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商業・流通

1614チバQ:2011/12/04(日) 18:13:31
http://sankei.jp.msn.com/region/news/111203/szk11120302590001-n1.htm
「新静岡セノバ」効果明暗 中心地活性、消耗戦の様相
2011.12.3 02:58 (1/2ページ)

10月に開業した「新静岡セノバ」。周辺の百貨店では、売上に明暗が分かれた=2日、静岡市葵区
 今年10月、大型商業施設「新静岡セノバ」が静岡市の中心街にオープンしたことで、周辺の既存百貨店、商業施設にさまざまな影響が出ている。伊勢丹が大幅に売り上げを伸ばした一方、松坂屋は微減。ファッションビル運営のパルコ、丸井も「売り上げを落とした」(関係者)といわれている。当初、各社からは市場の活性化を歓迎する声が高かったが、競争激化で消耗戦に陥る可能性も出てきた。(飯田耕司)

 新静岡セノバの10月の来店者数は、静岡市の商圏人口と同じ150万人にのぼった。運営会社の静鉄プロパティマネジメントの佐藤寿康取締役は「“静岡初”にこだわった店舗構成で、生活雑貨店の東急ハンズ、衣料品店のビームスなどを誘致したことが消費者に支持された」と好調の理由を分析。実際に10月の売上高も目標を上回ったという。

 こうした“セノバ効果”の恩恵を受けたのが静岡伊勢丹だ。周辺商店街との共同イベントを打つなど対抗策を講じたことも大きいが、セノバにない伊勢丹ならではの食品フロアの品ぞろえなどが再評価された。県百貨店協会によると、売上高は前年同月比8・8%増と大きく伸びた。

 一方の松坂屋静岡店は来店者数は2ケタ増となったが、主力の衣料品販売が不振で売上高は同0・3%減。同店は「暑さが長引いたのが要因」とみるが、セノバに衣料品の客を奪われた可能性も否めない。

 また、流通関係者からは「最も打撃を受けたのは丸井静岡店と静岡パルコ」との声も漏れ聞こえる。両社とも売上高は公表していないが、パルコは10%前後の減少があったもよう。ともに主力顧客の10〜30代の女性客が、セノバの「ビームス」「トゥモローランド」などの衣料品店に流れたとされる。

 セノバのオープンで、静岡市中心街は、県外からも客が訪れるようになり、商圏が拡大。店舗数が過剰といわれていた中心地の活性化に一役買ったとされる。だが、セノバ効果が今後も持続するかは不透明で、各社の熾烈(しれつ)な生き残り競争は、さらに厳しさを増すこととなりそうだ。

1616チバQ:2011/12/08(木) 00:13:37
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000001111240005
子育て世代に照準 新商業施設が開店
2011年11月24日


オープンした「Yotsubako(ヨツバコ)」=横浜市都筑区

 横浜市都筑区の港北ニュータウンに23日、新しいショッピングビル「Yotsubako(ヨツバコ)」が開店した。商業施設の激戦区だが、「ハイセンス」をコンセプトに個性的な店を集め、ゆとりを楽しむ子育て世代の集客を狙う。


 ビルは、四つの箱を組みあわせたようなデザイン。地上8階地下1階建てで延べ床面積は約7340平方メートル。「国内初」のインテリア雑貨店、「関東初」のカフェ、「県内初」の生花店や地元の人気飲食店、子ども向けの英語の体操教室など、飲食と物販の約30店が入る。


 運営会社の「I’m.p」(山田耕熙社長)は、「高級」でも「節約」でもない「高感度、高品質」を重視してテナントを選んだ。都筑区は住民の平均年齢が市内で最も若い約38歳。平均年収も高く「ゆとり、楽しさ、等身大」を大切にする「ライフスタイル消費族」と呼ばれる層が多い点を考慮したという。


 初日は、開店1時間前から約千人が列をなした。娘のバレエ用品を買ったという近くに住む主婦(40)は「土地柄か子どものものが充実していた。近くに専門店ができて便利になります」と話していた。


 ヨツバコは、大型商業施設の開店が相次いだ市営地下鉄センター北駅の真横にある。都筑阪急がある「モザイクモール港北」、「ノースポート・モール」、駅ビル「ショッピングタウンあいたい」に隣接。さらに隣のセンター南駅前には「港北TOKYU S.C.」。両駅間には「港北みなも」「LuRaRaこうほく」がある。一大商業ゾーンを形成し、経済規模は年間1千億円とされる。


 都筑区の人口は約20万人。市の推計では2055年まで増加する。I’m.pの松井雄也取締役は「若く、活気があり、豊かな街。専門色を出し、エリア全体の魅力アップにつなげたい」。ヨツバコは年商20億円を目指すという。


(星井麻紀)
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1618荷主研究者:2011/12/11(日) 13:28:01

http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20111110/CK2011111002000100.html
2011年11月10日 中日新聞
名古屋市、複合開発を歓迎 「レゴランド」側計画報告

 名古屋市は9日、名古屋港・金城ふ頭で建設が予定される子ども向けテーマパーク「レゴランド」に関し、ホテルや商業施設を含めた複合開発を目指すなど運営主体「マーリン・エンタテイメント」(英国)側から提案された計画の概要を明らかにした。市議会都市消防委員会で報告した。

 マーリン社側によると、レゴランドは伊勢湾岸道路と国際展示場の間にある10ヘクタールに建設。開業目標は2015年で、12年度までに建設用地の長期借地で市側と合意し、各種設計を経て、13年度の着工を目指す。

 現在、世界各地のレゴランドではマーリン社の運営で、子ども向けの内装を施したレゴランドホテルが併設されている。金城ふ頭ではこのホテルのほか、有名ホテルチェーンの誘致も検討する。

 商業施設は具体化していないが、ブランド店を集めたオープンモールなどが構想されているという。

 マーリン社のジョン・アッシャー常務は本紙のインタビューに「米カリフォルニア州ではシェラトンホテルが進出し、成功した。レゴランドは名古屋の地域経済の起爆剤になる」と話している。

 名古屋市は複合開発を「市西南部地域の活性化や、あおなみ線の利用増進を促す」と歓迎。今後、関連施設を含めた建設候補地の絞り込みや各施設間を結ぶ通路の整備などを進めていく方針。

 委員会では各会派が計画を歓迎する一方で「震災時の津波や帰宅困難者対策が不十分」(減税日本)との懸念の声もあった。 (酒井和人)

1619荷主研究者:2011/12/11(日) 14:02:05
>>1589
http://kumanichi.com/news/local/main/20111108006.shtml
2011年11月08日 熊本日日新聞
博多駅ビル「ストロー現象」軽微 地域流研調査

 地域流通経済研究所(熊本市)がまとめたJR博多駅ビル(福岡市)の利用調査によると、同ビルを「訪問した」割合は地元の福岡市で9割近くに上ったのに対し、熊本市は約4割だった。地元商業施設への影響も熊本市は軽微で、同研究所は「新幹線開業による購買流出など、懸念されていたストロー現象はほとんど見られない」と分析している。

 調査は、博多阪急や東急ハンズなどが入る駅ビル開業から半年が過ぎた9月下旬、九州の県庁所在地7市のモニターに実施。20〜60歳代の男女1432人が答えた。

 「訪問した」と答えたのは7市全体では46・1%で、女性は50・6%と半数を超えた。年齢別では20歳代が最も高く、年齢が上がるにつれて減少。都市別では福岡市の85・5%をトップに、佐賀市46・3%、長崎市45・1%、熊本市43・1%など。最低は鹿児島市で32・0%だった。

 訪問の動機(複数回答)は、鹿児島を除く6市で「開業したから」が最多。熊本市と鹿児島市では「九州新幹線が全線開業したから」が約3割だった。

 買った商品(複数回答)は、全体で多い順に菓子類51・1%、衣料34・2%。ただ、「買い物していない」も18・6%で、特に熊本は31・0%と高い。

 博多駅ビル開業に伴い、「利用が減った」としたのは地元の中心商店街で8・8%、百貨店で11・2%。最も影響したのは大分市で、商店街で15・6%、百貨店で20・8%。熊本市はともに5・7%で、百貨店は7市で最少だった。

 駅ビルまでの主な交通手段は、熊本市は新幹線44・8%に対し、高速バスも21・8%に上った。鹿児島市は新幹線が66・7%を占めた。(田川里美)

1622荷主研究者:2011/12/11(日) 14:50:04

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20111117302.htm
2011年11月17日03時19分 北國新聞
休日の歩行者3倍に 金沢・香林坊ラモーダ前

 金沢市香林坊の複合ビル「香林坊ラモーダ」に人気セレクトショップが開業したことで、ラモーダ前の休日の歩行者通行量が以前の3倍に増えたことが、金沢商業活性化センター(TMO)の調査で分かった。

 休日の通行量が増え、平日を逆転。男女比も逆転し、女性が半数を超えた。金沢TMOは「ビジネス街から、ファッションを中心とする商業地としての要素が強くなり、新たな人の流れが生まれている」としている。

 調査は、9月10日のビームス、ジャーナルスタンダードの開業を受け、開業前の9月2日と同4日、開業後の10月7日と同9日に、ラモーダ前と、国道を挟んで斜め向かいにある北國会館前の2地点で行われた。

 休日は、ラモーダ前の通行量が、開業前の2971人から9187人に増えた。特に、日銀方面からの歩行者が3・5倍の5324人に増えた。北國会館前も2・4倍の4350人になった。

 また、開業前は、買い物や行楽のピークとされる休日の昼から夕方の時間帯の通行量が少なかったが、開業後は、その時間帯が通行量のピークになった。

 北國会館には今年4月、ファッションブランド「A.P.C.」と「TOGA」が開業。ラモーダの隣のビルには複数のブランド店が並んでおり、TMOは「北陸最大の高級ファッションストリートとして香林坊の集客力が高まった」とみている。

1623荷主研究者:2011/12/11(日) 15:24:04

http://www.at-s.com/news/detail/100076910.html
2011年11/17 08:22 静岡新聞
6日間で37万人入店 遠鉄百貨店新館

 遠鉄百貨店が16日発表した百貨店新館の営業概況によると、8日のプレオープンから最初の週末となった13日までの6日間の入店者数は37万人、売上高は9億5000万円で、ほぼ目標通りの出足だった。

 最も来店者数が多かったのは、9日の開業日で10万1000人。8万人の来店を見込んでいた最初の週末の12、13の両日はそれぞれ7万3000人、7万5000人にとどまったが、平日は予想の3万人を上回る来店があったという。

 同社が友の会カードデータなどを分析した結果、20〜30歳代の来店者数は前年同期比で2倍以上となり、他の世代に比べて大幅に伸びたという。

 周辺道路の渋滞が懸念されていたが、同社は6〜13日の浜松駅降車人数で、バスが前年同期比12%増、遠州鉄道が27・4%増だった点に触れ、「事前のアナウンスで、多くの人にバスや電車を利用してもらえた。渋滞緩和策は成功した」とした。

1624荷主研究者:2011/12/11(日) 15:40:47

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201111170158.html
'11/11/17 中国新聞
イオンモール府中に新商業棟

 大型ショッピングセンター(SC)を展開するイオンモール(千葉市)が、2013年秋の完成をめどに、広島県府中町のイオンモール広島府中に新たな商業棟を建設する方向で検討していることが17日、分かった。広島都市圏で郊外の大型SC同士の競争が激しくなる中、開業10年目にてこ入れを図る。

 同店は中四国地方最大級の商業施設で、04年3月のオープン以来、初の増床。12年度の着工を目指す。計画ではバスやタクシー乗り場、広場などがある現在の商業棟の南側に新棟を建設する。両棟の同じ階のフロアをつなぎ、一体的に活用。新棟の配置や規模などの調整を詰めている。

 イオンモールは増床に向け、昨年8月に製造を終えたキリンビール(東京)の醸造所「キリン広島ブルワリー」や旧ビアレストランの跡地1万2930平方メートルを同社から借り、駐車場として利用している。

 現在の店舗面積は約8万1千平方メートルで190の専門店がある。開業後、集客力を高めてきたが、SC間の競争が激化。中国新聞社の11年の広島市広域商圏調査では、「府中町周辺」の支持率は15・2%と3年ぶりに下落した。

【写真説明】2013年秋をめどに増床が検討されているイオンモール広島府中

1628UGG ブーツ 店舗:2011/12/12(月) 12:51:28
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1629チバQ:2011/12/12(月) 18:58:32
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20111212-OYT1T00744.htm?from=top
「am/pm」国内から消える…ファミマに転換
 ファミリーマートは12日、大阪府内の「am/pm」2店舗が10日に閉店し、「am/pm」の国内店舗がなくなったと発表した。


 ファミリーマートは、2010年3月にエーエム・ピーエム・ジャパンを吸収合併。買収時点で1107店あったam/pmの店舗のうち、不採算店など374店を閉店し、733店をファミリーマートに転換した。

 国内のファミリーマートの店舗数は11月末時点で8697店となり、セブン―イレブン・ジャパン、ローソンに次ぐ3位。

(2011年12月12日17時27分 読売新聞)

1630チバQ:2011/12/12(月) 22:15:54
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20111211-OYT8T00009.htm
高岡駅ビル 年内で営業終了


最後の日を迎え、忙しく調理や接客をする徳留さん(右)と妻幸子さん(10日、高岡市の居酒屋「徳さん」で)  高岡市の玄関口・高岡駅の駅ビルとして、1966年12月に開業した高岡ステーションビルと69年12月開業の駅前地下街が、今月いっぱいで営業を終える。昭和の面影をとどめるビルは建て替えられ、地下街も併せて改装される。最盛期に計約130店を数えた店舗は10店が残るだけ。建て替えを機に廃業する店も多い。(志賀克也)

 ビル地下で40年間営業してきた居酒屋「徳さん」は10日、閉店の日を迎えた。店主の徳留明さん(60)と妻幸子さん(60)は「やめる時はみんな一緒と思っていた」と言うが、ビル地下で営業するのは1店だけになっていた。

 開業当時、午前9時半に店を開くと、夜勤明けの客などでカウンターの15席はすぐに埋まった。定食を食べにくるサラリーマン、新鮮な魚を求める旅行者など、駅ビルだけに客層は様々で、その好みにも応えてきた。

 「続けてほしい」。常連は口をそろえるが、息子2人は独立し、後継者がいないことから閉店を決心した。なごりを惜しむ客でにぎわう店内で、徳留さんは「忙しすぎて店をやめる気がしない」と話した。

 ビル2階の喫茶「ブラジル」は昭和40年代に開業した。1989年に引き継いだ現経営者の八尾寿恵さん(73)は「お金をかけ移転しても、あと何年続けられるか」と、やはり閉店を決めた。「駅に喫茶店がなければ不便」と、30日までは営業を続ける。

 高岡駅は開業(1898年)以来、木造駅舎だったが1960年代になり、地元と国鉄(当時)が資金を出し建設する「民衆駅」を待望する声が上がった。国鉄の承認を受け、市や地元企業などが設立した運営会社「高岡ステーションビル」が工事に着手。地下1階・地上3階のビルが開業した。

 同社刊の「10年のあゆみ」によると開業時、地下と2、3階には約90の飲食、食品販売店などが出店。その後、屋上にビアガーデン、小さな遊園地もできた。

 駅前地下街は、同ビルと駅前の商店街を地下道でつなぎ、69年12月に27店、70年7月に14店が開業した。北陸初の駅前地下街とあって「客が肩をぶつけて歩いた」「日曜はお祭りのようだった」と、当時を知る関係者たちは振り返る。

 郊外に大型店が進出する頃から、ビルや地下街に空き店舗が目立ち始め、建て替えが決まると、店の流出に拍車がかかった。テナントの組合「高岡ステーションデパート」が今年9月に解散したとき、組合員は約30人に減っていた。

 ビル2階に残る切手・古銭販売「北陸スタンプ」は25日まで営業する予定。代表の舘田正男さん(73)は「『駅の2階』と言えばすぐわかってもらえた。商売にはいい場所だった」と惜しむ。舘田さんは市内の自宅で営業を続ける。

(2011年12月11日 読売新聞)

1631チバQ:2011/12/15(木) 00:02:42
http://www.asahi.com/business/update/1214/TKY201112140212.html
2011年12月14日18時52分
円高還元セールなぜ見かけない? 背景にコスト・通販…関連トピックスボージョレ・ヌーボー歴史的円高を追い風に海外旅行をPRする旅行会社=11月、東京都渋谷区のエイチ・アイ・エス


 歴史的な円高は、輸出企業には痛手だが、消費者には輸入品を安く買えるチャンスのはず。ところが、最近は輸入品の「円高差益還元セール」を見かけない。円高差益はどこへ消えたのか。探っていくと、原料高とデフレに苦しむ企業の姿が見えてきた。


 酒類・食品卸大手の国分(東京・日本橋)は、創業300年の老舗。今秋も人気のワイン「ボージョレ・ヌーボー」をフランスから空輸した。円高ユーロ安の恩恵を受けているかと思ったら、ここ2〜3年は仕入れコストが前年より5〜7%上昇しているという。

1632チバQ:2011/12/15(木) 22:16:22
http://www.iwate-np.co.jp/economy/e201112/e1112151.html
商業施設として再開へ 事故で休業の中三盛岡店

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 民事再生手続き中の百貨店「中三」(青森市、向中野光秀社長)は14日、震災後のガス爆発事故で休業している中三盛岡店について、商業施設としての来春再開を目指し、コンサルティング会社マイルストーンターンアラウンドマネジメント(東京)と事業譲渡契約に向けた基本合意を締結したと発表した。

 同社によると、既存の建物を活用し、地下1階は生鮮などの食品売り場とイートインスペース。1階は食品、服飾品、雑貨売り場、2階は服飾品・雑貨の各種テナントで構成し、来春にも営業を再開する。3階以上は各種テナントを募集し、来秋のグランドオープンを目指すという。

 中三盛岡店は8階建てで地下1〜7階の総売り場面積は1万6894平方メートル。8階は事務所として使用。駐車場は50台の収容が可能。現在は8人の従業員が勤務している。

(2011.12.15
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20111214-OYT8T01266.htm
中三盛岡店舗、来春再開へ

まず地下1階〜地上2階
 民事再生手続き中の百貨店「中三」(本社・青森市)は14日、3月の爆発事故で閉店している盛岡店を投資会社「マイルストーンターンアラウンドマネジメント」(本社・東京都千代田区)に譲渡することで合意したと発表した。マイルストーンは来春、まず地下1階〜地上2階の営業再開を目指す。

 同社は企業再生ファンドで、これまで家電量販店「ラオックス」(東京)などの経営再建に関与した。

 同社によると、中三盛岡店地下1階は生鮮食品などの売り場や購入した食品をその場で食べることができる「イートイン」にする予定。1階は食品や服飾・雑貨売り場、2階以上はテナントが入り、全館オープンは来秋の見通し。現時点で店名は未定。

 中三の担当者は「商業施設として存続させるめどが立ち、盛岡市民の要望に応えられる」と話した。マイルストーンは「盛岡市の大型商業施設として中心的な役割を担ってきた背景を重視し、既存建物設備と人材を活用したい」との談話を出した。

(2011年12月15日 読売新聞)

1633チバQ:2011/12/15(木) 23:20:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111215-00000217-mailo-l33
JR倉敷駅:北口通行量4.9〜6.9倍 南側も2.2倍 /岡山
毎日新聞 12月15日(木)15時16分配信

