいけないからな】
【七篠さんには我慢を強いる形になって申し訳ないが、少しの間、よろしく頼む】

七篠さんの『スタンド』、『リルトランク』。
それが扱える『植物』(常緑広葉樹)というカテゴリーは幅広く、応用力は極めて高い。
その本体が、悪意に満ちた人間でなくて本当に良かったと思う程に。

【一抹くんの言葉通り、キミのスタンドは『強力』だとオレも思う】
【だが、無理に焦る必要はない。まずは少しずつ、自衛から始めていけばいい】

続いて彼女の提案に同意を示す。

【少なくとも現時点では、その三つで良いと思う】
【一抹くんを探すのは少し骨が折れそうだが、恐らく一抹くんを監視しているであろう
 『影の子供』が手掛かりになるとするなら、放置するわけにもいかなさそうだ】
【そうなると、お婆さんと面識もなく、情報収集能力も持たないオレがその任に当たるべきかもしれない】

>>260

「承知しました。ならば、いざという時は七篠さんを頼って下さい」
「どうしようもなければ、オレもここに戻ってきますので」

「一応、一抹くんに連絡を取ってみます。『夏』に関したもので誘ってみれば、来てくれるかもしれません」
「来なければ、地道に捜索をするしかなさそうですが…」

262七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/29(日) 23:42:53
>>260

【それでしたら、『ウェアさん』と呼ばせてもらいます。こちらも『様』とかなしに呼んでください】
【ウェアさんはその、スタンドさんなので…ちょっと安心しています…】

 七篠は以前『アリーナ』で聞いた『下卑た男たちの声』を思い出しぶるりと身を震わせたあと、改めて顔を上げた。

【『ここ』に戻すのが正解なのか、私には判断がつかないです。
 一抹くんは…子供ですけどスタンドとの戦いに慣れています。
 その一抹くんが『ここから離れること』を選んだのであればなにかしら意味があると思うんです】
【来てみてわかったんですが、ここはすごく『夏らしく』て…。
 氷山さんが一気に『かき氷』になっちゃったのもここの『夏らしさ』が原因なのかもしれないって考えちゃって…】

 七篠の中で一抹はスタンド使いとしての『先輩』であり『歴戦の猛者』だ。
 彼がここから離れたということはなにか意味があるはずだと七篠は考える。

【夏っぽいものだと、『夏みかん』とか『ハイビスカス』とか生やせますけど…。
 一抹くんが好むかはわかりません】

 正確には『夏みかん』は春が旬だ。その上、実が生るのは秋頃からで名前以外夏とはあまり関係がない。

>>261

【ありがとうございます。
 その…ヘタレててごめんなさい…】

 正直、七篠としては現在の『男性への恐怖』は不本意なものであり、それが原因で協力関係に問題が発生してしまうのは望むものではない。
 七篠は申し訳なさそうな様子でスタンド会話を続ける。

【そうですね。現状を考えると一抹くんのことは鉄さんにお願いした方がいいかもしれないです】
【ウェアさんが戦闘向きでないのなら戦いに関しては『リルトランク』で私が手伝うのも同意です。
 『リルトランク』も力は弱いですが、毒枝も出せますから、役に立てるはずです】


>芦田さん
>鉄さん

【では、ひとまずここで二手に別れる形…ですね。
 まず、芦田さんと私はここで情報収集を行います。
 私は既に奥にいる『おばあちゃん』と顔見知りになっているのでそちらを、芦田さんたちは『ノート』を。
 双方、可能であれば『この家』について調べます】
【鉄さんは一抹くんを探して、どうにか『夏』を満喫させないように…ですね】
【すみません、来たばかりでいろいろお願いすることになって…】

263 芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/08/30(月) 00:13:52
>>261-262

「りょーかい。あと、結構この家って古い感じだしな。
夏の風物詩的なもん……風鈴とか、祭りの太鼓とかか? とりあえず
適当に、サマーシーズン到来松と化した奴を誘い出すのに相応しいもんが
あれば設置するのも考えて置くかね」

『斬新なネーミングだなっ! ふぅむ……この家屋そのものが
能力で変貌させるのに適した領域……と。
 私は奥の手として、家屋は無理ですが地形でしたら季節変化可能です。
幾らか周辺を【冬】に……雪原にも可能ですから、必要の際は言ってくださいね』

「じゃあ、とっととやるかー ウィゴーちゃん」

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト! このやりとり
何回やらせる気だよっ』   ズギュン

件の『ノート』にウィゴーちゃんが『フィルム』で引き出す。
スタンドじゃなけりゃ、大まかな過去の出来事が書いた人物とか含めて
判明する筈だぜ。

264鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』:2021/08/30(月) 00:41:54
>>262

【正直に言って、実のところオレも女性が得意ではないんだ。こういう非常時の時は、オレの場合は大丈夫になるんだが…】
【だからあまり気にしないでくれ。オレも偉そうな事を言えないからな】

苦笑いを浮かべながら、首を振る。
戦闘時など緊迫した状況では他の事に集中できるが、それは恐らく女性と相対した時の感情が羞恥に近いからだろう。
七篠さんのは、恐怖に近いようなものを感じる。より重度なものと言って差し支えないだろう。

>>263

「よろしくお願いします、芦田さん。念の為、オレとも連絡先を交換しておきましょう」
「小手先の『夏』で呼び出せなければ、それも検討したいですね。
 ただ、『夏』を摂取し過ぎて氷山さんのような事になることは避けなければ」

芦田さんに申し出て、断られなければスマホの連絡先を交換しておく。
これでいざという時は、自分を呼び出してもらえばいい。



「さて、まずは一抹くんと連絡を取ってみます」

スマホを取り出して、一抹くんとの会話を試みる。

265七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/30(月) 01:03:28
>>263-264

【ありがとうございます。
 じゃあ、私も…『おばあちゃん』についてもうすこし調べてみたいと思います】
【もしよければ、私も芦田さんの連絡先を教えてもらえると…】

 鉄とは以前会ったことがある。その際に一抹を通して連絡先を交換しているはずだ。
 七篠はそうスタンド会話で伝え、問題なければ連絡先の交換を行う。
 その後、芦田の横を通って台所の方へ戻っていった。

「ごめんなさい、おばあちゃん。
 ちょっと月のものが重たくて…時間がかかっちゃいました」
「えっと、『支原』さんをここに上げたときの話でしたよね…?
 おばあちゃんはよくスイカとかいろんな人に分けてあげるんですか?」

 お腹が痛いだけにしては時間がかかりすぎている。なにかしなければならなかったと思わせるための方便だ。
 もしこの後抜け出すことがあった際もこうして『月のもの』で具合が悪いと言うだろう。

 七篠は話しながら『かき氷』を『冷凍庫』に入れ、『バルサの枝』を1本だけ残して解除する。

266『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/30(月) 01:15:55
>>263(芦田)

芦田はスタンド能力を手渡された『ノート』に施行する。
『ウィゴー』が指示に従い、『ノート』から『フィルム』を取り出していく―――

              シュルシュルシュル

まず、

①『ノート』が『工場』で作られるシーン

続いて、

②『星見町』の『文房具店』に『出荷』されるシーン
③『文房具屋』に並ぶシーン
④それが『20歳ほどの青年』に買われるシーン

が『フィルム』化される。そして、

⑤先程の『青年』が一心不乱に『ノート』に内容を書き綴るシーン

が、一コマ挿入される。どうやらこの中身は一気に書き上げたようだ。

⑥先程の『青年』がこの家の『本棚』に『ノート』を入れるシーン

が次に入る。そして、最後に、

⑦『ノート』がここの『畳』に落ちており、特定のページが開いているシーン

が挿入された。このページは『芦田』と『鉄』へ添付された画像のものだ。

>>264(鉄)
『一抹』へと連絡を入れる。
果たして出てくれるかどうか―――

>>265(七篠)
相談を終えた『七篠』は、『台所』へと戻った。
すると、『おばあちゃん』は机でうつらうつらと眠りの世界へと向かっていた。
病的なものではなく、単純に眠くなって寝てしまったという感じのようだ。
だからさっきから三人が騒いでいても特に反応もなかったという事だろう。

「んン〜〜、 あァ、すまないねェ〜〜〜
 ちょっと眠くなっちゃってねェ〜〜〜」

『おばあちゃん』は言い訳するが、『七篠』にとっては好都合だったかもしれない。

「それでなんだっけ? スイカ? スイカねェ。
  そうねェ〜 ババアはスイカ好きだからねェ〜〜
   近所に『スイカ』作ってる知り合いもいるしねェ〜〜〜
    買う事もあればもらう事もあるし、あげちゃう事ももちろんあるねェ〜〜〜」

『かき氷』を『冷凍庫』に入れるのは『おばあちゃん』を起こす前にやっておいた。
ここにある限り、『溶ける』事はないはずだ―――

>ALL
三人は希望通りに『連絡先交換』を行っている。
誰も特に気にしていないが、ちなみに述べていくと
『ノート』は『はすや ばん』と名前が書かれた『絵日記』だった。

267『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/30(月) 01:16:42
>>255(一抹)

『一抹』はやがて理想の『スイカ』を見つけた為、『慈悲の刃』で刈り取る。
植物も痛みを感じるという学説もあるので、万全を期した形となるか。

『インダルジェンス』の拳で畑に大き目な穴を開けつつ、
『一抹』は理想の『夏の満喫』を達成するため、近所の『民家』に向かう。

一軒の手ごろな『民家』を見つけたところで―――
『一抹』のスマホが音を鳴らす。画面を見ると、『鉄』からの着信だ。

268一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/08/30(月) 02:20:47
>>267
(着きましたか。ですが、私の味方は『夏』だ。
単独の私と三人集まったスタンド使いが互いの情報を
交換するまで長々と話すのでは速度が違う)

(だが、しかし……あの『日記』が気になって仕方ない。
ここは出ておいて動向を探ろうか。それ次第で…)

スタンドにスイカを手渡して着信に応じる。
七篠先輩はヤジ先輩の助っ人より信頼出来る夕立先輩と移動するに決まっている。彼女の主体性の無さは知り尽くしているのだから。

「全部終わっちゃいましたね! 私を信じたばかりに!
 七篠先輩は夕立先輩に付いて行くでしょうね。
 彼女は言われるがままにしか動かない。主体性が無い」

「私に言われるがままに付いて来て、次は男性でも信頼
 可能な夕立先輩に縋る。見える見える…」

通話をしたまま民家に向けて歩く。
既に『シヴァルリー』対策は頭の中に。七篠先輩も同じく
必要ものは日用品ではないが何処にでもあるものだ。
二つ揃えば場所次第では一方的に打ちのめせる。

「確かヤジ先輩は『黒服』だからC級を動かす権限は
 無い。私のスタンドを知る彼の事だから戦闘力を持た
 ない探索向きのスタンド使いを呼んだはずです」

「今頃、『日記』に能力を使ってるはずですが無駄。
 結局は『犠牲者』なのですから核心には至れなかった」

「そうだ! 間抜けな私が『時間稼ぎ』してる間に氷山
 先輩だけでも助けられるかもしれませんよ?
 私は氷山先輩と違う感じですから弱点は…どうかな…」

おそらく『綿飴』に成りつつある私の身体は水に弱い。
『民家』で揃えるものを揃えて…

269七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/30(月) 07:39:46
>>266
絵日記であることや名前が記載されていることはPCは知っていても大丈夫でしょうか?

270『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/30(月) 07:46:22
>>266(七篠)
商品として絵日記のフォーマットですし、
ノートを拾う過程で表紙を目にすれば
手に入る情報ですので、問題なく知っていて構いません。

271七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/30(月) 07:55:54
>>270
ありがとうございます

272芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/08/30(月) 12:21:31
>>266

『①②③は、そこまで重要そうでは無いですね。
④……【20程の青年】 【はすや ばん】さんと言う方、本人でしょうか?
フィルムに描かれてる感じから察するに……』

ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトがフィルムの現像されたシーンを細かく
調べる傍ら、芦田はノートの中身をペラペラ捲って>>214 >>227の内容を
少し目尻を上げつつ読み取る。

「………………」

『このノートに書かれてる夏の魔物については一気に書き上げたようですね。
はすやさん、一体どのような心境で弟さんの……』

「ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトちゃん」

『だからウェア…………っえ!? なに突然そんな真顔でっ』

「【本棚】にも【フィルム】お願いして貰えるか?
俺は【色鉛筆】を探す……はすやって野郎が用意してた残りがあるに違いねぇ」

この近くに机なり小物を引き出す家具が目に付く場所にあるか調べる。
その最中にでも【ノートに余白】があるか確認するぜ。

『え、えぇ。そりゃあ調査だから能力は使用するけど……本当どうしたの?
変なもんでも食った?』

「いや……」ガシガシ

芦田は頭を掻きつつ、神妙に呟いた。

「――ただ『納得』がいかねぇ『夏』だって思っただけだ」

273七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/30(月) 18:22:29
>>266

「寝不足ですか…? すみません、そんなところに押しかけてしまって…」
「そうなんですね、『近所にスイカを作ってる知り合い』が…。
 じゃあ今頃大きなスイカがごろごろしてそうですねぇ」

 七篠は台所を片付けながら『夏らしい』話にもしやと考えたようでスマートフォンで鉄へ連絡する。

[鉄さんへ]
[このあたりにスイカを作っているお宅があるそうです。もしかしたら一抹くんはそこにいるのかもしれません…。
 私たちはスイカをご馳走になるところでした、未練があるかも…]

 送信すると『おばあちゃん』に向き合って、そういえばと話を続ける。

「その、『はすや』さんって今どうされてますか?
 昔、お世話になったことがあって…ここのお宅だったと思ったんですけどいらっしゃらないみたいですし…」

 先程のノートの名前を出し、『おばあちゃん』の様子を伺う。
 念のため『リルトランク』を『スイカ』に触れさせる。

274鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』:2021/08/30(月) 20:18:57
>>268>>273

一抹くんと通話をしながら、七篠さんからメッセージを受け取った。
頷き、ここに来るまでに自転車で通った道を思い出す。その中に、スイカを栽培している所はあっただろうか。
なければ、直にそのお婆さんから話を伺いたいところだ。ひとまず会話を継続する。

「『夏』に洗脳されても、自虐的な所と先走るクセは変わらないようだな。安心したよ」

その推理力さえも据え置きなのは少々厄介だが。
もっと本能のままに生きている小学生のようになってくれたなら楽だったろう。

「オレとキミが会うことは、『夏』を終わらせることに関係はないだろう?
 良ければ直接話さないか。一抹くんがどんな風に『夏』を楽しんでいるか、興味がある」
「『夏』らしい、手土産を持っていこう」

そう提案する。
一抹くんを捕まえることがこの現象を解決することに何の関わりもなければ、この提案を受けるはずだ。
逆にこれを拒否をしたならば、一抹くんに接することで、何らかの手掛かりが得られる可能性がある。

275一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/08/30(月) 20:52:43
>>274
「会いません。貴方たちから逃げなければならない」

即座に拒絶する。私はスイカを食べなきゃいけない。
なんとしてでも『夏』を謳歌しなければいけない。
そのためには『武器』が…

「あれ? 私は、なぜ、逃げている…? なんでだ?
『武器』など作る必要性が? どうしてですか?」

『衝動』のままに飛び出した理由が自分でも分からないので疑問ばかりが出てくる。
何故だ? 私は逃げる必要が無いのに逃げている?

