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宇宙

639とはずがたり:2015/04/02(木) 13:53:14
中国が衛星破壊実験、ミサイル命中せず…昨年夏
http://www.yomiuri.co.jp/world/20150325-OYT1T50036.html
2015年03月25日 10時39分

 【ワシントン=今井隆】米戦略軍のヘイニー司令官は24日、国防総省で記者会見し、中国が昨年7月に人工衛星を破壊する実験を実施してミサイルを発射したものの、命中しなかったことを明らかにした。


 中国は2007年1月に弾道ミサイルによる衛星破壊実験に成功し、宇宙の軍事利用を加速させており、米軍は警戒を強めている。

 ヘイニー氏は、今回のミサイル発射を07年の衛星破壊実験と「類似した実験」と分析し、相違点は「衛星に衝突しなかった点だけだ」と語った。命中しなかった点について「彼らの意図という確信はない」と述べる一方、「中国は、実戦能力を高めるためのデータを収集した」と実験の狙いを指摘した。

 中国による07年の衛星破壊実験では大量の破片が宇宙空間に散らばり、国際社会の批判が中国に集中した経緯がある。

2015年03月25日 10時39分

640とはずがたり:2015/04/02(木) 14:25:08

大規模噴火の可能性も…新岳で「火映現象」
http://www.yomiuri.co.jp/science/20150326-OYT1T50019.html
2015年03月26日 10時40分

 昨年8月に34年ぶりに噴火した鹿児島県屋久島町・口永良部島の新岳で24日深夜から25日明け方にかけ、火口付近の噴煙、雲が高温の溶岩や火山ガスなどで赤く照らされる「火映現象」が観測された。


 鹿児島地方気象台が25日、発表した。火映現象が見られたのは2004年の観測開始以降、初めてという。

 気象台によると、高感度カメラで連続的に観測された。新岳では昨年8月以降、新たな噴火は起きていないものの、二酸化硫黄の放出量が1日1000〜2000トンと多い状態が続き、噴火警戒レベルは3(入山規制)を維持している。

 気象台は「今後、規模の大きな噴火などに移行する可能性がある」と指摘。引き続き、火口から約2キロの範囲で噴石などに警戒するよう呼びかけている。

2015年03月26日 10時40分

641とはずがたり:2015/04/14(火) 16:31:00

蔵王山「火口警報」 周囲1.2キロ避難勧告
http://www.yomiuri.co.jp/local/miyagi/news/20150413-OYTNT50549.html?from=yartcl_popin
2015年04月14日

 気象庁が13日、蔵王山(宮城・山形県境)の火口域の周囲約1・2キロを警戒範囲に指定する「火口周辺警報」を発表したことを受け、周辺3町が避難勧告を出すなど関係自治体は対応に追われた。蔵王山で火口周辺警報が出されたのは初めてで、今後、小規模な噴火が起こる可能性もある。観光シーズンの到来を前に、地元の観光関係者らは不安を募らせている。

 仙台管区気象台は13日、緊急の記者会見を開き、「(昨年9月に噴火した)御嶽山と同じ水蒸気噴火が発生する恐れがある」として注意を呼びかけた。

 気象台によると、火口湖の「御釜(おかま)」付近を震源とする火山性地震は今月に入って増加。9日には、マグマの移動などで起きる火山性微動も約2か月ぶりに観測した。このため、気象庁は蔵王山で導入されている4段階の「噴火警戒レベル」のうち、最も低い平常時の「噴火予報」から、「火口周辺警報」に引き上げた。

 13日時点で噴煙や御釜の白濁などは観測されていないが、気象台の永岡利彦・火山防災情報調整官は「昨年より噴火の危険性は高まっており、今後1か月間は注意が必要」と求めた。

 蔵王、七ヶ宿、川崎3町は13日午後、火口域から約1・2キロの範囲に立ち入らないよう避難勧告を出したほか、登山道の入り口にも看板を設置した。対象地域に民家はなく、県警も登山届の提出は確認できていないとしているが、村上英人・蔵王町長は「数日間は担当職員が24時間態勢で状況を監視する」と話した。

 県危機対策課によると、蔵王町と山形県上山市を結ぶ観光道路で、冬季閉鎖中の「蔵王エコーライン」は今月24日の開通が予定されていたが、警報解除まで見送ることになった。「開通まで少なくとも1か月はかかる」としている。22日に3町などが参加して行われる予定だった火山防災訓練も中止になった。

 蔵王山の観光シーズンは4月下旬〜11月上旬。蔵王町の遠刈田温泉で飲食店を営む遠藤裕一さん(67)は「大型連休を前に残念。観光客から弁当の予約が入っていたが、キャンセルする人も出てくるのでは」と肩を落とした。同温泉で居酒屋を経営する女性(60)も「エコーラインの開通延期で観光客が減れば、商売ができなくなるかもしれない」と不安げに話した。

 県によると、周辺自治体などで構成する「蔵王山火山防災協議会」の先月の初会合で、県が関係自治体などにメールで情報を一斉に伝えると定めており、13日はこれに沿って対応したという。危機対策課は「専従の職員を中心に今後も警戒を続けていく」としている。
2015年04月14日

642とはずがたり:2015/04/19(日) 10:05:54
高度下がり電気も不足、衛星「あけぼの」ついに
2015年04月18日 16時45分
http://www.yomiuri.co.jp/science/20150418-OYT1T50053.html?from=y10

 宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))のオーロラ観測衛星「あけぼの」が18日、26年間の観測を終えた。

 設計寿命の1年を大幅に超え、日本の観測衛星では最長記録となる。あけぼのは、オーロラの発生の新たな仕組みを明らかにするなど数々の成果を生み出した。JAXAの研究者たちは「長い間目立った故障がなく幸運だった」と長年の活躍をたたえている。

 あけぼのは1989年2月に打ち上げられた。当時はオーロラの発生の仕組みを解明する世界唯一の人工衛星として注目を集めた。

 あけぼのは、これまでの観測で、オーロラは夏より冬の方が発生しやすいことを初めて発見した。夏の極域は白夜のため、オーロラを地上から観測するのは難しかった。JAXAによると、あけぼのの観測データを基に書かれた学術論文は311件、修士や博士など学位論文も254件に上った。

 今は9種類の観測機器のうち6種類が使えず、オーロラはもう観測できない。今は地球周辺にある電気を帯びた粒子(プラズマ)を計測している。太陽電池やバッテリーも劣化し、電気も不足している。長い楕円(だえん)形の軌道を描いて地球を回っているが、高度は地球から最も遠い場所で当初の1万500キロ・メートルから、約4000キロ・メートルにまで低下した。JAXAは「今後、成果を出すのは難しい」と判断し、あけぼのに18日で観測を停止させる命令を送った。4月末には、あけぼのとの交信を絶つ。あけぼのは数年で大気圏に突入し、燃え尽きるという。来年度には、後継機が打ち上げられる。

 ギネスブックには、観測衛星の世界最長記録として2013年に引退した米「ランドサット5号」の約29年がある。

643とはずがたり:2015/04/19(日) 13:35:12
火星の地表近くに塩水か…探査車発見の化合物
http://www.yomiuri.co.jp/science/20150413-OYT1T50135.html
2015年04月14日 07時41分

 火星の地表近くに液体の「塩水」があるかもしれないという研究成果を、欧米の研究チームが13日付の科学誌ネイチャー・ジオサイエンス電子版に発表する。

 研究チームは、米航空宇宙局(NASA)の無人探査車キュリオシティが地表で見つけた化合物に着目した。この化合物はカルシウムを含む塩の一種で、水分を吸収すると「塩水」となり、純粋な水より凍りにくい。湿度や気温などを基に計算した結果、低温になる夜間は化合物が大気中の水蒸気を取り込み、塩水になっていると推定した。

 チームは「我々が知っている微生物が存在するには気温が低すぎる」と慎重だが、宮本英昭・東京大准教授(惑星地質学)は「地表近くに水があれば、生命がいてもおかしくないと思う」と話している。

 火星の地表には、過去に水が流れた跡のような地形が数多くあるが、これまで液体の水は確認されていない。太陽系では、土星の衛星エンセラダスの海にも、生命が存在しうる環境が見つかっている。

644とはずがたり:2015/04/19(日) 16:20:05
ISISってクルマが走ってるけどこれか。
それにしてもハリケーンに女性の名前をつける習慣は女性蔑視なんじゃないの?

過激派と同じ「Isis」ハリケーン名に使わず
http://www.yomiuri.co.jp/world/20150418-OYT1T50089.html?from=ycont_latest
2015年04月18日 20時04分

 【ジュネーブ=石黒穣】世界気象機関(WMO)は17日、北東太平洋で発生する熱帯低気圧ハリケーンに今後は「イシス(Isis)」の名称を使わないことを決めた。

 イシスは、古代エジプトで信仰された豊穣(ほうじょう)の女神。だが、過激派組織「イスラム国」の略称とつづりが同じため、WMOの委員会で不適切と判断した。

 ハリケーンは、あらかじめ決めたアルファベット順の命名リストから毎年、発生順につけられる。

 リストは6通りあり、イシスは来年使われる予定のリストに含まれていたが削除され、女性の名前「イベッテ(Ivette)」に差し替えられた。

645とはずがたり:2015/04/19(日) 19:52:38
次期国産ロケット、史上最大に…コストは半減
http://www.yomiuri.co.jp/science/20150409-OYT1T50055.html
2015年04月09日 14時48分

 国が2020年度の初打ち上げを目指して開発する、新しい大型ロケットの基本性能が9日、明らかになった。

 静止軌道(高度3万6000キロ・メートル)に打ち上げ可能な衛星の重さを、現在の主力ロケット「H2A」の4・6トンから、6〜7トンまで向上させる。製造から打ち上げまでのシステムを効率化し、H2Aの半額の約50億円で打ち上げる。全長は国産ロケットで史上最大の約63メートルとなる。

 静止衛星は近年、運用期間を延ばすため大型化する傾向にあり、H2Aでは十分対応できなくなってきた。H2Aを増強したH2Bロケットは、5・5トンの静止衛星まで搭載可能だが、実績が少なく、国際宇宙ステーション(ISS)への補給船「こうのとり」の打ち上げ以外には使われていない。

646とはずがたり:2015/04/25(土) 21:58:47
北海道羅臼の海底、10m超隆起…土砂崩れで?
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150425-OYT1T50070.html?from=y10
2015年04月25日 13時30分

 北海道羅臼町の海岸で、海岸線沿いの海底が長さ約500メートル、幅約30メートル、高さ10メートル以上にわたって隆起しているのが見つかり、町や国土交通省北海道開発局が25日、現場を調査した。

 人や建物への被害はない。

 海岸線近くの陸上で広範囲に深い亀裂ができ、大規模な土砂崩れが起きていた。町の担当者は「崩れた陸地に押し出される形で、海岸線沿いの海底が一部隆起したのではないか」と話している。

 町によると、24日午後6時頃、付近の住民から「海底が隆起している」と町役場に連絡があったという。

 札幌管区気象台によると、羅臼町やその周辺では24日、地震や火山活動は観測されていない。

647とはずがたり:2015/04/25(土) 22:09:51

暗黒物質に挑む…「きぼう」に観測装置を新設へ
http://www.yomiuri.co.jp/science/20150423-OYT1T50095.html
2015年04月23日 18時00分

 国際宇宙ステーション(ISS)で2008年から稼働している日本の実験棟「きぼう」に今年、実験装置が相次いで新設される。

 目玉は、物理学上の大きな謎である暗黒物質などを調べるための観測装置だ。新設ラッシュの背景には、日本の宇宙技術を世界にアピールする狙いがある。

 暗黒物質は、重さなど基本的な性質が不明な謎の物質。正体がつかめれば「ノーベル賞級の成果」と言われ、各国の研究競争が激しくなっている。

 宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))と早稲田大などのチームは、暗黒物質同士が衝突した時に出ると考えられている、高エネルギーの宇宙線を観測できる高性能の装置を開発した。日本の無人補給船こうのとり5号機で夏以降にきぼうに運び、ロボットアームで船外の実験プラットホームに設置する。研究チームの鳥居祥二・早大教授は「暗黒物質がどんな物質なのかを突き止めたい」と話す。

648とはずがたり:2015/04/27(月) 19:16:48

宇宙に直径18億光年の超巨大“空洞”があった!! 「コールドスポット」の謎がついに解明!?
http://tocana.jp/2015/04/post_6262_entry.html
2015.04.23
 現在、学者たちの間で最も広く受け入れられている宇宙論は「ビッグバン理論」である。これは今から約138億年前、全ての物質とエネルギーが一カ所に集まった状態から、爆発的に膨張することで宇宙が始まったとする説だ。そして、現時点において「ビッグバン理論」を裏付ける最良の証拠と考えられているのが、「宇宙マイクロ波背景放射(Cosmic Microwave Background、CMB)」の存在である。あらゆる方向から一様に降り注ぐ、この電磁波の温度に“ゆらぎ”があることが観測され、宇宙に存在する物質の密度に濃淡があることや、宇宙が膨張したことが判明したのだ。

 そして2004年、NASAの天文衛星「WMAP」が観測したCMBの分布において、エリダヌス座付近に異常に温度の低いエリア(コールドスポット)があることが分かり、学者たちの間では正体について様々な議論が巻き起こっていた。しかし今回、ハワイ大学天文学研究所のIstvan Szapudi博士らの研究チームが、学術誌「Monthly Notices of the Royal Astronomical Society(MNRAS)」上で、コールドスポットの正体について驚愕の研究結果を発表し、海外メディアを沸かせている。

 Szapudi博士らの発表によると、コールドスポットの正体は、なんと直径18億光年にも達する巨大なボイド、すなわち“超空洞”である可能性が高いというのだ。あまりにも広大で空っぽで冷たいこの空洞は球状であり、その中心部と地球は約30億光年しか離れていないのだという。

 研究チームは、NASAの広域赤外線探査衛星「WISE」、欧州宇宙機関(ESA)の天文衛星「プランク」、ハワイ・マウイ島に設置された広視野望遠鏡を用いた「Pan-STARRS計画」などから得られた膨大な天文観測データを駆使して、今回の結論を導き出した。

 最新の理論において、宇宙の構造は、石けんを泡立てた時にできるような何重にも積み重なった泡に例えられる。泡の膜部分に銀河団や超銀河団が存在し、泡の内側には何もない空間がある。それこそが“超空洞(ボイド)”であり、学者たちが議論してきたコールドスポットの正体だったというのだ。博士は、これほど巨大な超空洞(ボイド)は、今までに人間が見つけた宇宙の構造物としても最大クラスのものであるとしている。

 直径18億光年の何もない空間――。考えるだけでも気の遠くなるような話だが、また一歩、人類は宇宙の謎の解明に向けて前進した、ということなのだろう。
(編集部)

649とはずがたり:2015/05/08(金) 12:07:06
日向灘で巨大地震はない? 体に感じないゆっくり地震観測
共同通信 2015年5月8日 03時00分 (2015年5月8日 11時09分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/science/20150508/Kyodo_BR_MN2015050701001613.html

 東京大地震研究所や九州大などのチームは、宮崎、鹿児島両県沖の日向灘の海底で2013年5月から6月の約1カ月間、体に感じないタイプの「ゆっくり地震」を観測したと、8日付米科学誌サイエンスに発表した。
 日向灘は、政府が将来の巨大地震発生を想定する南海トラフ沿いの西端部分。ゆっくり地震が起きたのは比較的浅い場所で、この地震が起きる場所にはひずみがたまりにくいことから、日向灘を中心とした海域では、プレート境界が一気に壊れて起こる巨大地震は考えにくいという。
 チームは日向灘に12台の海底地震計を設置して観測。ゆっくり地震は、ほぼ1カ月間断続的に発生した。

650とはずがたり:2015/05/08(金) 15:06:53

箱根山 火山性地震続く
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150508/k10010072971000.html
5月8日 12時01分

箱根山 火山性地震続く
神奈川県の箱根山では、8日も火山性地震が観測されるなど、火山活動が活発な状態が続いています。気象庁は、引き続き箱根山に火口周辺警報を出して、大涌谷周辺に影響を及ぼす小規模な噴火が発生するおそれがあるとして警戒を呼びかけています。
気象庁によりますと、6日、火口周辺警報が出された箱根山では、8日も火山性地震が観測されるなど、火山活動が活発な状態が続いています。
気象庁は8日午前から、火口周辺警報の発表後初めて、立ち入りが規制されている大涌谷周辺に入り、温泉の設備から噴き出している蒸気の勢いや、周辺の地面の温度などに変化がないかどうか現地調査を行っています。
神奈川県温泉地学研究所の観測では、箱根山周辺の地下の浅いところを震源とする規模の小さな火山性地震は、8日は午前11時までに51回に発生しています。また、箱根山の周辺に設置されている傾斜計では地震活動に伴って、山が膨らむ傾向を示す地殻変動が観測されています。
箱根山には引き続き噴火警戒レベル2が出ていて、気象庁は大涌谷周辺では小規模な噴火に伴う噴石などに警戒するとともに、自治体などの指示に従って危険な場所に立ち入らないよう呼びかけています。
冷静に行動を
菅官房長官は、閣議のあとの記者会見で「政府としては、引き続き、気象庁を中心に、関係自治体、火山専門家と連携しながら、箱根山の活動を注意深く監視するとともに、正確な情報を国民に提供していきたい」と述べました。
そのうえで「噴火の影響は大涌谷周辺であり、箱根全体ではなく、部分的に影響があるということで警報を出している。しっかりと安全措置は講じられているので国民の皆さんには、政府・自治体からの情報に注視してもらい、冷静に行動していただければと思う」と述べました。

651とはずがたり:2015/05/10(日) 14:35:51
2015.5.10 10:23更新
【箱根山火山活動】
地震の観測続く 小規模噴火に警戒
http://www.sankei.com/affairs/news/150510/afr1505100006-n1.html

 箱根山(神奈川県箱根町)は10日も、火山性地震の観測が続き、火山活動が活発な状態だ。気象庁は大涌谷周辺で小規模な水蒸気噴火の恐れがあるとして、警戒を呼び掛けている。

 気象庁によると、10日午前8時までに、34回の火山性地震を観測した。9日も1日で94回に上った。大涌谷で蒸気が勢いよく噴出する状態も続いている。火山性微動や体に感じる地震の観測はない。

 箱根山の噴火警戒レベルは2(火口周辺規制)。4月26日以降、火山活動が活発になり、5月5日には火山性地震が117回を記録し、うち3回は体に感じる震度1だった。

652とはずがたり:2015/05/10(日) 16:07:26
2015年5月10日(日) 15時20分掲載
<御嶽山>入山規制緩和へ 7月にも9合目まで 下呂市
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6159475

◇岐阜県「登山届忘れずに」

 戦後最悪の火山災害となった御嶽(おんたけ)山(岐阜・長野県境、標高3067メートル)の噴火から間もなく8カ月。この間、火口から半径4キロ圏内だった噴火警戒範囲が2キロ圏内に縮小された。夏の登山シーズンを控え、御嶽山ふもとの岐阜県下呂市では、早ければ7月にも「飛騨小坂登山口」から9合目の「五の池小屋」まで登山が可能となるよう入山規制を緩和する方針で、登山道の整備を急ピッチで進めている。一方、御嶽山の噴火後、登山届の提出を義務づけた県は「火山の危険性を認識し、安全な登山を心がけてほしい」と呼びかけている。【宮田正和】(毎日新聞)

653とはずがたり:2015/05/10(日) 16:09:15
感覚としては明らかに増えてるんだけど,相手が地球の規模だと傾向なのかたまたまなのか判断は難しそうだ。。

火山活動、各地で活発に=御嶽、蔵王、箱根など―大震災の影響はっきりせず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150509-00000049-jij-soci
時事通信 5月9日(土)14時36分配信

 長野・岐阜県の御嶽山が昨年9月に噴火した後、熊本県の阿蘇山や山形・福島県の吾妻山、山形・宮城県の蔵王山、神奈川県の箱根山などで火山活動が活発化している。背景には東日本大震災の巨大地震による地殻変動があるとの見方も出ているが、具体的な影響ははっきりしない。気象庁や自治体は御嶽山噴火を教訓として火口周辺の小規模噴火にも警戒を強化したが、観光へのダメージが広がっている。
 大震災後の地殻変動は北海道が西へ、関東から四国の太平洋側が北西へ移動する一方、東北地方は東へ移動する形で続いている。東北・関東の余震域以外でも、長野県や静岡県、兵庫県・淡路島で最大震度が6強や6弱の地震があった。
 東京大地震研究所の武尾実教授は「地震は誘発された可能性を議論できるが、火山はマグマだまりの場所や組成、年代が分かっていない所が多く、どのように影響しているかきちんと説明するのは難しい」と話す。
 さらに、本格的なマグマ噴火に比べると、地下水がマグマに熱せられて水蒸気となり、爆発的に噴出する御嶽山のような水蒸気噴火は予測が困難だ。箱根山についても「マグマの上昇を示す観測データがない。可能性があるのは水蒸気噴火だが、規模までは分からない」(武尾教授)という。

654とはずがたり:2015/05/10(日) 16:10:59

箱根山だけじゃない 阿蘇も桜島も活発化 富士山は影響なし
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150509-00000040-spnannex-soci&pos=1
スポニチアネックス 5月9日(土)7時1分配信

 噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)に引き上げられた神奈川県の箱根山では8日も火山性地震が続き、気象庁は火山活動が高まった状態だとして、小規模な水蒸気噴火への警戒を呼びかけた。気象庁による現地調査では8日午後5時までに59回の火山性地震を観測し、6〜7日の各10回余りから増加。

 この日は各地でも活発な火山活動が発生した。熊本県の阿蘇山では震度3の地震、鹿児島県の桜島では午前に2度の爆発的噴火が起きた。

 相次ぐ火山の動きについて、東京大学地震研究所火山噴火予知研究センターの青木陽介助教は「11年の東日本大震災で刺激を受けて、全国で火山活動が高まっている」と指摘。海外では大地震から2年以内に近隣の火山が活発になる傾向があり、「日本では一昨年頃から活発になってきた。今後しばらく続く」と話した。

 警戒レベルが強化された箱根山から約30キロ北西にそびえる富士山にも変化が起きるのかについては、「影響をおよぼすことはない」と否定。「箱根山が噴火したとしても、別の火山の噴火を誘発するほどのエネルギーを持たない」と説明した。

