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国際政治・世界事情

6754チバQ:2013/08/14(水) 21:35:27
http://mainichi.jp/select/news/20130815k0000m030048000c.html
アフガニスタン:カルザイ氏、不出馬明言…来年の大統領選
毎日新聞 2013年08月14日 20時45分(最終更新 08月14日 21時21分)

 【カブール米村耕一、ニューデリー杉尾直哉】アフガニスタンのカルザイ大統領は13日、来年4月に予定される大統領選挙について「ルールを守る事は重要だ。新しい考えの人が出てくる方が良い」と述べ、3選を禁じた憲法の規定に沿って任期満了で退く考えを改めて示した。一方、旧支配勢力タリバンとの和平交渉が進まない理由について「外国の影響」を挙げ、米国などの介入に強い不満を表明した。カブールの大統領府で、アフガン訪問中の松浪健四郎・日本アフガニスタン協会理事長らに語った。

 タリバンは5月ごろからカブール市内でテロを活発化。8月上旬には最高指導者オマル師名で「選挙に参加しない」との声明を出し、カルザイ政権に揺さぶりをかけている。このため「国の安定」を理由にカルザイ大統領が選挙の延期や憲法改正による任期延長を図るのではないかとの観測も出ている中、大統領は望ましい後継者像を「新しい考えの人」と強調することで自らの影響力を残す意思がないことをアピールしたといえる。公正な選挙実施が国際社会からの財政支援継続の事実上の条件となっていることが背景にある。

 一方、タリバンが交渉窓口となる事務所を今年6月、中東のカタールに開いた際、タリバン政権時代の旗を掲げ、カルザイ大統領の強い反発を招いたことで、タリバンと米政府の和平協議は始まっていない。大統領には、米国がアフガン政権の頭越しにタリバンとの交渉を進めようとしたという疑念がある。米軍のアフガニスタンからの完全撤退を主張するタリバンが米国との交渉を進めれば、国内でのカルザイ大統領の立場は弱まらざるを得ないためだ。ただ、大統領選後の安定した政権移行への道筋をつける役割を果たせる人物は今のところカルザイ大統領以外に見当たらないのも現状だ。

 ◇政権移行に期待と危惧
 大統領選について、国内第2の民族タジク人の元外交官で政治評論家のサエディ氏は、最大民族パシュトゥン人のカルザイ大統領と側近グループが簡単に権力を手放すはずがないと見る。「(カルザイ氏が)権力維持にこだわれば、再び国内に危機が起こり、内戦にすら向かいかねない」と心配する。

 また通信会社勤務の男性、ミル・アハメドさん(26)は「前回選挙でも多く金を配った人が当選した。今度も同じだ」といい、来年末の駐留外国軍の任務終了以降の治安の方が心配だという。

 一方、カブール大学の女子学生、ナジファさん(23)は、女性の投票への参加に向けた現政権の取り組みを評価し、「女性投票率が前回よりも大幅に上がり、社会に変化をもたらす」と期待している。


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