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スーフィズムに関するHP

1スーフィズムに関するHP開設:2004/01/19(月) 15:34
はじめまして。

日本に在住のトルコ人です。この度、イスラームとスーフィズム、そしてトルコの紹介に関するHPを開設することになりました。このHPを通じて皆様と交流し、世界平和に少しでも貢献させて頂ければと思います。お時間のあるとき是非訪問して下さい。お待ちしております。
宜しくお願い致します。

http://www.yoyogi-uehara.net

3985OS5:2024/07/31(水) 09:32:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/968ded35087eaaa509864625453e50988d78a83d
イスラエル軍、レバノン首都郊外を攻撃 ヒズボラに報復
7/31(水) 6:27配信
CNN.co.jp
ベイルート南郊、爆撃を受けたとされる地点に集まる人々

(CNN) イスラエル軍は30日、同国が占領するゴラン高原への攻撃の報復として、レバノンの武装組織ヒズボラの司令官を標的に、同国の首都ベイルート郊外を攻撃したと明らかにした。

【画像付き記事】ベイルート南郊への爆撃で破壊された建物

レバノン国営通信NNAの報道によると、イスラエルの攻撃で1人が死亡、数人が負傷した。一部は重傷という。

イスラエル軍の発表直後、同国のガラント国防相は「ヒズボラは一線を超えた」とソーシャルメディアに投稿した。

イスラエル軍は、子どもらが犠牲になった27日のゴラン高原の町マジュダルシャムスへの攻撃に関与した司令官を標的に攻撃したと述べたが、攻撃の詳細については明らかにしなかった。

NNAは、イスラエル軍の攻撃はドローン(無人機)1機とミサイル3発だったと報じた。

イスラエル軍の発表の前には、ヒズボラ系テレビ局のアルマナルがベイルート南部郊外で大きな爆発音があったと報じた。爆発があったエリアは人口が多く、ヒズボラが拠点を置いている。

CNNが入手した映像では、攻撃箇所から大量の煙が立ち昇っている様子が映っている。

シリアとレバノンの国境に近いマジュダルシャムスへの27日の攻撃では、サッカー場に約30発のロケット弾が撃ち込まれ、子ども12人が死亡、44人が負傷した。これを受けて、イスラエルは今週初め、ヒズボラは「代償を払うことになる」と報復を示唆していた。

マジュダルシャムスへの攻撃では全面戦争に発展しかねないとの緊張が高まっていた。

情報筋によると、イスラエルは今回のベイルートへの攻撃について、米国に前もって通知したという。情報筋は、安全保障に関する窓口を通じて伝えられたと述べたが、通知の日時は明らかにしなかった。

3986OS5:2024/08/01(木) 16:15:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/70570641370cb867085b699879bd05b64edaf6b6
暗殺されたハマス最高指導者のハニヤ氏、紳士的だった「テロの親玉」 記者が見た素顔
8/1(木) 13:55配信


産経新聞
イランで殺害されたハマスの最高指導者、イスマイル・ハニヤ氏(AP)

イラン滞在中に暗殺されたイスラム原理主義組織ハマスの最高指導者イスマイル・ハニヤ氏。筆者は2006年、取材で自宅に招かれた。

この年のパレスチナ評議会(議会)選挙でハマスは大勝し、ハニヤ氏は首相に就任した。私はエルサレムに駐在しており、ガザまで話を聞きに行った。彼の家は難民キャンプにある大きな一軒家で、親族や支援者が祝福に詰めかけていた。

待合室でお茶を飲みながら30分ほど待っていると、ハニヤ氏が突然入ってきた。敬虔(けいけん)なイスラム教徒が取材相手だから、慌ててスカーフをかぶろうとしたら、「いいから、いいから」と手を振って笑った。戒律を他人に押し付けない柔軟な人物に見えた。だが、「どんな政治を目指すのか」と尋ねると、パレスチナの苦難の歴史を延々と語るばかりで、話はかみ合わなかった。

このころのハニヤ氏は、ハマスのイメージ戦略を担っていた。外国人記者たちをガザ視察のバスツアーに招いたこともある。昼食会では「お土産です」と言いながら、一人一人にパレスチナのバンダナをかけた。米欧諸国は、イスラエルの生存権を認めないハマスとの対話を拒否していた。

自由選挙による首相交代はアラブ圏では異例のことだった。選挙後、イスラエルは次々とハマス幹部をミサイルで殺害したが、ハニヤ氏は標的にならなかった。不思議に思ってイスラエル紙記者に理由を尋ねると、「イスラエル側は『いずれハマスは変わり、ハニヤ氏はガザ統治に役立つ』と見ているのではないか」と述べた。ハニヤ氏はハマス創始者の側近だが、軍事部門への影響力は薄いのだと指摘した。

ハニヤ氏はガザの難民キャンプで生まれ育ち、住民に人気があった。イスラエルがガザを空爆した夜、現場に行くと、被害を受けた住民たちに声をかけて励ましていた。ハマスは一時、イスラエルとの平和共存を受け入れる姿勢も示唆した。

だが、ガザ封鎖が長期化すると、強硬な素顔があらわになった。イスラム教シーア派のイランに支援を頼み、米国を敵視するイランの「抵抗の枢軸」に組み込まれていった。ハニヤ氏は2017年にハマス最高指導者に就任し、カタールに拠点を移した。昨年10月、ハマスのイスラエル攻撃でガザ紛争が始まり、ハマス側の発表によると、ガザでは3万人以上が犠牲になった。彼が残した組織は袋小路に入り込んでしまった。(三井美奈)

3987OS5:2024/08/01(木) 19:02:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e70aa14766b5f69df40883d03622b9f4b25e543
ハニヤ氏暗殺 イラン最高指導者、イスラエルへの「報復」宣言
7/31(水) 18:07配信

毎日新聞
イスラム組織ハマスの最高指導者ハニヤ氏(左)と会談するイラン最高指導者のハメネイ師=テヘランで2024年7月30日、WANA・ロイター

 イランの首都テヘランで31日、パレスチナ自治区ガザ地区を拠点とするイスラム組織ハマスの指導者ハニヤ氏が暗殺されたことを受け、イラン最高指導者のハメネイ師は同日、声明を出し、イスラエルに対する報復を宣言した。イランメディアが伝えた。

【写真で見る】暗殺されたハマスの最高指導者ハニヤ氏、どんな人物?

 ハメネイ師は声明で「シオニスト体制(イスラエル)は我々の家で客人を殉教させ、自ら厳しい処罰への下地を整えた」と指摘。そのうえで「イラン領内で起きた事件に報復するのは我々の義務だ」と述べた。

 イランは4月、在シリアのイラン大使館が空爆されたことへの報復として、イスラエル領内に300発以上のミサイルなどを発射している。【パリ金子淳】

3988OS5:2024/08/02(金) 05:40:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/e5e26d71eab615b535eeaf2afb3ee82c2448598d
ハニヤ氏暗殺 「賓客」守れなかったイラン、限定報復を検討か 米国との全面衝突は回避
8/1(木) 18:35配信

産経新聞
イランのペゼシュキアン大統領の宣誓式に出席したハマスの最高指導者ハニヤ氏(中央)=7月30日、テヘラン(AP)

【カイロ=佐藤貴生】イランの首都テヘランでイスラム原理主義組織ハマスの最高指導者ハニヤ氏が殺害され、イランはイスラエルが暗殺したと断定して報復の規模や時期を探っている。ただ、イスラエルや後ろ盾の米国との全面衝突を避けるため、抑制された規模になるとの見方もある。

【写真】「血に報いる」イランの首都テヘランで、殺害されたハニヤ氏の写真を掲げる人々

国営イラン通信は7月31日、最高指導者ハメネイ師が「ハニヤ氏の血に報いることは私たちの義務だ」と述べ、イスラエルへの報復を誓ったと伝えた。

イランは新大統領就任を祝福するため、首都を訪れたハニヤ氏の暗殺を許すという失態を犯した。「抵抗の枢軸」と称する中東各地の親イラン民兵組織や国民も注視しており、何らかの報復により汚名をそそぐべきだと考えているようだ。

イランはこれまで、米国やイスラエルへの先制攻撃を避け、報復も限定的な形にとどめてきた。2020年に革命防衛隊の有力司令官が米軍に殺害された際はイラクの駐留米軍基地に弾道ミサイルを発射したが、米兵が軽傷を負った程度で全面衝突は回避された。

今年4月にはイスラエルの在シリア大使館への空爆で革命防衛隊の幹部司令官が殺害されたとして、300超の無人機やミサイルでイスラエル領内を攻撃した。攻撃目標は軍事施設に限定され、米英仏が共同で防衛したため被害は軽微なレベルで収まった。

革命防衛隊の元幹部は6月、取材に「イランはイスラエルとの直接戦争は望まない。それはイスラエルも同じだ」と述べ、中東における戦闘拡大は双方ともに回避したいのが本音だとの見方を示していた。

米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は、イランが今回も限定攻撃にとどめるかは「不透明だ」としながらも、イランではイスラエル西部テルアビブや北部ハイファなど、大都市周辺の軍事施設への攻撃が選択肢に浮上しているとした。

イエメンやイラク、シリアの民兵組織を通じ、紅海周辺を航行する欧米諸国の商船への攻撃を強化したり、駐留米軍施設を攻撃したりする可能性もありそうだ。

3989OS5:2024/08/02(金) 20:56:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/fc273d94ad3bac02335f12457a3a7a390975a754ミサイルか仕掛け爆弾か ハマス指導者ハニヤ氏殺害方法の謎
8/2(金) 20:39配信


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産経新聞
【カイロ=佐藤貴生】イスラム原理主義組織ハマスの最高指導者ハニヤ氏はイラン訪問中の7月31日に殺害された。ミサイルのほか仕掛け爆弾が使われたとの説もあり、その方法は判然としていない。

ロイター通信はハニヤ氏が殺害された31日、首都テヘランの滞在先に午前2時ごろ「飛翔(ひしょう)体」が撃ち込まれ、死亡したと伝えた。イランメディアの多くも「ロケット弾かミサイル」が使われたと報じているもようだ。

一方、1日付の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は米国やイランなどの当局者7人の証言を基に、殺害に使われたのは仕掛け爆弾で、ハニヤ氏の宿泊施設には約2カ月前に搬入されて隠されていたと報じた。

テヘラン北部の宿泊施設は革命防衛隊が管理しており、厳重な警備の中、ハニヤ氏が居室にいることを確認した上で遠隔で起爆された。ハニヤ氏は即死したが隣室に大した損傷はなく、「標的を狙った正確な計画」だった。

イスラエルは事件直後、米政府などに詳細を説明した。ハニヤ氏はカタールに居住しているが、同国はハマスとの停戦協議を仲介しており、「イスラエルは海外での暗殺を決めた」という。

