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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

1とはずがたり:2009/04/24(金) 14:50:24

前スレhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/l50
カタコト倉庫の次期衆院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/2410/1126609657/l50
05衆院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089950050/l50
07参院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089893576/l50
10参院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/l50

4282名無しさん:2009/08/24(月) 22:45:19
>>4277

明日15時に鳩山が高崎駅前で街頭。
同日夜の音楽センター(高崎)の箱物に輿石。

こりゃあ、ひょっとしてひょっとするか?
それとも、角田→富岡の労組系の配慮のために輿石?

4283名無しさん:2009/08/24(月) 22:58:17
>>4282
へー、今日が小沢で明日が鳩山、輿石? 幹部総掛かりで本気に獲りにきてるね!

4284SWERVES:2009/08/24(月) 23:03:18
>>4277
↓4年前の時事の情勢記事@群馬。隔世の感あり・・

1区はコスタリカ方式で比例から選挙区に回った佐田が安定、労組票を奪い合う高橋、土屋らに大きく水をあけている。2区笹川は解散前の比例転出表明による陣営内の混乱の影響が気掛かりで、連合群馬などの支援がフル回転する石関との競り合い。3区は谷津がリード。前回の広島1区から「国替え」の柿沼は大票田・太田市で徐々に浸透するが、出遅れが否めない。4区福田、5区小渕はともに父親時代からの強固な地盤で安定している。(了)

>>4260
図書館で見てきましたが、日曜に載っていました。
基本的に全国紙と同じ傾向で、9区西村、8区冬柴田中競る、以外は(差はあれど)民主優勢だったと記憶しています。

4285とはずがたり:2009/08/25(火) 01:28:56
>>4270>>4277>>4282-4284
親戚が集まると今度は何処へ入れるかと云う話題になると云う話しをいつか聞いたと話しましたが,政治意識高くて案外よりよい選択肢が現れれば動きうると云う事なんでしょうかねぇ。
今回の北関東の動きはドラスティックすぎますねぇ〜。もし落とせるならその抽象的な選挙区になりますね。

>>4280
松本サリン事件被害者の河野義行さん(59)が何故冬柴なんかの応援するんかね??
今日,阪神尼崎で下車して市バスでJR尼崎駅迄行きましたが静かなもんでした。

>>4279
また急にリベラルぶってぇw
富田は高校かなんかの同級生かなんかだって書いてたっけ??
流石に比例重複もなしやと難しそうやねぇ。

>>4284
有り難うございます。
共同のは現地新聞との協力で現地情報は先に出すって感じなんですかね??

4286名無しさん:2009/08/25(火) 01:29:22
>(9面に県内12小選挙区の情勢詳報)
あの、ネット記事でそう言われても困りますが…

神戸新聞|連載・特集|’09衆院選|民主「10」議席うかがう 兵庫県内小選挙区
http://www.kobe-np.co.jp/rentoku/shakai/2009syuin/0002264324.shtml

 衆院選の兵庫県内12小選挙区と比例代表の情勢について、神戸新聞社が20〜22日に行った衆院選電話世論調査に取材を加えた結果、小選挙区では民主が過半数を奪う勢いであることが明らかになった。前回、全選挙区で敗れた民主は一転、公認候補が立つ10選挙区でいずれも優位に戦いを進める。ただ、有権者の4割近くは態度を決めておらず、流動的な要素を残している。(9面に県内12小選挙区の情勢詳報)

 民主は党への追い風を背景に、公認10人のうち幅広い支持を受ける5人がほぼ議席を獲得する勢い。残る5人も無党派層へ支持を広げるなど優位に戦いを進めている。推薦する新党日本新人は公明前職と競り合う。

 前回、12選挙区全勝の自民、公明は厳しい逆風下、苦戦は避けられない情勢。自民は安定した支持を集める9区以外は、いずれも民主を追う展開。公明も2区で民主にリードされている。

 共産は6人とも当選圏に届くのは厳しいとみられる。社民と国民新の各1人、無所属5人も支持が広がっていない。

 比例代表でも「投票する政党」は自民26・6%、民主45・1%と、民主が大きくリードしている。

 電話世論調査の有効回答は計6077。衆院選に「関心がある」と答えた人は約88%に上った。(小森準平)

(2009/08/23)

4287とはずがたり:2009/08/25(火) 01:43:21
>>4286
くそっw>あの、ネット記事でそう言われても困りますが
9面はネット化されてないみたいっすね(´・ω・`)

4288おま天:2009/08/25(火) 01:44:31
【09衆院選】政権交代確実、民主300議席超え 自民大物も大苦戦
(1/2ページ) 2009.8.25 01:09
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090825/elc0908250121002-n1.htm

 産経新聞社は24日、FNN(フジニュースネットワーク)と合同で実施した電話による衆院選情勢に関する世論調査(8月20〜23日)に、全国総支局の取材を加味して、30日に投開票日を控えた選挙戦の終盤情勢をまとめた。自民党は個別の選挙区で盛り返す動きがあるが、民主党は選挙区と比例代表双方で優位に立ち、単独で300議席を確保する見通し。政権交代は確実な情勢になった。

 自民党は解散時勢力から半減以下の130議席程度にとどまる可能性が高まっている。ただ、投票態度を明らかにしていない有権者はなお3割を超えており、情勢が変化する可能性もある。

 自民党は選挙戦の主導権を握れず、これまでに60議席しか固め切れていない。北海道、山梨、静岡、沖縄など12道県で全議席を失う恐れが出ているほか、4年前の郵政解散・総選挙で選挙区の議席をほぼ独占した東京、千葉、神奈川でも議席を大きく減らす可能性が高い。中川昭一前財務相や山崎拓元副総裁ら派閥領袖や閣僚経験者も厳しく、海部俊樹、森喜朗両元首相らも当落線上でしのぎを削っている。比例代表でも50議席前後と、民主党の半分程度にとどまりそうだ。

 公明党は20議席を固めたが、選挙区では太田昭宏代表を含め当落線上の候補が多く、公示前勢力の確保は困難な情勢だ。自民、公明両党の執行部は「自公での過半数確保」を目標とするが、このまま推移すれば、過半数を大幅に下回り、下野する可能性は高い。

4289おま天:2009/08/25(火) 01:45:45
【09衆院選】政権交代確実、民主300議席超え 自民大物も大苦戦 (2/2ページ)
2009.8.25 01:09

 民主党は政権交代を訴え、子ども手当や高速道路無料化などの生活に直結したマニフェスト(政権公約)を掲げた戦略が奏功しているようだ。解散時勢力の112議席を大幅に超え、選挙区ではすでに191議席を固めた。大都市圏だけでなく、北海道、東北、関西、北信越など地方でも有利に戦い、単独過半数(241議席)はもちろん、全常任委員長ポストと過半数の委員を確保できる「絶対安定多数」(269議席)も超える勢いだ。

 共産、社民両党は解散時勢力(共産9、社民7)を1〜3議席下回る見通し。国民新党は選挙区で3議席、渡辺喜美元行革担当相が代表を務めるみんなの党は選挙区で2議席を固めつつある。


 ■世論調査の方法 サンプル数は4万4071。平成20年3月末の住民基本台帳を基に、選挙区ごとに満20歳以上の有権者から男女別・年代別の構成割合に応じて調査対象を算出。電話番号を無作為発生させるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)方式で、算出した回答数が得られるまで電話調査を行った。

------------
産経FNNも来ました

4290名無しさん:2009/08/25(火) 04:16:48
憲法20条 (宗教団体の部分)

いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。

4291とはずがたり:2009/08/25(火) 09:30:30
>>4289
国新は亀井(泥)・松下・下地ってことっすね。
みんなは渡辺・江田か。

4292名無しさん:2009/08/25(火) 17:00:55
やはり亀井久興はダメなのか…
国民新党は代表と幹事長が落選してしまうのか

4293名無しさん:2009/08/25(火) 17:20:57
>>4292

07参院選の時、1人区の予想が多く的中したのがタセ。そのタセも唯一外したのが島根選挙区。
直前まで亀井はアブナイという評価だったが。

私も紙面では危なく取れると思いますが意外と今回も巻き返しがあるように思います。
開票終了まで分からないのでは。

それより、ワタヌキドンが落選覚悟で比例に回った理由がナゾ。やはりかつては自民だし富山3区を混乱させたくないからという
温情があるとも思えないが。

あと・・・四区の田村、過去にないほど選挙カー回っていますよ。それから公示以降、森本、鳩山のポスター急増、これまであった田村、自民のポスター激減状態。

4294名無しさん:2009/08/25(火) 19:32:35
産経買おうと思ったら、詳細は27日と28日に分けて掲載だとか。
ふざけてるな〜。

4295名無しさん:2009/08/25(火) 20:45:11
http://www.zakzak.co.jp/top/200908/t2009082535_all.html
「民主300」阻止へ…自民反攻“激戦52”物量戦
灼熱8・30投開票2009総選挙


街頭演説では多くの有権者から喝采を浴び、「手応えはいい」と胸を張る麻生首相だが…(クリックで拡大) 8・30総選挙で、主要報道各社の調査では「民主300議席超」「民主全員当選」などの圧勝予測がズラリと並んだ。一方で、こうした圧勝報道が「揺り戻し」につながるとの指摘もある。実際、夕刊フジの最新情勢分析でも、終盤で接戦や逆転に持ち込んでいる「自民反攻」選挙区が出て来ているのだ。自民大物のどぶ板選挙に代表される「危機バネ」が働いてきたことなどが背景にあるが、衝撃の民主300議席超は本当に実現するのか。

 「少しずつ反応は上がってきている。街頭演説の観衆も帰る人がいない。1カ月前と比べて、傾向値としては自由民主党は上がってきている」

 民主300議席超獲得という報道機関の衝撃予測に対し、最近の麻生太郎首相は強気発言を繰り返している。

 産経新聞が25日朝刊で発表した議席予測でも、民主党が300議席を確保する見通しとなったが、公認候補330人全員の当選の可能性に触れた22日付の毎日新聞朝刊の数字がピークとなった形だ。それだけに、自民党幹部は「民主は伸びきっている。下がり始めているところもある。逆に、箸にも棒にもかからない、と思っていた(自民の)候補がぐーっと伸びて迫ってるところが数カ所ある」と、ラストスパートに望みをつなぐ。

 総選挙は衆院解散から40日間という長丁場。選挙プランナーの三浦博史氏も「自民への揺り戻しがある。投開票が30日まで延びたため、自民前職が地元に入り、くまなくどぶ板選挙を展開する時間が生まれ、年配や地方の第1次産業の人たちが自民支持に戻ってきている」と指摘する。

 実際、各種情勢調査に独自取材などを加味した夕刊フジの最新情勢分析でも、次のような「自民反攻区」が出てきている。

【危機バネ働き、どぶ板奏功】

 東京1区は与謝野馨財務相が民主党の海江田万里氏に追いつめられていたが、ここへきて猛追。地元関係者は「与謝野氏は公示日に倒れて健康不安を露呈したが、逆に同情を生んだ。都議選で自民現職の落選で生み出された陣営のしこりをほぐし、50といわれる後援会をさらに固める作用を果たした」と話す。

 民主の女性刺客に苦しんできた愛媛1区の塩崎恭久元官房長官も、異例のどぶ板選挙を展開したことに加え、公明党の推薦も得て公示日以降の猛追で再逆転。

 東京14区の前職、松島みどり氏も都議選で推した自民現職が公明現職に競り負けただけに、自公のしこりが懸念されていたが、永田町有力筋は「公示直前に公明の推薦が出て情勢は一変。5万票の公明票が上乗せされ、優位になった」と語る。

4296名無しさん:2009/08/25(火) 20:45:30
>>4295

【民主は引き締めに必死】

 元秘書の出馬で苦戦が伝えられてきた福岡7区の古賀誠選対本部長代理についても、「党の調査では古賀氏が盛り返した。比例重複辞退は勝利への確信が持てたからだ」(自民党関係者)という。

 終盤になってこうした自民反攻区が出てきた背景について、永田町有力筋は「危機バネや公明との選挙協力が機能し始めたことに加え、麻生首相(自民党総裁)らが、国旗掲揚の必要性を強調するなど『保守色』を前面に押し出す戦略が、離反していた自民支持層の一部を戻すことに成功した」とみる。

 また、自民党幹部は「民主党がマニフェストを次々と修正したり、子ども手当などの具体的な財源確保策が示されていないなど、今後の日本経済の行く末に対する国民の不安が徐々に広がり始めているためではないか」と話す。

 ただ、自民反攻にも限界があるのも事実。自民大物候補の陣営幹部はこうぼやく。

 「今できるのは、古い自民党の体質を嫌って離れていった保守層の一部を取り戻す程度。マイナスからスタートしたんだから、それが精いっぱい。本来、票の上積みには無党派層の取り込みまで攻め込まないといけないが、そんな余裕なんてない」

 民主党も圧勝報道によるゆるみを警戒。鳩山由紀夫代表は公認候補全員と党都道府県連などに「報道に浮かれ、幻惑されるなら、政権交代は水泡に帰す」と訴えたげき文を電子メールで送ったほか、小沢一郎代表代行も24日には保守王国と言われる群馬県に入り、「北関東は埼玉も良いが、茨城、群馬、栃木でも地殻変動が起きている。群馬で1区から4区を取れば象徴的な事態になる」などと檄を飛ばした。

 前出の永田町有力筋は「民主圧勝報道で都市部では多少の揺り戻しが起きるだろうが、地方では逆に締め付けがきき、さらに民主票が伸びる可能性も高い」と指摘するが、いずれにしても政権交代の流れだけは間違いなさそうだ。

■主な「自民反攻」の選挙区

             公示前 公示後

東京 1区 与謝野 馨   ▲ → △

東京14区 松島みどり   ▲ → △

神奈川1区 松本  純   ▲ → △

富山 3区 橘 慶一郎   ▲ → △

愛知13区 大村 秀章   ▲ → △

大阪10区 松浪 健太   ▲ → △

広島 5区 寺田  稔   ▲ → △

愛媛 1区 塩崎 恭久   ▲ → △

福岡 7区 古賀  誠   ▲ → △

*△はやや優勢、▲は苦戦。敬称略

ZAKZAK 2009/08/25

4297名無しさん:2009/08/25(火) 21:08:46
>>4295-4296
このままじゃ三浦の言うとおりになっちゃうよ。
民主は浮き足立つなという方が無理か。
こんなこと↓
http://www.the-journal.jp/contents/yoronz/2009/08/post_10.html
する政党にはきついお仕置きが必要なのだが・・・

4298名無しさん:2009/08/25(火) 21:09:21
>>4097

読売と日経が合同世論調査 それを紙面で明かさなかったわけ
2009/8/24 コメント(7)
衆院選・序盤情勢の世論調査を、読売と日経が合同で行っていたことが分かった。新聞不況で経費節減の必要などがあったとの見方もある。両紙とも合同であることを紙面上で明かしていないが、データに独自分析を加えたためなどと説明している。

広告減収による不況で経費削減?

世論調査は読売と日経の合同だった 「民主300議席超す勢い」(読売)
「民主圧勝の勢い 300議席超が当選圏」(日経)
読売新聞と日本経済新聞が、2009年8月21日付朝刊の1面トップで大きく掲げた見出しだ。ともに、自社による世論調査であることを見出しや記事中でうたっている。

ところが、よく読み比べると、データが共通であることが分かる。調査は、全国の有権者21万人を対象に18〜20日にかけて乱数番号方式により電話で行い、11万人から有効回答を得たというものだ。回答率はともに51.2%で、ぴったり一致している。それもそのはず、両社は合同で世論調査をしていたからだ。ともに日経リサーチに委託して行った。

普段はスクープ合戦をしている新聞社同士が、合同調査を行うというのは異例だ。その理由について、リサーチ業界の関係者は、広告減収による新聞不況の影響を指摘する。

「世論調査には、億単位のお金がかかります。とくに、小選挙区制になってから、300もの選挙区ごとに質問票を変えなければならず、それはたいへんな負担になるんですよ」
この関係者は、経費削減について、台所事情を考えれば、企業として当然の経済行動だとみる。合同調査にすれは、項目を増やすなどして調査の精度を高められるメリットもあるという。

ただ、調査の寡占が進むと、メディアの多様性が失われ、新聞の信頼度が低下する恐れもあると指摘する。「もし、精度などのメリットが得られないなら、世論調査の数は多くあった方がいいでしょうね」

データ分析は両社独自と説明
もっとも、読売も日経も、世論調査データは共通でも、記事化に当たっては、独自に集計・分析している。

前出のリサーチ業界関係者は、「今回のデータを元に、政治部などの独自取材と過去のデータを加味するなど、それぞれのノウハウで議席数予測を書いています。素材が同じでも、調理人が違えば、違う情勢調査結果になるということです。今回は、独自の分析が含まれており、『本社調査』という言い方は必ずしも間違っていません」

しかし、読売も日経も、記事中では、合同調査であることに触れていない。これについて、関係者はこう疑問を投げかける。

「同じ調査なのに、調査が違っても結果が同じだったなどと読者に誤解を与えてしまいます。合同調査はいいとしても、きちんと書くべきでしょうね」
読売新聞東京本社の広報部では、取材に対し、経費削減は関係ないとしたうえで、「(日経とは)これまでも共同事業の開発や業務提携の推進などで、会社の枠を超えた協力を進めており、今回は衆議院選挙について、両社で調査を実施することになりました。調査対象者には、両社の共同の調査である旨も説明した上でご協力いただいております」と説明する。

合同調査であることを明らかにしなかったことについて、「今回は一番重要である『データの分析』を両社が独自で行っていることから、合同調査とは表記しておらず、従って記事の内容も両紙で異なっています」と強調している。

また、日経の広報グループでは、経費削減は直接的な理由でなく、項目を増やすなど調査を充実させるのが目的であったとする。「読売新聞社とは回答データを共有しておりますが、紙面で報じた内容は両社それぞれの判断にもとづくもので、結果も異なっています」として、読売との合同調査とは考えておらず、紙面でそのように表現する理由がなかったとしている。

4299名無しさん:2009/08/25(火) 21:09:59
>>4298
http://www.j-cast.com/2009/08/24048078.html

4300名無しさん:2009/08/25(火) 21:31:52
963 名前:東京2区民モバイル ◆gX4Ba2RdxA [sage] 投稿日:2009/08/25(火) 18:45:54 ID:VW934nOb
日刊ゲンダイより

期日前投票でも民主圧勝

最終的には全体の20%、1360万人が利用しそうだが、民主優勢がハッキリ出ている。
東京12区では選挙区、比例ともに太田、公明がリード。だが選挙区では青木愛がピタリ追走。
公明上田がたってる神奈川6区は公明票は多いが、民主票はその倍近い。
絆創膏赤城の茨城1区、船田元の栃木1区民主票が倍近い。
他を見ても、東京12区以外で民主党が負けているところはない。
期日前投票に限っては、民主300議席はほぼ動かない情勢。
http://beebee2see.appspot.com/i/agpiZWViZWUyc2VlchQLEgxJbWFnZUFuZFRleHQY_L4LDA.jpg

4301名無しさん:2009/08/25(火) 21:35:55
ワロタw
>ひょっとしたらオバマさんは赤旗を読んでいるのかもしれない。


http://www.jiji.co.jp/jc/c?g=pol_30&k=2009082500688
舌戦・衆院選(25日)【09衆院選】
 ◇民主への期待、自民への失望
 ▼自民党・石破茂農水相(東京・JR北千住駅前の街頭演説で) 民主党への期待の高さは、自民党への失望の表れでもある。民主党のあれが駄目、これが駄目だと言い出せばきりがない。トラック何台分だってある。でも、ほかの党を批判する前に、まず己を顧みる謙虚さを持たねばならない。自民党を謙虚で誠実な政党に、国民の皆様方に真実を語る、勇気と真心を持った政党に立て直さねばならない。
 ◇何との戦いか分からない
 ▼自民党・野田聖子消費者行政担当相(東京・JR赤羽駅前の街頭演説で) 自分も危ない危ないと言われて戦っている。何と戦っているのか正直よく分からない。マニフェスト選挙と言われているが、もっぱら日本全国津々浦々に聞こえてくる言葉は「政権交代」という分かったような分からないような言葉ばかり。ぜひもう一度政治の在り方を思い浮かべていただきたい。
 ◇野党もだらしなかった
 ▼民主党・鳩山由紀夫代表(群馬県伊勢崎市の街頭演説で) 自民党が長期政権の中であぐらをかいた。そうなってしまった責任はむしろ、野党にある。野党がだらしなかったから、滑っても、転んでも自民党政権が続いてしまった。これを改めるのが今回の選挙だ。
 ◇役人の天下り先を
 ▼民主党・菅直人代表代行(長崎県西海市での街頭演説で) 基本的に必要な道路はきちんと整備するのが国の責任。皆さん方が利用するための道路なのか、永久に国土交通省の天下り先を維持しようとするための公共事業なのか。国民のための公共事業はやらなきゃいけない。しかし、お役人の天下り先を守り、増やすためのむやみに高い公共事業は変えなきゃいけない。
 ◇民主政策は生煮え
 ▼公明党・太田昭宏代表(山形市での街頭演説で) 児童手当を4回拡充したが、民主党は全部反対した。そして今、子ども手当と言い換えて2万6000円になり、「財源どうなんだ」と言われると突然ぴくっとなって、取りあえずは半分の1万3000円と言った。政策がでたらめ、生煮えで、おなかを壊す。
 ◇オバマさんは赤旗読んでる?
 ▼共産党・市田忠義書記局長(津市内での街頭演説で) 大企業は減税やさまざまな優遇税制で、税金と社会保険料を7兆円もまけてもらっている。10年前の水準に戻すだけで毎年7兆円の新しい財源が生まれる。これは共産党だけの主張ではない。米国もオバマ政権が既にこういう方向に足を踏み出している。ひょっとしたらオバマさんは赤旗を読んでいるのかもしれない。(2009/08/25-19:48)

4302名無しさん:2009/08/25(火) 21:51:18
http://www.news.janjan.jp/election/0908/0908249234/1.php
「民主300議席超え」揺り戻す可能性あるか
思わぬ伏兵「新型インフル」大爆発での逆転ならあり
田中龍作2009/08/25
 8月30日投開票の衆院選挙情勢について、新聞、週刊誌はこぞって「強い追い風を受けた民主党が300議席前後を獲得する」との予想記事を出している。一方で「民主が圧勝するかのような報道は、揺り戻しを起こし、自民を利することにつながる」との見方もある。

 政権交代が目前に迫る民主党の鳩山由紀夫代表としても気がかりなところだ。23日、東京・谷中の商店街で行った街頭演説で「300議席を取るかのような報道があるが、選挙は決してそんな甘いものではない」と引き締めた。


鳩山・民主党代表。「300議席」予想報道に引き締めを図る(東京都内で筆者撮影)
 揺り戻しは果たしてあるのか、2つのケースを想定してみる。

 ケース1) 民主党に入れようと決めていた有権者が「民主に勝たせ過ぎても良くないので、やはり自民に入れよう」と考え直す――

 これはまずない。年金はズタズタ。政府の発表とは裏腹に景気は一向に上向かない。額に汗して働いても年収は200万円に届かない。これでは子供を作ろうにも結婚さえできない。農業は休耕地が広がるばかり。国民の生活はあらゆる所でボロボロになっている。にもかかわらず、能力のない世襲政治家は官僚のいいなりで、国民は希望を見出せない。

 街頭で聞く有権者の声をまとめると、こうなる。よほどの富裕層ならともかく、有権者の怒りはちょっとやそっとで覆るものではない。

 東京・台東区のある商店主(40代・男性)の言葉がそれを表している。「民主党のマニフェストは確かに財源が不安になるが、今の社会を改善しようという姿勢は見られる。ところが自民党の場合はその姿勢さえ感じられない」

 ケース2) どこに投票するかまだ決めていない有権者が3割いる(筆者のインタビューの印象では2割)。彼らが「民主党に勝たせ過ぎてはいけない。だったら自民党に入れてバランスをとろう」と考えるようになる――

 これはあり得る。前回、2005年の衆院選で、自公は327議席を獲得したのに対し民主党は半数以下の113議席止まりだった。ところが得票数で見ると、「自・公=6,838万」「民主=4,584万」。その比はわずか「3:2」である。

 勝つか負けるかの小選挙区制なので、僅差でも勝てば1勝となる。前回はわずかの差が大差となり、オセロゲームのごとく自民で埋め尽くされた。

 今回の選挙情勢は「民主が300議席前後を獲得する」と予想されているが、まだ投票先を決めていない3割の有権者の動向しだいでは、予想が覆ることもある。

 【切り札は新型インフルエンザか】

 「勝ち馬に乗る」という法則がある。「バンドワゴン効果」とも言う。選挙後、利益配分に預かることを考え、当選が確実視されている候補者につくことである。自分の推す候補が当選するかしないかは、地方議員、土建業者にとっては生き死にに関わる。市町村も大きな影響を受ける。
 
 当選が濃厚な候補の下には、地方議員や業者が馳せ参じる。接戦となっている場合は、両陣営に協力したりする。選挙後の「論功行賞」があるからだ。「あった」からだと言う方が正しいかもしれない。

 自民党の野中広務幹事長(当時)は市町村長や助役に電話をかけて「オタクの所からは○○票出してくれよ」と具体的に指示していた。筆者が助役らから直接聞いた話だ。もし言われた通りの票が出なければ、翌年度の予算編成で痛い目に遭うということだった。ある助役が「こっちも血眼だ」と顔をしかめていたのを思い出す。
 
 民主党でこうした「論功行賞」により選挙区を締め付けることができるのは小沢代表代行くらいだろう。だが、軍師と呼べる選挙参謀があまたいた自民党と違い、小沢氏は1人であれもこれも目配りしなければならない。「論功行賞」など考える余裕はないのではないだろうか。

 したがって、民主党の優勢がさらに優勢を呼ぶ「バンドワゴン現象」は、言われるほど大きくない、と筆者は見ている。そうなると、もし仮に揺り戻しが起きた場合、「300議席超」は夢幻となる。

 最大の揺り戻しは、今月末にも大爆発が予想されている新型インフルエンザではないだろうか。30日の投票日に合わせて、「人が多く集まるところに行かないでください」と厚労省が警告を発することも可能だからだ。投票率が下がれば、自公有利となる。

 このように常識を欠いた事態が起きる可能性は低い。何やかやあったとしても、自公で過半数を維持するような大きな揺り戻しは起きそうもない。

4303名無しさん:2009/08/25(火) 21:59:20
>>4294
26日と27日の間違いでした。
失礼しました。

4304千葉9区:2009/08/25(火) 23:02:13
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000000908250006
揺れる王国、再び対決 16区ルポ
2009年08月25日

          ◆



  24日午前6時半、通勤客が行き交う小田急相模原駅コンコース。「おはようございます」「おはようございます」とかれた声で、自民前職の亀井善太郎氏(38)が一人ひとりに声をかけていた。



  ○ 世襲VS.元官僚



  この駅は、ライバルが高校まで住んでいた地域にある。始めて約10分後、中年男性の一人が「お父さんにはお世話になりました」と歩み寄り、亀井氏の手を握った。



  一方、ライバルの民主新顔、後藤祐一氏(40)はこの日午後、マイクを取り付けてある電動アシスト付き自転車にまたがっていた。亀井氏の自宅がある伊勢原市内の新興住宅地で話し出すと、家から飛び出してきた人もいた。後藤氏は「ここは3世議員がいて厳しい選挙。よろしくお願いします」と握手した。



  「政権選択」を争う総選挙で、16区(厚木市、伊勢原市など)は、7区(横浜市港北区、都筑区)とともに、自民と民主が事実上の一騎打ち、という構図をみせる。



  特に16区は、06年10月の衆院補選で争った「世襲」と「元官僚」の再戦。衆院9期を務めた故亀井善之氏の弔い合戦の様相となったこの時は、約2万9千票差で亀井氏が後藤氏を制していた。



  ○ 辻立し3年間



  しかし、「自民王国」といわれてきたこの地域にも、変化の兆しが出始めている。



  7月上旬、JAあつぎ小鮎支所。「3年前にはここに来る道さえ知らなかった」と、後藤氏は集まったJA関係者らを前にこう話した。



  農協の政治団体である農政連は、元農相だった父善之氏時代からの亀井氏の有力な支持団体。後藤氏は「推薦をもらうには至らないが、中には汗をかいてくれる人が出てきた」と支援の広がりに手応えを感じている。



