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商業・流通

1782荷主研究者:2012/04/22(日) 01:12:27

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/economics/news/20120313/738957
2012年3月13日 下野新聞 朝刊
宇都宮パルコ15周年  新店・改装15店舗

 20日にオープン15周年を迎える宇都宮パルコは、テナント15店舗の新規出店、改装を進めている。トレンドファッションからデイリーユースまで幅広く取りそろえ、多様な客層へ売り込みを図る。16日からは15周年祭を展開する。

 新装対象は、売り場全体の約8分の1に当たる1485平方メートル。昨秋分と合わせると、全体の3分の1を占める。

 新規出店は、都心のガールズファッショントレンド「エモダ」「ムルーア」、メンズ・レディスファッションの「ハンジロー」。タワーレコードが撤退した9階には100円ショップ、リサイクル衣料店が入る。

 15周年祭では、ファッションモデルやタレント、地元高校・大学生のイベントなどを予定している。

 宇都宮パルコは1997年にオープン。2002年に97億円だった年商は、不況や中心街空洞化で10年は60億円に減少している。最近は手芸品「ユザワヤ」など日用品部門のテナント導入を推進。昨秋から半年間の売り上げは前年同期を上回った。

 今回の改装により、売り上げの15%増加を目指す。山本仁也店長は「都市型ファッションと日用品の二つの軸で、幅広い年齢層を取り込む。使い勝手のいいビルとして中心街活性化にも貢献したい」としている。(石崎倫子)

1783荷主研究者:2012/04/22(日) 02:17:51

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/289601
2012年3月1日 13:38 西日本新聞
「JR博多シティ」開業1年 5420万人来館、目標の1.5倍

 昨年3月3日に開業した博多駅ビル「JR博多シティ」(福岡市)を運営する博多ターミナルビル(同)と、核テナントの百貨店「博多阪急」は1日、駅ビル内で記者会見し、開業1年間の全館の来館者数(1日までの見込み)が5420万人に達したと発表した。九州新幹線鹿児島ルート全線開通の効果もあり、福岡県内だけでなく九州全域から集客。1日平均の来館者は15万人で、目標の10万人を大きく超えた。

 プレオープンした昨年3月2日からの集計。全館の累計売上高は750億円で、目標の670億円を上回った。店舗別では、博多阪急が目標(370億円)より3%多い380億円。雑貨店「東急ハンズ」などが入る専門店街「アミュプラザ博多」(約230店)は356億円で目標(300億円)を19%も超えた。地下の食堂街「博多1番街」は14億円だった。

 アミュプラザは、国内最大級のレストラン街や東急ハンズが好調で、博多阪急は「阪急が得意とする食とファッションが引っ張った」(柳沢興平店長)という。

=2012/03/01付 西日本新聞夕刊=

1784荷主研究者:2012/04/22(日) 02:19:30

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/289723
2012年3月2日 00:05 西日本新聞
イオン福津店 4月26日開業

 イオンモール(千葉市)は1日、福岡県福津市の国道3号沿いに建設中の大型商業施設「イオンモール福津」の開業日を4月26日にすると発表した。イオン福津店と映画館「TOHOシネマズ福津」を核店舗に、約180の専門店をそろえた。年間目標来店客数は1千万人。開業に先立ち、4月21−25日にプレオープンする。

 全国のイオンモールとしては東日本大震災後の初出店。震災時に19モールで建物が損傷したため、落下防止として天井部の耐震性能を強化。建物最上部の吹き抜け天井には、テント状の特殊な膜材を張る。断水や停電時も飲料用に利用できる受水槽(容量300トン)など災害時の復興拠点施設としての機能も備える。

 敷地面積は約14万平方メートルで、売り場面積は約6万3千平方メートル。駐車場は約3520台収容。地元を中心に約2500人雇用する。専門店では、ペットの食べ物から病院まで提供する「PECOS」と、文具・生活雑貨の「R.O.U」などが九州初出店。岩田屋三越(福岡市)が小型店のサロンを出店する。

 初年度の売上高見込みや総投資額は非公表。

=2012/03/02付 西日本新聞朝刊=

1785チバQ:2012/04/23(月) 22:09:28
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2012042002000088.html
新名所続々 百貨店は恐々 ダイバーシティ開業、木更津、ソラマチ…
2012年4月20日 朝刊

 東京・台場に19日「ダイバーシティ東京プラザ」が開業した。東京湾岸には13日「三井アウトレットパーク木更津」(千葉県木更津市)がオープン。来月には東京スカイツリーに併設の「東京ソラマチ」(東京都墨田区)も開業の予定だ。大型商業施設の相次ぐ誕生に東京都心の百貨店はイベントの強化など、買い物客の「引き留め」に懸命になっている。 (伊東浩一)

 延べ約四・五ヘクタールの売り場に高級ブランドから低価格の若者向け普段着まで、百五十四店が並ぶダイバーシティ。人気アニメ機動戦士ガンダムをテーマにした娯楽施設「ガンダムフロント東京」も入り、開業初日は高さ十八メートルのガンダムの実物大像に人だかりができた。広報担当者は「予想通りの人出」と手応えを口にした。

 開業から一週間近くが過ぎた三井アウトレットパーク木更津には国内外のブランド品などを扱う百七十一店が並ぶ。運営する三井不動産は「品ぞろえを評価いただき、収益、集客とも予想を上回っている」(広報)。来月二十二日開業の東京ソラマチにも三百十二店が出店し、年三千二百万人の来場者を見込む。

 こうした施設の開店ラッシュに警戒感を強めるのが百貨店業界。そごう・西武の担当者は「当然、新施設は意識する。客が(新施設に)流れないようイベントに力を入れたい」(担当者)と話す。

 傘下の西武池袋本店は二十五日から、英児童文学から生まれた人気キャラクター「パディントン」の原画展を開催。松坂屋上野店は二十四日から、温めなくても食べられるカレーやスープなどを集めた「節電食品バーゲン」を開く予定だ。

 大型商業施設と百貨店の買い物客争奪戦。第一生命経済研究所の主席エコノミスト永浜利広氏は「皆、新名所に行きたがる。百貨店は当面は客を失う」と予想。ただ「長い目でみれば既存店、新規店も含めた淘汰(とうた)が進む。今後は増加が見込まれる外国人観光客を、いかに取り込めるかで勝敗が決まる」とみる。

1786荷主研究者:2012/04/25(水) 00:57:41
>>1744
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1203260028/
2012年3月27日 神奈川新聞
「大丸ららぽーと横浜店」、来年1月末で閉店/神奈川

 大丸、松坂屋を運営するJ・フロントリテイリングは26日、業績が伸び悩んでいる「大丸ららぽーと横浜店」(横浜市都筑区池辺町)を来年1月末で閉店すると発表した。

 同店は、大型商業施設・ららぽーと横浜の1階部分にあり、売り場面積は約4千平方メートル。食品の専門店として2007年3月に開店、総菜など約50店舗で構成している。

 しかし開店以来、業績が目標に届かず、4期連続で営業赤字を計上。11年2月期は約1億2千万円の営業赤字を出していた。

 昨年は店内にドラッグストアや100円ショップなども置いて戦略を変えたが、挽回できなかったという。

 同社は「人件費などのコスト削減を進めたが、今後も黒字化は難しいと見込み、営業終了を決めた」と説明している。

 閉店により、J・フロントは12年2月期連結決算で約5億3千万円を特別損失として計上する。従業員は配置転換により雇用を維持する。

 ららぽーと横浜を管理する三井不動産は「(大丸の撤退は)直近になって聞いた。新たなテナントについては今後検討していきたい」としている。

1787チバQ:2012/04/25(水) 22:37:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120424-00000002-fsi-bus_all
大劇場、希少店舗を売りに… 渋谷ヒカリエ、高級感で「大人」に照準
フジサンケイ ビジネスアイ 4月25日(水)8時15分配信


拡大写真
「渋谷ヒカリエ」の食品フロア。著名シェフが手がけるベーカリーも出店する=24日、東京都渋谷区(写真:フジサンケイビジネスアイ)

 東京急行電鉄などは24日、26日にオープンする渋谷駅直結の複合施設「渋谷ヒカリエ」の内覧会を開いた。ミュージカルを上演する国内最大級の劇場や渋谷エリア初出店の店舗を売りものに、外国人客も含む20〜40代の「大人」をターゲットに高級感をアピール。初年度は商業施設の売上高約180億円、来館者数1400万人を目指す。

 地上34階、地下4階建てのヒカリエは延べ床面積は約14万4000平方メートル。商業施設とオフィス、ホールで構成される。

 最大の特徴は、ブロードウェーミュージカルなどを上演する11〜16階の大劇場「東急シアターオーブ」(総客席数1972席)。東急グループが強みとする文化・芸術事業を前面に押し出し、既存の施設はもとより、臨海副都心の「ダイバーシティ東京プラザ」や「東京ソラマチ」など今春オープンの競合施設との差別化も図った。

 約200の店舗などが入る商業施設「シンクス」(地下3階〜地上5階)は、世界初や日本初といった希少価値のある店舗が4割以上を占め、独自の魅力を訴求。働く女性向けのアクセサリーや美容関連商品の自主編集売り場、健康をテーマとした総菜店などもそろえた。

 東急電鉄の野本弘文社長は会見で「渋谷は若い人が多く、大人が訪れにくい雰囲気もあったが、広い世代に楽しんでいただけるはず」と自信をみせた。

1788チバQ:2012/04/25(水) 22:38:23
http://www.sankeibiz.jp/econome/news/120424/ecc1204241535002-n1.htm
20〜30代は自宅派? GWの予定、“イエナカ”志向顕著2012.4.24 15:35
 今年のゴールデンウイーク(GW)の予定を20〜30代の男女500人に尋ねたところ「自宅で過ごす」が64%(複数回答)と最も多かったことが、24日までの「スカパーJSAT」(東京)のインターネット調査で分かった。

 GW中の外出に関する問いでは「どちらかといえば」も含めると「混雑するなら出掛けたくない」が70%を占め「混雑しても出かけたい」は30%にとどまった。調査担当者は「海外旅行に行く人もいる中、若い世代は“イエナカ”志向が顕著だ」と分析している。

 調査は3月下旬に実施。GWの予定は「自宅」のほかにショッピング(48%)、レジャー施設など(27%)、ドライブ(26%)と続いた。

 GWを一緒に過ごす相手(複数回答)は家族が70%と最多で、友人・知人25%、恋人14%。「一人で過ごす」も26%あった。

1789チバQ:2012/04/26(木) 21:26:41
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201204260177.html
天満屋ブランド5店地元残留シェアする


 旧天満屋八丁堀店(広島市中区)にあった海外高級ブランド5店が、全て広島市内の百貨店や専門店街に移転した。各ブランドとも広島都市圏を重要地区と位置付けており、多くは当面、仮店舗で営業し、今秋以降に本格的に店を構える。

 福屋八丁堀本店(同)2階。通常は特設会場のスペースで、トッズが営業を始めた。8月末まで期間限定で、秋以降に本格店を開く。「既存のお客さまを大切にするため」と広報担当者は仮設店を置く理由を説明する。

 プラダも3月中旬、そごう広島店(同)に仮店舗を開設。今秋に本格店を新館に出す。グッチは福屋広島駅前店(南区)に仮店舗を設け、来年春に同八丁堀本店(中区)で本格店を開く。ブルガリは天満屋アルパーク店(西区)に期間限定の店を設けている。

 専門店街パセーラ(中区)で開店したのはイタリアのボッテガ・ヴェネタ。パセーラ初の高級ブランド店。売り場面積は130平方メートルと約2割増えた。

 「天満屋の閉店が突然だったため、多くは仮店舗を設ける必要がある」と関係者は明かす。百貨店側の、ブランド店への期待は大きい。福屋は「集客力は大きく、店の魅力アップになる」と強調する。

 旧天満屋八丁堀店のブランド以外では、福屋八丁堀本店(同)でルイ・ヴィトンが14日、7年ぶりに改装オープンした。

【写真説明】福屋八丁堀本店の2階に開店したトッズの仮設店

1790荷主研究者:2012/04/30(月) 10:18:29

http://www.sakigake.jp/p/akita/economics.jsp?kc=20120331f
2012/03/31 11:50 秋田魁新報
「ロフト」中心ににぎわい、フォンテAKITA 4月1日で1周年

若い女性を中心に人気を集めている秋田ロフト

 JR秋田駅前の商業ビル「フォンテAKITA」があす1日、本格開業から1周年を迎える。生活雑貨店「秋田ロフト」が中心的な集客施設となり、周辺商業施設に波及効果がみられる。ただロフトの集客効果には限度もあり、テナントなどからは「継続的な集客には新規店舗の誘致や全館の魅力向上が欠かせない」との声も上がっている。

 カラフルな小物、文具や化粧品が並び、10?20代の若い女性を中心ににぎわう秋田ロフト。昨年上期(3?8月)の売上高は当初目標の2倍に達した。「驚くほど多くのお客さんに来店してもらった」と鎌田悟店長。来店客への接客やレジ対応を円滑にするため、アルバイトを10人増員し、昨年10月には売り場面積を約100平方メートル拡大し約880平方メートルにした。

 フォンテにはロフト以外にも県内最大級の書店「宮脇書店」、本県初進出のスーパー「ザ・ガーデン自由が丘・西武」などのテナントが入居。近隣の商業施設にも集客効果がみられ、西武秋田店では昨年4月以降の客数が前年比5?10%増で推移している。秋田フォーラスの来店客数が伸びており、ロフトの黄色い買い物袋を手に来店する10?20代の若者が目立つという。

 7月には日赤婦人会館跡地の再開発地区「エリア なかいち」の商業施設やにぎわい交流館がオープンする。運営会社の秋田ショッピングセンターの佐々木泰英会長は、駅前と「なかいち」の人の流れを生み出したい考えで、「新たに誘致するテナントも含めてフォンテの各店にそれぞれの魅力を発揮してもらい、駅前を訪れるお客さんの満足度を高めていきたい」と話した。

1791荷主研究者:2012/04/30(月) 10:40:50

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201204050089.html
'12/4/5 中国新聞
広大生去り商店街組合に幕

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/commerce/Tn20120405008902.jpg

 かつて広島大の学生でにぎわった広島市中区千田町の千田商店街振興組合が3月末、解散した。1980年代までは飲食店や書店など約100店が並んだ学生街。同大の東広島市への移転後、閉店が加速し、跡地活用の難航も響いた。地元は「残念だがやむを得ない」と受け止める。

 「多い時は書店だけで6、7軒あった」。大学堂書店の店主、金銅(こんどう)幾夫さん(73)は振り返る。残っている書店は古書専門店の同店だけ。「学生がいなくなり、商店街の連帯感も弱まった」と語る。

 買い物に訪れていた和菓子店経営山川文博さん(70)=中区田中町=は「学生向けの店が多かったので、商売を続けるのは大変だろう」と話す。

 商店街は千田通り沿いの約400メートル。広島高等師範学校ができた1902年ごろからの歴史がある。商店街組織は任意団体として59年に設立。大学の移転作業が進む94年、跡地活用をにぎわいにつなげようと振興組合に移行した。

 3月まで振興組合理事長を務めた小野本利明さん(62)は「商店が減り後継者もいない中、組織運営が難しくなった」と説明する。振興組合には総会の開催や市への書類の提出などの義務があり、負担になった。広島市によると、商店街振興組合の解散は「あまり例がない」という。

 広島大は95年に移転を完了。飲食店など学生向けの店は相次ぎ閉じ、近くに大型店ができた。解散時の組合員は40人となっていた。

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【写真説明】広島大生の街として歩んできた千田商店街。旧大学正門(中央)周辺の街並みは変わりつつある(撮影・井上貴博)

1792荷主研究者:2012/04/30(月) 10:41:34

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201204050184.html
'12/4/5 中国新聞
呉駅ビルに若い女性向け店舗

 呉駅ビル「クレスト」(呉市)が4月下旬、15年ぶりの全面改装を終えてオープンする。10〜30代の女性向け雑貨店を導入し、周辺の商業施設に対する競争力を高める。

 工事に伴い、店舗数は改装前の32店から29店となる。23店を改装し、このうち新規は7店。女性向けの雑貨を扱う「ルル バイ ユナイテッドビーズ」や「サラダボウル」、ドラッグストアなどが新たに入る。

 残る16店は内装や品ぞろえを一新し、一部の店は館内移転する。1階のスーパー「フレスタ呉駅店」は売り場を広げて再オープンした。お年寄りや単身世帯の利用が多いため少量の肉や魚、野菜や総菜を充実させた。

 呉駅ビルは1981年に開業し、鉄筋4階建ての店舗面積約4千平方メートル。2012年度の売上高は10年度比で10%増の45億円を見込む。

1793荷主研究者:2012/04/30(月) 10:50:47

http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20120405/CK2012040502000013.html
2012年4月5日 中日新聞
百五銀行新本館建設に歓迎の声

 百五銀行(津市)は四日、延期していた新本館の建設計画を発表した。かつてにぎわいを見せた中心街の津市・大門周辺は近年、空洞化が進み、空き店舗が目立つ。建設再開は地元にとって朗報で、関係者からは歓迎の声が上がった。

 「本部棟には行員四百人が移る。周辺で買い物をしたり、飲んだり。新たな人の流れができ、活性化につながる」。上田豪頭取は会見で、地元への貢献に自信をのぞかせた。

 計画では、市役所や郵便局、裁判所などが集まる津市丸之内と、同市岩田の現本館敷地内に地上十〜十二階のビル二棟を建設。丸之内の「本部棟」内には資料館を設け、講堂を多目的ホールとして市民に開放することも検討していく。

本部棟建設予定地(手前左)と本店営業部棟に建て直される現本館(右奥)=津市丸之内で、本社ヘリ「まなづる」から南を望む

 同行は二〇〇八年に新本館建設計画を公表したが、その後、リーマンショックによる経済不況で延期。以来、予定地は空き地状態になっていただけに、地元からは期待の声が上がる。

 前葉泰幸市長は「津市の真ん中だ。新しいランドマークになることを楽しみにしている」と歓迎。津商工会議所の竹林武一会頭も「空洞化が長く叫ばれていた中心市街地の活性化に寄与してもらえる」とコメントした。

 大門で四十七年間、日本料理店を営む女性は「昔に比べ客が減ってしまった。繁盛するきっかけになってほしい」と期待。大門大通り商店街振興組合の山田和弘理事長は「予定地が長い間、空き地ではいけない。良いニュースだ」と評価しながらも「休みがあるのでにぎわい創出は限定的だろう」と冷静に受け止める。

 〇八年の建設計画発表後、予定地内に津城の内堀などの遺跡が見つかり、津市が調査した経緯もある。上田頭取は「具体的な案はないが保存法を考える。専門家の意見を聞き、市民に見てもらえるように検討する」と明言。前葉市長は「協力できることがあれば連携する」と歓迎した。

 (渡辺泰之、住彩子)

1799荷主研究者:2012/05/05(土) 00:26:37

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20120418302.htm
2012年4月18日03時15分 北國新聞
金沢駅西で再開発 ジェイアール西日本不動産開発

 ジェイアール西日本不動産開発(兵庫県尼崎市)は、JR金沢駅西口で再開発事業に着手する方向で検討に入った。温泉の活用を想定し、金沢市広岡3丁目にあるJR社宅の敷地内で17日までに掘削を始めた。最大で3万平方メートル規模を見込むが、具体的な用途については「まだ決まっていない」(都市開発部)としている。

 掘削工事は年内をめどに終了する予定。開発用途としては商業施設やホテル、マンション、医療施設などが検討されるとみられる。

 北陸新幹線金沢開業が予定される2014年度末に向け、具体的な計画を詰める方針だが、同社は「金沢開業に間に合うかどうかは分からない。施設を段階的に開業させることもあり得る」としている。