3990OS5:2024/08/04(日) 21:19:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/34517545a9061d33f8abf50ac16c6a73a10a7a54
相次ぐ出国要請、航空便は運休…中東で高まる緊張 イランなどの攻撃懸念
8/4(日) 20:30配信


産経新聞
3日、エルサレムでハマスにとらわれた人質の解放を求める家族ら(AP)

【カイロ=佐藤貴生】イランや親イラン民兵組織ヒズボラなどがイスラエルを攻撃すると表明したことを受け、米英両政府は4日までに自国民に対し、レバノンから出国するよう呼び掛けた。攻撃が始まればヒズボラが拠点を置くレバノンの治安状況が悪化するとみている。攻撃開始は迫っているとの観測もあり、緊張が高まっている。

英BBC放送(電子版)によると、英国は「(中東の地域情勢が)急速に悪化しかねない」と警告しており、レバノン滞在中の英国民に対し「民間航空便が運航している間」に出国するよう求めた。米国も可能な限り早期の出国を呼びかけた。

カナダ政府も「交戦が深刻化すれば出国に影響が出る」と指摘し、イスラエルへの旅行を避けるよう自国民に求めた。イスラエルやレバノンに向かう欧米やアジアの民間航空機には運休が相次いでいる。

米ニュースサイト、アクシオスによると、米国やイスラエルの複数の政府当局者は、早ければ5日にもイランがイスラエルを攻撃するとの見方を示している。

7月末にイランでは訪問中だったイスラム原理主義組織ハマスの最高指導者ハニヤ氏が、レバノンではヒズボラの幹部が殺害された。イランとハマス、ヒズボラは2つの事件はともにイスラエルが関与したと断定、報復を誓った。

一方、イスラエル軍はパレスチナ自治区ガザへの攻勢を強めており、3日には住民らの避難先になっていた学校に空爆を行い、少なくとも17人が死亡した。イスラエルはヨルダン川西岸でも攻撃を続けているもようだ。

イスラエル最大都市テルアビブなどでは3日、ガザに連行された人質を救出するため、ハマスと停戦するようネタニヤフ政権に求めるデモが行われた。

3991OS5:2024/08/04(日) 22:01:12
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20240803k0000m030250000c.html
ニュース 国際・科学 バイデン大統領がネタニヤフ首相に不満か ハマス指導者暗殺巡り
バイデン大統領がネタニヤフ首相に不満か ハマス指導者暗殺巡り
2024/08/03 18:17毎日新聞

バイデン大統領がネタニヤフ首相に不満か ハマス指導者暗殺巡り

バイデン大統領=ロイター

(毎日新聞)

 パレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスの最高指導者ハニヤ氏が滞在先のイランで暗殺されたことを巡り、バイデン米大統領が暗殺に関わったとみられるイスラエルのネタニヤフ首相に不満を募らせている模様だ。仲介してきたイスラエルとハマスとの停戦案の合意の障害になりかねないためで、イスラエル側に自制を求めている。

 米ニュースサイト「アクシオス」によると、バイデン氏は1日にネタニヤフ氏と電話協議した際、想定されるイラン側からの攻撃に対する防衛支援を伝える一方、イスラエルがその後再び緊張を高める行動を取った場合には、米国の支援を期待しないよう警告。停戦合意に向けて早急に取り組むよう求めた。

 バイデン氏は5月に人質の解放などを含む包括的な停戦案を発表し、イスラエルとハマスの合意に向けてカタールやエジプトと仲介に取り組んできた。11月の大統領選への出馬を断念したバイデン氏は、来年1月までの任期中に停戦と人質の解放を実現し、「レガシー(遺産)」としたい意向も透ける。

 ネタニヤフ氏は暗殺事件前の7月下旬にホワイトハウスでバイデン氏と会談し、停戦について協議していた。アクシオスは関係者の話として、バイデン氏が1日の電話協議でネタニヤフ氏に対して、「会談で停戦合意について話したにもかかわらず、暗殺に踏み切った」と不満を示したという。

 ネタニヤフ氏を巡っては自身の政治的な保身のために、戦闘を続けているとの見方が根強くある。バイデン氏は1日に記者団に、「(ハニヤ氏の暗殺は)停戦交渉の役には立たない」と述べ、いらだちを隠さなかった。

 一方で、バイデン政権は現状では、イスラエルの防衛に関与する姿勢を変えていない。イランやレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラからの「報復」が懸念される中、米国防総省は2日、中東に艦艇や戦闘機を追加で派遣すると発表した。弾道ミサイルの迎撃能力を持つ巡洋艦や駆逐艦を追加配備し、戦闘機部隊も追加で派遣する。また、空母「セオドア・ルーズベルト」に代わって、空母「エーブラハム・リンカーン」の派遣も決めた。【ワシントン松井聡】

3992OS5:2024/08/05(月) 17:54:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a900b38d048953a2ba80c26a364f359f64bc0e9
レバノンから退避を 各国が自国民に勧告
8/5(月) 17:03配信
【8月5日 AFP】イスラム組織ハマス(Hamas)の指導者とレバノンのイスラム教シーア派(Shiite)組織ヒズボラ(Hezbollah)幹部が相次いで殺害され、イランおよび親イラン派勢力がイスラエルへの報復措置を表明している事態を受け、各国は新たな中東戦争の前線になるとみられているレバノンに滞在中の自国民に対し、早急に出国するよう勧告している。

 米英などに続き、サウジアラビアとフランスも、自国民にレバノンからの退避を要請。

 仏外務省は自国民に対し、レバノンの「治安状況が極めて不安定」であるため、同国への渡航を中止するよう緊急要請し、同国に滞在している人々には早急に出国するよう呼び掛けている。

 フランスは、イラン在住の自国民にも「一時退避」を要請している。

 欧米の複数の航空会社も、レバノンをはじめ周辺地域の航空便を運休。

 カタールの国営カタール航空(Qatar Airways)は、少なくとも5日まで、同国の首都ドーハとレバノンの首都ベイルートを結ぶ航空便を「昼間のみの運航」に制限すると発表した。

 7月31日にイスラエルがベイルートでヒズボラの最高幹部ファウド・シュクル(Fuad Shukr)司令官を殺害した数時間後、イランの首都テヘランでハマスの政治的指導者イスマイル・ハニヤ(Ismail Haniyeh)氏が暗殺された事態を受け、イランおよび、同国が支援している武装勢力はイスラエルへの報復を表明している。

 ハマスやイランは、ハニヤ氏を暗殺したのはイスラエルだと非難しているが、同国はハニヤ氏暗殺について直接的なコメントはしていない。

 映像はベイルート(ラフィク・ハリリ)国際空港で4日撮影。(c)AFPBB News


https://news.yahoo.co.jp/articles/0eb6a97d564393ad8530334c91dcc91fc19bf4b9
外務省、レバノン全土に退避勧告
8/5(月) 16:20配信

時事通信
レバノンの首都ベイルート=2023年11月(AFP時事)

 外務省は5日、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとイスラエルの戦闘激化を受け、レバノン全土の危険情報を最も高いレベル4(退避勧告)に引き上げた。

 
 同省によると、レバノンには約60人の日本人が居住。安全を確保し、商用便が運航している間に「直ちに退避」するよう呼び掛けている。

3993OS5:2024/08/06(火) 12:44:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/7d62223e66bd7ad8d654da2078e1243107a6436f
イランの危険情報引き上げ 政府
8/6(火) 12:06配信

時事通信
記者会見する林芳正官房長官=6日午前、首相官邸

 林芳正官房長官は6日の記者会見で、イランでイスラム組織ハマス最高指導者ハニヤ氏が殺害された事件による中東情勢の悪化を受け、イラン全土の危険情報をレベル3(渡航中止勧告)以上に引き上げたことを明らかにした。

 パキスタン国境など一部地域はこれまで通りレベル4(退避勧告)を維持した。

 外務省によると、イランには約350人の邦人が滞在している。

3994OS5:2024/08/07(水) 15:47:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/d22ee0a82beb423982a70ebae04cf295f433e59d
ハマス最高指導者 ハニヤ氏の後任は「強硬派」のシンワル氏
8/7(水) 4:58配信

毎日新聞
イスラム組織ハマスの最高指導者に選ばれたヤヒヤ・シンワル氏=パレスチナ自治区ガザ地区北部ガザ市で2022年10月1日、ロイター

 パレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスは6日、暗殺された最高指導者、イスマイル・ハニヤ氏の後任に、ガザ地区トップのヤヒヤ・シンワル氏を選んだと発表した。シンワル氏はガザ地区の戦闘を指揮する「強硬派」とされており、イスラエルとの停戦交渉に影響を与える可能性がある。

【写真で見る】暗殺されたハマスの最高指導者ハニヤ氏、どんな人物?

 シンワル氏は1962年、南部ハンユニスの難民キャンプで生まれた。イスラエルからのスパイを摘発する活動などに従事し、スパイを残忍な方法で殺害するなど「ハンユニスの殺し屋」と恐れられた。88年にイスラエル兵やスパイを殺害した容疑でイスラエル当局に拘束され、終身刑を言い渡されたが、拉致されたイスラエル兵との捕虜交換で2011年にガザに戻った。17年にガザ地区トップに選ばれ、21年に再選された。

 7月31日に訪問先のイランで暗殺されたハニヤ氏は、ハマス内では「穏健派」とされており、停戦交渉で中心的な役割を担ってきた。イランはハニヤ氏の暗殺にはイスラエルが関与したと主張し、報復する構えを見せている。【エルサレム松岡大地】

3995OS5:2024/08/09(金) 01:12:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/bfb9edd8b01330e2fbfb890d20a08583b0ffe180
ハマス新指導者に親イラン強硬派 対決姿勢で停戦交渉停滞か
8/8(木) 18:46配信


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時事通信
イスラム組織ハマスの最高指導者ヤヒヤ・シンワル氏(中央)=2023年4月、パレスチナ自治区ガザ北部ガザ市(AFP時事)

 パレスチナのイスラム組織ハマスは、イランで最高指導者ハニヤ氏が暗殺されたことを受け、後継者にパレスチナ自治区ガザトップのヤヒヤ・シンワル氏を選出した。

 同氏は昨年10月のイスラエル奇襲を主導したとされる最強硬派で、イスラエルと敵対するイランと関係が近いとされる。ガザの停戦交渉の行方は一層見通せなくなった。

 東京大中東地域研究センターの鈴木啓之特任准教授はシンワル氏について、外交経験は乏しく「政治的駆け引きや譲歩といった手腕は未知数だ」と指摘する。ガザの地下トンネルに潜伏中とされ、「交渉を補佐する幹部と十分連絡を取れるかなど不確定要素が多い」と述べ、停戦交渉の停滞に懸念を示した。