 倉敷市は14日、JR倉敷駅北口の大型商業施設開業後の駅周辺通行量調査結果を市議会委員会で報告した。
 今月4日(日曜)と10日(土曜)の午前10時〜午後6時に10カ所で実施。昨年8月1日(日曜)のデータと比較した。駅北口は4日5万182人、10日3万5651人で、それぞれ6・9倍、4・9倍。一方、駅南側の商店街内の6カ所は、1カ所が4日2倍、10日2・2倍となった以外は2倍未満。
 同市は「駅南側も増加」としたが、委員から「昨年8月は異常に暑く、商店街の人通りが非常に少なかった」「前年同期比や、開業直前と直後の比較でないと、よく分からない」などの指摘が出た。市は「現時点で比較できる直近のデータ。倉敷市中心部の観光客は冬より夏の方が多い傾向がある」とした。
 市はこの調査とは別に、隔年の消費者動態調査の一環で駅南側商店街周辺27カ所を含む市内65カ所の通行量調査を実施。今年も7月末の日曜(水島地区は別の日)に行っており、「今月中に結果をまとめる」としている。【小林一彦】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111204-00000186-mailo-l33
現場発:倉敷アウトレット、初の週末 目立つ県外ナンバー、懸念の渋滞なく /岡山
毎日新聞 12月4日(日)14時53分配信

 ◇根を張れるか跡地利用
 JR倉敷駅北口の倉敷チボリ公園跡地にオープンした「三井アウトレットパーク倉敷」は3日、初の週末を迎えた。中四国最大級のアウトレットモールの様子を見ようと施設を歩いた。駐車場には県外ナンバーの車が目立つ一方、懸念された渋滞はみられなかった。【小林一彦】
 午後1時過ぎ、JR倉敷駅に行くと、ちょうど電車が到着したばかりで駅構内は乗客で埋め尽くされた。改札口を出た人並みの9割は駅北口のアウトレットへ向かった。
 押されるように歩くと、正面に先月25日開店の大型ショッピングセンター「アリオ倉敷」が見えた。西隣がアウトレットだ。駐車場の電光表示を見ると「満車」もあれば、「空車」の立体駐車場もある。アウトレットによると、正午過ぎにオープン後初めて満車を記録したという。
 周辺に心配された交通渋滞も見あたらなかった。事前の「渋滞懸念」報道が効いたのだろうかと思いつつ、駐車場をのぞくと、「広島」「福山」「姫路」「愛媛」などの県外ナンバーが目に付いた。広域からの集客能力は高そうだ。
 駅北口とアリオ、アウトレットを結ぶ人の波は途切れることがない。午後2時半にアリオに入ると、1階の飲食店はどこも空席待ちの列ができていた。2階の約1000席のフードコートもほぼ満席だった。
 アリオの広場には高さ13メートルの巨大なクスノキがある。97年のチボリ開園以前のクラボウ工場時代にもあった。この木のように両施設は倉敷に根を張れるか。今後も跡地ウオッチを続ける。

12月4日朝刊

1634チバQ:2011/12/17(土) 20:44:59
http://www.asahi.com/business/topics/economy/TKY201112160137.html
2011年12月16日10時40分
百貨店が続々「出店」 駅ビル・商業施設…自ら商品選び関連トピックスファーストリテイリング羽田空港百貨店のバイヤーが選んだ紳士の衣類や雑貨が並ぶ自主編集売り場。フロアの半分以上を占めている=東京都千代田区の大丸東京店

 大手百貨店が、これまでライバルだったファッションビルなどの商業施設への出店に乗り出す。「殻」に閉じこもったままでは売り上げがじり貧になるという焦りが背中を押している。

 三越伊勢丹ホールディングスは来春から、駅ビルや商業施設に小型の化粧品店を出す。百貨店でしか買えなかった高級ブランドや、自然派のブランドを売る。JR新宿駅のルミネ新宿店を手始めに、数年で20〜30店を出す予定だ。羽田空港にも雑貨などを販売するメンズ用品の店を出す。

 百貨店業界は1997年以降、売り上げが減り続けている。最近は専門店をテナントに集めたファッションビルなどに顧客を奪われてきた。反撃のカギを握るのは、テナントに頼らず、百貨店自らが商品を目利きして仕入れる「自主編集」と呼ばれる売り場作りだ。

 大丸松坂屋を傘下に置くJフロントリテイリングも9月、この自主編集を担う部を新設した。3年をめどに分社化し、外部出店を積極化する考えだ。

 ただ、セレクトショップなどとの競争に勝てるかは不透明だ。高島屋は商業施設への出店より、国内の既存店や海外への投資を重視する方針だ。(高重治香)

■都心に来られぬ客、利用してもらえれば 三越伊勢丹HD・石塚邦雄社長

 百貨店は都心にあり、店に来てもらうものだった。しかし、高齢化やデフレで、遠くまで出て行けないし、来ても高いものしかないと考える人が出てきた。

 百貨店の顧客は普段、駅ビル、スーパー、宅配などを利用している。百貨店ならではの店を駅のターミナルに出したり、宅配を充実させたりすれば、もっと利用してもらえることになる。接点が増えれば、新たに都心の百貨店に来てくれる人もいると期待する。

 海外ブランドが客を呼んでくれることに甘んじ、自主編集の売り場を減らしていったことで百貨店の凋落(ちょうらく)が始まった。今は百貨店にセレクトショップが入っているが、本来は自分たちでセレクトするのが百貨店。原点を見直したい。(談)

■他の百貨店に出店も Jフロント・奥田務会長

 百貨店もショッピングセンターもユニクロも、業態の壁はない。攻め込まれるだけでなく、攻め返せばいい。ユニクロをテナントにするし、傘下のスーパーにも力を入れる。今までは百貨店を中心にものを考えすぎていた部分がある。

 そのために、自主編集売り場を担う部門の改革を進めている。数年後に分社化し、売り場をショッピングセンターなどにも出していきたい。ほかの百貨店に出すこともあり得る。これまでも「百貨店の1階を持ってきて欲しい」という引き合いはあった。例えば婦人の靴と雑貨といった組み合わせで、売り場を出せる。

 自主編集はテナント商売に比べて、仕入れから販売までやるリスクがある一方、利益は大きい。(談)

1636チバQ:2011/12/17(土) 20:47:49
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0004688712.shtml
大阪に対抗「神戸の福袋」 市内百貨店がタッグ 
 神戸市内の百貨店や商業施設など6店は今年1月に初めて共同企画・販売した「I LOVE KOBE福袋」を、2012年新春も1万円で抽選販売する。中身は、各店の商品券やホテル宿泊券、洋菓子など12万〜16万円相当。26日から12年1月4日まで各店で募集し、同年1月中旬に当選者を発表する。


 百貨店が集中する大阪・梅田に対抗しようと、ライバル店同士が再び手を組んだ。今年は約9千通の応募があった。参加店は今年と同様に、神戸阪急▽大丸神戸店▽バーニーズニューヨーク神戸店▽神戸マルイ▽そごう神戸店▽ミント神戸‐の6店。協賛企業は4社増え、中身の相当金額は今年より4万〜6万円アップした。

 大阪では今春、百貨店の増床や新規開業が相次ぎ、神戸各店の売り上げも数億円減少の影響を受けた。大丸神戸店の沢田太郎店長は「若者を取り込むための婦人服売り場の改装などで、影響は想定内にとどまった」とし「福袋が神戸の魅力向上につながれば」としている。

(末永陽子)

(2011/12/17 10:16

1637チバQ:2011/12/17(土) 20:48:32
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/K20111213305.htm
年間最大の週末商戦「合格点」 北陸の百貨店、専門店
 ボーナス支給と歳暮のピークが重なり「年間最大の週末商戦」となった10、11日、北陸の百貨店や専門店では防寒具がようやく動きだし、歳暮商戦も「前年超え」が見えてきた。高額品の売れ行きが前年同期比2桁増となった百貨店もあり、商業関係者からは「年末商戦は好発進できた」との声が上がった。
 香林坊大和では11日、アクセサリーなど高級ブランド品の売り上げが例年より2桁以上伸びた。同日は午前中からにぎわい、コートやセーターなど防寒衣料が売れ、全館売上高は前年比1割増となった。担当者によると、11日は10日より売り上げが多かったという。

 10日の売り上げが3割増、11日は前年並みとなった富山市の富山大和では、防寒衣料や生活用品が売れ筋となった。販売促進部の担当者は「ボーナス支給後ということもあり、高額のダウンコートや羽毛布団などがよく売れた」と話した。時計や宝飾品の売れ行きもよかったという。

 めいてつ・エムザは、11日の全館売上高が前年並みだった。歳暮センターや婦人靴、化粧品売り場は前年実績を上回った。担当者は「明らかに、先週末より動きがいい。年末商戦の序盤としては合格点だ」と話す。

 香林坊アトリオは「トゥモローランド」や「ポール・スミス」などで冬物が好調だったという。2日間とも駐車場は常に満車で、アトリオの山本隆文専務は「夏のボーナス直後の週末よりも駐車台数は多く、なかなか車が進まなかったようだ」と話した。

1638チバQ:2011/12/20(火) 20:52:54
>>1145>>1371
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20111219-OYT8T01275.htm
イトーヨーカドー跡複合商業ビルに 前橋市

「やまき」が計画案来年9月開店へ

旧イトーヨーカドー跡地は、複合商業ビルとして来年9月の開店が計画される(19日)  昨年8月に撤退したJR前橋駅前の旧イトーヨーカドー前橋店の跡地が、大型複合ビルとして生まれ変わることが19日、分かった。大型スーパーや地元名店街の商業店舗を中核とし、フィットネスクラブやデイケアセンターなど多彩な約60施設が入居する。来年9月にオープンする予定だ。中心街の空洞化の象徴だった空きビルの再開発で、県都の玄関口ににぎわいが戻ることが期待される。

 新たな商業施設名は「前橋グランド・ステーション・プラザ」となる。

 土地建物の4分の3を所有する曽我製粉(曽我隆一社長)が、開発会社「やまき」(東京都、山下修平社長)と再開発計画で基本合意した。やまきはビルを一括して借り受け、2月に改装工事に着手し、10億円以上かけて改装する計画だ。

 やまきは、衰退する中心市街地の活性化に定評があり、宇都宮や富山、松山などで再生事業を手がけた実績がある。山下社長は「子供からお年寄りまでが楽しめる交流スペースやオフィスなどが入ることで、郊外大型店と差別化が出来る」と自信を見せる。年間200万人の来客と100億円の売上高を目標に掲げ、700人以上の新規雇用を見込む。曽我社長も「複数の会社と交渉を重ね、地域の実情に即した計画が最良と判断した」と話す。

 売れ筋商品が豊富な大型専門店などで集客力を高める一方、通信販売のコールセンターやIT企業のオフィス、キッチンのショールームなども誘致する。フィットネスクラブ、託児所なども設け、乗降客や駅周辺で働く人など幅広い客層の取りこみを狙う。障害者が働く可動式店舗や雇用相談窓口も設ける方向だ。

 跡地ビルを巡っては、昨年8月、スーパー「フレッセイ」と百貨店「スズラン」が入居する計画が発表された。しかし、不採算を理由に白紙撤回されていた。

(2011年12月20日 読売新聞)

1639チバQ:2011/12/25(日) 10:10:01
>>432-433
http://mytown.asahi.com/ehime/news.php?k_id=39000001112230001
旧今治大丸ビル 「まず更地へ」
2011年12月23日


今治市中心部「ドンドビ交差点」角に残る旧今治大丸の空きビル=今治市常盤町4丁目

今治市唯一の百貨店だった「今治大丸」が閉店して今月末で丸3年。市中心部には、いまだに巨大な空きビルが残る。所有者の事情で解体さえ手つかずだったビルを、地元経済界が協力し、「まず利用しやすい更地にしよう」と来春にも新会社を設立する。

 旧今治大丸ビルは築38年。地上10階地下1階で同市常盤町4丁目1番地の「ドンドビ交差点」角にある。隣接して4階建ての立体駐車場もある。
 店舗ビルの敷地面積約2500平方メートルのうち、旧今治大丸側の持ち分は約53%の約1300平方メートルのみ。残りは同ビル内に事務所があった今治織物工業協同組合の所有だ。



 だが、今治織物工業協同組合は今治大丸閉店後、理事長が死去し理事長不在が続く。さらに組合が開発した市内のリゾートホテルを運営する会社「ナウシス」が今年7月に負債約23億円を抱えて民事再生法の適用を申請、保全命令を受けた。東京都内の弁護士が同組合の債務処理準備にあたっているが、現在は、同組合所有分の今治大丸店舗跡地と建物にはすべて債権者による根抵当権が設定されているままだ。



 さらに、立体駐車場を中心にアスベストが使われており、解体する費用も通常のビル解体より割高な4億5千万円程度になることも判明。結局、ビルの解体も売却も進まないまま3年がたった。
 こうした複雑な事情を抱えた物件のままでは「今治の一等地にビルが放置され、土地の買い手もつかない」と、今治商工会議所(村上景一会頭)が危機感を深め会員企業と協議。来年、まず旧店舗と駐車場ビル解体のための新会社を共同出資で設立することでまとまった。さらに、菅良二市長も「市としてもバックアップしていきたい」と協力の方針を示し、市では来年度の補助策を検討している。



 債権者側との交渉はこれからだが、順調にいけば来年中には旧ビルは解体され更地になり、土地の新用途へ向けた環境整備ができる。村上会頭は「今治のへそみたいな場所に、いつまでも幽霊ビルを放置できない。新会社設立で、ぜひ一歩前へ進めたい」と話している。 (寺門充)

1640チバQ:2011/12/25(日) 19:44:33
>>1601-1612>>1633
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111224-00000203-mailo-l33
JR倉敷駅:通行量調査 にぎわい、南口は減少 北口から人出流れず /岡山
毎日新聞 12月24日(土)15時52分配信

 倉敷市は、JR倉敷駅北口の大型商業施設開業に伴う平日の通行量調査(20日実施)の結果を発表した。同駅北口は日曜日だった09年8月1日と比べても2・1倍のにぎわいだったが、南口方面の商店街は大半の地点が同日を下回った。北口の人出が南側に流れていない状況が浮かび上がった。
 調査は20日午前10時〜午後6時に駅周辺10カ所で実施。南の商店街方面はうち6カ所だが、1カ所が1・4倍だった以外は、すべて下回った。
 市は今月4日(日曜)と10日(土曜)にも実施。09年8月1日との比較で、北口は6・9〜4・9倍。南側の商店街方面も2・2〜1・1倍だった。しかし、前年同期や、2施設そろっての開業(12月1日)の直前・直後などのような比較ではなかったため、週末調査結果を報告した市議会委員会では「分かりにくい」などの指摘があった。【小林一彦】

12月24日朝刊

1641チバQ:2011/12/29(木) 19:36:52
>>1483>>1495
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20111229-OYS1T00239.htm
都城大丸破産手続きへ、再建断念に地元「残念」
 民事再生法の適用を受け、経営再建を模索していた宮崎県都城市の百貨店「都城大丸」の運営会社・大浦は28日、宮崎地裁から再生手続き廃止決定を受けた、と発表した。破産手続きに移行する見通し。債権者は約630社で、負債額は約49億円。今年2月に民事再生手続き開始決定を受けた。しかし、代理人の江藤利彦弁護士によると、スポンサー企業が決まらず、提出期限の31日までに再生計画案を作成できる見込みがなくなった。同店は現在、営業していない。

 ◆市、対応策検討へ
 都城市の百貨店「都城大丸」の運営会社・大浦が再生手続き廃止決定を受けた28日、同市では再建断念を惜しむ声が上がった。

 長峯誠市長は記者会見を開き、「これまでのスポンサー企業探しが実らず残念」と表情を曇らせた。現在、破産手続きの移行に伴う様々な対応策を全庁的に検討していると説明する一方、これまで都城大丸が中心市街地活性化の核店舗だったことから、「集客力のある小売業として再生してほしい」と要望した。

 都城商工会議所の倉吉教文専務理事も、「非常に残念」と肩を落とした。これまで検討していた地元企業と協力して特定目的会社(SPC)を設立し、都城大丸の土地や建物を活用する案については「人口規模や地元の企業数などを考えると、SPCによるにぎわい創出は難しいのでは」と説明した。

(2011年12月29日 読売新聞)

1643荷主研究者:2011/12/30(金) 20:47:09

http://www.at-s.com/news/detail/100078395.html
2011年11/24 08:19 静岡新聞
「ホビー109」12月3日開店 模型の聖地に新拠点

 書籍や雑誌、ゲームなど販売の文教堂グループホールディングス(川崎市)は12月3日、静岡市葵区のファッションビル「シズオカ109」にホビーショップをオープンする。若者向け衣料や雑貨を中心とするテナントの中では異色だが、地元メーカーの協力を得て「ホビーのまち静岡」の魅力を幅広い世代に発信する。

 文教堂はホビー部門を成長分野と位置付け、年間2〜3店舗のペースで出店。「ホビー静岡109店」は全国9店舗目で、県内初となる。売り場は約250平方メートル。プラモデルが半数を占め、鉄道模型やミニカー、フィギュアなど関連商品もそろえる。商品は4万種類程度を取り扱う見込み。

 静岡市はプラモデル出荷額で全国トップを誇り、模型メーカーの本社や生産拠点が集積する。ホビーショップは「模型の聖地」とされる静岡への出店に強いこだわりがあった文教堂と、個性を重視したテナント構成で新たな客層の獲得につなげたい109のニーズが合致した。

 タミヤやバンダイ、ハセガワ、青島文化教材社、フジミ模型を中心としたメーカーの協力を得て、「親子連れや愛好家まで幅広い人が楽しめる店舗を目指す」(渡辺和幸店長)。プラモデル教室など体験イベントも随時開催する。

 109は東京発のファッションブランドを軸に、若年層を中心とした支持を集めている。杉山雅一総支配人は「ホビーは潜在的なマーケットが大きく、オープン当初から意図していたジャンルだった」と明かす。

 静岡市には今年6月、模型の常設展示施設「静岡ホビースクエア」がJR静岡駅南口にオープンしている。

1644チバQ:2011/12/31(土) 13:56:29
http://www.sankeibiz.jp/business/news/111228/bsd1112282126009-n1.htm
200人規模の希望退職募集 近鉄百貨店 社員数は3年前に比べ3分の2に 2011.12.28 21:26

 近鉄百貨店は28日、平成24年2月末に予定している枚方店の閉鎖などに伴い、40歳以上の社員を対象に約200人の希望退職者を募集すると発表した。近鉄百は21、22年に希望退職を実施しており、それぞれ124人、707人が応じている。今回の希望退職により社員数は約2千人となり、3年前に比べ3分の2の規模となる。

 退職日は3月30日で、希望退職者には所定の退職金に加算金を上乗せする。加算金支給による特別損失は金額が確定した時点で発表する。

 今回の希望退職募集は、約80人の社員がいる枚方店の閉鎖や、来年度に予定する桔梗(ききょう)が丘店の売り場縮小に伴い、人員規模を適正化するのが狙い。

 また、近鉄百は同日、閉鎖する枚方店が入居していた土地建物のうち自社の所有部分を、地元の不動産業者に売却することを発表した。売却額は明らかにしていない。

 あわせて、枚方店の譲渡に伴う連結減損損失約4億円と、建て替え工事が進む阿倍野本店の撤去工事に伴う除却損失引当金約11億円を、それぞれ24年2月期決算で特別損失に計上すると発表した。ただ、業績予想には織り込み済みだという。

1645荷主研究者:2012/01/02(月) 01:43:25

http://sankei.jp.msn.com/life/news/111115/trd11111516420010-n1.htm
2011.11.15 16:40 産経新聞
高松市・高松丸亀町商店街 「シャッター通り」大改造 居住者呼び戻す

【建物が語る】高松丸亀町商店街の象徴「クリスタルドーム」にやってきた中国人観光客。この日は上海から中国・春秋航空の就航第1便が着いた=香川県高松市(有吉叔裕さん撮影、共同)

 四国の玄関口として栄えてきた高松市。港にも近いJR高松駅からブラブラ歩くこと約10分。光り輝く大きなガラスのドームが目に飛び込んできた。ドームから伸びるアーケードにはブランド店などが軒を連ね、モダンで華やいだ雰囲気が辺りに漂う。

 「高松丸亀町商店街」。“高松の銀座”として400年以上の古い歴史を誇る商店街で、今、再生のための大改造が進んでいる。「シャッター通り」「壊滅的」などと評される地方の中心市街地が多い中で、街に活気とにぎわいを取り戻した成功例として全国から熱い注目を浴びている。

