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大中華世界的話題

1998チバQ:2010/11/28(日) 10:32:57
http://sankei.jp.msn.com/world/china/101128/chn1011280008000-n1.htm
台湾5大都市選 与野党現状維持の“痛み分け”
2010.11.28 00:05

27日、台北市長選で勝利し、ピースサインをする国民党の●(=赤におおざと)龍斌候補(ロイター=共同) 【台北=山本勲】馬英九・中国国民党政権の信任を問う台湾5大都市選挙は、市長ポストの獲得数で与党3、野党の民進党が2の現状維持で終わった。ポスト数では国民党が勝利したが、総得票率では南部2市で大勝の民進党が2004年の総統選と立法院(国会)選以来、6年ぶりに国民党を上回った。その意味では今回の選挙は“痛み分け”ともいえる。

 5大都市選では昨年来の地方選や立法院補欠選で4連勝の民進党が序盤でリード。危機感を強めた国民党が馬英九総統ら首脳の陣頭指揮で懸命の巻き返しを図り、現状維持に成功した。

 国民党は勝敗ラインを現状の市長ポスト数3つの確保に置いていたので、その意味では勝利した。馬総統兼国民党主席と金溥聡・党秘書長を中心とする指導部体制は求心力を保ち、再来年3月の次期総統選での再選を目指すことになる。

 勝因としては発足直後にさまざまな内外紛争で迷走した馬政権がこのところ経験を積み、安定感を増したことが指摘できよう。

 08年6月の尖閣諸島近海での台湾遊漁船と日本の監視船衝突事件では、日台関係が険悪化し、支持率が急低下した。しかしその後の対日関係重視政策や台北・松山−羽田直行便就航などで関係修復が進んだ。

 昨年8月の台風被災者救済の不手際でも支持率が10%台に落ち込んだが、今年はこうした面でも大きなミスはなかった。

 今年の域内総生産(GDP)成長率が10%に近づくなど、景気好転も与党有利に働いた。今月開幕した台北花博をめぐり市幹部の汚職疑惑が発覚したが、花博自体は市民の好評を博し、●(=赤におおざと)龍斌市長の再選に有利に働いた。

 新北市では、国民党ホープの朱立倫前行政院副院長(副首相)と蔡英文民進党主席の接戦となった。国民党は蔡主席が「次期総統選を意識して新北市長を任期満了まで務めると明言していない」ことを批判した。

 一方、民進党は、5都市の総得票率では国民党を5ポイント強上回り、政権奪還に向けて一定の足場を築いた。台湾中北部は元来、国民党支持層が民進党を1、2割上回ってきた。しかし今回は台中、新北で票差をかなり縮めた。

 仮に蔡主席と台北市で敗れた蘇貞昌元行政院長の“二枚看板”がともに当選した場合に、総統選候補の選定に困るという問題も抱えていた。2人の落選で総統選が戦いやすくなった側面もある。


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