 同社は駅ビル、複合商業施設や高架下、住宅の開発などを行っている。金沢駅東口ではJR西日本などとともに金沢フォーラス開業を手掛けた。

1800チバQ:2012/05/08(火) 00:13:38
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/05/04/kiji/K20120504003178280.html
客も8割が女性“レディース百貨店”好調

正社員全員を女性にした西武所沢店で女性で初めて「北海道物産展」の責任者を務める池上由起さん
Photo By スポニチ
 埼玉県所沢市の百貨店「西武所沢店」で、正社員全員を女性にしてから1カ月が経過した。商品のディスプレーやサービスに女性ならではの視点や心配りを取り入れ、大型連休期間に開催中の物産展も初めて女性社員が仕切っている。買い物客の評判は良く、売り上げも伸びているという。

 大型連休の後半に入った3日。大雨で客足が鈍る中でも、7階の催事場は、にぎわっていた。毎年恒例の「初夏の北海道物産展」(4月27日〜6日)。50店以上が出店する物産展の責任者を女性で初めて務めているのが、食品催事係係長の池上由起さん(30)だ。

 4月1日から西武所沢店が正社員全員を女性にしたのに合わせ、同じグループの「そごう神戸店」から異動。「大きな売り上げを任され力仕事も多いので、百貨店業界では男性が担当するのが常識」(広報担当・得丸真実子さん)という物産展の責任者を任され、「始まるまではとても怖かった」と話す。着任早々、店との交渉や業者の宿泊先の手配など駆け回った。重い陳列棚や荷物を台車で運び、女性社員だけで約500平方メートルの売り場を完成させた。

 昨年までは特盛りの丼物などが並ぶことが多かったが、今年は初出店のスイーツ店を増やすなど“女性らしさ”も取り入れた。女性社員だけで困ったことについて「男性が1回で運べる物を2回に分け時間がかかってしまうことくらい」と話し、「声を掛け合い、女性ならではのチームワークで問題なく進んでいます」と胸を張った。

 同店は3月まで正社員100人のうち女性は4割程度で、管理職はほとんどが男性だった。一方、客は8割が女性のため、女性の視点で客のニーズをくみ取ろうと“女性店舗”に変身を遂げた。

 女性社員の意見で、タオル売り場ではタオルに付ける芳香剤を一緒に置くなど工夫。靴売り場では、その靴に合う洋服も展示している。得丸さんは「これまでは売り場ごとに完結していたが、売り場の垣根を越えるようになった。関連商品も売れ、売り上げは好調に伸びている」と説明した。

 また、地下1階の食品フロアでは、社員が客の買い物を手伝う「ショッピングサポート」を実施。高齢客も多いため、袋詰めを手伝うなどし、客からは「助かる」「女性なので話しやすい」などの声。得丸さんは「百貨店は意外と男性社会。社員が女性になって、お客さまとのコミュニケーションが増え、その声をまたサービスに反映することができるようになった」と話した。


[ 2012年5月4日 06:00 ]

1801チバQ:2012/05/08(火) 00:15:31
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120503/tky12050323080003-n1.htm
渋谷ヒカリエ、ダイバーシティー…都内で商業施設ラッシュ 30〜40代や外国人ターゲット
2012.5.3 23:05

「ヒカリエ」が渋谷を変える?
 都心で大型商業施設が相次いでオープンし、大型連休に人気を集めている。いずれも流行発信地や利便性の高い場所にあり、劇場など買い物以外の施設も豊富で30〜40代や外国人観光客の獲得も目指している。

 東急電鉄などが開発した渋谷ヒカリエ(東京都渋谷区)は、JR渋谷駅東口の旧東急文化会館の跡地に開業した。ミュージカル劇場も設け、“大人が楽しむ渋谷”を演出する。

 隣接する原宿では、東急不動産の「東急プラザ表参道原宿」(同)がオープン。店舗数は27と比較的小規模だが、原宿の中心にあり、初年度は400万人の集客を目指す。

 お台場(東京都江東区)に開業した商業施設「ダイバーシティ東京 プラザ」は、約4万5千平方メートルの売り場に154店舗が集結。中国語が話せる従業員を配置するなど外国人向けサービスも充実させた。

1802荷主研究者:2012/05/09(水) 23:49:38

http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2012/04/20/new1204202001.htm
2012/04/20 20:19 デーリー東北
八戸市商圏人口 5年で3万7千人減

 八戸市が20日まとめた2011年度市商圏調査によると、市内で買い物をする人を表す商圏人口は63万3714人で、青森県が実施した06年度調査から3万6969人、5・5%減少した。市は調査対象とした市町村の人口減少率が5・3%だったことを挙げ、「地域内の人口そのものが減少したのが要因」と分析している。

1803荷主研究者:2012/05/10(木) 00:04:20

http://www.chibanippo.co.jp/c/news/economics/78220
2012年04月19日14:45 千葉日報
大型店相次ぎ進出 コストコやカインズ 国道沿いで広く集客 千葉ニュータウン
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 印西市泉の千葉ニュータウン地区に、米系量販店「コストコ」とホームセンター「カインズホーム」が道路を挟んだ隣接地に並んで出店する。ともに2013年中の開業予定。出店先の国道464号沿いには「ビッグホップ」「ジョイフル本田」などの大型商業施設もあり、一帯の「買い物拠点」としての性質がより強まることになる。

 コストコは千葉市美浜区の幕張新都心に続き、県内2店目。3月30日、都市再生機構から商業施設向け用地5・6ヘクタールを約32億円で取得した。一方、カインズは土地賃借による出店で、同機構と3月23日に賃借契約を交わした。

 カインズはホームセンターをはじめ、食品スーパー、飲食店などを予定している。売り場面積は1万平方メートル。来年夏ごろのオープンを目指す。コストコは幕張と同様に会員制量販店を出店する見通しで、売り場面積は未定。

 また、印西市の印旛日本医大駅近くの「いには野地区」に食品スーパーの「ナリタヤ」が13年に進出する。

1804荷主研究者:2012/05/10(木) 00:11:36

http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20120419/201204191724_16815.shtml
2012年04月20日09:14 岐阜新聞
モレラ岐阜にH&M 大規模リニューアルで9月出店

◆新規60店、今月から順次展開

 本巣市三橋のモレラ岐阜が4月から、段階的に大規模リニューアルを実施する。グランドリニューアルオープンと位置付ける9月には、スウェーデンのカジュアル衣料品チェーン「H&M」が県内初出店、スペインのアパレルメーカー・インディテックス社の「Bershka(ベルシュカ)」が東海地域で初出店を予定。他の郊外型ショッピングモールとの差別化を図る。

 200のテナントのうち、欧州の有名アパレルブランドを含む約60店が新規に出店する大幅入れ替えで、既存の約30店が店舗を改装する。店とイメージ、サービスを一新して、県内最先端のショッピングモールを目指す。

 同施設を運営・管理するザイマックスキューブモレラ岐阜運営統括事務所(本巣市三橋)によると、新規出店は今月27日の3店を皮切りに、6月に4店舗、7月に17店舗、9月に33店舗を予定している。

 「H&M」の売り場面積は約2000平方メートルを計画。21日開店の「H&M名古屋松坂屋店」に続く中部地方2号店となる。

 大規模リニューアルに並行して、モレラ岐阜運営統括事務所は従業員研修にも努めており「形や店が変わるだけでなく、従業員一人一人が研修を通して気持ちを新たにしている。大規模リニューアルを機に、地域が活性化する一役を担いたい」としている。

1807チバQ:2012/05/10(木) 22:00:17
>>1639>>1727
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120510-00000300-mailo-l38
えひめリポート:更地化へ、新会社と契約 閉店から3年半、動き出した今治大丸 /愛媛
毎日新聞 5月10日(木)17時31分配信

 ◇市が解体に異例の補助金、課題は山積み
 今治市内で唯一の百貨店「今治大丸」の閉店から3年半。市中心部の広大な敷地に空き店舗がそのままになっていたが、建物を解体、更地にする新会社に所有権を移転するための売買契約が9日、結ばれた。こうした動きを受け、市も民間施設の解体に異例と言える補助金を支出。しかし、跡地利用法や購入先にあてはなく、課題は山積みだ。【津島史人】
 「早期の指針決定が必要」「前倒し、前倒しで考えていかなくては」。先月16日、今治商工会議所(同市旭町2)であった跡地の活用を考える第1回の「今治大丸跡地対策委員会」。出席した商議所や企業、市の担当者ら委員14人からは同様の発言が相次いだ。
 今治大丸は08年12月に閉店。敷地と建物は旧今治大丸と、店舗に入居していた今治織物工業協同組合(ともに清算中)が所有する。権利関係が複雑なため閉店後の再利用話は具体化せず、今治港とJR今治駅を結ぶ市中心部約5000平方メートルの敷地に、10階(地下1階)建ての空き店舗が放置されてきた。
 同委員会副委員長の檜垣達哉・市産業部長は「できるだけ早く、跡地利用の指針を示していただければありがたい」と訴える。市の補助金は約6000万円。「公益性、公共性のある指針が早く示されないと、空き店舗の解体、更地化のために補助金を出したことを市民や議会に説明出来ない」からだ。
 一方、解体や更地化を行う新会社「どんどび」の実務を担当する渡辺政勝取締役(62)は「新会社は跡地を保全し、新しい所有者に引き継ぐための会社。不動産商売をするわけではなく、収入がない」と説明する。同社は商議所の呼びかけで造船、タオルメーカーなど計6社が計3億5000万円を出資した「オール今治」(同委員)の企業。しかし、建物や土地の取得、更地化に多大な費用がかかり、固定資産税など毎年の義務的経費などを考えると、長期間機能するわけではない。
 今治大丸の周辺は99年5月のしまなみ海道の開通後、港のフェリー客が姿を消し、人の流れがなくなった。店舗が面したドンドビ交差点を中心に、閉店後は通行量がさらに激減し、空洞化が進んだ。このため問題解決に向けて必要な要素は「スピード」(渡辺取締役)だが、具体的な活用策は「全くの白紙」(商議所)の状態だ。
 同委員会で示されたスケジュールでは、新会社は今年度いっぱいで建物の解体、更地化と跡地整備を行う。並行して月に1度の同委員会で活用法を検討し、年度末までには方針の取りまとめを目指す。限られた時間の中で、関係者たちが市民のニーズや必要な業種などについて適格に把握し、確かな未来像を描き出せるかが問われる。

5月10日朝刊

1808チバQ:2012/05/10(木) 22:01:01
http://mytown.asahi.com/ehime/news.php?k_id=39000001205100001
今治大丸跡 活用へ前進
2012年05月10日


今治大丸側(左)と今治織物工業協同組合側(右)の両清算人と握手する村上景一・今治商工会議所会頭=今治市旭町2丁目

◇新会社、所有者と売買成立


  今治市唯一の百貨店で2008年末に閉店した今治大丸の跡について、土地建物の所有者2者と地元経済界が設立した新会社との間で売買契約が成立し、9日、今治商工会議所(同市旭町2丁目)で調印式があった。来月中旬までには複雑だった土地が1筆にまとめられ「今治の顔」 とされる市街地中心部で店舗ビルの解体工事が始まる。


●来月中旬にも解体へ


  購入したのは、不動産を取得して旧店舗(地上10階地下1階)や立体駐車場の解体を担うために今治商議所の会員企業6社が4月に立ち上げた「どんどび」 。解体費も含め3億5千万円以内の額で折り合ったという。


  今治大丸跡地は、同市常盤町4丁目の「ドンドビ交差点」南側角地の約5千平方メートル。14筆に分かれており、今治大丸側の持ち分は1筆で約26%の1309平方メートル。残り13筆は今治織物工業協同組合(解散)の所有だった。


  同組合は、リゾートホテル事業や不動産投資の失敗で多額の負債を抱え、借金の担保として13筆すべてに根抵当権が設定されていた。このため、市内の一等地でありながら土地建物は閉店から3年以上放置されていた。


  この日の調印式には、どんどび社長の村上景一・同商議所会頭や吉田完啓・今治大丸代表清算人(大丸松坂屋本社経営企画室スタッフ)、田中庸介・今治織物工業協同組合代表清算人(弁護士)ら約20人が出席。それぞれの持ち分に応じた売買金額などを記した契約書に調印した。


  調印後、今治大丸側を代表して本多洋治・大丸松坂屋取締役が今治での46年にわたる営業への感謝と閉店のおわびを述べた。組合側からは田中弁護士が「長い時間がかかったが、商議所の支援でようやくこの日を迎えられた」 と話した。


  最後に村上会頭は「今治の顔になる場所に、真っ暗な建物がそびえたままで『なんとかしなけりゃ』と思いながら3年が経過した。どのように活用するか、できるだけ早くプランの目鼻を付けたい」 とあいさつした。 (寺門充)

1809チバQ:2012/05/10(木) 22:03:13
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120509/bsd1205090630002-n1.htm
カード会員争奪戦 梅田の百貨店各社、顧客囲い込みに奔走2012.5.9 06:30
 JR大阪駅ビル「大阪ステーションシティ」(OSC、大阪市北区)内のJR大阪三越伊勢丹、大丸梅田店、ファッションビルのルクアがカード会員を増やすための取り組みを活発化させている。OSCには初年度約1億3100万人が訪れ、今後も大幅な集客が期待されるものの、阪急百貨店梅田本店が11月に増床開業すれば、顧客争奪戦が激しさを増すためだ。各店ともカード会員の囲い込みで阪急梅田本店に対抗する。

 OSC北側のJR大阪三越伊勢丹の来館者数は、目標(3千万人)をわずかに上回る3030万人。隣接するルクアと大丸梅田店の来館者が目標を大幅に上回ったのに対し、来館者が少なく、4月末までの累計売上高は開業前の目標(550億円)の6割にあたる334億円にとどまった。

 一方、三越伊勢丹のクレジットカード「JR MICARD」の会員数は順調に伸びている。毎月目標値を上回る3千〜5千人の入会申し込みがあり、現在6万人。伊藤達哉店長は「梅田の百貨店に来る人の7割が阪急、阪神、大丸のカードを持っており、会員獲得に懸念もあったが、いまのところ順調」と話す。

 今後は会員向けの景品があたる抽選会など販促イベントを増やし、会員の拡大を図る考え。ただ、カードによる顧客の囲い込みは各社も取り組んでおり、今の順調さが今後も続くとはかぎらない。

 昨春売り場を1・6倍に広げた大丸梅田店は増床オープンにあわせ、ポイントカード「大丸Dカード」の会員獲得キャンペーンを展開。増床前(平成23年3月末)比20万人増にあたる53万人に達している。

 一方、「継続的な来店が期待できる」(村田荘一店長)クレジットカードは会員数が35万人と増床前と変わらないが、今後はクレジットカードに移行する客を対象にしたポイントサービスを手掛け、移行を促す。

 開業初年度の売上高が想定の1・5倍と好調のルクアもポイントカード「ルクアメンバーズカード」で攻勢をかける。3月末の会員数は17万人と開業1年間の目標(20万人)は達成できなかったが、店頭での新規会員募集に力を入れ、平成24年度中に25万人を目指す。

 各店がカード会員増強に走るのは、11月下旬の阪急梅田本店が増床オープンを控えていることもある。好調を維持する大丸梅田店でさえ「客を奪い合う可能性が大きい」(村田店長)とみる。3月末までの営業損益が63億円の赤字のJR大阪三越伊勢丹にとってはカード会員をどれだけ伸ばせるかが、今期以降の業績に直結する。

1810とはずがたり:2012/05/11(金) 09:23:32

ビックカメラ、コジマ買収で調整 業界2位規模へ浮上
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120511-00000504-san-bus_all
産経新聞 5月11日(金)1時42分配信

 家電量販店大手のビックカメラが、同業のコジマを買収する方向で調整していることが10日、分かった。コジマが6月に実施する第三者割当増資をビックカメラが引き受けることで調整しているもよう。

 家電量販業界ではビックカメラは5位。コジマは6位で、買収が成立すれば、売上高ベースでヤマダ電機に次ぐ、2位の規模に浮上する。家電業業界では、安値競争などで薄利多売の状況が続いており、両社は統合で経営の効率化を進めるとみられる。

1811とはずがたり:2012/05/11(金) 10:14:45

大阪駅ビル繁盛、開業1年で1億3100万人
読売新聞 5月4日(金)12時51分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120504-00000336-yom-bus_all

 JR大阪駅(大阪市北区)を核とする「大阪ステーションシティ(OSC)」が開業し、4日で1年を迎えた。

 4月末までの主要施設への来館者数は約1億3100万人にのぼった。これは2010年度の東京駅の乗車人員(約1億3900万人)に匹敵し、11年度の東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの合計入園者数(約2500万人)の約5倍に相当する。OSCは大阪都心に新たな人の流れを生み出した。

 新たな集客の核になったのは、駅北側のビルに開業した百貨店のJR大阪三越伊勢丹(売り場面積約5万平方メートル)と専門店街ルクア(約2万平方メートル)だ。

 ルクア運営会社の中山健俊社長は「中国や四国、北陸からJRやバスで訪れるなど、想定以上に広範囲から人が集まった」と語る。

 駅南側の大丸梅田店(約6万4000平方メートル)は昨年4月の増床完了後、630億円を売り上げた。大阪三越伊勢丹、ルクアの4月末までの合計売上高は704億円。大丸の増床効果を合わせると、3店がこの1年で約1100億円の新たな需要を生んでいる。

1812チバQ:2012/05/11(金) 22:11:54
ルクアと三越伊勢丹と大丸を梯子したら3人ってカウントしてますね、たぶん

1813チバQ:2012/05/11(金) 23:33:39
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0005043441.shtml


新店効果で3年ぶり増収 阪急、阪神百貨店の親会社 
 阪急、阪神両百貨店などを傘下に持つエイチ・ツー・オーリテイリング(大阪市、H2O)が10日発表した2012年3月期連結決算は、博多阪急の開業などで売上高が前期比8・7%増の5055億8800万円となり、3年ぶりの増収だった。

 純利益は66・0%減の10億5700万円。人事制度の変更に伴う一時金や神戸阪急(神戸市中央区)の閉店に伴う費用など特別損失84億9400万円が響いた。

 一方、兵庫県内にある主な店舗の売上高は、西宮阪急(西宮市)が6・6%増の231億9700万円、あまがさき阪神(尼崎市)が婦人服売り場の拡張が奏功し2・6%増の37億2700万円だった。川西阪急(川西市)などは減少した。

 13年3月期予想は売上高5300億円、純利益54億円。11月下旬に全面開業する阪急梅田本店は約212億円の増収を見込む。阪急阪神百貨店の荒木直也社長は「入店客数の目標は、建て替え前のピークの年間5千万人を最低ラインにしたい」とした。(井垣和子)

(2012/05/10 23:27

1815チバQ:2012/05/11(金) 23:37:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120511-00000026-mai-bus_all
<ビックカメラ>郊外型・コジマ買収で補完 業界再編加速も
毎日新聞 5月11日(金)11時59分配信


ビックカメラ=東京都豊島区で2007年7月12日、三浦博之撮影

 ビックカメラがコジマを買収するのは、地上デジタル放送移行に伴う薄型テレビの買い替え特需の反動や、消費低迷が続く中、規模拡大で生き残りを図る狙いがある。各社とも苦境にあるのは同じで、今回の買収が呼び水となり、業界再編の動きが加速する可能性が出てきた。

【ビックカメラ】コジマ買収決定、業界2位、ヤマダ追い上げ

 家電業界は昨年前半の地デジ特需が終了し、その反動に苦しんでいる。薄型テレビの国内出荷台数は10年に過去最高の2518万台を記録したが、11年には1982万台と急減。販売価格の下落も続いており、「3、4年先の需要を先食いしただけだった」(業界関係者)と先行きを懸念する声は少なくない。

