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スーフィズムに関するHP

1105とはずがたり:2015/10/08(木) 20:04:13
アラブはサウジ@スンニ派vsイラン@シーア派の2大勢力に収斂されてきてるからこの2派の勢力圏争いを確定させれば紛争は終熄,少なくとも収束するんちゃうの?

印度とパキスタンの争うカシミールみたいになる可能性があるけど住民の多数派に応じてスンニ派とシーア派の勢力圏分けるしかないんちゃうか。

1106名無しさん:2015/10/09(金) 00:37:12
ヨーロッパ列強の帝国支配に帰結する難民問題を、
イスラームとヨーロッパのはざまで受け止め続けるトルコ。。。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2015100800432
トルコ大統領、難民「知らんぷり」と欧州批判=早大、名誉博士号授与

 トルコのエルドアン大統領は8日、東京都内の早稲田大で講演し、地中海などを通じて欧州に殺到する難民問題について、「(欧州は)あまり門戸を開いていない。地中海で誰が死んでも知らんぷりを決め込んでいる」と述べ、欧州の対策が不十分だと批判した。
 大統領は、シリアとイラク両国からの難民をトルコが220万人受け入れ、78億ドル(約9350億円)の難民対策を実施したと説明。その上で「世界はこの半分しか難民対策に(費用を)掛けていない」と指摘し、世界全体で取り組むべき問題だと訴えた。ロシアが開始したシリア空爆には言及しなかった。
 日本との経済連携協定(EPA)交渉に関しては「一刻も早く終え、まとまることを望んでいる」と期待した。
 早大はこの日、大統領に名誉博士学位を授与。日本とトルコの関係強化やトルコの国際的地位向上に対する大統領の功績を評価した。 (時事)(2015/10/08-12:25)

1107チバQ:2015/10/10(土) 22:32:04
http://mainichi.jp/select/news/20151011k0000m040049000c.html
トルコ:首都アンカラで爆発 テロ断定、86人死亡
毎日新聞 2015年10月10日 21時07分(最終更新 10月10日 21時55分)

 【エルサレム支局】トルコの首都アンカラで10日午前(日本時間同日午後)、連続して2回の爆発があり、当局は少なくとも86人が死亡し、126人が負傷したと発表した。ロイター通信などが伝えた。日本人が巻き込まれたとの情報はない。エルドアン大統領は「国の平和と団結を狙った」テロと断定し、強く非難した。自爆テロの可能性もあるとみて、地元当局が調べている。

 アンカラでのテロは極めてまれ。爆発があったのは、中心部のアンカラ駅に近い高架下付近。現場では、左派系の団体が、7月以降に激化したトルコ軍による反政府武装組織クルド労働者党(PKK)への攻撃に抗議するデモ行進を計画し、数百人が集まっていた。

 エルドアン大統領は声明で「テロに対しては、団結と意志の強さが重要だ」とし「社会に亀裂をもたらすことを目的とした攻撃だ」と批判した。

 トルコでは7月に南東部スルチで過激派組織「イスラム国」(IS)支持者とみられる男による自爆テロがあり、クルド人ら32人が死亡。PKKは治安当局による取り締まりが不十分だったとして、警察官への報復攻撃を始めた。

 これを受けて軍は、シリア国内のIS拠点とイラク北部のPKK拠点に対する空爆を開始し、国内での双方に対する取り締まりを強化していた。

1108チバQ:2015/10/10(土) 22:36:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151010-35071763-cnn-int
虐待通報のインド人家政婦に右腕切断の処罰、サウジの家庭
CNN.co.jp 10月10日(土)15時53分配信

ニューデリー(CNN) サウジアラビアの首都リヤドの家庭で家事手伝いとして働いていたインド人女性(58)が虐待を地元警察に通報した後、雇い主が女性の右腕を切り落とす冷酷な仕打ちを行っていたことが10日までにわかった。

女性の姉妹がCNNに明らかにした。先月30日に起きた事件発覚後、インド政府はサウジ政府に抗議の意思を伝え、雇用主を殺人未遂罪で訴追することを要求。また、第3者による事件捜査の着手も要請した。

CNNはニューデリー駐在のサウジ大使に電話でコメントを求めたが回答はなく、正式な面会手続きを取るよう求められた。

女性はリヤドの病院で手当てを受けている。

インドのタミルナド州に居住する姉妹によると、被害者は3カ月前からリヤドの民家で働き始めた。しかし、給料は支払われず、十分な食事も与えられない劣悪な労働環境を強いられていたという。
サウジ内での家事手伝いの過酷な労働条件はこれまでも再三批判の対象となってきた。先月にはニューデリー駐在のサウジ外交官によるネパール人女性の家事手伝い2人に対する性的暴行や集団強姦(ごうかん)への関与の疑惑も浮上。この外交官は出国していた。

また、インドネシア政府は今年、サウジを含む21カ国に家政婦として自国の女性を送ることを禁止。サウジ内では今年、殺人罪に問われたインドネシア人家政婦2人が斬首刑に処されていた。人権団体は殺人罪の立件の根拠を疑問視していた。

スリランカ政府も自国の女性がサウジ内で家事手伝いとして働く人数を制限している。この措置は、サウジ内で当時17歳のスリランカ人女性が雇い主の乳児殺害の罪で斬首刑を受けた後、打ち出されていた。

1109チバQ:2015/10/10(土) 22:36:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151010-00000020-jij-m_est
メッカ圧死、死者1358人に=過去最悪に匹敵―AFP集計
時事通信 10月10日(土)6時17分配信

 【カイロ時事】サウジアラビアのイスラム教聖地メッカ近郊で9月24日に起きた巡礼者圧死事故で、AFP通信は9日、犠牲者出身国での発表や報道に基づき、死者が1358人に達したと報じた。
 
 メッカ巡礼をめぐっては、約1400人が死亡した1990年の事故が過去最悪とみられている。9月の事故はこれに匹敵する規模となった。
 AFPによれば、犠牲者の出身国は約30カ国に及ぶ。イランが464人で最も多く、エジプト165人、インドネシア120人となっている。

1110名無しさん:2015/10/11(日) 00:17:19
http://mainichi.jp/select/news/20151011k0000m030061000c.html
チュニジア:「対話解決、世界に示す」イスラム政党党首
毎日新聞 2015年10月10日 23時07分

 【カイロ秋山信一】チュニジアでイスラム政党と世俗政党の対立解消に貢献した「国民対話カルテット」のノーベル平和賞受賞が決まったことを受け、同国の主要イスラム政党アンナハダ(再生)のガンヌーシ党首は9日、声明を発表し「栄誉は4団体だけでなく、穏健なイスラム主義者と穏健な世俗主義者にも与えられた。チュニジアは対話で問題解決できることを世界に教えた」と述べた。

 4団体が主導した国民対話では、当時与党だったアンナハダの譲歩が成功の鍵となった経緯がある。

 ガンヌーシ氏は声明で、国民対話開始直前の2013年夏に世俗派の主要政党ニダチュニスのカイドセブシ党首(現大統領)とパリで会談し、対話による緊張緩和で合意したことが「国民対話の大きな成果につながった」と自身を含めた政治指導者の貢献を強調。「世界はイスラム主義と反イスラム主義の争いに直面している」と指摘し、チュニジアが対立解消の模範になるとの見方を示した。

 チュニジア同様、民主化要求運動「アラブの春」で独裁政権が倒れたアラブ諸国では、独裁政権に弾圧されていたイスラム政党が積極的に政治参画し、議会で議席を伸ばした。しかし、自由や人権の解釈、イスラム教の位置付けなどを巡って、政教分離主義の世俗派と対立。エジプトやリビアでは、イスラム政党と世俗政党の双方とも対話に消極的で、政治混乱が深刻化する要因となった。

 チュニジアのアンナハダも11年の革命後に初めて行われた制憲議会選挙で第1党になったが、世俗政党と連立を組み、大統領職も世俗派に委ねるなど、当初から融和的な姿勢を見せた。野党指導者の暗殺を契機にした与野党対立の解消に向けた国民対話でも、実務者中心の暫定政権への移行を受け入れるなど譲歩し、交渉が妥結した。

1111名無しさん:2015/10/11(日) 10:56:24
http://www.yomiuri.co.jp/world/20151006-OYT1T50027.html
「イスラム国」、古代ローマ遺跡「凱旋門」破壊
2015年10月06日 10時16分
 【ダマスカス=久保健一】シリア文化省のマアムーン・アブドルカリーム文化財博物館局長は5日、読売新聞の取材に対し、同国中部の古代遺跡パルミラの「凱旋がいせん門」がイスラム過激派組織「イスラム国」に破壊されたことを明らかにした。

 破壊日時は不明。局長は「『イスラム国』は、イスラム教とまったく関係のない無軌道な破壊を繰り返している」と批判した。

 凱旋門はパルミラが古代ローマに支配されていた約2000年前に建設された代表的遺構。「イスラム国」は今年5月にパルミラを制圧し、「ベル神殿」などの代表的建築物を破壊した。

 局長は、「イスラム国」が非イスラム教の遺跡に加え、イスラム教の異なる宗派の文化・歴史遺産の破壊を加速していることに強い懸念を示した。特に、「イスラム神秘主義」について、「シリアの『イスラム国』支配地域にある(神秘主義と関係が深い)聖廟せいびょうの9割が破壊された」と述べた。

2015年10月06日 10時16分 Copyright c The Yomiuri Shimbun

1112名無しさん:2015/10/12(月) 11:18:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151011-00000044-jij-m_est
聖地めぐり対立激化=イスラエルとパレスチナ衝突―指導部は対応苦慮
時事通信 10月11日(日)14時55分配信

 【エルサレム時事】エルサレム旧市街の聖地をめぐる対立から、ユダヤ人とパレスチナ人の衝突や襲撃事件が拡大している。
 イスラエルとパレスチナ双方の指導者は沈静化を図るが、それぞれ内部事情を抱え、有効な手だてを打てていない。
 対立悪化は、ユダヤ教が新年を迎えた9月中旬、旧市街にあるイスラム教聖地ハラム・アッシャリフ(ユダヤ教呼称「神殿の丘」)で起きたパレスチナ人とイスラエル治安当局との衝突がきっかけだった。同地はユダヤ教の聖地でもあり、パレスチナ側は現在禁じられているユダヤ人による礼拝をイスラエルが認め、聖地の「現状」を変えようとしていると警戒。イスラエル側は「宗教を利用した扇動」と非難している。
 10月初旬、ヨルダン川西岸とエルサレムで、パレスチナ人がユダヤ人を殺害する事件が起きると、触発される形で、イスラエルの抑圧に対するパレスチナ人の怒りが爆発。全土に混乱が広がった。西岸などでは連日、石や火炎瓶を投げるパレスチナ人の若者に対し、イスラエル軍が実弾や催涙ガスで応戦。エルサレムや他の都市でも、イスラエル治安当局者らを狙ったパレスチナ人による刺傷事件が相次いでいる。
 9日には、パレスチナ自治区ガザの住民が、「エルサレムやヨルダン川西岸との連帯」を示すためとして、イスラエルとの境界フェンス越しに投石するなどして「参戦」。ガザからイスラエルへのロケット弾攻撃と、イスラエル軍による報復空爆も小規模ながら行われている。
 一連の暴力の応酬で、これまでにユダヤ人4人、パレスチナ人20人以上が死亡した。
 ネタニヤフ首相は8日の記者会見で「大半の犯行は組織立ったものではない」と指摘。犯罪行為への厳しい措置と治安確保を約束しつつ、新たなユダヤ人入植地建設の凍結や、国会議員の聖地入場を一時禁じるなど沈静化に努めている。しかし、ユダヤ人入植者や政権内の極右勢力の反発は強い。
 一方、パレスチナ自治政府のアッバス議長も「(混乱)激化は望まない」と断言。だが、イスラム原理主義組織ハマスのガザ地区最高幹部ハニヤ氏は「新たなインティファーダ(対イスラエル民衆蜂起)」を呼び掛けており、対立がエスカレートして収拾不能な事態に陥る恐れもある。

1113チバQ:2015/10/12(月) 12:11:05
http://www.sankei.com/world/news/151011/wor1510110042-n1.html
2015.10.11 23:52
【トルコ爆発】
死者95人に…11月の出直し総選挙、治安・安保が重要争点に

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トルコの首都アンカラで起きた爆発に抗議し、平和を訴える人々=10日、イスタンブール(AP=共同)
 【カイロ=大内清】トルコの首都アンカラで10日に起きた同国史上最悪規模のテロを受け、11月に予定される出直し総選挙では治安や安全保障が重要争点になるのは確実だ。イスラム系の第1党、公正発展党(AKP)を率いるダウトオール首相は10日、犯行声明が確認されていない段階にもかかわらず、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」やクルド武装勢力、極左組織が関与した可能性を示唆。これらの組織の掃討・取り締まりを進める政府の「強い姿勢」をアピールする狙いとみられる。

 首相府は10日、テロの死者が少なくとも95人、負傷者が246人に達したと発表した。犯行は自爆テロとみられ、現地メディアは、実行犯の1人は25〜30歳くらいの男とみられると伝えたが、背後関係は不明だ。

 トルコでは6月の総選挙で少数民族クルド人系の左派、人民民主党(HDP)が躍進し、AKPを過半数割れに追い込んだ。

 その後の連立交渉が難航する中、トルコ政府は7月、イスラム国と、非合法武装組織「クルド労働者党(PKK)」との戦闘を開始した。それまで和平協議を続けてきたPKKに対して強硬路線に転じたのは、連立交渉が不調に終わって出直し総選挙が実施されるのを見越し、PKKと近い関係にあるとされるHDPを切り崩す狙いもあったからだと指摘される。

 出直し選でHDPが現在の80議席を維持し、AKPが再び過半数割れとなれば、改憲を目指すAKP出身のエルドアン大統領がレームダック(死に体)に陥るとの見方もある。それだけに、AKPの焦りは小さくない。

 そんな中で発生した今回のテロでは、HDPを含むクルド系や左派系の集会が標的となった。「テロとの戦い」を旗印にしてきた政府側としては、イスラム国やPKKが関与しているか否かにかかわらず、事件を求心力回復につなげたい思惑があるとみられる。

 他方、最大都市イスタンブールなどでは事件後、クルド人らによる反AKPデモも起きており、政局の行方は混とんとしている。

1114チバQ:2015/10/12(月) 12:15:25
http://www.sankei.com/world/news/151011/wor1510110004-n1.html
2015.10.11 00:23
【トルコ爆発】
クルド系の反政府感情増幅も 「われわれはマフィアのように振る舞う国家と対峙している」

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10日、トルコ・アンカラの爆発現場に横たわるけがをした男性(ゲッティ=共同)
 【カイロ=大内清】トルコの首都アンカラで10日、少数民族クルド人系を含む左派の集会を狙ったとみられる大規模テロが発生した。背後関係は不明だが、事件の発生を防げなかったとして政府に対するクルド人勢力の対立感情が強まる可能性もあり、トルコ国内の政治・社会情勢はいっそう複雑さを増している。

 「われわれはマフィアのように振る舞う国家と対峙(たいじ)している」

 集会に参加していたクルド系左派、人民民主党(HDP)のデミルタシュ共同党首は10日、記者団にこう語り、事件の責任は政府にあるとの考えを示した。

 HDPは6月の総選挙でクルド系として初めて法定得票率10%を達成して80議席を獲得した。しかし、トルコ国内ではクルド人が影響力を強めることに反感を持つ層も多い。

 政府が7月、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」への空爆に乗じて始めた、クルド労働者党(PKK)に対する掃討作戦も、11月の出直し選を前に、PKKと近い関係にあるとされるHDPに揺さぶりをかける狙いがあると指摘される。

 デミルタシュ氏の発言は、こうした状況にあるクルド勢力のいらだちを代弁したものだといえる。

 一方でPKKは10日、出直し選までの期間は「すべての敵対行為を停止する」と発表した。今回のテロを受けて何らかの報復攻撃などに乗り出せば、トルコ国内でのクルド人への風当たりがますます強まりかねないとの懸念があるためだ。

 ただ、PKKを「テロリスト」とみなす政府側の態度に変化はないとみられ、クルド勢力側との相互不信も根強い。出直し選に向けてクルド人系や左派を標的とした同様のテロや妨害が相次げば、クルド側の報復感情が強まる恐れもある。

1115とはずがたり:2015/10/13(火) 17:18:21
米国防総省、シリア反体制派訓練計画を縮小へ
http://jp.wsj.com/articles/SB12615368566651014092404581284470503942168?mod=trending_now_2
By GORDON LUBOLD AND ADAM ENTOUS
2015 年 10 月 10 日 16:24 JST

 【ロンドン】米国防総省は過激派組織「イスラム国(IS)」との戦いの一環として実施してきたシリア国内の反体制派訓練計画を見直す。同省によると、ISと戦うことができる軍隊を一から作る計画を中止し、入念な身辺検査を受けたシリア反体制派の指揮官への武器や装備の直接供与を強化する。

 ロシアによるシリア空爆や地上部隊の派遣によってシリアの戦地の状況が複雑になるなか、穏健な反体制派で構成する部隊を訓練することが難しくなった。

 国防総省高官は訓練の規模が縮小されると述べた。シリア国内で既にISと戦っている組織の指揮官への支援実施に軸足を移す。

 国防総省は一時期、米国主導の空爆の効果を高めるため、少規模の反体制派組織に対して空爆の誘導法について訓練することを検討していた。高官は反体制派組織が地上から空爆を誘導する訓練を受けることはないと述べた。

 国防総省のピーター・クック報道官は声明を発表、数日以内に開始する新たな取り組みの下での反体制派の動きを見守ると述べた。報道官は装備供与や能力付与に集中することで、シリアでのISとの戦いでこれまでに達成した成果を強化できると述べた。

 ロンドン訪問中のカーター米国防長官は英国のファロン国防相との共同記者会見で、これまでの取り組みに「満足していなかった」と述べ、「プログラムを改善する方法を検討してきた」ことを明らかにした。

1116名無しさん:2015/10/13(火) 21:06:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151013-00000062-jij-m_est
イラン国会、核合意を承認=履行へ大きな一歩
時事通信 10月13日(火)15時57分配信

 【テヘラン時事】イラン国会は13日、同国政府と欧米など6カ国によるイラン核問題の最終合意をめぐる決議案を賛成多数で承認した。
 国営イラン通信が伝えた。国会承認は合意履行への大きな一歩となる。
 国会決議を審査する護憲評議会が承認を覆さなければ、7月の最終合意に盛り込まれた核開発の大幅な制限や、欧米の対イラン経済制裁解除といった措置が実現に向け動きだす。
 採決では、賛成が161票だったのに対し、反対59票、棄権13票だった。国会では合意に懐疑的な保守強硬派が反対し続けたものの、賛成票が大きく上回った。
 国際社会との関係改善を進めるロウハニ政権の外交姿勢に対する支持の強さが浮き彫りとなった形だ。
 最終合意をめぐっては、米議会でも反対論が根強く、履行が危ぶまれた。ただ、米国では最終的に不承認決議案が採決されず、イラン側の対応が焦点となっていた。

1117チバQ:2015/10/13(火) 21:17:54
http://www.sankei.com/world/news/151013/wor1510130033-n1.html
2015.10.13 20:17
【トルコ自爆テロ】
「テロ阻止できなかった」と各地でスト 葬儀が反政府デモに転化も 政治対立強まる

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12日、トルコ・イスタンブールで、アンカラで発生した自爆テロに抗議し、警官隊と衝突してバリケードを燃やすデモ隊メンバーら(AP)
 【カイロ=大内清】トルコからの報道によると、同国の最大都市イスタンブールなど各地で12日、労組などが呼び掛けたデモやストライキがあり、参加者は、首都アンカラで少なくとも97人が死亡した10日の自爆テロを阻止できなかったとしてエルドアン政権を非難した。最大野党の共和人民党(CHP)や少数民族クルド人系の左派、人民民主党(HDP)もこれに乗じて政府や与党、公正発展党(AKP)への攻勢を強めており、11月1日の出直し総選挙を前に政治対立が深まっている。

 一方、AKPを率いる同国のダウトオール首相は12日、地元テレビ局とのインタビューで、テロはイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」による可能性が高いと指摘。自爆犯2人の身元や背後関係の捜査を進めていると強調した。

 ただ今回の事件ではイスラム国が存在を誇示するために出す犯行声明などは確認されておらず、イスラム国犯行説の真偽はなおも不明のままだ。

 トルコ各地では12日、テロの犠牲者らの葬儀も行われた。一部では葬儀が反政府デモに転化し、参加者らは「エルドアンは殺人者だ」などと非難した。

 トルコ政府は隣国シリアの内戦当初から反体制派を支援してきたが、それがイスラム国の台頭やトルコへの浸透を手助けしたとも指摘される。デモ隊の反政府感情はそうした事情を背景としており、野党からは外交・安全保障政策の転換を求める声も強まっている。

1118チバQ:2015/10/13(火) 21:28:41
http://www.afpbb.com/articles/-/3062907
「シリア民主軍」結成、宗教・民族越えた「挙国一致の軍事力」
2015年10月12日 20:24 発信地:ベイルート/レバノン
【10月12日 AFP】シリアのクルド人民兵部隊「クルド人民防衛部隊(Kurdish People's Protection Units、YPG)」と、これまでにも同部隊と共に戦ってきた複数のアラブ系反政府勢力などが正式な同盟関係を結び、「シリア民主軍(Syrian Democratic Forces)」という新たな組織を結成した。YPGがインターネットに声明を掲載して発表した。

 声明では、「わが国シリアが直面している予断を許さない現状、また軍事・政治の両前線における急展開を鑑みると、クルド系、アラブ系、シリア語系、その他あらゆる勢力が結集した挙国一致の軍事力が必要だ」と訴えている。

 新組織には、アラブ系主導の組織「ユーフラテスの火山(Burkan al-Furat)」をはじめ、イスラム過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」との戦いでYPGを支援してきたシリアの複数の反政府勢力が含まれている他、アラブ系部族やシリア語系キリスト教徒らのグループも参加している。

 米国はすでに、シリア北部の各地における対IS戦でYPGと連携している。米主導の有志国連合は、ISに対する空爆という形で、地上でISと戦っているクルド人部隊を支援している。

 一方でシリアの隣国トルコはYPGの勢力拡大に不安を抱いている。トルコはYPGを非合法のクルド人武装組織「クルド労働者党(Kurdistan Workers' Party、PKK)」の一派とみなしている。

 さらに、米国とシリアのクルド人勢力が連携を強めていることで、以前から米軍による空爆支援と武器の提供を受けようと働き掛けを続けてきたクルド人勢力以外のシリア反政府勢力の間に怒りが広がっている。

 クルド人勢力はシリア政府から何年も抑圧を受けてきたにもかかわらず慎重な姿勢を貫いていた。反体制蜂起が始まった2011年3月以降も政権に対し武器を取ることを拒否しつつ、クルド系が大部分を占める地域の自治の確立を優先してきたという経緯から、シリア反政府派の多くはクルド人勢力に不信の目を向けている。(c)AFP

1119とはずがたり:2015/10/14(水) 02:13:38
ロシアはイスラームをスンニ派vsシーア派に色分けをして両者の対立を抜き差しならないものにするのが最適戦略なんだな。ロシアの差し金とは思えないけどここんとこその対立がはっきりしてきては居る。

さて冷泉氏の「ロシアのシリア介入に対して激怒」が正しいのか,「基盤が弱く、道徳的に破綻している体制を最後の最後まで支援するというロシアの姿勢からは、政府内部では戦略的思考がほとんど働いていない状態が続いている」>>461-462のPaul Stronski氏の見立てが正しいのか,誰だったかみつからないけどプーチンは気にくわないけど利用出来ると考えているのか,今後が楽しみである。
一応プーチンはシリアとサウジを和解させようともしたらしい>>1077。。更に米ロが手打ちするという論調もちらほら。

プリンストン発 日本/アメリカ 新時代冷泉彰彦
オバマ政権が見透かす、シリア情勢に介入したロシアの「動機」
2015年10月08日(木)18時25分
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2015/10/post-776.php

 ロシアはシリア領内での空爆を拡大する一方で、カスピ海上の艦船から巡航ミサイル攻撃を行ったと発表、4隻の艦船から26発のミサイルを発射して、11カ所の標的に着弾したということです。さらには「ロシア義勇兵」による地上戦介入も示唆するなど、ロシアのシリア領内での活動は、どんどんエスカレートしているように見えます。

 これについて、オバマ政権は「ロシアはISILをターゲットにしていると主張しているが、アメリカの支援している反アサド勢力にまで攻撃を加えており、見過ごすことはできない」と不快感を表明しています。

 一方、プーチン大統領は「攻撃対象はあくまでISILとアルカイダ系の武装勢力に限定している」と主張しています。そればかりか、アメリカに対して何度も「シリア領内での反テロ共同作戦をやろう」と持ちかけているのです。

 この提案に対してオバマ大統領は、批判を加えつつ「米軍の直接介入は行わない」という従来の立場を崩していません。またアシュトン・カーター米国防長官も、「ロシアから共同作戦への誘いが来ているが、時期尚早だと返答した」と話しています。

 ロシアがシリア情勢に介入するのは、一見すると歴史的な理由があるように見えます。何よりも、東西冷戦の時代には「イスラエルを支援するアメリカと西欧」に対抗して「ソ連はアラブ勢力を支援する」という構図がありました。特に「アラブ連合共和国」を構成していたシリアは、60年代後半にはソ連との軍事的な関係を密にしていたのです。

 また、当時の関係を反映してシリアの地中海沿岸の都市タルトゥースに、ロシアは海軍の補給基地を保有しており、その使用についてアサド政権に便宜を図ってもらっているという関係もあります。

 そう考えると、ロシアのシリア領内での利権、そしてアサド大統領との先代の時代を含めた長い関係は、アメリカや西欧の利害とは、そしてイスラエルの利害とは厳しく対立するものだと言えます。

 それにも関わらず、オバマ政権は動きません。こうした一連の「オバマの軍事外交」については、アメリカの野党・共和党からは「弱腰」だという批判が続いています。そもそも「反アサド勢力への援助を真剣に行わなかった」こと、そして「アサド政権が反政府勢力に対してサリン攻撃を行った」際に「ロシアの仲介でサリンの廃棄をする」という「甘い」取引に乗ったこと、これに加えて「ロシアやシリアに近いイランとの核交渉」で合意に至ったこと、こうした流れの「全てが弱腰だ」というのです。

1120とはずがたり:2015/10/14(水) 02:14:00
>>1119-1120
 では、本当にオバマは弱腰なのでしょうか? 個人的にセンチメンタルな平和主義に傾斜しているとか、イラクやアフガニスタンとの戦争に疲れた世論に迎合しているのでしょうか? そして、アメリカはオバマという「弱腰な大統領」によって「世界の警察官」から完全に降りてしまったのでしょうか?