「いや、でも、なんとなく会いに行けません。
 しかし、理由が、なんで、どうして?」

『衝動』に理由が無い。夏を楽しむのに理由がないように
咄嗟に逃げた理由が無いためロジックエラーが起きる。
断る理由が無いのに承諾できない。

「そう、お腹が空いたからスイカを…皿が必要だ…?
 あれさえ有れば『シヴァルリー』とも戦える!」

「何故…? 私は氷山先輩のために『時間稼ぎ』を…
 それで…それで…? 向日葵の種を食べて…」

276『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/30(月) 21:20:30
>>272(芦田)
GMから質問。
ノートの中身はパラパラと>>214>>227あたりを読みとるだけでOK?
それとも、パラパラと最初から全て読む感じだろうか。

277鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』:2021/08/30(月) 21:21:21
>>275

「そうか、分かった」

一抹くんは混乱している。あるいはこのまま会話すれば正気を取り戻すかもしれないが、
時間と共に『夏』化は進行する以上、期待はできない。

まずは件の一抹くんがいると思わしき場所を調べる。道中に通っていたならそこへ、分からなければ
一旦耳元からスマホを離し、七篠さんにメッセージを送る。
『スイカを作っている家がどの辺りにあるか、お婆さんに訊ねておいてほしい』。

「一抹くん、キミは正気を失っている。まずは自分に『能力』を使ってみてはどうだろうか?」
「『夏』を楽しむのに、前後不覚の状態ではいられないだろう?」

278一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/08/30(月) 21:45:23
>>277
「でも、今のわたしは速いですよ! ぴょんぴょん!
 えっ、『鎮静』ですか? 夏を楽しむのが『悪感情』
 だとでも言うのですか?」

「『時間稼ぎ』をする直前にしたものをまたやっても
 無駄ですよ! 私の『夏』は正常なのですよ!」

「あっ、でも『安息』なら…」

スイカを置いて言われるがままに『安息』を自分に使う。
任意で『鎮静』と切り替えられるし、この混乱を押さえ込めるかもしれない。

279芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/08/30(月) 22:26:36
>>276

パラパラと最初から読む感じでお願いします

280『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/30(月) 23:13:11
>>273(七篠)

『七篠』は『鉄』の『スイカ畑』の情報を送りつつ、
『おばあちゃん』に問いかける。

「『はすや』ァ? 知らない名前だねェ〜〜〜
 イやァ、ババアもこう見えて顔が広いからねェ〜〜〜
  全員の名前はちィと覚えていらねないのよねェ〜〜〜」

『おばあちゃん』は悪びれもせず、笑いながらそう答える。
知らないというのが認知症によるものなのか、嘘をついているのか、
それは分からないが―――

『スイカ』を『リルトランク』で触れておく。

>>274-278(一抹&鉄)

『一抹』はそもそも『夏を楽しみたい』ので、
邪魔をする『鉄』達から逃れたという経緯がある。
混乱しているのは『夏を楽しみたい』という思いと、
『氷山を助ける』という使命がぶつかっている為という可能性はあるが、
『犯罪行為』にひた走る事も含め、
基本的に『一抹自身の気質』によるものが大きいのだろう。

いずれにせよ、時間が経てば『夏への欲求』が全てを塗りつぶすものだと思われた。

(※上記見解は、PC知識にフィードバックされるものではなく)
(※特殊ミッションだからこその、GMからの状況の分析結果をPLに伝えている)

『鉄』は、ここに来る間に『スイカ畑』を見かけた記憶を朧気ながら思い出す。
だが、『通り道』そのものというわけではなく、遠くに見えたため、
直行で辿り着けるかは少し自信がない。
とりあえず『七篠』へ追加メッセージはまだ、送っていない。

 そして―――

不意に『一抹』と『鉄』の会話は『終了』する。

その原因は………『一抹』が、究極の『安らぎ』、
目覚めた新たな力、『ディヴァイン・インダルジェンス』の
『安息』を『自分自身』に使ったからだ。
全ての『感情』は急激に抑えられ、瞑想状態のような
安らかな眠りに包まれたような『心持ち』に囚われる―――

流石に色々あって『一抹』の『精神』は疲弊しすぎている。
しばらくはこの『安息』に浸り、『心』を癒すのがいいだろう。



 少しのあいだだけでも―――お休み、『一抹 貞世』。

281『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/30(月) 23:17:49
>>272(芦田)

自らの『スタンド』が『ノートのフィルム』を精査する間に、
『芦田』は『ノート』自体を読み込んでいく。

『ノート』は『絵日記』の形式であり、『絵』と『文章』の二項目で分かれていた。
おそらくは『はすや ばん』という人物が書いた、この『絵日記』。

 …………

<黒い影少年の絵>
『これは僕が【夏の魔物】とたたかった記録であるとともに』
『僕の懺悔の記録でもある』
『なぜなら僕は【弟】を救えなかったのだから』
『【絵日記】に書いたのは【擬態】できるからだ』
『この家において【夏】に類するものは良く馴染む』
『【夏休みの宿題】―――もっとも、僕はいつも完成させられなかったけど』

<青年の絵>
『弟の名は【蓮谷 瀬央】。園芸部の高校三年生だった』
『僕といえば東京の大学に通っていて、その時は【夏休み】の帰省中だった』
『兄弟で自然公園に寄った帰り、弟がノスタルジックな民家に惹かれ近寄った』
『日野という老婆が庭仕事をしており、気さくに声をかけてきた』
『誘いにのって、老婆の家でスイカを頂いた。それが【きっかけ】だったんだ』
『弟は受験勉強もせず、【夏】を楽しむ事に集中し始めた』
『初めは受験に対する【ストレス解消】かと思ったけど』
『そのうち、弟の【夏への欲求】は異常なものになっていった』

<ツルが巻き付く青年の絵>
『ある日、弟の身体に植物の【ツル】が巻き付いているのを見た時』
『弟がふざけているのだとばかり思っていた。だってそうだろう?』
『人間の体がツルに変わるなんて普通の思考じゃあ到底受け入れられないし』
『でも、そのうち、ゾッとしたよ。弟の身体自体が少しずつツルになっていたんだ』
『でも本当にゾッとしたのは、弟がそのツルをむしろ【愛おしく】感じていた事だ』
『夏を楽しんでいくほどに弟はそのツルを自由に動かせるようになっていた』

<ツルが伸びる青年の絵>
『「これはスタンド能力なんだよ」、弟は自信ありげにそう言った』
『クラスの一風変わった友人にその名前を教えてもらったんだ、と』
『【スタンド】は【超能力の総称】らしい。俄に信じがたい話ではあるけれど』
『人知を超えた【何か】の力が働いているのは間違いない事実だ』
『とりあえず【受診】や【お祓い】なんかを提案してみたけど弟は笑う』
『【スタンド使いはそんな事しない】などと言うけれど』
『ごく最近知った弟に【スタンド使い】とやらの何が分かるというのだろうか』

<黒い影が他の影に隠れようとする絵>
『夏を満喫し続ける弟に、【影】が付きまとっているのは比較的早い段階で気づけた』
『小学生くらいの『ノート』と『鉛筆』をもったシルエットの【影】』
『【夏休みの小学生】を連想させるこの【影】と、【弟】の症状を結びつけるのは容易い事だった』
『ただ、だからといってこの【問題】を解決できるかどうかは別問題だ』
『無邪気に過ごす【影】を、僕はありたけの憎しみを籠めて【夏の魔物】と名付けた』
『僕は【夏の魔物】を観察した。【夏の魔物】が【弟】を観察するとの同じように』

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

       ドドド  ドド ド ド ド

                     ドドド ド ド
                                      ド

            まだまだ『ページ』は続くが―――

この『絵日記』………さしずめ『夏の魔物』の『かんさつ日記』といったところか。
             予想以上にしっかりとした『情報』がこの『ノート』に詰まっている。

            今は三人、別々の調査に勤しんでいるが、
もしかすると、欲しい情報は、シンプルに『すべて』、この中にあるのではないか………?

『鉄』は『スマホでの会話』に一区切りついたようだ。
『七篠』は『老婆』との会話でなにか、情報を得ているのだろうか。

282芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/08/31(火) 13:25:44
>>281

「『蓮谷 瀬央(はすや せお)』……弟の名は、蓮谷 瀬央。
こいつを救う為に、はすや ばん。持ち主は『魔物』を記録し続けた」

「確か、カキ氷になった女も『スイカ』が起点だったって言ってたか?
植物のツル……ツル。夏のツルが伸びる植物って言えば『朝顔』とか
その類だな……まだページは続いてやがるが」

『ちょっとだけ、可笑しくないですか?
フィルムは嘘をつきません。【この中身は一気に書き上げられてる】んです。
普通、観察記録と称して全部を短時間で自分の見聞きした内容を書きます?
一日、一枚程度ですよね。観察日記を記録する時は』

「そうだよなウィゴーちゃん……『納得』できねー事が、このノートの
端々からプンプン匂いやがる。
 まるで極上のエールと称され、味や見た目もモノホンの美酒なんだが
その前に店員が生殖器曝け出して、そっからジョッキに直接注がれた強烈な
視覚インパクトを忘れてるような、そんな違和感がこいつには詰まってる。
あっ、ウィゴーちゃんの聖水なら喜んで腹下すまで飲むから安心してね」

『何の何処を安心する要素があんだよ!?! 一瞬でも真面目な感じになった事に
感心した少し前の私が馬鹿だったよ!!!
それとウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト!!』

「……この『魔物』は、どうやら強烈な光のある場所。影が出来ないような
空間には長居出来ないようだな。……病院とかの手術で使うライトは
無影灯って言うが、今から病院に殴り込んでかっぱらうのはムズいしな……」

『スルーかっ! ……まだまだページは続くようですね。となると、この
民家は元々、この住民の所有物ですので兄弟の私物が残ってる可能性があると
言えば【色鉛筆】、そして手元にある【ノート】だけですね。
近くに本棚以外の筆記用具が入ってる棚があるか探してみます』

「頼むぜ、俺はページを最後まで流し読みしてみる」

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』は『色鉛筆』を探し
周辺の家具を調べる。ウィゴーちゃんの射程距離は8mだから、ある程度の
距離に置いてあるものは調べて回れるぜ。

俺(芦田)はノートを最後のほうまで読み進めていく。
余白なしで最後までビッシリ埋まってる感じか?

