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国際政治・世界事情

6727チバQ:2013/08/05(月) 23:10:52
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130804/mds13080421210011-n1.htm
ムガベ大統領勝利、超長期政権へ ジンバブエ 野党や欧米は結果拒否
2013.8.4 21:15 (1/2ページ)[米国]

ジンバブエのロバート・ムガベ大統領(AP)
 【ロンドン=内藤泰朗】アフリカ南部ジンバブエで先月31日に行われた大統領選で、同国選挙管理委員会は3日、現職のムガベ氏(89)が勝利したとの開票結果を発表した。任期は5年。欧米からは公正な選挙ではなかったとの懸念が相次いだが、アフリカ諸国は選挙結果を認めている。1980年の独立以来、一貫して権力を握るムガベ氏の統治がさらに長期化する見通しとなった。

 選管によると、5人が出馬した大統領選でムガベ氏は約61%、対抗馬のツァンギライ首相は約34%を得票。同時に行われた下院選(定数210)でムガベ氏率いる与党ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU−PF)が全体の3分の2を上回る158議席を獲得した。旧野党、民主変革運動(MDC)は49議席だった。

 ツァンギライ氏は3日、大規模な不正があったとして選挙結果を受け入れず、あらゆる法的手段を講じると言明。今後はムガベ政権に協力しないと強調した。また、選管幹部1人が選挙の信頼性に疑問を呈して辞任した。

 ケリー米国務長官は「選挙結果がジンバブエ国民の意思を信頼できる形で代表しているとは信じていない」との声明を発表。欧州諸国も選挙結果への不信感を表明した。

 ただ、アフリカ連合(AU)や南アフリカを中心とする選挙監視団は、一部に問題があったとしながらも「自由で平和的な選挙だった」としている。

 首都ハラレからの報道では7月31日の投票以降、現地で大きな混乱はなく、平穏だという。

 野党を率いるツァンギライ氏は、2009年にムガベ派の与党と連立政権を組んだが、結局、政権を改革することはできなかった。このため、今回の選挙では連立政権入りしたツァンギライ氏やMDCへの失望感も表れたようだ。

 ムガベ政権の長期化で、豊富な地下資源を誇るジンバブエと中国との蜜月関係は今後、さらに進展するものとみられる。

     ◇

 ロバート・ムガベ氏 1924年2月、英国植民地時代のジンバブエ北部クタマ生まれ。南アフリカのフォートヘア大を卒業後、小学校教員に。黒人解放運動に参加し、投獄、亡命を経てゲリラ戦を展開。80年の独立で首相、87年に大統領に就いた。(共同)

     ◇

 ジンバブエ 人口約1300万人。宗教はキリスト教と伝統宗教。公用語は英語、ショナ語など。19世紀後半に英国の南アフリカ会社の支配が確立し、1923年に英植民地に。65年、白人強硬派が国名をローデシア共和国として一方的に独立宣言し、黒人側はゲリラ戦を展開。79年に英国の調停で黒人多数派支配への移行を定めた協定が成立。80年にジンバブエ共和国として独立。


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