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大中華世界的話題

1965チバQ:2010/11/10(水) 22:04:55
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2010111002000041.html
少数民族 交戦続く 軍政 選挙後、大規模攻撃も
2010年11月10日 朝刊

 【バンコク=古田秀陽】タイと国境を接するミャンマー東部カイン(カレン)州のミャワディで発生した少数民族武装勢力と国軍の戦闘で、タイ政府は九日、ミャンマー人約二万人がタイ側へ避難したことを明らかにした。タイ陸軍によると、ミャワディの南にあるパヤトンズパスでは前日に続き九日も散発的な戦闘が起き、タイ側に砲弾が着弾するなどして負傷者が出た。

 ミャンマー国境警備隊への編入をめぐり、同国軍政に反発する少数民族の六武装組織は、国軍からの攻撃に「一致して対抗する」との同盟を結んだとされる。交戦にはすでに複数組織が参加しているとの情報があり、少数民族地域に戦闘が広がる恐れが出ている。

 タイメディアなどによると、カイン州南部では「民主カレン仏教徒軍」(DKBA)の一派ら数百人規模の武装組織が、約五百人の政府軍と銃や迫撃弾などで交戦。「カレン民族同盟」(KNU)やモン人の「新モン国党」(NMSP)の兵士も加わったとされる。

 軍政は停戦合意を結んだ組織に国境警備隊への編入を求めてきたが、最大勢力「ワ州連合軍」などが相次いで拒否。政権は一部の少数民族地域で七日の総選挙を中止するなど圧力を強め、選挙後に大規模攻撃に踏み切る可能性があるとされる。

 一方、タイ陸軍は九日、ミャワディでの交戦は沈静化したと述べ、最大二万人に膨れ上がった避難民をミャンマーへ帰国させ始めた。軍は国境監視を続けるとしているが戦闘再開の恐れがあり、一部の人権団体から「帰国させるのは早すぎる」との懸念が出ている。

1966チバQ:2010/11/10(水) 22:06:41
http://mainichi.jp/select/world/news/20101108ddm007030052000c.html
変革は起きるか:’10ミャンマー総選挙/上 生活改善望み薄 投票に熱気なく
 アウンサンスーチーさん率いる「国民民主連盟」が圧勝した前回総選挙から20年。軍事政権支配下のミャンマーで7日、民政移管実施へ向けた総選挙が行われた。政権は軍による支配継続を狙い、大量の翼賛候補を擁立した一方、アジアの経済成長から取り残された同国で厳しい生活を送る国民には「選挙後も何も変わらない」とのあきらめが広がる。選挙は「変化への一歩」となるか。ミャンマーは「普通の国」へと脱皮できるか。現地情報をもとに報告する。

 夜明けを迎えた午前6時、ヤンゴン中心部の投票所に住民が集まり始めた。この投票所に登録された有権者は約2800人。午前9時までに504人が投票を済ませ、当局者は「上々の出だしだ」と胸を張ってみせた。

 だが、多くの住民は朝食の食卓や路上で議論を続けていた。「誰に投票すべきか、そもそも投票すべきか、すべきではないか」。輪の中にいた男性は「家族や仲間でいくら話し合っても結論が出ない」と言った。

 選挙には37政党が参加した。政権翼賛政党「連邦団結発展党」(USDP)が多数の候補者を立て豊富な資金力を背景に選挙運動を展開する一方、小政党はパンフレット作製もままならない。「公約の違いがよくわからない。知っているのは各党のシンボルマークだけ」。男性はそう話した。

 ◇公正さ闇の中
 そもそも投開票が公正に行われるのかどうかも闇の中だ。

 国際選挙監視団や海外メディアの入国を拒否した軍事政権は、その気になれば不正を働くことも思いのままだ。「政権は民主化勢力の排除などで、すでに『負けない』状況を作り上げている。さらに不正を行う必要はないのでは」(外交筋)との見方もある。

 しかし、6日までの事前投票について反政権系の政党からは「うちの党に投票した人物が、当局者に村の道路工事への従事を命じられた」などと不正を訴える声が相次いだ。

 政権は外交官や海外メディア通信員に7日、投票所の視察を許可した。毎日新聞通信員が視察したヤンゴン市内の投票所では、有権者が誰に投票したかをチェックされることもなかったという。

 ◇公開「見せ物」
 だが、公開されたのは全国約4万カ所の投票所のうちごく一部。「よく『訓練』された投票風景を見せてもらい、面白かった」。視察に参加した外交官は皮肉を込めてそう語り、公開が「官製の見せ物」に過ぎないとの見方を示した。

 「予想していた(有権者の)熱気はほとんどない」。別の外交官はノートにそう記した。理由はスーチーさんの不在だ。「政府にはうんざりだ。投票用紙にはあえて『スーチー』と書く」。投票所の前である男性がそう意気込んだ。IT技術者の男性も、「家でじっとしていられない。投票で軍政を否定する」と言い切った。だが、別の男性は冷めていた。「民主化勢力も20年何もできなかった。生活をよくしてくれるならば誰でもいい」

 埋蔵資源が豊富で成長の潜在性がある同国だが、長年の軍事支配で人々の生活は東南アジアの中でも最も貧しいレベルにある。【バンコク西尾英之】

 ◇市民、監視おびえ−−ジャーナリスト・玉本英子さん
 ジャーナリスト、玉本英子さん(43)=アジアプレス・インターナショナル所属・写真=は先月末までの約3週間、ミャンマー情勢を取材。軍政が厳しい言論統制を敷いている状況を目の当たりにした。

 市民は常に当局の監視におびえていた。雑談には応じるが、政治的な話をしたり、カメラを構えると、顔色を変えて拒否した。誰かに密告される恐れがあるためだろう。軍政はこの20年で監視社会を作り上げていた。

 ある40歳代女性の「(監視で)人々の心がすさんでしまった」という言葉が耳に残る。彼女は、ベッドの枕元にスーチーさんの写真を張り付けていた。

 玉本さんは、NLDの元幹部で89〜08年まで投獄されたジャーナリスト、ウィンティン氏にも会った。同氏は「国内はまるで監獄だ」と語り、囚人服と同じ青色のシャツを着ていたという。【岩佐淳士】

1967チバQ:2010/11/10(水) 22:06:51
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 ◆ミャンマー軍事政権をめぐる動き◆

62年      軍事クーデターでネウィン政権樹立

88年 7月   民主化運動が高まり、ネウィン氏が公職を外れる

    9月   軍が再び全権掌握、ソウマウン氏が軍政トップに

89年 7月   軍政がアウンサンスーチーさんを自宅軟禁

90年 5月   総選挙で国民民主連盟(NLD)が圧勝。軍政は結果受け入れを拒否

92年 4月   タンシュエ氏が軍政トップに

00年 9月   スーチーさん2回目の自宅軟禁

03年 8月   軍政が「民主化」ロードマップを制定

    9月   スーチーさん3回目の自宅軟禁

08年 5月   国民投票で新憲法承認

09年 8月   米国人男性による自宅侵入で、スーチーさんに懲役3年の有罪判決。直後に1年6月の自宅軟禁に減刑

10年 3月   総選挙実施に向けた選挙法制定。スーチーさん排除の内容にNLDは選挙ボイコット決定

   11月7日 総選挙実施

1968チバQ:2010/11/10(水) 22:07:11
http://mainichi.jp/select/world/news/20101109ddm007030108000c.html
変革は起きるか:’10ミャンマー総選挙/中 貧しい国民、難民化 未来占う巨大開発
 ◇国際関係、改善必須
 「仕事のない郷里には、帰りたくても帰れない」

 アンダマン海に面するタイ南部ラノーン。ミャンマー最南端と海峡を挟んで向かい合うこの町は、ミャンマーからの出稼ぎ労働者の「タイへの玄関口」の一つだ。ミャンマー南部ダウェーから来た青年(26)は、「祖国では仕事があっても日給は1日500チャット(約50円)にもならない。タイの10分の1」と嘆いた。

 数百万人と言われるタイで働くミャンマー人労働者の大半は、祖国の経済開発の遅れで満足な仕事を得られずに越境した経済難民で、肉体労働に従事。軍事政権は「彼らは国を捨てた」とし、総選挙での在外投票を認めなかった。

 ところが今、ダウェーで事業費数兆円の巨大プロジェクトが具体化しつつある。日本が主導して整備するインドシナ半島の産業道路「東西回廊」の西側終着点に近いダウェーに、大型コンテナ船が入る大規模港湾を建設。発電所や工業団地、タイ国境からの高速道路などを整備し、半島全体のインド洋へ向けた玄関口とする構想だ。

 日本企業関係者によると、タイで生産した自動車部品を、輸送を巡るリスクやコストの高いマラッカ海峡を通らずにインドなどへの輸出拠点として利用でき、安い人件費を生かし部品工場をミャンマーに建設することも考えられる。タイのゼネコン最大手「イタリアン・タイ」社は総選挙前の2日、軍事政権と開発契約を結んだ。しかし、今後数十年に及ぶ開発費をタイ国内だけで調達するのは困難で、同社は日本など先進各国からの投資を期待している。

 ネックはミャンマーへの直接投資を禁じた米国の経済制裁や、日本政府の経済協力停止措置。日本企業が投資するには、政府開発援助(ODA)再開などの政府決断が必要だ。

 日本外務省には「軍政が(民主化問題で)少しでも妥協してくれたら」との声がある。だが軍政は総選挙でアウンサンスーチーさんらを排除。米欧は当面、政権への強硬姿勢を緩めない方針で、日本だけが柔軟姿勢に転じるのは困難な状況だ。

 軍事政権が妥協に応じない背後には、インドシナ半島を南北に貫く「南北回廊」の整備を通じて地域への影響力を強める中国の全面的な支援がある。

 日本企業関係者が「開発が進めば雇用も創出される」と語るように、民政移管後の新政権が、国際社会と関係を改善し、国民生活を改善する開発に真剣に取り組むかが、貧困に苦しむ国民の明日を左右する。【バンコク西尾英之】

1969チバQ:2010/11/10(水) 22:07:34
http://mainichi.jp/select/world/news/20101110ddm007030130000c.html
変革は起きるか:’10ミャンマー総選挙/下 瀬戸際の民主化勢力
 ◇社会的活動にシフトも
 20年ぶりの総選挙から2日後の9日朝。最大の野党勢力として選挙参加した「国民民主勢力」(NDF)のヤンゴン市内の事務所は、陰うつなムードに包まれた。政権翼賛政党「連邦団結発展党」(USDP)が「議席の8割を獲得した」との見通しを明らかにする一方で、NDFの議席は最大都市ヤンゴンを中心に上下院合わせて十数議席にとどまる恐れが出てきたためだ。

 「有権者の反応はよかった。だが開票状況は我々の予想とは全く違った」。選挙運動員の一人はつぶやいた。

 NDFなど反政権系の各政党は今後、難しい選択を迫られる。

 結果を受け入れて議会に参加すれば、政権側は「選挙は公正に行われた」と宣伝材料に使うだろう。憲法改正に必要な4分の3以上を軍部寄りの議員が占める状況下では、軍部の永続支配を狙った憲法をどうすることもできない。しかし、「不正」を訴えて結果受け入れを拒否すれば、議会は完全に政権翼賛政党一色になる。

 NDFの母体で選挙参加を拒否した、アウンサンスーチーさん率いる「国民民主連盟」(NLD)も厳しい状況には変わりない。

 NDF内には、NLDによる投票ボイコットの呼びかけが、「民主化勢力への投票を減らし、軍政側を利した」との批判がある。軍政側は、民主化勢力同士の反目を横目に、「投票しない権利」を訴えるチラシを配ったNLDの行動を黙認した。

 「軍政はNLDをあえて泳がせ、今後必要となれば、選挙妨害などの容疑でメンバーらを一網打尽に拘束するつもりではないか」。そんな憶測も流れている。

 軍政はNLDが圧勝した前回90年の選挙以来、スーチーさんやNLDメンバーの長期拘束、さらにはスーチーさんの政治参加を許さない憲法策定など、20年かけて「選挙に負けない態勢」を作ってきた。13日に自宅軟禁期限の切れるスーチーさんの7年ぶりの解放は、政権がスーチーさんの存在を恐れていないことの裏返しだ。

 反軍政系誌「イラワディ」は、スーチーさんに近い筋の話として、スーチーさんは、軍事政権と正面からぶつかる従来型の運動から、教育の充実や貧困解消などの社会的活動に重心を移すしかないと見ていると報じた。

 国民人気が根強いスーチーさんだが、軍政の術数にはまり、NLDは解党、民主化勢力は新国会で絶対少数派となった。民主化勢力は今後、政治勢力としてどう存続していくのか、瀬戸際に立たされている。【バンコク西尾英之】

1970チバQ:2010/11/11(木) 12:20:34
>>1895
80年代までの支配政党を前身とする「国民統一党」(NUP)が約1000人と、豊富な資金を持つ体制寄りの政党が多数の候補者を擁立する
>>1962
仮に過半数をとれない場合でも、やはり国軍に近い国民統一党(NUP)が受け皿になるとみられる。

http://www.asahi.com/international/update/1110/TKY201011100505.html
軍政翼賛党「圧勝」、不正疑惑も次々 ミャンマー総選挙
2010年11月11日0時59分
10日、アウン・サン・スー・チー氏のポスターを掲げる国民民主連盟のメンバー=ロイター
 【バンコク=古田大輔】軍事政権下で20年ぶりに実施されたミャンマー(ビルマ)総選挙で、軍政の翼賛政党、連邦団結発展党(USDP)の広報官は10日、朝日新聞の取材に「(選挙対象の)議席の8割を獲得した」と圧勝を宣言した。だが、各地で様々な不正疑惑が指摘され、民主化勢力だけでなく軍政寄りの政党からも批判が出ている。

 USDP本部の広報官によると、10日昼の段階で、今回の投票の対象となった上下両院と地方議会の約1160議席のうち、878議席を獲得しており、さらに増える勢いだという。

 国営テレビは10日夜、当選が決まった一部の候補者の名前を発表。AFP通信によると、下院60人の当選者のうち48人はUSDPで、大統領候補に名前が挙がるトゥラ・シュエ・マン氏や党首のテイン・セイン首相の名もあった。今後も当選者が決まり次第順次、発表するという。

 一方、軍政を支持し、USDPに匹敵する約1千人の候補者を立てた国民統一党(NUP)は、幹部も相次いで落選した。敗因についてNUPの幹部はUSDPの不正があったと非難し、「USDPへの投票の強制があった」「期日前投票の中には、実際は死んでいる人の票まで含まれていた」などと指摘した。

 2008年に実施した新憲法案の是非を問う国民投票で「92.48%が賛成した」と発表し、国内外から不正を指摘された軍政は今回、透明性確保の手段として、各投票所での開票の際に各政党の監視を受け入れるとしていた。

 しかし、他政党からは、投開票所の職員がすべてUSDP関係者で、開票を監視できなかったとの事例が多数、報告されている。NUPなど複数の政党が選挙管理委員会に不服を申し立てた。反軍政の政党の間では、協調して選挙結果の受け入れを拒否する動きも出ている。

1971チバQ:2010/11/14(日) 17:24:43
>>1871>>1874
http://www.47news.jp/CN/201011/CN2010111401000294.html
首相選は米在住学者ら6人で決選 チベット亡命政府
 【ニューデリー共同】インド北部ダラムサラにあるチベット亡命政府の選挙管理委員会は14日までに、10月に世界各地で実施した同政府首相選の第1回投票の開票結果を発表、米在住の国際法学者ロブサン・サンゲ氏ら上位6人を決選投票の候補者に選んだ。決選投票は来年3月20日に実施される。

 トップはサンゲ氏で約2万2千票。亡命チベット人として初めて米ハーバード大を卒業。40代と若く、知名度もあるため、決選投票でも優勢とみられている。

 米国でチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世(75)の特使を務めたこともあるテトン・テンジン氏が約1万2千票で2位。3位は亡命政府の女性副議長ギャリ・ドルマ氏で約2700票だった。有権者は世界各地にいる亡命チベット人で7、8万人とされる。第1回の投票率は約61%。

 新首相は政治的指導者でもあるダライ・ラマの第一の補佐役になる。中国政府の強硬姿勢に阻まれ、チベット亡命政府が求める「高度の自治」を獲得できていない中、若い新首相誕生に期待が集まっている。

2010/11/14 16:51 【共同通信】

1972チバQ:2010/11/14(日) 17:25:36
http://sankei.jp.msn.com/world/asia/101114/asi1011141647007-n1.htm
民主化勢力再結集に意欲 スー・チーさんが解放後初の演説 (1/2ページ)
2010.11.14 16:46

国民民主連盟の本部前に集まった支持者に向かい演説するアウン・サン・スー・チーさん=14日、ヤンゴン(共同) 【シンガポール=宮野弘之】ミャンマーからの情報によると、同国の民主化運動指導者、アウン・サン・スー・チーさんは14日午後1時(日本時間同3時)前から、旧野党、国民民主連盟(NLD)の本部で演説し、「目標を実現するために、すべての民主政党と手を取り合って働きたい」と述べ、今回の選挙で亀裂が生じた民主化勢力の再結集を図る考えを示した。さらに、「軍政に敵意は持っていない。国民和解こそが重要で、そのためには誰とでも対話できる」と語り、軍政に対し、対話の早期再開を呼びかけた。

 スー・チーさんは13日夕、7年半ぶりに自宅軟禁から解放され、その後、自宅でNLD幹部らと今後の対応などを協議した。一夜明けた14日昼、ヤンゴン中心部のインヤ湖のほとりにある自宅から歩いてNLD本部に到着。多数の支持者に取り囲まれて本部に入った。

 演説でスー・チーさんは「皆さんの考えていることを教えてほしい。(自分の自宅軟禁中に)皆さんの中で何が変わったのか、何を考えているのかを知りたい。それから私たちの方針を決めたい」と呼びかけた。

 スー・チーさんはそのうえで、「どうか、希望を捨てないでほしい。私たちは皆さんの信頼と支持が必要だ。それがなければ何もできない。皆さんは正しい方向へと立ち上がらなければならない」と述べ、支持を訴えた。

 一方、スー・チーさんは「私を自宅に軟禁した人に敵意は抱いていない。警備担当者はとても良くしてくれた。彼らには(ほかの)国民にも同じように接してほしいと思う」と述べた。

 今回の総選挙では、NLD執行部が選挙のボイコットを決めたことに反対し、一部幹部が新党、国民民主勢力(NDF)を結成した。ただ、NLD側が「投票しない権利がある」として、ボイコットを呼びかけたことから、NDFだけでなくミャンマー民主党(DPM)など他の民主化勢力とNLDとの間に確執が生まれていた。スー・チーさんの発言はこれら野党との関係修復に乗り出す考えを示したものだが、NLD内部にはNDFとの協力を拒む声は根強い。

1973チバQ:2010/11/16(火) 20:11:42
>>1329>>1365>>1544>>1611>>1612>>1671-1672
>>1680>>1749>>1940
http://mainichi.jp/select/world/news/20101117k0000m030027000c.html
台湾:5大都市首長選 台北で激戦、拡大する中間層カギに
 【台北・大谷麻由美】今月27日投開票される台湾5大都市首長選挙まで、あと10日となった。台北と新北(旧台北県)の北部2都市で政権与党・国民党と最大野党・民進党が拮抗(きっこう)し、拡大する中間層の取り込みがカギとなっている。過去に例のない競り合いを見せる台北の情勢は12年3月の総統選にも影響する。再選を目指す馬英九総統のてこ入れも本格化し始めた。

 台湾紙「中国時報」の最新の世論調査によると、台北市では現職のカク龍斌氏(国民党)が47.3%、蘇貞昌氏(民進党)が39.6%だが、各社世論調査では1〜3ポイント差。新北市も朱立倫氏(国民党)と蔡英文氏(民進党)が同様の競り合いとなっている。南部の台南、高雄は民進党が優勢、台中は国民党がやや優勢となっている。

 北部2都市で両党とも重視するのが中間層だ。台湾の選挙は従来、両党の激しい対立、個人攻撃が常で、過去の地方選でも中台関係が争点となった。しかし、中台関係の現状維持派が8割を超え、中間層が拡大。これに伴い、5大都市選では地方自治が焦点となり、民進党は「暴力的なイメージをぬぐい去る」(蔡英文・党主席)穏健路線に、国民党も「必要以上の対立は避ける方針」(蘇俊賓・党スポークスマン)を取っている。

1974チバQ:2010/11/16(火) 23:35:59
http://mainichi.jp/select/world/news/20101117k0000m030031000c.html
ミャンマー:スーチーさんNLD再建に全力 地方遊説せず
 【バンコク西尾英之】7年半ぶりに自宅軟禁を解除されたミャンマー民主化運動指導者、アウンサンスーチーさん(65)が、軍事政権による再度の身柄拘束などの恐れがある地方遊説を、しばらくは行わない意向を示したことが分かった。スーチーさんは当面、地方遊説を行わず、総選挙参加をボイコットして解党処分となった「国民民主連盟」(NLD)の「再建」に全力を挙げる方針とみられる。

 スーチーさんと14日面会した、ヤンゴン駐在各国大使の一人が明らかにした。スーチーさんは、政権が軟禁解除に何の条件も付けず「私は完全に自由」と言い、「しばらくは地方遊説に出るつもりはない」と語ったという。

 政権はスーチーさんの地方遊説で、民主化を求める動きが地方に拡大するのを恐れているとみられる。スーチーさんは89年以来3回自宅軟禁処分となり、うち2回は地方遊説がきっかけとなって身柄を拘束された。

 スーチーさんは再拘束の恐れがある地方遊説よりも、NLDの「再建」が、政治活動再開への優先課題と考えている模様だ。NLDはヤンゴン市内に事務所を維持し事実上の政治活動を続けているが、政権は「非合法組織」としていつでも弾圧できるとの見方もある。

 NLDは解党処分取り消しを裁判所に申し立て、18日には首都ネピドーの最高裁がこの訴えに基づき審理に入るかを判断する予定。スーチーさんは15日の弁護士らとの会議で「法廷闘争」の方針を確認。16日には申し立てに関する書類への署名のため、ヤンゴンの裁判所を訪れた。

1975チバQ:2010/11/19(金) 20:53:25
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20101117-OYT1T00939.htm
習近平氏、「3つの発展観」を披露
 【北京=大木聖馬】今年10月、中国の次期最高指導者となることが事実上確定した習近平・国家副主席は15日、訪問先のシンガポールで講演し、「中国の繁栄、安定はいかなる国家に対しても脅威とならず、さらに多くの発展のチャンスをもたらす」と、中国脅威論を否定した上で、「中国の発展とは、国内では科学、調和、協調の発展であり、国外では平和、開放、協力の発展だ」と述べた。


 中国メディアは、これを国内外における「三つの発展観」と呼んでいる。

 次期最高指導者の地位を確立して以来、習氏が、国家の基本的な方向性について発言するのは初めて。習氏は、胡錦濤国家主席の指導思想である「科学的発展観」を踏襲しつつ、対外的には中国脅威論が広がらないよう、平和・善隣外交を推進していくとの考えをアピールしている。

 習氏は現在、シンガポールのほか、アフリカ4か国を歴訪している。

(2010年11月17日19時53分 読売新聞)

1976チバQ:2010/11/20(土) 00:29:11
http://mainichi.jp/select/world/news/20101120k0000m030122000c.html
タイ:タクシン派が1万人集会 犠牲者の追悼で
 【バンコク西尾英之】タイのタクシン元首相派組織「反独裁民主戦線」(UDD)によるバンコク都心部占拠が、軍治安部隊による強制排除で終結した5月19日から半年が過ぎた。4月以来の非常事態宣言が解除されない中で、UDDは19日、占拠していた都心部で犠牲者を追悼する1万人規模の集会を開催。当局側は阻止せず、集会は平穏に終了した。

 非常事態宣言下での政治集会は禁止されているが、アピシット政権は一般市民が中心の平和的な集会は容認し、元首相支持者の不満のガス抜きを図っているとみられる。5月の都心部占拠終結時、一部が暴徒化し多数のビルへの放火に及んだタクシン派も、世論の反発を和らげる狙いからそれ以降は暴力的な行動を自制。双方が力による衝突を避け、対立は小康状態を保っている。