283七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/31(火) 13:25:56
>>280

「あれ、ここのお孫さんのお名前だったと思ってたんですが…。
 じゃあ、勘違いだったんでしょうか…?」

――おばあちゃん、あんまり知ってることがないのかな…。忘れてることが多いのかも…。
――あの『ノート』のことをストレートに聞くのはやぶ蛇だろうし…。

 七篠は『リルトランク』でおばあちゃんから視覚になるように『スイカ』から『ラベンダー』を生やした。
 安眠効果のあるハーブだ、先程までうとうととしていたのであればそのまままた眠りに落ちる可能性はある。
 そして芦田たちに向けてスタンド会話で現状を報告する。

【おばあちゃんはその『ノート』の持ち主について知らなかったです。
 認知症みたいで忘れているのかもしれませんが、情報は得られないかもしれません】
【これからちょっとよく眠れるハーブを嗅がせて寝てもらおうと思います。
 まだ玄関から右側の部屋は見ていないのでそちらを調べようかなと…】
【ウェアさんたちの方でお手伝いすることがあれば教えてください】

ラベンダー
ttps://love-evergreen.com/zukan/plant/15659

284鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』:2021/08/31(火) 19:25:39
>>280

「…一抹くん?大丈夫か?」

呼びかけるも、応答はない。
『鎮静』の能力を自身に使用したようだ。だが、返事すらが出来なくなるほど強力だっただろうか?
それとも、この特殊な状況下で普段より能力が深く作用しているのだろうか。

「・・・・・・・・・・」

通話を切る。
これで一抹くんが逃走する心配はなくなったが、逆にこれ以上『黒い影』が一抹くんを観察することもないかもしれない。
つまり追う事による手掛かりには期待できなくなった、と見た方が良いだろう。
ならば、ここの調査に動くべきか。

【一抹くんは現在、自分に能力を使用することで平静を保っている。だが、これ以上話すこともできなさそうだ】
【こちらを一旦追うことは止めておく。家の中を歩くに当たって、まずは家主の許可を得ておきたい】
【まずはお婆さんに挨拶をしようと思う。もっとも、先にお休みになられてしまったならば、致し方のないことだとは思うが…】

七篠さんの進んでいった方向へと移動する。

285『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/31(火) 21:00:38
>>283(七篠)

「孫はそんな名前じゃあないよォ〜〜
 ええと、『カヨチャン』に『シゲル』……だったはずだよォ〜〜」

『おばあちゃん』はそう答える。
その合間を縫って安眠効果のある『ラベンダー』を生み出す『七篠』。


 ………

     ふ ワァ あああ あ あ あ あ

   ほどなくして、『おばあちゃん』が大きな欠伸をする。

「なんだか、いい匂いがしてきて、
   また、なんか眠くなってきたねェ〜〜〜

   『スイカ』を持っていってみんなお食べェ〜〜
   ゆっくりしていっていいからねェ〜〜〜」

そういうと『おばあちゃん』はうつらうつらし始めた。
得体のしれない少年少女が家に居るのにこの警戒心のなさ。
田舎特有のノンビリとした感性によるものかもしれない。
まあ『七篠』には好都合かもしれないが―――

『七篠』は現状を『スタンド会話』で二人に届けていく。
と、『鉄』から返事が返ってくると共に、彼自身もこちらにやってきた。

>>284(鉄)
『一抹』の返事が急に途切れた。
素直に自身に『鎮静』をしてくれた―――という事でいいのだろうか。
『鉄』の知っている『鎮静』に比して効果が強力なように思えるが………

なんにせよ、『鉄』はそのままスマホを切り、調査に専念する事とした。
『七篠』の『スタンド会話』に返事をしつつ、『七篠』の進んだ方向へ向かう。
すぐに『台所』があり、そこには『七篠』とウトウトと眠たそうな『老婆』の姿があった。

286『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/31(火) 21:08:32
>>282(芦田)

『芦田』は自らの『スタンド』と考察を深めつつ、
腰を据えて『絵日記』を読むこととした。
『絵日記』は完全にすべてのページに書かれているわけではなく『空白』のページはある。
別に結末から読んでもいいのだろうが、
内容すべては有用だと感じられ、順番に読んだ方が理解もしやすいだろう。

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』は『色鉛筆』や『筆記用具』を探す―――
結果、それらが置いてありそうなスペースは
この部屋にないという結論に達した。

他の部屋を探してもいいが―――
持ち帰った可能性もあるし、あるいは、
そもそも、ここで書いたかどうかも不明ではある。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
<建物や自動車から影が伸びている絵>
『まず、弟の方からは【夏の魔物】を【認知】出来ないのが分かった』
『また、【夏の魔物】は表面的には【影】と酷似している』
『隠れる【影】から【影)への【移動】の際に』
『たまたま僕が触れるタイミングがあったけど』
『普通の【影】に触れられないように【夏の魔物】にも触れない』
『そして【夏の魔物】からも何かに干渉する事はできないようだ』

<ロッカーに入る青年の絵>
『続いて僕はなんとか【夏の魔物】を追い払う方法を考えた』
『【影】ならば【光】に弱いかと思い、強い光を浴びせてみたが駄目』
『【影】を作るような他の物質を極力、弟から離してみても』
『すぐにどこか別の【影】へ移動してしまうし』
『仮に移動できなくても【夏の魔物】が消えるなんてことはなかった』
『また、ちょっと可哀想だったけど、【弟】を狭い【密室】に閉じ込めてみても』
『【夏の魔物】はその体でスルリと密室に潜り込み、その中で弟を観察しているようだった』

<黒い影が日記を書いている絵>
『【夏の魔物】はすでに弟と不可分の存在となっているという事だろう』
『仮に弟が急に、マンガに出てくるような【異世界】に引きずり込まれても』
『問題なく【夏の魔物】はついてくるに違いない』
『夏を満喫する弟を救うにはこの【夏の魔物】を』
『どうにか除去しなければならないと思うが』
『消す方法も、離れる方法も、今の僕には考え付かない』

<星見町の地図の絵>
『ある日、弟が【星見町】から出れない事に気付いた』
『【星見町】から出ようとするのを弟はひどく嫌がる』
『一回、騙して弟を【星見町】から出そうとしたが』
『【見えない壁】のようなものに阻まれ、それは適わなかった』
『【夏の魔物】の【活動できる範囲】がこの【星見町】というわけなのだろう』
『いわゆる【地縛霊】というものに近い存在なのかもしれない』

<種々の冬の風物詩の絵>
『弟は【夏以外の風物詩】を嫌うようになっていた』
『現代社会では【季節もの】以外の【食料品】が多々流通する』
『その中でも他の季節のイメージが強い野菜や果物を弟は忌避するようになっていた』
『これは【夏の魔物】も同様なようで、そういう類のものが近くにある時は』
『【夏の魔物】は遠巻きに弟を見張っていた』
『これは明確な【夏の魔物】の弱点といえる』
『特に夏と真逆にあたる【冬のもの】が嫌いなようだ』
『【冬のもの】を無理に弟に近づけると、ツル化の進行が軽減される』

<不気味な黒い影の絵>
『これはいけるかもしれない、と思い、僕は【冬のもの】で【夏の魔物】を撃退する事を考えた』
『とりあえず、弟を【冬のもの】で囲み、逃げられないようにする事はできた』
『しかし、【夏の魔物】そのものを【季節外れのもの】で囲み、捉えるなどという事は【不可能】だった』
『これは【夏の魔物】を追い詰め続けた僕くらいしか知らない事かもしれないが』
『【夏の魔物】は袋小路に追い詰められれば、あっけないほど気軽に【瞬間移動する】』
『【幽霊】―――これも【夏】の雰囲気を漂わせる忌々しい概念だが―――』
『【夏の魔物】は神出鬼没の【幽霊】のような性質を持っていると思っていいだろう』
『【星見町】の中で神出鬼没に闊歩する。干渉不能の【夏の幽鬼】』
『こんなものに、一体どうやって太刀打ちすればいいというのだろうか?』

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

と、ここまで読んだところで、『芦田』は
『七篠』と『鉄』が『スタンド会話』でやりとりをして、
更に『鉄』が『七篠』の方へ向かうのを確認した。

287七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/31(火) 21:42:05
>>285

「ああ、おばあちゃん…ここで寝ると風邪引いちゃいますよ…?」

 七篠はいけしゃあしゃあとそう言ってからラベンダーの生えていないスイカを手に台所から抜け出そうとした。
 そこでこちらに向かってきている鉄に気付き、一度びくっとした後に先程届いたスタンド会話を思い出し、話しかける。

【く、鉄さん…】
【『おばあちゃん』、このまま寝ちゃいそうなので…寝かしておきませんか…?
 一抹くんがあとから友達が来るって断ってはいたので鉄さんたちがいても大丈夫なはずです】
【これ、スイカなんですけど、私たちに食べさせようとしたものなので…
 ウェアさんに見てもらったらなにかわかるかもしれないなと思って…。
 もちろん、空振りの可能性もあるんですが】

 七篠はそうスタンド会話で伝えると、スイカを最初に案内された部屋の机の上に置く。

【ウェアさん、このスイカ、ヒントになるかもしれないのでここに置いておきます】

 そうして声をかけた後、まだ行っていない部屋の襖を開けようとする。

――早くなんとかしないと一抹くんも氷山さんも…。
――おばあちゃんごめんなさい、勝手に調べます。

288鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』:2021/08/31(火) 21:45:01
>>285

一抹くんの返事が途切れた理由。そして現在の一抹くんの状況。
気になることはあるが、どちらも即座に命に関わるものではない。
むしろ、この場所へ連れてくる方が危険だろう。
そして一方、この『夏』の謎を解かなければ、一抹くんはもちろん氷山さんも死ぬ。
ならば優先すべきは根本的な解決だ。『台所』へと到着する。

【・・・・・流石だな】

繰り返しになるが、七篠さんが悪党でなくて本当に良かったと思っている。
だが、本人が望まずとも周囲に染まれば。あるいは能力を狙われて、洗脳や誘拐などの可能性もある。
この先、篠譲葉という少女は、星見町に置いて大きな影響力を持つかもしれない。
もっとも、本人はそれを望んではいないだろうが。

このお婆さんに疑いをかけるなら、この眠っている状況。耳元で大声の『スタンド音声』を発すれば
反応次第で『スタンド使い』かどうか、探れるかもしれない。
が、まずは芦田さんの調査内容も知りたい。どちらにせよ、七篠さんと行動を共にするつもりもない。

【芦田さん、『ノート』から何か情報は得られましたか?】

289芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/08/31(火) 22:17:07
>>286
>>287

>ウェアさん、このスイカ、ヒントになるかもしれないので


『あ、はい七篠さん。スイカにですね。
あぁ、それと色鉛筆はこの辺に無いですよっ』 ズギュン

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』は『スイカ』へと
フィルムを発現させ調査をする。ついでに本体に筆記用具の有無を告げてだ。

「要約すると……魔物は憑依した奴からは理解できねぇ。
人間と魔物は非干渉、スタンドは試せなかった……だが、憑依してるとなると
そっちの方にも魔物のダメージが連動する可能性は大有りだな。
『光』『密室』 星見町の外への離脱も無理。
で、『冬のもの』が大っ嫌いで、憑依者を引き剝がすには有効打か……」

 ガシガシ

「だが、この野郎(はすや)が弟を助けられたんなら
こんなもんが残ってるはずもねぇし、結末がどっぴんぱらりのぷうって
感じに、めでたしって訳ねーわな。
ウィゴーちゃん、終わったかい?」

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト!
 今、集中してるから話しかけないでっ』

「オーライッ、とりあえずもう少し読み進め終わってから
二人に報告すっか……」

(【夏の魔物】……影のような化け物か。
ならば【冬】をぶつけるしかねぇ……出来るのはウィゴーちゃん)

「おーい、七篠。おめー『梅の枝』って出せるか?」

ウィゴーちゃんがスイカを調べ終えそうな段階で、ノートを調べつつ
通路に出ながら七篠の能力はチラッと聞いたから、そう尋ねる。

290七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/31(火) 22:38:24
>>289

【梅の木は出せないです。あれは落葉してしまうので…】
【梅…ということはもしかして夏の反対、『冬』…ですか?
 それだと…『椿』に『南天』、あとは『ポインセチア』は出せます】

 七篠は氷山が『季節外れ』を嫌がっていたのを思い出しながら答える。

291芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/08/31(火) 23:11:39
>>290

「あぁ、簡単に纏めるとだな」

「『はすや兄弟』は、此処の婆にちょっとした客人としてスイカ食った後に
【夏の魔物】に弟が取り憑かれた。兄貴は試行錯誤して引き離そうとしたが
結局おっ死んだ感じのが、このノートに全て書いてる」

「で、今見た限りだと。
1:弟は植物のツルを操る力を身に着け、それに依存していった
2:【夏の魔物】を取り憑かれた奴は認知が出来ない
3:【夏の魔物】は影見たいな感じで他の奴と相互不干渉。
ただスタンドは試せなかったようだから、そこら辺は要検証
4:【夏の魔物】はまぶしー光を浴びせたり、憑依者を密閉に居れても無駄
あと星見町の外に取り憑かれた奴は出ていく事が出来ない
5:【夏の魔物】は【冬のもの】が大嫌いとの事。だが、それで取り囲んでも
すぐに瞬間移動しちまう【幽霊】の性質がある」

「……って事だぜ。なんか打開策ありそうか?」

292七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/31(火) 23:38:14
>>291

【なるほどです…。
 氷山さん…一抹くんの前に被害にあった『かき氷』になった人も、
 身体がシャーベットのようになったり、身体からシロップのような液体を出せるようになったり、
 元々のスタンド能力以外にもう一つ能力があるみたいな状態でした】
【『影』…『夏の魔物』に『冬』はぶつけていませんが、
 氷山さんは『季節外れ』のもの…『夏以外』を嫌がっていました】

 七篠は芦田の得た情報を自身の経験も含め補強していく。

【……もしも、スタンド能力で拘束とかできるのであれば…『フユイチゴ』とかなら…?
 『フユイチゴ』は『冬』に実が生るイチゴの木で蔓があります。もしかしたら使えるかも…】

>>288

【鉄さんは、なにか思い当たることとかありませんか…?】

293鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』:2021/09/01(水) 00:13:13
>>291-292

二人の会話を聞いてじっくり考える。やがて、口を開いた。

「どちらにせよ、その『夏の魔物』を探さなくてはいけないようだが…七篠さんはその影を実際に見たのだろうか?」
「捉えるにせよ、出す条件は何か必要なのか。一抹くんを連れて来る必要があるのなら、ここ以外のどこかの方がいいとは思うが」