 一方、この日午前、箱根山の調査を長年続ける大場武・東海大教授(火山化学)は立ち入り規制区域内で調査を行い、「近年にないほど火山活動が高まっている」と話した。大涌谷の噴気孔近くではジェット機が近くを飛行しているようなごう音が響き、二酸化硫黄に特有の強い刺激臭もあった。

 大涌谷付近が、最近になって部分的に昨年10月より最大約6センチ隆起していたことも判明。国土地理院は地中の浅い部分で地殻変動が起きたとみている。これを受け、箱根町(神奈川県)は温泉供給業者などに許可している大涌谷の半径約300メートルに設けた避難指示区域への立ち入り許可を、11日まで見送ると決めた。昨年9月に噴火した御嶽山(長野、岐阜県)でも、噴火前後の比較で約10センチの隆起を観測していた。

655とはずがたり:2015/05/10(日) 16:13:24

要警戒、長期化も 箱根山 火山活動から2週間 温地研前所長ら指摘
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150510-00000921-kana-l14
カナロコ by 神奈川新聞 5月10日(日)7時3分配信

 箱根山(箱根町)の大涌谷周辺で火山活動が活発化してから10日で2週間となる。火山性の群発地震とともに激しい噴気や地殻変動が続き、小規模噴火の恐れがあるとして初の立ち入り規制も実施されているが、過去には同様の火山活動が数カ月後に終息したケースもある。気象庁より密度の高い観測網を敷く県温泉地学研究所でかつて分析や研究を主導した専門家は、噴火警戒レベルの高い状態が長期化する可能性を指摘している。

 「事態が急激に進展し、数日中に何らかの現象が発生する可能性は否定できない」。そう前置きしつつ、温地研前所長の吉田明夫・静岡大学客員教授は指摘する。「1カ月ぐらいは推移を見守る必要がある」

 念頭にあるのは、半世紀近い温地研の観測史上最大だった2001年の群発地震だ。6〜10月に及んだ活動では、震源を正確に見極めることができた地震だけで4千回を超え、大涌谷の北側斜面に新たな噴気地帯が出現。だが、温泉供給施設の蒸気井からごう音とともに大量の蒸気が噴出する現象が起きたのは、活動が始まってから1カ月後の7月中旬以降だった。

 温地研の観測で震源を見極められた地震回数が既に1500回に達し、蒸気が勢いよく噴出し続けている今回の活動は「01年と同じかそれ以上」(温地研の竹中潤研究課長)との見方が多い。

 吉田氏も同様の認識を示す一方、「東日本大震災直後の群発地震のように、最初の短期間に地震が集中したケースもある。これまで数年に1回程度繰り返されてきた活動にはそれぞれ個性がある」と分析。今後については「噴火などが起きるとしても、小規模で限定的なものだろう。それ以上の兆候は今のところ出ていない」とし、「危険な区域は既に立ち入りが規制されている。過度に恐れる必要はない」と強調する。

 規制に伴い観光への影響が懸念されているが、国立研究開発法人防災科学技術研究所で地震・火山防災研究の副ユニット長を務める棚田俊收氏は「まずは安全を優先すべき。箱根のような知名度の高い観光地がいち早く規制を始めたことは、むしろ火山防災のモデルケースと受け止めるべきだ」と評価する。

 かつては温地研の主任研究員を務め、01年の群発地震も調査した。「当時は火山ガスの臭いが非常に強く地殻変動も明瞭だったが、それでも噴火には至らなかった」

 ただ、5段階の噴火警戒レベルという新たな防災対応の指標が導入された後の今回については「地震や地殻変動、蒸気といった現象が全て収まらなければ、レベルの引き下げは難しい」とし、影響や規制が数カ月程度に及ぶ可能性があるとみている。

 自らも整備に関わった温地研の観測網は「全国の活火山の中でもかなり整っている」。しかし、「規模の大きいマグマ噴火なら兆候をつかめるはずだが、現在想定されているような水蒸気噴火は困難。観測網をさらに強化し、人員を増やす必要がある」と噴火予知の課題と難しさを指摘する。

 大涌谷周辺は9日も活発な活動が続き、気象庁によると午後3時までに69回の火山性地震が発生した。温地研の観測では午後7時までで177回に上り、大涌谷や付近の二ノ平で震度1〜2相当の揺れが8回あった。噴火警戒レベルは2(火口周辺規制)が続いている。

656とはずがたり:2015/05/12(火) 18:34:40

レベル1「活火山留意」に=「平常」から、HPで―気象庁
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150512-00000080-jij-soci
時事通信 5月12日(火)16時21分配信

 気象庁は12日、18日から火山の噴火警戒レベル1について、これまでの「平常」から「活火山であることに留意」との表記に変更すると明らかにした。ホームページ上でも明記する。
 同庁によると、18日の時点では、システム改修前のため「平常」という言葉は残るものの、「活火山であることに留意」への読み替えを求める。昨年9月にレベル1だった長野・岐阜両県の御嶽山が噴火した際、「平常」とされていたことが「静穏」であるとの誤解を招くと指摘されたため、表記の変更に踏み切った。

657とはずがたり:2015/05/12(火) 18:39:50
>100年以内に噴火する可能性がある火山が47もあるにもかかわらず、国内の火山専門家も47人しかいない。文部科学省によると、国内の大学で火山観測に携わる教授・准教授・講師・助教・任期付き研究員は年々減っているという。
少ねえ。。(;´Д`)

次は箱根山? 国内47の火山は100年以内に噴火の可能性
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150511-00010000-nipponcom-soci
nippon.com 5月11日(月)14時7分配信

神奈川県と静岡県にまたがる箱根山に噴火の可能性が出てきた。気象庁の発表によると、大涌谷付近を震源とする火山性地震が4月26日から増加しており、5月6日には、噴火警戒レベルが「平常」の1から、「火口周辺規制」の2に引き上げられた。

御嶽山が噴火、国内の活火山は世界の7%(元記事)

4月26日から5月7日15時までの間に観測された火山性地震は316回。大涌谷にある温泉施設では蒸気が通常より勢いよく吹き出すようになったことが観測されている。

日本国内では昨年、2014年9月27日に、長野県と岐阜県にまたがる御嶽山(おんたけさん、3067メートル)が噴火した。登山者が噴火に巻き込まれ、多数の死傷者を出した。

気象庁は過去1万年以内に噴火した火山などを「活火山」と定義している。海底の火山を含め日本には110の活火山があり、その数は世界全体の7%に相当する。日本は世界有数の火山国であり、それが日本各地の観光資源でもある豊富な「温泉」の源にもなっている。

国内47の火山は「今後100年程度の間に中長期的な噴火の可能性がある」(気象庁)。ただ、噴火のタイプや前兆となる地震の起き方は火山によっても異なるため、噴火の予知には限界がある。気象庁は地震計、カメラなどを設置し24時間体制で監視している。
寛政年間の雲仙岳噴火では1万5000人が犠牲に

気象庁の記録によると、18世紀以降、日本で10人以上の死者・行方不明者が出た火山災害は20事例ある。最大の災害は寛政年間の1792年、雲仙岳で地震や岩屑(がんせつ)なだれで約1万5000人が犠牲になったとされる。

昭和以降では4事例あり、1940年の三宅島で11人、1952年のベヨネース列岩(伊豆諸島)の海底噴火で31人、1958年の阿蘇山(熊本県)の噴火で12人の死者が確認されている。最近では、1991年6月の雲仙普賢岳(長崎県)の噴火で火砕流が発生、報道関係者や火山学者ら43人が巻き込まれ、死亡・行方不明となった。

御嶽山噴火は「水蒸気爆発」

また昨年の御嶽山の噴火は、水蒸気爆発で火砕流も発生した。噴火の規模は、同じく水蒸気爆発で二十数万トンの火山灰を噴出した1979年の噴火と同程度。火砕流が南西に3キロメートル以上流下し、噴煙は東に流れて、高度は火口上約7キロメートル。上空からの調査では、噴火は剣ケ峰山頂の南西側の火口列から発生したとみられ、大きな噴石が火口列から1キロメートルの範囲に飛散しているのが確認された。火砕流は発生したものの、樹木などが焦げたような痕跡は認められなかった。また、噴火の11分前から発生した火山性微動は噴火後、振幅の大きい状態が約30分間続いた。傾斜計では噴火の7分前から山側が隆起、噴火後からは山側が沈降するような変化が観測された。
日本の火山研究は40人学級

100年以内に噴火する可能性がある火山が47もあるにもかかわらず、国内の火山専門家も47人しかいない。文部科学省によると、国内の大学で火山観測に携わる教授・准教授・講師・助教・任期付き研究員は年々減っているという。

658とはずがたり:2015/05/17(日) 18:31:18

箱根山 大涌谷の狭い範囲の地面が最大で12cm程度隆起
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20150517-00000603-fnn-soci
フジテレビ系(FNN) 5月17日(日)12時56分配信

噴火警報が発表されている神奈川県の箱根山で、5月15日までに、大涌谷の狭い範囲の地面が、最大で12cm程度隆起していることがわかった。
国土地理院によると、15日、観測衛星「だいち2号」を使って、大涌谷付近を調査したところ、規制区域内の直径200メートルの非常に狭い範囲で、以前より最大12cm程度地面が隆起していたことがわかった。
5月7日の観測の際は最大6cm、10日には8cmと、隆起は徐々に大きくなっていて、山の膨張がさらに続いている可能性がある。
気象庁では、箱根山の地殻変動は続いているとして、引き続き、小規模な噴火に警戒を呼びかけている。

最終更新:5月17日(日)16時56分
Fuji News Network

「何度も揺れた」…活発な火山活動が続く箱根山は
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20150516-00000022-ann-soci
テレビ朝日系(ANN) 5月16日(土)17時33分配信
 16日も活発な火山活動が続く箱根山の近くから報告です。

 (社会部・土居由知記者報告)
 昼間より霧が濃くなったように感じます。そして、白い蒸気どころか今は大涌谷すら見ることができません。ただ、蒸気が発する際の音は依然として響いています。気象庁によりますと、火山性地震は16日午後5時までに117回を観測しています。これは15日の同じ時間帯の299回と比べると減少していますが、気象庁は「火山活動に伴う地震には波がある」として、活発な状態が続いているとしています。週末の16日、箱根には多くの観光客が訪れています。15日の揺れついて、「怖かった」「何度も揺れた」と話す人もいました。対象的に、地元の人たちは「いつもと比べて多くは感じるが、こればかりは仕方ない」などと冷静に受け止めている人が多いのが印象的でした。16日は規制が続く大涌谷周辺への立ち入りはありませんでしたが、17日は配管のメンテナンスのため、温泉を供給する会社などが入る予定となっています。

最終更新:5月16日(土)23時59分
テレ朝 news

659とはずがたり:2015/05/17(日) 21:50:43
ロシアあかんわ。。そろそろ中国に色々宇宙開発費負担して貰おうぜ♪

また衛星打ち上げ失敗=東シベリアに墜落―ロシア
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150516-00000105-jij-int&pos=3
時事通信 5月16日(土)20時3分配信

 【モスクワ時事】インタファクス通信によると、メキシコの通信衛星を載せたロシアのロケット「プロトンM」が16日、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられたが、約8分後にエンジンが停止し、ロシア東シベリアのザバイカル地方に墜落した。
 旧ソ連時代に設計されたプロトンは2013年7月、14年5月にも事故を起こしている。ロシアは新型ロケット「アンガラ」シリーズの開発を進めている。
 ロシアの宇宙開発をめぐっては、4月28日に無人補給船「プログレス」が国際宇宙ステーション(ISS)とのドッキングに失敗して墜落。宇宙飛行士の油井亀美也さんが搭乗する有人宇宙船「ソユーズTMA17M」の打ち上げ予定は5月26日から7月下旬に延期された。
 ロシア宇宙庁は16日、油井さんと交代する宇宙飛行士3人が6月11日に地球に帰還する準備の一環でISSの軌道修正を試みたが、これにも失敗した。

660とはずがたり:2015/05/21(木) 12:38:50

火山で壊滅した「太平洋の真珠」ラバウル
http://www.asahi.com/articles/ASH5443TNH54UHBI004.html?iref=com_rnavi_arank_nr02
郷富佐子@ニューブリテン島ココポ2015年5月19日17時00分

 パプアニューギニアのニューブリテン島北部のラバウルは、かつて東ニューブリテン州の州都として最も栄えた街だった。太平洋戦争中に旧日本軍が戦略拠点を置いたことからわかるように、良港のシンプソン湾と背後の高地は、自然の要塞(ようさい)となっている。

特集・南十字星の下で
 だが、「南太平洋の真珠」と呼ばるほど美しかったラバウルの街は、1994年9月に起きた火山の爆発で壊滅してしまった。州都は20キロほど離れたココポへ移され、2万人近かった人口は現在、数千人程度にまで激減。確かに今回、ラバウルの街中には人気がなく、泊まったのもココポだった。

 州都をまるまるのみ込んだ21年前の噴火とは、どんなものだったのだろう。当時、私は朝日新聞の名古屋社会部にいたはずだが、「ラバウルの大噴火」のニュースは覚えていない。朝日新聞のデータベースを見ると、当時のシドニー特派員は現地入りしなかったようだ。

 他の文献を調べてみると、二つの火山がほぼ同時に噴火したことがわかった。94年9月19日早朝、まずラバウルの南にあるタブルブル火山が噴火。この火山は二百数十メートルほどの低い山で、太平洋戦争中は旧日本軍から「花吹山」と呼ばれていたそうだ。

 その約1時間後、今度はシンプソン湾をはさんで街の南西側にあるブルカン火山(日本名・西吹山)が噴火を始めた。こちらの火山は海に近かったため、最高で5メートルの高さの津波が港の船や集落を襲い、被害が広がったという。

 二つの火山の噴火で、ラバウルの街には2〜6メートルほどの火山灰が積もった。今回、旧日本軍の戦跡などを回って目にしたのも、分厚く覆った火山灰ばかりだった。滑走路があったという場所に行ったが、真っ平らな平地に草がところどころ生えているだけで、まったく当時の面影はなかった。

661とはずがたり:2015/05/23(土) 16:05:44
口永良部島・新岳火口から噴煙、震度3観測

13:23読売新聞

 福岡管区気象台によると、23日午前8時頃、鹿児島県・種子島近海を震源とする地震があり、同県・ 口永良部 くちのえらぶ島で震度3を観測した。

 震源はごく浅く、地震の規模を示すマグニチュードは2・6と推定される。

 気象台によると、口永良部島では23日午前7〜9時、島内を震源とする火山性地震が13回発生。気象庁機動調査班が現地調査したところ、同島・新岳火口が活発に噴煙を上げているのを確認した。

 気象台は「火山活動の高まりがみられ、今後、爆発力が強い噴火に移行する可能性がある」と、噴石などへの注意を呼びかけている。

 新岳は昨年8月、約34年ぶりに噴火。現在の噴火警戒レベルは3(入山規制)となっている。

662とはずがたり:2015/05/24(日) 09:12:49
>>661-662
url忘れた。。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150523-OYT1T50101.html?from=ytop_ylist

663とはずがたり:2015/05/25(月) 19:26:47

埼玉北部震源、茨城・土浦で震度5弱…M5・5
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150525-OYT1T50075.html?from=y10
2015年05月25日 15時59分

 25日午後2時28分頃、埼玉県北部を震源とする地震があり、茨城県土浦市で震度5弱を観測した。


 気象庁によると、震源の深さは56キロ・メートル。マグニチュードは5・5と推定される。

 この地震による津波の心配はないという。

 この他の主な地域の震度は次の通り。

 ▽震度4 東京都千代田区、横浜市、水戸市、前橋市、さいたま市など

2015年05月25日 15時59分

鹿児島・奄美北部で震度5弱…津波の恐れなし
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150522-OYT1T50142.html?from=yartcl_popin
2015年05月23日 01時32分

 22日午後10時28分頃、鹿児島県の奄美大島近海を震源とする地震があり、同県奄美北部で震度5弱を観測した。

 気象庁によると、震源の深さは約21キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は5・1と推定される。津波の恐れはないという。同庁は「今後1週間程度は最大震度4程度の余震に注意してほしい」としている。

 同庁によると、周辺はM5〜6級の地震が相次ぎ、比較的地震活動が活発な地域。周辺で震度5弱以上の揺れを観測したのは、2008年7月以来。

 県や県警によると、23日午前1時現在、けが人などの報告は入っていないという。その他の各地の主な震度は次の通り。

 ▽震度4 鹿児島県龍郷町▽震度3 鹿児島県十島村、大和村、宇検村、瀬戸内町、喜界町

2015年05月23日 01時32分

2月以来の震度5強、「長周期地震動」も観測
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150513-OYT1T50004.html?from=yartcl_popin
2015年05月13日 13時06分
 13日午前6時12分頃、宮城県沖を震源とする強い地震があり、岩手県花巻市で震度5強を観測した。


 気象庁によると、震源の深さは46キロ、マグニチュードは6・8と推定される。この地震による津波の心配はない。2011年の東日本大震災の余震とみられ、今後1週間ほどは震度5弱程度の余震の恐れがあるという。

 同庁によると、東日本大震災の余震で震度5強の揺れを観測するのは、今年2月以来。高層ビルなどを大きくゆっくりと揺らす「長周期地震動」も各地で観測され、宮城県北部では、同庁の4段階の階級で上から2番目の「3」を記録した。

 JR東日本によると、東北新幹線は地震発生の直後、那須塩原―七戸十和田間で一時停電し、電車が緊急停止。安全点検のため、仙台―新青森間の上下線などで運転を見合わせたが、午前8時までに全線で運転を再開した。最大約2時間の遅れが出て、約3万2000人に影響が出た。

2015年05月13日 13時06分

664とはずがたり:2015/05/26(火) 07:42:50
草津白根山で火山性地震多発 警戒呼びかけ
< 2015年2月23日 23:19 >
http://www.news24.jp/articles/2015/02/23/07269835.html

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 群馬と長野県境にある草津白根山では23日未明から火山性地震が多発し、1日あたりの地震回数が約半年ぶりに50回を超えた。気象庁は小規模な噴火に警戒を呼びかけている。

 気象庁の観測によると、草津白根山では23日午前2時過ぎから山頂付近にある火口湖・湯釜付近を震源とする火山性地震が増加し、午後6時までに65回発生したという。火山性地震の回数が1日あたり50回を超えたのは去年8月5日以来約半年ぶり。しかし、地下にあるマグマが上昇することで山が膨らんでいることを示す傾斜計のデータなどに変化はないという。

 気象庁は、小規模な噴火が起きると湯釜から約1キロの範囲で大きな噴石が飛ぶ可能性があるとして、引き続き火口周辺警報を発表して警戒を呼びかけている。

665とはずがたり:2015/05/29(金) 11:54:49


<口永良部島噴火>火砕流が発生 住民に島外避難指示
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150529-00000023-mai-soci
毎日新聞 5月29日(金)11時3分配信

<口永良部島噴火>火砕流が発生 住民に島外避難指示

爆発的噴火をした口永良部島の新岳=気象庁の火山カメラから2015年5月29日午前10時4分

 鹿児島地方気象台は29日、鹿児島県・口永良部島(屋久島町)が同日午前9時59分に爆発的噴火をしたと発表した。噴火に伴い火砕流が発生し、海岸まで到達したため、気象台は午前10時7分、同島に噴火警報を発令。噴火警戒レベルを3(入山規制)から5(避難)に引き上げ、島の住民に避難など厳重な警戒をするよう呼びかけた。地元消防などによると、今のところ人的被害の情報は入っていないという。

 気象台によると、噴火警戒レベル(1〜5)で最高の5が発令されたのは、気象庁が2007年12月に導入して以来初めて。

 屋久島町は災害対策本部を設置。住民の安否確認などを進めている。鹿児島県も知事を本部長とする災害対策本部を今後設置し、被害状況などの把握を急いでいる。

666とはずがたり:2015/06/02(火) 08:25:37
136人しかいない島にどんだけカネ掛けるかってのはあるなぁ。。

見捨てられた火山島 検証「口永良部噴火」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150529-00010000-qbiz-l40
qBiz 西日本新聞経済電子版 5月29日(金)10時47分配信

 黄土色の山肌に転がる無数の岩と、山頂から絶えず上がる噴煙が、約3キロ離れた本村港からくっきり見える。「緑の火山島」と防波堤の案内板がうたう鹿児島県屋久島町の口永良部島(くちのえらぶじま)。一面に木々が生い茂っていたという新岳を今、想像するのは難しい。

口永良部島で爆発的噴火(動画付き)

 「海岸線までずーっと木が枯れとるでしょうが。火砕サージ(火山ガスや灰がまじった火砕流の一種)が通った跡よ。元に戻るのに数十年かかる」。島でただ一人の町職員、川東久志さん(54)がつぶやいた。

 8月3日午後0時半前、島の真ん中にある新岳が34年ぶりに噴火した。現在も噴火警戒レベル3(入山規制)。火口から半径2キロは立ち入り禁止のまま。気象庁が24時間監視する全国47火山のうち、警戒レベル3が出されているのは他に、9月27日の噴火で戦後最悪の被害が出た御嶽山(おんたけさん)=長野、岐阜県=と、年に千回以上噴火する桜島(鹿児島県)だけだ。

 屋久島から北西に約12キロ。136人(11月末現在)しかいない島で、火山は最大の観光資源だった。「一歩違えば、ここは御嶽山より先に全国に注目されたかもしれなかったんですよ」。民宿を営む貴船森さん(42)はこう話す。

 規制が一切ない警戒レベル1(平常)から突然、噴石を伴う噴火があったのは日曜日。土曜日の正午前に噴いた御嶽山とほぼ同じ状況だ。死者57人行方不明者6人の御嶽山に対し、口永良部島は負傷者ゼロ。その背景には、台風の接近で島へのフェリーが欠航し、新岳に登る予定だった観光客が来なかったという偶然があった。

   ◆    ◆

 「本当なら、あの時間は山頂で昼ご飯を食べていたはずです」。鹿児島県屋久島町口永良部島(くちのえらぶじま)。噴火当日、東京の高校生12人と新岳に登る予定だった民宿経営の貴船森さんは、フェリーが来なかったことで九死に一生を得た。