  さらに7月末、16区の情勢を揺るがしかねない事態も顕在化した。



  「正々堂々とここにいます」。相模原市城山町であった後藤氏の演説会場に、前県議会議長で、自民党を除名された榎本与助県議が立った。



  相模原市の政令指定都市移行に反対する榎本氏は、後藤氏と考えが近いという。榎本氏は07年4月の県議選で、16区エリアの旧津久井郡4町で1万2711票を得ていた。



  亀井陣営の幹部は「元々熱心に支援してくれていたわけではない」と影響は少ないとの見方を示す。しかし、別の幹部は「内紛というイメージだ」と心配する。



  後藤氏は補選に敗れた翌日から、平日は毎朝、駅前などで辻立ちを続けてきた。13年間経産省に勤めた元官僚。「3年前は、この地域の人がどんな暮らしをしているのか分かっていなかった」。自転車の走行距離は1日100キロを超えることもある。



  ○ 組織固め注力



  「王国」にほころびが見え始めているものの、亀井陣営は、従来の組織固めに力を入れる。



  ミニ集会をこまめに開き、支援者に自らの考えを訴える。20日に開いた「女性の会」は、平日の日中にもかかわらず、用意した百席はあっという間に埋まった。



  ブナの立ち枯れが進む地元・丹沢を引き合いに環境問題を訴える亀井氏の声はいつものように大きいが、口調は女性を意識してか、普段よりゆっくりと優しく聞こえた。



  高齢の女性が大半だったが、地元市議は子育て世代の女性数人が会場にいたのに期待を寄せる。



  善之氏は選挙時には全国を応援で飛び回っていたが、終わってみれば自らは圧勝。「オヤジは『亀井後援会』というでっかいピラミッドがあった。僕は小さいピラミッドをたくさん造る」と、初当選直後に話していた亀井氏。若手経営者の勉強会などに、この間、顔も出してきた。



  厚木市文化会館の大ホールで開いた集会では、満員の1400人を集めた。若い人が増えたとし、「オヤジは満員に出来なかった」と亀井氏。父を追い越すため、敷かれたレールだけでなく、自ら道を切り開こうと模索した運動を展開している。

4305千葉9区:2009/08/25(火) 23:02:48
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/mie/CK2009082502000270.html
激戦区ルポ<三重5区> 
2009年8月25日

 「きょうは政治の話はやめときます」。三重県伊勢市で開かれた女性の集い。三重5区の自民前職三ツ矢憲生(58)は、こう切り出すと、幼少時、家業の牛乳店で配達の手伝いをした生い立ちなどを話し始めた。

 やがて支援者の一人が壇上でまくし立てる。「あさって私の地域に橋が開通します。まだ何もしてもらってない人は、三ツ矢さんに一票入れて恩を前倒しで返しましょう」。静かな雰囲気が打って変わり会場は熱気に包まれ、拍手と歓声が鳴りやまなかった。

 農林水産業に携わる人が多く保守地盤が強固な選挙区。1996年の小選挙区制の導入以来、自民系が議席を守り続ける。三重の「南北格差」とやゆされ、インフラ整備も遅れがちな地域。国土交通省出身で中央と太いパイプを持つ三ツ矢は、高速道路や堤防の建設を約束し、過去2回の衆院選で民主候補に圧勝。相手に比例代表での復活も許さなかった。

 しかし、中央では首相がくるくる交代し、「一度あっちにやらせてみては」という声が吹き荒れる。同選挙区で民主幹部が自民の牙城といわれる離島に恐る恐る行っても「頑張って」と声が掛かるほどの風が吹く。

 公示前、三ツ矢は突然「敗れた候補が復活当選するのはおかしい。(持論の)国会議員定数削減を身をもって示す」と、東海ブロックで唯一、比例重複を辞退。退路を断つ悲壮な決意を示した。

 一方、選挙区の中心部、伊勢市から100キロ以上南に離れた東紀州の紀宝町。三ツ矢に初めて挑む民主新人の藤田大助(32)が叫ぶ。「政権が代わると道路は造れないと言う人がいるが、必要なものは造る。一方的に不安をあおり、政治をゆがめている」。普段、表立って相手陣営を批判しない藤田にしては珍しい姿。陣営の県議も「選挙区で負けても、政策で有権者に恩返しできる機会がある。比例辞退はいかがなものか」。

 藤田の祖父、幸英(84)は自民党県連幹事長を務めた元県議で、父の正美(57)も昨年7月まで自民党籍があった現職県議。祖父と父の人脈も生かし、自民支持層の切り崩しを図る。公示後の演説会で、初めて正美が「まだ若いが、大助に力を貸してください」と深々と頭を下げた。

 民主党幹事長の岡田克也(56)が解散後に既に2回も応援に入る異例の支援態勢。幹部は「藤田、藤田と連呼するだけではだめだ。もっと民主党を前に出せ」とハッパを掛ける。

 漁業団体の代表(57)は「不振の漁業の支援策を、何度国に頼んでもだめだった」と政府与党の無策を嘆き、初めて民主に推薦状を出した。地域づくりに直接影響を受ける首長の一人は「5区にとっては両方通ってくれるのが一番ありがたい」と本音を漏らす。有権者の心は投開票日の30日まで揺れそうだ。

  (文中敬称略)

4306千葉9区:2009/08/25(火) 23:04:11
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20090825-OYT8T00146.htm
3区ルポ
自民・谷津組織型選挙を徹底/民主・柿沼自民支持層に触手


 谷津候補は24日、ワイシャツにネクタイ姿で、日中、太田市内の企業をあいさつして回った。夕方から夜にかけては、興農政治連盟の決起大会や企業・団体の集い、3か所の個人演説会などを同市内で相次いで開き、「厳しい選挙だが、岩につめを立て、砂をかんでも当選したい」と強い口調で支持を訴えた。

 後援会や県議、市町議を中心に支持固めを図るオーソドックスな組織型選挙が基本戦術。選挙区内を地元の館林市・邑楽郡地域と太田地域に二分し、1日おきにそれぞれの地域であいさつ回りや個人演説会などの日程をこなす。今回は75歳という高齢に加え、各紙の情勢調査で全国的に民主党の躍進が伝えられる状況への危機感から、党の大物から応援を受けるなど、議席死守のため、必死にてこ入れを図っている。

 公示前の12日には麻生首相が館林市を訪れたほか、20日には所属派閥の会長でもある伊吹文明元幹事長、21日には福田康夫前首相が姿を見せ、集会などで「農政の第一人者であり、日本になくてはならない代議士」と、“援護射撃”を行った。

 23日には、自ら選挙カーに乗り込み、街頭活動を展開。車中からマイクで「候補者の谷津です。よろしくお願いします」と呼びかけ、神社の境内などで街頭演説に汗を流した。「これだけ動き回るのは初めて」と陣営幹部も驚く精力的な行動で、地域密着の姿勢をこれまで以上に強く打ち出す。

 「見えない風が相手だが、差は詰まっている」。眼光鋭く、選挙戦終盤に向けて闘志をみなぎらせる。

     ◇


 「おはようございます」。24日朝、太田市内の自動車部品会社に到着した柿沼候補は、屋外に整列した従業員らに柔和な表情であいさつした。マイクを手にすると引き締まった顔に一変。「群馬は自民王国だったが、このままでは、政権交代に乗り遅れて野党県になってしまう」と熱弁をふるった。

 昨年9月の福田前首相の退陣以降、公務員の天下り禁止や、無駄な公共事業の中止などの政策を前面に出し、計約80回、支援者らの集いで訴えてきた。「遊説中にセミが顔に止まった。日焼けで顔が黒いからかも」。それほど自転車遊説を重ね、走行距離は1年間で1800キロに及んだという。

 同市内の住民センターで開いたミニ集会。住民約20人に対し、元行員らしく具体的に金額を示しながら、「天下りで生じる退職金を、地元の橋や病院に費やすべきだ」と主張した。集会の参加者から「評判いいじゃないか」と声をかけられると、思わず笑みをこぼしたが、「3区は厳しいよ」と警戒も忘れない。

 根強い自民支持層が気がかりで、前回の落選以降4年間、同党支持者との関係を培ってきた。この日、午前中の約1時間で13の自民と関係が深かった企業と接触。戻ると、「(関係を)ひっくり返すことができる」と自信を示した。

 各紙の情勢調査で民主党の優勢が報道され、自身でも「追い風」を感じ始めた。25日には、同市に鳩山代表が応援に駆けつける。「代表が来る以上、ここは負けられない選挙区になる」と決意を新たにしていた。

     ◇

 石見候補は24日、館林、太田両市の商店街などで街頭演説を重ねた。「公約の説明を求める人が増え、関心は高い」と表情は明るい。

(2009年8月25日 読売新聞)

4307千葉9区:2009/08/25(火) 23:05:07
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20090824-OYT8T01128.htm
09 衆院選  注目区ルポ  無党派争奪 主戦場は駅

 小選挙区で過去4回、新藤義孝と石田勝之が交互に当落を繰り返してきた。無党派層の動きが勝敗を大きく左右する。主戦場は駅だ。

 東京のベッドタウンとして人口は増え続け、有権者は県内最多の45万人余。都心に通う「埼玉都民」が多く、川口駅の乗降客数は1日16万人に上る。

 「高層マンションは、ポスティングさえ難しい。駅で顔と名前を売るのが、手っ取り早い」と各陣営。場所取りなどの混乱を避けるため、4陣営は今回初めて、六つの駅の朝夕の時間帯を割り振った。

 「自民党に長年巣くっている膿(うみ)を一掃しなければならない」――。新藤は21日夕、麻生首相を招いた街頭演説でこう語りかけた。川口駅前広場は、動員も含め約3000人の聴衆で埋め尽くされ、陣営幹部は「不人気とはいえ首相。これで勢いが出る」と息巻いた。

 逆風に危機感を募らせる新藤は、「改革派」を印象づけようと懸命だ。7月から石原伸晃党幹事長代理、石破茂農相らを招き、川口駅前で街頭演説。同駅に湘南新宿ラインを停車させる署名活動も展開し、7月末には約2万4000人分の署名をJR東日本本社に届けた。

 今月7日の総決起集会で、新藤は衆院選後の政界再編にも言及。自民党は族議員、民主党は労働組合や日教組関係の議員を切り、保守系が一緒になるべきという持論を述べ、「今選挙を政界再編のきっかけにしなければ。党ではなく、人物で選んでほしい」とボルテージを上げた。

     ◎

 麻生首相が川口駅前でマイクを握った21日夜、石田は西川口駅で、民主党のマニフェスト(政権公約)を黙々と配っていた。2年前から本格化させた朝夕の駅立ちは600回を超えた。陣営幹部は「無党派層の7割を取り込まないと、当選は難しい」と引き締めを図る。

 石田は前回約3万3000票差で大敗。「政治活動を続けるべきか、自問した時期もあった」という。

 大学入学と同時に鳩山一郎元首相の友愛青年同志会に入り、政治を学んだ。自民党の構造改革路線は、共生社会を目指す友愛精神と対極にあると感じた。ストップをかけなければと、駅立ちや自転車街宣で、こまめに地元を回ってきた。

 22日の総決起集会。石田は「勝った人がよくて、負けた人は自己責任というのは絶対間違い。負けそうな人、負けた人に光を与えなければ」と気勢を上げ、「選挙はふたを開けるまで分からない」と上滑りにもくぎを刺した。

 2大政党に埋没しないよう、駅や街頭で格差社会解消などを訴える村岡正嗣は、「民主党が政権を取る可能性が高いが、消費税増税ストップや憲法9条を生かした平和外交など、共産党の役割はますます重要になる」と力を込める。鈴木豪は駅頭を中心に、消費税廃止などを訴えている。(文中敬称略)

(赤松正基)

(2009年8月25日 読売新聞)

4308千葉9区:2009/08/25(火) 23:05:54
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20090824-OYT8T00972.htm
1区ルポ
市議と微妙なズレ、「優勢」緩みとの闘い


1区ルポ
 衆院選の投開票日まで残り1週間となった23日。自民の赤池は、母校・甲府市立湯田小学校で個人演説会を開いた。

 「野党が政権を取り、とんでもない日本にすることをなんとか阻止したい」と熱狂的に訴える。

 会場から「そうだ」「民主党にだまされるな」の合いの手もあがる。約300人の聴衆は、古くからの支援者が中心だ。

 政権選択を意識した演説を繰り返してきた赤池だが、現実は厳しい。

 山梨1区では、1996年の衆院選を最後に、自民は議席を確保できていない。無党派層の増大、地方組織の弱体化……。都市部で自民が苦戦する「1区現象」の典型だ。「風」にも左右されやすい。

 昨年12月、赤池は党県連甲府市支部総会で、地元市議らを前に深々と頭を下げた。「政治家として至らぬ部分を猛省させて頂きたい」

 2007年の知事選を巡り、現知事を支援した赤池に、前知事を支持した自民系市議11人が「絶縁状」をたたきつけた経緯がある。

 衆院選をにらみ、自民党県議らの進言を受け入れての謝罪だった。だが、赤池は公示日の出陣式の案内状を自民系市議には出さなかった。組織選挙を支える地方議員と微妙なずれを残したまま、最終盤を迎えようとしている。

     ◇

 甲府市内で21日夜に開かれた、民主・小沢の個人演説会。小沢は500人近い参加者に、政権交代の機は熟したと訴えつつ、念を押すように強調した。「『小沢は大丈夫』で終わらないよう、気を引き締めて頂きたい」

 公示後の演説会で、小沢陣営が必ず言及する言葉が「油断大敵」だ。

 小沢は03年、05年の衆院選で安定した強さで連勝。今回は党への強烈な追い風も吹き、支援者から「優勢ですね」と楽観的な声が多く寄せられる。

 8月に入り、陣営スタッフが支持者に、集会への参加を呼びかける電話連絡を忘れ、会場に空席が目立ったこともあった。

 小沢は最近、新たに支持者を拡大する専用カードを作った。はがき大で4人分の名前などを書き込める。記入者が紹介者を書く仕組みで、約5000枚を配った。

 「もう一度、一から支持者拡大を目指す」

 6選を目指す小沢は、陣営の緩みとも闘う。

     ◇

 「民主党政権になっても、間違った政治には、ストップをかける防波堤が必要だ」。共産・遠藤は「建設的野党」の必要性を懸命にアピールする。2年前の参院選後、「語る集い」と銘打った対話型のミニ集会を重ねてきた。約800回、参加者は約5000人を数える。「手応えはある」。陣営幹部は語る。

     ◇

 諸派の幸福実現党の早瀬は、消費税の廃止など独自の政策を街頭演説を中心に訴えている。(敬称略)

(2009年8月25日 読売新聞)

4309千葉9区:2009/08/25(火) 23:06:32
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20090825ddlk13010277000c.html
’09衆院選:注目区ルポ 22区 自民・伊藤氏、民主・山花氏、3度目対決 /東京
 ◇自民前職・伊藤氏、政党色抑え「改革」強調
 ◇民主元職・山花氏、「象徴区」掲げ全力投入
 東京22区(三鷹、調布、狛江、稲城市)では、逆風の中で「改革」を強調した選挙戦を進める自民前職・伊藤達也氏と、「象徴区」として党本部も力を入れる民主元職・山花郁夫氏が3度目の対決に火花を散らしている。

 「人物を選択しなければいけない」。20日夕、松下政経塾生時代から伊藤氏を知るシンクタンク社長が狛江駅前で声を張り上げた。同塾の旗がはためくが、自民の文字はポスターに小さく書いてある程度。自民色を抑えた演出に「これだけの逆風ですからね」と陣営の一人。

 小泉内閣で金融担当相を務めた伊藤氏。前回衆院選は4万2987票差で勝利を収め、山花氏との対決を1勝1敗のタイとした。「構造改革を停滞させてはいけない」「民間の力を引き出す」。街頭演説では構造改革路線の継続を訴え、改革派をアピール。27日には小泉純一郎元首相を迎える予定だ。

 公示日の18日。山花氏の調布駅前の第一声会場。どこよりも早く駆け付けた菅直人代表代行は「22区の決着の付け方が300選挙区の中で最も象徴的となる」と訴え、連合の高木剛会長も投入するほどの力の入れようだ。

 民主優位の情勢が伝えられる中、陣営が心配していることがある。山花氏は祖父が社会党元副委員長、父が同党元委員長の3世ということだ。世襲制限は衆院選の一つの争点でもあり、10日に開かれた公開討論会で「世襲制限をすべきか」という質問に山花氏は○と×の両方掲げ、苦笑いを浮かべた。「相手は必ず批判してくると思う」。陣営の1人はそう危惧(きぐ)する。

 共産新人・吉岡正史氏は「自公政権を終わらせ、民主党が進める危険な政策を抑えていく」と第三極の立場をアピール。幸福実現党の新人・辻村智子氏は国防の強化などを訴えている。【野口由紀】

 衆院選の投開票日を30日に控え、選挙戦も終盤戦に突入。話題の選挙区の動きをリポートする。

==============

 ◇22区(4)=三鷹、調布、狛江、稲城市
伊藤達也 48 [元]金融担当相(5) 自前=[公]

吉岡正史 35 党都労働部員      共新

山花郁夫 42 [元]党副幹事長(2) 民元=[国]

辻村智子 36 幸福都副代表      諸新

(届け出順)

〔多摩版〕

4310千葉9区:2009/08/25(火) 23:07:22
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/ishikawa/CK2009082502000204.html
涙声と土下座と 石川1区ルポ
2009年8月25日

 議席奪還をかける民主党元職の奥田建候補は全国的な政権交代への追い風を味方に、金沢市内をきめ細かく回る。逆風を受ける自民党前職の馳浩候補は民主政策のネガティブキャンペーンを前面に、土下座もいとわず情に訴える。前回ムードとは真逆の様相だが、過去三回のライバル対決同様、激戦のまま終盤を迎えそう。両候補の間で埋没を避けたい共産党新人の佐藤正幸候補は、全県で党政策を訴え続ける。(衆院選取材班)

奥田候補 追い風に緩み警戒  
拍手で出迎えられ、個人演説会の会場に入る奥田候補=金沢市の長町公民館で


 「権力に近い人たちのための政治から、社会を支える生活者のための政治に」。二十四日夜、金原博選対本部長の地元金石地区での個人演説会。奥田候補は声を張り上げ、政権交代の必要性を強調した。

 公示後は市内を東西南北ブロックに分け、新進石川、民主、社民系の各県市議らと朝から夕方まで遊説、夜は個人演説会をはしごする毎日。年金や医療などの政策を愚直に訴える“奥田スタイル”を続け、相手のネガティブキャンペーンに対しては、井沢義武選対副本部長が「民主党政権で日本が壊れると言うが、壊れるのは自民党だ」と代弁してみせた。

 各紙の世論調査で優勢が伝えられるが「風はどうなるか分からない。セオリー通りやるだけだ」(陣営幹部)と気の緩みを警戒。妻麻里さんも二人三脚で駆け回り、二十二日には社民党県連の総決起集会に代理出席し「皆さんの力で国政に復帰させて」と涙声で支援を求めた。

    ◇

両手を大きく掲げ支持を訴える佐藤候補=金沢市のみどり集会場で


佐藤候補 比例視野フル回転
 「私たちの手で自公政権を終わらせる絶好の機会」。二十三日夜、佐藤候補は金沢市みどりで開かれた個人演説会でこう切り出した。「雇用が守られ、社会保障が必要な人が受けられる。外交のもめ事は話し合いで解決する。これが目指すべき日本のビジョン」と語気を強めた。

 一貫して、労働者や生活者に「暮らしを守るルールある社会を」とアピールしている。朝は駅や企業の前で通勤者に派遣労働や使い捨ての問題への対応を、日中は住宅街、スーパー前などで医療や教育、年金など社会保障の充実を呼び掛ける。

 若者への浸透も視野に入れる。週末でにぎわった二十二日の香林坊。街宣の傍ら、青年支持者らがそろいのTシャツを着て、マニフェストを配布した。

 比例代表北陸信越ブロックでの議席回復が目標。佐藤候補は参院議員や比例候補とともに政党カーで、県内全域を回って活動している。

    ◇

個人演説会場を回り、ガンバロー三唱をする馳候補=金沢市の堀川会館で


馳候補 出直し誓って懇願
 「どうか金沢の代表として勝たせて。助けてください」。二十二日夜、金沢市堀川町の個人演説会で馳候補が懇願した。県市議ら地元ごとに毎夜続ける演説会。冒頭と最後に必ず頭を下げ、畳の部屋では土下座もする。

 支持者にも危機感は広がっており、馳候補も「自民には反省すべき点がある」と出直しを宣言する。もちろん政策面での違いも強調し「民主の年金税方式では二十五年払い続け受給資格のある人も“二重払い”になる」と与党の優位性を説く。

 陣営はネガティブキャンペーンを徹底する。演説会場では「民主党ここがおかしい」と記すパネル七、八枚を並べ「子ども手当は実は増税」などと説明。相手候補を「世襲の典型」とするパネルも掲げ、下沢佳充選対事務長は「(相手は)自分の言葉で政策を語れない」と違いを言う。

 遊説はTシャツ、短パン姿の馳候補。選挙カーを降り、走りながら有権者と握手するなどフットワークの良さは変わらない。

4311千葉9区:2009/08/25(火) 23:08:21
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/gifu/CK2009082402000185.html
激戦区ルポ<岐阜1区>
2009年8月24日

◆自民・野田さん、涙を抑え懇願
 「駅前でことごとく無視された。自民を嫌い、民主に移る人の流れを痛い思いで受け止めました」

 20日夜、岐阜市の公民館。岐阜1区(同市)の自民前職、野田聖子(48)は、危機感をあらわにした。

 37歳で初入閣。「国務大臣」と書かれたポスターが目立つ。序盤戦、どの演説会もいすに座れないほどの人で埋まり、手応え十分にみえた。だが、電話作戦班が異変に気付いた。

 支持者に混じる「今回は民主に…」の声。陣営幹部は本人に風向きの変化を自覚させようと、早朝のつじ立ちをセッティング。野田は通勤客に無視され、劣勢に気付いた。支援者も終盤用の「必勝」はちまきを締め、目の色を変え始めた。

 前兆は解散後からあった。4年前の郵政選挙で“刺客”の佐藤ゆかり=東京5区へ転出=を応援した党員が、民主候補の後援会を結成。佐藤を支持した笠原多見子(44)は自民県議を辞め、民主の比例単独で立候補した。

 自民市議は団結を繕うが、野田派と佐藤派に分裂したしこりと、立命館誘致問題で対立した経緯から、熱心さはばらばらだ。

 頼りは熱心な野田ファン。元建設相の祖父の代から応援する主婦(65)は「初の女性首相になる人。絶対に落とせない」と語る。

 23日朝、商店街で古くからの支援者の姿を見て感極まった野田は、ハンカチで涙を抑え、震える声で懇願した。「政権交代という言葉はまやかし。私の言葉を信じて」

◆民主・柴橋さん、若さ売りもの
 商店や家から出てきた人が手を振る。「期待してるよ」「岐阜を変えて」。民主新人の柴橋正直(30)は自転車で駆け寄り握手した。

 「前回は手を振り返してもらえなかった」。野田と佐藤のマドンナ対決に埋もれて惨敗した4年前と比べ、手応えに驚く。

 銀行マンだった柴橋は小沢一郎代表代行の政治塾に入り、岐阜市へUターン。オレンジ色のポロシャツの背には「change」の文字と、ヒヨコの絵。若さが売りものだ。

 小選挙区制になった1996年から自民が県内5区を独占する保守王国。だが、小泉改革で疲弊し、商店街はシャッターが目立つ。喫茶店を営む男性(60)は「『いっぺん変えてみやええ』という声が多い。だめだったら、戻せばいい」とショック療法にかける。

 23日午後、柳ケ瀬商店街の広場で演説したが、聴衆は野田の半分ほど。それでも陣営幹部は「変化を望む声が幅広くあるようだ」と風を感じる。

 日焼けした小沢チルドレンは、声を振り絞る。「今のままでいいのか、だめなのか。争点はたった一つだ」

    ◇

 共産新人の鈴木正典(45)は、2大政党のはざまで「憲法9条改悪や消費税増税などに断固反対する」と党の独自色を訴える。

 (文中敬称略)

4312名無しさん:2009/08/25(火) 23:09:54
http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/TKY200908250358.html

総選挙の投票終了時刻、繰り上げる投票所3割に2009年8月25日22時53分
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 30日の総選挙の投票の終了時刻を、本来の午後8時よりも早める投票所が3割に及ぶことが、総務省の25日の発表でわかった。その理由について、自治体側は「期日前投票が浸透してきたことに加え、職員の超過勤務を減らせる」(岩手県大船渡市)などと説明するが、有権者の投票の機会を奪うとの指摘もある。

 発表によると、早めるのは全国5万978カ所の投票所のうち1万5414カ所(30%)。24%だった05年の前回総選挙よりも広がっていた。投票開始を本来の午前7時より遅くする投票所も113カ所(0.2%)あった。

 終了時刻を早める投票所の割合を都道府県別に見ると、高かったのは鹿児島(91%)、秋田(89%)、高知(88%)の順。50%を超える県は13で、05年の7からほぼ倍増した。

 公職選挙法では、特別の事情があれば投票開始時刻を最大で2時間繰り上げ・繰り下げでき、終了時刻も最大で4時間繰り上げられる。

4313千葉9区:2009/08/25(火) 23:10:44
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20090824-OYT8T01063.htm
「奇策ない政策勝負」額賀候補 「地方の経験生かす」石津候補
衆院選2区ルポ

 後半戦に入った衆院選。党員数全国2位の「自民党王国」が、民主党への追い風に揺らいでいる。強固な保守地盤と言われてきた2区、4区の選挙戦をルポする。

 「奇策はない。まじめに政策を伝えるしかない」

 21日夕、自民前議員の額賀福志郎(65)は神栖市内の街頭演説を終えて車に乗り込むと、すぐに黒色のカバンから資料を取り出した。市町村ごとの実情に合わせ作成した「額賀マニフェスト」に目を通し、有権者からの要望などをびっしりと書き込んだ手帳を広げ、わずかな時間も惜しみ、地域の実情の把握に努めた。

 この日、読売新聞の世論調査で、8回の当選を重ねてきた額賀が、民主候補と横一線の情勢であることが明らかになっていた。

 県議で選対本部長の西條昌良は「ここまで有権者の声に耳を傾け、まじめに仕事に取り組む政治家はいない」と評するが、財務相、党政調会長などを歴任し、中央政界で活躍してきた額賀には「地元に帰ってこない」との批判がつきまとう。

 22日午前、鹿嶋市内で公明党の井手義弘県本部幹事長らと演説した際は「小選挙区は額賀へ、比例は公明党へ」と訴えた。公明党関係者は「ここまで単刀直入に『比例は公明』と言ったのは初めてでは」と驚く。

 公示日以降、選挙区を留守にしたのは津島派の候補者の応援演説をした2日ほど。閣僚や党幹部として全国を飛び回る姿はなく、岡山からとんぼ返りした24日も地元回りに徹した。

 「批判は期待の現れ。やっぱり額賀先生しかいない」と話す根強い支持者も多い。

     ◆

 「大洋村長として地方の経験をした。皆さんの思いは誰よりも知っている」。真夏の日差しが照りつける中、24日午後、民主新人の石津政雄(62)は茨城町での街頭演説で党代表の鳩山由紀夫と選挙カーの上で並び、言葉に力を込めた。選挙戦が佳境に入ってからの鳩山来訪は石津への期待の現れにほかならない。

 当初、党関係者からの期待は「比例で復活してくれれば」程度。しかし、選挙区内の民主党支持率が自民党と肩を並べつつあり、陣営は「小選挙区で勝つ」と目標を「上方修正」した。

 3日前には、笠間市内のショッピングセンターで黄色いYシャツの袖をまくり上げ、1メートル61の小柄な体で駐車場内を駆け回り、有権者と握手を交わす姿が見られた。党の地盤が脆弱だったこの地域に事務所を開設した6月以来、選挙区北部の保守地盤切り崩しを図る。22、23日には南へとって返し、大票田の鹿嶋、神栖市で重点的に遊説を行った。同日選の知事選では橋本知事支持を打ち出し、したたかに保守票を狙う。

 額賀支持からくら替えした市町議もいる。ある市議は「地域の生活はよくならず、もう限界だ。額賀さん以外を応援するのは勇気がいるが、地域が変わるには今回しかない」と話した。(敬称略、河西大智)