294七篠 譲葉『リルトランク』:2021/09/01(水) 00:46:23
>>293

【私は『影』を二回見ています】
【一回目は海水浴の時に、二回目は山で。両方とも氷山さんを観察していました】
【影の中に隠れて逃げてしまったりしてうまく捕まえたりできなかったんですが…】

295芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/09/01(水) 10:37:30
>>292-294

「誘い込む場所については任せる。五分程度準備する余裕くれるなら
冬の雪原でトド松を囲んでやるのは可能だからな。ねぇ ウィゴーちゃんっ」

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトです。
あと一抹さんでしょ』

「とりあえずページの最後まで、まだ確認してないから全部読ませて貰うわ」

 引き続き、ノートの最後まで読む。
ウィゴーちゃんはスイカをフィルムで調べて貰うぜ。

296七篠 譲葉『リルトランク』:2021/09/01(水) 18:10:40
>>295

【ありがとうございます。
 私は反対側の部屋を確認してきます】

297鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』:2021/09/01(水) 20:08:43
>>294-295

【やはり、対象の観察という形でのみ発現しているのか。だが氷山さんや
 その日記を見る限りでは、この『民家』が起点のように思える】
【ひとまずは、この家の捜索を続けて『夏の魔物』が出てくるのを期待してみようか】

【了解しました。一抹くんを追い込む仕上げは、芦田さんに頼みます】
【それまでの時間稼ぎは、自分達がなんとかやってみます】

ノートを読むのは芦田さんに、未捜索領域に踏み込むのは七篠さんに任せて
自分は再度入り口へと戻る。同時に考える。ここの近くに、スーパーやコンビニなどはあっただろうか?
痴呆症が始まっているのだとしたら、日常の物事を誰かの助けなくして行うのは難しいと思う。
何者かの協力はあるのだろうか?靴箱の埃などを見て、最近使われた形跡がないか調べてみよう。

298『サマー・フォーエヴァー!』:2021/09/01(水) 21:10:34
>>287>>290>>292>>294(七篠)
『七篠』は他の二人とスタンド会話しつつ、まずは、『スイカ』を元の部屋に置いてくる。
続いて隣の部屋に向かう。

                              スゥー―ッ

襖を開けた隣の部屋は『遮光カーテン』で閉ざされている。
とはいえまるで中が見えないわけではない。
どうやら主に『衣裳部屋』のような扱いをしている部屋らしく、
『キャスター付き衣装かけ』が数点おいており、そこに衣服がびっしりかけられている。
大きな『衣装箪笥』がひとつ、クローゼットと思しき扉がひとつ、それぞれ存在する。
置いてある『服』は『夏服』ばかリ。
今が『夏』だから、といえばそれまでだが―――
また、ワンピースや短パン、麦わら帽子、水着まで、
様々な年齢に対応できるような服がかけられている。

>>288>>293>>297(鉄)
『鉄』はまず、『おばあちゃん』の耳元で大声で『スタンドでの声』を出してみる。
………特に反応はない。よほどの難聴か演技派でなければ
『音声』自体きこえてないと判断してよさそうだが………

また、『鉄』は他の二人と会話する。
『芦野』が読んでいる『絵日記』は、まだ途中。
いわゆる『夏の魔物』を止めるにはどうすればいいか、考察を重ねていく。

それと併せて『玄関』に向かう。
その間に考えたところ、『スーパー』や『コンビニ』は2、300m圏内に一軒ずつあったように思える。
『靴箱』は開けられた後がある。別に『おばあちゃん』が使っていたとも考えられるが。
もし、『鉄』がそのまま靴箱を開けるなら、『高齢者向け』の履きやすい靴の他に、
『サンダル』が数足、やけに多めに入っているのに気づくだろう。

299『サマー・フォーエヴァー!』:2021/09/01(水) 21:23:35
>>289>>291>>295(芦田)
『芦田』は『ウィゴー』に対し『冬の雪原』を作り出す案について同意を求めるが、
『ウィゴー』は『芦田』の全てに突っ込みを入れ、最後に『できませんよ、そんなの』と言い張る。

>引き出す対象の大きさに限界は無いが『建物』など改変の時間が大きく掛かる
>ものに関してはスタンドの性格上の問題か拒否される。よって建物の一部分のみの部屋を
>改変する等も出来ない。
(※能力まとめより抜粋)

『冬の雪原』を作り出すには普通に考えれば『地面』の『改変』が必要だ。
確かに『フィルム』を引き出す能力対象の『サイズ』に定義的な制限はないが―――
『建物』レベルでも時間がかかりすぎる為に『改変』を『拒否』されるのに、
『地面(地球や道)』や『環境』などという更に『巨大なもの』の
『フィルム』を改変する事が『拒否』されないわけがなかった。
『ウィゴー』の能力の『改変』には、スタンド心情的な『サイズ制限』があるという事だ。

そして仮に心情的な部分をクリアして無理に『ウィゴー』に『フィルム』を抜き出させても、
『ウィゴー』の見立て通り、『改変』するには時間が足りなくなる可能性が高い。
もちろん、それらをクリアする『アイディア』があるのなら、検討に値するが―――

それはそれとして『芦田』は『絵日記』を読み進めた。

300『サマー・フォーエヴァー!』:2021/09/01(水) 21:24:14
>>289>>291>>295(芦田)

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
<夏祭りの絵>
『底知れぬ【夏の魔物】に理不尽を感じながらも、僕はそれでも弟のために戦わなくてはならない』
『大前提として、【夏を堪能する】事でツル化は進行する』
『そして、その進行度合いは、どうやらいくつかの要素が絡んでくるみたいだ』
『具体的に述べると【関わる人が多い】【夏らしい】【多種多様な夏の風物詩】』
『あとはそれ全体を統一するような【夏の雰囲気】や【テーマ】があると進行は早まる』
『おそらく、逆の【冬のもの】への嫌悪も、同様の基準で強まるのだろう』
『つまりは【大規模な夏の行事】や【夏休みの実家での集まり】みたいなものが最悪だっていう事だ』

<陽が沈み、涼しげな風景の絵>
『弟のツル化をどうにか抑えようとする日々を過ごしつつ』
『僕はひとつの希望を抱いていた』
『すなわち、このまま【夏】が終わってしまえば、【夏の魔物】は去り』
『弟も元に戻るのではないかという淡い希望だ』
『実際その時、【夏】はもう終わりに近づいていた』
『後は時間の問題だ、僕はそう思っていたんだ』

<一輪の向日葵の絵>
『正直に言えば、僕は弟を【軟禁】していた』
『罪悪感もなくはなかったが、全ては弟のためと自分に言い聞かせて』
『二階の部屋に、弟の【夏欲】を少しだけでも満たせるよう【ひまわりの花】を一輪だけ置いて』
『弟は当然不満がっていたが眼前の【ひまわり】で少しは気が紛れていたようだった』
『しかし、結局、弟は【民家】へと逃亡する事となる』
『ツルをスルスルと巻き付け、二階から一階へと向かった弟』
『気づいて追いかけた先は、はじまりの【民家】だった』

<民家の絵>
『この場所はあまりにも【進行】の条件が揃い過ぎていた』
『様々な【夏の風物詩】と【田舎のおばあちゃんの家】というシチュエーション』
『ここが【呪い】に利用されているのは【夏を堪能させる】のに最適な場所だからではないか』
『【行事】のような一過性のものではなく、確実に存在し続ける紛れの少ないこの【民家】』
『おそらく『おばあちゃん』に罪はなく、【夏の魔物】が【仕掛け罠】のようにここを利用しているのだろう』
『いわゆる【夏休みの郷愁】をあまり感じない者にとってはあまり効果がないのだろうけど』
『【夏を堪能する】事が自身の破滅に繋がる者にとっては【鬼門】となる場所なのは間違いない』

<朝顔の絵>
『そして、【その時】はついに訪れてしまう。弟に辿り着いた時、弟は庭に居た』
『たくさんの夏の植物に囲まれて、弟からはツルと化し、そして【花】が生まれる』
『それは、【夏のツル科】の王道、【朝顔】の花だった』
『弟は恍惚とした表情で、全身で【夏】を楽しんでいるようだった』
『更に、近くに、【夏の魔物】。今までで一番、弟に近づき、一心不乱にノートを描いている』
『僕は意を決して今までできなかった事、【夏の魔物】のノートを盗み見た』

<8月31日と描かれた絵日記の絵>
『【夏の魔物】のノートもまた【漆黒】で出来ていたけど、鉛筆で書いた部分は淡いグレーと化していた』
『どうやらそれは【絵日記】のようで、その日付は【8月31日】と記されている』
『本当の日付とは違う【夏の魔物】独自の尺度の日付。それを見た僕の心に酷く嫌な予感が広がった』
『描かれている絵といえば【朝顔】と化した【弟】の絵』
『弟の姿はもうほとんどツルと花だけの【朝顔】になっていたのだ』
『そして【夏の魔物】が【はすや せお は あさがおになれました】と、最後に書き記す』
『それが、僕は、弟を助けられず、この【民家】に新しい【夏の風物詩】が生まれた瞬間だった』

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

『芦田』が、ここまで読み進めると、『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』の
『スイカ』への『調査』がひと段落ついたようだ。

①芽が出ます。
②スイカ畑で育ちます。
③おじさんに収穫されます。
④おじさんが『おばあちゃん』にプレゼントします。
⑤『おばあちゃん』に切られます。

『フィルム』については大体こんな感じだ。

301七篠 譲葉『リルトランク』:2021/09/01(水) 21:29:19
>>298

「う、うわ…気持ち悪い…」

 七篠は夏服ばかりの、それも子供も着られるようなものも含まれている衣装棚を見て思わずといったように呟いた。
 『おばあちゃん』以外の人がいないような家に、なぜこれだけの衣装が性別や年齢を問わず置かれているのか。
 それに妄執のような気持ち悪さを感じたようだった。

【こちらの部屋には『夏』の服が山ほど置かれています。
 ワンピースや短パン、水着が大きいのから小さいのまであります】

 そのように大声のスタンド会話で呼びかけた後、七篠は室内を物色し始めた。
 衣服以外のものや他の部屋への扉などがないかを主に探しているようだ。

302鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』:2021/09/01(水) 22:30:58
>>298

このお婆さんは恐らく『スタンド使い』ではない。絶対ではないが、ひとまず推測からは外して良い。
次に、このお婆さん一人でも恐らく生活は可能。痴呆症でも、近隣の通い慣れた場所ならば
買い物程度はできるだろう。そこに馴染みの店員がいれば尚更だ。
それならば、不自然なところはない。

「ッ!これは・・・」

そう納得しかけたところに、『サンダル』。あのお婆さんが履くには不自然なところがある。
あの『夏の魔物』が、好む『夏のもの』をここに置いてあるのか?
あるいは、この『夏のもの』が誰かの成れの果てである可能性もあるが。

「ふむ・・・・・」

『夏の魔物』が大切にしているものならば、傷付けることで誘き寄せることも考えられるが。
元は人間で、戻せる可能性もあるとするならば、おいそれと扱うことはできない。

【既に調べたかもしれないが、靴箱の中にはお婆さんのものとは思えない『サンダル』がある】
【『夏の魔物』のコレクションか。この『民家』に出てくる可能性は、高い】

今度は入り口から奥へと向かい、芦田さんや七篠さんとは別の方へと進む。
その際、周囲を見渡して『夏の痕跡』や影に注目する。スマホのライトで照らしてみよう。

303芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/09/01(水) 23:07:33
>>299-300
(※GМへ:悪い、ちょいと『妖甘』ちゃんに能力について
聞いてきて良いか? 建造物は納得するとして、半径8mの地面なら
ワンちゃん雪原いけそうな気がするから。ミッション中に応答ない場合は
ウィゴーちゃんの拒絶って言う処理で良いんで)

「ありゃ? ウィゴーちゃん、以前タイタニック号を直した時も
あった気がしたんだが……(※妄想クロスワード)
うっうっうっ……あん時のウィゴーちゃんは、居ないんだな。
でも、今のウィゴーちゃんも素敵だよ」

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトです。
妄想垂れ流すのは夜だけにしてね。いや、夜でも勘弁だけど』

「まぁ、駄目そうなら。適当な民家に置いてある除雪用具とかで
雪が載ってる頃まで改変するしかねぇよな」

ウィゴーちゃんと雑談しつつ『ノート』を読み続ける。
 一夜漬けで書いたにしちゃ、すげー文章量だ。ウィゴーちゃんは確かに
この量を1つのシーンで収まる形で書き上げたとフィルムで証明した。
 
(それが『変』なんだよな。普通は、こう言うのは区切って記録するだろ?
なのにウィゴーちゃんのフィルムだと纏めて書いてんだよ。
人間、時間が経つと記憶が薄れるから。こんな弟の命が掛かってるのを
自分の記憶頼りで弟が変わり果ててから全部書こうとするか?
 ……いや、はすや兄の原本となる記録は別にあって、最終的に此処に
何時か訪れる奴の為に、この絵日記をこちらにも残したって言う
お涙頂戴の遺産って可能性もあるか……それでも、しっくり来ないがな)


「まぁ、もうこれ以上読んでも意味あるかわからないが。
まだ続きあるかね……そっちはどうだい? ウィゴーちゃん」

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトですっ。
スイカは普通に美味しいスイカですよ。食べます?』