 バンコクでは7月から、両派対立を背景にしたとみられる爆破事件が相次いだ。爆発物の威力は大きくなく、治安の不安定さを印象付ける狙いとみられる。10月には郊外のマンションで製造中の爆発物を誤って爆破させたとみられる事件が起き4人が死亡したが、その後は政府が市内に兵士を配備するなど警戒を強化し、爆破事件は起きていない。

 アピシット政権はテロ容疑で拘束したUDD幹部に対しては釈放を認めない強硬姿勢だが、市民中心の抗議集会は禁止せず硬軟の対応を使い分けている。5月以降行われた下院補選やバンコク都議会選で政権与党の民主党が圧勝するなど、バンコクに騒乱状態をもたらしたタクシン派への支持は弱まる傾向を示している。首相は同派封じ込めに自信を深め、年内にもバンコクの非常事態宣言を解除する方針だ。

 政権にとって気がかりは与党民主党の不正献金疑惑だ。同党解党を求める選挙管理委員会などの提訴を受け、憲法裁判所が12月中旬にも判断を下す。有罪ならばアピシット首相ら党幹部は5年間の公民権停止となり、政権は崩壊する。

 憲法裁は08年12月、当時のタクシン派与党を選挙違反事件で解党とし、同派政権が崩壊して反タクシンの現政権が発足するきっかけを作った。民主党も解党処分となればタクシン派は攻勢を強め、タイ情勢は再び混乱が予想される。

1977チバQ:2010/11/20(土) 20:48:33
http://www.nishinippon.co.jp/wordbox/display/7785/
台湾の五大市長選  台北、新北、台中、台南、高雄の五大都市である市長選で、馬英九総統が進める行政改革に伴って実施。新北、台中、台南各市は選挙後に行政院(内閣府に相当)の直轄市になり、権限が中央政府から移譲され、すでに直轄市の台北、高雄両市と肩を並べる。民進党陣営が分裂した高雄市を除く4市で事実上、与党国民党と野党民進党の一騎打ちの構図になった。
馬政権の行く末左右 台湾 27日、5直轄市長選 国民党の中国傾斜など争点 民進党 主席自ら出馬
(2010年11月20日掲載)

 新たな直轄市の誕生などに伴って新市長を選ぶ台湾の5直轄市長選が27日、投開票される。政権党の国民党と野党民進党がいずれも5市で立候補者を立て激戦を展開。今回の選挙は、発足から2年半の馬英九総統率いる政権の信任投票の色合いが濃く、次期総統選(2012年)の前哨戦として、結果は今後の台湾の政局を占う試金石となりそうだ。
 

 ◆両党が背水の陣
 
 5市は台湾高鉄(台湾新幹線)沿線で人口が集中する地域に位置し、住民総数は台湾全人口の約6割(約1400万人)を占める。
 
 5市の中でも特に両党が力を入れるのが、台北と新北の2市。このうち国民党は、台北市で現職の〓(〓は「赤」に「おおざと」)龍斌市長、新北市では朱立倫・前行政院副院長(副首相に相当)を擁立。一方の民進党は台北市で蘇貞昌・前行政院院長(首相に相当)、新北市では同党トップの蔡英文主席が自ら名乗りを上げ、背水の陣を敷いた。
 

 ◆内閣改造の声も
 
 馬総統が主席を務める国民党は、馬総統が09年夏に高雄市など台湾南部を襲った「八・八水害」への対応が遅れたことで支持率が低下。昨年12月の統一地方選などで民進党に敗れ、支持率も回復していない。
 
 さらに、選挙では、来年1月から実施する中国との自由貿易協定(FTA)に当たる「経済協力枠組み協定(ECFA)」など、中国との関係改善施策への評価も示される見通しだ。同党の支持者が多い経済界の一部には「(ECFA実施は)台湾経済にはプラスにならない」と疑問視する声がある。党内では、3市以上で勝利できなければ「選挙後に馬総統が内閣改造を行う可能性がある」との憶測も出始めた。
 

 ◆ネット使い訴え
 
 一方、民進党は派手なパフォーマンスを繰り広げる従来の選挙運動を控え、地方行政の在り方や政策論争に重点を置く戦術を展開している。さらに、かつて国民党政権を12年率いた李登輝前総統が民進党支持を表明。「馬政権の中国傾斜政策は台湾を危機に陥れる」と訴え、民進党候補を後押ししている。
 
 ただ、同党はインターネットを使って若者を中心に支持を広げているが、「必ずしも投票行動に結び付くかどうかは分からない」(党幹部)と上滑りに危機感を募らせ、投票を呼び掛けている。
 
 台湾メディアの世論調査では、台北と新北の2市は両候補がほぼ互角の戦い。残り3市は民進党が2勝する勢いだ。一方で、5市の有権者のうち2―3割が態度を決めかねており、この動向が勝敗の鍵を握りそうだ。

1978チバQ:2010/11/22(月) 23:05:59
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=135122&servcode=700&sectcode=720
台湾、テコンドー失格騒ぎにもK−POP人気「最高」

台湾内では嫌韓ムードが高まっているが、韓国アイドルグループの人気は依然として高いことが確認された。

22日、台湾最大の楽音サイト「G・ミュージック・アジアチャート」によると、2AMが1位にランクインしたのをはじめ、トップ10の中に韓国アイドルグループの楽曲が6曲も入っていた。2AMのアルバム1集「セイント・オークロック(Saint o’clock)」はアジアサイトで1位になったでなく、中華圏の楽曲を合算した総合順位でも7位にランクされている。少女時代は2位に「Gee」、5位に「Genie」を占め、変わらない人気ぶりを証明した。この他にもJYJが3位、2PMが6位にランクインしていた。また同サイトのホームページメイン画面には、来月25日、台湾・台北で開かれるFTアイルランドのコンサートについてのニュースが掲載されている。

FTアイルランドの所属事務所FNCミュージックのイ・スンホ室長は「台湾内に広がる嫌韓ムードのため心配になって台湾のコンサート関係者に電話をした。幸い、チケット販売も順調で特に問題はないとのことだった。コンサートも予定通りに行う」と明かした。

今月18日、広州アジア大会で台湾のテコンドー代表楊淑君選手が失格判定を受けてから、台湾人は太極旗を燃やし、ワンダーガールスの「ノーボディー」のパロディー動画を作って嫌韓感情をあらわにしていた。

http://sankei.jp.msn.com/sports/other/101121/oth1011212248059-n1.htm
【アジア大会】テコンドー問題で正式抗議 台湾で反韓感情、卵投げられ不買運動も
2010.11.21 22:44

 アジア・オリンピック評議会(OCA)は21日、広州アジア大会のテコンドー女子49キロ級で楊淑君選手が失格したことで、同選手が所属する台湾オリンピック委員会から正式に抗議を受けたと発表した。韓国の聯合ニュースによると、失格の決定にテコンドー界の韓国人幹部らがかかわったと台湾内で報道されたため、反韓感情が高まり、問題が収まる気配はない。

 楊選手は17日の試合で、足に着用する電子防具が規格外と判断され、試合中に失格となった。

 台湾や香港のメディアは、台北の韓国系学校に卵が投げ付けられ、また台湾で韓国製品の不買運動の呼び掛けが始まっていると伝えた。聯合ニュースによると、韓国外交通商省は20日に「(同問題は)韓国とは関係ない」との立場を表明したものの、台湾で反韓感情が高まっていることについて留意する必要があるとの考えを示した。(共同)

1979チバQ:2010/11/22(月) 23:33:06
http://www.asahi.com/international/update/1121/TKY201011210320.html
与党なのにデモ 台湾国民党、5大市長選へ10万人動員2010年11月21日20時38分
 【台北=村上太輝夫】台湾の5大市長選が27日に迫っている中で、政権与党の国民党が21日、台北市中心部で大規模なデモ行進を実施した。参加者は市内各地区や職場から動員され、同党は10万人の規模に膨らんだとしている。

 今回選挙がある5市の中でも台北市長選は接戦が予想されているため、雰囲気を盛り上げ、潜在的な支持者を掘り起こす狙いだ。「カーニバルのようなイベント」(金溥聡・国民党秘書長)を目指したといい、動物や飛行機の形の気球、ウルトラマン、ドラえもんの着ぐるみなども登場。党主席の馬英九(マー・インチウ)総統も参加し、現職・カク竜斌市長の続投を訴えた。

1980チバQ:2010/11/23(火) 10:11:15
http://sankei.jp.msn.com/world/china/101123/chn1011230303000-n1.htm
【外信コラム】台湾有情 5大都市選の混沌
2010.11.23 03:03

 次期総統選(2012年)の前哨戦とされる5大都市選が27日に迫り、情勢が混沌(こんとん)としてきた。優勢の民主進歩党(民進党)を与党・中国国民党が追い上げ、互角の状態だ。勝敗はともあれ選挙戦での激しい個人攻撃や乱闘騒ぎが減り、台湾政治の成熟を感じさせる。

 今選挙では台中、台南、高雄の県市を合併、台北市と、新北市(現在の台北県を改称)とともに市長・市議会選を実施する。

 市長選の世論調査では民進党が台南、高雄で大差をつけ、新北、台中は国民党優勢で、勢力伯仲の台北が勝敗の分かれ目となる。

 そこで21日、与党の●龍斌(かくりゅうひん)台北市長と野党候補、蘇貞昌(そていしょう)元行政院長の大規模イベントをのぞいたが、一長一短でなんとも言えない。●陣営は午後に市庁舎前から総統府まで7万人参加(警察推計)のデモ行進を行った。しかしかなりが与党の動員のようで、何を訴えたいのか分からない。

 対照的に蘇陣営が夜間に中学校の校庭で催した集会は参加者1万人弱だが、蘇候補の演説に歓声や拍手が絶えなかった。数の与党か熱気の野党か。

 ともあれ台北市に限らず選挙運動は昔のような騒乱もなく、平穏に行われている。これを政治の進化とみるか、活力の後退とみるかは意見が分かれるかもしれないが。(山本勲)

●=赤におおざと

1981チバQ:2010/11/24(水) 12:27:16
>>1978
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20101123k0000e030006000c.html
アジア大会:台湾の反韓に憂慮 テコンドー判定巡り
 【台北・大谷麻由美、ソウル西脇真一】広州アジア大会の女子テコンドー競技で、台湾の有力選手が失格となり、台湾で韓国国旗が燃やされるなど反韓感情が高まっている問題で、韓国外交通商省は22日、憂慮を表明、韓台関係が悪化しかねない事態になっている。既に韓国政府は台湾側に「判定と韓国は関係ない」と伝えているが、台湾でたけなわの5大市長選も火に油を注いでおり、沈静化の見通しはたっていない。

 韓国外交通商省の金英善(キム・ヨンソン)報道官は22日の会見で「まかり間違えば感情的な問題に飛び火するため、静かな環境でじっくり解決していかなければならない」と懸念を表明した。

 22日付の韓国紙、中央日報は論説委員のコラムで「(92年の中国との国交樹立に伴う韓国と台湾の)断交の時でも耐えてきた台湾の人が、とんでもないところで反韓感情を表出させている」と困惑。「礼儀は互いに守らねば」と訴えた。

 テコンドーが国技の韓国は、審判団にも関係者が多く、韓国に本部を置く世界テコンドー連盟側と台湾側の主張する事実関係が食い違うことなどから、台湾の怒りに火がついた。また、同連盟関係者のその後の対応の悪さも輪をかけたようだ。

 さらに台湾では台北など5大市長選の真っ最中で、野党・民進党は「馬英九政権の対応が遅すぎる」と批判を展開。馬政権はアジア・オリンピック評議会に調査を依頼するなど対応に追われている。

 馬英九総統は、失格した楊淑君選手を金メダリスト待遇で迎えると発表する一方、「非理性的な行為をしてはならない」と民衆に平静を保つよう呼びかけている。

 楊選手は17日の女子49キロ級の1回戦の途中、足に着ける装備を巡る判定で失格となった。

1982チバQ:2010/11/25(木) 22:24:47
http://mainichi.jp/select/world/news/20101125k0000m030146000c.html
台湾:選挙戦イメチェン中 個人攻撃や乱闘騒ぎ過去のもの

台北市長選候補・蘇貞昌氏の選挙集会。以前の選挙では目立たなかった若いスタッフが中心となって運営していた=台北市内で2010年11月13日、大谷麻由美撮影 台湾の選挙が変わりつつある。27日投開票の5大市長選では、ヤクザ社会ともつながりを持つ地方派閥とブラックマネーを排除しようとする与党・国民党と、暴力的な印象をぬぐい去ろうとする最大野党・民進党が共にイメージチェンジを図っている。90年代から進む民主化を背景に、中間層が拡大しており、個人攻撃と乱闘騒ぎが特徴だった過去の選挙戦では有権者の理解を得られなくなっているためだ。【台北・大谷麻由美】

 集会に若者の姿 「変わろうぜ! 変わらなきゃね!」

 米国発祥のラップ音楽に合わせ、若い男性歌手が呼び掛けた。イスに腰掛けた中高年層も戸惑いつつも「変わろうぜ!」と応援旗を振った。台北市長選の民進党候補、蘇貞昌氏(63)が仕掛けた選挙集会兼ミニコンサート。民進党支持者の中高年層だけでなく、多くの若者が集まっていた。

 蘇氏は国民党の一党支配体制時代から民主化運動に参加した“古参”。陳水扁前政権時代に行政院長(首相)を務めた。以前の選挙集会では台湾版演歌で登場し、こぶしを振り上げて「男らしさ」を強調した。

 ところが、今回は薄いピンク色シャツのカジュアルないでたち。台北市の未来を若者と語り合おうと、インターネットでの宣伝を駆使し、バンド演奏のミニコンサートを重ねている。従来型の与野党の対立はあおらない。

 宣伝担当の李厚慶主任(35)は、「中間層の取り込みで効果が出ている」と喜ぶ。台北市では中間層の拡大が急速に進んでいる。以前の民進党の過激な国民党批判や暴力的な行動は、受けない。

 民進党主席で新北市長選候補の蔡英文氏(54)も党方針となった「理性、知性、理念」を呼び掛ける。そして「この選挙戦は重要なスタートであり実験だ」と強調した。

 過去の選挙戦と異なり、与野党共に「地方自治のあり方」を焦点に掲げ、対中政策や主権問題など激しい対立を招くテーマは避ける。半面、台北と新北では接戦の割に選挙戦はいささか盛り上がりに欠ける結果となった。国民党支持層は元々、投票意欲が低く、その傾向に拍車がかかりそう。これも民進党の策略の一つだ。

 地方派閥を排除 国民党は地方派閥とブラックマネーを選挙戦から排除しようとしている。

 台湾は昔から地方自治が発達してきた。地方派閥とヤクザが自治と治安を守り、民衆と共存する構図だ。これは中南部で今も残っており、国民党には地方派閥を使って選挙を戦ってきた歴史がある。

 一方で、地方派閥の有力者の資質が問われるケースは多い。選挙で負けた腹いせに当選者を銃撃したり、県議長がプロ野球八百長事件で胴元として逮捕されたりもする。わいろでの逮捕は国民党が圧倒的に多い。

 このため、「清廉」を信条とする馬英九総統と金溥聡秘書長は国民党改革を進めており、地方派閥には冷淡だ。国民党の南部・台南、高雄の市長選候補は地方派閥や汚職とは無縁。だが、南部は民進党の地盤であり、苦戦を強いられている。「負けを覚悟で候補を立て、クリーン選挙による党のイメージチェンジを優先させた」との見方は多い。地方の国民党員からは「党中央は選挙応援を要請するのに応援資金はくれない」と不満がもれるが、地方派閥のわいろ文化を断つ作戦のようだ。

 しかし、国民党にとって地方派閥の排除はもろ刃の剣だ。「選挙の基盤を自ら切り崩している」との内部批判がある。国民党籍のある市長秘書は「馬総統らは地方がまるで分かっていない」と焦りと不満を隠さない。

「逆戻りの可能性」 台湾大学社会科学院の趙永茂院長(政治学)は、「国民党は地方派閥を悪として排除するだけで、健全な地方政治のあり方や制度的な候補選定や人材育成を考えていない」と指摘する。民進党の理性を追求する選挙手法も「何かのきっかけで扇情的に戻る可能性は高い」と手厳しい。

 趙院長は民衆の間では既に理性的、成熟した民主主義がある程度、定着していると評価する。「なのに政治の内容自体が追い付いていない。民衆は政治に期待しなくなり、社会と政治の乖離(かいり)が始まっている」と懸念を示した。

1983チバQ:2010/11/25(木) 22:25:09
http://mainichi.jp/select/world/news/20101125ddm007030144000c.htmlhttp://mainichi.jp/select/world/news/20101125ddm007030144000c.html
台湾:選挙戦、イメチェン中 呉乃仁・民進党秘書長、金溥聡・国民党秘書長の話
 ◇健全な選挙に向けて−−呉乃仁・民進党秘書長
 台湾では選挙のたび社会的な対立が作られてきた。夫婦間で対立が起きることもあった。こうした状況は健全ではない。

 だから、台湾の未来に向け選挙の新しい形を率先して作っていこうと考えた。政党同士は政策面で討論し、有権者は冷静で理性的に候補者を選ぶ。不要な社会の対立を作らないことが重要だ。

 この方針は長期的に見れば台湾社会にとって良いことだ。対立をあおることは社会利益にとって負の面が大きい。民進党は率先して選挙の新しい形を作ることを決めた。

 道理からすれば、民進党は野党であり、執政党である国民党こそ率先して行うべきことだ。しかし、執政党が実際にはそういったやり方を取ろうとしないならば、野党である民進党がやるしかない。(民進党本部で)

 ◇改革で多くの支持を−−金溥聡・国民党秘書長
 台湾では政党で候補者を選ぶ有権者が徐々に減っている。この傾向は特に都会で顕著だ。国民党はこうした有権者を取り込んでいかなければならない。

 昔のように家族全員で国民党を支持するような時代ではなくなっているからこそ、一歩一歩、改革を進めざるを得ない。過去の悪習を捨て、新たなイメージを打ち立てれば、更に多くの支持を得られるはずだ。

 国民党の地盤が強いと言われてきた台北市だが、今は国民党と民進党の地盤は明確ではない。独立した考え方の理性的な有権者が増えている。民主主義の進歩において積極的な現象の一つであり、私は良いことだと思う。だから、国民党は改革の方針を成功させなければならない。(台北市の銘伝大学で)

1984チバQ:2010/11/26(金) 00:14:31
http://www.asahi.com/international/update/1125/TKY201011250467.html
韓国国防相辞任 砲撃戦受け大統領府「軍の雰囲気刷新」2010年11月25日22時51分
. 【ソウル=牧野愛博】韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領は25日、今年5月に哨戒艦沈没事件の責任を取って提出されていた金泰栄(キム・テヨン)国防相の辞表を受理した。大統領府が同日発表した。北朝鮮の大延坪島(テヨンピョンド)砲撃を受け、「軍の雰囲気を刷新」(大統領府)した。北朝鮮軍の挑発的な動きを受け、韓国政府は同日、より強い反撃を可能にするため武器の使用規則などを変更し、同島などの兵力を増強する方針も決めた。

 大統領が26日にも後任の国防相を発表する。砲撃戦で兵士に2人の死者と16人の重軽傷者を出した軍の士気を再び高め、国内の結束を呼びかけるためにも、金国防相の辞任は不可避と判断した模様だ。

 また、韓国政府は2006年に決まった同島などを含む周辺地域の兵力縮小計画を撤回し、逆に増強する方針を決定。より強い反撃を可能にするよう、戦況ごとに軍事力使用の具体的な制約を定めた交戦規則の改正も決めた。

 北朝鮮は23日の砲撃後も繰り返し、2次挑発の可能性に言及している。韓国政府は28日から始まる米韓合同軍事演習の際、新たな挑発に出る可能性があるとみている。韓国軍は砲撃戦直後、同島周辺で北朝鮮軍の局地挑発に備えた最高度の防衛準備態勢に突入。首都ソウルなど後方地域も2番目に高い態勢を維持している。
.

1985チバQ:2010/11/27(土) 18:03:13
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2010112702000035.html
野党追い上げ激戦 台湾5大都市選
2010年11月27日 朝刊

 【台北=迫田勝敏】台湾の台北市など五大都市の選挙が二十七日投開票される。都市部の市長選が中心だが、二年前に就任した与党、国民党の馬英九総統(60)への「信任投票」とも位置づけられる。焦点は国民党が現状の三都市を維持できるかどうか。ただ、国民党が握る台北市は、野党の民進党が追い上げ、激戦になっている。

 市長選は台北、高雄、台南、台中、新北で実施される。高雄、台南、台中は市と隣接県が合併して新しい市になり、新北は台北県が改称して昇格する。市長選のほか、市議会議員などの選挙も行われる。

 市長選は、高雄市を除くと、与野党候補の一騎打ち。国民党は現在、台北、新北、台中の三都市、民進党は高雄と台南の二都市を押さえる。現時点では高雄、台南は民進党が優勢で、台中は国民党がリード。台北と、民進党の蔡英文主席(54)が立候補している新北は接戦を繰り広げる。

 馬英九政権は、五大都市選で退潮傾向に歯止めがかからなければ、再選を目指す二年後の総統選でも苦戦が予想され、政権交代の可能性が現実味を帯びてくる。

1986チバQ:2010/11/27(土) 18:04:16
http://mainichi.jp/select/world/news/20101127ddm007030161000c.html
台湾:きょう5大市市長選 中国、支援の成果注視
 【台北・大谷麻由美】台湾で台北市など5大市の市長選が27日、投開票される。台湾の馬英九総統就任(08年5月)以来、中台関係が大幅に改善する中での市長選で、中国側の関心は高い。中国は統一の布石とするため、経済を武器に台湾にさまざまな「善意」を展開しており、選挙でその効果が試される。

 中台関係の争点化は台湾内の対立激化を招くため、与党・国民党も野党・民進党も議論を避けている。しかし、民進党が対中関係の急速な改善に比較的、慎重なのは明らかで、馬総統の中間評価となる今回の選挙で、国民党が振るわなければ対中政策に影響を与える可能性は高い。

 中台間では今年6月、経済協力枠組み協定(ECFA)が締結された。具体的な効果はまだ先だが、中国は台湾経済をテコ入れし馬政権を間接的に応援し続けてきた。

 馬政権発足からの2年半で、中国は省長、市長が団長を務める62団体を訪台させ電子、機械、農産品などを買い付けた。契約総額は162億ドル(約1兆3595億円)に上る。また、観光客を含む今年の中国人の訪台数は9月までで約119万人(前年比74%増)。昨年まで30年以上、訪台数トップを守ってきた日本の約78万人(同6%増)を大幅に上回っている。台湾が世界的な金融危機から早期回復を果たしたのは中国との貿易・交流に負うところが大きいのは事実だ。

 一方、中国は9月中旬で今年の台湾への買い付け団派遣を終了。選挙直前まで派遣すると、台湾取り込みと選挙への介入が露骨となり反発が強まると判断したようだ。国民党の蒋孝厳副主席は「中国は行動と発言に非常に気をつけている」と話している。

1987チバQ:2010/11/27(土) 18:05:44
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20101127-OYT1T00034.htm?from=y10
台湾元副総統の長男、選挙集会で銃撃される
 【台北=源一秀】台湾の中央通信などによると、連戦・元副総統(74)の長男で、与党・国民党中央委員の連勝文さん(40)が26日夜、台北県で選挙集会に参加中に男に銃撃された。


 顔を負傷したが、生命の危険はないという。会場にいた男性1人が流れ弾で死亡した。

 犯人はその場で取り押さえられ、捜査当局が動機などを調べている。連さんは、選挙の応援演説のため登壇したところを撃たれたという。

(2010年11月27日00時23分 読売新聞)

1988チバQ:2010/11/27(土) 18:06:41
http://www.asahi.com/international/update/1127/TKY201011260559.html
国民党・連戦氏の息子撃たれ負傷 台湾、別の男性死亡
2010年11月27日0時31分