 ■上層階には住居

 計画によると、全長約470メートルの商店街を7つの区画に分けて再開発ビルの建設や共同建て替えなどを進める。「壱番街」はドーム広場&高級ブティック街、「四番街」はアート・カルチャー街などと各街区にテーマを設定。2006年から07年にかけて北端の玄関部分にあたる壱番街や「クリスタルドーム」が完成したのを皮切りに、これまでに計画の約半分が出来上がった。

 商店街のリニューアルだけではなく、町中に居住者を呼び戻すという都市再生、コンパクトシティー化などの発想から、上層階には住居が設けられた。「開発前は住民の数は数十人にまで落ち込んでいました。これを1500人以上に回復させたい」。こう話すのは大改造の音頭をとる高松丸亀町商店街振興組合理事長の古川康造(54)だ。自身、商店街にある電器店の次男坊に生まれ育った“丸亀町っ子”だ。

 古川によると、そもそも再開発の端緒は23年も前にさかのぼる。1988年、児島・坂出ルートの瀬戸大橋が開通。四国と本州が初めて結ばれたこの年、丸亀町商店街は開町400年祭に沸いていた。橋は四国発展の起爆剤だと歓迎され、まだまだ市中心部の商店街はにぎわっていた。

 ■これからの100年

 世はバブルの全盛期、お祭りのさなかに当時の同組合理事長、鹿庭幸男(故人)は「このにぎわいがこれからの100年も続き、次の500年祭を迎えられるだろうか」と疑問を抱き、古川ら若手に「街の大改造計画をつくれ」と命じたのだった。

 アーケードの建て替えや路面のカラー舗装、各店のリニューアル、駐車場の増設…などの手は打っていたものの、既に通行量などに陰りはさし始めていた。古川らが中心になって他県の商店街の視察や調査を繰り返した。学者など都市計画の専門家らの意見を聞くために東京委員会まで設け、論議を重ねた。

 その結果、商店街全体を一つのショッピングセンターに見立てて全体のレイアウトを考える、共同化で合理的な土地利用をして、魅力的な都市空間をつくり出す必要がある−など、今日につながる構想の基本が浮かび上がってきた。

 実際、この間、高松の中心商店街を取り巻く状況は急激な変化が起きていた。本州と地続きになったことから大手のショッピングセンターが次々に郊外に進出、中心市街地から人の流れを奪っていった。80年代後半から10年で高松市の売り場面積は倍に膨らんだという。すべては“橋”がもたらした結果だった。

 古川は振り返る。「後になって、鹿庭さんにあの時、どうして商店街の将来を不安に思ったのか、と聞いたんです。そうしたら、根拠なんてなかった、なんとなく嫌な予感がしたんだよ、とおっしゃった」。鹿庭の予感はまさに的中したのだった。

1646荷主研究者:2012/01/02(月) 01:43:59
>>1645 続き

 ■所有と使用を分離

 98年、組合員が中心になって第三セクターの「高松丸亀町まちづくり株式会社」を設立。地権者が定期借地権付きで会社に土地を貸す。会社は再開発ビルを所有、テナントから家賃をとって、地権者に地代を払う−。この所有と使用を分離した方式によって、業種の複合などを避け、必要な施設や魅力的なテナントを合理的、機能的に配置することが可能になった。

 「私が80歳になってこの街に住んでいたとしたら、何が必要だろうか? そんな視点で街づくりをしています」

 こんな考えから「参番街」には昨秋、8つもの診療科を抱える診療所がオープンした。院長を務める瀬尾憲正(63)はそれまで自治医大教授だったユーターン組だ。「高松でも中心市街地では人口減で診療所がなくなる医療過疎の現象が起きている。子供からお年寄りまでが安心して住める街づくりのためにもこの診療所が必要だ。帰ってきたかった故郷のお役に立ててうれしい」と瀬尾は喜ぶ。

 今後、予防医療を目的にした温浴施設や屋台村、ホームセンターをはじめ、商店街が経営するシネコンなどの設置が計画されている。中心市街地への回帰を促す、あの手この手が次々に繰り出されてゆく。(敬称略、共同/SANKEI EXPRESS)

1647荷主研究者:2012/01/02(月) 01:49:17

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/272949
2011年11月12日 00:36 西日本新聞
ダイエー 別府店を来春閉店

来年3月の閉店が決まったダイエー別府店

 大手スーパー、ダイエーは11日、別府市のJR別府駅高架下にある別府店を来年3月末で閉店すると明らかにした。同社は「ここ数年赤字が続き、設備の老朽化や競争激化で早期の黒字化が見込めないと判断した」としている。

 同社IR広報部によると、同店は1967年、丸栄別府店として開店。その後ユニード別府店となり、ユニードとダイエーの合併を経て、94年から現在の店名で営業している。

 食料や衣料、日用品などを扱い、売り場面積は約3千平方メートル。ピーク時の1980年度売上高は約34億円に上ったが、2010年度は11億円にまで落ち込んでいた。

 同社は、テナント契約が満了となる来年3月を機に、契約更新しないことを決め、9月末に建物の管理会社に通知した。正社員10人は異動させ、パートやアルバイト約60人には、再就職をあっせんする方針という。

 管理会社によると、跡地利用については白紙状態で、市商工課の安達勤彦(いそひこ)課長は「周辺商店への影響も懸念される。人の流れが途絶えないよう、テナント誘致への協力も考えたい」。30年以上同店を利用している同市光町のパート工藤ともみさん(42)は「便利な店だったので、閉店は残念。次もスーパーが出店してほしい」と話していた。

=2011/11/12付 西日本新聞朝刊=

1648荷主研究者:2012/01/02(月) 01:53:44

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/273737
2011年11月17日 14:24 西日本新聞
天神の名画座に花道 ソラリアシネマ今月閉館 九大生ら上映会

「映画館で鑑賞することの良さを伝えたい」と意気込む「シネマノマド」メンバーとソラリアシネマのスタッフ=福岡市・天神のソラリアシネマ

 名画のリバイバルや個性的な小品上映に定評のある福岡市・天神の「ソラリアシネマ」が今月限りで22年の歴史に幕を下ろす。近年は芸術性の高い作品を上映し、シネマコンプレックス(複合型映画館)に対抗してきたが力尽きた。市内では特色のある名画座やミニシアターの閉館が相次いでいる。九大生らの映画研究会「シネマノマド」は「派手さはなくても良質の作品に出合える映画館を大切にしたい」と、18日から同シネマで自主上映会を開く。 

 ソラリアシネマは1989年3月、東宝系洋画の封切り館としてソラリアプラザに開業。3つのスクリーンを備え、ピークの94年には年44万3000人を集めた。

 96年に当時国内最大級のシネコンがキャナルシティ博多に開業し、競合が激化。2009年には東宝との契約を解消し、大手映画会社からの配給ではなく、自前で選んだ作品を上映する単館系映画館に衣替えした。しかし、レンタルDVDやケーブルテレビの普及もあって、来館者は年約20万人(10年)に減少、閉館が決まった。

 シネマノマドにとって閉館は衝撃だった。約10人のメンバーは映画好きが高じて市内のミニシアターでアルバイトしていたが、昨年10月に天神の成人映画館「天神シネマ」(旧シネテリエ天神)が閉館し、今年5月には博多区の「シネ・リーブル博多駅」も閉館。市内に残る単館系ミニシアターは中央区那の津の「KBCシネマ」だけだ。同館で働く九大芸術工学部3年の坂井健一郎さん(21)は「単館系作品の上映機会が減り、良作をじっくり味わえなくなった」と嘆く。

 「場所がなくなるなら、自分たちで環境をつくろう」。メンバーは、福岡県朝倉市出身のミュージシャン倉地久美夫さんを追った音楽ドキュメンタリー「庭にお願い」の上映を企画。製作者と直接交渉し、ソラリアシネマの協力も得て、同館での上映が決まった。

 この作品は、県内では天神シネマ閉館時の一度しか上映されていない。坂井さんらは「有名俳優が出なくても、ドラマの映画化でなくても、見れば良さが分かる。映画を見ることが自分の体験の一部になる感覚を味わってほしい」と話している。

 上映会は18−26日(20、23日を除く)の計7日間、毎回午後9時10分から。前売り1200円、当日1500円。

=2011/11/17付 西日本新聞夕刊=

1649荷主研究者:2012/01/02(月) 01:54:12

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/273856
2011年11月18日 01:27 西日本新聞
ジュンク堂書店福岡店が増床 売り場は国内最大級に

 福岡市・天神の商業ビルに入る大型書籍店「ジュンク堂書店福岡店」は17日、約1500平方メートル増床して12月16日に改装オープンする計画を明らかにした。売り場面積は計6800平方メートルになり、国内最大級となるという。

 2001年11月に開店した福岡店は、ビル内の1−4階に計約5300平方メートルの売り場を展開。小説やコミックから専門書まで幅広い品ぞろえで、現在でも同市内最大の120万冊を扱う。

 10月末に同ビル地下1・2階で営業していたインターネットカフェなどが閉店したため、地下1階部分を新たに賃借して増床することにした。増床部分には洋書や専門書を中心にそろえる予定で、書籍数は140万冊に増える見込み。文具コーナーやギャラリーなども新設する。地下2階には中国や韓国などアジアの観光客向けの100円均一ショップが入居する方向。

=2011/11/18付 西日本新聞朝刊=

1650荷主研究者:2012/01/02(月) 01:54:45

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/275345
2011年11月28日 13:31 西日本新聞
キャナルシティに九州最大の免税店 ラオックス、来年4月出店

 全国に免税店を展開する家電量販店、ラオックス(東京)は28日、来年4月に福岡市博多区の大型商業施設「キャナルシティ博多」に同社最大の総合家電免税店を出店すると発表した。売り場面積は4500平方メートルで、外国人向けの九州最大の免税店となる見通し。中国・上海などから九州などをめぐるクルーズ船での観光客を中心に、購買力が高まる中国人や韓国人観光客の九州での取り込みを図る狙いだ。

 キャナルシティ店では、家電製品や時計、宝飾品などの高額品に加え、生活雑貨のほか、博多人形などの民芸品も取り扱う。英語だけでなく、中国語と韓国語を話せる人材も配置する計画で、福岡での外国人採用も予定している。同社は「キャナルシティを多く訪れる中国、韓国人観光客に合わせた店づくりを進めていきたい」としている。

 福岡空港ビルディングによると、福岡空港国際線ターミナルの免税店エリアの面積は1250平方メートルで、ラオックスの店舗は、その3・6倍になる。

 福岡国税局によると、福岡市内では百貨店や家電量販店など200を超える店舗が免税品の販売許可を受けている。免税品として購入する場合はパスポート提示が必要で、購入額が1万円以上の外国人旅行客は消費税が免税となる。国内での利用を目的とする日本人の購入は、免税措置は受けられない。

 ラオックスは1930年に創業し、東京・秋葉原を拠点に家電量販店を展開。経営悪化により2009年、中国の家電チェーン大手「蘇寧電器」の傘下に入り、外国人客が対象の免税店運営に力を入れている。現在、全国10店舗を展開し、地方への出店は北海道、大阪に次ぐ3カ所目となる。

=2011/11/28付 西日本新聞夕刊=

1651チバQ:2012/01/02(月) 20:47:43
>>1374>>1504
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120102/bsd1201021200002-n1.htm
高さ300mビル! 大阪の阿倍野・天王寺が激変「あべのハルカス」 (1/2ページ)2012.1.2 12:00
 天王寺・阿倍野地区にひときわ高い建物がその姿を現しつつある。近畿日本鉄道が平成26年の開業を目指して建設を進めている「あべのハルカス」だ。ホテルや百貨店などを備えた一大複合施設で、完成すれば地上300メートルと日本一の高さのビルとなる。キタ、ミナミに次ぐ大阪“第3の街”に成長した天王寺・阿倍野が今、熱い!!

 地上から160メートル付近にまで鉄骨が組み上がったあべのハルカス。2年後に完成する超高層ビル(地下5階・地上60階建)の展望台からは大阪港や六甲の山並み、大阪平野全体を見渡すことができ、まさにハルカスの意味である「(人の心を)晴らす、晴れ晴れとさせる」はずだ。

 施設は近鉄百貨店をはじめ、美術館と屋外庭園、オフィス、大阪マリオット都ホテルなどで構成され、多彩な顔をもつ。

 天王寺・阿倍野は大阪南部の交通の要衝だが、キタやミナミに比べると、いささか存在感が薄い印象があった。そのイメージを一新させたのが、昨年4月にオープンした東急不動産が運営する商業施設「あべのマーケットパーク キューズモール」。開業1年目の来館者数は当初目標の1700万人を超えるのはほぼ確実だ。

 阿倍野・天王寺には天王寺動物園や四天王寺、足を伸ばせば通天閣や新世界など、観光スポットもめじろ押し。キタやミナミとは異なるエリアとして今後も目が離せない。

通天閣、新世界もCOOLにイメチェン?

 大阪のシンボル、通天閣や新世界界隈は今年、開業してから100年を迎える。かつての泥臭いイメージも今はすっかり様変わりし、若者の観光客もだいぶ増えた。通天閣は行政や周辺施設とタッグを組んで100周年実行委を設立し、大阪文化を発信しながら、次の100年を見据えた取り組みを始める。

 一帯の街並みがきれいになったことに伴って女性の観光客も増えたほか、街角ではライブなども行われて若者たちでにぎわうようになった。

 地元の串かつ店でつくる「新世界串かつ振興会」は新世界と難波・天王寺を結ぶ無料シャトルバスを運行。6〜7年前から火がつき始めた串かつブームに乗って客を呼び込む作戦で、今までにはなかった女性だけのグループも串かつ店に並ぶようになったという。

 新世界を「パッケージ」として売り出す試みも進む。新世界商店街の若手店主らが平成20年に設立した「新世界援隊」が中心で、山本正孝副代表(48)は「飲料会社と連携し、ハイボールを使った集客イベントを成功させたりして新世界ブランドを発信する基礎ができた」と手応えを感じる。

 通天閣の塔内を大阪ゆかりの豊臣秀吉の金の茶室をイメージして改装することも計画されており、通天閣観光の高井隆光副社長(37)は「コテコテの大阪文化を生かし、補助金頼みでなく行政と民間が協力して地域を盛り上げるモデルケースにしたい」と話している。

1652チバQ:2012/01/02(月) 20:51:00
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=37433
アミュ鹿児島、増床へ 駅東口階段 14年秋計画
(2012 01/02 06:30) JR鹿児島中央駅ビルのアミュプラザ鹿児島(鹿児島市)の増床が検討されていることが分かった。2014年秋に向け、駅東口の大階段部分に、売り場面積4000平方メートル規模のビルが建設される見込み。同年のアミュ開業10周年に合わせ、九州新幹線全線開業などで好調を維持する施設のてこ入れを図る。
 ビルは、12年度末に着工、地上6〜7階になる見通し。テナントには、鹿児島未進出の服飾店や雑貨店をはじめ、飲食店や医療関係施設が想定される。増床に先駆け、東側駐車場に隣接するJR社有地に300〜400台分の駐車場が整備される予定。
 アミュプラザ鹿児島を運営する鹿児島ターミナルビルの師村博社長は「(親会社の)JR九州と協議しながら、増床の可能性を探っている段階」としている。
 同施設は、現在売り場面積約3万2000平方メートルで、物販や飲食店など約190店が営業している。2010年度は、九州新幹線全線開業をにらんだリニューアル効果で、開業以来最高の売上高216億円を記録した。11年4〜11月の売り上げは、観光客の増加などで前年同期を5.8%上回っている。

1654チバQ:2012/01/05(木) 20:34:25
 一方、ルミネ有楽町店より先にオープンした阪急メンズ・トーキョーも、業績は好調だ。有楽町阪急を全面リニューアルし、大阪・梅田で成功したメンズ専門館の業態に転換。2011年10月15日のオープンから11月末までの売り上げが、初年度売り上げ目標120億円の計画を上回るペースで推移している。

 ハウスカードの「マイレージカード」は11月末時点で3万人を達成。専用ルームでコーディネートアドバイスなどが受けられる会員制有料サービス「スタイルメイキングクラブ」の登録者も300人を数えた。「会社役員や医師などの富裕層を中心に、東京駅から近いこともあり、遠方からの来店も目立つ」(エイチ・ツー・オー リテイリング広報担当)。ルミネ有楽町がオープンして以降は、カップル客や女性客も増えたという。

 好調な要因は、ラグジュアリーやクリエーターズブランドのインショップを集積する一方、アイテム特化型の編集売り場を設けたこと。「両方を使い分けるおしゃれ上級者を中心に、想定通りの顧客が来店している」(同)。

 同店では「富裕層とアジアを中心した外国人観光客」「大手町・丸の内界隈のビジネスマン」「ファッションに関心の高い層」「20〜30代の若年層」の4つのターゲットを設定。「グッチ」「プラダ」などラグジュアリーブランドのメンズバッグと革小物をセレクトした1階の編集売り場では、富裕層と近隣のビジネスマンの来店が目立つ。外国人観光客には、シャツ、靴下などが揃う地下1階のアイテム別売り場、ビジネスマンにはフレグランスがそろう1階のメンズビューティ売り場も好評だ。大阪で話題を集めた自主編集売り場「ガラージュ D. エディット」を中央に配置した4階クリエーターズフロアにはファッション高感度層が来店。限定品や雑誌掲載品は入荷するとすぐ完売するという。

 ワンフロアの売り場面積が狭いため、梅田の阪急メンズ館のようなブランドの世界観まで表現したブランドブティックは少ない。ただ「スーパーブランドをそろえたのは感心するが、バブリーな店舗」(業界関係者)といった辛口の評価も聞かれ、新宿のイセタンメンズと比較する顧客の声もさまざまだ。

 同店ではまだ十分取り込めていない外国人観光客に向けても情報発信力を強め、認知度を高めていく考え。梅田の阪急メンズ館と同様に、広域からの集客にも期待している。

1655チバQ:2012/01/05(木) 20:35:01
有楽町・銀座地区に波及効果は?