「これ読んだ後だと、食べる気あんまり起きないなぁ……」

『そこは同意ですね』

「七篠に付いてあげてくれや」

『はいはい』

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』改めウィゴーちゃんには
七篠のほうに行って貰う。視聴覚共有はあるので、ノートの情報は
全部伝えられるから、今読んだ事を伝える。
スイカとノートのフィルムは解除する。

俺は、ノートを最後まで読む。

304『サマー・フォーエヴァー!』:2021/09/01(水) 23:42:11
>>301(七篠)
『七篠』は気味の悪さを感じながらも、部屋を物色する。
衣類以外には『水鉄砲』や『浮き輪』などの夏の遊具などが出てきた。
雑然とした様子を見るに、あまりに考えずに入れてしまったのかもしれない。
特に他の部屋へ続く扉はない。

『七篠』のところに『ウィゴー』がやってきて、
『絵日記』について口頭で説明し始める。
ただ、当然だが、百聞は一見に如かず。実際に読んだ方が『効率的』ではある。

>>302(鉄)
『鉄』は様々な考察を続け、気になる点を『スタンド会話』で発信する。
また『玄関』から奥へとゆっくりと探るように進んでいく。
ちなみに玄関からすぐ左の部屋が『芦田』がいる部屋、右が『七篠』のいる部屋だ。
そこから更に奥に左右への扉、更に奥にも扉、右に進むと『台所』があり、
『おばあちゃん』が寝ているであろう場所だ。
スマホのライトで『廊下』を照らすが、特に異常な影はないように思える。
更に探索を続けるならどこかの扉に入るのがいいのだろうが―――

305『サマー・フォーエヴァー!』:2021/09/01(水) 23:56:35
>>303(芦田)
※質疑については構いません。
※また、今後、質疑外の部分を当GMが判定して納得して下さるのならいいのですが、
※もし『判定のゆらぎ』が気になるのでしたら、大まかでも『かかる時間の指標』や、
※想定している『除雪用具での改変』あたりも、質疑しておいた方が無難かもしれません。

そして、『芦田』は、一気に『絵日記』を読む―――

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
<朝顔の絵>
『全てが終わった後に残されたのは【朝顔】。ついさっき弟だったあの【朝顔】だった』
『ご丁寧に鉢まで生まれたのは【夏の魔物】のせめてもの餞別だったのか?』
『そして【夏の魔物】は満足したようにパタンと【ノート】を閉じ』
『【影】に紛れ、その姿を消した。隠れたのではなく、完璧に』
『これで今年の【夏】の任務を終えた、という事なのだろう』
『【夏の魔物】を止める術はなく、僕はただただその場から敗走した』

<両親の絵>
『やがて両親が【失踪届】を出したけど、僕は両親に弟の末路について話す気になれなかった』
『子供が一人、行方をくらませただけでもショックなのに』
『もう一人の【正気】まで行方をくらませてしまえば、彼らの精神は到底持たないだろうから』
『その代わり、僕は独自に【夏の魔物】について調査を始めた』
『【被害者】は弟だけじゃあない、そう踏んでの事だった』
『聞き込みを続けるうちに毎年、一、二人ほど【夏の魔物】の被害者が出ている事が分かった』
『といっても真相を知る者は少なく、【夏を楽しんでいる者が突然消えた】みたいな話が殆どだったけど』
『【有益】だと思える話を少しでもまとめて、いくつか記しておく』

<『おばあちゃん』の絵>
『【民家】と【老婆】。日野家は昔からこの場所に居を構える住民である事は間違いない』
『【老婆】も昔からここにいる存在。周囲の人も【昔からなんも変わってないよ】なんて証言していた』
『夫を亡くしてからずっと一人暮らし。周囲の住民の支えでしっかり生きているようだ』
『また、対象者をとにかく厳重に幽閉する事で実際の【夏】が終わるまで耐え抜いたケースも聞いた』
『ただ、その場合、【夏の魔物】が去っても【夏の風物詩】に変わってしまった身体は戻らず』
『そして次の【夏】、再度、【夏の魔物】が憑依し、結局、少しずつ【進行】する羽目になったらしい』

<夏の魔物の絵>
『【夏の魔物】が観察対象にするのは常にひとり』
『【夏の魔物】は完全に対象を【夏の風物詩】に変えた後、【その夏】の活動を終える』
『そうなれば次の夏まで【夏の魔物】は姿を消す』
『姿を消してしまえば、【夏の風物詩】化は確定してしまう』
『ただ、例外もある。誰かが【夏の風物詩】になった瞬間』
『その場に他に【夏を満喫しているもの】がいれば』
『【夏の魔物】はひと夏にもう一人だけ憑依する事もあるようだ』

<夏の魔物が笑う絵>
『さて、最初に書いた通り、これは僕の懺悔の記録だ』
『【擬態】のための絵日記なんて馬鹿げた形式を思いついて』
『今までの僕の思いを、一気に描ききってしまった』
『絵まで描いたのは、少しでも【擬態】の精度が上がれば、という思いからだ』
『結局、ここまで【夏の魔物】について調べたが、僕の力じゃあヤツを倒せそうもない』

<この絵日記の絵>
『初めに【たたかい】などと大仰な表現をしたが、実際に僕がやった事を考えると』
『ただただ翻弄されるだけだったように思えてくる』
『この日記を僕はあの【民家】に置いてくるつもりだ』
『願わくばあの【夏の魔物】と対峙する【誰か】の助けになれば嬉しい』

『最後に』

『実は【荒唐無稽】だが【退治方法】は思いついてはいる』

『だけど』

<緑色の大きな×>
赤色で、『そんな事、出来るはずもない』。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

     『絵日記』は、ここで終わっている。

『夏の魔物』についての情報が詰まっている『絵日記』。
これを描いた『蓮谷』は、『夏の魔物』の『退治方法』に辿り着いていた―――
であれば、この『日記』の中にその『ヒント』があるという事なのだろうか。

どうせなら、変にぼかさずに直接、描いてほしかったものだが、
普通に考えたら実行できない、本人が言うところの『荒唐無稽』な『退治方法』であり、
精神的に絶望していた『蓮谷』には描く気力が湧かなかったというところか。

306芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/09/02(木) 01:42:32
>>305
(※悪いな。それじゃあ、そんな感じで宜しく頼む)

「いや、そこは書けよ」

思わずノートにツッコミ入れるが、虚しく民家に響くばかり。
まぁ、はすやは此処で『再起不能』になっちまったって感じか。
中身を一気に書き上げたのも、一応の『納得』はいった。

「何を思いついたんだ……はすやの野郎は」

(そんな事は出来る筈もない。
って事は物理的などうこう。現実的に一般人が出来る方法じゃないって事だ。
『此処の民家の放火【破壊】』『老婆を殺害』『周囲一帯を火の海で影を消す』
多分、そう言う荒っぽい方法じゃねーな。弟を救う為に大分色々考えてた
こいつが救えると確信してるなら必ず法を犯すとしてもする筈。
けど、それを除外したって事は何か破壊してどうこうで解決するって訳じゃねぇ)

「『擬態』……『擬態』か。
……はすやは、執拗に夏の魔物が好むようにしていた。七篠が見つけた物も
此処の婆さんが用意するのには重労働だ。って事はだ、はすやが用意したか?
一体それが何の為か? 決まってる。
そりゃ、弟を助けるのに自分が邪魔だと思われないようにだ。
…………『擬態』から、こいつは何を狙ってやがった……?」


『……と言うのが、今、本体が見たままの情報となります
あと、あの馬鹿(芦田)は変人だし私に関しては変態の極みですけど
仕事に関してはズボラが大きいですが、真剣にやる時はやるタイプ
だと思いますんで、安心して下さい。
 それと、今知った情報から、何か思いつきませんでしょうか?』

ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトは本体が見たノートの情報を
伝え、何か良い案がないか聞く。

307七篠 譲葉『リルトランク』:2021/09/02(木) 17:40:30
>>304

【こっちは『夏』関係の倉庫みたいです。割と雑多にものが詰め込まれています。
 鉄さんの方の『サンダル』と同じように『夏の魔物』のコレクションかもしれません】

 七篠は大声のスタンド会話でそう伝えてからやってきた『ウェア』にぺこりとお辞儀をした。

【来てくださってありがとうございます。
 ここはたぶん『夏の魔物』のコレクションだと思うんですが、もしかしたら以前の犠牲者が使っていたものかもしれないです。
 ただ、今も『夏の魔物』が活動している以上、ここには失敗のデータしかないかもしれないです】
【『絵日記』の話、ありがとうございます。
 だいたいわかりましたが…『絵日記』なら絵にもなにか意味があるのかもしれないです。
 ちょっと私も見に行っていいですか?】

 七篠はそう言うとこの部屋から出て芦田のいる部屋に戻ろうとする。

――『絵日記』なら、文章以外に絵にヒントがあるのかもしれない…。色とかは見てみないとわからないし…。

308芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/09/02(木) 18:45:00
>>307

「多分、これ以上『ノート』から解る事はあんま無さそうだけどな。
こりゃ完全に。
俺は……もう駄目だ。後はこれを読んだ人達に託す、この情報で考えてくれ。
って感じだから、あとは俺達で考えるしか無さそうだぜナナっち」

『もしかしたら、このコレクションも他の犠牲者の方々……?
ちょっと怖いですけど、私、フィルムで調べてみます。
こちらは任せてください、七篠さん』

「ウィゴーちゃん、大丈夫だよ。俺が付いてる」

『なに一つ安心する要素ねぇよ!
あとウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト!』

ノートを七篠に渡しつつ、俺もウィゴーちゃんの元へ。
ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトは『サンダル』『水鉄砲』に
『フィルム』を引き出してみる。

309鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』:2021/09/02(木) 20:28:30
>>304-305

更に奥にある扉を開けよう。ちなみに開けた扉はそのままにしておく。
その方が、足音や異変などを感知しやすい。『夏の魔物』とやらがかくれんぼをしていたとしても。

【こちらもその『退治方法』とやらを考えてみます】
【同時に、『夏の魔物』を探しつつ。あるいは、そいつの持つ漆黒の日記が鍵になるかもしれませんし】

返事をして、『シヴァルリー』を発現しつつ扉を開けさせる。
逆側の拳を引き、いつでも突き出せるようにしておこう。

310『サマー・フォーエヴァー!』:2021/09/02(木) 21:46:30
>>306>>308(芦田)
『芦田』は『絵日記』について考察しつつ、
『ウィゴー』は、『サンダル』と『水鉄砲』の『フィルム』を閲覧しようとしたが、『出来なかった』。

>>307(七篠)
『七篠』は『芦田の部屋』へと戻り、『芦田』と合流した。

>>309(鉄)
玄関から真っすぐ奥にある扉は………『トイレ』だ。
一応、洋式ではあるが使い込まれた雰囲気はある。
『夏の魔物』が居ないか、念入りに確認するが………特に異常は見られなかった。
他には『トイレットペーパーホルダー』や『ブラシ』など一般的な設備しかなかった。

>ALL
実際に読んだ『芦田』は完全に、
そして『ウィゴー』の『説明』をきいた『七篠』『鉄』は
『絵日記』の内容を基本的に把握している。
それを元に、自由に考察を行う事が可能な状態だ。

『星見町』を根城にし、『夏』を愛する『夏の魔物』。
『冬の風物詩』が弱点のようだが、『影』に紛れ、
仮に追いつめても、別の場所に『瞬間移動』してしまう。
そんな神出鬼没な相手を仕留める『退治方法』………

そんなものが本当にあるのであれば、考える価値は十分にあるだろう。
何か気になる事を指摘したり、仮に突飛な意見でも
とにかく出し、考察するのもいいのかもしれない。

311七篠 譲葉『リルトランク』:2021/09/02(木) 22:06:36
>>310

「……『瞬間移動』する相手に嫌がられるのって…なんでしょう。
 昔のゲームで『いしのなかにいる』みたいなのがあったらしいですけど…。
 実体がなければ埋まっちゃうこともなさそうですよね…」

 七篠は芦田からすこし距離を取り、『絵日記』を確かめながら話しはじめた。
 考えを整理するため、思考をそのまま漏らすように口にしている。実質的に独り言になってしまっているようだ。

「……そもそも、なんで『夏の魔物』は『影』なんでしょう。
 『犠牲者』にくっついて回ることからすると確かに『影らしい』行動に思えはするんですけど…」
「……いっそ、真っ暗にしてしまうとか…?
 でも真っ暗にして『影』ができなくなったとしても、
 そこからどうやって一抹くんから引き離せばいいのか…わかりません…」

312鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』:2021/09/02(木) 22:34:04
>>310-311

「・・・・・・・・・・」「何の変哲もないトイレだ」

頷き、念の為にドアを開けたままにしておこう。振り返り、手前側の二つの扉を見る。

「『夏』を好み、『冬』を嫌う『夏の魔物』…だがその知覚は完璧ではない」
「少なくとも、不利になるというのに絵日記に『擬装』された程度で、この内容に気が付かないくらいには」
「『夏』と誤魔化して近寄らせて、それが『冬』だった場合、ダメージになるか…?」
「だが、具体的にどうする…?二つの間に、一見似通ったようなものはあるか…?」

呟きながら、二つの扉を順に開けて中の部屋を把握しておこう。
『夏の魔物』を探すのはもちろんだが、使える道具が何かないか。見ることでアイデアが出て来るかもしれない。

313芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/09/02(木) 23:33:24
>>310