 薄型テレビの買い替えを支えた政府の家電エコポイント制度も昨年3月に終了。景気低迷による消費の伸び悩みなどで市場が縮小しているにもかかわらず、売り上げを多く見込める都心部への出店攻勢や価格競争が激化しており、経営環境は厳しさを増すばかりだ。業界最大手のヤマダ電機は、11年3月期に2兆1532億円だった売上高が、12年3月期で1兆8354億円と14.8%も減少した。各社とも減収傾向は同じだ。

 こうした中、都市部に強みのあるビックと郊外型のコジマは、互いに補完関係を築けるとの思惑が一致して提携協議が一気に進展した。業界では「事情はどこも同じ。再編の動きが加速するのでは」との見方も広がっている。【立山清也、岡田悟】

1816名無しさん:2012/05/12(土) 16:27:50
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20120511-OYT8T01533.htm
テラスモール湘南 客足順調




テラスモール湘南には、屋外に緑豊かでおしゃれな雰囲気のエリア「湘南ヴィレッジ」もある(藤沢市辻堂神台で) JR辻堂駅北口に直結する大型商業施設テラスモール湘南(藤沢市辻堂神台)が、11日で開業半年を迎えた。大型店としては珍しい駅前という好立地を生かして広域から集客し、順調に滑り出したが、週末には周辺で渋滞が慢性化する課題も浮き彫りになっている。(矢吹美貴、森田将孝)

 11日の午前11時。電車が到着すると、辻堂駅から直結している通路を歩いて店内に続々と客が入ってくる。子ども連れの親子や老夫婦、スーツ姿のサラリーマンまで客層は様々だ。

 青空の下、2歳の娘と昼食を食べていた横浜市栄区、主婦山内敦子さん(31)は、「緑も多く、色々な所にテーブルとイスがあって子どもを遊ばせられる」と魅力を語る。週に1回程度、茅ヶ崎市の友人と子連れで来るといい、「駅から近くて、子どもの洋服などお店も充実している。横浜の中心街には行かなくなった」と話す。

 テラスモールは、食料品スーパーなどの日用品店だけでなく、地方のショッピングセンターとしては珍しいファッションブランドや雑貨店が入っている。建物内はエスカレーターを挟んで両側に長く列状に店舗を並べ、ぐるりと一周できる構造になっているほか、屋内外にテーブルやイスを配置して客の滞在時間を長くし、近所の人も散歩がてら気軽に入れる効果も狙っている。

 運営会社の住商アーバン開発(本社・東京都中央区)によると、現在は、1日平均で平日は約4万〜5万人、週末は約7万〜8万人が訪れている。商圏は小田原市から鎌倉市までを想定していたが、駅直結のメリットをいかして、東京都や静岡県熱海市など、より広い範囲から集客。国道1号、同134号に近いことも、集客に寄与しているようだ。

 同社は「スーパーを利用する近隣住民が多く、予想以上に平日の人数と売り上げが多い」と分析。年間で2000万人の集客、400億円の売り上げを目標にしているが、「半年を過ぎ順調に目標を上回るペースだ」(同社)という。

 課題は、近隣道路の渋滞だ。来店者の交通手段は電車が5割、車が3割、バスや自転車が2割。駐車場は2500台収容できるが、週末は入庫を待つ車が周囲にあふれる。

 藤沢市は、県警と協力し、信号機の時間を調整して幹線道路に出やすくし、駐車場近くの車線を増やしたほか、施設北側に臨時駐車場を作るなど対策を取ってきたが、効果は薄いようだ。運営会社は、電車を利用した人にはポイントを付与するなどして、電車利用を呼びかけている。

◇好立地「再開発の成功例」

 テラスモール湘南は、都心や横浜市にも通える藤沢市の駅前に位置し、周辺ではマンションなど総合的な再開発が進められている。専門家は「今の時代に合った再開発の成功例」として評価している。

 現在、テラスモール周辺はマンションや病院、公園などの建設が急ピッチで進められ、工場があった時代とは街の様子が一変した。

 テラスモールの影響は、日々の集客だけにとどまらない。周辺地区への転入が増えており、藤沢市の人口は41万5211人(4月1日現在)となり、横須賀市を抜いて県内4番目となった。周辺で公示地価(今年1月1日現在)が上昇する波及効果も表れている。

 日本不動産研究所横浜支所の市川修一主任鑑定役は、「テラスモール周辺は開発が進んだ川崎や武蔵小杉、横浜の駅前よりも、同規模のマンションで価格が1000万円以上安い。都心まで通える駅前で、湘南地区では貴重な立地条件」と波及効果の理由を説明する。利便性の高さに加えて海にも近い環境の良さもあり、「若い世帯や団塊の世代の流入が続くだろう」と分析している。

(2012年5月12日 読売新聞)

1817とはずがたり:2012/05/13(日) 13:59:27
>>1812
なるほどw

1818荷主研究者:2012/05/13(日) 15:18:00

http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20120419/CK2012041902000127.html
2012年4月19日 東京新聞
富士見 ららぽーと建設決定 3年後の開業目指す

国道254号バイパスの西側に広がる「ららぽーと」予定地=富士見市で

 富士見市役所北側の「山室勝瀬地区」に大型商業施設「三井ショッピングパーク ららぽーと」(敷地面積約十七ヘクタール)が建設されることが決まった。三井不動産が二〇一五年の開業を目指し、施設内容などについて地元住民らと協議を進めている。同社広報部によると、ららぽーとは全国で八カ所目。県内では三郷市に次いで二カ所目となる。 (中里宏)

 富士見市は市の中心部に当たる市役所周辺の約百ヘクタールを、行政・文化・商業の中心となる「シティーゾーン」と位置付け、山室勝瀬地区には商業施設の誘致を目指していた。〇四年に地権者組織が結成され、〇六年、ららぽーとの誘致を決定。同年六月に三井不動産が市に開発許可を申請した。しかし、二年間の期限を定めた地権者全員の同意が得られず、計画は中断していた。

 その後、今年に入って全員の合意がまとまり、市は三月に開発許可を出した。

 三井不動産は「内容を公表できる段階ではない」としているが、同社が昨年十一月、地元住民らに行った説明によると、施設の住宅地側には約九千平方メートルの緑地公園を造って騒音低下を図り、集中豪雨などによる洪水対策として、県条例を上回る雨水貯留施設を造るとしている。

 主要出入り口は国道254号バイパス側とし、施設内に誘導用の左折車線を作るなどして渋滞緩和を図るという。

1819チバQ:2012/05/13(日) 20:34:17
>>1592>>1620>>1623
http://www.at-s.com/news/detail/100123090.html
遠鉄新館オープン後、休日の歩行者倍増 市がJR浜松駅周辺調査(2012/5/12 08:48)

 浜松市はこのほど、昨年11月9日の遠鉄百貨店新館オープンに伴うJR浜松駅周辺の歩行量変化の調査結果を公表した。オープンの前と後で、日中の歩行者数を比較したところ、新館前で2倍以上になるなど、駅周辺の人出が増加した。
 調査は10月中旬と11月下旬、平日と休日1日ずつ実施。新館前や駅北口など4地点で日中13時間の歩行者を数えた。新館前では、10月の休日に1万318人だった歩行者が、11月の休日には2万1610人と倍増した。4地点の合計では平日は8%、休日は29%の増加だった。
 一方、市は2001年から毎年10月に駅周辺45地点の歩行量調査を継続実施していて、歩行者は01年から年平均5%程度のペースで減り続けている。昨年10月時点では、休日1日当たりの合計で約20万人と10年前(約40万人)の半分に減り、中心部の落ち込みが鮮明になっていた。
 大型商業施設の開業、改装が中心市街地を訪れる人の定着にどの程度効果があるかは不明確で、新館についても「オープン当初のにぎわいは衰えつつある」(地元商店主)との声もある。
 市産業振興課は中心市街地の活性化策について、「地元商店、大型店などとの連携による取り組みで魅力向上を図りたい」としている。

1820チバQ:2012/05/13(日) 20:35:12
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120511/bsd1205110611004-n1.htm
大阪の百貨店に広がるコラボ PR効果やコスト削減など狙う2012.5.11 06:10

 大阪の百貨店で、複数の店舗が共同で新商品を開発したりセールを開くなど、コラボレーション(協業)の動きが広がっている。高島屋と阪急阪神百貨店は、オフィス街の昼食需要を取り込んだ弁当を共同で企画し、16日に販売を始める。JR大阪駅に直結する大丸梅田店(大阪市北区)とJR大阪三越伊勢丹(同)も16日から紳士服のセールを共同で開く。PR効果やコスト削減などを狙った動きで、今後もコラボの動きは広がりそうだ。

 高島屋と阪急阪神百貨店の弁当は、両社と取引がある6つの弁当ブランドと男女1種類ずつ計12種類を企画。「レディース弁当」は煮物や温野菜中心にカロリーを抑え、一方、「メンズ弁当」は揚げ物など食べ応えがある食材をメーンにした。

 阪急、阪神両梅田本店(同)や高島屋大阪店(大阪市中央区)などで5月16日〜6月12日の平日、午前11時から午後1時までの限定で販売する。

 高島屋と阪急阪神百貨店の親会社であるエイチ・ツー・オーリテイリングは、平成20年に経営統合を発表したが、店舗展開の戦略などが折り合わず、22年に破談した。しかし、その後も業務提携という形で、中元や歳暮商品などで共同企画を続けている。

 一方、大丸梅田店とJR大阪三越伊勢丹の紳士服セールは昨秋に実施し、両店の売り上げ増に貢献したイベント。今春も16〜21日に実施し、両店で約5千着のスーツを用意する。

 今回は新たにイージーオーダースーツを2着で5万6700円で販売。期間中はスーツ購入者に、相手の店のセール会場で使える5%優待券も配布する。

 また、19日午後2時からは、JR大阪駅「時空(とき)の広場」で、両店の店長と男性社員による「クールビズファッションショー」も開く。

1821とはずがたり:2012/05/14(月) 17:16:59

栄電社が良かったなぁw
つくばの石丸は潰れてしまった。。

「エディオン」に店名統一
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201205120025.html

 家電量販のエディオン(広島市中区)は11日、「デオデオ」などの店名を10月1日から「エディオン」に統一すると発表した。競争が激化する中、地方ごとに親しまれてきた店名を維持する方針を転換。広告などのコストを削減し、ブランド力を強化する。

 対象は直営店317店(3月末時点)。ダイイチに代えて1997年から使うデオデオの店名は、15年で直営店から消える。フランチャイズ店は当面、デオデオを維持する。

 直営店の内訳は、中四国・九州地方の「デオデオ」121店、中部の「エイデン」98店、近畿の「ミドリ」87店、関東の「イシマル」11店など。エディオンは「重複しているコストを下げ、経営効率を高める」としている。

1822とはずがたり:2012/05/14(月) 17:19:50
>>1821-1822

エディオン「地盤強くする」
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201205130113.html

 ビックカメラによるコジマの買収で、エディオンは家電量販業界2位から3位になる。久保允誉社長は11日、「当面は西日本を強くする」と地盤の地域で競争力を高める考えを強調。企業の合併・買収(M&A)は積極的には進めないと述べた。

 東京都内での決算会見で話した。久保社長は「コジマが強いのは関東地方。影響はあまりない」。コジマが不採算店を閉める計画に触れ「閉店は西が多いと聞いている。今まで以上に営業努力をしたい」と受け止めた。

 エディオンは業界1位のヤマダ電機(群馬県高崎市)に対抗するため、グループ傘下の企業を増やしてきた。2007年にはビックカメラと資本業務提携を結んだが、09年に効果が薄いとして解消した経緯がある。

 久保社長は「市況が落ち込む状況ではM&Aのメリットはそこまで大きくない」とし、既存店の強化を重視する考えを強調した。

1823チバQ:2012/05/15(火) 21:20:09
http://www.asahi.com/international/jinmin/TKY201205150292.html
大丸が上海進出、現地百貨店に経営支援2012年5月15日14時10分
 J.フロントリテイリング株式会社は5月10日、百貨店事業で海外に再進出することを発表した。同社は上海の百貨店と提携し、早ければ2014年末に上海で新店舗をオープンし、経営支援を行う。店名には、日本国内で使用されている老舗名「大丸」を使用するが、出資は行わない。現地の富裕層を引きつけるため、商品の準備や接客の指導等、日本式の経営技術を提供する。中国商務部が公式サイトで伝えた。

 J.フロントリテイリングは今回の提携をめぐり、新店舗の運営を担当する上海新南東項目管理公司、および同社の筆頭株主である上海新世界股フン有限公司と、原則合意に達した。J.フロントリテイリングは店長を含む約10名の指導者を派遣し、オープン前の店舗建設に加え、オープン後の販促やリピーター開拓等の経営支援を行う。

 新店舗「上海新世界大丸百貨」は、上海市黄浦区に建設される。同百貨店は地上7階建て(地下5階)となり、売り場面積が11万6000平方メートルに達する。ターゲットを中国の富裕層と中所得層にしぼり、高級ブランド店等を開設する予定だ。上海新世界はその他の現地百貨店との差別化を図り、昨年10月にJ.フロントリテイリングに提携を求めた。

 J.フロントリテイリングは自社の店舗を設立せず、現地企業に経営指導を提供することで中国進出する。その目的は投資・経営リスクの抑制、現地のビジネス習慣の把握である。

 J.フロントリテイリングは、大丸と松坂屋ホールディングスの共同持株会社として、2007年に設立された。大丸は2003年にシンガポール店を閉店し、松坂屋は2005年にパリ店を閉店した。上海店はJ.フロントリテイリングの初の海外店舗となる。

1824チバQ:2012/05/15(火) 21:35:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120514-00000000-fsi-bus_all
「ZOZOTOWN」躍進に陰り、顧客開拓頭打ち 社長“男の約束”果たせず
フジサンケイ ビジネスアイ 5月15日(火)8時15分配信


拡大写真
衣料品EC市場規模予測(写真:フジサンケイビジネスアイ)

 衣料品のインターネット通信販売で急成長してきた「ゾゾタウン」にブレーキがかかってきた。運営するスタートトゥデイは2012年3月期決算で上場以来、初めて業績の下方修正を迫られた。顧客開拓が頭打ちとなり、低価格衣料との競合が激しくなってきた事情があるようだ。独自の商品検索機能と返品可能、定価販売など型破りの手法で20〜30代のファンを集め、この5年間で売上高を5倍以上に伸ばして日本最大級の衣料品専門サイトとなったが、楽天なども同様の手法で衣料品サイトに乗り出している。ネット通販の雄の地位を維持するには新たな成長戦略が求められそうだ。

[フォト] H&Mジャパンの社長は超美人!戎橋2号店に颯爽と登場

 「予算が未達成となり、『男の約束』が果たせなかった。皆さんにおわびしたい」。4月27日に都内で開かれた12年3月期決算の説明会で、スタートトゥデイの前沢友作社長(36)は頭を下げた。前日に発表した決算は、売上高が前期比33.6%増の318億円、営業利益は31.7%増の77億円と一見して好調だ。だが、これは発表直前に下方修正した数字。下方修正は07年12月の上場以来初めてで、売上高は当初目標に対し1.2%減、営業利益は10%減で、サイト内の販売総額を示す商品取扱高も2.6%減だった。会員数や取り扱いブランドの拡大を進めようと低価格商品やセール販売が増加。商品単価が前期比10.2%減の6479円、出荷単価も8.1%減の1万2381円に下落したことも響いた。下方修正の主因は、「主力の20〜30代の顧客層開拓が飽和感もあって頭打ちとなった上、ファストファッションなど低価格衣料との競争が激化したため」(業界関係者)とされる。

 前沢氏は元ミュージシャンで高校卒業後、輸入レコード・CDの通販を始め、1998年にスタートトゥデイを設立、04年に「ゾゾタウン」を立ち上げた。起業の動機は「好きなことを人と違う方法でやりたい」と話す。試着できないことなどから「ネット通販は成功しない」とされてきた衣料品業界で、この常識を覆した。サイトの特徴は、商品検索はブランド別やカテゴリー別、カラー、サイズ別などを選べ、返品も可能。サイズも自社で採寸し直すなど利用者目線を重視すること。会員になれば、一般販売前に人気ブランドを入手できる特典などもある。

 飛躍の契機は、05年の大手アパレル、ユナイテッドアローズの出店で、以後ビームスなど人気の大手ブランドがこぞって進出したこと。同時に、個性的な中小ブランドを発掘、ゾゾでしか買えない商品もある。いわば流行に合った人気ブランドを集めた“セレクトショップのネット版”といえる。原則として新品を定価販売してきたこともアパレルメーカーにとってメリットがあり、出店者の信頼を得た。いまや取り扱いはショップ数389、ブランド数1800を超え、13万点以上の商品が並ぶ。会員数は12年3月期で467万人と前期比50%増と、首都圏を中心に全国に拡大。中国、韓国にも進出した。人気を支えてきた最大の要因は、顧客層とほぼ同じ平均年齢28歳という若い社員たちが仕入れてくる流行に合った商品調達にある。前沢社長も「『好きなものを仕入れておいで』と言っている。ダメだしすることは基本的にない」と強調する。

 ただ、ゾゾタウンの成功をみて、楽天も同様のサイト運営に乗り出す。加えて、衣料品のネット通販は各ブランドや百貨店なども取り扱っており、ネット通販の拡大に伴い競争は激しくなるばかりだ。今後の成長に危機感を抱くスタートトゥデイは9月、千葉市の幕張メッセで初の大規模イベントを開く。約100の人気ブランドが秋冬の新商品を発表。出展品についてはサイトから後日、予約注文を受け付ける。「サンプル品を見てもらった上で、メーカー希望小売価格で販売する」(前沢社長)という新しい試みで、2日間で3万人の来場を見込む。顧客層を広げるため、海外ブランドの獲得も強化。今月には海外セレブのファンも多い英ブランド「TOPSHOP」が出店を果たす。

 矢野経済研究所によると、15年度の衣料品EC(電子商取引)市場の規模は9500億円で、衣料品小売市場全体に占める構成比は6%と、10年度(4652億円で2.6%)から2倍近い伸びを示すと予測、まだ成長の余地は大きい。好調を維持するには、「魅力的な国内外のブランドを集め続ける」(クレディスイス証券の山手剛人アナリスト)組織の確立が必要だ。(藤沢志穂子)

1825チバQ:2012/05/16(水) 22:51:13
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000001205160005
ヤオコー、ライフと業務提携へ
2012年05月16日


個性的な店づくりで知られるヤオコーの店舗=さいたま市北区




◇「元気印」さらに強く


 県内を中心に118店を展開し、20期連続で増益を続ける食品スーパー中堅のヤオコー(川越市)が、業界首位のライフコーポレーション(東京都)とタッグを組む。ヤオコーは総菜を店内で作り、パート従業員に大きな裁量があるなど独自の店舗経営でも知られる。県を代表する業界の「元気印」は何を目指すのか。


◇東京・神奈川 出店攻勢


 提携する両社が15日、都内の記者会見で発表した。規模の大きさを生かして、商品の共同調達やプライベートブランド(PB=自主企画)商品の共同開発を検討。店舗で使う資材の調達や、生鮮品を加工する「プロセスセンター」の相互利用で協力を視野に入れる。


 会見でヤオコーの川野清巳社長は「現在の路線を進み、一層強くしていくための提携だ」と強調した。


 ヤオコーは売上高では業界7位程度だが、利益率はトップクラスで業界の「元気印」として知られる。


 その理由を同社は、各店が主体性を持つ「個店経営にある」と説明する。


 各店舗では地元の事情をよく知るパート従業員が大きな役割を担い、扱う商品や仕入れ量はパートと店長が一緒に決める。総菜は店内で作った出来たてを提供し、自家製の献立を客に提案するコーナーもある。