 ルミネ有楽町店と阪急メンズ・トーキョーの出店は、有楽町・銀座地区の店舗にも影響を及ぼしている。

 最も至近距離にある有楽町イトシアの有楽町マルイは、ルミネ有楽町店のオープン以降、売り上げが前年比2ケタ増で推移。「有楽町地区全体が注目されたことで、特に広域客や30代以上の顧客が増えた。もともと堅調な店舗だったが、全館で売り上げを伸ばしており、ファッション雑貨や婦人靴の自主編集売り場の売上げが非常に伸びている」(丸井グループ広報室)。

 外堀通りを挟んだ銀座地区にあるプランタン銀座は、2011年11月末までの売り上げと入店客数ともに前年並みを維持。「大きな変化はないが、週末を中心にカップルでの来店が増加した。新たな客層にアピールできる機会」(プランタン銀座 広報セクション)と捉えている。

 有楽町・銀座エリアに複数店舗を出店するユナイテッドアローズは、「有楽町エリアの活性化で有楽町から銀座への流れができ、相乗効果が生まれている」(ユナイテッドアローズ 広報・CSRチーム)と話す。ユナイテッドアローズのルミネ有楽町店は立地柄、ドレステイストが強いものの、近隣のオフィスワーカーを中心に週末には幅広い年齢層が来店。ビューティ&ユースも含めて売り上げは堅調だ。有楽町に近いマロニエゲートにあるユナイテッドアローズ銀座店も、11月は前年比、計画ともにクリアした。

 マイナスの影響があるとすれば、銀座中央通りの百貨店や路面のセレクトショップだろう。2011年9月に増床オープンし、好調が続く三越銀座店は、11月の婦人服・洋品の売り上げが前年比6%増だったが、10・11月の紳士服・洋品は微減だった。松屋銀座店も婦人服・洋品ではあまり影響は見られないが、10・11月の紳士服・洋品の売り上げが1割前後減ったという。客層が異なるので断定はできないものの、紳士服・洋品については多少影響を受けたと思われる。

 有楽町・銀座地区の来街者について、松屋常務執行役員の太田信之氏はこう語っている。「近隣の丸井、プランタン銀座はいつも以上に賑わい、隣接の阪急メンズ館にも流れている。明らかにルミネ効果。銀座中央通りの歩行者天国もかなりの賑わいだった。三越と松屋が初めて合同で取り組んだ『GINZA FASHION WEEK』がルミネ有楽町店とセットでマスコミ報道されたことも相乗効果となった。震災以降、明るい話題のなかった有楽町・銀座地区が新店のオープンやイベントで盛り上がり、大震災前の人出がようやく戻りつつある」

 生まれ変わった有楽町マリオンの2館は有楽町・銀座地区の魅力を高め、活性化の起爆剤となり続けられるか。エリア内での争奪戦ではなく、街全体で盛り上げる仕掛けが引き続き求められるだろう。

1656チバQ:2012/01/05(木) 20:35:16
出店戦略で明暗分けた「ルクア」と「JR大阪三越伊勢丹」

 大幅改良したJR大阪駅と駅ビルからなる「大阪ステーションシティ」はゴールデンウィーク中の2011年5月4日に全面開業した。JR大阪駅北側の新駅ビル「ノースゲートビルディング」は、「JR大阪三越伊勢丹」と専門店街「ルクア」などで構成。どちらも駅直結の絶好立地にあるが、半年が経過し、顧客の反応が大きく分かれている。

 ルクアは当初の想定を大幅に上回る好調ぶり。2011年11月末時点で年間目標1900万人を超える2700万人が来店し、売り上げは219億円。初年度目標を当初の250億円から320億円に上方修正した。ほとんどの店舗が予算を達成しているが、なかでも関西初の「トップショップ/トップマン」「ビームス」「アーバンリサーチストア」「ランバン オン ブルー」といった、各フロアのアンカーショップとして配置した目玉テナントが順調に売り上げを伸ばしているという。雑貨・コスメでは「中川政七商品」「スキンフード」が人気を集めているほか、飲食では「クリスピー・クリーム・ドーナツ」、JR大阪三越伊勢丹のレストラン街とも連結する10階の「ルクアダイニング」が好評で、今も行列が絶えない。

 コアターゲットとなる25〜34歳の女性客のニーズに応え、全国初、関西初、梅田初店舗を積極的に導入。全198店舗のうち6割を占め、話題を集めた。さらに、ファッション雑貨や生活雑貨、コスメを比較購買できるよう同じフロアに集結したことも支持を得た。

 従来の商業施設管理と異なり、テナントをパートナーと位置付け、ともに施設を盛り上げる姿勢に徹しているのも好調要因のひとつ。「店舗とのコミュニケーションを図る窓口として、各フロアに専任の担当者2名を設けている。接客研修の話し合いをしたり、各ショップに経験者を配置してもらったりした」(ルクアを運営するJR西日本SC開発)。販売サービス、運営などソフト面にも力を入れる“ルミネ方式”が梅田でも成功した格好だ。

 一方のJR大阪三越伊勢丹は、オープン後まもなくから苦戦を強いられている。入店客数は当初予想を上回るペースが続くが、買い上げ率は依然厳しい状況。年間目標約3000万人に対し、2011年11月末時点で2011万人が来店し、売り上げは201億円。初年度目標は当初の550億円から350億円に引き下げた。上方修正したルクアとは対照的な結果となった。

 梅田地区はもともと3つの大手百貨店がしのぎを削る日本有数の百貨店激戦区。新規出店するにあたって、ジェイアール西日本伊勢丹の松井達政社長は「かなり厳しい戦いになる」と覚悟していたが、現実は予想以上の厳しさのようだ。イセタンメンズは比較的健闘しているものの、とくに婦人服売り場の苦戦が目立つ。

 不振の理由について同社の総務担当は、「大阪では既存の百貨店の陳列方法やボリューム感に慣れている人が多い。(イセタン流の)自主編集売り場や商品の見せ方が大阪ではまだ認知されていない」と分析する。

 また、開業前には、集客のカギを握るラグジュアリーブランドを誘致できなかったことも指摘されていた。既存の百貨店に比べて、ブランドのラインアップが見劣りするのは確か。しかし、個人的な感想としては、品ぞろえよりも接客力のレベルの低さが苦戦の要因と見ている。そんななかで10階レストランフロアは、オープン当初から予算をクリアしてきた唯一好調なフロア。ルクアのレストラン街と合わせて30店舗が並び、平日でも行列のできる店が多い。

 今後はターミナルならではの入店客数を生かし、いかにして買い上げ率を上げるかが課題だ。現在、ハウスカード「エムアイカード」の会員を増やし、買い上げ率アップにつながる仕掛けを行っている。三越伊勢丹グループの中で先行して、同店とジェイアール京都伊勢丹の2店舗限定で、ファミリー登録制度「つながります」をスタート。2親等以内の家族会員を対象に、年間買い上げ金額合計が100万円を超えると、翌年の優待率10%が家族会員全員に適用される仕組みだ。

1657チバQ:2012/01/05(木) 20:35:29
好調続く「大丸梅田」、2012年には「阪急梅田」グランドオープンも

 JR大阪駅南側に増床・改装オープンしたサウスゲートビルディングの大丸梅田店も好調だ。2011年4月19日の全面開業以来、入店客数は前年比2〜2.5倍で推移。売り上げも同年12月9日までの累計で同74.7%増となった。

 「入り口が増えて店舗環境が改善されたことに加え、客層が広がったことも好調要因のひとつ。品ぞろえやカテゴリーを拡大したことで若い女性や子育て世代など新規客が増えた。東急ハンズを導入したことで男性客も増え、紳士フロアの回遊が良くなった」(大丸梅田店広報)という。13階には「ユニクロ」「ポケモンセンターオーサカ」「トミカショップ」といった大型テナントも展開している。

 なかでも好調なのが、4階婦人服靴売り場「シンデレラアベニュー」(前年比118%増)と、関西最大級の婦人肌着売り場「オー ランジェリーゼ」(同99%増)。また、1階婦人洋品売り場(同122%増)、8階紳士雑貨売り場(同81%増)、地下1階・和洋菓子売り場(同104%増)、地下1階・総菜売り場(同104%増)など、多くの売り場で売り上げを伸ばしている。

 大阪ステーションシティの開業に加え、建て替え工事で業績が大幅に落ちると見られていた阪急百貨店梅田本店にも、相乗効果が表れている。「年間10%程度影響が出ると予想していたが、2011年5月〜11月の売り上げは前年比で4.5〜7.2%減にとどまっている。阪神百貨店梅田本店も想定以内で推移。プラス効果があった」(エイチ・ツー・オー リテイリング広報担当)。阪急百貨店梅田本店は2012年10〜12月、建替え工事が完了し、グランドオープンの予定。完成すれば、売り場面積約8万4000平米の日本最大規模の百貨店が誕生することになる。

 ただ、界隈には売り上げを大幅に落とすファッションビルや専門店街もあり、市場全体の底上げにはつながっていない。しかも、大阪駅北地区「うめきた」では2013年春の街開きに向けて、巨大な複合ビルを建設中だ。オーバーストア化にますます拍車がかかる。パイの奪い合いに終わらないためにも、今後は施設同士の連携による街づくりの視点が必要になるだろう。アジアの玄関口を目指す関西国際空港や九州新幹線ともネットワークでつながれば、さらに商圏が拡大。関西経済を盛り上げる拠点になることが期待されている。

(文・写真/橋長 初代)

1659チバQ:2012/01/06(金) 00:04:07
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120103/biz12010307000001-n1.htm
【変貌!大東京(1)】
雲を突くスカイツリーいよいよ開業 下町風情と最新技術融合
2012.1.3 07:00 (1/2ページ)[地域の話題]

東京・下町にそびえる首都の新しい顔、東京スカイツリー
 東京・下町には高度成長期の昭和30年代まで、“おばけ煙突”と呼ばれた千住火力発電所の4本の煙突があった。ひし形に配置されていたため、見る角度によって見える本数が1本から4本まで変化する。どこか不思議なその情景は下町のシンボルでもあり、多くの映画や小説にも登場した。

 その下町で今年、首都の新しいランドマークが誕生する。5月22日開業の電波塔「東京スカイツリー」(東京都墨田区)。半世紀前に撤去されたおばけ煙突と違い、どこから見ても雲を突き抜けるような634メートルの雄姿は、「世界で最も高いタワー」としてギネス記録にも認定された。

 神社や寺の屋根にみられる「反(そ)り」など、日本古来の建築様式を意識したデザイン。さらに建設した大林組は地震や強風から守るため、強い剛性と耐力を持つ独自の杭(くい)を採用するなど最新技術を駆使した。

 地上350メートルの第1展望台は2千人、450メートルの第2展望台は900人を収容できる。眼下には浅草や本所、向島など、今も江戸情緒を残す街並みが広がる。

 運営する東武鉄道の子会社、東武タワースカイツリーの担当者は「パリのエッフェル塔にたとえる人もいます」と誇らしげだ。

 スカイツリーの足元にはグルメやファッション、雑貨などの店舗が入った「東京ソラマチ」を併設。最新の流行と下町文化を同時に発信する商店街でもある。

 地元や企業の期待は大きい。年880億円の経済効果があるとみる墨田区は江戸切子や革風呂敷、ドレスシャツなどの特産品や飲食品を地域ブランド「すみだモダン」に認定し、商店街の活性化につなげる。

 また、東武鉄道は東武伊勢崎線の業平橋駅を「とうきょうスカイツリー駅」に改称。ビール瓶のラベルにツリーをデザインした地元のアサヒビールのほか、日清製粉グループ本社などもパートナー企業に名を連ね、開業を盛り上げる。

 周辺施設を含めた来客数は年間2500万人となる見通しだ。首都の新しい顔は、東京ディズニーランドにも匹敵する観光エリアとなろうとしている。

1660チバQ:2012/01/06(金) 00:04:35
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120103/biz12010307000002-n1.htm
【変貌!大東京(2)】
六本木に“森”が出現 再開発で都心に自然の散策路
2012.1.3 07:00

森ビルが開発中の虎ノ門・六本木地区プロジェクト。敷地内は植物で埋め尽くされる=東京都港区虎ノ門(鈴木健児撮影)
 東京都港区内の赤坂や六本木で「アークヒルズ」や「六本木ヒルズ」を開発してきた森ビルが今年8月、その中間に位置する地域で再開発事業「虎ノ門・六本木地区プロジェクト」を完成させる。最大の特徴は約2万平方メートルの敷地内を森のように植物で埋め尽くすことだ。六本木ヒルズを上回る緑化への取り組みは、都心の新たな散策路として訪れる人たちを楽しませることになりそうだ。

 林野庁の宿泊施設「麻布グリーン会館」跡地や閑静な住宅地に広がる約2万平方メートルを再開発する同プロジェクトは、森ビルと地元地権者が一緒になって進めてきた開発事業だ。構想段階から20年以上を経てようやく完成することになった。

 敷地内には、オフィスと住宅が入居する地上47階建ての「複合棟」と、主に地権者が入居する8階建ての「住宅棟」が建設される。

 ビルに入る商業施設はコンビニエンスストアなど一部に限られる。その点では、ファッションやグルメなど多くの最先端店舗が入る六本木ヒルズなどとは異なるが、遠方からでも訪れたくなるよう敷地内を全面的に緑化した。居住者以外にも公開するという。

 その際に配慮したのは東京の生物多様性を維持しようとしたことだ。見た目は美しいものの外来種である常緑樹は植えず、従来、この地域に根ざしていたヤマザクラやイロハモミジといった在来種を植樹する。さらに小鳥などが巣作りしたり、餌を確保したりしやすいようにあえて枯れ木を20本植えるほか、開発で出た土も再利用するというこだわりようだ。従来、この場所の緑地率は17・6%だったが、31・9%に拡大するという。

 森ビル設計統括部の山口博喜技術顧問は「自然環境に敏感な小鳥のコゲラを頂点に、さまざまな生き物が生息できる緑地づくりを目指す」と語り、再開発と自然環境の再生の両立に意気込みをみせている。

1661チバQ:2012/01/06(金) 00:04:56
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120103/biz12010307000003-n1.htm
【変貌!大東京(3)】
お台場に新デートスポット 「ダイバーシティ東京」開業
2012.1.3 07:00

お台場の新名所として建設が進む「ダイバーシティ東京」=東京都江東区青海(矢島康弘撮影)
 東京の観光&デートスポットとしての人気が定着しているウオーターフロントのお台場。そのランドマークであるフジテレビ本社の正面に4月、大型複合施設「ダイバーシティ東京」が開業し、湾岸エリアの新しい顔となる。

 約3万2900平方メートルの敷地に商業施設「ダイバーシティ東京 プラザ」とオフィスビルを建設。台場地区での大型商業施設の誕生は、平成12年開業の「アクアシティお台場」以来12年ぶりとなる。

 プラザのコンセプトは「劇場型都市空間」で、低価格カジュアル衣料店や行列ができる飲食店が集まる。スケートボードや競技用自転車などのスポーツが楽しめるエリアや、700席という台場地区最大級のフードコートも設置する。

 1、2階部分には約2500人収容のライブハウス「Zepp DiverCity(ゼップ ダイバーシティ)」があり、コンサートやフジテレビの番組収録を行う予定。羽目を外したくなるような最先端のスポットとなりそうだ。

 プロジェクトは三井不動産、大和ハウス工業、サンケイビルが主体で、フジテレビがイベントプロデューサーとして参画。「修学旅行生や外国人観光客などで圧倒的な集客力を持つフジテレビのパワーを生かしたコラボレーション」(牛河孝之・三井不動産アーバン事業部事業推進グループ長)で、にぎわいを演出する狙いだ。

 すでにフジテレビと三井不動産は平成23年6月、新たなショップやクリエーターを発掘して出店を支援する共同企画「東京トレンドプロデュース」もスタートしており、施設内の「フジテレビタイアップゾーン」に約10店舗を出す計画だ。

 江戸時代末期のペリー来航後、砲台が建造された台場は今、最新のレジャーランドとして情報発信する「DAIBA」へと着実に進化を遂げつつある。

1662チバQ:2012/01/06(金) 00:05:43
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120103/biz12010307000004-n1.htm
近代から現代、未来へ 国際戦略都市「大丸有」エリア
2012.1.3 07:00 (1/2ページ)

ドーム型の屋根が出現したJR東京駅の駅舎。戦災前への復元工事が進む=東京都千代田区丸の内(桐原正道撮影)
 上海、香港、シンガポール…。勢いを増すアジアの主要都市に比べ、東京の国際競争力低下が指摘されて久しい。そんな中、東京の玄関口が変貌を遂げつつある。JR東京駅を中心とする大手町、丸の内、有楽町地区。そこから1字ずつ取った通称「大丸有(だいまるゆう)エリア」だ。

 金融やメディアなどの企業が集まる大丸有エリアは東京ドーム25個分に当たる120万平方メートルの巨大なオフィス街。4千社が拠点を構え約23万人が就業する。

 かつては建物の老朽化や情報化対応への遅れ、休日の人通りの少なさもあって「丸の内のたそがれ」などと揶(や)揄(ゆ)されたが、最近10年ほどは新しい高層ビルが次々に林立。最先端都市へと様変わりしてきた。

 今年は新たに国際金融拠点にふさわしいビルが大手町1丁目に登場する。三菱地所とサンケイビル、東京建物、NTT都市開発などが整備する再開発事業で、JAビルなどの跡地に地上35階と31階のビル2棟が9月に完成する。

 オフィスのほか、国際的な金融マンを養成する「金融教育・交流センター(仮称)」や、外国語対応の医療機関を集めたメディカルモールなども整備。三菱地所ビルアセット開発部の井上俊幸副長は「東京は国際戦略総合特区を目指しており、大丸有は他の地域をリードする機能を備えたい」と意気込む。

 このほか、平成26年4月にはみずほ銀行大手町本部ビルなどの跡地に地上38階のホテル・オフィスビルが建設される予定。東京建物と大成建設が開発しており、ビルの隣には約3600平方メートルの緑地「大手町の森」も誕生する。現在、千葉県君津市に多年草や高木などを計画的に配置した人工森林を整備しており、それをそのまま大手町に移植する前例のない取り組みだ。虫や鳥が生息できる都心のオアシスとなりそうだ。

 赤れんが外壁で知られるJR東京駅の丸の内駅舎では今年6月、戦災前の屋根や内装を復元する鹿島施工の工事が完成。10月には駅舎内に東京ステーションホテルが開業、英国風の姿がよみがえる。大丸有エリアは近代から現代、未来が混在する国際戦略都市へと発展しようとしている。

1663チバQ:2012/01/06(金) 00:06:10
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120103/biz12010307000005-n1.htm
【変貌!大東京(5)】
若者の街が大人の街へ「渋谷ヒカリエ」開業 
2012.1.3 07:00

再開発が進む渋谷駅周辺。写真中央が4月開業の複合施設「渋谷ヒカリエ」(鈴木健児撮影)
 若者の街「渋谷」が大人も楽しめるエンターテインメントシティーに変貌を遂げようとしている。4月26日には、渋谷駅東口の東急文化会館跡地に東急電鉄の複合施設「渋谷ヒカリエ」が開業。平成24年度中をめどに東急東横線渋谷駅が地下駅化するが、ヒカリエはその真上に建つ。

 地上34階、地下3階のヒカリエの目玉は、約2千席の大劇場「東急シアターオーブ」だ。音響や照明などに最新技術を採用。7月のこけら落とし公演ではニューヨークのブロードウェー・ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」を上演する。その後も話題作がめじろ押しで、大人向けに良質なエンターテインメントを発信していく。

 このほか、ファッションショーなどにも利用できる大小2つの貸しスペースを設置した。東急百貨店が運営するビル内の商業施設「ヒカリエ・シンクス」は主に20代後半〜40代の働く女性がターゲットだ。

 東急電鉄の野本弘文社長は「渋谷を日本で一番訪れたい街にしたい」と期待している。

1664荷主研究者:2012/01/08(日) 00:09:56

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20111214303.htm
2011年12月14日03時31分 北國新聞
多世代の需要に対応 香林坊109

 金沢市の香林坊109は、老若男女問わず幅広い世代の需要に対応した店舗展開を強化する。16日に韓流グッズの「Kフレンズ」を、来年1月13日には来店型保険ショップ 「ほけんの窓口」を開業する。

 「Kフレンズ」は、北陸初登場。チャン・グンソクやKARA、少女時代、東方神起など、新・韓流ブームで人気を集めるスター100人以上のカレンダーや雑貨、CDなどを そろえる。韓国で流行している、カタツムリの粘液成分を配合した美容クリームなど化粧品や韓国の食品、民芸品も扱う。

 「ほけんの窓口」は生命保険のほか、火災、自動車保険など約40社の保険商品を扱う「保険のセレクトショップ」(香林坊109)。各社の商品に精通した専門家が、中立し た立場から希望に合ったプランを提案する。相談は無料。

 香林坊109では「ユニクロ」の導入以降、客層が広がっている。今年秋の改装では小中学生向けファッションブランドも登場。従来からの20歳前後の若者に加え、家族連れ の来店も増えている。

 同館によると、若者の中にも、保険に関心を持つ人が多くなっているという。都内の専門店ビルでも、来店型保険ショップを導入する動きが広がっており、担当者は「旬のファ ッションブランドはもちろん、ファッション以外の店舗も幅広く提案していきたい」と話した。

1665荷主研究者:2012/01/08(日) 00:24:57

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/region/news/20111213/676388
2011年12月13日 下野新聞 朝刊
中心部の歩行者8%増 11年通行量調査

 宇都宮市と宇都宮商工会議所は12日、7月下旬に実施した2011年の市中心部の商店街通行量実態調査の結果を発表した。休日、平日2日間の歩行者と自転車の合計通行量は20万7956人で、昨年の前回調査に比べ8%の増加となった。1985年をピークにマイナス傾向が続いていたが、歯止めが掛かった格好となった。