 欧州のシンクタンク「欧州外交評議会(ECFR)」などによれば、シンワル氏は、ハマスの軍事部門や、イスラエルと内通するパレスチナ人を摘発する治安部門の創設に関わったとされる。イスラエル軍は昨年の奇襲を首謀した1人として懸賞金を示して行方を追っている。ハマス幹部に近い関係者は英誌エコノミストに対し、シンワル氏は「ハマスの中で誰よりもイランとの関係が強い」と指摘する。

 停戦交渉を仲介するカタールや、カタールなどに滞在するハマス在外幹部の一部は、ハニヤ氏の前任でより穏健なメシャル氏の復帰を望んでいたとされる。だが、ハニヤ氏暗殺の報復を宣言するイラン寄りのシンワル氏を選んだことで、ハマスはイスラエルに対する強い対決姿勢を示した形だ。

3996OS5:2024/08/09(金) 21:33:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/71227009d1765031b0a72e9c7659644397b7f62b
欧州のパレスチナ国家承認 足並み乱れ「象徴的なものにとどまる」
8/9(金) 20:21配信


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毎日新聞
パレスチナの国家承認を巡る欧州主要国の立場

 欧州では5月末、スペイン、アイルランド、ノルウェーの3カ国がパレスチナを国家承認し、6月にはスロベニアが続くなど、パレスチナ寄りの動きが目立ち始めている。

【地図】半年でガザの街はこれだけ壊れた

 スペインは元々、イスラエルとの関係が他国より希薄だとされる。国連総会がパレスチナを分割し、ユダヤ人とアラブ人の国をつくるとの決議案を可決した1947年、スペインはフランコ独裁政権下にあり、国連に入っていなかった。その後も、化石燃料調達のため、アラブ諸国との関係を重視。イスラエルと国交を結んだのは86年だ。現在の連立政権には急進左派政党が入っており、親パレスチナの姿勢を鮮明にしている。

 アイルランドは19世紀に英国に併合され、戦争を経て49年に独立を果たした歴史があり、イスラエルに占領されているパレスチナへの「親近感」が強いとされる。また、ユダヤ人は国内に約2500人しかおらず、英仏に比べて規模が小さい。

 ノルウェーは、ヨルダン川西岸などでパレスチナの暫定自治を認めた93年の「オスロ合意」を仲介した過去がある。ストーレ首相は5月、「平和と安全の中で二つの国家が隣り合って暮らすほかない」と語り、2国間共存へのこだわりをにじませた。

 では欧州諸国による国家承認は、パレスチナ問題の解決にどこまで影響するのか。独マールブルク大のマーティン・ベック教授は「一定の意義はあるが、象徴的なものにとどまる」と指摘する。

 要因の一つに、欧州主要国の足並みが乱れていることがある。仮に英国やフランスがパレスチナを国家承認しても、ナチス政権下でホロコースト(ユダヤ人大虐殺)に関与したドイツはイスラエルに配慮し、承認しない可能性が高い。欧州全体で、平和構築に向けて関係者に圧力をかけることは困難だ。

 ベック氏は、欧州がイスラエルの同盟国である米国と連携し、イスラエルへの対応を抜本的に厳しくすべきだと主張するが、その可能性は「低い」と悲観する。【ブリュッセル岡大介】

3997OS5:2024/08/14(水) 10:26:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/14fffa1f78f496120fabcd49a277feb46624b3d9
女性の姿ないアフガン、遊園地閑散・美容院は地下営業…タリバン実権掌握3年
8/14(水) 8:05配信

読売新聞オンライン
カブール市内の遊園地は閑散とし、女性の姿は見えない(7月16日)

 アフガニスタンでイスラム主義勢力タリバンが実権を掌握してから15日で3年となる。女性の人権侵害などを理由に暫定政権を承認する国はなく、孤立が深まっている。戦争状態から脱して治安は回復したが、制裁と抑圧下にあり、祖国を見限って国外移住に希望をつなぐ人も多い。(カブール 吉形祐司、写真も)

国外移住希望者も


(写真:読売新聞)

 首都カブールにある遊園地「シティーパーク」は閑散としていた。時折響く歓声が園内にこだまし、入場者の少なさを印象づける。園内の光景は異様だ。観覧車も回転ブランコも無人。そして、女性の姿がない。

 「10年前の開園当初は昼食もとれないほど多くの来園者がいた。過去3年は、ご覧の通りだ。女性の入園が禁止され、家族で入れないからね」。関係者が肩をすくめた。110人いた職員は今、23人だという。

 「たまにしか来ない。家族で一緒に入れないから」

 息子2人にせがまれて訪れた無職の男性(35)が話し始めると、別の男性が近づき会話を遮った。警備担当で「取材には許可が必要」だと言う。外務省発行の取材許可証を示すと写真を撮影し、「これではダメだ。報告しておく」と告げた。無職の男性は「今も以前も、家族で来たことはない。何も変わっていない」と口をつぐんだ。

 タリバンが導入した女性の教育や就業制限などは続き、昨年、禁止された美容院は街角からなくなった。「地下営業」をする美容師4人に取材を試みたが、安全を理由に拒否。1人は「4日前に姉妹4人とともにタリバンに逮捕された」と仲介者が打ち明けた。

 電話で接触したある美容師は「怖い。私を国外に連れ出してほしい。外国でなら、起きたことを全部話すから」と訴えた。地下営業の仕事場で他殺体となって見つかった美容師もいるという。誰の仕業か不明だが、同業者の間では隠れた営業でタリバンともめ事があったとの見方が広がっている。

 カブールの街は、治安悪化の元凶だったタリバンが実権を握ったことで平穏が戻った。タリバンと敵対するイスラム過激派組織「イスラム国」のテロはあるが、標的は限定的だ。市場や商店街は活気づいている。


 しかし、市民は一様に経済的な苦境を口にする。現実は、外見上の街の表情とは違う。

 露天商が集まる中心部のタイマニ・プロジェ通りでスイカを売るアフタブッディンさん(29)は政府の元職員で、タリバンに役所を追われた。銀行に再就職したが、勤務先の支店はタリバンが利子を禁じたため閉鎖され、スイカ売りに転身した。「収入は1日に300アフガニ(約620円)。以前の5分の1で夏だけの仕事だが、他に選択肢がない」と嘆く。

 自営業のカリミさん(38)は過去、米軍の燃料調達に協力していた。「将来に何の保証も安全もない。娘は学校に行くことも許されない」と、米政府が発給する特別移民ビザを申請した。祖国への未練はない。ビザ申請の手続きを終えたのは2022年7月。自宅には、いつでも出発できるようまとめた荷物を置いたまま、米政府からの連絡を待ち続けている。

3998OS5:2024/08/14(水) 10:27:01
薬物禁止 依存者を強制排除
カブールの国立薬物依存者1000床病院で治療を受ける入院患者(7月15日)

 タリバンが実権を掌握した後、劇的に変化したのが違法薬物への対処だ。アヘンやヘロインの原料となるケシの栽培・取引をイスラム法を適用して禁止し、路上にあふれていた薬物依存者を強制排除した。だが、依存者は後を絶たず、問題は根深く残ったままだ。

 「薬物など使用していないぞ。何が問題だ」

 首都カブールにある「国立薬物依存者1000床病院」の受付。息子に連れられた男性が大声で叫ぶ。なだめる職員。息子が持つ検査結果には、覚醒剤の一種メタンフェタミンの欄が「陽性」と印字されていた。

 米軍施設を転用した病院の収容人数は、その名の通り1000人。毎日20〜25人の入院と、同じ人数の退院で空き病床を管理する。3病棟に67室があり、治療を受ける患者は薄暗い大部屋のベッドで過ごす。

 45日の治療を終え、退院の日を迎えた大学生シャダブ・ヌーリさん(23)は、合成麻薬MDMAを使用していた。「友人に勧められた。幸せな気分になれた。卒業に影響するため治療を受けた」。入手は簡単で、日本円で約1470円で5グラムが買えたという。

 保健省によると、2015年の統計で薬物依存者は300万人。タリバン暫定政権は22年4月、ケシ栽培や、あらゆる薬物の使用・取引を禁止した。違反者はイスラム法で罰し、カブール市内の路上や橋の下にあふれていた薬物依存者を病院に強制収容した。現在は薬物依存者の姿はない。

 タリバンの元戦闘員で、キューバのグアンタナモ米軍基地に6か月収容されていたアブドゥル・ナシル・ムンカド院長(48)=写真=は、暫定政権の薬物対策に胸を張り、「当初は力で収容したが、今は家族が自発的に連れてくる患者を治療している」と語る。

 しかし、入院患者は後を絶たない。使用薬物も以前はアヘンやメタンフェタミンなどが主流だったが、最近では日本円で1600〜2000円を払えば薬局で買える処方薬の乱用被害が広がっている。

 アシフ・ラフマイさん(38)は「医師が出した腹痛の痛み止めの処方箋をコピーして薬局で買い、5年間服用した」という。4人の子供に暴力をふるい、見かねた弟(36)が病院に連れてきた。

 ムンカド院長は「戦争で家族を亡くしたストレスが原因の患者もいる。低収入の若者がイランに働きに出て患者となって帰ってくるのも原因だ」と指摘する。イランで蔓延(まんえん)する薬物は、アフガンが原産とされており、薬物禍がアフガンに逆流する悪循環が続いている。

ケシ栽培95%減 農家不満 国連機関調査…密売 有力者の懐潤う
(写真:読売新聞)

 国連薬物犯罪事務所(UNODC)が2023年11月に発表した調査結果によると、タリバン暫定政権の薬物禁止令でケシ栽培は22〜23年の1年で95%減少した。一方で、農家の収入も92%減少した。アヘン価格は高騰し、密売ビジネスにかかわるタリバンの一部有力者の懐を潤している。

 調査によると、東部ナンガルハル州や南部カンダハル州などケシの主要産地4州では、小麦など代替作物を導入した結果、農家の収入が10億ドル(約1470億円)減った。農家の不満は高まり、北東部バダフシャン州では今年5〜6月、ケシ栽培の禁止に抗議した住民とタリバンが衝突し、死傷者が出た。

 ナンガルハル州の農業男性(53)は「代替作物の種の供給などの支援がない」と訴える。別の農業男性(58)は「タリバンと関係を持つ農家は栽培を続けている」と指摘した。

 タリバン暫定政権のある高官は「複数の有力者が密輸ビジネスを続けている。ケシ栽培が必要で、ヘロイン精製所も持っている」と明かす。密輸先はパキスタンやイランだという。

 UNODCは禁止令の後、アヘンの価格が5倍になったとしている。だが、イラン国境の密売人は本紙に「10倍だ」と指摘した。この人物は「我々のような中小の密売業者は、利益の20〜25%の賄賂を払い、10回に5、6回しか成功しない。タリバンの有力者は、大きな契約で安全なルートを確保し、中東経由で欧州に密輸している」と語る。