 ヤオコーの店舗が多い県郊外では人口減少が始まっており、川野社長は人口増が見込める東京や神奈川へ出店を強める「南下政策」を唱えてきた。都内にはライフの店舗が多くあるが、今回の提携により、店舗の隣接を避けるなど、効率的に出店できると期待する。


◇「井の中の蛙にならない」


 両社によると、提携は、ヤオコーが今年初め、ライフに持ちかけた。その狙いをヤオコーの川野社長は「数年前から優れた相手を探してきた。井の中の蛙(かわず)にならないためだ」と話す。


 食品スーパー業界は、少子高齢化により需要が減り、デフレ傾向が続く。客の低価格志向も根強く、価格競争は激しい。


 ヤオコーの2012年3月期決算は、20期連続の増益だったが、川野社長は「東日本大震災後の復興需要によるところが大きい。コンビニなどとの競争も激しくなる」と楽観的な見方を戒めてきた。


 両社が一致するのは、将来が厳しいという認識だ。


 ライフの岩崎高治社長は「5年後、10年後には日本の流通業界は大きく変わる。成果を出すには2〜3年かかるが、しっかり取り組む」。ヤオコーの川野社長も「不透明な将来に備え、拙速ではなく、ライフと切磋琢磨(せっさたくま)しながらやっていく」と応じる。

1826荷主研究者:2012/05/19(土) 17:05:49

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/298968
2012年4月25日 00:22 西日本新聞
「ノース天神」で今夏再出発 ショッパーズ専門店街ビル

改装が進む「ノース天神」。右側のミーナ天神と左側の連絡通路でつながるダイエーショッパーズ福岡店の中間に位置する=24日、福岡市・天神

 昨年7月末で閉店した福岡市・天神のダイエーショッパーズ専門店街ビルが、新たな商業施設「ノース天神」として今夏、再出発する。施設内には約30テナントが入居する予定。衣料品量販店のしまむら(さいたま市)が出店契約を結ぶなど準備が進んでおり、7月上旬までに改装オープンする見込みだ。

 同施設は地下2階から地上8階建て。保有する不動産管理会社ダイショウ(東京)は、地下2階の駐車場と地上8階の一部管理スペースを除き、地下1階から地上8階にかけてテナントを誘致。しまむらと4月上旬に出店契約を締結した。

 しまむらは、2階に国内263店舗ある10―20代向けの「カジュアル&シューズ アベイル」(約1300平方メートル)を全国最大規模で出店し、3階に「ファッションセンターしまむら」を展開する。

 しまむらは、衣料品を中心に国内1718店(24日現在)を展開。郊外型の独立店舗で拡大してきたが、2009年から都心部へのテナント出店を強化。若い女性を中心に人気が高まっており、昨春にJR博多駅に隣接する博多バスターミナルに1450平方メートルの大型店を出店するなど、福岡都心部での出店を強化している。

 ダイエーショッパーズ専門店街は、1971年開業。女性向け衣料品や雑貨など約60テナントが入居していたが、天神の商業集積が南下したことなどから、90年をピークに売り上げが低迷、昨年7月末に閉店していた。

=2012/04/25付 西日本新聞朝刊=

1827荷主研究者:2012/05/19(土) 17:06:21

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/299439
2012年4月27日 13:23 西日本新聞
福岡「ラオックス」と北九州「あるある」 2新顔開店

あるあるシティの来場者を歓迎するキャラクター。開業前には約300人が行列をつくった=27日午前11時20分ごろ、北九州市小倉北区

オープンしたラオックスキャナルシティ博多店。中国語で書かれた商品案内も多い=27日午前10時40分ごろ、福岡市

 外国人向けの免税品やアニメ、アイドル関連商品で集客を図る商業施設が27日、福岡市と北九州市にそれぞれオープンした。福岡市博多区のキャナルシティ博多では九州最大級の免税店「ラオックス」が、北九州市小倉北区では旧ラフォーレ原宿・小倉ビルを改装した商業ビル「あるあるCity(シティ)」が同日、開業式典を開いた。

 ラオックス(東京)は、首都圏を中心に家電などの免税店を展開し、アニメのフィギュアやコスプレなど「オタク商品」も幅広く扱う。

 キャナルシティ博多店は九州1号店で、売り場面積4500平方メートルは同社で最大。中国向けのプライベートブランドの炊飯器などの家電のほか、高級腕時計、化粧品類からアイドルグッズ、電車の模型など約5万点が並び、開店早々から外国人観光客の姿も目立った。

 同社の羅怡文社長は「福岡はアジアの玄関口としてクルーズ船による観光客も伸びており、早いうちに来場者10万人を突破できる」と話した。

 JR小倉駅周辺活性化の期待を集める商業ビル「あるあるCity(シティ)」は、地上7階、地下1階。アパマンショップホールディングス(東京)が運営し、アニメやアイドル、漫画などの販売店が入る。7階は、大手芸能プロダクション「吉本興業」が九州唯一の常設劇場を構える。5、6階は、北九州市立漫画ミュージアムが8月にオープンする。

 開業式典で、アパマンの大村浩次社長は「テナントやコンテンツに恵まれ、日本最大級のサブカルチャー施設になったと思う」とあいさつした。開店前には300人が行列をつくり、一番乗りだった会社員、倉重行哉さん(35)=山口県下関市=は「駅から近い場所に魅力あるテナントが集まってくれた。月2〜3回は必ず来る」と話した。

=2012/04/27付 西日本新聞夕刊=

1828荷主研究者:2012/05/19(土) 17:18:33

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201204250059.html
'12/4/25 中国新聞
家電上位2店が広島で夏の陣

 閉店した天満屋八丁堀店(広島市中区)の跡に、家電量販最大手のヤマダ電機(群馬県高崎市)が6月末にも都市型の大型店「LABI(ラビ)広島」(仮称)を開くことが24日、分かった。エディオン(中区)も同時期に中区紙屋町地区にデオデオ第2本店を開店する見通し。業界1、2位の新店が「夏の陣」で激突する。

 ヤマダの新店は、同社が2006年から大都市で展開する「LABI」と呼ばれる業態。家電を中心に幅広い品をそろえる。中国地方では初めて。掃除機やテレビなど家電を体験できるコーナーを充実させる。

 ヤマダは同店の開店に向け、約200メートル南にあった「テックランド広島中央本店」を3月4日に閉じた。新店は同じ日に閉店した旧天満屋八丁堀店の6階から地下1階までの大部分に入居し、売り場はテックランドの約6600平方メートルより広くなるとみられる。

 一方、エディオンは中区紙屋町のデオデオ本店から道路を挟んだ隣に、第2本店を建設している。建物は今月末で完成する予定。2カ月程度かけて商品を陳列し、初夏に開店するとみられる。

 地上11階、地下1階で店舗面積は約7300平方メートル。本店の約8500平方メートルを合わせると、広島都市圏で最大の売り場になる。本店を建て替える構想もあるが、当面は延期する方針。

 業界最大手のヤマダと2位のエディオンが、同じ時期に広島市中心部に基幹店を開くことになる。両店の距離は約700メートル。ともに夏本番の前にオープンし、エアコンなどの商戦でアピールを強めるとみられ、広島都市圏の家電量販の競争はさらに激化する。

【写真説明】<左>エディオンが建設中のデオデオ第2本店。本店(左奥)に隣接する <右>ヤマダ電機が「LABI広島」(仮称)を出店する旧天満屋八丁堀店

1829とはずがたり:2012/05/22(火) 12:06:51

アウトレット 疲労が買い物の気持ちよさを増幅させる可能性
http://news.goo.ne.jp/article/postseven/life/postseven107945.html
2012年5月15日(火)17:05

 御殿場、神戸、軽井沢などで人気のアウトレット、市場規模は6000億円を超える。150〜200のショップが軒を連ねるアウトレットで鉄板といわれるほどの人気を博すのがスポーツメーカーのNIKEとカジュアルウェアのGAPだ。


 こうしたブランドの配置には法則があるのだという。大型商業施設の開発を専門とするダイナミックマーケティング社・国際事業部長の郷田淳氏が解説する。


「人気ブランドはモールの隅に配置するのが鉄則です。まずはメインの通路の両サイドに人気店を置く“ダンベル型”にすることでお客さんの回遊率を高めます。増床してエリアが広くなってくれば今度は“8の字型”をイメージするのです」

 実際、御殿場POではGAPがウエストスクエアの北端、NIKEはイーストスクエア北端に入っている。

 運営側はとにかく歩き回ってもらうことを企図している。

「とはいえ、人間が一気に抵抗なく歩ける距離は800メートルといわれています。場内を1周すると優に1.5キロから2キロ、場所によっては3キロくらいになるところもある。そこで、必要になるのがベンチ、パラソルです。とにかく各所に配置して心おきなく休憩してもらう。ママが買い物している時にパパと子供にくつろいでもらうためにも必要です」(コンサルタント会社・プロッド社長の田中紘之氏)

 さらに、疲労と消費行動に少なからぬ連関があると指摘するのは脳科学者の篠原菊紀教授(諏訪東京理科大)である。

「ストレスと幸福感は表裏一体です。脳内では、ストレス物質のエンドルフィンに誘発される形で快楽物質のドーパミンが分泌されます。つまり、渋滞でイライラし、場内を歩き回って疲れることが、結果的にショッピングの気持ちよさを増幅させている可能性がありますね。原理としてはマラソンでいうランナーズハイと同じです」

 運営会社やショップがそこまで計算しているかどうかは定かでないが、「ショッパーズハイ」があるのだとしたら、コンシューマービジネスに従事する人にとっては、無視できないデータとなるに違いない。

※週刊ポスト2012年5月25日号

1830チバQ:2012/05/22(火) 19:46:22
ショッパーズハイの気持ちは良くわかるなあ
無駄使いしたひ....

1831チバQ:2012/05/22(火) 21:51:59
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120522/bsd1205220502001-n1.htm
値崩れ防止 セール遅らせ開催 三越伊勢丹、東急など7月13日開始 (1/2ページ)2012.5.22 05:00

 大手百貨店などで、7月1日スタートが恒例だった夏のクリアランスセールの開始時期を見直す動きが出てきた。三越伊勢丹ホールディングス(HD)が首都圏の店舗で例年より約2週間遅い13日から開始することを決め、東急百貨店など複数の流通業者が追随する。売り上げの減少が続く中、デフレの助長にもつながる早期の値下げを避け、需要期に正規価格で売れる本来の環境を取り戻す狙いだ。

 「暑さが本番を迎える前に夏物衣料を値下げすることは百貨店のあるべき姿ではないし価格への不信感を招く」。三越伊勢丹HDの大西洋社長はそう話す。7月13日にセール開始を遅らせるのは、三越伊勢丹HDと東急百貨店。首都圏で店舗を展開する商業施設ルミネは例年、6月末〜7月上旬スタートだったセールを7月12日からに変更する。インターネット衣料品販売の「ゾゾタウン」も同12日からの開始を決めた。

 ゾゾタウンを運営するスタートトゥデイの前沢友作社長は、衣料品のデフレで「ブランドの個性、価値が崩れてきたことに危機感を抱いている」という。

 大手百貨店などは1990年代のバブル崩壊後から消費喚起のためセールの前倒しを繰り返し、収益低下を招いてきた。

 しかし、長引くデフレや、外資系ファストファッションなど低価格衣料との競争激化を受け、アパレル業界団体がセール時期の見直しを要請。こうした動きに合わせ、婦人服ブランド「23区」「組曲」などを持つオンワード樫山も、セール開始時期を7月13日に遅らせるよう、店舗を構える百貨店などに通告した。これに伴いセール前の6〜7月中旬に定価販売の取り扱いを増やそうと、同時期の生産を例年より5割増しとする。

 ただ、セールを遅らせることで「客離れを起こす懸念もある」(証券アナリスト)との指摘もある。このため、高島屋はセールの開始時期を7月1日と同13日に分ける“苦肉の策“を取るほか、J・フロントリテイリングは現時点は様子見の構えだ。(藤沢志穂子)

1832チバQ:2012/05/23(水) 23:16:14
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201205240020.html
'12/5/24
とうかさんへ浴衣商戦ピーク

 夏の訪れを告げる広島市の祭り「とうかさん」(6月1〜3日)を前に、市内の百貨店で浴衣商戦が本格化している。帯や小物を工夫した多様な着こなしを提案。省エネが求められる中、「昔ながらの知恵で涼しく過ごして」と提案している。

 そごう広島店(中区)は白や紺地など落ち着いた色合いを中心に、ボタンやアジサイ柄の約500点を展示。はやりは柄が小さいタイプ。巾着と籠が分離するバッグを用意するなど、服飾品にも力を入れる。

 福屋八丁堀本店(同)は3万円前後の500〜600点を並べる。若者向けにレース状のへこ帯などを充実させた。「小物を替えておしゃれを楽しむ若者を意識した」という。

 広島三越(同)は、浴衣売り場に自宅で洗えるジーンズ生地の着物コーナーを併設。「日本らしい装いで涼しく過ごして」とチラシなどでアピールする。天満屋アルパーク店(西区)は1万〜5万円の約400点を並べた。

【写真説明】とうかさんを前に浴衣や着物を並べる百貨店の売り場

1833チバQ:2012/05/23(水) 23:18:34
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001205140002
《ラウンジ》アウトレット 住み分け進化
2012年05月14日


大型連休でにぎわう「三井アウトレットパーク札幌北広島」=3日、北広島市大曲幸町3丁目


「千歳アウトレットモール・レラ」=3日、千歳市柏台南1丁目

■北広島←20キロ→千歳


 北広島市に「三井アウトレットパーク札幌北広島」が開業して2年、わずか20キロ余りしか離れていない千歳市の「千歳アウトレットモール・レラ」との競合が続く。双方がしのぎを削る一方で、不況が続いて消費の拡大が容易ではない中、顧客層の「住み分け」も進む。人気を集めるアウトレットモールの現状を見た。


   ◇


■「若い女性やカップル」「家族連れ」明確に


 大型連休後半の4連休初日の3日。千歳アウトレットモール・レラ(140店)に隣接する最寄りの駐車場千台分は午前10時の営業開始直後に満車となり、午後には臨時駐車場を含めて計4000台分が埋まった。にぎわいは連休中ずっと続き、「入場者と売り上げは(現在の規模になった)2007年の増床オープン直後以来の数字を記録した」と鈴木靖彦・副支配人。


 一方、三井アウトレットパーク札幌北広島(130店)も好調だ。大型連休の3、4、5日とも2800台の駐車場が満車となり、直結する道央道・北広島インターチェンジでは出口渋滞も起きた。相馬展之・オペレーションセンター所長は「道内全域から広くお客さんが動いた感じだ」。札幌市に次ぐターゲットの旭川市周辺からの集客についても「旭川ナンバーのお客さんの数は高速無料化当時の水準にまで回復した」。


 三井アウトレットパーク札幌北広島は10年4月22日に開業。相馬所長によると、初年度の売り上げ目標だった「170億円」は達成済みだ。開業人気の反動で落ち込みが予想された昨年度、東日本大震災の影響に加え6月の高速道路の無料化終了も響き、上半期は大苦戦。しかし、10月以降になって台湾などからの外国人客の数も徐々に回復し、「下期は前年の数字をクリアできた」という。


 全国展開の強みで有名ブランドを取り扱うテナントが多いことなどから、顧客層は開業前の想定通り若年層の女性やカップルが中心。「今後は雑貨やカジュアル衣料も強化していきたい」と相馬所長は話す。


 千歳アウトレットモール・レラの開業は2005年4月29日。昨年は、8月に併設する娯楽施設「マッスルパーク」が閉園し「USランド」に、12月にはレラ本体の管理会社がそれまでの外資系企業から「東急不動産キャピタル・マネジメント」に代わった。


 今年の大型連休は「7周年を機に再飛躍致します」と、一大キャンペーンを展開。乗馬やバンジートランポリンなどの子供向けアトラクションのほか、サンリオと提携したキャラクターショーや歌手・水木一郎さんのアニメソングライブなどのイベントが人気を呼んだ。家族連れをメーンターゲットにする姿勢をより明確に打ち出し始めている。


   ◇


■集客へアクセス・駐車場競う


 4月20日、千歳アウトレットモール・レラが千歳市で開いた懇親会で、運営会社プロッドの田中紘之社長が三井側の売り上げについて「85%は札幌中心部の(正規店の従来の売り上げの)マイナス金額」と発言。デパートなどの正規店との食い合いを避けるため、大都市から離れて出店するという従来のアウトレット業界の慣習に照らして「やってはいけないこと」とまで述べて、対抗意識をあらわにした。


 これに対し三井側は「中心部施設とも情報交換しているが、そのような話は出ていない」としたうえで「千歳アウトレットモール・レラとは商圏もすみ分けができており、現在は意識していない」と静観する構えをみせている。


 レラ側から見ると、札幌や旭川からより近いロケーションの北広島市に後から出店してきた三井のアウトレットパークは意識せざるを得ない存在だ。しかし、昨年10月の道東道の全面開通で、道東からの客にとってはレラ側の方が「より近いアウトレットモール」であることから、商圏は広がった。大型連休中、道東道最寄りの千歳東インターチェンジを出た際のレシートやETC記録と引き換えに買い物割引券を配ったところ、1000件の引き換えがあったという。


 さらに、ターミナルビルのリニューアルで人気の新千歳空港との相乗効果を狙って空港とのシャトルバスの停留所を増やすなど、「アクセスのストレスを極力軽減していきたい」と、千歳アウトレットモール・レラの鈴木副支配人は意気込む。対する三井側も、8月に駐車場の収容能力を300台増やして3100台分を確保する計画で、集客拡大を目指している。


(小西淳一)

1834チバQ:2012/05/24(木) 00:22:29
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news/20120522-OYT8T01283.htm
長野、空洞化止まらず


 空き店舗が目立ち、客足が減っている長野市の中心市街地。市は2007年度からの5か年計画で通行量や居住人口を増やそうと取り組んだものの、空洞化の勢いは止まらず、通行量などの数値目標は半数がクリアできなかった。市は、今年度からの新たな5か年計画で、ほぼ現状維持の数値目標への入れ替えを余儀なくされた。

 中心市街地は、1990年に約40万6000人の通行量(歩行者と自転車)があったが、長野そごうとダイエー長野店が閉店した2000年以降、30万人を割り込んでいる。

 これを受け、市は07〜11年度、中心市街地活性化基本計画(第1期)に基づき中心部約200ヘクタールで、善光寺表参道の整備やJR長野駅前の再開発など54事業に総額約388億円を投入し、にぎわいの復活を目指した。

 第1期計画では、11年度末時点の数値目標として4項目を掲げていたが、クリアしたのは、▽善光寺仁王門前の通行量▽「もんぜんぷら座」と市生涯学習センターの年間利用者――の二つ。

 一方、市街地の居住人口は06年度の9660人から、わずか157人増にとどまり、目標の1万900人に届かなかった。市街地15地点の通行量も、06年度の約26万4000人から約5万6000人増やすとしていたが、逆に約3万8000人減の約22万6000人に落ち込んだ。

 第1期の達成度について、市は課長級会議で検証済みで、市まちづくり推進課は「見通しが甘かった」と総括。数字が減り続ける最近の傾向などを加味し、「5年間で達成できる堅い数値」(同課)へと転換した。

 市街地の通行量は、調査対象地点を15から6に絞り、過去10年の減少率が続けば約5000人が減ると予測した上で、事業の効果で約3500人増やすとした。

 新たに加えた空き店舗数(中央通り、権堂アーケードの1階)の目標も、11年度の29件を、5年間で22件に減らすという設定。空き店舗の開業者に家賃を支援する事業などで10件の新規開業を見込む一方、自然減で3件減ると見込んでいる。