 8月3日午後0時24分。新岳火口から約2・2キロの集落にある民宿の庭にいた。バリバリバリバリ-。山を見ると空に上がった煙が斜面を駆け下りてきた。

 「あっ火砕流!」。宿には地域活性化を研究中の大学生グループが滞在中だった。「おまえらすぐ出てこい」。軽ワゴン車に家族や学生10人がぎゅうぎゅう詰めで坂を下った。バックミラーに灰色の煙が迫る。途中、走って逃げる数人を見かけたが、車に乗せる余裕はなかった。煙は坂をまっすぐ下っていった。「煙に巻かれた人は亡くなったと思っていましたよ」

667とはずがたり:2015/06/02(火) 08:25:54
>>666-667
 島には警察官も消防士も医師もいない。住民を守るのは貴船さんも所属する消防団だけだ。

 火口から約1・5キロ地点では、噴火予測に使う地震観測機の設置工事中だった。死亡したと思っていた作業員から電話が鳴った。「助けてくれ」。山に向かうと、灰まみれの5人がいた。前後の区別もつかず目だけが真っ赤。視界がなくなり、横一列で手をつなぎ一歩ずつ逃げてきたという。「おれ、生きていますよね」。作業員はうつろな表情で何度も繰り返した。

 工事現場の数百メートル先には、数十センチ大の噴石がいくつも転がっていた。

   ◆    ◆

 11月15日。島には福岡管区気象台の職員2人の姿があった。火山ガスの放出量などを計測するため、チャーターした漁船で山の風下側を何度も往復する。「こうして地道にやるしかないんです」と職員は話した。

 気象台が火口付近に設置していた観測機は、噴火でほぼ全滅。安全上の理由から代替機を設置できず、観測は月に1度の麓からの調査に頼る。気象台も噴火の前兆現象を把握するのは困難と認める。

 噴火から4カ月がたつ今も、島は非常事態にある。コンクリート製造工場が立ち入り禁止区域に入り、島の経済を担う公共工事も観光客も止まったまま。小中学校では教員の車を校舎脇に止め、すぐに子どもを避難させられる態勢を取る。11月14日に実施した噴火後初の避難訓練では、避難場所を従来より新岳から遠くに変更した。

 「火山観測の態勢を見直す」「災害に強いまちづくり」。衆院選の各政党の公約には力強い言葉が並ぶ。安倍晋三首相は公示前、長野県北部地震の被災地を訪れた。だが、新岳噴火後、島を視察した国会議員はゼロ。有権者が100人ほどの島には選挙中に候補者が来る予定もない。「見捨てられとるんよ」と港のそばに住む松本章さん(70)。

 火山噴火予知連絡会は11月末、火山の観測強化を求める提言を出した。国も対策に乗り出したが、動きはあくまで御嶽山(おんたけさん)の災害を受けたものだ。「犠牲者が出んと国は動かん。口永良部で噴いたことを政治家は知っとるんやろうか」。島民の視線は冷めている。

西日本新聞社

668とはずがたり:2015/06/02(火) 08:26:54
>>666ではああ書いたけど,紙面によると
>武石貞信さんは約20年前に横浜から故郷に帰り牧場を借りて黒毛和牛を飼い始めた。当初は「趣味のつもり」だったが牛16頭のほか,豚,イノシシ,イノブタ計25頭などを飼うまでになった。畜産はサツマイモ栽培と並ぶ島の基幹産業。町によると,島では4軒の畜産農家が計60頭の牛を育てている。特に目をかけてきたのが,イノブタだ。島の新たなブランドにできないかと,約4年前から繁殖に着手。あと1年ほどで生産と出荷が軌道に乗る見込みになった矢先の噴火だった。
とあった。産業が出来つつあるとなると応援したくはなるねぇ。

口永良部島民らが一時帰島 貴重品回収や家畜の状況確認
2015年6月1日13時08分
http://www.asahi.com/articles/ASH612VZ2H61TLTB009.html

 鹿児島県屋久島町・口永良部(くちのえらぶ)島の新岳(しんだけ)の噴火を受け、同町の屋久島に避難している住民ら29人が1日、5月29日の噴火後初めて、口永良部島に一時帰島した。噴火警戒レベルは最高の「5」のままだが、住民が島に残してきた貴重品の回収や、家畜やペットの状況確認をするのが目的。

 一行は漁船3隻で帰島し、1時間半〜2時間程度滞在して作業を進めた。午後0時半ごろまでに、3隻とも屋久島に戻った。

 島外避難指示は解除されていないが、災害対策基本法に基づき、荒木耕治町長が一時帰島を許可した。荒木町長は当初、「一時帰宅は噴火警戒レベルが下がってから」との方針だったが、住民の強い要望を受け、前日の5月31日夜に一時帰島の方針を公表した。

 1日朝は気象庁が火口付近の状況を確認し、その情報などを踏まえて町が最終的に出発を決定。午前8時半ごろ、住民11人のほか、九州電力関係者、屋久島の消防職員らが乗った漁船3隻が屋久島を出港した。一時帰島の間は県警、自衛隊、国土交通省のヘリ計3機と海上保安庁の巡視船が周辺で警戒に当たった。

 一時帰島に参加した畠喜人さん(57)は出発前、「集落の火の元の確認など、頼まれた任務をきちんとこなしたい」。畜産業を営む武石貞信さん(80)は口永良部島で飼育する豚の様子を見て回った。屋久島に戻り、「豚は何とか大丈夫でした」とほっとした表情をみせた。屋久島への避難者は当初、住民ら137人だったが、本土の親類宅などへ移る人が出たため、5月31日夜時点では64人となっている。

 一時帰島について火山噴火予知連絡会副会長の石原和弘・京都大名誉教授は「いつでも逃げられる態勢をとるなど細心の注意を払う必要がある。時間がたてば次の噴火の危険性が増すため、一時帰島を続けるのはよくない」と指摘する。

 一方、口永良部島の町立金岳(かながたけ)小・中学校の児童・生徒計13人は1日朝、避難先の屋久島の学校に初めて登校し、校内を見学した。2日には全校集会に参加し、3日から本格的に授業を受ける予定。

669とはずがたり:2015/06/03(水) 16:12:22
4757 名前:名無しさん[] 投稿日:2015/05/31(日) 12:32:30
スレ違いぽいですが

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150530-00050107-yom-sci
日本全国で揺れ、「異常震域」か…小笠原沖地震
読売新聞 5月30日(土)21時43分配信

 30日夜に小笠原諸島西方沖で起きた地震で、全国の広い範囲が揺れたのは、規模が大きかったことに加え、震源が極端に深かったのが主な原因だ。

 中でも関東地方の揺れが強かったのは、海底下のプレート(岩板)を伝わって地震波が減衰せずに届きやすい場所にあったためだとみられる。気象庁は、遠い地域に強い揺れが伝わる「異常震域」と呼ばれる現象だと説明している。

 気象庁によると、震源は深さ約590キロ・メートルで、太平洋プレートと呼ばれる巨大な岩板の内部だった。東京大地震研究所の古村孝志教授によると、日本列島やその周辺の海では、複数のプレートが複雑に重なり合っている。太平洋プレートは最も深い位置にあり、フィリピン海プレートなどの下に沈み込んで、日本列島の地下深くまで続く。

 谷岡勇市郎・北海道大教授(地震学)は「海のプレートは陸のプレートに比べて固く、プレートの中を伝わる地震波が弱まりにくい」と指摘する。関東へ達した地震波は、震源からまず太平洋プレートに沿って、より沖合の浅い方へ向かった後、このプレートと接する別のプレートに伝わるという経路をたどり、あまり減衰しなかったとみられる。

 過去には、2013年9月に東京都の鳥島近海の深さ約450キロ・メートルでマグニチュード(M)6・8の地震が発生、北海道から関東にかけて広い範囲で最大震度4の揺れを記録した。また、07年7月に京都府沖の深さ約370キロ・メートルで発生したM6・7の地震でも広い範囲で揺れ、震源から離れた北海道で最大震度4が観測された。

最終更新:5月31日(日)1時18分

670とはずがたり:2015/06/13(土) 07:00:28

地球は地球と月の2つだけど星三つ以上だと複雑系になって動きが予測不能になるってやつか?

2015.6.5 23:00
冥王星の2衛星が不規則自転 NASAが発見
http://www.sankei.com/life/news/150604/lif1506040020-n1.html

冥王星の5個の衛星の大きさや特徴の比較。カロン(下)が最大。右上から左下にヒドラ、ケルベロス、ニクス、ステュクス(NASA提供・共同)

 冥王星に5個ある衛星のうち、2個の小さな衛星ニクスとヒドラが予測できない不規則な自転パターンを示していることが分かったと、米航空宇宙局(NASA)の研究チームが3日、英科学誌ネイチャーに発表した。

 衛星の重力が複雑に影響し合っているのが原因。こうした不規則な自転の衛星は太陽系でほとんど見つかっておらず、チームは「誰かが住んでいたら、いつ夜が明けて太陽が昇るか知ることができないだろう」と驚いている。

 冥王星には、直径が冥王星の約半分の大きな衛星カロンのほか、小さな衛星のニクスとヒドラ、ケルベロス、ステュクスがある。ハッブル宇宙望遠鏡の観測からシミュレーションすると、冥王星と引き合うように回るカロンの影響で重力場が複雑に変化し、ラグビーボールのような形のニクスとヒドラの自転に揺れるような不規則なパターンを与えていた。またほかの衛星は明るい白色だが、ケルベロスだけが真っ黒だった。(共同)

671とはずがたり:2015/06/13(土) 07:02:01

2015.6.12 21:33
衛星「すざく」ついに“寿命”か 目標2年も…9年活躍 
http://www.sankei.com/life/news/150612/lif1506120039-n1.html

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は12日、平成17年に打ち上げたエックス線天文衛星「すざく」の姿勢制御ができなくなったと発表した。当初の目標だった2年を大きく超えて9年間運用されていたが、バッテリーの劣化が進み、電力不足に陥ったとみられる。

 JAXA宇宙科学研究所のチームは復旧を目指し、8月ごろまで電源を確保する手段を探る。

 JAXAによると6月1日以降、すざくとの通信が断続的になり、機体は回転していると推定された。太陽電池パネルに日が当たる時間だけ電源が入り、地球の影に隠れると直ちに切れることから、バッテリーが働かなくなったと判断した。

 すざくは鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられ、遠方の天体から届くエックス線を観測。銀河団やブラックホールなどの性質の解明に成果を挙げた。

672名無しさん:2015/06/14(日) 00:49:46
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150610-00010000-nknatiogeo-sctch
太陽に巨大な「>」が刻まれる いったい誰が?
ナショナル ジオグラフィック日本版 6月10日(水)7時40分配信

 NASAの観測衛星[ソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリー(SDO)」がこの画像をとらえたのは5月28日。いったい誰が? というほど見事に「>」が刻まれている。

 太陽の上空に「>」を描いた巨大な糸は、磁力によって動き回る比較的低温の雲のようなもの。直線にするとそれぞれ160万キロもの長さになるというから驚きだ。

 この雲は数日もつときもあれば、突然爆発することもある。爆発した物質が太陽から放出されると「コロナ質量放出(CME)」と呼ばれる高速で移動する雲となり、大規模なものは地上の送電網や人工衛星に重大な障害を引き起こす可能性があるという。

(ナショナル ジオグラフィック日本版)

673とはずがたり:2015/06/16(火) 00:30:03
未来は過去に影響を与えるか?まるで時間が遡っているかのような現象が確認される(オーストラリア研究)
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52194037.html
2015年06月14日

 時間は一方向のみに流れる…これは現代物理学の鉄板教義の1つであり、過去は未来に影響するが、その逆はないことを意味している。

 しかし、最新の実験では、量子レベルではこれが当てはまらないようであり、可能と不可能の境界が大きく揺らぐ成果が得られた。研究者が実証したのは、未来の出来事が過去の事象に影響を与えている可能性である。すなわち、時間は前以外にも、後ろにも流れているかもしれないということだ。

 研究で取り上げらたのは、量子力学における粒子の奇妙な振る舞いである。量子の世界では、移動する物体は、粒子と波動という2つの状態を同時にとることが可能だ。これは、光子や高速で移動する原子を観測しようとすると、粒子か波いずれかの性質を示すことから言える。

 今回の実験で発見されたのは、原子を観測しようとした後に起きた出来事が、波動の状態となるか、それとも粒子の状態となるかを決定しているようであることだ。

 研究を指揮したオーストラリア国立大学の物理学者アンドリュー・トラスコット博士によれば、量子レベルにおいて、観測するまで現実は存在しないという。

 本研究は、1978年にアメリカの物理学者ジョン・ホイーラーが考案した思考実験を基にしたものだ。これはホイーラーの遅延選択実験といい、スクリーンに2本開いた狭いスリットに光を通して粒子と波動の二重性を示す二重スリット実験の派生版だ。

 1本のスリットを通して、その向こうの壁に光を発射すると、光子は粒子として振舞っているかのように見える。しかし、ここに2本目のスリットを追加すると、光子が波動として振舞っているかのような干渉縞へと変わる。

 ホイーラーが提案したのは、スリットが開いた最初のスクリーンの後ろにもう1枚のスクリーンを置くことである。その狙いは、2枚のスクリーンを通過しても光子の状態が一貫しているかどうか確認することだった。

 これまで、この実験の実施は不可能であった。そこで、トラスコット博士は、光子の代わりにヘリウム原子を、物理的なスクリーンの代わりにレーザー光で作った格子を使って、実行可能なものとした。これによって、素早く移動する原子が無作為に導入される2つめの格子を通り抜けたときに起きる現象を正確に測定できるようになった。

 その結果、2番目の格子がない場合、原子は粒子のように1つの経路を移動するが、ある場合は、波のように様々な経路を移動することが判明した。研究者は、2番目の格子が導入される前に最初の格子を通る原子の経路を測定していたため、2番目の格子が導入される潜在性が粒子の状態を影響していることを示唆していた。

 これが示唆しているのは、原子が実際に特定の経路をとった場合、未来の測定が原子の経路に影響していることだ、とトラスコット博士は説明する。
 
 奇妙なことで知られる量子物理学だが、質量を持ち、電場に干渉する複雑な原子を用いた実験は、さらなる不思議さを加味する結果となった。本研究は『ネイチャー・フィジクス』誌に掲載された。

674とはずがたり:2015/06/16(火) 20:50:14
この分だと多分東京五輪は富士山の噴火で中止やね。。

浅間山 ごく小規模な噴火のもよう
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150616/k10010115921000.html
6月16日 12時24分

長野と群馬の県境にある浅間山で、16日午前、およそ4キロ離れた場所で微量の降灰が確認され、気象庁は山頂火口でごく小規模な噴火が発生したもようだと発表しました。気象庁は引き続き噴火警戒レベル2の火口周辺警報を発表して、火口からおおむね2キロの範囲では、噴火に伴う大きな噴石に警戒するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、16日午前9時半ごろ、浅間山の北側におよそ4キロ離れた場所で、微量の灰が降っているのを民間の施設の職員が確認したということです。浅間山の周辺には雲がかかっているため噴煙などの様子は確認できず、空振と呼ばれる噴火に伴う空気の振動は確認されていないということです。
このため気象庁は浅間山で16日午前、山頂火口でごく小規模な噴火が発生したもようだと発表しました。浅間山で噴火が発生するのは、6年前の平成21年5月の小規模な噴火以来です。
気象庁は浅間山では今後も小規模な噴火が発生するおそれがあるとして、引き続き噴火警戒レベル2の火口周辺警報を発表して、山頂の火口からおおむね2キロの範囲では、噴火に伴って大きな噴石が飛ぶおそれがあるとして立ち入らないよう警戒を呼びかけています。
浅間山は長野と群馬の県境にある標高2568メートルの活火山で、周辺には軽井沢などの観光地が点在しています。平成16年9月に発生した噴火では、関東や東北の広い範囲に火山灰が降ったほか、6年前の平成21年2月から3月にかけても小規模な噴火が起きました。その後、ことし4月下旬ごろから火山性地震が増加し、今月には放出される二酸化硫黄の量が大幅に増加しているのが観測され気象庁は火山活動が高まっていると考えられるとして、今月11日、浅間山に噴火警戒レベル2の火口周辺警報を発表し、警戒を呼びかけていました。

首相 安全な対応に万全期す
…、警察庁は、地元の警察と連絡を取って、ヘリコプターで上空から確認するなどして被害が出ていないか確認を急ぐことにしています。

気象庁「今後もごく小規模な噴火のおそれ」
気象庁によりますと、浅間山では16日の午前8時12分ごろから火山性微動が継続し、火山性地震もやや多い状態となっているということですが、空振と呼ばれる噴火に伴う空気の振動は観測されておらず、いつ噴火が発生したのかは現時点ではわからないということです。
一方、地下深くのマグマが上昇していることを示すような地殻変動は観測されていないということです。
気象庁火山課の小久保一哉火山活動評価解析官は
「現時点ではさらに規模の大きな噴火につながる兆候は見られないが、地震が多い状態が続くなど、引き続き火山活動に高まりが見られる。今後も今回と同じ程度のごく小規模な噴火が起きる可能性があり、ふもとの住民の方は、風向きによっては噴火の際には火山灰が降る可能性があるので注意してほしい。また、登山者の方などは、自治体などの指示に従って、危険な場所に立ち入らないようにして欲しい」と話しています。

専門家「やや大きな火山性微動を観測」
東京大学地震研究所の中田節也教授によりますと、浅間山に設置されている東京大学の地震計では、16日午前9時前ごろから噴火に伴うとみられる振幅のやや大きな火山性微動が観測されたということです。
中田教授は「過去の噴火やこれまでの地震の回数などから小規模な噴火の可能性が高いが今後、降灰などの詳細な調査を行っていく必要がある」と話しています。

浅間山 過去の火山活動は
浅間山は群馬と長野の県境にある標高2568メートルの活火山です。
ことし4月下旬ごろから、山頂火口の直下のごく浅い場所を震源とする火山性地震が増加し、先月21日には1日の地震回数が50回を超えました。地震はいずれも山頂火口付近の直下のごく浅い場所が震源とみられ、先月1か月間の回数は986回でした。
今月も多い状態が続き、今月7日は87回の地震が発生しました。1日の地震回数が80回を超えるのは、5年前の平成22年2月以来でした。また、放出される二酸化硫黄の量は今月8日の観測で1日当たり500トン、今月11日の観測では1日当たり1700トンと先月の3回の調査の70トンから100トンと比べて大幅に増加していました。
このため気象庁は、今後、火口周辺に影響を及ぼす小規模な噴火が発生する可能性があるとして、今月11日、噴火警戒レベル2の火口周辺警報を発表し、火口からおおむね2キロ以内には立ち入らないよう警戒を呼びかけていました。

675とはずがたり:2015/06/17(水) 13:46:53
北関東と云えば上州の空っ風が有名で,俺が居た筑波も凄い風が吹いたが,生まれ育った遠州の空っ風もなかなかのもの。ただ空っ風は冬の風物詩なんだけど。。

突風「ダウンバースト」か「ガストフロント」も
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150616-OYT1T50128.html?from=ycont_top_txt
2015年06月16日 21時16分

 群馬県伊勢崎市などで15日夕に発生した突風について、東京管区気象台は16日、積乱雲から強い下降気流が吹きつける「ダウンバースト」が起きた可能性が高いと発表した。

 突風の強さを6段階で表す国際的尺度「藤田スケール」では、下から2番目の「F1(風速が毎秒33〜49メートル)」と推定される強風だったという。

 同気象台などは16日、建物などに被害が出た伊勢崎市や前橋市などで現地調査を実施。風の被害が面的に広がっているなどの特徴から、両市でダウンバーストが起きた可能性が高いことが分かった。

 一方、同県渋川市では、ダウンバーストのほか、地上付近に広がった冷気が暖気とぶつかることで突風をもたらす「ガストフロント」が起きた可能性も考えられるという。

676とはずがたり:2015/06/17(水) 20:23:47
理工学者は自分の分野にカネが落ちるように主張しないと仕事出来ないから鵜呑みには出来ないけど刺戟的である。

>東日本大震災では「想定外」という言葉を多くの人が使いましたが、これは正しくない。なぜなら、およそ1100年前に起きた「貞観地震」の記録が残っているからです。

>さらに言えば、貞観地震の9年後に関東で直下型の大地震が起きており、さらにその9年後には「仁和地震」が起きている。仁和地震は、南海トラフ巨大地震のことだと考えられています。

>東日本大震災は、西日本で2000年に1度起こる超巨大地震の前触れである可能性が高いのです。加えて、首都圏直下型地震や、富士山の噴火も警戒すべきです。

>ただでさえ、日本は1000兆円以上の借金がある国なのに、さらに被害額300兆円クラスの地震が2回、そこに富士山噴火も加われば大変な事態となるはず

>1995年の阪神大震災、そして2011年の東日本大震災のいずれも、事前に予知をすることができませんでした。それで現在、地震予知関連予算が大きく削られたばかりか、全国的に地震学者や火山学者が不足する事態が起きています。

>現在のやり方では無理です。…ではどうするか。地震や火山の噴火には、必ず前兆があります。人間が病気の兆候を見つけるために、心電図やMRI、CTスキャンなどをとるのと同じで、こうした前兆をさまざまな角度から観察することが、予知には必要なのです。

>NATO(北大西洋条約機構)では、「戦争より自然災害の死者の方が多い」ことに注目していて、災害対策に力を入れています

>たとえば、フィリピンのマニラ近郊にあるタール火山の観測所は、日本の火山観測よりもはるかに進んだモニタリングができている。一方、支援している側の日本では「予知はできない」との理由で予算が縮小され、観測機器が老朽化していたり、人手不足に悩んでいる。

日本列島は活動期に
巨大地震・火山噴火に挑む日本の予知力
――長尾年恭・東海大学海洋研究所教授 地震予知研究センター長に聞く
http://diamond.jp/articles/-/68220
ダイヤモンドオンライン編集部 【第5回】 2015年3月12日

「想定外」というキーワードで語られる東日本大震災だが、歴史的に見れば、同じ規模の巨大地震は繰り返し起きている。「起こることは確実だが、いつなのか?」という難問に、科学者たちはどのようにアプローチしているのだろうか。東海大学海洋研究所教授で地震予知研究センター長を務める長尾年恭氏に聞いた。(聞き手/ダイヤモンド・オンライン編集部?津本朋子)

活動期に入った日本列島
西日本で超巨大地震の可能性も

――3.11以降、日本列島は地震や火山噴火の活動期に入ったのでしょうか?

