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芸術・美術・音楽

287チバQ:2012/09/29(土) 12:04:54
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120928/erp12092808300000-n1.htm
ルーブル美術館のモナリザは描き直し? “オリジナル版”主張が波紋
2012.9.28 08:26 (1/2ページ)[美術・芸術]

スイス・ジュネーブで27日から一般公開された「若きモナリザ」。万事に謎が多いダビンチだが、果たして「モナリザ」には“早版”があったのか(AP)
 イタリア・ルネサンス期の巨匠レオナルド・ダビンチ(1452〜1519年)の名画「モナリザ」の元になったオリジナル版だと所有者のスイスの財団が主張する“もう一枚のモナリザ”が27日、スイスのジュネーブで一般公開された。このモナリザは、パリ・ルーブル美術館で展示されているモナリザと同じく、モデルの婦人が不思議な笑みを浮かべ、同じポーズを取っているが、20歳代前半の女性に見え、30歳代に見えるルーブルのモナリザよりもかなり若いのが特徴。財団は「若きモナリザ」もダビンチの作品であり、絵画史に残る大発見と主張するが、否定的な見方も根強く、真贋(しんがん)をめぐり美術界で論議を呼んでいる。(SANKEI EXPRESS)


20代女性モデル、1913年発見


 公開されたのは、専門家たちの間で「アイルワースのモナリザ」と呼ばれている絵画。1913年に英国のアイルワース(ロンドン西郊)で見つかり、米国人の絵画収集家らの手を経てスイスの財団「モナリザ基金」が2010年に購入した。一般公開はほとんどされずにスイスの銀行の地下金庫で厳重に保管され、財団の専門家らが35年間にわたってダビンチ作である根拠を探し、詳しく調べてきた。

 財団は27日、絵画の一般公開と同時に、「モナリザ〜レオナルドの早版」と題した300ページに及ぶ調査報告書も公表。ロイター通信などによると、財団は「ダビンチは1503〜06年にかけて『モナリザ』を手がけたが、未完のまま終わった。それが『若きモナリザ』であり、ほぼ10年後に別に描き直したのがルーブルの『モナリザ』だ」との見解を示している。

 その根拠は、(1)同じルネサンス期の巨匠ラファエロがダビンチの作業場で模写したとされる「モナリザ」の背景には柱が描かれており、『若きモナリザ』にも柱がある(ルーブルの「モナリザ」には柱はない)(2)モデルとされるイタリア・フィレンツェの商人の妻リザ・ゲラルディーニは1479年生まれで、作製時の年齢は25歳前後のはずである(3)同時代の美術評論家、ジョルジョ・ヴァザーリの記述には「(モデルの)婦人は若く、唇は赤みを帯びている」とある。さらに作品は「未完で終わった」と記され、実際『若きモナリザ』の背景は荒涼としており完成作ではない−などとしている。


経緯、キャンバスに疑問も


 状況証拠はそろっており、X線調査などでも、下図の筆致にダビンチの特徴がよく表れていたという。しかし、希代の名画である「モナリザ」は、これまでにも多くの模写や模倣作を生んできた。ダビンチの研究家でオックスフォード大学教授のマーティン・ケンプ氏は英メディアに「『若きモナリザ』は木の板に描かれた『モナリザ』と違って、ダビンチがほとんど使わなかったキャンバスに描かれている点が腑(ふ)に落ちない。また、英国で20世紀になって発見されるまでの経緯が不明なのもおかしい。模写作品とみるのが妥当だ」と話している。

 果たして「若きモナリザ」の真贋やいかに。ファンならずとも、興味は尽きない。


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