3999OS5:2024/08/14(水) 15:32:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/507882dea17b7d0deb9e89514946afe210128b39
交渉再開か、攻撃実施か 中東情勢、緊迫の数日間
8/13(火) 19:10配信



共同通信
イスラエル・エルサレム、ガザ地区、レバノン・ベイルート、イエメン、イラン・テヘランなど

 【エルサレム共同】パレスチナ自治区ガザでの戦闘を発端とする中東全域の緊張がさらに高まってきた。米国など3カ国は、イスラエルとイスラム組織ハマスの停戦交渉を15日に再開するよう要請した。一方、イランが近くイスラエル攻撃に踏み切るとの見方が拡大。交渉再開が先か。攻撃実施が先か。今後数日間の動きを世界が注視する。

【解説】歴史が生んだ「世紀の難問」…イスラエル、パレスチナの争いはなぜ始まった

 ガザで4万人に迫るパレスチナ人が死亡していることが問題の背景にあり、交渉が動き出せば、地域の緊張緩和に期待が高まる。ハマスは11日の声明で、新たな交渉は「イスラエルの侵略行為を覆い隠す」として消極的な姿勢。同国メディアなどによると、ガザ潜伏中のシンワール最高指導者は早期の停戦合意を望んでいる。

 交渉の土台はバイデン米大統領が5月末に示した停戦案だ。まず戦闘を停止しイスラエル軍がガザから撤収。ハマスが人質の一部を解放し、イスラエルが収監中のパレスチナ人を釈放する。第2段階ですべての人質を解放し「恒久的な敵対行為の停止」を実現。第3段階でガザ復興に移る。

4000OS5:2024/08/15(木) 09:11:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/b0672ff6d8529ef7e6abe8d8f7c9c9bbec76a029
イスラエル首相、国防相を非難 政権内の亀裂あらわに
8/14(水) 9:29配信


CNN.co.jp
イスラエルのネタニヤフ首相(左)とガラント国防相

(CNN) イスラエルのネタニヤフ首相は14日までに、ガラント国防相の発言について「反イスラエル的」だとして非難した。中東全体に紛争が拡大する懸念が強まるなか、イスラエル政権内の深い亀裂があらわになった形だ。

【写真】米国務省に到着したガラント氏

イスラエルの地元メディアは今週に入り、ガラント氏が非公開で行われた安全保障をめぐる協議のなかで、ネタニヤフ氏の掲げるイスラム組織ハマスとの戦いでの「完全勝利」について、「たわごと」と一蹴したと報じた。

イスラエル首相府は反発し、ガラント氏の発言はパレスチナ自治区ガザ地区で拘束されている人質の解放に向けた交渉を危うくするものだと批判した。

今回の辛辣(しんらつ)なやり取りは10カ月あまりにわたるハマスとの紛争中に2人の間で交わされた口論の最新の事例だ。

専門家からは、ネタニヤフ氏は人質の帰還よりもハマス撲滅と政権維持に関心があると批判する声が出ている。政権内の極右閣僚は、ハマスとの交渉に合意すれば、政権を崩壊させると警告している。

西側諸国の首脳から交渉合意を求める声が出るなか、国際社会ではイスラエルの極右閣僚に対する不満が高まっている。

欧州連合(EU)の外相にあたるボレル外交安全保障上級代表は12日、CNNの取材に対し、イスラエル極右のスモトリッチ財務相とベングビール国家安全保障相に制裁を科す提案を提出する考えを明らかにした。

スモトリッチ氏はこれより前、X(旧ツイッター)への投稿で、イスラエル人の人質が解放されるまで、200万人のガザの人々を飢えさせることは「道徳的」などと発言していた。

米国とエジプト、カタールなど主要な仲介国はイスラエルとハマスに対して、「最終的な橋渡し提案」について検討するために交渉の席に戻るよう促している。停戦と人質解放をめぐる交渉は15日にも、エジプト首都カイロあるいはカタール首都ドーハで再開される見通し。

4001OS5:2024/08/22(木) 00:52:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/16deb8d7e42330f8b100dbc115b09b0389c37db9
イラン新閣僚決まる、外相に「プロでタフ」な対米柔軟派 対話進むか
8/22(木) 0:03配信

朝日新聞デジタル
イランの首都テヘランで2024年8月17日、国会に出席する外相候補のアラグチ氏。ウェスト・アジア・ニュース・エージェンシー提供=ロイター

 先月就任したイランの改革派ペゼシュキアン大統領の閣僚19人の顔ぶれが21日、正式に決まった。同氏が提案した閣僚候補の全員が、国会での信任投票で就任に必要な過半数の賛成を得た。米欧に柔軟な立場をとるアラグチ元外務次官の外相就任が決まり、米国などとの対話が実際に進むかが今後の焦点になる。

 イラン外務省によると、アラグチ氏は2008〜11年に駐日大使を務めたことから知日派としても知られ、その後外務次官を務めた。

 イランが核開発を制限する代わりに、自国への経済制裁を緩和してもらう内容で米英などと15年に結んだ核合意の交渉でも、重要な役割を果たしたとされる。カタールの衛星放送局アルジャジーラによると、米国の交渉担当者からは当時、「プロフェッショナルでタフ」と評されたという。

朝日新聞社


https://news.yahoo.co.jp/articles/89e6fe4a2a5517fa27e83281f00cf62dc930b351
イラン国会、改革派ペゼシュキアン大統領の閣僚候補19人を全員信任
8/21(水) 23:31配信

読売新聞オンライン
ペゼシュキアン氏=ロイター

 【テヘラン=吉形祐司】イラン国会は21日、マスード・ペゼシュキアン大統領が指名した閣僚候補19人の信任投票を行い、全員を信任した。大統領選期間中、国会で過半数を占める保守強硬派の批判にさらされてきた改革派のペゼシュキアン氏は、行政運営における最初の関門を通過した。

 ペゼシュキアン氏は19日、国会議員との会合で、閣僚指名にあたっては全閣僚候補について、国政の全権を掌握する最高指導者アリ・ハメネイ師に相談したことを明らかにしていた。

 ペゼシュキアン氏は大統領選で、核開発を巡る核交渉の立て直しや、米政府などが科している制裁の解除を公約に掲げて当選した。

4002OS5:2024/08/22(木) 00:57:33


https://www.yomiuri.co.jp/world/20240814-OYT1T50016/

イラン副大統領辞任 ザリフ氏 子が米と二重国籍
2024/08/14 05:00

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1415049
イラン副大統領 辞任の意向表明 改革派政権に打撃
2024年8月13日 3:57
【テヘラン共同】イランのザリフ副大統領(戦略担当)が11日、辞任する意向を表明した。ザリフ氏は穏健派ロウハニ政権時に核合意を成立させた際の外相で、選挙戦で改革派ペゼシュキアン大統領を積極的に支援。1日に任命されたばかりだった。

4003匿名:2024/08/22(木) 03:28:32
不祥事 京都保健衛生専門学校(京都市上京区)の60代の小澤優が、同学校の同窓会組織の銀行口座から約2100万円を着服していたことが5日、分かった。

ニュース京都市

京都保健衛生専門学校(京都市上京区)の60代の小澤優(宮井優)が、
京都保健衛生専門学校の同窓会組織の銀行口座から約2100万円を着服していたことが5日、分かった。同学校は既に男性教員の小澤優を懲戒解雇しており、業務上横領の疑いで京都府警に告発する方針。 【小澤優】京都市上京区はここ  
同学校によると、小澤優は臨床検査学科の教務部長で、昨年4月から今年3月にかけて、同窓会組織の口座を管理していた立場を悪用し、現金を無断で引き出していたという。  
同窓会組織の口座には、臨床検査学科の生徒が入学時に支払う会費が積み立てられており、
京都保健衛生専門学校の外部調査で着服が判明した。
小澤優が不正を認めたため、6月27日に懲戒解雇した。
同学校は看護師や臨床検査技師などを養成しており、約300人の生徒が学んでいるという。

ソース 京都新聞ニュース

4004OS5:2024/08/25(日) 16:35:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/451a79ee041b5bab34db6e683ab111e096573514
ヒズボラが大規模な「報復」攻撃 イスラエルも応戦、紛争激化の恐れ
8/25(日) 13:11配信

毎日新聞
イスラエルの国旗=同国で2019年5月

 レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラが25日、イスラエルに対して、無人航空機(ドローン)やロケット弾による大規模な攻撃を始めた。ロイター通信によると、ヒズボラは7月にイスラエル軍に殺害された幹部の「報復だ」としている。イスラエルも「予防的な攻撃」としてレバノン南部で大規模な攻撃を行っており、23年10月から散発的な衝突を続けてきた両者の紛争がエスカレートする恐れがある。

【写真】イスラエルとレバノンの国境付近で煙と火が上がる様子

 ロイターや中東の衛星テレビ局アルジャジーラによると、ヒズボラは70発以上のロケット弾をイスラエル側に発射した。イスラエルの軍事施設や防空システムなどを標的にしているという。イスラエルも防空システムで迎撃しており、被害の状況は不明だ。

 イスラエルのガラント国防相は25日早朝、48時間にわたる「緊急事態」を宣言した。【エルサレム松岡大地】

4005OS5:2024/08/30(金) 15:44:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/e6f494812d0822860a1954ce41dd29a699d1fb75
子どもたちにポリオ・ワクチン接種、ガザの戦闘休止へ…中部・南部・北部の順に3日間ずつ
8/30(金) 10:43配信
読売新聞オンライン
【ニューヨーク=金子靖志】イスラエルとイスラム主義組織ハマスは、パレスチナ自治区ガザで流行が懸念されるポリオ(小児まひ)のワクチン接種を目的にした戦闘の一時休止に合意した。世界保健機関(WHO)が29日、発表した。WHOの高官がオンラインで記者会見し、明らかにした。ワクチン接種は9月1日に始まる予定で、ガザ中部、南部、北部の順にそれぞれ3日間、戦闘を休止する。

 昨年10月に始まったガザで戦闘休止が実現すれば、昨年11月24日からの7日間に続き、2度目となる。

 WHOの高官によると、ワクチン接種は10歳未満の子供約64万人が対象で、ガザには2回の接種に使う126万回分のワクチンがガザに到着している。流行を食い止めるためには、9割以上の接種率が必要とされ、状況に応じて期間を延長するという。

 ポリオは発症すると、手足のまひなど後遺症が残ることがある。呼吸困難で死亡する事例もある。ガザでは今月半ば、25年ぶりにポリオの感染例が確認され、国連が戦闘停止を呼びかけていた。