 市商工振興課は今回プラスとなった理由について「詳しい要因は分析していないが、東日本大震災で外出を控えていた反動で客足が戻ったのではないか」と説明。併せて「にぎわいを取り戻すために市や関係団体が取り組むさまざまな施策が功を奏した面もあるのでは」と見ている。

 中心部の28地点を調べたのは2007年以降、今回で4回目。7月24日の休日は10万4076人で昨年に比べ12%、同25日の平日は10万3880人で同4%それぞれ増えた。07年以降の推移を見ると09年は休日、平日の合計で07年比マイナス21・4%と大きく落ち込み、10年は09年比で0・1%増と横ばいだった。

 17地点を調べた1981年以降の休日の通行量の推移を見ると、今回は前回比14・2%増となり、2001年の12・8%増を上回る過去最高の伸びだった。

 今回の調査地点別の通行量で最も多かったのは、休日、平日ともJR駅東西自由通路(休日13135人、平日10974人)。休日は次いでオリオン通り・オリオンスクエア前(10561人)、オリオン通り長瀬文具店前(9961人)の順だった。平日は長瀬文具店前(9170人)、オリオン通り・旧チャレンジショップ前(8531人)が続いた。

 調査は商業振興策の基礎資料とするため09年まで隔年で実施してきたが、同年からは毎年行っている。

1666チバQ:2012/01/09(月) 13:21:19
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120109/biz12010912010002-n1.htm
コンビニ出店大攻勢 大手3社で過去最高3千店超
2012.1.9 12:00 (1/3ページ)

ファミリーマートが昨年11月に東京・代官山にオープンした「大人向け」コンビニ。こだわりの食材が並ぶ
 コンビニエンスストア大手3社は、中国などアジア新興国を中心に海外出店を加速する一方、国内の店舗網強化にも乗り出す。3社合計の新規出店数は約2420店舗が見込まれる2011年度に対し、12年度は3割増の3100店規模と過去最高になる見通し。東日本大震災で社会インフラとしての機能が見直され、女性や高齢者などの来店者が増えている商機を逃さず、攻勢をかける。各社は総菜や生鮮品を拡充し、スーパーに対抗する構えをみせるが、消費者のニーズに応える品ぞろえだけでなく、価格面の魅力向上も勝負を分けるポイントになりそうだ。

 「コンビニの出店に飽和点はない。時代のニーズに合った商品を開発すれば、消費は掘り起こせる」。セブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文会長兼CEOはそう言い切る。現在、国内のコンビニ店舗数は約4万5000店。1店当たりの商圏人口は2500〜4000人程度で、日本の全人口を基に計算すれば「約5万店が飽和点で、出店の限界」との見方が業界では多いものの、鈴木会長は意に介さない。

 傘下のセブン−イレブン・ジャパンは12年度に前年比150店増となる1350店の新規出店を計画。病院や大学、駅構内などにも積極的に展開し、現在の約1万4000店を数年後に倍増させたい考えで、実現すれば5万店の壁は一気に超えてしまう。

 強気の理由は震災後に伸びた来店客数と総菜の好調な売れ行き。昨年3〜8月は1店当たりの1日の来店客数が既存店ベースで前年同期比2.2%増となり、全店では過去最高の1080人だった。また、総菜などの自主企画商品「セブンプレミアム」の売上高に占める構成比は震災前の昨年1月は5%弱だったが、12月には7%に上昇した。

 今後は高齢者向け弁当宅配サービスの強化やインターネット販売との融合を図り、より「近くて便利」な存在を目指す。

 これに対し、ファミリーマートの上田準二社長は「出店余地は5000店で、急いだ方がいい」と5万店を飽和状態とみなす。買収したエーエム・ピーエムからの転換を含めて新規出店はこの2年間で800店近くにのぼったが、12年度は前年比1.5倍の800店に上積みする。

 力を入れるのが、50歳以上の成熟した消費者を狙った商品開発だ。プロデューサーの残間里江子さんを所長に迎えた「おとなコンビニ研究所」を始動させ、11年11月に旗艦店を東京・代官山に構えた。キューバ産の葉巻を用意し、洋酒はコンビニとは思えないほど種類が豊富。有機食材や国産原料にこだわった加工食品や弁当も並ぶ。

 2600種類の品ぞろえのうち約700種類は通常店舗で扱っていない。若い家族連れやカップルの来店者も多く、「上質の商品を開発すれば若い顧客層も広がる」といった効果を生み、同社は展開の強化も検討する。

1667チバQ:2012/01/09(月) 13:21:43
 12年度に800〜1000店の出店を計画するローソンは、大半を野菜など生鮮品を扱う「ハイブリッド型」にする。2月末で全国10カ所となる直営農場を将来的に50〜60カ所に増やし、供給態勢を整備。「スーパーの代わりを目指す」と新浪剛史社長は意気込む。

 ローソンが生鮮品を強化するのは、11年10〜12月に生鮮品の売上高が前年同期の2倍で、特に総菜などの自主企画商品が品ぞろえの充実もあって4倍になるといった好調さが理由だ。

 同社は、健康志向をアピールする「ナチュラルローソン」や、生鮮品から雑貨までを低価格で提供する「ローソンストア100」など複数の販売形態を持つ。次に目指すのは、高齢社会のニーズをくみ取る健康関連商品の展開。調剤薬局を併設した店舗を増やす方針で、家族経営の薬局・薬販売店などにコンビニへの転換も働きかける。新浪社長は「これまで若い人の冷蔵庫だったが、これからは国民全体の冷蔵庫となり、健康の促進機能も考えたい」と話す。

 震災後は、電力不足で節電意識が浸透したこともあり、消費行動が変化。「近くて便利」が売り物のコンビニを利用する消費者が増えた。シティグループ証券の朝永久見雄マネジングディレクターは「生活に足りない部分を補い続けることで、コンビニは商圏が小さくても成り立ち、少子高齢化も有利に働く。成長産業の一つであり、今後は下位チェーンのM&A(企業の合併・買収)が活発になる可能性もある」と指摘する。

 コンビニ各社は、拡大が見込まれるアジア新興国の需要の取り込みだけでなく、国内でも熾(し)烈(れつ)な競争を繰り広げることになりそうだ。(藤沢志穂子)

1668とはずがたり:2012/01/09(月) 22:01:01
>>1667
>震災後は、電力不足で節電意識が浸透したこともあり、消費行動が変化。「近くて便利」が売り物のコンビニを利用する消費者が増えた。
コンビニは深夜も電気を煌々とつけてるしエコではないと散々批判されたけど,あんな批判は誰も聴いてなかったんですな♪

1669チバQ:2012/01/10(火) 23:23:50
http://www.asahi.com/business/jiji/JJT201201100077.html
改装、増床に活路=「先端」「伝統」競う―東京の百貨店
 東京の新宿や日本橋にある百貨店が今年以降、改装や増床により大きく様変わりする。三越伊勢丹ホールディングスは「先端ファッション」を前面に打ち出し、高島屋は「伝統」を掲げて対抗する。それぞれ高級感ある店構えで顧客を引き付け、人口減などで厳しさを増す百貨店業界で生き残りを図る。

 三越伊勢丹は今秋から順次、主力の伊勢丹新宿本店(新宿区)の婦人服・雑貨売り場を大幅に改装する。客が店内をゆったり買い物できるよう通路をより広く確保する。

 石塚邦雄社長は「トイレなど公共空間も先端ファッションにふさわしい洗練されたものに改める」とこだわる。商品陳列スペースは約2割減るが、複数ブランドを独自に組み合わせて並べる売り場は拡充する。

 高島屋は日本橋高島屋(中央区)を日本橋地区の再開発に合わせ、2018年度に2〜3割増床する。本館は重要文化財に指定されており、原則現状を維持。新館を含め周囲に増改築される三つの高層ビルなどに売り場を確保し、本館と往来できる通路も設ける。

 店舗周辺の街づくりにも三井不動産などと協力して取り組む。鈴木弘治社長は「元来の『お江戸日本橋』の雰囲気を持つテーマパークのような一帯にしたい」と意気込む。 


[時事通信社]

1670チバQ:2012/01/13(金) 22:51:07
http://mytown.asahi.com/tama/news.php?k_id=14000001201130002
今秋開業のSC JR東日本で最大級
2012年01月13日

 そごう八王子店の後継テナントとして開業するショッピングセンター(SC)について、駅ビルを運営するJR東京西駅ビル開発(本社・八王子市)が12日、概要を発表した。新SCは今秋の開業予定、約7万4千平方メートルの延べ床面積は、JR東日本管内の駅ビルにあるSCで最大になるという。


 名称は同社が2010年11月に南口で開業した商業ビル「セレオ八王子」に統一する。食料品を充実させる方針で、複数の階にまたがるような核テナントは置かず、衣料品、雑貨、化粧品などの専門店で埋める。


 顧客ターゲットをそごうよりも若い世代に広げ、保育施設やクリニックも併設する。売り上げ目標は270億円以上としている。現在そごうに出店している地元商店について石山恵司社長は「賃料の折り合いと、新たなフロアにマッチするか議論していきたい」と述べるにとどめた。

1671荷主研究者:2012/01/15(日) 12:46:24

http://www.shinmai.co.jp/news/20111223/KT111222FTI090009000.html
2011年12月23日(金)信濃毎日新聞
松本駅前が「書店激戦地」に 消費者歓迎、供給過剰の声も

開店初日から多くの買い物客が訪れた丸善松本店=22日

 県内最大級となる売り場面積3500平方メートル、販売冊数100万冊の大型書店「丸善書店」(東京)の松本店が22日、松本市深志の松本駅近くにオープンした。隣のビルには今月半ば、同じく全国展開する宮脇書店(高松市)が約430平方メートルの店を開店。地元が奔走して誘致した結果だが、リブロ(東京)など既存店を含め松本駅周辺は一気に全国有名店がひしめく「書店激戦地」に。消費者は選択の幅が広がると歓迎するが、中小の書店からは悲鳴も漏れている。

 広いフロアに書架が続き、通路には椅子が置かれる。東筑摩郡山形村から訪れ、腰掛けて本を読んでいた会社員女性(39)は「インターネットでの本選びは、本の良しあしが分からない。丸善が来るなんて興奮。きょうは1日いるつもり」と話した。

 丸善出店は「市街地の優良ビルを有力テナントで埋めたい」と、関係者が誘致を続けて実現した。ビルはかつて「ベルモール25」と呼ばれ、隣接する百貨店井上が核テナントとして入居していた。が、ビル所有会社の経営破綻で昨年6月以降は空きビルに。市内のサービス業者がビルを取得し、丸善を引き込んだ。

 出店の狙いについて丸善書店の工藤恭孝社長(ジュンク堂書店会長)は21日の開店披露の会の席上、「書店業界は非常に厳しく売り上げは下げ止まらないが、歴史と文化と学問の街である松本への出店を決めた」と語っている。

 一方、これまで市内最大の書店は、同市出川の「宮脇書店」の松本店で、売り場は約1300平方メートル。同社は今月16日、丸善書店隣のアルピコバスターミナルビルをイトーヨーカ堂(東京)が改装したのを機に、同ビル5階に「アリオ松本店」を出店した。

 松本店の青柳博和店長によると、アリオ松本店開店を決めた直後にニュースで丸善出店を知った。青柳店長は「丸善に危機感は抱いているが、対抗しても仕方がない。こちらの営業方針を貫くだけ」と話す。

 日本書店商業組合連合会(東京)によると、全国チェーンが大都市圏だけでなく地方の中心市街地に展開する場合、近年、その規模が格段に大型化。丸善・ジュンク堂グループは10月に静岡市、甲府市に2千平方メートルを超える店を開店、今月には福岡市の店舗が増床で計6800平方メートルとなって、日本最大とされている。

 県書店商業組合前理事長で松本市内で書店を営む赤羽好三さんによると、1990年に市内で25軒あった組合加盟店は現在8軒。「郊外店の出店で既に供給過剰。この先、組合加盟店がさらに減るかもしれない」と警戒している。

1672荷主研究者:2012/01/15(日) 13:14:33

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20111220/CK2011122002000122.html
2011年12月20日 中日新聞
東静岡地区に郊外型商業施設 三菱地所が建設予定地で地鎮祭

13年4月開業目指す

三菱地所が出店する郊外型商業施設の完成予想図

 大手ディベロッパー「三菱地所」(東京都千代田区)は2013年4月、静岡市が副都心化を進めている東静岡地区の同市葵区柚木に郊外型商業施設を開業する。来年1月15日の着工を前に19日、建設予定地で地鎮祭を開いた。

 建設予定地は、同市が1993年から区画整理を行ってきた東静岡地区新都市拠点整備事業区域。国道1号に面するほか、JR東静岡駅から徒歩3分、静岡鉄道の柚木駅、長沼駅からも5分以内と交通の利便性が高い。

 同社によると、施設は鉄骨造地上7階建て延べ床面積11万8000平方メートル。1〜3階の店舗部分に、食品やファッション、大型スポーツ、大型家電、アミューズメント、レストランなどのテナント120〜150店が入り、4〜7階に駐車場約1900台分を確保。商圏は県内や山梨県の一部を含む158万人と試算。年間来場者数1000万人、年間売上高150億円以上を目指す。

 地鎮祭では、同社の杉山博孝社長が「静岡市全体の経済活性化に寄与できる施設にする」とあいさつ。関係者60人がくわ入れの儀などの神事をした。

 地元では、郊外型商業施設の進出による中心市街地の空洞化を懸念する声も。同社の担当者は「他の施設にない魅力を発信して共存共存を図り、互いに切磋琢磨(せっさたくま)したい」と話した。

(奥村圭吾)

1673とはずがたり:2012/01/18(水) 12:28:48

ベトナム「2号店問題」解決へ
TPPに期待する日系小売り業
http://diamond.jp/articles/-/15632

 日本の環太平洋経済連携協定(TPP)加盟に、意外なところから期待の声が上がっている。ベトナムでの事業拡大をうかがう小売り・飲食企業だ。

 ベトナムは人口8600万人で東南アジア諸国連合(ASEAN)ではインドネシア、フィリピンに次ぐ人口大国。人口の半数は30歳未満という若さで、経済も伸び盛り。日本企業にとっては大きなチャンスが広がる市場だ。

 2007年に世界貿易機関(WTO)に加盟、09年からは外資の小売り・飲食業が100%資本の現地法人を設立することが可能になった。だが、外資にとっては頭の痛い「2号店問題」があり、大きな参入障壁となっている。

 外資の場合、投資ライセンスがあれば1店舗目は出せるが、2店舗目以降はあらためて出店許可を得なければならない。これが事実上の出店規制、2号店問題だ。

 日系企業ではコンビニエンスストアのファミリーマートとミニストップがベトナムで出店ずみだが、現地資本が運営するフランチャイズ店であり、2号店問題には抵触しない代わりに収入は多くない。

 そこでファミリーマートはこれとは別に合弁会社を設立、今後はこの合弁会社が中心となって店舗展開を進める計画だ。また、イオンが14年にも1号店開業を計画するなど進出を狙う企業は多いが、いずれにしても2号店問題が立ちはだかる。

 そこで期待されるのが、関税も参入障壁も100%撤廃を前提とするTPP。ベトナムは10年3月に交渉参加を表明、協定成立に前向きとされている。日本の参加が遅れると、米国企業などにベトナム市場を席巻される恐れもある。

(「週刊ダイヤモンド」委嘱記者 田原 寛)

1674チバQ:2012/01/18(水) 23:09:58
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120117/bsd1201171655013-n1.htm
松坂屋名古屋店、9年ぶり大改装に着手 顧客層拡大狙う2012.1.17 16:5
 大丸松坂屋百貨店は17日、松坂屋名古屋店の大規模な改装に乗り出すと発表した。3月2日から順次オープンする。衣料品を中心に、これまで入店していなかったブランドを導入し、商品の品ぞろえも変えて顧客層の拡大を狙う。

 大規模改装は2003年以来9年ぶり。投資額は約46億円。2012年度は約60億円の売り上げ増を見込む。

 売り場面積の約3割に当たる約2万4300平方メートルを改装する。中部地方で初めて出店するスウェーデンの衣料品店「H&M」など72のブランドが入店を予定。手ごろな価格帯の商品にも力を入れる。13年には食品売り場の改装にも着手する。

1675チバQ:2012/01/22(日) 12:45:15
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120120/bsd1201200502001-n1.htm
老舗の力、石巻復興に一役 三越伊勢丹、駅前でサテライト再出店 (1/2ページ)2012.1.20 05:00
 百貨店大手の三越伊勢丹ホールディングス(HD)が、東日本大震災で被災した宮城県石巻市の中心市街地の復興に一役買う。傘下の仙台三越(仙台市青葉区)が、地元の要請を受けて駅前商店街にサテライト店舗(出張店)を出店する。地方都市には「シャッター商店街」の課題を抱える自治体も多く、三越伊勢丹HDは、地元住民と連携した地域密着の事業モデルとしても期待を込める。

 津波被害を乗り越え

 JR石巻駅から徒歩数分の「立町大通り商店街」。入り口に当たる約200平方メートルの敷地で今月5日、3月に開店するサテライト店舗「三越石巻」の地鎮祭が行われた。仙台三越の村上英之社長は「三越の営業が街の活気になれば」と表情を引き締める。

 店舗は約162平方メートルの売り場で婦人服や食品、贈答品などを販売する。外商部門も整備し、年間約1億2000万円の売り上げを目指す。サテライト店舗は震災前、駅から約1キロのバイパス沿いにあったが、津波で電気設備や水回りが壊滅。移転が選択肢に入った。市や地元商工会議所と協議、商店街への出店を決めた。

 かつて400以上の商店が軒を連ねた商店街は、50店超が空き店舗となるなど空洞化が進んでいた。亀山紘・石巻市長は「三越の開店で、また商売をやろう、と踏ん張ってくれる店主が増えればいい」と話す。

 同HDにとって、三越石巻の再出店の背景には「被災地支援」以外の要因もある。

 震災以降、コンビニエンスストアなど近くて便利な店舗のニーズが急増。首都圏でも三越の小型サテライト店は好調だ。同HDは、今年から駅ビルなど生活圏に近い立地に小型店の出店を加速させるなど新たな営業形態を模索中で、地域密着のサテライト店にも期待する。

「やっぱり百貨店で」

 課題は、近隣商店との連携に確たる青写真が描けない点だ。市は震災復興基本計画で、計画期間を10年と定めた。だが、具体策のスケジュール策定には時間がかかる見通し。ある商店主は「市がどのくらい支援してくれるのか、様子見の店主が多い」と漏らし、三越が孤軍奮闘となる可能性も否定できない。

 一方で、新スタイルの営業形態は手応えもつかみつつある。昨年11月、仮設店舗を市役所1階に設けられた商業エリアにオープンしたところ、1カ月の坪単価は以前のサテライト店の5倍近くに跳ね上がった。

 津波で自宅を失った女性(83)は「震災でお世話になった人へのギフトはやっぱり百貨店で」と話す。隣の商店主がお客を紹介するなど、バイパス沿いではなかったつながりも生まれた。

 「百貨店に対する期待に応えることが、今後の百貨店の向かう道」と、三越伊勢丹HDの石塚邦雄社長は、今回の出店の意義を強調している。(佐久間修志)

1676とはずがたり:2012/01/22(日) 13:35:23
>>1675
駅前or中心商店街と百貨店という負け組連合ですが面白い試みになると良いですね。
どちらも顧客資産みたいなものは劣化しつつも未だ未だ根強く有るわけだし。

1677荷主研究者:2012/01/22(日) 14:44:57

http://www.at-s.com/news/detail/100088225.html
2011年12/28 08:25 静岡新聞
菊川に13年春開業予定 遠鉄が複合型商業施設

 遠州鉄道が、2013年春の開業を目指して、菊川市堀之内のJR菊川駅北側に複合型商業施設を建設する計画を進めていることが27日、関係者への取材で分かった。敷地面積は約4万平方メートルで、同社が開発を手掛ける商業エリアとしては最大規模になる。