 【台北=村上太輝夫】台湾の政権与党である国民党の幹部、連勝文氏(40)が26日夜、台北県永和で開かれていた新北市議選候補者の集会の舞台上で銃撃され、台北市内の病院に運ばれた。弾は顔面を貫通したが、命に別条はないという。ただ、別の集会参加者の男性に弾が当たり、この男性が死亡した。容疑者の1人が現場で取り押さえられ、2人が逃走した模様。地元暴力団関係者とみられる。動機は不明だ。

 連勝文氏は連戦・国民党名誉主席(元副総統)の長男で党中央委員を務める若手有望株。27日の5大市長・市議選投票の前夜で、支持を訴えていた。事件は与野党の接戦が伝えられる選挙に影響を与える可能性がある。

 台湾の選挙では2004年の総統選で、やはり投票前日に民進党の陳水扁総統と呂秀蓮副総統(いずれも当時)が銃撃に遭った。このとき選挙に敗れた国民党の総統候補が連戦氏だった。

1989チバQ:2010/11/27(土) 18:10:06
http://sankei.jp.msn.com/world/china/101126/chn1011262050004-n1.htm
27日投開票の台湾 5大都市首長・議会選 3市での勝利目指し与野党激戦 (1/2ページ)
2010.11.26 20:46

26日、台北市内中心部で候補者の名前が書かれたのぼりの間を歩く市民ら(AP) 【台北=山本勲】台湾の主要な市・県合併に伴う5大都市の市長・議会選挙が27日行われる。2008年に馬英九総統が就任して以降最大規模の選挙で、12年総統選の前哨戦と位置づけられている。与党の中国国民党、野党の民主進歩党(民進党)とも市長選で3市以上の当選を目標とし、激戦が展開されているが、南部2市での勝利が確実視される民進党がやや優勢との見方が強い。

 今回の選挙では台中、台南、高雄の市・県を合併し、台北市と新北市(台北県を市に昇格して改称)とともに市長・市議会選が実施される。これら5都市で台湾の人口の6割を占めている。

 国民党は台北、新北、台中の3市の首長ポストを現有しており、これを維持できるかどうかが最大の焦点だ。

 国民党からは台北、台中でそれぞれ現職の●(=赤におおざと)龍斌、胡志強の両市長が、新北では同党次世代ホープの朱立倫前行政院副院長(副首相)が立候補した。

 民進党は台北に蘇貞昌元行政院長、新北に蔡英文党主席、台中に蘇嘉全前党秘書長の3氏を擁立した。台北、新北はほぼ互角、台中は優勢の胡市長を蘇候補が猛追する展開となっている。

 それだけに26日夜にはこれら3市で与野党候補が白熱の選挙運動を繰り広げた。台北では●(=赤におおざと)市長が総統府前広場、蘇候補が台北駅近くの中央芸文公園でそれぞれ数万人規模の大集会を開いて支持を訴えた。

 市長選での勝利のほか、注目されているのが得票率だ。民進党は南部の台南、高雄で大勝する公算が大きく、中北部で下馬評通りの接戦を演じれば、得票率で国民党をしのぐ可能性が大きい。その場合、民進党は次期総統選で政権奪還への足場を築くことになる。

http://sankei.jp.msn.com/world/china/101125/chn1011252252003-n1.htm
復調の野党民進党が勝利も 台湾、あす5直轄市長選
2010.11.25 22:51
 台湾で、2012年総統選の前哨戦とされる5直轄市長選(台北市など)が27日に行われる。選挙戦では、陳水扁前総統の汚職事件によるダメージから脱した野党、民主進歩党(民進党)の復調ぶりが顕著で、3市以上で勝利する可能性もある。

 2市にとどまっても「5市全体の総得票数では(与党国民党に)勝つ」(呉乃仁民進党秘書長)と自信を見せており、「12年総統選で(国民党の)馬英九総統に挑戦するチャンスも生まれる」(同)と期待している。

 国民党は、馬政権の内政での失策や金融危機による経済低迷の影響で、昨年以降、統一地方選や立法委員(国会議員)補欠選挙で敗北が続き党勢が後退している。今回も敗北すれば、総統選に向け本格的な党の体制立て直しを迫られる。(共同)

1990チバQ:2010/11/27(土) 18:20:44
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/101127/kor1011271401006-n1.htm
地方幹部粛清か 北朝鮮
2010.11.27 13:58
 韓国の聯合ニュースは27日、米国の自由アジア放送の報道として、北朝鮮内部で金正日総書記の後継者、金正恩氏の権力基盤を強化するため地方幹部の粛清が行われていると報じた。

 同放送は、北朝鮮・両江道恵山市の複数の消息筋の話として、朝鮮労働党の道幹部複数が「スパイ容疑」で逮捕されるなどしていると伝えた。容疑者となった幹部が労働党へ入党した際に保証人になった党員も、いったん党員名簿から削除した後、金正恩氏の「特別配慮」で復党を認めるなどし、内部の締め付けを強めているとしている。

1991チバQ:2010/11/27(土) 19:31:23
台湾の選挙は土曜日なんですねえ

1992チバQ:2010/11/27(土) 21:06:40
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2010112700319
5大都市選、国民党が勝利=馬総統にひとまず及第点−台湾
 【台北時事】2012年の次期台湾総統選の前哨戦と位置付けられる5大都市選挙(市長・市議)が27日、投開票され、与党・国民党が台北、新北、台中の3都市で市長ポストを維持し、勝利した。
 選挙は就任して2年半が経過した馬英九総統に対する信任投票の色彩が濃く、有権者は馬政権にひとまず及第点を与えた。国民党はこれを追い風に、次期総統選での馬総統再選に向け勢いをつけたい考えだ。
 野党・民進党は新北と台中で国民党を猛追したが及ばず、台南と高雄の両市で市長ポストを維持するにとどまった。(2010/11/27-20:49)

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1993チバQ:2010/11/27(土) 21:26:18
http://mainichi.jp/select/world/news/20101128k0000m030055000c.html
台湾5市長選:国民党3市で勝利…得票率、民進党が上回る
 【台北・大谷麻由美】台湾の県市合併や直轄市昇格などに伴う5大市市長選は27日、投開票された。接戦とされた台北市は現職の与党・国民党のカク龍斌氏(58)が、最大野党・民進党の蘇貞昌氏(63)に競り勝ち、国民党は現有する3市ポストを維持した。しかし、全体の得票率では民進党が国民党を上回った。台湾の全人口2300万人の6割が集中する5大市での野党の支持拡大で、12年の総統選で再選を目指す国民党の馬英九総統は厳しい状況に立たされる。対中関係でも思い切った政策を取りにくくなったと言えそうだ。

 激戦だった新北市(旧・台北県)では、国民党の朱立倫氏(49)が民進党主席の蔡英文氏(54)を破った。民進党の地盤とされる台湾南部では、台南市長選で民進党の頼清徳氏(51)が初当選、高雄市長選では民進党の陳菊氏(60)が再選した。台中市では国民党の胡志強氏(62)が3期目の当選を果たした。

 馬総統は、昨年8月の台湾南部の大水害で不手際を批判されてから支持率が30%台に低迷。一方で、公約だった対中関係改善は順調に進み、台湾は世界的な金融危機の痛手からも対中貿易をテコに早期回復を図ることができた。馬政権は経済の好調をアピールして得票につなげようとしたが、経済カードの効果は限定的だった。

 台湾は中国と今年6月、自由貿易協定(FTA)にあたる経済協力枠組み協定(ECFA)を締結。次の段階となる政治対話への移行時期が注目される。

 民進党は08年の立法委員(国会議員)と総統の両選挙で惨敗したが、今回の躍進で復権を印象づけた。蔡主席は現実的な対中政策の方針を表明。ただし具体的な対中政策を打ち出せておらず、次期総統選で政権を奪還するためには課題が残る。

 中国が当面、台湾への柔軟路線を変えることはないとみられるが、民進党への支持が拡大していることで、馬総統への信頼は低下しており、地方の民進党議員や同党系の学者らとの接触を拡大している。また中国の地方政府は台湾で電子機器などの大規模な買い付けを行っているが、対象を都市部から地方にシフトし、農産物などの買い付けを広げることで、一般市民への利益配分を考慮している。

1994チバQ:2010/11/28(日) 00:37:25
http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2010112777308
国防長官人選につまづく 指揮空白を懸念


NOVEMBER 27, 2010 06:22
「戦争中に大将を交替」させた李明博(イ・ミョンバク)大統領が後任大将を直ちに任命できなったことを受け、軍最高首脳部のリーダーシップの空白が懸念される。


北朝鮮からの延坪島(ヨンピョンド)砲撃挑発により、民間人まで犠牲になった準戦時状況の中、李大統領は警戒や後続対応の責任を問うって、25日夕方、金泰榮(キム・テヨン)国防長官を急きょ更迭させた。「軍綱紀の刷新」がその理由だった。


任太熙(イム・テヒ)大統領室長は金長官の交代を発表し、26日午前、大統領府の中で「予備模擬聴聞会」を開いた後、金滉植(キム・ファンシク)首相の提請手続きを踏んで、後任長官を発表すると予告した。任室長は、「推薦を受けた候補は現役ではなくOBだ」と語った。長官更迭による軍リーダーシップの空白状況を最小化するという意志に聞こえた。


しかし大統領府は26日午後まで、後任者を発表できず、右往左往している。


大統領府は当初、李熙元(イ・ヒウォン)大統領安保特別補佐(得補)を、湖南(ホナム)出身の金𥶡鎭(キム・グァンジン)元合同参謀議長と共に有力候補として検討したという。実際、任室長と主要参謀8人は同日午前、大統領府で李特補を相手に、予備聴聞会を開き、国防長官としての道徳性や資質を備えているか、綿密に面接を行った。聴聞会でたいした問題がなければ、早ければ午前中に正式発表が行われるだろうという見方も出た。


しかし、洪相杓(ホン・サンピョ)大統領広報首席秘書官は午前10時半ごろ、大統領府記者クラブ「春秋館」(チュンチュグァン)を訪れ、「現在、複数の人物に対し、確認の手続きを進めている」と言い、李特補のほか、別の人物を探していることを示唆した。


李特補が同日、最終的に内定を受けなかった理由は直ちには公表されなかった。検証の過程で、李特補が老後に備えて購入した京畿南楊州(キョンギ・ナムヤンジュ)の不動産が問題になったという見方も出た。しかし、大統領府の関係者は、「李特補の総資産はわずか2億ウォンほどだ。財産問題ではないと思う」と話した。


政治圏の一部では、李特補の息子の兵役免除のうわさが出回ったが、2人の娘だけを抱えていることが確認された。


これに関連し、道徳性の問題というよりは李特補が、国防改革を強力に進めるだけのリーダーシップを備えているかを巡り、李大統領が苦心しているという見方もある。


洪首席は、「李特補を始め、様々な候補が聴聞の対象に上がっている」と言い、「厳しい時期、国防長官が持つ重みを重視し、きめ細かく職務能力や道徳性を検証すべきだという共感が、大統領府内に出来上がっている」と語った。


一部では、後任の人選が難航し、金長官の更迭が早すぎたのではないかという批判も出ている。


大統領府は北朝鮮挑発への軍のずさんな初期対処が、李大統領の「戦争拡大自制」発言の真偽を巡る議論とあいまって、国軍最高統帥権者の「安保リーダーシップ」そのものの問題へと拡大されると、金長官の更迭という切り札を取り出した。


しかし、更迭カードを取り出しても、事前に緻密に後任人選作業までかたづけてこそ、迅速に、「金長官の更迭→後任発表→軍綱紀の刷新や国防改革」に拍車をかけることができたのでは、という指摘が与党内からも出ている。実際、大統領府が後任人選をためらっている間、現政府に対し批判的な一部のネットユーザーらは、「金長官はいけにえ」という議論を広めている。


大統領府は李大統領が金長官をいけにえにしたという一部の主張に対し強く反ばくしている。大統領府の関係者は、「金長官は北朝鮮からの挑発開始から5分後に、電話で報告を受けたのに、それから55分間も国会に残っていた。さらに、合同参謀本部に立ち寄り、大統領府に来たため、挑発から2時間が経ってようやく大統領府に到着した」と言い、「ありえないことがおきたのだ」と語った。別の関係者は、「金長官は軍の特殊性を理由に終始、軍改革に消極的な態度を示してきた。それが北朝鮮の挑発に軍がしっかり対応できなかった根本的な理由だ」と話した。


後任人選と関連し、大統領府は、「できるだけ人選の手続きを早めに片付けるつもりだ」と述べている。今回の事態を国防改革のきっかけにするという意志を持っている李大統領は、OBの中から軍を客観的に眺めることができ、軍内部の論理に揺さぶられず、強力に軍改革を推進できる人物を探しているが、適任者を探すことができず、苦心しているという。

1995チバQ:2010/11/28(日) 10:30:42
>>1329
 それだけに与野党とも自薦他薦が相次いでいるが、蘇氏が公開出馬表明で選挙戦の口火を切った。台北市はかねて与党、中国国民党が優勢で、世論調査の支持率でも、現職の●(=赤におおざと)龍斌(かくりゆうひん)市長(国民党)が蘇氏を若干リードしている。
 かつて台北県長を2期務めた蘇氏は、新北市長選に出馬すれば勝利はほぼ確実とみられていた。にもかかわらず同氏が台北市長選に出馬表明したのは、「陳水扁前総統のように、民進党が劣勢の台北市長選で善戦、敗北し、2年後の総統選を狙っている」との見方が根強い。
 蘇氏が3日の出馬表明で「当選に全力を挙げ、勝てば総統選に出馬しない」と強調したのも、こうした観測を打ち消すためとみられる。
>>1334
 62歳の蘇氏は台北県で勝てば総統選に出馬しにくくなるし、負ければ政治生命が危ない。だから民進党が劣勢の台北市で善戦、敗北して総統選出馬を狙っているとの見方がもっぱらだ。
 蘇氏は台北市長選出馬で、人気急上昇中の蔡英文・民進党主席の新北市選出馬を催促したとの観測も多い。蔡主席も応じれば、勝っても負けても総統選への道を断たれる。“上げ潮”の民進党も党内調整が容易ではない。(山本勲)

蘇貞昌/蔡英文ともに、市長選に勝ってしまうと「総統選に出馬できなくなる」というジレンマ状態
民進党の総統選候補としては↑2人と謝長廷(08年総統選落選)の3人が有力か?

1996チバQ:2010/11/28(日) 10:31:11
2008年総統選
http://www.tufs.ac.jp/ts/personal/ogasawara/prospects2008a.html
四天王の争い
 民進党にとって最大の関心事は,2008年選挙で勝利して政権を維持することである。この点では,陳水扁と民進党はまったく一致している。しかし,陳には総統として自身のレームダック化を回避し主導権を維持するという目標がある。この点では,民進党の利益とは必ずしも一致しない。党の観点からは,後継者を早く擁立し,その人物が党運営,政権運営を掌握し,選挙戦を主導することが望ましい。だが,それは陳を脇に追いやることでもある。陳は退任後も影響力を維持するために自分に有利な形で公認候補決定にもっていきたい。かといって,総統選挙本番で負けたのでは元も子もない。陳は,支持率は低迷しているが党内最大の実力者である。後継候補にとって,陳水扁とどのような距離を取るかは深い計算を要する難しい問題である。2006年は,陳水扁とポスト陳水扁の担い手たちの間で激しい駆け引きが展開された年であった。その駆け引きは2007年に入り一層激しくなっている。
 民進党内では,後継候補は早い段階から,①蘇貞昌,②謝長廷,③游錫堃,④呂秀蓮の4名に絞られていた。台湾のメディアは,この4名の有力者を指して「四天王」と呼んでいる。4名はほぼ同じ年齢で,日本で言う団塊の世代に属している。いずれも閩南系本省人で,弾圧を覚悟して国民党の権威主義体制と闘い,民主化運動を担ってきた。呂は,1979年の美麗島事件で逮捕され懲役12年の判決を受けた(5年の服役後保釈)。蘇と謝は,陳水扁と同じく弁護士として美麗島事件に関与した。游は,美麗島事件で逮捕投獄され家族が惨劇に遭う林義雄台湾省議員の支援をしていた。このような背景を共有することから,4名は台湾アイデンティティについてほぼ共通の認識を持っている。いずれも政治家として20年以上の経験を積み,厳しい条件下で選挙を闘い,政治的判断力を試される多くの試練を経てきた。呂は副総統,游,謝,蘇は行政院長を歴任し,総統を狙う十分な政治経歴を有している。

1997チバQ:2010/11/28(日) 10:31:28
 蘇貞昌は,謝長廷の福利国連線派に属していたが,しだいに新潮流派との連携を深めるようになった。蘇と陳水扁との関係はもともと良好であったが,蘇が後継候補として浮上してくるにつれて,陳との緊張関係も目立つようになった。蘇は親しみやすくエネルギッシュな政治家として知られ,突進を意味する「衝衝衝」と言えば蘇のことを指すとほとんどの台湾人が知っている。現職の行政院長として,活動を広くアピールできる利点がある。謝長廷は,陳水扁と同じような経歴を歩み,陳と長年のライバルの関係にある。1994年の台北市長選挙で謝は陳と党の公認を争ったが,最後は謝が陳に譲った。謝は非常にしぶとい政治家として知られ,政治的敗北をしても政治生命を失わないことから「九命怪猫」と形容されている。謝は,彭明敏と組んで出馬した1996年の総統選挙で惨敗したが,1998年の高雄市長当選で復活した。2006年1月には陳水扁によって行政院長を事実上更迭されたが,2006年12月の台北市長選挙に活路を求め,敗北が決まっているこの選挙で善戦し復活を果した。
 游は陳水扁を忠実に支えてきた人物として知られている。陳政権発足後,游は行政院副院長に就任したが,直後に発生した水害事故の責任を取って辞任し陳水扁を守った。その後も行政院長,総統府秘書長,党主席として一貫して陳を支えてきた。台湾の政治家の中にあっては,非常に穏健で目立たない性格の人物である。しかし,予備選挙に向けてかつて見られなかった闘争心を見せ,独立派寄りの発言を繰り返している。呂秀蓮は陳水扁の正義連線派に属していたが,派内でも党内でも独立独歩の人物となった。呂は,長年にわたり女性,少数者の人権擁護活動を展開し,女性として最高位の公職にある。呂は,台湾の国連加盟運動の推進者としても知られ,独立派の支持を集めている。こうした行動が尊敬を集める一方,呂の強気の性格を不安視する人もいる。2000年総統選挙で陳水扁は呂を副総統候補に指名したが,それは選挙の考慮によるもので,陳と呂の関係はよいわけではない。
 この4名の中で有力視されているのは蘇と謝である。『中国時報』の民意調査(調査時期2007年2月27日〜3月2日,有効回答数1266)では,「支持誰代表民進党参選総統」という質問に,蘇という回答が27.3%,謝21.6%,呂11.5%,游5.1%,「沒意見」34.4%であった。TVBSテレビ局の民意調査(調査時期2007年3月21日,有効回答数1121)では,蘇24%,謝20%,呂10%,游4%,誰も支持しない/未決定が42%であった。蘇の強みは台湾南端の屏東県と北部の台北県の県長を歴任していることである。この間に人脈を広げ,自分の支持グループを作り上げた。一方の謝も,台北の出身で台北市議,立法委員(台北市選出)を経て,南部の高雄に拠点を移し,高雄市長に当選し,新たに支持を開拓した実績を有している。予備選挙でこの2人が対決することになれば,党内最大派閥の新潮流派が蘇を支援し,反新潮流派は謝を支援するという構図になるであろう。両氏の党内の支持勢力は拮抗している。
 民進党は2006年7月に党内派閥の解散を決議している。もともと党内派閥で結集力を持っていたのは新潮流派のみで,他派はゆるやかなグループにすぎなかった。そのため新潮流派に対する他派の反発は強い。その新潮流派も結集力が弱まり,党内は全体的にポスト陳水扁に向けて再編成の過程にある。謝,呂は以前から反新潮流派である。游は反新潮流派と連携し蘇への攻撃を強めている。民進党内の新たな権力構造は,予備選挙そして総統選挙本番を通じてこれから形成されていくことになる。(2007.3.25記)

1998チバQ:2010/11/28(日) 10:32:57
http://sankei.jp.msn.com/world/china/101128/chn1011280008000-n1.htm
台湾5大都市選 与野党現状維持の“痛み分け”
2010.11.28 00:05

27日、台北市長選で勝利し、ピースサインをする国民党の●(=赤におおざと)龍斌候補(ロイター=共同) 【台北=山本勲】馬英九・中国国民党政権の信任を問う台湾5大都市選挙は、市長ポストの獲得数で与党3、野党の民進党が2の現状維持で終わった。ポスト数では国民党が勝利したが、総得票率では南部2市で大勝の民進党が2004年の総統選と立法院(国会)選以来、6年ぶりに国民党を上回った。その意味では今回の選挙は“痛み分け”ともいえる。

 5大都市選では昨年来の地方選や立法院補欠選で4連勝の民進党が序盤でリード。危機感を強めた国民党が馬英九総統ら首脳の陣頭指揮で懸命の巻き返しを図り、現状維持に成功した。

 国民党は勝敗ラインを現状の市長ポスト数3つの確保に置いていたので、その意味では勝利した。馬総統兼国民党主席と金溥聡・党秘書長を中心とする指導部体制は求心力を保ち、再来年3月の次期総統選での再選を目指すことになる。

 勝因としては発足直後にさまざまな内外紛争で迷走した馬政権がこのところ経験を積み、安定感を増したことが指摘できよう。

 08年6月の尖閣諸島近海での台湾遊漁船と日本の監視船衝突事件では、日台関係が険悪化し、支持率が急低下した。しかしその後の対日関係重視政策や台北・松山−羽田直行便就航などで関係修復が進んだ。

 昨年8月の台風被災者救済の不手際でも支持率が10%台に落ち込んだが、今年はこうした面でも大きなミスはなかった。

 今年の域内総生産(GDP)成長率が10%に近づくなど、景気好転も与党有利に働いた。今月開幕した台北花博をめぐり市幹部の汚職疑惑が発覚したが、花博自体は市民の好評を博し、●(=赤におおざと)龍斌市長の再選に有利に働いた。

 新北市では、国民党ホープの朱立倫前行政院副院長(副首相)と蔡英文民進党主席の接戦となった。国民党は蔡主席が「次期総統選を意識して新北市長を任期満了まで務めると明言していない」ことを批判した。

 一方、民進党は、5都市の総得票率では国民党を5ポイント強上回り、政権奪還に向けて一定の足場を築いた。台湾中北部は元来、国民党支持層が民進党を1、2割上回ってきた。しかし今回は台中、新北で票差をかなり縮めた。

 仮に蔡主席と台北市で敗れた蘇貞昌元行政院長の“二枚看板”がともに当選した場合に、総統選候補の選定に困るという問題も抱えていた。2人の落選で総統選が戦いやすくなった側面もある。

1999チバQ:2010/11/28(日) 10:34:29
http://mainichi.jp/select/world/news/20101128k0000e030003000c.html
ミャンマー:連日会合、民主化へ戦略練る…スーチーさん
 「軟禁中は、強い信念を持ちながら民主化への取り組みを続ける仲間の存在が大きな支えになった」。ミャンマーの民主化運動指導者アウンサンスーチーさん(65)は、ヤンゴンの「国民民主連盟」(NLD)本部事務所で毎日新聞の取材にそう答えた。今月13日に7年半ぶりに軍政から自宅軟禁を解除されて以降、スーチーさんは連日、全国から駆け付ける支持者や独立系の政党幹部と会合を重ね、民主化への戦略を練っているようだ。【バンコク矢野純一】

 ◇警察から監視、尾行され
 本部2階の応接室に、スーチーさんは民族衣装のピンク色の上着にエンジ色の巻きスカート姿で現れ、終始柔らかい口調で話した。平日は朝から夕方まで会議や面談の予定がびっしりと入っているのに、疲れた様子は見せなかった。

 NLD本部や、約2キロ離れたインヤ湖畔の自宅周辺では、警官とみられる10人以上の私服の男たちが、出入りする人をビデオカメラで撮影している。男たちのそばには、尾行に使うのか、街中ではほとんど見られないバイクが数台、いつも止まっている。NLD関係者は「当局はスーチーさんだけではなく、NLD幹部らの尾行も行っている」と話した。