 第2期の計画について、長野商店会連合会の宮島章郎会長は「目標としては若干低い」と寂しさをのぞかせながらも、「ここ10年間の落ち込みは激しい。むしろ積極的な目標だ」と一定の評価をしている。

(2012年5月23日 読売新聞)

1835荷主研究者:2012/05/27(日) 13:45:45

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20120510/CK2012051002000199.html
2012年5月10日 中日新聞
浜松中心街 休日歩行者数が半減 商業施設閉店響く

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/commerce/PK2012051002100072_size0.jpg

 減少を続けている浜松市中心市街地の休日の歩行者数が、二〇〇一年度に比べて昨年度は半分まで落ち込んだ。市が〇一年から毎年十月に実施している歩行者通行量の調査結果から分かった。

 調査結果によると、休日一日当たりの歩行者数は、〇一年の三十九万九千五百五十二人に対し、一一年は十九万九千八百三十七人で50・0%減。平日も、二十七万七千十四人に対して十七万八千二百九十九人で35・6%減少した。

 歩行者数は調査開始以降、平日・休日とも減少傾向だが、特に休日の落ち込みが激しい。当初は休日が平日の一・四倍ほどあったが、近年は差はほとんどなくなっている。百貨店など大型商業施設の閉店により、中心部の魅力が低下したためとされる。

 市産業振興課は、調査後の昨年十一月に遠鉄百貨店新館が開館したことで、本年度の増加を見込む。ただ民間のシンクタンクが今年一月に実施した「買い物動向調査」では、JR浜松駅周辺で過去二年間に「買い物をしなかった」人が四割を超えたとの結果が出ている。

 浜松市の調査は昨年十月十四、十六の両日、浜松駅周辺の四十五地点で実施。中学生以上の歩行者と自転車に乗る人の通行量を調べた。過去との比較は、継続調査している四十一地点を対象とした。

1836チバQ:2012/05/27(日) 20:42:47
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120526/bsd1205260502007-n1.htm
「勝ち組」コンビニ相次ぎ宅配へ 通販業者らを脅かす勢い (1/4ページ)2012.5.26 05:00
 流通業界の「勝ち組」とされるコンビニエンスストアが、相次いで宅配サービスに乗り出し、急速に勢力を広げ始めた。なかでも、トップを走る最大手、セブン−イレブン・ジャパンは、配送業者ではなく、店頭スタッフが手元に届ける「顔の見える」サービスが強み。東日本大震災後、コンビニの便利さに目覚めたシニアや主婦などの囲い込みを進めており、同じ客層を持つ専業の通信販売業者たちを脅かしている。

 「すぐに市場席巻」

 「日々の買い物に不便を感じている人が増えており、こうしたニーズに応え、新市場を掘り起こす」。セブン−イレブン・ジャパンの井阪隆一社長がこう話すように、同社のスタートダッシュの勢いは止まらない。

 弁当・総菜の宅配サービス「セブンミール」は2000年9月スタート。昨秋から東京都内の一部店舗で店員による無料配達を始めた。インターネットや受注センターでの電話注文のほか、各店舗でも注文を受け付け、店のスタッフが配達する「地元密着型サービス」だ。

 従来は注文金額1000円以上から受け付け、配達料200円を徴収していたが、東京都世田谷区などで試験的に行った無料配送で注文件数、購入金額とも3倍前後に急増したことを受けて、サービス強化を決断。今月7日から対象地域を全国の1万店に拡大し、注文金額500円以上で無料配送、500円未満でも120円で届けるとした。

 他の大手コンビニもセブン追撃に懸命だ。

 ローソンは京都府内で高齢者に弁当宅配サービスを行う「はーと&はあとライフサポート」(京都市)と組み、大阪府摂津市の生鮮コンビニ「ローソンストア100」の店舗で昨年11月から、弁当や生鮮食品の宅配サービスを試験的に始めた。今後、大阪・京都府内の50〜100店舗に拡大する計画だ。

 一方、ファミリーマートは3月、高齢者向け宅配弁当事業を運営するシニアライフクリエイト(東京)を買収。弁当や総菜の共同開発を進めると同時に、コンビニで扱う商品の宅配サービス展開も視野に置く。

 スーパーマーケットや百貨店など流通業界では、コンビニ宅配の攻勢に警戒を強める。なかでも、「コンビニが『顔が見える宅配』に乗り出すのは脅威」(大手通販首脳)と、専業の通販業界は戦々恐々だ。

 業界団体が発足して30年ほどの通販業界は「顔が見えない」ことで信用を得られないという時期が長く続いた。注文方法がカタログによる電話や郵送での注文からテレビ通販、インターネット、スマートフォンと進化。知名度の高い百貨店やスーパーも参入するなどして、ようやく“市民権”を得た経緯があるからだ。

 それだけに、震災後に「近くて便利」な存在がクローズアップされ、スーパーなどからも顧客を奪いつつあるコンビニが、自分たちも有望市場と見ているシニア市場をあっという間に席巻することへの危機感は強い。

1837チバQ:2012/05/27(日) 20:43:19
採算性は厳しく…

 ただ、盤石に見えるセブン−イレブンの「顔の見える」コンビニ宅配も、難しい課題を抱えている。採算性だ。ローソンやファミリーマートが採算性を重視し、専門業者と組んだのに対し、セブン−イレブンは「顔の見える」サービスにこだわる。

 「店のスタッフが配達することで、ご用聞きやシニアの“見守り機能”も兼ねる。気軽に店に来てもらえるようになれば、売り上げ増につながる」(幹部)との青写真を描く。

 セブン・ミールサービスの青山誠一社長はさまざまな商品を扱うことで、「1件の配達でも十分に収益になる」と目論む。

 だが、セブンミールの“前哨戦“として昨年5月から始めた移動販売事業「セブンあんしんお届け便」の採算性は厳しいとみられている。取扱商品と営業時間、展開場所が限られるため、顧客のニーズを読むのが難しく、移動にも相当の経費がかかるためだ。

 セブン・ミールも「あんしんお届け便」同様に運営は各店舗が行う。店によっては配達員を新たに雇うなど負担が増えることとなる。経費の一部は本部の支援もあるが、7日から始まったサービスは、全国店舗の約3割にあたる約4000店が、負担増を懸念して実施を見送った。

 コンビニの宅配は「ビジネス機会の拡大につながる公算が大きい」(SMBC日興証券の川原潤シニアアナリスト)と将来性への評価は高い。セブン−イレブンの「顔の見える」宅配サービスが採算に乗るかは、コンビニ業界にとどまらず、流通業界からも注目を集めそうだ。

1838チバQ:2012/05/28(月) 22:28:38
http://www.47news.jp/CN/201205/CN2012052801002224.html
コジマ創業家の会長退任 買収反対で解任か
 家電量販店のコジマは28日の取締役会で、創業家出身で代表権を持つ小島章利会長が退任し、相談役となる人事を内定した。来月28日の株主総会で正式決定する。コジマは「任期満了に伴う経営体制変更のため」と理由を説明しているが、小島会長は家電量販店大手ビックカメラによるコジマの買収に反対していたことから、事実上の解任との見方が出ている。

 小島会長はコジマの創業者、故小島勝平氏の長男で、社長を務めた。現在、同社の筆頭株主。

 小島会長は11日の取締役会で、ビックカメラを引受先とする第三者割当増資や不採算店の閉鎖に反対。

2012/05/28 20:10 【共同通信】

1839チバQ:2012/05/31(木) 23:50:15
http://mytown.asahi.com/akita/news.php?k_id=05000001205310005
セブンーイレブン初進出
2012年05月31日


県内初進出を発表するセブンーイレブン・ジャパンの三谷庸取締役=県庁

 コンビニチェーン最大手セブン―イレブン・ジャパン(東京)は31日、横手市と美郷町の計3カ所で「セブン―イレブン」を同時に開業させる。県内初進出で2014年度末までに県内で100店態勢を築く方針。業界2位のローソンを始め、同業他社が県内の広い範囲で多店舗展開を進めており、食品スーパーや持ち帰り弁当店などを巻き込んだ顧客獲得競争が激しくなりそうだ。


 同社の三谷庸取締役建設設備本部長ら幹部が30日、県庁で記者会見を開き、県内初進出の表明に合わせて、今後の出店戦略を説明した。


 31日に開店する3店は、横手市内1カ所の直営店以外の2店は地元オーナーが経営するFC店だ。3店は物流に便利な秋田自動車道のインターに近く、今後、同社が宮城、岩手、福島各県で築いている製造・物流網から弁当やパン、菓子など主力商品の供給を24時間態勢で受ける。31日は午前7時に同時に開店。各店は県北部特産の八幡平ポークを使った特製弁当など記念商品も用意する。


 コンビニ大手各社は4月末現在、県内158カ所に店を構えているローソンを筆頭に、サークルK・サンクスが94店舗、ファミリーマートが48店舗、デイリーヤマザキが40店舗を展開。秋田経済研究所によると、県内のコンビニ店数は2004年ごろの約430店をピークに減少傾向にある。


 セブンは今後3年間で100店舗とする計画については、40〜50店程度を秋田市内に集中出店する方針を示した。加藤木哲也・東北地区マネジャーは「物流網の制約で現状では秋田市以南の出店を考えていく」と述べた。


 三谷取締役は会見で、県内進出理由について「大手コンビニとして最後発の進出だが、質の高い商品とサービスを提供できれば、(競争を勝ち抜く)勝算があると判断した」と述べた。


 県内は総務省の人口統計(11年10月1日現在)で、65歳以上の高齢化率が29・7%と全国で最も高い。だが、県の「買い物動向調査」で高齢者世帯のコンビニ利用率は、最も高い食料品でも2・9%にとどまる。同社はお年寄りの利用を促そうと総菜などの食品を戸別配達するミールサービスも将来的に導入する。三谷氏は「コンビニは若い人向き、というイメージを変えたい」と話した。


 飲食業や小売業などでも、有名全国チェーンの県内初進出が相次いでいる。


 長崎ちゃんぽん店を全国展開している外食大手「リンガーハット」は2月、県内1号店をイオンモール大曲(大仙市)に開店。また、居酒屋「ワタミ」は今年度内をめどに、県内1号店を開く方針を打ち出している。担当者は「高齢者向けの宅配弁当サービスもできるだけ早く提供したい」と述べ、事業拡大に意欲を示す。


 小売業界では、雑貨販売大手の「ロフト」が2011年2月、ショッピングセンター・フォンテAKITA(秋田市)に県内1号店を開店。カフェチェーンの「タリーズ」も同年2月、一度閉鎖した県内店舗をロフトと同じビルに移転する形で復活している。


 CD・DVD販売「HMV」の運営会社は11年8月、イオンモール秋田(同)に出店。輸入盤などの豊富な品ぞろえで幅広く支持されている。(大隈悠)

1840チバQ:2012/06/02(土) 00:11:04
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20120531-OYT8T01575.htm
ヨーカドー跡 11月15日開業

 2010年8月に撤退したJR前橋駅前の旧イトーヨーカドー前橋店について、再開発計画を担う開発会社「やまき」(東京都、山下修平社長)は31日、ビルオーナーの曽我製粉(曽我隆一社長)、東武鉄道と15年に及ぶ定期借家契約を結んだと発表した。6月上旬から約13億円をかけたビル改装工事に入り、11月15日にオープンする。

 山下社長は同日、前橋商工会議所で曽我社長と共同記者会見を開いた。ショッピングモールとオフィスが入居する複合ビルとして、年間の来館者300万人、同売り上げ100億円を目指すとし、「全国の中心市街地が停滞する中で、ビルの再生を成功させ、前橋の表玄関に元気を取り戻したい」と話した。

 ビルは地下1〜1階がショッピング、2〜3階は飲食、託児所、塾、文化教室、フィットネスクラブなど、4〜5階がオフィスで構成される。核テナントとして、農産物直売事業などを手がける「ファームドゥ」(本部・前橋市問屋町)が入居し、富士通グループの富士通フロンテックシステムズ(同町)も移入してくるという。

 山下社長はテナント名は2社のみしか明らかにしなかったが、「現段階で入居率は65〜70%。オープン時までに100%を目指す」と話した。ビルの運営は、新たに設立された「前橋グランドステーションプラザ」(表町)が担い、ビルの名称は一般公募で決める予定だ。公募に関しては「やまき」のホームページを参照。

(2012年6月1日 読売新聞)

1841チバQ:2012/06/02(土) 00:11:43
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/news/20120531-OYT8T01285.htm
アリオ、MOP「手応え」/商店街「買ってくれない」


●倉敷駅北口の大型商業施設 半年



開業から半年となった「三井アウトレットパーク倉敷」(倉敷市寿町で) 大型ショッピングセンター(SC)「アリオ倉敷」と中四国最大級のアウトレット施設「三井アウトレットパーク(MOP)倉敷」がJR倉敷駅北口にグランドオープンしてから、1日で半年を迎える。両施設は年間来場者数の目標を合わせて約800万人と掲げたが、4月末までに約660万人(アリオ発表)が訪れ、いずれも「想定を上回る数字」と手応えを強調する。一方、波及効果を期待する地元の商店街や観光地からは、「人通りは増えても、お金が落ちていない」との声がもれる。(田村勇雄)

 アリオ倉敷の奥村晶博支配人は「休日の来客が、とにかく多い」と、この半年を振り返る。アリオだけで開業から4月末までに450万人が来場し、売上高も当初見込みを15%上回った。

 5月の大型連休中には、両施設で一日平均約6万6000人が訪れた。「MOPの広域からの集客力が大きい。アリオは地元の日常客がメーンで、両施設のすみ分けがうまくいった」と分析する。

 商圏を車で90分以内の兵庫県西部や広島県東部、香川県を想定するMOP倉敷では、買い物と観光をセットにした観光バスツアーが好調だ。四国や山陰などからも毎月300台が訪れる。MOP倉敷オペレーションセンターの吉田博俊所長は「美観地区の観光とセットで訪れており、駅の南北で相乗効果が出ている」とみる。


                 ◇

 3月24、25両日、MOP倉敷内の広場で市や観光団体などが行ったアンケートでは、来店客593人のうち県外が401人(68%)に達した。「MOP以外に立ち寄る観光地はあるか」(複数回答)との問いに、287人が「美観地区に立ち寄る」と答え、「立ち寄らない」の222人を上回った。日程は「日帰り」が496人(84%)、「宿泊」が81人(14%)だった。

 「今までにない人通りだった。アウトレットの買い物袋を持った若者の姿が北口から流れてきた」。市中心部の11商店街でつくる倉敷商店街振興連盟の岡晃会長は、大型連休の状況をこう話す。一方で、「商店主の中には『人が増えても、売り上げが伸びていない』という声もある」といい、衣料販売の商店主男性(63)は「売上高を見ると、東日本大震災があった昨年よりは上がったが、通常に戻った程度。駅北口で買い物を済ませた客が来るので、なかなか買ってくれない」とこぼす。

 商店街の入り口にあたる天満屋倉敷店でも同じだ。来店客数は前年同期比で増えたものの、売り上げは減ったという。大西弘昭店長は「売り上げ減は全国どの百貨店でも同じで、むしろこれから。MOPなど北口の開業後、明らかに天満屋に初めて来るような客層が流れてきた」と話す。

 美観地区内の大原美術館では、来館者は前年同期比で「横ばい」とみる。「アウトレットの客は買い物が中心。美術館巡りを楽しむ時間がないのでは」と担当者。一方、倉敷国際ホテルでは、山陰や四国からの宿泊客が2、3倍に増えたという。

 「二巡目からが狙い目」と話すのは倉敷商工会議所の岡荘一郎会頭。「今はまだアウトレットでの買い物がメーンで、観光は二の次。アウトレットは2回目というリピーターなら、駅南口や美観地区に足を延ばす余裕があるはず。その時、増えた来場者をいかに取り込むか、中心市街地挙げて工夫を凝らしたい」と戦略を練る。

<メモ>「アリオ倉敷」は昨年11月25日開業。店舗面積1万6500平方メートル。食品スーパー「イトーヨーカドー食品館倉敷店」を核に飲食、衣料など122店舗が入る。「三井アウトレットパーク倉敷」は昨年12月1日オープン。店舗面積2万平方メートルで、ファッションや雑貨、スポーツ用品など120店舗。

(2012年6月1日 読売新聞)

1842チバQ:2012/06/02(土) 11:45:52
http://www.kyoto-np.co.jp/economy/article/20120531000079
ライバル同士百貨店タッグ 京都と大阪
高島屋と阪急阪神百貨店が合同企画で販売している「レディース弁当&メンズ弁当」。共同販促で集客アップを目指す(京都市下京区・京都高島屋) 京都・四条河原町や大阪・梅田など都心部の繁華街で、ライバル関係にある百貨店同士や近隣商業施設がタッグを組んだ共同セールや集客イベントが相次いでいる。都市間や量販店、コンビニなどとの集客競争が激しい中、競合店同士が手を結んで立地エリアの魅力を高め、幅広い客層を呼び込む作戦だ。

 京都高島屋(京都市下京区)は、四条河原町で向かい合う京都マルイ(同)と大型連休中、初の共同販促事業を展開した。合同のファッションショーや特別PR冊子の発行、「店の顔」の女性案内係を互いに交換する話題性も加えて来店客の買い回りを促した。

 冊子掲載の雑貨を中心に約1千万円を売り上げた京都高島屋は「秋から冬にかけても実施できたら」と話す。若者客が中心の京都マルイも「40代や60代以上の来店客が伸びた」と手応えを示す。

 四条烏丸(同)界わいの大丸京都店も昨年、商業施設のラクエ、コトチカ四条などとの連携企画で大抽選会を行い、今後もにぎわい創出を進めるという。

 一方の大阪では今月16〜21日、JR大阪駅(大阪市北区)新駅ビルの専門店街に押され気味のJR大阪三越伊勢丹と大丸梅田店が期間を合わせて紳士服セールを展開した。これに対抗するかのように「キタ」と「ミナミ」に店舗を構える阪急阪神百貨店と高島屋は、京都や兵庫の店も巻き込んだ合同の弁当企画を6月12日まで展開している。

 百貨店を中心にライバル店が相次ぎ手を組む背景には売り上げ低迷への危機感がある。百貨店業界の売上高は最盛期(1991年)の9兆7千億円から2011年に6兆2千億円に減少。コンビニや家電量販店などの台頭で5年間で2割超下落したとの見方もある。活路を開くため「徹底した地域密着」(高島屋)、「対象顧客層の拡大」(大丸運営のJ・フロントリテイリング)を掲げている。

 関西で百貨店新増設が相次いだ大阪の集客力が増す中、京都では四条通の歩道拡幅を見据えて京都高島屋と大丸京都店が共同事業に前向きな意向だ。一円の藤井大丸や京都マルイ、地元商店街も交えた盛り上げが期待されている。

1843チバQ:2012/06/02(土) 11:46:22
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20120531-OYS1T00253.htm
夏バーゲン時期分散、定価利益確保へ先送りも

九州経済

 夏のバーゲンセールを巡り、百貨店などの開始時期に“異変”が出てきた。7月1日スタートが定着していた福岡市では今夏、岩田屋と福岡三越が定価販売による利益確保を優先して2週間の先送りに踏み切る。例年通りのスケジュールで顧客の早期獲得を狙う店もなお多く、セール開始は分散化の様相を見せている。

 岩田屋と福岡三越は10年以上にわたり、夏のセールを7月1日から始めていたが、親会社の三越伊勢丹ホールディングス(HD)の方針を受け、7月13日からに繰り下げた。セールの早期化による利幅の減少に歯止めをかける狙いからだ。

