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国際政治・世界事情
6659
:
チバQ
:2013/07/15(月) 22:05:52
http://mainichi.jp/select/news/20130714k0000m030027000c.html
エジプト:同胞団政権の崩壊 周辺国の外交姿勢に変化
毎日新聞 2013年07月13日 19時40分(最終更新 07月13日 22時29分)
2013年7月9日、カイロの大統領宮殿で、UAEの外交団(左)と面会するマンスール暫定大統領(中央)ら=エジプト大統領府提供、ロイター
拡大写真 【カイロ秋山信一】軍事クーデターによるモルシ前大統領解任で、エジプトと中東諸国の外交関係に変化が起きている。モルシ氏の出身母体イスラム組織ムスリム同胞団の伸長が自国の反体制運動につながることを警戒していたアラブ首長国連邦(UAE)やサウジアラビア、クウェートは同胞団政権の崩壊を歓迎し、オイルマネーによる巨額援助を表明。一方、同胞団政権と友好的だったトルコとの関係は冷却化した。
UAEのアブドラ外相率いる外交団はクーデターからわずか6日後の9日にエジプトの首都カイロに入り、マンスール暫定大統領やシシ国防相と会談。クーデター後の外国政府高官による初訪問となり、暫定政権への信任を国際的に示した。さらに、「歴史的に重大な局面でエジプト国民を支えることが両国の絆を強める」として、総額30億ドル(約3000億円)の支援も表明した。
サウジアラビアとクウェートも10日までに、石油製品やガスの無償提供を含む総額90億ドルの支援を表明した。エジプトでは停電頻発や軽油不足に国民が反発しており、石油などの支援は国民の不満を軽減し暫定政権の安定化につなげる狙いがあるとみられる。
UAEは昨年以来、国内で同胞団への取り締まりを強め、体制転覆を画策した疑いでメンバーを逮捕するケースも相次いだ。同胞団を弾圧したムバラク政権と近かったサウジアラビアやクウェートも、モルシ政権とは距離を置いていた。
モルシ政権と近く数十億ドル以上の支援を行っていたカタールは、両にらみの構えだ。タミム首長は、マンスール暫定大統領の就任に祝意を表したが、カタール政府の意向を受けているとされる衛星テレビ局アルジャジーラは、同胞団のデモを中継するなど手厚い報道を続けている。
一方、クーデターに反発しているのは、イスラム政党が政権の中心であるトルコとチュニジアだ。同胞団を含む反体制派との内戦を続けているシリアのアサド政権も、関係が悪化していたモルシ政権の崩壊を歓迎している。イラクは暫定政権を支持する姿勢を示したが、モルシ政権下で関係改善を模索していたイランは軍事クーデターを非難した。
.
6660
:
チバQ
:2013/07/15(月) 23:15:42
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date2&k=2013071400079
デモ再燃に戦々恐々=法王訪問、治安に懸念−ブラジル
【サンパウロ時事】フランシスコ・ローマ法王は22日から28日、カトリック信者の祭典「世界青年の日」に出席するため、ブラジル・リオデジャネイロを訪問する。ブラジルではサッカー・コンフェデレーションズカップ開催中の6月下旬に大規模デモが相次ぎ、警察当局との間で閃光(せんこう)弾や催涙ガスが飛び交う激しい衝突があったばかり。「世界が注目する場面では再びデモを起こす」と息巻く若者もいるだけに、警察当局は治安確保に神経をとがらせている。
カトリック教会史上、初の南米出身者となったフランシスコ法王は、大聖堂でのミサやスラム街訪問を予定。世界最大のカトリック教国ブラジルへの「南米凱旋(がいせん)」は、信者の間で大きな盛り上がりを見せている。
サンパウロのカトリック教関係者は「ローマ法王はより良い社会への変革を求めている」として、6月のデモで腐敗ぶりからやり玉に挙がった政治家らとは異なり、抗議対象にならないとの見方を示す。
ただ、「世界が注目する中でのデモは、政府に訴える力を増すため、大規模な抗議運動が起こる可能性がある」と懸念する声は強く、全国司祭協議会はルセフ大統領に法王訪問中の厳重な警備を要請した。(2013/07/14-15:30)
6661
:
チバQ
:2013/07/15(月) 23:44:10
http://news.livedoor.com/article/detail/7852655/
町長選挙で死者が当選?メキシコ
AFPBB News2013年07月12日15時17分
メキシコ・オアハカ(Oaxaca)州の投票所で投票する女性(2012年7月1日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News【AFP=時事】メキシコ・オアハカ(Oaxaca)州の小さな町、サン・アグスティン・アマテンゴ(San Agustin Amatengo)の町長選で、約3年前に死亡したはずの男性が当選するという珍事が起きた。
カルバリド・モラレス(Leninguer Raymundo Carballido Morales)氏は7日の選挙に、保守・左派連立の候補として立候補し、わずか11票差で勝利した。ところが、2010年にモラレス氏の死亡届が出され、受理されていたことが判明。検察当局は、モラレス氏が2004年に起きた女性集団暴行事件に関与したとして逮捕される事態を回避するため、死んだように見せかけたのではないかとみて捜査を開始した。
モラレス氏は選挙戦で、集会に出席したりメディアのインタビューを受けるなど、生き生きと選挙運動を行っていた。
しかし投票日の2日前に地元紙が、モラレス氏の弁護士が2010年に偽造した死亡診断書を提出したと報道。死亡届の死因の欄には、糖尿病性昏睡に陥った後「自然死」したと記されていたという。
モラレス氏を擁立した連立に参加している左派・革命民主党(Democratic Revolution Party、PRD)の地元幹部は、AFPの取材に、同氏の罪が立証された場合は「代わりの人物が町長にならなければならない」と述べた。
モラレス氏は投票前夜、SNS最大手フェイスブック(Facebook)の公式ページに「自分と結び付けられた事件に関して」検察当局に出向いたが、事件に関与したとの容疑は「全くのでっち上げ」だと書き込み、自身がまだ死んでいないことを有権者らに改めて示している。【翻訳編集】AFPBB News
※掲載されたすべての情報は、記事作成時点のものです
6662
:
チバQ
:2013/07/16(火) 20:52:37
http://mainichi.jp/select/news/20130716k0000m030076000c.html
エジプト:謎の集団が双方銃撃 衝突の引き金に…目撃証言
毎日新聞 2013年07月16日 07時00分
8日未明にカイロで起きた武力衝突の様子
拡大写真 【カイロ宮川裕章、樋口直樹】エジプト軍のクーデターで追放されたモルシ前大統領の支持派と軍・治安部隊が8日未明にカイロ北東部の共和国防衛隊施設前で衝突、50人以上の死者を出した事件で、銃で武装した集団が座り込みを続けていたモルシ派と軍側の双方に向けて発砲し、これが引き金となって両陣営の衝突に発展した可能性が15日、複数の目撃証言で浮上した。事件の責任を巡りモルシ派と軍側が非難し合う中、衝突を扇動したとみられる武装集団の特定が事件解明の鍵になりそうだ。
事件の概要について、モルシ派のイスラム組織ムスリム同胞団は、夜明け時のイスラム教の礼拝中に背後から突然、軍側に銃撃されたと主張。軍側は、午前4時ごろに武装集団が防衛隊施設を急襲し、兵士らに発砲する一方、別の一団が近くの建物の屋上から兵士らに向けて火炎瓶を投げたり発砲したりしたため、自衛のため反撃したと反論する。
防衛隊施設に隣接する高層住宅の前で事件を目撃した運転手、カマールさん(55)は「銃で武装した集団が(約500メートル離れた)モスクの方から現れ、兵士に投石した後、銃撃した」と毎日新聞に証言する。ここまでは軍側の説明とほぼ一致するが、武装集団は催涙ガスで視界不良になった現場で、防衛隊施設前の道路を挟んで軍側とにらみ合っていたモルシ派にも銃を乱射したという。
騒ぎに気付き、この高層住宅14階の自宅から現場を見下ろした男性(36)も「白煙の中、武装した私服の男たちがモルシ派の方へ発砲していた」と話す。
さらに、衝突時に防衛隊施設を警備していたという警官は匿名を条件に「モスクの方向から、自動小銃などを持った平服の男たち約20人がバイクで乗り付け、軍とモルシ派の双方に5分間ほど発砲した後、モスクの方向へ逃走した」と証言する。「逃げる武装集団に向け軍側が発砲した際、間に挟まれたモルシ派に負傷者が出た。軍側に撃たれたと思ったモルシ派が投石などを始め、全面的な衝突となった」と明かした。
武装集団は、緊張状態にあった軍側とモルシ派を衝突させるため、意図的に双方を銃撃した可能性が高い。3人の証言者はいずれも、武装集団がモルシ派に見えたと話す。
6663
:
チバQ
:2013/07/16(火) 20:53:38
http://mainichi.jp/select/news/20130716k0000m030077000c.html
エジプト:軍とモルシ派主張矛盾 真相解明、武装集団が鍵
毎日新聞 2013年07月16日 07時05分
エジプトの軍・治安部隊とモルシ前大統領支持派の衝突から数時間を経た共和国防衛隊施設前=カイロ北東部ナセルシティーで2013年7月8日午前10時、樋口直樹撮影
拡大写真 カイロでエジプト軍・治安部隊と、イスラム組織ムスリム同胞団などモルシ前大統領支持派が衝突、50人以上が死亡した8日の発砲事件で、全容解明の鍵を握る武装集団の存在が浮上した。平和的だったとされるデモが流血の惨事に発展したきっかけやその後の衝突の実態を巡って双方の主張は食い違っており、武装集団の動きが空白を埋める可能性もある。軍とモルシ派のこれまでの主張を検証した。【カイロ秋山信一、宮川裕章、樋口直樹】
◇祈りの後か
衝突現場となったカイロ北東部の共和国防衛隊施設前。モルシ氏が施設内で拘束中との情報があり、事件当時、数千人規模のモルシ派デモ隊が座り込んでいた。軍側は施設前に兵士と装甲車を配置した。イスラム教の一斉礼拝は午前3時半に開始。祈りは南東を向くため兵士に背を向ける。
ムスリム同胞団は「礼拝中に撃たれた」と主張する。だが、デモ隊前列にいた政府職員のムハンマド・ムハンナさん(35)は「助けを求める最初の声を聞いたのはお祈りの後」と証言。施設隣の銀行のガードマン、ムハンマド・サイードさん(39)も「デモ隊の祈りに合わせて室内で礼拝したが、騒がしくなったのは終了後だった」と話す。
◇軍、過剰防衛の声も
軍は事件後の記者会見で実弾の使用を認め、「重要施設の防衛措置だった」と説明した。軍は午前4時前、防衛隊施設前が混乱状態になった後、タヤラン通りに装甲車を進め、デモ隊をラバ・アダウィーヤ広場方向に追い込んだ。軍側が公開した映像には、デモ隊が近くのアパートの屋上から軍部隊に石を投げつける姿が映っている。
一方、デモ隊側が撮影した映像では、ラバ広場側に約500メートル入った地点の軍施設から、路上のデモ隊を狙い撃ちする兵士の姿を確認できる。現場の弾痕や血痕が、施設からの銃撃を裏付ける。建設工、アーデル・アワドさん(50)は「逃げる人や負傷者を助けようとする人まで兵士は撃った」と証言する。軍側は「致命的にならない部位を狙った」と主張するが、軍側の死者1人に対し、デモ隊側は50人を超えており、軍の過剰防衛を指摘する声が上がっている。
◇双方、情報を隠ぺい
モルシ派は当初、「軍が少女を殺害した」と主張し、死亡したとする少女の写真を同胞団系の自由公正党のウェブサイトに掲載した。だが、写真はシリアで3月に撮影されたものと発覚し、削除した。
軍が公開した映像には、事件の核心となる午前4時前の時間帯がない。軍報道官は「突発的な事態で撮影の準備ができなかった」と説明する。共和国防衛隊施設付近の住民らによると、軍は近隣住民に8日の衝突についてメディアに証言しないよう命令している。
◇扇動の意図、どこに?
衝突を扇動したとみられる武装集団の意図はどこにあったのか。事件当時、防衛隊施設を警備していた警官は「同胞団が衝突の被害者として(同情による)支持を広げるための自作自演だったに違いない」とみる。暫定政権づくりが進む中、同胞団の一部が支持者の犠牲も顧みず仕掛けた謀略というわけだ。
だが、軍・治安部隊側が、クーデターに肯定的な一般世論を背景に、「平和的な大規模デモ」を続ける同胞団側を挑発して武力で排除しようとしたとのシナリオも想定できる。暫定政権側による今後の調査報告で仮にどちらかの扇動行為が明らかになったとしても、真相調査の信ぴょう性が担保されない限り、指弾される側が責任を認める可能性は極めて低いとみられる。
6664
:
チバQ
:2013/07/16(火) 20:57:03
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2013071600079
公共TVが「オウンゴール」=PRビデオに差別批判−ドイツ
【ベルリン時事】スウェーデンで開かれている女子サッカー欧州選手権の中継番組を宣伝するため、ドイツの公共テレビZDFが放映しているビデオが「家事は女性の役割と決め付けている」と批判を浴び、ファンがツイッターに「ZDFのオウンゴール」と書き込む騒ぎになっている。
ビデオではドイツ代表のユニホームを着た女性が泥まみれのボールを洗濯機に蹴り込み、「皮革モード」で洗濯する。女性権利擁護団体フラウエンラートは「男女の役割に関する固定観念にとらわれており、受け入れられない」と非難した。
ZDFは「深刻に受け止める」(広報担当者)と遺憾の意を表明。しかし、批判をかわすため、ビデオに追加した新たな場面では、上半身裸の男性が女性のユニホームにアイロンをかけており、再び物議を醸している。(2013/07/16-07:27)
6665
:
チバQ
:2013/07/16(火) 21:08:51
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130716/mds13071612100002-n1.htm
「寺子屋」勉強会を実施 混乱の中、再会喜ぶ児童
2013.7.16 12:10
14日、カイロの日本人学校教師宅で学習指導を受ける児童たち(共同)
エジプト情勢の混乱を受け臨時休校が続くカイロ日本人学校の児童・生徒たちが14、15両日、同校の教師宅などに集まり「寺子屋」合同勉強会に出席、久しぶりの再会を喜び合った。子どもたちへの学習支援の一環として、保護者らが企画した。勉強会には有志の教師陣も参加。両日合わせ、小中学生計20人が授業の遅れを取り戻そうと学習に励んだ。
14日に参加した小学部1年の宮本征矢君(6)は「しっかり勉強できた。なかなか外に出られないけど、今日はお友達にも会えてうれしかった」と笑顔。山村良一校長は「子どもたちの元気な姿が見られてほっとした。早く本来の形で学校を再開したい」。
カイロ近郊ギザにある日本人学校は6月30日から休校を継続。勉強会が開かれたカイロのザマレク、マーディ両地区は邦人在住者が多く、比較的治安が保たれている。(共同)
6666
:
チバQ
:2013/07/16(火) 22:37:48
http://www.cnn.co.jp/world/35034707.html
麻薬カルテル「セタス」の幹部を拘束 メキシコ
2013.07.16 Tue posted at 12:27 JST
(CNN) メキシコ当局は15日、麻薬カルテル「セタス」のミゲル・アンヘル・トレビノ・モラレス幹部を拘束したと明らかにした。同幹部の乗ったピックアップトラックを軍のヘリコプターが追跡するという大捕物だった。昨年12月に発足したペニャニエト政権にとって大きな勝利となった。
同幹部は、米国と国境を接するタマウリパス州で同日未明に実施された作戦で、連邦政府当局によって拘束された。拘束されたとき200万ドル分の現金や複数の武器を所持していたという。
メキシコ当局と米国務省は同幹部の拘束につながる情報に対して、それぞれ、3000万ペソ(約2億4000万円)と最大500万ドル(約5億円)の懸賞金をかけていた。
米国務省当局者は拘束について「メキシコ政府の功績だ。おめでとうと言いたい」とたたえた。米政府による懸賞金プログラムからの賞金が出るかどうかは不明だという。
6667
:
チバQ
:2013/07/16(火) 22:59:58
http://www.afpbb.com/article/politics/2956077/11043520
イタリア初の黒人閣僚は「オランウータン似」、野党議員の発言に批判殺到
2013年07月16日 14:18 発信地:ローマ/イタリア
【7月16日 AFP】移民反対を掲げるイタリアの野党「北部同盟(Northern League)」の上院議員が、4月に同国初の黒人閣僚となったセシル・キエンゲ(Cecile Kyenge)移民融和担当相をオランウータンと比較する発言を行い、激しい批判にさらされている。
ロベルト・カルデロリ(Roberto Calderoli)議員は13日、北部トレビリオ(Treviglio)で開かれた党集会で、「動物は大好きだ…だが、キエンゲ大臣の写真を見ると、オランウータンとの類似点について考えずにはいられない」と発言したとされる。
この発言はソーシャルメディア上で瞬く間に広まり、カルデロリ氏に批判が殺到した。エンリコ・レッタ(Enrico Letta)首相は14日、「容認できる発言ではなく、いかなる限度も超えている」との公式声明を発表。中道左派・民主党(PD)の2議員からは、上院副議長を務めるカルデロリ氏の辞職を要求する声も上がっている。
カルデロリ議員はその過激な言動で以前から知られている。シルビオ・ベルルスコーニ(Silvio Berlusconi)首相(当時)の下で閣僚を務めていた2006年には、イスラム教の預言者ムハンマド(Mohammed)の風刺画がプリントされたTシャツを着たことにより、辞任に追い込まれた。
コンゴ民主共和国(旧ザイール)出身で、移民の両親のもとに生まれた子供たちの市民権獲得を容易にする法制度改革を推進しているキエンゲ移民融和担当相は、今年4月の就任以来、北部同盟からの度重なる攻撃にさらされている。
15日は移民政策関連の会議のためにキエンゲ氏が訪れていた北部ペスカーラ(Pescara)で、絞首刑用の縄の輪が街灯柱につるされているのが見つかった。移民政策を批判する極右組織「新しき力(Forza Nuova)」のスローガンが書かれたポスターもあったことから、警察は同組織に対する捜査を開始した。(c)AFP
6668
:
チバQ
:2013/07/20(土) 09:46:54
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130720/erp13072007450001-n1.htm
ハリポタ作者、偽名暴露に怒り 法律事務所が漏らす
2013.7.20 07:41 (1/3ページ)[雑誌・書籍]
シリーズ完結編で映画化にあたって前後2編に分けられた「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」のプレミア上映会に姿をみせた原作者のJ・K・ローリングさん=2010年11月11日、ロンドン(AP)
映画化もされた世界的大ベストセラー「ハリー・ポッター」シリーズを手掛けた英作家、J・K・ローリングさん(47)が、ロバート・ガルブレイスという別名義で探偵小説「The Cuckoo’s Calling(カッコーの呼び声)」を出版していたことが明らかになった問題で、ローリングさんを担当する英法律事務所ラッセルは18日、情報は自分たちから漏れたと認めた。ローリングさんは激怒。欧米主要メディアは、機密情報の保持が最優先される弁護士事務所からの情報漏れを批判的に報じている。
妻→友人→ツイート
「私が別のペンネームを使ったことはごく少数しか知りません。なのに(それが公になった)日曜(14日)の夜までに、古くからの友人たちですら知らなかった事実を、私が一度も会ったことがない女性がなぜ知り得たのかを考えると、不愉快になります」
弁護士事務所からの情報漏れが騒動の原因と聞かされたローリングさんはこう述べ、落胆した。米紙ロサンゼルス・タイムズ(電子版)によると、ラッセルは39年の歴史を持つ名門で娯楽業界の多くの有名人を顧客に持つという。
英BBC放送(電子版)などによると、ラッセル側はこの日、役員弁護士クリス・ゴセージ氏が情報漏れの原因だと説明。「率直に謝罪します」との声明を発表した。
この騒動は今月14日付の英紙サンデー・タイムズがスクープしたのが始まりだが、説明によると、ゴセージ氏から話を聞いた妻が友人の女性ジュディス・カルガリーさんにそれを漏らし、カルガリーさんが今月9日、ツイッターに書き込んだところ情報が拡散。サンデー・タイムズ紙のスクープにつながった。カルガリーさんは既に自身のツイッターのアカウントも削除している。
ローリングさんは「落胆しているだけではありません。私はラッセルを信頼できる立派な法律事務所だと思っていましたが、その考えが見当違いだったことが分かり、怒りを覚えています」とラッセル側を痛烈に批判した。
販売戦略は否定
ローリングさんの別名義による探偵小説は米出版社が4月に発売。私立探偵に転身した退役軍人がスーパーモデルの死の謎に挑む物語で、著者も妻子持ちの退役軍人と紹介していた。当初1500部しか売れなかったが、筆者がローリングさんだと分かると大騒ぎになり、30万部が増刷された。
ラッセル側はまた「今回の情報漏れは、(本を売るための)マーケティング戦略ではない」とも弁明している。
一方、偽名での出版経験が多い米大物作家スティーブン・キング氏(65)は16日付米紙USATODAY紙(電子版)に「もしも彼女が相談に来ていたら、こう答えたね。『(偽名のような)秘密はすぐバレる』とね。とはいえ、今後も偽名での活動に期待しているよ」とエールを送った。