 関係者によると、施設にはグループのスーパー「遠鉄ストア」が入るほか、物販店など数店を誘致する計画。既に複数の店と誘致交渉に入っているという。敷地の造成工事は10月から始めていて、来秋に店舗の建設工事に取りかかる予定。

 用地は09年12月に取得した旭テックの旧工場用地など。予定地周辺では、同社グループによる分譲マンションや分譲住宅地の開発も進んでいる。

1678荷主研究者:2012/01/22(日) 15:06:02

http://www.sankeibiz.jp/business/news/111229/bsd1112290701002-n1.htm
2011.12.29 07:00 Fuji Sankei Business i.
糸子が飛び込み営業した伝説の百貨店に“潜入”!? NHK朝ドラ「カーネーション」の舞台

松坂屋大阪本店の1階エレベーターホール。大勢の来店客でにぎわった(J・フロントリテイリング提供)

 御堂筋が拡幅されるまで、大阪市のメーンストリートとして栄えた堺筋。その堺筋の日本橋3丁目交差点南東に、白亜の重厚感ある「高島屋東別館」の建物がそびえ立つ。戦前・戦後は“伝説の百貨店”と呼ばれた「松坂屋大阪店」の建物で大勢の買い物客でにぎわった。実はこの建物、NHK連続テレビ小説「カーネーション」で、ヒロインの糸子が飛び込み営業するシーンに登場した。糸子を魅了した、その華やかな舞台を探索してみた。

 「カーネーション」は世界的なファッションデザイナー、コシノ3姉妹の母、小篠綾子さんの生涯を描いた。「高島屋東別館」の建物は、百貨店の女性店員が着物姿だった時代、綾子さんをモデルにしたヒロイン、小原糸子が自作の制服を飛び込みセールするシーンなどで登場。異国情緒が漂う建物と、和服姿の女性たちというアンバランスが、大正ロマンをかきたてる舞台装置として効果を発揮した。

 まるでパリのシャンゼリゼ…東洋一の大百貨店

 正面からこの建物を見ると、「テラコッタ」と呼ぶ装飾用の素焼き陶器を張り巡らせた豪華な外観に目を奪われる。11個の大アーチを支える柱には、アカンサスの葉などアール・デコ様式の幾何学模様がちりばめられている。

 堺筋に面した1階部分は、ガレリア(回廊)と呼ぶアーケードを約70メートルも整備している。きめ細かな装飾のショーウインドーに目を向けると、まるでパリのシャンゼリゼ通りのような、しゃれた商店街を歩いている気持ちになれる。また、床面のモザイクタイルは水色や黄色、赤色などカラフルな幾何学模様で、異国情緒が漂う。

 館内に足を踏み入れると、大理石をふんだんに使った壁面や大階段に圧倒される。天井の配管はむき出しになっているが、整然としたたたずまいだ。エレベーター上部に設置された階数表示はデジタルではなく、時計のように針で示され、その針も、とがったアカンサスの葉という凝りようだ。屋上に上ってみると、大阪の百貨店では当時初めてだったという、松坂屋時代に使われていたプール跡も残る。

 堺筋にはかつて、三越や白木屋、高島屋などの百貨店が立ち並び、「百貨店通り」として名をはせた。

 ちょうど400年前の1611(慶長16)年に名古屋で創業した松坂屋が、激戦区の大阪で優位に立つため、巨費を投じて昭和9〜12年にかけて段階的に増築した。名古屋を代表する近代建築家の鈴木禎次氏が設計した豪華なルネサンス様式の7階建てで、店舗面積は約4万3千平方メートルと、当時は「東洋一の大百貨店」と評判になり、連日、大勢の来店客でごった返したという。

 しかし、松坂屋大阪店はターミナルデパートを目指し、41年京阪電気鉄道の天満橋駅へ移転。残った建物を43年に高島屋が入手した。

 この建物を訪れたら、ぜひ見ておきたいのが3階の高島屋史料館だ。入場無料で、同社の歴史をパネルや歴代社長の写真などで紹介している。商取引を通じて入手した珍しい美術品などを展示しており、一日20〜40人が訪れるそうだ。

 とくに、奈良・法隆寺所蔵の国宝「玉虫厨子(たまむしのずし)」のレプリカ(35年製)は一見の価値あり。全国から集められた五千数百匹の美しい玉虫の羽を装飾に使うなど国宝を忠実に再現。本物は玉虫の羽がほとんどなくなっているため、同史料館を訪れる学者や学生も多い。

 中井義裕・史料館担当次長は「3年前に現職に就きましたが、歴史の重みを感じながら仕事をできる喜びを感じています」と話す。

 このほか、結婚式場なども入っており、レトロな建物の中にある最新のチャペルで挙式できる。(藤原章裕)



 【用語解説】高島屋

 1831(天保2)年、初代の飯田新七が京都烏丸松原で、古着・木綿商「たかしまや」を創業。昭和5年、大阪・難波に現在の大阪店、8年には東京・日本橋に東京店を相次ぎ開店させ、知名度を高めた。現在は全国で18店舗を展開する。平成23年2月期の連結売上高は8694億円。

1679とはずがたり:2012/01/23(月) 19:35:25

「ドン・キホーテ」袋井に出店計画(1/20 07:58)
http://www.at-s.com/news/detail/100093079.html

 ディスカウントストア大手の「ドン・キホーテ」(東京都目黒区)が、県内6カ所目となる店舗を袋井市内に出店する計画であることが19日、分かった。
 関係者によると、予定地は同市川井の東名高速道路袋井インター線沿いで、電機メーカー「パイオニア」の配送センター跡地。売り場面積は約3600平方メートルで、県内では約1万1千平方メートルの広さを持つ浜松市南区の「MEGAドン・キホーテ浜松可美店」に次ぐ規模になる見通し。9月1日のオープンを目指し、県内初の24時間営業を軸に調整するとみられる。
 大規模小売店舗立地法(大店立地法)に基づく申請を県に提出済みで、今後、住民説明会を開いて出店準備を進める。
 同社広報担当者は「正式に決まっていることがなく、答えられない」としている。
 同社によると、ドン・キホーテグループは国内に約230店舗を展開。県内には静岡市に2店舗、浜松、沼津、富士市に1店舗ずつある。

1680チバQ:2012/01/23(月) 20:43:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120122-00000120-mailo-l40
TOHOシネマズ天神:「ソラリア館と本館」と改称し再スタート 初のシネコン、9スクリーン /福岡
毎日新聞 1月22日(日)12時34分配信

 西日本鉄道が昨秋、営業終了した映画館「ソラリアシネマ」(中央区天神)に代わり、新たに誘致した「TOHOシネマズ天神 ソラリア館」が21日、オープンした。近くの「天神東宝」も同日、「TOHOシネマズ天神 本館」に改称され、2館で計9スクリーン1473席を誇る天神地区初のシネコン(複合型映画館)として、再スタートを切った。
 ソラリア館では、従来の3スクリーン501席を3スクリーン438席へ改修。全スクリーンともデジタル対応、1スクリーンは3D上映が可能で、初日から早速、トム・クルーズ主演の人気アクション映画「ミッション‥インポッシブル/ゴースト・プロトコル」などが上映された。
 西鉄広報室は「単館系作品が多かったソラリアシネマの閉館を惜しむ声がかなり多かった。今後、上映作品の路線は多少変わるだろうが、劇場を残せて良かった」と話していた。【夫彰子】
〔福岡都市圏版〕

1月22日朝

1681チバQ:2012/01/23(月) 21:30:55
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20120123-OYT8T00044.htm
救え 買い物弱者

各地で取り組み


利用者と会話を交わす赤羽さん(右から2人目)。一人暮らしの高齢者には特に気を配るという(19日午前、高崎市内で)  郊外に大型店が増える一方、古くからの商店街の衰退は進み、交通手段に乏しい高齢者らの買い物環境は厳しさを増している。こうした「買い物弱者」を支援する動きが県内各地で高まっている。市民団体や商店街、行政の取り組みを追った。(竹内元)

 ■NPO法人

 毎週木曜日の午前、「汽車ポッポ」の軽やかなメロディーに乗って、軽トラックが高崎市中心部を回る。同市のNPO法人「わんだふる」が、昨年11月から始めた移動販売サービス「ポッポ隊」だ。荷台には、野菜や果物からトイレットペーパーなどの日用品まで幅広い商品が積まれ、一人暮らしのお年寄りのため、小分けで販売する。

 「寒いけど、風邪ひいていない?」。住民が集まってくると、代表の赤羽潤子さん(57)は一人ひとりに話しかける。毎週利用している一人暮らしの女性(83)は「スーパーまではとても歩けない。来てもらって話をするのも楽しみの一つ」と話す。

 販売エリアは、若松、相生、竜見の3町。いずれも高齢化率は30%を超え、近くにスーパーは少ない。狭い路地に坂道が多く、高齢者は歩くだけでも一苦労だ。

 悪天候が続いて、買い物が面倒になると、食事をしないで過ごす人も少なくない。赤羽さんは「地域でしか解決できない課題。継続的な支援のため、各地で担い手を育成するべき」と訴える。

 ■地元商店街

 高崎市新町の新町商店連盟は、昨年8月から宅配サービスを始めた。食料品から衣類まで約40店舗のカタログの中から商品を選び、毎週木曜日に電話かファクスで注文すると、翌日に100円の配達代金で届けられる仕組みだ。

 地区に7店あったスーパーは現在、3店に減り、商店街も空き店舗が目立ち始めて久しい。頻繁に利用するという主婦(78)は「重いものを運んでくれるし、顔を知ってる安心感もある」と話す。子供を持つ主婦の利用もあるが、半分は高齢者だ。

 当初、月約3万円だった売り上げは、12月には約15万円まで増えた。発案者の佐藤省一理事長(57)は「まだ赤字だが、大手に出来ないことをやって、商機にしなければいけない」と、買い物支援に商店街の生き残りも懸ける。

 ■行政

 伊勢崎市は昨年12月から、同市大手町の駐車場跡で、買い物弱者支援となる「まちなか夕市」を始めた。これまで2回開いて計約450人が訪れ、地元産野菜や果物、おかずの販売のほか、地元の高校生がお年寄りの荷物運びを手伝うなどした。4月以降は隔月での開催を予定する。

 伊勢崎市の高齢化率は、県内12市の中で2番目に低い20・4%だが、中心市街地9町は34%を超える。また、生鮮食料品を買える場所がなく、利便も悪い。

 市の担当者は「行政の役割はあくまでもきっかけ作り。今後は商店街や商工会議所に主体を移していきたい」と話した。

(2012年1月23日 読売新聞)

1682チバQ:2012/01/25(水) 21:27:02
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20120125/CK2012012502000021.html
「銀座デザインルール」改訂版完成 ユニクロ旗艦店 店舗覆う色の変更成功
2012年1月25日

銀座・中央通りのユニクロ銀座店=中央区銀座で


 東京・銀座の街並みを守ろうと、四年前に作られた冊子「銀座デザインルール」の改訂版が完成した。色や形を禁じたり、数値で規制するのではなく、地元や専門家の意見を反映しながら「銀座らしさ」を守ろうという取り組みの成功事例が、改訂版には盛り込まれており、関係者は「建築や広告などのデザインの質を高めることができている」とルールの浸透に手応えを感じている。 (小林由比)

 銀座の中央通りに面したユニクロの旗艦店。店舗を覆う色は当初、企業のテーマカラーである赤の予定だったが、地元との協議で白と黒に変更された。銀座にふさわしい景観に対する考え方がまとめられた旧「ルール」に対して、改訂版は協議を経て街並みとの調和に成功した具体例が新たに紹介されている。

 銀座で建てられる建物や広告について、事業者が地元と協議することは、地元の中央区が二〇〇六年に要綱で定めた。地元側の窓口である銀座デザイン協議会は、これまで約六百件を受け付けた。

 協議に強制力はないが、協議会の竹沢えり子さんは「ほとんどの案件で、意向を受け入れてもらえた。それぞれが少しずつ銀座らしさを意識してくれていることが、街並みの質を高めることにつながっている」と話す。

 一口に銀座と言っても、街灯や石畳の歩道で高級感を漂わせるみゆき通り、小規模な飲食店が多く庶民的な雰囲気の旧三十間堀川周辺、歌舞伎座があり劇場・料亭文化が残る旧木挽町地区など、エリアごとに個性がある。改訂版ではその一部について歴史や現状を紹介し、個別にガイドラインを示した。

 最近では、ブランドイメージ戦略として、強い香りを街に放った店舗に対し、協議会が自粛を要請。LED照明で色や動きを変化させる光の装飾を施すビルのデザイン変更のたびに近隣への影響を確認するなど従来にはなかったケースも出てきている。竹沢さんは「固定的な決まり事ではなく、事例を積み重ねることで、銀座のルールを、いいものにしていきたい」と話す。

1683荷主研究者:2012/01/29(日) 13:37:27

http://www.niigata-nippo.co.jp/news/economics/30900.html
2012年1月7日 新潟日報
イオン新潟店、来月20日に閉店

シニア向け都市型店に

 建て替えを計画している「イオン新潟店」(新潟市西区青山)の新たな店舗が、イオンで初の、シニア層をメーンターゲットとした都市型総合スーパー(GMS)となることが6日、分かった。2月20日に閉店して取り壊し、2013年春の再オープンを目指して新築する。運営するイオンリテール北陸信越カンパニー(同市中央区)は閉店期間中、仮設店舗での営業も検討している。

 同店は1979年8月に開店。県内のイオンで最古の店舗で、築32年と老朽化している。同カンパニーは改築中の地元への影響を考慮し、食品部門を営業しながらの段階的な建て直しも考えたが、最新型店舗に刷新するため全面新築を決めた。

1684チバQ:2012/01/30(月) 21:36:31
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000001201300014
「豊橋丸栄」37年使用の店名・社名を一新
2012年01月28日


        新たな店名のロゴ


3月1日から「ほの国百貨店」になる豊橋丸栄。すでに看板の撤去工事が始まっている=豊橋市

●「ほの国百貨店」に 地域密着型目指す 
 3月1日から


 百貨店の豊橋丸栄(豊橋市駅前大通2丁目)は3月1日から、37年間使っていた店名と社名を「ほの国百貨店」に変更する。包装紙や買い物袋などのデザインも新しくし、「地域密着型の百貨店」として再出発する。
 加古守社長が27日、記者会見して発表した。
 1974年10月に開店した豊橋丸栄は2010年9月、親会社だった名古屋市の百貨店・丸栄との資本関係を解消。投資ファンドに売却された後、同年11月に経営陣らが自ら出資した新会社に百貨店運営を移す自社株買収(MEBO)と呼ばれる手法で経営再建を進めてきた。
 店名と社名についてはこれまで、経過措置として「豊橋丸栄」を使っていたが、丸栄から独立したことから、新たな名称を一般から募集していた。豊橋丸栄によると、373件の応募のうち、従業員約150人の投票などで4件に絞り、法律事務所に依頼して名称に法的な問題がないか点検して決めた。
 「ほの国百貨店」にしたのは、豊橋丸栄の商圏の東三河地域が大化の改新(645年)より前から「ほの国」と呼ばれていたことにちなんだ。加古社長は「緑豊かな地にしっかりと根を張り、地域の皆さんの暮らしの恵みとなる百貨店にしたい」と話した。
 再出発する「ほの国百貨店」は地域密着型の経営の推進を目標に掲げる。具体的には、市中心市街地の顧客をターゲットに、生鮮食品の売り場を強化する。百貨店周辺には野菜や鮮魚などを買える店が少ないため、遠くまで買い物に行けないお年寄りを中心に取り込みたいという。
 また、意欲はあるものの販売経路を持たない地元の農家のために売り場を確保し、「地元の産業を育てるインキュベーター(孵卵(ふらん)器)」(加古社長)の役割を目指す。すでに、地元の若手を中心とした農業グループに協力を打診している。
 包装紙や買い物袋が一新されるのは新店名になる3月1日からで、店員の制服は2月下旬から新しいデザインに切り替える。3月1日から11日までは「オープニングフェア」として、名古屋グランパス選手のサイン会やトークショー、地元のコミュニティー放送局「エフエム豊橋」の公開生放送などのイベントが予定されている。
 豊橋丸栄は年間売上高が約70億円で、売り場面積は1万4890平方メートル。(小山裕一)

1685チバQ:2012/01/30(月) 21:37:46
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20120126/CK2012012602000118.html
売却交渉進展せず、見えぬ出口 諏訪の百貨店「まるみつ」
2012年1月26日

閉店当時のまま、上諏訪駅前に残されたまるみつ施設=諏訪市で


 諏訪地方で唯一だった百貨店「まるみつ」(諏訪市諏訪)が46年間の歴史に幕を下ろして来月20日で1年。現在も売却交渉は進展しておらず、出口は見えない。山田勝文市長は25日の定例会見で「われわれは見守るだけ。市にふさわしい施設ができることを期待している」と静観の構えだ。

 同市の玄関口、JR上諏訪駅東口。正面に建つ元まるみつ施設はシャッターが下りた状態でそのまま残されている。昨年2月の閉店時、「最長でも年内売却」と語っていたまるみつ幹部だが、目標は達成できなかった。

 関係者によると、まるみつ側はこれまで数社と売却交渉を行ったが不調に終わり、現在は1社と交渉を継続中という。相手は主にマンション開発業者とみられる。まるみつは昨秋、不動産業者を通じて一般販売を試みたが契約には至らなかった。当時の売却希望価格は4億1374万円(坪単価23万円)。施設込みの現状渡しが条件だった。

 「最悪の場合は市が引き取る」と繰り返す山田市長。だが、まるみつ側の希望額と市の試算には「数億円の開きがある」(市幹部)という。背景には、同市が市土地開発公社を通じて購入する際、更地化が絶対条件。施設解体費は2億円を超すとみられる。

 施設を資産の一部として現状渡しを目指すまるみつ側と施設を負の資産とみなす市。両者の溝は深く、当面、民間業者の参入を見守るしか道はない。 (梅村武史)

1686とはずがたり:2012/01/31(火) 00:28:23

セブンが売上高3兆円を突破 国内単一チェーンで初
2012年1月30日 21:47 カテゴリー:経済
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/284707

 セブン―イレブン・ジャパンは30日、2012年2月期の国内セブン―イレブン全店舗の売上高合計が、28日時点で3兆円を突破したと発表した。同社によると単一チェーンとして年間売上高が3兆円を超えたのは、国内の小売業では初という。

 東日本大震災後の買いだめや復興需要があったほか、鹿児島県などで出店を増やしたことが要因。セブンは現在、39都道府県で約1万3800店を展開している。

 小売りのグループとしては、スーパーやコンビニの事業を合算したイオンの12年2月期連結決算の売上高が5兆1700億円と国内最大になる見込み。

1689チバQ:2012/02/04(土) 09:21:40
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120203/chn12020319050007-n1.htm
衰え知らずの購買意欲 中国人富裕層、高級品市場救う?春節に海外で5500億円
2012.2.3 19:03
 【北京=川越一】春節(旧正月、今年は1月23日)を含む長期休暇中、中国人が海外で高級品購入に費やした総額が過去最高の約72億ドル(約5500億円)にのぼったことが世界高級品協会(WLA)の調査で明らかになった。景気後退の波が国際社会を覆う中、中国人富裕層の購買意欲は陰りを知らないようだ。

 調査結果によると、今年1月1日から2月1日までに、中国人が海外で時計や革製品、衣服、化粧品などの高級品に費やした額は前年同期比で約29%増加。債務危機で苦しむ欧州の市場も前年同期比17%増加したというが、その62%を中国人が購入した。

 共産党機関紙、人民日報傘下の国際情報紙、環球時報(英語版)によると、中国人観光客は贈答用に同じ製品を大量購入する傾向がある。WLA関係者は同紙に対し、「多くの中国人はただブランド品が好きで買っている。欧米人は実用性を考慮している」と指摘。自分のイメージを向上させ、社会的地位を繕うために高級品を買い求めているといい、25歳以下の若年層による高級品購入が盛んなのも特徴という。