(2009年8月25日 読売新聞)

4314千葉9区:2009/08/25(火) 23:12:30
http://www.47news.jp/CN/200908/CN2009082501000927.html
麻生首相、激戦区てこ入れ 保守地盤切り込む鳩山氏
 30日投開票の衆院選に向けて、各党党首は25日も全国遊説で舌戦を繰り広げた。麻生太郎首相(自民党総裁)は劣勢をはね返そうと、宮城、埼玉で激戦区を中心にてこ入れ。民主党の鳩山由紀夫代表は「保守王国」の群馬に乗り込み、自民党支持層の切り崩しに全力を挙げた。

 首相は仙台市などでの街頭演説で、民主党について「政権交代の先にあるのが景気後退、混乱では話にならない。(民主党が第1会派となった)東京都議会は(都議選から)1カ月以上たってもまだ開かれない。これが混乱でなくて何なのか」と指摘した。

 さらに、各種選挙情勢調査で民主党圧勝の可能性が伝えられていることを念頭に「政治はばくちじゃない。『ちょっと、やらせてみようか』というのとは違う。まったく、ことの優先順位が分かっていない人が多すぎる」と、いら立ちをあらわにする場面もあった。

 鳩山氏は群馬県伊勢崎市などで、首相が若年層の結婚をめぐり「金がないのに結婚はしない方がいい」と発言したことに触れつつ「揚げ足を取るような選挙戦にはしたくない。この国をどちらが正しい方向に導けるかの政策論争をしたい」と強調。

2009/08/25 19:32 【共同通信】

4315千葉9区:2009/08/25(火) 23:14:30
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2009082502000093.html
<政権選択>参院の人気閣僚  自民応援依頼 舛添氏に殺到
2009年8月25日 紙面から

 選挙戦終盤になっても、巻き返しの糸口がつかめない自民党。苦境ぶりは遊説日程にも表れてきた。わが身も危うい幹部らは、地元張り付きを余儀なくされ、動員力のある遊説の顔が枯渇。数少ない人気閣僚の舛添要一厚生労働相に応援依頼が殺到している。 (金杉貴雄)

 「出陣式以来の人出だ」

 二十四日午後、茨城県ひたちなか市の街頭遊説で、自民党陣営の関係者はホッとひと息ついていた。遊説カーには候補者と来県した舛添氏が並び、「自民党を立て直す」と声を張り上げ、駅ロータリーに詰めかけた聴衆の拍手を浴びていた。

 舛添氏には延べ二百五十陣営から応援要請が殺到し、北海道から沖縄まで、これまで計八十カ所以上を駆け回っている。

 これほど応援依頼が殺到するのは厳しい選挙情勢と無縁でない。党幹部や派閥領袖クラスが軒並み苦戦し、県外応援どころでなくなっているからだ。

 細田博之幹事長でさえ、選挙期間中唯一の日曜となった二十三日から二十四日夕方にかけ島根県に戻り、地元行脚を重ねた。町村派会長の町村信孝前官房長官も選挙戦最終日まで、今のところ地元・北海道を離れる予定はない。

 もともと発信力不足を指摘される党三役に代わり、選挙前に舛添氏を含む若手閣僚らが幹事長や政調会長の特別補佐に任命された。しかし、党本部が公表する幹部らの遊説日程では、結局、比較的地盤の安定した石原伸晃幹事長代理や石破茂農相のほかは、舛添氏や中曽根弘文外相といった参院議員の閣僚が目につく。

 鳩山由紀夫代表、菅直人代表代行、岡田克也幹事長の「三枚看板」で全国を駆け回る民主党と比べると、役者不足は否めない。

 民主党候補と接戦を演じる自民党のある陣営からは「舛添氏の応援をずっと党本部に依頼しているが、来てくれそうにない」と嘆きが漏れる。

4316千葉9区:2009/08/25(火) 23:17:06
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/chiba/090825/chb0908252258010-n1.htm
【09衆院選 激戦区情勢=千葉11区】森“自民離れ”引きとめに躍起
2009.8.25 22:55
「一般的に言われている“民主の風”と、実際に地元有権者とふれあって感じる反応には、ずいぶん温度差がある」。県内最多の7選を目指す自民・森は、衆院解散直後の心境をそう語った。過去4回の選挙で、次点候補に2〜3倍の票差をつける圧勝を続けてきた自信の表れか。3月の知事選で民主推薦候補を支援したことについても「批判はない」ときっぱり。

 しかしその後、自民支持層だった農漁業関係者や業界団体の一部が、民主支持の動きを見せるなど、強固な地盤にも「自民離れ」の波紋が広がっている。

 民主の猛追に対し、森は駅頭でのあいさつや地元の夏祭り、行事への積極的な参加といったアピール活動で、流れを引き戻そうと躍起だ。ただ、現役閣僚という多忙な身にある森は、公示後も他候補の応援などで24日から3日間は選挙区を留守に。その間を参院議員の椎名一保が“代打”で駆け回るなど、これまでにない苦戦を強いられている。

 一方、牙城に挑む民主・金子は「農業、漁業団体から『現状を変えてくれ』という声がある。東京育ちの自民候補よりも、地元から出た自分の方が事情はわかっている」と、手応えを感じながら初の国政選挙に挑む。

 駅立ちや遊説、ミニ集会を2年間続けてきた地道な活動の成果に加え、元自民で一宮町議を3期12年務めた経験は、自民支持層の取り崩しに大きな武器となった。「50を超える議員が応援してくれる」と金子。票田の山武地域への浸透を図り、接戦を制したい考えだ。

 幸福・久我は選挙区内で党の政策を訴える。(敬称略)

 ■11区=茂原市、東金市、勝浦市、山武市、いすみ市、山武郡(旧光町区域以外)、長生郡、夷隅郡

4317千葉9区:2009/08/25(火) 23:24:20
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/kanagawa/090825/kng0908251619001-n1.htm
【衆院選・注目区を歩く】神奈川17区 揺れる「河野王国」 新人同士が激戦
2009.8.25 16:18

 前衆院議長の河野洋平氏の引退で新人4人が争う激戦区となった17区。県内で最も広く、新人のみの戦いは大正5年以来89年ぶりとなる。民主党への追い風を受ける神山洋介氏を、河野氏から後継指名された自民党の牧島かれん氏が猛烈に追い上げるデッドヒートに、無所属の井上義行氏も絡み、河野氏が築き上げてきた「保守王国」が揺れている。

 11日午後、神山氏は、炎天下でイメージカラーの青いのぼりを立てた自転車にまたがり、地元のスーパーなど各所を回った。「10年、20年先に『あの夏が転機だった』と言ってもらえるように」。政権交代を前面に押し出して訴えた。

 この日はJR鴨宮駅を出て商店街や交通量の多い道路沿いを走った。鴨宮駅に戻るとすぐに次の秦野地域へ。広大な選挙区だけに、人通りの多い地域を選んで効率的に回る。「知名度も上がり、後援会の人数も大幅に増えた」(神山氏)と手応えも十分だ。

 2年前に立候補を表明し、河野氏の影響力の強いこの選挙区で地道に活動してきた神山氏。以前は民主党のポスターというだけで張り出しを拒否されたこともあったが、ここにきて「張れる場所が増えた」(関係者)といい、地道な活動が実を結んできている。これまで民主票を着実に固め、保守層にも食い込む。また辻立ちなども積極的にこなして無党派層の支持も拡大している。

 それでも陣営は「河野さんの地盤は強い」と牧島氏を警戒。自民党系の反河野票が井上氏に流れる可能性もあり、油断はできない。

     ◇

 「17区の土となります」

 昨年10月1日、牧島氏は横須賀市内のホテルで、県議で父の功氏の支援者を前にこう宣言した。横須賀は11区で、功氏は「(17区は地元ではなく)かれんは孤独。声をかけ励ましてほしい」と呼びかけた。牧島氏は「河野先生が築いてきた基盤を崩すわけにはいかない」と誓った。

 牧島氏は女性の感性、こまやかさをアピールする戦略だ。公示前の11日には、JR小田原駅で「女性議員の数が少なすぎる。国政には男女両方の感性が必要」と声を張り上げた。

 そろいのピンクのTシャツを着た「チームかれん」のメンバーがビラを配る。いずれも同年代の女性。受け取る通行人にも女性が目立ち、年配の女性に「実物の方が若いじゃない」と言われるほど好感度を上げているようだ。

 「サロン」を意識した事務所にはベビーベッドも置かれ、子供連れの主婦もよく訪れる。牧島氏は「人々の声を聞くことで、意味のある政策をつくることができる」と意気込む。24日には河野氏も駆けつけ、「自民党にとって、重要な人物だ」とエールを送った。

     ◇

 井上氏は12日、JR下曽我駅から約4時間半にわたり、小田原市内の住宅街を歩いて回った。たたき上げで安倍晋三元首相の首席秘書官まで務めた経歴を強調し、「おぼっちゃま、お嬢さまの政治ではだめ」と声をからして訴える。

 徒歩での活動に力を入れる井上氏。「草の根で歩かないと人に伝わらない」と話し、1日の歩数は8万を超えることも。立候補を決めた2月から靴を5足も新調した。

 「候補者の中では一番歩いていると思う。他の候補は(知名度もあり)、私以上に歩く必要はないのかもしれないが」と井上氏。神山、牧島両氏との差別化を図って地道に訴えて回り、自民支持層、無党派層の支持拡大をねらう。

 幸福実現党の中野淳子氏はスーパーなどを重点的に回り、「消費税ゼロの中野淳子」のキャッチフレーズを訴えている。

4318千葉9区:2009/08/25(火) 23:25:12
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=174031
支持固めに全力、いよいよ後半 和歌山3区

 政権交代を争点にした総選挙は後半に入った。和歌山3区の立候補者の選挙活動も日増しに熱を帯びている。最後の主戦場は大票田の田辺西牟婁地方。各候補とも支持固めと無党派層の掘り起こしに全力を挙げている。


党の著名議員が応援

玉置候補

 民主新顔の玉置公良候補(54)は公示後、有田地方からスタートし、24日までに3区全域の主な場所を巡った。昼間は市街地では自転車、山間部では街宣車で回り、人通りの多い場所では街頭演説を続ける。夜は個人演説会を開いている。民主党の選挙重点区の一つだけに、鳩山由紀夫代表や赤松広隆・選挙対策委員長ら著名議員が応援に駆け付けている。26日に白浜町栄の農業研修会館で開く個人演説会には、馬淵澄夫衆院議員が加わる。

 県内の労働組合でつくる連合和歌山や郵政関係の団体などが運動を支える。活発に動くのは青年部や女性部のほか、公務員や会社のOBによる部隊。有志らによる「勝手連」も加わり、草の根運動を続けている。「一票一票を積み上げていくしかない」と陣営幹部は話す。

 今後の活動は、大票田の田辺市のほか、前職の地盤の日高や有田地方に力を入れる。28日には支持者や運動員と一緒に自転車に乗り田辺市街地で支持を訴える。

首長らバックアップ

二階候補

 自民前職の二階俊博候補(70)は公示後、愛知県や福島県などに選挙応援に駆け付けたものの、大半は田辺西牟婁を中心に地元に張り付き、街頭演説や個人演説会に力を入れている。

 4年前の衆院選では党総務局長として党本部の選挙を指揮し、公示後も地元に足を運ぶ回数は限られた。今回は自民党への逆風が強く、様相は違う。二階候補は支持者を前に「20分でも応援に来てと言われるが、行くと半日かかる。後援会から地元から離れないでと言われる」と語った。

 後援会はこれまでにない強固な布陣で臨んでいる。今回初めて3区内のすべての市町村に選対本部を設けて選挙戦を展開。3区内の自民党県議、首長らが、選対本部長を務め、支持を訴えている。23日の個人演説会では、小出隆道上富田町長が「小選挙区は二階さんに、西博義候補のために比例区は公明党に」と支持を求めた。

 26日夜に田辺市内のホテルで開く決起集会には、仁坂吉伸知事も応援に駆け付ける。

 3区ではこのほか、幸福実現新顔の湊侑子候補(26)が出馬している。




【支持者に政策を訴える3区の候補者(和歌山県田辺市内で)】

(2009年08月25日更新)

4319千葉9区:2009/08/25(火) 23:29:31
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=8223
衆院選福井1区終盤情勢を追う 無党派票の行方カギ

(8月25日午前8時15分)

 自民前職の稲田朋美候補と民主前職の笹木竜三候補ががっぷり四つに組む福井1区。両陣営は接戦から一歩抜け出そうと、相手が強みとする基盤にも積極的に食い込みを図り、激しい票の奪い合いを繰り広げる。共産新人の金元幸枝候補は浸透を急ぐ。

 稲田陣営は、県農政連や経済界など自民の分厚い支持団体をバックに、基礎票固めに必死だ。地域にくまなく根を張る県議や市町の議員も企業訪問やローラー作戦を展開し、票の上積みを進めている。

 自民に対する逆風が依然として強い厳しい選挙戦に、陣営の緊迫感は増している。「候補者の古里福井への熱い思い、政策を愚直に訴えれば有権者の心にきっと届く」と前田康博選対本部長。公示後、応援の大物政治家は安倍晋三元首相だけにとどめ、夜の個人演説会も1日1、2会場に絞り込むことで、有権者との触れ合い、対話を最優先にしてきた。

 「ライバル候補の背中に手が届くところまできた。もう一踏ん張り」として、終盤戦も一票ずつの積み重ねに力を注ぐ。28日の総決起大会には麻生太郎首相が訪れ、一気にスパートする構えだ。

 対する笹木候補。ここ数日は必ず「全国的に政権交代は間違いない。福井だけ取り残されていいのか。猛烈に競っていて、また離されそうになっている」などと危機感をあおり、引き締めを図っている。

 公示前の岡田克也幹事長に続き、22日に菅直人代表代行、23日には直嶋正行政調会長と党幹部が次々来県した。「絶対大丈夫な所と駄目な所には行かない」と岡田氏が言うように、勝ち抜きたい激戦区と党側も位置付け、てこ入れをする。

 笹木候補は農業者への戸別所得補償制度など政策を軸に訴え、重点地域とした福井市内の農村部や永平寺町を中心に街宣活動や演説会を重ねてきた。菅氏を招いた永平寺町での演説会には400人以上が集まり、保守層の切り崩しに一定の手応えをつかんだ。

 金元候補は、政権選択の構図で埋没感が否めない。比例候補として2、3区内での活動に時間を割いたこともあり、1区の共産支持層を固め切れていない。「自公政権退場の流れは増しているが、有権者の目が民主にしか向いていない」(陣営幹部)と厳しい戦いを強いられている。

 終盤戦は福井市に腰を据え、連日20カ所近くの街頭演説と個人演説会を通し、「建設的野党」の役割を丁寧に説明。他党との違いを鮮明にし、基礎票固めと浮動票の取り込みを狙う。

 基礎票を固めつつある中、稲田、笹木両陣営が気をもむのは、3割近い無党派層の票の行方だ。

 「4年前の前回、事実上三つどもえの戦いだったとはいえ、あれだけの追い風が吹いても大票田・福井市の得票数は笹木氏の方が上だった」と稲田陣営幹部。連日、夕方にはJR福井駅東口近くで街頭演説を繰り広げ、勤め帰りや買い物などで行き来する人たちにアピール。無党派層の取り込みを狙う。

 一方、笹木陣営幹部は「前回、松宮勲氏に入った票の多くは自民票として稲田氏に流れる。それを上回る浮動票を取り込めるかが勝敗の鍵だ」とみる。後部が総ガラス張りの目立つ選挙カーで税金の使途の透明化を訴えたり、交通量の多い交差点や人出の多い量販店前に陣取って演説したりと、有権者に印象づける作戦も織り交ぜている。
  ×  ×  ×
 激しい舌戦を繰り広げてきた衆院選は、30日の投開票まであと5日に迫った。本県3小選挙区の終盤情勢を追った。

4320名無しさん:2009/08/26(水) 07:40:51
>>4297
反民主ビラをまいている人たちのサイト。
ttp://chirashihokanko.web.fc2.com/top.htm
ttp://www28.atwiki.jp/postingmaturi/pages/1.html

(注)上記サイトのリンク集には反民主でなく、
真面目に危険な法案に反対する活動を行っているところも含まれています。

4321とはずがたり:2009/08/26(水) 08:05:53
「奇策ない政策勝負」額賀候補 「地方の経験生かす」石津候補
衆院選2区ルポ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20090824-OYT8T01063.htm

 後半戦に入った衆院選。党員数全国2位の「自民党王国」が、民主党への追い風に揺らいでいる。強固な保守地盤と言われてきた2区、4区の選挙戦をルポする。

 「奇策はない。まじめに政策を伝えるしかない」

 21日夕、自民前議員の額賀福志郎(65)は神栖市内の街頭演説を終えて車に乗り込むと、すぐに黒色のカバンから資料を取り出した。市町村ごとの実情に合わせ作成した「額賀マニフェスト」に目を通し、有権者からの要望などをびっしりと書き込んだ手帳を広げ、わずかな時間も惜しみ、地域の実情の把握に努めた。

 この日、読売新聞の世論調査で、8回の当選を重ねてきた額賀が、民主候補と横一線の情勢であることが明らかになっていた。

 県議で選対本部長の西條昌良は「ここまで有権者の声に耳を傾け、まじめに仕事に取り組む政治家はいない」と評するが、財務相、党政調会長などを歴任し、中央政界で活躍してきた額賀には「地元に帰ってこない」との批判がつきまとう。

 22日午前、鹿嶋市内で公明党の井手義弘県本部幹事長らと演説した際は「小選挙区は額賀へ、比例は公明党へ」と訴えた。公明党関係者は「ここまで単刀直入に『比例は公明』と言ったのは初めてでは」と驚く。

 公示日以降、選挙区を留守にしたのは津島派の候補者の応援演説をした2日ほど。閣僚や党幹部として全国を飛び回る姿はなく、岡山からとんぼ返りした24日も地元回りに徹した。

 「批判は期待の現れ。やっぱり額賀先生しかいない」と話す根強い支持者も多い。
     ◆
 「大洋村長として地方の経験をした。皆さんの思いは誰よりも知っている」。真夏の日差しが照りつける中、24日午後、民主新人の石津政雄(62)は茨城町での街頭演説で党代表の鳩山由紀夫と選挙カーの上で並び、言葉に力を込めた。選挙戦が佳境に入ってからの鳩山来訪は石津への期待の現れにほかならない。

 当初、党関係者からの期待は「比例で復活してくれれば」程度。しかし、選挙区内の民主党支持率が自民党と肩を並べつつあり、陣営は「小選挙区で勝つ」と目標を「上方修正」した。

 3日前には、笠間市内のショッピングセンターで黄色いYシャツの袖をまくり上げ、1メートル61の小柄な体で駐車場内を駆け回り、有権者と握手を交わす姿が見られた。党の地盤が脆弱だったこの地域に事務所を開設した6月以来、選挙区北部の保守地盤切り崩しを図る。22、23日には南へとって返し、大票田の鹿嶋、神栖市で重点的に遊説を行った。同日選の知事選では橋本知事支持を打ち出し、したたかに保守票を狙う。

 額賀支持からくら替えした市町議もいる。ある市議は「地域の生活はよくならず、もう限界だ。額賀さん以外を応援するのは勇気がいるが、地域が変わるには今回しかない」と話した。(敬称略、河西大智)
(2009年8月25日 読売新聞)

4322名無しさん:2009/08/26(水) 09:13:44
器材不足。
今までの選挙に比べてビラ等の受け取り率が高い。
残り僅かなので大事に使っている。
終盤に来て配付物が減少してしまうと、
民主は楽勝気分で活動が鈍くなっているとも取られかねない。
証紙ビラは枚数限定なので仕方ないとしても、
使い方の自由度の高いプレス民主号外が
僅かな数しか各総支部に送られなかったのは理解不能。
民主党本部は現場の末端の苦労を理解していない。
最後の追い込みで無党派層に呼び掛けられる貴重な器材であるのに。
ちなみに私の市に割り当てられたプレス民主号外は僅か200部です。

4323とはずがたり:2009/08/26(水) 09:22:55
>>4322
おお,現場でご苦労様であります。
プレス民主は配れるのならもっと沢山用意すべきですよね。。

43244322:2009/08/26(水) 11:24:54
地元総支部から電話があり、プレス民主を増刷との事。
終盤追い込み用の器材確保が出来ました。
私のような声が全国から民主党本部に届いているようです。

4325とは:2009/08/26(水) 15:21:22
4時から生駒に一太と細田が来るらしい。

自民党の重点区やねぇ。
40分も待つのだりぃなぁ。

4326とは:2009/08/26(水) 16:15:00
一太は6時ころらしい。
細田も遅れてるのか?パチンコで千円使って時間潰したのに。

選対本部長は県議の新谷(?)。聴衆は2、300人位か。拍手もパラパラとそこそこ。脇のヨボヨボのお婆さんも必死の拍手。

まず高市の演説。結構小柄だね。公明への感謝もさらりと触れる。中身あんまない。だらだらした感じ。笑顔きしょい。

博多土産の明太子気になるし、細田待たずに帰るかねぇ。

4327とは:2009/08/26(水) 16:28:58
細田演説開始。政権交代は景気後退と主張。次に民主の政策批判。
もうバス乗って帰る。バス停には迷惑な駐車車両。和泉ナンバー。どこの支持者やねん。自民党か?公明党か?
助手席にいた奥さんが怒られて旦那呼んでくる。カメラぶら下げとる。カメラマンの様だ。

4328とは:2009/08/26(水) 16:35:28
>>4324
おお、良かったです。民主の金庫が空っぽで前線への兵站が機能してないのかと心配になりましたが党広報誌刷って配る位は直ぐに対応出来た様でなにより。。

4329とはずがたり:2009/08/26(水) 18:05:23
遠くから一太の声っぽいのが聞こえてくるわ,,うざ。何云ってるか解らないけど。

4330けん:2009/08/26(水) 18:17:59
>>4329
奈良2区って高市が有利なんですか?


生駒市って大阪のベットタウンのイメージあるから今回は滝が有利とみているんですが、高市が逃げ切る雰囲気なんですか?

4331名無しさん:2009/08/26(水) 18:37:37
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/08/20090826t41019.htm

秋田2区 「再チャレンジ」燃える夏 落選経験者4人
 30日投開票の衆院選で、東北の25選挙区のうち唯一、前議員が出馬せず元議員と新人の争いとなっている秋田2区。5人の候補中、幸福実現党新人を除く4候補が、過去に選挙で敗れた経験があり、“再チャレンジ”の夏に挑んでいる。

 「秋田を元気にしたいという思いは、知事選の時と変わらない。秋田を変えるために立候補した」。公示日(18日)の直前に出馬を表明した無所属新人の川口博氏は連日の演説で、出馬の真意を説明することを忘れない。

 川口氏は小坂町長を辞して挑んだ4月の知事選で落選したものの、2区の得票では当選した佐竹敬久氏に大差をつけた。国政転身への批判をかわす狙いもあるようだ。

 みんなの党新人の佐々木重人氏は2003年、05年の衆院選秋田2区で、民主党候補として戦い落選している。3度目の挑戦となる今回、「わたしは(初出馬した)6年前からずっとぶれずにやってきた。党がぶれてもわたしはぶれない」と訴え、くら替えなどで当選を目指す他候補を真っ向から批判する。

 自民党新人の金田勝年氏は、3期目を目指した07年の参院選(秋田選挙区)に敗れ、引退した元農相野呂田芳成前衆院議員から後継指名を受け、衆院での国政復帰を目指す。「この2年間、皆さまの支えを受けながらこの秋田2区をくまなく何度も歩いた。わたし自身を改革することができた」などと話し、地元意識に強く訴える。

 03年衆院選の比例東北で当選したものの、05年は落選した社民党元議員の山本喜代宏氏。復活を期して、「今こそ国民の手に政治を取り戻さなくてはいけない」と、訴えに力を込める。

 さまざまな事情や経歴を背に、秋田2区に集結した各候補たち。選挙区内の有権者は、「志ある行動」と好意的にとらえる向きがある一方で、「人材不足の裏返しでは」との声も漏れる。

 政権交代が現実味を帯びる中で、各候補は、自身の信念を一人でも多くの有権者に分かってもらおうと、終盤に入った選挙区内を駆け回っている。

 ◇小選挙区立候補者
 【秋田2区】
川口  博62 前小坂町長 無新 
藤原 純一58 幸福実現党員 諸新 
佐々木重人39☆会社役員  み新 
金田 勝年59☆元外務副大臣 自新 
山本喜代宏53☆農業    社元(1)

[注]☆は比例代表との重複立候補者

4332名無しさん:2009/08/26(水) 18:53:12
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20090826ddlk08010149000c.html

茨城の岐路:’09夏決戦 衆院選2区 自民支持層奪い合い、都市決戦 /茨城
 30日投開票の衆院選は、無風区とみられていた2区が激戦区と化している。閣僚や自民党要職を歴任してきた額賀氏に対し、かつて保守系首長だった石津氏が旧知の市議らと連携し、自民支持層を奪い合う構図だ。両陣営とも無党派の多い都市部を重点に、遊説に力を入れ始めた。【岩本直紀】(届け出順)

 ◇他県での応援控え地元に密着−−額賀福志郎氏
 額賀氏は25日午後4時半、鹿嶋市宮中の大型ショッピングセンター駐車場で行われた集会で、聴衆約500人(陣営発表)を前に「(93年の細川政権発足後の)失われた10年を繰り返してはならない。政治の安定なくして経済の安定はあり得ない」と訴えた。陣営は終盤に入って無党派層への支持拡大を目指し、鹿嶋、神栖の都市部の遊説に重点を置く。

 「驚いたよ。民主の風で本当にひっくり返されるのか」。新聞各紙の世論調査で予想以上の接戦と報じられた先週末ごろから、選挙事務所には地元県議や元首長らが危機感を募らせ、実情を確かめようと事務所に集まるようになった。

 前回05年の衆院選の選挙期間中、地元入りしたのは2日だけ。党の要職や閣僚を歴任した額賀氏は、自身の選挙区を秘書や選対本部に任せ、他候補応援で全国を駆け回った。しかし今回は、他県への応援は2日に抑え、地元に密着。家族も協力し、支持者へのあいさつ回りに奔走する。

 津島派の選対本部長として応援演説をする立場の額賀氏は、人気閣僚を呼ぶ集会の予定もない。「本人が大物政治家だからというわけではないが、人集めはしない」(陣営)と、ローラー作戦で地道に票掘り起こしを図る。

 ◇「くら替え」市議ら古巣を攻略−−石津政雄氏
 「官僚政治を終わりにしよう。私は生活に苦しむ皆さんの声を代弁します」

 石津氏は25日午前11時、小美玉市羽取駅近くのスーパー駐車場で開かれた街頭演説で、応援に駆け付けた民主党茨城県連代表代行の郡司彰参院議員とともに選挙カーに乗り、生活者の視点を力説した。世論調査では、伝統的に民主基盤の弱かった農村部でも額賀氏と競り合い、切り崩しを図っている。

 24日には鳩山由紀夫代表も参加し1000人規模(陣営発表)の集会も開催。追い風で勢いづくが、陣営は上滑りにならないよう引き締めに懸命だ。

 同日夕、神栖市内のホテルで開かれた鹿行地協主催の総決起集会で石津氏は「相手は大物代議士。空中戦で戦える生やさしい選挙ではない。私は今、地上戦の先頭で戦っている」とムード先行にならぬよう呼びかけた。

 選対本部では自民から民主にくら替えした鹿嶋市議らが中核を担い、選挙事務所は自民党の市議や地区支部長が公然と出入りする。ある地区支部長は「今の自民党ではだめだ。政権交代で出直してもらわなければ」と現状を憂える。「前回までは自民を応援してきたが、今回は民主」。選挙はがきを書きながら元行方市議が言った。

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 ◇2区の立候補者◇
 (かっこ数字は当選回数)

額賀福志郎 65 [元]財務相(8)自前=[公]

石津政雄  62 [元]大洋村長  民新=[国]

中村幸樹  45 幸福県副代表   諸新

4333名無しさん:2009/08/26(水) 18:54:00
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20090826ddlk10010200000c.html

