そして2004年、NASAの天文衛星「WMAP」が観測したCMBの分布において、エリダヌス座付近に異常に温度の低いエリア(コールドスポット)があることが分かり、学者たちの間では正体について様々な議論が巻き起こっていた。しかし今回、ハワイ大学天文学研究所のIstvan Szapudi博士らの研究チームが、学術誌「Monthly Notices of the Royal Astronomical Society(MNRAS)」上で、コールドスポットの正体について驚愕の研究結果を発表し、海外メディアを沸かせている。
以上の分析結果を踏まえて博士は、この金属球が地球付近を通り過ぎる彗星に付着していた、もしくは地球外知的生命体によって故意に送り込まれた「生命の種」である可能性を指摘、オンライン・ジャーナル「Journal of Cosmology」上で発表したのだ。
■人類を魅了する宇宙と生命の謎
もしもウェインライト博士の仮説が正しいとすれば、地球の生命の起源は宇宙(他の天体)にあるという「パンスペルミア説」を裏付ける重要な一歩ということになるが、現在までのところ他の学者たちの確証を得られているわけではない。博士自身も、仮説の立証は事実上不可能であると認めている。大多数の学者は、今回の金属球のような物質は地表から舞い上がったものと考えるようだ。また、「Journal of Cosmology」上で発表される説には突拍子もないものが多く、信憑性に欠けるとの指摘もある。
月の満ち欠けは、平均すると29.5日のサイクルで繰り返されています。
一方、ひと月は、2月を除けば30日か31日。
月の初めに満月となれば、月末に再び満月に。
今月は、2日が満月でした。
今日31日の夜には、今月2回目の満月、つまりブルームーン、ということに。
ブルームーンが見られる機会は、そう頻繁にあるわけではなく、3年に1度くらい。
前回は3年前の2012年の8月でした。次回は、3年後、2018年の1月です。
なお、ブルームーンと言っても、青く見えるわけではありません。
英語で、『珍しいこと』を『once in a blue moon』と表現しますが、どうやらこれと関係があるようです。