ゾグ……ッ とウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトは感光で
黒しか映さないフィルムを視認して背筋に悪寒が走った。
 自身の能力は熟知してる。フィルム全体が完全に真っ黒であると言う事は
『それ自体がスタンド及びスタンド物質』か『スタンドに干渉された何か』
であると言う事だ。

『こ……この二つとも全部……っ』

「驚愕の真実にウィゴーちゃんの小さな桃色の吐息からは激しい息遣いが生じた。
成長期の膨らみかけた胸は上下すると共に・・・」

『おめぇは勝手にナレーションしてんじゃねぇ!!
あとウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトだってーのぉ!』

あんまりウィゴーちゃんが怖がらないように、俺が茶目っ気たっぷりに
行動してるんだが、その気遣いはウィゴーちゃんにはあんま伝わらない。
夫の俺ってばショック。まぁ、しゃーねぇ 切り替えていこう。
ウィゴーちゃんも怒りでショックから立ち直ったし。

「この部屋ん中にある、夏が目立つ道具類。どうやら『犠牲者』っぽいぜー」

七篠 鉄へ聞こえるように声を上げつつ。

「なぁ、一個だけ【夏の魔物】を退治する方法思いついたんだけどよ。
おめーら二人、協力してくれるか?」

 一つだけ、ノートを全部網羅して思いついた。

「あのよ。【はすや兄】は【夏の魔物】に気づかれない様に
【夏への擬態】を執拗にしてたんよ。
 だからよ、間違いなく憑依されてる おそ松(一抹)とは接触しないと
いけねぇだろ? でもって季節真逆の攻撃して夏の魔物を一時的に
引き離しても奴さんは逃げちまう。
 だからよ、俺らウィゴーちゃん含めて四人。【夏に擬態】して魔物を
炙りだす。一時的に、俺達も夏の水遊びなり、何なりをカラ松に付き合う
振りして魔物が出た瞬間にだ……奴の【ノート】を奪う。
 んで奴のノートに【一抹、氷山、はすや、他の夏を楽しんでた者達は
これからの夏も楽しみたいので人間に戻りました】って書く」

どうよ? 不確定要素多いけどな。と芦田は意見を出した。

『まず私はウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトです。
とは言え……ふむ、夏の擬態で炙り出しノートを奪うですが……
確かに、記録から見ると夏の魔物のノートは重要そうです。
けれど実行するとなると、まだ穴が色々ありますよ』

「まぁ、その辺は二人の意見を参考にな」

七篠、鉄の考えも聞こう。俺とウィゴーちゃんだけだと厳しいものがある

314七篠 譲葉『リルトランク』:2021/09/02(木) 23:59:25
>>313

「確かに、それであれば『夏の魔物』に近付けるかもしれないです…!
 ただ、『ノート』に触れることはできるんでしょうか…?」
「『夏の魔物』の持ち物であれば同じように触れないのかなって考えてしまうんですけど…。
 こればっかりはやってみないとわからない…ですよね…」

 七篠は>>286の記述を気にしているようだ。

>『たまたま僕が触れるタイミングがあったけど』
>『普通の【影】に触れられないように【夏の魔物】にも触れない』
>『そして【夏の魔物】からも何かに干渉する事はできないようだ』

「もしその案で行く場合、私や私のスタンド『リルトランク』は『ノート』を奪うのに向きません。
 力も弱くて、早さもそんなにないので…」
「なのでその場合は『夏』の演出を手伝うことになると思います」

315鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』:2021/09/03(金) 00:34:39
>>313-314


>「この部屋ん中にある、夏が目立つ道具類。どうやら『犠牲者』っぽいぜー」

【やはり、ですか】

覚悟はしていたが、あまりの犠牲者の多さに少々慄く。
とはいえ、やる事は変わらない。救うべき人数が増えただけだ。
その為に必要な手段も工程も、未だ分からないままではあるが。

【承知しました。オレも候補の一つとして、その日記が鍵になるかと思っています】
【彼ではできなかったが、あるいは『スタンド』なら触れられるかも…だが
 オレの『シヴァルリー』も正直、スピードには自身がない。仕込みで少しなら補助できるが…】

その為には、呼ぶ場所を決めておかなくては。
幸い夏を装うには、必要なものはここに沢山ある。手段には事欠かないだろう。

316芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/09/03(金) 00:51:21
>>314-315

「ウィゴーちゃんも、そんな素早いわけじゃねーしなぁ。
夜のテクニックはスBいくんじゃねぇかと予想するが」

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトです。今度下ネタ言ったら
股間からフィルム以外の機能不全にする臓器全部引き抜けと思えよ!
実際、私のスペックは人並みで。さっきも本体に言いましたが
土地を冬にするのは厳しいし、頑張っても6時間は掛かって
発動する前に馬鹿本体が息切れして私が解除されますんで
冬の風物詩の領域作成と言う作戦は厳しいですね。民家から除雪機を
集めて雪を出すにしても、量がいるからフィルムの数が足りないですし』

冬の風物詩作戦、もとい雪原で魔物の動きを制限すると言うのは
ウィゴーちゃんのフィルムの能力からも厳しい事はわかる。

「まー、はすや兄も雪がいるって言うなら。夏でも雪が作れる機械とか
用意してただろうし、それが此処に無いって事は冬の風物詩がそこまで
必要ねーって事だろ。魔物を足止めするのに、ちょいとは七篠の枝で
牽制する必要あるだろうがな。

あと、呼び出すにするなら影が作成されるのは最低限の場所にしろ。
魔物の奴さんは影への移動を好むようだから、特定出来る場所が良い。
日没までに場所決めするべきだな。んで、トド松(一抹)に
夏の行事するぞーって電話して決行だな」

317七篠 譲葉『リルトランク』:2021/09/03(金) 01:04:34
>>315-316

「えと…それじゃあ『夏』を装って一抹くんをおびき寄せるとして…。
 影が少ない場所とかにした方があちこちに隠れられないでいいでしょうか。
 このあたりに『丘』とか『開けた場所』ってありましたっけ…?」

 七篠はここに来たときのことを思い出そうとしているようだった。
 また、時間を確認しようと時計を探している様子だ。もし時計が見当たらないのであればスマホを取り出して確認するだろう。

――……『夏の装い』…。
――あそこの衣装部屋に夏っぽいお洋服もあるかもしれないけど…ちょっと気味が悪いし…。
――『寮』まで戻って『浴衣』みたいに悠長にはいかないよね…。

318鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』:2021/09/03(金) 01:16:36
>>316-317

「動かない一抹くんに業を煮やして、住処にしているこの場所へ戻ってきてくれたら御の字ですが…」

実行するなら、なるべく日の出ている時間がいい。その方が逃げ場がなくなる。

「しかし、一抹くんが来てくれるから分かりません。先程も『夏』を示唆して
 こちらに来るように誘いをかけてみましたが、警戒していました」
「どうやらこちらは『夏』を奪うものとして認識されているようです。…まぁ間違ってはいませんが」

一抹くんを捕まえる、など一言も言わずに呼び出そうとしたが、やはり来る様子はなかった。
最悪、今のうちに捕まえておく必要があるか。

とりあえず、自分も使えそうな『夏の装い』を探しておこう。
道具や服装などが便利だが。なるべく手の塞がらないものがいい。

319芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/09/03(金) 01:27:09
>>317

「じゃあ俺も、とりあえずこの衣装棚から適当に着替えるか。
下脱いでスク水姿になりゃいいよね? ウィゴーちゃん」

『ダメに決まってんだろ! 作戦決行前に不審者として
捕まってアウトオブ再起不能だよ!』

棚から適当に【夏服】を見繕う。【夏の擬態】を限りなくしねーと
多分【夏の魔物】出てこないからな。

(あと、ノートを奪えるとして。奴さんは絶対に必死に取り返そうとする。
どーにか、魔物の注意を引きつつノートに元に戻す事項を
書かないといけねーが……)

「ウィゴーちゃんはスク水になる?」

『ならねーよっっ゛!!
 あとウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトっっっ!!』

とりあえず、適当な服を出す。鉄と七篠の分もな
夏の風物詩の服っつったら。やっぱ『浴衣』だな。俺の分も合わせ
三人分あるか? この家なら間違いなくありそうだが

320『サマー・フォーエヴァー!』:2021/09/03(金) 03:29:33
>ALL
三人は『絵日記』を考察する。
もし『はすやの案』を探りたいのならば、
『夏の魔物』に関する記述で気になるのは、

>『弟は【夏以外の風物詩】を嫌うようになっていた』
>『これは【夏の魔物】も同様なようで、そういう類のものが近くにある時は』
>『【夏の魔物】は遠巻きに弟を見張っていた』
>『これは明確な【夏の魔物】の弱点といえる』
>『特に夏と真逆にあたる【冬のもの】が嫌いなようだ』

>『具体的に述べると【関わる人が多い】【夏らしい】【多種多様な夏の風物詩】』
>『あとはそれ全体を統一するような【夏の雰囲気】や【テーマ】があると進行は早まる』
>『おそらく、逆の【冬のもの】への嫌悪も、同様の基準で強まるのだろう』
>『つまりは【大規模な夏の行事】や【夏休みの実家での集まり】みたいなものが最悪だっていう事だ』

>『【夏の魔物】の【活動できる範囲】がこの【星見町】というわけなのだろう』

>『しかし、【夏の魔物】そのものを【季節外れのもの】で囲み、捉えるなどという事は【不可能】だった』
>『【夏の魔物】は袋小路に追い詰められれば、あっけないほど気軽に【瞬間移動する】』

―――このあたりか。
     『夏以外、特に冬のものが【夏の魔物】の弱点』と明確に述べているのだから、
     少なくとも『はすや案』においてはこれが主軸となってくる可能性は高い。
     仮に『冬の風物詩』で追い詰めても、『瞬間移動』で逃げられる、事を『はすや』は懸念していた。
     逆に言えば、①『冬の風物詩』で追い詰めて、②『瞬間移動』しても逃げる事が出来ない、のならば
     『夏の魔物』を退治できるという考えなのかもしれない。

―――後は『風物詩』の具体的に何が『憑依者』や『夏の魔物』に影響を与えるかという問題もあるか。
     例えば『氷山』は『民家』内の『夏の風物詩』に直接触れたわけではないが、
     『民家』が醸し出す『夏の雰囲気』そのものが彼女を大きく『進行』させた。
     つまり『民家』の『どこにいても』、『氷山』はその雰囲気にあてられ、『夏を堪能』する事が出来たという事だ。
     つまり、『風物詩』はやりようによってはその『範囲』を大きく広げる事が出来るという事でもある。

   そして、『はすや』は『夏を堪能する』際の強度についても言及している。
   それは『夏』に関する記述だが、仮に『冬のもの』に当てはめるのならば
   『関わる人が多い』『冬らしい』『多種多様な冬の風物詩』『冬の雰囲気やテーマがある』、
   『大規模な冬の行事』や『年末の実家での集まり』などが、もっとも影響力が多いという事なのだろう。

そして、その案として意味深に記された『白地』の絵日記に記された『緑』の×と『赤字』。
『絵日記』の自己陶酔気味の記述から『はすや』の性格を推測するに、
出来るはずもないと言いつつ、色合いなども含めて、何かしらの『ヒント』を埋め込んでいる可能性は十分にある。

『×(ばつ)』はただそう見えるだけで、例えば『×(かける)』や『X(エックス)』などを表す可能性もあるか。
『ダイイングメッセージ』のようになにかについて書きかけて途中で止めた、という事もあり得るだろう。
『退治方法』というのであれば、『弱点』である『冬のもの』に関するものなのかもしれない。

321『サマー・フォーエヴァー!』:2021/09/03(金) 03:30:46

とはいえ、『はすみ案』などという不確定なものに頼らない方向でも、『作戦』は立てられる。

>>312(鉄)
『鉄』は二つのドアを開ける。
左は床の間のついている『和室』で、『押し入れ』がついている。
更に奥の方に襖がある。右には窓があり、カーテンが閉められている。
右はどうやら『洗面所』のようで更に『浴室』に続いているようだ。
双方、一見、気になるものはない。

>>313(芦田)
『芦田』は持論を述べる。『はすや』は『夏への擬態』を『執拗』にしていた
というが、そもそも『はすやの絵日記』以外にそんな描写はあっただろうか。
『はすやの絵日記』による擬態は全てが終わった後にふと思いついた『はすや』の案。
まあ、その後に『退治方法』を思いついているのでそれに絡めた案である可能性は否定できないが。

>>314(七篠)
『七篠』は『芦野』の『ノートを奪う案』に『はすやの絵日記』を論拠に反論する。
基本的に『何からも干渉できない』性質。『最後の瞬間』も、
『夏の魔物』がやる事はただ『絵日記』を描く事だけのようなので(>>300)、
基本的な性質がこの瞬間だけ変わるかどうかは微妙なところだろう。

もちろん『はすや』は『スタンド使い』ではなさそうなので、
もしかすると『スタンド』が干渉出来る可能性は残ってはいるが―――
『前憑依者』の『氷山』やそれに関わった者たちが好奇心で
それが出来るか試したりしているかもしれないが、それを確かめる術は今すぐにはない。

>>316(芦野)
『はすや』が『雪を作る機械』を用意しなかったか? それについては『不明』である。
ただ、今現在、ここに無いからといって、当時、用意しなかった事の証明にはならないだろう。

>>317(七篠)
現在は『14時21分』―――時計なりスマホなりが『七篠』にそう教えてくれる。

>ALL
『夏服』についてはそれぞれが着れそうな、夏の洋服、『浴衣』や『甚平』、『水着』などが見つかった。
夏の『擬態』というが、とりあえず『夏』そのものだ。

『芦田』の案はまとめれば『一抹と一緒に夏を楽しみ、油断させて隙を生ませ、ノートを奪う』というものか。
比較的実行しやすい案であり、『出来るはずがない』と記述された『はすや案』とは違うのだろう。
しかし、もちろん『はすや案』とやらをやらなければ倒せないという道理はないはずだ。
『自分たちだけでやろう』とするなら、現実的な案になるのは極めて真っ当だろう。

322芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/09/03(金) 09:45:05
>>320-321

「う」

「う おぉぉぉぉっっ゛!! サンッキューGМッ!
ハレルヤ ロイドパ神!
 んだよ、やっぱ俺の事が好きなんじゃねーか! 後で俺ん家こいよ!
いまスク水の写真幾つか撮って あとでプレゼントしてやっからよぉ!」

『あ、すいません二人とも。この人の時々起きる発作なんて
気にしなくて良いです。病院も警察も必要ないので。
おい、コラ! ラリってんじゃねぇぞ! 仕事モードに戻れぇ!』 ゲシッ!