 ハマス幹部は戦闘の一時休止について、ロイター通信に「接種を確実に行うため、国際機関と協力する用意がある」と述べ、歓迎した。

 29日にはガザ情勢を協議する国連安全保障理事会が開かれた。理事国からは、戦闘の一時休止に関する合意を歓迎し、イスラエルとハマスに合意の履行を求める声が相次いだ。

4006OS5:2024/09/10(火) 22:29:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ff5f69d0fa64cb6438b7dbebc56bf8291f383d3
ガザの避難区域に空爆、40人死亡 テント焼け、残ったクレーター
9/10(火) 20:00配信

朝日新聞デジタル
パレスチナ自治区ガザ南部マワシで2024年9月10日、避難民が集まっていたテント群をイスラエル軍が空爆した現場を見つめるパレスチナの人々=AP

 パレスチナ自治区ガザで救護活動を担う当局は10日、南部マワシでイスラエル軍の空爆があり、少なくとも40人が死亡、60人が負傷したと明らかにした。マワシは軍が避難区域に指定し、現場には避難民のテントが集まっていた。軍はイスラム組織ハマスの司令所を攻撃した、と主張している。

【写真】イスラエルとパレスチナの女性団体「架け橋築く」 戦闘後も続く模索

 AP通信などによると、現場では少なくとも20のテントで火災が起きたほか、空爆でできたとみられる大型のクレーターが三つ確認された。救護当局者はAFP通信に対し、ほかに15人の行方不明者の捜索を続けていると述べたという。

 イスラエル軍は10日のSNS投稿で、「人道区域(避難区域)内の司令施設で活動するハマスのテロリストを攻撃した」と主張。事前の上空からの監視、精密攻撃など「民間人被害のリスクを抑えるために数多くの措置をとった」としている。

 マワシは昨年12月にイスラエル軍が避難区域に指定したが、軍に攻撃される事例が後を絶たない。7月にはハマスの軍事部門トップ、ムハンマド・デイフ氏を殺害したとされる軍の空爆で、少なくとも90人が死亡した。

朝日新聞社

4007OS5:2024/09/13(金) 11:23:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/20285275537ffe11a71aae8324f21956ef13b894
ガザの経済規模、戦闘で6分の1以下に 国連報告「壊滅的な状態」
9/13(金) 6:00配信

朝日新聞デジタル
イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が続くパレスチナ自治区ガザ南部ハンユニスで2024年9月4日、がれきの上に座るパレスチナの子どもたち=ロイター

 国連貿易開発会議(UNCTAD)は12日、昨年10月に始まったイスラム組織ハマスとイスラエルの戦闘によるパレスチナ自治区の経済への影響についての報告書を公表した。昨年第4四半期(10〜12月)のガザ地区の域内総生産は、軍事衝突が起こる直前の同第3四半期(7〜9月)と比べて81%減少。「ガザの経済は壊滅的な状態にある」と結論づけた。


 報告書はパレスチナ自治政府(PA)の機関などが発表した2024年半ばまでのデータを元に作成された。ガザでは昨年10月の戦闘開始から2024年初めまでに企業の82%が損壊を受けたか、完全に破壊されたという。また、灌漑(かんがい)設備など農業資産の80〜96%が破壊され、食料生産能力がまひしたとしている。

 今年第1四半期(1〜3月)時点のガザの域内総生産は、22年の水準の6分の1以下まで縮小した。UNCTADは「(今回の影響は)ハマスとイスラエルの過去の軍事衝突をはるかに上回る」と危機感を示した。

朝日新聞社

4008OS5:2024/09/18(水) 07:55:02
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-240917X232.html
ヒズボラ構成員の通信機器、次々爆発=8人死亡、2750人負傷―レバノン
2024/09/17 23:59時事通信

 【カイロ時事】中東レバノンの南部や首都ベイルート近郊で17日、イスラム教シーア派組織ヒズボラの構成員らが連絡手段として使用しているポケットベルのような通信機器が次々と爆発した。現地からの報道によると、レバノン保健省は少なくとも8人が死亡し、約2750人が負傷したと発表した。爆発は各地で約1時間にわたって起きたという。

 イランのメディアは、レバノン駐在のイラン大使も爆発で軽傷を負ったと伝えた。また、在英のシリア人権監視団は、シリアでもヒズボラ構成員が同様の爆発で病院に搬送されたと明らかにした。

 パレスチナのイスラム組織ハマスに連帯するヒズボラは、パレスチナ自治区ガザでハマスと戦闘を続けるイスラエルを攻撃しており、イスラエルも応戦。今回の爆発に関し、イスラエルが関与した可能性が取り沙汰されている。

4009OS5:2024/09/20(金) 07:18:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/d2fbf42c65a298ebdd28e54529b35b0bf49b1610
レバノンでヒズボラの無線機が相次ぎまた爆発 9人死亡、300人超負傷
9/19(木) 0:00配信


毎日新聞
煙が上がる携帯電話販売店の前に集まる住民ら=レバノン南部で2024年9月18日、ロイター

 レバノンで18日、イスラム教シーア派組織ヒズボラが所有する無線機が相次いで爆発し、少なくとも9人が死亡、300人以上が負傷した。ロイター通信などが報じた。17日にはヒズボラの戦闘員らのポケベルの同時爆発により、約2800人が死傷したばかり。一連の爆発はヒズボラと交戦している隣国イスラエルによる工作の可能性が高いとみられている。

【写真】爆発したものと同型とみられる無線機

 米CNNテレビによると、爆発が起きたのは午後3時(日本時間午後9時)ごろ。ベイルートとレバノン南部でそれぞれ15〜20件の爆発が起きたとみられる。うち1件は17日の爆発による死者の葬儀が営まれていた場所で起きた。

 無線機はポケベルと同様、約5カ月前にヒズボラが導入したものだという。ヒズボラの影響力が強い東部ベカー平原でも爆発があったとの情報もある。

 中東の衛星テレビ「アルジャジーラ」によると、南部スールでは少なくとも2件の爆発があった。このうち1件は同局の記者の後ろを走行していた車がいきなり爆発したという。

 今のところ、イスラエルは一連の爆発についてコメントしていない。【エルサレム金子淳】

4010OS5:2024/09/23(月) 19:07:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e3d0e107df655fd2c2122791fb740fadce3d291
スリランカ新大統領が就任 「国を方向転換させ、安定した政府作る」
9/23(月) 14:11配信

産経新聞
【コロンボ=岩田智雄】インド洋の島国、スリランカで21日に投票された大統領選挙で、当選した左派連合・国民人民勢力(NPP)を率いる野党・人民解放戦線(JVP)のディサナヤカ党首(55)が23日、新大統領に宣誓就任した。

ディサナヤカ氏は22日、現職のウィクラマシンハ大統領(75)らを破って当選した。ウィクラマシンハ氏は、スリランカを支援する国際通貨基金(IMF)や中国、日本など債権国の支援で経済再建を進めたが、増税など痛みを伴う改革や政治家の汚職疑惑が国民の反発を招き、落選した。

ディサナヤカ氏は、改革を見直すため、IMFとの再交渉を掲げる。当選を受け同氏は22日夜、記者団に「この国を方向転換させ、安定した政府を作れると信じている」と述べた。NPPは国会(一院制、225議席)に3議席しか持たず、同氏は早期に解散総選挙に打って出る方針。

JVPは、マルクス・レーニン主義を掲げ、1970〜80年代に武装闘争を展開した歴史がある。現在は穏健化しているとはいえ、国政指導者としての経験がないディサナヤカ氏が国際社会とどう関係を築くのか見通せない。隣国インドでは対中傾斜への警戒感がくすぶる。

4011OS5:2024/09/23(月) 20:42:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/c64cd63d1807ccc4518642cbc4edac13ce4ea3bd
イスラエル、戦闘拡大辞さず ヒズボラは徹底抗戦
9/23(月) 6:00配信
 【エルサレム時事】イスラエルのネタニヤフ首相は22日公表された動画で、北部の国境地帯を挟んで攻撃の応酬が激化しているレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラに対し、戦闘拡大も辞さない姿勢を強調した。

 ハレビ軍参謀総長も声明で「ヒズボラは思い知るまで打撃を被るだろう」と攻撃継続を明言した。

 ヒズボラは、イスラエルが関与したとされるレバノンでの通信機器の一斉爆発でメンバー多数が死傷したことなどへの報復の一環として、22日にイスラエル北部にミサイルやロケット弾など約150発を撃ち込んだ。

 また、ヒズボラのナンバー2のカセム師は22日、交戦は制限のない「新たな段階」に入ったと主張。イスラエルに徹底抗戦する構えを改めて示した。

4012OS5:2024/09/24(火) 16:35:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/3e14feb42b0d5faf9324eb78747fb564d52111d3
レバノン市民、イスラエル軍の攻撃でパニック 避難民の車で渋滞も
9/24(火) 11:28配信

AFP=時事
レバノン首都ベイルート南郊で、イスラエル軍の攻撃の影響で渋滞する道路(2024年9月23日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】レバノン南部では23日、イスラエル軍の空爆により数百人が負傷し、医療従事者が治療に奔走する一方、攻撃から逃れるために退避しようとする市民の車で渋滞が発生した。



 レバノン南部の病院職員は匿名でAFPの取材に応じ、「けが人が次々に搬送されてくる。病院の外の通りにも並んでいるため、負傷者が何人いるか分からない」と話した。

 イスラエルは同日、レバノン南・東部でイスラム教シーア派(Shiite)組織ヒズボラ(Hezbollah)の拠点約1300か所を空爆したと発表。レバノン保健省は少なくとも492人が死亡し、うち35人は子どもだとしている。

 イスラエル国境から15キロ足らずの地点にあるレバノン南部ナバティエ(Nabatiyeh)近郊の病院のジャマル・バドラン医師はAFPの電話取材で、「大惨事、大虐殺だ」と憤った。「負傷者の手当てをしている最中にも爆撃された」

 首都ベイルートから、渋滞に巻き込まれながらAFPの取材に応じたレバノン人ジャーナリスト、ナジール・レダ氏は、イスラエル国境から25キロほど離れた故郷のバブリーイェ(Babliyeh)村に戻ろうとしていた。

 乳児を抱える家族を戦火から遠ざけるため、バブリーイェに避難させたばかりだった。

 子どもたちを村に残してきたのは、数日後には学校も再開予定で、普段住んでいるベイルート南郊よりは安全だろうと判断したためという。

「突然、攻撃が激化した。バブリーイェのように、過去の戦争でも爆撃を受けたことのない村々まで巻き込まれるようになるとは、誰もが思ってもみなかった事態だ」と話す。

「南部(のバブリーイェ)にまた向かい、子どもたちをベイルートに連れ戻さなければなければならなくなった」

「みんな、子どもと所持品を携えて(ベイルートに)向かっている。2006年以来、これほどパニックが広がっているのは初めてだ」と語った。2006年にヒズボラとイスラエルは軍事衝突。双方の応酬はそれ以来だ。