■J.K.Rowling 1965年7月、英南西部グロスタシャー生まれ。母の死や離婚による生活苦、鬱病などと闘い、生活保護を受けながら喫茶店で執筆した「ハリー・ポッター」シリーズ(全7作)が爆発的にヒット。67言語に翻訳され、全世界で4億5000万部(2011年6月時点)を売った。昨年9月には初の大人向け長編小説「カジュアル・ベイカンシー 突然の空席」を発表した。英紙サンデー・タイムズが2008年に発表した富裕者リストによると、総資産は7億9800万ドル(約798億円)という。
6669
:
チバQ
:2013/07/21(日) 19:53:29
http://mainichi.jp/select/news/20130721k0000m030052000c.html
モスクワ市長選:実刑判決のナバリヌイ氏、立候補を継続
毎日新聞 2013年07月20日 20時15分
【モスクワ田中洋之】ロシアの反体制派ブロガーで禁錮5年の実刑判決を受けたアレクセイ・ナバリヌイ氏(37)は20日、9月8日に行われるモスクワ市長選への立候補を継続する考えを示した。ナバリヌイ氏は18日の判決直後に収監され、周辺から出馬見送りの情報が流れたが、釈放されて20日にモスクワ入りした同氏は支持者に「我々は選挙で勝利する」と述べた。ただ投票日前に有罪判決が確定すれば、立候補が取り消される見通し。
市長選には6人が立候補しており、最新の世論調査によると支持率はプーチン大統領に近い現職のソビャーニン氏が34%と優勢で、2位のナバリヌイ氏は4%にとどまる。だが、有罪判決への批判票がナバリヌイ氏に流れるとの観測もある。
6670
:
チバQ
:2013/07/21(日) 22:05:06
http://mainichi.jp/select/news/20130722k0000m030108000c.html
ベルギー:新国王即位 アルベール2世が退位
毎日新聞 2013年07月21日 21時35分
【ブリュッセル斎藤義彦】ベルギーで国王のアルベール2世(79)が21日退位し、フィリップ皇太子(53)が同日、新国王に即位した。1993年のアルベール2世の即位から20年での国王交代となった。ベルギーではオランダ語圏とフランス語圏の対立が強まっており、国の統合の象徴として分断をいかに防ぐかが新国王の課題になる。
アルベール2世が王宮で退位の式典を行った後、フィリップ新国王が議会で国王即位を宣言した。
アルベール2世は、高齢による体力低下を理由に3日に退位を表明していた。20日、最後の国民向けの声明で、「国の結束が重要だ」と連邦国家の維持を訴え、欧州統合をけん引するよう求めた。
フィリップ国王は分離独立派に嫌悪感を抱いているとされ、2014年の総選挙で国王が組閣担当者を指名する際、政治介入を行う可能性もとりざたされている。
前回、10年の総選挙では、分離独立派が躍進、両言語圏の勢力が対立したため540日間、政権が樹立できなかった。
6672
:
チバQ
:2013/07/22(月) 03:27:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130721-00000007-mai-eurp
<ローマ法王>22日からブラジル訪問 「脱欧州」象徴の旅
毎日新聞 7月21日(日)8時30分配信
フランシスコ・ローマ法王=福島良典撮影
【ローマ福島良典】世界のキリスト教カトリック信徒約12億人の頂点に立つフランシスコ・ローマ法王(76)が22日から1週間の日程でブラジルを訪問する。初の中南米出身法王による南米訪問は、バチカン(ローマ法王庁)の「脱欧州」傾向を象徴する旅となる。「貧者の教会」を掲げる法王は滞在中、スラム地区や病院を訪れ、独自色を打ち出す。
訪問は、リオデジャネイロで開かれるカトリックの祭典「世界青年の日」大会への出席が主な目的。法王は7月8日、地中海に浮かぶイタリア最南端ランペドゥーサ島を訪れたが、外遊は3月の就任以来初めて。歴代法王のブラジル訪問は5回目。
訪問は前法王のベネディクト16世(86)の在位中に決まっていた。だが、前法王が今年2月に退位したため、後任のフランシスコ法王が参加することになった。フランシスコ法王は19日、ベネディクト16世を訪ね、共に大会の成功と旅路の安全を祈った。
法王交代に伴い旅程も変更された。バチカン報道官によると、フランシスコ法王は、聖母マリアゆかりの巡礼地アパレシーダ、リオのスラム地区、薬物・アルコール依存症患者のための医療更生施設への訪問を日程に加えたという。
人とのふれあいを重視する法王の意向で、一般信徒との面会では防弾車でなく、オープンカーが使用される。スラム地区では徒歩で地区内を巡って住民宅を訪れ、サッカー場でも住民と面会する予定。バチカン報道官によると、銃器や薬物は地区から一掃されており、安全だという。
ブラジルで起きた反政府デモの影響についてバチカン報道官は「デモは反法王や反教会ではない。法王の発するメッセージは社会との連帯だ」と指摘。安全面は「状況に対応するブラジル当局の能力に全幅の信頼を寄せている」と語った。
ブラジルでは近年、カトリックからプロテスタントに信徒が流出しており、若者をいかに引き付けるかがカトリック教会の課題。約1300年ぶりの「非欧州法王」は清貧を訴えてバチカン改革に取り組み、民衆の共感を呼んでいる。
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名無しさん
:2013/07/23(火) 20:06:24
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130723/erp13072314160007-n1.htm
慶事続き、喜びの英国 若者の王室支持も顕著に
2013.7.23 14:13
22日、バッキンガム宮殿前に掲示された、キャサリン妃の男児出産を知らせる書面(手前)を見ようと集まった市民ら=ロンドン(ロイター=共同)
【ロンドン=内藤泰朗】英国は、2011年のウィリアム王子とキャサリン妃の結婚、昨年のエリザベス女王即位60周年に続き、22日夜、長らく待ちわびたロイヤルベビーの誕生に、英国中が喜びに沸き立っている。英王室の慶事が、新たな慶事を呼び込んだ形だ。若者たちの王室支持も顕著になっている。
夕暮れ時の午後8時半。ロンドン中心のバッキンガム宮殿前に出産の告知書が張り出されたその瞬間、宮殿前に集まった数千人の人々は大歓声をあげた。
宮殿前広場の人だかりは次第に膨れ上がり、肩を組んで記念撮影をする人、シャンパンで乾杯する人らで広場はお祭り騒ぎ。あちこちから上がる「ハッピーバースデー」の歌声が広場を包んだ。
「歴史的な瞬間に立ち会えて、こんなに幸せなことはない」。ポーランドから来たという若者はこう喜びを表現した。ポーランドを含め欧州諸国ではすでに王室が消滅した国も多く、一種の“あこがれ”と映っているようだ。
米国から来たという若い女性の旅行者たちも、英王室文化へのあこがれを強調していた。それが英国の誇りにつながっている。
宮殿前には、若者たちの姿が目立った。第1子出産の一報が夜だったこともあるとみられるが、最新の世論調査でも、英王室への支持率は77%と高く、しかも若年層に「反王室」派は少なかった。
「キャサリン妃にはプリンセス(王女)も産んでほしい」との声が、早くも聞こえている。
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名無しさん
:2013/07/23(火) 20:06:45
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130723/erp13072313120006-n1.htm
王子は“イクメン”か 新しい育児に注目
2013.7.23 13:10
ウィリアム王子夫妻=2012年12月(AP=共同)
【ロンドン=内藤泰朗】第1子を出産したキャサリン妃と父親になったウィリアム王子は、自分たちの手で子育てすることに関心を示していると伝えられている。国内外のメディアは、これまでの英王室の伝統を破る、珍しい“イクメン”王子になるのではないかと注目している。
それによると、王室ではこれまで、子どもの世話をベビーシッターや家庭教師に任せてきたが、ウィリアム王子たちは、自分たちが極力、育児に参加したいと考えている。
退院後、英西部ウェールズの空軍基地に勤務するウィリアム王子は、出産に合わせて2週間の休暇を取得し、家族3人の新生活を始める。赤ちゃんのおむつ替えなど身の回りの世話もする意向だという。
ウィリアム王子の母、故ダイアナ元妃も2人の息子を母乳で育てるなど、王室の伝統に縛られない子育てをした。
ただ、当面は、改修工事が進行中のロンドンの新居ではなく、南部バークシャー州にあるキャサリン妃の実家で母親のキャロルさんに助けてもらいながら子育てをすると伝えられている。ロンドンにあるケンジントン宮殿には、改装工事が終わる今秋に入居するものとみられている。
ウィリアム王子は救助用ヘリコプターの操縦士としての勤務を今秋で終了する見込みで、王子のイクメン生活がどのような内容になるのか、英国民の関心は尽きない。
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チバQ
:2013/07/23(火) 21:11:56
http://mainichi.jp/select/news/20130724k0000m030012000c.html
ローマ法王:清貧の姿勢、ブラジルの若者も好意的
毎日新聞 2013年07月23日 18時12分(最終更新 07月23日 19時08分)
集まった人々に手を振るフランシスコ・ローマ法王=ブラジル・リオデジャネイロで2013年7月22日、AP
拡大写真 【リオデジャネイロ(ブラジル南東部)福島良典】南米アルゼンチン出身のフランシスコ・ローマ法王による1週間のブラジル訪問が22日、スタートした。ブラジルでは6月にバス料金の値上げをきっかけに汚職糾弾の反政府デモが全国に広がった。だが、法王ブラジル到着日のデモは散発的で、「貧者の教会」をモットーに掲げる法王の清貧の姿勢が、キリスト教カトリックの信徒でない若者にも好意的に受け止められているようだ。
反政府デモに参加したリオデジャネイロ州立大学生のラファエル・オリベイラ・デナダリさん(26)。「政府はサッカー・ワールドカップ(W杯)は誘致するが、病院や学校に投資していない」と憤る。デナダリさん自身はモルモン教徒(末日聖徒イエス・キリスト教会の会員)だが、「病院訪問を計画するなど私たちに範を示している」と法王の弱者救済姿勢には好意的だ。
一方、法王到着直後の22日夕、デモに駆け付けたリオ連邦大学生のブレノ・ボテリョ・リベイロさん(23)は「デモ隊には法王の言動を好ましく思っていない人々もいる。私は宗教を組織化して、人々をコントロールしようとするカトリック教会の階級制に反対だ」と打ち明ける。
法王への熱烈歓迎ムードに沸くカトリック側はおおむね反政府デモに理解を示す。ブラジル南部パラナ州の大学生、ナタリア・コルシさん(20)は「カトリック教徒の若者が(社会の)『変革』を望む気持ちは反政府デモに参加した人と同じだ」と語る。AP通信によると、ブラジル司教協議会は6月下旬、非暴力を条件に「デモに対する連帯と支持」を表明した。こうした教会の姿勢を踏まえ、フランシスコ法王もブラジル訪問にあたり若者の社会参加を促している。
カトリック教徒約12億人の4割強が集中する中南米諸国の中でもブラジルは1億数千万人のカトリック教徒を擁する世界最大のカトリック国。だが、近年、歌や踊りで若者を引き付けているプロテスタント系に信者が流れる傾向が続き、これまで以上に、若者の声に耳を傾ける重要性が高まっている。
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:
チバQ
:2013/07/24(水) 21:44:11
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130724/mds13072421220003-n1.htm
エジプト国防相が異例のデモ呼びかけ 「テロに対抗」 同胞団に打撃
2013.7.24 21:18
エジプト国営テレビが放映したカイロで演説するシーシー第1副首相兼国防相の映像=24日、(AP)
【カイロ=大内清】エジプトでクーデターを主導した軍トップのシーシー第1副首相兼国防相は24日、首都カイロでの演説で、「(軍に)暴力とテロに対抗する力を与えてほしい」と述べ、国民に対し、26日の金曜に行われる暫定政権支持派のデモに参加するよう呼びかけた。失脚したモルシー前大統領の出身母体であるイスラム原理主義組織ムスリム同胞団など親モルシー派にさらなる強硬姿勢を取るため、民衆からのさらなる支持を求めた形だ。
表向きは中立の軍が、公然とデモの動員に動くのは極めて異例。26日には同胞団もデモを呼びかけており、反発は必至。大規模な衝突が懸念される。
またシーシー氏は、カイロで抗議活動を続けている同胞団を、「国を破壊する連中だ」と痛烈に非難。「われわれの決定が覆ることはない」とも語り、米欧などが求めているモルシー氏の釈放には応じない考えもにじませた。モルシー氏はクーデターが起きた3日以降、軍の拘束下にある。
演説に先立つ24日未明、北部マンスーラの警察署近くで爆弾が爆発し、警官1人が死亡、28人が負傷した。犯行声明は確認されていないが、親モルシー派によるテロの可能性もあるだけに、シーシー氏としてはこの機に同派を「暴力集団」だと印象づけ、同胞団にさらなる打撃を与える狙いがあるとみられる。
6677
:
チバQ
:2013/07/24(水) 21:44:27
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130724/asi13072421250001-n1.htm
パキスタン与党、大統領候補にフセイン氏擁立
2013.7.24 21:24
パキスタンの与党パキスタン・イスラム教徒連盟シャリフ派(PML−N)は24日、ザルダリ大統領の任期満了に伴う大統領選にマムヌーン・フセイン元シンド州知事を擁立した。大統領選は上下両院と州議会の議員の投票による間接選挙で行われるため、フセイン氏の当選が確実視されている。また、大統領選は8月6日に行われる予定だったが、最高裁は7月30日に変更するよう命じた。(ニューデリー 岩田智雄)
6678
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チバQ
:2013/07/25(木) 20:26:44
http://mainichi.jp/select/news/20130726k0000m030045000c.html
ジンバブエ:大統領選強行へ…周辺国や米は延期要求
毎日新聞 2013年07月25日 19時28分(最終更新 07月25日 19時53分)
【ヨハネスブルク服部正法】アフリカ南部ジンバブエで31日に大統領選が予定されている。南アフリカなど周辺国や米国は、民主化や改革が進んでいないことを理由に延期を求めているが、ムガベ大統領(89)は強気の姿勢を崩さず、発言はヒートアップするばかり。選挙の強行は欧米の経済制裁緩和・解除を遠のかせ、約200人が死亡した前回(2008年)選挙のような与野党支持者の対立激化の可能性もはらんでいる。
ムガベ大統領は先月、次期大統領選・議会選の7月31日実施を発表。これに対し、ムガベ氏と事実上の一騎打ちとなる公算の大きいツァンギライ首相が率いる旧野党「民主変革運動(MDC)」は、ムガベ氏寄りの軍・治安当局による政治活動への干渉排除などの改革を先行すべきだと、選挙延期を訴えている。
また、米国務省は「選挙準備における透明性の欠如」などを指摘。英外務省も「選挙やその他の民主的な改革が達成されていない」と批判した。
だが、ムガベ大統領は聞く耳持たずで「米国人は狂っている」などと、発言をエスカレートさせている。
だが、今月中旬に実施された警察官らの期日前投票では、投票用紙の数が足らないなどの理由で半数以上が投票できない事態に。ジンバブエ政府は欧州連合(EU)や米国の選挙監視員の入国を許可しない方針で、本番での混乱が懸念される。
ムガベ大統領は1980年の独立以来国を率い、独裁的傾向を強めてきた。前回大統領選では、ツァンギライ氏が第1回投票で得票率48%を記録し、同43%のムガベ氏を上回った。しかし、大統領派がMDC支持者らを弾圧し多数の避難民や死者が出て混乱。ツァンギライ氏が決選投票から撤退し、ムガベ氏が当選を決めた。その後、南アの仲介で与野党が連立政権樹立で合意し、ツァンギライ氏が首相に就任した。
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:
チバQ
:2013/07/25(木) 20:27:30
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130725/erp13072518050012-n1.htm
まだ生まれたばかりの英ジョージ王子最初の訪問は豪、NZか
2013.7.25 18:03
23日、ロンドンのセント・メアリー病院を出る英王室のロイヤルベビーとウィリアム王子(ゲッティ=共同)
英紙デーリー・テレグラフは25日までに、英王室のウィリアム王子(31)とキャサリン妃(31)の間に22日に生まれたジョージ王子が、1年以内にオーストラリアとニュージーランドを訪問する可能性がある、と報じた。
ウィリアム王子夫妻は2011年6〜7月に結婚後初の海外公務として、英連邦諸国の一つでエリザベス女王を元首とするカナダを訪問。英連邦主要国のオーストラリアとニュージーランドが夫妻の次の訪問先として有力視されており、ジョージ王子を連れていくことが見込まれるという。
オーストラリアでは、君主制を廃止して共和制を導入すべきだとの議論がくすぶっており、王室への支持を固める狙いもあるとみられる。
チャールズ皇太子と故ダイアナ元皇太子妃も、ウィリアム王子が生まれた翌1983年に同王子を連れてオーストラリアなどを訪問した。ジョージ王子はウィリアム王子夫妻の第1子で、将来の英国王となる。 (共同)
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:
チバQ
:2013/07/25(木) 21:07:59
http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20130725-OYT1T00986.htm?from=main8
「世界トイレの日」決議…国連、普及を後押し
【ニューヨーク=加藤賢治】国連総会は24日、途上国で深刻な衛生問題への取り組みを強化するため、11月19日を「世界トイレの日」とする決議案を全会一致で採択した。
決議は、トイレがない場所での排せつは「公衆衛生に極めて害がある」として、加盟国や国連機関に対し、貧困層への衛生施設提供を急ぐよう求めている。
国連によると、世界で約25億人がトイレなど衛生施設にアクセスがなく、このうち11億人が屋外での排せつを余儀なくされている。下痢が原因の病気で1日に約2000人の子供が死亡し、学校にトイレがないため通学を断念する女性も多いという。
決議は、シンガポールの民間団体「世界トイレ機関」が行っているトイレ普及活動を後押しするもの。11月19日は同団体の設立日。
(2013年7月25日20時39分 読売新聞)
6681
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チバQ
:2013/07/26(金) 22:17:13
http://mainichi.jp/select/news/20130726k0000e030225000c.html
法王:不平等の是正、先進国に促す スラム地区訪問
毎日新聞 2013年07月26日 12時33分(最終更新 07月26日 12時41分)
ブラジル・リオデジャネイロのスラム街を訪れ、市民に手を振るフランシスコ・ローマ法王=2013年7月25日、AP
拡大写真 【リオデジャネイロ(ブラジル南東部)福島良典】ブラジル訪問中のフランシスコ・ローマ法王は25日、リオデジャネイロ北方のスラム地区を訪れ、先進国や富裕層に対して「世界にはびこる不平等」の是正に取り組むよう求めた。
法王はスラム地区のサッカー場で「誰も不平等に対して無神経でいることはできない」と指摘し、「持てる者」や先進国政府に対して「より公正な世界を追求し続けるよう」求めた。また、6月にブラジル全土へ広がった汚職糾弾の反政府デモを念頭に「状況は変わり得る」と述べ、社会正義実現への希望を持ち続けるよう若者らに促した。
また、法王は25日、リオ南部コパカバーナの海岸で、キリスト教カトリックの祭典「世界青年の日」大会の主要行事の一つである若者の大規模集会に出席。「モノ、カネ、権力はつかの間の幸福幻想をもたらすだけで、私たちを満足させはしない」と述べた。
集会には中南米の若者を中心に世界約190カ国から推定約150万人が参加。コロンビアから友人らとリオ入りした大学生のアンドレス・メヒアさん(21)は「初の中南米出身法王は『カトリック界のロックスター』のような存在だ。行動で範を垂れるのがすばらしい」と語った。
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ロックフェラー帝国の陰謀-見えざる世界政府
:2013/07/26(金) 22:39:24
東京地検特捜部は、アメリカの犬。
大衆は、ロックフェラーが死んでも、謀略の全てが消え去ったと勘違いしないように。その上がいる。
その関連:官僚、自民党、森喜朗、CIA
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自民党・森喜朗・CIAは、昔から結託している!!
:2013/07/28(日) 20:26:31
自民党・森喜朗・CIAは、昔から結託している!!
東京地検特捜部は、日本国内操縦売国エージェント!!
国民は騙されるな!!
工作員による、撹乱文・撹乱サイトに注意!!