選ぶ:’09ぐんま衆院選 「与党劣勢・民主優勢」の中、4区は? /群馬
 ◇三宅氏、福田氏が激戦
 衆院選の公示から1週間。候補者らの舌戦はますます熱を帯びてきた。報道各社の情勢分析が「与党劣勢・民主優勢」を伝えるなか、群馬4区では、民主の小沢一郎代表代行が擁立を主導した新人、三宅雪子氏(44)と、前首相で自民前職の福田康夫氏(73)が激しく競い合う。候補者の動きを追った。【増田勝彦、杉山順平】

 ◇三宅氏「背中見える」
 三宅氏は25日朝から、高崎市あら町の街頭に立った。自ら選んだイメージカラーのライトブルーのシャツ姿で、道行く有権者にあいさつ。知名度不足を補おうと、早朝の街頭活動は、出馬表明した7月下旬以来、日課となっている。

 25日午後は、来県した鳩山由紀夫代表や県連代表代行の中島政希氏らと高崎駅西口で街頭演説。集まった支持者らに「マラソンに例えれば、今(相手の)背中が見え、追いつこうとしている」と手応えを語った。鳩山代表も、ライバルの福田氏を「人間的にもすてきな方、立派な方だ」と持ち上げたうえで「みなさんに選んでいただくのはこれからの日本のこと。そのことに関しては三宅さんの方が魅力的だと思いませんか」とアピールした。

 候補者選定を巡り、中島氏ら保守系と労組系の対立が心配されたが「互いにそれぞれの持ち場で活動する」(陣営幹部)と休戦状態。労組関係者は同日、角田義一元参院副議長や輿石東代表代行を招き、高崎市内の群馬音楽センターで「総決起集会」を開き、三宅氏支持を確認した。

 24日には三宅氏擁立を主導した小沢代表代行が選挙事務所を訪れ、てこ入れするなど、党を挙げての戦いを繰り広げている。

 ◇福田氏、自らどぶ板
 福田氏は前回まで貴代子夫人と、秘書で長男の達夫氏が選挙活動の中心を担っていたが、今回は、自民への逆風に危機感を募らせ、自ら積極的に選挙区内を回る。

 25日も、午前8時から選挙カーの助手席に乗り込んで住宅街の細い道まで回り、手を振る人を見つけると自らマイクをにぎり「どうもありがとう。福田です、よろしくお願いします」と頭を下げた。

 昼前には高崎市の中心市街地2カ所で街頭演説。「私はまだやりたいことがある。健康で、安心できる国づくりをしていかないといけない。皆さんと力を合わせてこの町を良くし、日本を良くするために一緒に頑張りましょう」などと語った。午後は支持を表明する企業などを回った。

 24日夜には高崎市内で親交のあるデザイナー、山本寛斎氏の講演会が開かれ、山本氏は集まった支持者を前に「福田さんは日本に二人といない情熱と才能の持ち主。希有な才能と情熱のある政治家が、ここ高崎にいる。それを忘れないで」と素晴らしさを強調した。

 会の最後に姿を見せた福田氏は「何もかもひっくり返して、あとは知らぬというのは、無責任という。それは、私たちはやりたくない」などと自民党への支持を訴えた。

 幸福実現党の森田貴行氏(38)は25日、城山県営住宅、群馬の森などで街頭演説し、終日選挙カーで選挙区内を回り、支持を訴えた。

==============

 ◆立候補者(敬称略、届け出順)

 ◇4区=高崎(旧群馬町など除く)、藤岡市、多野郡
三宅雪子 44 [元]テレビ記者   民新=[国]

福田康夫 73 [元]首相   (6)自前=[公]

森田貴行 38 幸福県副代表     諸新

4334名無しさん:2009/08/26(水) 19:00:04

http://www.tokachi.co.jp/news/200908/20090826-0002548.php
石川氏優位保つ 11区終盤情勢調査
2009年08月26日 14時00分
中川氏組織力で追い上げ
 衆院選(30日投開票)で、十勝毎日新聞社は20?23の4日間、世論調査を実施、担当記者の情報を総合して道11選挙区(十勝)の公示後の情勢を探った。政権交代を訴える石川知裕氏(36)=民主前、国民新推薦=が幅広い年代・職業層で支持を集め優位を保ち、中川昭一氏(56)=自民前、公明推薦=が組織をフル回転させて追い上げている。渡辺紫氏(60)=共産新=は自民・民主の攻防が注目される中、伸び悩んでいる。9割以上が「投票に絶対行く」としている半面、3割が態度を決めておらず最終盤に向けて流動的要素となっている。





中川昭一氏


石川知裕氏


渡辺紫氏








渡辺氏伸び悩む 3割は未定
 石川氏は民主支持層、新党大地支持層の8割強、社民支持層の5割を固め、保守層と共産支持層の一部にも食い込む。民主への追い風もあり、全年代と農業者以外の全職域で他候補をリード。特に30?50代、会社員、公務員で強く、高齢者層の支持も厚い。

 選挙協力を結ぶ新党大地と連携し町村部の支持固めを先行、公示後は遊説日程などの大半を大票田の帯広と近隣3町に充てている。ただ追い風を受けて楽観ムードも漂いがちで、陣営では上滑りを警戒している。

 中川氏は自民支持層の7割強を固め、公明支持層の約6割を引き付ける。20代、60代以上の支持が比較的厚い。日米FTA(自由貿易協定)問題で民主の農業政策を批判、農業者の支持は他候補を上回る。商工業者、主婦層でも支持を伸ばしている。

 半面、自民への逆風や2月に演じた失態会見の影響を強く受け、従来の支持層をまとめ切れていない。農業団体の支持を背景に組織力を総動員、自民党の有力国会議員も続々と投入し、懸命に追っている。

 渡辺氏は共産支持層の5割強しか固めておらず、現政権への批判票は石川氏に流れている。商工業者、会社員、公務員、年代では20、30代が中心。消費税増税反対など独自政策を掲げるが、前回衆院選(2005年9月)で共産候補が獲得した票の上積みは微妙になっている。

 「投票に絶対行く」と答えた人は92.2%、「たぶん行く」は5.7%で、関心の高さが目立つ。一方、3割近くに上る無党派層のうち7割はいまだ態度未定。石川、中川両前職とも同層の取り込みは進んでおらず、不確定要素となっている。
(衆院選取材班)

比例も民主リード
自民続き、大地3番手
 衆院選比例代表道ブロックの十勝管内の情勢は、民主が約25%の支持を集め、自民が約17%で続いている。新党大地は前回衆院選(2005年)並みの約10%、民主との選挙協力を背景に3番手につけている。3割は態度未定。

 公明(約3%)、共産(同)も前回と同程度。社民(約1%)は前回よりやや減らした。民主はトップだが公示前より微減傾向。選挙協力を結ぶ大地に一定程度の支持が流れているとみられる。

 政党支持率は自民22.0%、民主32.8%、共産3.0%、公明1.7%、大地1.1%、社民0.4%となっている。
(衆院選取材班)

4335とはずがたり:2009/08/26(水) 19:02:40
嫁に拠ると一太と高市は近所のスーパーの前で演説してたそうな。声が聞こえてくる訳だ。。
昼寝せずに見に行けば良かった。
因みに高市は生駒市民をアピールしてたみたいです。
聴衆は30〜50人程だそうな。

>>4330
接戦みたいですねぇ。。大接戦だと桝添とかでしょうが,塩爺・細田・一太なら接戦
自民なんかと云う人は一杯いるとは思うんですけど滝が高齢で元自民で新党日本とか這入ってふらふらしてやあねぇって思う人も一定数居るのかも知れません。

4336名無しさん:2009/08/26(水) 19:05:57
http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/TKY200908260028.html
なぜ、地殻変動は起きたのか―総選挙、編集委員対談2009年8月26日11時41分
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応援演説をする麻生首相=25日午後、仙台市青葉区、戸村登撮影

熱弁をふるう民主党の鳩山代表=25日午後、東京都北区、細川卓撮影
 政権交代の是非を問う衆院選は「民主党圧勝」が現実味を帯びてきた。なぜ、地殻変動が起きたのか。選挙後はどうなるのか。政治担当編集委員の早野透、星浩、坪井ゆづるが話し合った。

■揺り戻しない 圧勝報道

 早野 選挙になってないんだ。公示日の第一声で民主党の鳩山代表は「歴史を塗り替える」と言ったのに、麻生首相は「おわび」から始めた。「おわび」から入ったんじゃ、選挙にならないんだよ。

 星 「民主圧勝」報道への揺り戻しがあるかどうか。これは、ほぼないと見る。判官びいきは負けている側に何か理があって、かわいそうだから起きる。いまの自民党には考えにくい。自民党には「政権にいるから応援する人」と「政治家個人のファン」の2種類ある。前者は情勢が悪くなって一気に逃げている。

 早野 この期に及んでも、自民党は地元利益を言っている。麻生氏のチラシに「筑豊インター来年度完成」なんて書いてあるんだ。

 坪井 あとは民主党批判ばかり。森元首相もチラシに、小沢チルドレンを「非正規社員や労働組合の事務員、キャバクラ嬢に至るまで、あまりにも国政をまかすには如何(いかが)かと思われる」なんて書いた。これでは支持基盤は固められても、無党派層は呼び込めないだろう。相手の民主党の33歳の女性候補から「森さんが初当選したのは32歳でした」と言い返されてもいた。ただ、現場では本当に民主党が300議席も取れるのかという声がまだまだ多い。

 星 それは、いまだに頭の中が2、3割の得票で当選できた中選挙区制なんだよ。1票でも多い方が勝つ小選挙区制は、票差のわりに議席数が大きく変動する。

 早野 風というより地殻変動が起きてるんだな。そういえば、小泉元首相が「有権者はもう自民党に飽きちゃったんだ」と言ってたな。安倍、福田、麻生政権への批判だけでなく、長い間の鬱積(うっせき)が噴き出しているんでしょうな。

 坪井 2代続いた政権ぶん投げが致命的でしょう。

 早野 なのに麻生氏が「責任力」なんて言う。あれは裏目だ。あんな無責任に投げ出した自民党に責任なんて、誰も言われたくないもの。

 星 首相が「安心実現」と言わなければならないほど、安心じゃない国に、誰がしたのか。そこを有権者は見抜いている。それと大きいのは、「地方の反乱」が今も続いていることだ。小泉構造改革で広がった地域格差に対応できない自民党への不信は深い。

 坪井 自民党が橋下大阪府知事や東国原宮崎県知事らにすりよったのも自民没落を象徴した。橋下氏が知事会の要求をのませた上で「守らなかったら、ウソつき政党よばわりし続ける」と言ったのも、かつてない光景だった。

■投票で晴らす欲求不満

 【マニフェスト】

 星 都内の民主党の選挙事務所では、会社員が上司に言われてマニフェストを取りに来ていた。「政権が代わったら、自分たちの仕事にどんな影響が出るかを検討するためだ」と言って持ち帰ったよ。

 早野 今回は、テレビも各党の政策比較をしていた。

 坪井 しかし、マニフェストの中身はひどい。自民も民主も「ばらまきリスト」だ。これで有権者が喜ぶと思っているなら、あまりに有権者をバカにしている。

 星 でも、いまは財源論を問題にするよりも、自民党への怒りの方が強い。財源論に入る前に勝負をつける小沢戦略が奏功している。

 早野 首相は「8月は日本を考える月に」なんて言ったけれど、マニフェストを比較する前に、自民党はアウトを宣告されているんだな。

 坪井 だけど、こんな形で片方を圧勝させる有権者というのは、ただ留飲を下げたいだけに見える。投票が圧倒的なフラストレーションの表現手段になっていないか。

 星 そうそう。4年前の刺客と同じように、今回も有権者は残酷だ。自民党の偉い人が苦しんだり泣いたりするのが見たいんだ。

 早野 ただ、民主党の子ども手当のような直接給付か、自民党の間接支援方式かの違いはマニフェストで鮮明でしょう。各省の補助金を関係団体を通して渡す途中にムダがあった。それを排除する民主党に、有権者は「そうだ」と思っている。

 坪井 霞が関の信頼が失われたことが背景にある。

 星 年金問題が大きいね。

 早野 それに天下りだな。

4337名無しさん:2009/08/26(水) 19:06:20
>>4336

 【各党の事情】

 星 公明党は小選挙区の8人が軒並み苦戦だ。頼りの自民票が来ない。自民支持層が自民離れをしている現状では、公明党は厳しい。

 早野 7月の東京都議選では維持した公明党の完勝神話がついに崩れるのか。公明党は自民党に深入りしすぎたねえ。逆も、しかり。自民党の「比例は公明に」も自民の比例区復活を減らすから、自分で自分の首を絞めている。

 坪井 共産党が小選挙区での候補者を半減させたことが今回の選挙を大きく変えた。

 星 効果が大きいのは、北海道5区の町村元官房長官、福島2区の根本匠氏、島根2区の竹下亘氏らだ。それぞれ1万から2万の共産票が勝敗を左右しかねない。

 早野 共産党は候補者削減を政治的に使えなかったのかね。民主党との政策協定は無理でも、「憲法問題は慎重にする」と言わせるとか。ただの自主投票じゃなあ。

 星 今回は共産党がアメリカ大統領の名前を最も多く連呼している。こんなの初めての選挙ですね。

 早野 鳩山氏も非核三原則やインド洋の自衛艦派遣問題は、オバマ頼みのところがある。「信頼関係を築く」とか言って、自民や社民からの批判をかわしている。

 坪井 オバマ大統領は「チェンジ」のシンボルだから、選挙で好んで使われる。

 早野 共産党は「確かな野党」から「建設的野党」になる。これは政権の外での是々非々なんですよ。社民党は政権内での是々非々になる。

 星 国民新党は郵政見直しの一点を訴える。「逆小泉」だね。民主党が大勝すると、社民や国民新党は割を食う。

■連立協議 政策違う3党

 【選挙後はどうなる】

 星 小沢氏や鳩山氏は、この衆院選を来年の参院選とパッケージで考えている。参院選で勝たないと安定政権はできないからだ。参院の自民党幹部は今回、最低でも180議席は取りたいと言う。それ以下だと、次の参院選に建設や農業などの役所と業界代表が自民党から立候補してくれないからだ。業界代表は、いわば自民党の背骨みたいなもの。その背骨をへし折っちゃうのが、小沢氏の戦略だ。

 早野 そうなると、政官業癒着の与党・自民党がなくなっちゃうんだな。新しい自民党には、どういう基軸があるのだろう。

 星 谷垣禎一元財務相が言っている「絆(きずな)」とかコミュニティーとか。田舎の名士はもともと、お上の世話になってない。自立心がある。弱者救済型の民主党とは違うんだという考え方だろうか。竹中平蔵氏的ではない保守の再構築ができるかどうか。

 早野 そういう次の自民党のリーダーは誰がなるの。

 星 今回の小選挙区で勝つのが条件。麻生執行部でない加藤紘一氏や谷垣氏とか、若手の石原伸晃氏、人気の舛添要一氏らの名前が挙がる。

 【民主党政権】

 星 選挙後、民主党には二つの問題が待ち構える。ひとつは鳩山氏の「故人献金」問題。税金の不正還付や母親からの贈与隠しなどを追及される。もう一つは100人規模になる小沢チルドレン。こちらは小沢氏自身が裁判を抱えているから、院政を敷いて影響力が大きくなるというものでもないだろう。

 早野 その前に社民、国民新党との連立協議がある。政策の中身は結構、差があるんだよ。子ども手当の金額とか配偶者控除の存廃とか。個々に調整するのか、総括的なお題目で合意するのか。社民党は「憲法審査会を動かすな」とか入れたいだろう。

 星 民主党は3党の協議機関を置いて、時間をかけてやろうとするでしょうね。

 坪井 そこに政界再編の芽はあるのかな。

 星 社民党がごねるようなら、参院自民党のごく少数が民主に移るとかはあるかもしれない。「連立野党はない」といっている公明党の動きも気になる。

 早野 じゃあ、選挙後も波乱含みということだね。

4338名無しさん:2009/08/26(水) 19:07:40
>小選挙区制導入を主導したある閣僚は会見後、「中選挙区制であったなら民主党と結構いい勝負
>になっていた。小選挙区論者としては複雑だ」と苦しい胸の内を明かした。


http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009082602000072.html
閣僚から弱気発言次々 衆院選 小選挙区制“恨み節”も
2009年8月26日 朝刊

 麻生太郎首相は二十五日の閣僚懇談会で、民主党の圧倒的優勢が伝えられる衆院選情勢について「(自民党が圧勝した)二〇〇五年の前回衆院選と比べても反応は悪くない」と強気の見方を披露したが、各閣僚の閣議後会見では、弱気な発言が相次いだ。

 首相が閣僚懇で選挙情勢に言及するのは異例。首相は、わずかな得票率の差で勝敗が分かれる小選挙区制の特性に言及しながら「1%、2%をめぐっての戦いだ。最後までしっかり頑張ろう」と各閣僚にハッパを掛けた。

 しかし各閣僚は会見で、「(民主党への)風は前回衆院選の小泉旋風の比ではない」(甘利明行政改革担当相)、「民主党の怒濤(どとう)のような波が襲っている」(与謝野馨財務相)と悲観的な意見が大勢を占めた。

 小選挙区制であることについても「わずかな差でオセロのようにひっくり返る」(石破茂農相)と、逆風下の与党に不利との指摘も。小選挙区制導入を主導したある閣僚は会見後、「中選挙区制であったなら民主党と結構いい勝負になっていた。小選挙区論者としては複雑だ」と苦しい胸の内を明かした。

4339けん:2009/08/26(水) 20:05:18
NHKの携帯有料サービスで開票速報があるので登録したいけど、最大10選挙区の速報をメールサービスってあるんだけどどこがいいかなぁ?

注目選挙区10区よりも接戦で当確が遅くなる選挙区10区にしたいけどどこがいいか迷いますね。
接戦選挙区あったら教えてね。

4340千葉9区:2009/08/26(水) 20:13:42
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090826/elc0908261958011-n1.htm
【09衆院選】民主、「三枚看板」で派閥領袖クラスに照準
2009.8.26 19:58
 民主党は衆院選の最終盤を迎え、与党大物候補と接戦を展開している民主候補のテコ入れに懸命だ。政官界に精通している派閥領袖クラスを当選圏外に追いやることで、政権獲得後の国会運営を円滑に図りたいとの思惑もあるようだ。鳩山由紀夫代表、菅直人代表代行、岡田克也幹事長の「三枚看板」を投入し、有権者の関心を高めて無党派層への浸透を図る戦略だ。(斉藤太郎)


 「政権を取れば、数の暴力で何でもかんでも強引に決めることは一切しない」

 鳩山氏は26日、中川秀直元官房長官のお膝元(ひざもと)、衆院広島4区で遊説し、「民主党政権」誕生への理解を求めた。与党が衆院で「3分の2」を駆使して法案成立を図ってきたことを批判しつつ、派閥領袖(りようしゆう)クラスを相手に善戦する民主候補への支持を訴えたものだ。

 民主党が特に重視するのは、森喜朗、福田康夫両元首相のほか、町村信孝前官房長官、公明党の太田昭宏代表らが出馬している選挙区だ。鳩山氏は25日、福田氏の群馬4区で街頭演説した後、東京にとんぼ返りして太田氏の12区と小池百合子元防衛相の10区を駆け足で回った。岡田氏や菅氏も東京10区や久間章生元防衛相の長崎2区、古賀誠選対本部長代理の福岡7区にそれぞれ攻め込んでいる。

 民主党が知名度のある与党候補をターゲットに「三枚看板」の全国遊説を活発化させているのは、有権者の注目度が高く、他選挙区への好影響も期待できるうえ、「自民党の派閥政治を批判すれば『古い政治との決別』をアピールでき、支持獲得につながる」(党関係者)とみているためだ。

 また、政権交代が実現しても、国会運営などに詳しい派閥領袖クラスが当選すれば、あの手この手で「民主党政権」に攻撃を仕掛けてくるのは必至だ。こうした候補が今回の選挙で落選すれば、「政権獲得後、政権運営や国会運営で主導権を握れる」(幹部)との狙いもある。

 党勢拡大に気をよくしたのか、ある民主党幹部は今回の選挙戦略について「派閥親分の撲滅運動だ」と語った。

4341千葉9区:2009/08/26(水) 20:14:21
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009082600498&j1
今回ばかりは危機感=盤石地盤でもどぶ板−自民逆風招いた大物【09衆院選】
 衆院選で、吹き荒れる逆風にさらされる自民党。逆風を招いた原因はいくつかあるものの、その一つをつくった大物前職たちは、盤石の地盤に支えられてきたが、今回ばかりはやや戦いぶりが違うようだ。
 「皆さまにはご迷惑をお掛けした」。首相就任わずか1年後に突如政権を放り出した安倍晋三氏。山口県下関市での演説会では、教育基本法改正など成果を強調しつつも「体調不良のため断腸の思いで総理の職を辞することになった」と説明し謝罪、理解を求めた。
 前回は「山口から8人目の首相を」と地元の期待が高まる中、7割を超える得票率で他を圧倒した。しかし陣営は「今回は今までの選挙ではない」。地元住民との直接対話を強化。選挙協力する公明党関係者は「幼稚園の運動会にも顔を出していたのでびっくりした。本当に小まめに回っている」と感心する。民主新人戸倉多香子氏の陣営は「元総理にどぶ板選挙をされたら正直かなわない」と厳しい表情だ。
 安倍氏に続き政権を投げ出した元首相福田康夫氏は公示前の7月下旬、記者会見で「あの時の判断は正しい。本当にいいタイミングだったと思う」と釈明した。
 過去3回連続で自民が全小選挙区を独占した保守王国群馬にも、民主への追い風が吹く。「危機感というほどではないが、注意しないといけない」と気を引き締める。これまで応援に駆り出されお国入りはほとんどなかったが、今回は地元の夏祭りに出向き参加者らにあいさつ。地元企業にも足を運ぶなど、「顔の見える選挙」を展開する。
 対する民主新人のフジテレビ元記者三宅雪子氏も、各地で街頭演説やつじ立ちを続ける。
 東国原英夫宮崎県知事への出馬要請で、党内外から批判を受けた福岡7区の古賀誠氏。運動の中でこの問題に触れることはほとんどないが、やはりかつてない危機感を募らせる。ミニ集会や夏祭りなどの地元の集まりに顔を出し、道路整備や九州新幹線の地元誘致など実績アピールに徹する。
 古賀氏の秘書だった民主新人野田国義氏は精力的にミニ集会を開催。古賀氏が訴える社会資本整備に触れ「新幹線の駅を在来線の駅から離れた場所に造っても意味がない」と批判。公共事業依存からの脱却を訴える。(2009/08/26-16:41)

4342千葉9区:2009/08/26(水) 20:15:15
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/aichi/CK2009082602000232.html
海部さん次回は出馬せず “最後のお願い”明言
2009年8月26日

 30日投開票の衆院選で、愛知9区に立候補している自民前職の元首相、海部俊樹さん(78)は25日、今回の選挙結果にかかわらず、次回衆院選には出馬せず、政界を引退する意向を表明した。同日夜、愛知県一宮市で開かれた個人演説会で「選挙に臨むのはこれが最後」と明言した。

 海部さんは「もう二度とお願いに来ることはない。政治家としての志が正しかったかどうか、最後の審判です」と訴えた。妻幸世さんも「最後の最後。お助けください」と長男正樹さん、長女睦さんとともに深々と頭を下げた。

 これまでの衆院選でも引退がうわさされ、選挙戦で応援弁士が「最後」を強調することはあったが、海部さん自身が「最後」を口にすることはなかった。今回は自民への逆風でかつてない厳しい戦いを強いられており、陣営や支援者への強いアピールとみられる。

 9区は海部さんと民主前職の岡本充功さん(38)による事実上の一騎打ちとなっている。

4343千葉9区:2009/08/26(水) 20:17:07
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20090826-OYT8T00098.htm
09衆院選 注目区ルポ  市長選の「しこり」今も
 1区 (さいたま市見沼、浦和、緑、岩槻区)
 「皆様から『武正どうした』という話をたくさん頂いた。ご批判は甘んじて受けたい」

 10日、さいたま市浦和区で開かれた決起集会で、武正公一は神妙な面持ちで語った。


 5月下旬のさいたま市長選は、民主党県連の支持する清水勇人が、現職の相川宗一を破って初当選した。就任直後の鳩山代表ら党幹部が続々応援入りする中、県連幹事長の武正は最後まで態度を明確にせず、沈黙を続けた。

 武正には、清水を応援できない事情があった。衆院選に初挑戦した9年前、武正は地元で絶大な力を誇る相川の全面支援を受け、自民党の元蔵相・松永光を破った。以来、支持組織が重なる武正と相川は、衆院選や市長選で互いに協力し合ってきた。

 「相川でなく、清水を支援すれば後援会は大分裂していた」。武正の陣営幹部は強調するが、党内には“しこり”も残った。7月27日夜、民主党の1区総支部幹事会では、市長選の対応を巡って議論が紛糾。会議は途中で打ち切られた。

 「武正は清水を支援すべきだった。大義名分としては間違っていた」。公示直前の8月上旬、後援会幹部が市議らに謝罪し、事態の沈静化を図った。4選を目指す武正に、足元のほころびはどう影響するか。

     ◎

 「相川さんを応援していた人はもともとは保守系の支持者。こちらに戻ってきている」と金子善次郎陣営は見る。県立浦和高出身で、地元の人脈を生かして支持基盤を広げてきた武正に対し、金子は山形県出身。相川の存在だけではなく、前々回は保守新党から出馬した経緯もあり、自民支持層の取りまとめに手こずってきた。

 「基盤固めがようやく実を結んできた」(幹部)と自信を深める陣営は、公明・創価学会票にも強い期待を寄せる。

 「比例区は公明党、小選挙区は金子でお願いします」。7日夜、さいたま市浦和区で行われた決起集会で、公明党県本部代表の西田実仁から推薦状をもらった金子は、壇上で声を張り上げた。

 会場では、公明党に支援者を紹介するためのチラシも配布。「公明党側へのこちらの支援が目に見えるように」と、紹介者の欄には金子事務所のはんこがしっかり押されていた。

 了解を得た支援者約2000人の名簿も公明党側に提出。公明党の集会に金子の支援者を出席させ、一時は公示後に張り出すポスターに「比例は自民党、公明党へ」と明記することまで検討した。

 自らも、決起大会に舛添厚労相を招くなど厚労政務官としての実績をアピール。公示前には若者向けにホームページのブログをこまめに更新した。過去2回、武正に敗れており、「3度目の正直。出来ることは何でもやる」と陣営幹部は力を込める。

 伊藤岳は3度目の挑戦。医療や年金などの政策を訴え、反自民票の獲得を狙う。初挑戦の内海浩唯は知名度アップに懸命だ。(文中敬称略)

(矢子奈穂)

おわり

(2009年8月26日 読売新聞)

4344千葉9区:2009/08/26(水) 20:18:11
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20090822-OYT8T01050.htm
09衆院選 注目区ルポ  揺れる「王国」 民主攻勢
13区 (春日部市の一部、久喜市、蓮田市、南埼玉郡)  
 “土屋王国”が揺れている。

 18日夕、東武春日部駅西口で行われた土屋品子の出陣式。春日部市長の石川良三は背広の内ポケットから土屋義彦・前知事の遺影を取り出し、頭上に掲げた。

 「私は大先生に品子を頼むと言われました。先生の遺言です。だから選対本部長を引き受けました」

 昨年10月に亡くなった土屋の父・義彦は、参議院議長、知事と中央と地方の政界でトップを極め、地元で絶大な影響力を誇ってきた。土屋の4回連続当選に、前知事が果たした役割は計り知れない。



 死去の影響はじわじわと広がっている。春日部市議会の自民系2会派のうち、1会派(9人)は土屋を推さないことを決めた。「森岡を応援する」と明言する市議まで現れた。蓮田市でも、複数の保守系市議が森岡支援に回った。「もう義理は果たした」という冷ややかな声も聞かれる。

 党への逆風と父の死。「嵐の中で穴の開いた船に乗っているようなもの」と語る土屋は、辻(つじ)立ちやあいさつ回りなど、これまでにない「どぶ板選挙」に徹する。移動中の車から本人が支持者の知り合いに電話する「品子のハローコール」も初めて取り入れた。

 出陣式では、トレードマークの黄色の上下に身を包み、自転車に乗って登場するパフォーマンスまで披露。「これまでは父親や小泉旋風に助けられた。今回はひとりだちの選挙」(陣営幹部)。土屋にとって正念場の戦いとなる。