 私は違うと思います。オバマ政権は「ロシアの動機」を見抜いています。ロシアがシリアの領内で異常なまでに活動をエスカレートさせている背景には、原油価格とルーブル安の問題がある、それがオバマ政権の見方です。

 産油国ロシアは、国際的なエネルギー価格の低迷に苦しんでいます。中国経済のスローダウンなどを受けて再び歴史的な安値圏にある原油価格は、あらためてロシア経済を追いつめており、通貨のルーブルも1ドルが60〜70ルーブルと下落しています。

 そんな中で、仮にシリア情勢が緊迫化すれば、中東全体に戦火が及ぶことも考えられ、原油価格が上昇する可能性があります。悪く言えば、そのような情勢を作り出すためには、シリア情勢が「混沌化すればするほど」良いわけです。

 ちなみに、ロシアが原油価格の下落要因となりかねない「イラン核合意」に乗った背景には、イランの核開発がなくなれば西欧の「ミサイル防衛構想」がスローダウンするという思惑からであって、いずれにしても「原油の高値誘導」がロシアにとっての国益だという構図に変化はありません。

 対するオバマの姿勢は一貫しています。自国内ではシェールガスの開発を進める一方で原発の新規建設を許可するなど、エネルギーの多様化を進めて中東の石油への依存度を下げ、原油安誘導政策を続けてロシアを追いつめているのです。

 オバマ政権としては、ロシアのシリア介入に対して激怒しながらも、シリアを舞台にした(あるいはウクライナも加えた)「米ロ代理戦争」をエスカレートさせる気は「さらさらない」のです。その計算には根拠があり、「弱腰」という批判は当たらないと思います。

1121とはずがたり:2015/10/14(水) 02:17:12
>>1050
記事中身はこっちですね。

IS、シリア反体制派と市街戦 首都中心部にかつてなく接近
http://www.afpbb.com/articles/-/3058948
2015年08月31日 21:03 発信地:ベイルート/レバノン

【8月31日 AFP】イスラム過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」は30日、シリアの首都ダマスカス(Damascus)の近くで反体制勢力と市街戦を行った。ISはダマスカス中心部にかつてなく近づいている。

?在英の非政府組織(NGO)シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)によると、市街戦があったのはダマスカス南部のカダム(Qadam)区アサリ(Asali)。カダム区は1年前に政府軍と反体制勢力が停戦を結んで以来、比較的平穏だったという。同監視団は、この市街戦で戦闘員15人が死亡したが死亡者が属していた勢力の内訳は不明だとしている。

?同監視団のラミ・アブドル・ラフマン(Rami Abdel Rahman)代表は、ISは2014年7月から拠点にしていた隣接する地区から前進してきたと述べた。シリア軍当局者はAFPに戦闘があった事実を認め、武装勢力同士で戦ったのは「実に喜ばしい」が、ISが政府支配地に進もうとするならば対応を取る用意があると述べた。(c)AFP

1122とはずがたり:2015/10/14(水) 02:21:43
8月の時点でダマスカス近郊にISが侵攻し,アサドのいとこが逮捕される>>1078など政権は不安定化,ロシアの介入が無かったら崩壊してたかもね。

シリア政府軍がダマスカス近郊を空爆、82人死亡
http://www.afpbb.com/articles/-/3057456
2015年08月17日 08:25 発信地:ベイルート/レバノン

【8月17日 AFP】シリア政府軍が16日、首都ダマスカス(Damascus)郊外の反体制派が掌握する町の市場を空爆し、少なくとも82人が死亡した。政府側の攻撃によるものとしては、内戦状態になって以降、最大規模の死者が出た。

?反体制派の拠点ドゥマ(Douma)の町への一連の攻撃により、複数の仮設診療所では医師らが押し寄せる負傷者の手当てに追われ、血まみれの床には多くの遺体が並べられた。

?シリアの反体制派「シリア国民連合」(Syrian National Coalition、SNC)の代表は、攻撃を「虐殺」と呼び、彼らが「免罪されることはない」と誓った。

?在英の非政府組織(NGO)シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)によると、政府軍機はドゥマに対し、少なくとも10回の空爆を行い、その大半は市場を攻撃したという。

?さらに、少なくとも250人が負傷し、死者の大半は民間人で、その数は増える見込みだとした。(c)AFP/Sara Hussein

1123とはずがたり:2015/10/14(水) 02:23:33
シリア大統領のいとこ、軍幹部殺害の疑いで逮捕 車のトラブルで逆上
http://www.cnn.co.jp/world/35068754.html
2015.08.12 Wed posted at 09:58 JST

(CNN) シリア当局は12日までに、アサド大統領のいとこに当たる男を、車の運転中のトラブルで逆上し空軍幹部を射殺した疑いで逮捕した。
シリアTVによると、スレイマン・ヒラル・アサド容疑者は西部の港湾都市ラタキア郊外の農場で10日夕に逮捕された。身柄は当局に引き渡され、立件に向けた捜査が進められている。
シリア人権監視団(本部・ロンドン)によれば、同容疑者は6日、ラタキア中心部の交差点で、ハッサン・シャイフ空軍大佐を子どもたちの目の前で撃ったとされる。
報道によると、同大佐はアサド大統領の支持母体であるイスラム教アラウィ派の出身だった。今回の事件を受けてラタキアのアラウィ派は反発を強め、スレイマン・ヒラル・アサド容疑者の処刑を要求しているという。
シリアでは4年以上に及ぶ内戦でアサド政権が揺らいでいる。内戦の死者は数十万人に上り、都市は破壊されて大量の難民が国外に流出している。

1125とはずがたり:2015/10/15(木) 10:22:57
IS、ナンバー2の死亡認める 米軍が空爆で殺害
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/is%E3%80%81%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%BC2%E3%81%AE%E6%AD%BB%E4%BA%A1%E8%AA%8D%E3%82%81%E3%82%8B-%E7%B1%B3%E8%BB%8D%E3%81%8C%E7%A9%BA%E7%88%86%E3%81%A7%E6%AE%BA%E5%AE%B3/ar-AAfpOx3
AFPBB News 13 時間前

【AFP=時事】イスラム過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」は13日、同組織ナンバー2のアブ・ムタズ・クラシ(Abu Mutaz al-Qurashi)容疑者が米当局によって殺害されたことを認める音声声明を、過激派系ウェブサイトで公開した。

 クラシ容疑者の本名はファディル・アフマド・ハヤリ(Fadhil Ahmad al-Hayali)。声明では、死亡時の状況は明らかにされていないが、米ホワイトハウス(White House)は今年8月の発表で、同月18日にイラク北部モスル(Mosul)近郊で米軍が行った空爆で同容疑者が死亡したと発表していた。

【翻訳編集】AFPBB News

1126とはずがたり:2015/10/15(木) 19:31:13
イスラエルが考え出した新たな「拷問」
Israeli Doctors Will Refuse to Force-Feed Prisoners
「ハンストは自爆テロ」と、食べない囚人に無理やり食べさせる法案を審議中だが
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2015/07/post-3742.php
2015年7月1日(水)18時43分
アリス・ミリケン

正義を イスラエルの刑務所に収監されたパレスチナ人 Nir Elias-REUTERS
 イスラエルで今、囚人たちに強制的に食べ物を摂らせる法案が審議されている。狙いはハンガーストライキを阻止することだ。

 一見、人命を救う行為ともいえそうだが、パレスチナ囚人協会のカドゥラ・ファレスは猛反発。イスラエルは囚人たちに残された最後の非暴力的抗議手段を奪うつもりだと、ワシントン・ポスト紙に語った。医師たちも、非人道的で倫理に反するとして、法が執行されても従わないと声を上げている。

 法案が成立すれば、こうなる──。

 囚人が死に瀕していたり、自らの体に致命的なダメージを及ぼしていると判断された場合、医師が囚人に強制的に食べさせる。過去の例だと、鼻に入れたチューブで食物を流し込むのが一般的だ。

行政拘束vs.ハンストによる釈放
 今年4月には、パレスチナ人の囚人300人近くが参加する大規模なハンストが始まった。イスラエル政府の「行政拘束」に抗議するためだ。行政拘束とは、裁判も起訴状も、ときには説明すらなく、国家にとって危険だと見なされた人物を逮捕・拘束できる制度。

 ハンストを行う有名なパレスチナ人の一人がハデル・アドナンだ。この5年で9回、行政拘束により収監され、7月12日には55日間のハンストの末に釈放される予定だ。前回は2012年2月、66日間のハンストを経て釈放されている。

 アドナンはハンストによる衰弱で何度も入院しているが、強制的な食物投与をされたことはこれまで一度もなかった。

 今回の法案に対し、イスラエルとヨルダン川西岸の人権運動家たちは拷問と同じだと非難。アメリカを本拠とする「人権のための医師団」は、イスラエル議会に法案否決を呼びかけ、「医療従事者を人権侵害と拷問の手先にするな」という声明を出した。

 だが、イスラエルのギラド・エルダン国内治安相は、法案は政府にとって必要な対抗手段だと主張する。「囚人たちはハンストという自爆テロでイスラエル国家に脅かしている。我々は脅迫を容認しないし、囚人を刑務所で死なせもしない」

 法案は採択までに、イスラエル議会であと2度の審議を通過しなければならない。

1127チバQ:2015/10/15(木) 22:11:44
http://www.sankei.com/world/news/151015/wor1510150032-n1.html
2015.10.15 20:07

17日からエジプト議会選、翼賛体制構築か イスラム原理主義組織は参加許されず

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(1/2ページ)
 【カイロ=大内清】2013年夏のクーデター以後で初のエジプト議会(定数596、公選議席568)選挙が17日から始まる。強権的な手法も目立つシーシー現政権を支持する勢力が大多数を占めるのは間違いない情勢だが、政権にとっては対外的に「民主化」をアピールし正統性を高める意味合いがある。中東情勢が流動化する中、国際社会が、急速な民主化よりも地域大国エジプトの安定が重要との認識に傾いていることも、政権の“翼賛体制”構築に自信を与えている。

 約半数の選挙区の在外投票が17日から、国内投票が18日から行われる。残りの選挙区は11月21日から投票が行われ、最終結果は11月下旬〜12月上旬ごろに確定する見通しだ。

 エジプトでは大統領が強力な権限を持ち、議会の影響力は限定的だ。今回の選挙では、13年に排除されたモルシー前大統領の出身母体であるイスラム原理主義組織ムスリム同胞団も組織参加が許されていない。ただ、議会選が一定の重要性を持つと受け止められているのは、クーデターを経て誕生したシーシー政権が正統性を回復したか否かの判断材料とみられるためだ。

 欧米各国はクーデター後、人権や民主主義の観点からエジプトを批判。その一方で、本音では、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」が勢力を拡大する中で地域大国エジプトが不安定化することは、国際秩序への脅威になりかねないと懸念してきた。

 このため国際社会には、クーデター後に定められた民主化への「行程表」の最終段階である議会選が円滑に実施されれば、より積極的に同国との関係構築を進められるとの期待がある。政権側も、議会選を通じて安定性をアピールし、国際社会からの支援獲得などにつなげる考えとみられる。

1128とはずがたり:2015/10/17(土) 17:40:41
トルコ、領空で無人機を撃墜…「露軍の可能性」
http://www.yomiuri.co.jp/world/20151017-OYT1T50054.html?from=yrank_ycont
2015年10月17日 10時35分

 【カイロ=久保健一】トルコ軍は16日、同国軍機がシリアとの国境から約3キロ・メートルのトルコ領空で無人機1機を撃墜したことを明らかにした。


 ロイター通信は米政府当局者の話として、この無人機が、シリアで空爆作戦を行っているロシア軍の航空機である可能性が高いと報じた。露国防省当局者は、作戦が「計画通りに」続いているとし、領空侵犯を否定した。

 露軍は今月上旬、軍用機でトルコ領空を2度にわたって侵犯。トルコはロシアに抗議していた。

2015年10月17日 10時35分

露、トルコ領空侵犯認める…悪天候によると釈明
http://www.yomiuri.co.jp/world/20151006-OYT1T50043.html?from=yartcl_popin
2015年10月06日 16時44分

 【モスクワ=田村雄】インターファクス通信によると、ロシア国防省の報道担当コナシェンコフ少将は5日、露軍機が3日にトルコ領空を侵犯したことを認めた。

 同省によると、露戦闘機「Su―30」が、シリアのラタキア近郊フメイミーム飛行場に、トルコ国境がある北方から着陸しようとした際、「数秒間」の領空侵犯があったという。同少将は、悪天候によるものだと釈明し、再発防止策を取ると約束した。

 領空侵犯を巡っては、トルコ外務省や北大西洋条約機構(NATO)がロシアに強く抗議していた。ロシア側には、速やかに釈明することで、露軍のシリア空爆に対する反発を緩和する狙いがある模様だ。

2015年10月06日 16時44分

1129とはずがたり:2015/10/17(土) 17:41:42
米駐留延長、オバマ氏の決断歓迎…アフガン政府
http://www.yomiuri.co.jp/world/20151016-OYT1T50031.html?from=ytop_ylist
2015年10月16日 13時57分

 【ワシントン=今井隆、イスラマバード=丸山修】オバマ米大統領が15日、アフガニスタン駐留米軍を2016年末までに撤収させる計画を見直し、17年以降も5500人を駐留させる新たな方針を発表したのを受け、アフガニスタン大統領府は同日、「アフガン政府は国民を代表してオバマ大統領の決断を歓迎する」との声明を出した。

 オバマ氏が方針転換したのは、アフガンの旧支配勢力タリバンの攻勢などで同国の治安情勢が悪化したためだ。オバマ氏はホワイトハウスでの記者会見で、「アフガンが再び米国を攻撃するテロリストの安住の地となることは許さない」と決意を示した上で、アフガンの治安は劣悪だと強調し、米国民の理解を求めた。

 米政府の新たな計画では、16年中は現在の9800人規模をおおむね維持し、17年以降は5500人に縮小した上で首都カブールと郊外のバグラム空軍基地、ジャララバード、カンダハルを拠点に活動する。

2015年10月16日 13時57分

1130チバQ:2015/10/18(日) 20:51:26
http://www.sankei.com/world/news/151017/wor1510170005-n1.html
2015.10.17 00:36

ヨルダン川西岸・ユダヤ教聖地に放火 パレスチナ人の犯行 報復の連鎖で対立激化の恐れ

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 【カイロ=大内清】ロイター通信などによると、ヨルダン川西岸ナブルスにあるユダヤ教の聖地「ヨセフの墓」が16日、パレスチナ人による放火を受けた。被害の程度は不明だが、イスラエル側を刺激することは間違いなく、報復の連鎖による対立の激化につながる恐れがある。

 パレスチナでは16日を「革命の金曜日」と呼び、イスラエルに対する闘争を呼び掛ける動きが拡大。この日は、ヘブロンやベツレヘムなどの西岸各地やガザ地区でイスラエルに対する抗議デモが発生したほか、西岸のユダヤ人入植地で、報道カメラマンを装ったパレスチナ人の男がイスラエル兵を刺して射殺される事件も起きた。

 イスラエルとパレスチナの双方が“首都”と主張する東エルサレムや西岸各地では9月以降、パレスチナ人によるイスラエル人襲撃や治安当局との衝突が頻発しており、今月だけでパレスチナ人は30人以上が、イスラエル人は7人が死亡している。

 1987〜93年と2000〜05年に次ぐ、第3次インティファーダ(反イスラエル闘争)につながるとの見方も出る中、イスラエルのネタニヤフ首相は「テロに対してあらゆる措置を取る」と強調。15日にはエルサレム市内に治安部隊を大規模展開するなど警戒を強めていた。

1131チバQ:2015/10/18(日) 21:22:48
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201510/CK2015101802000110.html
シシ政権弾圧で同胞団過激化か エジプト国会選投票始まる

2015年10月18日 朝刊


 【カイロ=中村禎一郎】エジプト国会選挙の国外在住者投票が十七日始まった。選挙からイスラム主義組織ムスリム同胞団の候補者は排除され、軍の支持が厚いシシ政権の事実上の信任投票となる。同じ中東の民主化運動「アラブの春」を体験したチュニジアでは、宗教色の薄い世俗派とイスラム主義勢力の融和を仲介した民間団体のノーベル平和賞受賞が決まったが、エジプトでは弾圧対象のイスラム主義勢力に過激化の兆しが見え始めている。
 「選挙は茶番。クーデター後の選挙にも、政権にも正統性はない」
 同胞団の若手メンバーの男性(23)は、そう訴える。同胞団出身のモルシ政権が軍のクーデターで崩壊した二〇一三年以降、募るのは現政権への不信感だ。
 男性は今、エジプト東部シナイ半島で活動する過激派組織「イスラム国」(IS=Islamic  State)の支持者だ。
 当局に拘束された同胞団幹部の多くは、刑務所で拷問を受けているとの情報がある。同胞団の活動は禁止され、モルシ元大統領には六月、イスラム主義者に刑務所襲撃を指示して治安部隊に死者が出たなどとして死刑判決が言い渡された。
 男性は最近、シナイ半島でISが治安部隊を攻撃したとの話を聞くたび「うれしい気持ちになる」と率直に打ち明ける。ISについて「彼らはイスラムの敵と戦っている。自分は今、同胞団メンバーとしての役割があるが、そうでなければいつでもISに参加する準備がある」と言い切った。
 反政権勢力を排除して行われる今回の選挙の焦点は投票率だ。低迷すればシシ氏の求心力が問われかねない。過去の選挙結果などから、同胞団のメンバーや支持者は人口の一割強、一千万人以上と推測される。
 在外投票に続く国内投票は、全国の選挙区を二つに分け最初は十八、十九の両日、次は十一月二十二、二十三日に行われる。同胞団は棄権を呼びかけている。
<「アラブの春」とエジプト政治> 中東の民主化運動「アラブの春」を受けて、軍の支持を受けたムバラク独裁政権が2011年に崩壊。その後、イスラム主義組織ムスリム同胞団出身のモルシ氏が選挙で大統領に就任したが、13年、軍による事実上のクーデターで倒れた。昨年の選挙で初当選したシシ大統領は同胞団を弾圧。ムバラク元大統領と同じ軍出身で、軍政回帰が指摘されている。

1132チバQ:2015/10/20(火) 20:46:59
http://www.sankei.com/world/news/151020/wor1510200018-n1.html
2015.10.20 10:53
【移民ショック】
トルコ首相、EUに新たな資金要求 総選挙ひかえ譲歩狙う






19日、クロアチアとスロベニアの国境地帯で雨の中、越境できるのを待つ移民ら(ゲッティ=共同)
 トルコのダウトオール首相は19日、地元のテレビ番組で、シリア難民問題に取り組むため、欧州連合(EU)に対し、新たな資金支援を要求する方針を示した。トルコは11月1日に総選挙を控えており、ダウトオール氏には国民に強気の姿勢を示すとともに、EU側から譲歩を引き出す狙いもあるもようだ。ロイター通信が報じた。

 ダウトオール氏は18日、ドイツのメルケル首相と会談。欧州の難民問題でトルコとEUの協力強化を約束する一方、メルケル氏は、停滞するトルコのEU加盟交渉を支持する方針を示した。

 ダウトオール氏は19日の番組で、トルコが現在EUに要請している30億ユーロ(約4056億円)の難民支援は「第1段階」にすぎず、「要請の必要性は増すだろう」と強調した。

 EU首脳会議は先週、欧州へ流入する難民や移民を抑制するためトルコと協力を強化する行動計画を承認した。だが、トルコは計画に反発していた。(共同)

1133チバQ:2015/10/21(水) 23:26:33
http://www.sankei.com/world/news/151021/wor1510210077-n1.html
2015.10.21 21:44
【イラン核合意】
最高指導者のハメネイ師が合意承認 IAEAの追及終了条件に、履行開始へ






イランの最高指導者ハメネイ師(ゲッティ=共同)
 イランの最高指導者ハメネイ師は21日、ロウハニ大統領に宛てた書簡で欧米など6カ国との核合意を承認した。国営イラン放送が伝えた。近くロウハニ師の命令で合意履行が始まる見通し。ハメネイ師は同時に、一部の履行には国際原子力機関(IAEA)がイランによる核の軍事転用疑惑の追及を終えることが条件だとした。

 7月の最終合意後、ハメネイ師が公に合意を承認するのは初めて。保守強硬派の一部に批判がくすぶる中、指導部が一体となって対イラン制裁の解除に向かえるよう、世論を統一する狙いがあるとみられる。

 最終合意は米、イラン両国の議会が審査を終え、今月18日に発効した。(共同)

1134チバQ:2015/10/21(水) 23:28:20
http://www.sankei.com/world/news/151021/wor1510210062-n1.html
2015.10.21 19:43
【シリア情勢】
アサド大統領が電撃訪露 プーチン氏に「空爆作戦」で謝意、内戦拡大後初会談か

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20日、モスクワでの首脳会談で握手するシリアのアサド大統領(左)とロシアのプーチン大統領(ロイター)
 【モスクワ=黒川信雄】シリアのアサド大統領が20日、モスクワを電撃訪問し、プーチン露大統領と会談した。露大統領府が21日、明らかにした。アサド氏の外国訪問は2011年にシリアで内戦が拡大して以降では初めてとみられる。

 アサド氏は、シリア領内で空爆作戦を開始したロシアに謝意を表明。プーチン氏は、「軍事行動だけでなく、政治プロセスでも貢献する用意がある」と表明し、「他の大国や地域各国との緊密な連携」を通じ、問題が解決しうるとの見方を示した。米国やサウジアラビア、イランなどを交えた政治対話を主導する意思を示したものとみられる。

 アサド政権を支持するロシアは9月末、シリア領内でイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」への空爆作戦を開始。しかし欧米は、ロシアがイスラム国以外の反体制派を攻撃していると批判している。首脳会談を公表した背景には、両国の緊密な関係を内外に示すことで欧米を牽制(けんせい)する狙いもあるとみられる。

1135チバQ:2015/10/22(木) 01:07:22
http://www.sankei.com/world/news/151022/wor1510220003-n1.html
2015.10.22 00:09
【シリア情勢】
プーチン・アサド電撃会談の思惑は…押しの一手で米を対話引き込み






ロシアのプーチン大統領(ロイター)
 シリアでの空爆作戦を続けるロシアは、同国のアサド政権を強化し、シリア内戦の和平交渉で主導権を握ることを目指している。プーチン露大統領とアサド大統領の会談は、この方向性に揺らぎがないことを内外に示した。ウクライナ危機以降、国際的な孤立を深めていたプーチン政権は、「力」を誇示することで米国などを「対話」に引き込む戦略を描く。米国との間で署名された覚書も、それに向けた一歩だと受け止められている。

 ウクライナ危機を受けて凍結状態にあった米露関係は今年夏、ロシアがシリアへの武器供与を強化して動き始めた。9月末にはニューヨークでの米露首脳会談が実現。アサド政権をめぐる溝が埋まらないと分かるや、ロシアはすかさずシリア空爆に踏み切った。

 この後、米国はロシアとの接触に冷淡だったが、ロシアやイランの支援でアサド政権軍が攻勢をかけると変化が出てきた。ケリー米国務長官は19日、内戦の政治的解決に向けた米露とサウジアラビア、トルコ、ヨルダンの対話を提唱した。

 こうした流れの中で行われたプーチン、アサド両氏の会談は、シリア反体制派を支援する米欧や中東諸国に対し、ロシアの強硬姿勢を改めて見せつけた。

 プーチン氏は会談で、シリア内戦の終結には「政治プロセス」が必要だと強調。ただ、米国なども「政治プロセス」の必要性では同意しつつ、そこに含めるシリアの「反体制派」については全く異なる見解だ。

 ロシアは空爆対象はイスラム国だとしているが、実際は反体制派を攻撃していると非難されている。「押しの一手」で突き進むロシアの動きが、内戦終結への建設的対話につながるかは全くの未知数だ。(モスクワ 遠藤良介)

1136名無しさん:2015/10/25(日) 08:33:12
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151025-00055638-playboyz-pol
ヨルダンのキャンプで見たシリア難民の絶望「私たちは世界から無視され忘れられている」
週プレNEWS 10月25日(日)6時0分配信

内戦が泥沼化するシリアから大量の難民がヨーロッパへ押し寄せ、現在、欧州諸国ばかりでなく、遠く離れたアメリカや日本への受け入れも強く求められている。

隣国ヨルダンの難民キャンプに通うフォトジャーナリスト、安田菜津紀(なつき)氏が、避難生活の実情を報告する。

***

石畳が続く静かな路地裏、シルクロードの時代が蘇(よみがえ)ったかのような活気ある市場とパンの香り、「ようこそ!」と駆け寄って出迎えてくれた子供たち。

そんな穏やかな光景が、私の脳裏に浮かぶ最後のシリアの姿だ。2009年まで何度も通っていた、首都ダマスカス。あの時はまだ、ここが熾烈(しれつ)な戦火にのみ込まれることなど想像さえできなかった――。

2013年から訪れている、南側の隣国ヨルダン。ここにはすでに100万人を超える人々がシリアから避難してきているとされる。元々とは人口600万人ほどの小さな国だが、現在は国内で暮らす人々のうち、およそ7人に1人がシリア難民という状態が続いている。

地平線まで続く乾いた大地。雲ひとつない真っ青な空から、痛いほどの日差しが照りつける。シリアとの国境から約15㎞、ヨルダン北部の町、ザータリにある国内最大の難民キャンプでは、6万人を想定してつくられた敷地に8万人を超える人々がテントやプレハブでの暮らしを続けていた。一歩外に出れば、視界を覆うほどの砂埃(すなぼこり)が舞い、人々は顔をしかめる。





朝になると国連の配給テントの前に、ホブスと呼ばれるパンの袋を受け取ろうと人々が列を作る。ところが、ようやく手にしたそのパンを、テント脇の小路で即座に売りに出す親子がいた。

「突然家を焼け出されて、貯金を持ち出す暇もなかったんです」

4歳の息子を連れた父親、バーシルさんは深いため息をつく。

「ここでは自由に出入りすることも、外で働くことも許されていません。だからこうして自分たちの食べ物を削って、貯金のある人に売るんです。いつか帰れる日のために、少しでも現金が欲しい」

仕事を探すことさえできず、ただただ帰る日をあてもなく待ち続ける日々。まるで檻(おり)の中で暮らしているようだとバーシルさんは嘆く。そして、キャンプは中心地から離れるほどに生活環境が過酷になる。

「共同トイレはドアさえ取りつけられずに放置されたままだ。女性はとても使えずテントの横に穴を掘る。そこから汚水が道端に流れ出す。水を汲むためには重い容器を抱えて何往復もしなきゃいけない。40℃近い暑さのなか、水源まで何百mも。そんな環境でどうやって子供たちを育てていけっていうんだ?」



