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大中華世界的話題

1680チバQ:2010/06/30(水) 22:19:33
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2010063002000100.html
11月台湾5市長選はや過熱 実力者、ホープ全面対決
2010年6月30日 朝刊

若手の女性3人を選挙本部のスポークスマンに起用した蔡英文主席(左から2人目)=台北県板橋市で


 台湾の台北市など五大都市で十一月二十七日に行われる市長選挙が早くも過熱している。与党国民党と野党民進党の実力者や次世代のホープが激突して対決の構図が鮮明なのに加え、選挙結果は、馬英九総統(59)が再選を目指す二〇一二年次期総統選の行方を左右するからだ。 

 (台北・栗田秀之、写真も)

 市長選は台北市のほか、台中、台南、高雄の各県市が合併して新たに誕生する台中市、台南市、高雄市と、年末に台北県が直轄市に昇格する新北市で実施される。

 五市計の人口は全台湾二千三百万人の約六割。地方選挙とはいえ、中台間の経済協力枠組み協定(ECFA)への対応が大きな争点に浮上するなど、中央選挙並みに位置づけられている。

 注目の的は人口三百八十八万の最大都市、新北市。国民党は前行政院副院長(副首相)の朱立倫氏(49)を擁立、対する民進党は蔡英文主席(53)自ら出馬する。二人はともに「ポスト馬英九」の総統有力候補だ。

 朱氏は、国民党エリート主流の多くとは異なり、地方の桃園県出身。台湾語も自在に操る。各地を精力的に回り、老舗のもち菓子店では先代店主の女性と「子どものころは自分でつくってたよ」と気さくに話すなど、大衆に溶け込む戦略を徹底している。

 蔡主席も庶民との触れ合いを重視する一方、選挙本部のスポークスマンを若手の女性で固めるなど、都市と地方の性格が共存する新北市の環境に順応した選挙戦を展開している。

 党の顔でもある二人だけに、ともに負けられない戦い。台湾メディアは連日双方の動向を伝えている。

 台北市は、国民党のホープの一人でもある現職の〓龍斌(かくりゅうひん)市長(57)に、民進党の大物政治家で、元行政院長(首相)の蘇貞昌氏(62)が挑む。台中市は、馬総統、新北市長選候補の朱氏とともに党の表看板で、抜群の人気を誇る現職の胡志強市長(62)に、内政部長(内政相)などを務めた民進党前秘書長(幹事長)、蘇嘉全氏(53)が挑戦する。

 民進党の固い基盤である高雄、台南両市は民進党、台中市は強力現職を擁する国民党がそれぞれ制し、台北市、新北市は接戦という見方が有力で、与野党共に勝敗ラインを三市以上と定めている。

 ところが台中市で五月末、暴力団組長の射殺事件に絡んで暴力団と警察の癒着が発覚。市長二期目の胡氏に治安行政の責任を問う世論が一気に強まった。さらに、一部の世論調査で台北市の胡氏劣勢が伝えられ、民進党の攻勢が目立つようになった。

 民進党系シンクタンク「新台湾国策智庫」の李明峻研究部主任(46)は「民進党は(現職が国民党の)台北、新北、台中市で挑戦者であることがプラスに作用する可能性がある。四市で勝ったら蔡主席は英雄になり、次期総統選の有力な候補者となる」と分析する。

 国民党顧問の趙少康氏(59)は「『全市で負けるかも』という緊迫感が国民党支持者を刺激する」と強調し、危機感をあおって陣営の引き締めに懸命。今後五カ月間で情勢がどう変化するか、全く予断を許さない。

※〓は赤におおざと


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