 AFP特派員は、南部の港町サイダ(シドン、Sidon)を走る、ベイルートに向かう幹線道路で、イスラエル軍の攻撃から退避する車で渋滞が起きているのを目撃した。

 同じく南部の沿岸都市ティール(Tyre)の災害対策担当職員も、避難民の車で渋滞が発生しているとAFPに伝えた。大勢が避難所として使用されている学校に殺到し、路上で待機して今後の成り行きを見守っている人も多数いるという。

 レバノンの国営通信社NNAは23日、同国市民に退避を促す内容の電話がイスラエルからかかってきていると明らかにした。ジヤード・マカーリー(Ziad Makary)情報相の事務所にも同様の電話があったとAFPに認めた。【翻訳編集】 AFPBB News

4013OS5:2024/09/25(水) 20:57:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/b0c2ced65db7287fb0340aa9a58223610a76a254
イスラエル中部へ弾道ミサイル ヒズボラ反発、応酬激化 3日連続で大規模空爆・レバノン
9/25(水) 20:32配信

時事通信
24日、レバノン南部で、イスラエル軍の空爆後に立ち上る煙(AFP時事)

 【エルサレム時事】イスラエル軍は25日、商都テルアビブがある同国中部に向けてレバノンから地対地ミサイルが飛来し、迎撃したと明らかにした。

 レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラは、テルアビブ近郊にあるイスラエル対外情報機関モサドの本部を狙って弾道ミサイル1発を発射したと主張。イスラエル軍は25日もレバノン各地で空爆を続行し、攻撃の応酬が一段と激化している。

 地元メディアによると、イスラエル中部へヒズボラがミサイルを発射するのは初めて。テルアビブやその周辺では、空襲警報が発令された。軍はその後、ミサイルが発射されたレバノン南部の拠点を空爆したと発表。ヒズボラは「モサドは幹部殺害と通信機器の一斉爆発の責任を負う」とする声明を出した。

 イスラエル軍は24日にレバノンの首都ベイルートを空爆し、ヒズボラのミサイル・ロケット弾部門トップを殺害した。25日にはヒズボラが「イスラエルの民間地域・施設へ攻撃を続けている」として、レバノンの南部や東部などの100カ所以上を空爆。AFP通信によれば10人が死亡し、23日以降の死者は600人近くに達している。

 イスラエル軍報道官は「期間をできるだけ短くするため大規模に攻撃しているが、長期化にも備えなければならない」と説明。空爆が長引けば、犠牲者がさらに増える事態も懸念される。

 イスラエル首相府は25日、ネタニヤフ首相が国連総会の一般討論演説のため26日に米国へ向かい、28日に帰国すると発表した。レバノン情勢緊迫を受けて出発を予定より遅らせ、「25日は治安当局者と攻撃継続を協議する」という。

 国連安保理は25日夕(日本時間26日朝)、緊急会合を開いてレバノン情勢を討議する。グテレス国連事務総長は「世界の人々は、レバノンを第2の(パレスチナ自治区)ガザにすることを許容しない」と述べ、情勢悪化の回避を訴えた。

4014OS5:2024/09/27(金) 22:39:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/532d27a627a8c568c6ae5c0fd395622d03874ce6
【速報】レバノン情勢受け、自衛隊機を周辺国に派遣へ 木原防衛大臣が命令
9/27(金) 18:06配信

TBS NEWS DIG Powered by JNN
TBS NEWS DIG Powered by JNN

木原防衛大臣は、イスラエル軍とイスラム組織の交戦が続く中東レバノンに在住している日本人の退避に備え、自衛隊機を周辺国に派遣し待機するよう命じました。

中東レバノンでは、現地に拠点を持つイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」と、イスラエル軍の交戦が続いています。

防衛省によりますと、きょう、上川外務大臣から木原防衛大臣に対し、レバノンに滞在する日本人の国外退避に向けた準備要請があったということです。

これを受け、木原防衛大臣は航空自衛隊の輸送機を周辺のヨルダンとギリシャに派遣し、待機させるよう命じました。

外務省関係者によりますと、レバノンには現在50人ほどの日本人が滞在しており、このうち国外退避を希望しているのは10人に満たないということです。

TBSテレビ

4015OS5:2024/09/27(金) 22:40:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/4285b04b1889bf9e3256c28b833c6d76a0235d33
ネタニヤフ首相、交戦停止拒否 「ヒズボラを全力攻撃」
9/27(金) 6:44配信

共同通信
イスラエルのネタニヤフ首相(ロイター=共同)

 【エルサレム、ニューヨーク共同】イスラエルメディアは26日、ネタニヤフ首相が、同国とレバノンの親イラン民兵組織ヒズボラの即時交戦停止案を拒否したと報じた。国連総会出席のためニューヨーク入りしたネタニヤフ氏は「目的達成までヒズボラを全力で攻撃する」と記者団に述べ、交戦を続ける姿勢を強調した。ヒズボラは交戦停止案に言及していない。

【写真】腕に残る拷問の傷痕 イスラエル軍拷問の実態をガザ市民が証言

 ヒズボラの弱体化を狙うイスラエルがレバノンに地上侵攻する可能性を懸念する米仏日などは、回避に向けた交渉の時間を確保するため21日間の交戦停止を求めている。ネタニヤフ氏は日本時間27日夜に国連総会一般討論で演説し、パレスチナ自治区ガザでのイスラム組織ハマスとの戦闘も含めて立場を表明する。

 ネタニヤフ氏が交戦停止案に応じるとの報道が一時流れたが、イスラエル首相府は声明で否定した。同国メディアは、国内で強い反発があり、方針転換したと報じた。

 パレスチナ自治政府のアッバス議長は26日、国連総会で演説し、イスラエルがガザで「ジェノサイド(民族大虐殺)」をしていると訴え、停戦を求めた。

4016OS5:2024/09/29(日) 22:55:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/276410c0c5023f754cdaa0a062dddf57f6103d75
ナスララ師、ヒズボラ抵抗の象徴 暗殺を警戒、人前に姿見せず
9/28(土) 21:00配信

共同通信

テレビ演説するナスララ師=6月、ベイルート近郊(ロイター=共同)

 イスラエル軍が殺害を発表したレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラのナスララ師(64)は、30年以上にわたり組織を率いるカリスマ指導者で、イスラエルに対する「抵抗の象徴」となってきた。イスラエルによる暗殺を警戒して人前に姿を現さず、テレビを通じて長い演説を支持者らに行うのが通例だった。

 ナスララ師は1960年、首都ベイルートに生まれ、イラクのシーア派神学校で学んだ。82年、ヒズボラが設立されるとナスララ師も合流。32歳で指導者に選出された。97年に息子を戦闘で失いながら、2000年にイスラエル軍をレバノン南部から撤退に追い込み、国内やアラブ世界で英雄視された。 社会福祉施策を重視する草の根運動で支持を広げ、ヒズボラを一大勢力に育て上げて国軍をしのぐとされる軍事力も手に入れた。

 イスラエルや米国を「悪魔」とたびたび糾弾。昨年10月以降、イスラエルに向け多数のロケット弾やミサイルを発射した。今月19日の最新の演説では、通信機器の一斉爆発に関し「当然の処罰を受けさせる」と報復を宣言していた。

4017OS5:2024/09/29(日) 22:56:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/b634801cf3d2529cd6e4f447f239320d46c14ea9
ヒズボラ最高指導者の殺害、ネタニヤフ氏「私が指示、重要な成果」
9/29(日) 20:30配信

朝日新聞デジタル
米ニューヨークでの国連総会で9月27日、演説するイスラエルのネタニヤフ首相=ロイター

 イスラエル軍によるレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの最高指導者ナスララ師の殺害をめぐり、イスラエルのネタニヤフ首相は28日夜、殺害は「私が指示した」と明かした上で、「重要な成果だ」と強調する声明を発表した。対応が注目されているイランのハメネイ最高指導者は同日、ヒズボラ支援の継続を誓った。紛争拡大が懸念される中東の緊張状態が続いている。

 ネタニヤフ氏は声明のなかで、イスラエルが目標としているレバノン国境地帯から避難した北部住民の安全な帰還や、中東地域のパワーバランスの転換などを達成するために、ナスララ師の殺害が「必須条件だった」と主張。「今後数日、大きな試練に直面するだろうが、我々は共に立ち向かう」とした上で、ヒズボラへの軍事作戦を継続する考えを示した。

 AP通信によると、ヒズボラを支援するイランは国連安全保障理事会の緊急会合の開催を要求。ハメネイ師は28日の声明で、「シオニスト政権(イスラエル)に抵抗戦線が与える打撃はさらに壊滅的になるだろう」と述べ、ヒズボラ支援を続ける構えを見せた。

朝日新聞社

4018OS5:2024/09/30(月) 07:53:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/495f641884fc25fb038dda2dd6f5f88bac0975c5
ナスララ師殺害、ヒズボラへの打撃甚大 代わる指導者見当たらず イスラエル、一気に追い込む構え〔深層探訪〕
9/30(月) 7:00配信

時事通信
レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの指導者ナスララ師=6月19日、ヒズボラ系テレビ局の映像より(AFP時事)

 イスラエル軍は、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの指導者ナスララ師を首都ベイルート南郊で実施した空爆で殺害した。要人排除を仕掛けて敵対勢力の壊滅を図るのは、イスラエルの常とう手段。ヒズボラの継戦能力低下と組織弱体化は必至で打撃は甚大だが、徹底抗戦によって戦闘がさらに泥沼化する懸念が強まっている。

【写真】イランの最高指導者ハメネイ師

 ◇殺害協議から2日
 「ヒズボラが戦争の道を選ぶ限り、イスラエルに選択肢はない」。イスラエルのネタニヤフ首相は27日、国連総会の一般討論演説で熱弁を振るった。直後、米国から電話で攻撃を承認。ガラント国防相やハレビ軍参謀総長らは空軍地下司令室で空爆を緊張した面持ちで見守った。

 米ネットメディア「アクシオス」によれば、ナスララ師殺害作戦は25日に立案された。米紙ニューヨーク・タイムズは、イスラエルがナスララ師の居場所を数カ月間把握していたが、所在不明になる前の「絶好の機会」はわずかと判断し、数分間で80発超の爆弾を投下したと伝えた。

 ナスララ師は30年以上、ヒズボラに君臨した。組織の後ろ盾であるイランの最高指導者ハメネイ師とも親密で、レバノン国軍をしのぐ軍事組織に加え、政党でもあるヒズボラで絶大な権力を持っていた。幹部の多くが殺害された今では「ナスララ師に代わる指導者候補はいない」(米CNNテレビ)とされる。