難民たちが身を寄せるのはキャンプだけではない。大型ショッピングモールが軒を連ねる、ヨルダンの首都アンマン。ビルの谷間にある小さな病院の一角が、シリア人のための病棟となっていた。傷つき運ばれてくる大人たちの中には、政府軍と闘い続ける兵士の姿も交じっている。

「ケガさえ治れば俺たち、何度でも闘いに戻ってやるよ」

若い兵士たちは口々にそう訴える。

「こっちでは毎日死んだように生きなければならないだろ? シリアに帰ったら死ぬのは一度だ」

労働が許されない状況で、工場などに紛れ込んで不法に仕事を得ようと試みる者もいる。しかし、そこでは「仕事をシリア人に奪われている」「おまえたちが国を汚している」と心ない言葉を投げかけられる。大量の難民流入に不満を持つヨルダンの人々がいることを、兵士たちは肌で感じてきたのだ。こうして「居場所」を得られない彼らの生きる選択肢は限られていく。

1137名無しさん:2015/10/25(日) 08:33:30
>>1136

病院の2階にある一室で、9歳の少女、アミナちゃんと出会った。腕には点滴、片方の足はギプスで固定され、上から下まで包帯で覆われていた。戦車の砲撃に巻き込まれ、大ケガを負ったのだ。

点滴を刺し替えにやって来る看護師たちの姿を見た瞬間、アミナちゃんの表情がゆがむ。だが、どんなに泣いても叫んでも、彼女のそばに寄り添うはずの両親の姿はない。

「お父さんとお母さん、まだシリアにいるの」

泣きやんだ彼女が、かすれるような声でぽつりぽつりと話してくれた。

一家がシリアから国境地帯に逃れてきた時、重傷のアミナちゃんだけが入国を許され、ケガをしていない両親はその許可を得ることができなかったのだという。ひとつの家族が国境で引き裂かれてしまったのだ。こうして少女はたったひとり、重いケガと、両親のいない不安と闘い続けている。

大量の難民が流入し続けているヨルダンは今、受け入れの限界に達しようとしている。そして欧州への大量流入は、シリア周辺国がそうした状況にあることの裏返しだ。家族をとりわけ大切にするシリアの人々だからこそ、危険を冒してでも一家全員で逃れる道を探る。そんな彼らの声に世界はどれほど耳を傾けてきただろうか。

傷ついた兵士たちの治療に当たっていたシリア人の医師が、こう語ってくれたことがある。

「私たちを最も苦しめてきたのは、アサド政権でもイスラム国でもなく、世界から無視されている、忘れ去られているという感覚なんです」

難民を追い詰めているのは戦火だけではない。彼らの「居場所」を築くことで、さらなる犠牲を減らすことはできるはずだ。



●撮影・文/安田菜津紀(やすだ・なつき)
1987年生まれ。フォトジャーナリスト。東南アジア、中東、アフリカ、東日本大震災の被災地を中心に、貧困や災害の現場を歩き、記録している。共著に『ファインダー越しの3・11』(原書房)など

1138チバQ:2015/10/25(日) 12:48:51
http://www.sankei.com/world/news/151025/wor1510250018-n1.html
2015.10.25 12:12

トルコ大使館前で乱闘 在外投票当日、負傷者出る騒ぎに






トルコ大使館前で在外投票に集まった人たちが乱闘。警察官や機動隊員が出動する騒ぎとなった=25日、東京都渋谷区神宮前(鈴木健児撮影)
 東京都渋谷区のトルコ大使館で25日、トルコの総選挙の在外投票を行うために集まっていた群衆の中で乱闘があり、警視庁によると3人が負傷して病院に搬送された。もみ合いは断続的に起きており、警視庁は現場に機動隊員を配置すると共に、周囲を交通規制するなどして警戒している。

 警視庁によると、トルコ大使館では同日、来月のトルコ総選挙を受け、在日の有権者の在外投票を午前9時から実施予定だった。午前7時ごろから500人以上の人々が集まり、直後にそのうちの一部が殴り合いを始めたとみられる。

 現場にはトルコ人とクルド人のグループがそれぞれ居合わせていたとみられ、警視庁は詳しい状況を調べている。負傷した3人のけがの程度は不明だが、他にも乱闘に巻き込まれた人がいた可能性があるという。

1139チバQ:2015/10/25(日) 14:39:18
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151025/k10010281831000.html
トルコ大使館前 在外投票に集まった人が乱闘騒ぎ
10月25日 11時12分

トルコ大使館前 在外投票に集まった人が乱闘騒ぎ
25日午前、来月1日に実施されるトルコの総選挙の在外投票を行うため、東京・渋谷区のトルコ大使館に集まった人たちの間で乱闘騒ぎがあり、けが人が出ています。クルド系トルコ人のグループとトルコ人のグループの間で対立が起きたとみられ、その後も小競り合いが幾度か続いていることから、警視庁が警戒を強めています。
来月1日に実施されるトルコの総選挙を前に、東京・渋谷区のトルコ大使館では、日本国内で暮らす有権者のために、25日午前9時から「在外投票」が行われています。
警視庁によりますと、25日午前7時ごろ、在外投票の開始を待つため、大使館前に集まっていた人たちの間で乱闘騒ぎがあり、少なくとも3人がけがをして病院で手当てを受けているということです。
警視庁の調べでは、クルド系トルコ人のグループとトルコ人のグループの間で対立が起きたとみられますが、詳しい原因は、分かっていないということです。
トルコ大使館の前では、その後、午前11時前にも集まった人たちが殴り合うなど、小競り合いが幾度か続いています。
トルコ大使館には、在外投票を行うため、その後も続々と大勢の人たちが訪れていて、警視庁は、周囲を交通規制するとともに、機動隊員を動員して騒ぎが拡大しないよう、警戒を強めています。
「10人ぐらいでけんか」
トルコ大使館の前で騒ぎを目撃したというクルド人の男性は、「午前6時ごろ、大使館前に来たらトルコ人のグループがいっぱい来ていた。駐車場近くでけんかになっていて、警察官が何人も駆けつけていた。けんかは若い人たち10人ぐらいで、3、4人がけがをして病院に運ばれたと思う。争いのために大使館に来た訳ではないのでやめてほしい」と話していました。
在外投票に訪れた35歳のトルコ人の男性は、「朝6時ごろから大使館の近くにいたが、クルド系の人がトルコ人の悪口を大声で言っていた。最初はみんな無視していたが、次第に乱闘が起き、自分も巻き込まれて、顔にけがをした。こんないざこざが起きて悲しいです」と話していました。
トルコ総選挙とは
トルコの総選挙は来月1日に投票が行われる予定です。
トルコでは2002年から13年間にわたりAKP=公正発展党が過半数の議席をおさえ、単独政権を維持してきましたが、ことし6月に行われた総選挙ではクルド系の政党に票を奪われる形で議席を減らし、過半数を獲得することができず、野党との連立協議も決裂しました。
このため、AKPによる単独政権を目指すエルドアン大統領は大統領権限で再選挙の実施を決めました。
トルコでの投票に先立って東京にあるトルコ大使館では、25日、日本で暮らす有権者のための在外投票が行われていたということです。
独自の国家持たないクルド人
トルコには、イラクやシリアなどにまたがって暮らす独自の国家を持たない民族、クルド人が住んでいます。
トルコでは、クルド人武装組織が分離独立をかかげて長年、活動を続けていて、政府と対立しているほか、ことし6月に行われた総選挙ではクルド系の政党が大きく躍進しました。
トルコのエルドアン政権は、隣国イラク北部のクルド人武装組織への大規模な軍事作戦を始めたほか、シリアでもクルド人武装組織を攻撃したと伝えられています。
また、クルド系勢力を抑えようと、来月、選挙をやり直すことを決めていて、トルコ各地ではクルド系の住民による政府への抗議デモなどが相次いでいました。

1140名無しさん:2015/10/25(日) 15:12:52
サイクス・ピコ体制の爪痕が東京にも。。。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20151025-00000016-jnn-soci
東京のトルコ大使館前でトルコ人とクルド人が大乱闘
TBS系(JNN) 10月25日(日)12時13分配信
 総選挙の在外投票が行われていた東京・渋谷区のトルコ大使館前でトルコ人とクルド人が乱闘になり、12人がけがをしました。

 「トルコ人とクルド人が争っています」(記者)

 乱闘があった渋谷区のトルコ大使館では、総選挙の在外投票が行われていて、午前7時ごろにはトルコ人やクルド人などあわせて100人ほどが現場にいましたが、何らかの原因で一部でトラブルとなったということです。

 「友達が2人、車の前にいたの。急に5人か6人ぐらいが、あの2人を殴った。俺も車の中から出て、またあっちからいっぱい人来て殴られた」(殴られたと話す自称クルド人)

 集まった人は最大で600人ほどになり、午前中であわせて4回の乱闘騒ぎが起きました。この騒ぎで、トルコ人とクルド人あわせて10人がけがをし、原宿署の警察官2人も棒で頭を殴られるなどしてけがをしました。

 トルコ人とクルド人の対立が続くトルコでは、今年6月の総選挙でクルド系の政党が躍進し、過半数割れに追い込まれた与党の連立交渉が不調に終わり、25日は出直し総選挙の在外投票日でした。(25日13:50)
最終更新:10月25日(日)14時7分

1141チバQ:2015/10/25(日) 15:28:04
http://www.sankei.com/world/news/151022/wor1510220037-n1.html
2015.10.22 20:36

東エルサレムの聖地めぐり、ユネスコ舞台に外交戦

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18日、イスラエル・エルサレムのユダヤ教聖地「嘆きの壁」を訪れた米ニューヨーク市のデブラシオ市長(AP)
 【カイロ=大内清】東エルサレムにあるイスラム、ユダヤ両宗教の聖地をめぐり、国連教育科学文化機関(ユネスコ、本部パリ)での外交戦が続いている。

 ユネスコ執行委員会は21日、イスラエルが、イスラム教の聖地アルアクサ・モスクでのパレスチナ人の礼拝を制限しているなどとする決議を採択。一方でアラブ諸国は、ユダヤ人が神聖視する「嘆きの壁」が、近接する同モスク一帯の「不可分な一部」であるとの文言を盛り込むことを求めたが、決議では削除された。

 東エルサレム旧市街では9月以降、同モスク一帯の「ハラム・シャリーフ」(イスラエル側呼称「神殿の丘」)からイスラム教徒が閉め出されていると反発するパレスチナ人の若者らと、イスラエル治安当局との衝突が激化している。

 そんな中、アルジェリアやエジプト、クウェートなどアラブ諸国が今回の決議の原案を起草。パレスチナ自治政府やアラブ諸国は今後も、ユネスコなどの国連機関を舞台にイスラエルへの非難を発信する考えだ。

 一方、イスラエルは、嘆きの壁がアルアクサ・モスクの一部とされれば、ユダヤ人礼拝者の排除につながると反発。決議採択を受けて同国政府高官は「誰もが自由に礼拝できる現状を維持している」と主張した。

1142チバQ:2015/10/25(日) 15:29:05
http://www.sankei.com/world/news/151022/wor1510220031-n1.html
2015.10.23 11:00

「“焼いてしまえ”とヒトラーにホロコーストを助言したのはパレスチナ人」 ネタニヤフ・イスラエル首相発言が物議

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21日、ベルリンで記者会見するイスラエルのネタニヤフ首相(ゲッティ=共同)
 【カイロ=大内清】イスラエルのネタニヤフ首相が、第二次大戦中のナチス・ドイツによるホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)は、ヒトラーに面会したパレスチナ人の宗教指導者が進言したために起きたものだったと発言し、物議をかもしている。

 イスラエルからの報道によると、ネタニヤフ氏は20日、ユダヤ人団体の会合で講演し、1941年にパレスチナ人宗教指導者と面会したヒトラーは当時、「ユダヤ人を皆殺しにする意思はなく、追い出したいだけだった」と主張。しかし、宗教指導者がヒトラーにユダヤ人追放策のデメリットを説明し、「焼いてしまえ」と助言した-と指摘した。

 この発言の直後からネット上などでは、「不正確で、ヒトラーの責任を軽視する発言だ」との批判が続出。パレスチナ自治政府のアッバス議長は、発言は「歴史がいかにゆがめられ、利用されるかを示すものだ」と非難した。

 これに対しネタニヤフ氏は21日、「ヒトラーを免罪する意図はなかった」と釈明したが、一方で「(ユダヤ人を虐殺するよう)ヒトラーを促した宗教指導者の役割も無視することはできない」とも強調した。

 ヒトラーは宗教指導者との面会前の39年、世界大戦の勃発と「欧州のユダヤ人種の絶滅」に言及した演説を行っている。

1143名無しさん:2015/10/25(日) 20:10:24
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20151025-00000025-ann-soci
トルコ人とクルド系、都心で大乱闘 国旗が原因か
テレビ朝日系(ANN) 10月25日(日)16時30分配信
 25日午前7時ごろ、東京・渋谷区のトルコ大使館前で、来月に行われるトルコ総選挙の在外投票のために集まったトルコ人とクルド系トルコ人の間で乱闘が起きました。警視庁によりますと、投票に来ていたトルコ人の男性がトルコの国旗を車に付けていたところ、クルド系トルコ人の男性にその国旗を奪われたことが発端とみられているということです。現場には当時、約100人が集まっていましたが、数十人が路上で殴る蹴るなどを始めました。乱闘はいったん収まったものの、午前11時ごろにも発生し、少なくとも男性10人が顔や手の骨を折るなどのけがをして病院で手当てを受けています。投票は午後9時まで続けられるため、警視庁は、周囲を交通規制するとともに機動隊員を動員して警戒を強めています。
最終更新:10月25日(日)16時30分

1145チバQ:2015/10/26(月) 20:38:36
http://www.sankei.com/world/news/151026/wor1510260025-n1.html
2015.10.26 17:28

総選挙で大揺れのトルコ、「最悪テロ」で深まる与野党の亀裂





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 トルコ国会(一院制、550議席)の総選挙が11月1日に迫った。与党、公正発展党(AKP)が過半数割れした6月の総選挙後、連立協議が決裂した末の異例の再選挙だが、AKPが再び過半数割れするとの予測もある。今月10日には少数民族クルド人の支援集会を狙ったトルコ史上最悪のテロが発生。選挙戦はテロをめぐる中傷合戦に発展し、与野党の亀裂が深まっている。

 「体が凍り付いて動けなかった。大声を出して何とか正気に戻れた。信じられない光景だった」。テロが起きた首都アンカラの集会を主催した左派系団体のメンバーで大学院生のギョクセル・ウルグンさん(30)はこう振り返った。

 ウルグンさんは国鉄アンカラ駅前の噴水のそばで、トルコ、クルド両民族に共通する伝統のダンス「ハライ」を楽しんでいた。約50人が手をつなぎ、リズムに合わせて4歩進んで4歩下がる踊りを繰り返していた。

 そのとき突然、背後で爆発音がして熱風に押された。振り向くと、クルド人系の左派、国民民主主義党(HDP)のメンバーがデモ行進するために集まっていた場所で多くの人が倒れていた。

 ダウトオール首相は、過激派組織「イスラム国」の関与を最優先に捜査すると宣言。同時に、政権と敵対しHDPに近い非合法武装組織クルド労働者党(PKK)の“自作自演説”もちらつかせた。6月の総選挙で躍進したHDPを揺さぶる狙いは明らかだった。

 検察は政権の意向に呼応するように「もう一つのテロ組織を捜査中」と発表し、エルドアン大統領は明確な根拠を示さぬまま「(実行犯には)『イスラム国』のほか、PKK、シリアのクルド勢力が混在する。全員が一緒になって計画した」と一方的に決めつけた。

 これに対して普段は冷静なHDPのデミルタシュ共同党首は「AKP政権こそ殺人者」と怒りをあらわに。地元紙によると、捜査当局は事前にテロ実行犯を警戒対象として手配書を作成していた。ウルグンさんも「控えめに言っても、政府にはテロを見過ごした責任がある」と語気を強めた。

 最新の世論調査では、共和人民党(CHP)や民族主義者行動党(MHP)など主要野党を含めて6月の選挙結果と大差はなく、AKPの過半数奪還は困難な情勢だ。テロは支持政党変更につながらず、各党間の対立をより深刻にしたとみられている。25日に在外投票が行われた東京のトルコ大使館付近ではトルコ人とクルド人によるとみられる乱闘騒ぎが起きた。

 リベラル系の有力紙ヒュリエトのデニズ・ゼイレッキ・アンカラ支局長は再選挙の焦点について「ここ4、5カ月で急速に高まったクルド情勢をめぐる政治の緊張状態を終息させる新政権につなげられるかどうかだ」と指摘した。(共同)

1146チバQ:2015/10/26(月) 21:01:13
http://www.sankei.com/world/news/151025/wor1510250034-n1.html
2015.10.26 07:50
【トルコ大使館前乱闘】
激しい殴り合いで騒然  クルド人「なぜこんな目に…」 トルコ人「自分の意思を示すためなのに」





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東京・神宮前のトルコ大使館前で在外投票に集まった人たちが乱闘。警官や機動隊が出動する騒ぎになった=25日、東京都渋谷区(鈴木健児撮影)
 路上には多数の警察車両が並び、プロテクターに身を包んだ機動隊員が警備にあたる物々しい雰囲気に包まれた-。東京都渋谷区のトルコ大使館周辺で25日に断続的に発生した乱闘騒ぎ。警察官2人を含む12人が負傷したが、背景には11月1日に予定されているトルコ総選挙をめぐって深まるトルコ人とクルド人の対立があるとみられ、有識者は「遠距離ナショナリズムの現象」と指摘している。

 警視庁によると、トルコ大使館では25日午前9時から、トルコ総選挙を前に日本に住む有権者の在外投票を実施。午前7時ごろには、500人以上の人々が集まっていたとみられる。

 午前6時50分ごろ、群衆の中でもみ合いが起きているのを警察官が発見。激しい殴り合いとなり、物が投げつけられるなどした。警視庁は機動隊員や車両を投入。収束にあたったが午前11時ごろにも小競り合いが起きた。

 警察官2人を含む12人が負傷し9人が病院に搬送。うち男性(23)が鼻骨骨折で4週間の重傷を負い、警視庁は傷害容疑などで捜査する。けがを申し出なかった人が多数いた可能性があり、車両のガラスが割られるなど被害も出た。

現場には、トルコ人とクルド人の各グループが居合わせ、トルコ国旗が奪われたり、クルド人組織の旗が掲げられたりしたことをきっかけに乱闘が始まったとの情報があるが、原因は不明だ。

 投票は双方のグループを分けて10人程度ずつ大使館に入れて実施。投票後、付近に残る人も多く、混雑が続き大使館関係者らが整理にあたった。大使館周辺はプロテクターに身を包んだ機動隊員が警備。多数の警察車両も並ぶ物々しい雰囲気となった。全国各地から投票者が訪れており、警視庁は投票を終えて帰宅する人を駅まで送るなど警戒にあたった。

 友人が暴行を受け負傷したというクルド人で埼玉県川口市の解体工、チョーラク・ハッサンさん(31)は「罪もない人間がなぜこんな目にあうのか」と憤りをあらわにした。

 大阪府で貿易会社を経営するトルコ人のオメル・トクルマンさん(35)は午前8時ごろ大使館前に到着。すでに複数の男性が口論したり殴り合ったりしていたといい「投票で自分の意思を示すために来ただけなのに」と戸惑っていた。



 ■クルド人トルコ南東部からイラク北部、イラン西部、シリア北部などにまたがる地域に住む民族。総人口は2500万〜3000万人とされている。イスラム教スンニ派が多数を占めるが、残りはシーア派などを信仰。民族として国家はなく、20世紀初頭から自治や分離独立を求める運動が相次いだ。1千万人以上いるとされるトルコでは6月の総選挙で、クルド人系の左派政党が躍進し、エルドアン大統領出身の第1党が過半数割れ。選挙後の連立交渉が不調に終わったことを受け、11月1日に出直し総選挙が予定され、クルド系の左派政党が現有議席を維持し、第1党が再び過半数割れになれば、大統領がレームダック(死に体)に陥るとの見方もある。

1147チバQ:2015/10/27(火) 20:48:43
http://www.sankei.com/world/news/151027/wor1510270006-n1.html
2015.10.27 00:17
【アフガン地震】
被災地は起伏の激しい山間部 地方の実態確認できず 死者さらに増える恐れも

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(1/2ページ)

26日、アフガニスタン東部ジャララバードで、地震で崩れた自宅のがれきを片付ける男性(ロイター=共同)
 【カトマンズ=岩田智雄】アフガニスタン北部で26日に発生したマグニチュード(M)7・5の地震は、アフガンやパキスタン北部などに大きな被害をもたらした。被災地には都市部から遠く離れた場所が多く、両国の当局者が被害の実態把握を急いでいる。

 アフガン北部バダフシャン州自然災害局の担当者は産経新聞の電話取材に、「州内各地で100軒以上の家屋が損壊した」と明らかにした。また、「被災地は起伏の激しい山間部で、通信状態が悪く、被害がよくわからない。人命が損なわれている恐れがある」としている。

 同国北部タハル州知事の報道官によれば、女子生徒12人が死亡した州内の女子校では、生徒たちがあわてて校舎から逃げ出そうとして、折り重なるようにして倒れる事故につながった。死者のほかに60人の生徒が負傷し、病院に運ばれた。

 同国東部ナンガルハル州知事の報道官は、「州内ではこれまでに6人の死亡が確認されたものの、地方の被害実態が確認できておらず、さらに死者が増えるかもしれない」と述べた。

 インドのモディ首相はアフガンのガニ大統領に電話で弔意を伝えるとももに、あらゆる支援の用意があると表明した。

 一方、ロイター通信によれば、パキスタン北西部カイバル・パクトゥンクワ州の州都ペシャワルでは少なくとも1人が死亡し、150人が病院で手当てを受けた。

 パキスタン軍は、被災地での救援活動を急ぐよう関連部隊に指示を出した。

1148チバQ:2015/10/27(火) 21:39:06
http://www.sankei.com/world/news/151027/wor1510270069-n1.html
2015.10.27 21:28
【アフガン地震】
死者約370人に 国際救援の拒否で被害が拡大 NGO「官僚主義が支援の妨げ」






26日、アフガニスタン東部ジャララバードで、地震で崩れた自宅のがれきを片付ける男性(ロイター=共同)
 【カトマンズ=岩田智雄】アフガニスタン北部で26日に起きた地震で、死者数は27日、アフガン、パキスタン、インドの3カ国で約370人に上った。米国やインド、国連はアフガンとパキスタンに支援の用意があると表明したが、パキスタンは受け入れない意向を示しており、支援の遅れが被害を拡大させかねない懸念が生じている。

 各国メディアの報道によれば、死者はアフガンで110人、パキスタンで260人、インドで1人。

 インドのモディ首相は26日、パキスタンのシャリフ首相に弔意と支援の用意を伝えた。米政府は「支援の準備はできている」とし、国連人道問題調整事務所(OCHA)も「パキスタン政府が進めている救援の努力を支える用意がある」との声明を発表した。

 しかし、パキスタンのラシード情報放送・国家遺産相は記者会見で、「われわれは、この状況に十分に処対処できる」と述べ、当面は国際社会に支援を求めないことを明らかにした。

 パキスタンが支援受け入れに慎重なのは、軍情報機関が外国の政府機関や民間団体の活動に神経をとがらせ、特に、国際団体などの支援活動が諜報活動の隠れみのになっているとの疑念を抱いているためだ。

 パキスタンは今年6月、イスラマバード近郊に潜伏していた国際テロ組織アルカーイダのウサマ・ビンラーディン最高指導者が2011年に米軍部隊の急襲で殺害されたことに関し、ビンラーディン潜伏の情報収集に関与した国際非政府組織(NGO)「セーブ・ザ・チルドレン」の事務所を一時閉鎖したこともある。

 イスラマバードの国際NGOの幹部は産経新聞に「政府の対応はとても遅く、官僚主義が支援の妨げになっている。支援に空白ができれば住民への福祉を口実に活動するイスラム過激派に付け入る隙を与える」と訴えた。

http://mainichi.jp/select/news/20151028k0000m030070000c.html
アフガン地震:死者300人超 被害の全容把握は難航
毎日新聞 2015年10月27日 20時50分(最終更新 10月27日 21時27分)
 【ニューデリー金子淳】26日に発生したアフガニスタン北東部を震源とする地震で、死者数は27日夜までにアフガンと隣国パキスタンで計300人を超えた。被災地にはアフガンの旧支配勢力タリバンなどの武装勢力が支配する地域が多く、被害の全容把握は難航している。

 両国の政府当局者らによると、パキスタンでは少なくとも230人が死亡し、約2500棟が全半壊した。アフガンでも94人が死亡し、損壊家屋は約5000棟となっている。

 アフガン政府は救援隊を被災地に派遣したとしている。だが、両国の国境沿いにはタリバンの支配地域が広がっており、実効性のある支援ができているかは不明だ。

 タリバンは27日に声明を発表し、「被災者にテントや食料、医薬品を提供してほしい」と呼びかけたが、軍や政府機関が支配地域で活動するのは難しいのが現状。さらに、東部ナンガルハル州では過激派組織「イスラム国」(IS)の支配地域もあるとされ、アクセスは難しい。各州政府当局者によると、27日時点でも被災地にはほとんど支援物資が届いていない。

 一方、パキスタンでは27日、北西部・南ワジリスタン管区で武装勢力がアフガン側から検問所を砲撃して兵士7人を殺害した。国境地帯で緊張が高まることで、救援活動に支障が出る恐れがある。

1149チバQ:2015/10/27(火) 21:47:01
http://www.afpbb.com/articles/-/3063935
アラブ人とユダヤ人相席なら半額に、イスラエルのレストラン
2015年10月26日 15:44 発信地:エルサレム/その他
【10月26日 AFP】豆粒ほどの小さな行為と人は言う──しかし、イスラエルでひよこ豆をペースト状にした料理「フムス」のレストランを営むユダヤ人のコビ・ツァフリルさんは、周囲の雑音などお構いなしだ。

 地中海(Mediterranean Sea)沿岸のクファルビトキン(Kfar Vitkin)にあるツァフリルさんの店では、ユダヤ人とアラブ人が同じテーブルに着いた場合、必ず半額にしているという。

 今月初めから暴力や混乱が相次ぎ、パレスチナ人の全面的な蜂起の不安が高まっている中、両者の共存を後押しすることが目的だ。

 ツァフリルさんは、「こうした厳しい状況の中で、アラブ人とユダヤ人双方による残酷で容赦ないことがらをたくさん見聞きし、緊張と張りつめた空気を感じた。しかし私は、私たちが共存しなければならないと信じている」と語った。

 こうした取り組みは少なくともあと一か所、イスラエル北部アッカ(Acre)でも行われており、レストラン経営者らが近隣のユダヤ系レストランのオーナーを夕食に招待している。(c)AFP

1150チバQ:2015/10/28(水) 21:51:44
http://www.sankei.com/affairs/news/151028/afr1510280016-n1.html
2015.10.28 15:21
【衝撃事件の核心】
なぜトルコ大使館前は修羅場と化したか 「遠距離ナショナリズム」で抗争?