 岩田屋三越は「梅雨明けシーズンの夏物が一番売れる時期に値引き販売していた」としており、稼ぎ時の定価販売を増やすことで、収益の改善を見込む。

 7月5日に遅らせた福岡パルコも「早すぎるセール開始は店側にとって適切ではない」との考えを示す。

 福岡市内の他店では、ほぼ例年通りの日程が多く、「消費者に定着しているスケジュールを見直すのは難しい」(百貨店)、「セール開始が遅れると、ライバル店に需要を先食いされる」(専門店ビル)との声が強い。

(2012年5月31日 読売新聞)

1844チバQ:2012/06/02(土) 18:53:41
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120602/szk12060202100000-n1.htm
浜松中心市街地 歩行者数、10年で半減
2012.6.2 02:10
 ■遠鉄新館オープン、明るい兆しも

 浜松市は、JR浜松駅周辺の中心市街地の歩行者数が10年間で半減したという調査結果を公表した。平成13年に40万人だった休日の歩行者数が、23年には20万人まで落ち込んだ。市は毎年10月に同様の調査を継続実施しているが、歩行者数は年5%ほどの割合で減り続けており、中心市街地の衰退は著しい。一方で、今回の調査直後の昨年11月には待望の遠鉄百貨店新館がオープン。同12月には10年間廃虚のままだった松菱の解体工事が始まるなど、明るい兆しも見えている。

 調査によると23年度の歩行者数は、前年度に比べて平日で約1万人(5・3%)、休日では約1万3千人(6・2%)減っていた。

 10年前との比較では、平日で27万7千人から17万8千人に36%減、休日は40万人から20万人に半減していた。

 浜松の中心市街地では、13年の松菱の突然の倒産を皮切りに、19年にはイトーヨーカドーが閉店。

 21年には松菱跡地への大丸出店が白紙になり、イトーヨーカドー跡地に出店したスーパーマーケットがわずか半年で撤退するなど、地盤沈下が続いていた。

 こういった状況を打破するため、市は民間と協力しながら市街地再生事業を展開。昨年10月に市ギャラリーモールが完成し、同11月には遠鉄百貨店新館がオープンするなど、ようやく軌道に乗りつつある。

 市産業振興課では、「遠鉄百貨店の新館オープン前の調査であり、同百貨店本館が改装工事中だったことも歩行者減に影響している」としながらも、「市外や県外からの来訪者は減少しており、中心市街地の求心力は低下している。既存の商店街との連携を含め、対応を考えたい」と危機感をあらわにしていた。

 一方で、「遠鉄の新館オープンや、松菱の解体工事、ザザシティ中央館の改装などが歩行者数にどう影響するのか、継続して推移を見ていきたい」と、少しずつ進む市街地再生事業の効果が表れることを期待していた。

1845チバQ:2012/06/02(土) 19:24:40
http://www.asahi.com/business/update/0602/TKY201206010767.html
2012年6月2日16時0分
早朝開店、広がる需要 スーパー・飲食店、朝型生活狙う午前9時までに買えば5%割引になる商品もある=東京都品川区のイオン品川シーサイド店

 朝の時間を奪い合うように開店を早めたり、サービスを充実させたりしているスーパーや飲食店が出てきた。高齢化や節電のため、「朝型」の人が増えたとみているからだ。

 スーパー最大手のイオンは1日、全国の「イオン」や「マックスバリュ」など約1200店で食品売り場の開店を2時間早め、午前7時にした。

 東京都品川区の店を訪れた男性(66)は、「5時に起きるので、これまではスーパーが開くまで時間が余っていた」と話す。毎日チラシで目玉品のある店を探し、数時間の散歩の間に寄るという。「これからは朝買い物を済ませることが増えそうだ」。「コンビニで買うよりも安いから」と、飲み物や朝食を買っていく出勤前の客も目立った。

1847チバQ:2012/06/03(日) 13:50:49
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120603/biz12060312180003-n1.htm
百貨店などの夏のセール、2週間遅れに 値崩れ防止
2012.6.3 12:17

   百貨店夏のセール
 大手百貨店などで例年、7月1日開始だった夏のセールを先送りする動きが出てきた。三越伊勢丹が、今年は約2週間遅い13日からと決めたことで、各社が追随した。デフレの助長にもつながる早期の値下げを避け、夏物の需要期に定価で売る本来の環境を取り戻す狙いだ。(藤沢志穂子)

                   ◇

 「暑さが本番を迎える前に夏物衣料を値下げすることは、百貨店のあるべき姿ではないし価格への不信感を招く」。三越伊勢丹ホールディングスの大西洋社長はそう話す。

 主要店でセール開始を7月13日に先送りするのは、三越伊勢丹と東急百貨店。商業施設ルミネ、インターネット衣料通信サイトのゾゾタウンは、それぞれ同12日からの開始を決めた。

 ゾゾタウンを運営するスタートトゥデイの前沢友作社長は「度重なるセールで実力あるブランドの価値が崩れてきた。デフレに対抗するためにも開始を遅らせる」と話す。

 夏のセールは1990年代のバブル崩壊後から、大手百貨店などが消費を喚起するために前倒しを繰り返してきた。

 だが百貨店の売上高は昨年まで15年連続の前年割れと、市場の縮小に歯止めがかからない。低価格の外資系ファストファッション台頭による競争激化や、長引くデフレで値崩れが止まらず、収益低下が深刻な問題となっていた。

 業を煮やしたアパレル業界団体が、セール時期の見直しを百貨店業界に要請。婦人服ブランド「23区」などを持つアパレル大手オンワード樫山も、自社製品のセール開始を7月13日に遅らせるよう、同社の店舗がある百貨店に通告した。

 ただ、セールの先送りは「客離れを起こす」(大手証券アナリスト)との見方も強く、大丸松坂屋と松屋は1日から例年通りスタート。高島屋は7月1日と同13日と2段階に分ける“苦肉の策”を取る。「7月初旬は中元商戦の期間中でもあり、集客が見込める」(高島屋)ためだ。

 早めのセールに慣れた消費者としては、定価で買うか、やはりセールを待つか迷うことになりそうだ。

1848チバQ:2012/06/03(日) 14:03:25
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120601/bsd1206010503001-n1.htm
中央郵便局跡地 JPタワー完成 日本郵政2012.6.1 05:00
 日本郵政グループなどが建設を進めていた、JR東京駅前の旧東京中央郵便局跡地(東京都千代田区)を活用した高層ビル「JPタワー」が31日、完成した。旧局舎の保存問題をめぐり計画見直しを迫られるなど曲折もあったが、7月には新・東京中央郵便局がオープン予定で、本格開業に向け準備が着々と進む。

 JPタワーは地上38階、地下4階建てで高さ約200メートル。郵便局会社とJR東日本、三菱地所の共同事業で、タワー全体がオープンする2013年春には商業施設や国際会議施設、国際ビジネス・観光情報センターなどが入る予定。新たな観光スポットとして注目を集めそうだ。

 一足先に新・東京中央郵便局やゆうちょ銀行本店が今年7月17日に開業。賃貸オフィスの入居も同時期から徐々に始まり、不動産事業収入は郵便局会社の収益源となる。今後、日本郵政グループはJPタワーの国の文化財としての登録を目指す。

1849チバQ:2012/06/03(日) 14:08:24
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120422/bsc1204220700000-n1.htm
【底流】ユニクロ戦略に死角は? 後継者問題「やはり世襲か」との観測も (1/3ページ)2012.4.22 07:00
 カジュアル衣料ユニクロを展開するファーストリテイリングが、グローバル戦略を加速させている。東京・銀座に「広告塔」となる旗艦店を相次いでオープン。世界に情報を発信しブランドの認知度を高め、海外での集客につなげる作戦だ。平成27年8月期には海外売上高が国内を上回り、32年8月期には連結売上高を現在の1兆円弱から5兆円にまで拡大する目標を掲げる。デフレ不況が長期化するなか、業績も株価も上昇基調で、柳井正会長兼社長の鼻息は荒いが、自らの後継者問題を含め、課題も少なくない。

目標年商100億円

 ファストリが3月に立て続けに銀座にオープンした旗艦店。6丁目の「ユニクロ銀座店」は、12階建てで売り場面積5千平方メートルと、ユニクロでは世界最大級。5丁目の低価格ブランド「ジーユー銀座店」も1500平方メートルを持つ。

 両店とも中国人観光客らなど外国人らで大にぎわいが続く。近くの百貨店の紙袋を抱えた中高年女性も目立つ。

 「年商100億円を目指す。世界でナンバーワンの店になれる」。柳井会長が掲げるユニクロ銀座店の目標は超強気だ。

 4月12日に発表した24年2月中間決算では2桁の増収増益を達成。同年8月期の通期売上高予想を9415億円に上方修正した。

 「消費は回復というより昔の状態に戻った。われわれは十分に勝ち残れる」(柳井会長)と判断。3千〜5千平方メートルの旗艦店を新宿や渋谷、名古屋、福岡などにもオープンするほか、海外でもアジア中心に年200〜300店の出店攻勢に打って出る。

内需株の代表格

 株価も今年1月5日の安値の1万3600円から4月2日には1万9150円まで40%も上昇した。4日には3月の既存店売上高の伸びが市場の予想を下回ったことで大きく下げ、日経平均株価が1万円の大台を割り込む“ユニクロ・ショック”が起きた。

 今や「円高にあえぐ輸出株に代わり、内需株の代表格として市場全体に大きな影響を及ぼす存在」(アナリスト)となっている。

 ただ、市場では業績の先行きを不安視する声も出ている。国内での出店攻勢について、クレディ・スイス証券の山手剛人アナリストは「賃料など固定費の増大や、自社店舗同士の競合による収益低下を招きかねない」と指摘する。

 海外事業も盤石ではない。海外収益のうち8割は約120店を展開する中国と約70店の韓国で稼いでいるとみられるが、「中国は出店に見合う利益が出ておらず、韓国はすでに頭打ち状態」(外資系証券アナリスト)との分析もある。

 欧米ではブランドの認知度がまだまだ低く、ニューヨークの旗艦店「34丁目店」は赤字だ。

後継者問題も未解決

 「銀座から世界」を目指す作戦にも、ライバルがひしめいている。

 米カジュアル衣料大手トミーヒルフィガーは東京・表参道にアジア初となる旗艦店を今月18日にオープンした。来日したフレッド・ゲーリングCEO(最高経営責任者)は「日本市場に成長性があるとは思わないが、中国人観光客が多く来るので、中国に向けたブランドの発信地と位置づけている」と狙いを説明する。

 同社は20年前に日本に進出し、この10年で売上高を3倍に増やし、頭打ちになったと見るや、中国に本格攻勢をかける。「ユニクロはライバルではなない」と、ゲーリングCEOは言い切った。

 スウェーデンのファッションブランド「H&M(ヘネス・アンド・マウリッツ)などの海外ブランドは、銀座など日本を足場に中国に打って出る戦略を着々と進めている。もともとブランド力に劣るユニクロが「アジアを代表するブランド」(柳井会長)になるのは簡単ではない。

 長年の課題とされてきた柳井会長の後継者問題も未解決だ。現在63歳の柳井氏は「65歳で引退。世襲はしない」と公言してきた。言葉通りなら、32年の5兆円達成は後継者に委ねることになる。

 伊藤忠商事から転身しファストリの副社長となった沢田貴司氏や、一度は社長に就いた玉塚元一氏ら後継者候補はことごとく柳井氏の元を離れていった。

 昨年11月には長男で37歳の一海氏が子会社のリンク・セオリー・ホールディングスの会長に就任。「やはり世襲か」との観測も出ている。

 グローバルブランドのトップには、国際感覚や若い感性が求められる。ファッション市場調査機関の代表を務める小島健輔氏は「国際感覚と美的センスを持ち合わせた人材に早く経営権を譲る必要がある」と話している。(藤沢志穂子)

1850チバQ:2012/06/04(月) 21:46:57
>>1277-1281
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20120530/CK2012053002000089.html?ref=rank
八王子の屋上遊園地 来月3日閉園 惜別「海賊船」寄せ書き満載
2012年5月30日

閉園を惜しむ寄せ書きを見る従業員たち=八王子市のナウプレイランドで


 そごう八王子店のあったJR八王子駅ビル屋上の遊園地「ナウプレイランド」が、6月3日に閉園する。1983年11月の開園当時から残るアスレチック遊具「海賊船」は、別れを惜しむ客の寄せ書きで埋め尽くされている。 (福岡範行)

 プレイランドは千五百平方メートルほどのスペースに、ミニ機関車やバッテリーカー、クレーンゲーム機など遊具百三十四台が並び、子ども連れを中心に年間四万五千人が訪れる。地元出身の人気歌手グループのプロモーションビデオやドラマの撮影もあり、週末にはファンの姿が目立った。

 昔ながらの遊具を従業員らが修理しながら営業を続けてきたが、今年一月末のそごう閉店による駅ビルの改装に伴い、閉園が決まった。海賊船は解体されることになり、二十日ごろから寄せ書きを募ると、一週間で百五十人を超えるメッセージが集まった。

 四歳と一歳の子どもと来園した高松市の主婦羽賀恭子さん(32)は「八王子に帰省するたび、遊びに来ていた。気軽に来られてのびのび楽しめたのに」と名残を惜しんだ。

 最後の営業日の三日には、従業員がアニメキャラクターなどに扮(ふん)して出迎える。仮装して来園した小学生以下の子どもには記念品を渡す。財津雅彦店長(43)は「気付いたら閉園では悲しい。もう一度、思い出を心の片隅に刻んでもらえれば」と話している。

1851チバQ:2012/06/04(月) 23:17:36
http://www.asahi.com/fashion/beauty/TKY201206030108.html
成熟する自然派化粧品 駅ビル・百貨店に続々渋谷ヒカリエ1階。中央は「コスメキッチン」
 自然派やオーガニックと呼ばれる化粧品の人気が続く。ブランドが増え、駅ビルや百貨店へと売り場も広がる。企業の生い立ちや信念も魅力のようだ。

■創業の理念に魅力

 先月、東京の渋谷駅前に開店した「渋谷ヒカリエ」。1階には、天然成分を売りにする「自然派」の化粧品ブランドが並ぶ。「ガーデンテラスをイメージし、癒やしを感じさせる美容ブランドを集めました」と同店の浅井真理子次長。

 「コスメキッチン」は、先端ブランドのセレクトショップだ。今の話題は天然鉱物でできたミネラルコスメで、米ブランド「アリマピュア」のファンデーションがお勧めという。

 「テラクオーレ」=写真[1]=は、ハーブやハチミツを使った化粧品やアロマ製品を売る。日本人の肌に合わせて日本で企画し、イタリアで生産。現地の有機栽培認定も受けた。

 肌が弱い人への配慮もある。「コスメキッチン」は売り場でパッチテストをし、可能な限り試供品も渡してアレルギーの有無を確認してもらうという。

 「自然派(ナチュラル)」と呼べるのは、ハーブなどの天然成分を含む化粧品。欧州の企業が多く、日本には90年代、英のザ・ボディショップ、仏のロクシタンなどが入ってきた。

 さらに原料に含まれる植物を有機栽培するのが「オーガニック」化粧品で、欧米に認定機関がある。日本では2000年代半ばから注目され、06年からの5年間で売り上げは約2.8倍との予測もある(富士経済調べ、09年時点)。

 いずれも価格は数千円ほど。ドラッグストアの大量生産品より高いが、大手のブランドほどではない。

 背景には00年代のロハスブームがありそうだ。新宿伊勢丹は00年、生活提案の売り場「BPQC」を設け、自然派化粧品コーナー(現「ビューティアポセカリー」)を置いた。当初は肌荒れで普通の化粧品を使えない人が訪れたが、今は「オーガニックな生活を送りたい人」が多いという。

 創業者の信念や歴史にひかれる人もいる。

 1921年創業の「ヴェレダ」=[2]=は、シュタイナー学校で知られる人知学者ルドルフ・シュタイナーが設立。「ニールズヤードレメディーズ」=[3]=は81年、英国のロミー・フレイザーが開いた自然療法薬局が出発点。「ジュリーク」=[4]=は85年、ドイツ人科学者・植物学者夫妻が、原料から育てたいとオーストラリアに渡って作った。

 自然派ではないが、1851年に米国の調剤薬局から出発した「キールズ」=[5]=は、ほぼ無香料。基本的に、サンプルで試してから買うことができる。

 「生い立ちの真面目で優しい感じが、今の女性の生活や感覚に寄り添っている」と美容ジャーナリスト松田アヤノさん。容器のデザインが素朴で、男性も手に取りやすいという。

 ブランドも多様化する。昨年発売の「ミッシェルビオ」=[6]=は、バラの効能に着目し、3種のバラを配合する。日本で企画し、主にドイツで生産。ドイツの有機栽培認定を受けた。

 自然派化粧品に詳しい経営コンサルタント手島大輔さんは、自然派化粧品の市場を「成熟期に入った」とみる。「顧客層が広がるにつれ、効き目が高く、低価格なものが求められている。独自の販売法を確立するか、新商品で話題を呼べるかが成功の鍵になる」(安部美香子)

■伝統が生む心地よさ 「ロクシタン」創業者オリビエ・ボーサンさん

 仏プロバンス地方の伝統的な植物療法に基づき、1976年に創業した「ロクシタン」。創業者オリビエ・ボーサン(59)は、学生時代にエコロジーに目覚めた。「石油ショックを機に、明日のために何かしようと思った。当時は故郷でも、ハーブを蒸留する伝統がすたれ、自然の香りより合成の方が上等と思われていた」

 祖母の時代には精油を入れた酢に植物を浸して化粧水を作り、母はバーベナを束にして虫よけにしていた。「詩的で懐かしい習慣。香りを通じて、自然と結びついた暮らしの心地よさを感じてほしい」現在、売り上げは日本が1位。

1853チバQ:2012/06/08(金) 18:52:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120608-00000078-reut-bus_all
ローソンとイオンがエンタメ分野で協業、アジアで展開拡大も
ロイター 6月8日(金)16時35分配信

[東京 8日 ロイター] ローソン<2651.T>とイオン<8267.T>は8日、エンタテイメント分野で協業すると発表した。アジア地域での将来的な展開拡大も検討する。

具体的には、ローソンのマルチメディア端末「Loppi」をミニストップ<9946.T>全店舗に設置する。また、両社は、年3回程度、継続的にキャラクターを活用した共同イベントを実施する。

ローソンは「Loppi」における取扱高拡大を目指す一方、イオンは、「Loppi」を活用して、映画のチケット販売やイベント企画により大型ショッピングセンターへの集客力強化を図りたい考え。

1854チバQ:2012/06/09(土) 09:20:24
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/news/20120608-OYT8T01366.htm

「今治の顔」再生はや期待


<大丸解体始まる>



解体工事のため、足場が組まれた旧「今治大丸」ビル(今治市常盤町で)  2008年12月に閉店した「今治大丸」(今治市常盤町)の跡地利用を進めるため、今治商工会議所の正副会頭や会員が新会社を設立して土地・建物の譲渡を受け、今月から解体工事に着手した。最後にシャッターが下りてから約3年半。客足が落ち込み続けた周辺の商店街では「再び街ににぎわいを」と、早くも新しい施設建設を期待する声が上がっている。(北澤慶介)

 同会議所は4月、今治市などとともに「今治大丸跡地対策委員会」を設置。また同月、跡地の不動産を購入して店舗などの解体を担うため、新会社「どんどび」(社長=村上景一・同会議所会頭)が設立された。

 先月9日、所有者と「どんどび」の間で売買契約が成立し、同月末までに所有権移転などの手続きが完了した。

 今月に入り、地上10階、地下1階建てのビルには工事の足場が組まれ、市民は「今治にとって顔になる場所」(村上会頭)でようやく動き出した再開発の様子を見守る。

 大丸と道路を挟んで向かい合う今治最大のアーケード街「今治商店街」で、長年、乳母車店を営んでいる早川雄吉さん(57)は「街の真ん中の巨大な空き店舗が解消されるだけでも大きな前進。街のイメージが良くなるはず」と評価。