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チバQ
:2013/07/28(日) 21:08:54
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130728/mds13072820150007-n1.htm
クウェート、政府支持派が勝利 議会選の開票終了
2013.7.28 20:11
クウェート市で国民議会選の投票を行う女性=27日(共同)
ペルシャ湾岸の産油国クウェートで27日行われた国民議会(定数50)選挙は28日、開票が終了し、政府支持派が大半の議席を獲得して勝利した。野党勢力は選挙制度変更への反発から、昨年12月の前回選挙に続いてほとんどがボイコットし、数議席の獲得にとどまった。ボイコットしたイスラム組織「イスラム立憲運動」のムハンマド・ダラル元国民議会議員は共同通信に対し、「議会多数派から首相が選ばれる民主的な制度を目指し、今後も街頭デモなどを行う」と表明、政治対立は続きそうだ。
地元メディアなどの開票結果の分析によると、前回躍進した政府寄りのイスラム教シーア派が議席を17から8に減らし、スンニ派やリベラル勢力が増やした。女性は1減の2人。16人が新人。投票率は前回より高い52・5%だったが、ボイコット前の60%台には届かなかった。
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チバQ
:2013/07/28(日) 21:10:28
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130728/asi13072816530001-n1.htm
カシミール地方の治安悪化 武装勢力襲撃やパキスタン交戦
2013.7.28 16:50
7月18日、インド北部ジャム・カシミール州スリナガルで、警官隊にデモを阻止される分離独立派組織「ジャム・カシミール解放戦線」のメンバーら(岩田智雄撮影)
インドのPTI通信によると、北部ジャム・カシミール州ソポレで28日、警官が武装勢力の銃撃を受けて死亡した。PTIは、パキスタンとの実効支配線付近でも27日、インド軍国境警備隊がパキスタンから2度の越境攻撃を受け、インド兵1人が負傷したと伝えた。交戦について、パキスタン政府はインドの不当な攻撃でパキスタン兵1人が死亡、1人が負傷したとしてインド軍を非難した。カシミール地方では、イスラム教のラマダン(断食月)が続く中、治安が悪化している。(ニューデリー 岩田智雄)
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チバQ
:2013/07/28(日) 21:16:18
http://mainichi.jp/select/news/20130728k0000m030062000c.html
エジプト:モルシ派、怒りと悲壮感 疑心の連鎖も
毎日新聞 2013年07月28日 00時49分(最終更新 07月28日 00時55分)
【カイロ秋山信一】エジプトの首都カイロ北東部で27日未明に起きた治安部隊とモルシ前大統領支持派の衝突。発生から半日が過ぎても現場には治安部隊が発射した催涙ガスの刺激臭が漂い、幾重にも築かれたバリケードを挟んで、治安部隊とモルシ派がにらみ合いを続けていた。軍や治安部隊は攻勢を強める意向で、現場近くのモルシ派の集会場には、怒りと悲壮感が入り交じった重たい空気が流れていた。
「怪しいやつを捕まえたぞ」。27日午後、衝突現場から約2キロ離れたモルシ氏の出身母体・イスラム組織ムスリム同胞団の集会場の入り口に、オートバイが滑り込んできた。手首と足首を縛られた男性が横倒しに乗せられている。
拘束された男性は、同胞団の拠点ラバ・アダウィーヤ・モスク近くのテントに連行された。「お前はスパイだろ」。尋問が続く。記者が近づこうとすると、あごひげを蓄えた同胞団のメンバーに阻止された。「何もしていない」と叫ぶ男性の声が聞こえた。内務省によると、26日以降、同胞団の集会場ではスパイだと疑われるなどして9人が殺害された。憎しみと疑心の連鎖は、日に日に拡大している。
衝突は27日午前2時ごろ、ラバ・アダウィーヤ・モスクから約2キロ西にある「10月6日陸橋」のたもとで起きた。同胞団側は「(陸橋の南側にある)アズハル大学の建物屋上から狙撃手がデモ隊を銃撃した」と主張。現場にいたという同胞団メンバーのハサン・ムハンマドさん(28)は「実弾も使われた」と証言し、街路灯に残る銃痕と薬きょうを見せてくれた。遺体を搬送した同胞団支持の会社社長、イマーム・ユセフさん(51)は「遺体の大半は頭部や心臓を撃たれていた。モスクに45体しか収容できず、外にも安置した」と話した。内務省は実弾使用を否定している。
同胞団は集会場周辺に、歩道のレンガをはがして積み上げた高さ約1メートルのバリケードを幾重にも設置。数千人が路上のテントで寝泊まりしている。バリケードの外は軍や治安部隊の装甲車が2週間以上取り囲んでいる。近所でパン屋を営むアフマド・アブドルサラムさん(35)は「軍か、同胞団か、どちらが正しいのか分からない。早く平和になるよう神に祈るしかない」とつぶやいた。
◇デモ隊へ攻撃 英外相が非難「中止求める」
【ロンドン小倉孝保】エジプトで治安部隊とデモ隊の衝突で多数の死者が出た事件を受け、英国のヘイグ外相は27日、「エジプト当局に対し、平和的抗議行動を尊重し、デモ隊への攻撃を止めるよう求める」と述べた。
6687
:
チバQ
:2013/07/28(日) 21:27:31
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013072800065
31日に大統領選=ムガベ、ツァンギライ氏再対決−ジンバブエ
ジンバブエのムガベ大統領(左)とツァンギライ首相(AFP=時事) 【ロンドン時事】アフリカ南部ジンバブエで31日、大統領選が実施される。3月の国民投票で承認された新憲法下で初の選挙となり、ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU−PF)を率い、33年にわたって政権の座にあるムガベ大統領(89)と、旧野党・民主変革運動(MDC)のツァンギライ首相(61)との事実上の一騎打ちとなる。
経済復興を約束し、さらに5年の任期を目指すムガベ氏に対し、ツァンギライ氏は「33年にわたる『失策政府』と、『明るい未来の約束』との間の選択だ」と訴えている。(2013/07/28-14:32)
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チバQ
:2013/07/28(日) 21:28:14
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013072800111
大統領選の投票始まる=国家再建へ節目、投票率も焦点−マリ
28日、パリで、マリ大統領選の在外投票を行うフランス在住マリ人(AFP=時事) 【パリ時事】西アフリカ・マリで28日、大統領選の投票が始まった。2012年3月の軍事クーデター、武装勢力による北部占領、13年1月の旧宗主国フランスによる軍事介入と混乱が続いたマリで、大統領選は国家再建に向けた重大な節目と位置付けられている。
大統領選には出馬を取り下げた1人を除き27人が立候補。過半数の票を獲得する候補がいない場合、上位2人による8月11日の決選投票に決着が持ち越される。
現地からの情報によると、イブライム・ブバカル・ケイタ元首相(68)とスマイラ・シセ元財務相(63)の2人が優位に選挙戦を進めているもよう。モディボ・シディベ元首相(60)、スマナ・サコ元首相(64)らも上位進出をうかがっている。(2013/07/28-17:29)
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チバQ
:2013/07/28(日) 21:30:48
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130728/k10013349211000.html
クウェート議会選挙 野党反発で混乱懸念
7月28日 11時4分中東のクウェートで議会選挙が行われましたが、野党側の中心となっている「ムスリム同胞団」などのイスラム勢力が選挙をボイコットし、今後、抗議行動が広がるなどして混乱が深まることも懸念されています。
クウェートでは、去年2月の議会選挙で、野党側が政府の汚職問題を追及して勝利しましたが、憲法裁判所が選挙を無効としたことから、野党側は大規模な抗議デモを行い、治安部隊との衝突が頻発するなど対立が続いています。
こうしたなか、27日、再び議会選挙が行われましたが、ムスリム同胞団などのイスラム勢力を中心とした野党側は「政府はみずからに有利になるよう選挙制度を一方的に変更した」として反発し、立候補者を擁立せずに選挙をボイコットしました。
今回の選挙の結果、与党側が議席の大半を占めるのは確実な情勢ですが、ムスリム同胞団を中心とする野党側は選挙の正統性を認めないと反発しています。
また、野党側は、エジプトで今月、事実上のクーデターでムスリム同胞団の政権が退陣させられた直後に、クウェート政府が40億ドルの巨額の支援を表明したことにも批判を強めています。
このため今後、野党側の抗議行動が広がるなどして、日本が石油の1割を依存する産油国のクウェートで混乱が深まることも懸念されています。
6690
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チバQ
:2013/07/28(日) 21:36:36
http://www.afpbb.com/article/politics/2958180/11087344
チュニジア野党幹部、自宅前で射殺される イスラム系与党を批判
2013年07月26日 09:57 発信地:チュニス/チュニジア
【7月26日 AFP】チュニジアの野党幹部、ムハンマド・ブラヒミ(Mohamed Brahmi)制憲議会議員(58)が25日、自宅前で武装集団に射殺された。同国では2月にも別の野党議員が暗殺されたばかりで、ブラヒミ氏が生前批判していたイスラム政党率いる政権の関与を疑う声が再び上がっている。
ブラヒミ氏の殺害は、首都チュニス(Tunis)中心部や同氏の出身地シディブジッド(Sidi Bouzid)の街頭で怒りの抗議デモを引き起こし、ゼネストも呼びかけられている。
国営のWatanyaテレビとTAP通信によると、ブラヒミ議員はチュニス近郊の自宅前で射殺された。同議員が所属していた左派の小政党の議員は、ラジオ放送で「ブラヒミ議員は妻と子どもたちの目前で蜂の巣にされた」と涙ながらに語った。
TAP通信が伝えた内務省の声明によると、ブラヒミ議員は自宅を出た直後に暗殺された。Watanyaテレビによると、至近距離から11発の銃弾を受けていたという。
2月6日に暗殺されたもう1人の野党議員、ショクリ・ベライド(Chokri Belaid)氏もまた、自宅前で殺害された。事件は当時、チュニジアの政界に危機をもたらし、政府は事件を黙認したとの非難を浴びた。(c)AFP/Hamida Ben Salah
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チバQ
:2013/07/28(日) 21:37:29
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2956634/11053331
「都市化」するシリア難民キャンプ、国連への電気代請求は月5000万円
2013年07月22日 19:59 発信地:アンマン/ヨルダン
【7月22日 AFP】空から見下ろした中東ヨルダンの砂漠の真っただ中に、整然と広がる移動式住宅やテントの「街並み」──内戦状態のシリアから逃れてきた人々が暮らすザータリ難民キャンプ(Camp Zaatari)は、急速に小さな都市と化しつつある。
この難民キャンプが開設されたのは、わずか1年前。何か月も続く内戦に傷つき、命からがら祖国を脱出してきた大量のシリア難民を保護するという悪夢のような使命に、ヨルダンは直面した。
現在、このキャンプにはよりどころを無くした11万5000人が暮らす。夜になれば国境の向こう側から砲弾の音が響き渡るが、それでもシリア難民たちはくじけることなく、再び立ち上がって自活していく決意を固めている。
■「楽しきわが家」再生へ
難民テントの多くは、プラスチックとアルミニウムでできたコンテナ住宅に置き換えられつつある。設置費用は1戸当たり2500ドル(約25万円)。既に1万6500戸が完成し、近く3万戸に達する見込みだ。
「まさしく『楽しきわが家(Home! Sweet Home!)』です」。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の現地責任者、キリアン・クラインシュミット(Kilian Kleinschmidt)氏は18日、現地視察に訪れたジョン・ケリー(John Kerry)米国務長官を上空から案内しながら、英国民謡の題名を口にした。その言葉に皮肉な響きはみじんもなかった。
クラインシュミット氏が語ったのは、ありのままの事実だ。28か月に及んでいるシリア内戦に全く終わりが見えない中、難民キャンプではあきらめて長引くキャンプ生活を受け入れ、崩壊した生活を自ら立て直そうとする住民が増えているのだ。
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チバQ
:2013/07/28(日) 21:37:43
■根っからの商人たちが築いた新たな暮らし
ザータリ難民キャンプに暮らす人々の多くは、ヨルダンと国境を接するシリア南部ダルアー(Daraa)県から逃れてきた。シリア軍と反体制派の武力衝突へと激化していったバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)政権に対する2011年3月の蜂起の発端となった地だ。
「ダルアーの人々は、根っからの商人だ。ほとんど何でも取り引きするので驚かされる」と、クラインシュミット氏は報道陣に説明した。
仮設住宅の前庭は泥よけのためにセメントで固められ、小さいながらも「家の象徴」として噴水まで造ってある家も見られる。商才に長けた難民たちは、キャンプの電気網を「拝借」してキャンプ内のわずかな舗装道路に立ち並ぶ約3000軒の店舗や、580軒の料理店や屋台に電気を引いており、クラインシュミット氏の下に届く電気代は毎月50万ドル(約5000万円)に上る。
これらの通りはパリの大通りにちなんで「シャンゼリゼ」と呼ばれている。難民たちはここで喫茶や買い物を楽しみつつ、仮設住宅に付けるエアコンの値引き交渉さえしている。仮設住宅の多くには既に衛星放送用のパラボラアンテナが取り付けられている。タクシーも10台あり、高値を吹っかけては人々を乗せてキャンプ内を走り回っている。
取り引きに使われる現金は、難民が持参してきたものもあるが、それよりも湾岸諸国か欧米で働く親戚からの送金が多い。
キャンプ内で仕事を探して回る人たちも多く、その中には子供たちの姿もある。闇取引が問題になっており、持ち物は何でも売りに出される。コンテナ住宅でさえ「また貸し」されたり、転売されたりと、UNHCRが許可していない方法で使用されている。
「街」には病院が3つ、学校も数か所ある。食料配給所は本部の他にパンのみを配るセンターもあり、1日に計5000個のパンを配給している。サッカー場や、滑り台やブランコのある公園も合わせて5か所ある。「約6万人いる子どもたちを飽きさせないことが大事」だとクラインシュミット氏は言う。だが、学校に通うべき年齢の子ども3万人のうち、授業を再開できているのは5000人だけだ。
■難民キャンプではなく「一時的な街」
キャンプ開設当初の数か月は、世界から見放されたと絶望し憤った難民たちが支援職員らに石を投げつけることも少なくなかった。現在も緊迫感は残るが、新たな理解が広がっていると思うとクラインシュミット氏は語る。「私が管理しているのは難民キャンプではなく、一時的な街だ。だから、ここは落ち着きつつある。私たちは対話を始め、将来の展望を描き始めている。完全な絶望から人々を脱け出させる手助けもできている」
しかし、この考えは、既に人口のかなりの部分をパレスチナ難民が占めているヨルダン政府の方針とはそぐわない。ヨルダンのナーセル・ジュデ(Nasser Judeh)外相は「わが国としては、キャンプが閉鎖され、全ての難民がそれぞれの自宅や暮らしに戻ることを祝う日を常に待ち望んでいる」と述べている。
ザータリ難民キャンプだけでも、1日当たりの運営費は約100万ドル(約1億円)に上る。(c)AFP/Jo Biddle
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チバQ
:2013/07/28(日) 22:34:49
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130728/mds13072801100001-n1.htm
チュニジアで議員52人、抗議の辞職 野党幹部暗殺で
2013.7.28 01:09
【カイロ共同】チュニジアからの報道によると、世俗派野党幹部、ブラヒミ制憲議会議員の暗殺事件に抗議して27日までに、世俗派などの同議会議員52人が辞職した。同議会の定数は217議席。世俗派は議会解散や挙国一致政権の樹立を求めている。
一方、ブラヒミ議員の葬儀が27日、首都チュニスで行われ、1万人以上が参列、数千人規模のデモ隊が機動隊と衝突し負傷者も出た。事件を防げなかったとしてイスラム政党アンナハダが率いる政府への批判が噴出している。
チュニジアでは2月にも、アンナハダを批判していた世俗派野党指導者ベルイード氏が暗殺された。ベンジェッド内相によると、両事件で使われた凶器の拳銃は同一で、いずれもイスラム厳格派の関与が浮上しているという。
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:
チバQ
:2013/07/28(日) 23:03:25
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130727/erp13072707280000-n1.htm
「信仰心の侮辱」「同性愛の宣伝」…ロシアの新法に「社会の非寛容を助長」と懸念
2013.7.27 07:24 (1/2ページ)
【モスクワ=遠藤良介】ロシアで今月、「信仰心の侮辱」と「同性愛の宣伝」をそれぞれ禁止する新法が発効した。都市部で反政権機運の高まりに直面しているプーチン政権が、ロシア正教会の信徒と重なる保守層の支持固めを狙った動きと受け止められている。ただ、人の精神を対象とした新法は恣(し)意(い)的な運用や反政権派などの抑圧につながりかねず、社会の「非寛容」を助長することへの懸念が国内外から出ている。
信仰心に関する新法は、「社会に対するあからさまな不敬の表現」や「信徒の宗教感情の侮辱」を禁じ、最大刑罰を禁錮3年と規定。ロシア憲法は政教分離と世俗国家の原則を明確にしており、新法が「信仰」を「個人」よりも上に位置づけたことはリベラル派の批判を呼んでいる。
モスクワでは2011年末〜12年春に大規模な反政権デモが行われ、通算3期目のプーチン政権は抑圧路線を鮮明にしてきた。プーチン政権が人口の半数以上の信徒を抱える正教会と関係を深める“政教一致”も反発を呼んでいるため、新法はまず正教会保護を念頭に置いたものと考えられている。
12年2月には、女性バンドが正教会の総本山でプーチン氏批判のパフォーマンスを行い、後に禁錮2年の実刑判決を受けた。
一方、ロシア正教会は同性愛者に悔(かい)悛(しゅん)を求める立場をとっており、「同性愛宣伝」に関する新法にも正教会の影が指摘されている。同法は「未成年者の間での宣伝行為」に罰金刑を科す内容だが、広く同性愛者の権利擁護活動にも適用される恐れがあり、欧米諸国が懸念を示してきた。
新法が審議された5月には南部ボルゴグラードで当時23歳の男性が同性愛憎悪から殺害される事件が発生。最近も北西部のムルマンスクで同性愛者の権利に関するドキュメンタリーを撮影していたオランダ人4人が拘束され、3年間の入国禁止措置がとられた。
ロシアは来年2月に南部ソチで冬季五輪を開催することになっており、国際五輪委員会は「選手や関係者、観客らに差別なく競技が行われるよう保証する」とする声明を出した。
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チバQ
:2013/07/28(日) 23:49:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130728-00000058-jij-m_est
モルシ派排除へ準備=流血拡大不可避か―エジプト
時事通信 7月28日(日)18時37分配信
【カイロ時事】エジプト治安当局は28日、カイロ東部のモスク(イスラム教礼拝所)一帯を占拠し、集会を続けるイスラム組織ムスリム同胞団出身のモルシ前大統領支持派の強制排除に向け、準備を進めた。実力行使に出れば、再び流血の事態に発展するのは避けられそうにない。状況は緊迫の度を増している。
モルシ派は1カ月前から一帯を占拠。3日にモルシ氏が軍の事実上のクーデターで解任・拘束された後は釈放と復権を求め、24時間態勢で座り込みを続けている。
ただ、近隣にはモルシ派に批判的な住民も多い。占拠が長期化して交通が遮断されるなど日常生活に大きな支障が発生している。
当局に対する苦情申し立ても出ている。イブラヒム内相は27日、「申し立てに対する検察の判断を待っているところだ」と述べ、司法判断に基づいて排除に踏み切る考えを示した。
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チバQ
:2013/07/29(月) 20:44:30
http://mainichi.jp/select/news/20130729k0000e030201000c.html
同胞団:抗議運動広がる チュニジアとリビア
毎日新聞 2013年07月29日 15時00分(最終更新 07月29日 15時11分)
27日、リビア東部ベンガジで、ムスリム同胞団に批判的だった政治活動家の暗殺に抗議する人たち=ロイター
拡大写真 【カイロ秋山信一】北アフリカのチュニジアとリビアで、イスラム組織ムスリム同胞団に批判的な政治活動家が相次いで暗殺され、同胞団に対する抗議運動が広がっている。エジプトでも世俗色の強い軍によるクーデターで同胞団政権が倒れた。3カ国とも中東の民主化要求運動「アラブの春」で独裁政権が崩壊した後、イスラム主義が台頭したが、世俗主義の巻き返しの動きが強まっている。
ムスリム同胞団は1928年にエジプトで発足し、アラブ各国に組織がある。同胞団は国ごとに指揮系統が異なると主張しているが、連携しているとの見方がアラブ政界では強い。社会活動や政治参加を通じ、徐々にイスラム化を進めるという思想は共通している。
ロイター通信によると、リビアでは26日、同胞団に批判的な政治活動家が東部ベンガジで暗殺された。27日には首都トリポリやベンガジで、制憲議会の第2党でもある同胞団系の正義開発党の事務所が反同胞団のデモ隊に襲撃された。チュニジアでも25日に野党指導者が暗殺され、首都チュニスなどで連日、同胞団系の与党アンナハダに対する数千人規模の抗議デモが起きた。
いずれの事件も犯人は逃走しているが、チュニジアの事件では、イスラム教の厳格な適用を求めるサラフ主義者(サラフィスト)が関与したと治安当局はみている。
エジプトを含めた3カ国では、国民の大半はイスラム教徒だが、2011年の革命前は政治と宗教を分離する世俗主義政権が長く続き、イスラム教を社会に適用する動きは抑えられてきた。だが革命後の選挙では、イスラム礼拝所(モスク)などを通じて社会に根を張る同胞団が躍進。サラフ主義者の活動も活発化し、世俗派との対立が生まれた。
同じイスラム勢力でも、急進的なサラフ主義者と、段階的にイスラム化を進めようという同胞団は、思想が異なる。だが世俗派には、同胞団がサラフ主義者の過激な活動を容認しているとの見方が強い。こうした不満が、暗殺事件を契機に噴出した格好だ。
一方、エジプトのクーデターを契機に、これまで穏健とされてきた同胞団が過激化することも懸念されている。エジプトでは既に一部が武装し、治安当局と衝突している。武力によって政権を追われたことで、武装闘争路線に転じる可能性も出てきている。
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チバQ
:2013/07/29(月) 20:44:56
http://mainichi.jp/select/news/20130729k0000e030137000c.html
ローマ法王:巧みな説教で聴衆引き付ける ブラジルで
毎日新聞 2013年07月29日 10時52分(最終更新 07月29日 13時11分)
28日、リオデジャネイロで、ブラジル訪問を終えて帰国便に乗り込むフランシスコ・ローマ法王=ロイター 【リオデジャネイロ(ブラジル南東部)福島良典】ブラジル・リオデジャネイロで開かれたキリスト教カトリックの祭典「世界青年の日」大会が28日、閉幕し、フランシスコ・ローマ法王は1週間のブラジル訪問を終えた。法王はカトリックの信仰をサッカーと比較するなど巧みな説教で、世界に対して「開かれた教会」である必要性を説き、聴衆を引き付けた。