ウィゴーちゃんが自分にもDFが及ばぬように普段からの俺への愛ある
ツッコミの賜物で培った、流麗された極めて繊細な俺だけ衝撃を強く感ずる
足蹴りが背中を襲う。 おれは しょうきに もどった!

「いま、神からの お告げがあった! 
まぁ、ビビッと天啓や閃きって解釈してもいいぜ?

で、明確な作戦プランが来たのよ。
とりあえず、ばくまつ(一抹)を誘って夏の魔物を油断させる為にも
短時間は俺ら浴衣着て、水鉄砲なり持って夏の雰囲気を出して
待ち受ける。そんで、そっから一気に『冬の風物詩』で囲んで
逃れなくしようぜ」

『だから、雪原は無理だってば』

「何も雪だけが冬の風物詩ってわけじゃねぇよ、ウィゴーちゃん。
クリスマスツリー・焼き芋・節分・門松・焚火。今からでも此処の奥に
仕舞ってそうなもんは幾らでも引っ張ってこれるし用意出来るものはある。
 あぁ、あと寺とか近くにあるなら除夜の鐘とか引っ張っていくか」

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトな。
除夜の鐘とかは妄言と片付けるとして、まぁ大体は用意出来るとしてですよ?
はすや兄弟、そのお兄さんは試したが失敗したじゃないですか』

「おぅ、そこで。此処よ」

>その案として意味深に記された
>『白地』の絵日記に記された『緑』の×と『赤字』

「――阿也都古(アヤツコ) つまり、異界との行き来を禁ずる
『封印』のマークだ。はすやは、恐らく冬の風物詩でじわじわ囲みつつ
魔物を、その風物詩の中に封じようと考えこんだに違いねぇ。
 けれど、あいつはこんな奇想天外な話に付き合う『仲間』が居ない。
よって『囲み役』と『封印役』、どっちかが欠けてた。
 
俺達で『夏』を『冬の風物詩』で一抹から追い出す。
 そんで封ずる方法は……」


『方法は……?(ごくり)』

 「――――――……わりぃ、ちょっとおもいつかね」

『っこのスカポンタン! そこが一番大事なところだろ!! 
 何でも良いから、そのクソ見たいな脳みそから捻りだせ、てめぇコラ!!』

「おー、怖い怖いウィゴーちゃん……ちょっと、これ無茶かも
知れないけどよ。これ、星見町総出で乗り出さないと解決出来ねぇ規模
なんじゃねぇのかなって思うのよ、実際よ。
 俺の案としてはだぜ?
星見町全体に響く感じで除夜の鐘を鳴らすとか、それ厳しいなら雪でも
全体に夏で降らすって言う『そんな事、出来るはずもない』って感じよ」

二人にゃ、何か案あるか?
 町全体の規模で『冬の行事』なり『冬の風物詩』を短時間で良いから
満たす方法ってのぉ。

七篠と鉄に良い案があれば聞くぜ。

それと、これって俺に依頼した奴も巻き込めるか? ヤジって野郎な。
これ三人どころか、星見町の奴等の大半が手を合わす系の問題じゃねぇか?

323七篠 譲葉『リルトランク』:2021/09/03(金) 10:19:26
>>320-322

「つまり、『夏』でおびき寄せて、『冬』で身動きを取れないようにして、最後に『封印』する…ですよね…」

 七篠は考え込むようにしながら『リルトランク』で『床』(おそらく畳かフローリングだろう)から『実の生ったフユイチゴの枝』を出し、蔓を自身の周囲に囲むように這わせた。

「私には『街中を冬にする』みたいな大きなことはできないですが…。
 これは冬に生る『イチゴ』です。こうして『冬の囲い』を作ることはできると思います。
「『夏の魔物』が『犠牲者』を観察しようとするなら『犠牲者』から離れないと思うんです。
 『瞬間移動』するにしても、観察できる距離にはいないと『観察日記』が書けませんから。
 引き離すではなく、くっつける。
 一抹くんごとびっしりとイチゴで囲んでしまえば逃げ場をなくせませんか?」
「その後どうするかは問題ですけど…」

 七篠はそう言いながら『リルトランク』の枝の射程『30m』以内をイチゴで囲まれた一抹を想像したのかほんのり笑い、悩んだ様子でもう一つ案を出した。

「あとは…『冬の風物詩』かつ『夏の風物詩』のものだったらどうにかできたりしないでしょうか。
 例えば『鍋』に『激辛料理』、『サウナ』に『ストーブ』、『厚着』。
 これって『冬の風物詩』ですけど、『夏の我慢大会』でも使われる『夏の風物詩』です」
「『矛盾する夏』をぶつければ…と思ったんですけど、
 これだったらこの『お兄さん』でもできますよね…」

 七篠はイチゴの蔓を触りながら考え込んでいる。

324鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』:2021/09/03(金) 13:37:30
>>320-323

「ふむ、そこかしこに『夏』らしいものが置いてあるわけではないのか」

だが、芦田さんが夏の衣服を見繕ってくれたようだ。
『甚平』なら自分も夏の寝巻きとしてよく着用している。
これを着て、後は道具の一つや二つを用意すれば、『夏』を装って誘うのはどうにでもなるだろう。

「『観察』がテーマだというなら七篠さんの言う通り、恐らく一抹くんからはそう離れられない」
「誘き寄せた後、移動しそうな影全てに『フユイチゴ』を置いてしまえば、逃げ場はなくなるかもしれない」

絵日記の書き手は影をなくしても消えることはないと言ったが、そこに『冬のもの』を押し付ければ、逃げることなく叩き込めるだろうか。

325『サマー・フォーエヴァー!』:2021/09/03(金) 14:54:29
>>322
『芦田』は『ウィゴー』に『冬の風物詩』について説明する。

『焼き芋』・『節分』・『門松』・『焚火』・『除夜の鐘』、それに、
『緑』と『赤』と『白』を基調とするいわゆるXmasカラーに彩られた
『代表的な冬の行事であり、当日は日本全土すべてを冬の雰囲気で
充満させる事ができるというあのXmas』で用いる『Xmasツリー』。

様々な『冬の風物詩』があるものだが、
もし『冬の風物詩』を利用するなら、一体どの『風物詩』が一番効果的なのか?
三人で、よく検討しなければならないだろう。

いや、そもそも別に『三人』で解決する必要はまるでないのかもしれないが―――
パーティー制限のあるRPGゲームではないのだから『ヤジ』に協力を仰ぐ事も当然、可能だ。

>>323(七篠)
『夏』でおびき寄せ、『冬』で身動きをとれないようにして、最後に『封印』する。
確かに『三人』だけでやるのなら、その規模の考えが妥当だろう。

もっとも芦野の言うような
【町全体の規模で『冬の行事』なり『冬の風物詩』を短時間で良いから満たす方法】があれば、
そんなまどろっこしい事も必要ないのだろうが………

                              バ ル サ ン
それは、『夏』に多発する『忌まわしい黒い虫』に『くん煙殺虫剤』して殲滅するのと同様の発想。

『星見町』全体に濃厚な『冬』という『猛毒』を充満させれば、
いくら『瞬間移動』しても『星見町』の籠の中の『夏の魔物』はそこから『逃れられない』。
『冬』がどこまで効くのかは不明だが、試してみる価値はあるのかもしれない。

そして、三人はいかに『一抹』と『夏の魔物』をおびき寄せるかを考えていたが
もしこの案を採用するなら『夏の魔物がどこにいようがまるで関係ない』、
『むしろコンタクトをとる方が相手にこちらの動向を気取られるかもしれない』という事か。

問題はそんな都合のいい『冬の風物詩』があるのかという事だが―――

>>324(鉄)
『鉄』はそんな事を考えつつ、考えるとはなしに『絵日記』に
最後に書かれた緑の『×』と赤い文字について思いを馳せる。
『緑』と『赤』→スイカという発想もあるが、
対抗するのは『冬』、つまり、そこから、導き出される答えは………

326七篠 譲葉『リルトランク』:2021/09/03(金) 15:17:45
>>325

「本当は、もっと大規模で逃げ場がない『冬』を準備できればいいんですけど…。
 まるで『クリスマスシーズン』みたいな…」 
「あちこちで飾り付けがされてて『クリスマスソング』が『ラジオ』から流れてるような『冬』ができれば…」

 七篠は考える。
 この街全体にそのようなことができるのであれば可能性はあるかもしれない。

「この『お兄さん』の時はできなかったような『夏』…」

327七篠 譲葉『リルトランク』:2021/09/03(金) 15:52:06
>>326

328鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』:2021/09/03(金) 21:35:04
>>325

「・・・・・・・・・・」「『赤』と『緑』。そしてこれがバツではなく、エックスなのだとしたら」
「間違いなく冬の定番と言える、『クリスマス』か…?」

だがしかし、Xmasを真夏に執り行うなどそれこそ『出来るはずがない』だろう。
それを可能にするのは、いくら『スタンド使い』と言えど流石に不可能だ。

「少人数だけでなら、クリスマスを開催することはできる。
 しかしそれでは、根本的に逃げ場をなくして消滅させることは不可能だろうしな…」

思案する。どうすれば、町全体の協力を仰げるか?

329芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/09/03(金) 22:04:22
>>325

「とりあえず依頼主に連絡するぜ。今からでもアリーナを動かす事は
無理だろうが、出来る事は幾らかある筈だからな」

『ヤジ(依頼主)』へ今まで獲得した情報について報告する。
 それによっては街のほうで対処は出来るだろう。

>>326-328

「おめーら、知り合いに誰かしら居ないのか?
 街一色をクリスマスシーズンに出来るような権力者の友達とか」

『そんな無茶な……』

「けどよぉ、ウィゴーちゃん。今出来る事つったら
1:この民家をクリスマスの飾りつけにする。
2:てきとーな場所から飾りつけを借りて、きょろ松(一抹)が
来る場所の周りをツリーで囲む準備する。

ぐらいが関の山だぜ? 夏にクリスマス?
 そりゃオーストラリアのシドニーとかなら話は別だがよ。
此処は星見街なんだよ。日本だぜ? 
 タチ悪いウイルスでタダでさえイベント自粛気味なのに
やってくれるような物好きは何処にいるんだ?」

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトです。
タチ悪いウイルスの時事ネタは置いとくとして、確かに街規模は厳しいです。
とりあえず、クリスマスの道具を探しましょう』

俺は、あいつ(ヤジ)に電話。

ウィゴーちゃんはクリスマスの道具探しだ。

330七篠 譲葉『リルトランク』:2021/09/03(金) 22:31:57
>>328-329

「街中で『クリスマス』…。
 それをできる知り合い……。正直、私は連絡先を知ってる人が少ないです…。
 一応、知ってる人には連絡してみますが…」

 七篠は困ったような顔をしながら言葉を続ける。

「……今って確か、『夏祭り』やっていませんでしたっけ…?
 そこにいけばいろんな人に協力を仰げるかも…」

331鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』:2021/09/03(金) 23:10:03
>>329-330

「否定する材料など出したくはないんだが…」
「確かに『友人』から、この真夏に『クリスマス』を演じるという茶番にも付き合ってくれるだろう」
「だが、夏祭りで人が集まっているところに行ったとて、一般人の方にどう協力を仰ぐべきだろうか」

精神感応系の『スタンド能力』を持っている友人はいないし、そもそも罪のない一般人を
害がないとは言え、洗脳するのは気が引ける。氷山さんや一抹くんを失うくらいならやるが。
そういった力なしで、どうやって大勢の人たちを煽動できるだろうか。

「ひとまず、オレも友人達の知恵を頼ってみる。これは文殊の知恵ですら難しい案件かもしれない」

332『サマー・フォーエヴァー!』:2021/09/03(金) 23:25:33
>>328(鉄)
『クリスマス』―――
真夏にクリスマスを執り行う事などいくら『スタンド使い』だろうと不可能ではないか………?
いや、少人数なら出来るかもしれないが………町全体となると………

そもそも『土地全体を覆うイベント』の正体とはなんだろうか?