 スーチーさんが本部を出入りする際は、安全確保のため、自宅と本部で連絡を取り合い、スーチーさんの車が到着する前からNLD青年グループのメンバーが人垣を作って警戒している。

 スーチーさんの大きなポスターが至る所に張られた本部1階には、タイ国境地帯からバスを乗り継ぐなどして1日以上かけて訪れた地方のNLD幹部や、スーチーさんとゆかりのある人が連日、詰め掛けている。スーチーさんとの面談を待つ間、机を囲んで、今後の活動などについて議論する姿も見られた。

 民主化運動にかかわり、2度投獄されたという60代の地方幹部は「スーチーさんの解放は我々を勇気付けた。彼女が(解放後の14日に)演説したように、暴力を伴う急激な変革は求めない。我々は耐えることを知っており、次世代の子供たちのために、確実に民主化が訪れるよう、活動を続ける」と話した。

 ◇野党結束へ柔軟姿勢
 【バンコク西尾英之】アウンサンスーチーさんが会見で、新国会の存在を直ちに否定しない考えを示したのは、国会の野党勢力との結束を保つ立場などから、当面は選挙のやり直しなどを求めない柔軟姿勢を示したものとみられる。

 総選挙では軍事政権翼賛政党が民選議員枠の約4分の3を獲得。一方で選挙参加を拒否して解党処分となったスーチーさん率いるNLDから分裂した「国民民主勢力」(NDF)や少数民族系の野党勢力もわずかながら当選を果たした。

 スーチーさんが新国会を全面否定した場合、野党勢力との共闘は困難になり、「民主化や民族自立を求めて投票した国民の意向を無視するものだ」との批判が出る恐れもあった。

2000チバQ:2010/11/29(月) 20:19:34
http://mainichi.jp/select/world/news/20101129ddm007030166000c.html
台湾:総統選へ本格始動 5大市市長選の得票率、野党が上回る 与党、党勢立て直しへ
 【台北・大谷麻由美】台湾の馬英九総統の中間評価となる5大市市長選が27日に終了し、与野党は12年3月の総統選に向けた動きを本格化させる。与党・国民党は3市長選で勝利したが、全体の得票率では最大野党・民進党に5ポイント強リードされた。馬総統は28日、再選への厳しい現実に「深く検討する必要がある」と述べ、党勢立て直しの決意を示した。

 今回の選挙の投票率は71・71%と、過去の市長選の65%前後を上回り、関心の高さをうかがわせた。投票日前日に連戦元副総統の長男銃撃事件が発生したが、選挙の大勢を揺るがすほどの影響は無かった模様だ。

 国民党は勝利したことで、馬総統と金溥聡党秘書長の指導部体制で総統再選を目指すことになる。ヤクザとの関係が深い地方派閥の排除など党内改革を引き続き進める方針だが、地方基盤の崩壊で票の喪失を招いており、難しい運営を迫られる。

 民進党は得票率の「勝利」で、蔡英文党主席の続投が決まった。穏健路線の選挙戦が一定の成功を収め、蔡主席の求心力は高まっている。また台中市長選で予想以上の善戦で敗れた蘇嘉全氏への期待も大きい。台北市長選で得票が伸びなかった党の重鎮、蘇貞昌氏を含め、今後は3氏を軸に総統選候補の人選が進むと予想される。

2001チバQ:2010/11/29(月) 23:50:41
http://sankei.jp.msn.com/world/asia/101129/asi1011292015001-n1.htm
タイ・アピシット政権延命 憲法裁が解党の訴え却下 再び政局流動化も
2010.11.29 20:13
 【シンガポール=宮野弘之】タイのアピシット首相が党首を務める最大与党、民主党の政党助成金の不正流用問題を受け、選挙管理委員会が同党解党と首相を含む幹部の公民権停止を求めていた訴訟で、憲法裁判所は29日、提訴の手続きが適法に行われなかったとして訴えを却下した。アピシット首相は辞職を免れたものの、タクシン元首相支持派が判決を不服として、政権批判を強めるのは確実。再び政局が流動化する可能性もある。

 判決は、選管の訴状を検察審理を経て裁判所が受け取るまでの手続きについて、規定の15日以内に行われなかったとして、判事6人のうち4人の賛成で訴えを却下した。

 今回の問題は、2005年の選挙で民主党が国から受け取った選挙運動費2900万バーツを不正流用したとされるもの。選管は当初、提訴に消極的だったが、今年4月にバンコク中心部を占拠したタクシン支持派のデモ隊が選管事務所に押しかけ、圧力をかけたことから提訴していた。

 民主党はこのほか、2億5800万バーツの違法献金疑惑でも提訴されている。総選挙をにらんで、タクシン派がアピシット政権への攻撃姿勢を強めるのは確実だ。

2002チバQ:2010/11/30(火) 12:23:50
http://mainichi.jp/select/world/news/20101130ddm007030134000c.html
タイ:憲法裁判決、民主党解党認めず タクシン派反発必至
 【バンコク西尾英之】タイ憲法裁判所は29日、アピシット政権の最大与党「民主党」を解党処分にするかどうかが問われた裁判で、訴えを門前払いし、民主党の存続を認める判決を出した。これにより民主党は政権崩壊の危機を免れた。今後、過去に憲法裁の判断で繰り返し解党処分となっている反政権のタクシン元首相派が「二重基準だ」と反発を強めるのは必至だ。

 民主党を巡っては、選挙管理委員会が今年4月、05年の総選挙時に同党に交付された政党補助金2900万バーツ(約7800万円)が不正に流用されたとして、解党を求めて憲法裁に提訴していた。

 憲法裁は08年、当時のタクシン派政権のサマック首相を、料理番組への出演で報酬を得たことが憲法で禁じられた副業に当たるとして失職させた。また07年と08年の2度にわたってタクシン派政権与党を選挙違反事件への関与を理由に解党処分としたため、政権崩壊と反タクシンのアピシット政権発足につながった経緯がある。

2003とはずがたり:2010/11/30(火) 20:54:56

中国人弁護士、出国できず 法治制度学ぶ催しで来日予定
http://www.asahi.com/international/update/1130/TKY201011300383.html
2010年11月30日19時1分

 中国の法曹関係者らが日本で法治社会について学ぶプログラムに参加する予定だった中国人弁護士の劉暁原氏(46)が、中国からの出国を差し止められたことが分かった。当局は「国家の安全に危害を与える恐れがある」と説明したという。

 劉氏は市民の権利擁護や冤罪(えんざい)事件の救済に取り組んでいることで知られる。早稲田大学現代中国研究所が企画したプログラムに29日から参加する予定で、28日朝に北京の空港から出国しようとしたところ、「市公安局の指示」として認められなかったという。

 中国ではノーベル平和賞の受賞が決まった劉暁波氏の支援者らが出国を阻止される事件が相次いでいる。多くは劉氏の妻が授賞式への代理出席を求めたリストに名を連ねた人たちだが、劉暁原氏はリストには含まれていない。

 劉氏は「明確な理由の説明もなく私の自由な行動権を侵害され、両国の民間交流の機会が阻まれるのは遺憾だ」としている。

2004とはずがたり:2010/11/30(火) 21:10:40

「韓国のコントロールで統一されるべきだ」と中国高官 ウィキリークスの外交公電で判明
2010.11.30 12:35
http://sankei.jp.msn.com/world/china/101130/chn1011301236008-n1.htm

 【ワシントン=犬塚陽介】民間内部告発ウェブサイト「ウィキリークス」が公開した機密外交公電で、中国の2高官が韓国外交通商省第2次官だった千英宇氏(現大統領外交安保首席秘書官)に対し、「朝鮮半島は韓国のコントロールで統一されるべきだ」との見解を示していたことが分かった。

 千氏は中国の一部指導者に「(北朝鮮には)緩衝国としての価値がない」との認識が広まっており、中国高官も「新たな現実に直面する用意がある」と語ったとしている。

 千氏はスティーブンズ駐韓米大使との会談で、中国は北朝鮮の金正日総書記の死後の国家崩壊を止められないとの見解も伝達。北朝鮮は経済的に破綻(はたん)しており、金総書記の死後2〜3年で崩壊すると予測していた。

 一方で、駐中国米大使館が昨年4月に送信した外交公電によると、中国は北朝鮮について「甘やかされた子供」のように振る舞い、米国の気を引こうとしていると批判。

 ただ、中国は6カ国協議の中断が長期になる場合、米中朝の3国間対話などを通じて北朝鮮との協議を続ける必要があるとの認識を米国に示していたという。

2005チバQ:2010/12/01(水) 00:37:17
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2010113002000035.html
台湾・3市長選勝利 前夜の被弾報道 国民党に追い風
2010年11月30日 朝刊

 【台北=迫田勝敏】台湾の与党国民党が三市を獲得する現状維持に終わった二十七日の五大市長選挙について台湾メディアでは、投票前夜に起きた国民党の集会での銃撃事件が国民党に有利に作用し、「(野党)民進党が少なくとも一市を失った」(自由時報)とする見方が出ている。

 事件は二十六日夜、新北市の国民党の市議会議員の選挙集会で、応援演説の国民党長老の長男が銃撃され重傷を負った。事件はすぐに各地の国民党の選挙集会で伝えられ、「投票して暴力に反対しよう」と集会を盛り上げた。

 同夜のテレビ各局は銃撃事件一色。翌日の新聞も紙面の大半が同事件報道で、選挙報道は横に追いやられた。

 民進党は選挙戦最後の夜を盛り上げ、文書やイベントで攻勢をかけるのが得意の戦術だったが、銃撃事件でそれを封じられた形。逆に国民党は自陣営の要人が撃たれたことを広く訴え、危機感をあおる形になった。

 各紙の分析を総合すると銃撃報道は投票率を4〜5%押し上げ、国民党に有利に影響したとされ、特に台北市では前回より約6%アップ。聨合報の電話調査では4%の有権者が「影響を受けた」としている。3%は事件発生前は投票しない予定で、1%は投票候補を変えたという。

 終盤の選挙情勢は台北、新北、台中の三市が接戦だったが、台中市は3%足らずの差で国民党が勝利。民進党内では「銃撃事件がなく、投票率が上がらなければ、台中は勝っていた」との声が出ている。

2006チバQ:2010/12/01(水) 00:56:18
惜敗率は自分が追記
高雄の無所属候補は民進党系なので、やはり高雄では弱いですね、国民党
そして、蘇貞昌 ぼろ負けだなあ。
民進党惨敗と思ってた対中がすごい結果だし

2 :シャイニング記者。φ ★ :2010/11/27(土) 23:01:32 ID:???

★ 各市の開票結果。

★ 台北市(1507 / 1507)
当 郝龍斌 国民党 797,865
   蘇貞昌 民進党 628,129 (惜敗率78.7%)
   呉武明 無所属   3,672
   蕭淑華 無所属   2,238
   呉炎成 無所属   1,832

★ 新北市(2300 / 2300)
当 朱立倫 国民党 1,115,536
   蔡英文 民進党 1,004,900 (惜敗率90.0%)

★ 台中市(1454 / 1454)
当 胡志強 国民党 730,284 (惜敗率95.6%)
   蘇嘉全 民進党 698,358

★ 台南市(1303 / 1303)
当 褚清徳 民進党 619,897 (惜敗率65.5%)
   郭添財 国民党 406,196

★ 高雄市(1791 / 1791)
当  陳菊 民進党 821,089
  楊秋興 無所属 414,950
  黄昭順 国民党 319,171 (惜敗率38.9%)

2007とはずがたり:2010/12/01(水) 01:09:22

「北は日本より悪い」 英紙記者、韓国紙に異例の寄稿
産経新聞2010年11月30日(火)08:00
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/snk20101130116.html?fr=rk

 【ソウル=黒田勝弘】「北朝鮮は日本帝国主義よりもっと多くの韓国人を殺した」「韓国国民の価値観や人生体験、ライフスタイル、文化は北朝鮮より日本にはるかに近い」−。韓国で最近、韓国人の日本観と北朝鮮観を批判した英国紙記者の韓国紙への寄稿文が話題になっている。

 英紙タイムズ・ソウル特派員、アンドリュー・セーモン記者が北朝鮮による延坪島砲撃に関連し、朝鮮日報(27日付)に寄せた論評だ。韓国人が北朝鮮に“連帯感”を感じる一方で、日本に対していつも否定的な見方をしてきたことを批判している。

 論評は「砲撃事件にもかかわらず、ソウルの日常として日本大使館前では元慰安婦の老女たちによる日本批判の定例デモが静かに行われていた」と指摘した後、「韓国国民が日本より北朝鮮に同質感を感じるのはおかしい」と批判。

 飢餓と強制収容所の“ファシスト国家”である北朝鮮に比べ、日本は「今や世界で最も平和志向の国」であり、「現代の日本は北朝鮮よりむしろ韓国と似ている点が多く、韓国は北朝鮮よりはるかに日本に近い」と強調している。

 そして「北朝鮮は戦前の日本と似ている」とし、過去の日本を批判した上で、「違いといえば、日本帝国主義時代に日本のため死んだ韓民族の数より北朝鮮が殺した韓民族の数がもっと多いということだ」と指摘。北朝鮮による朝鮮戦争や飢餓、テロ、拉致、哨戒艦撃沈、延坪島砲撃での犠牲を例に挙げている。

 内容自体は外国人にとっては常識的なものだが、日本との比較論の形で北朝鮮を批判する論評が韓国メディアに登場するのはきわめて異例だ。

 セーモン記者の北朝鮮批判は激しく、「北朝鮮は共産主義国家ではなくファシスト国家だ。宣伝扇動、純血主義の主体思想、権力層の特権などはナチス指導者たちも敬礼をするほどだ」と、こき下ろしている。

2008とはずがたり:2010/12/01(水) 01:31:56

獄中22年、民主活動家が出所=2千万字の手稿没収―中国
時事通信2010年11月29日(月)18:03
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-101129X291.html


 【北京時事】中国人権民主化運動情報センター(本部香港)は29日、国家政権転覆罪で懲役12年が確定し、湖北省武漢市の刑務所で服役していた民主活動家の秦永敏氏(57)が同日、刑期を満了し出所したと伝えた。獄中生活は3回で計22年に及んだ。

 秦氏は獄中で中国社会・政治改革などを論じた2000万字に上る文章を書いていたが、出所の際に没収されたという。同センターを通じて、中国当局に対して人権の改善と政治体制改革を求める出獄声明を出した。

 秦氏は1978年、北京で燃え上がった民主化運動に呼応し、武漢で雑誌を発行したとして、反革命宣伝扇動罪で懲役8年が確定し、89年まで服役。93年には「平和憲章」を起草して政治犯の釈放を要求したとして、労働教養2年の処罰を受け、98年には「中国人権観察」という組織をつくったとして懲役12年が確定し、服役していた。 

[時事通信社]

2009とはずがたり:2010/12/01(水) 01:32:48

北朝鮮高官が相次ぎ訪中 砲撃事件で意見交換か
http://www.asahi.com/international/update/1130/TKY201011300448.html?ref=goo
2010年11月30日19時52分

 【北京=峯村健司、古谷浩一】北朝鮮の朝鮮労働党の崔泰福(チェ・テボク)書記(党政治局員)と金永日(キム・ヨンイル)・国際部長が30日、相次いで北京入りした。中国高官と会談し、北朝鮮による砲撃について意見を交わしたものとみられる。日本外務省の斎木昭隆アジア大洋州局長も同日、北京を訪れ、中国の武大偉・朝鮮半島問題特別代表と会談した。

 砲撃後、北朝鮮高官の訪中が確認されたのは初めて。北朝鮮側は、中国が呼びかけた6者協議の首席代表による緊急会合への対応について中国側に返答した可能性がある。韓米日の慎重姿勢で緊急会合の開催の実現が困難になるとの見通しが強まる中、中国は事態打開への外交的な動きを強めている。

 崔書記は中国の呉邦国(ウー・パンクオ)・全国人民代表大会常務委員長の招きで中国を訪れた。

 米国は中国に対して「北朝鮮が挑発行動を自制するように促す」(クローリー米国務次官補)ことを強く求めており、中国としても、南北双方に抑制的な対応を求める姿勢を北朝鮮側に伝えたとみられる。

 ただ、中国側は「遅かれ早かれ、話し合いの道しかないのではないか」(中国の研究者)と見ており、6者協議の緊急会合を開くべきだとの立場を崩していない。中国外務省の洪磊副報道局長は30日の会見で、「緊急会合は各国が話し合うための重要な機会となる。各国が真剣に検討し、積極的な返事をしてくれることを期待する」と述べた。

 これに対し、日米韓は北朝鮮のウラン濃縮問題を議論の対象に含むことなどを求めているほか、「砲撃に対する北朝鮮の何らかの行動がない限り、話し合いの席に着くのは難しい」(6者協議筋)と否定的だ。武氏と斎木氏の会談では、武氏が米韓への説得について日本の理解と協力を要請したのに対し、斎木氏は緊急会合に対する北朝鮮側の考え方について説明を求めたとみられる。

2010チバQ:2010/12/01(水) 22:43:10
http://mainichi.jp/select/world/news/20101201ddm007030080000c.html
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.台湾:選挙銃撃事件 賭博組織との関連捜査 同情票狙いか
 【台北・大谷麻由美】台湾5大市長選の投票前日の11月26日夜、台北県永和市の選挙集会で起きた2人死傷の銃撃事件で、賭博組織が仕組んだとの見方が浮上している。

 台湾では違法な選挙賭博が横行し、その市場規模は数十億円とされる。選挙前は野党・民進党の勝利に賭け金が積み上がっていた。そこで賭博組織が犯人に、選挙応援に来た与党・国民党の連勝文(れんしょうぶん)中央委員を銃撃させ、その結果、同情票を得た同党が逆転勝利し、組織がもうけるという筋書きだ。

 現行犯逮捕された林正偉(りんしょうい)容疑者は、賭博組織について供述していないが、地元メディアによると検察当局がそうした組織との関係を捜査している。

 台湾紙のその後の世論調査では、銃撃があったから「国民党に投票した」が2%、「民進党に投票」が1%だった。

 台湾では04年の総統選の投票前日にも、民進党の陳水扁総統と呂秀蓮(ろしゅうれん)副総統(いずれも当時)が銃撃された。優勢と伝えられていた国民党の総統候補、連戦氏は小差で敗れた。

2011チバQ:2010/12/02(木) 22:32:21
http://www.asahi.com/international/update/1202/TKY201012020394.html
台湾の陳前総統を収監 収賄罪で懲役刑確定2010年12月2日19時52分
 【台北=村上太輝夫】収賄罪で懲役刑が確定した台湾の陳水扁・前総統が2日、台北郊外の勾留(こうりゅう)施設から移され、桃園県にある台北監獄に収容された。共犯の呉淑珍夫人も近く収監される見通し。

 11月11日にあった台湾最高裁の判決で、陳前総統は2件の収賄で11年と8年の懲役刑を言い渡された。このほか、別の収賄事件などの公判が継続している。
.

2012とはずがたり:2010/12/04(土) 01:03:20
【北朝鮮砲撃】「一方に肩入れせず」 中国外相が中立強調
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/101201/kor1012012039002-n1.htm
2010.12.1 20:37

韓国・延坪島のフェリー乗り場で、金正日総書記の写真などを燃やして北朝鮮に抗議する人ら=1日午後(共同)韓国・延坪島のフェリー乗り場で、金正日総書記の写真などを燃やして北朝鮮に抗議する人ら=1日午後(共同)

 中国外務省によると、楊潔●外相は1日、北朝鮮による韓国・延坪島砲撃などで緊張する朝鮮半島情勢について、中国は「是々非々で自らの立場を決めており、一方に肩入れしない」として、中立的立場を強調した。外務省で同日開かれたフォーラムでスピーチした。

 楊外相は「当面の急務は緊張情勢がエスカレートするのを防ぐことで、火に油を注ぐようなことを再びすべきではない」とし、南北双方にあらためて自制を呼び掛けた。

 中国が提案した6カ国協議首席代表による緊急会合開催については「緊張を緩和し、6カ国協議再開に向けた条件づくりに役立つよう希望する」と強調。日米韓が会合開催に否定的な姿勢を示す中、「対話」の必要性を訴えた。(共同)

●=簾の广を厂に、兼を虎に

2013とはずがたり:2010/12/04(土) 01:06:40
平和賞式典に活動家集結へ ノーベル委、50人を招待
http://www.47news.jp/CN/201012/CN2010120301000682.html

 【ロンドン、香港共同】ノルウェー・ノーベル賞委員会のルンデスタッド事務局長は3日、共同通信に対し、10日に首都オスロで開かれる中国の民主活動家、劉暁波氏=服役中=のノーベル平和賞授賞式に、中国本土以外で暮らしている劉氏支持者の民主活動家約50人を招待したことを明らかにした。

 軟禁中の劉氏の妻劉霞さんに代わり、中国国外の活動家の取りまとめ役となっている米国在住の学者で活動家の楊建利氏は3日、海外の中国人民主活動家約50人がオスロ入りすると共同通信に述べており、招待された活動家の大半が授賞式に出席するとみられる。

 同委員会と協力している楊氏によると、出席を予定しているのは米国や香港在住の活動家。ほかにも独自にオスロを目指す人もいるとみられ、現地入りする活動家はさらに増える見通し。中国在住の活動家が当局に出国を妨害される中、海外勢が中国民主化を世界に訴える構えだ。

 1989年の天安門事件後に中国を離れた楊氏は劉氏や劉霞さんの古い友人といい、授賞決定発表後に自宅軟禁状態に置かれた劉霞さんから10月中旬、授賞式に出てほしい人の一覧表を託され、連絡と取りまとめを依頼されていたという。
2010/12/03 23:13 【共同通信】

2014とはずがたり:2010/12/04(土) 01:06:51
【北朝鮮砲撃】南北対話、人道支援停止へ 李政権、開城閉鎖も 北朝鮮政策の見直し着手
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/101201/kor1012012044003-n1.htm
2010.12.1 20:42

韓国・延坪島に配備された多連装ロケット砲とみられる兵器(左奥)=11月29日(共同)韓国・延坪島に配備された多連装ロケット砲とみられる兵器(左奥)=11月29日(共同)

 韓国の李明博政権は同国・延坪島砲撃を受け、対北朝鮮政策の根本的な見直しに着手した。韓国政府筋が1日明らかにした。南北対話を中断し、人道支援も完全に停止するとみられ、南北協力事業である開城工業団地が全面閉鎖に向かう可能性も出てきた。

 金大中、盧武鉉両政権の対北朝鮮「包容政策」を完全な失敗と判断。国際社会と連携した制裁包囲網を強化するとともに、国防力増強と米韓両軍の連携を一段と緊密化して抑止力を高めながら武力挑発を防いでいく方針だ。

 北朝鮮を軍事的に抑え込むため11月28日から24時間態勢で黄海で実施した米韓合同軍事演習は1日、終了した。

 関係者によると、延坪島には自走砲や多連装ロケット砲を急きょ、追加配備。聯合ニュースは、1日に地対空ミサイル(射程10キロ)の付属装備が運び込まれ、配備作業中だと報じた。(共同)

2015チバQ:2010/12/05(日) 12:20:08
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/213867
社説
台湾市長選 中国との「距離感」に悩む
2010年12月5日 10:55 カテゴリー:コラム > 社説
 台湾の主要5都市で市長選が行われた。地方選挙ではあるが、2012年の次期総統選の行方を占う選挙として、内外から注目を集めていた。

 結果は、馬英九総統の率いる与党・国民党が、台北など3市を制して勝ち越した。この1年、立法院補選や統一地方選で連敗していた国民党にとって、党勢回復の兆しが見えたといえる。馬総統の再選も視野に入ってきた。

 しかし、2市での勝利にとどまった野党・民進党も、5市長選の総得票率で見ると50%を獲得し、国民党の45%を大きく上回った。全体の得票率では与野党が逆転しており、民進党もまた、次期総統選に向けて展望を開いた。

 両党の「痛み分け」ともいえる結果から読み取れるものは、何だろうか。

 台湾の主要選挙は、通常は中台関係が最大の焦点となる。基本的には、「一つの中国」を前提に中国との関係改善を目指す国民党に対し、台湾独立を志向する民進党という構図である。