「イエスは私たちに(サッカーの)ワールドカップ(W杯)よりも大きなものを与えてくれる」(27日、若者との祈りの集いで)
法王は大のサッカーファン。ブラジルで2014年のW杯開催に反対する若者らの反政府デモが6月に起きたことを踏まえ、ユーモアを込めて信仰の重要性を力説した。サンパウロの大学生、エベルトン・ギマラエスさん(28)は「W杯はカネ食い虫。麻薬に手を出す若者を信仰に導けば、取り締まる警察に予算を投入するよりも良い」と話した。
「教区に閉じこもっていてはいけない。ドアから出て行って、人に会わなければだめだ」(27日、ミサで聖職者、神学生らを前に)
「開かれた教会」は法王の持論。オーストラリアから大会に参加したエマニュエル・セオ神父(36)は「すべての人に福音を伝えるというカトリックの根本メッセージを思い起こさせてくれた」と振り返る。フランスのジャン・バティスト神父(34)は「閉じこもっていたら酸素不足になる」と指摘。サンパウロの経理士、ロザンジェラ・フォンセカさん(50)はブラジルの聖職者に「もっと宣教を」と注文を付けた。
「(食べ物に塩や油を添加するように、あなた方の人生に)信仰を、希望を、愛を添加しなさい」(25日、歓迎式典で若者信徒に)
分かりやすい説教は庶民派法王の特徴の一つ。訪問中、オープンカーを降り信徒とふれあう場面が多かった。サンパウロ州の大学生、フェルナンダ・ロペスさん(25)は「法王は人々と一緒にいるのが好き。感動で泣いてしまった」と語った。
法王は次回「世界青年の日」大会が先々代のローマ法王、故ヨハネ・パウロ2世ゆかりのポーランド・クラクフで16年に開かれると発表した。
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チバQ
:2013/07/29(月) 21:54:41
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013072900034
マリ大統領選、開票作業に=ケイタ元首相優勢の情報
【パリ時事】西アフリカ・マリの大統領選は28日夕(日本時間29日未明)、投票が終了し、即日開票作業に入った。選管当局による集計結果は8月2日までに公表される。27人が立候補しており、過半数の票を得る候補がいない場合、上位2人による8月11日の決選投票に決着が持ち越される。
2012年3月のクーデター、武装勢力による北部占領、旧宗主国フランスによる13年1月の軍事介入と混乱が続いたマリで、大統領選は国家再建に向けた節目と位置付けられている。
AFP通信は地元メディアの情報として、イブライム・ブバカル・ケイタ元首相がリードしていると報じている。
マリ各地には国連平和維持活動(PKO)「国連マリ多元統合安定化派遣団(MINUSMA)」部隊が展開。イスラム武装勢力による投票所攻撃予告もあり、厳しい警戒態勢が敷かれたが、現地からの報道によれば、大きな混乱はなかったもようだ。(2013/07/29-08:36)
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チバQ
:2013/07/29(月) 22:09:13
http://www.cnn.co.jp/world/35035228.html
イタリア初の黒人閣僚に相次ぐ嫌がらせ、集会でバナナ投げる
2013.07.29 Mon posted at 10:51 JST
(CNN) イタリアで黒人初の閣僚に起用されたセシル・ケンゲ移民融和担当相が、26日の集会でバナナを投げつけられる事件があった。ケンゲ氏は3カ月前に大臣に任命されて以来、極右勢力などから差別的な発言や嫌がらせが相次いでいる。
同氏の広報によると、中部チェルビアの集会で演説していたケンゲ氏に向かって、聴衆の中にいた男がバナナ2本を投げつけた。バナナは観客席に落ち、演壇には届かなかったという。
警察はバナナを投げた男の行方を追っており、ケンゲ氏の身辺警護は強化された。ケンゲ氏本人は短文投稿サイトのツイッターに、「飢えや食糧危機で死ぬ人がいるのに、食べ物を無駄にするのは悲しいことだ」と書き込んだ。
26日の集会では同氏が登場する直前にも、赤いペンキを塗ったマネキンが、「移民殺人」という脅迫文と共に見つかっている。
ケンゲ氏はアフリカのコンゴ(旧ザイール)出身で、1980年代にイタリアに留学し、市民権を獲得した。
閣僚への起用に対しては極右勢力や移民排斥勢力が反発し、2週間前には移民反対を唱える政党「北部同盟」のロベルト・カルデローリ上院議員がケンゲ氏を「オランウータンに似ている」と発言。同党関係者も差別的な発言を繰り返し、ケンゲ氏が同党の地盤地域を遊説した際には殺人の脅迫を受けている。
これに対してイタリアのレッタ首相は、直ちにこうした発言や嫌がらせをやめるよう北部同盟に要求した。
6701
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チバQ
:2013/07/30(火) 23:59:12
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2013073002000131.html
ジンバブエ 31日大統領選 混乱再燃を懸念
2013年7月30日 朝刊
【ロンドン=石川保典】アフリカ南部のジンバブエで三十一日、大統領選が行われる。一九八〇年の英国からの独立以来、三十三年間政権の座にあり、独裁色の強いムガベ大統領(89)と、旧野党を率いるツァンギライ首相(61)の事実上の一騎打ちになる。両氏が激しく争った二〇〇八年の前回は政権側が野党を弾圧、多数の死傷者を出した。周辺国の仲介で連立政権ができたが、今回の選挙が再び、混乱の引き金になるとの懸念が高まっている。
ツァンギライ氏が優勢だった〇八年の大統領選では弾圧で約二百人が死亡し、同氏は決選投票から撤退した。国際的な批判の中でムガベ氏が五期目の就任を強行し、欧米が制裁を強化。南アフリカなどの仲介で翌年、連立政権が樹立された。大統領の任期を制限し、議会の権限を強める新憲法が三月に国民投票で承認され、ムガベ氏は七月の大統領・議会選の実施を表明した。
ツァンギライ首相は、メディアや治安当局の改革が進まず公正な選挙が保証できないと反対し、南アのズマ大統領もムガベ氏に延期を要求したが、はねつけられた。
ジンバブエは、〇〇年代に白人への不寛容政策に転じて以降、経済が悪化して最悪時で年二億%以上のインフレとなり、野党弾圧も強化された。連立樹立後は政治・経済の混乱が収束していただけに、選挙を強行するムガベ氏に米国も懸念を表明している。
政党間での暴力事件も既に発生。在ハラレの外交筋は「首相が有利という見方が多く、一回目の結果次第で混乱する恐れがある」とみる。
選挙管理委員会は八月五日までには結果を発表し、過半数の得票者がいなければ九月十一日に決選投票がある。〇八年はツァンギライ側が独自に勝利宣言した後、弾圧された。公式発表は投票日の一カ月以上後で、得票率は同氏48%、ムガベ氏43%だった。
<ジンバブエ> 旧英国植民地で、1965年に植民地政府がローデシアとして独立を宣言。人種差別政策に対し、ムガベ氏ら率いる黒人組織が中国の軍事支援を受けてゲリラ闘争を展開。80年の総選挙で黒人政権が誕生し、独立した。ムガベ氏は初代首相、87年から大統領。白人社会との融和政策で経済は発展し「ジンバブエの奇跡」と呼ばれた。2000年代、白人農場を強制収用して不寛容政策に転じてから国が混乱。独裁色を強めた。
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チバQ
:2013/07/31(水) 00:05:48
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130730/erp13073023220007-n1.htm
中国に急接近の独裁国家ベラルーシ 「スラブの兄弟」露はいらだち
2013.7.30 23:21 (1/3ページ)[ロシア]
16日、北京の人民大会堂で行われた歓迎式典で、中国の習近平国家主席(左)と閲兵するベラルーシのルカシェンコ大統領(AP)
【モスクワ=佐々木正明】旧ソ連のベラルーシに対し、中国が影響力を強めている。ベラルーシのルカシェンコ大統領は今月中旬に中国を訪れ、15億ドル(1500億円)相当の経済投資協定に署名。首都ミンスクでは「欧州最大」の中国工業団地の建設計画が始動した。経済危機に悩むベラルーシがロシアに資金援助を断られ、中国へ接近した形だ。ロシアとベラルーシは「スラブの兄弟国」として緊密な関係にあるだけに、中国の進出ぶりはロシアをいらだたせそうだ。
ルカシェンコ大統領は3日間の日程で北京を訪問、習近平国家主席や李克強首相らと相次いで会談した。
大統領は「中国は世界をひっぱる大国だ。今日、世界の熱気はワシントンやブリュッセルにはなく、北京にある」と中国を持ち上げた。露メディアは「ロシアにも使ったことのない賛辞」だと伝えた。
大統領の訪中時、両国が調印した協定は30に及び、旧ソ連の遺産で辛うじて維持している軍事、宇宙開発分野にまで及んだ。総額56億ドルをかけて建設する約80平方キロの工業団地には中国企業を誘致し、将来的には15万人が居住する。
欧州連合(EU)加盟国に隣接するベラルーシへの大規模進出は、「中国にとっての欧露両市場への橋頭堡(きょうとうほ)になりうる」(専門家)とも指摘される。早速、自動車大手の「浙江吉利控股集団」は、ベラルーシ国内で大型乗用車を合同生産することで合意した。
「欧州最後の独裁者」とも呼ばれるルカシェンコ大統領の下、ベラルーシは企業の操業停止、従業員の給料未払いなどの深刻な経済危機にあえぐ。最大の支援国だったロシアは、国有企業の民営化といった改革の遅れなどを理由に今年、資金援助の継続を拒否した。巨額融資の支払期限を今秋に控え、「中国との経済協力は国家再建のための唯一の選択肢」(露有力紙)だった。
ベラルーシの苦境に乗じた中国のしたたかな戦略といえるが、専門家は「ベラルーシは中国カードを切ることでロシアを振り向かせ、中露両国からさらなる援助を引きだそうとしている」とも指摘する。
中国は近年、中央アジア諸国への進出が著しく、カザフスタンの貿易高は昨年、ロシアを抜いて中国が一位になった。旧ソ連という“裏庭”で中国が影響力を強めていることに、「プーチン政権は懸念を抱いている」(外交筋)ともいわれる。
◇
ベラルーシ 1991年8月に旧ソ連から独立。人口約950万人。ルカシェンコ大統領は94年から現職。連続再選規定の撤廃などで長期政権を築く一方、野党・リベラル勢力を弾圧し、欧米は人権問題で厳しく批判している。輸出入の多くをロシアに依存し、2010年にロシアとカザフスタンと関税同盟を創設した。
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チバQ
:2013/07/31(水) 21:24:24
http://www.cnn.co.jp/world/35035369.html
ジンバブエ大統領選投票、現職ムガベ氏と首相の一騎打ち
2013.07.31 Wed posted at 17:05 JST
(CNN) アフリカ南部ジンバブエは31日、大統領選の投票日を迎えた。1980年の独立以来実権を握り続けてきた89歳のムガベ大統領に、野党勢力を率いるツァンギライ首相が挑む。
5年前の前回大統領選では、政敵のツァンギライ氏を破ったムガベ氏に、地方指導者らが不正選挙だと抗議し、野党との連立政権を実現させた。
野党勢力は今回も不正を訴えている。ツァンギライ氏は投票の数日前、期日前投票で同氏に入った票が捨てられているのが見つかったと主張した。
人権団体からも、政府が野党支持者らを脅迫し、投票に干渉したとの指摘が出ている。ムガベ氏は欧米からの批判に対し、「わが国のことに口を出すな」と厳しい口調で反発した。
同国では今年3月の国民投票で、大統領の任期を2期10年に制限する新憲法が成立した。ただ過去にさかのぼって適用されることはないため、ムガベ氏の続投は認められる。
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チバQ
:2013/07/31(水) 21:36:19
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130731/erp13073108430004-n1.htm
法王、同性愛者「裁けぬ」 外遊終え会見 来年アジア訪問も
2013.7.31 08:43 [アジア・オセアニア]
【ローマ=共同】初外遊のブラジル訪問を終えたローマ法王フランシスコは28日、同行記者団と特別機内で会見し、来年にもフィリピンやスリランカなどのアジア諸国を訪問する可能性があると明らかにした。アジア以外ではエルサレム訪問も検討しているという。アジア訪問が実現すれば、1999年に故ヨハネ・パウロ2世がインドのニューデリーを訪れて以来。
また「私は神を探し求めている同性愛者を裁くことはできない」と差別をいさめたが、同性愛を認めない姿勢は変えなかった。聖書は同性愛を禁じており、発言は“罪を憎んで人を憎まず”という考えを示したといえる。数々のマネーロンダリング(資金洗浄)疑惑に揺れる法王庁(バチカン)の財政管理組織「宗教事業協会」(通称バチカン銀行)については「透明性と正直さが必要」と強調。バチカン銀行関係者の改革努力に期待しているとした。
法王はバチカンのサンピエトロ広場に面した専用住居には入らず、法王選挙(コンクラーベ)の際に使用したバチカン内の宿舎で他の聖職者らと寝泊まりを続けている。会見ではその理由を「人に会って話をする必要がある。独りでは住めない」と説明した。
自らが進める数々の改革への抵抗勢力はないと強調。「あなたには同意できないと言ってもらう方が、陰で違うことを言われるよりいい」と意見の違いを尊重する姿勢を示した。
法王は29日、ローマの空港に到着後、バチカンに戻った。
6705
:
チバQ
:2013/07/31(水) 21:54:32
http://www.afpbb.com/article/politics/2959035/11111173
インドで29番目の州誕生へ、与党が分割案を承認
2013年07月31日 11:36 発信地:ニューデリー/インド
【7月31日 AFP】インドの与党・国民会議派(Congress Party)は30日、同国南東部のアンドラプラデシュ(Andhra Pradesh)州からIT企業が集積しているハイデラバード(Hyderabad)を含むテランガナ(Telangana)地区を分割し、新たな州を創設する案を承認した。
国民会議派の決定は議会の承認を得る必要があるが、最大野党のインド人民党(Bharatiya Janata Party、BJP)は支持を表明している。分割案は数十年前から実現を求める声が上がっていたものだが、周辺地域では反対意見も根強く、今回の決定を受けて暴力的な抗議行動が起きる恐れもある。
州昇格が実現すればインド29番目の州となるテランガナ地区は、干ばつが頻発する貧困地域に位置する。分割案支持派は、アンドラプラデシュ州政府は一貫してこの地区を軽視してきたと主張している。
一方で、同州のより豊かな地区は、多様な民族・文化・宗教を持つインドの他の地域での州昇格を求める動きの活発化を招くとして、この分割案に強く反対している。
アンドラプラデシュ州はインドで5番目に面積が広い州で、定数545(うち2議席は父方が欧州起源の者から大統領が指名する)の下院で42議席が同州からの選出。来年予定されている総選挙で勝利して3期連続で与党の座にとどまることを狙う国民会議派は、この分割案によって同州での支持を広げる意図があると専門家たちは話している。(c)AFP/Abhaya SRIVASTAVA
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:
チバQ
:2013/07/31(水) 21:55:47
http://www.afpbb.com/article/politics/2959032/11110401
パキスタン新大統領にフセイン氏、シャリフ首相の政治的威信高まる
2013年07月31日 09:13 発信地:イスラマバード/パキスタン
【7月31日 AFP】パキスタンで30日、アシフ・アリ・ザルダリ(Asif Ali Zardari)現大統領の任期(5年)が9月に満了するのに伴う上下両院と4つの州議会の議員投票による大統領選が行われ、第12代の大統領に与党パキスタン・イスラム教徒連盟シャリフ派(Pakistan Muslim League-Nawaz、PML-N)のマムヌーン・フセイン(Mamnoon Hussain)氏(73)が選出された。
フセイン氏は432票を集めた一方、クリケットの元スター選手、イムラン・カーン(Imran Khan)氏が率いる第3党のパキスタン正義運動(Pakistan Tehreek-e-Insaf、PTI)が擁立したワジフディン・アハマド(Wajihuddin Ahmed)元判事は77票にとどまった。
ザルダリ大統領が率いる第2党のパキスタン人民党(Pakistan Peoples Party、PPP)は、大統領選が8月6日から前倒しされたことに反発して投票をボイコットしたため、フセイン氏とアハマド氏の一騎打ちになっていた。
■シャリフ氏の政治的威信高まる
フセイン氏が大統領に選ばれたことでナワズ・シャリフ(Nawaz Sharif)首相の政治的威信は高まるとみられる。
シャリフ首相は5月の総選挙で圧倒的勝利を収め、同国では初めて文民政権が任期を満了し、選挙を通じて次期政権に権力を引き継いだ。フセイン新大統領の誕生でこの歴史的な権力移行が完了することになる。
フセイン氏はインド生まれ。インドから分離独立したパキスタンにイスラム教徒が大挙して移るなか家族とともにパキスタン南部のシンド(Sindh)州の州都カラチ(Karachi)にやってきた。繊維関係の実業家で同市の商工会議所会頭を務めた経験もある。シャリフ氏が前回首相を務めていた1999年には短期間ながらシンド州知事を務めた。
カラチ商工会議所の現会頭、アズハル・ハルーン(Azhar Haroon)氏は、「(フセイン氏は)1999年まで政治に関わったことはなかったが、フセイン氏の洗練された話し方と高い実務能力に感銘を受けたシャリフ氏がフセイン氏をシンド州知事にした」と話している。
ザルダリ大統領時代の憲法改正によってパキスタンの大統領職は再び儀礼的なポストになっている。識者からはPML-Nを長く支えてきながら比較的目立たないフセイン氏は大統領就任後もシャリフ首相に全面的に依存するだろうと指摘する声が出ている。(c)AFP/Masroor GILANI
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:
チバQ
:2013/08/02(金) 00:03:19
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130801/mds13080114360002-n1.htm
ジンバブエ大統領選 「独裁」ムガベ氏か 初の政権交代か 早くも不正疑い
2013.8.1 14:34 (1/2ページ)
31日、ジンバブエの首都ハラレ郊外で投票するムガベ大統領(左) (ロイター)
【ロンドン=内藤泰朗】アフリカ南部ジンバブエで31日、大統領選の投票が行われた。独立以来、33年間にわたり権力を握り、欧米から「独裁的だ」と批判されるムガベ大統領(89)が最高権力者の座を維持するのか、平和的な政権交代が初めて実現するかが焦点。選挙結果は5日以内に発表されるが、早くも票の不正集計などの疑惑が浮上している。
ジンバブエの首都ハラレからの報道によると、大統領選挙は5人が出馬表明したが、与党ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU−PF)を率いるムガベ大統領と、旧野党、民主変革運動(MDC)党首、ツァンギライ首相(61)の事実上の一騎打ちだ。
ジンバブエ政府は各国大使館やアフリカ連合(AU)の選挙監視は認めたものの、国連や欧州連合(EU)などの監視団受け入れを拒否。アフリカ諸国の監視団団長を務めるタンザニアのメンベ外相は投票を前に、ジンバブエ当局が約640万人とされる選挙人名簿を公表せず、選挙人の重複や死亡者を名簿に加えるなど、大規模不正への懸念を表明した。
同国では3月、大統領任期を1期5年で2期までと規定した新憲法を国民投票で承認。新たな憲法の下での初めての選挙となる。新憲法下ではムガベ氏は99歳まで務めることが可能だが、7月30日、不正疑惑を否定し、敗北の場合は引退すると表明した。
2008年3月の大統領選では、ツァンギライ氏がムガベ氏を抑えて首位に立ったが、反ムガベの野党勢力の約200人が弾圧により死亡したため、ツァンギライ氏は決選投票から撤退。ZANU−PFとMDCは09年2月、南アフリカの仲介で連立政権を樹立、外貨流通を解禁して年2億%以上のインフレに陥っていた経済は改善された。
選挙戦では大規模な暴力事件は伝えられていないが、「アフリカの民主主義のテストケース」(英BBC放送)として結果が注目されている。大統領選と同時に上下両院選なども実施された。
◇
【用語解説】ジンバブエ
最大部族ショナの言葉で「大きな石造りの家」の意。人口約1300万人。宗教はキリスト教と伝統宗教。公用語は英語、ショナ語など。19世紀後半に英国の南アフリカ会社の支配が確立し、1923年に英植民地に。国土の大半は白人農場主の私有地になった。65年、白人強硬派が国名をローデシア共和国として一方的に独立宣言し、黒人側はゲリラ戦を展開。79年に英国の調停で黒人多数派支配への移行を定めた協定が成立。80年にジンバブエ共和国として独立。同年、ムガベ氏が首相に就任し87年から大統領。
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:
チバQ
:2013/08/02(金) 01:04:52
http://www.cnn.co.jp/world/35035388.html?google_editors_picks=true
サウジの活動家にむち打ち600回、禁錮7年 イスラム侮辱で
2013.08.01 Thu posted at 10:48 JST
(CNN) 国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)は31日、サウジアラビアの裁判所で同国の活動家がサイバー犯罪取り締まり法などに違反した罪で禁錮7年とむち打ち600回の有罪判決を受けたと発表した。
ウェブサイトやテレビでイスラム教を侮辱したとして有罪判決を受けたのは、「フリー・サウジ・リベラルズ」というウェブサイトを運営していたライフ・バダウィ被告。2008年にサイトを開設したところ、その直後から司法当局に目を付けられ、一時的に身柄を拘束されて尋問を受けたこともある。聖職者の一部からは、不信心者で背教者だとのレッテルを張られた。
その後、バダウィ被告は2012年6月に身柄を拘束され、現在まで収監は続いている。
HRWのナディム・アウリー中東副局長は「平和的なブロガーに対するこの信じがたいほど厳しい判決を見れば、改革と宗教対話を支持しているとのサウジアラビア(政府)の主張がいかに表面的なものかよく分かる」と指摘した。
バダウィ被告の妻エンサフ・ハイダルさんは判決に大きなショックを受け、「どうしたらいいのか。夫は悪いことなど何もしていないのに」と述べた。ハイダルさんと3人の子どもは現在、レバノンに住んでいる。親族とも疎遠となり、サウジに子どもを連れて帰国するのは無理だろうと語る。
CNNはサウジ政府にコメントを数回にわたって求めたが、回答は得られなかった。
人権団体からは、サウジ当局が司法と渡航禁止措置を武器に活動家を狙い撃ちしているとの非難の声が上がっている。3月には改革を求める著名な活動家2人が禁錮10年の有罪判決を受け、多くの国民の怒りを買った。
6709
:
ロスチャイルド以上に注意!!
:2013/08/02(金) 20:52:56
ロスチャイルドの密謀
ロックフェラー帝国の陰謀-見えざる世界政府(原著1976年)
国民は騙されるな!!
官僚・政治家・新興宗教・NHK・大マスコミ・東京地検特捜部・CIAは昔から結託している!!
■■ロックフェラー、ロスチャイルドが死んでも、謀略の全ては無くなったと思い違いしないように!!その上がいる。
■■工作員による、撹乱文・撹乱サイトに注意!!
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:
ロックフェラー以上に注意
:2013/08/04(日) 01:38:58
ロスチャイルドの密謀
ロックフェラー帝国の陰謀-見えざる世界政府(原著1976年)
■■ロックフェラーが死んでも、謀略の全ては無くなったと思い違いしないように!!その上はロスチャイルド以上がいる。
■■話を茶化し、人々に冗談・お笑いのように錯覚させ、大衆の注意・関心を、軍産複合体の存在・思惑からそらそうとする自演・撹乱行為(工作員による撹乱方法の基本中の基本!!)に注意
■■大衆の注意をロックフェラーのみに向けさせ、その上の連中を隠そうとする工作員・工作行為に注意!!
■■その他工作員による、撹乱文・撹乱サイトに注意!!