例えば『東京でオリンピックが行われた』といっても、
厳密には東京全体から見れば『ごく限られた場所』で
競技がオリンピックの規定数行われただけである。
『全米が泣いた』といっても全米の面積からみればごく小さい比率を占める
『映画館』でその映画が感動を与えた、というだけに過ぎない。
つまり、『土地全体を覆うようなイベントといっても
多数の住民の認識により、漠然と作られる』という事に過ぎないのかもしれない。

この能力における『夏』の『雰囲気』というのも曖昧なものだ。
『氷山』はどうやらここで『かき氷』になってしまったらしいが、
直接、『夏の風物詩』に触れたわけでもないのではないか?
ただ、『夏のおばあちゃん家』という『民家』全体の『雰囲気』にあてられた結果だとしたのなら、
逆に『冬』の効力にもその曖昧さは適用されて然るべきではないだろうか。

>>331(鉄)
『クリスマス』に一般の方をどう巻き込むか―――

『鉄』の脳裏に、ふと、『サンタクロース』の恰好をしながら、
『トナカイ』を走らせて『プレゼント』を配る姿が浮かぶ。
『クリスマス』とは半ば『強制的』に人々に『行事』に参加させられるイベントなのかもしれない。

まずは、事前に『星見住民』に『行う日を告知』をする。
その夜、多くの者が目撃する空飛ぶ『サンタクロース』と『トナカイ』。
『星見町』全土でそれなりの数の子供に配られる『プレゼント』。
『雪』はこの際、『サンタクロース』周辺の限定的でもいいかもしれない。

実際に子供に『プレゼント』を配るのは
『サンタ』でなくても良いのかもしれない。
最終的に枕元に『プレゼント』が置かれる事が『クリスマス』であり、
(夢を砕くようで申し訳ないが)、現に日本中では殆どの
『プレゼント』がサンタ以外に配られている………

>>329(芦田)
とりあえずなんにしろ『三人』で行うのは無理なのかもしれない。
『ウイルスでイベント自粛気味』という事実は少なくとも『星見町』ではないと思われるが………

>>330(七篠)
とりあえず、『困惑』しながらも、知り合いに連絡してみる『七篠』。

>ALL

                   →フィールドワークミッション『星見町の終わらない夏』
                                       開催トリガー解放!

※※※『クリスマス開催案』を三人が推進するつもりでしたら当ミッションは上記ミッションに移行します※※※
※※※その場合、ここでのリアル進行は、次レスにて一度終了とさせて頂きたく思います※※※※※※※※

なんにしろ、ここで出来る事はもうないのかもしれない。
もし『クリスマス案』に乗るつもりならば、
とりあえず一度戻り、それから、各々、連絡なり、計画を練った方がいいだろう。

もちろん、『クリスマス案』を『出来るはずない』とし、
他の道を模索するのもひとつのやり方だ。
その場合はここに留まってもいい。

333七篠 譲葉『リルトランク』:2021/09/03(金) 23:54:46
>>332

「とりあえず、『クリスマス』をするなら『寮』に催し事の道具とかありそうですし、
 今した連絡が返ってくるまで『寮』でクリスマスの準備をしたいと思います」

 七篠はそう言い、二人に止められなければ『寮』に戻る支度を始めるようだ。

 『ルーズリーフ』を取り出し、眠っている『おばあちゃん』へ帰る旨を書き、
 その後、台所に行くとそのメモ書きを置き、冷凍庫から『氷山さん』を取り出し『バルサの枝』で保温をしてから帰路につくだろう。

334芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/09/04(土) 00:07:40
>>332
>>333へ同意 こりゃ一時撤退だわ)

「とりあえず、俺のレンタカーに乗って帰るべ。
鉄、おめぇも乗ってけ」

七篠と鉄に、自分の乗ってきた車に同乗するよう言い含め。

「キョロ松(一抹)は、どうすんだ?
いま、あいつ何処かしらでぶっ倒れてるんだろうけど、放置か?
まぁ、まだ暑い時期だから外で寝ても死にはしないだろうけどよ」

蚊とかに滅茶苦茶刺されてそうだな。と、憑依者(一抹)を
どうするか、電話してた鉄へと聞きつつ、こちらも帰り支度だ。

「戦闘とかなくてよかったねー、ウィゴーちゃん」

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトだ!
 余り、皆さん役に立てず申し訳ありません。
戻って作戦会議といきましょう!』

335鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』:2021/09/04(土) 00:25:26
>>332-333

「雲を掴むような曖昧な作戦だが…事実、そもそもこの成り行きそのものが不安定だ」
「ならば、この作戦自体も雰囲気を重視することが肝要なのかもしれない」

どちらかと言えば、キッチリとした物事を好む自分の感覚ではあまり慣れないものだが、他に策も思い当たらない。
大勢の命が懸かっているこの状況で、不安は残るが。やるしかあるまい。

「それならば、まずは一旦体勢を整えようか。この民家に『冬』のものは期待できないかもしれない」

七篠さんの案に賛成する。

336鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』:2021/09/04(土) 00:28:08
>>334

「回収して帰りましょう。流石に炎天下、何が起きてもおかしくはないですから」
「手足を縛り付けて、周囲に『フユイチゴ』を置いておけばしばらくは大丈夫でしょうか…」

どちらにせよ、住所は七篠さんと同じだと前に聞いた気がする。
彼女に任せる形になるだろう。

「では芦田さん。お手数をおかけしますが、よろしくお願いします」

自転車を含めて、一旦は自宅へ帰るとしよう。

337芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/09/04(土) 00:36:54
>>333-336

「とりあえずは七篠の生やす木に任せるしかねぇか。
あと、学生寮住まいだっけか? 寮に置いてある除雪器具とかも
周りに置いてやろうぜ。要は冬の物が肝心で別にスタンド物質に
括る必要はねぇんだしよ」

乗ってきたハイエースで、カキ氷(氷山)と何処かに倒れてる一抹を回収。
GPS機能付いてんなら早めに見つけられるだろうし、なかったらしらみつぶしだな。
で、学生寮に送って冬の道具の設置終わったら帰ってウィゴーちゃんの
手料理食って早めに休むぜ。

てか俺って送迎の為にハイエース運転してきたのか??
 始終ふざけてた記憶しかねぇぞ、おい。

338『サマー・フォーエヴァー!』:2021/09/04(土) 01:03:19
>>333-337
『七篠』は、『おばあちゃん』にメモを遺しつつ、『氷山』を保温し持ち出す。
その後、『芦田』のハイエースに『鉄』の自転車を乗せつつ、
三人で乗り込み、『民家』を去った。

『スイカ畑』の周辺を探すも、『一抹』の姿はすでになく、
近くの民家の前に『割れたスイカ』だけが遺されていた―――
『電話』しても、電源を切っているのか繋がらない。

仕方がないので一行はとりあえず『一抹』抜きで帰路へと着く。

 ………


『夏』―――

ギラギラ輝く『太陽』が、自らがもっとも輝く季節、『夏』である事をこれでもかと主張している。

       ―――『真夏の星見町に真冬のクリスマスを齎す』―――

一同で決めた方針ではあるが果たして本当にできるのか………
ただ、『憑依』されたばかりの『一抹』がすぐに『夏の風物詩化』する事はないだろう。
『準備期間』はそれなりにあるはずだ。

『関わる人が多い』のも、『風物詩』の効力を強める一要因だった。
大規模なイベントにはとにかく人手が居る。
『星見町』で沢山の協力者を募り、なんとか『開催』にこぎつけたいところだ。

『クリスマス』―――

そもそもあまり『長期間』で行うと、『住民』や『警察』からの苦情が来る恐れもある。
であればゲリラ的に『一日』。
『夏の魔物』を退治するための神聖な『Xデー』を決め、
そこに向けて『準備』していくのがベターか。

まず、『星見町全土』をそういう雰囲気にしたいのであれば、『住民の認識』は重要な要素だろう。
『星見町』は広大であり、現実的には人気の離れた山奥や湖の中央など、
その全てに万遍なく『冬』を齎すのは困難だ。
であれば、住民の多数の意識が『その日、星見町で冬の行事をやっている』という意識を持たせる事で、
『星見町全土』に『冬の雰囲気』の意識のヴェールを纏わせる事が望ましいだろう。

ただ、それはあくまで半信半疑の『ヴェール』。
実際に納得できるような『クリスマス』を行う事で補強しなければ、『冬の意識のヴェール』は霧消してしまうだろう。
以上を満たすには『星見町住民』になるべく自然な形で『クリスマス告知』できる『広報』が必要という事だ。
『スタンド能力』や『それができる立場』、『草の根活動』や『マネーを用いる』などが考えられそうだ。

そして、『サンタクロース』の出動の他にも
『クリスマス』を補強できる行動はどんどんやった方がいいのだろう。
『イベント』の開催や、町を彩る種々の飾りつけなど………

別に必ずしも『スタンド』を用いて行う必要はない。
どんな人物にも様々なやり方で、何かしら『協力』できる事があるはずだ。

   ワックワーク
『出来るはずもない』と言われた任務だが、
 実行するのであれば多くの『人員勧誘』を行わなければならない。
                 フィールドワーク

凶悪な『夏の魔物』を退治するには 『星見町』の力を借りる必要があるという事だ―――


                  『サマー・フォーエヴァー! 〜民家編〜』→終了
                           『星見町の終わらない夏』→開始

339『サマー・フォーエヴァー!(残暑)』:2021/09/04(土) 01:36:19

―――時は少しだけ、遡る。


                               ゴトッ

『一抹』の『安息』を途切れさせてしまったのは、持っていたものを落としたからだ。
『安息』時は意識が朦朧としている。何かを持っていれば落として当然か―――

落としたものはどうやら置いた『スイカ』に直撃し、それを割りつつ、
更にその勢いで大きく跳ねてしまったようだ。

『安息』が途切れた『一抹』は落としたものの末路を見る。
………それは『スマホ』だ。寸前まで電話してて、思いついたように
『安息』に入ったのだから当然、『スマホ』は持っていたままだったか………

跳ねた『スマホ』は当たり所が悪かったのか画面に大きなヒビが入り、つかない。
仮にSDカードのようなものを使用していても、後で壊れていた事が分かるだろう。
一応、『スマホ』は回収するが、『通常の修理』では直らない予感がした。
もしかすると『スイカ泥棒』の報いなのかもしれない。

とはいえ、『安息』を挟み、落ちついた今、とにかく『夏を楽しみたい』という思いに捉われている。
『夏の魔物』のアレコレを忘れたわけではないが………
『夏のホラーの象徴』のような『夏の魔物』に対しては『夏を愛する者』としては『親近感』しか湧かない。
また、先んじて『夏の風物詩』になった『氷山』に関しては
羨望の思いはあれど、『戻す』事などはもはや考えられなかった。

『一抹』の思考は夏の『吸血鬼』に噛まれた『屍生人』のようなものだ。
言うなれば通常の『人間』に反抗する『夏ゾンビ』だ。

そして『一抹』は『冬の風物詩』にも強烈な嫌悪感を抱くようになっていた。
『夏を味わう事を邪魔』したり、『冬の風物詩を広めよう』としている者に対してもそれは同様だ。

ただ、一方で、『鉄』や『七篠』への記憶を失ったわけではない。
会ってしまえば『嫌悪』に支配されるので、会わないよう、
山奥で『向日葵の種』やスイカを盗んで『最低限の夏を堪能』して、
ひっそりと暮らすのもいいのかもしれない。

以上の状態をしっかりと『理解』出来ているのならば、
どうするのかは後は『一抹』の判断だろう。

とりあえず、『一抹』はここを去る事とした。
これから何かするには流石に『一抹』は疲れすぎていたからだ。
全ては、また、今度―――体力的にも『安息』してからがいいだろう。


                       『サマー・フォーエヴァー!(残暑)』→開始

340『??・???』:2021/09/04(土) 02:11:16

―――時は少しだけ、後になる。

・・・・ガッ
          ・・・・・ガッ
  ・・・・・ガッ
                 ・・・・・ガッ

        ・・・・・ガッ

                      ・・・・・ガッ


          『ガッテンデェ―――――――イッ!』

『七篠』達が去り、少しの間が空いた後・・・・
絵日記があった『本棚』の部屋で一体のスタンドが飛び出してきた
『さんずさん』と呼ばれた彼。彼の『主』はすでにそこには居ない

          『カァア―――ッ!ヤット出テコレタゼェ!』

『氷山』が活動を停止した今、スタンドである『さんずさん』も停止するはずだが・・・・
いや、『自我がある』分、『夏の堪能』に屈しなかったという可能性はあるだろう
『さんずさん』は『江戸の岡っ引き』の精神性を持つ
『江戸時代の岡っ引き』にとって、『昭和の夏の象徴』である
『夏休みの田舎のおばあちゃん宅』は郷愁漂う古き良き時代というより、もはや『未来』だ

      『寺子屋ニ! 「夏休ミ」ハ無ェンダヨォ―――――ッ!!』

『さんずさん』はそう一人ごちる
『夏の風物詩』も『江戸時代』に無かったものも多く、
『さんずさん』は『夏』の影響をあまり受けていなかった―――
それでも『主』である『氷山』の精神が働いていた時は
『さんずさん』は彼女に従うしかなかったというところか

今、『氷山』も『夏の魔物』も、彼のもとから離れている
『氷山』が死んでいるのか生きているのか微妙な状態である為、
疑似的に『完全自立型スタンド』となっているという事なのかもしれない

『さんずさん』には『七篠』達の会話がすべて聞こえていた為、『流れ』はすでに分かっている
その上で、どう行動するか―――それは『さんずさん』次第となるだろう


        『「さんたさん」テノモ、悪カネェ――カァ?』


冗談とも本気ともつかぬ呟きとともに
『さんずさん』は『民家』を後にする・・・・・・・・・


                             『エド・サンズ』→TO BE CONTINUED・・・


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