   ◎

 昨年1月に出馬が決まった元県議の森岡洋一郎は、強固な自民地盤にできたほころびを突こうと懸命だ。春日部、久喜市に続いて蓮田市にも事務所を設置し、「知名度不足は体力で補う」と、連日のように駅前でマイクを握る。

 民主党本部も13区を重点区に位置付け、全面的に支援する。19日には鳩山代表がさっそく選挙区入りし、約2000人が集まった春日部駅西口で「埼玉から政権交代を」と声をからした。岡田幹事長、前原副代表ら党幹部も相次いで応援に駆けつけ、勢いに乗る。

 不安材料は、公認争いに敗れ民主党を離党して出馬した元議員、武山百合子の存在だ。武山は4回の当選歴があり、前回は次点で敗れたものの、民主党公認で8万票以上を集めた。

 「政権交代」を訴える武山に、森岡陣営の幹部は「いまだに『民主は武山さん』と勘違いしている人がいる」と警戒。街頭演説では、合間に「私が民主党の森岡洋一郎」と繰り返す。

 県内唯一の社民党候補、日森文尋の存在も無視できない。民主党と社民党が争うのは、全国でわずか15選挙区。前議員として民主党議員と争うのは日森を含め2人だけだ。日森は「国会は国民の多様なニーズを反映するものでなければならない」と、自民と民主だけではすくえない民意があることを地道に訴える。

 森岡陣営は、この2人の存在を「最初から二つの重りを持って戦うようなもの」とたとえ、非自民票の分散に気をもむ。逆に土屋陣営は「武山と日森が森岡票を割ってくれれば」(幹部)と期待を込める。

 鈴木こず恵も独自の政策を街頭演説などで訴える。県内最多の5候補が争う13区は、終盤までぎりぎりの攻防が続きそうだ。

(文中敬称略)

   (中瀬邦雄)

(2009年8月23日 読売新聞)

4345千葉9区:2009/08/26(水) 20:22:16
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20090824-OYT8T01175.htm
自民牙城に挑む民主新人
激戦区ルポ 11区
 22日午後7時過ぎ、東金市で行われたやっさまつりの会場に、法被姿で握手を求める森英介の姿があった。「あれ、森さんじゃない?」「へえ、大臣がそんなことするんだ」と見物客らの視線を集めた。

 市民ら数万人が繰り出す絶好のアピールの場。森は約1時間にわたって「よろしく頼みます」と声をかけ、スタッフはビラや名刺を配り歩いた。「温かい声援をいただいた。この場を離れるのが惜しいぐらい」と手応えを口にする森。陣営関係者も「これほど精力的に回る森さんを見たことがない」と話す。

 祖父の代から衆院議員6人を輩出する名門。森自身も過去4回の選挙はすべて、民主候補に7万票以上の大差をつけ、「全国屈指の自民の牙城」(関係者)と言われてきた。

 その森が今回、地元の大きな夏祭りにはほとんど姿を見せ、自らマイクを握って法相としての実績などをアピール。公示後は、これまでしたことのなかった駅頭でのあいさつも始めた。

 陣営幹部は「とにかく従来の選挙姿勢ではダメ。本人の露出度を高めていく」と危機感をあらわにする。自民の集票組織だった郵便局長や農林漁業関係者、建設業界などに、民主支持への流れが見られるからだ。

 自民関係者は「『草の根』でも『どぶ板』でも、何でもやっていかないと」と議席死守に懸命だ。

     ◇

 「自民党におきゅうを据えることは考えていない。退陣していただくだけです」

 21日午後7時過ぎ、JR茂原駅前で聴衆に手を振る金子健一の脇で、茂原市議の森川雅之が高らかに叫んだ。演説終了後、金子は「本当にありがたい。これで、もう一つギアが上がった」と顔をほころばせた。

 森川は無所属で議員活動を行っているが、茂原市長・田中豊彦の腹心とされる。前自民県議の田中はその日朝、同じ場所で森の応援に立ったが、金子陣営は「市長は系列の市議を使い、金子に“保険”をかけた」と勢いを強調する。

 事実、自民系の市町村議員の間では、金子支持に傾斜する動きが見られ、接戦を演出する要因になっている。森を支持してきた建設会社の幹部も「陳情に行っても聞いてくれない。こっちも命がかかっている」と金子に接近を図る。

 自民出身で一宮町議を務めた金子は、森支持者の間でも抵抗感が少ない。公務で地元を空けることが多くなった森に対し、民主での出馬が決まってからの2年間、有力者をじわじわと取り込みつつ、週3日の駅頭立ちも地道に続けてきた。

 金子は街頭演説などで「とにかく一度、私にやらせて下さい。ダメとなれば、次の選挙で外してもらって構わない」と必死の形相で訴える。陣営では「自民の底力を侮ってはいけない」と引き締めに躍起だ。

     ◇

 久我司は、ミサイル防衛の必要性などを訴えている。

(敬称略)

(2009年8月25日 読売新聞)

4346千葉9区:2009/08/26(水) 20:28:11
http://www2.asahi.com/senkyo2009/localnews/TKY200908260366.html
〈09総選挙〉無党派の「風」奪い合い 最多5氏の立候補、激戦の埼玉13区
2009年8月25日
 埼玉7区と並び、県内では最多の5人が立候補している13区。民主党への追い風が吹いているとされる今回の総選挙だが、13区では、社民が県内で唯一の候補者を擁立、民主と「風」を奪い合う。そこへ自民も加わり、激戦区となっている。カギを握る無党派層にどのようにアピールしているのか。陣営を歩いた。(鬼久保幹男)


 社民前職の日森文尋氏は、前回、比例北関東ブロックで議席を得た。今回は、小選挙区と比例区に重複立候補した。「北関東ブロックでの党の1議席を死守することが命題。比例で党名を書いてもらうためにも、小選挙区での運動は欠かせない」と日森氏。

 福島瑞穂党首ら幹部が再三、13区に入り、テコ入れに懸命だ。「小泉構造改革から決別し生活再建をする。憲法9条を土台に据える」など、2大政党に埋没しないよう存在意義をアピールする。

 護憲などの共通点から、小選挙区で擁立を見送った共産票に期待を寄せる。ただ、共産が「行動する野党」と民主に対し、対決路線から是々非々路線に転換したため、「民主に票が流れるのでは」と県連合幹部は警戒する。

 公示日の18日夕方、自民前職の土屋品子氏は自転車で、東武線春日部駅西口前での出陣式に姿を見せた。

 「露出が多く、有権者と直接触れあえる」(陣営)と、その後も春日部市や久喜市の商店街などで自転車遊説を実施。きめ細かい「どぶ板」を展開する。

 土屋氏は「これまでで一番厳しい選挙」と、演説会などで訴えている。前県知事の父義彦氏が昨年10月に死去し、影響があるとの声も。ただ、陣営は「父親がいなくなったから、逆に頑張ろうという人もいる」と言い、影響はそれほどではないとの見方だ。

 とはいえ公示前日の17日に公明党の推薦が決まったときに、ある陣営幹部は「ホッとした」と心情を吐露した。

 民主党は新顔の森岡洋一郎氏を擁立、重点区に位置付ける。県連本部も「対自民だけでなく、私鉄労組に影響を持つ社民党候補の擁立は痛い」と危機感を抱く。公示翌日の19日には、鳩山代表が5月に続いて春日部市に入るなど、党幹部が相次いでテコ入れする。春日部駅前での鳩山代表の演説では、駅前ロータリーを幾重にも人垣が取り巻いた。

 その一方で、森岡氏は「追い風」ムードを警戒する。陣営も「当落線上だから代表が来る。厳しい選挙区」と強調する。公示日の出発式では、来賓の1人が「風は吹いていない」と引き締めたほどだ。

 06年からという早朝の駅立ちを日課のように続け、選挙区内の各地でも、辻立ちで政策を訴える。

 無所属の武山百合子氏は過去4回当選。元民主としての根強い支持者も。「衆議院逆転で世直し」をスローガンに、年金・医療の不安解消、子育て、教育の心配をなくすなどと訴える。

 幸福新顔の鈴木こず恵氏は消費税廃止など党の政策を主張し支持拡大を図っている。

4347千葉9区:2009/08/26(水) 20:30:27
http://mytown.asahi.com/kyoto/news.php?k_id=27000220908200001
【選択のとき 09総選挙】


大物続々◆古都の陣
2009年08月20日

 各党の党首ら大物政治家が公示日の18日、次々に京都入りし、各党候補の支援を訴えた。「政権選択」を焦点に、各選挙区で繰り広げられる激戦ぶりを反映した格好だ。






 小泉元首相は、3、4区の自民前職の応援で京都入り。向日市の会場には約2千人が詰めかけ、「小泉純一郎です」と語りかけると、「おおーっ」とどよめきが起こる人気ぶりだった。


 今回の総選挙について「自民党もたまには野党になるのも悪くない」と敗北前提と受け取れる発言も飛び出す一方、民主党の政策に対しては「財源が不明確だ。手品じゃないとできないと思う」と一刀両断。民主党の鳩山代表の「故人」献金問題についても「死んだ人から献金をもらうのも一種の手品かもしれない」と皮肉った。


 一方で、小泉政権当時に法律が成立し、与野党から反発が強い後期高齢者医療制度については「75歳で区別するのがいかんと言うが、年齢で区別しなかったら(医療保険財政などの面で)もっと批判が出る」と語った。ただ、総選挙の争点でもある「小泉改革」の是非には触れずじまいだった。




  ■   ■




 民主党の鳩山代表は京都市の四条河原町で、1区の新顔の応援に駆けつけた。鳩山氏は1日に同市役所前で演説したばかり。相次ぐ京都入りは自・共の前職との激戦となった1区を「最重点区」(党府連幹部)としているからだ。


 鳩山氏は演説で「地域、家計、雇用、教育、医療、この4年間で格差は至るところで広がった」と自公政権の4年間を批判。また、与党から民主のマニフェスト(政権公約)の財源があいまいだと指摘されていることを意識し、「麻生首相は『財源はどこにある』とばかり言う。無駄づかいをなくせば、財源は十分にあるのです」と強調した。


 「勇気を持って日本の歴史を塗り替えましょう」と力を込め、政権交代の必要性を訴えた。子ども手当や年金問題の解決など「暮らし」にも焦点をあてた。


 ただ、演説を聴いた60代の女性は「財源があると言うなら、その中身を具体的に聞きたかった」と語っていた。




  ■   ■




 1区を全国で唯一の「必勝区」と位置づける共産党。志位委員長は前職と四条河原町で演説し、自民・民主の二大政党対決に埋没するのを避けようと、民主中心の政権樹立にまで踏み込んで党の存在意義を強調した。


 志位氏は演説で「自公政権を退場させた後、どんな政権を作るのかに選挙戦の焦点が移ってきた」としたうえで、「民主党のマニフェストとは共通部分もある。いいことには賛成、悪い政治には反対の『建設的野党』を貫く。共産党が伸びることで自公政権の退場後、政治を前に進められる」と強調。新政権に対し、一定の影響力を及ぼしたいとの考えを示した。


 また、雇用、社会保障、教育、食糧・農業の各分野で起きている「四つの異常を正す」と訴えた。




  ■   ■




 テレビ出演が多い社民党の辻元清美・党政審会長代理は15日、京都市内で2区から立候補した新顔らと演説した。「このままずるずると自公政権、麻生さんでいくのか」と与党を批判。総選挙後の民主党との連立政権も意識し、「働く人の声を届ける社民党が間違いを正す歯止め役になる」と強調した。

4348千葉9区:2009/08/26(水) 20:31:35
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000908250005
激戦区ルポ:強い風か追い風か【1区】
2009年08月25日





候補者の街頭演説を聴く有権者=24日午後、伊達市


 ●コスタリカ解消が影


 「これだけの方が来て頂いて、負けるはずないじゃないですか」。伊達市で23日開かれた自民前職の亀岡偉民の総決起大会。地元県議が声を張り上げた。


 体育館に敷き詰められたパイプいすだけでなく、2階席も埋め尽くした出席者は約2千人。ただ、危機感もみなぎった。報道各社の情勢調査で民主優位が伝わり、壇上の出席者から調査を気にした発言が相次いだためだ。


 亀岡は05年の前回総選挙で約17万票も獲得。今回も強い後援会組織を支えに選挙戦に臨むが、支持層が子育て世代らに広がらない悩みもある。「もうちょっと、若い人が来ればいいんだけどね」。集会後、地元議員がつぶやいた。


 その前日、民主新顔の石原洋三郎が総決起大会を開いたのは、亀岡の会場の隣の公民館。畳敷きの部屋に集まったのは約230人だが、資料が足りなくなる予想外の人出。自民系市議の姿もあった。民主優位の情勢に、会場では「安心しては困る」と引き締める発言が続いた。


 石原の後援会組織は、亀岡と比べ「ないに等しい」(陣営)。後援会の集会を重ねる亀岡と対照的に、「集会に来るのは限られた人」と割り切り、訴えは街頭中心だ。公示後、車から乗り出して石原を激励する人も見られた。


 地元・福島市以外の支持基盤も広がってきた。伊達地区では07年に誕生した民主党参院議員の地盤が足がかりだ。


 民主に追い風、自民に逆風の序盤戦。多くの関係者が盤石とみてきた亀岡陣営に焦りがうかがえ、亀岡本人は「東京の『風』に流されてはいけない」と繰り返す。21日には麻生首相も応援に来たが、地元の話はほとんど出ず、拍手もまばらだった。


 前回より苦戦するもう一つの理由が、自民党内の候補者調整「コスタリカ方式」を解消した影響だ。前回比例区に出た佐藤剛男が、今回は引退に追い込まれた。


 無所属で強い後援会を築いた亀岡と、佐藤の自民党としての組織力。両者がかみあった結果が、前回のコスタリカ方式による圧勝だった。2人は長年激戦を続けた関係だけにしこりも残り、佐藤支持者の一部は民主陣営に回った。選挙戦に入っても、人口が多い福島市では亀岡陣営が自民党議員と十分連携できていない、との見方もある。


 亀岡陣営は佐藤の連合後援会長、佐藤静雄を最高顧問に招いた。終盤に向け、佐藤の支持者との協力関係を深めようと懸命だ。


 石原と亀岡の戦いに埋没しないようにと、共産新顔の山田裕も街頭中心の訴えを続ける。メガホンを持った支持者10人ほどが集団で街を練り歩き、党の主張を叫ぶ活動も。幸福実現党の大橋一之は、マニフェスト配布などで支持拡大を図っている。=敬称略
(吉田素子)


                        ◇


 自民と民主の2大政党が政権選択を訴える総選挙。05年の前回、自民が勝ち、今回民主が逆転するかが注目される1、2、5区の現状を報告する。

4349千葉9区:2009/08/26(水) 20:32:04
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000908260005
激戦区ルポ:戦いぶり自民「変化」【2区】
2009年08月26日





集会で「オスッ」と気合を入れる有権者=24日夜、郡山市内


 ●組織力に民主挑む


 24日夜、郡山市郊外。自民前職の根本匠は、はかま姿でリングの上に立っていた。


 傍らには総合格闘技K―1選手のニコラス・ペタス。「バトルトーク」と銘打たれた集会には、若い男性を中心に約500人が集まった。


 打ちならされたゴングに、はじかれるように根本がマイクをつかんだ。「私がこれまでやってきたのは金権腐敗の党改革。新世代の自民党をつくります」。ペタスも「根本さんの目標は国のリーダー、総理大臣になってもらいたい」と気勢を上げた。


 「堅実」「まじめ」で売ってきた根本は、今回の選挙戦でイメージチェンジを図っている。リングに立ったパフォーマンスもしかり。公示日の第一声や決起集会では、「古い自民をぶっ壊す」「鳩山さんが総理になる? ならば私がやりますよ」と拳を上げて、強気な発言を繰り返した。


 そんな根本の姿に、支持者は「今までにない厳しい選挙」を感じ取る。


 根本に「チェンジ」を迫ったのは、自民への強い逆風に向かう危機感、そして今回初めて相対する民主前職の太田和美の存在だ。


 千葉7区から国替えした太田は28日が30歳の誕生日。この間まで最年少国会議員だった。これまで根本と戦い、今回、選対本部長を務める増子輝彦は、太田を「人に会えば会うほど、票が伸びる候補者」と分析する。


 車で回っている時、手を振る人がいれば、駆け寄って握手する「ふれあい作戦」で若さをアピール。毎晩開く集会や個人演説会などを通じ、支持を広げてきた。


 根本陣営で郡山選対本部長を務める県議会議長の佐藤憲保は「(太田は)若いだけに批判も比較もしづらい一番やりにくい相手。皆が遠慮するので、私がその役目を引き受ける」と話す。18日の出陣式では支持者を前に、「千葉の地元で公認されず福島に来た候補を、受け入れるわけにいかない」と批判した。


 先週、民主優勢を伝える報道各社の情勢調査結果が出そろった。根本陣営幹部は「もうダメだと、うなだれた支持者がいたのは事実。しかし、劣勢の報道が組織を引き締め、一つにした」と話す。


 動揺したのは根本陣営だけではない。22日、二本松市での太田の決起集会。太田は「大変不安な気持ちでいっぱいです。一寸先は闇。いつ風向きが変わるかわからない」と有権者に心情を吐露した。


 最後の総決起集会は、両陣営とも、26日午後7時開始と決まった。根本陣営が選挙区内に張り巡らせた約550の後援会をフル動員し、組織力で勝負すれば、太田側は岡田克也党幹事長を郡山市に迎え、党を上げての応援態勢を敷く。


 幸福実現党の酒井秀光は、ミニ集会などで、消費税廃止、景気回復を中心に訴えている。=敬称略
(斎藤健一郎)


 ◎開票予行演習 相馬市が実施


 正確で迅速な開票作業に取り組む相馬市が25日、開票所となる同市中村のスポーツアリーナそうまで、最終シミュレーション(予行演習)をした=写真。市職員約80人が運動靴にゼッケン姿で、小選挙区、比例区、国民審査の順に効率的に作業を進め、体育館を駆け回るようにして票を運んだ。

4350千葉9区:2009/08/26(水) 20:32:46
http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000000908240005
しまねの選択/09総選挙 激戦区ルポ2区
2009年08月24日

 小選挙区と比例中国ブロックの2人の前職が競り合う島根2区。前回は小選挙区で敗れた国民新の亀井久興氏は「新しい政権に地元の声を届けるのは自分しかいない」と訴え、自民の竹下亘氏は「ふるさとを守る仕事を地元出身の私に託して」と力を込める。(高橋健次郎、藤井満)


◆自公打倒 野党が結束◆


■亀井陣営


 選挙戦に入って初の週末となった22日午後。雲南市吉田町に約150人の聴衆が集まった。普段は物腰の柔らかい亀井氏が、額に汗をしたたらせて声を張り上げた。


 「自民党が永久に続くと思う人が多いかもしれないが、政権交代は間違いないんです。新しい政権のど真ん中に、皆様のお声を届けられるのは亀井久興しかいないんです」。報道各社が総選挙の序盤情勢調査で民主党大勝の可能性を報じていることを引き合いに、竹下氏の地元で全国的な潮目の変化を訴えた。


 野党共闘で亀井氏を推薦する民主・社民両党には当初、比例票の行方を懸念する声もあったが、両党とも党所属の県議らを選対入りさせ、政権交代を共通目標に「共闘」を強化している。民主党の支持母体、連合島根の矢倉淳会長は「四の五の言っても始まらない。全力で支援する」。社民党県連合の清水勝代表も「自公政権に終止符を打つのが重要だ」と話す。


 国民新党側も、郵便局長やOBらでつくる政治団体「郵政政策研究会」をフル稼働させ、中国・四国各県からも電話作戦を展開している。陣営の新比恵(いま・ひ・え)健(つよし)・総合選対本部長は「強い組織が連携した応援はありがたい限り」と話す。
 亀井氏は各地の演説でこう力説する。「これを逃せば自民の牙城(が・じょう)は永久に崩すことができない。負けられない」


◆危機感前面どぶ板戦◆


■竹下陣営


 19日昼過ぎ、肌を焼く残暑の日差しのなか、作業服の男性やエプロン姿の女性が雲南市掛合町の「道の駅」に集まった。「立候補のあいさつにうかがいました」という大音声が谷間に響きわたり、選挙カーが到着する。車から飛び出した竹下氏は、長身を折りたたむようにして、200人を超す支持者に握手してまわり、マイクを握った。


 「ふるさと掛合に帰って参りました。島根に生まれ島根に育った竹下亘に、ふるさとを守る仕事を託してください」。東京生まれの亀井氏を念頭に置いた演説だ。「敗北した07年の参院選の反省があり、厳しいね、と言い合ってきたから動きがよい」と付き添いの県議の声も弾む。


 与党への逆風、都市と地方の格差を拡大させた小泉改革への反発、故竹下登元首相時代からの支持者の高齢化……。強い危機感を背景に、公示前から数百カ所のミニ集会や戸別訪問など「どぶ板」に徹してきた。公示後は朝から晩まで遊説を繰り返す。


 登氏の時代からの支持者という元首長は「小泉改革」に強く反発したが、今回も竹下氏を応援している。「補助金なしには自立できない過疎地域は、道路1本つくる予算にも政治家の力がいる。民主党政権になったとしても、地方の立場から発言する竹下先生という足がかりは必要なんです」と力を込めた。


      ◇


 2区には幸福実現党新顔の相浦慎治氏も立候補している。

4351千葉9区:2009/08/26(水) 20:33:18
http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000720908260001
【しまねの選択09 /総選挙】


激戦区ルポ 1区
2009年08月26日

◎細田陣営◎ ◆逆風 妻らフル回転◆


 総選挙が大詰めを迎えた25日午前8時半、松江市の大橋川中流で建設が進む「松江第五大橋道路」そばの工事現場に、自民の細田博之氏の妻洋(ひろ)さんがヘルメットを手に松江市議と姿を見せた。「地方のため地域のために公共事業を進めていくと細田は申しております」と支援を訴え、100人近い建設会社の社員らと握手を交わした。作業服姿の男性(62)は「奥さんが現場に来るなんてこれまでなかった。やっぱり、選挙が厳しいのかな」とつぶやいた。


 官房長官だった前回に続く「本人不在」の選挙戦。党幹事長として応援演説で全国を回る本人に代わり、妻や同党の県議、市議らが前面に出るが、企業回りで妻が工事現場にまで足を運ぶのは7選を目指す陣営にとって初めて。この日は同市内の8カ所の現場を回った。


 先週後半、報道各社が総選挙の序盤情勢調査で全国的に民主党圧勝の可能性を報じた。「島根でも逆風が吹いていると言わざるを得ない」。選対本部長の細田重雄県議は厳しい表情を浮かべる。


 「大都会には一度、政権を代えてみたらどうかという気楽な方が多い。だが地方の立場からはそんな気楽なことを言っていられない」。23、24の両日、公示後初めて選挙区入りした細田氏は、安来市や松江市などを選挙カーで回り、危機感をあらわにして民主党批判を強めた。


◎小室陣営◎ ◆政策重視 風つかめ◆


「私たちのために動いてくれる政治に変えていきましょう」。24日正午過ぎ、松江市鹿島町の恵曇漁港に近い道路沿いに民主党の選挙カーが止まり、女性県議らがマイクを握った。街頭演説が始まると、同党員や連合島根の組合員が通行人などに党のマニフェストを一斉に配り始めた。


 民主の小室寿明氏の遊説活動とは別に、政党カーを動員してマニフェストを配布するのは、この日が初めて。選挙戦終盤に向け、月額2万6千円の「子ども手当」や農業の戸別所得補償制度など、党の政策をアピールして小室氏への支持につなげる狙いだ。「勝負は無党派層をどうつかむか。そのためには党の政策を伝えることが大切になる」。内田敬・民主党県連代表は力を込める。


 「1区、2区は全国の注目選挙区。政権交代を確実にするためにもぜひ島根で勝たせていただきたい」。小室氏は20日、出雲市平田町で、急きょ応援に駆けつけた鳩山代表の前で声を張り上げた。


 全国的に吹く党への追い風を、「保守王国」と言われる島根でどうつかむか。陣営幹部は「手応えは感じているが、風がどこまで票に結びつくか気がかりだ」と話す。


 「もう一歩、もう一押しですよ」。21日、松江市玉湯町で街頭演説を終えた小室氏は表情を引き締め、選挙カーに乗り込んだ。


◎石飛陣営◎ ◆埋没回避 違い強調◆


 「皆さんの生活を壊した自公政権を退場させよう」。24日午後、松江市内のマンション前で街頭演説に立った共産の石飛育久氏は、自公連立政権を批判した。返す刀で「民主党のマニフェスト通りになれば、消費税を上げざるを得なくなる」と声を張り上げた。


 自民、民主両党が真っ向から激突する1区で、二大政党の間に埋没しないため、消費税率の引き上げ反対や憲法9条を生かした平和外交などの政策を訴えて他党との違いを強調している。公示後初めての日曜日となった23日には、松江市中心部の商店街を愛用の自転車で走り、31歳の若さをアピールした。(野中一郎、大野正智)

4352千葉9区:2009/08/26(水) 20:35:02
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000500908210001
選択 −広島−

激戦区ルポ 3区
2009年08月21日
■民主引き締め 自民必死


 政権選択が大きな争点となっている総選挙。広島3区は、事実上、当落を争う自民前職と民主新顔が県内屈指の激戦を展開している。各候補の戦いを追った。


    ◇   ◇


 橋本博明氏(民主新顔)は20日夜、安佐北区の寺の本堂であった演説会で、約70人の支持者を前に訴えた。「風が吹いてると言われるが広島は違う。本当に厳しい戦いだ」


 前回05年の総選挙で初めて立候補。次点だったとはいえ、自民候補に約3万5千票差をつけられた。今回の選対本部の目標は12万票。4年前のちょうど倍だ。陣営幹部は「自民党が本気になると強い。残りの期間で必死に頑張らないと勝てない」と表情を引き締めた。


 橋本氏は「ここ1カ月、声をかけてくれる人が増えてきた」と支持の広がりを実感している。この4年間、ほぼ毎朝、選挙区内に立っては顔と名前を売り続けた。街中に掲示するポスターの枚数も大幅に増え、「4年前は何をしてもだめで、話すらしてもらえなかった。でも今回は違う」と力を込める。


 保守地盤が色濃い選挙区北部へも足しげく通い、課題だった主婦層を取り込もうと昼間のスーパーなどでの街頭演説も積極的にこなした。陣営は「『民主党だから』ではなく、橋本個人を応援してくれる人も出てきた」と、単なる「風」ではない地道な運動を続けてきた自負がある。


 国民新党の推薦を得たことで、前回総選挙で他陣営を応援した地元郵便局長会が、橋本氏支持に回ったのも大きな要素だ。前回、擁立候補が2万6千票余を得た社民党も表だった支援はしていないが、ある幹部は「地元議員が可能な限り応援する」と明かす。


 だが、陣営幹部は公示後、自民の動きが違うことを実感したという。「演説などでたくさんの支持者を集めている。本気になると強い」。19日夜、急きょ選対会議を開いた。未明まで話し合い、「風」には頼らない選挙戦を改めて確認しあったという。


 広島市安佐南区で18日にあった増原義剛氏(自民前職)の出陣式。「どうか助けてください」。選対本部長の山崎正博県議は、約千人(陣営発表)を前に声を張り上げた。


 増原氏も第一声で「皆さんの友人、地縁、血縁といったつながりを大事にし、票を積み上げないといけない。1票でも勝ちは勝ちです」と危機感を隠さなかった。


 衆院議員を3期9年間務めてきた増原氏だが、前回は比例中国ブロックに単独立候補し、3区から立候補するのは6年ぶり。今回、ともに3区からの立候補を希望し、調整の結果比例区に回った河井克行氏の選挙協力に心配する声もあった。


 しかし、選挙区ではそんな「懸念」をはるかに超える事態が起きていた。


 河井氏陣営は衆議院解散後、増原氏のチラシを手に選挙区を回っている。自民党支持者から、首相が1年ごとに交代する事態や、経済危機から回復できない状況を指摘され、「一度野党にならないと、自民党は目が覚めない」と言われることもあった。


 「今動かないと、自民党の地盤自体が壊れる」。河井氏の陣営は10台以上の臨時電話を設置し、増原氏への投票を呼びかけている。


 増原氏は「解散前後はどん底だったが、『あともう一歩』のところまで立ち直っている」。05年の前回総選挙で3区から立候補し、3万票余りを獲得した県議の石橋良三氏も今回は増原氏支持だ。逆風でも、人口の多い安佐南、安佐北両区に重点を置き「形勢逆転」を狙っている。


