したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

スーフィズムに関するHP

1181チバQ:2015/11/08(日) 00:04:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151107-00000017-jij-int
エルドアン氏「強い大統領」に執念=国際社会で発言力強化狙う-トルコ〔深層探訪〕
時事通信 11月7日(土)8時27分配信

エルドアン氏「強い大統領」に執念=国際社会で発言力強化狙う-トルコ〔深層探訪〕
1日、トルコのイスタンブールで、総選挙の投票後、支持者に手を振るエルドアン大統領(EPA=時事)
 トルコで1日に行われた出直し総選挙で、イスラム系与党・公正発展党(AKP)がわずか5カ月で単独政権の座を奪還した。AKPの事実上の最高指導者で、再選挙を主導したエルドアン大統領は、当面の目標を達成した形。次の狙いは、悲願とする強い権限を持つ大統領制への移行と、国際社会への影響力拡大だ。

 ◇汚職疑惑がきっかけ
 エルドアン氏はかねて、「新しいトルコ」のため、「新しい憲法」と、米国のように大統領が強い権限を持つ「トルコ型大統領制」が必要だと訴えてきた。大統領制への移行が焦点だった6月の前回選挙で、AKPは目標としていた330議席に届かなかったばかりか、2002年の政権獲得以来初となる過半数割れ。だが、エルドアン氏は諦めず、政治空白長期化への懸念をよそに、大統領権限を使って再選挙に踏み切った。
 なぜ、そこまで「強い大統領」にこだわるのか。地元メディア「ハベル・テュルク」の元編集長ヒラル・キョイル氏は、13年末に発覚したAKP政権の大規模な汚職問題を理由に挙げる。事件に絡み、当時首相だったエルドアン氏と息子の電話での会話内容を盗聴したものとされる音声データもインターネットに流出。「エルドアン氏は誰も信じられなくなり、周囲の『敵』を次々と攻撃するようになった」とキョイル氏は指摘する。
 エルドアン氏は、政敵のイスラム教指導者ギュレン師が汚職捜査を主導したと主張し、同師支持者への取り締まりを続けてきた。しかし、キョイル氏によれば、政府や企業には依然として同師支持者が残っており、エルドアン氏は自身を守るためにも、大統領権限を強めざるを得ないという。
 ◇シリア政策「問題だらけ」
 一方、今後4年間の安定した政権基盤が整ったことで、トルコは対外的には国際社会での発言力強化を図るとみられる。
 AKP政権は発足以来、近隣諸国との関係改善を目指す「ゼロプロブレム外交」を推し進めてきた。当初こそイスラム諸国との間で経済関係強化などの成果を生み出したものの、11年の民主化要求運動「アラブの春」で一転。今や「プロブレムだらけ」と皮肉られる。
 中でも、隣国シリアをめぐる政策は「負のスパイラル」を生んでいる。エルドアン氏は、シリアでの民主化実現のため、それまで友好関係を結んできたアサド大統領に退陣を促したが、拒絶され対立。反体制派の積極支援に回り、これが過激派組織「イスラム国」の伸長につながった。
 こうした「反アサド」を前面に掲げたトルコの姿勢で、「イスラム国」掃討を優先する米国や、アサド政権を支援する立場で軍事介入したロシアとの間にもすきま風が吹いている。だが、AKP政権は国会での強い基盤を背景に、今後もアサド大統領退陣を要求し続ける可能性が高い。
 また、シリア情勢悪化に伴い欧州に大量の難民が押し寄せる問題でも、トルコは強気の構えだ。約200万人のシリア難民を抱える国として、欧州側から最大限の支援を引き出すとともに、難民への対応をてこに、停滞していた欧州連合(EU)加盟交渉を一気に加速化させたい考えとみられる。(アンカラ時事)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板