6711
:
チバQ
:2013/08/04(日) 11:46:07
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013080400017
ジンバブエ大統領選認めず=米国務長官「深刻な不備」
【ワシントン時事】ケリー米国務長官は3日、ジンバブエ大統領選について声明を出し、与党のムガベ大統領が当選したと発表された結果について「米国はジンバブエ国民の意思を表した信頼できる結果だとは認めない」とし、「(選挙)過程に深刻な不備があった」と断じた。
ケリー長官は不備の具体例として、選挙人名簿作成の不正や国営メディアを通じた選挙運動での与野党間の不公平さ、治安部門が選挙プロセスで与野党等しく保安措置を取らなかった点を挙げ、その証拠があると主張した。
長官はジンバブエ政府が政治改革を履行していないと批判し、「国民が最も基本的な民主主義の権利を自由で公正な環境の下で行使できるよう道筋を示す必要がある」と要求。アフリカ連合(AU)も選挙に関する懸念に取り組むよう促した。(2013/08/04-07:03)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013080400007
ムガベ氏当選を発表=ツァンギライ氏は拒否−ジンバブエ大統領選
【ロンドン時事】7月31日に投票が行われたアフリカ南部ジンバブエの大統領選で、選挙管理委員会は3日、与党ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU−PF)を率いるムガベ大統領(89)が61%の得票で、対立候補の旧野党・民主変革運動(MDC)のツァンギライ首相(61)を破って当選したと発表した。AFP通信が伝えた。
当選が確定すれば、既に33年にわたり政権の座にあるムガベ氏はさらに5年の任期を務めることになる。
また、下院選でもZANU−PFが選挙区議席210の3分の2を超える150議席以上を獲得したとの情報がある。
しかし、ツァンギライ氏はこれに先立ち記者会見し、MDCが選挙結果を全面的に拒否し、あらゆる法的措置を取ると述べた。また、今回の選挙結果に基づく政府にMDCは参加しないと表明した。MDCは選挙で大規模な不正があったと主張している。
今回の選挙をめぐっては、欧米などが選挙前から公正さに懸念を示していたのに対し、アフリカ連合(AU)の選挙監視団は2日、選挙が自由で公正だったと認定しており、国際社会が今回の選挙結果を認めるかどうかが注目される。(2013/08/04-02:39)
6712
:
チバQ
:2013/08/04(日) 11:53:09
http://www.afpbb.com/article/politics/2959753/11114254?ctm_campaign=txt_topics
ジンバブエ大統領選、現職のムガベ大統領が勝利
2013年08月04日 07:40 発信地:ハラレ/ジンバブエ
【8月4日 AFP】アフリカ南部のジンバブエで7月31日に投票が行われた大統領選と国会・地方議員選挙の公式結果が3日発表され、現職のロバート・ムガベ(Robert Mugabe)大統領(89)が得票率61%を獲得して圧勝し、議会でも圧倒的多数の議席を獲得した。一方、対立候補のモーガン・ツァンギライ(Morgan Tsvangirai)首相の得票率は34%と伸び悩み、選挙が不正に行われたのではないかという抗議の声が上がっている。
ムガベ大統領は、1980年にジンバブエが英国から独立して以後33年間、同国で政権の座についている。これまで数々の経済危機を経験し、また不正選挙や残忍な弾圧を行って国連(UN)の制裁を受け、世界から孤立してきた。
欧州諸国は今回の選挙の公正性に対する不信感を表明したが、ムガベ派の中心人物であるエマーソン・ムナンガグワ(Emmerson Mnangagwa)国防相は、「民主的な選挙が行われた」として、選挙結果を受けて欧州諸国はジンバブエへの姿勢を変えるべきだと述べた。
一方、これまで大統領選で3度ムガベ大統領に挑んだが1度も成功に至らなかったツァンギライ首相は、今回の選挙は「不正に操作された」と非難している。
同首相は法廷で決着をつけるつもりだと断言。同氏が率いる野党・民主変革運動(Movement for Democratic Change、MDC)は、新政権には参加しないと述べた。
ツァンギライ首相はムカベ大統領に反逆罪の容疑で拘束され、不当な扱いを受け、たびたび権力を行使して裏をかかれたこともあったが、危機的状況にある経済の安定化とさらなる流血の事態を回避するため4年前にムガベ大統領と連立政権を組み、その決断をこれまで守り続けてきた。(c)AFP/Susan NJANJI, Reagan MASHAVAVE
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チバQ
:2013/08/04(日) 11:54:20
http://www.asahi.com/international/update/0803/TKY201308020555.html
マリ大統領選、2候補の決選投票に 過半数に達せず[PR]
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【ハラレ=杉山正】西アフリカ・マリからの報道によると、7月28日に投票が行われた大統領選で、過半数を達した候補がいなかったため、8月11日に上位2候補による決選投票が行われることになった。
マリ政府が2日に発表した集計結果では、イブライム・ケイタ元首相(68)が39・2%、スーマイラ・シセ元財務相(63)が19・4%で続いた。
マリは、昨年3月に軍部のクーデターをきっかけに北部が無政府化し、イスラム過激派勢力が入り込んだ。仏軍などによる掃討作戦が続く中、選挙が行われ、混乱が懸念されている。
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チバQ
:2013/08/04(日) 11:55:04
http://mainichi.jp/select/news/20130803k0000e030193000c.html
ジンバブエ:議会選はムガベ大統領派の与党が大勝
毎日新聞 2013年08月03日 12時12分(最終更新 08月03日 13時16分)
ジンバブエの首都ハラレで、投票所の外に掲示された選挙経過を見る有権者ら=2013年8月1日、AP
ジンバブエの首都ハラレで、投票所の外に掲示された選挙経過を見る有権者ら=2013年8月1日、AP
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【ハラレ服部正法】アフリカ南部ジンバブエの議会選は2日、ムガベ大統領(89)派の与党が下院(210議席)の3分の2以上を獲得することが判明し、同党幹部が「地滑り的勝利だ」と述べた。同時実施された大統領選でもムガベ氏が当選する可能性が強まってきた。だが、大統領と事実上の一騎打ちとなったツァンギライ首相(61)の陣営は「不正工作が行われた」として選挙結果を受け入れない方針で、抗議デモなどを行う構えを見せている。
これまでの選挙管理委員会の発表で、ムガベ氏率いる与党「ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU−PF)」の下院(210議席)獲得議席は142議席に達した。前回(2008年)第1党となったツァンギライ氏率いる「民主変革運動(MDC)」は大幅に議席を減らした。大統領選の開票結果は5日までに発表される。
治安当局の取り締まりが厳しいジンバブエでは、大規模な抗議活動は困難との見方が強いが、MDCの報道官は2日、「デモや大衆行動も選択肢だ」と述べた。前回大統領選では、第1回投票でツァンギライ氏はムガベ氏を上回ったが、大統領派の弾圧でツァンギライ氏は決選投票からの撤退を強いられた経緯がある。このため、MDC党員には不満と失望が広がっている。
毎日新聞の取材に応じた首都ハラレの党員男性(32)は「有権者登録簿に記載がない者が、投票券のみで投票する一方、投票に来たのに難癖を付けられ追い返される人がいた。組織的な策略だ」と、大統領派を非難。抗議活動が起きた場合は「先頭に立つ。もう怖いものはない」と言い切った。
男性は前回、MDC側の選挙監視人として地元の投票所に張り付いた。選挙後に大統領派から拉致の可能性などをほのめかされ、身の危険を感じて隣国南アフリカに逃げた。路上で物売りをして生計を立て、父の死を機に昨年ハラレに戻った。
一方、ムガベ氏は一連の不正工作疑惑を否定。アフリカ連合の選挙監視団は問題があったことは認めるものの、全体として「自由で信頼性のある選挙」だったと評価している。
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チバQ
:2013/08/04(日) 11:55:45
http://mainichi.jp/select/news/20130803k0000e030166000c.html
イタリア:ベルルスコーニ氏率いる党が大連立離脱に言及
毎日新聞 2013年08月03日 10時25分
【ローマ福島良典】イタリア・メディアによると、同国のベルルスコーニ元首相(76)に対する最高裁有罪判決を受け、元首相率いる中道右派政党・自由国民は2日、レッタ大連立政権から離脱する可能性に言及した。レッタ首相の中道左派・民主党に早期総選挙の実施を迫って揺さぶりをかけ、なりふり構わぬ政治的な反攻に乗り出した形だ。
ベルルスコーニ元首相は2日、自由国民の国会議員総会で「司法改革のためには新たな選挙に打って出る用意がある」と述べたという。また、レッタ政権で副首相兼内相を務めるアルファノ幹事長は「閣僚辞任の用意がある」と表明。幹部議員はナポリターノ大統領に元首相への特赦を求める考えを示した。
今年4月に発足したレッタ政権は、経済危機克服などのために民主党と自由国民を中核に大連立した。自由国民が離脱すると連立与党は上院で過半数割れに追い込まれ、下院との「ねじれ」が生じ、政権基盤が揺らぐ。
6716
:
チバQ
:2013/08/04(日) 11:56:12
http://mainichi.jp/select/news/20130804k0000m030068000c.html
イラン:穏健派ロウハニ師が大統領就任 強硬路線を転換へ
毎日新聞 2013年08月03日 22時23分(最終更新 08月04日 00時35分)
【テヘラン田中龍士】6月のイラン大統領選挙で当選した保守穏健派ハッサン・ロウハニ師(64)は3日、最高指導者ハメネイ師の認証を受け大統領に就任した。任期は4年。ロウハニ新大統領は認証式でアフマディネジャド前政権の対外強硬路線を転換し、核問題がもたらした欧米による制裁の解除を目指す方針を打ち出した。
ロウハニ師は「海外諸国と友好関係を築きたい。抑圧的な制裁の解除を目指す。新しい外交政策が必要だ」と明言。制裁解除に必要となる核交渉を推進する意向を示した。ハメネイ師も「大統領の言う国際的対話には賛同する」と述べたが、「敵はこの最善の手段を知らない」とも語り、自らが最終決定権を持つ核問題では容易には譲歩しない姿勢も示唆した。
4日に宣誓式が行われる。近く閣僚名簿を提出し国会の信任を得て、8月中の新政権発足を目指す構え。
宣誓式には、1979年のイスラム革命以来初めて外国首脳を招待し、対話路線をアピール。英紙によると、欧州連合(EU)は在イラン各国大使館員が出席して新政権への期待を明示。米国とイスラエルは招待されていない。
聖職者であるロウハニ師は6月の選挙で、1回目の投票で有効投票の50.7%を得て当選。外交・経済の立て直しに加え、自由に発言できる社会の実現や、女性の地位向上を訴え、国民の支持を確保。大統領経験者の保守穏健派ラフサンジャニ師や、改革派の重鎮ハタミ師らの後ろ盾も得て、保守強硬派候補を大差で破った。
ロウハニ師は北部セムナーン州の出身。テヘラン大や英国カレドニアン大大学院で法律を学び、1979年のイスラム革命後に国会議員を5期20年務めた。改革派のハタミ政権下で核交渉を担当し、ウラン濃縮活動の一時停止を受け入れた。
6717
:
チバQ
:2013/08/04(日) 12:11:10
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130804/asi13080407000000-n1.htm
「自由」求めるインド・カシミール地方のイスラム教徒
2013.8.4 07:00 (1/4ページ)[鼓動]
7月18日、インド北部ジャム・カシミール州スリナガルで、警官隊にデモを阻止される分離独立派組織「ジャム・カシミール解放戦線」のメンバーら
7月18日、インド北部ジャム・カシミール州スリナガルで、警官隊にデモを阻止される分離独立派組織「ジャム・カシミール解放戦線」のメンバーら
インド北部ジャム・カシミール州で、州の分離独立を求めるイスラム教徒住民と軍部隊の緊張が高まっている。ヒンズー教徒が国民の約8割を占めるインドでは、イスラム教徒は少数派だが、同州では約7割と多数派を占める。州政府側は、分離独立派の背後にはカシミールの領有権をめぐって対立するパキスタンがいると主張し、警戒をゆるめない姿勢を強調。住民の中には、こうした状況が地元経済に与える悪影響を懸念する声もあり、それぞれの思惑と利害が複雑に絡み合っている。(スリナガル 岩田智雄、写真も)
イスラム教のラマダン(断食月)が始まった後の7月18日、夏の州都スリナガルに、州の分離独立を目指すイスラム組織「ジャム・カシミール解放戦線」の指導者ヤシン・マリク氏を訪ねた。
古びた建物の2階にある事務所でマリク氏は、「政府への抗議デモを急遽(きゅうきょ)行うことにした。インタビューは後にしてくれ」と固い表情で話した。スリナガル郊外のラムバンでこの日朝、イスラム教徒のデモ隊数百人がインド軍国境警備隊と衝突し、デモ隊側の4人が死亡する事件があったからだ。
マリク氏は礼拝後、支持者らと階段をギシギシときしませて駆け降り、表の目抜き通りに出ると住民らにデモへの参加を呼びかけた。警戒に当たっていた警官隊が直ちにデモ隊を押し返すと、警官への投石が始まった。
「パン、パン、パン!」
警官の威嚇射撃とみられる銃声が鳴り響く。クモの子を散らすように逃げ出した通行人らは付近の商店内に駆け込んだ。マリク氏らはあっという間に拘束された。
この後、いくつもの分離独立派組織が翌金曜日の礼拝日にストライキと抗議デモを行うと発表した。州政府は混乱を阻止するため、3日間、州内主要部に外出禁止令を出し、指導者らを自宅軟禁にして対抗した。
今回、政府への反発が拡大したのは、宗教心が高揚するといわれるラマダンだったからだけではない。人々の脳裏に焼き付けられた3年前の忌まわしい記憶が呼び起こされたことも大きな理由だ。
それは、村人3人がパキスタンからの越境テロリストの疑いをかけられ、軍人らに射殺された事件だ。
州全域には軍特権法が適用されており、兵士は武装勢力とみられる者には発砲しても罪に問われない。事件後、軍人らがこの法律を悪用し、昇進目当てに交戦をでっち上げ、村人を殺害していたことが暴露された。軍への抗議行動は過激化し、住民120人以上が死亡する事態になった。
今回のラムバンの衝突は、地元のイスラム教指導者が警備隊に誤って越境者の疑いをかけられて拘束されたことが引き金になった。このため、住民の怒りに再び火がついたのだ。州内ではこの後も各地で衝突が相次いだ。
■ ■ ■
ジャム・カシミール州は隣のパキスタン支配地域などと合わせてカシミール地方と呼ばれる。印パが英国から独立した際、ともに領有権を主張し、両軍がにらみ合う状況が続いている。3度の戦争と大規模紛争を起こした「核武装国間の火薬庫」といわれる地域だ。
6718
:
チバQ
:2013/08/04(日) 12:11:33
インド側の州内では、7万人もの兵士がパキスタン軍や分離独立派の警戒に当たっている。地元記者のナジブ・ガネイさんは「市民が兵士に理由もなく連行され、暴行されることも珍しくない」とイスラム教徒住民の怒りを代弁する。さらに「多くの住民は独立や自治の意味を理解していないが、間違いなくいえるのは、自由を求めているということだ」と説明した。
ただし、同じイスラム教徒でも分離独立派と思いを異にする人たちもいる。
スリナガルの中心部からはずれた観光地のダル湖に足を運んだ。一帯はヒマラヤ山脈に連なる風光明媚(めいび)な土地で外出禁止令の対象地域ではない。
しかし、いくつもの遊覧用ボートはロープでつながれたままだ。船頭の少年(16)は「あんたが、きょう最初の客だ。いつもなら午後のこの時間は50隻は浮かんでいるのに」と不満顔だ。そして「独立? どうでもいい。ストライキのせいで商売はさっぱりだ。分離独立派はストに参加しないと暴力を振るう。大嫌いだ」と吐き捨てた。
別の男性は、「3年前のストでは、期間を短くしてもらうために、やつらにカネを渡した。腐っている」と怒りをぶちまける。州商工会議所のシェイク・アシク副会頭も「こんな状態では、地元経済は成り立たない。和平を実現できない分離独立派と政府双方の責任だ」と憤った。
こうした状況を州政府はどう見ているのか。オマル・アブドラ州首相は「ジャム・カシミール州の地位が変更されることはない」と分離独立派の要求を完全に否定する。
カシミール問題はインドにとり、「内なる問題」であるとともに、カシミールの領有権をめぐって対立する隣国パキスタンとの国際問題でもある。
アブドラ氏は、「分離独立派がパキスタンの支援を受けているのは疑いようがない。資金援助も軍事訓練もしている」と非難した。
さらなる懸念も指摘されている。近隣のアフガニスタンからの国際治安支援部隊(ISAF)の戦闘部隊撤退が2014年末に迫る中、イスラム原理主義勢力が増長し、カシミール地方でもラシュカレトイバなどイスラム過激派の動きが活発になるかもしれないと予測されている。
穏健派の分離独立派指導者 ミルワイズ・ウマール・ファルーク氏は「ソ連軍がアフガンから撤退したとき、タリバンが勢力を増し、カシミールの過激派が活動を始めた。再び、若者の中に武器を手に取る者が出てくるかもしれない」と話す。
人権活動家のクラム・パラバイズ氏も、「米国がタリバンとの対話を探るのを見て、分離独立派の若者らがタリバンに学ぼうと考えるかもしれない」と警告した。
◇
カシミール問題 印パが分離独立した1947年、カシミール地方の藩王がパキスタン側の侵攻を受け、インドへの帰属宣言と引き換えにインド軍の出動を要請。領有権を主張する両国は交戦状態になり、49年に停戦ライン(72年に実効支配線)が引かれた。国連安保理は住民投票で帰属を決めるべきだとの決議を採択したが、インドはパキスタン軍の撤退を条件とし、住民投票は実現していない。北東部は中国が実効支配する。
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チバQ
:2013/08/04(日) 12:12:37
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130804/mds13080400180000-n1.htm
ロウハニ師がイラン大統領に就任 「新たな外交」多難、“実”なければ失望に転化も
2013.8.4 00:09 (1/2ページ)
イランの大統領に就任のロウハニ師(AP=共同)
イランの大統領に就任のロウハニ師(AP=共同)
【カイロ=大内清】6月のイラン大統領選で当選した穏健保守派のロウハニ師(64)は3日、最高指導者ハメネイ師の認証を受け、大統領に就任した。任期は4年。現地からの報道によるとロウハニ師は同日、核兵器開発が疑われる自国の核問題をめぐり、「新しい外交政策を実施しなくてはならない」などと演説した。米欧との緊張緩和を演出して、イラン攻撃も辞さない構えをとるイスラエルを牽制(けんせい)しつつ、制裁緩和の「実」を取りたい考えとみられるが、成果が出なければ国民の期待が一気に失望に変わる可能性もある。
報道によると、ハメネイ師も同日、「見識と理性による外交という考えに賛成だ」と語り、祝福した。
ロウハニ師は強硬保守派優勢とされた選挙戦で、アフマディネジャド前政権の強硬姿勢が国際社会での孤立を招いたと批判。そうした主張が「変革」への期待を高め、穏健保守層と改革派からの支持を集めた。
しかし、核開発を「固有の権利」ととらえ、ウラン濃縮活動の停止には応じないなどとする点では前政権と大きな違いはない。イランを安全保障上の最大の脅威とみるイスラエルでは「核兵器開発の意図に変化はない」との見方が支配的な上、米欧にも懐疑論は根深く、今後の核交渉が進展に向かうかも不透明だ。
2日にはイランのメディアが、ロウハニ師が「イスラエルはイスラム世界に巣くう古傷で除去が必要だ」と述べたと報道。その後、実際の発言は「パレスチナやエルサレムが(イスラエルの)占領下にあるのはイスラム世界の傷だ」との内容だったと訂正されたが、イスラエルのネタニヤフ首相は「これが(ロウハニ師の)本性だ」と非難した。
一方、イスラエルを支える米国は、当面はイラン側の出方を見極める考えで、米欧との関係改善を目指すロウハニ師としては、早い段階で変化をアピールする必要がありそうだ。
聖職者がイラン大統領に就くのは、改革派のハタミ師以来。ロウハニ師は4日、議会で宣誓と演説を行い、2週間以内に閣僚を指名する見通しだ。
6720
:
チバQ
:2013/08/04(日) 12:19:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130804-00010000-wordleaf-m_est
アルーシャ協定から20年 ルワンダ紛争を振り返る
THE PAGE 8月4日(日)9時58分配信
アルーシャ協定から20年 ルワンダ紛争を振り返る
ルワンダ紛争の背景とは
8月4日は、アフリカ中部の国、ルワンダで起こった紛争に終止符を打つはずだった「アルーシャ協定」が1993年に結ばれてから20年の節目になります。しかし、その後に同国内で大虐殺が起こりました。これが、世に言う「ルワンダ虐殺」です。現在のルワンダは、国民融和に向けて様々な対策が打たれ、アフリカでも治安の良い国になっていますが、悲劇の前に、昔の関係に戻れなかったのかと悔やまれます。何が原因だったのか、振り返ってみましょう。
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アルーシャ協定から20年 ルワンダ紛争を振り返る
ルワンダ紛争の背景とは
この悲劇の原因は、ルワンダが抱える民族問題でした。ルワンダの民族は、フツ族84%、ツチ族15%、トゥワ族1%で構成されており、フツ族とツチ族は、長年にわたり対立を続けていました。アルーシャ協定とは、この二つの民族が、1993年8月4日に結んだ和平協定です。
■ルワンダ民族問題の原因:ベルギー
民族問題の原因を作ったのは、1918〜62年までルワンダを支配していたベルギーでした。
ベルギーは、支配当時、統治しやすいよう、国民の多数派フツ族を冷遇し、少数派のツチ族を優遇した。ここにフツ族・ツチ族の対立の芽を作ってしまったのです。
1950年半ばからアフリカにおいて、第二次世界大戦で国力の低下したヨーロッパからの独立機運が高まってくると、ベルギーは政策を転換しました。強く独立を求めるツチ族ではなく、フツ族を優遇するようになったのです。これによりフツ族から大統領が誕生。立場が逆転しました。
■ルワンダ内戦(1990年〜1993年)
これまでのうっぷんを晴らさんとばかりに、フツ族はツチ族を弾圧します。これは1962年の独立後も続けられ、多くのツチ族が難民となり、隣国ウガンダへ追いやられることになりました。その難民ツチ族が、ウガンダで反政府ゲリラ組織「ルワンダ愛国戦線(RPF)」を結成。ツチ族政府のウガンダがこれを支援し、1990年内戦が勃発したのです。
■破られた和平、ルワンダ虐殺へ
この内戦による悲しい民族対立は、1993年のアルーシャ協定により、和平合意して終わるはずでした。しかし、翌年4月に、フツ族大統領が暗殺され、再度内戦が勃発。この時、報復としてフツ族が、ツチ族を虐殺するという悲劇が起きたのです。しかも、ツチ族のみならず、虐殺に反対する穏健派のフツ族をも手にかけた。犠牲者は、わずか3ヶ月でおよそ100万人とも言われています。
■回避できなかったのか?
結果的にはRPFが勝利し、ツチ族が実権を握って内戦は終了しました。しかし今度は多くのフツ族難民も発生してしまいました。
このように、ルワンダの問題は民族対立にあったのです。しかし、元々フツ族・ツチ族は宗教・言語・文化に差異はなく、植民地支配を受けるまではうまく共存していました。それが外国によって優劣を押し付けられ、憎しみ合うようになり、悲劇を生んでしまったのです。
(文責・齋藤聡輝)
6721
:
チバQ
:2013/08/04(日) 17:40:13
http://mainichi.jp/select/news/20130804k0000e030124000c.html
イラン:ロウハニ大統領就任 厳格・公平、父譲り
毎日新聞 2013年08月04日 13時14分(最終更新 08月04日 16時01分)
大人びた顔つきの幼少期のロウハニ師=イラン公文書センター提供
拡大写真 【テヘラン田中龍士】イラン大統領に保守穏健派のロウハニ師(64)が3日、就任した。従来の強硬路線と一線を画し、柔軟な外交や自由な社会を目指す。ソフトな口調と表情から、温和な人柄が見て取れる。穏健さの源は何か。生まれ故郷のイラン北部セムナーン州ソルヘを訪ねた。
テヘランから車で約3時間。黄褐色の山脈と乾いた荒野を見渡す一本道の先に、小さな集落が見えた。気温40度超。人影は少なく、時間が止まったように静かだ。スイカを山積みにした青果店やケバブ屋がまばらに建つ。どの店先にもロウハニ師のポスターが張られ「大統領を生んだ街」と言わんばかりだ。
「父親の姿を見て育ったんだろう。大人びた賢い子だった」。街の中心にあるモスクの前でアブラガーゼン・ファダビさん(74)が語る。ロウハニ師の父アサドラ・フェレイドゥンさん(故人)は厳格なイスラム教徒で、モスク前の商店で染料や天然薬を売っていた。「父親は店でいつも新聞を読み、世間話などしない生真面目な人。子どもたちが学校から帰ると店の中で勉強させていた」
ロウハニ師は5人きょうだいの最年長。モスク脇にあった生家は、別の建物になっていた。イスラム教シーア派の聖地コムの神学校に通うため故郷を離れた12歳ごろまで、モスクの周りが遊び場だった。
元縫製業のパレフ・ワンさん(72)も、父親譲りの性格を強調する。「物静かな少年で、ゆっくり話す姿、怒らないところは父親そっくりだ」
厳格さ、公平さを重んじた父親。ワンさんによると、父親は給水を待つ列で順番を譲られても応じず、染料の粉を売る際は、天秤(てんびん)ばかりの重しの方にも紙を敷き、客の損にならないように公平を期した。1日5回の礼拝を欠かさず、理髪店でそったひげは「土に返す」と持ち帰った。