 生花店を経営する同商店街協同組合理事長の新居田哲理さん(57)も「大丸閉店で買い物客が7割減ったと思う」と厳しかった3年半を振り返り、「多くの人でにぎわい、市外からも足を運びたくなる施設をつくってもらいたい」と待ち望む。

 解体工事は11月末までの予定。跡地利用は、今月15日発行の市広報紙などを通じ、市民からアイデアを広く募ることにしている。

(2012年6月9日 読売新聞)

1855チバQ:2012/06/11(月) 20:40:57
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120611/bsd1206111928009-n1.htm
近鉄の「あべのハルカス」、14日に高さ西日本一へ2012.6.11 19:27

近畿日本鉄道が大阪市阿倍野区に建設中の超高層ビル「あべのハルカス」(近鉄提供)【拡大】

 近畿日本鉄道は11日、大阪市阿倍野区で建設中の超高層ビル「あべのハルカス」の鉄骨の高さが、14日にビルとして西日本一となる約263メートルに達する見通しだ、と発表した。りんくうゲートタワービル(大阪府泉佐野市、高さ256.1メートル、)と大阪府咲洲庁舎(大阪市、256メートル)を抜くことになる。

 近鉄によると、11日時点のハルカスの高さは約251メートル。順調に工事が進むと14日に約263メートルに達する。

 今秋には最終的な高さである300メートルまで鉄骨が届き、ビルとして日本一の横浜ランドマークタワー(横浜市、296メートル)を超える。

 ハルカスは地上60階建て。近鉄百貨店本店などが入居し、2014年春に全面開業する予定。

1857チバQ:2012/06/14(木) 23:57:27
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120613/fkk12061302100000-n1.htm
福岡三越と岩田屋本店、天神の客取り込み 来秋から大規模改装
2012.6.13 02:10
 ■低層階にカフェ設置

 福岡・天神の百貨店「岩田屋三越」の太田垣立郎社長は12日、福岡三越と岩田屋本店の両百貨店について店舗の個性を明確にするため、来年秋から約半年をかけて全面改装する考えを明らかにした。三越低層階にはカフェを設けるなどして天神の通行人を取り込み、集客増を図る。

                   ◇

 西日本鉄道福岡駅ビルに入る「福岡三越」は2階の駅施設によって、地下2階〜地上1階の低層階と、3〜9階の高層階に分断されている。改装にあたっては、低層階だけで若者からシニアまで幅広い層に対応できるよう売り場を再配置。天神地下街などで街歩きを楽しむ人たちを誘導するため、地下2階と地上1階の出入り口付近でのカフェを始めとする飲食店や洋菓子、生活雑貨などを強化する。太田垣社長は「三越低層階が今回の改装の主眼。天神らしいにぎわいのある店作りにしたい」としている。

 一方、「ファッションの岩田屋」とも言われる岩田屋本店については「アパレルの構成比が高すぎる」として、雑貨やワイン、書籍などを強化し、総合型百貨店を目指す。

                   ◇

 ■統合効果生かし黒字前倒し

 □岩田屋三越・太田垣立郎社長

 福岡の老舗百貨店・岩田屋と福岡三越が合併して平成22年10月に誕生した岩田屋三越。太田垣立郎社長は12日、産経新聞のインタビューに応じ、「合併から約1年半がたち、業務やシステムの統合はほぼ終了し、安定期に入った。統合効果で黒字転換の目標を1年前倒しし、本年度決算で達成したい」と述べた。(小路克明)

                   ◇

 −−初の通期決算として17億円の営業赤字となった平成24年3月期決算をどう見るか

 「博多駅ビル開業という外部環境の変化に加え、統合による組織改革や人事交流など内部の変化が同時にやってくる時期だった」

 −−統合メリットは芽吹いてきたのか

 「効果が一番出ているのが外商部門。人数は減らしたが、顧客情報の共通化や人材の融和が進んだことで、今年4月以降は、前年同月を10%程度上回る売り上げとなっている。三越伊勢丹グループの中でも、首都圏を除けば最強軍団だ。仕入れ面では商品のカテゴリーごとに三越と岩田屋を1人のバイヤーが担当するようにし、宝飾品などで効果が出た。半面、洋菓子などデメリットが大きく元の態勢に戻した商品もある」

 −−業績への反映は

 「平成24年度に入ってから高額商品が好調で売上高は前年並みと、下落に歯止めがかかってきた。本年度中に黒字転換、もしくはそれに近い水準に利益を引き上げたい」

 −−昨年は博多駅ビルとの競争が注目された

 「博多阪急などライバル百貨店は当然意識しているが、それ以上に注視しているのは天神、福岡という地域の競争力だ。今は地域間競争の時代。福岡というエリアが国内でも高い魅力を持つ地域になれば、エリア内部の競争が激化しても、遠隔地から人を吸引することができる。新幹線が開通しても熊本や鹿児島から買い物に来る人は少ないように、福岡はまだそこまでのパワーを出せていない」

 −−福岡エリアが力を持つための方策は

 「私は歩行者天国、緑、文化施設が必要だと思っている。天神の中心である渡辺通りを、緑地帯もある歩行者天国にすれば、街の魅力はぐんとアップし、アジアへのアピールにもなる。同様に危機感を持つ周辺商業施設のトップと、これらの魅力アップ策について話し合いしているところだ」

1858チバQ:2012/06/15(金) 00:26:22
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000001206140001
スタバ誘致 ほろ苦い結末
2012年06月14日




◆来春の山口市1号店 物流環境整わず断念


  大手コーヒーチェーン「スターバックス」を、丸久(防府市)が山口市に初めて誘致しようとしたが、物流環境が整っていないことから断念したことが分かった。来春にも開店するはずだった「山口市1号店」は幻となった。


  丸久は、県内を中心にスーパー「アルク」などを展開する。山口市葵1丁目に来年3月ごろに新たな「アルク」を出店する予定で、その中にスタバに出店してもらおうと交渉していた。


  スタバ側は予定地について、湯田温泉に近く、交通量も多いことなどから高く評価。だが、県内にすでにある下関市と山陽小野田市の2店舗から山口市は遠く、物流コストなどがネックになり、今回は出店を見送ったという。


  スターバックスコーヒージャパンの担当者は「(県内店舗が増え)物流のネットワークが整えば、山口市での出店も可能になる。今回は残念だったが、遠くないうちには出店できる見通し」と話した。
(峯俊一平)

1859荷主研究者:2012/06/15(金) 00:33:51

http://kumanichi.com/news/local/main/20120529002.shtml
2012年05月29日 熊本日日新聞
秋にも東館改装 鶴屋百貨店が中期経営計画

 鶴屋百貨店(熊本市)は28日、今後3年間の中期経営計画(2012〜14年度)を明らかにした。東館の改装を皮切りに全4館の商品構成を見直して集客力を高めるほか、食品スーパー「鶴屋フーディワン」の出店を強化。グループ全体の売上高を14年度に700億円と、3年間で68億円の上積みを目指す。

 同百貨店はマーケティング調査を基に、課題の一つを「親しみやすさ」と分析。「情報発信と鶴屋ブランドの価値向上」などを基本方針に据える。

 第1弾として、東館の1階(1770平方メートル)を人々が集う場と位置付け、9月にも改装に着手。本やアートの情報も発信する「カフェ&ブックス ビブリオテーク」や、「ユナイテッドアローズ」と「ルドーム・エディフィス・エ・イエナ」の人気セレクトショップを誘致する。いずれも県内初出店。

 本館、ウイング館、New−S(ニューズ)館についても順次商品構成を見直し、それぞれの顧客層をより明確にする。今後、テナント入れ替えを含め、販売・提案力をてこ入れし、14年度の百貨店売上高を590億円(11年度比34億円増)、経常利益を13億円(4億円増)に高める。

 グループ戦略では、業績が好調な「鶴屋フーディワン」の出店を加速させる。14年度までに熊本市内に新たに2店を出店。7店舗体制とし、約百億円の売上高を達成する計画。

 同百貨店は02年の東館と「New−S」開業で全国有数の約7万2千平方メートルの売り場面積を持つが、売り上げは苦戦している。久我彰登社長は「九州新幹線開業などで他業態を含めた競争激化が予想される。いま一度原点に立ち返り、地域に密着した小売業として顧客満足度を高めたい」としている。(田川里美)

1860チバQ:2012/06/16(土) 17:28:51
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000001206160005
リバーウォーク北九州が改装オープン
2012年06月16日


リバーウォーク北九州の4階にできる飲食コーナー「タベリバ」のイメージ図

 10年目を迎えた北九州市小倉北区の複合施設リバーウォーク北九州(地上15階、地下2階)が、大幅にリニューアルする。4階は来月7日、飲食コーナー「タベリバ」として生まれ変わる。地下1階も今秋、スーパーに替わって家具店が開業する。


 タベリバは1490平方メートルのフロアに全12店がそろう。このうち470平方メートルはフードコートで、4店(194席)が入る。新規出店は3店で、うどんやサンドイッチの軽食、中華料理と多彩な顔ぶれだ。値段は、若者でも気軽に立ち寄れるように設定するという。地下1階からも3店が移り、4階の飲食店は今の6店から倍増する。


 これまでリバーウォークの飲食店はおもに4階と地下1階に分散していた。1カ所にまとめて、お客にわかりやすく、使いやすくする。4階から上は映画館や北九州芸術劇場、北九州市立美術館分館といったお客が集まる施設が多い。4階をより魅力的にして、それよりも下の階にも、お客を集めることを狙う。


 地下1階は、家具店チェーン「迫田」(鹿児島市)の「SAKODA(サコダ)ホームファニシングス」(売り場面積約6600平方メートル)が入る。北九州市への出店は初めてだ。ダイエーが運営するスーパー「グルメシティ」は6月末で閉店する。


 リバーウォーク北九州は2003年4月開業。最初の1年間は183億円を売り上げたがその後は減少傾向で、11年度は120億円だった。12年度について、運営する福岡地所(福岡市)は前年度を上回る売上高と集客をめざしている。(末崎毅)

1861チバQ:2012/06/16(土) 17:34:50
>>1725>>1771-1772
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201206160159.html
'12/6/16
ロッツ閉店後も2施設を継続
 福山市の羽田皓市長は15日の市議会本会議で、来春に閉店する同市西町の商業ビル「福山ロッツ」内に市が開設している、ふくやま書道美術館と市男女共同参画センターについて、閉店後も同所で運営を続ける方針を明らかにした。

 羽田市長は両施設について「(閉店後の)利用形態との関わりはあるが、中心市街地の生活文化の創造の場として、基本的に現状のまま運営する」と述べた。閉店後も商業施設として活用するため、大規模店舗を展開する企業に賃貸の打診を続ける考えも示した。

 ロッツは地上9階地下2階建てで、建物は市が所有。書道美術館は8階、センターは地下2階にある。いずれも百貨店の天満屋(岡山市北区)がロッツの運営を始めた2003年に開設。書道美術館には昨年度、約3万2千人が訪れた。

1862チバQ:2012/06/16(土) 17:55:25
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120524/bsd1205240500001-n1.htm
ファミマ 薬ヒグチと共同店舗 コンビニのドラッグストア提携、鍵は人材 (1/2ページ)2012.5.24 05:00

 ファミリーマートは23日、ドラッグストアチェーンの「薬ヒグチ」を展開するヒグチ産業(大阪府東大阪市)と提携し、ドラッグストアを併設したコンビニ新業態の第1号店「ファミリーマート+薬ヒグチ淡路町店」を東京都千代田区で開業した。両社は今後2年間で東京や関西などで10店を出店する計画。コンビニは2009年の薬事法改正を機にドラッグストアと組んで薬品販売などに乗り出しているが、これで大手3社の提携店舗が出そろった。

 新店舗は、ヒグチがファミマとフランチャイズ(FC)契約して運営する。店舗面積は通常店舗の約2倍の335平方メートルで、商品もほぼ2倍の約5000種類。大衆薬を販売できる「登録販売者」を24時間常駐させ、約500種類の医薬品も販売し、来店客の相談にも応じる。

 1号店では医療機関の処方箋には対応できないが、「今後は調剤薬局を併設した店舗も出店する」(ヒグチの渡辺哲夫専務)予定だ。

 ファミマは今後、ヒグチ以外のドラッグストアなどとも組み、調剤薬局やドラッグストアを併設した店舗を増やす方針。ヒグチとの提携で築いたノウハウを生かし、中小のドラッグストアや家族経営の薬局・薬販売店などに新業態への転換を働きかける。「新業態は3年で100店、5年で300店規模に増やす」(ファミマの本多利範常務執行役員)と意気込む。

 薬事法改正を機に、ローソンは10年7月に調剤薬局チェーンのクオールと提携、セブン−イレブン・ジャパンも調剤薬局最大手のアインファーマシーズとの共同店舗を09年8月から展開するなど、コンビニとドラッグストアの共同店舗の出店が相次いでいる。

 ただ、共同店舗には薬剤師や登録販売員など有資格者の人材を置かなければならず、そのため店舗数拡大は思ったように進んでいない。ローソンは首都圏を中心に店舗展開するが、計8店舗にとどまる。09年8月に提携した最大手のマツモトキヨシホールディングスとの共同店舗もわずか4店舗。セブン−イレブンも2店にとどまっており、人材確保が課題となっている。

1863チバQ:2012/06/16(土) 17:56:38
>>1723
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/06/20120616t12007.htm
イケア、あすと長町に用地1.8万平方メートル取得 仙台


 スウェーデン家具大手イケアグループの日本法人、イケアジャパン(千葉県)は15日、仙台市太白区の大規模再開発地「あすと長町」に、大型店の出店用地1万8300平方メートルを取得したと発表した。出店が実現すれば同社としては東北初の大型店となる。
 着工時期や規模などは「未定」としているが、開店は2013年度以降になる見込み。取得用地は国内他店の敷地面積より狭く、店舗は比較的コンパクトとなる可能性もある。
 用地は、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構が所有する「あすと長町土地区画整理事業16街区」で、JR東北線長町駅東口近くの国道4号沿い。機構が12日に実施した公開競争入札で落札した。落札額は非公表。
 イケアは現在、国内で6店を展開する。いずれも敷地は数万平方メートルで、売り場面積は4万平方メートル前後。仙台の新店舗について同社は「(売り場面積は)既存店の規模に近づけたいが、建物の構造にもよる。今後、具体的に検討する」としている。
 仙台への大型店出店は、ミカエル・パルムクイスト社長が3月、仙台市内で記者会見して表明。あすと長町を選んだ理由について同社は、公共交通機関や道路アクセスなどの利便性の高さを挙げている。
 イケアは「新店は宮城県外からも集客を想定する。開発が進む地域への出店で、街づくりにも寄与できる。従業員は積極的に地元採用したい」と説明。東日本大震災からの復興支援を掲げ、仙台市泉区に昨年9月にオープンした小型店「仙台ミニショップ」については「(継続するかどうか)決まっていない」としている。


2012年06月16日土曜日

1864チバQ:2012/06/17(日) 11:26:48
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2012061202000105.html
「ついで買い」都心百貨店好調 ヒカリエなど開業ラッシュ波及
2012年6月12日 朝刊


 首都圏百貨店の五月の売上高は、東京都心の店舗がおおむね好調だったのに対し、神奈川や埼玉、千葉各県などで苦戦する店が目立った。東日本大震災後「帰宅困難」を恐れ、自宅近くで買い物をしていた人が都心に回帰。さらに東京に「ダイバーシティ東京プラザ」(江東区)や「東急プラザ表参道原宿」(渋谷区)など、新たな商業施設が四月に相次ぎ開業し「ついで」に百貨店へ立ち寄る人が増えたとの見方もある。 (伊東浩一)

 「東京に新しい商業施設がいくつもできて都心が元気になった感じがする」。銀座三越に買い物に来た東京在住の女性会社員は話す。五月の東京都心の百貨店はライバル施設の「開店ラッシュ」の影響で来店客が増加。銀座三越の売上高は前年同月比11・1%増、日本橋三越本店は1・0%増と好調だった。

 これに対し、高島屋柏店(千葉県柏市)は6・9%減、伊勢丹松戸店(千葉県松戸市)が4・1%減など、郊外店は伸び悩んだ。

 百貨店大手四社全体の五月の売上高は前年同月比で横ばい。宝飾品、腕時計など高額商品は好調だったが、土、日曜と祝日が前年より各一日少なかった影響や大型連休中の天候不順もあり、大きな変動はなかった。

 それでも日本橋三越本店と銀座三越、伊勢丹新宿店の都心三店の売り上げが好調だった三越伊勢丹ホールディングスは、これらの店で会員制クレジットカードを使う客が減る一方、売り上げは伸びたことから「新規の客が増えた」と分析。

 担当者は四月から続くこうした傾向について「『ヒカリエ』(東京都渋谷区)などの『新スポット』を訪れた人が、その足で立ち寄ってもらったのも一因」とみている。

1865チバQ:2012/06/17(日) 17:54:16
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1206/15/news058.html
映画料金が何円なら利用回数は増える? 1000円がポイントに
震災の影響などで、2011年の映画興行収入は前年より20%近くも減少した。映画料金の高さもネックと言われているが、どのくらいの値段になれば映画館に足を運ぼうと思う人が増えるのだろうか。NTTレゾナント調べ。
[Business Media 誠]

 東日本大震災の影響が大きかった2011年の映画業界。興行収入は前年比17.9%減の1811億9700万円と大幅に減少した。興行収入が100億円を超える作品も出なかったが、消費者は映画をどのくらい観ているのだろうか。

 NTTレゾナントの調査によると、直近1年以内に映画館で映画を鑑賞した人は45.3%とほぼ半数であることが分かった。男女別にみると男性より女性、年代別にみると下の年代ほど、映画館で映画を鑑賞した人の割合が高くなっていた。

 映画館で観た映画の本数では「1本」(26.1%)、「2本」(22.3%)、「3本」(16.0%)で全体の3分の2を占めていたが、「12本以上」というヘビーユーザーも5.6%いるようだ。

映画料金が何円なら利用回数は増える?
 「直近1年以内とその前年の映画館での鑑賞本数の変化」を聞くと、「変わらない」が59.8%と最も多かったが、「減った」が29.9%と「増えた」の10.3%を上回った。

 「減った」とした人の理由では「観たい映画がなかったから」が37.7%で最も多く、「映画館まで足を運ぶのが面倒だから」(20.6%)、「自宅視聴の方が楽だから」(20.0%)、「映画料金が高いから」(19.5%)が続いた。

 現在、一般的な映画料金は1800円。「高い」という声も少なくないが、映画料金値下げと鑑賞回数の変化について調べたところ、映画料金が1500円になると19.1%が「鑑賞回数が増える」と回答、1000円だと55.3%、800円だと67.6%、500円だと77.5%と変化した。映画料金が1000円以下になると、鑑賞意欲に大きな差が生まれるようだ。

 インターネットによる調査で、対象は10〜70代の男女3189人(男性49.8%、女性50.2%)。調査期間は5月23日から28日。

1866チバQ:2012/06/17(日) 17:58:42
2006年以降見た本数数えてみた。
平気よりずいぶん見てますね、自分。
(でも、DVDはほとんど見ない)

2006年 7本
2007年 8本
2008年15本
2009年10本
2010年10本
2011年 6本
2012年 4本

1867チバQ:2012/06/18(月) 22:01:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120618-00000066-reut-bus_all
イオンが英テスコ日本事業の株式50%を取得へ、日本撤退は2段階
ロイター 6月18日(月)14時16分配信