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(1/6ページ)【衝撃事件の核心】

トルコ大使館前で在外投票に集まった人たちがが乱闘。救急隊に搬送される負傷者 =25日、午後 渋谷区神宮前(提供写真)
 屈強な外国人男性らが怒声を上げて殴り合い、東京都心の静かな日曜日はさながら修羅場と化した。東京都渋谷区神宮前のトルコ大使館周辺で25日に起きた大規模な乱闘。当日はトルコ総選挙の在外投票で人が集まっており、警察官2人を含む10人が重軽傷を負った。警視庁公安部は、トルコ人と、クルド系トルコ人の対立が背景にあるとみているが、「当事者」たちの主張も大きく食い違い、詳細は不明だ。現場で一体、何が起こっていたのか。

激しくぶつかり合う男たち 空中には物が飛び交い…

 「多数の外国人が乱闘をしている」

 大使館周辺を管轄する原宿署が異様な状況をキャッチしたのは25日午前6時50分ごろだった。署員が群衆の中でもみ合う男らを確認。間もなく、大きな集団乱闘に発展した。

 大柄で屈強な男たちが激しく殴り合い、タックルを見舞う。交通整理のコーンやポール、フェンスまで、ありとあらゆる物が空中を飛び交った。車やバスの窓ガラスがたたき割られ、流血し、意識が朦朧とした男性が救急車で搬送された。

 同署は応援要請を受けて機動隊員が現場に急行、次々と警察車両が到着した。警視庁は各グループを説得し沈静化にあたったが、乱闘は断続的に発生し、午前7時ごろに続き、同11時ごろにも大きな殴り合いが繰り広げられた。

 「相当に激しい乱闘だった。けがを申し出ていない負傷者もかなりいたのではないか」。同署員は疲れ切った様子で話した。昼前に騒ぎはほぼ収束したが、警察官を含む10人が負傷。このうち、クルド系トルコ人の男性(23)が鼻の骨を折る重傷を負った。

 騒然とした雰囲気の中で行われた投票は、双方のグループを分けて10人程度ずつ大使館に入れて実施。大使館周辺は完全装備の機動隊員に、多数の警察車両も並ぶ物々しい雰囲気となった。

 投票者は全国各地から訪れており、警視庁は投票を終えて帰宅する人を駅まで送るなど警戒。投票は午後9時に締め切られ、警視庁は常時配備を終了したが、翌日朝まで付近のパトロールを継続した。

大使館前に早朝から結集、その理由は…

 親日国としても知られるトルコ。法務省の統計では4千人近くのトルコ人が日本に在住しているとされる。一方、クルド人はトルコ南東部など中東の複数地域にまたがる民族。国家はなく、自治や分離独立を求める運動が盛んだ。今回の騒ぎは、日本に住むトルコ人とクルド系トルコ人の間で起きたもめ事とされる。

 その日は、「早朝からかなりの人が集まっていた」と警視庁幹部は振り返る。大使館周辺は午前7時時点でトルコ人約500人、クルド系トルコ人約50人が集まっていたとみられる。現場の不穏な空気は加速していった。

1151チバQ:2015/10/28(水) 21:52:36
 大使館周辺に双方が集まったのは、トルコ本国の“出直し総選挙”を受けてのことだった。

 トルコは6月に行われた総選挙でクルド人系左派の人民民主党(HDP)が躍進。エルドアン大統領出身の第一党、公正発展党(AKP)は過半数割れした。その後の連立交渉は不調に終わり、11月に再び総選挙が行われることになった。

 乱闘が起きた25日は午前9時から、日本国内に住むトルコ人による在外投票が実施される予定だった。6月の前回総選挙で投票までの待ち時間が長くなったため、早朝から人が詰めかけたようだ。

 こうした中、乱闘は起きた。

「旗」をめぐって小競り合い?錯綜する情報

 事件を受けて、警視庁は経緯の解明に乗り出している。傷害や暴行、公務執行妨害に加え、器物損壊の疑いもあるとみて捜査。負傷者から事情を聴き、周辺の防犯カメラや、現場で撮影された動画の解析を進める。

 「情報が錯綜している。事実関係をしっかり裏付ける必要がある」。捜査関係者は、国際問題に繋がりかねない乱闘事件について慎重な姿勢をみせる。事実、大勢が関わった乱闘のきっかけについては証言が入り乱れ、裏付けには時間がかかりそうだ。

 現場に居合わせた人によると、トルコの国旗や、クルド人組織の旗が奪われたことをきっかけに乱闘が起きたとの証言がある。一方、トルコ民族主義の右派政党の旗が掲げられていたとの情報もある。トルコ人側、クルド人側とも「相手が襲ってきた」としており、主張は真っ向から対立する。

日本に国際テロの火種?「厳正な対応が重要」

 トルコ政府は前回の総選挙後、クルド人の独立を主張する非合法武装組織「クルド労働者党」(PKK)との和平協議を中止し、戦闘を開始した。

 一方で、首都アンカラで10月、HDPを含む左派の集会を狙った爆弾テロ事件があり約100人が死亡。HDPなどがトルコ政府への批判を強める中、トルコ政府はイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」に加え、PKKの関与を示唆。政局に加え、治安への不安も増している。

 元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏は今回の事件について、トルコでの民族対立が遠く離れた日本でイメージ拡大して起きた「遠距離ナショナリズム」現象だと指摘。さらなる抗争に繋がる恐れもあるとして「法規を厳正に適用し、どんな民族であろうと違法行為があれば、しっかり取り締まることが必要」と強調する。

 乱闘を目撃したトルコ人男性(35)は「投票で自分の意志を示すために来ただけなのに、戸惑っている」と肩を落とした。トルコ大使館は今回の事件について「コメントすることはない」としている。

1152チバQ:2015/10/28(水) 22:39:35
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2015102800865
メディア本社に警察突入=選挙控え締め付け-トルコ



28日、トルコ・イスタンブールで、警官隊(左側)ともみ合うメディア関係者ら(AFP=時事)
 【エルサレム時事】トルコ最大都市イスタンブールで28日朝、エルドアン大統領と対立するイスラム団体「ギュレン運動」と関連のあるメディアグループの本社に警察が突入し、阻止しようとした記者らとの間で衝突が起きた。11月1日の出直し総選挙を控え、政府は国内に多くの支持者を抱える同運動への締め付けを強めている。
 トルコの裁判所は「テロ組織支援」の疑いで、メディアグループ「コザ・イペキ・ホールディング」を管財人の管理下に置くことを決定。任命された管財人がグループ本社に入ろうとしたところ、抗議する人々と衝突した。警官隊は催涙ガスの発射や放水で沈静化を図った。(2015/10/28-19:32)

1153名無しさん:2015/10/30(金) 23:26:58
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150102-00000006-wordleaf-int
イスラム国で揺らぐ「国家」 近代史を否定する「現代性」 国際政治学者・六辻彰二
THE PAGE 1月2日(金)16時15分配信

 2014年6月29日、イラク北部からシリア西部にまたがる領域を制圧したイスラム過激派「イスラム国」(IS)は、「独立」を宣言しました。ISを率いるバグダディ容疑者は、預言者ムハンマドの正統な後継者を意味する「カリフ」を自称。ISはラッカを首都と定め、税金を徴収する一方、水道や電気などの公共サービスを提供しています。

イスラム国「独立宣言」の歴史的な意味
 現在のイラクやシリアにかけての領域は、20世紀初めまでオスマン・トルコの支配下にありました。しかし、第一次世界大戦中の1916年に英国とフランスの間で結ばれたサイクス・ピコ協定に基づき、中東一帯はそれぞれの委任統治領(植民地)として分割されたのです。

 中東を含めて世界の多くの国境線は、19〜20世紀の植民地分割の遺産です。そのため、国内に多くの文化、宗教、人種が混在することは珍しくありません。しかし、いかに不合理な国境線であっても、それを否定し始めると、争いが絶えなくなります。そのため、人々の間に「国民」という意識を作り出すことが、多くの国家にとって独立以来の課題であり続けたのです。このような、列強の勢力争いに基づく国境線をISは否定しているのであり、その建国宣言は、近代以降の歴史そのものの拒絶ともいえるでしょう。

イスラム国と対立する「国家」
 一方的に独立を宣言し、異教徒や、同じスンニ派ムスリムであっても従わない者を処刑したり、奴隷にしたりするISは、国際的な脅威とみなされています。8月8日、米国をはじめとする欧米諸国やサウジラビアなどスンニ派のイスラム諸国は、イラク政府からの要請に沿って、イラク領内での空爆を開始しました。

 一方のシリアは、イラク戦争後の2003年から米国が支援し続けたイラクと異なり、欧米諸国と対立してきました。そのため、シリアでのIS空爆は、やはりISと対立するアサド政権を利するのではという懸念もありました。しかし、9月23日に米国はスンニ派イスラム諸国とともに、シリア領内でも空爆を開始したのです。

 これに関して、米国はシリア政府との協力を否定。一方、アサド政権、そしてアサド政権を支援し、やはり欧米諸国と対立するイランは、これを黙認しているだけでなく、欧米諸国とは別のエリアでISを空爆しています。つまり、従来から対立してきた欧米諸国=スンニ派諸国とイラン=シリアは、ISへの対応において事実上の共同戦線を張っているといえます。

 各国政府にとって、ISは安全保障上の脅威であるだけでなく、既存の国境線に基づく国家システムそのものを否定しかねない存在です。立場の違いを超えて、ISの封じ込めで一致する状況は、それぞれの国家が自らの存立基盤である既存の国境線の存続を図り、これに対する異分子の排除に共通の利益をもつことを示します。

1154名無しさん:2015/10/30(金) 23:27:42
>>1153

イスラム国の抱える反「近代性」
 ISは近代以降の歴史の産物である既存の国境線を否定していますが、新たな「国家」として独立を宣言しています。その意味で、ISもやはり国家システムの存続を念頭に置いているといえるでしょう。

 ただし、ISが想定する「国家」は、近代的なものとは大きく異なります。近代以降のヨーロッパでは、宗派や習慣にかかわらず、そこに暮らす人々の集合体を「国民」と捉え、それが国家のメンバーであると同時に主権者であるという概念が生まれました。

 実際にはヨーロッパでも、言語の統一や、ユダヤ人迫害に象徴されるように、少数者が同化や抑圧の対象になりました。また、スコットランドのように、国家のなかの地域へのアイデンティティが強く残ることも珍しくありません。しかし、少なくとも理念としての「国民」は、宗派や習慣の違いを包含するものとして発達したのです。多くの国で、信仰や思想・信条が個人の内面の問題とされたのは、そのために欠かせない措置でした。

 これに対して、ISの支配のもとでは、異教徒にイスラムのスンニ派への改宗が求められ、拒絶すれば奴隷にされたり、殺害されたりする事態が多数報告されています。つまり、ISではスンニ派ムスリムであることが、国家の「一人前のメンバー」としての条件になっているのです。これは近代以降に発達した、「個人の平等」や「他者との共存」を念頭に置いた「国民」概念より、狭い捉え方といえます。

イスラム国が示す「現代性」とは
 ただし、反近代的な一方で、ISには現代的な側面もあります。ISに顕著な「他者との共存」を拒絶する傾向は、程度の差はあれ、現代世界で広くみられるものです。

 「国民」概念が生まれたヨーロッパでは、2014年EU議会選挙で、移民排斥を訴える極右政党が躍進した一方、スコットランドなどで分離独立運動が高まりました。米国でも、人種や文化の違いに由来する殺人など「ヘイトクライム」が頻繁に発生する一方、富裕層だけが集まった自治体の創設が相次いでいます。これらは、「『自分たち』だけでやっていきたい」という「公的領域におけるメンバーシップの純化」を目指す動きで一致します。

この傾向は、以下のような変化を背景とします。
・1990年代以降、グローバルな市場経済化により、世界各地で貧困と格差が深刻化してきており、世界金融危機がこれに拍車をかけたこと、
・社会状況の悪化と不安定化にともない、「既存の国家システムで優遇されている(英国におけるイングランドなど)、あるいは逆にその負担となっている(ヨーロッパの移民など)」とみられる存在への反感や不満が増しやすい状況が生まれたこと、
・社会の亀裂が深まるなか、「理念としての国民」の信憑性が揺らいでいること、
・それと並行して、文化、宗教、人種などに、より「確実な」結びつきが見出され、その裏返しとして「他者との共存」が拒絶されやすくなること、です。

1155名無しさん:2015/10/30(金) 23:28:07
>>1154

 特に対テロ戦争が始まって以来、欧米諸国でムスリム系市民は、時に監視、嫌がらせ、襲撃の対象になってきました。これは、SNSなどを通じたISの呼びかけに、多くのムスリム系欧米市民の若者が応える背景になったといえます。つまり、ISに参加するムスリム系欧米市民の若者たちには、理念では「国民」の一員であるはずなのに、そのように扱われていないという不満があるのです。

 「国民」概念はもともと一種のフィクションだったわけですが、現代の世界では、社会状況の変化によってこの信憑性を疑問に感じ、拒絶するひとも増えています。その意味で、近代史の産物である国境と近代的な概念を否定するISの台頭や蛮行は、「他者との共存」を拒絶する、現代の風潮を象徴するものといえるでしょう。

1156名無しさん:2015/10/30(金) 23:35:08
サイクス・ピコ:中東の運命を決めた西側諸国の合意 | カッパドキアプレス
http://cappadociapress.net/turkey_news/2015/07/19/1400

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サイクス・ピコ:中東の運命を決めた西側諸国の合意
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第1次大戦中、連合軍はオスマン帝国を打ち破り戦後のヨーロッパ植民地時代の布石として中東の地図を塗り替えたのた。

彼らは(連合軍)は自分たちの利益を守るために、この地域の特性を無視し、彼らの政治によって人工的な国境を引き、今日まで続く紛争の種をまいたのだった。


フランスとイギリスは、以前にはオスマン帝国と常に良好な関係にあったが、双方とも貿易や外交的目的を超越した、中東支配の確立という意図を持っていたのだ。
この構図は、彼らのライバルであるロシア帝国に対抗してオスマン帝国を支援するという政治的な理由からであった。

19世紀の終わりに向けて風向きが急に変わり、ロシアとイギリスの関係がかなり改善したのだ。
イギリスはロシアと交渉し、オスマン帝国についてはもはや良くは考えなくなったのだった。

イギリスは、オスマン帝国が中東を手放し、オスマン帝国が弱体化した国家として存在し続けるか、完全に解体するよう仕向けるたくらみを始めたのだ。
スルタン・アブデュルハミドは、イギリス、ロシア、フランスとの関係維持に努めたが、同時に支援者を探し、同盟者としてドイツが浮上したのだ。

しかし、中東に関するドイツの思惑も他の国のものとさほど変わらなかったのだ。


スルタン・アブデュルハミドは1909年に廃位され、オスマン帝国はドイツびいきの者たちに乗っ取られ、ドイツが支配するようになった。
オスマン帝国の未来はドイツと同盟し、イギリス、フランス、ロシア間の同盟国に敵対して第1次大戦に参戦したときに完全に変わってしまったのだ。

オスマン帝国が戦争に勝つかそうでないかにかかわらず、多くのことを妥協せねばならないことは明白であったのだ。

数年後、5世紀にもわたりオスマン帝国支配下で暮らしてきたアルバニアのイスラム教徒たちは、オーブレイ・ヘルベルトなどイギリスの諜報将校たちの組織的な成功によって独立を勝ち取ったのだが、バルカン半島での新国家設立により、オスマン帝国はアドリア海との関係を断ち切られたのだ。

そして、同様のたくらみが中東でも実行されていたのだった。


統一と進歩委員会(CUP)によって、待望の機会が与えられたのだ。
民族主義者たち(主に青年トルコ党の統一と進歩委員会員)が戦時中に汎トルコ主義を実践したことで、特にアラブ人と他のオスマン社会で不満を生んだのだ。

オスマン帝国支配下でメッカの自治太守であったフセイン・ビン・アリは統一と進歩委員会(CUP)の支配体制と衝突し、フセインの息子のアブドゥラーの助けを借りて、フセインはイギリスと連絡を取ったのだ。

フセインは1916年に統一と進歩委員会(CUP)が反宗教的な行為を行っていると警告し、2つの通達を発した。

フセインは反逆者と断定され、シリアの統治者ケマル・パシャの命により、アラブ寄りの自立民族主義者に加えて、フセインの親族と義理の息子に対する処刑が実行されると、フセインとオスマン帝国の関係は断絶されたのだった。

この段階で、エジプトのイギリス事務所のアラブ局に赴任し、アラビア人をイギリス側につかせ、第1次大戦中にアラビア民族独立運動を巻き起こすよう命じられた諜報将校アラビアのロレンスが登場したのだ。

ロレンスはイスタンブールで何年も高級官僚として勤務したフセイン・ビン・アリとオスマン帝国議会にいるフセインの他の息子たちと連絡を取り、反乱の見返りとしてアラビア半島に沿って、シリアからイラク、イェメンまでに及ぶアル・ハシム・アラビアイスラム帝国の創設を約束したのだった。

その間、アル・アヒドという名のアラブ人民族主義者が彼らを支援したのだ。しかし、戦争初期にイギリスはフランスにレバノン、パレスティナを含むシリア領土の割譲を約束したのだ。

大戦中、トルコ専門家であるアラブ局のオーブレイ・ヘルベルトは、イギリスはもはやフランスを必要とせず、反トルコのためにアラブ人を利用するよう統一と進歩委員会(CUP)を嫌うフセイン・ビン・アリと交渉する必要があるという報告を用意していた。

彼の報告では、シリアはアラブ人に与えられるべきだとされている。
その間、フセインはイギリスのエジプト統治者と折り合いがつき、彼の息子と共に1916年11月にアラブ人反乱を開始したのだった。

1157名無しさん:2015/10/30(金) 23:35:37
>>1156

外交においてダブルスタンダードを演じていることに気づきつつも、イギリスは中東に対して他の政策を実行したのだ。
マーク・サイクスは、カソリック協会の外交官の息子で、イェズス界の学校で訓練を受けたのだが、彼はオスマン帝国内で特権を有した外交官であり、代理大使であった。

彼はイスタンブールに滞在したが、サイクスは今日のいわゆる政治家や歴史家には見えないが、1つ重要なことに気づいていたのだ。
「アブデュルハミドの退位は暴君の失墜ではない。これは社会と見識の崩壊であるのだ。宗教を基盤とした帝国の威信と伝統に代わり、無神論、唯物論、自由が受け入れられたのだ。」

「イスタンブールは1時間で変わった。民衆の心の支えであるイスラム教と軍隊の勢いは突然なくなったのだ。」

「カリフと聖職者とコーランは判断することを止め、もはや心の源泉とはならなくなった。」とサイクスはかつて言っているのだ。


第1次大戦中ガリーポリ、エジプト、アデン、イラクで諜報員として、サイクスはイギリス支配の下で石油備蓄の確保とパレスチナにユダヤ人国家建国に責任があったのだ。


イラクでオスマン帝国に対するイギリス側の軍勢が敗れて2週間後の1916年5月16日、サイクス・ピコ合意がロンドンで行われた。

この合意によれば、フランスは、トルコのアダナ、アンテップ、ウルファ、マルディン、ディヤルバクールに加えて、シリアとレバノンを獲得し、パレスティナとイラクはイギリスに割り当てられている。

ロシアについても触れられており、トルコのトラブゾンと、エルズルム、ワン、ビトリスが約束されていたのだった。

アラビア半島中で小さな委任国家が樹立される予定で、トルコのイスケンデルン(イスカンダル)は自由交易港とされ、一方で、イェルサレムは自由都市とされた。

サイクスは、トルコ寄りからシオニスト寄りに役割を変え、パレスティナにユダヤ人国家設立の道を開いたのだった。

こんなわけでパレスティナは「3つの陣営から約束の土地」と言われるのであり、結局のところ、アラビアとヨルダンとイラクはフセイン・ビン・アリと彼の息子のものとなったのだ。


アラビアがイギリスの強力な味方であるイブン・アル・サウドに与えられた時、フセイン・ビン・アリは、だまされたことに気づき、イギリスの言うことが正しいと信じたことが間違っていたのだと気づいたのだった。


大戦末期に、フセイン・ビン・アリの2人の息子がイラクとヨルダンの王になったが、彼はキプロスに追放されたのだった。

1158名無しさん:2015/10/30(金) 23:35:45
>>1157

後年イギリス大使となるピコはアナトリアを来訪し、トルコの新たな主役であるムスタファ・ケマルと会談した。
ピコはムスタファ・ケマルにトルコの新体制へのフランスの支援を通知し、ごく短期間の後に、フランス軍は以前占領していたアナトリアの全土から撤退したのだ。

反対に、サイクスは1919年のパリ講和会議の最中に奇妙にもスペイン風邪に罹患し、亡くなったのだ。
彼がイギリス外務省の名でサインした合意によって、パレスティナの土地でユダヤ人国家設立をかかげることが明らかとなったが、この合意はバルフォア宣言として知られている。

1920年4月にトルコでアンカラ新政権(ムスタファ・ケマル)が樹立される一方で、サンレモ会談が開かれ、イギリスはフランスと再度合意に達している。

フランスは、イラクの石油の25%の分け前とシリアと引き換えに、モスルを含むイラクの土地をイギリスに引き渡したのだ。

トルコ国内がバラバラになる一方で、イギリスはトルコからモスルを守るために東アナトリアとイラクにクルド人国家を設立することを考えていたのだ。

1919年イギリスはクルド人を利用してトルコからモスルの油田地帯を守るために英国諜報将校のノエル大佐を派遣した。

第1次大戦中、イスラム教徒のクルド人はトルコを支援していたが、その時イギリスはアルバニアと同じような手口でクルド人に国の設立を約束していたのだ。

しかし、これは容易ではなかったのだ。イギリスは、クルド人たちが協力的でなく、自治能力がなく、敵対的な部族構造による国民感情を考えこの動きを躊躇したのだった。

ローザンヌ条約でトルコがモスルをあきらめた時、クルド人国家計画は終わったのだった。


これらすべてのことが起こっている間、大洋を挟んで常に中立だと思われていたアメリカ合衆国はこれらすべてに関係しつつもカーテンで隠されながら重要な役割を演じていたのだった。

第1次大戦により、ある重要な任務がアメリカに課せられたのだが、アメリカは喜んでそれを受けたのだ。
このようにして、イギリスとフランスが画策した「世界新秩序」の主役はアメリカとなり、アメリカは全エネルギー資源の支配を望んだのだった。

しかし、アメリカにとって、中東のことをよくわかっていないがゆえに、新たな統治者と一緒に引かれた人工的な国境を意のままに操るのは容易ではなかったのだった。

サイクス・ピコ合意によってひかれた国境線は、この地域が将来に直面する未曾有の混乱の伏線であったのだ。

それとは逆に、大国はトルコ人、アラブ人、イラン人に対して優位に立とうとして、常にクルド人問題にこだわるのだ。


参照元メディア:www.dailysabah.com 
参照元記事URL:http://www.dailysabah.com/features/2015/07/10/sykes-picot-the-western-agreement-that-sealed-the-middle-easts-doom

1159名無しさん:2015/10/30(金) 23:52:06
【地図】地中海の難民・移民の流れ
http://ikeuchisatoshi.com/%E3%80%90%E5%9C%B0%E5%9B%B3%E3%80%91%E5%9C%B0%E4%B8%AD%E6%B5%B7%E3%81%AE%E9%9B%A3%E6%B0%91%E3%83%BB%E7%A7%BB%E6%B0%91%E3%81%AE%E6%B5%81%E3%82%8C/

1160チバQ:2015/10/31(土) 18:24:33
http://www.sankei.com/world/news/151031/wor1510310043-n1.html
2015.10.31 18:13

過半数なるか…エルドアン大統領、改憲の「野望」へ正念場 トルコ出直し選





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トルコ共和国の創立記念日に出席するエルドアン大統領=29日、アンカラ(ロイター)
 【ディヤルバクル(トルコ南東部)=大内清】連立交渉の不調に伴うトルコ国会(定数550)の出直し総選挙が1日、行われる。6月の前回選挙で過半数割れに追い込まれたイスラム系の第1党、公正発展党(AKP)が単独過半数を回復するかが焦点。AKPを実質的に率いるエルドアン大統領にとっては、自身の野望である大統領権限強化のための改憲に向けた正念場だが、AKPへの援護射撃を狙った強硬な手法が、同国の政治的分裂を深める結果をも呼んでいる。

 現地メディアが伝えた最新の世論調査によると、AKPの支持率は前回の得票と同程度の40%台前半にとどまっている。前回選挙で法定得票率10%を達成しAKPから多くの議席を奪った少数民族クルド人系の人民民主党(HDP)や、第2党の左派、共和人民党(CHP)も勢力を維持しており、このまま投票が行われれば、どの政党も過半数に届かない可能性は高い。

 トルコは前回選挙後の7月、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」との直接対立は避けるとの方針を転換し、国内のイスラム国メンバー摘発に乗り出したほか、断続的に和平協議を続けていた非合法武装組織「クルド労働者党(PKK)」の掃討を開始。エルドアン氏は、「内」と「外」の両面に敵を設けることで「強い政府」の必要性を訴える戦術をとった。

 またトルコでは、政府に批判的な言論の封じ込めも進む。10月下旬には、エルドアン氏と敵対する同国最大のイスラム団体、ギュレン運動系のテレビ局が当局の捜索を受け放送を停止。こうした事態に、フランス通信(AFP)や米紙ニューヨーク・タイムズなど50以上の報道機関が10月30日、同氏への声明で懸念を表明した。

 2003年から約11年にわたり首相を務めたエルドアン氏は大統領に昨年当選し、自身の権力強化に向けた改憲を目指してきた。前回選挙でAKPが過半数を割った後も、出直し選でのAKP勝利での巻き返しを期してきたが、今回党勢を回復できなければ求心力が低下するとの見方は強い。

 一方で、各党がエルドアン氏への反発を強める中でAKPの過半数割れが続けば、対イスラム国軍事作戦やシリア内戦にも関与してきたトルコが政治的に不安定化しかねないとの懸念もある。

     ◇      

【用語解説】クルド人

 トルコ南東部やイラク北部、イラン西部、シリア北部にまたがる地域に住む民族。総人口は2500万〜3千万人とされ、国家を持たない民族としては世界最大規模。トルコではクルド人地域の開発が遅れるなど差別的な待遇を受けることも多く、1980年代以降は社会主義と民族自決を掲げる「クルド労働者党(PKK)」が武装闘争を展開。同国政府とPKKは近年、和平協議を行ってきたが、今年7月以降は再び対立が深まっている。