?そもそも、日本は明らかに地震国であり、火山国です。日本の国土面積は世界の0.28%ですが、世界の地震の10%は日本で起きている。火山活動は7〜10%です。そして、地震や火山の活動には、揺らぎがあります。つまり「活動期」と「静穏期」があり、行ったり来たりする。今がどうかというと、明らかに活動期に入ったと見るべきでしょう。

?東日本大震災では「想定外」という言葉を多くの人が使いましたが、これは正しくない。なぜなら、およそ1100年前に起きた「貞観地震」の記録が残っているからです。

677とはずがたり:2015/06/17(水) 20:24:00

?さらに言えば、貞観地震の9年後に関東で直下型の大地震が起きており、さらにその9年後には「仁和地震」が起きている。仁和地震は、南海トラフ巨大地震のことだと考えられています。

?こうした地震は、各地に残っている古文書をもとに研究されています。代表的な古文書である古事記や日本書紀は700年代に作られたもので、それ以前に関しては地質調査で調べます。

?そして3.11以降の地質調査の結果で、西日本では2000年に1度、超巨大地震が起きていることが分かったのです。南海トラフ巨大地震は、東海地震・東南海地震・南海地震の3連動地震のことですが、2000年周期で、地震の範囲が九州や沖縄まで延びて、かつ非常に大きな規模のもの起きているのです。

?一方、東日本では、貞観地震や3.11クラスの地震が1000年に1度のサイクルで起きている。注意すべきなのは、この西日本での2000年に1度の超巨大地震の少し前に、東日本で巨大地震が起きている点です。

巨大地震は必ず起こる
想像を絶する経済損失に

――つまり、西日本の超巨大地震が近い将来、来るかもしれないということですか?

?そうです。東日本大震災は、西日本で2000年に1度起こる超巨大地震の前触れである可能性が高いのです。加えて、首都圏直下型地震や、富士山の噴火も警戒すべきです。

?これらが起こる確率は100%です。必ず起こる。富士山にしても、人間で言えばまだ20歳。非常にパワフルな火山です。

――想像を絶する被害となりそうです。

?多くの人が一番気にするのは、「起こるのは確実として、どのくらい人的・経済的被害が出るか」という点だと思います。首都圏直下型に関して言えば、日本の建物は耐震化が進んでいるから、倒壊よりは火事を警戒すべきです。

?一方、西日本の超巨大地震は津波が心配です。たとえば、西表島では標高85メートルのところに「津波岩」と呼ばれる岩があります。海から津波で運ばれた岩なのです。このほか、九州や四国、静岡でも数十メートルの津波の跡が見つかっています。

?経済損失に関しては、首都圏直下型と南海トラフは、それぞれ300兆円の損失と予想されています。富士山噴火による損失は、予測が難しい。2兆5000億円という数字が出ていますが、これは火山灰による農作物の不作など、直接的被害のみの予測です。

?たとえば、2010年にアイスランドで火山が噴火したとき、飛行機がたくさん欠航になりましたよね。富士山が噴火すれば、成田空港や羽田空港が使えなくなるのは言うまでもなく、東名高速もスリップするから通行止め、新幹線もパンダグラフが壊れて不通、という事態になるでしょう。こうした間接的な被害額については、まだ誰も計算できていないのです。

?しかも、過去の例を見れば、これらの災害はある時期にまとまって起きている。ただでさえ、日本は1000兆円以上の借金がある国なのに、さらに被害額300兆円クラスの地震が2回、そこに富士山噴火も加われば大変な事態となるはずで、日本発の世界恐慌というシナリオも考えられます。

方法論と人手不足がネックだが予知は決して不可能ではない

――起こることが確実である以上、地震予知ができればと思いますが、なかなか難しいようですね。

?1995年の阪神大震災、そして2011年の東日本大震災のいずれも、事前に予知をすることができませんでした。それで現在、地震予知関連予算が大きく削られたばかりか、全国的に地震学者や火山学者が不足する事態が起きています。志望する学生の数も少ないから、そのうち地震学者や火山学者がゼロになるのではないかと危惧されています。

678とはずがたり:2015/06/17(水) 20:24:18
>>676-678
?確かに地震予知は難しい。「30年以内の発生確率」といった程度ではダメで、起こる数日内くらいには分からないと、被害を食い止める効果がありません。その精度では現在、予知はできていない。

「できないのなら研究を止めてしまえ」という人もたくさんいますが、私は適切な手を打って研究を進めれば、予知は可能だと思っています。ただ、現在のやり方では無理です。

?全国に最新鋭の地震計をたくさん設置しても、予知はできません。理由は簡単。地震計は地震が起きないと動かないですから。起きてしまった地震のメカニズムを研究するには役立ちますが、地震計にいくら予算をかけても、予知の技術は進歩しないのです。

?ではどうするか。地震や火山の噴火には、必ず前兆があります。人間が病気の兆候を見つけるために、心電図やMRI、CTスキャンなどをとるのと同じで、こうした前兆をさまざまな角度から観察することが、予知には必要なのです。

?たとえば、私が注目しているジャンルの1つが、「破壊の物理学」と呼ばれるものです。物が壊れる際に起こることを調べている研究者たちのノウハウが今、地震予知に応用され始めているのです。また、火山活動に関しては、火口のモニタリングや火山ガスの観測などが不足しています。御嶽山の噴火も、こうしたことをしていれば、予知できていたのです。

有珠山噴火はなぜ予知できたのか?
必要な「火山のホームドクター」

?人手不足も大問題です。たとえば、2000年に起きた、北海道の有珠山噴火は予知に成功し、事前に住民が避難できました。岡田弘先生(現・北海道大学名誉教授)という、有珠山の「ホームドクター」と言うべき方が、常時観測しておられたからです。ほかの火山はどうかというと、桜島や伊豆大島がそこそこ観測できている以外は、人がいないというのが現状です。富士山ですらそうで、毎日見ている研究者はいない。

?日本中が活動期に入っている今、定年退官された先生方を総動員して、全国の火山をモニタリングすべきだと、私は思います。

――地震・火山大国なのに、ずいぶんと遅れているのですね。

?そうなのです。たとえば、NATO(北大西洋条約機構)では、「戦争より自然災害の死者の方が多い」ことに注目していて、災害対策に力を入れています。また、ペルーやエクアドル、フィリピンなどの地震・火山国では、国際協力機構(JICA)の支援で最新鋭の火山のモニタリングシステムが導入されています。

?たとえば、フィリピンのマニラ近郊にあるタール火山の観測所は、日本の火山観測よりもはるかに進んだモニタリングができている。一方、支援している側の日本では「予知はできない」との理由で予算が縮小され、観測機器が老朽化していたり、人手不足に悩んでいる。皮肉なことです。

?日本でも、予知に適した研究を積み重ね、研究者育成に力を入れれば、5年後には「予知ができないなんて嘘だ」と思ってもらえるだけの実績は出せると思っています。天気予報のように7〜8割の的中率にはならないかもしれないですが、5割、いや3割でも有効活用できるはずです。

?たとえば、すでに地震予知情報を活用している病院があります。大手術の際に、地震が来て停電になっても大丈夫なように、機材やスタッフをいつも以上にそろえておくのです。

?むろん、3割で満足ということではない。精度を増して行くのはわれわれ科学者の仕事ですが、科学は徐々に発展します。カネも人も限度を超えて削ってしまうことは、発展の芽を摘むようなものです。このことを、政府にはよく考えていただきたい。

679とはずがたり:2015/06/17(水) 20:24:34

>地震計が進化してMwを求められるようになって以降、世界で起きたMw9以上の巨大地震は7つです。…地震の1日後から5年くらい後までに、半径600〜1000キロ以内の複数の火山が噴火しています。

>現在の状況がおよそ1100年前に起きた貞観地震の頃と似ている、と指摘する専門家もいます。貞観地震の後に、関東で直下型の地震が起き、さらに南海トラフ巨大地震も起きました。

>火山学者は東京ドーム約250杯分以上の噴出物があったものを「大噴火」と定義しています。この「大噴火」は日本の場合、100年間に4〜6回ほどは必ず起きていました。それが20世紀に入って以降、1914年の桜島と、1929年の駒ヶ岳で「大噴火」があっただけで、ずっと静かな状態が続いている。そう考えれば、3.11以降、むしろ普段に戻っただけとも言える

>有珠山や浅間山、桜島、雲仙岳あたりは、その火山の「ホームドクター」といえる火山学者がいて、観測体制が充実している。しかし、それ以外の火山にはホームドクターはいませんし、先に述べたように、噴火のクセも良く分かっていない。

次々噴火する火山
日本列島の状況はどこまで深刻なのか
――島村英紀・武蔵野学院大学特任教授に聞く
http://diamond.jp/articles/-/73271
ダイヤモンド・オンライン編集部 2015年6月17日

死者・行方不明者が63人にも上った昨年9月の御嶽山噴火。今年に入ってからも、箱根山や口永良部島、浅間山など、火山活動が活発化したり、噴火に至るケースが相次いでいる。この現状を専門家はどう見ているのだろうか。(聞き手/ダイヤモンド・オンライン編集部?津本朋子)

東日本大震災の影響は
どこまであるのか

――東日本大震災以来、地震や火山活動が活発化していると、多くの専門家が指摘しています。巨大地震が火山に及ぼす影響とは、どのようなものなのでしょうか?

?東日本大震災を引き起こした、東北地方太平洋沖地震のモーメントマグニチュード(Mw)は9でした。Mwとは、従来の気象庁マグニチュードとは異なる計測手法で、近代的な地震計が普及して求められるようになった数値です。気象庁マグニチュードはM8.4以上の大地震が起きた場合、正確に数値を出すことができないのですが、Mwは巨大地震の大きさを正確に計測できる手法なのです。


しまむら・ひでき
1941年、東京都生まれ。武蔵野学院大学特任教授。東京大学理学部卒業、同大学院修了、理学博士。東京大学助手、北海道大学教授、北海道大学地震火山研究観測センター長、国立極地研究所長などを歴任。専門は地球物理学(地震学)。「直下型地震」、「日本人が知りたい巨大地震の疑問50」、「新・地震をさぐる」など著書多数。
?地震計が進化してMwを求められるようになって以降、世界で起きたMw9以上の巨大地震は7つです。

?このうち、東北地方太平洋沖地震以外の6つの地震では、地震の1日後から5年くらい後までに、半径600〜1000キロ以内の複数の火山が噴火しています。東北地方太平洋沖地震だけが、これまで噴火が起きておらず、例外的だと思われていましたが、昨年9月に御嶽山が噴火しました。

?半径600〜1000キロといえば、本州が覆われるような範囲です。つまり、これからも日本列島のどこで火山の噴火が起きても、まったく不思議ではないということです。

680とはずがたり:2015/06/17(水) 20:24:50
?ただし、これは病気で言えば「世界で7人しか患者がいない奇病」というようなものです。大勢の患者がいる病気であれば、予後について有意なデータも得られるでしょうが、たった7人では、その病気の予後を予測などできないでしょう。それと同じで、巨大地震と火山の関係もデータが少なすぎて「分からないことが多い」というのが、本当のところです。

?また、現在の状況がおよそ1100年前に起きた貞観地震の頃と似ている、と指摘する専門家もいます。貞観地震の後に、関東で直下型の地震が起き、さらに南海トラフ巨大地震も起きました。ただ、この説も、確かに似てはいるものの、本当に同じことが起きるのかどうか、断言できるだけのデータをわれわれは持ち合わせていません。

100年間静かだった日本列島
1世紀に4〜6回の大噴火は「通常の範囲内」

――ただ、確かに3.11以降、火山噴火が増えたという印象を持っています。

?昨年の御嶽山噴火は死者を出した大災害となりました。そのほかにも、火山活動が活発化したり、噴火に至った火山が続出している。しかし、長い目で見ると実は、この100年のあいだ、日本列島は異常なほど静かだっただけと言えます。

?火山の噴火はさまざまなタイプと規模があるのですが、火山学者は東京ドーム約250杯分以上の噴出物があったものを「大噴火」と定義しています。この「大噴火」は日本の場合、100年間に4〜6回ほどは必ず起きていました。それが20世紀に入って以降、1914年の桜島と、1929年の駒ヶ岳で「大噴火」があっただけで、ずっと静かな状態が続いている。そう考えれば、3.11以降、むしろ普段に戻っただけとも言えるわけで、今世紀に4〜6回の「大噴火」が起きても、何の不思議もありません。

?日本には110もの活火山があり、うち50の火山が24時間監視されています。さらに噴火を警戒せねばならない30の火山については「噴火警戒レベル」がつけられています。これらの火山のうち、たとえば浅間山は、過去100年で50回ほども噴火しており、少なくとも50年分はデータが蓄積されているため、予測しやすい。桜島や有珠山も比較的頻繁に噴火しているために、クセが読みやすい火山です。

?しかし、これらの読みやすい火山は例外で、ほかの火山は噴火に関するデータが少なすぎて、まったく予測ができないのです。富士山にしても箱根山にしても、地質調査によって、過去に噴火したことは確実に分かっています。しかし、噴火前にどのような前兆があったのかは分からないのです。

?たとえば富士山では、山体膨張(火山の下からマグマや火山性ガスが上がってきて山が膨張すること)が起きたことを示すデータはあります。ほかにも、河口湖で、ある時期、異常な水位低下が起きたり、氷結で氷が溶けるといった異変が報告されていますが、果たして本当にこれらが前兆なのか。また、前兆であったとして、どの程度、噴火が差し迫っているのかは、分かりません。

火山の噴火予知は難しい
御嶽山に「騙された」科学者たち

――では、噴火警戒レベルはあまりアテにならないのでしょうか?

?昨年の御嶽山噴火では、噴火警戒レベルを上げなかったために登山者が大勢いて、大きな被害を生んでしまいました。これは、御嶽山に不意打ちを食らい、「騙された」とでも言いたいようなケースでした。

?御嶽山はそもそも、過去には死火山に分類されていた火山です。それが79年にいきなり噴火し、気象庁も火山学者も非常に驚いた。それ以降、「死火山・休火山・活火山」という分類をやめてしまったほどです。今は、「活火山(過去1万年以内に噴火したことが分かっているもの)」と、「そうでない火山」という分類になっています。

?その御嶽山は2007年にも小規模な噴火を起こしました。このときは、4ヵ月前から火山性地震や山体膨張、2ヶ月前からは火山性微動も観測されていました。しかし、14年の噴火では、2週間前に火山性地震が一時的に増えたものの、収まっていた。火山性微動が観測されたのは、噴火のわずか11分前でした。それなのに、多くの前兆があった07年よりも、ずっと大きな規模の噴火が起きてしまいました。

681とはずがたり:2015/06/17(水) 20:25:10
>>679-681
?つまり、79年の噴火と14年の噴火で、気象庁と火山学者は2度、御嶽山に騙されたのです。

?御嶽山のように前兆と噴火規模のつじつまが合わなかったり、たくさん前兆があっても噴火に至らないケースも多いので、07年の噴火警戒レベル導入時、火山学者のあいだでは「本当に導入してもいいのか?」と問題視する声が上がりました。

?有珠山や浅間山、桜島、雲仙岳あたりは、その火山の「ホームドクター」といえる火山学者がいて、観測体制が充実している。しかし、それ以外の火山にはホームドクターはいませんし、先に述べたように、噴火のクセも良く分かっていない。それなのに本当に導入していいのか、と。その懸念が現実化してしまったのが、御嶽山のケースとも言えます。

?また、火山活動がいつ終わったのかを見極めるのも、至難の業です。実際には、収まって半年もしてから「終わっていました」と言うのが精一杯なのです。残念ながら、噴火警戒レベルは決めるのが難しく、アテになるものでもないのです。

――箱根山は4月下旬に火山性地震が増加し、噴火警戒レベルが2に設定されましたが現在、地震の数が減ってきています。これも「地震の数が減ったから火山活動が沈静化してきた」と一概には言えないのでしょうか?

?御嶽山のケースのように、火山性地震がいったん減ったのに、噴火に至ったケースもありますから、簡単に安全だとは言えません。06年に噴火した雌阿寒岳も、やはり火山性地震が減ったあとに、小規模ですが噴火しました。箱根山は恐らく、沈静化に向かう可能性の方が高いだろうとは思いますが、噴火することもあり得ると考えています。

?そして、確実に言えることは、箱根山は過去に何度も大きな噴火を起こした火山だということです。噴火の際に生じた火砕流が外輪山の内側を埋めて、仙石原や芦ノ湖をつくりました。また、新幹線と同じくらいのスピードで流れる火砕流が、神奈川県の大磯や横浜にまで到達したことも分かっています。

?箱根山だけでなく、日本全国に危ない火山はたくさんあり、大噴火がいつ起きても不思議ではないのです。さらに大噴火の400倍以上も大きい「カルデラ噴火」という巨大噴火が、日本では過去10万年間に12回、起きたことが知られています。たとえば、約7300年前に九州南部で起きた鬼界カルデラ噴火は、西日本で縄文初期の文明が断絶してしまったほどの威力でした。

?カルデラ噴火までいかなくても、通常の大噴火であっても、大量の噴出物がまき散らされて、その火山の近辺で大飢饉を起こすだけでなく、世界中に異常気象を引き起こしたというケースはいくつもあります。

?現代社会であっても、噴火による被害は甚大です。たった1ミリの火山灰が積もっただけで、空港の滑走路は使えなくなりますし、鉄道も道路も大混乱になるはずです。電線が切れたり、水道やガスなどライフラインにも大きな影響が出るでしょう。しかも、雪と違って溶けてなくなりませんから、被害は長期にわたります。

現代人は自然災害に無頓着
原発再稼働は危ない

?われわれ現代人は、大きな噴火について、あまりにも忘れてしまっています。火山が噴火し、巨大地震が繰り返し起きることで、現在の日本列島が形作られてきたことを思い出さねばなりません。

?人間にできることは限られていますが、普段の生活で避難路を確認したり、枕元に懐中電灯や底の厚い避難用の靴を用意するなど、一人ひとりにできる備えはすべきでしょう。

?また、再稼働問題が持ち上がっている原発についても、これほど大規模な噴火や地震が繰り返し起きてきた国なのだということを、よく考えていただきたい。フィンランドのオンカロ(核廃棄物貯蔵施設)も、安定した地盤に作られていると言われていますが、スカンジナビア半島ではこれまで、いくつかの地震があったことは分かっています。そもそも、10万年間という長期間、絶対に地震や噴火が起きないと言い切れる場所など、この地球上にはないのです。

682とはずがたり:2015/06/25(木) 16:38:52
浅間山、火口内の高温域広がる…噴煙量も増加
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150625-OYT1T50091.html?from=ycont_top_txt
2015年06月25日 16時00分

 気象庁は24日、ごく小規模な噴火が起きた浅間山(群馬・長野県境)で、火口内の高温域が広がっていると発表した。

 火山活動が高まっているとみられるが、現時点で大きな噴火の兆候は見られず、引き続き噴火警戒レベル「2(火口周辺規制)」を維持したままで注意を呼びかけている。

 同庁は24日、県防災航空隊の協力を得て上空からの観測を実施。5月の前回観測時と比べ、山頂火口から活発に噴煙が上がり、噴煙量も多くなっていることなどを確認した。火口内や火口周辺で、新たな噴出物や変色、地形の大きな変化は見られなかったという。

683とはずがたり:2015/06/25(木) 23:01:34
昔読んだ『殺人者はオーロラを見た』という西村京太郎の推理小説を思い出した。。

北海道・稚内でオーロラ観測=3月に続き、天文台職員撮影
時事通信社 2015年6月25日 16時48分 (2015年6月25日 22時49分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20150625/Jiji_20150625X992.html

 北海道稚内市で23日夜から24日未明にかけてオーロラが観測され、名寄市のなよろ市立天文台「きたすばる」職員中島克仁さん(43)が撮影に成功した。北海道では3月にも11年ぶりにオーロラが観測されている。
 中島さんによると、数日前に起きた太陽フレア(表面の爆発現象)の影響で大きな磁気嵐が発生し、オーロラ観測には好条件がそろっていた。雲の影響もあり肉眼では確認できなかったが、赤く光るオーロラが撮影できた。
 通常、オーロラは北極などの極地方でしか見ることはできないが、太陽活動が活発になっているため日本でも観測されたという。

684とはずがたり:2015/06/30(火) 12:42:11
<箱根町>有感地震相次ぐ 火山活動活発後、最大の震度3も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150630-00000018-mai-soci
毎日新聞 6月30日(火)10時58分配信

 火山活動が活発化している箱根山(神奈川・静岡県境)周辺で30日午前、有感地震が相次いだ。気象庁によると、午前6時56分に大涌谷付近を震源とするマグニチュード(M)3.3の地震があり、神奈川県箱根町湯本で震度3を観測した。4月26日に箱根山の火山活動が活発化して以降最大の地震だという。

 箱根町湯本では30日、震度1以上の有感地震を10回(午前11時現在)観測した。

 箱根山の火山性地震は5月15日の442回をピークに減少傾向にあったが、今月29日に183回と再び急増。地下のマグマや熱水の動きを示す火山性微動が初めて観測され、大涌谷周辺で新たな噴気孔も確認された。

 気象庁は噴火警戒レベル2(火口周辺規制)を維持し、「噴火の可能性がある状態は続いている」として警戒している。

 防災科学技術研究所地震・火山防災研究ユニットの棚田俊収(としかず)・副ユニット長は「浅い場所で地震活動が高まっており、震度3は起こり得る」と話した。【伊藤奈々恵、久野華代】

685とはずがたり:2015/07/01(水) 14:57:07
こういうの(原子時計)は明石に置いとけよなぁ。。

2015/6/30 07:00
日本の標準時、明石にあらず? 基準は東京の「原子時計」
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201506/0008166279.shtml

 日本の標準時は「兵庫県明石市などを通る東経135度子午線」で決められている、と思っている人は多いのでは? 実は半世紀前から、基になっているのは情報通信研究機構(NICT、東京都)の原子時計。しかし、法律上は今も東経135度となっているからややこしい。現在議論される時刻調整の「うるう秒」の廃止が決まると、現実と法律の時刻がずれてしまう。(金山成美)