 ただ、今回の選挙では、両党とも中台関係を争点にするのを避けたようだ。

 国民党の馬政権は08年の政権奪取以降、それまで中国と激しく対立していた民進党政権とは対照的に、中国との関係を大幅に改善させた。中台直行航空便を実現させ、中台間の経済協力枠組み協定(ECFA)を締結した。

 金融危機で世界的に景気が冷え込むなかで、台湾は好調な中国経済に引っ張られる形で経済回復を果たした。中国人観光客は急増し、対中輸出も伸びて、10年の地域内総生産(GDP)は10%近い成長を見込むほどの好調ぶりだ。

 一方で、中国が海洋権益を重視し、尖閣諸島や西沙、南沙諸島で日本や東南アジア諸国に強硬姿勢を見せていることには、台湾でも警戒感が強まっている。

 こんな状況下、民進党も中国との経済的つながりを重視せざるを得ないし、国民党も中国の強硬な対外姿勢を看過できない。このため、両党とも対中政策を争点に取り上げづらかったとみられる。

 これに対し、台湾の有権者の投票行動も、微妙なバランスを見せた。

 馬政権が進めた対中融和路線に一定の評価を与えながらも、中国に政治的にのみ込まれるのではないかとの不安も募る。こうした有権者意識を、今回の選挙結果から垣間見ることもできよう。

 経済的にはつながりを強めつつ、軍事を背景にした強硬姿勢に抗し、政治的自立をどう保っていくか。中国との「距離感」に悩む台湾の心情が伝わってくる。

 台湾で次期総統選が実施される12年には、中国でも現在の胡錦濤国家主席から、習近平副主席へと権力の継承が行われるとみられている。中台の政治関係にも大きな変化が生じる可能性がある。

 台湾と同じように、日本や東南アジアなど中国の周辺国も、中国との距離の取り方を試行錯誤している。中台関係の今後を注視したい。


=2010/12/05付 西日本新聞朝刊=

2016チバQ:2010/12/05(日) 12:31:28
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/213817
総統選へ民国始動 台湾
2010年12月5日 00:15 カテゴリー:アジア・世界

 台湾5直轄市長選(11月27日投開票)が終わり、台湾政界は2012年春の総統選に向けて動きだした。今回の選挙で5市のうち3市を制した与党・国民党は、主席を兼務する馬英九総統が再選を目指して党内固めを急ぐ方針。一方、総得票数で国民党を上回った野党・民進党も蔡英文主席を軸に総統選候補者の人選を進めるとみられ、今後の政局が注目される。

■候補は主席軸に

 「国民党との実力は接近している」。今月2日、民進党本部で日本メディアと会見した蔡主席は自信を見せた。

 民進党は陳水扁前総統の総統府機密事件を発端に、前回08年の総統選で大敗。以後、蔡主席を中心に党勢回復を目指してきた。

 同党は今回、これまでの台湾出身者(本省人)の「台湾人意識」に訴える戦術ではなく、生活密着の施策を打ち出したことが奏功。5市長選で約377万票の得票総数を獲得し、国民党を約40万票上回った。昨年12月の県・市長選の得票数を合わせると、民進党は完全に国民党をしのいだ。

 党勢回復を陣頭指揮し、総統候補者レースで頭一つ抜け出た感が強い蔡主席。一方、党内には台中市長選で現職に約4万票差まで善戦した蘇嘉全氏を推す声も出始めた。蔡主席は「総統選に向けて住民に分かりやすい施策を訴えていく」と述べるにとどめ、候補者に関する言及を避けた。

■得票数に危機感

 国民党は市長選の数の上では勝ったが、馬総統をはじめ党幹部の表情は厳しい。金溥聡秘書長(幹事長)は、市長選の結果を受けた11月27日夜の記者会見で「(得票総数が下回ったことは)国民党への住民の『警告』だ」と危機感をあらわにした。この結果が総統選に反映されれば、馬総統再選は難しくなるからだ。

 選挙戦で馬総統は、中国との自由貿易協定(FTA)に当たる「経済協力枠組み協定(ECFA)」の締結に加え、欧州連合(EU)による台湾住民への査証(ビザ)免除といった外交面での成果を強調。投票率の低下を危惧し、国民党支持者に投票を呼び掛ける異例のパレードをした。

 対中政策で一定の支持を得た形の馬総統だが、選挙後の支持率は約40%(台湾メディア)。総統就任時の半分に落ち込んでいる。ある国民党関係者は「今回負けた高雄、台南市との関係を強化しないと(次期総統選に)勝てない」と指摘する。

■中国が援護射撃

 台湾の行方に影響力を持つ中国も、馬政権を“援護射撃”している。ECFA発効を来年1月に控え、中国の地方政府団が台湾を続々と訪問、農産物を買い付けている。中国は今後も経済的な協力を通じて馬政権を支え、政治的な統合を働き掛けるとみられる。

 その一方、中国は昨春「関係発展のために、民進党の訪問を歓迎する」と表明し、民進党にも門戸を開いた。蔡主席も経済・文化面で中国政策を研究するシンクタンクの設立を明言。「政治的な話がないことを条件」に中国との関係強化に前向きな姿勢を見せる。

 中国との融和を模索する両党が今後どのような中国政策を打ち出すかが、次期総統選の鍵となりそうだ。

=2010/12/05付 西日本新聞朝刊=

2017チバQ:2010/12/07(火) 00:34:34
http://sankei.jp.msn.com/world/china/101206/chn1012062223009-n1.htm
求心力強まる蔡英文・民進党体制 次期総統選の野党最有力候補に浮上 (1/3ページ)
2010.12.6 22:20

街頭で演説する民進党党首の蔡英文氏 【台北=山本勲】台湾野党第一党、民主進歩党(民進党)の蔡英文主席が求心力を強めている。11月末の5大都市市長・市議会選挙では若者など中間層をとらえる戦術で与党、中国国民党を得票率で5ポイント強上回り、市議会の議席数では与党と並ぶ善戦をしたためだ。2012年の次期総統選の野党最有力候補に浮上し、来年初頭に立ち上げる党シンクタンクを通じて打ち出す対中政策に内外の関心が集まっている。

 先月27日の台北など5大都市選では市長ポストでは国民党3、民進党2の現状維持だったが、得票率で民進党が49・87%と国民党を5・33ポイント、得票数で40万票あまり上回った。

 投票日前日には連戦国民党名誉主席の長男、連勝文氏が新北市の与党市議候補応援中に暴力団員に銃撃される事件が発生。同情票が与党側に流れたとみられており、事件がなければ民進党が市長ポストを上積みした可能性も指摘されている。

 民進党は過去の選挙戦で外省人(戦後、蒋介石政権とともに中国から渡来した漢族)政権に抑圧された台湾人の「悲哀、悲情」を訴え、声高に「台湾独立」を唱えることが多かった。

 しかし、蔡英文主席率いる新生・民進党はこれを一変させた。拡大する所得格差など国民党政権の行政能力を批判する新戦術で一般市民の心をとらえた。

 蔡主席は当初、5大都市選で、地元の台北市長選に出馬するとみられていたが、蘇貞昌元行政院長(首相)が党内の合議を待たず、台北市長選出馬にいち早く名乗りをあげたことで、新北市長選に回らざるを得なかった。 

 新北市長選で敗北はしたものの、票差を前回選挙より8万票縮める健闘で、大敗を喫した蘇氏と明暗を分けた。この結果、蔡主席が次期総統選の最有力候補となる一方、蘇氏の出馬は難しくなった。

 蔡英文主席の課題は対中政策だ。蔡主席は、呉乃仁前党秘書長を責任者に近く発足する民進党シンクタンクを、中国政策の立案と対中交流の窓口とする考えだ。

 蔡主席はかねて「民主・自由・人権の価値観に基づく台湾の政治体制擁護」と、「日米関係最重視」の考えを強調してきた。そのうえで「中国との安定した関係構築」のための「前提条件なしの相互交流促進」を、「研究者レベルから段階的に進める」方針だ。

 陳水扁前政権のような急進的な台湾独立路線はとらず、台湾の民主体制の強化、深化を目指す政策が予想される。

2018チバQ:2010/12/07(火) 00:37:41
韓国に無血開城すればすぐ実現しちゃうんだけどなあ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101205-00000747-yom-int
「3年以内に肉のスープ」正恩氏が経済目標
読売新聞 12月6日(月)7時23分配信

 【瀋陽=比嘉清太】北朝鮮の金正日(キムジョンイル)総書記の後継者に確定した三男、金正恩(キムジョンウン)氏は11月上旬頃、平壌(ピョンヤン)での会合で「3年以内に国民経済を1960〜70年代のレベルに回復させ、(金日成(キムイルソン)主席の目標だった)『白米を食べ、肉のスープを飲み、絹の服を着て、瓦屋根の家に住む』を、真に成し遂げねばならない」と述べた。

 中朝関係筋が5日、本紙に明らかにした。

 祖父である金主席の威光を背景に、経済再建で指導的役割を担うことをアピールするのが狙いとみられる。

 北朝鮮は金主席の生誕100年にあたる2012年を「強盛大国の門を開く年」として国力強化を目指しており、正恩氏は後継者に固まった9月以降、「過去には食糧がなくても弾丸はなければならなかったが、現在は弾丸がなくても食糧がなければならない」など、経済重視の発言をしてきた。

2019とはずがたり:2010/12/08(水) 01:46:41

上海に共同拠点開設へ 県・熊本市・熊本大
2010年12月03日
ttp://kumanichi.com/news/local/main/20101203002.shtml

 県、熊本市、熊本大が共同で、中国の経済発展をけん引する上海に活動拠点開設を検討していることが2日、分かった。県は上海進出をめざす県内企業の支援、市は観光客誘致、熊大は留学生確保が主な目的。来年10月開設を目指している。

 熊大の谷口功学長が蒲島郁夫知事と幸山政史市長に呼び掛け設置した「都市戦略会議」の8月の初会合で、検討課題に浮上。拠点での活動内容や規模、職員派遣、経費負担などの協議を続けてきた。

 3者はこれまで個別に上海にアプローチしてきたが、拠点を共同化することで事務所費やスタッフの人件費といった経費を3者で分担でき、「営業力」の相乗効果も見込めるとしている。

 熊大は2005年10月に上海事務所を開設済み。現在約380人の留学生を千人まで増やそうと、海外の大学と交流協定を結び、学部留学生や修士・博士課程の研究者らを募っている。昨年11月には留学生の寄宿舎の国際交流会館を増築。部屋数を約2倍の232室にした。

 一方、県は04年11月から上海在住の元大手商社役員にビジネスアドバイザーを委託。県内企業の進出や貿易に関する相談に年間70件前後応じてもらっている。しかし、九州・沖縄8県で上海に職員を派遣していないのは熊本と佐賀だけ。県内企業でも、食品やサービスを売り込む動きが活発化しており、県は支援態勢強化が必要と判断している。

 熊本市は3月に「東アジア戦略」を策定し、4月には都市戦略課を新設して拠点開設のための情報を収集。幸山市長は11月の市長選の公約に「上海市に情報発信・収集の拠点を設置する」と掲げていた。(亀井宏二)

2020チバQ:2010/12/08(水) 22:59:04
http://news24.jp/articles/2010/12/08/10172031.html
韓国国会で乱闘 「肉弾戦」で野党議員排除
< 2010年12月8日 21:38 >ブックマーク  北朝鮮の砲撃事件以来、緊張した状態が続く韓国だが、国会では7日夜、来年度予算案の採決をめぐって乱闘が起きた。

 深夜の国会にガラスのドアを突き破って侵入したのは、野党の議員たち。来年度予算案などの採決に反対し、机や椅子でつくられたバリケードを排除して本会議場を占拠した。

 来年度予算案には、延坪島の砲撃を受けて国防費の増額などが盛り込まれている。与党側は砲撃事件による緊張が続く中、「予算を期限内に成立させてこそ国防の強化などにあたれる」として、野党議員を肉弾戦で排除し、8日夕方、来年度予算案を成立させた。

2021とはずがたり:2010/12/11(土) 14:28:49

折角だから欧米中心の人権思想,世界秩序に対抗できる重厚な奴にして欲しいのに,こんな茶番では中国の薄っぺらさのみがのこっちまうぞ。

中国版「平和賞」で対抗? 台湾・連戦氏に授賞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2010121002000032.html
2010年12月10日 朝刊

 【北京=朝田憲祐】劉暁波氏へのノーベル平和賞授賞式を前に、北京の大学教授らが「孔子平和賞」を創設。初代受賞者は台湾の連戦元副総統で、九日、北京市内で授賞式が行われた。

 同賞事務局が中国文化省と密接な関係にあるとの情報もあり、劉氏へのノーベル賞授賞に対抗か、と日本や欧米のメディアが殺到した。しかし、授賞を通知されていない連氏の姿は会場になく、代理で賞金十万元(約百二十万円)を受け取った北京市内の小学校に通う女児は「連戦の名前さえ知らない」と話した。質疑に応じた担当者の発言も支離滅裂。式次第を間違えたり、マイクが壊れたりという“茶番劇”に、会場からは失笑がもれた。

 選考委は賞創設の趣意書で「ノーベル平和賞は全世界に開かれたものであるべきで、“少数派”の推薦は許されない」と劉氏への授与を批判。しかし、北京師範大哲学博士の譚長流代表は会見で「(劉氏の)ノーベル平和賞授賞とは関係ない」と矛盾する発言をし、その後の質疑もかみ合わず、取材を早々に切り上げるメディアも出た。

 同賞候補者には、連氏のほか、パレスチナ自治政府のアッバス議長ら。

2022とはずがたり:2010/12/11(土) 14:32:16

最高指導部がグーグル攻撃指示か 中国、公電示すと米紙
http://www.47news.jp/CN/201012/CN2010120501000442.html

 【北京共同】米グーグルの中国事業からの撤退原因の一つとなった同社へのサイバー攻撃は、中国最高指導部の共産党政治局常務委員会レベルが指示した疑いがあることが5日、分かった。米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)が「ウィキリークス」から入手した外交公電を基に伝えた。

 今年のある時期に出された公電は、政治局常務委員会レベルの指示を受け国務院(政府)新聞弁公室が攻撃を調整した可能性があるとの情報筋の話を引用。李長春政治局常務委員(思想・宣伝担当)と周永康常務委員(治安担当)の監督を受けたとしている。

 一方で同紙は、グーグルへ圧力をかける工作は劉雲山党中央宣伝部長が組織し、両常務委員は許可を出したが、攻撃に直接関与したかどうかは不明との情報もあるとしている。

 また、昨年5月付の公電は、李氏がグーグルの検索サービスで自分を批判する検索結果が見つかり驚いたとの話を紹介。今年初めの公電は李氏がグーグルのサーバーへの攻撃を指示したとの情報筋の話を引用しているという。
2010/12/05 21:22 【共同通信】

2023とはずがたり:2010/12/12(日) 23:05:24

中国、日本人トップ選出に反対 国際機関人事で (共同通信)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/n_japan_china_bis__20101212_3/story/11kyodo2010121101000346/

 【シンガポール共同】東南アジア諸国連合(ASEAN)に日本と中国、韓国を加えたASEANプラス3が設立する域内経済の監視機関「AMRO」のトップ人事をめぐり、中国が日本からの選出に反対を表明、内定時期が延期されたことが11日、分かった。複数国の外交筋が明らかにした。日本政府関係者は「最近の日中関係悪化が影響した」と指摘。日本に主導権を握られることを中国が警戒しているとの見方を示した。

[ 2010年12月11日17時30分 ]

2024チバQ:2010/12/13(月) 23:42:41
http://www.worldtimes.co.jp/w/asia/asia2/ps101212.html
台中市長選で惜敗した民進党のニューリーダー、蘇嘉全氏
 11月27日に投開票された台湾5大都市市長選挙で予想以上の健闘を見せ、台湾最大野党である民進党内でニューリーダーの呼び声が高まっている。同選挙では民進党公認で台中市長選に挑み、当初は再選確実とみられていた与党・国民党現職の胡志強候補にわずか約3万票差の大接戦で惜敗。
 台湾の政治アナリストらは「2012年の次期総統選で民進党のダークホースに成り得る」と注目し、民進党内で総統候補に蔡英文党主席がなるか、蘇貞昌氏がなるかの争いだけでなく、「蔡党主席とペアを組む副総統候補として最有力」ともてはやしている。

 地元の屏東県で県長(知事)を歴任し、民進党政権では閣僚ポストなど豊富な経験を持つことや、63歳の蘇貞昌氏が高齢で総統候補にふさわしくないとの意見も出ていることから「年齢から見て大蘇(蘇貞昌)より小蘇(蘇嘉全)が適任」との声が上がっている。

 選挙後、本人は党内への政治的配慮から「まだ何も考えていない」「目前のことをしっかりつかむ方が重要」と言葉を濁す。党内では謝長廷氏率いる福利国系の派閥に属し、今回の選挙では李登輝元総統も応援に駆け付け、李登輝派の支持もある。

 1956年10月、台湾屏東県長治生まれ。台湾海洋大学食品科学部卒業後、教師や会社勤務を経て92年、屏東県選出の立法委員(国会議員)に初当選。97年に屏東県長、2004年に内政部長、06年に農業委員会主任委員に就任。09年12月に民進党秘書長となり、今年5月に台中市長選出馬に伴い、党秘書長を辞任。洪恒珠夫人との間に2女。54歳。

(本紙掲載:12月12日)

2025とはずがたり:2010/12/14(火) 00:11:43

民主化組織、非加盟でも難民=ミャンマー人男性を認定−名古屋地裁
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&amp;k=2010121300810

 難民認定されなかったミャンマー国籍の男性(32)=愛知県安城市=が、国を相手に認定を求めた訴訟の判決が13日、名古屋地裁であった。増田稔裁判長は「男性は民主化組織に加盟していないが、組織の反政府活動には積極的に参加。帰国すれば迫害を受ける恐れがある」として、難民と認めた。
 増田裁判長は「男性はミャンマーで反政府活動家として認識されておらず、正規のパスポートで日本に入国した」と指摘した。
 一方、日本での反政府活動に関し、「民主化組織のデモの先頭に立ち、スピーチを担当するなど組織の中心と見なされるような活動内容だった」とし、「ミャンマー政府から迫害を受ける危険性を感じるのは相応の根拠がある」と述べた。
 判決後、男性は弁護士を通じ「不安な思いで暮らしてきたので、うれしい」とコメントした。(2010/12/13-21:13)

2026とはずがたり:2010/12/15(水) 22:49:21

習副主席「中国は覇権求めず」 脅威論沈静化狙う
http://www.47news.jp/CN/201012/CN2010121501000753.html

 中国の習近平国家副主席(右)と握手する公明党の山口代表=15日午後、北京の人民大会堂(代表撮影・共同)

 【北京共同】中国の習近平国家副主席は15日午後、公明党の山口那津男代表と北京の人民大会堂で会談し、日本国内で中国脅威論が高まっていることを念頭に「中国は国が強くなっても決して覇権を求めない」と表明した。日中関係については「日本はパートナーで、ライバルとはみていない。共通利益は意見の違いをはるかに上回っている」と強調した。

 日中の「戦略的互恵関係」強化を目指す姿勢を前面に打ち出すとともに、「覇権への意欲」を明確に否定することで、中国脅威論の沈静化を図る狙いがあるとみられる。日中関係冷却化のきっかけとなった9月の中国漁船衝突事件後、「ポスト胡錦濤国家主席」の習氏が日本の主要政党トップと会談したのは初めて。
2010/12/15 22:09 【共同通信】

中国脅威論(2010年3月4日)中国が国力増強を背景に軍事力の急速な拡大を続け、外交、経済両面でも日米欧との摩擦を強める中、特に1990年代から国際社会に広がってきた対中批判や懸念の総称。大幅な国防費の伸びや巨額の貿易黒字、不透明な政治体制などが代表的な根拠だが、最近は海外での積極的な資源の買い付けや、人権、言論の自由に対する締め付け強化も脅威論を高める要因となっている。共産党一党独裁の下、日米欧などとの価値観の違いから「中国異質論」も出ている。(北京共同)

2027とはずがたり:2010/12/16(木) 17:11:19

モンゴル族活動家、行方不明に=15年服役して出所直後−中国
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2010121600635

 【香港時事】国際人権団体アムネスティ・インターナショナル(本部ロンドン)は15日、中国・内モンゴル自治区の人権活動家ハダ氏(モンゴル族)が行方不明になっているとして、同氏の所在を明らかにするよう中国政府に要求する声明を発表した。
 ハダ氏は「国家分裂活動」や「スパイ活動」に従事したとして投獄され、15年間も服役。今月10日に刑期を終えて出所したはずだが、行方が分からないという。警察によって、妻子と共にホテルに軟禁されているとの説もある。(2010/12/16-16:56)

2028とはずがたり:2010/12/16(木) 23:50:40

中国の学内食堂で生徒らまた抗議  物価高が原因?
2010.12.16 21:20
http://sankei.jp.msn.com/world/china/101216/chn1012162120007-n1.htm

 中国四川省叙永県の学校で14日、食堂で出される食事の量が少なくなったことに抗議する生徒ら約2千人が食堂を取り囲み、一部の生徒が設備を壊す騒ぎがあった。米政府系放送局のラジオ自由アジアが16日までに伝えた。

 食事の量が減った背景には、中国で続く食品価格の上昇があるとみられる。貴州省六盤水の中学校でも先月、食堂のメニューの値上げに反対する生徒らが暴れる騒ぎがあった。

 同放送によると、14日に騒ぎがあったのは同県第一中学校(日本の中学、高校に相当)。最近、食堂で配膳の際に使うしゃもじや食器が小さくなり、食事の量も減少。生徒らは「食堂は不当に利益を得ている」と不満を抱いていたという。

(共同)

2029とはずがたり:2010/12/16(木) 23:52:59

温首相“オバマ大統領超え”の商談を手みやげ
http://sankei.jp.msn.com/world/china/101216/chn1012162255008-n1.htm
2010.12.16 22:52

 【上海=河崎真澄】中国国営新華社通信は16日、中国とインドが定期的な政府間の「戦略経済対話」の場を設けることで合意したと伝えた。温家宝首相には約400人の経済代表団が同行し、総額約160億ドル(約1兆3400億円)にのぼるインド側との巨額商談を手みやげにした。先月訪印したオバマ米大統領の同行団による総額約100億ドルを大きく上回る“実弾”をインド側に差し出した格好だ。

 インド側の統計で2000年度(00年4月〜01年3月)には22億ドルだった中印間の貿易は、06年11月に胡錦濤国家主席が訪印して両国関係が急進展し、09年には424億ドルまで急増した。今年は600億ドル規模に膨らむとみられる。

 新華社電によると、両国は同日、貿易規模を15年には1000億ドルまで拡大する方針も確認した。インドの対中貿易赤字は昨年度で約190億ドルにのぼり、貿易不均衡の是正が叫ばれているが、「拡大均衡路線」をインド側に示すことで、不満を抑える狙いがある。

 温首相の同行団による商談は、印発電大手リライアンスが上海電気から設備を輸入する際の、中国国家開発銀行からの低利融資など総額約66億3千万ドルの契約を始めとするインフラ案件や、主に中国側がインドから鉄鋼、繊維、食料などを輸入する広範囲な貿易案件が中心で、契約は約50件に上った。

 人民元切り上げや人権問題などさまざまな圧力をかけてくる欧米への輸出拡大よりも、中国は自動車も含む工業製品の輸出先としてのインド市場の開拓に魅力を感じている節がある。同時にインドからの資源輸入にも期待をかけている。

 09年の国内総生産(GDP)規模で世界3位の中国と11位のインドは、いずれも人口10億人を超える巨大国内市場をもつ隣国。両国のGDPを合算すると米国の半分近くになる。経済協調が進めば両国の発言力も増す。

 温首相はニューデリーで16日に行った講演で、「世界の5分の2を占める中印両国民の豊かさや生活の安定を求めることは、歴史上類を見ない偉大な事業で、両国による世界への最大の貢献だ」と強調。さらに、「世界の歴史に大きな役割を果たした中華文明とインド文明が今後、新しい文明の輝きを共同で作り出す」と述べ、10億人を超える人口を抱える巨大な新興国同士の連携を訴えた。

