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芸術・美術・音楽
357
:
チバQ
:2013/09/29(日) 10:01:24
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130927/akt13092712000000-n1.htm
秋田県立美術館(秋田市) 藤田嗣治の大壁画も移設、28日に全面オープン
2013.9.27 12:00 (1/3ページ)[名所旧跡 東北の旅]
新しい秋田県立美術館に移された藤田嗣治の「秋田の行事」の設置作業=2日、秋田市中通(渡辺浩撮影)
新しい秋田県立美術館に移された藤田嗣治の「秋田の行事」の設置作業=2日、秋田市中通(渡辺浩撮影)
エコールド・パリ(パリ派)の画家、藤田嗣治(つぐはる)=1886〜1968年=の作品を多く収蔵していることで知られる秋田県立美術館が、秋田市の千秋公園内から広小路を挟んだ再開発地区「エリアなかいち」に移転し、28日に全面オープンする。新しい県立美術館は世界的な建築家、安藤忠雄さん(72)が設計し、三角形をモチーフにしたコンクリート打ち放しの構造。2階からは水庭越しに千秋公園を望むことができる。昨年7月にカフェやライブラリーなどが暫定オープンしていた。
展示品の目玉である藤田の大壁画「秋田の行事」(縦3・65メートル、横20・5メートル)の引っ越し作業が8月31日未明から朝にかけて行われた。運送会社の作業員や県教委の担当者ら約100人が特製の木箱に梱包(こんぽう)した5枚の大きなキャンバスをトラックとクレーンを使って旧美術館から新美術館に慎重に運んだ。
「秋田の行事」は、パリでの活躍や中南米の旅を終えて帰国した藤田を支援していた秋田の豪商、平野政吉(1895〜1989年)が美術館建設を構想し、藤田に要望して描かれた。平野がアトリエとして提供した米蔵で藤田は、昭和12(1937)年2月21日から3月7日のわずか15日間という驚異的な速さで完成させた。
美術館構想は中国での戦線拡大を受けて頓挫し、「秋田の行事」は米蔵で眠ったままとなった。
42年、平野のコレクションを公開するため旧県立美術館がオープン。設計には藤田の意向も反映された。「秋田の行事」は米蔵から運び出されてようやくデビューした。
県立美術館を運営する平野政吉美術財団の学芸員、原田久美子さんは「新しい県立美術館で『秋田の行事』の第3章が始まります」と話す。
米蔵での30年間が第1章、旧県立美術館での46年間が第2章というわけだ。
「名のある建築家が作った空間で『秋田の行事』はどう見えるでしょうか。期待するとともに、私どもも最高の鑑賞条件を作れるよう努力したいと思います」と原田さんは言う。
開館から11月10日にかけて開かれる記念特別展には藤田の幻の装飾障壁画「花鳥図(かちょうず)」の原寸大レプリカが展示される。
「花鳥図」は藤田が1929年、パリの高級社交クラブ「連合国クラブ」遊戯室の装飾用に描いた。一部の美術関係者には存在が知られていたものの、一般には公開されていなかった。
縦1・45メートル、横14・21メートルで、キャンバスに金箔(きんぱく)を貼って油彩で描かれ、ウズラやキジなどの「陸鳥」とカモやガチョウなどの「水鳥」の一対からなっている。
県立美術館顧問で美術評論家の高階秀爾(たかしな・しゅうじ)さん(81)は「『花鳥図』は藤田がフランス在住の日本人画家として絶大な人気を得た1920年代の一つの頂点を示す傑作。貴重な作品が精巧なレプリカによって初めて公開される意義は大きいです」と話す。
「花鳥図」のレプリカは特別展の後、11月13日から12月27日まで、近くの秋田市立千秋美術館に移されて展示される。
レプリカの公開には多額の著作権料が発生するため常設展示とはならず、この機会を逃すと、いつ見られるか分からないという。何とももったいない。(渡辺浩)
【メモ】JR秋田駅から徒歩10分。開館時間は午前10時〜午後6時。臨時休館以外は無休。特別展観覧料は一般500円、大学生300円、高校生以下無料。特別展以外の時期は一般300円、大学生200円、高校生以下無料(それぞれ団体は割引)。(電)018・853・8686。
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