 パレスチナのイスラム組織ハマス最高指導者ハニヤ氏の暗殺を実行したとされ、さらに現指導者シンワル氏の殺害も狙うイスラエルにとって、ナスララ師も排除の主要目標だった。同師は暗殺を恐れて演説は常にビデオで、居場所は厳重に秘匿していたが、張り巡らされたイスラエルの情報網を逃れることはできなかった。

 ◇イランの出方に焦点
 イスラエル軍は27、28の両日、ベイルートの兵器製造・保管施設や主要司令所を空爆。幹部を次々と殺害し、東部でも攻勢を強めるなど、ヒズボラを一気に窮地へ追い込む構えだ。避難を強いられた北部住民の「安全な帰還」のため地上侵攻の準備も進めているが、ナスララ師死亡を受けて、地上戦を強行するか様子を見るかを慎重に検討する可能性もある。

 ヒズボラを支える地域大国イランの出方も焦点となる。イラン研究センター(トルコ)のセルハン・アファジャン副所長は「イランは同じシーア派で、従順で最も信頼できるヒズボラを見捨てることはできない」と指摘。ハメネイ師が27日に緊急会合を開いたとも報じられ、何らかの対抗策を講じる可能性もある。イランとイスラエルの緊張再燃は、中東情勢の不安定化に拍車を掛けかねない。(エルサレム時事)

4019OS5:2024/10/01(火) 12:16:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/a8633495f359d77c128f9f88df954fc26643496f
イスラエル軍がレバノン南部に地上侵攻 ヒズボラ掃討狙う
10/1(火) 8:24配信

毎日新聞
イスラエル軍の攻撃を受け、レバノン南部で立ち上る煙=30日、イスラエル北部から、ロイター

 レバノンを拠点とするイスラム教シーア派組織ヒズボラとの戦闘を巡り、イスラエル軍は1日未明、地上部隊をレバノン南部に侵攻させたと発表した。軍は声明で「限定的かつ局地的で標的を絞った攻撃」だとしている。

【写真まとめ】イスラエル軍による空爆で煙が上がるベイルート南郊

 パレスチナ自治区ガザ地区の戦闘がレバノンにも飛び火し、紛争が拡大した形だ。多数の民間人が巻き込まれるとみられ、イランや近隣諸国の反発は必至だ。中東情勢はいっそう混迷を深めている。

 ロイター通信によると、レバノン南部の国境付近の地元住民は、砲撃のごう音や上空を飛ぶヘリコプターと無人攻撃機の音を伝えているという。イスラエル軍の声明によると、今回の攻撃の標的は国境沿いの村にあるといい、イスラエルに対して差し迫った脅威をもたらしていると主張した。地上部隊を支援するため、空爆や砲撃も実施している。

 イスラエル軍は「(自国)北部の住民を帰還させるために、あらゆることを行う」と強調。ガザ地区や他の地域での戦闘と並行して行うとした。軍の発表に先立ち、イスラエル政府は治安閣議で「次の段階」の作戦計画を承認していた。

 軍は地上戦の準備を進めていた模様だ。米CNNが入手した9月29日撮影の衛星画像によると、レバノンとの国境から8キロの場所に軍の車両約100台が集結していた。

 イスラエル軍のレバノン侵攻は、2006年にヒズボラと交戦した第2次レバノン紛争以来。地上戦によりヒズボラの戦闘員を国境沿いから掃討する狙いがある。

 ただ、ヒズボラは予備役を含めて4万5000人の兵力を抱え、ガザ地区のイスラム組織ハマスを上回る軍事力を持つとされる。南部の丘陵地帯でゲリラ戦を展開するとみられ、戦闘が泥沼化する恐れがある。

 ヒズボラは昨年10月、ハマスに連帯する形で、イスラエルに攻撃を開始。国境沿いで応酬が続き、イスラエル北部では住民6万人以上が避難を余儀なくされた。

 こうした中、イスラエルは今年9月、北部住民の帰還を「戦争の目的」に加え、ヒズボラへの攻撃を本格化させた。9月中旬にはヒズボラの戦闘員らの通信機器がイスラエルによるとみられる工作で一斉に爆発。その後、イスラエル軍はレバノン各地に激しい空爆を実施した。

 27日には首都ベイルート郊外でヒズボラの中央本部を爆撃し、最高指導者ナスララ師を殺害。戦闘開始以来、レバノン側では1600人以上、イスラエル側では50人以上が死亡している。

 ヒズボラは1982年、イスラエルが当時レバノンに拠点を置いていたパレスチナ解放機構(PLO)を掃討するため、レバノンに侵攻したのを機に創設された。イスラエル軍はこのとき、地上部隊をベイルートまで北進させ、PLO幹部を追放。その後もレバノン南部で駐留を続けたが、ヒズボラによる攻撃が相次ぎ、00年に撤退した。

 また、06年にはヒズボラがイスラエル兵2人を拉致したのをきっかけに第2次レバノン紛争が起き、イスラエル軍が地上戦を展開。約1カ月にわたって戦闘が続き、イスラエル側で約160人、レバノン側で1100人以上が死亡した。【エルサレム松岡大地、カイロ金子淳】

4020とはずがたり:2024/10/01(火) 12:27:43

殺害発表のナスララ師とは 30年以上「抵抗」率いたカリスマ指導者
https://mainichi.jp/articles/20240928/k00/00m/030/190000c
毎日新聞 2024/9/28 19:02(最終更新 9/28 19:55) 729文字


 イスラエル軍が28日に殺害を発表した、イスラム教シーア派組織ヒズボラの最高指導者ナスララ師(64)は、30年以上にわたりイスラエルに対する「抵抗」を率いた人物で、レバノンや中東地域で影響力を持っていた。

 ナスララ師は1960年、レバノンの首都ベイルートの貧しい家庭に生まれた。10代のころ、イラク中部ナジャフのシーア派神学校で学び、レバノンに戻ってからシーア派民兵組織に参加。その後、82年に創設されたヒズボラに合流した。87〜89年にはシーア派国家イランの聖地コムにも留学している。

 最高指導者に就いたのは92年。前任のムサウィ師がイスラエル軍に暗殺されたのがきっかけだった。このころ、イスラエル軍はレバノン南部に駐留を続けていたが、ナスララ師率いるヒズボラは繰り返し攻撃。2000年にイスラエル軍が撤退すると、その空白に進出する形で拠点を築いた。

 また、06年にはイスラエル兵を拉致してイスラエル軍のレバノン侵攻を招いたが、約1カ月にわたる戦闘を続け、イスラエル領内にロケット弾攻撃を繰り返した。

 ロイター通信などによると、カリスマ的な説法者としても知られ、イスラエルや米国を強硬に非難する語り口は、シーア派住民らの間で強い支持を得てきた。

 ただ、公衆の面前に姿をあらわすことはほとんどなく、演説もテレビで流されるのが通例だった。最後の演説は今月19日。ヒズボラの戦闘員らが所有する通信機器が17、18日にイスラエルによるとみられる工作で一斉に爆発したことを受け、「虐殺以外の何物でもない」と非難。イスラエル軍が地上侵攻を検討していることにも触れ、「レバノンに侵入するなら望むところだ。多くの兵士や戦車を標的にできる」などと語っていた。【カイロ金子淳】

4021OS5:2024/10/01(火) 23:14:41
https://www.yomiuri.co.jp/world/20241001-OYT1T5終わり見えない戦闘、ヨルダン川西岸隣接地区住民「次の10・7になりかねない」…集落離れた家族も
2024/10/01 07:16
イスラエル・ガザ情勢

スクラップ
[ガザ戦闘1年]混迷<1>
 イスラエル軍とイスラム主義勢力ハマスがパレスチナ自治区ガザで戦闘を開始してから10月7日で1年となる。終わりの見えない戦闘は中東だけでなく世界を揺るがしている。1年間の変化を各地から報告する。

イスラエル軍、レバノン地上侵攻に向け準備か…特殊部隊がヒズボラ建設のトンネルから侵入し情報収集

ヨルダン川西岸トゥルカレムのヌール・シャムス難民キャンプを歩く少年たち(23日)=福島利之撮影
 イスラエル中部の商都テルアビブから北東約35キロ・メートルにあるヤドハナ集落は、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸トゥルカレムと隣接する。約1200人が暮らす集落は高さ6メートルのコンクリート壁で守られているが、ダニ・ププコさん(48)は「ここが次の『10・7』になりかねない」と心配そうに話す。


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 昨年10月7日、イスラエル南部のキブツ(農業共同体)などはガザからハマスの越境攻撃を受けた。1170人が殺害され、251人が人質にとられた。

 ププコさんが懸念するのは、イスラエル軍はガザだけでなくトゥルカレムでも軍事作戦を断続的に実施しているためだ。集落にも流れ弾が飛んでくる。トゥルカレムではイスラエル軍の攻撃で161人が死亡した。

 トゥルカレムにあるヌール・シャムス難民キャンプは廃虚と化していた。キャンプには100人程度の戦闘員が潜むとされ、崩れた建物の壁は、殺害された戦闘員やハマスのポスターであふれる。戦闘員の孫(当時23歳)が殺害されたムハンマド・アーマルさん(72)は「我々の土地を守るため若者が抵抗するのは当然だ」と語気を強めた。

 イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は「ハマスの壊滅」を掲げてガザでの戦闘を開始した。約1年間で攻撃の大義は「イスラエルへの脅威を取り除く」に変容し、攻撃対象はヨルダン川西岸や隣国レバノンに拡大した。憎悪の連鎖に終止符が打たれる気配はない。0011/

4022OS5:2024/10/02(水) 06:25:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/67bd30d2cfa9532bbbd557d14253cd1696be40a3
アフガン東部で「未知の病気」 2人死亡、50人重体
9/25(水) 19:00配信

時事通信
アフガニスタンの首都カブール(EPA時事)

 【ニューデリー時事】アフガニスタン東部パルワン州で感染症が広がり、少なくとも2人が死亡、50人が重体に陥った。


 イスラム主義組織タリバン暫定政権下にある同州当局者は25日、「未知の病気だ」と説明した。

 当局者によれば、渓谷地帯にある同州シンワリ地区で過去4日間に約500人が罹患(りかん)。感染者は増加傾向にあり、重症患者は首都カブールの病院に搬送された。激しい筋肉痛や下痢、発熱などの症状が見られるが、原因は分かっていない。

 地元報道によると、原因特定のため医療チームが同地区に赴き、患者から血液を採取した。アフリカ中部で広がり、最近アジアでの感染も確認されている「エムポックス(サル痘)」との関連は現時点で不明だ。

4023OS5:2024/10/02(水) 21:08:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/0caf7ee79964991caf721756ff2fc969ad7ffe6f
イスラエル、国連のグテレス事務総長を入国禁止 「来るに値しない」
10/2(水) 20:58配信