2030とはずがたり:2010/12/16(木) 23:55:14
>>2029-2030

米大統領雇用創出の旅 100億ドル新規輸出合意 市場開放求め訪印
http://sankei.jp.msn.com/world/asia/101107/asi1011070256000-n1.htm
2010.11.7 02:54

 【ニューデリー=田北真樹子】オバマ米大統領は6日、アジア歴訪の最初の訪問国となるインドの商都ムンバイに到着し、米印企業家によるビジネスサミットの席上、航空機など総額約100億ドル(約8100億円)の対インド新規輸出で、インド側と合意したことを発表した。大統領は、自身の“経済失政”によって米中間選挙で民主党が敗北を喫した直後だけに、輸出拡大とインド市場の開拓を、米国内の雇用創出につなげる狙いがある。ただ、インドは自国産業保護の観点から、市場開放要求には容易に応じそうもない。

 「米国の雇用創出のために海外市場の開放を求めていきたい」。大統領はインドへ出発する前、歴訪の目的は輸出拡大と雇用創出にあると明確に位置づけた。

 特に重視しているのが、中国に次ぐ成長市場であるインドだ。中国とは異なり同じ民主主義国家である米印両国の関係強化は目覚ましく、経済関係は拡大基調にある。2000年度に88億ドル程度だった米印の貿易額は、09年度には364億ドルにまで拡大した。だが、米中貿易額の3500億ドルに比べれば規模は小さく、米印双方にとり市場開拓の余地は大きい。

 6日夜、ビジネスサミットで講演したオバマ大統領は「米印には壮大な、手つかずの可能性がある」と強調。そのうえで、インド側と(1)米航空大手ボーイングのC17軍用輸送機10機(2)米電機大手ゼネラル・エレクトリック(GE)の軍用機用エンジン(3)同社の発電所用ガスタービン−など20件以上、約100億ドルの新たな取引が成立したと発表した。さらに、これら新規輸出により「米国内の5万人以上の雇用につながる」と説明した。

 大統領には米ビジネス界から約200人の大型ミッションが“随行”しており、官民一体でインド市場開拓に乗り出した格好だ。

 オバマ大統領はまた、軍事転用可能なハイテク製品などの対インド輸出規制措置を緩和することも表明した。緩和はインドがかねて要求していたものだ。こうしたアメを与える一方で大統領は、両国間のあらゆる貿易障壁を取り除き、インドに農業分野や小売業などへの外資参入規制を撤廃するよう求めた。だが、インドは自国産業と雇用保護の観点から、これらの分野の開放には慎重だ。

 インド側には、米政府のビザ(査証)制度見直しの影響で、インドの経済成長を支える米国で働くインド人のIT(情報技術)技術者らのビザ取得が、困難になっていることへの不満がくすぶる。ソフトウエア開発などをインドにアウトソーシング(外部委託)する米企業への税控除を、米政府が廃止する動きも強く懸念している。シャルマ商工相は「インドのIT分野はこの3年間で米国で25万人の雇用を生み出した」とし、インドは米経済に貢献していると批判する。

 ビジネスサミットに先立ち大統領は、08年のムンバイ同時テロの舞台となったタージマハルホテルで被害者らと会い、その後、尊敬するマハトマ・ガンジーのムンバイでの滞在先だったマニ・バワンを訪問した。

2031チバQ:2010/12/17(金) 23:06:02
http://sankei.jp.msn.com/world/china/101217/chn1012171009000-n1.htm
【盧千恵のフォルモサ便り】熱気がこもる選挙風景 澄んだ冬空に民主主義台湾を思う (1/5ページ)
2010.12.17 10:06

【盧千恵のフォルモサ便り】「CHANGE」の人文字で改革を訴える民進党候補者の集会=台湾(藤見尚子さん提供) 東北アジアが騒然としている中、森喜朗元首相が台湾台中のわが家へきてくださいました。選挙が終わったばかりの町並みを眺めていた先生は、5階建ての2、3階部分全部が彩色の候補者広告で占められているのに目をとめて、「日本では、このような広告は禁止されているんですよ。決められた場所に、決められたサイズの広告しか張ってはいけないので、ずいぶん選挙費用が節約できます」と、話されていました。台湾ではそのような規制がなく、選挙戦は大大的で、大勢の人が熱狂の渦に巻き込まれます。

 党旗の色によって、民進党はグリーン軍、国民党はブルー軍と呼ばれ、選挙の期間中、国は赤白ではなくグリーンとブルーの両派に分かれて大合戦です。タクシーの運転手は非常に政治的で、情報を耳に入れては当落の分析に熱中するあまり、運転がおろそかになり、ひやっとすることがたびたびあります。

 運転手はグリーン軍に属している人が多く、ブルー軍の乗客があまりにも支持候補をけなすと、「お前なんか乗せたくない、降りろ」とけんかになります。ブルー軍には緑の大地を見ると、グリーン軍には紺碧(こんぺき)の空を見ると、頭痛がしてくるという重症患者もいる、と精神科医が言っていました。候補者も、選挙民もストレスを感じ、情緒不安定になったら、テレビを消し、新聞を読むのをやめ、郊外へ出て紅葉でも見てきなさいと、テレビで医者がアドバイスをしていました。

 ■「激情でなく、勇気を」

 SANKEI EXPRESSでも報道された台湾の五都市長、市議員、里長選挙は11月27日に終わりました。五都というのは、台北市、新北市、台中市、台南市、高雄市で、人口は総人口の60%を占めています。

 わたしの住む台中市は胡志強(国民党)対蘇嘉全(民進党)のアンコール組対チェンジ組でした。胡志強現市長は外交部長をつとめたこともある、人間関係の円滑な八方美人の人物です。幼いとき、軍人だった父親に連れられて北京から台湾へ避難してきただけに、苦労をしてきたのは想像に難くありません。9年間の市長在任中、議会との関係は良好でしたし、メディア操縦が評判でした。

 蘇嘉全氏は屏東の県知事を務めたことがあり、成人式に若者たちを連れて太武山へ登り、「下に見える君たちの故郷を見てごらん。大人になった君たちが、この故郷をいつまでも大事に思うことができるように、がんばろう」とお祝いの言葉を述べたのが印象に残っています。記念品などではなく、目に見えないものを若者に贈ることができる県知事でした。蘇氏は素晴らしい候補者で70万票近くを取りましたが、3万票の差で現役に惜敗しました。

2032チバQ:2010/12/17(金) 23:06:25
 民進党の女性党首で新北市市長候補だった蔡英文さんは、落選後の記者会見でいつものように勇気と自信に満ち、知性にあふれた言葉でこう語りました。

 「民進党は五都選挙で、現有の2席を維持したほか、総得票数を50%まで伸ばし、市議員席を大幅に増やした。選挙の結果は予想通りとはいえなかったが、虚心坦懐(きょしんたんかい)に結果を受け止める。民進党の全党員が、この選挙で新しいイメージの選挙文化を展開したことを肯定する。市長と市議員当選者がこれからの市政に力を尽くすことを期待する。落選した候補者が草の根層に食い込み、民主主義の良き風範をしめしたことに深い敬意を表する。民進党は庶民と弱者に対する公共政策を打ち出し、それは正しい道であることを信じ、激情ではなく、勇気を持って前進しよう」

 ■50年物の優しい香り

 蔡さんは次期総統の有力候補です。1990年代、多くの人々の苦闘によって台湾は血を流さずに民主化を成し遂げ、2000年には政権交代が行われました。白色テロの時代、一党独裁の時代、さらに民主主義が深く耕されてここまでに至った過程をつぶさに見てきた私は投票の前夜、台中の円満劇場で登壇者の話に熱狂的に小旗を打ち振り、声援を送る人、人、人に涙がとまりませんでした。このような自由を失ってはならない、独裁者の専横を再現させてはならないと、思ったからでした。

 50年物の銀木犀(ぎんもくせい)が12月の庭に優しい香りを漂わせ、来訪の客をもてなしてくれています。新明解辞典に「木犀、秋に香り高い小花を咲かせる」とありますが、台湾の12月は日本の秋の気候なのでしょう。森喜朗元首相が台湾の空を見上げ「きょうは日本晴れ」とおっしゃっていましたが、夫の許世楷は「いや、台中晴れですよ」と、1年中天気のよい台中のお国自慢を忘れませんでした。(許世楷(コー・セーカイ)元台北駐日経済文化代表処代表の令夫人、盧千恵(ロー・チェンフィ)/SANKEI EXPRESS)

2033チバQ:2010/12/18(土) 01:24:09
http://www.47news.jp/CN/201012/CN2010121301000732.html
越書記長、チョン氏で詰め ズン首相処遇焦点

 【ハノイ共同】ベトナム共産党の第10期中央委員会第14回総会が13日、ハノイで開幕した。21日までの予定で、来年1月開催の第11回党大会に向け次期指導部人事を中心に論議。同党筋によると、最高指導者のノン・ドク・マイン書記長(70)の後任に、党の理論誌編集長や思想・文化担当などを歴任した保守派のグエン・フー・チョン国会議長(66)=事実上の党内序列4位=を昇格させる方向で最終調整する。

 一方、序列3位ながら党内随一の実力者ともいわれるグエン・タン・ズン首相(61)に対し、国営造船会社の経営危機などをめぐり責任を問う声が強まっており、人事ではズン氏の処遇が最大の焦点となる。

 党大会ではマイン書記長、ナンバー2のグエン・ミン・チェット国家主席(68)をはじめ、最高指導部の政治局(15人)のうち65歳をめどに高齢のメンバー5、6人が退任する予定。

2010/12/13 18:40 【共同通信

http://www.47news.jp/CN/201012/CN2010121701000928.html
越共産党、次期書記長にチョン氏 ズン首相は続投へ
 【ハノイ共同】ベトナム共産党は17日、来月開く5年に1度の党大会で退任する最高指導者のノン・ドク・マイン書記長(70)の後任に、党の理論、思想分野で活躍してきた保守派のグエン・フー・チョン国会議長(66)=事実上の党内序列4位=を昇格させる方針を内定した。同党筋が明らかにした。

 ハノイで開催中の第10期中央委員会第14回総会が同日、政治局の次期人事案を原則了承した。党大会で正式承認する予定。国営造船会社の経営危機の責任を問われ留任に異論もあったグエン・タン・ズン首相(61)=同3位=は続投するという。

2010/12/18 00:29 【共同通信

2034チバQ:2010/12/19(日) 22:12:53
>>1748
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001012190004
「加賀屋」台湾に進出
2010年12月19日


「日勝生加賀屋」の開業を記念し、テープカットをする関係者=台北市

◆「日本流」に関心高く◆


 台湾に初の海外進出を果たした七尾市・和倉温泉の「加賀屋」。日本の温泉旅館の開業に台北市民の関心は高く、18日の開業セレモニーには多くの関係者が集まった。


 「真心のおもてなしで、今後とも加賀屋の地位を守っていきたい」。海外第1号となった「日勝生(にっしょうせい)加賀屋」を運営する合弁企業のグループオーナーが胸を張った。式典には台湾の政治家、歌手のジュディ・オングさん、観光関係者やマスコミのほか、数多くの市民が詰めかけた。会場には着物姿で背筋を伸ばした台湾人の客室係も整列。加賀屋の女将(おかみ)小田真弓さんが、あいさつや気配りの大切さを伝えた。


 テープカットに続き、招待客らを対象にした館内見学も実施。カップルで訪れていた台湾人女性(24)は「台湾のホテルと印象が違ってきれい。大浴場や部屋備え付けの露天ぶろも珍しく、一度利用してみたい」と話していた。


(菊地直己)

.

2035チバQ:2010/12/19(日) 22:17:07
>>2033
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20101219-OYT1T00509.htm
ベトナム序列2位、経済通の親日派が就任へ


. 【バンコク=若山樹一郎】ベトナム共産党は、ハノイで今月13日から開かれている党中央委員会総会で、来年1月開催の第11回党大会に向けた次期指導部人事を内定した。

 共産党筋が19日明らかにした。

 最高指導者で党内序列トップのノン・ドク・マイン書記長(70)が引退し、後任に保守穏健派のグエン・フー・チョン国会議長(66)が就任。ナンバー2の国家主席にチュオン・タン・サン党書記局常務(61)が就く。グエン・タン・ズン首相(61)は留任し、国会議長にはファム・クアン・ギ・ハノイ市党委書記(61)が就任する。

 チョン議長は北部ハノイ出身で、党機関誌の編集長やハノイ市党委書記などを歴任。思想・文化面を長く担当し、社会主義のもとで市場経済化を進めるドイモイ(刷新)政策の理論的支柱ともなってきた。旧ソ連への留学経験もあり、改革慎重派とされる。サン党書記局常務は南部出身の経済通で、「改革派のホープ」と目されたこともある。日本の政財界に知己が多い親日派でもある。

(2010年12月19日19時58分 読売新聞)

http://www.asahi.com/international/update/1218/TKY201012180311.html
ベトナム、次期書記長に親中派チョン議長 ズン首相続投2010年12月18日22時16分
. 【バンコク=藤谷健】ベトナム共産党の次期指導部人事を議論していた党中央委員会総会は18日までに、今期で引退する最高指導者のノン・ドク・マイン書記長(70)の後任に親中・保守派のグエン・フー・チョン国会議長(66)を充てるほか、グエン・タン・ズン首相(61)の続投やチュオン・タン・サン党書記局常務(61)の国家主席への起用などを含む人事案について合意した。

 5年ぶりに開かれる党大会に向けた人事案は、最高指導部の政治局が決定し、15日に党中央委総会に提出していた。来年1月中旬の党大会で正式に承認。国家主席や首相については来年夏の国会で選出される見通し。事実上の序列4位からトップに昇格するチョン氏は、機関誌の編集長を務めるなど党の理論的主柱で、社会主義市場経済の理論から経済的な対外開放を進めてきたドイモイ(刷新)政策を思想面から支えてきた。南シナ海問題などで関係が一時ぎくしゃくした中国からの信望も厚いとされる。

 今回の人事で、最も大きな焦点だったズン氏の去就をめぐっては、国営造船会社の経営危機や資源の乱開発などの責任を問う声が一部から出たものの大勢とはならなかった。軍や公安当局の後ろ盾を得て、留任にこぎつけた。

 ズン氏と同い年であることからライバル視されるサン氏は、同じ南部出身の改革派。このトップ3を中心とする集団指導体制を取ることから、ドイモイ路線に大きな変更はないと見られている。

 原子力発電所建設やレアアース開発、南北高速鉄道計画など、日本が強い関心を寄せる政策は、首相としてズン氏が主導してきた。親日派で日本の政財官界にも太い人脈を持つサン氏の事実上序列2位ポストの国家主席登用と合わせ、次期指導部は「日越関係にとって追い風」(日本外務省筋)との評価が出ている。

 このほかの主要ポストでは、国会議長にファム・クアン・ギ・ハノイ市党委員会書記(61)を起用、フン・クアン・タイン国防相(61)の留任が決まった。次期政治局は現在の15人から17人に増員。指導部内で唯一の少数民族出身者となるタイ族のトン・ティ・フォン国会副議長(56)とグエン・ティ・キム・ガン労働・傷病軍人・社会事業相(56)の女性2人が新たに加わる。
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2036チバQ:2010/12/22(水) 00:35:58
http://mainichi.jp/select/world/news/20101220ddm012030095000c.html
台湾:新妻の1割、大陸出身 年1万3000人、中国側「統一の布石に」
 ◇嫁不足深刻、独立派も「排斥できぬ」
 台湾で、中国人妻が急増している。カップルが華人文化を共有しているからか、台湾独立派が危機感を抱くいとまもなく、大陸との「融合」が静かに進行しているのだ。「婚姻」を通して中台統一の布石にしたいとの中国当局の思惑ものぞく中、嫁不足が深刻化する台湾側の事情に、「豊かさ」を求めて海峡を渡る中国人側の思いが合致した格好でもある。【台北・大谷麻由美】

 「台湾の島に入り(入島)、家庭に入り(入戸)、メディアに入り(入脳)込め」

 04年、北京で開かれた台湾向けラジオ放送50周年を記念する式典で、中国共産党中央宣伝部の幹部は「胡錦濤国家主席が求める『入島、入戸、入脳』を実践せよ」とげきを飛ばし、それにより「台湾の民心をつかみ取れ」と訴えた。中央宣伝部は、中国国内の思想や言論、メディアを統括する部署である。

 こうしたスローガンが中国で流れるのは異例だが、台湾人との婚姻などにより中台統一の下地を作りたいとの意図が読み取れる。

 ◇移民「第3の波」
 台湾は石器時代以降に南洋から人々が移り住んだ先住民の島だった。17世紀、中国南部・福建省などから華人が移住。これを移民第1波と呼ぶ。1949年前後には中国での内戦に敗れた国民党政権と共に約100万人が渡ってきた。これが第2波。そして今、第3波が押し寄せている。

 87年に台湾から中国へ、92年に中国から台湾への渡航が解禁されてから、双方の婚姻件数は増え続けた。台湾人と結婚した中国人は累計で88年の約100人から今では28万人を超える。大半は女性だ。ここ数年、年1万3000人前後の中国人花嫁が誕生している。これは台湾全体の新妻の1割超を占める。

 中でも台湾に在留する中国人妻は約18万人。うち台湾の戸籍と選挙権を持つのは7万7000人。人口2300万人の台湾で存在感は次第に増している。

 台湾は土地が狭く、移民の流入は第2波以降、かなり制限した。しかし、労働力不足や女性の高学歴化に伴う晩婚化で、嫁不足と少子化が深刻化。90年代から東南アジア諸国を中心に移民を受け入れた。気が付けば中国人が最多となっていた。

 中国人妻の支援活動を続ける民間団体「中華救助総会」の林英貞さんは「政府もこれほどの増加を予想しなかっただろうが、これも時代の流れか」と語る。50年に設立された救助総会の活動は当初、中国からの亡命者の支援が中心だったが、99年から中国人妻に対し、社会への適応を促す支援に切り替えた。

 中国人妻の急増ぶりに、ある台湾独立派は「このままでは中国にのみ込まれる恐れもあるのに、同じ華人の中国人女性を排斥する理由は見当たらない」と語った。警戒感より戸惑いが先立つようだ。

2037チバQ:2010/12/22(水) 00:36:16
◇80歳前後「元軍人」も
 中国人妻は以前、中国当局のスパイと疑われたり、金銭目的かと勘ぐられるケースも少なくなかった。台湾で働くため台湾人と結婚して戸籍を取得しようとする事例が目立ち、救助総会の林さんは「口を開けば戸籍、戸籍という女性が多かった」と振り返る。

 実際、04年から偽装結婚を取り締まるため台湾訪問時の面談を始めたところ、中国人花嫁は03年から翌04年に半減したのだ。

 こうしたことから、中国人妻は当初、他の外国人妻より厳しい規制や差別を受けた。だが、社会的な存在感が増すにつれ、街頭集会を開いて自分たちの権利を主張するようになった。08年5月に発足した馬英九政権の対中関係改善の追い風にも乗り、09年8月には中国人妻の就労と相続の規制が緩和。現在は台湾に6年間住み続けると、定住権を得て戸籍も選挙権も手に入れることができる。

 とはいえ、偽装結婚は今も一部でまかり通っているようだ。台湾立法院(国会)で先月、台湾人が結婚した外籍花嫁のうち、ベトナムやインドネシアの離婚率が100組中26組のところ、中国人は55組に上るという極端なデータが公表された。

 台湾で目立つのは、49年ごろに国民党政権と共に中国から台湾に渡った元軍人のお年寄りの存在だ。独身だったり、妻に先立たれたりした80歳前後の元軍人が、懐かしい故郷出身の若い中国人女性と結婚する。元軍人は現在も約8万人おり、中国人妻を持つのは2万人とも言われる。

 80歳前後での再婚は台湾では珍しくないが、相手はほとんど中国人。文通や人づてで知り合い、短期間の付き合いで再婚する。先妻の子供たちが自分より若い継母に「財産目当てに違いない」と憤り、家庭不和になったという話も少なくない。

 だが林さんによると、最近の傾向として中国の経済発展を反映し、台湾人の独身男性が中国で働くようになっており、年齢、学歴、生活背景の近い中国人女性と恋愛結婚するケースが増えている。より自然な形で、中台血縁一体化の流れが加速しているのだ。

2038チバQ:2010/12/23(木) 13:31:35
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2010/12/post-1850.php
テコンドー判定で暴走、台湾の反韓感情
Taekwondo Feud

2010年12月07日(火)14時59分
長岡義博(本誌記者)
[2010年12月 8日号掲載]

 台湾では韓国の国技テコンドーが意外に盛ん。シドニー大会以降過去3回のオリンピックで計7個のメダルを獲得した。その台湾が中国・広州のアジア大会テコンドー競技の判定をきっかけに、韓国に八つ当たりとしかいえない怒りを爆発させている。

 女子テコンドー49キロ級で台湾代表の楊淑君(ヤン・シューチュン)は優勝候補だった。ところが1回戦の途中、足の防具に付けた判定用センサーがポイントが出やすいよう有利に付け替えられていると主審に指摘され、反則負けを宣告された。

 怒りの原因は、韓国に本部のある世界テコンドー連盟の説明と台湾側の主張が食い違い、しかも「不正」を発見したのが韓国人だったため。台北では市民が「もう韓国ドラマは見ない!」とプラカードを掲げ、韓国の人気アイドル「少女時代」の訪台も中止になった。92年の中韓国交樹立に伴う断交のときにもなかった反韓感情の高まりだ。

 同時期に行われた台北など5市の市長選でも、候補者が騒ぎを選挙に利用し、火に油を注いだ。テコンドー着姿で遊説した候補者もいた。同じアジアの四小龍だったのに、GDPで2倍に差をつけられた台湾の韓国へのジェラシーが背景にある?