1161とはずがたり:2015/10/31(土) 19:29:52

シリア問題 国連主導の和平プロセス支持で合意―外相級協議
http://jp.wsj.com/articles/SB11656670854055994709504581326811757854674?mod=WSJJP_hpp_RIGHTTopStoriesFirst
By VALENTINA POP AND JAY SOLOMON
2015 年 10 月 31 日 17:42 JST 更新

 シリア問題の解決に向け、米国やロシアなど関係各国は30日、ウィーンで外相級協議を開催し、国連主導の和平協議を再開することで合意した。処遇が注目されたシリアのアサド大統領については、当面、政権にとどまることを認めることになった。

 米国は以前、シリアをめぐる政治合意の条件としてアサド大統領の退陣を求めていたが、最近になって、政権移行期にアサド氏が政権にとどまることを容認する姿勢を示していた。

 米国のケリー国務長官は30日、期限を示さずにアサド氏の退陣を求めたものの、退陣の時期について各国が一致しなくても協議の妨げにはならないと述べた。これに対し、イランとロシアはシリア国民だけがアサド氏の今後を決めることができると強調した。

 ケリー氏はまた、ロシアとイランがシリアの今後を決める上で主要な役割を担うことに同意した。だが、こうした姿勢は米国と同盟関係にあるアラブ諸国に受け入れられない可能性がある。

 協議は7時間に及んだ。この合意により、新憲法や選挙に関する交渉が前進することになる。ロシア、米国、イラン、サウジアラビアなど地域や世界の大国が初めてそろってシリアの和平プロセスを支持した。

 協議を締めくくる共同声明には、シリアの「国家機関はそのまま残る」と明記されており、アサド氏については明確には言及してない。「信頼できる、包括的な無宗派の統治」を実現するために新憲法の起草や国連監視下で行われる自由選挙の実施というプロセスから、アサド氏は排除されていない。西側諸国はアサド政権に、「たる爆弾」で市民を攻撃することをやめるよう要求しているが、共同声明にはこの要求は盛り込まれなかった。

 イランのアブドラヒアン外務次官は協議終了後、「われわれの努力の結果、最終的な声明にアサド氏退陣の日程は含まないことで合意した」とツイッターに投稿した。

 協議終了後の共同記者会見では、ケリー国務長官とロシアのラブロフ外相はアサド氏の処遇をめぐる両国の対立が解消されていないことを明らかにしたが、両者とも、そのことが内戦終結を妨げることはないと述べた。

 ケリー氏は「はっきり言っておくが、答えはアサド氏との軍事同盟の中にではなく、幅広い外交的な解決策の中で見つけるべきだ」と述べた。

 国連によると、シリア内戦による死者数は20万人を超え、1400万人が家を追われた。

 フランス政府高官によると、アサド氏の退陣時期を明確に設定するよう求める西側諸国や湾岸諸国と、アサド政権を支持し、アサド氏への言及を一切避けたいロシアとイランとの間で綱引きがあったという。ケリー氏はアサド氏が4〜6カ月の間に退陣して、18カ月後に新たな選挙を実施するという日程を提案したが、ロシアとイランが直ちに拒否したという。

 この政府高官はイランが文書について合意させないように「ありとあらゆる手を使っていた」と述べた。

 30日の協議では、サウジアラビアとイランの外相がシリア問題をめぐって初めて同じテーブルに着いた。欧州連合(EU)のモゲリーニ外務・安全保障政策上級代表は先週行われた前回協議でイランの参加を強く求めたが、サウジが反対していた。

 シリア内戦をめぐってはこれまでも、国連の仲介による和平交渉が行われたが、内戦が泥沼化して失敗に終わった。2012年4月には当時シリア問題担当の国連特使だったコフィー・アナン前国連事務総長が6項目の和平案を提案したものの、停戦には至らなかった。アナン氏の後任に就任したラクダール・ブラヒミ氏も引続き努力を重ねたが、アサド大統領の処遇について意見が分かれ、和平協議は行き詰った。

1162チバQ:2015/11/01(日) 10:47:30
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151101/k10010290481000.html
トルコ総選挙 きょう投票 与党の過半数確保が焦点
11月1日 4時14分

トルコ総選挙 きょう投票 与党の過半数確保が焦点
トルコの総選挙は、1日、投票日を迎え、ことし6月に単独政権の座を失った与党が相次ぐテロなどで野党から厳しい批判を受けるなか、過半数の議席を確保できるかが焦点となっています。
トルコでことし6月に行われた総選挙では、2002年以降単独で政権を担ってきた与党AKP=公正発展党が、クルド系政党に票を奪われる形で初めて過半数の議席を得られませんでした。
AKPはその後、野党との連立を目指しましたが決裂したため、やり直しの総選挙が行われることになったもので、トルコ東部では1日午前7時、日本時間の午後1時から投票が始まり即日開票されます。
トルコでは前回の選挙のあとに隣国シリアとの国境近くで起きたテロ事件をきっかけに、政府軍がシリアの過激派組織IS=イスラミックステートやクルド人武装組織への軍事作戦に乗り出しました。しかし、先月には首都アンカラで、100人以上が犠牲となる爆弾テロ事件が起きるなど、衝突やテロで治安が不安定化し、選挙戦で野党側は与党AKPやその実権を握るエルドアン大統領を厳しく批判しています。
AKPが第1党になるのは確実とみられますが、単独で政権を担うために必要な過半数の議席を得られなければ、政治的な混乱が続くものとみられ、ISの掃討作戦やシリア難民の問題などにも影響を及ぼすことになります。

1163チバQ:2015/11/01(日) 20:12:42
http://mainichi.jp/select/news/20151101k0000m030066000c.html
トルコ総選挙:与党、単独政権狙う…1日・投開票
毎日新聞 2015年10月31日 22時39分(最終更新 11月01日 00時12分)

 【エルサレム大治朋子】トルコで1日、総選挙(1院制、定数550、任期4年)の投開票が行われる。6月の総選挙で、13年ぶりに過半数割れした公正発展党(AKP)が、連立協議に失敗し、単独政権返り咲きを目指して、再選挙に持ち込んでいた。カギを握るのはAKP支持者が一部流れるなどして躍進を遂げた左派系の少数民族クルド系政党、国民民主主義党(HDP)支持票の行方だが、AKPが再び少数与党の現状維持に終わる可能性も指摘されている。

 トルコでは10月10日、首都アンカラで100人以上が犠牲となるトルコ史上最悪の連続爆弾事件が発生。検察当局は同月28日、過激派組織「イスラム国」(IS)関係者による犯行だったと発表した。被害の大きさから、国内では政府の治安対策への批判が強まっており、AKPには逆風になるとの見方が強い。

 また、爆弾事件の犠牲者の多くは、当時集会を開催しようとしていた少数民族クルド人の人権保護などを訴える団体の関係者らで、クルド人の不満が強まっている。

 さらに、政府が当初、反政府武装組織クルド労働者党(PKK)が同事件に関与した疑いもあると指摘したため、6月の選挙で躍進した同じクルド系の政党HDPの「イメージ悪化を狙った政府のもくろみ」との声も高まった。

 HDPは非暴力を掲げ、PKKの武装闘争とは一線を画す。だが与党は、HDPとPKKを一体として見なすことで、クルド系の支持を取り戻したい考えがあるとも言われる。

 東京では10月25日、総選挙の在外投票が行われたトルコ大使館前で、クルド人とトルコ人数十人が殴り合う乱闘事件が発生。緊張の高まりを印象付けた。

 6月の選挙では、AKPが258議席にとどまり、単独政権を維持してきた2002年以降初めて過半数を割った。中道左派で世俗主義の野党、共和人民党(CHP)はほぼ現状維持の132議席。右派の民族主義者行動党(MHP)と、同選挙で初めて政党として候補者を擁立したHDPがそれぞれ80議席を獲得する躍進を遂げて第3党を確保した。

 今回の選挙でAKPは再び半数(275議席)を上回り、単独与党を奪還して念願の大統領権限強化のための憲法改正などに着手したい思惑がある。AKP所属のアクドアン副首相は30日、「HDPに(クルド問題の)解決を求めて投票した人々は今、失望している」と指摘。HDPに流れた票の奪還に自信をにじませた。

1164チバQ:2015/11/01(日) 20:33:50
http://www.afpbb.com/articles/-/3064664
迫る冬の到来、助け合う被災者たち アフガン・パキスタン地震
2015年10月29日 18:50 発信地:チトラル/パキスタン
【10月29日 AFP】アフガニスタン北部で26日に発生し、死者370人を出したマグニチュード(M)7.5の地震は、約3か月前に洪水の被害を受けたパキスタン北西部のチトラル(Chitral)地区に再び大きな被害をもたらした。

 冬の到来が迫り、気温はすでに下がり始めているため、住民に政府の支援を待つ余裕はない。人々は夜空の下で眠り、お互いが持つ食料に頼りながら、力を合わせて生活を立て直そうとしている。

 AFPの取材に対して、チトラル近郊のケス(Kesu)村の住民は、「寒さが厳しい中、子どもたちは野宿することを強いられている。誰も助けに来てくれない」と語った。

 また別の男性は、「人々はお互い助け合っている。地震を耐えた家で暮らす人々は、被害を受けた人々に食べ物を配り、避難場所を提供している。建物のがれきを取り除くためにも協力し合っている」と話した。

 チトラル地区を含むカイバル・パクトゥンクワ(Khyber Pakhtunkhwa)州では今年7月、数週間にわたる豪雨により洪水が発生し、38人が死亡。同地区では数千人が避難を強いられ、数十か所の道路や橋が損壊する被害を受けた。だが今度は地震に見舞われ、同州は再び大きな被害を受けた。被害の全容はやっと明らかになり始めたばかりだ。(c)AFP/Gohar ABBAS

1165チバQ:2015/11/03(火) 15:33:34
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201511/CK2015110302000127.html
トルコ総選挙 与党が右派取り込み 「テロとの戦い」強調奏功

2015年11月3日 朝刊


 【カイロ=中村禎一郎】トルコからの報道によると、一日に投票が行われたトルコ国会(一院制、定数五五〇)の総選挙で、与党公正発展党は、即日開票の結果、三百十六議席を獲得する見通しとなり、六月総選挙の過半数割れから大幅に党勢を回復した。「テロとの戦い」を強調することで、国内右派の支持層取り込みに成功した。
 公正発展党は六月の総選挙で二百五十八議席にとどまり、二〇〇二年の政権獲得以来初めて過半数割れに。連立協議も不調で、早期解散により再選挙を選択する異例の事態となっていた。
 単独政権の座を確保したことで、与党出身のエルドアン大統領が悲願の憲法改正を実現させ、さらなる権限強化を進められるかが今後の焦点となる。
 また与党主導のトルコ政府が七月以降、「国内でテロを実行した」として、過激派組織「イスラム国」(IS=Islamic State)とクルド系の非合法武装組織クルド労働者党に対して続けてきた空爆への影響も注目される。
 与党は投票前の世論調査では苦戦が伝えられたが、極右政党と六月選挙で躍進したクルド系政党国民民主主義党から議席を奪い取る形となった。
 与党は選挙戦を通じて、空爆対象の非合法武装組織クルド労働者党と国民民主主義党が関係を持っていると印象づけることにも成功。テロに反発するクルド層が国民民主主義党への投票を避けた可能性がある。
 投票率は49・4%。トルコの主要四政党のうち第二党の中道左派共和人民党は前回とほぼ同じ百三十四議席、国民民主主義党は二十一議席減らし五十九議席を獲得する見通し。

1166チバQ:2015/11/03(火) 15:37:01
http://mainichi.jp/select/news/20151103k0000m030123000c.html
トルコ総選挙:与党が単独過半数 早期安定化は不透明
毎日新聞 2015年11月02日 21時56分(最終更新 11月03日 00時08分)

 【エルサレム大治朋子】1日に開票されたトルコ国会(1院制、定数550、任期4年)の出直し総選挙は、イスラム系与党の公正発展党(AKP)が得票率49.5%で317議席を獲得した。アナトリア通信が伝えた。6月の総選挙で少数与党に転落したAKPは当初の予想を覆し、単独政権に復帰した。だが少数民族クルド人との対立激化や治安の悪化、経済の不振など課題は山積しており、早期の安定化が実現するかは不確かだ。

 「国民が安定を望んだ」。エルドアン大統領は1日夜、イスタンブールのモスク(イスラム礼拝所)でそう述べ、勝利を宣言した。

 AKPは2002年から13年間単独政権を維持してきたが、6月の選挙で少数与党となり、他党との連立協議にも失敗。出直しの総選挙となった。AKPの勝利は、国民が治安や経済の「早期改善と安定化」を求めた結果だが、特にクルド人との対立は深刻化しており、収束に向かうかは定かではない。1日夜、南東部ディヤルバクルでは選挙結果に反発したクルド人らが警官隊と衝突した。

 政権は7月、「テロ対策」として過激派組織「イスラム国」(IS)のシリアの拠点や、トルコの反政府武装組織クルド労働者党(PKK)がイラクに構える軍事拠点への空爆を開始。IS空爆は米国の要請に応じた形だが、トルコは独自にPKK攻撃も始めた。同時期に行うことで、「少数民族抑圧」などの批判を封じ込める狙いがあったとされる。

 だがその重心はクルド攻撃にあった。地元メディアによると、IS空爆はこれまでに6回程度。ロイター通信によると、PKKへの空爆は8月23日までに400回に達した。

 AKPは前回選挙で減らした議席を、急伸した左派系のクルド系政党・国民民主主義党(HDP)から奪還する必要に迫られていた。HDPはPKKの武装闘争とは一線を画す。だがAKPはPKK攻撃で「トルコ対クルド」という対立構図をあおり、「民族主義」を鼓舞。これが奏功してHDPに流れた票を取り戻し、同じ保守の民族主義者行動党(MHP)の切り崩しにも成功したとされる。

 両党は6月の選挙から計61議席を減らし、その大半はAKPに流れたとみられる。中道左派で世俗主義の野党、共和人民党(CHP)は前回より2議席多い134議席を獲得した。投票率は約85%だった。

 今回、エルドアン大統領が目指す実権型大統領制の導入に向けた憲法改正に必要な330議席には及ばなかった。だが、大統領は既に「私は直接選挙で選ばれている。実権型大統領と同等の権限を持つ」と述べており、さらなる権限拡大を独自に図る可能性もある。

 ロイター通信によると、AKP党首のダウトオール首相は2日未明、党本部に集まった支援者らに対し、「新しい文民による憲法を作るよう全ての党に呼びかける」と述べ、憲法改正に意欲を示した。

 ◇権威主義化の懸念

 オーストリア・グラーツ大(現代トルコ、南東欧州学)、ケレム・エクテム教授の話

 今回の勝利は、公正発展党(AKP)の「脅し」戦術が奏功した結果だ。少数民族クルド人との戦いを再燃させ、社会を分断し、内外に「敵」を作り、恐怖で支配した。国民は安定化を望んで投票したが、AKPといえども「安定」は捏造(ねつぞう)できない。経済の不振、反政府武装組織クルド労働者党(PKK)や過激派組織「イスラム国」(IS)との紛争激化の現実は簡単には変えられない。

 経済では(先行きの不透明感から)投資が減少し、労働者の安全管理なども劣化して事故が相次いでいる。AKPに近い企業家ばかりを優遇するなど構造的腐敗も進んでいる。

 欧州はシリア移民問題でのさらなる貢献を期待し、かねて懸念を示してきたメディアへの抑圧などには目をつぶっている。

 ダウトオール首相やエルドアン大統領が今回の結果をどう読むか。市民は安定化を求めたと認識するのか、それともトルコをより権威主義化し、イスラム化することに道が開かれたと受け止めるのか。首相の勝利演説は、残念ながら後者の可能性を示している。

1167チバQ:2015/11/03(火) 15:40:19
http://www.sankei.com/world/news/151102/wor1511020058-n1.html
2015.11.2 19:34
【トルコ出直し選挙】
エルドアン氏「賭け」に勝ち息吹き返す 強い政府求める民意追い風 オスマン帝国王「スルタン」投影

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2日、イスタンブールのモスク前で笑顔を見せるトルコのエルドアン大統領(中央)(ロイター=共同)
 トルコのエルドアン大統領は、今回の出直し総選挙でイスラム系与党、公正発展党(AKP)が勝利したことで、昨年の大統領就任後で最大の政治的危機を乗り越えたといえる。悲願である議院内閣制から大統領中心制への転換に向けた憲法改正は当面困難な状況とはいえ、オスマン帝国の王になぞらえて「スルタン」と呼ばれる同氏が今後も内政・外交両面に影響力を発揮していくことは間違いない。(イスタンブール 大内清)

 近年のトルコ政治は、権威主義的な傾向を強めるエルドアン氏の手法の是非が最大の争点だった。2013年には最大都市イスタンブールなど各地で、メディア規制や社会のイスラム化を進めるエルドアン政権への大規模な抗議デモが発生。今年6月の総選挙では、少数民族クルド人系の左派、人民民主党(HDP)が反AKP票を吸収してAKPを過半数割れに追い込んだ。

 しかし、エルドアン氏はここで賭けに出る。7月、直接対立を避けていたイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」や、和平協議を進めていた非合法武装組織「クルド労働者党(PKK)」に対して軍事作戦を展開し、一種の“戦時状態”を演出する半面、AKPと他党との連立協議には消極的態度をとって出直し選の実施を指示したのだ。

 2日付の現地紙ヒュリエトなどは、PKKとの戦闘やイスラム国の関与が疑われるテロが頻発する中、有権者がエルドアン氏の主張する「強い政府」に引きつけられたと分析。エルドアン氏は1日、声明で「国民は行動することを選んだ」とAKP勝利を称賛した。

 AKPの単独過半数回復が報じられた1日夜、イスタンブールでは、早くも通貨トルコ・リラの対米ドルレートを引き上げる両替商があらわれた。連立政権が回避されたことで、政治・経済の安定に期待が高まったためとみられる。2日の株式市場も上昇で取引が始まった。

 一方で、いったん開かれたPKKとの戦端を収拾し和平プロセスを再始動させるのは困難が予想される。ロシアのシリアへの軍事介入や米国の中東での退潮が進む中、アサド政権打倒を主張するエルドアン氏と国際社会の食い違いが拡大する可能性もある。トルコ政府の方針は同氏の人格や指導力に左右される部分が大きいだけに、今後も「エルドアン」はトルコ政治最大の争点であり続けそうだ。

1169チバQ:2015/11/03(火) 15:53:25
AKPは316議席
共和人民党(CHP)が134議席を確保して2位。
少数民族クルド系の左派、人民民主主義党(HDP)が56議席、
右派の民族主義行動党が41議席
http://www.cnn.co.jp/world/35072852.html
トルコ総選挙、与党が予想外の圧勝
2015.11.02 Mon posted at 12:40 JST
(CNN) 1日に投開票されたトルコの議会選挙(定数550)で、ダウトオール首相の保守系与党、公正発展党(AKP)が予想外の圧勝を収めた。
同国のアナドル通信が発表した中間結果によると、AKPは316議席と、過半数の276を大幅に上回る議席数を獲得した。ただし、エルドアン大統領が主張する憲法改正へ向けた国民投票を発議できる議席数には達しなかった。エルドアン氏は、大統領の権限を強化する憲法改正を提案している。
ダウトオール首相は出身地の中部コンヤで「勝利の日」を宣言し、「我々の民主主義が勝利した」と述べた。
中間結果によると、中道左派の共和人民党(CHP)が134議席を確保して2位。少数民族クルド系の左派、人民民主主義党(HDP)が56議席、右派の民族主義行動党が41議席と続いている。
エルドアン氏が結成したAKPは12年以上にわたり単独与党として政権を運営していたが、今年6月の総選挙で過半数割れとなり、野党との連立協議も決裂していた。今回の再選挙も、事前の世論調査や専門家の予想では同様の結果に終わるとの見方が強かった。
同国では10月、首都アンカラ中心部で過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」による自爆テロが発生。政府とクルド系非合法武装組織、クルディスタン労働党(PKK)による衝突の終結を求めていた集会の参加者ら100人以上が死亡した。これを受けて政府の治安態勢を批判する声が強まり、与野党の対立が深刻化していた。
総選挙がAKPの圧勝に終わったとはいえ、PKKへの対応やシリア内戦をめぐる外交政策については意見の対立が続いている。トルコ次期政権にとって、内戦の危機をどう回避するかが最大の課題になると、専門家らは指摘している。

1170チバQ:2015/11/03(火) 17:36:50
http://www.sankei.com/world/news/151101/wor1511010045-n1.html
2015.11.2 07:00
【トルコ出直し選挙】
「クルド労働党」掃討で高まる緊張 エルドアン政権への不信も

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(1/2ページ)
 トルコのエルドアン政権が今年夏、非合法武装組織「クルド労働者党(PKK)」掃討を開始して以降、少数民族クルド人が多いディヤルバクルなど南東部では当局と住民らの緊張が高まっている。住民の間には、クルド問題がエルドアン大統領の権力保持に利用されているのではないかとの不信感も強い。

 古い城壁に囲まれたディヤルバクル旧市街。貧困層が多いその一角で7月、治安部隊とPKK支持者とみられるグループとの銃撃戦があった。住民のクルド人女性、アイシャンさん(70)は「避難先から帰ったら自宅が(銃弾で)穴だらけになっていた」と嘆く。

 クルド国家の分離独立を主張しテロ闘争を展開してきたPKKとエルドアン政権は2013年、停戦で合意し、和平協議を続けてきた。しかし、今年6月の総選挙で、エルドアン氏が実質的に率いるイスラム系与党、公正発展党(AKP)が過半数割れに追い込まれると、状況が一変した。

 7月に南部スルチで「イスラム国」の関与が疑われる自爆テロが発生したのを機に、政府はイスラム国とPKKへの掃討作戦を決定。PKKによる報復テロも多発している。

 政府はなぜ、和平協議を破綻させてまでPKK掃討に乗り出したのか。クルド人や反AKP勢力の多くはその理由を、総選挙で躍進したクルド人系左派、人民民主党(HDP)に打撃を与えるためだ、と解釈する。PKKと関係が深いとされるHDPを「テロ支援者」に位置づける狙いがあるというわけだ。

 ただ、今回の出直し総選挙をめぐる世論調査では、HDPの支持率に大きな変動はなく、前回選挙に続き法定得票率10%を達成する可能性は高い。一方で地元メディアでは、今回の選挙でAKPが過半数を回復できなかった場合、エルドアン氏がなりふり構わず2度目の出直し選を模索するとの観測も流れる。

 「すべてはエルドアンの都合だ。今後もクルドへの攻撃は強まると思う」。ディヤルバクルの会社員、デニズさん(27)はこう予想し、政府への不信感をあらわにした。(ディヤルバクル 大内清)

1171とはずがたり:2015/11/04(水) 18:42:03
>イラク戦争後に生まれたシリア、イラン、イラクにレバノンのヒズボラを加えた「シーア派ベルト」に、ロシアが乗っかった形である。シーア派連合の中心はイランであり、イラク戦争後に政権をとったイラクのシーア派の後ろ盾となり、さらにはシリア内戦で劣勢に立たされたアサド政権を、レバノンのシーア派組織ヒズボラと共に支援しているのである。
サウジ・イランの地域大国の角逐にロシアは完全に片方に肩入れしているのに対し伝統的に内向き志向のアメリカが全く身動き取れていないね。。

川上泰徳
中東ニュースの現場から
「シーア派連合」と連携するロシア、「裸の大国」と化したアメリカ
http://www.newsweekjapan.jp/kawakami/2015/10/post.php
2015年10月28日(水)18時14分

 ロシアがシリア空爆を始めて間もなく1か月。ロシアの空爆参加は、1991年12月のソ連崩壊以来、初めての中東での軍事作戦実施であり、中東における政治的軍事的なプレーヤーとしての「復活」を世界に印象付けた。それは同時に、ロシアの攻勢に対して全く打つ手がない米国の、中東での影響力の決定的な退潮を露呈させた。

 ロシアの攻勢の始まりは、9月28日のプーチン大統領の国連総会演説であった。プーチン氏は米国によるイラク戦争を「民主主義革命の輸出による混乱」と非難し、「テロとの戦いでアサド政権との協力を拒否したことは大きな間違い」と言い切り、オバマ大統領への対抗姿勢を前面に打ち出した。一方でオバマ大統領はアサド大統領を「罪のない子供たちを樽爆弾で殺戮する暴君」と非難した。

 ロシアのシリア空爆開始は、プーチン大統領が国連演説で唱えたアサド支援を文字通り行動に移したものである。反体制派支配地域で活動しているシリア人権ネットワーク(SNHR)は、ロシア軍の空爆が始まって最初の1週間で23か所の空爆をロシア軍機によるものと確認できたとし、空爆によって子供25人、女性15人を含む104人の民間人が死んだ、とする。さらに23か所のうちイスラム国(IS)支配地域は5か所で、残りの18か所は反体制派地域。しかも、そのうち15か所は「医療施設、モスク、パン配給所などの民間施設だった」と報告している。

 別の人権組織のシリア人権監視団(SOHR)は、23日までのロシアの空爆による死者を446人とし、うち3分の1にあたる151人が民間人と発表した。さらに295人の戦闘員のうちIS戦闘員は75人(25%)で、アルカイダ系のヌスラ戦線の死者31人を加えても、全体の36%にしかならず、自由シリア軍や武装イスラム組織などの反体制派勢力が64%で約3分の2を占める。

ロシア軍機とシリア軍機の特徴の違い
 SNHRもSOHRも一般的には反体制派系とみなされているが、共に反体制派地域の調査員の情報や現地との連絡で情報の確認作業をしている。さらに内戦の犠牲者については、政権軍によるものだけでなく、ISやヌスラ戦線によるもの、さらに自由シリア軍による市民の殺害についても報告、集計しており、反体制派側の政治的プロパガンダばかりとは言えない。

 SNHRは、シリア軍もロシア製の軍用機を使っているため、ロシア軍機とシリア軍機を区別するのに苦労したとしながらも、反体制派の軍関係者の証言として、ロシア軍機の特徴を次のように記している。

「ロシア軍機はシリア軍機よりも高い高度を飛行し、高度を下げないで空爆する▽シリア軍機は通常1機で空爆するが、ロシア空爆機は必ず2機で偵察機も伴う▽ロシア軍機のミサイルは建物の外壁で爆発せず、中まで貫徹して爆発し、破壊力が強い」

