【6月25日 AFP】京都府長岡京市の宇津久志(Utsukushi)古墳(5世紀)から、1〜4世紀の間に帝政ローマの職人によって作られたとみられるガラス玉3点が発見された。奈良文化財研究所(Nara National Research Institute for Cultural Properties)が22日発表した。
展示される春画の一部に露骨な表現があるためで、大英博物館広報は例として、女性とタコ2匹の性交渉を描いた葛飾北斎(Hokusai Katsushika)の作品「蛸と海女(The Dream of the Fisherman's Wife)」を挙げた。「展示される作品に露骨な性描写が含まれることを承知しておいてほしい」と述べている。
博物館が行った展示会の内覧会では、出展作品の1つとして、歌川豊春(Toyoharu Utagawa)による1770年代〜1780年代初期の作品「玉屋遊女図(Courtesans of the Tamaya House)」が紹介された。ニール・マクレガー(Hokusai Katsushika)館長は同作品について、「遊女として成功するために必要な教養や作法を全て身に付けさせるための養成所の様子が描かれている」と説明した。
大英博物館は英国内で最多の来場者数を誇る観光名所。現在は3月末から開催中の「Life and death Pompeii and Herculaneum(ポンペイとヘルクラネウムにおける生と死)」展が人気を集めており、これまでに170万人が訪れている。(c)AFP
娯楽・文化施設業界の国際NPO(非営利団体)「シームド・エンターテインメント協会(Themed Entertainment Association)」と娯楽産業専門の調査会社AECOMエコノミクス(AECOM Economics)は、昨年に世界で最も多くの人が訪れた美術館・博物館をランク付けした「2012年テーマインデックス(Theme Index)」を作成。2012年のトップに輝いたのは、972万人が訪れたルーブル美術館(Louvre Museum)だった。
■世界の美術館・博物館、2012年の来館者数トップ10
1位 ルーブル美術館:972万人、仏パリ
2位 国立自然史博物館(National Museum of Natural History):760万人、米ワシントンD.C.(Washington D.C.)
3位 国立航空宇宙博物館(National Air and Space Museum):680万人、米ワシントンD.C.
4位 メトロポリタン美術館(Metropolitan Museum of Art):611万6000人、米ニューヨーク(New York)
5位 大英博物館(British Museum):557万6000人、英ロンドン
6位 テート・モダン(Tate Modern):531万9000人、英ロンドン
7位 ナショナルギャラリー(National Gallery):516万4000人、英ロンドン
8位 バチカン美術館(Vatican Museums):506万5000人、バチカン市国
9位 アメリカ自然史博物館(American Museum of Natural History):500万人、米ニューヨーク
10位 自然史博物館(Nautral History Museum):493万6000人、英ロンドン