 買い物ツアーがひんしゅくを買ったバブル期の日本人観光客をしのぐかのような購買力。一部の団体観光客が辺り構わず大声で話したり、陳列商品を乱雑に扱うなどのマナーの悪さも指摘されているが、中国人観光客は日欧米の市場にとって大切な顧客となっている。

1690チバQ:2012/02/04(土) 09:27:56
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120202/biz12020222580045-n1.htm
阪急阪神百貨店のトップ交代 サプライズ人事は厳しい環境の裏返し 
2012.2.2 22:56

3月1日付けで阪急百貨店の社長に就任することが決まり会見した荒木直也取締役執行役員(左)とエイチ・ツー・オー リテイリングの椙岡俊一会長兼CEO=2日午後、大阪市北区茶屋町(門井聡撮影)
 阪急百貨店と阪神百貨店が経営統合して誕生した持ち株会社、エイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングの発足から4年余り。事業会社の筆頭である阪急阪神百貨店のトップ交代は「今秋の阪急百貨店梅田本店の増床開業の後」との見方が強かった。しかも、末席の取締役からの社長起用という「サプライズ」人事は、それだけ百貨店を含む流通業界全体の事業環境が厳しいことの裏返しだ。荒木直也新社長が率いる新生・阪急阪神百貨店の課題も重い。(松村信仁)

 少子高齢化に伴う国内市場の縮小にはどの百貨店も頭を抱える。「グループ経営全体を強化させるためには、まず百貨店を強くしなければいけない」(椙岡俊一会長)。阪急阪神百は平成22年夏に京都・河原町阪急、今年3月に神戸阪急を閉店させ、経営資源を梅田に集中させた。

 その一方で、昨年3月開業の博多阪急、同10月の阪急メンズトーキョーなど、特色を持った店作りを進める一方、商圏を拡大してきた。そうした店で稼いだ資金を次の一手に振り向ける戦略だ。「国内で百貨店の店舗をこれ以上増やす考えはない」(椙岡会長)ため、H2Oは昨年、食料宅配のエブリデイ・ドット・コム、外食の家族亭を子会社化するなど、グループ強化に着手した。

 阪急阪神百はトップ交代に合わせて、3月1日付で梅田本店、宝塚や川西などの郊外型店舗の2つの類型に分けて、組織を改編する方針。特に郊外型店舗では、店舗ごとに販売企画などの担当を置いていたのを集約させる案などが検討されている。実施されれば、郊外型店舗の人員を梅田に振り向けられる。郊外型店舗の将来の分社化を見据えたものとみられる。

 グループ全体の経営強化を目指す椙岡俊一会長が秘蔵っ子ともいえる荒木氏との2人3脚で「強い百貨店」を目指す。

1691チバQ:2012/02/04(土) 22:15:44
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20120204-OYT8T00008.htm
ヨーカドー撤退 土浦市が建物購入検討



市庁舎移転候補地視野に


撤退が決まったイトーヨーカドー土浦店  JR土浦駅前のイトーヨーカドー土浦店が来年2月末をめどに閉店を決めた問題で、土浦市は3日、運営するイトーヨーカ堂から撤退後の店舗跡について、市に売却が打診されていることを市議会に報告した。市は新庁舎建設計画を進めており、議会内に「同店に移転してはどうか」との声も上がっているため、新庁舎の移転候補地とすることも視野に買い取りについて検討を始めた。

 中川清市長は同日開かれた市議会全員協議会で「土浦店の業績不振は深刻で、営業の継続が難しくなっている」と説明。撤退後の店舗跡の購入意向について、同社から4月末までに回答を求められていることを明らかにし、「市議会や商工会議所などの意見を聴き、早急に対応を検討していきたい」と述べた。

 一方、市が新庁舎建設の移転候補地として検討しているのは、〈1〉中央1丁目地区〈2〉土浦駅前北地区〈3〉京成ホテル跡地――の3か所だが、土浦店が新たな候補地に浮上する可能性が出てきた。建設費が安く済むメリットがあるうえ、約700人の職員のほか、1日当たり最大で1600人ほどの市民の出入りが見込めるため、中心市街地活性化の起爆剤となることに期待感があるからだ。

 土浦店は1997年10月、土浦駅前の再開発事業で建設された商業ビル「ウララ」にオープン。地下1階から4階まで計約1万5000平方メートルの売り場面積があり、駅周辺のにぎわい創出に貢献してきた。しかし、イオン土浦ショッピングセンターが郊外に進出するなどし、駅周辺の空洞化が進み、業績は低迷していた。

 駅周辺の商店関係者らは突然の撤退表明に驚きを隠さず、土浦商工会議所の菅沢秀男専務理事は「これまで土浦店と協力しながら中心市街地の再生に取り組んできたので、とても残念。今後はどんな形で人が集まるようにするのかを考えないといけない」と話した。

(2012年2月4日 読売新聞)

1692チバQ:2012/02/06(月) 20:31:34
土浦の駅前ってヨーカ堂しかなかったような(2回しか行ったことないけど)
その駅前に市役所なんか入れたらなおさら寂れるような

1693チバQ:2012/02/06(月) 21:00:25
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/285857
釜山にアウトレット専門店街 期待は日本人観光
2012年2月6日 11:42
 韓国釜山市の副都心で、高層ビルが林立する海雲台地区に1月31日、ブランド品を割安に販売する専門店街「ザ・プレミアムアウトレット」が開業した。22の有名な服飾品ブランドがそろっており、日本人観光客の関心も集めそうだ。

 専門店街は、床面積約1500平方メートル。グッチ、プラダ、バーバリーなど22のブランドを販売する店を小規模な空間に集めたことが特徴。直接買い付けにより、韓国内の百貨店より新製品で20―30%ほど割安になっているという。

 運営担当会社は「旅行社と連携して、日本からの観光客誘致にも力を入れていきたい」と話している。 (釜山・塩塚未)


=2012/02/06付 西日本新聞朝刊=

1694チバQ:2012/02/08(水) 18:20:14
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20120208-OYT8T00051.htm
商業施設横浜に続々

カトレヤプラザ きょう開業


8日にオープンする「カトレヤプラザ伊勢佐木」(7日、横浜市中区伊勢佐木町で)  2008年10月に閉店した横浜松坂屋の跡地(横浜市中区伊勢佐木町)に、新たな商業施設「カトレヤプラザ伊勢佐木」が8日にオープンする。長引く消費不況で厳しい状況が続くイセザキモールの起爆剤としての役割も期待される。一方、みなとみらい地区では企業や商業施設などの進出が続いている。3月に30階建てオフィスビルがオープンする予定で、地域間の激しい競争が続く。(佐藤千尋)

 カトレヤプラザは、百貨店の大丸や松坂屋などを展開するJ・フロントリテイリングの子会社・大丸コム開発が建設した。

 横浜松坂屋のアールデコ調の外観を再現した3階建ての施設内には、食品スーパーのほか、「崎陽軒(きようけん)」やトンカツの「勝烈庵(かつれつあん)」など横浜の老舗が入る。衣料品や雑貨店、ネイルサロンも入居し、イベントスペースもある。売り上げ目標は年間35億円で、男女を問わず、幅広い年齢層を取り込みたい考えだ。

 月末までの期間限定で、デビュー前にイセザキモールで路上ライブを行っていた人気デュオ「ゆず」の写真パネル展も開催される。

 大丸コム開発の真鍋享社長は「松坂屋の雰囲気を取り込み、新しいなかにも懐かしさを持つ施設となった。近隣住民を中心に気軽に利用してほしい。伊勢佐木に新しい風を呼び込みたい」と話す。みなとみらい地区などとの競争については、「地元の方の支持を得られると思う」と自信をみせた。

 一方、みなとみらい地区には三井不動産が建設する大規模オフィスビル「横浜三井ビルディング」が3月にオープンする予定だ。地上30階、地下2階で、5階から30階がオフィス、1階に店舗が入居する。高い耐震性を備え、災害発生から3日間は、自家発電による電力供給が可能なのも特徴だ。その間の水・食料を備蓄し、3日間オフィス機能を維持できるという。災害時には、帰宅困難者を受け入れることも検討している。

 また、横浜駅東口から徒歩約5分という立地の良さもポイントだ。同ビルのオフィス部分は「おおむね内定している」(同社)という。三井不動産ビルディング事業二部の中沢健一統括は、みなとみらい地区について「ますます発展していくという確信を持っている」と話している。

(2012年2月8日 読売新聞)

1696チバQ:2012/02/14(火) 21:06:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120213-00000000-fsi-bus_all
小型スーパー“都市の陣” 人口回帰で数少ない成長市場に
フジサンケイ ビジネスアイ 2月14日(火)8時15分配信


拡大写真
イオンの小型スーパー「まいばすけっと」の店内=東京都港区の青山一丁目店(写真:フジサンケイビジネスアイ)

 コンビニエンスストアに押されぎみだったスーパーが、コンビニサイズの小型店を都市部に相次いで出店し、反転攻勢を強めている。コンビニ側も生鮮品を扱うなどして対抗、激しい“陣取り合戦”に発展しつつある。人口の都市回帰を背景に、都市部が数少ない成長市場として注目されているためだが、早くも過剰出店の可能性を指摘する声も出ている。

【フォト】「出不精」はコタツから出ずに…ネットスーパー好調

 昨年11月に開店した、イオンの小型スーパー「まいばすけっと青山一丁目店」(東京都港区)。青山公園に近い店舗は終日ジャズが流れ、主婦や高齢者などの客足が絶えない。広さは約180平方メートルとコンビニ並みだが、生鮮品や牛乳などが主力のれっきとしたスーパーだ。

 「これまで近くのスーパーまで歩いて20分はかかった」。店舗が入居するマンションに住む男性(61)は満足そうだ。店長は「安くて助かると声をかけられる」と胸を張る。まいばすけっとは2005年の1号店出店以来、現在は東京都と神奈川県に約250店を数える。他社も負けてはいない。マルエツは現在約50店の「マルエツプチ」を今後年間約20店ずつ出店する計画。中部が本拠地のユニーも名乗りを上げ、首都圏に「miniピアゴ」を今後5年間に300店出店する。いずれも都市部への出店を目指している。

 総務省によると、2010年までの5年間で、人口が増加した9都府県のうち、増加率の高さでは東京(4.6%)、神奈川(2.9%)、千葉(2.6%)の首都圏が1〜3位を独占し、都市回帰が進む。だが首都圏の都市部は、商店街の衰退やスーパーの撤退で買い物する店がない「フードデザート」状態にある。高齢化の進展で行動範囲の狭い高齢者が消費のボリュームゾーンとなった事情も重なり、気がつけば「地価が高くて採算がとれなかった」(大手スーパー)都市部が、成長余地が見込める数少ないマーケットに躍り出た。これが各社を都市部出店に駆り立てている。

 まいばすけっとは、商品数をコンビニ以下の2000品目に絞り込み、レジを自動釣り銭型にするなど省力化を徹底し、低価格化を実現した。坪あたり売上高は「通常スーパーの繁盛店に匹敵する」(大池学まいばすけっと社長)という。マルエツプチは、食肉や鮮魚を物流センターから配送し、弁当類は店内調理や近隣店舗からも作りたてを供給する。また、「選ぶ楽しさを持たせる」(古瀬良多専務)ため、3500品目強の品ぞろえで差別化する。

 新勢力に、コンビニも生鮮品強化や低価格化など、スーパーのお株を奪う戦略で迎え撃つ。ローソンは生鮮コンビニ「ローソンストア100」と既存のローソンを合わせた約1万店のうち、約5000店で生鮮品を扱う。品質管理が難しい生鮮品はマニュアル管理のコンビニにそぐわないが、研修の強化などで対応。セブン−イレブン・ジャパンは、グループのプライベートブランド(自主企画)「セブンプレミアム」を強化。バターロール1袋138円、低脂肪乳1リットル148円は、スーパーの値引品と遜色ない。

 SMBC日興証券の川原潤シニアアナリストは「スーパーとコンビニの品ぞろえが近くなり、境界線はなくなりつつある」と指摘する。品ぞろえが似通えば、商圏も重なる。コンビニ大手3社は12年度、過去最高の3150店の出店を計画中で、業界の垣根を越えた出店競争は避けられそうもない。

 この競争に微妙な影を落としそうなのが、東日本大震災後の消費動向だ。住宅地に近いコンビニは主婦なども来店するようになり、「生鮮品や日配品がコンビニで売られていると気づいてもらえた」(ローソン生鮮CVS推進部の池田鋼一郎部長)。コンビニのニーズが高まればコンビニの退店が減り、コンビニ跡地の居抜きで出店コストを削減してきた小型スーパーの青写真が狂う可能性がある。

 「かつて、大型店同士がしのぎを削っていた都市部は今後、小型店によるオーバーストアが起きるのでは」と、川原シニアアナリスト。都市部という新たな成長マーケットをめぐる戦いは、これから本番を迎える。(佐久間修志)

1697チバQ:2012/02/14(火) 21:06:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120210-00000002-fsi-bus_all
三越伊勢丹が新型店舗 “百貨店コンビニ” 高齢化・利便性対応
フジサンケイ ビジネスアイ 2月11日(土)8時15分配信

 百貨店最大手の三越伊勢丹ホールディングスは10日、食料品や日用雑貨の品ぞろえを重視した、コンビニエンスストア型の新しい小型店舗を出店することを明らかにした。高齢化などに対応、住宅地で身近に買える“百貨店コンビニ”と位置づけ、普及を目指す。

 新小型店は、新設するほか、首都圏などで展開する三越の小型サテライト店舗の一部を衣替えしてつくる。主力のギフト商品に加え、三越や伊勢丹のデパ地下で好評の食料品や生活雑貨、リビング用品などの品ぞろえを充実させる。百貨店らしさを残すため、24時間営業はせず、ギフト商品の品ぞろえも最大限、維持していく方針という。

 同社は、小型店事業を百貨店事業に並ぶ新たな収益源に育成する考えで、今春からグループの販売ノウハウを生かした小型店出店を加速させる。3月6日には、国内外の高級化粧品約20ブランドを集めた20〜30代女性向け小型店「イセタン ミラー メイク&コスメティクス」1号店を、東京・新宿のルミネ2に開店するほか、羽田空港に、紳士雑貨を中心とした小型店も計画している。

 コンビニ型店舗を追加することで小型店の業態を拡大し、顧客の選択肢を増やす。コンビニ型にする小型サテライト店は、今後立地を見ながら詰める。同社はサテライト店全体の店舗数も増やしていく計画で、「ミラー」なども含めた小型店の総数を、今後3年で90〜100店に拡大する。

 近年、人口の都心回帰や少子高齢化の進展で、都市部周辺に高齢者や単身者向けの新たなマーケットが生まれているほか、東日本大震災以降、コンビニなど住宅地に近い店の利便性が見直されている。

 こうした消費構造の変化を受け、同社は駅前の一等地に出店し広域から集客する従来の百貨店モデルだけでは将来的な成長が望めないと判断。「百貨店の側から、消費者との接点を作る努力が必要」(大西洋社長)として、小型店を収益の柱へと育てる。(佐久間修志)

1698チバQ:2012/02/14(火) 21:11:25
http://www.asahi.com/digital/bcnnews/BCN201202140005.html
都市型アウトレット2号店「ビックカメラ アウトレット有楽町店」、2月16日オープン
 ビックカメラの子会社のビックアウトレットは、池袋に続く2店舗目となる都市型アウトレット専門店「ビックカメラ アウトレット有楽町店」を、2月16日、JR有楽町駅高架下にオープンする。


 所在地は東京都千代田区有楽町2丁目9番8号。広さ約750m2、地上1階の1フロアで、ビックカメラ各店の展示品・旧モデル・外装不良などの「お買い得品」を販売する。営業時間は10時〜21時(年中無休)。

1701荷主研究者:2012/02/23(木) 00:46:35

http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2012012422515474/
2012/1/24 22:51 山陽新聞
倉敷駅北の周辺道路 大幅増なし 大型施設開業前後で倉敷署調査

 倉敷署は24日、JR倉敷駅北にある大型商業施設開業前後の周辺道路の交通量調査結果を公表した。最も増えた地点でも1割程度にとどまっており、同署は車両の分散や公共交通機関への誘導策が奏功したとみている。

 調査地点は、同駅南北や山陽自動車道倉敷インターチェンジ付近など計11カ所。開業前の昨年7月を皮切りに、開業後(同12月1〜25日)まで計4期間行い、平日と休日に分けて比較した。

 休日の車の増減幅は、10・5%増〜4・2%減、平日が5・1%増〜4・7%減。最も増えた地点は、休日が駅北に向かう同インター付近、平日が駅南側の国道429号だった。

 同インターで計測された流出車両は休日で約4割増えているものの、周辺の激しい渋滞にはつながっておらず、同署交通第1課は「高速道を利用しない近場の車が、渋滞を避けようと別ルートを選択したのではないか」と分析している。

 JRの利用者は休日で最大6割、平日も同3割増えていた。

 同課は「道路の改良や標識の新設、主要交差点への誘導員配置、JR利用の呼び掛けなど総合的な対策が実った。今後も適切に対応していきたい」としている。

1702チバQ:2012/02/23(木) 21:02:09
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2012022290090013.html?ref=rank
名古屋・栄にツインビル構想 
2012年2月22日 10時22分

 名古屋・栄地区の再開発事業で、老舗百貨店「丸栄」の本館と周辺のビルを取り壊し、新たにツインビルを建てる構想が浮上していることが分かった。

 丸栄の親会社で、医薬品製造の興和(名古屋市)が周辺の用地買収を進めている。完成目標は早ければ2020年。丸栄は百貨店業から撤退し、新たな業態に転換することになりそうだ。

 複数の関係者によると、構想では、丸栄本館ビルのほか、広小路通を挟んで北側に位置し、名古屋国際ホテルが入る栄町ビルなどの一帯を取り壊す。

 その後に建てる新しいビルは、栄地区活性化の起爆剤となるような集客力の高い複合施設。テナントとしては店舗やホテルなどが候補となっている。

 ビルの階数や大きさは固まっていないが、新たに広小路通の南北に高層ビルを1棟ずつ建てるツインビル案が有力。通りをまたぐ格好で、2つのビルをつなぐ連絡通路を設ける。

 名古屋市は栄地区一帯の再開発を後押しするため、「特定都市再生緊急整備地域」の指定を国に申し入れ、今年1月に認められた。これにより、警察など関係機関の合意が得られれば、道路の上の空間をまたぐかたちで連絡路を設置することが可能となった。

 興和と愛知県、名古屋市が連携し、開発業者を交えて計画を詰めていく方針。ただ一部の地権者らとの交渉が難航している。

 興和は業績不振に陥った丸栄を10年に子会社化し、百貨店業から脱却する考えを打ち出している。丸栄は、ネット通販などへの業態転換を模索していくとみられる。

(中日新聞)

1703チバQ:2012/02/24(金) 21:57:54
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120224-00000029-jijc-biz
Jフロントがパルコ買収へ=筆頭の森トラストから全株取得
時事通信 2月24日(金)20時0分配信

 百貨店の大丸と松坂屋を運営するJ・フロントリテイリング<3086>が、ファッションビルなどを展開するパルコ<8251>を買収する方向で検討していることが24日、明らかになった。パルコの筆頭株主で発行済み株式の33.2%を保有する森トラストから全株を買い取った後、日本政策投資銀行が持つ転換社債型新株予約権付社債(CB)を取得するなどし、過半数の保有を目指す。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120224-00000073-mai-bus_all
<パルコ買収>株主2位イオンの動向焦点
毎日新聞 2月24日(金)20時47分配信


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池袋パルコ=東京都豊島区で2012年2月24日午前11時58分、本社ヘリから尾籠章裕撮影

 大手百貨店の大丸と松坂屋を傘下に持つJ・フロントリテイリングは24日、ファッションビル大手パルコの筆頭株主の森トラストから、3月下旬に33.2%の保有株式すべてを301億円で買い取ると発表した。国内百貨店の売り上げが縮小する中、業態を越えた再編で生き残りを目指す動きが活発化しそうだ。一方、大手スーパーのイオンもパルコの大株主として業務提携を模索してきた経緯があり、今後の出方が注目される。

