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商業・流通

1708チバQ:2012/02/25(土) 17:48:58
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120224-00000005-fsi-bus_all
J.フロント 若年層向けテナント誘致に活路
フジサンケイ ビジネスアイ 2月25日(土)8時15分配信

 J.フロントリテイリングによる商業ビル大手のパルコ株取得の背景には、右肩下がりを続ける百貨店経営に対する強い危機感がある。J.フロントは事業の主軸を、従来の百貨店事業から店舗を活用したテナント事業にかじを切り始めており、若者を引き込むパルコのノウハウを取り込み、生き残りを目指す狙いがある。

 J.フロントの奥田務会長は、ことあるごとに「業態の垣根を越えた戦いを挑まなければならない」と話し、「新・百貨店」と称する、ファッションビル型のテナントを組み入れた売り場展開に関心を示してきた。

 昨年4月オープンの大丸梅田店にユニクロや東急ハンズを入れたことで、入店客数は前年比約2倍に伸長、1月の売上高も同77%増と好調だ。2017年の再オープンを目指して改装予定の松坂屋銀座店も、「若い人向けに絞り込む」(奥田務会長)ための若年層に人気のテナント誘致を視野に入れる。

 パルコは渋谷ほか、全国の主要都市など約20カ所にファッションビルを運営、ブランド力と独自性のあるテナント展開に定評がある。「パルコなら入りたい」という人気アパレル店は多く、若年層の顧客層開拓を目指すJ.フロントにとってパルコのノウハウは垂涎(すいぜん)の的だった。

 百貨店の全国売上高は昨年まで15年連続の前年割れで、昨年は約6兆円と10年前の7割程度。郊外型の専門店や外資系のファストファッションなどが存在感を増す中、価格帯の高い商品が中心の百貨店は、若者層を中心に顧客離れが進んでいた。

 百貨店各社は、新たな収益源となる事業形態を模索。高島屋は23日、ベトナムのホーチミン市への出店を発表して海外展開を加速する。また三越伊勢丹ホールディングスは、高級化粧品や紳士雑貨などを扱う小型店出店を進めている。

 旧セゾングループの傘下にあったパルコは、大手百貨店の傘下に入ることを望んでいたとされ、今回のJ.フロントとの資本提携では、「補完関係が成り立つ」とみる向きが多い。森トラストは「都市型の業態同士、いい連携ができる」(幹部)としているほか、パルコの転換社債を保有する日本政策投資銀行もJ.フロントからの要請があれば売却を検討する方向だ。J.フロントの今回のパルコへの出資は、一段落していた百貨店の再編に新たな火を付ける可能性もありそうだ。(佐久間修志)


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