父親は、2011年11月に93歳で病死した。自宅はザクロの木に囲まれた小さな家で、つましい生活ぶりが伝わる。晩年を世話した薬局店主のモハマンドレザ・サラミさん(53)は「謙虚な人。街中で『息子さんをテレビで見たよ』と声をかけられても、偉ぶることもなく、会釈するだけだった」という。親戚の一人は「ロウハニ師は当選後、親族に『外で私の名を出さないで。皆さんは普通の人と同じ。偉くなってはいけない』と諭した」と明かした。
ロウハニ師は、1979年のイスラム革命前、米国の支援を受けるパーレビ国王の独裁体制に反対し、逮捕歴もある。のちの最高指導者ホメイニ師も住んでいたパリでは、イラン人留学生らに反体制運動を呼びかけた。名字をフェレイドゥンから「聖職者」を意味するロウハニに改名したのは、当局から身を隠すためだったとも言われる。サラミさんは「当局者に息子の居場所を聞かれた父親は殴られても答えなかった。心の強い人だった」と話す。
6月下旬、ロウハニ師は、街の外れの墓地に眠る父に、大統領当選を報告した。
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:
チバQ
:2013/08/04(日) 17:50:13
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013080400083
豪総選挙、9月7日投票=与野党支持率ほぼ拮抗
【シドニー時事】オーストラリアのラッド首相は4日、首都キャンベラで記者会見し、連邦議会下院(定数150、任期3年)の総選挙を9月7日に実施すると発表した。直近の世論調査によれば、与党労働党と野党保守連合(自由党、国民党)の二大政党ベースの支持率は、ほぼ拮抗(きっこう)し、ラッド政権存続へ予断を許さない情勢だ。
国民の人気が高いラッド氏は6月下旬、労働党の「選挙の顔」としての期待を担い、3年ぶりに党首、首相として再登板した。これが奏功し、労働党の支持率はギラード前政権末期の危機的水準から盛り返し、大きく先行していたアボット自由党党首率いる保守連合との差を一気に縮めた。(2013/08/04-17:37)
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:
チバQ
:2013/08/04(日) 18:22:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130804-00000035-jij-asia
カースト越えた恋、悲劇の結末=根強い差別、最下層の男性死亡―印
時事通信 8月4日(日)14時33分配信
【ニューデリー時事】インド南部タミルナド州で7月、線路脇で男性の遺体が見つかった。男性の名はイラバラサンさん(19)。身分制度カースト制の底辺に属する「不可触民」出身だ。上位カーストの女性(22)と恋に落ちて結婚したが、今年6月に離別。暴動にまで発展した結婚だっただけに遺族は他殺を主張するが、社会学者は「他殺でも自殺として処理されるだろう。悲しいがこの国には身分差別が根強く残っている」と語る。
イラバラサンさんは2012年10月、周囲の反対を押し切り、四つの階級に大別されるカーストで上から2番目に位置するクシャトリア(王侯・武人)の女性と結婚した。
地方ではいまだ禁忌とされるカースト間の結婚に、上位カーストは猛反発。追い詰められた女性の父親は数日後に自殺し、不可触民の村数カ所が焼き打ちに遭った。
その後も2人に対する社会の圧力は弱まらず、女性は13年6月にイラバラサンさんの元を去り、母親と暮らし始めた。7月に入り、地元テレビのインタビューで「もう二度と彼の元に戻るつもりはない」と打ち明けた。
イラバラサンさんの遺体が見つかったのはその翌日。遺族は身分差別を肯定するグループに殺害されたと主張し、新聞紙上でも自殺か他殺かをめぐり議論が沸き起こった。
警察は遺体発見から約1週間たって、女性宛ての遺書が見つかったと発表。4ページにわたる遺書には「生まれ変わっても君と結婚したい」などと記されており、鑑定の結果、本人の直筆と断定された。自殺をほのめかす発言をしていたとの友人の証言も飛び出した。
事件は自殺として処理されつつある。しかし、イラバラサンさんの父親は「捜査には不審な点がある」として、法廷で戦う決意を固めている。
カルカッタ大のアビジット・ミトラ教授は「政府機関上層部を占める上位カーストは、自らの優位性を保つためならどんな手も打つ」と指摘。「不可触民が死亡しても、上位カーストに有利に処理されるだけだ」と語る。カースト差別廃止を定めた憲法の施行から63年。いまだ残るインド社会の闇に、1人の男性の死がのみ込まれつつある。
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チバQ
:2013/08/04(日) 20:18:28
http://www.cnn.co.jp/world/35035420.html
若年婚の風習に抗議、11歳少女の「反乱」 イエメン
2013.08.04 Sun posted at 18:23 JST
サヌア(CNN) 「私を嫁がせたら、あなたたちは幸せになれるの?」――挑むような視線をカメラに向けて、ナーダ・アハダルさん(11)は問い掛ける。両親の強制する結婚に抵抗し、イエメンの農村部から首都サヌアへ逃げてきたという。
動画共有サイト「ユーチューブ」に掲載された約2分半のビデオで、ナーダさんは「両親がお金と引き換えに私を結婚させようとしている」「従うくらいなら死んだほうがましです」と訴えた。ビデオの閲覧者は世界で数百万人に上り、同国に残る若年婚の風習が改めて批判にさらされるきっかけとなった。
国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチによると、イエメンでは女性の半数以上が18歳未満で結婚する。08年には10歳の少女が離婚訴訟を起こして注目を集めた。離婚は認められ、少女は若年婚の問題に取り組む運動のシンボルとなった。
国会では09年、結婚の最低年齢を17歳と定める法案が可決された。しかし保守派議員らが、結婚年齢を制限することはイスラム法に反すると強く反発し、結局成立には至らなかった。
ヒューマン・ライツ・ウォッチの活動家は「子どものうちに結婚を強制された少女たちは学校をやめさせられて教育の機会を失う。低年齢で出産を繰り返した結果、体に慢性的な問題を抱えることになる女性も多い」と指摘する。同国には「8歳の娘を妻にすればいい、確実に処女だから」という言い習わしもあるという。
ユーチューブのビデオが公開されてから数週間後、CNN取材班はナーダさんを捜し当てた。おじの元に身を寄せるナーダさんは「結婚から、そして無知と人身売買から逃げてきました」と話した。
一方、ナーダさんの両親は強制結婚の事実などないと主張。ビデオの内容は作り話だった疑いが強まり、ナーダさんは当局によって女性保護施設へ移された。
7月下旬、ナーダさんの後見人に選任された女性活動家の仲介で、本人と両親、おじが話し合いの場を持つことになり、CNNは単独取材を許された。ナーダさんが「どうして両親の話は信じるのに私を信じてくれないの」と泣き出す場面もあった。
一体何が真実なのか、突き止めることは難しい。だが確かなことがひとつある。ナーダさんは話し合いの中で、「田舎では英語もコンピューターも学べない。サヌアで勉強させて」と訴えた。より良い人生を送るチャンスがほしい――それがナーダさんの願いなのだ。
話し合いの結果、ナーダさんは両親やおじとともに、サヌア市内にある別の親族の家で暮らすことになった。この合意はナーダさんにとって、願いがかなう第一歩になるかもしれない。
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チバQ
:2013/08/04(日) 20:19:00
http://www.cnn.co.jp/world/35035518.html
全刑務所で囚人が「実権掌握」、是正に軍出動 ホンジュラス
2013.08.04 Sun posted at 14:37 JST
(CNN) 中米ホンジュラスのポルフィリオ・ロボ大統領は3日、衝突事件や死者の発生が伝えられた国運営の刑務所の混乱を収束させるため軍部隊に出動を命じた。同国のセール・ホンジュラス通信によると、同日未明に起きた衝突では3人が死亡、15人が負傷した。
ホンジュラスの刑務所の現状については、米州人権委員会が2日、同国内の24カ所にある刑務所全てで囚人側が管理の権限を握っているとの報告書を公表していた。
報告書によると、ホンジュラスの刑務所では配置される刑務官の不足などが原因で、囚人側が自己管理を進めたり、政府と管理業務を分担したりするような状態にある。受刑者は、処罰の実施やもめ事の仲裁、食料の分配や食料価格の設定などにも当たっているという。
刑務所の管理当局に物事を変更させる力は一切ない、とのある刑務所幹部の発言も紹介した。
ホンジュラスの刑務所の過剰収監や貧弱な施設などはこれまで批判の対象になってきた。受刑者の待遇などに焦点を当てた国際調査報告書によると、同国の刑務所の2010年2月時点での過剰収容の割合は137.9%だった。
米州人権委の報告書は、ホンジュラスの少なくとも2カ所の刑務所は収容能力の2倍以上の囚人を抱えているとも指摘していた。
6727
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チバQ
:2013/08/05(月) 23:10:52
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130804/mds13080421210011-n1.htm
ムガベ大統領勝利、超長期政権へ ジンバブエ 野党や欧米は結果拒否
2013.8.4 21:15 (1/2ページ)[米国]
ジンバブエのロバート・ムガベ大統領(AP)
【ロンドン=内藤泰朗】アフリカ南部ジンバブエで先月31日に行われた大統領選で、同国選挙管理委員会は3日、現職のムガベ氏(89)が勝利したとの開票結果を発表した。任期は5年。欧米からは公正な選挙ではなかったとの懸念が相次いだが、アフリカ諸国は選挙結果を認めている。1980年の独立以来、一貫して権力を握るムガベ氏の統治がさらに長期化する見通しとなった。
選管によると、5人が出馬した大統領選でムガベ氏は約61%、対抗馬のツァンギライ首相は約34%を得票。同時に行われた下院選(定数210)でムガベ氏率いる与党ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU−PF)が全体の3分の2を上回る158議席を獲得した。旧野党、民主変革運動(MDC)は49議席だった。
ツァンギライ氏は3日、大規模な不正があったとして選挙結果を受け入れず、あらゆる法的手段を講じると言明。今後はムガベ政権に協力しないと強調した。また、選管幹部1人が選挙の信頼性に疑問を呈して辞任した。
ケリー米国務長官は「選挙結果がジンバブエ国民の意思を信頼できる形で代表しているとは信じていない」との声明を発表。欧州諸国も選挙結果への不信感を表明した。
ただ、アフリカ連合(AU)や南アフリカを中心とする選挙監視団は、一部に問題があったとしながらも「自由で平和的な選挙だった」としている。
首都ハラレからの報道では7月31日の投票以降、現地で大きな混乱はなく、平穏だという。
野党を率いるツァンギライ氏は、2009年にムガベ派の与党と連立政権を組んだが、結局、政権を改革することはできなかった。このため、今回の選挙では連立政権入りしたツァンギライ氏やMDCへの失望感も表れたようだ。
ムガベ政権の長期化で、豊富な地下資源を誇るジンバブエと中国との蜜月関係は今後、さらに進展するものとみられる。
◇
ロバート・ムガベ氏 1924年2月、英国植民地時代のジンバブエ北部クタマ生まれ。南アフリカのフォートヘア大を卒業後、小学校教員に。黒人解放運動に参加し、投獄、亡命を経てゲリラ戦を展開。80年の独立で首相、87年に大統領に就いた。(共同)
◇
ジンバブエ 人口約1300万人。宗教はキリスト教と伝統宗教。公用語は英語、ショナ語など。19世紀後半に英国の南アフリカ会社の支配が確立し、1923年に英植民地に。65年、白人強硬派が国名をローデシア共和国として一方的に独立宣言し、黒人側はゲリラ戦を展開。79年に英国の調停で黒人多数派支配への移行を定めた協定が成立。80年にジンバブエ共和国として独立。
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チバQ
:2013/08/06(火) 20:42:31
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130806/waf13080607010000-n1.htm
【大阪から世界を読む】
乱交パーティー、買春、差別…伊ベルルスコーニ元首相の責任とらない“老害ぶり”
2013.8.6 07:00 (1/4ページ)[westセレクト]
ベルルスコーニ元首相(右)と、買春相手とされるカリマ・マフルーグさん(ロイター)
「文章は用いる言葉の選択で決まる」。古代ローマ時代の英雄、ジュリアス・シーザー(カエサル)の名言だ。確かに、言葉による発信力こそ政治家の最大の武器だろう。それに比べると、イタリアのシルヴィオ・ベルルスコーニ元首相の用いる言葉はいかにも拙(つたな)く、劣化が激しい。そのベルルスコーニ氏が被告となった脱税事件で同国最高裁は8月1日、元首相の上告を棄却、禁錮4年とした下級審判決を支持し実刑が確定した。〝老害〟をまき散らし続けた同氏もついに政界を去る日がやってきた?
(大谷卓)
「オバマは日焼けしている」
7月30日に最高裁での審理が始まった脱税事件はベルルスコーニ氏が所有するメディアグループにからみ、約730万ユーロ(約9億4千万円)を脱税したとされる。1、2審は禁錮4年と公職禁止5年が言い渡された。最高裁は、公職禁止の期間に関する審理を高裁に差し戻したが、失職するのは確実だ。
1994年から計3度、首相に就任し、現代を代表する政治家の一人だが、イタリアを財政破綻の危機に追いやり、失言を繰り返して母国のイメージを著しく損ねた。過去の発言には品性のかけらもない。
例えば、2008年11月、米国初の黒人大統領となったオバマ氏についてこう述べた。
「彼は若くてハンサムだ。それに日焼けしている」
「黒人=日焼け」という人種差別発言はたびたび繰り返している。09年3月には「私はオバマより青白い」と言い、同9月にはミシェル夫人を含め「あの2人はビーチに日光浴に行った。だから奥さんも日焼けしている」と力説した。
09年4月にはイタリア中部地震の被災地ラクイラで、救護活動中の国際赤十字の黒人職員らに対し「いい色に焼けていますね」「あなたのように日焼けしたい」などとも言った。
柔軟に他民族を受け入れて領土を広げ、ローマ帝国の基礎を築いたカエサルとは比べるべくもない。差別主義をアピールするだけの指導者は、国民にとって迷惑なだけだろう。
「レイプは仕方がない」
未成年者買春事件をめぐっては、「エロオヤジ」ぶりが明らかになった。
まず「ブンガ ブンガ」と呼ばれる乱交パーティーの存在。イタリアのメディアなどによると、数十人の裸の女性がベルルスコーニ氏を囲んだ数十人の裸の女性がその気にさせようとストリップや性的な行為を繰り返したとされる。
ベルルスコーニ氏は首相在任中の10年2〜5月、「ブンガ ブンガ」で、当時17歳のダンサーだったカリマ・マフルーグさん(通称ハート泥棒のルビー)と知り合い、買春したという。さらに、ルビーさんが後に窃盗容疑で拘束されると、警察に電話して釈放させた。ルビーさんがエジプトのムバラク大統領の親戚(しんせき)だと信じ、警察に電話したと説明した。
女性関係はとにかく派手で、現在は27歳のフランチェスカ・パスカルさんが恋人。165センチと小柄だが、モテたい一心なのか、整形、植毛までして“若さ”を保っている。しかし、女性に対する発言は眉をひそめるものが少なくない。
09年に売春婦とのみだらな会話が暴露されると、こう言い放った。
「(売春婦への支払いは)困っている友人を助ける贈り物」
同年1月には、国内で多発したレイプ事件に関連し「イタリアにはかわいい女の子がたくさんいる。レイプをなくすことは無理だ」と述べた。
6729
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チバQ
:2013/08/06(火) 20:42:58
06年の総選挙時期に「選挙期間中はセックスを断つ」と言い、10年11月には「美少女好きのほうが同性愛者よりまし」と発言。女子学生に対し「(夢を実現したいのなら)ベルルスコーニの息子のような金持ちと結婚すればいい」と語った。自身がオーナーを務めるテレビ局でショーガールだった女性を州議会議員に推したこともある。
女性に対する発言や行動は、抑制が効かなくなった老人の戯言にしかみえない。
「賽(さい)は投げられた」… 輝き放つカエサルの発言
ベルルスコーニ氏はミラノ大学卒業後、クルーズ船で歌手を務めたり、掃除機販売、建設会社を経営などを経て、イタリアメディアを牛耳るまでに至った。資産は60億ドル(約6千億円)。いまなお一定の人気を誇り、今年2月の総選挙では自身が率いる中道右派連合が約29%の得票を受け善戦した。大衆の不満には敏感で、選挙には強い希代のポピュリスト(大衆迎合主義者)だ。
塩野七生さんの「ローマ人の物語」によると、カエサルは言葉と実行力を武器に、民衆から絶大な支持を得た。ベルルスコーニ氏とは対照的に、言葉による発信力はいまなお輝きを放っている。
例えば、有名なルビコン川を越える際の名言。
「ここを越えれば人間世界の悲惨。越えなければわが破滅。賽は投げられた」
ローマ人という同胞との戦い、そして権力掌握への強い決意を感じる。哲学者キケロとの書簡の中での発言は、いかなる人も差別することなく、他を尊重する考えがにじみ出ている。
「何ものにもましてわたしが自分自身に課しているのは、自らの考えに忠実に生きることである。だから他の人もそうあって当然と思っている」
現代の政治に通じる警告もある。
「権力が未熟で公正心に欠く人の手中に帰した場合は良き動機も悪い結果につながるようになる」
ベルルスコーニ氏の発言には、カエサルのように学ぶものが何もない。
政治家なら責任を放棄するな
自民党が圧勝した7月21日投開票の参院選。ここでも政治家の「言葉」の劣化を憂いたい。
例えば、選挙前に、中国メディアの取材に対し、尖閣諸島(沖縄県石垣市)に関し「中国側から日本が盗んだと思われても仕方がない」と発言した鳩山由紀夫元首相。幾度も失言を繰り返してきたが、今回も論ずるに値しない。同じ日本人として恥ずかしいほどだ。
慰安婦発言で党勢を減退させた日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)も同様だろう。橋下氏は選挙後、「国政への関与がほとんどなくなる」と述べた。確かに、来年秋には橋下氏が看板政策に掲げる「大阪都構想」の是非を問う住民投票が控えるなど、大阪市が抱える課題は多い。カエサルはローマ軍兵士への演説でこうも言っている。
「人間は二種類に分かれる。指示を与える者と指示を受ける者とに。指示を与える者には責任があり、指示を受ける者には義務がある」
まっとうな政治家なら、まずは自らの言葉に対する「責任」を果たさなければならない。
6730
:
チバQ
:2013/08/06(火) 20:53:35
http://mainichi.jp/select/news/20130807k0000m030074000c.html
グルジア紛争5年:ロシアとの関係改善遠く
毎日新聞 2013年08月06日 20時33分
【モスクワ大前仁】旧ソ連のロシアとグルジアが2008年8月に武力衝突を起こしてから8日で5年となる。国交を断絶した両国は、指導者が代わったこともあって、関係修復に向けた動きを見せ始めている。だがグルジアからの独立承認を求める南オセチアとアブハジアの扱いを巡る両国の立場はかけ離れており、本格的な関係改善には、ほど遠い状況だ。
グルジア紛争時の大統領だったメドベージェフ露首相は4日放映されたインタビューで、グルジアのサーカシビリ大統領による南オセチアへの攻撃指示が紛争の引き金になった点を指摘。「(グルジアの)一部指導者の決定的な過ちだった。国民同士は敵でない」と強調した。昨秋の議会選で勝利し実権を握ったグルジアのイワニシビリ首相が対露関係の改善に取り組んでいることも評価した。
イワニシビリ首相も7月末、将来的にロシアを訪れ首脳会談を実現させたい意向を改めて表明した。
ロシアはグルジアとの関係が悪化した06年から同国産のワイン輸入を禁じていたが、イワニシビリ内閣の発足を受け、7月から流通を再開させた。グルジア政府も、ロシア南西部ソチで14年2月に開く冬季五輪への選手団の派遣を確約した。両国は昨年末から高官協議を開いており、直行便の運航や査証簡素化なども検討していく方針だ。
一方、ロシアはグルジアとの国交回復について、「現実を受け入れることが条件」(メドベージェフ首相)と主張し、南オセチアとアブハジアの独立承認を要求。グルジア側が、これを受け入れる余地はなく、政府首脳部も「今後10年のうちに問題が解決できるという幻想を抱いていない」(アラサニア国防相)と厳しい認識を示している。
【ことば】グルジア紛争
グルジアが2008年8月7日深夜から8日未明にかけて、南オセチアを攻撃したことを受け、ロシアは8日に武力介入し、グルジアの一部地域を占領した。アブハジアもグルジアを攻撃し、支配地域を広げた。ロシアは紛争後に南オセチアとアブハジアを国家承認し、グルジアと国交を断絶した。欧米諸国がロシアを非難し、双方の関係も悪化した。
6731
:
チバQ
:2013/08/06(火) 22:24:27
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/accidents/2960416/11129621
米外交官の交通事故で夫死亡、ケニアの女性が「貧窮」訴える
2013年08月06日 17:13 発信地:ナイロビ/ケニア
【8月6日 AFP】米外交官の起こした交通事故で夫を亡くしたケニアの女性が3日、家族を養うことが出来ないと窮状を訴えた──。
4人目の子どもを妊娠中のラティファ・ナイマン(Latifah Naiman)さん(38)の夫(43)は7月11日、ケニアの首都ナイロビ(Nairobi)でミニバスに乗車中、米外交官車両との交通事故で死亡した。
死亡した夫と14年間連れ添ったというナイマンさんは「夫が死んでから貧困の中に置かれている。3人の子どもを養う手段がない。家賃、食費、学費、生活費を全て善意の人に依存している」と訴えた。
ケニア警察によると、交通事故に関与したのは米外交官のジョシュア・ワルデ(Joshua Walde)氏。警察幹部は「彼はケニアを離れた。彼には外交特権があった」と語った。
ナイマンさんはAFPの取材に「(妊娠中なので)働くことができない」と語り、「ケニアの米当局者となんとかして話しがしたい」と述べた。
米大使館からのコメントは得られていない。(c)AFP
6732
:
チバQ
:2013/08/07(水) 20:05:47
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130807/erp13080716160003-n1.htm
「300年来の領土対立」再燃 英領ジブラルタル、スペインの出入国制限で
2013.8.7 16:14 (1/2ページ)
【ロンドン=内藤泰朗】スペイン南端にある英領ジブラルタル政府は5日、スペイン政府がジブラルタルへの出入国制限を検討していることを強く非難した。キャメロン英首相も双方の緊張の高まりに懸念を表明しており、外交問題に発展している。「地中海の鍵」と呼ばれる戦略的要衝をめぐっての300年間にわたる両国の領土対立が再燃した形で、その行方に注目が集まっている。
英BBC放送などによると、ジブラルタルは最近、魚礁をつくるためにコンクリート製ブロックを周辺海域の海底に沈めた。だが、スペイン政府は、スペイン漁船が領海に入り込むのを阻止するためだとして、これに猛反発。出入国管理を強化したため、双方の市民の往来が集中する週末には最大7時間もの大渋滞が発生し、ジブラルタル経済への打撃となっている。
スペインのガルシアマルガリョ外相は4日、「パーティーは終わった」と述べ、ジブラルタルに融和的な前社会労働党政権とは異なり、強硬な措置をとっていくとの姿勢を示した。まずは、ジブラルタルに出入りする車両に50ユーロ(約6500円)を課税、徴収金を「漁民への補償に使う」考えを表明した。
さらに、スペインに不動産を所有するジブラルタル出身者の捜査や、ジブラルタルへ向かう航空機のスペイン上空の飛行禁止といった制限措置を検討していることを明らかにした。
これに対し、ジブラルタル政府のピカード首相は5日、スカイ・テレビに「欧州連合(EU)加盟国のやることか。北朝鮮の話かと思った。(スペインの独裁者)フランコも昔、似たことを言っていた」と強い調子で批判。1950年代にフランコ政権が領土奪還に向けて動いた際と似ていると指摘した。
一方、英国のヘイグ外相は、言葉による挑発には乗らないと語り、スペイン側には英国側の懸念を伝えるにとどまった。スペインはジブラルタルの返還を要求するが、英国は300年前にジブラルタルを英領と認めたユトレヒト条約を盾に一歩も引かぬ姿勢だ。
両国はともにEUと北大西洋条約機構(NATO)の加盟国同士だが、英国内には、英海軍艦船の派遣を求める声も上がっている。
6733
:
チバQ
:2013/08/07(水) 20:18:43
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130807ddf041040026000c.html
公選法違反:民主・五十嵐氏、書類送検へ 参院選で容疑
毎日新聞 2013年08月07日 大阪夕刊
7月の参院選比例代表で落選した民主党の五十嵐文彦元衆院議員(64)が公示前に投票を呼び掛ける文書を配ったとして、滋賀県警が近く公職選挙法違反(事前運動、法定外文書頒布)容疑で書類送検する方針を固めたことが分かった。
捜査関係者によると、五十嵐氏は公示前の5月から6月ごろにかけて、「親戚、友人をご紹介ください」などと書いた法定外文書を滋賀県内の有権者に郵送し、投票を呼び掛けた疑いが持たれている。既に任意で事情を聴いており、五十嵐氏も発送したことを認めているという。五十嵐氏の事務所は「コメントできることはない」としている。県警は7月下旬に埼玉県の事務所を家宅捜索。文書は全国に発送していたとみられ、裏付け捜査を進めている。
五十嵐氏は2010年9月から副財務相を務めた。昨年12月の衆院選で落選。参院選には比例代表で立候補し、2万9077票を獲得したが落選した。【田中将隆】
6734
:
チバQ
:2013/08/08(木) 20:10:06
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130808/mds13080800010000-n1.htm