2039チバQ:2010/12/26(日) 18:22:24
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101226/plc1012261639003-n1.htm
「危険情報」扱いに苦慮 朝鮮半島情勢で外務省
2010.12.26 16:37

 北朝鮮による韓国・延坪島砲撃で朝鮮半島有事が現実味を帯びる中、外務省が韓国への渡航について「危険情報」の扱いに頭を悩ませている。隣国で交流人口が多いため、渡航延期や退避を呼び掛ければ経済面での打撃が避けられず、韓国との関係に影響を与えかねないためだ。

 外務省は頻繁に危険情報を出しており、今月20日から24日の5日間だけでもアフリカと南米で計3件も。だが韓国に関しては、砲撃事件が起きた直後に危険情報よりも格下の「スポット情報」を出し、砲撃現場近くの北方限界線(NLL)に近づかないよう注意喚起しただけだ。

 外務省幹部は「アフリカや南米など日本人が少ない地域であれば影響は限定的。だが韓国に危険情報を出すと与える影響が大きく、相当な覚悟が必要になる」と地域によって判断の重みが異なることを認めている。

2040チバQ:2010/12/27(月) 20:53:07
http://sankei.jp.msn.com/world/china/101227/chn1012270836003-n1.htm
中国各派閥、ポスト抗争 人事活発、12年党大会見据え (1/2ページ)
2010.12.27 08:31

胡錦濤国家主席(ロイター) 【北京=矢板明夫】中国全国人民代表大会(全人代=国会に相当)の常務委員会は25日、李毅中工業情報相(65)を免職し、後任に同省の苗●次官(55)を充てる人事案を可決した。胡錦濤政権が進める幹部の若返りの一環だが、李氏の後任をめぐっては激しい権力抗争があったといわれる。中国では、2010年の1年間で20人以上の省長、書記、閣僚級の人事異動が行われており、最高指導者の世代交代が見込まれる12年の共産党大会を控え、各派閥によるポスト争いが本格化している。

 工業情報相を離任した李氏は江沢民前国家主席に近い周永康政治局常務委員の推薦で、大手企業、中国石油化工の総経理から政界に転出した。工業情報相在任中、ネット登録の実名化を推進し、中国国内のパソコンに検閲ソフトの搭載を義務づけることを発表するなど、国内外から猛反発を受け、「保守派」と位置づけられた。

 中国筋によると、今年の春にすでに定年の65歳の誕生日を迎えたが、産業政策を作成、実行する重要ポストだけに後任人事をめぐり各派閥が激しい抗争を展開したため、なかなか決まらず、任期が延長されてきたといわれる。妥協の結果、派閥色があまりない若手の苗●次官が選ばれた。李氏の離職で、江沢民前主席が率いる上海閥の力が一歩後退したといわれる。

 最近、李氏に限らず、江沢民政権を支えてきた上海閥に近い各地方の指導者が相次いで権力の表舞台から去り、胡錦濤国家主席の出身母体である共産主義青年団出身者や、習近平国家副主席が属す高級幹部子弟グループ「太子党」の勢力が躍進した。

 また、最近の人事の特徴としては、湖南省の書記だった張春賢氏が新疆ウイグル自治区のトップに、河北省の省長だった胡春華氏が内モンゴル自治区の書記に転出されるなど、経済が比較的発展した地域の指導者を内陸、または少数民族地域に転出させることなどがあげられる。

 2012年の党大会では胡主席が総書記を退任し、習副主席の総書記就任が確実となっているが、胡主席は沿海部と内陸部の格差解消を目指しており、貧富の格差を是正し「調和のとれた社会の実現」を目標に掲げている。

 一方、習副主席の太子党は経済政策には経済発展を重視し、不動産をはじめとして投資拡大政策の推進を主張している。政策面での対立は人事面に表れており、党大会を控え、一人でも多くの重要ポストを取れるよう、各派閥の抗争が激しくなっている。




 ■最近第一線を離れた江沢民政権を支えた幹部

李毅中・前工業情報相

陳建国・全人代司法委員会副主任(前寧夏回族自治区党委書記)

王金山・全人代農業と農村委員会副主任(前安徽省党委書記)

石宗源・全人代教育科学文化衛生委員会副主任(前貴州省党委書記)

梁保華・全人代財経委員会副主任(前江蘇省党委書記)

羅清泉・全人代環境と資源保護委員会副主任(前湖北省党委書記)

 ■注目されている次世代の指導者

周 強・湖南省党委書記(共青団派)

黄奇帆・重慶市長(上海閥)

何立峰・天津市党委副書記(習近平国家副主席の側近)

李小鵬・山西省副省長(太子党)

●=土へんに于

2041チバQ:2010/12/28(火) 00:07:04
http://www.asahi.com/international/update/1227/TKY201012270335.html
84歳江沢民氏、上海で元気な姿 健康不安説吹き飛ばす2010年12月27日19時50分

. 【北京=古谷浩一】中国・上海市の地元テレビは26日、江沢民・前国家主席(84)の姿を報じた。同市は江氏の権力基盤とされる地域。高齢による健康不安説も出ている江氏だが、朱鎔基前首相(82)や李瑞環・前全国政治協商会議主席(76)らとともに、京劇俳優による歌唱大会(23、25両日)を鑑賞し、拍手をする様子が伝えられた。

 江氏は引退後も公式報道で胡錦濤(フー・チンタオ)国家主席に次いで2番目に名前が読み上げられる特別な地位にあるが、今春の上海万博の開幕式には姿を見せず、様々な臆測を呼んだ。9月に北京を訪問した福田康夫元首相と会談し、健在ぶりを示したが、その後、報道の中に登場することはあっても、映像などは確認されていなかった。
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2042チバQ:2010/12/29(水) 08:49:50
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/12/27/0200000000AJP20101227003300882.HTML
朴槿恵氏のシンクタンク発足、大統領選に向け始動か 2010/12/27 20:32 KST文字拡大 文字縮小印刷 【ソウル27日聯合ニュース】与党勢力の有力な大統領候補の一人、朴槿恵(パク・クネ)元ハンナラ党代表の政策を実現に導くシンクタンクとなる「国家未来研究院」が、27日に設立総会を行った。

 朴元代表に政策の助言を行ってきた大学教授らが主軸となる同研究院の発足により、来年から大統領選挙に向けた同氏の動きが本格化するとみられる。

 朴元代表は総会であいさつに立ち、「(韓国は)新たな発展の岐路に立っている。今はいつにも増して重要な時期であり、どう行動するかにより韓国の未来が変わる」と述べた。

 国家未来研究院は来年初めにソウル・麻浦に事務室をオープンする。また、会員らが外交安保、産業貿易経営、保健医療安全、農林水産、行政など15の専門分野別に重点研究課題を選定する予定だ。

 研究院発起人78人のうち、大学教授が約77%を占める。このほか、元官僚や財界関係者、弁護士、医学博士など、多彩な顔ぶれがそろう。現職国会議員としては、朴元代表の「経済家庭教師」として知られる李漢久(イ・ハング)議員が名を連ねる。

2043チバQ:2010/12/29(水) 23:44:42
>>1765-1768
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/101229/mcb1012290500000-n1.htm
観光業「回復」 カンボジアに光 不況脱却、外国客300万人視野 (1/2ページ)2010.12.29 05:00

ベトナムからの玄関口、南部スバイリエン州のバベット国境=ニョニュム編集部撮影【拡大】

. カンボジア観光省によると、2010年1〜9月に同国を訪れた外国人観光客は約180万人で、前年同期を14.6%上回った。10月に入っても好調で、10月末には今年の外国人観光客数が240万人を上回り、今年1年間では300万人を突破する勢いだ。同省は世界同時不況で低迷していた観光産業が「回復した」と宣言した。また、08年には15億9500万ドル(約1320億円)、09年には15億6100万ドルだった観光収入が、10年には16億8000万ドルまで伸びると予測している。

 ◆最多はベトナム人

 北西部シエムレアプにある世界遺産「アンコール遺跡」を中心とする観光産業は、カンボジアの主要産業のひとつ。順調な経済成長と政情安定を背景に、外国人観光客数は07年まで2桁台の伸び率を示していたが、08年後半からの世界不況のあおりを受け、08年と09年の観光客数は、それぞれ前年比5.5%増、1.7%増と伸び悩んだ。観光地シエムレアプは、一時閑散とし、閉鎖するホテルも出たほどだった。

 10年1〜9月の外国人観光客のうち、最も多かったのはベトナム人で約34万人。昨年同期と比べ、49.2%も増えている。ベトナム人観光客は、09年に外国人観光客数で初めて1位となった。理由のひとつは、陸路での移動が大幅に増えたことだという。ベトナム南部の最大都市ホーチミン市とカンボジアの首都プノンペンは、直行の高速バスで約6時間。早朝にベトナムを出れば、正午にはカンボジアに到着する。日本や韓国の中古観光バスを利用し、乗り心地は快適で、しかもバス代は片道12ドルなどと安い。ベトナム国内の旅行ブームも後押しして、カンボジアは「気軽に行ける外国」となっているようだ。

 ベトナム人に次いで多いのが、09年まで1位だった韓国人で約21万人。前年同期比で32.1%増えた。続いて、初めて旅行者数ベスト3に入った中国人。約12万8000人が訪れ、同40.9%増と大きく伸びた。日本人観光客は、08年まで3位に入っていたが、09年以降は4位に後退している。

 ◆新たな観光名所も

 カンボジアの観光には、景気回復以外にも追い風が吹いている。今年11月、1975年に撤退したフランスの大手航空会社エールフランスが、11年3月31日にパリ−プノンペン間の直行便を就航させると発表した。欧州からの観光客の増加が期待されている。

 また、タイとの間で領有をめぐる対立が続き、観光客には閉ざされている北部国境の世界遺産「プレアヴィヒア寺院」も、両国軍の緊張緩和が伝えられ、カンボジア側からの観光が可能になるよう整備が進んでいる。高さ約600メートルの断崖に建つ寺院は、損壊が激しいものの、神秘的な雰囲気に包まれ、アンコール遺跡に次ぐ国際的な観光資源となることは間違いない。

 これらを受け、カンボジア観光省は、11年の外国人観光客数が10年よりも10%増えると予測。さらに15年までに、年間350万〜400万人に増やしたいとしている。カンボジアは東南アジアの観光地として存在感が高まりそうだ。(カンボジア情報誌「ニョニュム」編集長 木村文)

2044チバQ:2010/12/30(木) 12:46:34
「アジアの盟主」なんて言葉はもう無理ですし
「ジャパン・アズ・ナンバーワン」なんて忘却の彼方
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&amp;d=1230&amp;f=national_1230_044.shtml
2010年、日本は「二等国」に転落した―中国メディア
Y! 【社会ニュース】 【この記事に対するコメント】 2010/12/30(木) 09:56


  経済の好転が見られない上に安定しない政局…日本は2010年に「二等国」に転落したとする記事を中国網が掲載した。

  記事は台湾の聨合報が29日に掲載した文章を紹介するとともに、二等国に転落したとする原因を挙げた。まず、経済規模が中国に抜かれたこと、日本を代表する企業のトヨタが世界で1000万台のリコールを出したこと、日本航空の経営破たん、1990年以降の不景気が「第3の10年」に突入して出口が見えないことを挙げ、そして「最大の問題は、今年のことは忘れたとしても、来年に明るい兆候を見出せないこと」とした。

  さらに、12年連続で年間自殺者が3万人を超えたこと、非正規社員が日本の労働力の3分の1を占めていること、菅政権が提唱する貿易門戸開放政策が商業と農業の対立を生むことも加えて紹介した。

  一方で、工業機器やWii、ユニクロなど日本のイノベーション能力は健在であるとして評価を与えた。しかし、それも数社のみで影響力が小さい上に、日本独自のシステムを採用しているために海外市場展開ができない携帯電話産業などに見られる日本特有の「島国根性」が企業の発展を阻害していると論じた。(編集担当:柳川俊之)

2045チバQ:2010/12/31(金) 03:28:02
http://www.asahi.com/international/update/1230/TKY201012300172.html
スー・チーさん、袂分かった民主化勢力と初会談 解放後2010年12月30日19時49分

 【バンコク=古田大輔】ミャンマー(ビルマ)の民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんは30日、自身が率いる民主化最大勢力「国民民主連盟(NLD)」から分裂して11月の総選挙に参加した政党「国民民主勢力(NDF)」指導者らと自宅軟禁解放後初めて会談した。

 会談は、最大都市ヤンゴン市内にあるティン・ウNLD副議長の自宅で約1時間行われた。NDF指導者のキン・マウン・スウェ氏は会談後、「(スー・チーさんに)久しぶりに会えてうれしい」と記者団に語ったが、「今日は政治の話はしていない」として今後の協力関係は明らかにしなかった。スー・チーさん側のコメントもなかった。

 NLDから分裂したNDFは、11月に20年ぶりに実施された総選挙に参加。上下両院と地方議会あわせて16議席を獲得した。キン・マウン・スウェ氏はこれまで「スー・チーさんの指示に従う」と発言しているが、選挙をボイコットし、解党状態となっているNLDとどのように活動していくのかは示していない。

2046チバQ:2010/12/31(金) 17:44:23
>>1971とか
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20101231-OYT1T00261.htm
ダライ・ラマ、選挙を機に権限移管の意向

 【ダラムサラ(インド北部)=新居益】ダラムサラに本拠を置くチベット亡命政府のサムドン・リンポチェ首相(71)は30日、本紙と会見し、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世(75)が、2011年に行われる亡命政府首相・議会選挙を機に、自身の政治的役割を縮小して首相と議会に一層の権限を持たせる方針であることを明らかにした。

 リンポチェ首相によると、ダライ・ラマは、3月20日投票の選挙(有権者約8万人)後に招集される亡命議会で、亡命政府の公式文書への署名や、閣僚の就任宣誓への立ち会いなど、現在行っている儀礼的役割を首相や議会議長に移管する考えを表明する。

 首相は、「ダライ・ラマの指導力への依存は減らす必要がある。次のダライ・ラマが成人するまで20年かかる」と述べ、亡命政府の権威確立を急ぐ必要を強調した。

(2010年12月31日13時30分 読売新聞)

2047チバQ:2011/01/03(月) 18:30:21
http://www.asahi.com/international/update/0102/TKY201101020122.html
台湾「民国100年」、花火で幕開け 政権にはリスクも2011年1月3日1時57分
. 【台北=村上太輝夫】1912年の中華民国建国を元年とする暦を使う台湾は今年が「民国100年」。年をまたぐ夜に大がかりな花火が打ち上げられたのを皮切りに、建国の契機となった辛亥革命の記念日10月10日などに様々な行事が予定されている。

 1日午前0時、超高層ビル「台北101」では、壁面に仕掛けられた花火が5分間にわたって繰り広げられた。6千万台湾ドル(約1億7千万円)をかけ、北京五輪開会式の花火を担当した蔡国強氏が手がけた。ビルを回りながら昇っていく竜、「100」の数字など、12万発分を使って壮大な規模で表現、記念の年の幕開けを飾った。

 ただ、100年の歴史は単純ではない。中華民国の建国は中国大陸の出来事で、当時の台湾は日本の植民地だった。1949年、大陸に共産党による中華人民共和国が成立。大陸の政権党だった国民党は内戦に敗れて台湾に逃れ、現在に至っている。

 このため「中華民国」と「台湾」のいずれを強調するかで100年の意味は変わり、台湾独立か中国との統一かという最大の政治争点と結び付きやすい。立法院(国会)選、総統選が近づいている時期でもあり、政権にとってはリスクを抱えながらの1年となる。
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2048チバQ:2011/01/04(火) 19:44:23
http://sankei.jp.msn.com/world/china/110104/chn1101041833004-n1.htm
李登輝元台湾総統の米寿祝賀会 台湾本土派・独立派有力者が結集 
2011.1.4 18:30

【台北=山本勲】15日に満88歳の米寿を迎える台湾の李登輝元総統の長寿祝賀会が3日、台北市内のホテルで開かれ、野党第一党、民主進歩党(民進党)の蔡英文主席ら台湾本土派・独立派の有力者多数が参加した。台湾は年末の立法委員(国会議員)選挙、来年3月の総統選挙に向けて本格的な政治の季節を迎えるだけに、李氏の動静に関心が集まっている。

 祝賀会の参加者は政治家では民進党から蘇貞昌、謝長廷の両元行政院長(首相)、国民党の王金平・立法院長(国会議長)、親民党の宋楚瑜主席、台湾団結連盟の黄昆輝主席ら。

 さらに独立派系最大紙、自由時報の呉阿明董事長(会長)、独立派シンクタンク「新台湾知庫」創立者の辜寛敏氏、台湾の主権擁護を最重視する本土派、独立派政党有力者ら、計約300人が集まった。

 李登輝氏は「中国の野心はますます明確になってきた。台湾は経済面から『一つの中国市場』(形成を通じ台湾併呑を狙う)中国のわなにはまっている」と、馬英九政権の対中経済緊密化政策を暗に批判。

 「能力のある指導者が現れ、台湾の命運を転換させることを大変多くの人々が期待している」と政権交代を呼びかけた。

 李氏は中台が自由貿易協定に相当する経済協力枠組み協定(ECFA)を締結した昨年夏ごろから、馬政権批判を鮮明にし始めている。この日は自らの長寿祝賀会を通じ、馬政権打倒のための本土派・独立派超党派勢力結集を呼びかけた形だ。

2049チバQ:2011/01/05(水) 23:02:53
http://mainichi.jp/select/world/news/20110106k0000m030095000c.html
タイ首相:今年前半の総選挙に意欲 好調経済で自信
 【バンコク西尾英之】タイのアピシット首相は、今年前半の国会下院解散、総選挙実施に意欲を示している。総選挙でタクシン元首相派と反タクシン派の対立に一応の決着はつくが、どちらが勝利しても国民分断の修復は難しい。根本的な国内対立をどう解消に向かわせるのか、タイは正念場の年を迎えた。

 タイ下院は今年12月に任期切れを迎え、年内には総選挙がある。首相は3日付英字紙バンコク・ポストのインタビューで「(総選挙は)年の前半が望ましい」と改めて述べ、任期切れを待たずに踏み切る意向を示した。

 首相はこれまで「総選挙は治安回復後」と繰り返し、早期の実施に消極的だった。しかし昨年のバンコク騒乱後の下院補欠選などで政権与党が相次いで圧勝。「早期に実施しても(反タクシンの)政権与党が有利」と自信を深めつつある。

 好調な経済も追い風だ。騒乱で外国投資の減少が懸念されたが、日本の大手自動車メーカーなどを中心に生産拡大の動きが続き、政府は昨年11月、今年の国内総生産(GDP)の伸び率見通しを7.9%に上方修正した。

 しかし、農民や労働者層など政治的弱者が中心のタクシン派と、旧来の支配層中心の反タクシン派という対立の構図は何も解消されていない。

 タクシン派は、司法や治安当局が反タクシン派寄りで「二重基準」だと非難する。騒乱でテロ容疑で逮捕されたタクシン派幹部は裁判も始まらないまま拘束され続けているが、08年のバンコク国際空港占拠を指導した反タクシン派幹部は身柄も拘束されないままだ。

 アピシット首相は今年の元日、騒乱時に約束した国民和解策として、低所得者支援や司法制度改革、汚職追放などの「国家改革プラン」を公表したが、財源の裏付けや司法改革の具体策などは示さなかった。

 対立の根源には、旧来の支配層の中心である軍や王室側近の枢密院が、タクシン派に「王室中心の国のあり方を転覆させかねない」と危惧していることがある。

 首相はバンコク・ポスト紙に「軍はどのような政権にも仕える義務がある」と述べたが、総選挙でタクシン派が勝てば、その後のタクシン派政権と軍や枢密院の対立が再び強まるのは必至だ。

 一方、反タクシン派の現政権が勝利すれば情勢は一時的には安定化する。しかし支配層が自身の権益を削って「持つ者」と「持たざる者」の不公平是正に取り組まなければ、潜在的な対立の根はさらに深まるだろう。

2050チバQ:2011/01/05(水) 23:08:13
http://mainichi.jp/select/world/news/20110105dde007030002000c.html
フィリピン:アキノ新政権、MILFと「和平」頓挫 交渉団入れ替えで混乱
 【マニラ矢野純一】フィリピン南部ミンダナオ島で、イスラム教徒らが自治権拡大を求め30年以上続く紛争で、反政府勢力「モロ・イスラム解放戦線(MILF)」と政府側の和平交渉が、アキノ新政権が発足後半年たっても再開されないまま頓挫している。MILF内部では、和平交渉が進展しないことから急進的なグループが分裂の動きを見せており、和平の先行きは不透明となっている。

 アキノ大統領は選挙期間中からMILFとの和平交渉に積極的な姿勢を見せ、6年の任期中に解決すると公約していた。

 しかし昨年6月の就任後、アロヨ前政権下で和平交渉にかかわってきた交渉団のメンバーらを総入れ替えしたため混乱。さらに、交渉仲介国のマレーシアに対し、「MILF側に偏っている」として、仲介責任者の交代を要求した。和平交渉再開の前提条件を巡って紛糾したまま、政権交代後、両者は一度も正式なテーブルに着くことなく中断している。

 フィリピン政府は先月27日、「仲介者の問題を解決し、1月にも協議が再開することを希望する」との声明を出し、交渉の前提条件にこだわっている。一方、MILF側は仲介者の交代を拒絶しており、「仲介者問題が解決されない限り、交渉再開はありえない」として平行線をたどっている。

 世界銀行によると、過去30年以上に及ぶ紛争で12万人以上が死亡したとされる。MILF内部では、交渉を主導する指導部への不信感も生まれており、先月にはイスラム教の聖職者で急進的な軍事部門の指揮官が「バンサモロイスラム自由戦士」と名付けたグループを旗揚げして、分派したことが明らかになった。

 MILF関係者は分派の動きを認めたうえで、「このまま交渉の中断が続くと、紛争が再発する可能性がある」と懸念している。

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 ■ことば

 ◇ミンダナオ和平交渉
 人口の85%をカトリック教徒が占めるフィリピンで、イスラム教徒が多数を占めるミンダナオ島では、イスラム教徒が独立を求め60年代後半から武装闘争を続けている。MILFと政府が03年に停戦合意後、08年に紛争が激化、40万人以上の避難民が発生。09年7月に再び停戦合意。日本や英国が和平交渉のオブザーバーとして参加している。

2051チバQ:2011/01/05(水) 23:17:37
>>925>>1210とか
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2011010502000029.html
タイ・カンボジア国境の世界遺産 観光再開へ動き
2011年1月5日 朝刊

 タイとカンボジアが長年対立している国境問題で、二〇〇八年七月から封鎖されている世界遺産のヒンズー教寺院「プレアビヒア」に通じる国境地帯が今年、三年ぶりに再開する可能性が出てきた。一帯には両軍が展開しているが、通行再開に向けた両国の折衝に好転の兆しがみられる。カギとなるのがタイの政治情勢で、今年中に行われる総選挙の行方次第では“雪解けムード”がさらに進展する可能性もある。 (タイ東部シーサケートで、杉谷剛、写真も)

 タイ東北部のウボンラチャタニ空港から車で一時間半。牛が放牧された大平原を抜けるとカオプラウィハーン国立公園の入り口に到着。国境封鎖後、カンボジア側にある寺院へと続く公園も閉鎖されていたが、昨年十一月下旬から観光客の多い土日に限って再開した。「一日に六百〜七百人の客が来るようになった。国内だけでなく中国や欧州、日本からも来る」。公園スタッフのスティポンさん(66)は笑顔で話す。

 寺院は高い山の頂上にある。カンボジア側からは急峻(きゅうしゅん)な崖を登る必要があり、観光客はタイ側から寺院を目指す。以前は駐車場から国境ゲートまで徒歩で向かい、入場料を支払えばビザなしで観光できた。封鎖前は年間三十万人が訪れ、ホテルや土産物店などがタイの観光資源でもある。

 今回の公園再開は残念ながら寺院の手前六百メートルの所にある「モー・イー・デンの崖」まで。十二月の週末、大勢の観光客が、崖に備え付けられた望遠鏡で九世紀のクメール王朝寺院を眺めていた。

 地元シーサケート県から初めて来たという女子高生のワラポンさん(16)は「寺院に行けないのは残念。タイとカンボジアが一緒に管理すればいいのに」と言う。

 寺院をめぐる対立はカンボジアが二〇〇八年に寺院を世界遺産に申請したことをきっかけに再燃した。タイは当時、タクシン元首相の流れをくむサマック政権で、この申請に同意したため、かねて政権に反発していた反タクシン派の「民主市民連合」(PAD、黄シャツ派)は「寺院を取り戻せ」と激しい抗議運動を展開。国境は封鎖された。「PADは政権攻撃の材料に国境問題を蒸し返した」(タイ外交筋)感があり、当時は野党の民主党も同調。PADは空港占拠など行動をエスカレートさせて政府を追い込み、〇八年十二月の民主党政権誕生の原動力になった。以後、両国関係は急速に悪化。寺院周辺では数回の武力衝突で死者も出たが、昨年からタイのアピシット首相とカンボジアのフン・セン首相との対話が進み、国境再開に向けて雪解けムードが広がっている。

 十二月にはタイ側と協議に当たるカンボジア軍幹部がいったんは「軍の拠点を遺跡から三十キロ地点まで引き揚げる」と発言。タイ側の否定を受けて撤回したが、水面下での折衝の進展をうかがわせた。

 前向きなカンボジアに対し、タイ側の焦点は今年中に確実視される総選挙だ。「民主党が勝って安定すればPADの政権への影響力は弱まり、フリーハンドになった首相が話し合いを進める可能性は十分ある」(タイ外交筋)との見方もある。

 タイ軍に所属し、現地でガイドをすることもあるウイライさん(53)は「現場では両軍の兵士が一緒に食事をすることもよくある。世界の人のためにも寺院は早くオープンしてほしい」と話していた。

2052チバQ:2011/01/11(火) 20:44:03
http://www.sankei-kansai.com/2011/01/11/20110111-048240.php
ドラえもん効果 「どら焼き」関空国際線エリアで人気
 関西国際空港の国際線エリアに昨年12月にオープンした和菓子店で、アジア系の旅行者を中心に、どら焼きが土産物として人気を呼んでいる。海外でも広くアニメ放映されている人気漫画「ドラえもん」の効果で、早くも同店の主力商品に成長。他店でも商品名を「どらやき」に変更し、売り上げを伸ばしている。店側は「ドラえもんのおかげ」と喜んでいるが、人気の背景には、和菓子に対するヘルシーなイメージもあるようだ。