 1886年(明治19)年、勅令第51号「本初子午線経度計算方及標準時ノ件」が公布され、東経135度の時刻が日本の標準時に。その2年前、英国のグリニッジ天文台を通る子午線を「本初子午線」(世界標準時子午線)とすることが決まったことに基づく。

 その後、標準時の決め方が変わり、現在は世界中の約400台の原子時計の平均を基に国際度量衡局(フランス・パリ)で決定。日本は9時間進めた時刻で、NICTが決めている。1967年に採用され、「原子時」と呼ばれる。

 しかし、勅令は今も使われ続け、法律上は東経135度の時刻が日本の標準時だ。

 ここで問題になるのが1972年に始まった「うるう秒」。「原子時」と、天文上の時刻「世界時(天文時)」が0・9秒以上ずれないよう修正するが、近年は廃止が検討されている。

 IT端末のトラブル懸念や対応作業が膨大になってきたことや、インターネット取引など1秒の違いが社会的に重要になってきたことなどが理由。今年11月に最終決定される見込みで、廃止が決まれば早ければ2022年に実施される。

 法律は天文時に基づいているため、NICT時空標準研究室は「今でも厳密には現実と法律が合っていないが、廃止されるとますますずれが出てくる」と指摘する。

 うるう秒による調整は7月1日で26回目。明石市立天文科学館の井上毅学芸員は「存続廃止論争も含め、『1秒』に関心を持ってもらいたい」と話している。

【標準時に関連する出来事】

1884年 国際子午線会議で本初子午線決定

 86年 日本標準時子午線を東経135度に決定

 88年 日本標準時の使用開始

1967年 国際度量衡総会で1秒の定義を「原子時」に

 72年 うるう秒調整による「協定世界時」開始

 99年 うるう秒変更について議論開始

2015年7月1日 26回目のうるう秒挿入へ

 15年11月 うるう秒を廃止するか最終決定見込み

 22年 うるう秒廃止の場合、最速での実施見込み

686とはずがたり:2015/07/03(金) 12:42:06
「水蒸気爆発」で地表を吹き飛ばした可能性
http://www.yomiuri.co.jp/science/20150630-OYT1T50103.html?from=yartcl_outbrain1
2015年06月30日 17時29分

 箱根山の大涌谷おおわくだにで発生したとみられる小規模噴火について、専門家は、地下の火山ガスによって熱せられた地下水が水蒸気となって地表を吹き飛ばす「水蒸気爆発」が起きたと見ている。


 箱根山の地下8〜10キロには、二酸化炭素などの火山ガスが溶けた「マグマだまり」があると考えられている。マグマだまりから出た高温の火山ガスが地下水を熱して大量の水蒸気を発生させており、水蒸気の一部は地表に噴出し、地下の浅い部分にもたまっている。

 噴火には、水蒸気爆発のほか、マグマが直接地下水に触れて生じる「マグマ水蒸気爆発」やマグマそのものが噴き出す「マグマ噴火」がある。今回の噴火について、静岡大学の小山真人教授(火山学)は「地殻変動などのデータから、マグマの上昇を示す証拠がない」と話し、水蒸気爆発の可能性が高いとの見方を示した。

 一方、噴火の規模について、金子隆之・東京大助教(火山地質学)は「一連の火山活動から考えると、噴火は小規模にとどまっている」と見る。しかし「今後はより規模の大きな噴火が起きる可能性もあり、注意が必要だ」と警告する。

 箱根山は約40万年前に活動を始めた。これまでの地質調査から、約6万6000年前には、火砕流が約60キロ離れた横浜市西部にも到達するほどの大規模な噴火を起こしている。約3000年前の水蒸気爆発では、山が崩れてその一部が川をせき止め、芦ノ湖ができた。最後の噴火は鎌倉時代の12〜13世紀という。

687とはずがたり:2015/07/06(月) 12:48:20
2015年7月2日
箱根山より危機的状況? 噴火率99%の白頭山爆発と「日本最悪のシナリオ」
http://www.excite.co.jp/News/odd/Tocana_201507_post_6730.html

 鹿児島県・口永良部島の新岳の噴火をはじめ、気象庁が噴火警戒レベルを2(火口周辺規制-)から3(入山規制)に引き上げた神奈川県の箱根山など、日本全国で火山活動が活発化している。

 2011年3月11日に発生したマグニチュード(M)9.0の東日本大震災の影響も指摘されるが、地下の異変は日本列島のみにとどまらない。噴火の危険が迫っているとされるのが、独裁国家として知られるアノ国だ。

「金正恩第1書記が独裁体制を敷く、北朝鮮の火山に噴火の兆候がみられるのです。その山は、中朝国境沿いにそびえる白頭山。火山学者によって噴火のリスクが指摘され、日本政府も成り行きを注視している状況です」(火山学者)

 白頭山(ペクトゥサン)は、中国吉林省と北朝鮮両江道の国境地帯にある火山で、中国名を「長白山」という。標高2744メートルを誇り、北朝鮮では信仰の対象になっているほか、中国でも10大名山のひとつに数えられる。

 その山がいま、危機的状況にあるというのだ。

「長い静穏期にあった白頭山が、ここ数年、噴火の兆候を示し続けている。米国や英国の火山学者が現地調査に入っており、中国や韓国も噴火した場合の防災対策に乗り出しているほどの危機的状況だ」(中朝情報筋)

 過去の文献などによれば、白頭山は1100年前に大噴火を起こしている。怖いのは、その時には、北海道や東北地方で5〜6センチの降灰を記録し、農作物が大打撃を受けるなど、日本にも影響があったことだ。

 02年以降は、頂上付近の火山性地震の回数が約10倍に増加するなど、噴火の兆候が顕著になってきている。火山ガスの噴出もあったほか、02年〜05年にかけては衛星が地下でのマグマ上昇を捉えたという。

 日本列島での異変との関連も気になる。

「白頭山は日本でM7以上の大地震が起きた後に何度も噴火を起こしている。過去の大地震との連動のように東日本大震災の影響を受けた噴火があるとすれば、2020年までに68%、2034年までに99%の確率で噴火を起こすともいわれています」(先の学者)

 悪夢が現実のものとなった時、日本には降灰被害以外にも懸念される事態がある。

「中国が白頭山から100キロ離れた場所に建設中の赤松原子力発電所への影響だ。火山泥流が原発施設に流れ込んだり、大量の火山灰でシステムが機能不全に陥れば、福島第1原発事故以上の甚大な被害をもたらす危険性が高い。事故によって漏れた放射性物質が風に乗って海を越え、日本各地に降り注ぐことになる」(先の情報筋)

 北朝鮮は核ミサイルとは別の"時限爆弾"を抱えているということなのか...。

688とはずがたり:2015/07/06(月) 12:53:19


2015年7月2日
発見者「我々は何か大きなものの上に存在している」 ― 地球を覆う巨大なプラズマ・チューブ構造が証明される
http://www.excite.co.jp/News/odd/Tocana_201507_post_6712.html

 オーストラリアで巨大かつ目に見えない移動性のプラズマチューブが地球の上空を覆っていることが発見された。当初、天体物理学者らの間では懐疑的な見方が強かったが、シドニー大学天体物理学の学生クレオ・ロイさん(23歳)が、実際にその存在を証明することに成功したのだ。60年以上もの間、その存在をとらえることができなかった現象は、一体どのようにして発見されたのだろうか――。

【その他の画像と動画はこちらから→http://tocana.jp/2015/06/post_6669.html

■我々は何か大きなものの上に存在している...

「News.com.au(6月4日付)」によると、ロイさん(23歳)が発見したのは、高度約600kmの上部電離層からさらにその上のプラズマ圏に向かって伸びる「チューブ状のプラズマ構造」。約60年もの間、議論の対象だった構造が、今回の発見により初めて視覚的に立証された。

 ロイさんが観測に使用したのは宇宙の磁場などを80〜300MHzの間で観測する低周波電波望遠鏡マーチソン広視野アレイ(MWA:Murchison Widefield Array)という最新鋭の電波望遠鏡である。この望遠鏡は9平方km(3km×3km)という広大な砂漠に設置した128個のアンテナタイルが受信した信号を東西に分離することで、南半球全天を3Dで立体視することができるもの。これにより、地球がチューブ状のプラズマ構造で覆われていることがわかったのだ。

 ロイさんは発見した時の様子を「高密度プラズマが低密度プラズマと交互に縞模様で現れ、まるでオーロラのようにゆっくりと漂流しながら地球の磁力線上に美しく整列していた」と語っており、「我々は何か大きなものの上に存在しているということに改めて気づいた」とも語っているという。

■南半球全天を観測する望遠鏡

 この観測によって、彼女は電離層内のイオン化のパターンが非常に構造化されていることも発見、地球の磁場に整列しているチューブ状の構造内を流れていることがわかったという。

 その後それらのチューブは自ら和合し移動するというのだが、"漂流プラズマチューブ"となったものは、天文データや衛星に依属したナビゲーションシステムなどに信号のひずみを生じさせるなどの影響を及ぼす可能性があるということだ。

■学生だから? 最初は認められなかった大発見

 これらの発見は、これまで誰も証明できず、天文物理学"初"となったわけだが、最初は"望遠鏡の画像欠陥である"として却下されていたのだという。
 その理由をロイさんは「今までこの望遠鏡を使用した前例はなく、この方法で取得したデータを見た人がいなかったんです。さらに、私はただの学生。だから、大多数の人は私のデータを"撮影上の問題"と思ったようです」と語っている。

 しかし彼女は諦めずに慎重に観測を続け、今回の結果に至った。ロイさんの担当教授マーフィ博士は「今回の発見は科学界に偉大な功績を残しただけでなく、一度却下されたデータを数カ月も研究し続け、その存在を証明してみせたことが大変印象深い」と語っている。

 実験者が「学生である」ことや「新機材」を用いた実験結果のために、埋もれてしまっている偉大な発見はほかにもあるかもしれない。これからも新しい考えから歴史的な発見が出てくることに期待しよう。
(文=遠野そら)

690とはずがたり:2015/07/06(月) 15:47:57
流石に本文はいいや。

NASAがひた隠す火星古代文明の王女の彫像発見か?
http://tocana.jp/2014/10/post_5057_entry.html
2014.10.22

693とはずがたり:2015/07/06(月) 21:20:02
デニソワ人とネアンデルタール人以外にもう一種類未知の種の人類がいたってことか?
そもそも人間とデニソワ人とネアンデルタール人の違いがよく解らんけえが。何が違うんだ??

我々の遺伝子の中に「謎の種族」の情報が!? 学者も動揺したDNAの解析結果とは?
http://tocana.jp/2013/11/post_3275_entry.html
2013.11.27

 私たち人類の祖先は、どうやらさまざまな種と交わりながら暮らしていたようだ。最先端の遺伝学が明らかにした驚愕の事実とは――。

 今月19日、英国の科学誌ネイチャーが同誌のウェブサイト「nature」で報じたところによると、18日に開かれたロンドン王立協会(世界最古の科学学会)の会合において、古代人類であるネアンデルタール人とデニソワ人のゲノム(遺伝子情報)が発表された。

■デニソワ人とは?

 まず、デニソワ人とは、シベリアのアルタイ山脈の洞窟で2008年に化石として発見された古代人類だ。彼らは、5万年から3万年前に生きていた、私たち現生人類やネアンデルタール人と共通の祖先を持つと考えられる存在だ。

 このデニソワ人とネアンデルタール人、そして私たち現生人類の祖先は、3万年以上前に地球上で同時に活動していた時期があり、遺伝子検査の結果、これらの種が互いに交配していたという事実が2010年に明らかになっている。

 現生人類の遺伝子のうち、その約2%がネアンデルタール人から受け継いだものであるという。パプア・ニューギニア人やオーストラリアのアボリジニなど、オセアニアに住む人に限って言えば、彼らの遺伝子のうち4%が、デニソワ人から受け継いだと考えられるそうだ。このような交配は、現生人類の遺伝的多様性に結びついているという。

■衝撃的な事実とは?

 なんと、異種交配が進んでいたのは、現生人類とネアンデルタール人、そしてデニソワ人のみにあらず、もう1種謎の古代人類が含まれていたというのだ。この事実が発表されるやいなや会場内には驚きと憶測の声が飛び交い、動揺が走ったのだという。

 会合への出席者の一人で、ロンドン自然史博物館の古人類学者であるクリス・ストリンガー氏は、「正直、見当すらつきません」としながらも、「ホモ・ハイデルベルゲンシスに近い種だったのではないでしょうか。50万年前にアフリカを出て、後にヨーロッパではネアンデルタール人に取って代わられた。おそらくアジアにもいたのでしょう」と予想している。

 同じく会合に出席していたユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンの進化遺伝学者、マーク・トーマス氏は、「これはまるで『ロード・オブ・ザ・リング』の世界を見ているようなものです。太古の昔には、さまざまな種類の人類が共存していた時期があったのです」と表現しているが、いったい種族を越えたコミュニケーションとはどのようなものだったのだろうか、興味は尽きない。
(文=スポンジ保父)

694とはずがたり:2015/07/06(月) 21:20:39
>「Journal of Cosmology」上で発表される説には突拍子もないものが多く、信憑性に欠けるとの指摘もある。
良いジャーナルだなぁ〜♪

エイリアンが地球に送り込んだ“生命の種”を発見!? 「パンスペルミア説」に重要な進展か
2015.02.19
http://tocana.jp/2015/02/post_5811_entry.html

 人類に残された最大の謎のひとつ、生命の起源。未だ解明されることのないこの難問に関して、ある宇宙生物学者が行った衝撃的な発表が、海外メディアを沸かせている。一体何が見つかったというのか? 詳細についてお伝えしよう。

■地球にやってきた金属球の正体は?
 今月16日、英紙「The Daily Mail」などが報じたところによると、驚きの発見は英・シェフィールド大学やバッキンガム大学の教壇に立つ、ミルトン・ウェインライト博士によってなされた。成層圏を漂う塵や粒子を調査するため、観測用気球を約25km上空に打ち上げた博士。そして得られたサンプルの1つに、人間の毛髪ほどの直径しかない正体不明の微細な金属球があった。

 博士と研究チームが金属球をX線分析にかけたところ、予想もしなかった事実が判明する。チタンと少量のバナジウムで構成される金属球は、なんと真菌のようなもので網目状に覆われており、そこからネバネバするスライム状の物質が滲み出ていたという。さらにサンプルの採取に成功した機材には、微細な衝突痕が残されていたが、この事実は金属球が高速で地球に向かっていたことを示すとしか考えられなかった。

 以上の分析結果を踏まえて博士は、この金属球が地球付近を通り過ぎる彗星に付着していた、もしくは地球外知的生命体によって故意に送り込まれた「生命の種」である可能性を指摘、オンライン・ジャーナル「Journal of Cosmology」上で発表したのだ。

■人類を魅了する宇宙と生命の謎

 もしもウェインライト博士の仮説が正しいとすれば、地球の生命の起源は宇宙(他の天体)にあるという「パンスペルミア説」を裏付ける重要な一歩ということになるが、現在までのところ他の学者たちの確証を得られているわけではない。博士自身も、仮説の立証は事実上不可能であると認めている。大多数の学者は、今回の金属球のような物質は地表から舞い上がったものと考えるようだ。また、「Journal of Cosmology」上で発表される説には突拍子もないものが多く、信憑性に欠けるとの指摘もある。

 ただし、DNAの二重螺旋構造を発見してノーベル生理学・医学賞を受賞したフランシス・クリック博士など、「パンスペルミア説」を支持する高名な学者もいる。地球外生命体が“故意に”生物を地球に送り込んだとまでは言わずとも、何らかの微生物の芽胞のような存在が宇宙空間からもたらされたと考える専門家は決して少なくないのだ。

 見解はそれぞれ千差万別であるが、宇宙と生命の謎がこれからも人類を魅了し続けることだけは間違いない。さらなる研究の進展に期待しよう。
(編集部)

695とはずがたり:2015/07/06(月) 23:13:01
霧島山 えびの高原で火山性地震急増 気象庁が注意呼びかけ
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20150706/Hazardlab_10343.html
ハザードラボ 2015年7月6日 13時32分 (2015年7月6日 22時07分 更新)

 宮崎県と鹿児島県にまたがる霧島連山のえびの高原(硫黄山)について、気象庁は6日午前11時過ぎ、昨日5日以降、火山性地震が急増し、24回観測したと発表した。今後、小規模な噴出現象が突発的に起こる可能性があるとして、注意を呼び掛けている。


 気象庁にえびの高原(硫黄島)周辺では、今月5日午前9時ごろから午後9時ごろにかけて火山性地震が増加し、24回観測した。火山性地震が1日あたり10回を超えたのは、今年3月6日に18回を観測して以来だという。


 この地震にともなう地殻変動は確認されておらず、噴気や火山性微動も観測されていないほか、きょう6日は午前10時まで地震の発生はない。


 硫黄山は、今年5月に火口周辺警報が解除され、活火山であることに注意を呼び掛ける噴火予報に引き下げられている。気象庁はきょう6日、現地調査を実施する。

696とはずがたり:2015/07/06(月) 23:42:47
<冥王星探査機>本体に異常なく、観測再開へ
http://news.goo.ne.jp/topstories/world/468/7467072eba2280042a6966201dc0dd5a.html
(毎日新聞) 20:28

冥王星と衛星カロンに接近する無人探査機ニューホライズンズの想像図=NASA提供
冥王星と衛星カロンに接近する無人探査機ニューホライズンズの想像図=NASA提供
(朝日新聞)
 米航空宇宙局(NASA)は6日、通信トラブル後に休止状態になった冥王星探査機ニューホライズンズについて、本体や搭載機器に異常はなく、米国時間7日にも科学的な観測を再開する予定だと発表した。探査機は予定通り14日に、世界で初めて冥王星に最接近する。

 4日に探査機との通信が1時間余り途絶え、観測を中断していた。NASAは、冥王星への最接近に備えて探査機に送った一連の指令が通信トラブルの原因だったと分析した。同様の操作は今後、冥王星最接近まで予定していないという。【伊藤奈々恵】

697とはずがたり:2015/07/07(火) 11:10:05
西之島 新たな火口から噴火始まる
http://news.goo.ne.jp/topstories/nation/37/fe5b37d32a767b4c4ce1e5a1105ccfe3.html
(NHKニュース&スポーツ) 04:00

活発な噴火活動が続く小笠原諸島の西之島について、海上保安庁は測量船による海上からの観測の結果、これまで続いていた島の中央部の火口からの噴火が停止し、新たにできた火口から噴火が始まったと発表しました。

698とはずがたり:2015/07/16(木) 21:00:17
<冥王星>氷の山脈 富士山級、1億年前地殻活動か
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20150716k0000e040187000c.html
10:58毎日新聞

無人探査機「ニューホライズンズ」が撮影した冥王星の地表面。標高3500メートルほどの氷の山脈が連なっている=NASA提供
http://tohazugatali.we b.fc2.com/uchu/001_009-10.jpg

 米航空宇宙局(NASA)は16日、無人探査機「ニューホライズンズ」が冥王星への接近時に撮影した画像を公開した。地表面には隕石(いんせき)の衝突によってできるクレーターはほとんどなく、富士山級の氷の山脈が連なっているのが確認され、何らかの地殻活動が続いている可能性が高まった。

 NASAによると、画像は地表の数百キロ四方をとらえている。「氷の山脈」は標高3500メートル程度で、約1億年前に発生した地殻活動によってできたとみられる。冥王星の地表にはクレーターが多数存在すると推測されていたが、地殻活動によって平らになったと考えられる。NASAの研究チームは「太陽系の星の中でも、もっとも新しい地表の一つだ」としている。

 国立天文台の渡部潤一副台長は「クレーターがないのは、地表が動いて更新されているため。冥王星ではこうした活動はもう終わっているだろうと考えられていた。大きな発見だ」と話した。

 公開されたのは冥王星の赤道付近の画像で、14日に最接近した1時間半前に、上空7万7000キロから撮影された。冥王星は直径約2370キロと地球の5分の1程度で、窒素やメタン、一酸化炭素(CO)の大気で覆われているとみられる。【伊藤奈々恵】

700チバQ:2015/07/27(月) 21:03:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150725-00050040-yom-sci
幻想的に輝く冥王星のもや…大気の存在確認
読売新聞 7月25日(土)11時8分配信

 【ワシントン=中島達雄】米航空宇宙局(NASA)は24日、無人探査機「ニューホライズンズ」が撮影した冥王星表面にある大気のもやの画像を公表した。

 もやは探査機が冥王星に最接近した翌日の15日、約200万キロ・メートルの距離から撮影された。太陽を背にした冥王星のもやが、太陽光を受け、指輪のように幻想的に輝く姿を写した。冥王星に窒素やメタンなどの大気があることは知られていたが、画像ではっきり観測できたのは初めて。

 NASAによると、もやの厚さは冥王星の表面から約130キロ・メートルで、成分はメタンが紫外線で変化してできるエチレンやアセチレンなどの炭化水素とみられる。これらの炭化水素が冥王星の表面付近で冷やされて凍り、粒子になってもやに見えるという。NASAと共同研究している米サウスウェスト研究所のアラン・スターン主任研究員は「信じられないほど美しい画像」と話している。

701とはずがたり:2015/07/31(金) 19:44:57
今夜の月は ブルームーン
tenki.jp 2015年7月31日 08時09分 (2015年7月31日 19時19分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/weather/20150731/Tenkijp_8721.html

ひと月の間に2回満月がある場合、2回目の満月をブルームーンと呼ぶことがあります。見られるのは、2012年以来、3年ぶりです。

月の満ち欠けは、平均すると29.5日のサイクルで繰り返されています。
一方、ひと月は、2月を除けば30日か31日。
月の初めに満月となれば、月末に再び満月に。
今月は、2日が満月でした。
今日31日の夜には、今月2回目の満月、つまりブルームーン、ということに。
ブルームーンが見られる機会は、そう頻繁にあるわけではなく、3年に1度くらい。
前回は3年前の2012年の8月でした。次回は、3年後、2018年の1月です。
なお、ブルームーンと言っても、青く見えるわけではありません。
英語で、『珍しいこと』を『once in a blue moon』と表現しますが、どうやらこれと関係があるようです。

702とはずがたり:2015/08/04(火) 13:53:06
ジュラ紀や先カンブリア紀みたいに千葉紀となるのでわ?