 反体制派地域にネットワークを持つ2つの人権団体の情報は、現地についての数少ない情報源である。そして、浮かび上がってくるロシア軍の空爆の特徴は、アサド政権への脅威を「テロ」とみなし、ISも反体制派組織も区別しない攻撃である。政権に対する実際の脅威は、ISよりも反体制派組織の方が大きく、結果的にロシア軍の空爆対象は反体制派組織に重点が置かれている。さらに、反政権であれば戦闘員と非戦闘員を区別しない。

 しかし、これはアサド政権による反体制派地域への無差別攻撃と全く同じパターンであり、同じ特徴である。それが、より高度で、より強力な爆撃機とミサイルによって実施されていることになる。

 そこにあるのは、政権にたてつくものを力でねじ伏せようとする強権の発想である。しかし、力の論理が通用しなくなっているところに、「アラブの春」によって開かれた中東の新事態がある。だからこそ、シリア内戦が始まって4年半で死者が25万人を超え、うち3分の1が民間人という地獄のような状況に至っているのである。

1172とはずがたり:2015/11/04(水) 18:42:58
 その上、400万人を超える難民が国外に出て、国内避難民も700万人を超えるという第2次世界大戦後、最悪の人道的悲劇ともなっている。力でたたきつぶせばいいというプーチン流発想では、中東の状況を飛躍的に悪化させることにしかならないと強い危惧を覚える。

米国が訓練した「TOWの王」が殺された
 ロシア軍の空爆について、もう少し細部を見ていこう。いくつかの軍事関係サイトのリポートを見て分かるのは、ロシア軍の空爆が、シリア軍の地上での攻勢と密に連携していることである。ワシントンに拠点を置く米国寄りの「戦争研究所(ISW)」が21日に発表した「ロシア軍のシリア空爆報告」では、「ロシア軍の空爆は反体制派勢力を打倒しようとするアサド政権への支援を継続している。10月19日から20日にかけて、空爆はアレッポの南郊と、ハマ県の北西にあるガブ平原、ラタキア県の北東のアクラド山地などへの政権軍地上部隊による反体制派勢力に対する攻勢を援護する形で行われた」としている。

 ロイター通信によると、シリア北部の海岸地帯ラタキア周辺地域でのロシア軍の空爆で、米軍の訓練を受け、米国製TOW対戦車ミサイルを提供された反体制派「自由シリア軍」の司令官バセル・ザモが殺害された、という。TOWは米軍が自由シリア軍に提供している主要な武器の一つで、政権軍の多くの戦車がTOWで破壊されたという。

 ザモはTOWの訓練を受けて、さらに戦闘員に使用訓練をし、「TOWの王」の異名をとっていた。戦争研究所(ISW)は20日の報告で、「ロシア軍の空爆は、米軍からTOWの提供を受けた『穏健な反体制派勢力』の排除を続けている」として、TOWを装備している部隊はラタキアだけでなく、イドリブやハマ、ダマスカスでも空爆の対象になっていると記している。

 米国が訓練しているシリアの反体制派が、ロシア空軍の標的になったことは、米大統領府や米国防総省でも問題になったという。AP通信によると、米国防総省はロシア国防相の国際担当にビデオ電話を通して、「米ロの間で意図しない緊張の高まりを防ぐために、ISが活動していない地域でのロシアの軍事行動に対する懸念を表明した」という。実際にどのようなやりとりかは分からないが、報道を見る限りは、米国が公式にロシア軍に抗議したわけではなく、いかにも腰の引けた対応である。

 ロシアの空爆の特徴は、「空爆と地上軍の連携」が、明確な目的を設定して、綿密に立案されているということだろう。ロシア軍とシリア政権軍の共同作戦だが、主役となる政権軍は兵員不足のため、ヒズボラ軍およびイラン軍が監督するイランやイラクのシーア派民兵組織が参加している。作戦には、ロシアとイラン、イラク、ヒズボラという幅広い連携と意思疎通が必要となる。重要なことは、ロシアがそのような多元的な軍事作戦の一角をプレーヤーとして担っているということである。

連携して「大国」の米国に対抗するという構図
 ここでロシアの中東での「政治的軍事的なプレーヤーとしての復活」の意味合いが垣間見える。冷戦時代の米ソは、共に大国として影響力を競い、自分の影響下にある国や地域で都合のよい政権をつくり、またはつぶした。しかし、今回はそのような意味での大国としての復権ではない。プーチン大統領がとったのは、中東の国々とパートナーとして連携する立場である。

 ロシアの立場を考える時、アサド大統領が10月初めにイランのテレビ局のインタビューの中で、「ロシアとシリア、イラン、イラクでつくられた連合が成功しなければ、地域は破壊されてしまう」と語ったことが思い浮かぶ。それは、プーチン大統領が国連総会演説で言及したアサド政権と協力する連合であり、同時に米国がイラク戦争によって始めた「民主主義革命の輸出」から地域を守るための連合ということになるだろう。

 イラク戦争後に生まれたシリア、イラン、イラクにレバノンのヒズボラを加えた「シーア派ベルト」に、ロシアが乗っかった形である。シーア派連合の中心はイランであり、イラク戦争後に政権をとったイラクのシーア派の後ろ盾となり、さらにはシリア内戦で劣勢に立たされたアサド政権を、レバノンのシーア派組織ヒズボラと共に支援しているのである。

 ロシアが連合に参画する前段として、今年3月以降、アサド政権は、反体制派勢力、特に武装イスラム勢力の攻勢を受けて、守勢に立たされていた。政権軍が抑えていた北部のイドリブは、3月にイスラム系反体制派組織連合のファタフ軍に奪還された。ファタフ軍はアハラール・シャム(シリア自由人イスラム運動)やアルカイダ系のヌスラ戦線など、イスラム過激派を主力とする。

 アサド大統領は今年7月下旬の演説の中で、「我々はある地域を放棄して、重要地域に軍を集中的に投入する必要がある」と国防戦略の転換を発表した。シリア軍が人員不足のために、すべての戦線を維持できなくなっていた。

1173とはずがたり:2015/11/04(水) 18:44:04

 プーチン大統領がアサド政権を支持する理由として、シリア西部の地中海岸に面したタルトゥースにある海軍基地の維持がよく挙げられる。アサド政権の窮地を見て本腰を入れた支援に乗り出したことになるが、プーチン大統領は自分がシリアの庇護者のような立場をとるのではなく、アサド政権を前面に押し立てて、イランが率いるシーア派連合と連携、協力し、政権軍を援護する立場をとっている。

 ロシア軍の空爆は、これまで政権軍が行ってきたことと同じ手法と同じ標的であり、それを強化しただけで、何か新しい戦略を付け加えたわけではない。ロシアの思惑を推測するならば、シーア派連合にパートナーとして協力するという形をとることで旧ソ連の「大国」イメージを拭い去り、そうすることで、ロシアとシーア派連合が共に「大国」の米国に対抗する構図をつくるということであろう。

ロシアに潰された「米・イラン新時代」
 ロシアの参戦で大きく目論見を狂わされたのは米国である。米国のケリー国務長官は今年3月に、シリア内戦の政治的な解決について「移行期間についてアサド大統領と話す必要がある」と語った。春にはアサド政権の危機という見方が広がっており、イスラム過激派の勢力拡大による混乱を避けるためにも、政治的な解決の道筋を開くことが課題だった。

一方で米国を含む安保理常任理事国とドイツの6か国は、イランとの核協議で4月に枠組み合意、7月には最終合意をした。交渉の中心は米国とイランの話し合いであり、合意によって対イラン制裁が解除されていけば、米国とイランの新時代が始まるはずだった。

 米イランの関係修復は当然、シリア内戦の政治解決にもつながるはず。しかし、最終合意の直後から、イランの最高指導者ハメネイ師が「米国との対話」に反対する立場を表明するなど風向きが変わったところで、プーチン大統領がアサド支援を掲げて参画し、「米国との対抗」というくさびを打ち込んできた。プーチン氏がこの時期にアサド政権に対する軍事支援に乗り出したのは、核協議の最終合意後の「米・イラン新時代」をつぶそうという狙いもあっただろう。

 オバマ大統領としては、米国内に対イラン強硬派を抱え、イスラエルやサウジアラビアなどの湾岸諸国の間にあるイランへの警戒心を抑えながら、イランとの関係正常化に動いていた時だけに、ロシアによって米国に対抗する「ロシア+シーア派」連合が形成されたことは、大きな計算違いだっただろう。

「穏健な反体制派」軍つくりの挫折
 さらに裏目にでたのが、米軍が5月に着手した「穏健な反体制派」を訓練し、武器を与えるという反体制派支援策の挫折である。米国はISとの戦闘のために、年間5400人、3年間で1万5000人規模の反政権軍の創設を目標として軍事訓練と武器提供プログラムを開始したが、ロシアが空爆を始める直前の9月下旬に米軍はプログラムの断念を発表した。訓練できる人員が5か月で120人程度しか集まらないことや、提供した武器がアルカイダ系のヌスラ戦線などイスラム武装過激派に流れることが原因だった。

「穏健な反体制派」軍団を創設しようとした米国の政策は、自分たちが動けばみな、それになびくという「大国」意識からの発想である。しかし、米国は追従者や味方を自分の庇護下で守るという「大国」の行動はとうに放棄しているのである。庇護を与えない者の下で武器をとる者がいまの中東にいるだろうか。

 ロシア空軍の空爆で標的となって死んだTOW対戦車砲の訓練を受けた反体制派司令官は数少ない「穏健な反対派」だった。しかし、ロシア軍の空爆で殺害された時の米国の他人事のような対応が、これまでも繰り返されてきたのだろうと考えるしかない。米国の反体制派軍創設計画の無残な失敗は、米国が足場としているはずのシリアの反体制派に、実は全く足場がないという「裸の大国・米国」の無残な現実を突きつけるものである。

1174とはずがたり:2015/11/04(水) 18:45:23
>>1171-1174

パートナーがいない米国
 米国防総省は10月になって「穏健な反体制派」を訓練する代わりに、すでにある反体制派組織への武器直接供与へと戦略を転換した。米軍の空爆によって地上でのISとの戦いを支援することも発表した。まるで、ロシア軍が空爆でアサド政権軍の地上戦を支援しているのを見て、初めて地元勢力との連携の重要性に気付いたかのような対応である(とは註:流石にそれは云い過ぎで対抗上地元勢力の連係強化に動かざる得なかったと云うべきであろう)。

 アサド政権と一体化するようなロシアの参画は、シリア内戦をさらに悪化させると書いたが、ロシアの極めて巧妙なやり口を見て、いまの米国の問題が明らかになる。それは、いまの中東のどこにも、米国のパートナーがいない、ということである。かつてはパートナーだったエジプトや、サウジアラビアともぎくしゃくし、同盟国のイスラエルとの関係もこじれている。「子供たちを殺戮する暴君」とアサド大統領を非難しながら、それが相手への圧力にもならないオバマ大統領の言葉の軽さが、いまの中東での米国の存在感の希薄さを示している。


川上泰徳

中東ジャーナリスト。1956年生まれ。元朝日新聞記者。大阪外国語大学アラビア語科卒。特派員としてカイロ、エルサレム、バグダッドに駐在。中東報道でボーン・上田記念国際記者賞受賞。退社後、フリーランスとしてエジプト・アレクサンドリアを拠点に中東を取材している。著書に『イラク零年』(朝日新聞)、『現地発 エジプト革命』(岩波ブックレット)、『イスラムを生きる人びと』(岩波書店)。

1175チバQ:2015/11/04(水) 21:52:01
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201511/2015110300278&g=int
選挙後もクルド作戦継続=遠い和平、広がる失望感-トルコ


 【エルサレム時事】1日にトルコで行われた出直し総選挙(国会定数550)で、イスラム系与党・公正発展党(AKP)が単独政権の座を奪還したことを受け、政府と反政府武装組織クルド労働者党(PKK)との戦闘の行方が注目されている。AKP党首のダウトオール首相は「テロとの戦いはやめない」と強調し、トルコ軍は3日、PKKの拠点への空爆を実施した。和平を求める一般のクルド人らの間に失望感が広がっている。
 トルコ軍は3日、トルコ南東部とイラク北部にあるPKKの避難所や武器庫などの拠点を破壊したと発表した。PKKの拠点空爆は選挙後初めて。
 AKPは選挙戦で「テロとの戦い」を掲げ、PKKだけでなく、PKKと密接な関係があるとしてクルド系政党・国民民主主義党(HDP)への批判を展開した。これが奏功し、アナトリア通信によれば、6月の前回選挙で過半数を失ったAKPは59議席増の317議席を獲得。対照的に前回AKPから票を奪って躍進したHDPは、21議席減の59議席に後退した。
 選挙結果を受け、AKPの実権を握るエルドアン大統領は、PKKとHDPを念頭に「一番重要なメッセージを与えられたのは、間違いなく、分離テロ組織とその指導下にある組織だ」と強調。一方、HDP側は「不公平や不正、異常だらけの状況下での選挙活動だった」とAKPを非難した。クルド系住民が多数派を占める南東部ディヤルバクルでは、若者らによる抗議行動が起き、警官隊と衝突した。
 AKP政権は、エルドアン氏が首相在任時の2012年末からPKKと和平交渉を進めてきたが、PKKに警官2人が殺害された事件などを受け、今年7月に軍事作戦を再開。PKKも治安当局者への襲撃を続けた。約3カ月間に兵士や警官150人以上、PKK戦闘員2000人以上が殺害され、戦闘は泥沼化している。(2015/11/03-20:38)

1176とはずがたり:2015/11/06(金) 19:26:41
> オバマ大統領とケリー国務長官は、弱体化したアサドからの「管理された移行」につき、ロシアと協働できるとの希望を持っていた。米国の伝統的な同盟国、サウジ、アラブ首長国連邦などもロシアの関与拡大に熱心であった
オバマは兎も角サウジやUAEも期待してたのか!?

とりま,ロシアの民間航空機が先ず一機墜とされた訳だが。。
ウクライナを分割してイラン・シリアとシーア派連合と組んで影響圏に置くとなるとロシアの国威は発揚して国民も暫く我慢出来るのかも知れないけど,この記事を見てても弱体化したアサドは崩壊寸前というのが世界の大方の見方のようで,支えるコストが結構掛かるのに対して少なくともプーチンは支えきれると判断したって所が大きいようだ。

アフガン侵攻の二の舞に 露のシリア侵攻泥沼化は必至
http://news.goo.ne.jp/article/wedge/business/wedge_5557.html
11月05日 12:00Wedge

 ロシアのシリアへの軍事介入について、ワシントン・ポスト紙コラムニストのイグネイシャスが、10月1日付同紙にて、米国がアサド支援のためのロシアの直接的な軍事介入を予期できなかったことを指摘するとともに、ロシアのアサド支援、ジハード主義者との戦いは昔のアフガン侵攻と同じような泥沼に陥る可能がある、と指摘しています。

期待感示すも裏切られる米国
 すなわち、ロシアの対シリア軍事介入は無害とは思われないが、ほんの数か月前、米当局者にとり、ロシアがシリアに関与することは、イラン核取引の有益な副産物であるかのように見えた。ウィーンでラブロフ外相は、P5+1の同僚たちに、その他の中東の紛争解決でも協力したいと提案したとされる。

 オバマ大統領とケリー国務長官は、弱体化したアサドからの「管理された移行」につき、ロシアと協働できるとの希望を持っていた。米国の伝統的な同盟国、サウジ、アラブ首長国連邦などもロシアの関与拡大に熱心であった。イランのソレイマニ将軍のモスクワ訪問は、アサド支援のロシア・イラン同盟の不吉な予兆だったが、それ以外は、外交上、うまくいっているように見えた。

 オバマなどは、プーチンの軍事介入を予期できなかった。米国は過去3年間、シリアの反乱軍の訓練などに中途半端に取り組んだだけだった。オバマの首尾一貫した戦略の欠如がプーチンに付け入る隙を与えた。ロシアの行動のスピードはオバマ政権を驚かせ、ケリーは「重大な懸念」を表明した。米諜報コミュニティは、ロシアはシリアに訓練など間接的な支援を与えるだろうが、直接的軍事介入はありそうもない、と予測していた。さらに、ロシアがアサドを見棄てると予測し、ロシアが何をしようとしているかさえ分からなかった。

 プーチンは「ロシアはISと戦うために介入している」と述べたが、これまでのところ標的は、アサドの故郷ラタキアに脅威を与えている、シリア西部のホムスとハマに進軍している反アサド反乱軍である。

1177とはずがたり:2015/11/06(金) 19:27:04
>>1176-1177
 ロシア空軍は一時的にはアサドを支えられるかもしれないが、アラブ世界のスンニ派ムスリムに嫌悪されている指導者を支持するという危険なゲームをロシアはしている。反乱軍側は「アサドの側に立ついかなる勢力もシリア人の敵である」と警告している。 失敗に終わったアフガン侵攻から36年、ロシア軍はジハーディスト戦士との戦いに再び向かっている。プーチンはフルンゼ軍アカデミーによるアフガンの教訓についての1991年の研究(英訳:The Bear Went Over the Mountain)を見直したらいい。著者たちは、ムジャヒディンの狡猾さなどを描写、「ロシア市民は自分たちの息子がなぜ見知らぬ土地での戦いのために徴兵されているのか分からなかった」と指摘している。オバマはシリアにおけるロシアの軍事介入の危険について誤判断したかもしれないが、プーチン自身も誤った判断をしたのかもしれない、と論じています。

出典:David Ignatius,‘Russia and the “facts on the ground” in Syria’(Washington Post, October 1, 2015)
https://www.washingtonpost.com/opinions/russias-facts-on-the-ground-in-syria/2015/10/01/45fe3bb2-687e-11e5-8325-a42b5a459b1e_story.html

*   *   *

シリア介入によりロシアは衰退へ
 この論説の内容には大体賛成できます。アサドは多くのシリア人、シリア内外のスンニ派ムスリムに嫌悪されている正統性をすでに失った指導者です。ロシアとイランが支援しても一時的にはともかく長続きはしないでしょう。アサドの下でシリアが安定するシナリオは考え難く、今アサドを延命させようとすれば内戦を長引かせることになるでしょう。

 サウジその他のスンニ派諸国はイランと組んだロシアに反発し、これまで見られた関係改善の動きは止まることになるでしょう。外交的にはロシアは一時的に脚光を浴びるでしょうが、シリア問題を含む中東の諸問題への発言力は強化されるよりも弱体化する可能性が強いと思われます。アサドなき後のシリアで、ロシアがこれまで同様軍事基地を保持し続けられるか、疑問です。

 ロシア国内でも、一時的にプーチンは世界の舞台で活躍しているとの称賛が得られるでしょうが、例えばシリアでロシア軍兵士が殺されたりすれば、なぜロシアがそういう介入をしているのか、「兵士の母」団体などが 抗議の声を上げることがあり得ます。

 ロシアの空爆の対象はISに限らず、米国が応援している反アサド勢力も含んでいるようです。最近は偵察衛星や無人機での偵察能力は発達しており、ロシア軍の行動は正確に捕捉できます。ロシアはウクライナなどでは西側の偵察能力を甘く見て、嘘をついたりしています。シリアでもそういう試みをするでしょうが、嘘を後に暴露され、名誉が傷つくだけでしょう。

 旧ソ連崩壊に至った要因の中で、アフガン侵攻の失敗はかなり大きな割合を占めています。ブレジネフはアフガンで苦労しましたが、プーチンはシリアで苦労し、ロシアのさらなる衰退の種をまくことになるかもしれません。

1178とはずがたり:2015/11/06(金) 22:13:28

爆発物の可能性…ロシア機墜落で英外相が声明
http://www.yomiuri.co.jp/world/20151105-OYT1T50046.html?from=ycont_navr_os
2015年11月05日 10時55分

 【ロンドン=角谷志保美、ワシントン=尾関航也】エジプト東部シナイ半島で10月31日に起きたロシアの旅客機墜落について、英国のハモンド外相は4日、声明を出し、「墜落は航空機に持ち込まれた爆発物によって起きた可能性がかなりある」と指摘した。

 また、米CNNは4日、米情報当局者の話として、爆弾テロの可能性が高いと伝えた。

 ハモンド外相の声明は、関係閣僚による緊急閣議での情報分析を受けて発表された。声明によると、墜落機の出発地であるエジプト東部シャルムエルシェイクの空港への英旅客機の運航を停止する措置を取った。英国民向けに出している現地の危険情報は変更しておらず、今後、必要な安全措置を取るとしている。

 シャルムエルシェイクは英国でも人気のある保養地で、英BBCによると、現在、英国人約2万人が滞在している。英政府は専門家を現地に派遣し、エジプト当局と共に空港の安全対策を確認していた。

 英国にはエジプトのシシ大統領が4日から訪問しており、5日のキャメロン首相との首脳会談でロシア機墜落問題も話し合われる見通し。

 一方、CNNの報道によると、米情報機関による通信解析の結果、イスラム過激派組織「イスラム国」の関連組織が機内に爆弾を仕掛けた疑いが浮上した。米情報当局者は、旅客の荷物に爆発物が仕掛けられていた可能性があると語ったという。

 AP通信も米当局者の話として、機内に爆発物が持ち込まれたのであれば、「イスラム国」本体ではなく、シナイ半島で活動する関連組織によって実行された可能性が高いと伝えた。

プーチン氏、英の「テロ可能性」声明に不快感
http://www.yomiuri.co.jp/world/20151106-OYT1T50081.html?from=yrank_ycont
2015年11月06日 11時26分

 【モスクワ=田村雄】ロシアのプーチン大統領は5日、英国のキャメロン首相と電話会談し、エジプトでの露旅客機墜落について話し合った。

 露大統領府の発表によると、プーチン氏は旅客機の墜落原因について、「公式調査で明らかになるデータで判断する必要がある」と強調した。エジプトと露当局は、墜落原因の調査を進めているが、結果は出ていない。プーチン氏の発言は、英国政府が4日に旅客機が爆弾テロで墜落した可能性があるとする声明を出したことへの不快感を示したものだ。

 英首相官邸によると、会談でキャメロン首相は「旅客機が爆発物により墜落したという懸念は深まっている」と伝えた。

 また、ラブロフ露外相は5日、エジプトのシュクリ外相と電話で会談した。露外務省によると、会談で両外相は「調査結果を前に墜落原因を結論づけようとするのは非生産的だ」との考えで一致した。

1179とはずがたり:2015/11/06(金) 22:14:40
墜落直前「異常な音」、交信記録に…露通信社
http://www.yomiuri.co.jp/world/20151103-OYT1T50102.html?from=yartcl_outbrain1
2015年11月03日 22時23分

 【モスクワ=緒方賢一】インターファクス通信は3日、エジプト東部シナイ半島で10月31日に起きたロシアの旅客機(エアバスA321型機)の墜落について、操縦士と地上との墜落直前の交信記録に「正常な飛行中には発生しない音」が残っていたと伝えた。

 機内で墜落につながる異常とともに大きな音が発生したとみられる。

 墜落した旅客機はロシア中部サマラからエジプト東部シャルムエルシェイクに到着し、その後、ロシア北部サンクトペテルブルクに向け離陸した。ロシア国営放送は3日、サマラからの便の乗客らが「機内で電気コードを覆う膜が焦げるようなにおいを感じたと話した」と伝えた。異常の兆候だった可能性もある。

1180チバQ:2015/11/06(金) 23:22:03
http://www.sankei.com/world/news/151105/wor1511050025-n1.html
2015.11.5 11:16
【露旅客機墜落】
エジプト政権の権威失墜 観光に打撃、混乱拡大へ






シナイ半島に墜落したロシアの航空機の残骸=1日(ロイター)
 エジプト・シナイ半島でのロシア機墜落について、英政府が機内の爆発物が原因になった可能性を挙げ英旅客機の乗り入れを停止した。エジプト経済の柱である観光業が打撃を受け、混乱が広がるのは必至。半島の治安に問題はないとしてきたシシ大統領の主張が揺らぎ、権威が失墜しそうだ。

 ハモンド英外相の発言通り、爆発物が機内に持ち込まれたとすれば、墜落機が出発した半島のシャルムエルシェイク空港の検査体制にも疑問符が付く。英国が同空港に専門家を派遣したのは、自国民が安全に帰国できるよう検査や警備を強化するのが目的で、エジプト当局を信用していないことがうかがえる。

 墜落機の乗客の多くはロシア人。英政府の発表で、シリア内戦に軍事介入したロシアにイスラム過激派が報復したとの見方も強まりそうだ。(共同)

1181チバQ:2015/11/08(日) 00:04:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151107-00000017-jij-int
エルドアン氏「強い大統領」に執念=国際社会で発言力強化狙う-トルコ〔深層探訪〕
時事通信 11月7日(土)8時27分配信

エルドアン氏「強い大統領」に執念=国際社会で発言力強化狙う-トルコ〔深層探訪〕
1日、トルコのイスタンブールで、総選挙の投票後、支持者に手を振るエルドアン大統領(EPA=時事)
 トルコで1日に行われた出直し総選挙で、イスラム系与党・公正発展党(AKP)がわずか5カ月で単独政権の座を奪還した。AKPの事実上の最高指導者で、再選挙を主導したエルドアン大統領は、当面の目標を達成した形。次の狙いは、悲願とする強い権限を持つ大統領制への移行と、国際社会への影響力拡大だ。

 ◇汚職疑惑がきっかけ
 エルドアン氏はかねて、「新しいトルコ」のため、「新しい憲法」と、米国のように大統領が強い権限を持つ「トルコ型大統領制」が必要だと訴えてきた。大統領制への移行が焦点だった6月の前回選挙で、AKPは目標としていた330議席に届かなかったばかりか、2002年の政権獲得以来初となる過半数割れ。だが、エルドアン氏は諦めず、政治空白長期化への懸念をよそに、大統領権限を使って再選挙に踏み切った。
 なぜ、そこまで「強い大統領」にこだわるのか。地元メディア「ハベル・テュルク」の元編集長ヒラル・キョイル氏は、13年末に発覚したAKP政権の大規模な汚職問題を理由に挙げる。事件に絡み、当時首相だったエルドアン氏と息子の電話での会話内容を盗聴したものとされる音声データもインターネットに流出。「エルドアン氏は誰も信じられなくなり、周囲の『敵』を次々と攻撃するようになった」とキョイル氏は指摘する。
 エルドアン氏は、政敵のイスラム教指導者ギュレン師が汚職捜査を主導したと主張し、同師支持者への取り締まりを続けてきた。しかし、キョイル氏によれば、政府や企業には依然として同師支持者が残っており、エルドアン氏は自身を守るためにも、大統領権限を強めざるを得ないという。
 ◇シリア政策「問題だらけ」
 一方、今後4年間の安定した政権基盤が整ったことで、トルコは対外的には国際社会での発言力強化を図るとみられる。
 AKP政権は発足以来、近隣諸国との関係改善を目指す「ゼロプロブレム外交」を推し進めてきた。当初こそイスラム諸国との間で経済関係強化などの成果を生み出したものの、11年の民主化要求運動「アラブの春」で一転。今や「プロブレムだらけ」と皮肉られる。
 中でも、隣国シリアをめぐる政策は「負のスパイラル」を生んでいる。エルドアン氏は、シリアでの民主化実現のため、それまで友好関係を結んできたアサド大統領に退陣を促したが、拒絶され対立。反体制派の積極支援に回り、これが過激派組織「イスラム国」の伸長につながった。
 こうした「反アサド」を前面に掲げたトルコの姿勢で、「イスラム国」掃討を優先する米国や、アサド政権を支援する立場で軍事介入したロシアとの間にもすきま風が吹いている。だが、AKP政権は国会での強い基盤を背景に、今後もアサド大統領退陣を要求し続ける可能性が高い。
 また、シリア情勢悪化に伴い欧州に大量の難民が押し寄せる問題でも、トルコは強気の構えだ。約200万人のシリア難民を抱える国として、欧州側から最大限の支援を引き出すとともに、難民への対応をてこに、停滞していた欧州連合(EU)加盟交渉を一気に加速化させたい考えとみられる。(アンカラ時事)