 ドラえもんは藤子・F・不二雄さん(故人)原作の漫画。未来から来たロボットのドラえもんが、さまざまな道具を使ってもう一人の主人公、のび太らを助けるという夢のあるストーリーで、ドラえもんの大好物がどら焼き―という設定になっている。

 発行元の小学館(東京)によると、アニメは国内だけでなく、韓国や香港、台湾、インド、スペインなど世界30以上の国・地域で放映。マンガも現在16カ国・地域で販売され、各国の子供たちに愛されている。

 岡山市に本社を置く和菓子店「源吉兆庵」は12月18日、関空の国際線エリアに出店。当初から大皿に盛ったディスプレーを使ってどら焼きを販売したところ、初日から300個以上が売れた。同店の商品の中でも売れ行きはトップ級で、河野勝美店長(53)は「とても好評。商品を切らさないようにするのが大変です」と話す。

 購入者はアジア系の旅行者が中心で、台湾の航空会社に勤務する女性(32)は「ドラえもんの好物だから、ついつい買ってしまう」と笑顔をみせた。

 また、国際線エリアの別の土産物店「萬(よろず)」では、これまで「鼓どら」としていたどら焼きの商品名を、昨年秋からずばり「どらやき」と変更。すると、たちまち注目度が上がり、売り上げは、変更前の月の倍近くになった。

 ドラえもん人気が好調の理由だが、和菓子に対する好印象もあるようだ。香港から訪れた30代の女性会社員によると「小豆を使ったどら焼きはヘルシーというイメージが強いので、香港でも売れている」という。

 いまだ衰えないキャラクター人気で、外国人旅行者にも好評などら焼き。小学館ドラえもんルームの編集者、徳山雅記さん(44)は「ドラえもんの好物が、海外の方にもうけているとは驚き。マンガやアニメを通じて、日本文化が海外に広がることはうれしい」と話した。

【写真説明】外国人旅行者にも人気を呼んでいる国際線エリアの和菓子店のどら焼き=関西国際空港(藤谷茂樹撮影)


(2011年1月11日 15:00)

2053とはずがたり:2011/01/14(金) 00:09:51

領有権主張の一環?中国がまたホチキスビザ インドの反発必至
2011.1.13 20:48
http://sankei.jp.msn.com/world/china/110113/chn1101132051003-n1.htm

 【ニューデリー=田北真樹子】在インド中国大使館が最近、中国に渡航予定のインド北東部アルナチャルプラデシュ州の住民に対し、入国査証(ビザ)のスタンプをパスポートではない別紙に押した後、ホチキスで留めて発給したことが明らかになった。中国側も同州の領有権を主張しており、正規の形でのビザ発給に応じられないためだが、インド側から猛反発を受けるのは必至だ。

 ホチキスで留められたビザを発給されたのは、同州に居住するインド国籍の重量挙げ選手ら。インド紙によると、選手らは今月15日から中国福建省で開かれる重量挙げ大会に参加するため、今月4日にニューデリーの中国大使館からビザ発給を受けた。だが、11日にデリー国際空港で、インド当局者から「ホチキスで留められたビザは有効ではない」と出国を止められた。

 同州は印中両国が1962年に戦火を交えて以来、常に両国間の領土問題となってきた。しかし、2006年、当時の駐印中国大使が「(アルナチャルプラデシュ州)全体が中国領だ」と公言して以降、中国側は強硬姿勢を強めている。07年には中国に渡航しようとしたインドの同州高官が、「(中国領土である同州の居住者は)中国国民であるため、ビザは必要ない」と、中国側からビザ発給を拒否されたこともあった。

 ホチキスで留めたビザをめぐっては、中国が2009年以降、インド北部ジャムカシミール州民にも同様の措置を取っている。同州がパキスタンとインドとの間の“紛争地”との立場を取る中国は、中国と緊密関係にあるパキスタンへの配慮から別紙にビザを発給しているとみられる。これに反発したインドが再三、中国側に抗議した後、温家宝首相が昨年12月、印中首脳会談で問題解決に前向きな姿勢を示したとされるだけに、新たなビザ問題は中印間の新たな“火種”となりそうだ。

2054とはずがたり:2011/01/14(金) 00:10:46
竹島沖で海保と韓国警備船がにらみ合い 検査命令無視の韓国漁船乗組員を逮捕
2011.1.13 19:53
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/110113/crm1101131954039-n1.htm

 【ソウル=加藤達也】聯合ニュースによると、13日午後2時ごろ、日韓が領有権を主張する竹島(韓国名・独島)の南東約43マイル沖で、海上保安庁の巡視船と韓国海洋警察庁の警備船がにらみ合う状態となった。

 聯合ニュースは、韓国漁船の「排他的経済水域(EEZ)侵犯問題」が原因だとしている。

     ◇

 海上保安庁は同日、日本のEEZ内で立ち入り検査命令を出したが逃走した韓国漁船の乗組員1人を、漁業法違反(検査忌避)容疑で現行犯逮捕した。

韓国国防白書から竹島の写真消える 日本に配慮?
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/101230/kor1012301922001-n1.htm
2010.12.30 19:21

韓国国防省の「2008年版国防白書」表紙では、左側の艦艇の写真の背景に初めて竹島が登場していた(水沼啓子撮影)韓国国防省の「2008年版国防白書」表紙では、左側の艦艇の写真の背景に初めて竹島が登場していた(水沼啓子撮影)

 【ソウル=黒田勝弘】韓国国防省は30日、2010年版の国防白書を発表したが、前回の08年版白書の表紙に掲載されていた竹島(韓国名・独島)の写真が表紙から消えており、日本への配慮ではないかと関心を呼んでいる。

 韓国では近年、金大中・盧武鉉政権(1998〜2008年)時代の対北融和策で北朝鮮への警戒心が後退。代わって竹島・独島をめぐる日韓の領有権紛争から「独島防衛」が強調され、マスコミなどはまるで日本が“仮想敵”かのような雰囲気になっていた。

 国防白書(08年版)では表紙に「独島」を背景にした大型強襲揚陸艦のカラー写真が掲載され、本文でも北朝鮮などによる「局地挑発に対する備え」の項に、海軍艦艇による「独島防御訓練」のカラー写真が出ていた。

 今年の白書ではこの2枚の写真は削除され、「独島」がらみでは島上空を哨戒飛行する空軍機の小さな写真1枚だけになった。

 韓国では今年、哨戒艦撃沈事件や延坪島砲撃などで北の軍事的脅威が大問題になり、政府はこれまでの安保政策の立て直しを迫られている。韓国政府として現実離れした“日本脅威論”をあおるような写真は不必要と判断したものとみられる。

2055チバQ:2011/01/16(日) 13:44:50
http://www.asahi.com/international/update/0115/TKY201101150201.html
39歳・車3台・海外旅行年3回 中国「千万富豪」の姿2011年1月15日18時43分
 年に3回の海外旅行、車は3台――。中国の民間調査会社「胡潤百富」の調査で、そんな中国人富裕層の暮らしが浮かび上がった。

 調査によると、個人資産が1千万元(約1億2600万円)を超す「千万富豪」は、不動産業や製造業に関わり、不動産や株式への投資で財をなした人が多かった。今後2年の中国経済について聞くと、54%の富豪が「非常に自信がある」と強気の答えだったという。

 千万富豪の平均年齢は39歳で、年間平均190万元(約2400万円)の消費をすることがわかった。暮らしぶりは、車を平均3.3台持ち、休暇は年15日で、旅行やゴルフ、読書で過ごす。海外旅行に年平均2.9回行き、ワインやウイスキーが好きで、6割がたばこは吸わないという。

 好きな海外旅行先は、1位がフランス、2位が米国、3位がオーストラリアで、日本は4位。最もお気に入りのブランドは、腕時計が「パテックフィリップ」、宝飾品は「カルティエ」だという。

 調査は2010年4〜11月に、個人資産1千万元以上の富裕層401人に面談で行った。うち45人は資産1億元を超え、その45人の平均年齢は43歳だったという。

 中国の都市部の労働者の平均年収は3万元前後なので、こうした富裕層は並外れた存在と言える。(若松潤)

2056チバQ:2011/01/16(日) 13:47:45
>>1876
http://www.asahi.com/international/update/0115/TKY201101150228.html
国連のネパール監視団撤退 国軍と毛派、対立のまま2011年1月15日20時19分
 【カトマンズ=武石英史郎】ネパールの紛争防止と民主化支援のため、2007年から駐留してきた国連ネパール支援団(UNMIN)は15日、任期の最終日となった。野党・ネパール共産党毛沢東主義派(毛派)と政府・国軍の意見対立が解消されないまま監視役が撤退することで、和平の先行きに不透明感が広がっている。

 ネパールでは、政府・国軍と毛派の間で約10年間続いた内戦の後、06年に和平協定が成立した。これを受け国連安保理がUNMINの創設を決め、日本の自衛官6人を含む18カ国約70人の非武装要員が、国内7カ所の毛派宿営地と国軍駐屯地の双方で、回収した武器と部隊の動きを監視してきた。

 駐留はネパール側の要請で7度延長されたが、国軍や与党内から、国軍が監視対象とされていることへの不満が噴出。政府は今回、毛派の反対を押し切って延長要請を見送った。

 政府と毛派は国連当局者の仲介で14日、和平協定の存続と、与野党の代表者からなる委員会が監視業務を引き継ぐことで合意した。ただ、政府側には「国軍は国防省が管理すればいい。監視対象から外すべきだ」(与党ネパール会議派、ポウデル議員団長)との声がくすぶっている。国連監視下で止められていた新兵の募集や武器の輸入に国軍が踏み切った場合、毛派との関係が緊迫する可能性がある。

 非毛派連立与党と、議会で最大議席を持つ毛派との対立は深刻で、和平合意で定めた新憲法の制定作業や、約1万9千人の毛派軍部隊の国軍への統合は、実現の見通しすら立っていない。毛派の圧力で昨年6月、非毛派のマダブ・ネパール首相が辞任表明へ追い込まれたものの、その後、16回にわたる首相指名投票で新首相が決まらず、暫定状態の現政府が存続する異常事態が続いている。

2057とはずがたり:2011/01/17(月) 09:52:39

<ネパール>シャハ元皇太子が逮捕される
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101215-00000000-asiap-int
アジアプレス 2010年12月15日(水)16時47分配信

14日、ネパール警察はパラス・シャハ元皇太子を逮捕して事情聴取を始めた。
同日、事件が起きたリゾートホテル“タイガートップス”のあるチタワン郡の警察署は、シャハ氏の逮捕状をとった。それにともない同氏は滞在していた観光地ポカラのホテルで、警察の拘束下に置かれた。

ネパールのメディアが伝えるところによると、シャハ氏に対する逮捕状は、バングラデシュ人でコイララ外務大臣の娘婿であるルベル・チャウダリ氏に対する殺人未遂と違法な銃器所持の容疑に対するもので、警察はシャハ氏が11日の事件後に滞在していたフルバリ.リゾートホテルに多数の警官隊を送り込み、同氏を逮捕した。
聴取の内容は明らかにされていないが、警察当局はシャハ氏を事件のあったチタワン郡の警察署に連行してさらに詳しい事情聴取をすることになっている。

メディアは、14日夕方、ヘリコプターでチタワンに連行されたシャハ氏に対して、公の場で銃を発砲した件と違法に銃を所持していた件に関して官憲は起訴をした、と報じている。

元皇太子は、2001年6月1日にカトマンズ市内にあるナラヤンヒティ王宮内で、当時のビレンドラ国王一家全員を含む王族10人が亡くなった“ナラヤンヒティ王宮事件”のあと、父親のギャネンドラ氏が王位に就いたことにともなって皇太子となった。

シャハ氏は“王宮事件”のときには現場におり、目撃者の一人として、当時のディペンドラ皇太子が酔って銃を撃ち、ビレンドラ国王夫妻らを殺害したと証言していた。

王制があった時代から、その蛮行のために評判が悪かったシャハ氏は、共和制になってからシンガポールに拠点を移していたが、最近はネパールに戻って、宗教的な行事や王制支持者の集まりなどに積極的に参加していた。
〔カトマンズ 小倉清子〕

2058とはずがたり:2011/01/17(月) 10:37:41
チベットと台湾は独立すべきダブルスタンダードな俺だが朝鮮半島北部は中国にあげようぜ。
中国はお得意の強権で責任持って北朝鮮に中国の傀儡国家つくるべきだ。

中国軍、北朝鮮特区に進駐=施設警備、有事介入の見方も−韓国紙
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110115-00000038-jij-int
時事通信 1月15日(土)10時47分配信

 【ソウル時事】15日付の韓国紙・朝鮮日報は、中国やロシアとの国境に近い北朝鮮北東部の羅先経済特区に最近、中国軍が進駐したと報じた。中国軍の北朝鮮駐留は、1994年12月に板門店の軍事停戦委員会から撤退して以来17年ぶりという。
 同紙によると、韓国青瓦台(大統領府)当局者は「中国が羅先に投資した港湾施設などを警備するため、少数の中国軍を駐屯させる問題について北と議論したと理解している」と説明。「中国軍が駐留したとすれば、政治・軍事的な理由というより、施設警備や中国人保護が目的だろう」と分析した。
 駐留中国軍の規模は確認されていない。同紙によれば、外交通商省高官は「駐留を契機に中国は有事の際、自国民保護などの名目で兵力を大量に投入し、朝鮮半島問題に介入できる」との見方を示した。

2059チバQ:2011/01/19(水) 22:28:54
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110119/chn11011922030129-n1.htm
台湾与党秘書長が辞任発表 馬英九総統の側近中の側近
2011.1.19 22:02
 台湾の馬英九総統の側近中の側近で、与党国民党の金溥聡秘書長(幹事長に相当)(54)は19日、台北の党本部で記者会見し、辞任を正式に発表した。31日に後任の廖了以総統府秘書長(63)と交代する。

 選挙の候補者選びなどをめぐる金秘書長の強引な手法が党内で批判を浴びていたことが辞任の理由との見方は否定。昨年11月の5直轄市長選挙で自身の「段階的な任務」に一区切りがついたと説明、「しばらく休みたい」と述べた。

 後任の廖氏は、台中県長(知事)、内政部長(内相)などを歴任したベテラン政治家。

 金氏は、来年春ごろに予定される総統選では、再選を目指す馬総統の選挙対策事務所入りする予定。馬総統は19日、国民党の会議で、党の基盤が弱い台湾南部での支持者拡大のため、金氏の働きに期待すると表明した。(共同)

2060チバQ:2011/01/19(水) 22:30:49
>>2035あたり
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110119/asi11011920400037-n1.htm
ベトナム新体制には課題山積 共産党大会閉幕
2011.1.19 20:32 (1/2ページ)

 【ハノイ=宮野弘之】ベトナム共産党の第11回党大会は19日、新書記長のグエン・フー・チョン氏(66)を選出、党政治局員14人からなる新執行部人事を発表した。同時に2020年までの工業国入りを目指すとした新たな経済計画などを承認し、8日間の日程を終え閉会した。閉会の演説でチョン書記長は開始から25年となる改革・開放政策「ドイモイ(刷新)政策」の促進と汚職の追放に全力をあげる姿勢を強調した。ただ、所得格差の是正や成長路線維持の具体化など、新執行部には課題が山積している。

 党の新指導部の発足を受け、5月にも行われる選挙とその後の国会手続きを経て新内閣が発足する。グエン・タン・ズン首相の留任が確実だが、当面、首相は党大会で承認された1人当たり国内総生産(GDP)を2015年までに現在の1200ドルから2000ドルに引き上げるとした経済発展戦略の具体化を迫られる。

 ベトナムの企業で働く人の平均月収は業種によるばらつきが大きいが約500万ドン(約2万1千円)。オフィスビルなどの建設ラッシュに沸くハノイなどでは地価が高騰し家賃もここ数年で倍近くに上昇した。月収600万ドンというタクシー運転手の男性(35)が住む郊外の貸間の家賃は月150万ドン(約6330円)。共働きの奥さんが働く市内のショッピングモールでは、労働者の月収に近い300万から600万ドンのイタリア製の高級鍋を買い求める客が何人もいるのが現実だ。その店で出会った元公務員の男性(68)は「ここまで成長したのもドイモイの成果だ」と胸を張った。

 日系企業で働くベトナム人男性(53)は、規則の明確化や申請・認可の期間短縮など政府の手続きの簡素化に加え、「国内での研究・開発を進める態勢を整備しなければ、いつまでも中国に頼ることになる」と語り、政府が率先して産業構造の転換に取り組む必要性を指摘する。

 グエン・タン・ズン首相は、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への加盟を目指す方針だが、「米国との関係を強化し中国を牽制する狙い」(ベトナム外交筋)があるとされる。

 また、昨年日本と合意した原発建設も、同首相が主導したとされる。ベトナムの新体制は、今後も日米両国との関係を強化することで中国とのバランスを取ると同時に、日米からの技術移転を促すことで、成長につなげる戦略のようだ。

2061チバQ:2011/01/19(水) 22:41:49
http://www.asahi.com/international/update/0118/TKY201101180442.html
寒波の韓国、省エネで2時間暖房停止 大統領もズボン下2011年1月18日19時35分

. 【ソウル=牧野愛博】10年ぶりの厳しい寒波に見舞われている韓国で、政府が17日から、全国の公共施設の暖房を1日に2時間ずつ止める試みを始めた。電力消費量の急伸に対処するためだが、公共機関の電力消費量は全体のわずか2%程度。さらなる対応が必要だとして、政府は18日の閣議で全国の百貨店などの室内温度を当面、20度以下に抑えることを決めた。

 厳しい寒さが続くソウルでは、16日朝には零下18度近くに。電力消費量は10日に過去最高の7184万キロワットを記録した。

 政府は、公共施設の室温を18度以下に維持する方針を徹底。17日からは、電力消費がピークに達する午前11〜12時と午後5〜6時の各1時間ずつ暖房を停止した。24日から来月18日までの期間は、百貨店などの大型施設441カ所の室内温度を20度以下に抑制。守らなかった施設には、修正命令や300万ウォン(約22万円)の罰金を科す方針だ。

 代わりに政府が勧めているのが、ワイシャツの下に着る長袖シャツやズボン下などの着用。李明博(イ・ミョンバク)大統領も愛用しているが、公務員の間からは「寒くて仕事にならない」との悲鳴も上がっている。
.

2062チバQ:2011/01/20(木) 22:32:55
>>371以来久しぶりの登場
つか、フン・センは何年首相やってるんだ?

http://www.asahi.com/international/update/0120/TKY201101200550.html
ラナリット元第1首相が政界復帰 カンボジア2011年1月20日22時9分
 【プノンペン=藤谷健】カンボジア和平後の総選挙で勝利し、第1首相を務めたノロドム・ラナリット氏(67)が先月、野党の党首に就任した。2年前に事実上引退し、国王顧問に就いていただけに、政界復帰に驚きが広がる。このほど朝日新聞のインタビューで「王室支持者を統一し、フン・セン首相と協力して国造りに貢献したい」と訴えた。

 ラナリット氏はシアヌーク前国王の次男で、現シハモニ国王の異母兄。昨年12月11日、野党・愛国党が党名をノロドム・ラナリット党に戻したのを受け、党首に就いた。同党は2006年、ラナリット氏が同じ王党派のフンシンペック党の党首を解任された際に設立された分派政党。現在、両党は下院(定数123)に2議席ずつを持つ。

 ラナリット氏は政界復帰の理由として(1)支持者の要望(2)司法の偏りや汚職の蔓延(まんえん)(3)分裂した王党派の再結集――などを挙げた。そのうえでフンシンペックとラナリット両党が新党に合流することを提案。「野党では変化は起こせない」と述べ、与党・人民党(90議席)との連立政権入りを目指すとした。

 しかし、フンシンペック党幹事長のニャク・ブンチャイ副首相は朝日新聞に対し、「王党派の再結集は歓迎するが、ラナリット氏は政治的に失敗しており、政治に戻るべきではないと思う」と、提案を事実上拒む考えを示した。

 ラナリット氏の復帰については、12年の地方選、13年の総選挙を視野に「王党派支持者を取り込みたいフン・セン首相の意向が働いている可能性がある」(外交筋)との見方が出ている。

 フン・セン氏はこうした見方を否定している。しかしラナリット氏は「フン・セン氏からの働きかけはない」とする一方で「フン・セン氏から政界復帰の承諾を得た」と事前の接触を認めた。
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2063チバQ:2011/01/20(木) 23:08:09
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110120-OYT1T00805.htm
NHK画面また真っ黒…胡主席会見を中国規制か

. 【北京=関泰晴】中国主要メディアは20日、胡錦濤国家主席が19日にワシントンでオバマ米大統領と行った共同記者会見について、胡主席の具体的な発言内容など詳細を報じなかった。


 会見では、人権問題で米メディアの記者が「あなたは質問に答えていない」などと胡主席に詰め寄る場面もあったため、当局が報道を規制したとみられる。

 国営新華社通信は、首脳会談についての配信記事の最後で、「両国元首が共同記者会見を行い、記者の質問に答えた」と報じたのみだった。中国中央テレビも会見の映像を放映したものの、やりとりなどの中身は伝えなかった。

 また、北京で視聴できるNHK国際放送のニュースでも、胡主席に対する抗議行動や共同記者会見の場面になると、突然放映が遮断され、画面が真っ黒になった。

(2011年1月20日19時25分 読売新聞)

http://sankei.jp.msn.com/world/news/110120/amr11012022300073-n1.htm
米中首脳会談、「国民冷遇」胡錦濤主席に自由の“洗礼”
2011.1.20 22:28
 【ワシントン=佐々木類】19日に行われた米中首脳会談は、オバマ米大統領が人権問題を主要議題に取り上げ、中国の民主活動家、劉暁波氏の釈放やチベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世との対話を要請した。人権問題に関する踏み込んだ姿勢は、対中強硬派が主要ポストを占める米議会を意識したためとも指摘されている。

 会談後、ホワイトハウスのイーストルーム(東の間)で開かれた共同記者会見は、一般的な同時通訳ではなく、米国人通訳が英語を中国語に、中国人通訳が中国語を英語に訳す逐語通訳方式が採用された。

 「共同会見を嫌がっていた」(米メディア)という中国側の希望で、会見慣れしていない胡氏が回答する時間を稼ぐ狙いもあったとみられる。

 「大統領! 国民を冷遇していることで知られる国とどうしたら協力していけるのか米国民に説明してほしい」

 会見の冒頭、AP通信の記者がこう質問すると、会場の一部に陣取った中国人記者団が凍り付き、胡氏の顔も引きつった。報道の自由を掲げる民主国家の“洗礼”だ。

 オバマ氏は、「米国はすべての人々にとって人権が普遍的な権利であることを再確認した」と強調。国賓である胡氏を横目に見ながら、中国が最も嫌がる人権問題でここまで踏み込んだのは異例だ。

 一方の胡氏は、冒頭の人権問題に関する質問に答えなかったことを別の米国人記者から指摘された際、「通訳の技術的な関係で質問が聞こえなかった」と釈明した。

 アジア関係のシンクタンク「プロジェクト2049」のケリー・カリー上級研究員は「胡氏は2年後に国家主席を退くレームダック(死に体)状態で、オバマ氏は再選を目指す立場。会談ではその差が如実に出た」などと語った。

2064チバ:2011/01/21(金) 22:14:46
http://mainichi.jp/select/world/news/20110122k0000m030087000c.html
ミャンマー:軍政が新国会名簿公表
 【バンコク西尾英之】ミャンマー軍事政権は21日、国営紙を通じ今月31日に招集される新国会の軍人枠議員計166人(上院56人、下院110人)の名簿を公表した。軍の中堅幹部が中心で、最高指導者のタンシュエ国家平和発展評議会議長ら総選挙に立候補しなかった最高幹部は含まれていない。

 08年の国民投票で承認された新憲法は、上下院議席の25%は無投票で軍人議員に割り当てられると規定。上下院軍人枠議員は昨年11月の総選挙で選ばれた上院民選枠議員、下院民選枠議員とともにそれぞれ1人の副大統領を選出し、3人の副大統領のうち1人が国家元首である大統領に選ばれる。

 正副大統領は議員である必要はなく、タンシュエ氏が大統領に選出される可能性は残っている。


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