地球史に「千葉時代」命名なるか “金の杭”候補地視察
TBS News i 2015年8月4日 12時50分 (2015年8月4日 13時40分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20150804/Tbs_news_39285.html

 46億年の地球の歴史で、時代を区分する貴重な地層が千葉県にあることが分かりました。4日、世界の地質学者が視察に訪れ、時代を代表する地層と認められれば、その地層以降の時代が「千葉時代」と呼ばれることになります。
 「世界の地質学者らが今、地層に到着しました。これから千葉セクションの視察が行われます」(記者)

 視察に訪れたのは国際地質科学連合の地質学者ら38人です。目当ては市原市の養老渓谷にある「白尾層(びゃくびそう)」。ここは世界的にも貴重な地層なのです。

 地質学の歴史は恐竜の絶滅など大きな変化を境に区分されていて、およそ77万200年前もその1つ。地球のN極とS極の磁気が今と反対から現在の状態に逆転した後の痕跡が明確に残っているのです。時代を区分する代表的な地層に認められると、世界で1か所だけにゴールデンスパイク=金の杭が打ち込まれます。しかも・・・

 「ゴールデンスパイクが打たれれば、そこから上が千葉時代と呼ばれる」(茨城大学 楡井 久 名誉教授)

 杭が打ち込まれた地名が地質時代の名称として使われるため、その地層以降の時代が世界中で「千葉時代」と呼ばれることになります。ライバルはイタリアの2か所で、4日の視察のあと、投票で決められ、来年秋にも正式決定する見通しです。(04日11:18)

703名無しさん:2015/08/08(土) 18:01:30
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201507/2015072400109
地球のいとこ発見=似た位置に「太陽」も-NASA

 【ワシントン時事】地球から1400光年離れた宇宙で、これまで発見された中では、地球と太陽に大きさや位置関係などが最も似た惑星と恒星が見つかった。米航空宇宙局(NASA)が23日発表した。NASAの専門家は「地球のいとこ」と表現している。

 ケプラー宇宙望遠鏡で観測された惑星は、直径が地球の1.6倍で、恒星の周りを385日周期で回っている。位置関係も地球・太陽間の距離より5%遠いだけ。恒星は直径が太陽より10%大きく、温度は同程度だが、20%明るいという。
 惑星の組成などはまだ確認されていない。ただ、大きさから地球と同じ岩石質である公算は大きい。さらに、恒星との位置関係など地球に条件が近いため、生命の存在に必要な液体の水がある可能性もある。
 恒星は太陽より15億年古い「60億歳」とされる。ケプラー観測チームの専門家は「この惑星に全て必要な物質と条件があったなら、生命体が生まれるのに十分な時間といえる」と話している。(2015/07/24-07:50)

704名無しさん:2015/08/10(月) 14:02:34
>>702

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20150804-00000033-jnn-soci
地球史に「千葉時代」命名なるか “金の杭”候補地視察
TBS系(JNN) 8月4日(火)12時57分配信
 地球の歴史の中に日本の地名が刻まれる可能性があります。その名も「千葉時代」。そう、あの千葉です。

 8月5日に公開される恐竜が暴れまわる映画『ジュラシック・ワールド』。このジュラシック=ジュラ紀という言葉は地球史に刻まれた時代の1つです。地球46億年の歴史は大陸の移動や恐竜の繁栄・絶滅など、大きな変化を境に時代が区分されていて、その時代の境界となる代表的な地層と認められると、“ゴールデンスパイク”=金の杭が打ち込まれます。これがジュラ紀の始まりに打たれたゴールデンスパイクです。この杭が日本にも打たれるかもしれないのです。その場所とは・・・

 「ここ、千葉セクションでは現在も視察が続いています。学者らが崖を削るなどして、地質の詳しい様子を確認しています」(記者)

 4日、視察に訪れた国際地質科学連合の選考委員ら38人。目当ては千葉県市原市の養老渓谷にある「白尾(びゃくび)層」です。ここは世界的にも貴重な地層なのです。この地層を40年以上も研究してきた茨城大学の楡井久名誉教授(75)は、

 「これが火山灰層。どこから飛んできたかというと去年噴火した御嶽山の下に“古御嶽”」(茨城大学 楡井久 名誉教授)

 77万2700年前、御嶽山の元になった火山が大噴火、その火山灰が当時、海だったいまの養老渓谷にも降り積もりました。当時、地球の磁場は現在と反対で、北極にN極、南極にS極があり、2500年後の77万200年前に今と同じ状態に逆転。その痕跡や年代が明確にわかるといいます。

 「赤い杭が“地球の磁場が反転”。こんなにいいあんばいに火山灰層が入っている地層はない」(茨城大学 楡井久 名誉教授)

 下の薄い地層が火山灰、その上の赤い杭が地球の磁場が反転していた時期で、青い杭が今と同じ、黄色い杭が中間的な時期だといいます。当時はネアンデルタール人が活動していた時代、もしここにゴールデンスパイクが打ち込まれると・・・

 「ゴールデンスパイクが打たれれば、そこから上が『千葉時代』という名前が付く。ジュラ紀と同じように世界中が『千葉時代』。世界中みんなが『千葉時代』」(茨城大学 楡井久 名誉教授)

 杭が打ち込まれた地名が地質時代の名称として使われるため、その地層以降のおよそ65万年間の時代が世界中で「千葉時代」と呼ばれることになります。

 地層がある地元・市原市では・・・

 「国際的に大変価値のある地層だと認められれば、壮大な物語性のある観光資源としての活用が期待できる」(市原市観光協会 阿部茂之 事務局長)

 1つの時代区分でゴールデンスパイクが打たれるのは世界で一か所だけ。ライバルはイタリア南部の「モンタルバノ・ジョニカ」と「バレディ・マンチェ」の2か所で、熾烈な争いが繰り広げられています。

 4日、視察をした国際地質科学連合の選考委員は、

 「すばらしい候補地です。日本の研究者のおかげで見どころが分かりやすい」(国際地質科学連合 マーティン・ヘッド選考委員)

 これまでゴールデンスパイクが打たれた場所は世界65か所。日本には1か所もありません。

 「時間をかければ、かけるだけ日本が有利。3年間一番ビリだったのが(今は)こちらが勝っているんじゃないか。オリンピックの競争ではないので言いづらいが、僕は期待します」(茨城大学 楡井久 名誉教授)

 地球の歴史に「千葉時代」が刻まれる日は来るのでしょうか。4日の視察のあと、投票で決められ、来年の秋にも正式決定する見通しです。(04日14:44)
最終更新:8月5日(水)5時58分TBS News i

705とはずがたり:2015/08/11(火) 22:53:52
7月の富士登山者21%減 悪天候と噴火活発が要因か
共同通信 2015年8月11日 19時33分 (2015年8月11日 19時36分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20150811/Kyodo_BR_MN2015081101002048.html

 環境省は11日、7月の富士山の登山者数が7万8812人で、昨年同期に比べて21%減ったと発表した。担当者は「悪天候に加えて、全国で火山の噴火活動が活発化しているのが要因ではないか」とみている。
 同省の箱根自然環境事務所によると、山梨、静岡両県の計4登山道で、減少幅が最大だったのは、静岡側の須走ルートで昨年同期より40%減。静岡側の御殿場と富士宮、山梨側の吉田の各ルートもそれぞれ22〜10%減った。
 山開きは山梨側が7月1日、静岡側は10日。同省は7月1〜31日、各登山道の8合目に赤外線カウンターを設置し集計した。

十勝岳で一時50人超足止め=全員下山、けが人なし―北海道
時事通信社 2015年8月11日 19時01分 (2015年8月11日 22時38分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20150811/Jiji_20150811X967.html

 11日午後1時40分ごろ、北海道上富良野町の十勝岳で、札幌市の社会福祉施設の女性職員(41)から「火口付近で土石が流れているため下山できない」と道警富良野署上富良野交番に通報があった。道警と消防の救助隊が向かい、夕方までに同施設を利用している13?15歳の男女17人を含む計34人を無事下山させた。
 道警によると、他にも約20人が現地で足止めされていたが、天候回復後、全員が自力で下山したとみられる。
 職員らの一行は富良野岳に登る計画だったが、途中で登頂を断念し、午前11時すぎに下山を開始。増水した川が登山道をふさぎ、登山口から約1.5キロの安政火口付近で足止めされていたという。
 十勝岳は北海道のほぼ中央に位置する標高2077メートルの活火山。札幌管区気象台によると、上富良野町には11日午前10時半すぎから大雨警報が出ていた。

706とはずがたり:2015/08/16(日) 13:00:31
桜島、警戒レベル4 火口3キロ圏内51世帯77人避難
https://kyuyo.ofc.u-hyogo.ac.jp/UPDSHR/package/compatible/v3loadapp/view/iFrame.html?psSecurityDate=2013%2F06%2F17&amp;psApp=USalaryList&amp;psTargetUser=01_00013907&amp;psSite=PersonalManagement
00:55南日本新聞

 鹿児島地方気象台は15日午前10時15分、鹿児島市の桜島で規模の大きな噴火が切迫しているとして噴火警報を出し、噴火警戒レベルを3(入山規制)から4(避難準備)に引き上げた。市は火口周辺約3キロの51世帯77人に避難勧告を発令し、全員が避難した。桜島は同日、火口直下で火山性地震が急増し、急激な山体の膨張を示す地殻変動が観測された。2007年に警戒レベルの運用が始まって以降、桜島のレベル4は初めて。

707とはずがたり:2015/08/16(日) 13:02:20
レベル5、全域避難も想定=桜島、従来規模上回る噴火で―火道拡大か・気象庁
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-150815X574.html
08月15日 23:35時事通信

 気象庁は15日午後、鹿児島県・桜島でこれまでの規模を上回る噴火が起きた場合、噴火警戒レベルを4(避難準備)からさらに5(避難)に引き上げ、鹿児島市が桜島全域の住民を避難させる事態も想定していることを明らかにした。

 現状では、桜島の対岸に位置する鹿児島市街については、火山灰が降る可能性はあるが、大きな被害が生じることは考えられないという。

 一方、鹿児島市は15日午後、火口南側に位置する有村町と古里町、黒神町の一部地域に出していた避難準備情報を避難勧告に切り替えた。市は同日、島内3カ所に避難所を設置。午後6時10分までに、対象地域の計51世帯77人全員が避難を完了した。避難所には一時最大計38世帯61人が身を寄せた。

 桜島では、昨年9月に長野・岐阜県境の御嶽山で起きたような地下水がマグマに熱せられて起きる水蒸気噴火ではなく、マグマが直接噴出するマグマ噴火が日常的に起きている。

 気象庁の小泉岳司火山対策官によると、桜島の南岳直下で15日午前7時ごろから火山性地震が多発し、山体膨張を示す急激な地殻変動が観測されたのは、海面下4?6キロにあるマグマだまりからの上昇圧力が高まっているため。「(マグマの通り道である)火道を広げようとして岩石が割れ、地震が起きているのではないか」という。

 気象庁は15日午前、昭和火口や南岳山頂火口から3キロ以内に大きな噴石(直径約50センチ以上)が飛んだり、火砕流が発生したりする恐れがあるとして、警戒レベルを3(入山規制)から4に引き上げた。

 今後は大きな噴石が火口から2.5キロ超飛ぶレベルの噴火が起きた場合、4日に運用を始めた「噴火速報」を初めて発表し、警戒レベルを5に引き上げる。噴火に至らず、火山性地震や山体膨張が一層激しくなった場合も引き上げる。これを受けて鹿児島市が住民避難の範囲を検討し、状況によって桜島全域の避難が必要になる可能性があるという。

708とはずがたり:2015/08/16(日) 14:15:48
日本が2つも・・・ もし噴火したら世界を終わらせる可能性を秘めている、恐るべき6つの火山
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52182771.html
2015年01月17日

 危険な溶岩流、大きな噴石の落下、地震など、火山が噴火した際の影響は計り知れない。その威力はまさに天変地異としか形容できないものだ。もし火山の大噴火が街を焼き付くし、経済を大混乱に叩き落とすのだとしても、無力な人間はただ黙って見ているほかに術はない。

 日本の象徴である富士山やイエローストーン国立公園内の大火山など、ここで紹介する6つの火山に共通しているのは、一度火を噴けば、地球の表面が永遠に姿を変えてしまうほどの破壊力を秘めているということだ。

1. ヴェスヴィオ山(イタリア、カンパーニア州)

 79年にポンペイの街を焼き払って以来、30回ほど噴火を起こしてきたヴェスヴィオ山。直近の噴火は第二次世界大戦中のことであり、火山学者の中田節也氏によれば、再度噴火が起こる可能性があるという。

 その場合、ナポリが地上から消失する可能性があり、300万人の人々が危険に曝される。予測によれば、次の噴火は”プリニウス的”なものになると見込まれている。すなわち古代ローマの小プリニウスがポンペイの街が滅んだ様子を記した書簡のような被害が出るらしいのだ。

2. 富士山(日本、山梨県・静岡県)

 東京から150kmほどの距離にある、日本の象徴とも言うべき富士山は、気象庁が噴火に対して懸念を表明している活火山である。2014年7月の報告書によれば、山頂には大きな圧力が加わっており、噴火すれば2011年に東北地方を襲ったマグニチュード9クラスの地震が起きる可能性があるらしい。

 実際に1707年の前回の噴火時にはマグニチュード8.7の地震が起きている。この時は近隣の地域に燃え盛る火山灰が降り注ぎ、江戸では5cm近くも降り積もったらしい。今日噴火が起きたとすれば、復興に必要となる総額は3兆5000億円に達すると見込まれている。

3. カトラ火山(アイスランド)

 2010年に起きた噴火で、膨大な量の火山灰がアイスランド南部のエイヤフィヤトラヨークトル火山から降り注ぎ、ヨーロッパでは多くの空港が閉鎖された。しかし、その火口からわずか27kmの地点にはさらに危険な火山が存在する。それがカトラ火山だ。その潜在的な威力の凄まじさは、2010年の噴火などカトラ火山の10分の1でしかなかったと言えばよく解るだろう。

 一度噴火すれば、氷河のカルデラは一気に溶け、アイスランド東部沿岸から大西洋へ大量の水が流れ込むことになる。まさに伝説上の洪水が起きたかのようだろう。また世界的な気候の低下をもたらし、食料生産にまで影響を与える恐れがある。歴史的な経験則によれば、エイヤフィヤトラヨークトル火山が噴火した場合、カトラ火山の噴火もそう遠い日ではない。

709とはずがたり:2015/08/16(日) 14:16:14
>>708-709
4.イエローストンの巨大カルデラ(アメリカ、ワイオミング州)

 米ワイオミング州イエローストーン国立公園の9.6km地下には、480kmにおよぶ煮えたぎるマグマだまりが存在する。この真上には巨大なカルデラが形成され、世界最大の火山地帯となっている。マグマによって圧力は徐々に高まっており、地球表面の風景を永遠に変えてしまうほどの破壊力を溜め込んでいる最中だ。

 実のところ、噴火の機は充分に熟している。理論上、噴火のサイクルは60万年毎であり、前回の噴火から既に64万年が経過しているのだ。何かが吹き出すような不気味な兆候も散見されており、20世紀中には一帯の地面が70cm近くも隆起したことが確認されている。2004年以降のマグマ上昇量は既に警戒レベルだ。噴火すれば、オクラホマ州からカナダにかけての3,200kmの範囲で壊滅的な被害が発生し、アメリカ経済もただでは済まないだろう。

5. クンブレ・ビエハ(スペイン、カナリア諸島)

 クンブレ・ビエハの噴火は150年以内に起こると推測されている。その時、カナリア諸島西部の24kmは大西洋に沈むだろう。そして、巨大津波が発生する。これはカナリア諸島を飲み込み、東はアフリカ大陸、西は南北アメリカ大陸、北はスペインとイギリスへ向かって広がって行く。その速度は時速800kmで、モロッコを襲う際には100mの高さに達すると考えられている。

 地理学者によれば、過去数百万年の間に起きた様々な大災害は、カナリア諸島の火山が関連しているらしい。また、前回クンブレ・ビエハが噴火した1949年にはカナリア諸島西部表面に不気味な断裂が現れているが、これは壊滅的な地滑りのサインである可能性がある。このような現象によって発生する膨大なエネルギーは、アメリカで半年間に消費される電力に匹敵するそうだ。

6. 姶良カルデラ(日本、鹿児島県)

 今後100年間で起きる大噴火によって、日本では大勢の命が失われる可能性がある。これは神戸大学の火山学者、鈴木桂子と巽好幸による2014年発表の論文でなされた警告だ。彼らによれば、大噴火がいつ起きてもおかしくないような状況であり、対策が求められている。そのような火山地帯の1つが20,000歳の姶良カルデラである。この約19kmの火口が噴火すれば、わずか数時間の内に数百万世帯が失われることになるという。

 幸いにも今後100年のスパンでは、日本でそのような大災害起きる可能性は1パーセント程度であるらしいが、1995年の阪神・淡路大震災も確率的にはそのようなものだったのだ。また姶良カルデラの噴火は約8,200年前と推定されているが、2012年以降”頻繁な爆発”が報告されていることも嫌な兆候だ。

via:scribol・原文翻訳:hiroching

712とはずがたり:2015/08/18(火) 09:41:23
土星の輪「Fリング」の誕生のなぞ解き明かした! 小衛星同士の衝突が起源 神戸大が発表
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wst1508180012.html
00:02産経新聞

 土星の周りにある幅数百キロの輪「Fリング」は、氷や岩石からなる密度の高い「核」を持った小衛星同士が衝突してできたとみられることを、神戸大大学院理学研究科の兵頭龍樹さん(27)らが、スーパーコンピューターのシミュレーションなどによって突き止め、18日付の英科学誌電子版に発表した。

 Fリングは周囲にある衛星「パンドラ」と「プロメテウス」の重力によって輪の形が保たれているという。

 天王星も同様の輪と衛星を持っており、指導した大槻圭史教授(惑星物理学)は「太陽系内外のさまざまな衛星系の起源解明につながる」と話している。

 土星の主要な輪は数万キロの幅があり、Fリングはその外側にある。幅は数百キロと細く、成分は9割以上が氷。2つの衛星は、Fリングの粒子同士が衝突し、拡散するのを防ぐ役割があるという。土星探査機「カッシーニ」の観測により、輪を挟んで位置する2つの衛星には、氷や岩石といった密度の高い核の部分が存在すると考えられている。

 兵頭さんらがシミュレーションしたところ、核を持つ小衛星同士が衝突した場合、完全には破壊されず、2つの衛星がまず誕生し、壊れて飛び散った粒子が両衛星の軌道の間に拡散することでリングを形成。現在の状態を説明できたという。核を持たない衛星同士の衝突では、輪と衛星は形成されなかったという。大槻教授は「地球への天体衝突によって破片の輪ができ、そこから月ができたとの見解もあり、今回の研究は月の形成過程を考える上でも意義がある」としている。

713とはずがたり:2015/08/20(木) 11:17:21
60万年とか考えたら1923年からの観測値なんて殆ど参考にはならないのかも。併し4年経っても噴火せずとは云っても2011年から2015年なんて誤差にもならない瞬間だよなぁ。。

アメリカの巨大火山「スーパー・ボルケーノ」がいよいよ大噴火の兆し、爆発すると全米3分の2に被害が
http://karapaia.livedoor.biz/archives/51964377.html
2011年01月29日

 アメリカの科学者たちが、今月26日、世界最大級のスーパーボルケーノ、イエローストーン公園の真下に眠る巨大火山が噴火の危機にあると発表した。もし噴火が起こればアメリカの国土の2/3は火山灰に埋もれるという。

 スーパー・ボルケーノが最後に爆発したのは60万年前。イエローストーン国立公園にできたカルデラ(火山活動によってできた大きなくぼ地)の地表面は2004年以来、これまでにない速さで上昇しているという。過去3年間、その地表面は年間およそ7.6センチの速度で隆起している。これは1923年に調査を始めて以来、最速である。

 科学者の予想によると、ここがもし噴火すれば、その破壊力は、1923年にセント・へレンズ火山が大噴火したときの1000倍に達するという。溶岩は空まで吹き上がり、植物に壊滅的なダメージをあたえ、火山灰はとめどなく降り続ぎ、1600キロ離れた地域まで、約3メートルの厚さの灰に覆われるというのだ。

 また、噴火は有毒なガスを大量に空気中に撒き散らし、アメリカの2/3の地域は居住できなくなる可能性もある。何千にも及ぶ飛行機が運行停止になり、住む家を失い、行き場も失った人々は数百万に上ると予測。

 ただ、噴火時期の予測は非常に難しく。正確な爆発時期はつかめていないというが、イエローストーン公園の地下9.7キロ付近にあるマグマ溜りの膨張が、数年前からどんどん大きくなっているそうで、いよいよその時期が迫ってきていることにより、今回の噴火の兆しがあるとの発表につながったようだ。

714とはずがたり:2015/08/20(木) 11:37:27
突然の火山噴火によりゴーストタウンとなったカリブの島「モントセラト」の首府プリマス
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52116469.html
2013年02月03日

 美しいカリブの島に浮かぶイギリス海外領土、モンセラトでは、1995年、何百年間も休眠していたスフリエールヒルズ火山が突然噴火し大打撃を受けた。それ以来、この火山は度重なる噴火を続け、これまで築き上げてきた町の姿は一変した。

 1995年の噴火は19人の住民の命を奪い、島の大部分が壊滅状態となった。続いて1997年、さらなる噴火により、1700年代に築かれた首都プリマスに、約12メートルの泥や破片等が堆積して埋まってしまった。多くの空港と波止場が壊され、ついには島の南部全域が居住不可になってしまった。

715とはずがたり:2015/08/21(金) 10:14:27
アホを承知で云うとイエローストンも国立公園とか行ってないでマグマ溜まりの上の表土をガバッと重機で剥いどこうよ(;´Д`)
まあそれを云ったら世界遺産の山頂もガバッと削っとけと云う事になるんじゃが。前回は江戸に5cm程灰が降り積もったとか云う灰が頂上削るとどの程度マシになるのかね?地面に降る灰よりも空中に巻き上げられる土砂が日光を遮る方が深刻だと思うけど殆ど意味ないか(´・ω・`)