1182名無しさん:2015/11/08(日) 13:48:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151103-00000030-jij_afp-int
「不倫」理由に女性を石打ちで殺害、アフガニスタン
AFP=時事 11月3日(火)19時13分配信

【AFP=時事】(一部更新、写真追加)アフガニスタンで、不倫の疑いをかけられた若い女性が、石打ちによって殺害された。地元当局者が2日、AFPに対し明らかにした。石打ちの様子は動画に収められていたとみられる。同国の旧支配勢力タリバン(Taliban)統治下の暗黒時代の記憶を呼び起こす残酷な処罰だ。

 19〜21歳とみられるこの女性の名はロクサーナさんと伝えられている。同国のメディアが放映した約30秒の動画では、地面に掘った穴の中に入れられた女性に対し、ターバンを巻いた男たちが無造作に石を投げている。石はおぞましい鈍い音を立てて女性を直撃し、イスラム教のシャハーダ(信仰告白)を繰り返し唱える女性の声は、かん高さを増していく。

 当局によると、事件は1週間ほど前、同国中部ゴール(Ghor)州のタリバン支配地域で発生。同州のSeema Joyenda知事の報道官はAFPに対し「メディアで流されている動画は、石打ちで死亡したロクサーナさんに関係するものだ」と語った。同知事によると、ロクサーナさんは「タリバンや地元の宗教指導者ら、またその場に居合わせた軍閥などによる投石を受けて死亡した」という。

 同知事は、アフガニスタンに2人しかいない女性知事の一人。同知事によると、ロクサーナさんは家族に自分の意思に反する結婚を強制され、同年齢の男性と駆け落ちしようとしていた。駆け落ちは不倫と同等の行為とみなされている。

 知事の報道官によると、相手の男性はむち打ちの罰を受けたという。【翻訳編集】 AFPBB News

1183名無しさん:2015/11/08(日) 16:44:13
http://www.afpbb.com/articles/-/3063347
ISとトルコは「360度違う」、首相の失言が物笑いの種に
2015年10月16日 12:30 発信地:イスタンブール/トルコ

【10月16日 AFP】トルコとイスラム過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」は同じイスラム教でも「360度違う」―ートルコのアフメト・ダウトオール(Ahmet Davutoglu)首相がテレビで行った発言が15日、地政学と幾何学の理解度が低すぎるとして物笑いの種となった。

 ダウトオール首相の失言は、14日夜のテレビ番組で飛び出したもの。首都アンカラ(Ankara)で10日に死者99人を出した連続爆発事件について、ISの摘発に失敗した政府に責任があるとの批判に反論しようとした首相は、 次のように述べた。

「われわれが擁護するイスラム教と、ダーイシュ(Daesh、ISのアラビア語名の略称)が心に抱くものとの間には、180度どころではなく、360度の違いがある」

「一方(IS)は排他的だが、他方(トルコ)は寛容で、イスラム教と民主主義が共存できることを示す模範だ」

 この発言に野党とブロガーたちはすぐさま飛びつき、360度なら一周して同じ場所に戻ってしまうと指摘。最大野党・共和人民党(CHP)はマイクロブログのツイッター(Twitter)公式アカウントに、辞書の定義する「360度」の意味を添えて「教育は不可欠だ」と投稿した。(c)AFP

1184名無しさん:2015/11/08(日) 21:41:43
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151108-00090901-toyo-soci
日本人が知らないイラン人驚きの「素顔」
東洋経済オンライン 11月8日(日)15時0分配信

日本貿易振興機構アジア経済研究所地域研究センターの岩崎葉子氏が現地での駐在経験を基に『「個人主義」大国イラン 群れない社会の社交的なひとびと』を書いた。中東情勢が今まさに火を噴いている中で、平穏な日々を送る同国の人々のしたたかさの裏にあるものについて聞いた。
 ──まず初歩的な質問ですが、イランもアラブの一部なんですか? 

 別です。ざっくり言えば、中東はトルコ語を話すトルコ人、アラビア語を話すアラブ人、ペルシャ語を話すイラン人から成っています。外からだと一緒くたにされがちですが、言語体系がまるで違うんです。ただアラブ人とイラン人は文字が同じで文化も近く、互いに借用語も多いから、ちょうど日本人が中国人と漢字で筆談して、何となく意味を察することができるのに似てる感じかな。

 私が赴任していた2009〜2011年の間にちょうど「アラブの春」が勃発し、次々と政権が転覆していった。当時西側では、その波はイランにも波及するとまことしやかに喧伝されていたんですが、それは非常に起こりにくいと個人的には思ってましたね。というのは、あれはアラブ世界の話だから。アラブの春にイラン人がどれほどシンパシーを抱くかというと、対岸の火事以外の何物でもないだろうなと。もちろんまったく影響なしではありませんでしたが。

■ イランはまさに「未知の価値観との遭遇」

 ──政治でも宗教でもない、素のイラン人を書こうと思ったのは? 

 イランは研究対象として非常に面白い国なんです。歴史が古いから独自の慣行やしきたりが多くて、よくも悪くも経済学の教科書どおりにいかない国。そこが逆に魅力的なのです。

 日本の文化からも非常に遠い。途上国へ旅したときに「まるで昔の日本の農村みたいだ」と郷愁に浸ることがあるでしょ。でもイランは違って、真に異質な、未知の価値観との遭遇です。日本の商社マンなど絶望的な顔でイランに赴任してくるけど、帰る頃には「すごくよかった」とおっしゃる方が多いです。

 核協議が合意に達し、欧州企業が目の色変えてイラン市場に押し寄せていて、日本も追随しようとしているところです。政治や宗教に片寄らない、自然体のイラン人を書くのもいいかもしれない、という思いもありました。

1185名無しさん:2015/11/08(日) 21:45:54
>>1184

 ──一言で言うと、とにかく、個と個の関係ですべてが回る国だと。

 たとえば、「組織の決定」という概念が存在せず、公的な地位の人の決定も、その時期そのポストにいた人の、その時点の判断でしかなく、個人的な約束にすぎない。私自身も1994〜95年の最初の赴任の際、だいぶ痛い目に遭いました。イランでは基本そうであると肝に銘じておいたほうがいいですね。それを知らずに行くときっちりしてる日本人などそうとう振り回されますから。

 それとチームワークが非常に苦手です。「3本の矢」という格言があるように、日本人は3人集まれば能力3倍と期待しますが、「イラン人は3人集まると1本分にもならない」と当のイラン人が笑って言ってました。そもそも3人集まったとしてもただ居合わせただけで、チーム意識はゼロ、不思議なくらい(笑)。

 たとえば、これはあなた方のミッションです、と一斉に通達すると誰もやらない。「あなた方」じゃダメなんです、一人ひとりに「あなた」で言わなきゃ。組織として成果を上げるっていうことがモチベーションにならないんですね。彼らは、自分が非常に期待されているとか、「キミは特別だ」とか耳打ちされたりすると、がぜんヤル気になる。チームとしての目的達成など、ぜんっぜんヤル気につながらない。

■ イランには集団という「縛り」がない

 ──会社のためのサービス残業など、想像もつかないわけですね。

 日本の怖さは組織というものに流される、個人が組織に埋没しちゃうところだと思う。自分はどう考えるか、どう価値判断するのかということに非常に無頓着。でもそれはやはり危険で、流されやすいと思うんですね。現代でもそんな文化が日本社会の底流にあって、何となく集団で動く、集団無責任体制みたいな。そのシステムが疲弊し始めているんじゃないか。イランにいてすごくいいと思う点は、そういう縛りがないこと。日本のように自分が属する企業名や肩書は通用しない。つねに自分自身と向き合わざるをえないところですね。

 それと重要なのが、そういう個々が主体の社会で、絶えず一人ひとりと交渉しないと生きていけない社会でも、決して孤独ではないんです。

1186名無しさん:2015/11/08(日) 21:47:54
>>1185

 ──それ、どういうことですか? 

 疎外感とか孤独を感じるのは、集団対自分という関係を想起したときじゃないですか。イランには集団がない。みんながバランバランなので、それが非常に気楽というか救いになる。社会の同調圧力がすこぶる弱いんです。みんなでこれをやろう! と言っても全然乗ってこないわけで。やりたくないことを仕方なく一緒にやるってこともない。強制されて流されることもあんまりない。

 個人がどんどん仕事を「多角化」するのも特徴です。この道一筋って人もいなくはないけど、かなりの割合で複数の仕事を掛け持ちしているんですね。多角化することでリスクを分散する生き方が身についてるんでしょうね。一つの組織や仕事に頼り切らず、どう転んでも何とかなるように選択肢を持っておく、というような。彼らの危機管理意識は非常に高いですよね。

■ 子どもしつけのポイントが日本とはまるで違う

 ──単にエネルギッシュというよりは、強い危機意識なんですね。

 イラン人でいちばんすごいと思うのは、そのコミュニケーション能力の高さです。相手を見て自分の出方を柔軟に変えることができる、かつ相手を不快にさせずにその場を持たせる能力がたいへん高い人たちなんです。そういう才能を小さい頃から厳しくしつけてる。

 街中では子供に対してベタベタに甘いんだけど、家庭内を観察すると子供のしつけのポイントが日本人と全然別のところにあるのがわかる。

 家にお邪魔すると、その家の4歳のチビちゃんが「召し上がってください」とヨタヨタお茶を運んできて、ずーっと私の相手をするわけですよ。幼児なりにお客に話題を振ってきたり、おもちゃを見せてきたり、大人が忙しくしてる間、けなげにお客の相手をする。小さい頃から自分と共通項のない相手とでも、それなりの会話ができる人間に育てるという、コミュニケーション力を養う厳しいしつけをしているわけです。

 社会のあり方が個対個なのでそういう能力が求められるんですよね。ろくにあいさつもせず部屋にこもってゲームしている日本の中学生じゃ、イランでは生きていけないわけですよ。自分でその場を何とかするっていう力強さが養われますよね。

中村 陽子

1187チバQ:2015/11/09(月) 21:11:44
http://www.afpbb.com/articles/-/3065936
イラン、革命後初めて女性大使を任命
2015年11月09日 17:20 発信地:テヘラン/イラン
【11月9日 AFP】イラン外務省は8日、1979年のイラン革命以降で初めて女性を大使に任命したことを明らかにした。

 次期マレーシア大使に任命されたのは、イラン女性初の外務報道官を2年務めたマルジエ・アフハム(Marzieh Afkham)氏(50)。イランメディアが4月、大使任命間近と報じていたが、確定情報は得られていなかった。

 モハマドジャバド・ザリフ(Mohammad Javad Zarif)外相は、首都テヘラン(Tehran)で行われた式典で「アフハム氏を大使に任命する決断に要したのは、わずか数分だった。だが、彼女の後任を選ぶのに4か月かかった」と明かした。次期外務報道官には男性のジャベル・アンサリ(Jaber Ansari)氏が就任する。

 一方のアンサリ氏は、国営イラン通信(IRNA)を通じ、ザリフ外相について「このような決断を下した勇気」と「女性への信頼」を称えた。

 穏健派のハサン・ロウハニ(Hassan Rouhani)大統領は2013年の選挙で勝利した後、各省庁に女性の登用を奨励するとともに、政府として性差別の撤廃を目指すと言明。11人いる副大統領のうち3人に女性を任命している。(c)AFP

1188名無しさん:2015/11/10(火) 21:29:54
http://www.asahi.com/articles/ASHC956FCHC9UHBI028.html
タリバーン内紛で戦闘、100人死亡 アフガン南部
イスラマバード=武石英史郎2015年11月10日20時49分
 アフガニスタン南部のザブール州で、反政府勢力タリバーン内部の権力闘争が戦闘に発展し、地元メディアによると、10日までに双方合わせて少なくとも100人が死亡した。

 タリバーン内部では今年7月、最高指導者オマール幹部が2年前に死亡していたことが明らかになり、後継者となったマンスール幹部と、同幹部の就任を拒否する有力者らの対立が表面化。今月初めには、反マンスール派が元ニムローズ州知事のムハマド・ラスール幹部をトップとする独自の指導部樹立を宣言した。

 タリバーン筋によると、反マンスール派の実力者で、ラスール幹部に次ぐナンバー2のダドゥラ幹部のザブール州内の支配地域に対し、マンスール派が5日、総攻撃を開始した。反マンスール派に身を寄せていた中央アジア系のウズベク人武装勢力を巻き込み、衝突が拡大した。

 ウズベク人勢力は中東の過激派「イスラム国」(IS)に恭順を示したことがあり、数カ月前に拉致した少数派シーア派の住民7人を戦闘途中に殺害した。タリバーンは捕まえたウズベク人を報復として処刑したと伝えられている。(イスラマバード=武石英史郎)

1189チバQ:2015/11/10(火) 23:04:46
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2015111000056
イラン大統領、14日から訪欧


 【カイロ時事】イランのロウハニ大統領は14〜17日の日程で、イタリアとバチカン、フランスを訪問する。国営イラン通信が9日報じた。7月のイラン核問題をめぐる欧米など6カ国との最終合意を受けた関係改善措置の一環。
 イラン大統領の欧州訪問は10年ぶり。バチカンではフランシスコ・ローマ法王と会談し、宗教間対話の促進に努める。フランスでは国連教育科学文化機関(ユネスコ)の総会で演説する。(2015/11/10-05:57)

http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/nms/news/post_99100/
総理がイラン訪問へ

イラン訪問中の岸田外務大臣は13日、安倍総理大臣が、イランを訪問する意向だということを明らかにしました。岸田大臣は、首都テヘランで、ロウハニ大統領と会談しました。その場で大統領が安倍総理を招待したいという考えを示し、岸田外務大臣が「総理は、適切な時期に訪問する意向を持っている」と応じました。早ければ年末にも実現させたいといいます。イランの核問題に関しては、岸田大臣がアメリカやヨーロッパ6カ国との最終合意を、着実に履行するよう求めました。また、日本とイランは、核合意によるアメリカやヨーロッパの経済制裁の解除を見据えて、日本企業の参入を後押しするため、投資協定の締結を実質合意しました。

1190チバQ:2015/11/11(水) 21:31:16
http://diamond.jp/articles/-/81387
トルコ総選挙で与党圧勝でもくすぶる火種
週刊ダイヤモンド編集部 2015年11月11日
 市場関係者が注目していたトルコの“やり直し選挙”は、与党の公正発展党(AKP)が550議席中317議席を取り圧勝した。政治空白が回避できたことを市場は好感し、トルコの株式、債券、通貨リラはトリプル高となった。

 6月の総選挙では、トルコのエルドアン大統領の強権主義を国民が嫌い、与党AKPは過半数割れとなり、連立協議にも失敗し再選挙となっただけに、事前の世論調査では劣勢だった。それを覆して圧勝したのは、与党による「社会の安定に焦点を絞ったキャンペーン」(西濱徹・第一生命経済研究所主席エコノミスト)の成果だったようだ。与党は10月10日に起こった首都アンカラでの自爆テロ事件によって高まった国民の不安を逆手に取って、「強い政府が必要」とアピールしたのだ。

 与党圧勝で政治空白の不安は消えたが、地政学的リスクと経済不安は依然としてくすぶっている。

 トルコは、シリアと国境を接しており、シリアの混乱と無縁ではいられない。シリアでは政府軍、クルド人勢力を中心とする反政府軍、それに過激派組織「イスラム国」(IS)が三つどもえとなって紛争が激化している。シリア政府軍をロシア、反政府軍を米国が支援する構図で、シリア危機には収束の糸口が見えない。他方、トルコでは、クルド人勢力との対立、ISのテロ活動で政情不安が続いており、シリアからは大量の難民が押し寄せている。トルコの地政学的リスクが高まっている。

脆弱な経済構造

 さらに問題なのが経済面だ。トルコの通貨リラは、ブラジルのレアルなどと並び、「フラジャイル5」(米国の利上げなどで下落しやすい通貨)の1つに数えられている。経常収支が赤字で、対外債務が大きいためだ。

 経常赤字は対GDP比で5.8%(2014年)に達する。部品などを輸入品に頼っているため、リラの下落は貿易収支の改善につながらないどころか、輸入価格の上昇をもたらし、インフレに直結する。インフレを抑制しようと、金利を引き上げれば景気の低迷につながる。15年のGDP成長率は3%(IMF予測)と、昨年に比べれば改善したが、力強さはない。

 短期対外債務は約1300億ドルと、外貨準備高よりも大きい。日米欧の緩和マネーが高利回りを求めてトルコの外貨建て債券などに向かったといわれる。米国の利上げでリラが下落すれば、利払い負担が増え債務が膨らむのは確実だ。

 トルコ発で金融危機が起こるとは考えにくいが、国際金融市場が大きく混乱すれば、脆弱なリラが連想売りを誘い、それが混乱をさらに加速させる可能性はある。米国の利上げ観測や中国景気の減速など世界経済が不透明感を強めている中、トルコが抱える火種は不気味な存在になりつつある。

(「週刊ダイヤモンド」編集部 大坪稚子)

1191チバQ:2015/11/11(水) 21:33:04
http://www.sankei.com/world/news/151111/wor1511110045-n1.html
2015.11.11 21:25

イラン「酒抜き」vs仏「ワインは必須」 首脳会談前につばぜり合い イスラム教戒律めぐり






イランのロウハニ大統領(左、UPI=共同)、フランスのオランド大統領
 イランのロウハニ大統領は14日からイタリアとフランスを訪問する。大統領として初の渡欧で、欧米などとの核問題最終合意を踏まえて関係強化を目指すが、オランド仏大統領との食事会にワインを出すかどうかで「対立」も浮上している。

 両国メディアによると、イラン側はオランド氏主催の食事会について、イスラム教の戒律に基づく「ハラル」メニューとし、ワイン抜きにすることを要望。フランス側は自国の価値観に反すると難色を示し、夕食会や昼食会ではなく、アルコール抜きの朝食会を提案したが、イラン側は「安っぽい」と拒否したという。

 ロウハニ師は9月にニューヨークで開かれた国連総会の際も、アルコールの提供を理由に、潘基文事務総長主催のパーティーに参加しなかった。欧州連合(EU)のモゲリーニ外交安全保障上級代表が7月にテヘランを訪問した際は、女性の髪などを覆う布「ヘジャブ」を着用した。(共同)

1192チバQ:2015/11/12(木) 20:32:58
http://www.sankei.com/world/news/151112/wor1511120042-n1.html
2015.11.12 19:45
【露旅客機墜落】
「爆発音」、イスラム国傍受…高まるテロ説に踏み切れないエジプトの事情

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エジプトでロシア旅客機の墜落現場を調査するプチコフ非常事態相ら=1日(ゲッティ=共同)
 【カイロ=大内清】エジプト東部シナイ半島でのロシア機墜落は13日で発生から2週間となる。爆弾テロ説が強まる中、事故調査委員会を主導するエジプト政府は、経済の柱のひとつである観光への打撃を最小限に食い止めようと慎重な姿勢を崩しておらず、原因の特定にはなおも時間がかかる可能性がある。

 事故調のこれまでの調査によると、ロシア機は10月31日、シナイ半島南部にある人気の保養地シャルムシェイクから露サンクトペテルブルクに向けて離陸した約23分後、何らかの「ノイズ(音)」が発生した直後に空中分解し墜落した。

 この「音」の正体について欧米メディアは、事故調に参加している欧州の専門家の話などとして、「爆発音」だった可能性が高いと報道。米英の情報機関が、爆弾が機内に持ち込まれたことを示唆するイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」のメッセージを傍受したとも伝えられている。

 イスラム国は、墜落から数時間後にロシア機を「落とした」とする声明を出し、ロシアによるシリアでの空爆に対する報復であることをほのめかしていた。

 いちはやくテロの可能性を発表した米英に当初反発していたロシアも、今週に入ってメドベージェフ首相がテロ攻撃の可能性に言及するなど、テロ説は日を追うごとに強まっている。

 ただ、事故調を主導するエジプト側は、原因特定に慎重を期す姿勢を崩していない。ロイター通信によると、7日に記者会見した事故調のモカッディム委員長は、「音」は、機体の構造的な問題や、何らかの理由での燃料への引火、乗客の荷物にあったリチウム電池などでも起き得ると述べ、テロ説を牽制した。

 エジプトが、テロ説の強まりを警戒する背景には、観光業への打撃への懸念がある。古代遺跡や紅海沿いのリゾート地を抱えるエジプトには、2011年のムバラク政権崩壊以前は年間約1500万人の観光客が訪れていた。しかし、政変後の混乱や治安悪化で現在は約3分の2に減った。

 エジプトでは労働人口の少なくとも1割超が観光関連の仕事に従事しているとされ、観光のさらなる低迷は失業問題にも直結する。

 経済と治安の安定を最優先に掲げるシーシー政権としては、最終的にテロと断定されても、政治・経済両面での影響を最小限にとどめるため、調査結果の発表時期についても慎重に見極めるものとみられる。

1193チバQ:2015/11/12(木) 20:50:01
http://mainichi.jp/select/news/20151112k0000e030205000c.html
アフガニスタン:少数民族が抗議デモ…治安悪化を批判
毎日新聞 2015年11月12日 13時49分(最終更新 11月12日 14時05分)
 【ニューデリー金子淳】アフガニスタンの首都カブールで11日、少数民族ハザラ人数千人が治安改善を求める抗議デモを行った。アフガンでは今月、子供を含むハザラ人7人が斬首され遺体で見つかる事件があり、デモ隊は政府の治安維持能力の低さを批判。事件を防げなかったとしてガニ大統領らの辞任を求めた。旧支配勢力タリバンや過激派組織「イスラム国」(IS)の存在感が強まり治安悪化が進む中、標的になりやすい少数派の不満が噴出した格好だ。

 報道によると、ハザラ人7人の斬首遺体は7日、南部ザブール州で見つかった。半年前に隣接するガズニ州で誘拐された民間人で、女性3人と子供2人も含まれていたという。犯行声明は出ていないが、タリバンかISを支持する武装勢力の犯行とみられている。ザブール州では今月、タリバンの内部抗争とみられる戦闘で少なくとも100人が死亡するなど、治安が極端に悪化していた。

 デモ隊は11日、7人のひつぎを担いで大統領府まで約8キロを行進し、「タリバンとダーイシュ(ISの別称)に死を」などと叫んだ。参加した大学講師、ムハンマド・ダウド・スルタニさんは「政府が治安を改善させるまで抗議を続ける」と話した。ロイター通信によると、デモ隊の一部が大統領府の壁を乗り越えようとしたため治安部隊が発砲し、7人が負傷した。ガニ大統領は同日夜、テレビ演説で「テロリストは戦闘で敗北しているため、部族間の対立の種をまいている」と語り、民族融和を保つよう呼びかけた。

 ハザラ人は人口の約1割を占めるとされ、大多数はISが敵視するイスラム教少数派のシーア派を信仰している。

1194チバQ:2015/11/12(木) 21:06:42
http://www.afpbb.com/articles/-/3066264
ハザラ人7人の斬首遺体見つかる、アフガン首都で大規模デモ
2015年11月11日 20:48 発信地:カブール/アフガニスタン
【11月11日 AFP】アフガニスタンで前週末にイスラム教シーア派(Shiite)の少数民族ハザラ人7人の斬首遺体が見つかった事件を受け、首都カブール(Kabul)で11日、犠牲者のひつぎとともに数千人がデモ行進し、犯人に対する裁きを求めた。

 女性2人、少女1人を含む7人の遺体は7日、南部ザブール(Zabul)州で発見された。何者による犯行かわかっていないが、アフガニスタンの旧支配勢力タリバン(Taliban)もしくはイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の関連組織による犯行だとして非難の声が上がっている。

 カブール西部に集まったデモの参加者は雨の中、犠牲者の写真を掲げ市内の中心部に向かって行進し、タリバンとISを非難するスローガンを叫び、政府による保護と裁きを求めた。

 事件の状況はこれまでのところ明らかになっていないが、7人は数か月間にわたって武装集団に人質に取られていたと考えられている。遺体が見つかったザブール州では最近、タリバンの内部抗争が起きていた。

 一部の地元当局者はISの同調者による犯行としているが、政府は事件のあった地域を掌握しておらず、事実確認ができていない。また、アフガニスタンの情報当局は10日、タリバンの内部抗争が起きていたことを指摘し、IS関連組織の関与を否定した。(c)AFP

1195とはずがたり:2015/11/13(金) 15:58:55
子供を斬首したISへの報復を求め、カブールで大規模デモ
Afghanistan Protesters Storm Presidential Palace after ISIS Beheadings
女性と子供を含むハザラ人の人質7人の斬首遺体が発見され怒りが爆発
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2015/11/is-8.php
2015年11月12日(木)16時00分
ジャック・ムーア

 アフガニスタンの首都カブールで11日、テロ組織ISIS(自称イスラム国、別名ISIL)に斬首処刑されたとみられるハザラ人7人の棺を担ぎ、遺影を掲げた数千人の市民がISISへの報復を叫んで通りを埋め尽くし、大統領官邸に向けて約10キロのデモ行進を行った。

 殺された7人は、男性2人、女性2人、少年2人、少女1人。南部のザブール州で先週末、首を切られた状態で遺体が発見された。CNNによると、7人は10月にザブールで反政府勢力タリバンとISIS関連組織の抗争が起きた時期に誘拐されたらしい。

 デモ隊はアフガニスタン政府のISIS対策の手ぬるさを糾弾、タリバンとアフガニスタンのアシュラフ・ガーニ大統領双方に怒りをぶつけた。ガーニが官邸にいたかどうかは不明だ。

