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宇宙

709とはずがたり:2015/08/16(日) 14:16:14
>>708-709
4.イエローストンの巨大カルデラ(アメリカ、ワイオミング州)

 米ワイオミング州イエローストーン国立公園の9.6km地下には、480kmにおよぶ煮えたぎるマグマだまりが存在する。この真上には巨大なカルデラが形成され、世界最大の火山地帯となっている。マグマによって圧力は徐々に高まっており、地球表面の風景を永遠に変えてしまうほどの破壊力を溜め込んでいる最中だ。

 実のところ、噴火の機は充分に熟している。理論上、噴火のサイクルは60万年毎であり、前回の噴火から既に64万年が経過しているのだ。何かが吹き出すような不気味な兆候も散見されており、20世紀中には一帯の地面が70cm近くも隆起したことが確認されている。2004年以降のマグマ上昇量は既に警戒レベルだ。噴火すれば、オクラホマ州からカナダにかけての3,200kmの範囲で壊滅的な被害が発生し、アメリカ経済もただでは済まないだろう。

5. クンブレ・ビエハ(スペイン、カナリア諸島)

 クンブレ・ビエハの噴火は150年以内に起こると推測されている。その時、カナリア諸島西部の24kmは大西洋に沈むだろう。そして、巨大津波が発生する。これはカナリア諸島を飲み込み、東はアフリカ大陸、西は南北アメリカ大陸、北はスペインとイギリスへ向かって広がって行く。その速度は時速800kmで、モロッコを襲う際には100mの高さに達すると考えられている。

 地理学者によれば、過去数百万年の間に起きた様々な大災害は、カナリア諸島の火山が関連しているらしい。また、前回クンブレ・ビエハが噴火した1949年にはカナリア諸島西部表面に不気味な断裂が現れているが、これは壊滅的な地滑りのサインである可能性がある。このような現象によって発生する膨大なエネルギーは、アメリカで半年間に消費される電力に匹敵するそうだ。

6. 姶良カルデラ(日本、鹿児島県)

 今後100年間で起きる大噴火によって、日本では大勢の命が失われる可能性がある。これは神戸大学の火山学者、鈴木桂子と巽好幸による2014年発表の論文でなされた警告だ。彼らによれば、大噴火がいつ起きてもおかしくないような状況であり、対策が求められている。そのような火山地帯の1つが20,000歳の姶良カルデラである。この約19kmの火口が噴火すれば、わずか数時間の内に数百万世帯が失われることになるという。

 幸いにも今後100年のスパンでは、日本でそのような大災害起きる可能性は1パーセント程度であるらしいが、1995年の阪神・淡路大震災も確率的にはそのようなものだったのだ。また姶良カルデラの噴火は約8,200年前と推定されているが、2012年以降”頻繁な爆発”が報告されていることも嫌な兆候だ。

via:scribol・原文翻訳:hiroching


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