したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

スーフィズムに関するHP

1160チバQ:2015/10/31(土) 18:24:33
http://www.sankei.com/world/news/151031/wor1510310043-n1.html
2015.10.31 18:13

過半数なるか…エルドアン大統領、改憲の「野望」へ正念場 トルコ出直し選





(1/2ページ)

トルコ共和国の創立記念日に出席するエルドアン大統領=29日、アンカラ(ロイター)
 【ディヤルバクル(トルコ南東部)=大内清】連立交渉の不調に伴うトルコ国会(定数550)の出直し総選挙が1日、行われる。6月の前回選挙で過半数割れに追い込まれたイスラム系の第1党、公正発展党(AKP)が単独過半数を回復するかが焦点。AKPを実質的に率いるエルドアン大統領にとっては、自身の野望である大統領権限強化のための改憲に向けた正念場だが、AKPへの援護射撃を狙った強硬な手法が、同国の政治的分裂を深める結果をも呼んでいる。

 現地メディアが伝えた最新の世論調査によると、AKPの支持率は前回の得票と同程度の40%台前半にとどまっている。前回選挙で法定得票率10%を達成しAKPから多くの議席を奪った少数民族クルド人系の人民民主党(HDP)や、第2党の左派、共和人民党(CHP)も勢力を維持しており、このまま投票が行われれば、どの政党も過半数に届かない可能性は高い。

 トルコは前回選挙後の7月、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」との直接対立は避けるとの方針を転換し、国内のイスラム国メンバー摘発に乗り出したほか、断続的に和平協議を続けていた非合法武装組織「クルド労働者党(PKK)」の掃討を開始。エルドアン氏は、「内」と「外」の両面に敵を設けることで「強い政府」の必要性を訴える戦術をとった。

 またトルコでは、政府に批判的な言論の封じ込めも進む。10月下旬には、エルドアン氏と敵対する同国最大のイスラム団体、ギュレン運動系のテレビ局が当局の捜索を受け放送を停止。こうした事態に、フランス通信(AFP)や米紙ニューヨーク・タイムズなど50以上の報道機関が10月30日、同氏への声明で懸念を表明した。

 2003年から約11年にわたり首相を務めたエルドアン氏は大統領に昨年当選し、自身の権力強化に向けた改憲を目指してきた。前回選挙でAKPが過半数を割った後も、出直し選でのAKP勝利での巻き返しを期してきたが、今回党勢を回復できなければ求心力が低下するとの見方は強い。

 一方で、各党がエルドアン氏への反発を強める中でAKPの過半数割れが続けば、対イスラム国軍事作戦やシリア内戦にも関与してきたトルコが政治的に不安定化しかねないとの懸念もある。

     ◇      

【用語解説】クルド人

 トルコ南東部やイラク北部、イラン西部、シリア北部にまたがる地域に住む民族。総人口は2500万〜3千万人とされ、国家を持たない民族としては世界最大規模。トルコではクルド人地域の開発が遅れるなど差別的な待遇を受けることも多く、1980年代以降は社会主義と民族自決を掲げる「クルド労働者党(PKK)」が武装闘争を展開。同国政府とPKKは近年、和平協議を行ってきたが、今年7月以降は再び対立が深まっている。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板