 幸福実現党新顔の日高順子氏は、政治経験はないものの、教育や農業を重点政策と位置づけ、支持拡大を図っている。(鬼原民幸)

4353千葉9区:2009/08/26(水) 20:36:11
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000500908240002
選択 −広島−


激戦区ルポ 4区
2009年08月22日

■守る自民 切り込む民主


 自民党幹事長、官房長官などを歴任した自民前職の中川秀直氏と、3度目の挑戦となる民主新顔の空本誠喜氏が激しく争う広島4区。10選を狙う中川氏にさまざまな「逆風」が吹き付けるなか、空本氏が保守層への支持拡大を狙う。(福家司)


 21日、東広島市の広島大東広島キャンパス構内にあるホールで、東広島商工会議所の創立20周年を記念し、慶応大教授の竹中平蔵・元経済財政担当相の講演会があった。


 構造改革を進めた中川氏のかつての盟友は「格差の拡大は構造改革とは関係ない。今度の選挙では、成長戦略のある人に生き残って欲しい」と中川氏にエールを送った。


 来賓としてあいさつした中川氏も「今日、小泉元首相をリーダーとする改革を支えた竹中さんが講演されたのは、日本経済を牽引(けん・いん)する東広島経済界の期待の表れだ」と力説した。


 中川氏は前回05年の郵政選挙の時、小泉氏の「側近中の側近」として全国を飛び回り、地元を空けることが多かった。それでも次点の空本氏を4万2千票余り上回る約11万票を得て圧勝した。


 中川氏が支部長を務める自民党第4選挙区支部の昨年の党員数は4142人。県内7小選挙区で唯一4千人を超える。今回も選挙区内に20カ所の事務所を開設し、厚い保守地盤を持ち、選挙態勢は一見、盤石にみえる。


 だが中川氏は今回の選挙戦へ向け、この約1年半で地域のミニ集会に250回ほど出席。今年に入ってから講演、街頭演説を300回以上こなした。解散後はほとんど地元に張り付いている。


 かつて中川氏の選対幹部を務めた蔵田義雄・東広島市長(57)は公示日の18日、市内であった空本氏と中川氏の双方の出陣式をはしごした。空本氏の出陣式で「日本が変わらなきゃ大変なことになる」と力を込めてから約1時間後、「次の日本を作っていただくには、地元の中川先生に国政で仕事をしていただく以外にない」と激励した。


 蔵田市長は取材に対し「私は中立。呼ばれればどちらにも行く」。一方で「指示したわけではないが、私の後援会には空本陣営に行っている人はいる」と明かした。


 06年の同市長選で、中川氏の次男俊直氏が蔵田氏と激突した。今年に入り親子で「世襲放棄」を宣言したが、後遺症はぬぐい切れていない。


 19日、東広島市のショッピングセンター前で、民主党の菅直人代表代行と並んだ空本氏がマイクを握った。「05年の時の小泉総理は、郵政民営化が実現したら地域が輝く、景気も雇用も上向くと言っていた。しかし今、すべてが厳しい状況だ」と述べ、政権交代を訴えた。


 菅氏は報道陣に「小泉郵政選挙の結果が何をもたらしたかを有権者に思い出してもらえれば、(中川氏は)強敵ではあるが、番狂わせが起きるかもしれない」と語った。


 21日夜、三原市大和町で開かれた空本氏の個人演説会。山間の集会所に集まった約50人を前に、空本氏は「この地、大和町でこのような演説会を開けるとは夢にも思っていなかった。本当にありがたい」と述べた。農家への戸別所得補償制度などを訴え「みなさんが守ってきた田んぼや山を守っていきたい」と力を込めた。


 同町では、民主党の事務所も今回初めて開設された。陣営は「保守の人たちの支援も受けているので、地域で1日1、2回の個人演説会が開けるようになった」という。


 幸福実現新顔の沖ゆり氏は、街頭演説などで消費税の撤廃や憲法9条改正のほか、「人口増加策をとり、年金や福祉、医療、介護の問題を解決する」と訴えている。

4354千葉9区:2009/08/26(水) 20:36:48
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000500908240001
選択 −広島−


激戦区ルポ 7区
2009年08月24日

■「王国」巡り3度目対決


 衆参13回の当選を重ねた元首相の故宮沢喜一氏が地盤にした福山市を区域にする広島7区。その「宮沢王国」を継いだ自民前職の宮沢洋一氏と民主前職の和田隆志氏が3度目となる事実上の一騎打ちを演じている。全国的には民主の優勢が伝えられるなか、宮沢氏が過去2回、勝利を収めた両氏の対決は一層ヒートアップしている。


   ◇   ◇


 「喜一先生以来、我々は誇りを持って支援してきた。自民党は負けるかもしれないが、福山から『宮沢の火』を消してはいけない」


 18日夜、市西部の松永地区の農協で開かれた個人演説会で、マイクを握った宮沢氏の後援会長は集まった支持者に力強く呼びかけた。ほかの県議ら応援弁士も元首相の名前を次々に挙げ、内閣府副大臣として国政に携わるおいの洋一氏への支持を訴えた。


 喜一氏は1953年の参院選初当選から00年衆院選で比例区に転出するまで半世紀近くにわたって当選を果たした。00年に地盤を引き継いだ洋一氏は順調に当選を重ね、前回05年の衆院選では、小泉元首相が巻き起こした「郵政民営化」の風に乗り、前々回の03年より約3万票多い約12万票を得て3選を果たした。だが、敗北した和田氏も、ほぼ同数の票を伸ばして約10万票を獲得するなど互角の戦いぶりを見せた。


 今回は一転して、自民党に強い逆風が吹きつける。「これまでにない厳しい戦い」と危機感を募らせる陣営は今回、自民という「看板」よりも、高齢層を中心に高い知名度を誇る元首相から続く「宮沢ブランド」を有権者に訴え、保守層の支持固めに力を入れる。


 投票日前日の29日まで毎晩多い日で5カ所、計約40カ所で個人演説会を予定し、かつてない規模の選挙戦を繰り広げる構えだ。


   ◇  ◇


 和田陣営は「王国」打倒を目指して支持拡大に必死だ。


 19日に市中心部の結婚式場で開いた個人演説会で、支持母体の連合広島福山地域協議会の石井一清議長は「この7区に民主党への風は吹いていない。小選挙区の戦いは地域特有のしがらみがあり、ちょっとした風が吹いたぐらいで、その構造は変わるとは思えない」と声を張り上げた。


 陣営関係者は「風があって、ようやく互角に戦えているのが現状。自民党が長年培ってきた地盤の底力はあなどれない」と警戒を強める。


 支持を広げようと、陣営は保守層の切り崩しも狙う。


 郵政民営化が争点となった前回の衆院選で自民を離党し、今回は民主と連携する国民新の亀井静香代表代行が立候補する広島6区と7区は、中選挙区制だった93年まで同じ選挙区だった。小選挙区制の導入で分かれた後も7区には亀井氏の後援者が残り、前回の衆院選で、国民新は2万票余りの比例票を獲得した。


 18日夜に同市新市町の公会堂であった国民新の新市支部の出陣式。地元支持者らを前に亀井氏と和田氏が握手を交わし、連携ぶりをアピールした。同市曙町など2カ所であった和田氏の出陣式にも、国民新福山支部の幹部が駆けつけ、「ともに頑張りましょう」と呼びかけた。


 陣営が目指すのは「亀井票」の獲得。会場にいた支援者は「三度目の正直だ」と力を込めた。


   ◇   ◇


 幸福実現の植松満雄氏は選挙カーで市内を回り、主に街頭で運動を展開。「ばらまきの政策で国民の歓心を買うような政治はしない」と訴え、消費税廃止などを掲げるビラを配って支持を呼びかけている。(吉田博行)

4355千葉9区:2009/08/26(水) 20:38:00
http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000390908220001
政権選択ひょうご09夏・総選挙


選挙区ルポ(上)8区 
2009年08月22日

 政権交代、景気回復、医療・福祉の充実、子育て支援……。「真夏の総選挙」を戦う県内12小選挙区の候補者たちの訴えは、有権者の心にどのように響いているのか。全国有数の激戦区となった兵庫8区と、県内で最も広大な兵庫5区に入り、1票を投じる人たちの表情を追った。



 公示から一夜明けた19日午前7時。厳しい日差しの中、尼崎市東端の阪急園田駅前に威勢の良い声が響いていた。「おはようございます。行ってらっしゃい」。社民新顔の市来伴子候補が「希望かいふく宣言」と書いたビラを手渡していた。


 だが、勤め先へ急ぐ人たちがビラを受け取る確率は高くない。そんな中、大阪市の医療機器メーカーの男性会社員(33)がビラを手にした。「いつリストラされるか分からない。とにかく景気をよくしてほしい」。会社は数年前から売り上げが落ち込み、ボーナスもカットした。


 男性は「各党の政策は財源とかの面で『ホンマにできるんか』と突っ込みどころ満載。投票日までに見極めますわ」と言い、梅田行きの電車に飛び乗った。


 「田中康夫が参りました。本物です」。この日の正午すぎ、阪急園田駅から南西に約5キロ離れた立花商店街に、新党日本新顔の田中康夫候補が現れた。


 40年以上の歴史を持つ立花商店街には約130店が並ぶが、シャッターが下りたままの店も目立つ。田中候補からビラを手渡された大賀茂治さん(65)は、紳士服店の2代目。店内に入ってきた田中候補を笑顔で迎えたが、「人通りも売り上げも30年前の半分以下。東京から来た人が、地元のことをどれだけ分かってくれているのだろうか」と不安な表情を見せた。


 田中候補はその後、尼崎市東部の阪神杭瀬(くい・せ)駅近くにある商店街を練り歩いた。その時、選挙カーに乗った幸福実現新顔の角出智一候補が通りかかった。


 「景気拡大のために消費税を廃止します」。角出候補は車内から声を張り上げ、運動員が沿道の市民に向けて大きく手を振っていた。


 住宅の間に水田が点在する市北西部の阪急武庫之荘駅周辺に向かった。近年、閑静な住宅地として人気が上昇している。分譲マンションに囲まれた同市南武庫之荘3丁目の大蔵公園に近づくと、選挙カーが止まって共産新顔の庄本悦子候補が降り立った。


 「子どもの医療費を無料、公立高校の授業料は無償にします」。庄本候補は子どもを公園で遊ばせる母親に訴えかけた。演説を遠めに聴いていた女性(40)は「中学2年から2歳までの4人の子を育てています。夫は不況で収入が激減し、旅行や外食を控えて生活費を切りつめる日々。学費タダは魅力やねえ」。


 翌20日朝、中小企業の工場や事業所が立ち並ぶ同市尾浜町を訪ねた。「10年前、公明党が自民党を説得し、中小企業対策を強化したんです」。商業ビルの前で、公明前職の冬柴鉄三候補が集まった約200人に実績をアピールしていた。田中候補参戦の影響からか、冬柴候補も支援者もその表情は厳しい。


 腕組みをして演説に聴き入る内装工事会社経営の男性(68)がいた。冬柴候補を10年近く支持しているという。「厳しい選挙やな。自公政権が続いても、景気がよくなるとは限らない。野党もひそかに期待してるけど、いま一つやしなあ」。演説が終わると、不景気のために約80人いる職人の半分を休ませている会社に向かった。(吉野太一郎)

4356千葉9区:2009/08/26(水) 20:38:49
http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000390908220002
政権選択ひょうご09夏・総選挙


選挙区ルポ(下)5区
2009年08月22日

 「国の無駄遣いのしわ寄せが、国民に負担を強いとるんです」


 公示2日後の20日午後、古い街並みが残る三田市下相野で選挙カーを止めた民主元職の梶原康弘候補に、主婦東浦はるゑさん(76)が近づいて「直訴」した。東浦さんは続けた。「なんで、消費者を泣かせる政治がまかり通るん」


 梶原候補はマニフェストを書いたビラを渡し、笑顔で応じた。「ありがとうございます。また、お話を聞かせてください」。東浦さんは「初対面やったけど、国会議員を目指す人に聞いてほしかった」と真剣な面持ちで話した。


 約1時間後。梶原候補は三田市けやき台の大型ショッピングセンターの前にいた。民主への「突風」が吹いているとされるが、平日だからか、政権交代を訴える演説に足を止める人はさほど多くない。そんな中、50代くらいの女性が梶原候補に握手を求め、こう語った。「とにかく今の政治を変えてくださいよ」。変化を求める庶民の思いが、ひしひしと伝わってきた。


 この日、大阪・神戸のベッドタウンでもある三田市を中心に回った梶原候補。21日は豊岡市や養父市などがある但馬を回った後、午後には丹波市にとんぼ返りして街頭に立った。


 6市3町からなる兵庫5区の東端は大阪府と接する猪名川町、西端は鳥取県と接する新温泉町。直線距離で約120キロ、面積は大阪府の約1・7倍にあたる約3305平方キロと県内で最も広い。文化や風土、産業基盤も異なる選挙区内を、3人の候補者は12日間にわたって駆け回る。


 「まずは、この広い選挙区内をまんべんなく回ることが必要なんです」。梶原候補の挑戦を受ける自民前職の谷公一候補は、真っ黒に日焼けした顔で力説した。


 公示翌日の19日早朝に三田市のJR三田駅前で演説した後、選挙カー内でマイクを握りながら但馬へ。途中、収穫時期を控えて緑一色になった水田や集落の路地を走り抜けた。台風9号の影響による豪雨被害を受けた朝来市では、「防災の谷です。安心・安全のまちづくりにがんばります」とアピールした。


 選挙カーから流れる声を交差点近くで聴いていた自営業男性(42)は「今度の災害で地方の防災のもろさが出た。次の政権は、この実態を深刻に受け止めてほしいね」と話した。


 日暮れが近づいたころ、朝来市山東町の矢名瀬(や・な・せ)商店街で夏祭りの準備が進んでいた。そこに飛び込んだ谷候補と、がっちり握手した男性がいた。約60年前に先代の父親から布団店を継いだ中島武さん(87)だった。


 「商店街はさびれる一方。町を出た若者が戻ってくるためには、何とか景気を回復してもらわななあ。そしたら、街にも活気が戻るやろう」。中島さんは、谷候補の背中を見ながらつぶやいた。


 5区で唯一の女性候補、幸福実現新顔の丸岡真澄候補も広い選挙区内のあちこちで街頭に立ち、政策を訴える。21日には、夏休みの観光客らでにぎわう豊岡市の城崎温泉で演説。JR城崎温泉駅前で約20分間にわたってマイクを握り、消費税の撤廃などを訴えていた。(伊藤周、大島良太)

4357千葉9区:2009/08/26(水) 20:40:35
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/ishikawa/CK2009082602000183.html
元首相おひざ元 攻防激化 石川2区ルポ
2009年8月26日

 元首相の自民党前職森喜朗候補が、元議員秘書の民主党新人田中美絵子候補を相手に厳しい戦いを強いられている。地元に張り付き過去に例のない“どぶ板”を続ける森陣営は、政権交代ムードを「えたいの知れないもの」と表現し払拭(ふっしょく)に懸命。対する田中陣営は追い風に乗ってマイペースの自転車街宣や、連日の大物弁士を迎えた街宣や集会など戦術も多様化させ浮動票を狙う。両陣営が「天王山」と位置付ける元首相のおひざ元、小松、能美市での攻防が一段と激しくなってきた。


風雲払え 森候補 東奔西走、門立ちも
最重点区 田中候補 日替わりで大物弁士
 「民主が政権を取っても、内政外交でつまずく。日本の政治にとって大きな障害だ」。二十四日夜、小松市での個人演説会。真っ黒に日焼けした森候補はこう断言した。

 一方で「ものすごく手応えを感じる。なのに世論調査は『接戦』という」と、もどかしさも吐露。「中央からの風か、雲かを追い払いたい」と語気を強めると、支持者の拍手が起こった。

 政治経済の安定と県勢発展を訴えながら「力ある限り、命ある限り精いっぱい頑張る。助けていただきたい」と懇願も。福村章県議選対本部長は「寸分のすきも許されない。“まさか”のある選挙だ」と陣営を鼓舞する。

 合併前の旧市町村単位に網羅した後援会組織などをフル稼働させ、森候補も選挙区を東奔西走している。岡田直樹参院議員や首長らとスクラムを組み、連日数十カ所でマイクを握るほか、企業前での門立ちも敢行。夜の個人演説会も小松市内を中心に三、四カ所でこなしている。


    ◇

 「政治の失敗が日本全体を疲弊させてしまった」。二十三日夜、小松市内で開かれた個人演説会で、田中候補はかすれた声を振り絞った。若さを武器に、得意の自転車街宣を続けながら、夜は個人演説会を掛け持つ。

 民主党本部が「最重点地区」と位置づけ、公示後も大物弁士が日替わり参戦。野田佳彦幹事長代理、河村たかし名古屋市長、菅直人代表代行、羽田孜最高顧問、前原誠司副代表と続き、鳩山由紀夫代表、小沢一郎代表代行も最終調整中だ。

 元首相の地元能美市でも演説会を開き、攻めの一手。選対本部長の一川保夫参院議員の後援会「一誠会」や、連合石川の組織力も相手に負けず劣らずフル回転する。

 二十四日夜、野々市町での個人演説会では、比例単独の沓掛哲男候補と初めてのツーショットが実現。「独裁者が長く続けば、わがままや自分本位になってしまう」と、古巣批判を展開した沓掛氏に、保守票取り込みへの期待が膨らむ。


◇立候補者(届け出順)

 宮元 智49 幸福実現党県役員 諸新

 森 喜朗72 (元)首相 自前<13>

 田中美絵子33 (元)衆院議員秘書 民新

4358千葉9区:2009/08/26(水) 20:41:11
http://mytown.asahi.com/kagawa/news.php?k_id=38000000908260003
2区ルポ/多彩な地域性 訴え様々
2009年08月26日

 8選を目指す自民前職の木村義雄氏の陣営は、かつてない危機感を募らせている。23日夜、丸亀市綾歌町のホールであった集会で、「『木村が危ない。何とか助けよう』とみなさんが来てくれた」と語り、詰めかけた人たちに感謝の気持ちを表した。
 前回選挙では民主新顔の玉木雄一郎氏に約3万票差を付けて勝ったが、今回は強い「逆風」を受けている。18日の公示日、陣営は坂出市とさぬき市津田町の2カ所で初めて出陣式を開いた。支援者回りやミニ集会を盛んに行い、地域の祭りなどに顔を出す。「暗い時代に明るく」というメッセージを込めて、ピンクのシャツに身を包むなど、きめ細かな選挙戦を展開している。
 86年、元衆院議員の父、武千代氏の地盤を継いで初当選し、その後も当選を重ねた。「厚生労働副大臣も経験し、障害者自立支援法の見直しでも中心となり、日本のどこに生まれ、住んでも安心な政策づくりをしてきた」などと、実績を強調する。
 その木村氏の固い地盤に、再び玉木氏が挑む。19日夜、東かがわ市の集会で「政治に新しい、より良い選択肢を提供したい」と強く訴えた。
 財務省の元キャリア官僚。05年選挙は投票日の1カ月前に退職して立候補し敗れた。その後の「浪人」時代は、駅前やスーパー前で演説を繰り返し、企業、団体、民家など地道にくまなく回っている。
 最近の集会で「『夜遅くまで働いているので集会に行けなかった』と言われた。姿を見せない人の思いを生かさなければ」と訴えた。「光のあたらないところに、光をあてる政治家になりたい」などと、地道な姿勢を打ち出す。
   ■ ■
 香川2区は、旧高松市を東西から挟むように広がる。東側のさぬき市、東かがわ市などの地域と、西側の坂出市や綾川町などだ。昔ながらの農業や漁業地域のほか、都市部、工業地帯、さらに新興住宅地もあり、有権者の関心も分かれる。無党派層が比較的多いとされる都市部では「風」を意識した選挙戦。田園地域などでは「縁故」「施策」など、より地域性や具体性が意味を持ってくる。
 23日の木村氏の集会。自民県議の1人が会場を見渡した後、「農家が民主から戻ってきてくれた」と言った。
 民主党が公約に掲げた農家の「戸別所得補償制度」に支持層を奪われると心配していたが、その後に民主党が米国との自由貿易協定(FTA)交渉に意欲を示した影響がでてきたと、この県議はみた。
 玉木氏は、寒川町(現さぬき市)の兼業農家の生まれ。綾川町のJA施設で開いた2日の集会では、「コメなどの関税引き下げや撤廃の考えはないという民主党の考えを、もっと丁寧に説明すべきだ」と語るなど、理解を求めている。
 幸福実現新顔の土居美佐子氏は、減税と国防強化などを訴えて浸透を図っている。(木脇みのり)

4359千葉9区:2009/08/26(水) 20:44:33
http://www2.asahi.com/senkyo2009/localnews/TKY200908260379.html
〈09総選挙 やまなし〉「金丸票」に異変 自民王国支えた後援会「久親会」
2009年8月25日

 強力な集票マシンとして、戦後の「自民王国」を支えた故金丸信・元副総裁の後援会「久親会(きゅうしんかい)」が、今回の総選挙で自民公認候補の支援に目立った動きを見せていない。知事選や総選挙で自民分裂選挙が相次ぎ、組織力の低下を招いたほか、会員に「小泉改革」に対する反発も根深いためだ。民主公認候補の選対に入り、古巣の自民党ににらみをきかす元幹部もいる。

(床並浩一、岡戸佑樹)


 「今回は支援できません」

 久親会の幹部の男性は、総選挙で支援を求める自民候補の陣営幹部に、そう伝えた。各陣営が選挙戦の準備を本格化した今春のことだ。

 全盛期の久親会は、市町村単位だけでなく、地域の自治会単位まで組織が張り巡らされ、抜群の集票力を誇った。連続当選12回の金丸氏にとって最後の選挙になった90年総選挙で、同氏は10万1756票を獲得。連続5回のトップ当選を果たした。

 建設業界など支持団体の会員企業もフル回転させた久親会。金丸氏の出身地盤の釜無川以西地域の得票率は、中選挙区で50%を超えるところもあった。同氏は引退後も影響力を発揮。死去後の会にも政治力が残った。事実上の後継者として、総選挙で初当選した建設官僚出身の横内正明氏(現知事)も、久親会の支援を受けた。その後も本部事務所(甲府市丸の内2丁目)を訪れ、支援を求める議員や新人は与野党を問わず、あとを絶たない。

 だが、自民分裂選挙になった前回選挙で、郵政民営化法案に反対する自民系無所属候補を支援した一部の久親会関係者のうち、今回、自民候補の支援に回る人は少ない。元幹部の一人は「金丸氏の顕彰碑を(06年に)建てた時点で、久親会の選挙は終わった」という。別の幹部は、前回選挙で「小泉氏は(金丸氏の所属した派閥)経世会をつぶしにかかっていると思い、死ぬ気で戦った」と振り返り、「小泉チルドレンに投票してくれ、なんていえない」と話す。

 さらに民主党に流れる動きも加速している。

 「今回は民主党の候補に入れよう」

 甲府市在住の60代の会員は今月中旬、お盆で集まった親族36人を前にこう切り出した。

 男性は、かつて金丸氏の「ファミリー企業」といわれた架橋工事会社の協力会社に勤務。他の協力会社員と一緒に同氏の選挙を手伝うようになり、その後、久親会に入会。選挙の際は、親族の票をとりまとめてきた。

 18日の公示日。県内の民主公認候補の出陣式で、元久親会幹部の男性は選対幹部としてあいさつに立った。男性は取材に「民主の候補を支援することに抵抗はない。55年体制のようなイデオロギー対立もない」と答えた。

 もちろん、現職の久親会系県議は自民候補の支援姿勢を打ち出している。また、会員の多くは自民党員で、峡北地域の男性会員は「前回も応援した自民候補を今回も支える」と話す。

 金丸氏の次男で、久親会を事実上取り仕切る信吾氏は、「いまの久親会は親睦(しんぼく)団体。個人の判断で特定候補の応援を勤務先で呼びかけているが、組織として会員に支援を求めていない」と話す。

4360千葉9区:2009/08/26(水) 20:45:12
http://www2.asahi.com/senkyo2009/localnews/TKY200908260340.html
〈09政権選択〉握手合戦、終盤過熱 長崎2区
2009年8月25日
 23日夕、大勢の花火客でにぎわった長崎県長与町の川まつりの前に、長崎2区の自民前職、久間章生氏は選挙カーで乗りつけた。「必勝」の鉢巻き姿。出店の前を会釈しながら歩き、10分後には再び走り去った。わずか3分後には、民主新顔の福田衣里子氏が姿を見せ、赤ん坊の頭をなで、1時間ほど一人ひとりと握手を交わした。

 この日昼、久間氏が諫早市の商店街を歩き回った2時間後に福田氏の姿があった。所変われば、逆の時もあり、一票を積み上げるための激しい「握手合戦」を続けている。

      ◇   ◇

 福田氏は20日以降、2日に1回15分程度、取材をまとめて受ける時間をやりくりした。選挙戦は、薬害C型肝炎の被害者である若い女性が自民大物に挑むという「絵になる」構図なだけに、東京や海外のメディアも殺到。陣営も、無党派層に浸透するには、可能な限りメディアに登場するのが得策と踏んだ。

 「福田氏は地域の問題を語れない」と盛んに批判する久間氏に対し、福田氏は演説内容も変えてきた。公示前は薬害の体験から「命をつなぐ政治」「官僚政治の打破」を強調してきたが、公示後には政策に触れる場面が目立つ。しかし、「地域医療、郵便局、雇用を守り、経済を安定させ、若者を取り戻し……」といった調子で、具体性はいま一つだ。

 マスコミ各社の情勢調査の一部ではやや優勢とされているが、陣営は上滑りを警戒。組織固めに入る。23日午前、労組幹部約30人が集まった諫早市での緊急会合では、連合長崎の小石隆会長が「動きが甘い」と一喝。「終盤情勢」と題したA4判の文書には「都市部で吹いた民主への追い風は、地縁、血縁の多い地方では無縁。わずかなポイント差は1日で逆転される」と書かれていた。

      ◇   ◇

 今月12日、久間氏は諫早市の国道沿いに立ち、通り過ぎる車の有権者に手を振るパフォーマンスを演じた。「29年前に初当選して以来、初めて」。22日には、出身地の南島原市のスーパー前の広場で買い物客らを前に「選挙カーに乗るのは13年ぶり」と頭を下げた。

 1年前には思いもしなかった強敵の出現に、久間氏は必死だ。温厚な人柄で知られてきたが、演説などでは、民主と福田氏を「政策は危なっかしくて頼りにならない」「安心してバトンタッチできない」と批判することを忘れない。

 久間氏が落選すれば、県の発展はない――。諫早湾干拓事業や九州新幹線西九州(長崎)ルートの着工で久間氏に「世話になった」と公言する金子原二郎知事もとうとう旗幟(きし)を鮮明に。20日、諫早市内のJAでの演説会では「久間先生が今回やめる結果になっていいのか。冷静に考えていただきたい」と呼びかけた。

 久間氏を支えてきた業界団体にも危機感は強い。JA組合長を務める県議は21日、支部長らを前にはっぱをかけた。「とにかく身の回りの票をかき集めて」。参加者の一人は「こんなに強く要請されたのは初めて」と驚いた。

 「道路は必要だが、道路を造るかどうかを選挙の論点にするのは古い」と主張する福田氏に対し、久間氏は「私の次の仕事は道路」と言い切る。ある中堅建設会社の社長は26日、約40社の社長らを集め、こう訴える。「民主党政権になれば、職を変えざるを得ない事態も起こりうる。もう一度鉢巻きを締め直そう」(加藤勝利、中山尭)

4361千葉9区:2009/08/26(水) 20:46:04
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20090826ddlk08010149000c.html
茨城の岐路:’09夏決戦 衆院選2区 自民支持層奪い合い、都市決戦 /茨城
 30日投開票の衆院選は、無風区とみられていた2区が激戦区と化している。閣僚や自民党要職を歴任してきた額賀氏に対し、かつて保守系首長だった石津氏が旧知の市議らと連携し、自民支持層を奪い合う構図だ。両陣営とも無党派の多い都市部を重点に、遊説に力を入れ始めた。【岩本直紀】(届け出順)

