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芸術・美術・音楽

278：チバＱ：2012/08/17(金) 21:16:01: http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000001208170004
平均１．３人シャトルバスも苦戦
2012年08月17日

盆栽美術館と鉄道博物館を結ぶシャトルバス＝さいたま市提供

◇さいたま・大宮盆栽美術館～鉄道博物館

　さいたま市大宮盆栽美術館（北区土呂町２丁目）に観光客を呼び込もうと、鉄道博物館（大宮区大成町３丁目）との間で、市が７月から運行するシャトルバスが苦戦している。清水勇人市長は利用状況を「まあまあ」と評したが、乗客は１便平均で２人に届いていない。

　シャトルバスは７月１４日～８月２６日の土日、祝日に１日５往復。約１・５キロ離れている両館を１０分ほどで結ぶ。無料で乗れる。市が費用（約６８万円）を負担し、運行をバス会社に委託している。

　盆栽美術館によると、１２日までの乗客数は計１３９人。１便あたり平均１・３人。乗客ゼロの便もある。美術館職員が、鉄道博物館前でチラシを配ってＰＲしているが、効果はいま一つだ。

　昨年度の入館者数は盆栽美術館が約５万人、鉄道博物館が約８０万人。美術館は、博物館の客を少しでも呼び込みたいところだが、両館の間には、直通の路線バスがない。公共交通機関では、埼玉新都市交通（ニューシャトル）とＪＲか東武鉄道の乗り継ぎが必要なため、シャトルバスの試験的運行を決めたという。だが市役所内にも「両館はテーマや客層が違いすぎる」という声があった。乗客数は、その指摘が数字で示された格好だ。残る運行日はあと４日間。盆栽美術館の担当者は「３世代家族で鉄道博物館に来て、祖父母だけバスで盆栽美術館へという利用方法もある。バスの認知度アップに努めたい」と話している。

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