[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
メール
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
1001-
1101-
1201-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
宇宙
734
:
とはずがたり
:2015/10/06(火) 22:32:23
<ノーベル賞>物理学賞に梶田氏 宇宙形成の謎に迫る
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20151007k0000m040116000c.html
21:50毎日新聞
スウェーデン王立科学アカデミーは6日、2015年のノーベル物理学賞を、梶田隆章・東京大宇宙線研究所長(56)とカナダ・クイーンズ大のアーサー・マクドナルド名誉教授(72)に授与すると発表した。授賞理由は「ニュートリノに質量があることを示すニュートリノ振動の発見」。物質を構成する基本粒子「素粒子」のニュートリノに質量があるという発見は、「質量ゼロ」の前提で組み立てられた現代物理学の見直しを迫り、物質や宇宙形成の謎に迫る成果と評価された。
日本からの受賞は、5日に医学生理学賞に決まった大村智・北里大特別栄誉教授(80)に続き2日連続。物理学賞は昨年も赤崎勇・名城大終身教授(86)ら日本の3氏が受賞した。日本の受賞者は、米国籍の故・南部陽一郎氏(08年物理学賞)と中村修二氏(14年同)を含め計24人(医学生理学賞3、物理学賞11、化学賞7、文学賞2、平和賞1)となる。授賞式は12月10日にストックホルムで開かれ、賞金800万スウェーデンクローナ(約1億1500万円)は両氏で等分する。
ニュートリノは56年に発見されたが、他の物質とほとんど反応しないため観測が極めて難しく、質量の有無など詳しい性質は長い間の謎だった。
詳しく観測するため、戸塚洋二・東京大特別栄誉教授(08年死去)が率いる国際プロジェクトが96年に始動。梶田氏は実験のまとめ役を務めた。96年から、巨大な水槽にニュートリノが飛び込んだ際にわずかに発する光をとらえる観測装置スーパーカミオカンデ(岐阜県飛騨市)を使った実験に取り組んだ。
研究チームは3種類あるニュートリノのうち、宇宙線が地球の大気とぶつかって生じるミュー型が地球を貫通して1万キロ以上を移動する過程でタウ型に変わることを見つけた。
ニュートリノが変身する現象は「ニュートリノ振動」と呼ばれ、ニュートリノに質量がなければ起きないことから、「質量の確証が得られた」と結論付けた。梶田氏が98年6月の国際会議で成果を発表すると、世界の有力紙が1面で報道、クリントン米大統領(当時)が祝福コメントを出すなど大きな反響を呼んだ。
一方、マクドナルド名誉教授は01年、太陽から来たニュートリノが地球に届くまでに別の種類に変身していることを、カナダでの観測で突き止めた。
ニュートリノ研究では、梶田氏を指導し、スーパーカミオカンデの前身の「カミオカンデ」でニュートリノの観測に成功した小柴昌俊・東京大特別栄誉教授(89)も02年のノーベル物理学賞を受賞している。
梶田氏は毎日新聞の電話取材に「カミオカンデ、スーパーカミオカンデに協力してくれた皆様にお礼を言いたい。最初に喜びを伝えたのはカミオカンデの生みの親の小柴先生。亡くなった戸塚先生も、おられなければ、この成果はなかった。本当に感謝しています」と喜びを語った。【藤野基文、千葉紀和】
【ことば】ニュートリノ
物質を構成する最小単位の素粒子の一つ。宇宙空間に大量に存在し、地上にも常に降り注いでいるが、電気を帯びておらず、他の物質とほとんど反応せずにすり抜けるため、観測が難しい。「電子型」「ミュー型」「タウ型」の3種類がある。
【略歴】梶田隆章(かじた・たかあき)氏 1959年、埼玉県東松山市生まれ。県立川越高を卒業後、埼玉大理学部に進学、81年に卒業した。東京大大学院で物理学を専攻(86年博士号)。東大では、小柴昌俊・東京大特別栄誉教授(2002年ノーベル物理学賞)の指揮の下、ニュートリノ観測装置「カミオカンデ」(岐阜県飛騨市)、性能を高めた「スーパーカミオカンデ」(同)の建設に携わった。99年からは東大宇宙線研究所宇宙ニュートリノ観測情報融合センター長を務め、08年から同研究所長。朝日賞、ブルーノ・ロッシ賞、仁科記念賞、パノフスキー賞などをチームや個人で受賞。12年日本学士院賞。妻と子供2人の4人家族。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板