したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

国際政治・世界事情

6724チバQ:2013/08/04(日) 20:18:28
http://www.cnn.co.jp/world/35035420.html
若年婚の風習に抗議、11歳少女の「反乱」 イエメン
2013.08.04 Sun posted at 18:23 JST

サヌア(CNN) 「私を嫁がせたら、あなたたちは幸せになれるの?」――挑むような視線をカメラに向けて、ナーダ・アハダルさん(11)は問い掛ける。両親の強制する結婚に抵抗し、イエメンの農村部から首都サヌアへ逃げてきたという。

動画共有サイト「ユーチューブ」に掲載された約2分半のビデオで、ナーダさんは「両親がお金と引き換えに私を結婚させようとしている」「従うくらいなら死んだほうがましです」と訴えた。ビデオの閲覧者は世界で数百万人に上り、同国に残る若年婚の風習が改めて批判にさらされるきっかけとなった。

国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチによると、イエメンでは女性の半数以上が18歳未満で結婚する。08年には10歳の少女が離婚訴訟を起こして注目を集めた。離婚は認められ、少女は若年婚の問題に取り組む運動のシンボルとなった。

国会では09年、結婚の最低年齢を17歳と定める法案が可決された。しかし保守派議員らが、結婚年齢を制限することはイスラム法に反すると強く反発し、結局成立には至らなかった。

ヒューマン・ライツ・ウォッチの活動家は「子どものうちに結婚を強制された少女たちは学校をやめさせられて教育の機会を失う。低年齢で出産を繰り返した結果、体に慢性的な問題を抱えることになる女性も多い」と指摘する。同国には「8歳の娘を妻にすればいい、確実に処女だから」という言い習わしもあるという。

ユーチューブのビデオが公開されてから数週間後、CNN取材班はナーダさんを捜し当てた。おじの元に身を寄せるナーダさんは「結婚から、そして無知と人身売買から逃げてきました」と話した。

一方、ナーダさんの両親は強制結婚の事実などないと主張。ビデオの内容は作り話だった疑いが強まり、ナーダさんは当局によって女性保護施設へ移された。

7月下旬、ナーダさんの後見人に選任された女性活動家の仲介で、本人と両親、おじが話し合いの場を持つことになり、CNNは単独取材を許された。ナーダさんが「どうして両親の話は信じるのに私を信じてくれないの」と泣き出す場面もあった。

一体何が真実なのか、突き止めることは難しい。だが確かなことがひとつある。ナーダさんは話し合いの中で、「田舎では英語もコンピューターも学べない。サヌアで勉強させて」と訴えた。より良い人生を送るチャンスがほしい――それがナーダさんの願いなのだ。

話し合いの結果、ナーダさんは両親やおじとともに、サヌア市内にある別の親族の家で暮らすことになった。この合意はナーダさんにとって、願いがかなう第一歩になるかもしれない。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板