 ◇他県での応援控え地元に密着−−額賀福志郎氏
 額賀氏は25日午後4時半、鹿嶋市宮中の大型ショッピングセンター駐車場で行われた集会で、聴衆約500人(陣営発表)を前に「(93年の細川政権発足後の)失われた10年を繰り返してはならない。政治の安定なくして経済の安定はあり得ない」と訴えた。陣営は終盤に入って無党派層への支持拡大を目指し、鹿嶋、神栖の都市部の遊説に重点を置く。

 「驚いたよ。民主の風で本当にひっくり返されるのか」。新聞各紙の世論調査で予想以上の接戦と報じられた先週末ごろから、選挙事務所には地元県議や元首長らが危機感を募らせ、実情を確かめようと事務所に集まるようになった。

 前回05年の衆院選の選挙期間中、地元入りしたのは2日だけ。党の要職や閣僚を歴任した額賀氏は、自身の選挙区を秘書や選対本部に任せ、他候補応援で全国を駆け回った。しかし今回は、他県への応援は2日に抑え、地元に密着。家族も協力し、支持者へのあいさつ回りに奔走する。

 津島派の選対本部長として応援演説をする立場の額賀氏は、人気閣僚を呼ぶ集会の予定もない。「本人が大物政治家だからというわけではないが、人集めはしない」(陣営)と、ローラー作戦で地道に票掘り起こしを図る。

 ◇「くら替え」市議ら古巣を攻略−−石津政雄氏
 「官僚政治を終わりにしよう。私は生活に苦しむ皆さんの声を代弁します」

 石津氏は25日午前11時、小美玉市羽取駅近くのスーパー駐車場で開かれた街頭演説で、応援に駆け付けた民主党茨城県連代表代行の郡司彰参院議員とともに選挙カーに乗り、生活者の視点を力説した。世論調査では、伝統的に民主基盤の弱かった農村部でも額賀氏と競り合い、切り崩しを図っている。

 24日には鳩山由紀夫代表も参加し1000人規模(陣営発表)の集会も開催。追い風で勢いづくが、陣営は上滑りにならないよう引き締めに懸命だ。

 同日夕、神栖市内のホテルで開かれた鹿行地協主催の総決起集会で石津氏は「相手は大物代議士。空中戦で戦える生やさしい選挙ではない。私は今、地上戦の先頭で戦っている」とムード先行にならぬよう呼びかけた。

 選対本部では自民から民主にくら替えした鹿嶋市議らが中核を担い、選挙事務所は自民党の市議や地区支部長が公然と出入りする。ある地区支部長は「今の自民党ではだめだ。政権交代で出直してもらわなければ」と現状を憂える。「前回までは自民を応援してきたが、今回は民主」。選挙はがきを書きながら元行方市議が言った。

4362千葉9区:2009/08/26(水) 20:47:52
http://osaka.yomiuri.co.jp/news-sp/lh-election2/20090826-OYO1T00498.htm?from=tokusyu
公共事業減り建設業界悲鳴 細る王国の組織票…和歌山3区
応援ためらう声も


 真っ黒に日焼けした自民党の二階俊博の口調が、ひときわ熱を帯びた。

 「知事、市町村長みんなが推薦してくれた。肩に食い込むような責任を感じる。何としても勝たなければならない」。23日、和歌山県上富田町の文化会館で開かれた個人演説会で、二階は支持者約500人に何度も深々と頭を下げた。

 9選を目指す経済産業相の二階は、運輸相、党総務会長も歴任し、派閥を率いるベテランだ。過去の衆院選では、期間中のほとんどを他候補の応援に出かけ、本人不在で圧勝してきた。

 しかし今回は一変した。地元に張り付き、街頭演説にも積極的に立つ。二階が「応援要請をどう断ろうか頭が痛いが、ヘタな結果を招くわけにはいかない」と話すほど、危機感は強い。

 選挙区内の21市町村長もほぼ全員、市町村ごとに置かれた二階の選対本部の本部長や顧問などに名を連ねた。知事の仁坂吉伸も26日、2度目の応援に入る。地元の自民県議は「困ったときはみんな、二階先生に頼ってきた。高速道路も、実力者が和歌山にいるからこそ整備が進む」と強調し、支持を訴える。



 盤石に見える「二階王国」。だが、民主党への追い風を象徴するかのように足元は揺らいでいるという。

 国や自治体の財政難で公共事業が減り、5年前に1000社を超えていた県建設業協会の会員企業は、770社に。建設業界はこれまで二階の集票の原動力になっていたが、業者の中には「今回は応援しない」と言い放つ人も現れた。

 選挙のたびに従業員を動員し、二階を応援してきた建設会社社長(45)は今回、民主党の玉置公良の支援に回った。

 5年前まで年間1億円近く売り上げ、社員15人を抱えていたが、昨春以降、県発注工事を1件も落札できず、事実上の倒産に追い込まれた。「今の状況を変えたい」。同業者や友人に声をかけ、400人以上から玉置支援を取りつけた。同業者には「表だって二階さんに逆らえないが、票は必ず玉置さんに入れる」と話す人も多いという。

 玉置も「政権交代」への期待を感じる。昨秋以降、選挙区内を5巡した。支持者から声をかけられることも増えた。23日夜に田辺市内の2か所で開いた個人演説会には、計約400人が集まった。陣営幹部も「これまでなら二階陣営に遠慮し、出席もしてくれなかったのに……」と驚く。

 「自民政治で地方はガタガタにされた。今が歴史の大きな曲がり角。和歌山から歴史を変えよう」。25日、玉置が新宮市のスーパー前で声を張り上げると、買い物客らから拍手が送られた。(敬称略)          (社会部 山本照明、和歌山支局 坊美生子)


  ◇和歌山3区◇
(御坊市、田辺市、新宮市など)
湊  侑子26 諸新    幸福実現党員
玉置 公良54 民新    (元)県議
二階 俊博70 自前(8) 経済産業相
(数字は当選回数、届け出順)

(2009年8月26日 読売新聞)

4363千葉9区:2009/08/26(水) 20:51:21
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20090825-OYT8T01173.htm
逆風下での「どぶ板」自民・堀内輿石の地盤も頼り民主・坂口連日200キロ近く遊説無所属・長崎
 24日夜。自民・堀内が富士吉田市の個人演説会場に大慌てで駆け込んできた。自民の選挙対策副委員長・菅義偉が、堀内を持ち上げる演説を終える直前だった。

 堀内はつい2時間前、笛吹市で幹事長代理の石原伸晃と並び、街頭演説に声をからしていた。4月以降、応援に来た有力政治家は厚生労働相の舛添要一ら6人。実力者ぶりをアピールする作戦だ。

 堀内には、自ら会長を務める富士急行の組織力もある。県内全域に2万人を超す企業関係者がいると言われ、下請けなど影響が及ぶ企業のすそ野も広い。

 そんな抜群の知名度、組織力を誇る堀内が遊説カーを降り、有権者と握手を重ねている。自民への逆風の中、かつてない「どぶ板」選挙を強いられている。

 「有力政治家を呼んでも、若い人が集まらないんです」。支援する県議の一人は、課題を率直に認める。

     ◇

 22日午前、市川三郷町の街頭演説。「政権交代」を叫ぶ民主・坂口のそばに、参院議員会長・輿石東の姿があった。

 約30人の聴衆の多くは、輿石を支持する政治団体「山梨県民主教育政治連盟」(県政連)の関係者だ。元教諭の男性(81)は「坂口さんがどんな人かよく知らないけど、輿石先生のために応援する」と言い切った。

 強烈な追い風は吹くが、前回選挙から4年間、街頭演説に明け暮れた坂口には、「まだ大きな組織がない。輿石先生の地盤が頼り」(陣営幹部)という。

 民主の参院議員・米長晴信は7月末から、群馬県の女性候補者の応援に回った。県政連会長の土橋金六は「彼(米長)と我々の考え方は合わないので、山梨から外に出てもらうよう要請した」と明かす。輿石支持者への配慮を優先しながら、坂口と輿石の「二重陣営」の選挙戦が進む。

     ◇

 「大月市立中央病院に整形外科の医師をお招きすることに成功しました」

 23日午後、うだるような暑さの中、長崎が遊説カーから訴えた。「地域第一」を標榜する長崎は、地域ごとに演説内容を細かく変える。無所属候補は、ポスターの掲示場所が制限される。そんなハンデを、連日200キロ近い距離の遊説ではねのけようとしている。

 「自民対民主」の対決構図の中、長崎は対立候補の支持基盤の切り崩しに懸命だ。陣営幹部が富士吉田や都留などにある創価学会支部に足しげく通い、陣営のミニ集会や支援企業の朝礼で「比例は公明」との呼びかけも始まった。公明の推薦は自民候補だが、陣営幹部は「支持母体の創価学会は別だ」とみる。

 激戦が繰り広げられる2区では、長崎を批判する中傷ビラも複数出回る。だが、陣営幹部は「中傷されるほど、陣営は燃える」と強気だ。

     ◇

 諸派の幸福実現党の宮松は、遊説中心の活動。教育問題などを巡り、有権者と立ち話も交えて支持を訴えている。(敬称略)

 ◆2区

堀内 光雄79 自■前《10》

坂口 岳洋38 民 新 

長崎幸太郎41 無(自)前《1》

宮松 宏至69 諸 新

(2009年8月26日 読売新聞)

4364千葉9区:2009/08/26(水) 20:53:13
http://www2.asahi.com/senkyo2009/localnews/TKY200908260372.html
民主比例候補、「地元」へ 追い風「勝てば私も」 東京9区・10区
2009年8月25日
 民主に強い追い風が吹いている今回の選挙戦。東京9区(練馬区中西部)と10区(練馬区東部、豊島区)では、過去に両区から立候補した経験がある民主の比例単独候補3氏が、小選挙区の新顔支援に活発に動いている。原動力は「小選挙区で勝てば、自分も当選」との思い。攻勢の陣営では「練馬区は国会議員だらけになる」とささやかれ始めた。(其山史晃、永沼仁)

 公示日の18日、練馬駅前。9区に立った木内孝胤氏の出陣式で、地元に縁がある民主の東京ブロック比例単独候補3氏がそろい踏みした。

 「4年前、いい加減な総裁は私を追放した。権力者として弾圧した。私がその犠牲者。その時以来、自由民主党は不自由民主党になった」

 最初に訴えたのは、4年前、10区から新党日本の候補として立った小林興起氏だ。郵政民営化に反対して小泉純一郎元首相率いる当時の自民を離れ、古巣から「刺客」の小池百合子氏を送り込まれて辛酸をなめた。9区にも中選挙区時代の小林氏の支持者がいて、自民批判の演説には拍手がわいた。

 続いてマイクを握ったのは元民主党衆院議員の吉田公一氏。前々回03年に4選をめざして9区で立ったが、今回も立候補している自民の菅原一秀氏に敗れた。

 最後は、小沢一郎氏の元秘書だった川島智太郎氏。前回05年に9区に立ったが、やはり菅原氏に敗れた。吉田氏、川島氏とも「小選挙区での木内氏の当選」を繰り返し訴えた。「木内さんが勝てば、われわれも助かります」

 比例名簿の順位は小林氏が25位、吉田氏が26位、川島氏が27位。民主の小選挙区候補は22人全員が1位で比例東京ブロックに重複立候補しているが、小選挙区で勝って比例名簿から抜ける候補が続出すれば、3氏にも当選の芽が出てくる。それぞれ「当選圏入り」をめざして自らの支持者や周辺への働きかけを強め、「底力のある自民候補を追い込むような、分厚い運動ができている」(木内陣営)。

 特に小林氏は10区から無所属での立候補を模索していたが、「反自民」への思いから、民主の江端貴子氏との競合を避けて比例に回ったいきさつがある。自民へ流れかねない自身の支持層に江端氏支援を訴えるため、精力的に遊説をこなしている。

 江端陣営も「小林陣営が先導してくれて回りやすい地域ができた」と「共闘」を歓迎する。「小林さんの支援者の票がすんなりこちらに流れるわけではないでしょうが、反応はいい」。自民側からも「手ごわい」との声が漏れてくる。

 民主が大勝した場合、9、10区では小選挙区で2人、比例区で3人、民主の衆院議員が誕生する可能性がある。さらに自民の候補が比例区で復活当選すれば、最大で7人だ。

 「参院議員も含めればもっと増える。この時期に皮算用はしたくないが、国会議員だらけになると、有権者の中には戸惑う人が出るかもしれない」。民主のある陣営関係者の口からは、そんな冗談も飛び出した。

4365名無しさん:2009/08/26(水) 20:54:24
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009082600056

SPもつらいよ=炎天下、スーツ脱げず−夏の選挙「ひたすら我慢」【09衆院選】
 現憲法下初の8月投開票に加え、解散から投票までの期間も最長の40日間となった今回の衆院選。「真夏のマラソン選挙」に悲鳴を上げているのは、候補者ばかりでなく、炎天下で黒いスーツに身を包み、各党党首らを警護する警察官(SP)も同じだ。大阪府警幹部は「寒さはある程度防げるが、暑さは無理。一番暑い時期に街頭演説が集中して大変」と話す。
 SPは原則黒か紺のスーツを着用。腰や脇にさまざまな装備品を着けているため、人前で上着を脱ぐことは禁止されている。党首らが演説場所に到着する2〜3時間前から現場周辺を視察、不審者の有無や警備の死角を調べる。
 街頭演説では、炎天下での任務が4時間に及ぶことも。1回でスーツは汗で白くなる。幹部は「任務終了まで水分補給はできず、休憩は移動する車中での30分。すぐ次の演説場所に先回りしないといけない」と明かす。
 少しでも暑さを和らげるため、府警は首回りを冷やす冷却グッズを購入。全SPに配布したが、効果はいまひとつ。「ひたすら我慢。暑さに有効な対策はない」と耐え続けている。(2009/08/26-05:38)

4366千葉9区:2009/08/26(水) 20:56:36
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20090826/CK2009082602000133.html
自民の砦、首相も応援 民主は農村から攻勢
2009年8月26日

 自民党総裁で首相の麻生太郎は二十五日夕、東松山市の街頭に姿を現すと、まず上着を脱いだ。「暮らしを守るため、経済対策を最優先してきた。政権ではなく、政策を選んでほしい」。水色のシャツの袖をまくり、選挙カーの上でしゃがれた声を張り上げた。

 同党前職で県連会長の山口泰明は「大変厳しい選挙。何としても当選を果たし、地域のために頑張る覚悟です」。約三千人を前に頭を下げた。

 山口への首相の応援は過去の選挙を含めて初めて。まして選挙戦終盤という時期は極めて異例だ。県内でも自民の劣勢が伝えられる中、麻生は二十一日の2区に続き、この日、保守地盤が厚いとされる10区、12区、7区の応援に入った。

 五度目の対決となる山口と民主元職松崎哲久。小選挙区では山口が四連勝中で、松崎に比例復活を許したのはわずか一度だけ。小泉旋風を受けた前回は、三万八千票余りの差をつけ、圧勝した。

 ところが、山口陣営幹部は「今回は松崎を追う展開だ」と、明かす。「ここは自民の最後の砦(とりで)。負ければ、(県内の)自民は小選挙区全敗もある」とかつてない危機感を募らせる。

 山口の選挙スタイルは、組織力を生かしたどぶ板戦術が基本だ。選挙区の三市七町の首長のうち市町ごとの選対総括責任者は前回、一町長だけだったが、今回は九人。残る一人も顧問を引き受けた。地方議員、後援会をフル回転させ、これまで以上に保守票の引き締めを図る。

 そして今回は、無党派を狙った“空中戦”にも力を注ぐ。前回は、山口本人が解散直後、足首を骨折。活動を制限されたが、今回は、本人が自転車遊説するなど精力的に動く。公示前後に党幹部や大臣が応援に入り、二十八日には元首相の安倍晋三、少子化担当相の小渕優子まで駆けつける予定だ。「やっと背中が見えてきた。一気呵成(かせい)に混戦から抜け出したい」と陣営幹部は漏らした。

 対する民主の松崎。農村部から都市部に支持を広げていこうと、「山上作戦」を掲げ、街頭活動。前代表の小沢一郎流の選挙戦術だ。二年ほど前から松崎は、比企郡などの農村を重点に、きめ細かく訪問を続けてきた。

 象徴的だったのは、公示日の十八日。ときがわ町の山中にある椚平(くぬぎだいら)稲荷(いなり)神社で第一声を上げた後、同町内を自転車で遊説し「自然豊かなまちは、私たちの財産。守りながら将来の地域発展を考えていきたい」と訴えた。翌日からも小川、嵐山、滑川町などを遊説。農村部で手厚い活動を続ける。

 民主党代表の鳩山由紀夫は、解散直後の七月下旬、坂戸市などで街宣。公示後の二十一日には、代表代行の菅直人が東松山市で「この選挙区で松崎哲久さんが当選した時、日本が変わり始める」と声をからし絶叫。松崎も「自民党は長いこと官僚主導の政治を許してきた。だからこそ政権交代が必要」と熱っぽく語った。

 陣営は「政権交代。」と書かれたシールを作製。七月から各地の夏祭りで配ると、人だかりができ、二日間で四千枚がさばけたこともあった。陣営幹部は「政権交代が現実味を帯びる中、流行語のようになっている」と手応えを感じる。

 保守王国の議席を自民県連会長が守るのか、失うのか。その答えは三十日に出る。 =敬称略、おわり

  (石井友恵)

4367千葉9区:2009/08/26(水) 20:57:46
http://mainichi.jp/area/oita/news/20090826ddlk44010509000c.html
2009衆院選おおいた:選挙戦ヒートアップ “大物弁士”ら来援 /大分
 衆院選も終盤となった25日、“大物弁士”らが来県し、候補者の応援演説に熱弁を振るった。また、同じ個人演説会場で候補者同士が“ニアミス”するなど、選挙戦はヒートアップしている。

 鳩山邦夫・元総務相は、大分3区の自民前職応援のためJR別府駅前で街頭演説。鳩山氏自身、地元福岡6区で民主候補と激しい戦いを繰り広げており「どんなに尻に火がついていても、(自民前職を)負けさせられないと思ってやってきた」と切り出した。自民に対する逆風についても「サッカーで言えばオウンゴールにすぎない」「『野党に一度やらせてみたら』というムードが広がっているが、今の野党は危険だ。自民党をよみがえらせるため力を与えてほしい」と熱弁を振るった。

 また、民主最高顧問で元蔵相の藤井裕久氏が、JR日田駅前で大分2区の社民前職応援のため街頭演説。「小沢一郎代表代行に命じられた」として「社民と一緒に政権交代を成しとげたい」と候補の支持をアピールした。また、農相や通産相を歴任した元民主副代表の畑英次郎氏も駆け付け、「大分の野党連合勢力が勝ちを占めてこそ、政権交代が可能」とげきを飛ばした。

 ◇候補者同士の“ニアミス”も
 2区の自民前職と社民前職が同日夜、同じ津久見市の市民会館で、1時間半差で個人演説会を開いた。先に開いたのは社民前職。労組員や、推薦を受けている国民新を支持する郵政関係者らが集まった。選対幹部は「郵政関係者が組織だって出てくれたのはここだけ。勢いがついた」。自民前職陣営は、のぼり旗を立てるなどして会場づくり。企業従業員や、推薦の公明関係者らが席を埋めた。「夜遅くに多くの支持者が集まったのは、候補が厳しいと肌で感じているから」と陣営関係者。【楢原義則、祝部幹雄、古田健治】

4368千葉9区:2009/08/26(水) 20:58:41
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/kumamoto/20090826/20090826_0003.shtml
5区 村山元首相と千葉県知事登場 終盤戦へてこ入れ
2009年08月26日 14:35
 23日の八代市長選の余波が続く熊本5区では25日夜、社民新人の中島隆利氏、自民前職の金子恭之氏がそれぞれ人吉市、八代市で開いた演説会に村山富市元首相、森田健作千葉県知事が登場。両陣営とも著名な“大物”投入で選挙戦終盤に向け、てこ入れを図った。

 人吉市下城本町のカルチャーパレスであった中島氏の演説会。85歳の村山元首相は、ぴんと背筋を伸ばしながら、後期高齢者医療制度の問題点などを挙げ「高齢者が長生きすることに不安を覚える社会になっている。政権交代しかない」と訴えた。民主党の松野信夫参議院議員は八代市長選での新人の勝利を挙げ「草の根選挙で一人一人の力を結集すれば勝てる」と呼び掛けた。

 金子氏は八代市の市厚生会館で総決起大会を開催。衆院議員時代から金子氏の仲間という森田氏は「私の妻は人吉出身で、妻の親せきもすべて金子後援会。自信を持って推薦します」と激励の言葉を贈った。壇上には、同市長選で落選した坂田孝志市長の姿も。金子氏は「これほどの実績ある市長が落選されるとは…言葉もありません」と、言葉を詰まらせながら「厳しい逆風に立ち向かいゴールしたい」と力を込めた。

=2009/08/26付 西日本新聞朝刊=

4369千葉9区:2009/08/26(水) 20:59:56
http://www.47news.jp/CN/200908/CN2009082601000877.html
広島7区、元大蔵官僚3度目対決 「宮沢の灯」か、下克上か
 故宮沢喜一元首相のおひざ元、広島7区(福山市)。引き継いだおいの自民党前職宮沢洋一氏(59)は4選を目指すが、旧大蔵省時代の部下で民主党前職和田隆志氏(46)との3度目の対決は激戦となっている。

 両候補の出会いは、和田氏が1988年に入省し、最初に配属された証券局時代から。直属の係長が自民党前職の片山さつき氏(50)=静岡7区、その上司が洋一氏だった。14年も年次が違い「直接言葉を掛けられないほどの大先輩だった」。

 和田氏は2003年に退職。「自分が付けてないはずの予算が通ってしまう。健全な役所じゃない」と官僚人生に見切りを付け、元上司に政界で“下克上”を挑んだ。伯父の地盤を受け継ぎ00年に初当選していた洋一氏は、後輩の和田氏の挑戦を2度とも退けてきた。

 喜一氏が07年死去し地元での求心力は低下。危機感を募らせた洋一氏は公示後、公民館や農協での演説会を毎晩2〜5カ所こなし、昨年秋以来の金融危機で景気対策にかかわった実績を強調。後援会も「宮沢家の灯を消すな」と必死だ。

 一方、和田氏は労働組合の強力な支援を受けるが、陣営は「7区に民主の風は吹いていない」として、朝の街頭演説などを繰り返す。

 22日、福山市で開かれた合同演説会。「国の特別会計にかなり無駄遣いがある」と主張する和田氏に、洋一氏は「決算書を読めば分かる。民主党の財源論は無責任」と応酬、火花を散らした。

 諸派新人植松満雄氏(50)も立候補している。

2009/08/26 19:17 【共同通信】

4370千葉9区:2009/08/26(水) 21:01:30
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/kumamoto/20090826/20090826_0001.shtml
接戦2、3区に大物来援 自民、民主が総力戦 無党派取り込みに懸命
2009年08月26日 14:02
新人候補とともに「頑張ろう」とこぶしを上げる民主党の菅直人代表代行 衆院選は終盤に入り、世論調査で接戦が伝えられる熊本2、3区を中心に、自民、民主両党が総力戦の様相だ。民主党は25日、菅直人代表代行が3区新人の応援で山鹿市入り。26日には2区にも入り、県内小選挙区で初の複数議席獲得に向け攻勢を強める。全国で苦戦が伝えられる自民党も、20日の麻生太郎首相(総裁)に続き、28日には2区に石破茂農相が入る予定。議席死守に懸命だ。

 菅氏は25日夜、山鹿市で3区の新人後藤英友氏の集会に出席。「一昨日、党本部で最終盤戦の分析をしたが、この熊本3区は本当に横一線。あとひと押しをお願いしたい」と呼び掛けると、約500人の支援者から大きな拍手が起きた。

 民主は解散後の7月29日に鳩山由紀夫代表、公示日の18日と翌19日には岡田克也幹事長が2、3区入り。菅氏は26日も2区の新人福嶋健一郎氏と熊本市で街頭演説する。県連幹部は「2、3区は接戦。幹部の応援は票の底上げと運動員の引き締めにつながる。もっと幹部を呼び、無党派層にアピールしたい」と追い風の加速に期待する。

 これに対し、2、3区の自民前職陣営は戦略が分かれる。2区の林田彪氏は28日、石破農相とともに熊本市で街頭演説を予定。陣営幹部は「無党派層に人気がある石破氏を投入し、投票行動を決めていない層にアピールしたい」。

 林田氏はJAや漁協など支持組織向け中心だった街頭演説を先週末から軌道修正。スーパーや団地での街頭演説を増やし、露出を高める作戦だ。

 一方、3区の坂本哲志氏は現時点で大物応援の予定はない。初の自民公認として臨むが、逆風を意識してか名刺やリーフレットに「自民党」の文字は控えめに表記して政党色を薄め、本人の政策や人柄を強調。陣営は「無所属だったこれまでと同様、支持者の草の根のつながりを生かして支持を訴えたい」と話す。

 3区で坂本、後藤両氏を追う無所属新人の三浦一水氏は、26日に合志市で総決起集会を開く。所属する保守系無所属グループを率いる平沼赳夫元経産相が駆け付ける。陣営幹部は「3区で自民でも民主でもない第三極をアピールし、無党派層にも支持を広げていきたい」と意気込む。

=2009/08/26付 西日本新聞朝刊=

4371千葉9区:2009/08/26(水) 21:02:15
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/oita/20090826/20090826_0001.shtml
応援弁士 多士済々 各党幹部ら県内入り 終盤戦へ向け、訴えさらに
2009年08月26日 14:06
 衆院選投開票日が5日後に迫った25日、終盤戦に向けて各党幹部たちが候補者の応援に続々と入った。世論調査で苦戦が伝えられる与党側は「党内の変革」をアピールして巻き返しを図り、勢いづく野党側は「政権交代」の訴えを強めた。

 「『民主に1回やらせてみたら』という風がある。だから、自民党が変わればいい」。別府市のJR別府駅前で、大分3区に立候補する自民前職の応援に立ったのは、鳩山邦夫前総務相。「2人が自民党をたたき直す。新しく生まれ変わる自民党に期待して下さい」と力を込め、自民前職とこぶしを突き上げた。

 民主の藤井裕久最高顧問は、大分市のコンパルホールで開かれた大分1区の民主前職の個人演説会に参加。藤井氏は「無駄遣いの排除は、霞が関ともたれ合う自民にはできない。自民党は官僚の言いなりだ」と批判。「浮かせた予算で国民に役に立つ政策に使う。政権交代したら国民本位の政治に変える」と訴えた。

 津久見市の津久見市民会館では大分2区の社民前職の個人演説会が開かれ、野党共闘を進める国民新党の自見庄三郎副代表が登壇。郵政民営化に反対し、前回衆院選で落選した自見氏は「(郵政事業の)4分社化を進めたら、巨大なアメリカの金融資本に取られる。政権交代するチャンスだ」とアピールした。

 大分1区の共産新人はJR大分駅など大分市中心部で街頭演説し、自民と公明の連立政権を終わらせるよう訴えた。党幹部の来援予定はないが、共産党県委員会幹部は「応援に有無にかかわらず、候補者が街頭に立ち、地道に有権者に訴えていく」と話している。

=2009/08/26付 西日本新聞朝刊=

4372千葉9区:2009/08/26(水) 21:03:30
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/hiroshima/Sh09082503.html
1区の接戦、広島でも 民主、自民前職を猛追 '09/8/25

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 衆院選で中国地方の小選挙区では最多の6人が立候補する広島1区。全国では県庁所在地を中心とする1区で民主党が勢力を伸ばす「1区現象」が起きてきたが、広島は無縁で自民党前職の岸田文雄氏(52)が圧勝を続けてきた。それが一転、今回は民主党新人の菅川洋氏(40)が猛追する形で終盤戦を迎えた。(加納亜弥)

 ▽浮動票・投票率が鍵握る

 24日朝、1区に隣接する府中町のマツダ本社前。「どうかよろしくお願いします」。岸田氏は通勤する社員たちに呼び掛け、頭を下げた。岸田氏はこの日予定した同じ派閥の5、7区の自民党前職の応援を急きょ取りやめ、地元に張り付いた。

 消費者行政推進担当相を務め、派閥では「将来の幹部候補」と目される岸田氏も、党に吹きつける逆風に危機感を隠さない。岸田氏自身、衆院議員だった父の代からの後援企業を熱心に回り、地域の会合にもひんぱんに顔を出すなど、地盤固めに力を注ぐ。