[東京 18日 ロイター] イオン<8267.T>は18日、英テスコ<TSCO.L>の日本事業に出資すると正式発表した。首都圏での展開を強化する。株式の取得価格は会計上の「備忘価額」で1円で、株式の50%を取得する。テスコジャパンはイオンの持ち分法適用会社となる。

テスコは、残り50%も売却し、2段階のプロセスで日本から撤退する予定。残りの株式取得に関して、イオンは「まずは事業強化が最優先」(コーポレート・コミュニケーション部)としており、現時点では未定。

テスコは、首都圏を中心に「テスコ」や「つるかめ」など117店舗を展開している。イオンは、中期計画で大都市を重点エリアと位置付け、首都圏での展開を積極化しており、テスコの店舗を有効に活用できるとして判断した。イオンでは「両社の持つ経営資源やノウハウを活用し、事業競争力の向上に取り組む」(同)としている。

当面は店舗名などはそのまま継続するが、今秋をめどとした株式取得後は、イオンが展開する専門店や小型店舗などへの業態転換も検討する。テスコジャパンの雇用は維持する。

テスコジャパンの負債は英テスコが負うほか、事業再構築費用として約4000万ポンド(約50億円)の追加投資を行う。

野村証券アナリストの正田雅史氏は「テスコは店舗展開がばらばらだが、イオンはいろいろな店舗フォーマットを有しており、こういう案件を買収しやすい。取得価格が1円であるうえ、債務はテスコが処理するなど、イオンにとって、非常に条件が良い」と評価している。

小売り各社は、競って都市部を強化しており、正田氏は、今後、都市部での買収が増えていくと予想している。

テスコは、2003年に「つるかめランド」や「かめちゅーる」を運営するシートゥー(C2)ネットワークを328億円で買収し、日本に参入した。その後、200億円程度を日本事業に投資しているという。昨年8月下旬に日本からの撤退を発表し、売却先を探していた。

(ロイターニュース 久保信博 清水律子;取材協力 ジェームス・トパム;編集 田中志保)

*内容を追加して再送します。

1868チバQ:2012/06/18(月) 22:02:40
カルフールもテスコも撤退と
ウオールマートが西友買収でがんばってるだけになりましたね

1869チバQ:2012/06/19(火) 21:03:16
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120619/bsd1206191713009-n1.htm
松屋銀座が屋上にネットラジオのスタジオ開設 ガラス張り、イベントも開催2012.6.19 17:13
 百貨店の松屋銀座は19日、屋上にインターネットラジオ局「ソラトニワ銀座」を29日に開設すると発表した。百貨店にラジオの放送局を設けるのは初めてという。

 新たにガラス張りのラジオスタジオを設置。パーソナリティーが日々の生活に役立つ情報や銀座エリアのイベント、同店の催事情報などを発信する。放送時間は午後12時〜同7時。パソコンやスマートフォン(高機能携帯電話)向けに配信する。また、会場ではアーティストをゲストに招いた公開生放送やイベントなども実施していく。

 同店屋上の空き地部分やペットショップ部分を改装し、ラジオスタジオのほか休憩や飲食もできるテラスを併設する。同店は「地域情報の発信で地域活性化を図り、新たな待ち合わせ場所などにも利用してほしい」と呼びかけている。

1870チバQ:2012/06/20(水) 22:54:11
http://www.mxtv.co.jp/mxnews/news/201206208.html
大丸東京店が増床へ 目指すは国際空港のような百貨店

2012年6月20日

 1954年から東京駅八重洲口の顔として親しまれている大丸東京店が、10月5日にさらに広くなってオープンします。キーワードは「東京の今がそろう国際空港のような百貨店」です。
 大丸東京店は東京駅周辺の大規模再開発に伴い2007年にリニューアルし、メーンターゲットを「旅行客」から「働く女性」にシフトしました。しかし今回、第2段階の周辺工事により売り場面積が1.4倍に増床したため、グランドオープンに向けてターゲットも修正しました。東京の今がそろう国際空港のような百貨店として旅行客やビジネスマン、ミセスへのサービスもあらためて強化することになりました。大丸東京店の藤野晴由店長は「東京ばななからルイ・ヴィトンまで、非常に間口の広い商材を間口の広いお客さまに提供する」と説明しました。そのルイ・ヴィトンでは、大丸東京店は男性の買い物客が全体の2割以上と比較的多いため、男性用を1階に、女性用を2階とする試みを行います。
 ファッションビルや駅ナカに多くの店が集まる激戦区で現状の30%増、年間3700万人の来店を目指し10月5日にグランドオープンします。

1871チバQ:2012/06/20(水) 22:54:49
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/06/20120620t12012.htm
藤崎と仙台三越、一番町誘客へ共同イベント 仙台駅周辺対抗
 藤崎と仙台三越は29日〜7月2日、両百貨店が立地する仙台市青葉区一番町で共同集客イベントを開く。ともに夏物セールを例年より2週間遅い7月13日に始める予定で、客足が鈍る恐れのある6月下旬から7月上旬の集客を図る狙い。併せて改装などが相次ぐJR仙台駅周辺の大型店への対抗策として、一番町全体への注目度を高める戦略だ。

 催し名は「三越×藤崎 夏まつり」。共同での取り組みは2008年11月以来約4年ぶり。今回は「一緒に行こうよ一番町」をテーマに掲げる。
 30日と7月1日は、両店の店頭で輪投げや射的などの縁日を行う。紙芝居やジャグリングなどのパフォーマンスも披露される。
 29日には藤崎でハイビスカス、仙台三越がホオズキを1鉢1050円で販売。売上金は「東日本大震災みやぎこども育英基金」に全額寄付する。
 両百貨店では期間中、テナントとして入るパンと菓子のそれぞれの専門店が互いの商品を詰め合わせた「コラボフード」も販売する。各専門店で数量限定で扱い、食べ比べできるようにする。ほかに期間内だけの特製スイーツも発売する。
 仙台三越はことし、三越伊勢丹グループの方針に沿って、夏物のクリアランスセールのスタートを例年の7月1日から13日に遅らせることを決めた。セールと消費者の季節感のずれ解消が目的。藤崎も独自に検討し、13日開始とした。
 仙台駅周辺では、エスパルが改装を終了し、家電量販店のヨドバシカメラも新店舗に移転するなど集客を増している。藤崎と仙台三越は対抗策が必要と判断した。
 両百貨店は「夏まつりを通じて東日本大震災からの復興のお手伝いをしながら、一番町のにぎわいを創出したい」としている。


2012年06月20日水曜日

1873チバQ:2012/06/27(水) 12:39:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120627-00000507-san-bus_all
西武沼津店、そごう呉店を来年初めに閉鎖 セブン&アイHD
産経新聞 6月27日(水)9時54分配信

 セブン&アイ・ホールディングス(HD)は27日、百貨店の西武沼津店(静岡県沼津市)と、そごう呉店(広島県呉市)を2013年初めに閉鎖する方針を明らかにした。全国の百貨店売上高は昨年まで15年連続で減少しており、特に地方店の不振が続く。セブンは西武池袋店(東京都豊島区)など大都市の主力店に経営資源を集中し、収益の改善を図る考え。

 セブン&アイHD傘下の百貨店の閉鎖は、今年1月のそごう八王子店(東京都八王子市)以来となる。今回、閉鎖方針を決めた2店は、郊外型のショッピングセンターなどとの競合で売上高の減少が続いていた。

 全国的な売り上げ不振を受け、大手百貨店各社は地方店を閉鎖し、集客の見込める都市部の主力店の改装・増床で収益を確保しようとしている。ただ、都市部では外資系のファストファッションや衣料品専門の大型店が相次いで出店し、競争が激しくなっている。
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1874チバQ:2012/06/27(水) 22:21:55
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000001206270001
H&M 中区に来年5月開店
2012年06月27日

 スウェーデンのカジュアル衣料大手「H&M(ヘネス・アンド・マウリッツ)」が来年5月、中国地方で初めて広島市に進出する。出店するビルの所有者らが26日、広島市に計画書を提出した。


 出店するのは広島パルコ本館の北隣にある「丸善ビル」(中区堀川町、7階建て)=写真。売り場は、地下1階から地上5階の約1500平方メートルで、営業は午前10時から午後9時で検討している。ビルは現在、衣料品店や貸し会場になっている。


 H&Mは手頃な価格と流行を採り入れたデザインで、若者に人気が高い。今年9月にはユニクロも、ヤマダ電機の「LABI広島」(中区胡町)と同じビルの6階に2千平方メートル超の店を出す予定だ。カジュアル衣料の大手各社は全国で積極的な出店を続けており、その波が広島にも及んでいる。(山村哲史)

1875チバQ:2012/06/27(水) 22:25:58
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201206280015.html
'12/6/28
痛恨の極み…そごう呉店閉鎖
 そごう呉店(呉市西中央)の閉鎖が明らかになった呉市では、折からの円高で地元の重厚長大型企業は不振にあえぎ、地域の雇用は広島県内最悪の水準に低迷している。加えて「地域の顔」の店舗が消える危機は、地盤沈下が進む地域経済への追い打ちとなりかねない。

 「痛恨の極み。それ以外にない」。閉鎖の正式方針を聞き、急きょ報道陣の取材に応じた小村和年市長は表情をこわばらせた。

 1990年3月に開店したそごう呉店は、市交通局のビルが建っていた土地を再開発し誕生した。敷地面積約5600平方メートルのうち、市が約8割を所有。地下1階、地上8階の建物も、市が6、7階部分を所有する。本年度は土地と建物の賃料を合わせ、そごうが約1億円を市に支払う。

 純粋な民間施設の撤退とは事情が異なるだけに、跡地活用を含めた責任が市にずしりとのしかかる。

 「市の責任ですか」。記者からの質問を、小村市長が聞き返す場面もあった。

 商工振興課の近藤昭博課長は「せっかくいい流れをつかみかけていたのに」と声を落とす。同市では昨年、長期間、塩漬け状態が続いていた天応地区の市の埋め立て地に、ようやく自動車部品製造の企業を呼び込んだ。

 弱点だった交通網も、東広島呉道路の一部区間が市内で開通。沿岸部の工業団地には企業から引き合いが出始めた矢先だった。

【写真説明】そごう呉店閉店を受けて報道陣の取材に応じる小村市長

1876チバQ:2012/06/28(木) 22:45:43
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000001206280003
西武沼津店、閉店へ「赤字続き、改善せず」
2012年06月28日


JR沼津駅の正面に立つ西武沼津店。来年1月、幕を下ろすことになった=沼津市大手町

 JR沼津駅前の「顔」として半世紀以上にわたって市民に親しまれてきた西武沼津店(沼津市大手町)が、来年1月いっぱいで閉店することになった。同店を経営する「そごう・西武」(東京)が27日の取締役会で決め、沼津市の栗原裕康市長に伝えた。県東部から百貨店が姿を消すことになる。


        ◇


 沼津市役所を訪れた同社の松本隆専務執行役員は栗原市長に対し、「継続した赤字が続き、改善する見込みもない。断腸の思いで決断した」と説明した。


 ピーク時の1991年度には約206億円の売り上げがあったものの、2011年度には約74億円まで減少。09、10、11年度と3年続けて赤字となっていた。


 同店は1957年6月、地方進出の第一号店として沼津駅前にオープン。71年11月には新館をつくり、売り場面積は約9700平方メートル。県東部地域一円から集客し、県東部商業施設の代表格だった。同市では、95年にニチイ沼津店、2002年に長崎屋沼津店、04年に丸井沼津店が撤退した。


 沼津店の山本辰美店長は「様々なイベントなどで集客を図ってきたが、お客様のニーズ、時代のニーズに対応できなかった。力不足でおわびしたい」と謝罪。競合するショッピングセンターが増えたことや、売り上げの約35%を占め、同店の主力となっていた外商部門が顧客の高齢化などで縮小していることなどを撤退の理由に挙げた。


 契約社員を含む約660人の従業員については本人の意向を確認しながら再就職先を探していくという。


 同市は同日、河南正幸・副市長を委員長とする沼津駅前都市機能検討委員会を発足。今後の中心市街地活性化や西武撤退後の対策などを検討していく。


 栗原市長は「大変残念だが、駅前のにぎわい作り・活性化に市をあげて取り組んでいきたい」と話した。

1877チバQ:2012/06/29(金) 00:14:02
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201206280167.html
'12/6/28
中国地方の百貨店、淘汰進む
 中国地方で百貨店の淘汰(とうた)が加速している。天満屋八丁堀店(広島市中区)の閉店に続き、来年1月末にそごう呉店(呉市)が22年間の営業を終える。大型ショッピングセンター(SC)との競争や人口減が進む中、経営環境は一層厳しさを増している。

 「思い切った投資をしたとしても、赤字からの脱却は見込めなかった」。そごう呉店の高田順一店長は呉市役所での会見で苦渋の表情を浮かべた。

 JR呉線を挟んで約400メートル南に2004年、イズミ(広島市南区)の大型SCゆめタウン呉が開業。リーマン・ショックがあった08年以降、売上高は急速に落ち込み、営業赤字が続いていた。

 2年前から大型専門店の導入やテナント貸しを含めた改善策を検討してきたが、大型SCとの競合や人口減で売り上げが増える見通しは立たなかった。

 コストも「絞れるところまで絞った」。3年前に比べ正社員は約30人減、経費全体もこの5年間で約2割減らしたものの、売り上げの減少は補えなかった。12年2月期の売上高は89億円。ピーク時の4割に減っていた。

 運営するそごう・西武は「百貨店は接客サービスや集客イベントなど、小売業の中でもランニングコストが比較的高い。競合が激しく、市場の拡大が見込めない店の存続は難しい」と説明する。

 中国地方では、3月に天満屋八丁堀店が58年の営業を終えて貸しビルとなった。郊外型のSCが増える中、中国地方の百貨店売上高は1992年の5032億円をピークに下がり続け、11年は2977億円と3千億円を割り込んだ。

 広島都市圏のある百貨店幹部は「地方の百貨店は強い特徴がないと生き残れない。規模の小さい都市ほど生き残りが厳しくなる」と受け止めた。

【写真説明】呉市役所での会見で、閉店の理由を説明する高田店長

1878チバQ:2012/06/29(金) 00:16:03
>>1872
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0005164224.shtml
環境激変、再建見込めず」大丸新長田店閉店へ 


新長田店の営業終了について会見する柚木和代大丸神戸店長(左)と中北史郎・新長田店長=神戸市中央区御幸通8(撮影・吉田敦史)
 2013年1月下旬の閉店が決まった大丸新長田店(神戸市長田区)。25日午後、柚木(ゆのき)和代・大丸松坂屋百貨店執行役員大丸神戸店長(51)と中北史郎・新長田店長(54)が会見した。両店長は人口減少や高齢化、近隣スーパーとの競争激化を挙げ、「小売業界の環境が激変している。てこ入れしたとしても再建は見込めない」と述べた。(広岡磨璃、井垣和子)


 新長田店は1977(昭和52)年の開店。JR新長田駅前の好立地に加え、食品を中心とした品ぞろえで人気を呼んだ。95年の阪神・淡路大震災時は発生2日後に日用品のワゴン販売で営業を再開し、約1カ月後には全面再開した。

 売り上げに占める食品比率が65%と高い分、周辺の人口減がもろに響く構造。長田区の人口は94年、13万人を超えたが、震災で大きく減少。一時持ち直したが、現在は約10万人と、減少傾向が続いている。

 中北店長は「客数、客単価ともに下がっていた。震災で人口が戻らない中、小さな商圏でパイを奪い合い、売り上げが縮んでいった」とした。

 営業損益ベースで黒字だったのは35年の歴史の中で通算7年間。屋台骨の食品フロアを2006年春に改装し対面販売を強化して黒字化にこぎつけたが、そのころから大型スーパーが近隣に相次いで出店。「周辺スーパーの競争力が高まってきた」(柚木店長)ことも閉店の要因とした。

 柚木店長は同じ神戸店の分店である須磨店(須磨区)、芦屋店(芦屋市)については「現時点で閉店などの検討段階にはない」とした。

(2012/06/26 08:20)

1879チバQ:2012/06/29(金) 00:26:30
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20120628-OYS1T00810.htm
ノース天神開業、ダイエー専門店街跡に
九州経済

 昨夏に閉店した福岡市・天神の「ダイエーショッパーズ福岡専門店街」ビルの後継施設「ノース天神」が28日開業し、買い物客でにぎわった。天神で働く女性や近隣のファミリー客に日常的に足を運んでもらおうと、天神中心部の百貨店や商業施設とは一線を画し、低価格の衣料品や雑貨などをそろえている。

 午前10時に開店すると、行列を作っていた500人が次々に入店。普段着を買いに来たという福岡市中央区大濠の主婦山崎美子さん(63)は「天神にはよく来るので、開業を楽しみにしていました」と話していた。

 売り場は地上8階〜地下1階の計約1万平方メートルで、30のテナントが出店。2、3階に衣料品店を構える「しまむら」を核店舗に、1階は飲食店やカフェ、4、5階は服飾品店や100円ショップ、地下1階は雑貨店などが入っている。

(2012年6月28日 読売新聞)

1880チバQ:2012/06/29(金) 22:02:58
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000001206290005
名古屋 夏のセール異変
2012年06月29日


セールで混雑する売り場=名古屋市中区の丸栄

【三越 2週間先送り 定価販売・品切れ防止狙う】
●他店、同時期に売り場追加


 この夏、名古屋の百貨店のセールに「異変」が起きている。例年は各社一斉に7月1日前後に始めるところ、今年は名古屋三越だけ2週間遅くする。ライバル4社は7月中旬から、セールの売り場を追加する二段構えで対抗する。客のニーズをつかむのはどちらか――。


 名古屋三越は7月13日、栄店と星ケ丘店でセールを始める。この時期の開始は、十数年ぶりとなる。
 バブル崩壊後、百貨店はセールの開始時期を早めることで季節を先取りし、消費を喚起してきた。しかし、その結果、夏物を定価で売る機会が減少。最も売れる真夏に商品が品切れになる「悪循環」に陥っている。
 「適切な時期に適切な価格で販売する」ため、三越伊勢丹ホールディングスはこの夏、名古屋三越を含む傘下百貨店で、セール先送りを決断。商品を供給するアパレル大手も賛同した。
 セールの代わりに三越は定価を1〜2割抑えた自主企画商品を投入する。セール品ほど安くはないが、色やサイズ切れの不満は解消できる。「例年、セールの横の売り場で定価販売しても商品は売れていた。きちんと選んで買いたいニーズは多い」と踏む。
 一方、ライバル各店のセール開始時期は、例年通り=表。「夏のセールの時期は広く浸透している。客の期待が大きい」(松坂屋名古屋店)との考えからだ。
 先陣を切って28日にセールを始めた丸栄。1階の衣料品売り場は、特売品を求める女性客でにぎわった。ただ、セールが始まる売り場の数は、昨年の6〜7割にとどまる。7月13日からは「第2弾」のセールを開く予定で、「客足は分散するだろう」(担当者)。
 追加セールを開くのは、三越の先送りに同調し、7月中旬にセールを始めるアパレル大手ブランドの売り場もあるためだ。丸栄のほかの各社も7月13日から追加セールを一斉に始める。
 三菱UFJリサーチ&コンサルティングの内田俊宏エコノミストは「開始時期が一斉でなくなったことで百貨店のセールの相乗効果は減るだろう。すでに夏商戦が本格化しているアウトレットモールなどに客を奪われる可能性がある」と指摘する。(井上亮)

1881とはずがたり:2012/07/01(日) 07:21:28
>>1876
沼津は静岡・浜松に較べて商業施設が手薄な気がするけど大丈夫かやぁ??
>西武沼津店(沼津市大手町)が、来年(2013年)1月いっぱいで閉店することになった
>同市では、95年にニチイ沼津店、2002年に長崎屋沼津店、04年に丸井沼津店が撤退した。


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