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国際政治・世界事情

6746チバQ:2013/08/12(月) 19:01:26
http://mainichi.jp/select/news/20130812dde007030024000c.html
動乱エジプト:治安部隊、同胞団集会を排除へ 衝突激化は必至
毎日新聞 2013年08月12日 東京夕刊

 【カイロ秋山信一】軍事クーデターでモルシ氏が大統領を解任されたエジプトで、治安当局は11日、カイロでクーデターへの抗議を続けるモルシ氏の出身母体・イスラム組織ムスリム同胞団の集会場を12日から包囲することを決めた。政府系紙アルアハラム(電子版)が報じた。段階的に食料の搬入や人員の立ち入りを阻止し、放水などで集会を強制解散させる。同胞団との衝突が激化するのは必至で、犠牲者が増えれば、国内外から暫定政権への非難が高まりそうだ。

 同胞団は6月下旬以降、カイロ北東部のラバ・アダウィーヤ・モスクと、カイロ南郊にあるカイロ大学前で、それぞれ数千人規模の座り込みを続けている。暫定政権は「治安や市民生活の脅威となっている」として、集会の解散を呼びかけてきた。しかし、モルシ氏の復権を求める同胞団は拒否している。

 アルアハラムによると、イブラヒム内相は11日、治安部隊幹部らと会議を開催。イスラム教のラマダン(断食月)明けの祭日が終わるのを待って、12日朝から包囲することを決めた。

 内務省の計画では、治安部隊が集会場を包囲し、食料や水の搬入を制限。集会場から出るのは認めるが、入るのは認めない。さらに、警告や放水、警告射撃などを段階的に実施し、解散させる。

 同胞団は、集会場の入り口にレンガを積んだバリケードを複数設け、投石用の石も多数用意している。ヘルメットをかぶり、こん棒を持った自警団も数百人いる。過去の衝突などから、内務省は同胞団が銃器を隠し持っているとみており、治安部隊と銃撃戦になる恐れもある。

 7月には集会場近くで2度、軍・治安部隊との大規模な衝突が起き、120人以上が死亡した。

 同胞団は「民意で選ばれたモルシ政権が正統だ」との訴えを続けているが、集会継続以外に存在感を示す方法が乏しい。軍主導の暫定政権には、集会を解散させることで、政権基盤を揺るがす同胞団の活動を抑え込む狙いがあるとみられる。

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