桜島の火口の底に「ふた」 爆発力増すおそれ
http://www.asahi.com/articles/ASH8N35ZKH8NTIPE004.html?iref=com_alist_6_03
小林舞子2015年8月21日07時23分

 15日に噴火警戒レベルが3(入山規制)から4(避難準備)に引き上げられた鹿児島市の桜島では、昭和火口の底に噴出物がたまり、「ふた」のように火口をふさいでいることが確認されている。朝日新聞が15日午後に上空から撮影したところ、ふたの周囲から白いガスが噴き出していた。専門家は、ふたによって内部の圧力が高まり、より爆発的な噴火につながる可能性があると指摘している。

【災害大国】火山災害
 19日午後に気象庁の調査に同行した京都大火山活動研究センターの井口正人センター長は、こうした状況が続いているのを上空から確認した。昭和火口では同日未明、警戒レベル引き上げ後初めてごく小規模な噴火が起きたものの、「火口はほぼ閉塞(へいそく)状態で、内部の圧力が高まって爆発力が増している」と指摘する。

 桜島では今年1〜6月に672回の爆発的噴火が起きたが、7月は14回と激減した。ふたは噴火活動が激しかった5〜6月ごろの噴出物とみられるという。

 一方、国土地理院は、桜島の南岳山頂火口の東側で、おもに8月10日以降、地盤が東西方向に最大約16センチ広がる変動を観測した。地球観測衛星「だいち2号」によるデータを解析した。昭和火口下でマグマが上昇した動きとみられるという。(小林舞子)

716とはずがたり:2015/08/23(日) 21:01:05

太陽系にはかつてもう1つの木星型惑星が存在していた?
スラド 2015年8月20日 15時12分 (2015年8月20日 17時40分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/it_g/20150820/Slashdot_15_08_20_0533211.html

気体で構成され、固体の表面を持たない木星や土星、天王星、海王星は「木星型惑星」と呼ばれる。そして、太陽系には現在は存在しない「第5の木星型惑星」が存在していた可能性があるという(ハフィントンポスト)。
この惑星は海王星に近い軌道を回り、その後海王星に衝突、約40億年ほど前に消滅したと予測されている。この予測は、太陽系の海王星軌道外側にある、円盤状に天体が密集した領域「カイパー・ベルト」上にある「カーネル」という天体についてのコンピュータシミュレーションの結果明らかになったという。

717名無しさん:2015/09/06(日) 11:58:46
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150903-00053015-playboyz-soci
かつてない太陽の異変にUFOが大集結ってホントか?
週プレNEWS 9月3日(木)6時0分配信

世界最大規模のUFO調査団体「ムーフォン」によると、今年、UFOの目撃報告が過去最高を記録しているという。

これは一体、何を意味しているのか。あの、UFO番組プロデューサーとして知られる矢追純一氏に聞いてみたところ…。

矢追氏は、かつてない太陽の異変がそのきっかけになっているという。

「温度が急上昇し、黒点の数が増加、それにつれて太陽系全体の温度も上がっています。火星では氷が溶けて水たまりもできているようです。異常気象が宇宙規模で起きているんです」

同時に、NASA(米航空宇宙局)とESA(欧州宇宙機関)の太陽観測衛星「SOHO」などが撮影した映像が“もうひとつの異常”を映し出している。

「時々刻々と送られてくる太陽表面の映像に無数のUFOが映り込んでいるんです。大きいものは地球の10倍、木星ほどのサイズに及びます。色も形もそれぞれ異なり、鳥やT字形のフォルムをしたものまで存在します」

そして、このUFO群は謎の行動を繰り返しているとか。

「数百万度に及ぶ太陽コロナの中に停留したり、太陽の表面に飛び込んだかと思えば、次の瞬間、反対側に突き抜けるものもいます。最も衝撃的なのは、地球の10倍ほどの黒いUFOが、ホースのような触手を伸ばして太陽から何かを吸い取っている様子。まるでガソリンスタンドで給油をしているかのよう。

逆に何かを注入している可能性もありますが、作業が終わるとホースを引き抜いて飛び去る姿まで映像には残っています。一連の行動は、現在の科学技術では到底不可能なので、地球以外の生命体によるものだとしか考えられません」

そうだとして一体、なんのために?

「太陽の異変を観測に来ているとしか思えませんね。超高度の文明をもって、宇宙人が太陽の異常活動を食い止めようとしているのかも」

こうした異常事態を前に、地球の権力者たちにも変化が見られるという。これまで、各国の要人が公の場でUFOや宇宙人について発言をするのはタブーとされてきた。しかし――。

「ロシアのメドヴェージェフ首相は、記者に『宇宙人やUFOに関する情報を把握していますか?』と聞かれた際、『ロシア国内に住む宇宙人の監視を任された部隊から報告書を受け取っている』と真顔で答えました。背景には、『われらの存在を公表せよ』という、宇宙人からのなんらかの圧力があると思います。公表されれば宇宙人との通商が始まるでしょう」

これをトンデモ話として笑い流すことは簡単だが…。少なくとも、われらが太陽になんらかの異変が起きているならば憂慮すべきだ。

(取材・文/梅田小太郎)

718荷主研究者:2015/09/06(日) 22:49:09

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720150821eaab.html
2015年08月21日 日刊工業新聞
生命の起源、海洋への隕石衝突の可能性-東北大、模擬実験で核酸塩基などの生成確認

隕石が海洋に衝突するイメージ(東北大など提供)

 東北大学大学院理学研究科の古川善博助教らは、生命誕生前の地球の海洋に隕石(いんせき)が衝突するという模擬実験を行い、DNAやたんぱく質などの材料となる分子が作られることを明らかにした。二酸化炭素(CO2)が溶解して生成する重炭酸や水、アンモニアなどの無機物が入った容器にステンレス製の円盤を秒速1キロメートルで衝突させると、2種類の核酸塩基と9種類のアミノ酸が生成された。隕石衝突が生命の起源につながる可能性を示した。

 物質・材料研究機構の小林敬道主幹研究員、広島大学の関根利守教授との共同研究。成果は欧州科学誌アース・アンド・プラネタリー・サイエンス・レターズ電子版に掲載された。

719とはずがたり:2015/09/10(木) 08:17:34
<台風18号>栃木県に大雨特別警報 温低になっても猛威
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20150910k0000m040160000c.html
01:08毎日新聞

冠水で取り残された人たちをボートで救助する消防隊員=栃木県栃木市大平町で2015年9月10日午前4時52分、宮間俊樹撮影
(毎日新聞)
 台風18号は9日、愛知県に上陸後、中部地方を横切って石川県から日本海に抜け、午後9時に温帯低気圧に変わった。台風と前線の影響で関東地方は大雨に見舞われ、栃木県では50年に1度の記録的な大雨が降っている地域もあり、気象庁は10日午前0時20分、同県に大雨の特別警報を出した。低気圧と前線に向かい南から大量の湿った空気が流入するため、10日も関東甲信と東北を中心に大雨の恐れがある。

 栃木県では降り始めからの総雨量が、日光市416ミリ▽栃木市316ミリ▽鹿沼市314ミリ??などとなった。宇都宮市が姿川で氾濫の恐れがあるとして5世帯12人、栃木市が454世帯1449人に避難指示を出した。避難勧告は、栃木市が2万2271世帯4万3752人、那須塩原市が3063世帯7564人、鹿沼市が1771世帯4495人。

 同県や茨城県の川の観測点では氾濫危険水位に達した所もある。

 また、川崎市は9日午後5時、土砂災害が発生する恐れがあるとして、市の人口の約4割にあたる62万6105人(28万4464世帯)に避難勧告を出した。対象者数は過去最多とみられる。

 東京都でも9日夜、大田区が7万6089世帯15万2854人、品川区が194世帯316人に避難勧告した。八王子市は同日午後に一時、12万1897世帯26万258人に避難勧告を出し、港区は芝公園、虎ノ門、西麻布などの4448世帯7677人に避難準備情報を出した。

 総務省消防庁の9日午後6時現在の集計(速報値)によると、静岡、愛知、東京など5都県で転倒などにより2人が重傷、10人が軽傷を負った。判明した住宅被害は、一部損壊5棟▽床上浸水1棟▽床下浸水16棟。8日から9日にかけ発令された避難指示は静岡、三重両県で最大8万7760人、避難勧告は関東、東海の8都県で最大約152万人。

 このほか9日午後3時40分ごろ、埼玉県富士見市水子のラーメン店から「落雷の影響で高校生が負傷した」と119番があった。近くで自転車に乗っていた15〜16歳の女子高校生3人が耳鳴りや手足のしびれを訴えて病院に搬送され、うち1人は驚いて転び手足に擦り傷を負った。いずれも症状は軽いという。

 10日午後6時までの24時間に予想される雨量は多い所で、関東甲信、東北200ミリ。これまでの雨で地盤が緩んでいるところもあり、気象庁は土砂崩れなどに注意するよう呼びかけている。

720とはずがたり:2015/09/10(木) 08:17:47
>>719-720
 交通機関も大きな影響を受けた。

 JR東日本によると、秋田新幹線3本、山形新幹線11本が運休した。山形新幹線は10日昼ごろまで運転を見合わせる予定。在来線も東北線(宇都宮線)、八高線、両毛線などが一時運転を見合わせた。京急電鉄も本線の一部区間と久里浜線で運転を見合わせた。

 空路は日本航空の国内線4便、全日空の国内線21便が欠航した。【狩野智彦、奥山はるな、大迫麻記子】

 ◇特別警報

 「数十年に1度」の現象により重大な災害が起こる可能性が著しく高まっている場合に気象庁が発表する。気象では、大雨▽暴風▽高潮▽波浪▽暴風雪▽大雪の6種類のほか、台風の強さを基準に出される場合もある。2013年8月に運用が開始され、同年9月に大雨で京都、滋賀、福井3府県▽14年7月に台風と大雨で沖縄県▽同年8月に大雨で三重県▽同年9月に大雨で北海道南西部??に出された。



〔特別警報〕茨城県に大雨特別警報発表 直ちに命を守る行動を
http://news.goo.ne.jp/topstories/nation/36/4eab40f3b7256614d173eb7c1df5af23.html
(レスキューナウニュース) 07:45

10日07:45、水戸地方気象台は、茨城県全域に大雨特別警報を発表しました。

茨城県では、大雨による重大な災害の危険性が著しく高まっており、数十年に一度しかないような非常に危険な状況にあります。周囲の状況や市町村から発表される避難指示・避難勧告などの情報に留意し、ただちに命を守るための行動をとってください。

〔はん濫発生〕鬼怒川 茨城県常総市ではん濫 厳重警戒を
http://news.goo.ne.jp/topstories/nation/954/089ded8bb80bdf66a4af08d06ee672b2.html
(レスキューナウニュース) 07:15

 茨城県筑西市の水位観測所のライブカメラに映し出された、増水した鬼怒川(国交省関東地方整備局のホームページより)
 茨城県筑西市の水位観測所のライブカメラに映し出された、増水した鬼怒川(国交省関東地方整備局のホームページより)
(共同通信)
10日06:30、茨城県・栃木県の鬼怒川にはん濫発生情報が発表されました。(下館河川事務所・宇都宮地方気象台・水戸地方気象台共同発表)

発表によると、鬼怒川では、茨城県常総市若宮戸地先(左岸)25.35k付近より越水しました。周辺流域では、家屋への浸水、道路の冠水などのおそれがあります。自治体から発表される避難情報などに十分注意してください。

721とはずがたり:2015/09/14(月) 12:12:35

熊本・阿蘇山が噴火 警戒レベル3に引き上げ
共同通信 2015年9月14日 10時22分 (2015年9月14日 11時39分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20150914/Kyodo_BR_MN2015091401001156.html

 14日午前9時43分ごろ、熊本県・阿蘇山の中岳第1火口で噴火が発生、噴煙が火口から2千メートルの高さまで上昇した。気象庁は噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げ、大きな噴石が火口から1キロ以上にまで飛ぶ可能性があるとして、厳重な警戒を呼び掛けている。熊本県警によると、けが人は確認されていない。
 山上広場や周囲にいた観光客らは阿蘇山ロープウェーの駅舎に避難するなどしたが、県警によると、全員が下山した。
 気象庁によると、今後も噴火が続けば阿蘇市と南阿蘇村で多量の灰が降る可能性があり、不要な外出や車の運転を控えるよう呼び掛けている。

722とはずがたり:2015/09/17(木) 13:45:49
日本に津波の可能性=到達は早くて18日早朝―チリ地震で気象庁
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-150917X952.html
12:54時事通信

 気象庁は17日午前、南米チリ沖で日本時間午前7時54分ごろ発生したマグニチュード(M)8.3(米地質調査所推定)の地震について、津波が太平洋の広域で発生する可能性があると発表した。日本列島の太平洋沿岸に到達するかは調査中だが、到達する場合は北海道東部で早くて18日午前5時半ごろと予想される。

 気象庁は津波注意報か津波警報を発令するかどうか、17日夕に改めて見通しを発表する。

 同庁の長谷川洋平地震津波監視課長は記者会見で、「過去の例では津波の第1波は小さく、その後大きくなる。津波注意報が出た場合は海中での作業をやめ、海岸から離れてほしい。警報の場合は高い所へ避難する必要がある」と話した。

 津波が到達する場合の第1波予想時刻は、北海道東部に続いて東北と関東が18日午前6時ごろ、近畿・四国が同7時ごろ、沖縄・奄美が同7時半から8時ごろ。

 チリ沿岸ではナスカプレートが南米プレートの下に沈み込んでおり、今回の地震はプレート境界で起きた逆断層型と推定される。過去最大は1960年に起きたM9.5の地震で、日本でも死者・行方不明者が142人に上った。

723とはずがたり:2015/09/21(月) 06:33:27
>環境省は、大規模災害に備え事前に仮置き場や処理方法を決めるよう求めているが、計画を策定した自治体は昨年10月時点で、都道府県が21%、市町村が33%しかない。常総市に計画はなく、茨城県も来年3月に策定予定だった。
環境省だから環境スレの方がいいかもだけど自然災害は一応地球スレのここに集めてるからなぁ。。
災害綜合スレが必要か?

進まぬがれき処理=2万トン超、不法投棄も―仮置き場追い付かず・茨城
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-150920X420.html
09月20日 14:33時事通信

 鬼怒川の堤防決壊で市街地が浸水した茨城県常総市では、発生した大量のがれきやごみの処理に追われている。仮置き場の設置が追い付かず、住宅街に不法投棄されるケースも。国は大規模災害時の廃棄物の処理計画を事前に立てるよう求めているが、策定済みなのは都道府県の約2割、市町村では約3割にすぎない。

 常総市中心部にある市立図書館の駐車場にごみが持ち込まれ始めたのは、決壊の2日後で、水が引き始めた12日。市指定の場所ではないが、その後も搬入は続き、駐車場は高さ約2メートルのがれきやごみで埋め尽くされ、一時周辺の道路にあふれた。近所に住む宮下洋子さん(74)は「指定の置き場が遠いので、近くの市有地に捨てたのでは。生ごみも多く臭いがひどい」と顔をしかめる。

 県によると、浸水で発生した同市のごみは推計約2万4000トン。年間のごみ総量の約1.4倍にも上るが、倒壊した家屋などは含まれておらず、県の担当者は「量は数倍から10倍に膨らむ可能性があり、対策を急いでいる」と話す。今後は別の場所でごみを分別する作業も必要になる。

 市や県などが設けた6カ所の仮置き場はすぐにいっぱいになり、新たに4カ所を開設。しかし、運び込まれる量に追い付かず、連日長蛇の車列ができている。市の担当者は「仮置き場の条件に合うところがなかなか見つからない。民有地に捨てられている場所もあるようだ」と頭を抱える。

 環境省は、大規模災害に備え事前に仮置き場や処理方法を決めるよう求めているが、計画を策定した自治体は昨年10月時点で、都道府県が21%、市町村が33%しかない。常総市に計画はなく、茨城県も来年3月に策定予定だった。

 国は2018年までに都道府県で8割、市町村で6割まで引き上げることを目標にしている。同省は「大規模災害時に混乱するのは東日本大震災の教訓だ。事前に決めておかないと初動でつまずき、復旧を阻む原因になる」と指摘する。

724とはずがたり:2015/09/21(月) 06:36:09
災害スレに転載しておこう

<関東・東北豪雨>常総市役所が孤立状態 市職員ヘトヘト
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1177946351/1056
09月11日 21:33毎日新聞

 茨城県常総市の災害対策本部が置かれている市庁舎(3階建て)は周囲が冠水した10日夜以降、孤立状態が続いた。次第に水位が上昇し、断水や停電に加え有線電話も使えなくなった。防災対策などの行政運営に支障が出ているほか、庁舎に詰め続ける職員約400人の疲労もピークに達している。

 「連絡は携帯電話にお願いします」。防災無線は11日、市が用意した携帯電話に連絡するよう呼び掛けた。

 庁舎1階の浸水は10日午後10時ごろに始まり、徐々に水位が上昇。職員は2階以上で業務を続けた。11日明け方には地面から1.5メートルの高さにある電気設備が水没し停電、電話が使えなくなった。庁舎には災害対策本部があり、市民は「困っているのに連絡が取れない」と困惑する。

 孤立した避難施設に救助見通しも十分伝えられなかった。避難中の男性会社員(56)は「スマートフォンでニュースなどの情報を得られなければ、パニックになったのではないか」と指摘する。

 庁舎は東日本大震災被災後に取り壊された旧庁舎跡地に昨年9月、完成した。市担当者は「耐震機能は意識したが、浸水を想定したかさ上げの議論は無かった」と悔やむ。庁舎駐車場では自衛隊車両も多くが冠水し走行不能に。40代陸曹は「こんなに低い所とは思わなかった。車を救助に使えない」といらだちを隠さない。【金森崇之、安味伸一、山田奈緒】

725とはずがたり:2015/09/22(火) 18:39:03
衛星も「オール電化」へ=新エンジンで競争力―6年後打ち上げ目指す・JAXA
時事通信 9月20日(日)14時37分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150920-00000045-jij-sctch

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2021年度の打ち上げを目標に、人工衛星のエンジンを電気推進に置き換えた「オール電化衛星」の検討を進めている。概算要求に盛り込んでおり、認められれば来年度から開発に着手する。人工衛星の燃料搭載量を大幅に減らし、高性能化につながる技術で、担当者は「日本にとって重要な衛星。飛躍的な技術向上を狙う」と意欲を示している。
 衛星の中でも競争が激しい通信衛星や放送衛星は、地上約3万6000キロの静止軌道を回っている。軌道投入や制御には衛星のエンジンを使うが、現在主流の化学エンジンは衛星重量の半分を占める燃料が必要。搭載できる機器のスペースは圧迫され、高性能化のネックになっている。
 そこで注目されているのが、小惑星探査機「はやぶさ」で使われたイオンエンジンに代表される電気推進エンジンだ。推力は劣るが効率が良く、搭載燃料は約5分の1で済む。米国や欧州のメーカーが開発を先行させており、JAXA研究戦略部の鳩岡恭志計画マネジャーは「この技術がないと市場で対抗できなくなる」と指摘する。
 課題は推力をどう改善するか。鳩岡さんによると、従来の静止衛星はロケット分離から軌道投入まで数日で済むが、電気推進エンジンでは数カ月かかってしまう。
 計画では、イオンエンジンより大きな推力が見込める「ホールスラスタ」と呼ばれるタイプを採用。電気推進エンジンとして世界トップクラスの推力を目指す。
 打ち上げは21年度、現在開発中のH3ロケット2号機を予定している。鳩岡さんは「電気推進は必ず手に入れないといけない技術。新しい技術を開拓していくので、技術者としては非常にやりがいがある」と話している。

726とはずがたり:2015/09/22(火) 18:39:30

カナダ通信衛星、11月24日打ち上げ=初の商業受注、三菱重工など
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201509/2015091800414&amp;r=y

 三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は18日、カナダ・テレサット社の通信放送衛星「テルスター12V」を搭載したH2Aロケット29号機を11月24日に鹿児島県・種子島宇宙センターから打ち上げると発表した。
 三菱重工が受注した初の商業衛星打ち上げとなる。打ち上げ予定時間は午後3時23分〜同5時7分、予備期間は11月25日〜12月31日。
 テルスター12Vは重さ約4.9トンで、高度約3万6000キロの静止軌道に投入される。(2015/09/18-11:52)

727とはずがたり:2015/09/24(木) 04:47:10

<50火山>噴火の避難計画、作成進まず 26火山になし
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20150924k0000m040054000c.html
09月23日 20:28毎日新聞

 ◇被害範囲予測のハザードマップも11火山で未作成

 気象庁が常時観測対象としている50火山(追加予定の3火山を含む)のうち、過半数の26火山には噴火が起きた際の避難計画がないことが、毎日新聞の調査で分かった。被害範囲を予測したハザードマップも11火山で未作成だった。避難計画とハザードマップは、来年1月までに施行される改正活火山法で作成が義務付けられているが、危機感の薄さや自治体間の調整不足などで対策が進んでいない実態が浮かぶ。

 改正活火山法は、昨年9月の御嶽山(おんたけさん)(長野、岐阜県)噴火を教訓に制定された。常時観測対象火山の関係自治体には、火山防災協議会の設置▽噴火警戒レベルの設定▽ハザードマップと住民、登山者、観光客を対象とした具体的な避難計画の作成??などを義務付けている。作成の期限は定められていない。

 毎日新聞が今月、各協議会の事務局の自治体などに火山防災体制について尋ねたところ、御嶽山噴火前は約3割が未設置だった協議会は、常時観測対象に今後追加される十和田(青森、秋田県)以外で全て設置されていた。一方、ハザードマップがあるのは39火山で、乗鞍岳(長野、岐阜県)や伊豆諸島(東京都)の多くの活火山で未作成だった。

 避難計画については、19火山の協議会が「ある」と回答。ただし、このうち富士山(山梨、静岡県)など8火山は、改正法が求める具体的な避難先や避難手段・経路などを盛り込んだ計画にはなっていないため改定作業中という。また、5火山は市町村で一部先行して避難計画を作っていると答えた。