【ニュースの一報】Jフロント、パルコ買収へ 森トラストから株取得で

 パルコを巡っては、日本政策投資銀行も18.7%に相当するパルコ株に転換できる社債を保有している。Jフロントは24日、「(現時点で)他の株主からの株式取得の予定はない」とコメントしたが、パルコの子会社化に向け、この社債の買い取りや他の株主からの株取得を検討する方向だ。

 Jフロントがパルコ買収に踏み切った背景には、15年連続で売上高が減少している国内百貨店業界の窮状がある。Jフロントは「脱.百貨店」を掲げ、低価格品の拡充やテナントに大型専門店を導入するなど従来の百貨店のイメージにとらわれない店舗戦略を展開。これが奏功し、12年2月期は3期連続の連結最終(当期)増益を見込む。今回のパルコ株取得にも、「都市型商業施設の開発や運営で優れたノウハウ」(Jフロント)を持つパルコとの連携を深めて百貨店の変革を加速させる狙いがある。

 パルコも浦和パルコ(さいたま市)にJフロントの食品売り場を導入するなど、一部店舗で協業関係があり、Jフロントとの業務提携について「要請があれば、相乗効果が生じるよう協議したい」とコメントした。

 今後の焦点は、パルコ株12.3%を保有し、2位の大株主のイオンの対応に移る。イオンはパルコが持つノウハウを海外や国内都市部のショッピングモール開発に活用しようと、昨年2月までに株式を取得。森トラストと共同歩調を取り、パルコに経営陣の刷新やイオン出身役員の受け入れを求め、業務提携の協議開始にこぎ着けた。

 しかし、昨夏に始まった協議は「双方が考えを述べる程度」(パルコ関係者)にとどまり、成果は出ていない。関係者によると、森トラストはパルコ株をイオンへ譲渡することも検討していたが、イオンは今年2月上旬、取得断念を伝えてきたという。協議が進まないまま保有比率を上げれば、パルコ側の反発が強まることを懸念したとみられる。このため森トラストは、同時期にパルコ株取得を打診してきたJフロントへの売却を決めた。

 Jフロントが筆頭株主になったことで、イオンがパルコとの提携効果を発揮するのはさらに難しくなるとみられ、パルコ株を持ち続ける意味は薄れる。イオンはそれでも業務提携の具体化を目指すのか、提携を断念して株を売却するのか選択を迫られる。

 イオンは24日、Jフロントのパルコ株取得について「事前に連絡がなかった」と不快感を示した。ただ、パルコ株をすぐに売却すればJフロントに有利になるため、当面は保有を続け、今後の戦略を練る構え。パルコの経営権を巡る攻防は、主役を交代して再燃しそうだ。【久田宏】

1704チバQ:2012/02/24(金) 22:41:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120224-00000094-reut-bus_all
焦点:パルコ争奪戦はJフロントに軍配、撤退の判断迫られるイオン
ロイター 2月24日(金)17時35分配信


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2月24日、パルコをめぐる争奪戦は、森トラスト(東京都港区)が保有する株式をJ.フロント リテイリングが引き受けることになり、新たなステージに突入した。写真はパルコの株式約12%を保有するイオンの店舗。埼玉県越谷市で2008年11月撮影(2012年 ロイター)

[東京 24日 ロイター] パルコ<8251.T>をめぐる争奪戦は、森トラスト(東京都港区)が保有する株式をJ.フロント リテイリング<3086.T>が引き受けることになり、新たなステージに突入した。

次の注目点は、パルコの株式約12%を保有するイオンの動向だ。強引ともいえる株式取得後、提携を迫ったイオン<8267.T>はパルコと業務検討委員会を発足させたが、話し合いは遅々として進んでいない。新たな筆頭株主として登場することになったJフロントは、パルコにとってはホワイトナイトも同然の存在で、イオンとパルコの協議が暗礁に乗り上げるのは必至だ。イオンはパルコに対してどのような手を打つのか。最終的な判断を迫られている。

<森トラスト、株売却はイオンにも打診>

Jフロントは24日、パルコの筆頭株主の森トラストから保有する全株式33.22%を取得し、筆頭株主になると発表した。関係者によると、Jフロントが森トラストに株式取得を申し入れたのは1月下旬。水面下のこの動きを察知して憤慨したのがイオンだ。同じ小売業界のJフロントが筆頭株主として登場すれば、イオンの発言権も影響力も大きく低下してしまうからだ。

複数の関係筋によると、もともと森トラストが保有株式の売却先として、最初に話を持ちかけた相手がイオン。だが、価格面などの条件で折り合わず、見送った経緯がある。パルコもイオンに対して、業務検討委員会で早急に協業の具体策を打ち出すので株の買い増しは急がないでほしいと要望してきた、とイオン関係者は明かす。その一方で、パルコはJフロントへの傘下入りを模索していたのではないかとの疑念が、イオンの不信感の根っこにある。

<イオンによる敵対的TOB、高いハードル>

イオンによるパルコ株式の保有比率は12.3%。第2位株主ではあるものの、重要事項で拒否権を持つ3分の1超を保有しているわけでもない。イオンがJフロントを排除するには、パルコ経営陣の反対を覚悟で敵対的TOBによる全株取得を仕掛けるしかない。今回、Jフロントが森トラから取得するパルコ株の価格は1株1100円で、23日の終値682円に約62%のプレミアムが乗った。TOBを実施するなら1100円を上回る水準で提案しなければJフロントは応じないとみるのが自然だ。

しかし、それがコストに見合うのかどうかは、疑問視する声が多い。そもそも森トラストからの株式売却提案に対してさえも躊躇(ちゅうちょ)しており、リターンが見えないない中で、これ以上の投資には踏み切れないというのがイオンの本音とみられる。三菱UFJモルガン・スタンレー証券のシニアアナリスト、桜井亮氏は「1100円は、のれんが発生するぎりぎりのライン。絶妙な価格設定だ。1100円以上を提示して株を集めることは、実現性が乏しい」とみている。

1705チバQ:2012/02/24(金) 22:41:43
<イオン、1年間の投資としては十分なリターン>

イオンがパルコ株取得に要した費用は総額約85億円。イオンが将来、Jフロントに対して今回と同じ1株1100円で売却すれば、売却総額は111億円となり、1年間の株式投資としては十分なリターンともいえる。桜井氏も「イオンが売らない理由付けを行うのは相当に苦しい」とみる。イオンの広報担当者は「今後については、これから検討する」と述べている。

イオンは昨年2月、突然、パルコの第2位株主として登場。森トラストとイオンが共同歩調を取って経営体制を刷新し、昨年7月にはイオンとパルコが提携の具体化に向けた協議を発足させた。一向に進まない両社の提携協議を横目に、複数の百貨店がパルコ支援企業候補に浮上していた。「いつかこの提携は解消されることになるのではないか」(投資銀行関係者)との見方が根強かったためだ。

イオンとパルコは、顧客層や展開地域が真逆のビジネスモデル。イオンが得意とするのは「郊外」と「主婦」。パルコは「都心」と「若者」だ。小売業界関係者は、今回パルコがJフロントが筆頭株主になることを容認していることについて「都心での展開や若者への客層拡大に取り組む百貨店の方が協力できると判断したのだろう」とみている。

<Jフロント、パルコ取得で多角化推進>

Jフロントはパルコ買収で、脱百貨店を進めると同時に、若者など顧客層の拡大を加速させたいとみられる。同社は、10代後半―30代の女性をターゲットにした「うふふガールズ」などを展開し、従来の百貨店にはない売り場作りを続けてきた。奥田務会長兼最高経営責任者(CEO)は「新百貨店モデルの確立」を掲げて改革を進めており、パルコの店づくりが好作用を生みだすとみている模様だ。一方のパルコも「Jフロントとは業務上の共通点も多く、様々な協業の可能性を検討することも想定される」とリリースに記載するなど、Jフロントの登場を前向きに受け止めている。

(ロイターニュース 清水律子 江本恵美;編集 布施太郎)

1707チバQ:2012/02/25(土) 17:45:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120225-00000538-san-soci
なぜ、大阪に1号店? 北欧100円ショップ、日本上陸の内幕
産経新聞 2月25日(土)12時50分配信


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大阪に進出するデンマークの雑貨チェーン大手、タイガーの色鮮やかな商品(写真:産経新聞)

 【ビジネスの裏側】北欧の人気雑貨チェーン店「タイガー」が今夏にもアジア1号店を大阪に出店する。欧州では約120店を展開する同店だが、なぜアジア第1号店を首都・東京ではなく、大阪に決めたのか。来日した「タイガー」を運営するデンマークのゼブラ社のレナート・ライボシツCEO(最高経営責任者)が大阪進出の理由を明かした。

 「東京には、それぞれ特徴的なエリアがたくさんある。1店舗をオープンしても、限定された地域のものになるため、東京では埋もれてしまう危険性があると考えた」。ライボシツ氏はこう説明した上で、「東京に比べ都市のサイズがコンパクトな大阪では、1店舗をオープンしたら、全体からお客さんに来てもらうことができ、広く知れわたると考えた」と言う。

 大阪進出に際し、日本貿易振興機構(ジェトロ)や大阪商工会議所のサポートを受けながら出店準備を進めているが、「サポートがあってのこと。東京には企業が多く、われわれ1企業に対し、ここまでのサポートが受けられたかわからない」とも話す。

 日本での出店準備を、中心になって進めているクラウス・ファルシグ日本地区部長は、学生時代にバックパッカーとして日本を旅行したことがあり、好きな都市は「京都、金沢、長崎」。「日本の文化がより感じられる」と京都に留学した経験からも、関西出店のメリットをライボシツ氏にアドバイスする。

 海外の大手チェーン店が日本進出で大阪を選んだケースはほとんどない。昭和46年に日本1号店を開店した「マクドナルド」、平成8年の「スターバックス」は共に東京・銀座だった。仏高級ブランド「ルイヴィトン」「カルティエ」も銀座、「エルメス」は丸の内、ベルギーのチョコレート専門店「ゴディバ」は日本橋だ。

 タイガーと同じ北欧ブランドはどうか。スウェーデンの衣料品チェーン「H&M」は銀座に、同くスウェーデン発祥の家具チェーン「イケア」は、郊外型店舗形態をとることから、1号店は平成18年に千葉県船橋市にオープンしている。

 「今後の日本展開は、まず大阪で3店舗の成功をおさめること」と話すライボシツ氏。すでにタイガーに対する日本での引き合いも多く、「日本市場では100店舗単位での展開も期待できる」としており、大阪の後には、東京をはじめ日本全国に展開していくことになるだろう。

 人口500万人のデンマークでは、すでに60店舗を展開するタイガー。東京より規模は小さいが、大阪も人口は267万人と、世界的にみても大都市だ。大阪での成功が、タイガーの日本展開のカギになるとともに、今後海外ブランドが戦略的に大阪に進出することになるのか、といった点でも注目が集まっている。(阿部佐知子)

1708チバQ:2012/02/25(土) 17:48:58
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120224-00000005-fsi-bus_all
J.フロント 若年層向けテナント誘致に活路
フジサンケイ ビジネスアイ 2月25日(土)8時15分配信

 J.フロントリテイリングによる商業ビル大手のパルコ株取得の背景には、右肩下がりを続ける百貨店経営に対する強い危機感がある。J.フロントは事業の主軸を、従来の百貨店事業から店舗を活用したテナント事業にかじを切り始めており、若者を引き込むパルコのノウハウを取り込み、生き残りを目指す狙いがある。

 J.フロントの奥田務会長は、ことあるごとに「業態の垣根を越えた戦いを挑まなければならない」と話し、「新・百貨店」と称する、ファッションビル型のテナントを組み入れた売り場展開に関心を示してきた。

 昨年4月オープンの大丸梅田店にユニクロや東急ハンズを入れたことで、入店客数は前年比約2倍に伸長、1月の売上高も同77%増と好調だ。2017年の再オープンを目指して改装予定の松坂屋銀座店も、「若い人向けに絞り込む」(奥田務会長)ための若年層に人気のテナント誘致を視野に入れる。

 パルコは渋谷ほか、全国の主要都市など約20カ所にファッションビルを運営、ブランド力と独自性のあるテナント展開に定評がある。「パルコなら入りたい」という人気アパレル店は多く、若年層の顧客層開拓を目指すJ.フロントにとってパルコのノウハウは垂涎(すいぜん)の的だった。

 百貨店の全国売上高は昨年まで15年連続の前年割れで、昨年は約6兆円と10年前の7割程度。郊外型の専門店や外資系のファストファッションなどが存在感を増す中、価格帯の高い商品が中心の百貨店は、若者層を中心に顧客離れが進んでいた。

 百貨店各社は、新たな収益源となる事業形態を模索。高島屋は23日、ベトナムのホーチミン市への出店を発表して海外展開を加速する。また三越伊勢丹ホールディングスは、高級化粧品や紳士雑貨などを扱う小型店出店を進めている。

 旧セゾングループの傘下にあったパルコは、大手百貨店の傘下に入ることを望んでいたとされ、今回のJ.フロントとの資本提携では、「補完関係が成り立つ」とみる向きが多い。森トラストは「都市型の業態同士、いい連携ができる」(幹部)としているほか、パルコの転換社債を保有する日本政策投資銀行もJ.フロントからの要請があれば売却を検討する方向だ。J.フロントの今回のパルコへの出資は、一段落していた百貨店の再編に新たな火を付ける可能性もありそうだ。(佐久間修志)

1709とはずがたり:2012/02/25(土) 20:46:31
価格戦略正反対だけどリッツカールトンも先ずは大阪に上陸したけど。

なぜ、大阪に1号店? 北欧100円ショップ、日本上陸の内幕
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120225-00000538-san-soci
産経新聞 2月25日(土)12時50分配信

大阪に進出するデンマークの雑貨チェーン大手、タイガーの色鮮やかな商品(写真:産経新聞)
 【ビジネスの裏側】北欧の人気雑貨チェーン店「タイガー」が今夏にもアジア1号店を大阪に出店する。欧州では約120店を展開する同店だが、なぜアジア第1号店を首都・東京ではなく、大阪に決めたのか。来日した「タイガー」を運営するデンマークのゼブラ社のレナート・ライボシツCEO(最高経営責任者)が大阪進出の理由を明かした。

【フォト】北欧の100円ショップ 第2のイケアとなるのか

 「東京には、それぞれ特徴的なエリアがたくさんある。1店舗をオープンしても、限定された地域のものになるため、東京では埋もれてしまう危険性があると考えた」。ライボシツ氏はこう説明した上で、「東京に比べ都市のサイズがコンパクトな大阪では、1店舗をオープンしたら、全体からお客さんに来てもらうことができ、広く知れわたると考えた」と言う。

 大阪進出に際し、日本貿易振興機構(ジェトロ)や大阪商工会議所のサポートを受けながら出店準備を進めているが、「サポートがあってのこと。東京には企業が多く、われわれ1企業に対し、ここまでのサポートが受けられたかわからない」とも話す。

 日本での出店準備を、中心になって進めているクラウス・ファルシグ日本地区部長は、学生時代にバックパッカーとして日本を旅行したことがあり、好きな都市は「京都、金沢、長崎」。「日本の文化がより感じられる」と京都に留学した経験からも、関西出店のメリットをライボシツ氏にアドバイスする。

 海外の大手チェーン店が日本進出で大阪を選んだケースはほとんどない。昭和46年に日本1号店を開店した「マクドナルド」、平成8年の「スターバックス」は共に東京・銀座だった。仏高級ブランド「ルイヴィトン」「カルティエ」も銀座、「エルメス」は丸の内、ベルギーのチョコレート専門店「ゴディバ」は日本橋だ。

 タイガーと同じ北欧ブランドはどうか。スウェーデンの衣料品チェーン「H&M」は銀座に、同くスウェーデン発祥の家具チェーン「イケア」は、郊外型店舗形態をとることから、1号店は平成18年に千葉県船橋市にオープンしている。

 「今後の日本展開は、まず大阪で3店舗の成功をおさめること」と話すライボシツ氏。すでにタイガーに対する日本での引き合いも多く、「日本市場では100店舗単位での展開も期待できる」としており、大阪の後には、東京をはじめ日本全国に展開していくことになるだろう。

 人口500万人のデンマークでは、すでに60店舗を展開するタイガー。東京より規模は小さいが、大阪も人口は267万人と、世界的にみても大都市だ。大阪での成功が、タイガーの日本展開のカギになるとともに、今後海外ブランドが戦略的に大阪に進出することになるのか、といった点でも注目が集まっている。(阿部佐知子)

1710とはずがたり:2012/02/25(土) 20:47:42
>>1707>>1709
あっ,かぶりましたね。。(;´Д`)

1711荷主研究者:2012/02/26(日) 17:05:12

http://www.chibanippo.co.jp/c/news/local/68312
2012年01月25日15:09 千葉日報
五井駅西口の活性化なるか 旧「ラオックス」に商業施設 市原
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秋に新たな商業施設としてオープンする旧「ラオックス市原店」(右側)と、スーパー「せんどう」の予定地(左側)=市原市

 2009年2月に閉店したJR五井駅西口の家電量販店「ラオックス市原店」(市原市五井中央西)が入居していた建物に今秋、新たな多目的商業施設がオープンすることが24日までに分かった。物販、漫画喫茶などの店舗のほか、コミュニティー施設の入居も検討中という。周辺では食料品スーパーもほぼ同時期に開店予定で、相次ぐ商業施設の進出で懸案となっていた同駅西口の活性化につながるか注目されている。

 リニューアル計画は、土地と建物を所有する朝日無線電機(本社・東京都、谷口好市社長)が明らかにした。

 旧市原店は1970(昭和45)年オープン。改装を重ねた店舗は県内のラオックス最大級で、市内では一時、同店の一人勝ちが続いていた。しかし90年代になって現在の家電業界の主流である郊外への出店が相次ぎ苦戦。09年2月に約40年の歴史に幕を下ろした。

 翌年5月には、同店とともに栄華を誇った隣接地の大型スーパー「イトーヨーカドー市原店」も33年の歴史を閉じた。相次ぐ撤退に周辺は人通りが途絶えて閑散としており、大規模店が開店し、映画館も含む大型ショッピングセンターの開発計画が進む東口に比べる形で活性化策の必要性が叫ばれてきた。

 リニューアル計画は受託した都内業者が総合プロデュース。地域活性化スポットとしてテナントの誘致を進めており、物販、漫画喫茶、コンビニ、飲食店のほか、地域コミュニティー施設も検討中という。

1712荷主研究者:2012/02/26(日) 17:31:23

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20120127/CK2012012702000145.html
2012年1月27日 中日新聞
《経済》セノバ前、通行量最多 静岡市中心街で人の流れ変わる

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ttp://tohazugatali.web.fc2.com/commerce/PK2012012702100116_size0.jpg

 静岡市中心商店街の休日の人の流れが複合商業ビル「新静岡セノバ」(静岡市葵区鷹匠(たかじょう))のオープンで大きく変わったことが静岡商工会議所が26日に発表した通行量調査で分かった。

 同商議所は16年前から毎年11月の最終日曜日に58地点で、午前10時〜午後5時の歩行者の通行量を調査。今回は昨年11月27日に実施。天候は、薄曇りの穏やかな日だった。

 新静岡セノバ前に当たる「伝馬町・鷹匠南口モール」が約2万7000人と最多となった。昨年10月のセノバ開店によって大幅に増えた。建設工事中だった前年の約12倍となり、セノバ開店前に立地していた新静岡センター(2008年当時)より約60%増となった。

 2位は、JR静岡駅ビル「パルシェ前中央地下道」で約2万6000人(前年比11%減)、3位以下は別表の通り。58地点を合わせた総通行量は、38万4955人(同7%増)で4年ぶりに前年を上回った。

 地点別の増減は、前年より増加が23地点、減少は35地点だった。同商議所の担当者は「全体は増えたものの、減少地点が多く、手放しでは喜べない」と述べた。


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