エジプト暫定政権、同胞団との調停「失敗」 高まる強制排除
2013.8.8 00:00 (1/2ページ)
エジプト軍司令官のシシ国防相の巨大ポスターの前を通る反モルシ派の男性=7日、カイロ(ロイター)
【カイロ=大内清】クーデター後の政治混乱が続くエジプトの暫定政権は7日、声明を出し、米欧などがイスラム原理主義組織ムスリム同胞団との間で進めていた危機回避のための「調停努力は失敗に終わった」と述べた。ビブラーウィ暫定首相は同日、軍トップのシーシー第1副首相やイブラヒム内相と面会し今後の対応を協議。治安当局が、首都カイロで座り込みを続けている同胞団メンバーらの強制排除に乗り出す可能性が高まりそうだ。
エジプトではここ数日、バーンズ米国務副長官や欧州連合(EU)、アラブ首長国連邦(UAE)、カタールの代表者らが当局の拘束下にある同胞団ナンバー2、シャーティル副団長と面会するなど、事態の政治的解決に向けた動きをみせていた。
だが、地元報道によるとシャーティル氏らはあくまでもクーデターで失脚したモルシー前大統領の復権を主張し、議論は平行線をたどったもようだ。
声明は「(調停失敗の)すべての責任は同胞団にある」と非難、2日からエジプトに滞在していたバーンズ氏も、声明発表直後に同国を後にした。
人口8000万人超というアラブ諸国随一の人口と、海運の要衝であるスエズ運河を抱えるエジプトの混迷は、域内情勢の不安定化にもつながりかねない。米欧がクーデターの是非を不問とし、軍を後ろ盾とする暫定政権との関係維持に努める一方で、同胞団に現行の政権移行プロセスへの参加を促して“軟着陸”を模索してきたのはこのためだ。
ただ、米欧のこうした態度は、自分たちに正統性があるとする同胞団指導部には受け入れ難く、妥協の余地はほとんどない。
これに対し暫定政権を支持する勢力には、「同胞団にもっと圧力をかけるべきだ」との強硬意見も多い。
暫定政権側としては、強制排除で多数の死傷者が出る事態は可能な限り避けたいと考えつつも、座り込みの長期化は望んでない。それだけに、今回の声明で米欧主導の調停にいったん見切りをつけた格好だ。
カイロ・ナセルシティ地区の座り込み現場にはなおも数千人がとどまり、銃などで武装した者もいるとされる。当局が武力行使に踏み切れば大きな混乱は必至なだけに、「まずは物資や資金を遮断する“兵糧攻め”で参加者の切り崩しを進めるだろう」(外交筋)との見方も出ている。
6735
:
チバQ
:2013/08/08(木) 21:20:54
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL4N0G855Y20130807
チェコ議会が内閣信任案否決、早期選挙の公算高まる
2013年 08月 8日 07:35 JST
[プラハ 7日 ロイター] - チェコ議会で7日、内閣信任案が否決され、年内に総選挙が実施される公算が大きくなった。早ければ10月にも行われる可能性がある。
ゼマン大統領は6月、辞任したネチャス前首相の後任に大統領経済顧問のルシュノク元財務相を指名。政党が提示した代替案を退け、自身の側近を起用した格好となり、議会の権限を侵害したとの批判が出ていた。
ルシュノク首相は辞意を表明した上で、新内閣の組閣もしくは総選挙の実施まで暫定首相にとどまる考えを示した。
内閣信任案は賛成93、反対100で否決された。下院で過半数の議席を持つことを理由に組閣の権限を主張していた中道右派勢力の有力議員が投票を棄権するなど、勢力内の分裂が浮き彫りになった。
また保守系政党のTOP09は、左派政党やゼマン大統領が求めていた早期選挙の実施を支持する意向を表明した。
6736
:
チバQ
:2013/08/09(金) 00:15:18
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130808/erp13080821170005-n1.htm
グルジア紛争から5年 露、鉄条網の占領ライン 南オセチア“独立”、地元民分断
2013.8.8 21:16 (1/3ページ)
グルジア・南オセチア自治州の周辺では、ロシア側の設ける鉄条網やフェンスによって「国境」の画定が進む。この破壊された住居の敷地は2分されていた(遠藤良介撮影)
ロシアと旧ソ連の親欧米国グルジアが交戦した「グルジア紛争」の勃発から、8日で丸5年が経過した。紛争後、ロシアが一方的に独立を承認したグルジア・南オセチア自治州の周辺では「国境」の画定作業が進み、ロシアが同自治州を事実上支配する構図がいっそう固定化している。グルジアのイワニシュビリ内閣は対露関係の改善を掲げるが、ロシアが領土問題で“譲歩”する兆候はない。
果樹園と牧草地の広がるのどかな農村地帯で、数軒の廃虚が紛争の爪痕を今も残していた。紛争の勃発点、南オセチア自治州に隣接するザルジアントカリ地区。焼けただれた壁面と散乱する家財道具の残骸が、当時のロシアと南オセチア側による略奪や放火の激しさを物語っている。
「これが、占領ラインとわれわれが呼ぶものだ」。治安当局者が案内してくれた先にはロシア側の張った厳重な鉄条網が続いていた。「グルジア人と(南オセチアの主要民族)オセット人には姻戚関係も多いが、これで地元民は行き来できなくなった。農作地を向こう側に囲われた者もいる」とこの当局者は話す。
遠方の山の斜面には、ロシア軍の施設とされる建物を望むことができる。鉄条網やフェンスによる境界の画定作業は今年に入って活発化しており、越境を試みて拘束された者も少なくないという。
◇ ◇
グルジアには、南オセチアとアブハジア自治共和国という2つの少数民族地域がある。1990年代前半の民族紛争で両地域からは20万人以上のグルジア人難民が流出し、両地域の大半はロシアの支援する独立派勢力の支配下に入った。2008年の紛争は、南オセチアの再統一を狙ったグルジアが口火を切ったとされている。
だが、首都トビリシにある戦略・国際研究財団のロンデリ所長は「ロシアが紛争を準備し、挑発したという証拠は数多くある。責任は双方にあろうが、より悪いのはロシアだ」と話す。
「ロシアの狙いは、グルジアの北大西洋条約機構(NATO)加盟を阻止し、地政学的要衝である南カフカス地域を勢力圏として保持することだった。その拠点となる南オセチアなどを完全な統制下に入れるために、戦争という口実が必要だったのだ」
◇ ◇
紛争後、ロシアは独立を承認した南オセチア、アブハジアの両地域に軍の基地を建設し、それぞれに数千人規模の部隊が駐留する。南オセチアには08〜12年で328億ルーブル(約959億円)もの「復興資金」がロシアから投じられ、政権の傀儡(かいらい)化も進んでいる。
12年4月の「大統領選」では、ロシアとの併合を訴えた旧ソ連国家保安委員会(KGB)の元地元幹部、チビロフ氏が「当選」した。
一方のグルジア中央でも、紛争を指導した急進的親欧米派、サーカシビリ大統領の与党が昨年10月の議会選で敗北し、政治の主導権は対露関係の正常化を訴えるイワニシュビリ首相の勢力に移った。
ただ、イワニシュビリ内閣が親欧米路線を捨てたわけではなく、ロシア側にも南オセチアなどの独立承認を撤回するつもりはない。「領土問題については当面、今の状態が続くだろう」(前出のロンデリ氏)という見方が一般的だ。(トビリシ 遠藤良介)
◇
【用語解説】グルジア紛争
2008年8月8日未明、グルジアが親ロシア・独立派地域の南オセチア自治州を再統一しようと攻撃を開始し、ロシアが「自国民保護」を掲げて報復。約850人の死者と約3万5千人の難民を出した。欧州連合(EU)の調査委員会は09年、紛争がグルジアの攻撃で始まったと断じる一方、ロシアが南オセチア住民にパスポート(市民権)を与えるなど武力衝突の素地を作ったとする報告書をまとめた。
6737
:
チバQ
:2013/08/09(金) 20:59:01
http://mainichi.jp/select/news/20130809k0000e030232000c.html
豪州:生きるため密航で 難民締め出し政策でも目指す
毎日新聞 2013年08月09日 15時12分(最終更新 08月09日 16時07分)
豪州を目指す難民希望者が暮らす集合住宅で、弟ソバン君を抱くマスード君。父親のハルーンさんは「お金が用意できれば、すぐに家族全員で船で豪州に行きたい」と話した=インドネシア西ジャワ州プンチャックで2013年8月6日、佐藤賢二郎撮影
豪州を目指す難民希望者が暮らす集合住宅で、弟ソバン君を抱くマスード君。父親のハルーンさんは「お金が用意できれば、すぐに家族全員で船で豪州に行きたい」と話した=インドネシア西ジャワ州プンチャックで2013年8月6日、佐藤賢二郎撮影
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インドネシア・西ジャワ州プンチャックの位置
インドネシア・西ジャワ州プンチャックの位置
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オーストラリアのラッド政権が打ち出した密航者を完全に締め出す政策に、中継地インドネシアで密航の機会をうかがう難民希望者が反発している。それぞれが母国に戻れない事情を抱えているうえ、経済的にも困窮。オーストラリアの難民政策が再び変わることへの期待感もあって、多くが「他に選択肢はない」と語り、今も危険な航海に希望を託している。【プンチャック(インドネシア・西ジャワ州)で佐藤賢二郎】
「政策が変わっても、密航の決意は変わらない」。パキスタン出身のメヘディさん(26)は2カ月前、アフガニスタン国境の町クエッタを離れた。イスラム教シーア派を信仰する少数派のハザラ人。イスラム武装勢力タリバンから迫害を受け、多くの知人が殺された。最終目的地は豪州。「差別がなく安全と聞いた。金ではなく生きるため」と強調した。
ラッド首相は先月19日、無許可で漂着した難民希望者を全て隣国パプアニューギニアに移送し、難民認定後も豪州への移住を認めないと発表。豪州移住の可能性をゼロにすることで密航の根絶を目指す強硬策に着手した。すでに密航者約120人が空路でパプアに移されている。
だが、密航にブレーキはかからず、変更後も密航船16隻で1260人が漂着。少なくとも2隻が沈没、76人が死亡した。密航が続く背景には、豪政府の度重なる政策変更と難民希望者の経済的困窮がある。
豪州では政権や首相が交代するたび、難民政策が変わり、強硬策が見直された。難民希望者たちは「また変わる可能性がある」と期待を口にする。その1人であるメヘディさんも先月末、密航業者に4000ドル(約39万円)を支払い、ジャワ島南岸の港に向かったが、悪天候で出港が中止となり、次の機会を待っている。
難民申請の手続きを経る場合、認定には最短で半年、平均約2年かかる。メヘディさんは「(インドネシアでの生活で)家賃や食費で月最低150ドル。認定まで待つ余裕はない」と語った。
アフガニスタン出身のアリさん(22)も先月末、密航船で豪州を目指した。老朽化した小型漁船は女性や子供を含む約100人で満杯。出港から約5時間後、浸水が始まり、まもなく船は沈没した。警察の船に救助され、収容された宿舎から逃亡し、再度の密航を計画中だ。「全てを捨てて国を離れ、多額の借金もある。決して希望は捨てない」と語る。
インドネシアで難民申請した亡命希望者は今年6月時点で8262人。アフガニスタン出身者が約半数を占める。未登録の不法滞在者も含めると1万人を超えるとみられる。
豪政府は今月3日、パプアと同様の難民の移送・定住に関する合意を太平洋の島国ナウルとも締結。バーク移民相は7日、「インドネシアの亡命希望者の多くが危険な密航を断念し、業者に返金を求めている」と政策変更の効果を強調した。
6738
:
チバQ
:2013/08/09(金) 21:03:03
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130809/asi13080917450001-n1.htm
印国防相、「弱腰」批判受け発言撤回 対パキスタンめぐり
2013.8.9 17:44
カシミール地方の休戦ライン付近を警戒するインドの国境警備兵=8日(ロイター)
カシミール地方の休戦ライン付近を警戒するインドの国境警備兵=8日(ロイター)
インドとパキスタンが領有権を争うカシミール地方で、パキスタン兵がインド兵5人を殺害したとされる事件をめぐり、パキスタン擁護とも受け取れる発言をしたインドのアントニー国防相に対し、「弱腰」との批判が国内で強まり、同氏は発言を事実上撤回した。
インドとの関係改善を打ち出しているパキスタンのシャリフ首相と、インドのシン首相が9月に初の首脳会談を予定しているため、「対話機運を壊したくないとの判断が働いた」(インド軍筋)との見方もある。
事件は8月6日未明、カシミールのインド支配地域にある軍検問所が襲撃され、兵士5人が死亡した。パキスタン側は関与を否定しているが、インド軍は6日の発表でパキスタン軍の犯行と断定した。
しかし、発表後、アントニー氏は国会で「パキスタン軍の制服を着た者たちによる攻撃」と断定を避けて答弁。野党から「パキスタンに逃げ口上の余地を与えている」と批判を浴びた。(共同)
6739
:
チバQ
:2013/08/11(日) 13:34:36
http://mainichi.jp/select/news/20130810k0000m030118000c.html
ジンバブエ:支配33年、光と影…ムガベ氏、大統領6選
毎日新聞 2013年08月10日 08時00分
ジンバブエのムガベ大統領=AP
ジンバブエのムガベ大統領=AP
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ムガベ氏のポスターを掲げ6選を喜ぶ支援者ら=ジンバブエの首都ハラレ近郊で2013年8月4日、ロイター
ムガベ氏のポスターを掲げ6選を喜ぶ支援者ら=ジンバブエの首都ハラレ近郊で2013年8月4日、ロイター
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アフリカ南部ジンバブエのムガベ大統領(89)が7月末に実施された大統領選で6選を決めた。選挙に不正があったとする対立候補陣営は9日、憲法裁判所に再選挙を求めた。「国民の意思を表しているとは考えない」(ケリー米国務長官)と欧米からも疑問視されるが、大統領は意に介さない。1980年の独立以来、30年以上権力を握るムガベ氏は、本当に国民に支持されているのか。ムガベ氏支配の「光と影」を追った。【マングラ(ジンバブエ北部)で服部正法】
なだらかに延びる広大な農地。マングラで350ヘクタールの農場を経営する黒人農家のマダさん(55)が言った。「私は与党を強く支持する」。トウモロコシ350トン、大豆150トンを収穫するが、以前は家族の食べる野菜を細々と作る零細農家だった。
転機は2001年、公募の新規農地提供に応募したこと。02年にこの土地が割り当てられた。政府は1人の白人農家からマダさんの土地を含む1700ヘクタールを接収し、12人の黒人農家に分配したのだった。
ジンバブエは1980年に英国から独立した際、約6000戸という少数の白人農家が、農地の4〜5割を所有していた。
権力を掌握したムガベ氏は、土地を白人から買い上げて黒人に分配する土地改革を推進。購入費用はジンバブエと英国が出した。しかし、97年に英国が費用負担を停止。そこで、ムガベ氏は00年、白人からの土地強制収用に乗り出した。
これが欧米との摩擦の出発点だ。反発した欧米は経済制裁を開始。海外派兵などで財政が悪化していたジンバブエには痛かった。
財政再建のため通貨が乱発され、年率2億%ものインフレを招いて経済は破綻。ムガベ氏の失政ではあるが「悪いのは欧米の経済制裁。次は(白人からの)経済の独立が必須です」と、マダさんは言い切る。
技術を持つ白人が去って生産性が落ち、白人農家の襲撃事件も多発。改革に伴うマイナス面は大きいが、利益を得た人たちの中にムガベ氏人気が浸透しているのも事実だ。
一方、今回の選挙について、対立候補のツァンギライ氏支持派は不正投票があったと感じ、強い不満が広がっている。だが、大きな抗議運動が起きる可能性は低そうだ。
「抗議活動をしても逮捕されるだけだ」。ハラレ市内の元治安当局者の50代男性は、人目を避けた車中での取材にそう語った。
人々の「恐怖」の原点として挙げたのが、80年代に軍が反ムガベ派武装勢力を鎮圧する際、市民ら推定2万人を虐殺したとされる事件。男性は「自分は関与していない」と断ったうえで、当時の様子をこう語った。
「(武装勢力と)疑わしい者をただ射殺するだけ。子供や老人、女性も何の理由もなく軍に殺されたのを見た」。ムガベ氏側の「弾圧」のすさまじさが「人々のトラウマとなっている」と話す。
男性は少年の頃、ムガベ氏率いるゲリラに加わり、独立後は治安当局に勤務。独立当初のムガベ氏を「アフリカで最良の指導者だった。学校建設など人々のために尽くした」と高く評価するが、今はツァンギライ氏の支持者だ。
「ムガベ氏には誰も物を言えなくなった。独立闘争参加者でも利益を享受したのは一握りの人間だけ。33年は長すぎる。皆変化を心から求めている」
6740
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チバQ
:2013/08/11(日) 13:35:21
http://mainichi.jp/select/news/20130811k0000m030033000c.html
イタリア:ベルルスコーニ元首相 政治的「生き残り」工作
毎日新聞 2013年08月10日 20時05分(最終更新 08月11日 01時15分)
ベルルスコーニ元首相の長女マリナ氏=AP
ベルルスコーニ元首相の長女マリナ氏=AP
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【ローマ福島良典】脱税事件で禁錮4年の最高裁有罪判決を受けたイタリアのベルルスコーニ元首相(76)が特赦や減刑の可能性を探り、政治的な「生き残り」を目指す工作を始めた。だが、実現可能性は低いとみられ、政界残留の道は険しい。このため、中道右派勢力を率いる後継指導者候補として長女のマリナ・ベルルスコーニ氏(47)の名前が浮上している。
元首相率いる中道右派・自由国民の重鎮議員は5日、元首相の意向を受けてナポリターノ大統領と面会、元首相が政治活動を継続できるよう依頼した。有罪判決で上院議員の資格を剥奪される恐れがあり、6年間、国会議員選挙に立候補できないためだ。大統領には(1)有罪判決を取り消す特赦(2)禁錮から罰金などへの刑の変更−−の権限がある。
イタリア紙レプブリカによると、ナポリターノ大統領は面会後、「あらゆる点を検討する」と返答したというが、数々のスキャンダルを抱える元首相は私邸パーティーでの少女買春疑惑など他の公判事件の被告になっている。このため、特赦、刑の変更とも可能性は低いとみられている。国会による恩赦・減刑の可能性もあるが、必要な3分の2の議員の賛成を取り付けるのは困難だ。
元首相は判決後のビデオ声明で、1994年の政界入り時に旗揚げした中道右派勢力「フォルツァ・イタリア(がんばれイタリア)」を再結成すると宣言した。その指導者候補として名前が取りざたされているのが、元首相の長女マリナ氏だ。
マリナ氏は元首相一族の持ち株会社「フィニンベスト」の社長。傘下の子会社モンダドリ(出版)の社長も務め、元首相が脱税で最高裁有罪判決を受けたメディアセット(テレビ)の役員にも名を連ねている。
イタリア・メディアによると、フィニンベストのスポークスマンは「根拠なき仮説」としてマリナ氏の政界進出と世襲を否定。元首相も側近らに「自分と同じような、司法当局による迫害に遭わせたくない」ともらしたことがあるという。だが、マリナ氏は判決後、自由国民幹部の会合に参加、政治の世界に足を踏み入れつつある。
自由国民内には元首相のようなカリスマ性のある後継者は見当たらない。レプブリカ紙によると、今年10月に総選挙が前倒し実施される場合、「マリナ氏以外に(指導者の)選択肢がない」(自由国民議員)状態という。その場合、元首相はマリナ氏を通じて政界への影響力を温存することになりそうだ。
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チバQ
:2013/08/11(日) 13:40:09
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130810/mds13081022330006-n1.htm
マリ大統領選、11日決選投票 安定化への試金石
2013.8.10 22:32
【カイロ=大内清】フランスが1月、イスラム過激派武装勢力の掃討のため軍事介入した西アフリカのマリで11日、大統領選の決選投票が行われる。
過激派台頭を招いた昨年3月のクーデター後、初の国政選挙。現地からの報道によると、7月の第1回投票で39%余りの票を獲得し1位となったケイタ元首相(68)が、2位のシセ元財務相(63)に対し優勢を保っているもようだ。
不安定な状態が続く北部の少数民族トゥアレグ人との和平協議が今後の最重要課題となる中、今回の選挙は、安定的な政府を樹立できるかの最初の試金石となりそうだ。
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チバQ
:2013/08/11(日) 13:41:36
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130811/erp13081109360001-n1.htm
スイスに「黒人差別存在」 年収74億円、米セレブと知らず…店員「あなたには買えない」
2013.8.11 09:33 (1/2ページ)[欧州]
オプラ・ウィンフリーさん(AP)
オプラ・ウィンフリーさん(AP)
【ニューヨーク=黒沢潤】米国の女性人気司会者で大富豪のオプラ・ウィンフリーさん(59)が、スイス・チューリヒのブティックで高級バッグを見せてもらおうとしたところ、店員から「あなたには買えない」と拒絶されていたことが分かった。
アフリカ系米国人のウィンフリーさんは、移民問題などを抱えるスイスに「(黒人差別が)存在する」と米テレビ番組で指摘。慌てたチューリヒ観光局が謝罪する事態に発展した。
ウィンフリーさんは7月下旬、友人の大物米国人歌手、ティナ・ターナーさん(73)の結婚式に出席するため、ターナーさんが住むスイスを訪問した。
米ABCテレビなどによると、ウィンフリーさんは、ワニ皮製の高級バッグ(約3万8千ドル=約370万円)を見せるよう言ったが、女性店員に「いいえ。これは(価格が)高過ぎます」と断られた。再度頼んだが、「あなたの感情を傷付けたくありません」と言われたため、「たぶん私には買うお金がないのね…」と店を出たという。
メディアで大活躍のウィンフリーさんの昨年度の推定年収は7700万ドル(約74億円)で、資産も同28億ドル(約2700億円)と、高級バッグを購入できない身分ではない。店側は「誤解があっただけ。人種差別ではない」と釈明するが、米国では知らない人がいないセレブがスイスで受けた“仕打ち”に、ウィンフリーさんは怒りをあらわにしている。
6743
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チバQ
:2013/08/11(日) 14:07:09
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013081000169
ジブラルタルめぐり緊張再燃=英・スペイン、「関係最悪」に
【ロンドン時事】イベリア半島南端にある英領ジブラルタルをめぐり、領有を主張するスペイン政府が国境通過者に通行税を課す考えを表明、英側を激怒させている。両国はともに欧州連合(EU)と北大西洋条約機構(NATO)の加盟国だが、この問題で2国間関係は「近年で最悪」(BBC放送)と言われるまで悪化しており、外交上、深刻な影響が生じかねない。
発端は7月、ジブラルタル政府が周辺海域にコンクリートのブロックを沈めて魚礁の建設を開始したこと。スペイン側は「スペイン漁船に対する妨害」と反発、報復として国境検問を強化したため、往来する住民らが猛暑の中を長時間待たされる事態となった。
さらにスペインのガルシアマルガリョ外相は8月初め、(1)国境を通過する際に50ユーロ(約6400円)の通行税を徴収(2)ジブラルタル発着の航空機のスペイン領空飛行禁止−などの措置を検討していると表明。これに対し、ジブラルタルのピカード首席閣僚(首相)は「(スペイン政府は)まるで北朝鮮」と強く非難。キャメロン英首相もスペインのラホイ首相との電話会談で、外交関係悪化への「深い懸念」を伝えた。
英国では、スペイン側の強硬姿勢に批判的な報道が相次いでいる。保守系デーリー・テレグラフ紙は「英国の果敢な抵抗は岩のように強固だ」との見出しで愛国心をあおった。一部では、スペイン政府が経済危機や与党内の汚職疑惑から国民の関心をそらすため、ジブラルタル問題を利用しているとの見方も出ている。(2013/08/10-14:48)
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チバQ
:2013/08/12(月) 18:56:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130811-00000188-yom-int
なぜ非白人狙う…英移民政策に批判「差別的」
読売新聞 8月11日(日)9時0分配信
【ロンドン=林路郎】キャメロン英政権が、移民の数を年間10万人未満に制限するとした公約実行に本格的に乗り出した。
2015年の次期総選挙を視野に、「反移民」を掲げる右派政党に奪われた支持層を取り戻すことが狙いだ。歴史的な移民への寛容政策を転換しようとする首相に、最大野党・労働党などは反発を強めている。
英内務省は今月1日、ロンドン、マンチェスター、ダラムなど都市部で不法移民の一斉摘発を行った。不法就労などの疑いがある139人を摘発し、マーク・ハーパー移民担当相は「脱税や劣悪な労働環境を生む不法移民を許さない」と成果を強調した。
ところが、この後、捜査官が有色人種だけを選び、職務質問したと、人権団体などが問題提起した。実際、摘発された人の多くは黒人や南アジア系だった。
最大野党・労働党のドリーン・ローレンス上院議員は「移民には白人もいる。なぜ非白人だけ狙うのか」と人種差別があったと指摘。これを受け、行政機関に是正措置を命ずる権限を持つ国の独立機関「平等人権委員会」が実態調査に乗り出した。英国は、1976年の人種関係法や2006年の平等法で人種に基づいて人に不利益をもたらす行為を禁じており、同委が是正を求める可能性がある。
同委は、内務省が移民の多いロンドン郊外の6地区で「不法滞在者は出国しなければ捕まる」と移民を脅すかのような広告を掲載した車両2台を7月下旬に走らせたことも問題視する。
英国は伝統的にアジア、カリブ海、アフリカなどの旧植民地出身の移民に寛容だった。冷戦後はポーランドなど旧東欧からも多くの移住者を受け入れ、08年のリーマン・ショック後、その数は年間20万人を超えた。