 避難計画を未作成の26火山の協議会は「これまで火山活発化の兆候がなかった」(鳥海山)、「噴火の影響範囲が不明なため」(乗鞍岳)などの理由を挙げる。ほかに「火山防災に関係する組織が多く、連絡調整や情報共有が難しい」(吾妻山)▽「専門知識を持たない町職員が協議会事務局を担うのは困難」(九重山)??といった意見もあった。

 内閣府の防災調査企画担当は「国で避難計画作成の手引を出すなどしているが、早く作成できるよう支援をしっかりしていく」としている。【久野華代】

 ◇御嶽山噴火

 2014年9月27日、7年ぶりに水蒸気噴火が起きた。紅葉シーズンで登山者が多かったため、山頂付近で計63人が死亡・行方不明になる戦後最悪の火山災害になった。噴火警戒レベルが最低の1のまま噴火したことで観測態勢の弱さが問題視され、噴火情報の伝達手段の不備も指摘された。これを教訓に、自治体の対策強化などを盛り込んだ形で活火山法が改正され、気象庁は来年度に火山担当の職員を約5割増やす方針を決めた。

728とはずがたり:2015/09/24(木) 04:47:30
>>727-728
 ◇噴火時の避難計画と火山ハザードマップの整備状況

_火山名_ 避難 ハザード
_____ 計画 マップ

アトサヌプリ ×  ○
雌阿寒岳__ ○  ○
大雪山___ ×  ×
十勝岳___ ○  ○
樽前山___ ○  ○
倶多楽___ ×  ○
有珠山___ ○  ○
北海道駒ケ岳 ×  ○
恵山____ ×  ○
岩木山___ ×  ○
八甲田山__ ×  ○
十和田___ ×  ×
秋田焼山__ △  ○
秋田駒ケ岳_ ○  ○
岩手山___ ×  ○
鳥海山___ ×  ○
栗駒山___ ×  ×
蔵王山___ ○  ○
吾妻山___ ○  ○
安達太良山_ ×  ○
磐梯山___ ○  ○
那須岳___ ×  ○
日光白根山_ ×  ×
草津白根山_ ○  ○
浅間山___ ×  ○
新潟焼山__ ○  ○
弥陀ケ原__ ×  ×
焼岳____ △  ○
乗鞍岳___ ×  ×
御嶽山___ △  ○
白山____ ×  ○
富士山___ ○  ○
箱根山___ ○  ○
伊豆東部火山群△  ○
伊豆大島__ ○  ○
新島____ ×  ×
神津島___ ×  ×
三宅島___ ×  ○
八丈島___ ×  ×
青ケ島___ ×  ×
硫黄島___ ×  ×
鶴見岳・伽藍岳×  ○
九重山___ ○  ○
阿蘇山___ ○  ○
雲仙岳___ ×  ○
霧島山___ ○  ○
桜島____ △  ○
薩摩硫黄島_ ○  ○
口永良部島_ ○  ○
諏訪之瀬島_ ○  ○
※避難計画は防災協議会で作成が○、市町村レベルで作成が△、×は未作成

729とはずがたり:2015/09/29(火) 17:19:41
火星の地表に「液体の水」、NASAが確認
TBS News i 2015年9月29日 04時40分 (2015年9月29日 06時10分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20150929/Tbs_news_42685.html

 NASA=アメリカ航空宇宙局は探査機による調査の結果、火星の地表に、現在でも液体の水が流れていることを確認したと発表しました。
 「一定の条件において、火星には液体の水が発見されました」(NASA ジム・グリーン惑星科学部長)

 NASAはこれまで、火星にある山で春から夏にかけて現れる長さ100メートルほどの筋状の地形は水の流れだとみて調べてきました。そして、火星を周回中の探査機からその筋状の地形に特殊な光線を照射したところ、水を含んだ塩とみられる物質が確認されたということです。

 30億年ほど前には巨大な海が存在したとみられている火星ですが、現在も液体の水が地表に存在する証拠が得られたのは初めてで、NASAは「生命の存在につながる可能性がある」と期待を寄せています。(29日03:07)

730とはずがたり:2015/10/01(木) 11:47:13

火星探査へ、1年共同生活 ハワイ施設で科学者ら男女6人
http://www.asahi.com/articles/DA3S11953098.html
2015年9月7日16時30分

長期滞在実験が行われているハワイ島の専用施設。写真は、前回の実験で今年3月10日に撮影された=AFP
 将来の火星有人探査に向けて、男女6人が米ハワイ島の山中にある専用施設で1年間滞在する研究が新たに始まった。米航空宇宙局(NASA)の支援を受けたハワイ大の研究で、ドーム形の施設でボランティアの6人が暮らす。閉ざされた空間に長期滞在することによる精神的な影響や、チームの団結力などを調べるという。

731名無しさん:2015/10/04(日) 09:13:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151001-00000015-jij_afp-sctch
準惑星「セレス」に多くの謎、一般からの意見仰ぐ NASA
AFP=時事 10月1日(木)11時28分配信

【AFP=時事】米航空宇宙局(NASA)の科学者らがこのたび、準惑星「セレス」をめぐる多くの謎の解明を目的に、一般の人々からの意見を広く募っていることを明らかにした。神聖なる科学の殿堂へと続く扉を開放して支援を求めたかたちだ。

 NASAの無人探査機「ドーン(Dawn)」は2015年3月、約7年半の歳月を経てセレスから約49億キロの位置に到達。同準惑星を周回する初の探査機となった。

 セレスは、火星と木星の間で太陽の周りを公転している。探査機は、地球や他の惑星の形成についての理解を深めることを目標に、セレスの構造について調査を行っている。

 しかし、「ロンリー・マウンテン(Lonely Mountain)」と呼ばれる高さ6キロの突起部など、セレスが持つ特徴の多くに科学者らは頭を悩ませている。

 ドーンの調査責任者、クリストファー・ラッセル(Christopher Russell)氏は、仏西部ナント(Nantes)で開催された宇宙関連の会合で「この山が何でできているのかを理解するのは難しい。これまで、一般の人々からも多くの意見が寄せられている」と記者団に述べた。

 ラッセル氏は、一例として、探査機愛好家のある男性から届いた電子メールについて触れた。メールには、この男性が米アーカンソー(Arkansas)州の森で見た氷でできた構造とロンリー・マウンテンが似ているとあり、「氷の構造は、(地面から)突き出したもの」「岩のようなものが氷の表面を保護し、内部を低温に保っているようだった」と書かれていたという。

 ラッセル氏は、「ロンリー・マウンテンも、氷でできた物体である可能性がある」と述べ、「われわれは、こうした意見を非常に真剣に受け止めている」と続けた。

 ドーンは、10〜12月にかけてさらにセレスに接近する。最終的には高度375キロの最終軌道に到達する予定となっており、さらに多くの情報が得られると期待されている。

 ドーンは、2016年半ばまで運用される予定。【翻訳編集】 AFPBB News

732とはずがたり:2015/10/06(火) 22:26:46
ニュートリノで二回もノーベル賞獲れるとわ。

【ノーベル物理学賞】「これがニュートリノ振動の証拠です」師弟でつかんだ栄誉 小柴昌俊さんと梶田さん 観測から質量発見まで
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1510060069.html
20:52産経新聞

 ノーベル物理学賞に輝いた梶田隆章さん(56)は、素粒子ニュートリノの観測で平成14(2002)年に同じ物理学賞を受けた小柴昌俊さん(89)の弟子。日本のお家芸を受け継ぎ、師弟で2度目の栄誉を手にした。

 「これがニュートリノ振動の証拠です」

 10年6月、岐阜県高山市で開かれた国際学会で、東京大宇宙線研究所の助教授だった梶田さんが、観測施設「スーパーカミオカンデ」(同県飛騨市神岡町)の成果を英語で発表すると、各国から集まった300人以上の研究者から大きな拍手が起き、数十秒間も止まなかった。今も語り継がれている素粒子物理学の歴史的なシーンだ。

 振動現象は、それまで質量がないとされてきたニュートリノに、実は質量があったことを意味する。物理学の基本法則を塗り替える大発見は世界的なニュースとなり、翌日には米クリントン大統領(当時)が講演で言及したほどだった。

 研究開始から十数年。堅実に積み重ねた実験結果に自信はあったが、万雷の拍手を前に「ようやく認められた」と、うれしさがこみ上げてきた。

 会場には名誉教授だった恩師の小柴さんもいた。「よかったよ」。終了後、ねぎらいの言葉をかけられ、喜びはさらに増した。

 ◇ 

「空の上の存在」恩師の言葉励みに歩み、ついに並んだ

 梶田さんがニュートリノに出合ったのは昭和56(1981)年。埼玉大を卒業後、東大大学院に進学して小柴研究室の門をたたいた。

 「小柴先生の第一印象は、迫力があって怖かった」。大学院の入学試験は全然できなかったといい、「先生がすくい上げてくれたのでは」と苦笑いする。

 小柴研では当時、スーパーカミオカンデの前身である「カミオカンデ」の建設が計画されていた。「頂点を目指せる現場に来た。世界の最先端で、非常に重要な物理実験ができるんだとわくわくした」

 カミオカンデの観測開始から3年後の61年秋。助手としてデータを解析していた梶田さんは、ある異変に気付いた。大気中で発生したミュー型と呼ばれるニュートリノの観測値が、自分で計算した理論値よりも明らかに少なく、「おやっ」と思った。

 「理由を明らかにしなければ」。計算手法やデータを1年かけて検証し、自分のやり方に間違いがないことを確信して小柴さんに報告すると「面白い結果だ。チェックは十分でしょうね」。63年に論文を投稿したが、原因は振動現象ではない可能性もまだあり、さらに観測が必要だった。

 このころ小柴研では、カミオカンデを10倍以上の規模に巨大化したスーパーカミオカンデの計画が進んでいた。より多くの観測データが得られるため、異変の原因を解明できる可能性がある。梶田さんは現場監督役として建設に携わり、平成8年に施設を完成させた。

 「良い装置ができたので、性能を最大限に引き出そう」。車で20分ほどの自宅から毎日通い、国際チームをまとめながら膨大なデータの解析を続け、10年がかりで異変の正体を突き止めた。

 小柴さんからは「正しい道を見つけ、明確に結果が出る研究をしなさいと教わった」と振り返る。その言葉通りに歩み、「空の上の存在」だった恩師と並ぶ最高の栄誉に輝いた。

733とはずがたり:2015/10/06(火) 22:30:13
流石浜ホト♪

<ノーベル賞>「浜松ホトニクス」2人目の受賞に貢献
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20151007k0000m040110000c.html
21:32毎日新聞

 ニュートリノを検出する光電子増倍管を開発した光学機器メーカー「浜松ホトニクス」(浜松市)は、小柴昌俊・東京大特別栄誉教授(2002年)に続いて2人目のノーベル賞受賞に貢献した。

 梶田隆章さんの受賞について、同社の昼馬明(ひるま・あきら)社長は「偉大な研究実験に携わることができたことに感謝し、人類にとって大きな仕事に参画したと改めて実感している」などとしたコメントを発表した。

 受賞に大きく貢献した東大の観測施設「スーパーカミオカンデ」には、同社が開発した直径20インチ(約50センチ)の光電子増倍管1万1200本が設置されている。前身のカミオカンデで使われたタイプから5年の歳月を費やして改良され、1996年4月から観測が始まった。そこで集まった膨大なデータをもとに、梶田さんが98年に岐阜県高山市の国際学会で「ニュートリノに質量がある」と発表した。それだけに、昼馬社長は「(国内外の)各紙1面で大々的に掲載されたことが今でも記憶に鮮明に残っている。これからも、人類未知未到を追究する科学者を微力ながら支えていく」としている。【田中泰義】

734とはずがたり:2015/10/06(火) 22:32:23
<ノーベル賞>物理学賞に梶田氏 宇宙形成の謎に迫る
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20151007k0000m040116000c.html
21:50毎日新聞

 スウェーデン王立科学アカデミーは6日、2015年のノーベル物理学賞を、梶田隆章・東京大宇宙線研究所長(56)とカナダ・クイーンズ大のアーサー・マクドナルド名誉教授(72)に授与すると発表した。授賞理由は「ニュートリノに質量があることを示すニュートリノ振動の発見」。物質を構成する基本粒子「素粒子」のニュートリノに質量があるという発見は、「質量ゼロ」の前提で組み立てられた現代物理学の見直しを迫り、物質や宇宙形成の謎に迫る成果と評価された。

 日本からの受賞は、5日に医学生理学賞に決まった大村智・北里大特別栄誉教授(80)に続き2日連続。物理学賞は昨年も赤崎勇・名城大終身教授(86)ら日本の3氏が受賞した。日本の受賞者は、米国籍の故・南部陽一郎氏(08年物理学賞)と中村修二氏(14年同)を含め計24人(医学生理学賞3、物理学賞11、化学賞7、文学賞2、平和賞1)となる。授賞式は12月10日にストックホルムで開かれ、賞金800万スウェーデンクローナ(約1億1500万円)は両氏で等分する。

 ニュートリノは56年に発見されたが、他の物質とほとんど反応しないため観測が極めて難しく、質量の有無など詳しい性質は長い間の謎だった。

 詳しく観測するため、戸塚洋二・東京大特別栄誉教授(08年死去)が率いる国際プロジェクトが96年に始動。梶田氏は実験のまとめ役を務めた。96年から、巨大な水槽にニュートリノが飛び込んだ際にわずかに発する光をとらえる観測装置スーパーカミオカンデ(岐阜県飛騨市)を使った実験に取り組んだ。

 研究チームは3種類あるニュートリノのうち、宇宙線が地球の大気とぶつかって生じるミュー型が地球を貫通して1万キロ以上を移動する過程でタウ型に変わることを見つけた。

 ニュートリノが変身する現象は「ニュートリノ振動」と呼ばれ、ニュートリノに質量がなければ起きないことから、「質量の確証が得られた」と結論付けた。梶田氏が98年6月の国際会議で成果を発表すると、世界の有力紙が1面で報道、クリントン米大統領(当時)が祝福コメントを出すなど大きな反響を呼んだ。

 一方、マクドナルド名誉教授は01年、太陽から来たニュートリノが地球に届くまでに別の種類に変身していることを、カナダでの観測で突き止めた。

 ニュートリノ研究では、梶田氏を指導し、スーパーカミオカンデの前身の「カミオカンデ」でニュートリノの観測に成功した小柴昌俊・東京大特別栄誉教授(89)も02年のノーベル物理学賞を受賞している。

 梶田氏は毎日新聞の電話取材に「カミオカンデ、スーパーカミオカンデに協力してくれた皆様にお礼を言いたい。最初に喜びを伝えたのはカミオカンデの生みの親の小柴先生。亡くなった戸塚先生も、おられなければ、この成果はなかった。本当に感謝しています」と喜びを語った。【藤野基文、千葉紀和】

 【ことば】ニュートリノ

 物質を構成する最小単位の素粒子の一つ。宇宙空間に大量に存在し、地上にも常に降り注いでいるが、電気を帯びておらず、他の物質とほとんど反応せずにすり抜けるため、観測が難しい。「電子型」「ミュー型」「タウ型」の3種類がある。

 【略歴】梶田隆章(かじた・たかあき)氏 1959年、埼玉県東松山市生まれ。県立川越高を卒業後、埼玉大理学部に進学、81年に卒業した。東京大大学院で物理学を専攻(86年博士号)。東大では、小柴昌俊・東京大特別栄誉教授(2002年ノーベル物理学賞)の指揮の下、ニュートリノ観測装置「カミオカンデ」(岐阜県飛騨市)、性能を高めた「スーパーカミオカンデ」(同)の建設に携わった。99年からは東大宇宙線研究所宇宙ニュートリノ観測情報融合センター長を務め、08年から同研究所長。朝日賞、ブルーノ・ロッシ賞、仁科記念賞、パノフスキー賞などをチームや個人で受賞。12年日本学士院賞。妻と子供2人の4人家族。

736とはずがたり:2015/10/17(土) 17:38:18
海水は何故しょっぱいか? [2006年10月17日(Tue)]
http://blog.canpan.info/oprf/archive/70

海水には、塩素、ナトリウム、硫黄、マグネシウム、カルシウム、カリウム、炭素、臭素などが溶けています。このうち塩素とナトリウムだけで85%にもなります。塩素とナトリウムが化合すると塩化ナトリウム、つまり塩で、これがしょっぱい原因です。先に挙げた8つを合わせると全体の99%を占めることになります。

それでは、何故しょっぱい海水ができたかと言えば、地球の歴史を遡ることになります。
地球ができたのは今から46億年ほど前のことです。
そのころの地球は、表面はマグマで、空は水蒸気や塩素ガスで被われていたのですが、地球の温度が下がるに従って、空にあった水蒸気は雨となって塩素を溶かしながら地球に降り注ぎ、それらが窪地に溜まるようになりました。これが海の始まりで、43億年ほど前の話です。

最初の海は、塩酸が含まれた酸性の海水だったのですが、徐々に岩石に含まれるナトリウムと反応して中和され、現在のような海ができました。つまり塩素を含んだ水にナトリウムが溶け、塩化ナトリウム(つまり塩)の水ができたのです。この時から海水はしょっぱかったはずです。

そして、太古につくられた海が今でも同じようにしょっぱい理由は、溶かす側の水と溶かされる側の塩が、それぞれ入る量と出る量で釣り合っているからです。

まず溶かす側の水ですが、そもそも水は、個体(氷)、液体(水)、気体(水蒸気)のいずれかの形で、空、陸、海の間を行ったり来たりしています。気体から液体になるのは1年間で約500兆トン、一方で、同じ量の水が液体から気体に変化しています。

海を中心にみてみると、海から蒸発する水は425兆トン、一方、海に供給される水は、雨から385兆トンで、川から約40兆トンです。つまり、差し引きゼロで釣り合っているので海の水は一定に保たれています。但し、詳しく見れば、時代ごとに海水量の増減はあります。最近では、地球温暖化にともなって南極や北極の氷が溶け、海水が増えて、海水面が上昇することが心配されています。

次は溶かされる側の塩ですが、塩の素は現在でも供給されています。主な供給源は陸上の岩石で、河川水が溶かし、そのまま海に運び込んでいます。河川水以外では、空からも運び込まれています。最近話題の黄砂は、タクラマカン砂漠やゴビ砂漠の砂や塵が風によって運ばれ、日本・韓国・中国に降ってくる現象です。当然、周辺の海にも降っています。他には海底火山の爆発やマグマの噴出によって、様々な元素が溶かし込まれています。

このように供給される塩ですが、同じように海水から除去されているので、海が年々塩辛くなるようなことはありません。塩は海の中を循環しながら、生物に取り込まれたり、化学変化を起こしたりして、最後は堆積物となって海の底に積もります。しかし、元素によっては、すぐに海から除去されるものもあれば、いつまでも海の中をさまよっているものもあります。これを滞留時間と言いますが、長いのは塩素(1億年)、ナトリウム(2億6000年)、短いのはカルシウム(100万年)などがあります。いずれにしても、海に入ってくる量、とどまる時間、そして出ていく量がうまく釣り合っているので、やはり一定の塩の量なのです。
(海洋政策研究財団研究員 福島 朋彦)

737とはずがたり:2015/10/18(日) 18:23:21
まるこでやってたが。

テレビで「ほんものの隕石かどうかは磁石をあててみて付かないのはにせもの」って言ってましたが、
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1317040868

2008/6/914:38:01
>「ほんものの隕石かどうかは磁石をあててみて付かないのはにせもの」
隕石の多くは鉄分を含みますが、「石質隕石」といって鉄分の少ない隕石もあります。この場合、隕石かどうかの判定は難しいものがあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9A%95%E7%9F%B3
「月起源隕」は月に隕石が衝突した時に舞い上がった石片が地球に落ちたもので、当然ながら石質隕石です。
http://polaris.nipr.ac.jp/~academy/jiten/inseki/04.html
科学番組でもないテレビでの話ならば、その程度でいいのかもしれません。

>宇宙に鉄が多いのは?
恒星の核融合で生成される物質は、
質量が太陽の半分以下の恒星ならば、「ヘリウム」まで、
質量が太陽の8倍以下の恒星ならば、「炭素・酸素」まで、
それ以上の質量に恒星ならば、「鉄程度(クロム・マンガン・鉄・コバルト・ニッケル・銅・亜鉛等)」までが生成されますが、その中で鉄が一番安定した物質なのです。鉄がある程度生成されますと、鉄が核分裂を起こし超新星爆発が起こります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%81%92%E6%98%9F%E9%80%B2%E5%8C%96%E...

そんな訳で、この宇宙には鉄が結構存在します。
地球においても、その中心核は鉄とニッケルの混合物ではないかと想像されています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%90%83

それ以上に重い物質(鉛・金・ウラン等)は超新星爆発時に生成される場合と、超新星爆発後の中性子星内部で生成される場合があります。
http://www.astroarts.co.jp/news/2001/09/03lead_star/index-j.shtml

738とはずがたり:2015/10/22(木) 22:33:34

口永良部島、全島避難解除へ=気象庁、警戒範囲縮小―爆発的噴火「可能性低い」
時事通信社 2015年10月21日 21時25分 (2015年10月21日 23時58分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20151021/Jiji_20151021X815.html

 火山噴火予知連絡会(会長・藤井敏嗣東京大名誉教授)は21日、鹿児島県屋久島町の口永良部島・新岳について、5月29日に起きた爆発的噴火と「同程度の噴火が発生する可能性は低くなっている」との見解をまとめた。これを受け、気象庁は噴火警戒レベル5を維持したまま、避難が必要な警戒範囲を全島の居住地域から縮小すると発表。屋久島町は年内をめどに全島避難を解除する。
 今後避難が必要な範囲は、大きな噴石の飛散が予想される新岳火口から約2キロ以内、火砕流の影響が及ぶと予想される火口西側の約2.5キロ以内となる。見解では「引き続き噴火の可能性があり、火砕流にも警戒が必要」とされた。
 5月29日の爆発的噴火の際は、火砕流が発生。噴火警戒レベルが3(入山規制)から5(避難)に引き上げられ、全島民が隣の屋久島などに避難した。
 北川貞之気象庁火山課長は「6月19日の(ごく小規模な)噴火以降、噴火は発生していない。火山性地震は少なくなり、地殻変動の観測でもマグマの上昇を示す変化は認められていない」と話した。


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