 追い上げる菅川氏。初挑戦だった2005年の前回は、岸田氏に約4万8千票の差をつけられ大敗した。今回、公示前後には小沢一郎代表代行や菅直人代表代行たち「大物」の相次ぐ来援を得た。

 菅川氏は「相手の壁の厚みは感じるが、党への風を取り込みたい」と意気込む。広島市中区の本通り商店街でパレードを繰り広げるなど、若者や無党派層を取り込もうと懸命だ。

 岸田氏は00年と03年、8万5千票前後を獲得し、「郵政選挙」と言われた前回は約10万7千票を得た。両氏の陣営とも、少なくともこの差の「約2万2千票」は、特定の政党や候補者にしばられない浮動票とみる。

 菅川氏の陣営は「投票率が上がり、浮動票を獲得できれば3万票増はいける」とはじく。一方、岸田氏の陣営は「浮動票を失っても、倍増させた運動量で取り戻す」と受けて立つ。目標とする得票は同じ9万票以上だ。

 菅川氏の陣営にとって気掛かりなのは、共産党新人の藤本聡志氏(54)と、社民党新人の上村好輝氏(49)の動向である。前回、共産党候補は約1万1千票、社民党は上村氏で約1万票を得た。両党は政権交代を念頭に置きながらも、民主党の「勝ちすぎ」も警戒する。

 藤本氏は「『建設的野党』として防波堤の役割を果たしたい」。社民党は、民主党と選挙後の連立政権樹立を視野に入れつつ、上村氏は「民主党だけが大きく前進しても政治の流れを変えることはできない」と訴える。

 岸田氏と菅川氏の事実上の一騎打ちとなった広島1区は、浮動票や「反自民票」の行方が、勝敗を決する様相を強めている。

 1区には、幸福実現党新人の山本浩徳氏(47)、無所属新人の中村文則氏(57)も立候補している。

4373名無しさん:2009/08/26(水) 21:05:34
http://www.zakzak.co.jp/top/200908/t2009082634_all.html

美女軍団、「私が神」…ユニーク候補続々アノ激戦区
麻布十番祭りでは4候補が激突


上から超高級選挙カーのマック赤坂氏、紅一点・田中順子氏、エコ選挙の黒沢武邦氏、“美女軍団”がビラを配布する野沢哲夫氏、唯一神・又吉イエス氏(クリックで拡大) 1選挙区に9人という史上最多の候補者数となった東京1区(千代田、港、新宿区)で、熱い戦いが繰り広げられている。自民の与謝野馨財務・金融担当相と民主の海江田万里氏の事実上の一騎打ちと報じられているが、2人を追い上げる面々もかなりの個性派ぞろい。過激発言や超高級車の選挙カーが行き交い、お祭り会場では4陣営がバッティングするなど、選挙区内は大騒ぎとなっている。

 「他の候補者の方と結構ぶつかります。駅前や商店街など、人が集まる場所には、どなたかがいる」と話すのは、幸福実現党の田中順子氏。日本テレビ「ニュースプラス1」キャスターの経験もある田中氏だが、その美貌とは対照的に「支持母体として日教組の存在がある政党から文科相を出してはならない!」と、鋭い指摘で人目を引いている。

 同じく人目を引いているのが、スマイル党から出馬のマック赤坂氏。会社経営や財団運営などで財をなした赤坂氏は「候補者の人数(の多さ)から言ったら失敗だったな。5−6人だと思っていた。意外だった」というが、6000万円のロールスロイスの上で尾崎豊の曲をかけて踊りまくり、「若者の反応はいいよ」とスマイル。

 そんな赤坂氏と「麻布十番納涼まつり」の会場でバッティングしたのは野沢哲夫氏。「先ほど与謝野さんと海江田さんの陣営もいた」という会場入り口で、野沢氏は赤坂氏の音楽も気にせず熱弁を振るっていた。東大卒で野村証券出身の申し分ない経歴。無所属で激戦区に飛び込んだのは「幼稚園から大学まですべて公立と国立だった。いわば税金でできた体なので、野村証券で得た国際競争力を生かして恩返しをしたい」のが理由。

 経歴では黒沢武邦氏も劣らない。米ペンシルベニア大で都市計画学博士号を取得し、自民党系シンクタンク研究員の経験もあるが、やはり無所属で出馬した。「エコ」をテーマに選挙カーや拡声器、ビラを一切使わない異色の選挙戦を展開。「電子マネーに採用されているフェリカ(非接触ICカード技術)の装置を持ち歩き、道行く人に携帯電話をかざしてもらって私のサイトにアクセスしてもらっている。エコ政治を目指したい」といい、フェリカ読み取り端末と名刺を武器に地声を張り上げている。

 1区では幹線道路で選挙カーがすれ違うのも日常茶飯事。そんな敵対候補の選挙カーを見るや「何を言っておる。責任を取れ!!」と一喝するのが世界経済共同体党の又吉光雄(又吉イエス)氏だ。

 又吉氏は「(立候補は)私が唯一神である必要性ですよ。世界では1日5万人が死んでいる。私が指導者にならないとそれが続く。邪魔をする候補者には責任感がない。日本人ならば責任をとって腹を切って死ぬべき」と持論を展開。「唯一神であるならば、(立候補地は)都庁や国の中枢がある東京1区でなければならない。候補者が多いのは売名行為ですよ。地獄の火の海です」と常に憤っている。

 小選挙区制らしからぬ多彩な選択肢に、1区の有権者はどんな判断を下すのか−。

【東京1区】

 冨田 直樹 33 共新

 与謝野 馨 71 自前

 又吉 光雄 65 諸新

 マック赤坂 60 諸新

 田中 順子 47 幸新

 海江田万里 60 民元

 黒沢 武邦 39 無新

 野沢 哲夫 43 無新

 前田 禎信 38 無新

ZAKZAK 2009/08/26

4374千葉9区:2009/08/26(水) 21:10:12
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090826/plc0908262010002-n1.htm
【09衆院選】 「常勝区」をてこ入れする首相 (1/2ページ)
2009.8.26 20:09

岐阜市の街頭演説会場に到着した麻生首相=26日午後 30日投開票の衆院選に向け、各候補の応援に走り回る麻生太郎首相(自民党総裁)は26日、愛知、岐阜両県内の5選挙区の遊説に入った。国政選挙で首相が遊説に入るのは逆転勝利が可能な「激戦区」というのがお定まり。だが、麻生首相がこの日訪れたのは野田聖子消費者行政担当相ら、以前は自民党が盤石といわれた選挙区ばかりだ。最終盤になって首相が自民党「常勝区」にテコ入れをせざるを得ないところに自民党の苦戦ぶりがうかがえる。(坂井広志)

 「消費者庁ができるのは、ひとえに野田聖子の我慢と努力のおかげだ。将来の糧となる先端科学技術に予算をつけるべきだとやったのも野田聖子。野田聖子がいかに頑張ったかご理解いただきたい」

 26日夕、麻生首相が街頭演説を行った岐阜市内。岐阜1区から立候補した野田氏の横で、同氏への支持を懸命に呼びかけた。

 野田氏も「あと一歩足りず、申し訳ございません。今、政権交代という意味のない言葉と、しゃにむに戦っています。どうかお助けください」と声をからしながら自らの苦境を訴えた。

 首相は昨年9月の内閣発足時の記者会見で「このメンバーで選挙を戦う」と強調した。その中でも野田氏は前回の「郵政選挙」で自民党の刺客候補を破った実績があり、「選挙の顔」と期待されていた。

 しかし、今は他候補の応援どころでないところにまで追い込まれ、首相が「選挙の顔」をテコ入れするという皮肉な事態にある。

 首相がほかに回った選挙区も、岐阜5区は古屋圭司氏が連続6回当選。愛知12区の杉浦正健氏は小選挙区比例代表並立制導入後、選挙区で負けなし。愛知13区の大村秀章、愛知15区の山本明彦両氏も過去3回選挙区で当選している。特に愛知の3選挙区は、「民主王国」といわれる愛知県内で自民党が確実に議席を獲得してきた場所だ。27日は大阪、京都市内を回る。選挙区で確実に勝ってきた候補者の応援が続く。

 街頭演説で「手応えはある」と強調する首相。26日は東海道新幹線で乗り合わせた安倍晋三元首相と約10分間、選挙情勢をめぐり意見交換した。その後、安倍氏は記者団に「現状は厳しいかもしれないが、まだ挽回(ばんかい)できる可能性がある」と述べ、首相も本音では苦戦を認識していることをにじませた。

4375千葉9区:2009/08/26(水) 21:11:12
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090826/elc0908262007013-n1.htm
【09衆院選】誰が民主で誰が自民か…混戦の岐阜1区 野田氏に危機感 (1/2ページ)
2009.8.26 20:05


 「ご承知のように現在、民主党の候補者に負けている。前回の選挙とは様変わりの中、この苦境をぜひ救ってほしい」

 岐阜1区(岐阜市)にある「JAアグリパーク」で22日、千人規模のJA組合員を集めて開かれた集会。壇上でマイクを握り締めた自民党前職、野田聖子(48)は冒頭、こんな哀願の言葉から切り出した。

 岐阜県内のJAグループの組合員数は約31万人。細川政権下で自民党が下野した時期も含め、戦後一貫して自民党を支え続けてきた、まさに最後の砦(とりで)ともいえる巨大支援組織だ。そんな“身内”ばかりの集会で飛び出した悲観的な発言に、会場は静まりかえった。

 その悲観を跳ね返すかのように、野田は発言の直後、いきなり民主党のマニフェスト批判を開始。民主党の掲げる「戸別所得補償」などの政策を批判した。

 「努力しない農家に補償すれば、農業は衰退する」「農家だけに補償すれば、国民や消費者を敵に回す」…。そして最後に「厳しい選挙だが、政治生命をかけて頑張っていく」と締めくくると、会場からは大きな拍手が起きた。

 しかし、その様子を見守っていたJAぎふ組合長、上松忍(75)は、壇上で野田を激励する一方、参加した大勢の組合員に「(民主側の)甘い言葉には絶対に乗らないように」と厳しく戒めることも忘れなかった。

 郵政民営化をめぐり自民党前職、佐藤ゆかり(48)=東京5区に国替え=と「マドンナ対決」を演じた前回衆院選を上回る危機感を募らせる野田。集会の会場を立ち去る際、「手ごたえは良くなってきた」と報道陣に話したが、その表情は険しかった。

 野田と事実上、一騎打ちとなる民主党新人、柴橋正直(30)は23日、岐阜市中心部の柳ケ瀬商店街にある「わくわく広場」で街頭演説会を開いた。

 この広場は、前回衆院選で野田と対決した佐藤が毎週日曜、演説を繰り返した場所。柴橋は佐藤を引き合いに「ここは岐阜を変えようとする人たちの聖地だ」と声を荒げた。

 柴橋のそばには、前回衆院選で佐藤を全面支援した元自民党県議、笠原多見子(44)の姿もあった。

 笠原は「反野田」勢力の急先鋒とされ、今回の衆院選では公示直前の14日、自民党に突然離党届を提出。その3日後には、民主党の比例代表東海ブロックに出馬する意向を表明した。この擁立は、民主党代表代行、小沢一郎(67)が直接、働きかけたとされる。

 笠原は党替えした理由について「かつて郵政民営化に反対したのに、復党後も経過説明がない」と野田に対する不信感をあげる。野田の選対本部長で自民党県議、玉田和浩(65)は「目的のためには手段を選ばない、選挙戦略を知り尽くした小沢手法だ」と憤りを隠さない。

 公示以降、柴橋に付き添っている笠原は、街頭演説会で「岐阜を変えたいという思いは、4年前と変わらない。民主党が政権をとって岐阜を変えよう」と息巻いた。

 演説を聞いていた女性(48)は「政治家が入り乱れて、もはや誰が自民で誰が民主か分からない」と苦笑した。

 岐阜1区には、このほか共産党新人、鈴木正典(45)、幸福実現党新人、小沢和恵(25)も立候補している。   (敬称略)


■岐阜1区(岐阜市)   =届け出順

鈴木 正典 45 党県常任委員 共 新

野田 聖子 48 消費者相   自 前

小沢 和恵 25 党県代表   幸 新

柴橋 正直 30 元銀行員   民 新

4376千葉9区:2009/08/26(水) 21:17:18
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20090825-OYT8T01344.htm
激戦区ルポ12区 防戦自民、民主手応え
浜田 父の応援解禁、中後 若さアピール
 「どうか、どうか、靖一を勝たせてやって下さい」

 24日午後7時半過ぎ、JR袖ケ浦駅前で約600人の有権者を前に、土下座をしながら涙声で叫んでいたのは、浜田靖一の父・幸一だった。

 元衆院議員で「ハマコー」の愛称で知られる幸一の応援演説。衆院選に初出馬した1993年を除き、それ以降の選挙で、親の七光りを嫌う浜田は「自分の力で戦いたい」と申し出を断り続けてきたが、その封印を初めて解いた。

 この日は閣僚として同僚候補の選挙応援で神奈川県にいた。昨年9月の防衛相就任後、地元に滞在する時間が減り、5回連続当選の浜田も、民主の勢いに焦りを強めていた。幸一の応援を受け入れたのは、自らが不在の間、「浜田」を印象付ける狙いと見られる。

 農漁業が盛んで、県内屈指の保守王国。過去3回の小選挙区選は、10万を超える得票で民主候補を圧倒してきたが、今回は「苦しくて、苦しくてたまらない」と浜田も険しい表情で親しい支援者に語りかける。

 浜田は25日午後、富津市の富津漁協を訪れ、漁師らと固い握手を交わした後、「まだまだ負けるわけにはいかない」と支援を求めた。推薦を受ける公明の支持層には、「民主は公明の幹部を負かさないと、勝ったとは言えないと言っている」と訴え、民主批判をテコに支持固めに躍起だ。

     ◇

 自転車での遊説姿もすっかり定着した中後淳は24日夜、袖ケ浦市の国道沿いで、ドライバーに手を振って支持を呼びかけた。クラクションで応える有権者に「ありがとうございます!」と大声に笑顔。若さと行動力を売り込むのに懸命だ。

 富津市議時代は、自民の衆院議員だった中村正三郎の系列議員が集まる会派に所属。昨年2月、参院議員に転出した青木愛(今回は東京12区から出馬)の後継として、一転して民主からの出馬を表明した。

 自転車で選挙区内をくまなく回り、毎朝の駅頭立ちや街宣などを積み重ね、浜田の厚い壁に挑んできた。君津市の選挙事務所で行った18日の出陣式では、「房総は自民党が強いが、戦えるところまで来ている」と自らを鼓舞するように訴えた。

 連合千葉などの支援を受けるが、スタッフの中心は主婦らのボランティア。後見人の役割を果たしてきた青木は、公示日直前にくら替え出馬が決まり、陣営内に影響を懸念する声もあったが、「選挙に入ってから、駅頭で握手に応じる人数が、けた違いに増えた」(幹部)と手応えを強調する。

 25日夕、党代表代行の小沢一郎が君津市の選挙事務所を激励に訪れた。陣営は「小沢さんが終盤に駆け付けたのは、勝てる可能性があるからだ」(幹部)と勢いをつけた状態で、最終盤の戦いに突入する。

     ◇

 田辺丈太郎は、地域活性化の実現などを訴える。

(敬称略)

(2009年8月26日 読売新聞)

4377千葉9区:2009/08/26(水) 21:18:48
http://www.zakzak.co.jp/top/200908/t2009082635_all.html
小沢が冷徹指令“公明潰せ!” 自公分断加速狙う
「戦う集団」作り大勝呼び込む


民主党の“実質的指導者”の地位を、ますます強固なものにしそうな小沢氏(クリックで拡大) 8・30総選挙は終盤戦に突入。報道各社の世論調査では民主党が300議席超の地滑り的勝利をおさめる一方、自民党は100議席を割り込む壊滅的打撃を受ける可能性も出ている。民主党を「戦う集団」に体質改善させた小沢一郎代表代行の功績大と言えそうだが、「小沢軍団」が100人以上に膨張するのは確実な情勢だけに、党内外には早くも警戒感が漂っている。

 「この2つの選挙区は何としても勝たなくてはならない。ここで勝利しないと政権交代も完結しない」

 小沢氏は23日、公明党の太田昭宏代表、北側一雄幹事長が出馬した衆院東京12区と大阪16区についてこう述べ、両選挙区での勝利に全力を挙げる考えを強調した。

 「公明党のツートップを叩きのめすことで、政権獲得後の自公分断を加速させようとの狙いがあるのでは」(永田町関係者)との見方が強い。

 24日には群馬4区に立候補した小沢レディースの事務所を訪問。同席した党県連幹部に「北関東は埼玉も良いが、茨城、群馬、栃木でも地殻変動が起きている。群馬で1区から4区を取れば象徴的な事態になる」と檄を飛ばした。

 まさに、鳩山由紀夫代表をしのぐ存在感を発揮しているが、民主党有力筋はこう話す。

 「もはや大勝利は間違いなく、最大の功労者が小沢氏であることは誰もが認めるところ。公設秘書が逮捕された西松建設違法献金事件で、一時は政治生命のピンチとも囁かれていただけに、このギャップは大きい。今後も民主党の采配を振るう小沢氏としては、できるだけ自公を叩いておきたいとの考えだろう」

 民主党は一流大卒のエリートが多く、地道な選挙活動を嫌う若手が多かった。ところが小沢氏が2006年4月に代表に就任して以来、若手には「お前の仕事は、次の選挙で這い上がってくることだ」と、選挙区でのどぶ板を課した。新人候補には「1日50カ所の辻立ち」をノルマにして、地元を徹底的に回らせた。

 支援組織との関係も再構築した。

 前任の前原代表時代、民主党と労組は疎遠になっていたが、小沢氏は連合本部に挨拶に出向いただけでなく、全国各地の末端組合員とも酒を酌み交わした。

 「地方の組合員たちは、小沢氏が話を聞いてくれるだけでも感激なのに、酒をつがれ、一緒に写真を撮って、一気に『小沢ファン』になった。こういう人たちが、民主党の選挙戦の実動部隊となった」(党関係者)

 さらに、自民党の大物議員の選挙区に「姫刺客」などを擁立し、社民党や国民新党との選挙協力も推進。党や報道機関のデータだけでなく、自らの私設秘書を選挙区に派遣して情勢や地元事情を調べさせ、自民党候補に大きく離されていれば、ベテランでも公認を遅らせるなど、緊張感を持たせた。

【「小沢軍団」100人超で権力の二重構造化?】

 「姫刺客の擁立は成功している。森喜朗元首相や久間章生元防衛相など、強固な地盤を誇った自民党大物の足元を脅かしているだけでなく、弱点だった女性票獲得にもつながりそうだ。小沢氏の私設秘書は全国の地域ブロックごとに担当を割り振られ、きめ細かく活動している」(同)

 このまま報道各社の情勢調査通りに進めば、小沢戦略は大成功したことになる。同時に、小沢氏が手塩にかけて鍛えてきた新人候補、いわば「小沢チルドレン」が続々当選し、現在50人程度の「小沢軍団」が100人以上に膨張する。

 それだけに、政治評論家の浅川博忠氏は「小沢氏は入閣するなら無任相の副総理だろうが、来年の参院選や裏での活動を見据えて、選挙担当の代表代行に留任するのではないか。選挙後、体育会系の『小沢軍団』は100人を超えそうだ。この戦闘集団は民主党内だけでなく、他の政党や霞が関への無言の圧力となる。かつての自民党竹下派のように、権力の二重構造も心配される」と語る。

 小沢氏は以前、夕刊フジのインタビューで「(囲碁が好きなのは)考え方を整理して、先々を読んでいく戦略性が魅力だ。政治にも役立つ」と語っていた。今後、小沢氏は永田町という碁盤の上で、どんな手を打っていくのか。

ZAKZAK 2009/08/26

4378千葉9区:2009/08/26(水) 21:19:50
http://www.zakzak.co.jp/top/200908/t2009082602_all.html
もうろう中川昭一、残された唯一の道は“土下座”?
断酒宣言、盟友・安陪の応援も「2万5000票足りない」


もうろう会見で自らを崖っぷちに追い込んだ自民前職、中川昭一氏(クリックで拡大) 親子2代で北海道・十勝地域を牛耳ってきた「中川王国」が崩壊寸前に追い込まれている。北海道11区の自民党前職、中川昭一氏が、国内外に醜態をさらした2月の「もうろう会見」が響き、大苦戦を強いられているのだ。おわび行脚や断酒宣言も民主旋風を跳ね返すパワーはなく、残された選択は土下座作戦だというが…。

 公示後初の週末となった22日。大票田の帯広市内に中川昭一氏の盟友、安倍晋三元首相が応援に駆けつけた。

 「民主党は聞こえのいい政策を並べているだけだ。党大会で国旗を掲揚しない政党に日本は守れない」。安倍氏がこう民主党を批判すれば、中川氏も民主党がマニフェストに盛り込んだ「日米FTA(自由貿易協定)促進」などをやり玉に、「十勝の農業が崩壊する。暮らしも崩壊する」と歩調を合わせた。

 しかし、安倍、中川両氏とも最後までもうろう会見には触れず、演説を聞いていた有権者からは、「政権を投げ出した安倍氏、もうろう会見の中川氏。自民党凋落の戦犯2人が並んでも…」との声が漏れた。

 経済産業相や党政調会長を歴任、「首相候補」と期待された中川氏を取り巻く環境が一変したのは言うまでもなく先の「もうろう会見」だ。以降、こまめに地元入りし、妻の郁子さんとともに支持者宅をおわび行脚。黒塗りの高級車を白いワゴン車にし、地元事務所の看板も「新たなる決意」に差し替えた。

 さらに、9日の総決起大会では、「日本のため、みなさまのために酒を断つ」と宣言。公示翌日には麻生太郎首相も駆けつけ、「私の監督不行き届きも含め、おわびを申し上げる。私たちは人間だから失敗はする。失敗を許すことができるのも人間」と謝罪した。

 それでも、風は中川氏の背中を押してくれない。

 対立候補の民主党前職、石川知裕氏の陣営幹部はこう中川氏を酷評する。

【「日本の恥」と対立候補が酷評】

 「高飛車だ。支持者回りで美容院に出向いた際、ポケットに片手を突っ込んで握手。話題は政策の話ばかり。美容院で話す話題じゃない。自ら推進した農業政策で若手に突っ込まれると、『何を知っているんだ』と言い返す。本人は何も変わっていない」

 さらに、「うちは西松事件で参考人聴取を受けたが、正直言って影響はなんにもない。それよりも『日本の恥』を当選させるのか。十勝の民度が問われている」とも。

 審判の日まで残りわずか。「あと2万5000票程度足りない」(陣営幹部)情勢を挽回し、「逆転の夏」に望みをつなぐ中川陣営は、最終盤に「土下座」するよう、本人に働きかけるつもりだ。ただ、あの中川氏がそこまでやるのか。陣営幹部は投げやり気味にこう言い放つ。

 「やらなければもうタオルを投げる。あとは本人のプライドだ」

【北海道11区】

▲中川 昭一56 自前

 渡辺  紫60 共新

△石川 知裕36 民前

 票の読み方 △=やや優勢、▲=やや苦戦。候補者名は届け出順。年齢は30日投開票日時点。

ZAKZAK 2009/08/26

4379千葉9区:2009/08/26(水) 21:21:13
http://www.sankei-kansai.com/2009/08/26/20090826-013806.php
2009衆院選】民主"上滑り"警戒 勝負所大阪へ幹部続々
 衆院選が終盤戦を迎え、民主党が「勝負どころ」とみる大阪府へ集中的に幹部を送り込み始めた。25日には岡田克也幹事長が府内19選挙区のうち8選挙区を丸一日かけて遊説。鳩山由紀夫代表と菅直人代表代行も26日に大阪入りし、街頭演説などをこなす。世論調査での圧勝予測に伴う上滑りを警戒し、各陣営の引き締めを図ることが狙いとみられる。対する自民党も週末には麻生太郎首相らが来援し、両党の「ナニワ争奪戦」は佳境に突入する。

 「いろんな調査が出ているが、われわれの実感との差はまだ大きい。(陣営に)しっかりやれとアドバイスをする」

 25日の遊説中、岡田氏は大阪府八尾市で報道陣の取材に応じ、「ここで気を抜いてしまうと取り返しのつかないことになる」と緩みが生じることへの強い警戒心を示した。

 特に大阪では公明党が4選挙区に候補を立てていることから「(公明党は)組織を持っているのでこれから詰め将棋のような戦いをすると思う。それに負けない運動量が求められる」と強調した。

 この日岡田氏が回ったのは、党が接戦になると予測している選挙区が中心。

 民主党新人と自民党前職が競り合う15区では、松原市の近鉄河内天美駅前でマイクを握った。「役所のむだ遣いをただし財源を作る」という訴えに、聴衆の一人が「ほんまかいな?」と口をはさむと、岡田氏は「ほんまかいなと言っている限りはできない。必ずやります!」。

 詰めかけた買い物客や住民からはどっと拍手が起き、「その通りや」「頑張れよ」といった声が飛んだ。

 公明党の北側一雄幹事長が立候補していることから、党が「ここで勝たないと政権交代は完結しない」(小沢一郎代表代行)と位置づける16区にも乗り込んだ。堺市北区の南海中百舌鳥駅前での街頭演説で岡田氏は、自公政権への批判を一通り述べた後、冗談交じりに「批判はこのへんにしましょう。麻生さんや、どこかの幹事長みたいになってしまいますので」。

 さらに「残された4日間、政権を代えるために動いてほしい。5人、10人、20人と声をかけてほしい」と大きく声を張り上げ、集まった聴衆と握手をして回った。

 一方、自民党は27日に麻生首相、鳩山邦夫前総務相が大阪入りするなどし、「重点区に絞って街頭に立ち、反転攻勢をかける」(党府連幹部)という。

【写真説明】街頭演説会で聴衆に手を振る民主党の岡田克也幹事長=大阪市天王寺区のJR天王寺駅前(鳥越瑞絵撮影)


(2009年8月26日 09:08

4380千葉9区:2009/08/26(水) 21:21:55
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090826-OYT1T00059.htm
閣僚たちにも大逆風…応援演説、漂う悲壮感


公明党の太田代表の応援演説をする野田消費者相(東京・北区のJR赤羽駅前で) 25日午前、東京都北区。首相官邸での閣議を終えた野田消費者相は公明党の太田代表の応援に駆け付けると、こう切り出した。

 「私も今、苦戦している。ここに来る時間があったら一分一秒でも早く選挙区の岐阜に戻りたいんです」

 応援もままならないもどかしさをにじませながら、「『危ない、危ない』と言われて戦っているが、何と戦っているか正直よく分からないんです。日本全国、聞こえてくるのは『政権交代』という、分かったような分からないような言葉ばかりだ」とぼやいた。

 野田氏は20分ほどで会場を離れ、横浜市へ。自民党候補2人を応援し、新幹線で自らの選挙区に急いだ。「これまであった応援の予約は全部キャンセルして、あとは最終日まで岐阜にとどまる」。悲壮感が漂う。

 昨年9月の麻生内閣発足時、首相が早期に衆院を解散する意向だったこともあり、17人の閣僚は「選挙区に戻らなくてもいい強いメンバーぞろい」と言われた。

 それから約11か月。今は逆風のさなかだ。

 内閣の要となってきた与謝野財務・金融相も例外ではない。記者会見では「民主党の怒濤(どとう)のような波が東京中を襲っている。今の勢いでいくと、国会があたかも一党独裁ということになりかねない」と危機感をあらわに。

 公示日に体調を崩したことを問われると、「20代、30代の元気はなくなっているが、選挙に必要な体力はきっちりございます」と反論。東京都内の与謝野氏の選挙区に激励に訪れた石破農相は「与謝野候補は次の時代の日本に、世界に必要な人だ」と呼び掛けた。

 「政権交代」へ高まる国民の期待。一方で、閣僚の間では、不安、焦り、戸惑いが交錯する。7選を目指す森法相は記者会見で「初当選して19年半。いよいよ国のため、郷土のため働ける時期になってきた。そのためには切符を与えていただかないと」と語った。

 攻撃の手を緩めない民主党。小沢代表代行は法相の地元、千葉県東金市に入り、同党新人候補の金子健一氏の事務所を訪れた。

 「ようやく相手方に追いつき、今、まさに一線に並んでデッドヒートを演じている。もう一押しのお力添えをいただければ、必ず当選できる」

(2009年8月26日04時46分 読売新聞)


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