2010年の総選挙で、当時、最大野党だった保守党党首のキャメロン氏は移民規制を公約した。首相就任後、まずは移民の数が多いインド人技術者を狙い撃ちした査証発給制限などを行った。首相は秋には不法滞在者を雇った事業者への罰則を強化する新法案も下院に提出する方針だ。「英国人から雇用を奪う移民の排斥」を打ち出し、右派政党・独立党が支持を拡大していることが念頭にある。
これに対し、労働党は、首相の政策は「人種差別的」として政権攻撃の材料とする構えだ。
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チバQ
:2013/08/12(月) 19:00:52
http://mainichi.jp/select/news/20130812dde007030031000c.html
ノルウェー:首相、お忍び運転手 「国民の本音知りたい」
毎日新聞 2013年08月12日 東京夕刊
【ロンドン小倉孝保】ノルウェーのストルテンベルグ首相(54)が市民の本音を聞こうと、お忍びでタクシー運転手をしていたことが分かった。地元メディアが11日、報じた。
首相は6月のある日の午後、オスロ市内でサングラスをかけ制服を着てタクシーを運転した。身元を明かさなかったが、乗客の中には「ここ(後部座席)からみると、あなたは首相のようなんですが」と、見破る人もいた。
首相は地元メディアに「市民の本音を聞きたかった。それができるのがタクシー運転手だと思った」と語った。首相が乗客と話す様子は隠しカメラで撮影され、首相はこれを来月の総選挙キャンペーンに使うという。首相が車を運転するのは8年ぶりで、運転はあまりうまくなかったらしい。料金は受け取らなかった。
最近の世論調査で、首相率いる労働党の支持率は野党・保守党より低い。メディアから「選挙で敗れたらタクシー運転手になるのか」との厳しい質問も飛んだが、首相は「わたしはタクシーよりも国の運転(運営)が向いている」と答えた。
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:
チバQ
:2013/08/12(月) 19:01:26
http://mainichi.jp/select/news/20130812dde007030024000c.html
動乱エジプト:治安部隊、同胞団集会を排除へ 衝突激化は必至
毎日新聞 2013年08月12日 東京夕刊
【カイロ秋山信一】軍事クーデターでモルシ氏が大統領を解任されたエジプトで、治安当局は11日、カイロでクーデターへの抗議を続けるモルシ氏の出身母体・イスラム組織ムスリム同胞団の集会場を12日から包囲することを決めた。政府系紙アルアハラム(電子版)が報じた。段階的に食料の搬入や人員の立ち入りを阻止し、放水などで集会を強制解散させる。同胞団との衝突が激化するのは必至で、犠牲者が増えれば、国内外から暫定政権への非難が高まりそうだ。
同胞団は6月下旬以降、カイロ北東部のラバ・アダウィーヤ・モスクと、カイロ南郊にあるカイロ大学前で、それぞれ数千人規模の座り込みを続けている。暫定政権は「治安や市民生活の脅威となっている」として、集会の解散を呼びかけてきた。しかし、モルシ氏の復権を求める同胞団は拒否している。
アルアハラムによると、イブラヒム内相は11日、治安部隊幹部らと会議を開催。イスラム教のラマダン(断食月)明けの祭日が終わるのを待って、12日朝から包囲することを決めた。
内務省の計画では、治安部隊が集会場を包囲し、食料や水の搬入を制限。集会場から出るのは認めるが、入るのは認めない。さらに、警告や放水、警告射撃などを段階的に実施し、解散させる。
同胞団は、集会場の入り口にレンガを積んだバリケードを複数設け、投石用の石も多数用意している。ヘルメットをかぶり、こん棒を持った自警団も数百人いる。過去の衝突などから、内務省は同胞団が銃器を隠し持っているとみており、治安部隊と銃撃戦になる恐れもある。
7月には集会場近くで2度、軍・治安部隊との大規模な衝突が起き、120人以上が死亡した。
同胞団は「民意で選ばれたモルシ政権が正統だ」との訴えを続けているが、集会継続以外に存在感を示す方法が乏しい。軍主導の暫定政権には、集会を解散させることで、政権基盤を揺るがす同胞団の活動を抑え込む狙いがあるとみられる。
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6747
:
チバQ
:2013/08/12(月) 19:32:23
http://www.cnn.co.jp/world/35035849.html
「イスラムは国」、失言連発の候補者が議会選から撤退 豪
2013.08.12 Mon posted at 12:09 JST
(CNN) 9月に行われるオーストラリア議会選挙の女性候補者が、マスコミのインタビューでイスラムを国と呼ぶなどの間違いを繰り返し、選挙戦開始から48時間で立候補を辞退する結果となった。
溶接工で二児の母でもあるステファニー・バニスター氏(27)は、反移民を訴える極右政党「ワン・ネイション」の候補者で、クイーンズランド州ランキンで立候補していた。
バニスター氏はインタビューの中で「私はイスラムを国として批判はしないが、その法律はここオーストラリアで歓迎すべきものではない」と述べ、さらに「ハラムに従っているオーストラリア人は2%に満たない」と付け加えた。ハラムはイスラム教で禁止されている行為のことを意味するが、同氏がイスラム教の聖典「コーラン」の意味で述べたのか否かは定かではない。
さらにバニスター氏は、さまざまな宗教を混同しているかのような発言を行った。
同氏は「ユダヤ人はハラムに従ってはいない。彼らにはイエス・キリストの教えに従う彼ら自身の宗教がある」と述べた。しかしユダヤ教は、キリストの誕生前から存在する旧約聖書に基づいている。
バニスター氏の間違いは、宗教だけにとどまらない。同氏は、2016年に施行予定の身体障害者向けの保険制度について「現在、すでに施行されている」と発言したという。
バニスター氏のインタビューが放送されたか否かは定かではないが、あっと言う間に広まった。バニスター氏は、「イスラムの国々」と言い直すなど、発言を訂正したにもかかわらず、インタビューを行った放送局が編集でカットしたと批判している。
バニスター氏は10日に家族が脅迫を受けたとして選挙戦から撤退。同氏の選挙戦は、開始からわずか48時間で幕を閉じた。
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:
チバQ
:2013/08/12(月) 19:34:16
http://www.afpbb.com/article/politics/2961440/11173331
マリで大統領選の決選投票、豪雨で投票率低下か
2013年08月12日 09:37 発信地:バマコ/マリ
【8月12日 AFP】西アフリカのマリで11日、大統領選挙の決選投票が行われた。昨年の軍事クーデターに続き、イスラム武装勢力による北部制圧およびフランスによる軍事介入など、混乱が続く同国の平和と安定化へ向けた試金石となる選挙として注目されている。
7月28日の第1回投票を経て決選投票に進んだのは、イブラヒム・ブバカル・ケイタ(Ibrahim Boubacar Keita)元首相とスマイラ・シセ(Soumaila Cisse)元財務相。
有権者は約700万人いるが、豪雨の影響で投票率の低下が懸念されている。第1回投票の投票率は約50%で、選挙プロセスが信頼の置けるものであることを示す指標と見なされたが、今回の投票では、首都バマコ(Bamako)の投票所での投票者の数はそれよりも少ないと伝えられている。
今のところ、第1回投票で得票率がシセ氏より20ポイント以上高かったケイタ氏が優勢と見られている。(c)AFP/Stephane Barbier
6749
:
チバQ
:2013/08/12(月) 19:34:59
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013081200030
大統領選の決選投票実施=元首相と元財務相の対決−マリ
11日、バマコで投票するマリのケイタ元首相(中央)(AFP=時事) 【パリ時事】西アフリカ・マリで11日、大統領選の決選投票が行われた。2012年3月の軍事クーデター後、イスラム武装勢力による北部占拠、旧宗主国フランスの軍事介入と混乱が続いたマリで、大統領選は国家再建に向けた転機となることが期待されている。
11日、バマコの投票所で1票を投じるマリのシセ元財務相(中央)(AFP=時事) 27人が立候補した大統領選で決選投票に進んだのは、7月28日の第1回投票でトップのイブライム・ブバカル・ケイタ元首相(68)と2位のスマイラ・シセ元財務相(63)。即日開票され、選管による公式集計結果が5日以内に発表される。(2013/08/12-06:13)
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チバQ
:2013/08/13(火) 19:38:51
http://www.afpbb.com/article/politics/2961665/11179217
マリ大統領選挙、ケイタ元首相の勝利が確実 対立候補が敗北認める
2013年08月13日 12:44 発信地:バマコ/マリ
【8月13日 AFP】西アフリカのマリでイブラヒム・ブバカル・ケイタ(Ibrahim Boubacar Keita)元首相とスマイラ・シセ(Soumaila Cisse)元財務相とで争われた大統領選挙の決選投票は12日、シセ氏が敗北を認め、ケイタ元首相の勝利が確実となった。
11日に行われた決選投票の公式な開票結果はまだ発表されていないが、シセ氏はAFPに対し、「ケイタ元首相のもとを訪れ、元首相の勝利を祝福するとともに、マリのためにも幸運を祈ると伝えた」ことを明らかにした。
先に選挙管理委員会の関係者は、ケイタ元首相が開票分の3分の2を得票し圧倒的にシセ氏をリードしていると伝えていた。
勝利を確実にしたケイタ元首相には、軍事クーデターやイスラム武装勢力との戦闘を含め、1年以上におよぶ政治的混乱が続くマリでの新たなかじ取りが求められる。(c)AFP/Stephane Barbier
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チバQ
:2013/08/13(火) 19:45:24
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/130813/cpd1308130500000-n1.htm
世論調査でメルケル氏優位 独選挙戦 与党の支持拡大2013.8.13 05:00
ドイツでは選挙戦が今週から本格化する。攻勢を強める野党・社会民主党(SPD)の首相候補ペール・シュタインブリュック氏に対し、連立政権を率いるメルケル首相は世論調査でリードを維持している。
休暇から戻るメルケル首相は14日のヘッセン州ゼーリゲンシュタットでの遊説を皮切りにドイツ国内で56回の選挙演説を予定している。
選挙戦は9月22日の投票日まで6週間続く。シュタインブリュック氏はメルケル政権の経済政策を攻撃している。
シュタインブリュック氏は10日付の南ドイツ新聞に掲載された論説で、メルケル政権が金融取引税の導入を妨げていると批判。「遅延作戦によって政府は銀行のお気に入りとなり、銀行が過失の責任を追及されることを阻んでいる」と訴えた。
先週発表された世論調査では、シュタインブリュック氏が与党との差を縮めている様子が示されていた。しかし、11日付のビルト紙日曜版に掲載された調査機関エムニドの世論調査結果によれば、首相率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)の支持率は、1ポイント上昇の41%と、横ばいだったSPDの25%との差が16ポイントにまで広がった。
ただ、連立を組む自由民主党(FDP)の支持率は5%にとどまっており、得票率が議席確保に必要な5%に届かない可能性もあるため、メルケル首相が現在の形の連立政権を維持できるどうかは不透明だ。(ブルームバーグ Patrick Donahue)
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チバQ
:2013/08/13(火) 19:53:14
http://mainichi.jp/select/news/20130813k0000e030182000c.html
ジブラルタル問題:スペイン、アルゼンチンと共闘
毎日新聞 2013年08月13日 11時19分(最終更新 08月13日 13時02分)
【ロンドン小倉孝保】イベリア半島南東の英領ジブラルタルを巡り領有権を主張する英国とスペインの緊張が高まっている問題でスペイン政府は、同じく英国と領土問題を抱えるアルゼンチンと共闘する姿勢を示した。一方、英国は12日、法的措置の検討に入るなど対立は先鋭化している。
◇英、法的措置も
スペイン・メディアは11日、政府当局の話として、ガルシアマルガリョ外相が9月にアルゼンチンを訪問する際、領土問題についてアルゼンチン政府と意見交換すると伝えた。アルゼンチンは長年、英領フォークランド諸島の領有権を巡り英国と対立している。
スペインはアルゼンチンと共闘し英国によるジブラルタル、フォークランド領有を「植民地主義であり国連決議に反する」として国連安保理か国連総会で議題にしたい考えだ。
一方、こうしたスペインの姿勢に、キャメロン英首相の報道官は12日、「ジブラルタルとフォークランドは別問題だ」と不快感を示し、スペイン政府がジブラルタルとの国境検問を強化している問題について、英政府として法的措置を検討している考えを明らかにした。措置の内容は不明だが、英メディアは欧州連合(EU)司法裁判所への提訴の可能性があると報じている。
ジブラルタルは、地中海と大西洋をつなぐ海峡に面した軍事・海運上の要衝。古くから各国が領有を争い、1713年からイギリス領。英海軍部隊が常駐する。面積6・5平方キロ、人口約3万人(2011年)。
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チバQ
:2013/08/13(火) 19:57:16
http://mainichi.jp/select/news/20130813dde007030014000c.html
動乱エジプト:暫定政権、同胞団系知事を一掃 地方でも切り崩し
毎日新聞 2013年08月13日 東京夕刊
【カイロ秋山信一】軍事クーデターでモルシ氏が大統領を解任されたエジプトで、暫定政権は12日、全国27県のうち20県の知事の交代を決めた。国営中東通信が報じた。13日に新知事の宣誓式を行う。モルシ氏が政権基盤強化のため増やした出身母体・イスラム組織ムスリム同胞団系知事は一掃される見込み。
エジプトでは県知事は大統領が任命する。モルシ氏の大統領就任以降、軍出身が多かった知事に起用される同胞団関係者が増え、7月のクーデター前には27県中11県を占めていた。今回の措置は、モルシ氏復権を求め抗議活動を続ける同胞団の権力基盤を、地方でも切り崩す狙いがあると見られる。
一方、イスラム政党・ヌール党は12日、軍主導の暫定政権が進める憲法修正協議への条件付き参加方針を表明した。同胞団に次ぐイスラム勢力の参加表明はイスラム主義者との融和を目指す暫定政権には追い風だが、主張の相違が大きく協議は難航しそうだ。
ヌール党はモルシ氏退陣は容認したが、同胞団のデモ隊と軍・治安部隊の衝突を巡り暫定政権の対応を非難、距離を置いてきた。協議の参加条件としてヌール党は「イスラム法は法学者の解釈を含む」(219条)といった条項の維持を主張している。世俗派はこうした規定がイスラム教の厳格な適用につながる可能性があるとして修正を要求している。
一方、同胞団は13日もモルシ氏の解任に抗議して座り込みの集会を継続。暫定政権は集会の強制排除に向けた準備を慎重に進めている。
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チバQ
:2013/08/14(水) 21:35:27
http://mainichi.jp/select/news/20130815k0000m030048000c.html
アフガニスタン:カルザイ氏、不出馬明言…来年の大統領選
毎日新聞 2013年08月14日 20時45分(最終更新 08月14日 21時21分)
【カブール米村耕一、ニューデリー杉尾直哉】アフガニスタンのカルザイ大統領は13日、来年4月に予定される大統領選挙について「ルールを守る事は重要だ。新しい考えの人が出てくる方が良い」と述べ、3選を禁じた憲法の規定に沿って任期満了で退く考えを改めて示した。一方、旧支配勢力タリバンとの和平交渉が進まない理由について「外国の影響」を挙げ、米国などの介入に強い不満を表明した。カブールの大統領府で、アフガン訪問中の松浪健四郎・日本アフガニスタン協会理事長らに語った。
タリバンは5月ごろからカブール市内でテロを活発化。8月上旬には最高指導者オマル師名で「選挙に参加しない」との声明を出し、カルザイ政権に揺さぶりをかけている。このため「国の安定」を理由にカルザイ大統領が選挙の延期や憲法改正による任期延長を図るのではないかとの観測も出ている中、大統領は望ましい後継者像を「新しい考えの人」と強調することで自らの影響力を残す意思がないことをアピールしたといえる。公正な選挙実施が国際社会からの財政支援継続の事実上の条件となっていることが背景にある。
一方、タリバンが交渉窓口となる事務所を今年6月、中東のカタールに開いた際、タリバン政権時代の旗を掲げ、カルザイ大統領の強い反発を招いたことで、タリバンと米政府の和平協議は始まっていない。大統領には、米国がアフガン政権の頭越しにタリバンとの交渉を進めようとしたという疑念がある。米軍のアフガニスタンからの完全撤退を主張するタリバンが米国との交渉を進めれば、国内でのカルザイ大統領の立場は弱まらざるを得ないためだ。ただ、大統領選後の安定した政権移行への道筋をつける役割を果たせる人物は今のところカルザイ大統領以外に見当たらないのも現状だ。
◇政権移行に期待と危惧
大統領選について、国内第2の民族タジク人の元外交官で政治評論家のサエディ氏は、最大民族パシュトゥン人のカルザイ大統領と側近グループが簡単に権力を手放すはずがないと見る。「(カルザイ氏が)権力維持にこだわれば、再び国内に危機が起こり、内戦にすら向かいかねない」と心配する。
また通信会社勤務の男性、ミル・アハメドさん(26)は「前回選挙でも多く金を配った人が当選した。今度も同じだ」といい、来年末の駐留外国軍の任務終了以降の治安の方が心配だという。
一方、カブール大学の女子学生、ナジファさん(23)は、女性の投票への参加に向けた現政権の取り組みを評価し、「女性投票率が前回よりも大幅に上がり、社会に変化をもたらす」と期待している。
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チバQ
:2013/08/14(水) 21:36:08
http://mainichi.jp/select/news/20130815k0000m030061000c.html
インド潜水艦爆発:海軍増強路線に打撃…18人死亡か
毎日新聞 2013年08月14日 21時25分
【ニューデリー杉尾直哉】インド西部ムンバイで14日未明、軍港内に停泊していたインド海軍の潜水艦「シンドゥラクシャク」が爆発し、沈没した。アントニー国防相は「死者が出ている」と述べたが、人数は明らかにしなかった。インドの民放NDTVなどによると、消防隊が鎮火したが、艦内に水兵18人が閉じ込められた。艦内とは連絡が取れないといい、18人全員が死亡した可能性がある。
救助隊は中に入れない状態で捜索は難航している。複数の負傷者が病院に運ばれたが、負傷した場所は不明。
シンドゥラクシャクはロシア製ディーゼル潜水艦。1997年に就役し、最近、ロシアで改修を受けたばかりだった。
爆発当時、魚雷や対艦ミサイルを満載した状態だったといい、こうした兵器を収めた区画で爆発が起きた可能性がある。原因はわかっていない。
インドでは今月9日、初の国産原子力潜水艦「アリハント」の原子炉が臨界に達し、12日には初の国産空母「ビクラント」の進水式があったばかり。中国を念頭にした海軍力増強をアピールしていたインド海軍にとって、今回の事故は大きな打撃となりそうだ。
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:
チバQ
:2013/08/15(木) 23:42:18
http://www.asahi.com/international/reuters/RTR201308150096.html
中央アフリカ、反政府勢力の支配で崩壊の危機=国連
8月14日、国連のシモノビッチ事務次長補(人権担当)らは、反政府勢力が4カ月前に権力を掌握した中央アフリカ共和国について、「崩壊の危機にある」と警告した。写真はパトロールする反政府勢力セレカの兵士ら。バンギで3月撮影(2013年 ロイター/Alain Amontchi)
[国連 14日 ロイター] - 国連のシモノビッチ事務次長補(人権担当)らは14日、反政府勢力が4カ月前に権力を掌握した中央アフリカ共和国について、「崩壊の危機にある」と警告した。
最貧国の1つでもある中央アフリカは、反政府勢力セレカが権力を掌握しボジゼ大統領が同国を脱出して以来、混乱状態が続いている。アフリカ連合(AU)は今月、国民の保護や情勢安定化、政府統治の回復のため、平和維持部隊の増強を発表した。
国連特使を務めるBabacar Gaye氏は、AUが経済面や技術面で支援を要請しているとし、安全保障理事会に要請に応じるよう提言したと述べた。
特使やシモノビッチ事務次長補は、危機解決にはAUの部隊だけでは足りないとの見方を示した。事務次長補は、治安確保と国民の保護には大規模の部隊が必要だとし、外国の反政府勢力が中央アフリカに流入することも防ぐ必要があると述べた。
安保理は声明で、中央アフリカでは「法と秩序が崩壊している」とし、同国の治安情勢に深い懸念を表明。情勢安定のためにあらゆる選択肢を検討するとした。
国連のバレリー・アモス人道問題担当事務次長は、中央アフリカが破綻国家になる可能性があると指摘。国民約460万人が情勢危機の影響を受け、このうち160万人は緊急支援を必要としていると説明した。
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:
チバQ
:2013/08/15(木) 23:45:56
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20130815-OYT1T01139.htm
エジプト死者525人…モルシ派「虐殺」と非難
. 【カイロ=酒井圭吾】エジプトの保健省は15日、治安部隊とモルシ前大統領派の衝突による死者数が525人、負傷者は3717人に達したと発表した。
モルシ派はこれを「暫定政府による虐殺」と非難し、16日に100万人規模のデモを行う予定だ。
モルシ派の一部は15日、暴徒化し、首都カイロ近郊ギザにある市庁舎に突入、火を放った。カイロ中心部の財務省も襲撃された。モルシ派の支持母体であるムスリム同胞団の支持者らは、交流サイト「フェイスブック」上で、16日に全国の警察庁舎を一斉襲撃するよう呼びかけている。
14日の衝突による死者の多くは、モルシ派が座り込みを続けていたカイロの2か所にいたデモ参加者だった。デモ参加者は、暫定政府が「作戦完了」を宣言した14日夕以降も投石などで抗戦を続け、治安部隊は集会場のステージに火を放つなど徹底して弾圧、被害が広がった。衝突はエジプト27県中、21県にまで拡大した。
(2013年8月15日22時58分 読売新聞)
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:
チバQ
:2013/08/15(木) 23:46:52
http://mainichi.jp/select/news/20130815k0000m030112000c.html
エジプト:展望なき強硬策 暫定政権「独裁」に支持離れも
毎日新聞 2013年08月15日 00時56分(最終更新 08月15日 01時09分)
治安部隊が発射した催涙ガス弾に砂をかけて、ガスの発生を防ごうとするモルシ派市民=カイロ市内で2013年8月14日、秋山信一撮影
拡大写真 【カイロ秋山信一】エジプトで、軍主導の暫定政権が14日、モルシ前大統領の出身母体・イスラム組織ムスリム同胞団の集会の強制排除に踏み切った。多数の犠牲が出るのを覚悟の上で強硬策を選んだのは、治安が不安定な状況が続き、政権移行プロセスや経済回復への悪影響を懸念したためとみられる。だが治安機関が反政府運動を抑え込む手法は独裁政権を想起させ、暫定政権への支持離れが進む可能性もある。
同胞団はクーデター前の6月28日から、モルシ氏への支持をアピールするためカイロ近辺の2カ所で座り込みの集会を続けてきた。同胞団のデモ隊がカイロ中心部の道路や地下鉄の駅を封鎖し、交通に支障が出るケースも相次いだ。
暫定政権は7月下旬以降、集会を解散させるために準備を進めてきた。
クーデターを主導したシシ国防相は、「暴力に対処する許可を与えてほしい」と国民に直接、支持集会を呼びかける異例の行動をとった。「民意」を根拠に、強制排除を正当化する狙いがあったとみられる。
さらに検察当局も、周辺住民の訴えなどを受けて、武器の隠匿や道路の不法占拠などの疑いで捜査を進めた。暫定政権は14日の強制排除について「内閣と検察当局の判断に基づいている」と強調し、合法的な措置だと主張した。
また国内外から強硬な対応への批判を受けたことに配慮し、米欧やアラブ諸国による同胞団との和解の仲介も一定期間容認した。だがモルシ氏の復権を求める同胞団とは交渉の余地がなく、イスラム教のラマダン(断食月)が終わるタイミングで、和解仲介は「失敗に終わった」と一方的に宣言。ラマダン明けの祭日が終わるのを待って、強制排除に踏み切った。
強制排除によって同胞団が集会を継続することは困難になった。だが、強硬策が裏目に出る懸念も高まっている。14日には同胞団の支持者らが、エジプト各地で警察署や(キリスト教の一派)コプト教会を襲撃した。
政治を通じて理想とする社会の実現を目指してきた同胞団の一部が過激化し、武装闘争路線に転じる可能性もある。
ベブラウィ暫定首相は14日、「今後の政治プロセスからは誰も排除しない」とする声明を発表し、同胞団に改めて和解を呼びかけた。だが、同胞団が暫定政権主導の政権移行プロセスに参加する可能性は極めて低い。
両者の対立がさらに激化すれば、エジプト情勢の正常化はますます遠のくことになる。
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