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大中華世界的話題

2036チバQ:2010/12/22(水) 00:35:58
http://mainichi.jp/select/world/news/20101220ddm012030095000c.html
台湾:新妻の1割、大陸出身 年1万3000人、中国側「統一の布石に」
 ◇嫁不足深刻、独立派も「排斥できぬ」
 台湾で、中国人妻が急増している。カップルが華人文化を共有しているからか、台湾独立派が危機感を抱くいとまもなく、大陸との「融合」が静かに進行しているのだ。「婚姻」を通して中台統一の布石にしたいとの中国当局の思惑ものぞく中、嫁不足が深刻化する台湾側の事情に、「豊かさ」を求めて海峡を渡る中国人側の思いが合致した格好でもある。【台北・大谷麻由美】

 「台湾の島に入り(入島)、家庭に入り(入戸)、メディアに入り(入脳)込め」

 04年、北京で開かれた台湾向けラジオ放送50周年を記念する式典で、中国共産党中央宣伝部の幹部は「胡錦濤国家主席が求める『入島、入戸、入脳』を実践せよ」とげきを飛ばし、それにより「台湾の民心をつかみ取れ」と訴えた。中央宣伝部は、中国国内の思想や言論、メディアを統括する部署である。

 こうしたスローガンが中国で流れるのは異例だが、台湾人との婚姻などにより中台統一の下地を作りたいとの意図が読み取れる。

 ◇移民「第3の波」
 台湾は石器時代以降に南洋から人々が移り住んだ先住民の島だった。17世紀、中国南部・福建省などから華人が移住。これを移民第1波と呼ぶ。1949年前後には中国での内戦に敗れた国民党政権と共に約100万人が渡ってきた。これが第2波。そして今、第3波が押し寄せている。

 87年に台湾から中国へ、92年に中国から台湾への渡航が解禁されてから、双方の婚姻件数は増え続けた。台湾人と結婚した中国人は累計で88年の約100人から今では28万人を超える。大半は女性だ。ここ数年、年1万3000人前後の中国人花嫁が誕生している。これは台湾全体の新妻の1割超を占める。

 中でも台湾に在留する中国人妻は約18万人。うち台湾の戸籍と選挙権を持つのは7万7000人。人口2300万人の台湾で存在感は次第に増している。

 台湾は土地が狭く、移民の流入は第2波以降、かなり制限した。しかし、労働力不足や女性の高学歴化に伴う晩婚化で、嫁不足と少子化が深刻化。90年代から東南アジア諸国を中心に移民を受け入れた。気が付けば中国人が最多となっていた。

 中国人妻の支援活動を続ける民間団体「中華救助総会」の林英貞さんは「政府もこれほどの増加を予想しなかっただろうが、これも時代の流れか」と語る。50年に設立された救助総会の活動は当初、中国からの亡命者の支援が中心だったが、99年から中国人妻に対し、社会への適応を促す支援に切り替えた。

 中国人妻の急増ぶりに、ある台湾独立派は「このままでは中国にのみ込まれる恐れもあるのに、同じ華人の中国人女性を排斥する理由は見当たらない」と語った。警戒感より戸惑いが先立つようだ。


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