 一部のデモ参加者が塀をよじ登って敷地内に入ろうとしたため、官邸の警備兵が群衆に向けて発砲。7人が負傷したと、アフガニスタンの公衆衛生省が発表した。

犠牲者の出身地に棺を
 大統領官邸に向かう前に、デモ隊は殺されたハザラ人の出身地である南東部ガズニ州の州知事オフィスまで棺を担いで行進した。このときガーニはツイッターで次のように述べた。「ザブール州で起きた残虐な犯罪で、われわれはみな耐え難い苦痛を感じている。(実行犯は)われわれの敵であり、報復を受けるだろう。(われわれは)対立を避け、団結すべきだ」

 7人の首切り処刑は戦争犯罪に当たると、国連も厳しく非難している。

「女性と子供を含む民間人の人質を殺害するのは、とりわけ忌まわしい犯罪だ」と、国連アフガニスタン支援ミッション(UNAMA)のニコラス・ヘイソン代表は糾弾した。「こうした冷酷な殺害は戦争犯罪にあたり、加害者は法的責任を問われることになる」

 ハザラ人はイラン人と同じペルシャ語を話すイスラム教シーア派教徒で、人口は280万人。アフガニスタンでは3番目に大きい民族だ。アフガニスタンでは、タリバンやアルカイダなどイスラム教スンニ派の武装集団やテロ組織の標的になっている。

「(殺害は)アフガニスタンの人々と政府、同盟国に対する極めて危険なメッセージだ」と、アフガニスタン下院のアブドゥル・ラウフ・イブアヒミ議長はロイターに語った。「これは家族や部族、民族ではなく、アフガニスタン人すべての問題だ」

1196チバQ:2015/11/13(金) 20:39:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151112-00000069-mai-int
<パレスチナ人>「二重難民」30万人 シリア内戦で
毎日新聞 11月12日(木)20時33分配信
 【エルサレム大治朋子】国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のピエール・クレヘンビュール事務局長が毎日新聞の取材に応じ、シリア内戦の影響により同国内外で避難生活を強いられているパレスチナ難民が約30万人に上ると明らかにした。これらの人々は、1948年のイスラエル建国に伴う紛争でシリアに逃れたパレスチナ難民やその子孫で、シリア内戦によって「二重難民」と化しているという。一部は欧州に逃れており、現地の政府を通じた新たな支援も検討したいとしている。

 UNRWAによると、2014年時点で支援対象に登録されていたシリア国内のパレスチナ難民は計56万人。このうち約30万人が国内外に避難しているという。トルコやエジプト、欧州など国外に脱出した難民は計約13万人で、約17万人が国内で避難生活を送る。

 シリアの首都ダマスカス中心部に近いヤルムーク難民キャンプにはパレスチナ人約16万人が集住していたが、反体制派が同地を拠点化するなどして戦闘が激化。今年4月には過激派組織「イスラム国」(IS)が一部を制圧し多くが避難を余儀なくされたため、現在は1万人足らずしか居住していないという。クレヘンビュール氏は「国内を転々としているパレスチナ難民の多くは職を失い、現在は95%がUNRWAの支援に頼らざるをえない状況だ」と話す。

 UNRWAはその規定により、支援の対象をイスラエル占領下のヨルダン川西岸とガザ地区、シリアなど周辺5カ国・地域に逃れたパレスチナ人に限定している。それ以外の地域に避難した場合は、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の支援対象となる。欧州に逃れた難民はUNRWA支援の対象外だが、クレヘンビュール氏は「国家を持たないパレスチナ難民は、支援対象外の地域でもUNRWAに助けを求めることが多い。欧州各国の政府と協議し、我々の知識の提供や専門家の派遣など何らかの協力ができないか検討したい」と述べ、政府を介した支援策などを新たに検討する考えを示した。

 日本政府は今年9月、1200万ドル(約14億円)のパレスチナ支援を表明。シリア内戦に伴う難民支援のほか、昨年夏のイスラエルとの戦闘で破壊されたガザ地区への食糧援助などにも使われる。クレヘンビュール氏はガザの現状について「これから冬を迎えるが、多くの市民は自宅を再建できていない。人間の尊厳に関わる問題だ」と話し、さらなる支援の必要性を訴えた。

1197チバQ:2015/11/13(金) 20:41:04
http://mainichi.jp/shimen/news/20150913ddm001030180000c.html
ストーリー:シリア内戦、命懸けの医師ら(その1) 治療あきらめない
毎日新聞 2015年09月13日 東京朝刊
 「たる爆弾。化学攻撃だ」。無線機から淡々とした声が聞こえてきた。3月16日午後8時半過ぎ、シリア北西部イドリブ県サルミン。警報を聞いた医師のムハンマド・テナリさん(35)は自宅から仮設病院へ急いだ。漂白剤のようなにおいが漂い、肌寒い夜気にヘリコプターの音が響いていた。

 テナリさんによると、この時、鼻から泡を吹く幼児、微動だにしない年配の女性らが次々に運び込まれてきた。「アラー(神よ)!」。祈りと泣き声に満ちた診察室で約120人が治療を受け、1〜3歳児を含む6人が死亡した。

 内戦が続くシリアでは市街地などを狙い、円筒形の金属製容器に塩素や火薬、金属片を詰めた「たる爆弾」が使われている。ヘリからの投下はアサド政権による攻撃とみられ、今年5月までに6589人の民間人が死亡したと地元の非政府組織(NGO)「違反記録センター」(VDC)は指摘する。

 病院も頻繁に標的になっている。「2年間に17回攻撃された」とテナリさんは言う。国際NGOの調査では、650人以上の医師らが殺害され、世界保健機関(WHO)によると医療関係者の45%は国を離れた。

 シリアへの世界の関心は過激派組織「イスラム国」(IS)の動向に集中している。日本人を含む外国人を斬首し、世界遺産を破壊する蛮行は衝撃的だ。だが、4年以上にわたる内戦での死者は推定22万人以上。多くは政府軍と反体制派の戦闘に関連したものだ。

 4月16日、国連安全保障理事会はサルミン事件の非公開会合を開き、テナリさんと在米支援団体「シリア・アメリカ医療協会」(SAMS)のザへル・サフルールさん(50)が証言した。数日前に現地調査をした医師のサフルールさんは、各国大使に住民の伝言を訴えた。「戦闘から守ってほしい」

 2011年に民主化要求運動をアサド政権が武力鎮圧したことが発端となって始まったシリア内戦。約1200万人が難民・避難民となる「現代で最大の人道危機」(国連)に陥ったシリアで、疲弊しながらも治療をあきらめない医師たちがいる。「同胞を助けるのは我々の務め」。決意の源を知るため、シリアとトルコの国境地帯に入った。<取材・文 和田浩明>

1198チバQ:2015/11/13(金) 20:42:05
http://mainichi.jp/shimen/news/20150913ddm010030070000c.html
ストーリー:シリア内戦、命懸けの医師ら(その2止) 同胞救うのは務め
毎日新聞 2015年09月13日 東京朝刊
<1面からつづく>

 ◆シリア内戦、医師たちの決意

 ◇「たる爆弾を止めて」

 トルコ南部の主要都市ガジアンテップ。私が訪れた7月24日、45キロ南に横たわる国境のシリア側で、トルコ空軍が初めて過激派組織「イスラム国」(IS)の拠点を空爆した。米国主導の有志国連合が2014年夏に開始したIS掃討作戦への参加に踏み切ったのだ。

 その頃、強い日差しが照りつける市内のホテルに、シリアから来た医師や看護師たち約50人が集まっていた。在米シリア系医師らで作る「シリア・アメリカ医療協会」(SAMS)の会合があり、救急医療実習などを受けるため参加した。絶望的に不足する人手や医薬品、機器の窮状を訴え、支援を求める場でもある。

 「とにかく、たる爆弾を止めてほしい。町が死んでしまう」。たまりかねたようにウサマ・アブドルアジズさん(32)は言った。シリア北部アレッポの仮設病院で外科医として働く。内戦前のアレッポは人口200万人を超すシリア第2の都市だった。数千年の歴史を持ち、12世紀ごろの城塞(じょうさい)が残る旧市街全体は世界遺産だ。

 シリアでの日本研究の主要拠点でもあったアレッポ大学で、アブドルアジズさんは「人のためになりたい」と医学を学んだ。中東の民主化要求運動「アラブの春」が波及したのは研修中の11年春。デモに参加して当局による武力弾圧を目の当たりにし、反体制側地域に移った。

 現在、反体制派がアレッポの東側、政府軍が西側を支配する。12年8月に日本人ジャーナリストの山本美香さんが戦闘に巻き込まれて死亡するなど、シリア最大の激戦地の一つだ。推定約30万〜40万人が住む都市に医師は30人しかいないという。「うちの手術室は4室、外科医は2人。私が離れている今、空爆があれば、どうしようもない」。アブドルアジズさんは沈痛な表情を浮かべた。

 空爆に使われるヘリコプターなどの航空機は「政権側しか持っていない」(パワー米国連大使)とされるが、アサド大統領はたる爆弾の使用を否定する。反体制派の武装勢力にとどまらず、多数の民間人が巻き添えとなっている政府軍の軍事作戦についても、「テロリストとの戦い」との主張を崩さない。たる爆弾を巡っては、国連安全保障理事会が14年2月、人口密集地での使用を中止するよう求める決議を採択した。しかし、シリア国内にネットワークを持つNGO「違反記録センター」(VDC)によると、その後も使われ続け、今年5月までの1年3カ月で3831人の民間人が死亡した。6割強がアレッポやその周辺に集中する。

 アブドルアジズさんが勤務する「M2病院」付近が空爆されたのは今年5月29日だった。病院のドアや窓が破壊され、看護師1人が死亡。自家発電機や酸素発生装置、給水もインターネットも止まった。発電機用のガソリンは「ISから来るものを買っている」と話す。米国などは、石油の密売がISの主要資金源の一つとみて、空爆で生産施設を破壊している。だが、ISの支配はシリア北東部を中心に揺るがず、一部はアレッポ周辺に迫っているのが現状だ。

 「この4年半、戦闘を止めてくれと叫び続けたが、何も起きない。世界は傍観しているだけだ」。アブドルアジズさんの言葉に怒りがこもった。

 アサド政権批判の筆頭であるオバマ米政権は、IS掃討を優先し、反体制派やトルコなどが求める民間人保護のための「飛行禁止区域」「安全地帯」の設定に極めて消極的だ。一方、ロシアはアサド政権を擁護。国連安保理は機能不全に陥り、停戦調停は進まない。シリア周辺国のイランはアサド政権、サウジアラビアなどは反体制派を支援する。関与国の思惑が交錯し、内戦は解決の糸口すら見えない泥沼に落ち込んでいる。

 ガジアンテップでは、政府軍が包囲する首都ダマスカス近郊の東グータ地区から来た医師にも会った。名前や年齢を聞くと「身元が分かると家族が危ない」と迷った末に、「ファリス」と答えてくれた。優しい目をした40代の男性だ。

 ファリスさんによると、反体制派の拠点である東グータ地区の封鎖は12年11月ごろ始まった。医薬品や装備を持ち込もうとして検問で発見され、「16人が殺害されるか拘束された」と言う。それでも「車1台あたり1万ドル(約120万円)のわいろ」を政府軍の兵士に渡して医療物資を運び込んでいる。資金源は海外在住シリア人らからの寄付だ。

 時折、国連や赤十字からの医薬品などの搬入が許されることがある。しかし、外科関連の物資は止められる。反体制派の戦闘員の治療に使われることを警戒しているようだが、「負傷者の9割は民間人だ」とファリスさんは語った。

1199チバQ:2015/11/13(金) 20:42:51
 東グータ地区では13年8月21日、猛毒の化学兵器サリンによる攻撃もあり、米国の分析では、子供426人を含む1429人が亡くなった。米欧は当時、化学兵器を保有していたアサド政権の攻撃だと非難したが、政権側は否定。2年たった現在も実行主体は特定されていない。

 封鎖や市街地への攻撃は、反体制派から住民を離反させるための懲罰的な措置と地元では受け止めている。「ガザと何ら変わるところがない」。ファリスさんは声を荒らげた。パレスチナ自治区ガザ地区に対するイスラエルの封鎖と同様の手法を、イスラエルを敵視し「アラブの大義」を掲げるアサド政権自らがとっているという痛烈な批判だ。

 13年以降、東グータ地区だけでも10カ所の医療施設が政府軍に攻撃され、医師ら20人が死亡したと地元NGOなどは指摘する。ファリスさんは言った。「反体制派の戦闘員ですら我々に近付きたがらない。今のシリアで一番危険な職業は、医師なんです」

「とにかく、たる爆弾を止めてほしい。町が死んでしまう」。たまりかねたようにウサマ・アブドルアジズさん(32)は言った。シリア北部アレッポの仮設病院で外科医として働く。内戦前のアレッポは人口200万人を超すシリア第2の都市だった。数千年の歴史を持ち、12世紀ごろの城塞(じょうさい)が残る旧市街全体は世界遺産だ。

 シリアでの日本研究の主要拠点でもあったアレッポ大学で、アブドルアジズさんは「人のためになりたい」と医学を学んだ。中東の民主化要求運動「アラブの春」が波及したのは研修中の11年春。デモに参加して当局による武力弾圧を目の当たりにし、反体制側地域に移った。

 現在、反体制派がアレッポの東側、政府軍が西側を支配する。12年8月に日本人ジャーナリストの山本美香さんが戦闘に巻き込まれて死亡するなど、シリア最大の激戦地の一つだ。推定約30万〜40万人が住む都市に医師は30人しかいないという。「うちの手術室は4室、外科医は2人。私が離れている今、空爆があれば、どうしようもない」。アブドルアジズさんは沈痛な表情を浮かべた。

 空爆に使われるヘリコプターなどの航空機は「政権側しか持っていない」(パワー米国連大使)とされるが、アサド大統領はたる爆弾の使用を否定する。反体制派の武装勢力にとどまらず、多数の民間人が巻き添えとなっている政府軍の軍事作戦についても、「テロリストとの戦い」との主張を崩さない。たる爆弾を巡っては、国連安全保障理事会が14年2月、人口密集地での使用を中止するよう求める決議を採択した。しかし、シリア国内にネットワークを持つNGO「違反記録センター」(VDC)によると、その後も使われ続け、今年5月までの1年3カ月で3831人の民間人が死亡した。6割強がアレッポやその周辺に集中する。

 アブドルアジズさんが勤務する「M2病院」付近が空爆されたのは今年5月29日だった。病院のドアや窓が破壊され、看護師1人が死亡。自家発電機や酸素発生装置、給水もインターネットも止まった。発電機用のガソリンは「ISから来るものを買っている」と話す。米国などは、石油の密売がISの主要資金源の一つとみて、空爆で生産施設を破壊している。だが、ISの支配はシリア北東部を中心に揺るがず、一部はアレッポ周辺に迫っているのが現状だ。

 「この4年半、戦闘を止めてくれと叫び続けたが、何も起きない。世界は傍観しているだけだ」。アブドルアジズさんの言葉に怒りがこもった。

 アサド政権批判の筆頭であるオバマ米政権は、IS掃討を優先し、反体制派やトルコなどが求める民間人保護のための「飛行禁止区域」「安全地帯」の設定に極めて消極的だ。一方、ロシアはアサド政権を擁護。国連安保理は機能不全に陥り、停戦調停は進まない。シリア周辺国のイランはアサド政権、サウジアラビアなどは反体制派を支援する。関与国の思惑が交錯し、内戦は解決の糸口すら見えない泥沼に落ち込んでいる。

 ガジアンテップでは、政府軍が包囲する首都ダマスカス近郊の東グータ地区から来た医師にも会った。名前や年齢を聞くと「身元が分かると家族が危ない」と迷った末に、「ファリス」と答えてくれた。優しい目をした40代の男性だ。

 ファリスさんによると、反体制派の拠点である東グータ地区の封鎖は12年11月ごろ始まった。医薬品や装備を持ち込もうとして検問で発見され、「16人が殺害されるか拘束された」と言う。それでも「車1台あたり1万ドル(約120万円)のわいろ」を政府軍の兵士に渡して医療物資を運び込んでいる。資金源は海外在住シリア人らからの寄付だ。

 時折、国連や赤十字からの医薬品などの搬入が許されることがある。しかし、外科関連の物資は止められる。反体制派の戦闘員の治療に使われることを警戒しているようだが、「負傷者の9割は民間人だ」とファリスさんは語った。

1200チバQ:2015/11/13(金) 20:43:41
 東グータ地区では13年8月21日、猛毒の化学兵器サリンによる攻撃もあり、米国の分析では、子供426人を含む1429人が亡くなった。米欧は当時、化学兵器を保有していたアサド政権の攻撃だと非難したが、政権側は否定。2年たった現在も実行主体は特定されていない。

 封鎖や市街地への攻撃は、反体制派から住民を離反させるための懲罰的な措置と地元では受け止めている。「ガザと何ら変わるところがない」。ファリスさんは声を荒らげた。パレスチナ自治区ガザ地区に対するイスラエルの封鎖と同様の手法を、イスラエルを敵視し「アラブの大義」を掲げるアサド政権自らがとっているという痛烈な批判だ。

 13年以降、東グータ地区だけでも10カ所の医療施設が政府軍に攻撃され、医師ら20人が死亡したと地元NGOなどは指摘する。ファリスさんは言った。「反体制派の戦闘員ですら我々に近付きたがらない。今のシリアで一番危険な職業は、医師なんです」

 ◇遠隔ICU、米から助言

 今年8月16日、東グータ地区の北部ドゥーマにある市場が空爆された。VDCなど複数のシリアNGOによると、民間人100人以上が死亡、現地の仮設病院に多数の救急患者が搬送された。約1万キロ離れた米国中西部で、その様子を息を詰めてモニターする医師がいた。

 SAMSの「遠隔ICU(集中治療室)」計画を主導したシリア出身の医師、アナスさんだ。ダマスカス近郊やアレッポなどの医療施設5カ所をインターネットカメラなどでつなぎ、米国から救急医療の経験が豊富な医師らが助言するシステムを構築した。

 「仮設病院では15人がICUに入り、7人は生存が難しい。頭部にひどい負傷だ」。アナスさんの声は疲れ切っていた。それでも、「現場が直面する困難はとてつもない。彼らは強い」とたたえる。ネットを通じて指導する医師や看護師、医学生らの努力に応えたい--。そんな気持ちがにじむ。

 アナスさんは12年10月、シリア国境に近いトルコ南部アンタキヤへ赴いた。そこでシリアの看護師を訓練し、衛星インターネット機器やネットカメラ、血圧や心拍数をモニターする装置などを持たせて帰した。同年12月に遠隔ICUが稼働を始めると、「最初の1カ月は40人を治療し、30人を救命した」と言う。今年8月からカメラの更新を始めており、解像度と安定性の向上を期待している。遠隔ICUに対応する施設を11カ所に増やすのが目標で、電子カルテも導入して患者情報の一元的な管理を目指す。

インターネット経由で米中西部のパソコン画面にリアルタイムで表示された、シリア北部アレッポの仮設病院の様子=和田浩明撮影
インターネット経由で米中西部のパソコン画面にリアルタイムで表示された、シリア北部アレッポの仮設病院の様子=和田浩明撮影
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 SAMSはもともと、在米シリア人医師の友好組織として結成された。かつては毎年のようにダマスカスで会合を開き、米国の先進医療技術を紹介し、医療機器を寄付するなどの活動を行っていた。現在は反体制派の勢力が強いシリア北西部にある96カ所の医療施設の運営に関わり、14年にSAMSの関係する施設で治療を受けたシリア人は延べ110万人に達したという。

 活動の先頭に立ってきた医師の一人が、4月の国連安保理でサルミン事件の証言をしたザへル・サフルールさん(50)だ。シリア中部のホムスで育ち、ダマスカス大医学部を1988年に卒業。眼科医でもあるアサド大統領は同級生という。89年に米国へわたり、シカゴ大で肺の専門医となった。

 内戦前、SAMSはアサド政権と良好な関係にあった。しかし、民主化要求運動に武力鎮圧で臨んだことから、内部で意見が割れた。当時の運営陣は「不関与方針」を唱えたものの、11年7月にサフルールさんが会長に就任。「同胞支援」でまとまり、トルコなどでの難民支援を開始した。さらに内戦の激化に伴い、アサド政権とたもとを分かったという。

 これまでに、サフルールさんはシリアに複数回入り、現地の惨状や医療ニーズを吸い上げ、世界に発信してきた。安保理での証言もその一環だ。アレッポには13年4月以降、4回滞在したという。砲撃音が響く中、眠れない夜を過ごした。頭を狙撃された3歳の男児が脳死状態で運び込まれた現場に立ち会い、爆弾の破片で腹部に大けがをした12歳の少年の緊急手術を見守った。

 シリアへの入国にあたっては、支援者の案内はあるが、いつ戦闘が起きるか分からない。それでも、サフルールさんはシリアに戻り続けた。「自分が見聞きしたことを、確信を持って多くの人に伝えたかったから」だ。妻のスザンヌさん(43)は言う。「シリア入りは心配です。当初は子供にも言わなかった。でも、彼は正しいことをしている。そう思うと落ち着きます」

1201チバQ:2015/11/13(金) 20:43:52

 紛争が始まる前の11年、シリアの人口は約2200万人あった。現在、その約2割にあたる約400万人の難民がトルコやレバノン、ヨルダンなど周辺国に身を寄せる。ほぼ半数の約190万人を受け入れているのがトルコだ。シリア国境沿いの町は難民で人口が急増し、ここでも医療の供与は課題となっている。

 トルコ南部レイハンリは広大な小麦畑が広がる農業地帯にあった。3年前、シリア政府軍から離反した父とともに身を寄せたムハンマドさん(28)は、約10万人の人口に難民5万人が加わったと言う。彼の案内で、トルコやペルシャ湾岸の産油国カタールの慈善団体が支援する難民向け無料クリニックに向かった。

 米南部バージニア州から来ている腎臓の専門医、モハメド・スッカリーヤさん(57)の診察室には、続々と難民が訪れていた。血圧や脈拍を手早く測り、患者の悩みに耳を傾け、助言する。

 シリア中部ハマから3年前に脱出したハサン君(7)は、尿にたんぱくが混じって体がむくむネフローゼを患う。祖母のフダさん(55)は「アラビア語が話せるので安心。安全になれば、すぐにシリアに帰りたい」と話した。トルコは生活費が高く、蓄えが続かないのだという。

 無料クリニックのウサマ・ダース所長(69)によると、たる爆弾の負傷者も搬送されてくる。「空爆さえなければ、状況はだいぶましなんですが」。今、最大の懸念は資金不足だ。このままでは3カ月後に閉鎖せざるを得ないと話した。


 ガジアンテップで開かれたSAMSの会合は4日間の日程で、トルコやヨルダン、レバノンなどでの難民医療支援などの報告があり、シリアの看護師らを対象とした救急医療、頭部外傷の救急治療などの講演、実習が行われた。約50人の参加者は熱心に聴き入り、質問していた。

 シリア北西部サルミンで仮設病院を運営し、国連安保理で証言したムハンマド・テナリさん(35)も、その一人だった。会場となったホテルのロビーで、こんな経験を話してくれた。塩素ガスの攻撃を受けて運び込まれた母親と幼児2人を治療し、無事回復した。しかし翌日も空爆があり、2人の幼児は死亡した。「こういうことがあると、実に落ち込みます。仕事を続けるべきか、迷ってしまう」

 11年に民主化要求デモに参加して拘束され、約2カ月で体重が15キロ減ったという。その後、サルミン付近に仮設病院を開き、「反体制派も政府側も患者は区別なく治療してきた」。度重なる政府軍の攻撃で4度も「引っ越し」を強いられ、あまりの危うさに何度もシリアを去ることを考えたが、そのたびに「患者を置いては行けない」と思い直した。

 「永遠に生きる人はいない。私はシリアがよりよい国になるように働き続けて、死にたい」。声を荒らげもせずに私を見つめ、テナリさんは静かに笑った。

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 ◆今回のストーリーの取材は

 ◇和田浩明(わだ・ひろあき)(北米総局)

 1991年入社。英文毎日、大阪社会部を経てワシントンでイラク戦争下の米国を取材。カイロ赴任中の11年に民主化要求運動「アラブの春」に出合い、シリアなど中東を回った。14年から現職。米外交を担当している。今回は写真も担当した。

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 ツイッター(@mainichistory)発信中です。ストーリーの掲載日に執筆記者の「ひと言」を紹介しています。

1202チバQ:2015/11/15(日) 10:20:37
http://mainichi.jp/select/news/20151114k0000e030179000c.html
クルド:ISからイラク北部の要衝を奪還
毎日新聞 2015年11月14日 10時39分

 ◇自治政府の治安部隊ペシュメルガ
 【アンタルヤ(トルコ南西部)秋山信一】イラクのクルド自治政府の治安部隊ペシュメルガは13日、シリア国境に近い町シンジャルを過激派組織「イスラム国」(IS)から奪還した。シンジャルはISが実効支配するイラク北部モスルとシリア側をつなぐ幹線道路上にある要衝で、自治政府はモスルを孤立化させ、攻略に向けて弾みをつけたい考えだ。

 自治政府によると、ペシュメルガは11日夜、約7500人規模の攻撃部隊を投入し、米軍主導の有志国連合による空爆の援護を受けながら、シンジャルの奪還作戦を開始。13日に中心街を制圧した。ISの戦闘員100人以上を「殺害した」としている。自治政府トップのバルザニ議長は戦果を誇るとともに、米軍に謝意を示した。

 現地からの報道によると、ISは11日までに主力がモスルなどへ撤収し、ほとんど抵抗はなかったという。戦略的要衝を放棄した理由は不明だが、中東の衛星テレビ局アルジャジーラはIS関係者の話として「戦術的な判断だ」と報じた。

 ISは昨年8月にシンジャルに侵攻した。同地に多い宗教的少数派のヤジディー教徒を多数虐殺。奴隷化されたヤジディー教徒も多いとされ、米軍が対IS空爆に踏み切る一因となった。

 シンジャルはシリア国境からモスルにつながる高速道路47号線上にある。イラクの本拠地であるモスルに戦闘員や武器、車両、生活物資などを移送する主要経路を断たれたことはISにとって打撃になるとみられる。また国境のシリア側でも13日、米軍と連携するクルド人主体の「シリア民主軍」が北東部ハウルを奪還。米軍とクルド人の連携による対IS作戦が一定の成果を上げた。

 ただISは、シリアからイラクへ流れるユーフラテス川沿いの主要道路を押さえているほか、砂漠も往来しているとみられ、モスルへの補給路を完全に断つのは困難だ。イラク軍は今春以降、ユーフラテス川沿いの要衝ラマディの奪還作戦を続けているが、ISの抵抗に手を焼いている。13日には首都バグダッドで、ISと戦うイスラム教シーア派民兵の葬儀中に爆発があり、少なくとも18人が死亡。ISが犯行への関与を主張する声明を出した。


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