産経新聞
イランによるイスラエル大規模攻撃を巡り、イスラエルのカッツ外相は2日、X(旧ツイッター)で、国連のグテレス事務総長を入国禁止にすると表明した。

グテレス氏は1日、大規模攻撃を受け、「(戦闘の)激化に次ぐ激化で中東の紛争が拡大することを非難する」との声明を発表した。紛争の拡大を止めるために「停戦が絶対に必要だ」と強く訴えた。カッツ氏は、グテレス氏がイランの攻撃を明確に非難していないことに反発し、「イスラエルに来るに値しない」などと主張した。

国連安全保障理事会の10月の議長国であるスイスは1日、中東情勢に関する公開会合を2日(日本時間2日夜)開催すると明らかにした。

4024OS5:2024/10/02(水) 21:09:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/f6674f12da8c6cd35f3574b68282b25c506b8821
イランとイスラエル、報復の応酬へ ヒズボラ窮地で自制転換 中東緊張、戦火拡大に現実味
10/2(水) 20:33配信
時事通信
イラン最高指導者ハメネイ師=8月27日、テヘラン(EPA時事)

 【エルサレム時事】イランが1日にイスラエルへ約180発の弾道ミサイルを発射したことで、懸念されていた戦火拡大が現実味を増している。

 イランを後ろ盾とするイスラム教シーア派組織ヒズボラの最高指導者ナスララ師がイスラエル軍に殺害され、レバノンで地上侵攻も始まったことで、イランは対イスラエル直接攻撃を自制する従来方針を転換。イスラエルは報復を明言しており、攻撃の応酬が中東地域の緊張と不安定化を一段と助長する恐れがある。

 ◇全面戦争望まず
 「90%が標的に命中した」。イラン精鋭軍事組織「革命防衛隊」は声明で、ミサイル攻撃の「戦果」を主張。「シオニスト(イスラエル)が軍事的に反撃すれば、さらに破滅的な打撃を受けることになる」と警告した。

 イラン最高指導者ハメネイ師は先月28日、ナスララ師殺害後の声明で「地域の運命を決めるのは抵抗勢力だ」と主張した。ただ、イラン自ら報復攻撃に踏み切るかは明言せず、その真意が臆測を呼んでいた。

 ロイター通信によると、ハメネイ師はナスララ師死亡後に安全な場所へ移動し、ミサイル発射後もとどまっている。レバノンで起きた通信機器の一斉爆発を受け、革命防衛隊も通信機器使用を禁じたとも報じられ、イスラエルによる暗殺や破壊工作を恐れているもようだ。

 イランは、軍事力で上回るイスラエルや米国との全面戦争は避けたいのが本音だ。しかし、イランで起きたイスラム組織ハマス最高指導者の暗殺から2カ月超も報復を見送る間に、「イランに最も従順」(専門家)とされるヒズボラがイスラエルの攻勢で窮地に陥ったことで、強硬姿勢に転じた。

 イラン情勢に詳しいシンクタンク「国際危機グループ」のアリ・バエズ氏は「イランの地域での抑止力は地に落ち、ヒズボラが打倒される前に対抗する必要があった」と指摘する。イスラエルに厳しく対処しなければ、親イラン組織への求心力や威信が低下すると、イラン指導部が危惧した可能性もある。

 ◇「誰であれ攻撃」
 今後はイスラエルの出方が焦点だ。ネタニヤフ首相は1日、「われわれを攻撃すれば、われわれは誰であれ攻撃する。イランでも同じだ」とけん制。反撃対象や規模次第では、事実上の核保有国イスラエルと、核開発を進めるイランの本格衝突を招きかねない。

 4月のイスラエルによる在シリア・イラン大使館空爆では、イランが報復として初めてイスラエルを直接攻撃。イスラエルがイラン領内へ反撃する事態に発展したが、双方が全面衝突を回避するため抑制的対応にとどめたことで、危機は沈静化した。

 だが今回、イスラエルがイラン核施設など重要施設を狙う攻撃に強度を上げれば、歯止めが利かない報復の連鎖も懸念される。米紙ニューヨーク・タイムズは専門家の話として、ヒズボラの弱体化で脅威が減ったことで「イスラエルが強く対応する自由度が、4月より増している」と伝えている。

4025OS5:2024/10/03(木) 23:40:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/a67829bfc2cb1d8582479e620d3c185f77c3f255
イスラエル、ハマス最高指導者の側近殺害 ガザの「事実上の首相」
10/3(木) 20:20配信


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時事通信
 【エルサレム時事】イスラエル軍は3日、パレスチナ自治区ガザへの空爆で、イスラム組織ハマスの支配下にあるガザの行政機関トップ、ロウヒ・ムシュタハ氏を殺害したと発表した。

 ムシュタハ氏は、8月にハマス最高指導者となったヤヒヤ・シンワル氏の最側近の一人。イスラエルのメディアはガザでの「事実上の首相」と伝えた。

 軍の声明によると、約3カ月前にガザ北部に加えた空爆で、ムシュタハ氏を殺害した。ハマスの地下指揮センターに隠れていたという。この空爆で、他のハマス幹部2人も死亡した。

 ハマスがムシュタハ氏の死亡を公表していないことについて、イスラエル軍は「戦闘員の士気低下を防ぐためだ」と主張した。イスラエル政府は、ハマスの軍事・統治能力の破壊を目指し、ガザでの戦闘を続けてきた。

4026OS5:2024/10/03(木) 23:41:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/c4aa90e4442e5b3670b293754e7116bcebbe3069
ヒズボラ徹底抗戦、地上戦長期化も ナスララ師死亡から1週間
10/3(木) 20:33配信


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時事通信
演説するイスラム教シーア派組織ヒズボラのナンバー2、カセム師(9月30日に公開された映像より)(ロイター時事)

 【エルサレム時事】レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの最高指導者ナスララ師がイスラエル軍に殺害されてから4日で1週間。

 9月下旬に始まったイスラエル軍の激しい攻撃で弱体化したとの見方があるヒズボラだが、「われわれは勝利する」(ナンバー2のカセム師)と徹底抗戦の構えだ。レバノンに地上侵攻したイスラエル軍は国境地帯のヒズボラ拠点を破壊する短期戦を想定するが、ヒズボラがしぶとく抵抗すれば、長期化する可能性もある。

 カセム師はナスララ師の死亡から3日後の9月30日の演説で、対イスラエル闘争の継続と、パレスチナ自治区ガザでイスラエルと交戦するイスラム組織ハマスへの支持を表明。従来の方針に変わりがないことを強調し、ヒズボラの「健在」をアピールした。

 これまで「最小限の戦闘」しか行っていないとも主張。「戦いは長期化するだろう」と消耗戦も辞さない姿勢を見せた。

 ただ、最高指導者の後継者は発表しなかった。後継者にはカセム師のほか、ナスララ師のいとこでイランとの関係が深いサフィディン師が長らく有力視されてきた。イスラエルは空爆で多数のヒズボラ幹部を殺害。「代わりはいる」とカセム師は語ったが、最高指導者殺害を受けて組織内では内通者がいるのではないかと不信感が広がり、組織立て直しに苦慮していると見る向きもある。

 アルアハラム政治戦略研究所(エジプト)のサイード・オカシャ氏は、「頭(最高指導者)がなくなって、体がどうやって動くのか。ヒズボラ内部は大混乱だ」と指摘。軍事力は低下していると分析した。

 一方、イスラエル軍は2日、ヒズボラとの交戦で兵士8人が死亡したと発表した。シリア内戦に参戦したヒズボラは豊富な戦闘経験を持ち、指揮系統が崩壊しても小規模の部隊で作戦を続行できるよう訓練されているという。ヒズボラは急峻(きゅうしゅん)な地形を把握し、レバノン南部で地下トンネル網を構築。イスラエル軍はガザで地下トンネルの存在に苦しめられた。イスラエルにとってヒズボラを打ち負かすのは容易ではない。

4027OS5:2024/10/06(日) 01:00:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/040b099d476eebf1ac89ba0aba5f78badb04ea17
ヒズボラ指導者候補が爆撃で死亡か イスラエル報道、2000以上の目標を攻撃
10/5(土) 21:02配信


産経新聞
イスラエル

【テルアビブ=佐藤貴生】イスラエル軍は4日から5日にかけて、レバノンの首都ベイルート近郊への爆撃を続けた。イスラエルのメディアは5日、レバノンの親イラン民兵組織ヒズボラの次期指導者候補の一人とされるサフィエディン師が死亡したと報じた。ロイター通信によるとイスラエル軍はレバノン北部でも爆撃を実施。攻撃の対象範囲を広げているもようだ。

【写真】イスラエル軍の空爆で破壊されたレバノンの首都ベイルート南郊ダヒエ地区の集合住宅

レバノン政府は4日、イスラエルの攻撃による死者が1年間で2000人を超えたと発表した。ほとんどが直近2週間の攻撃で死亡したという。

一方、サフィエディン師はイスラエル軍が3日夜から4日未明にかけ行ったベイルート近郊への空爆で、安否不明になっていた。米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)によるとサフィエディン師は、ヒズボラ指導者のナスララ師のいとこで、長年ナスララ師と行動を共にし、ヒズボラの実質的なナンバー2とみられていた。

イスラエルは9月27日の空爆でナスララ師を殺害。幹部が地下施設に集まっていたところを標的にしたとされる。米紙ニューヨーク・タイムズ(同)は「生き残っている幹部を追跡し、標的としている」と伝えた。

イスラエルは9月末に始めた「限定的」な地上侵攻で、今月4日時点でヒズボラ戦闘員約250人を殺害したと発表。武器庫や軍事施設など2千超の目標を攻撃し「ヒズボラは深刻な打撃を受けている」(ガラント国防相)と成果を強調した。

ロイターは5日、イスラム原理主義組織ハマスの軍事部門「カッサム旅団」幹部がイスラエルによるレバノン北部への攻撃で死亡したと報じた。

また米中央軍は4日、イエメンの親イラン民兵組織フーシ派の支配地域で、同派関連の15の標的を攻撃したと発表した。フーシ派は紅海などで商船への攻撃も繰り返しており、同軍は「商船の通行を安全なものにするために実施した」と説明している。

4028OS5:2024/10/06(日) 01:02:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/434b1b2fc8a1afb262f9ddd5356d9372ac8079d3
ヒズボラ後継候補の消息途絶 イスラエル、レバノン軍事作戦続く
10/5(土) 15:33配信


時事通信
4日、対シリア国境のマスナア検問所で、戦闘を避けレバノンから避難する人々(ロイター時事)

 【エルサレム時事】イスラエル軍のレバノン空爆を巡り、ロイター通信などは5日、イスラム教シーア派組織ヒズボラの最高指導者候補と目されるサフィエディン師の消息が途絶えたと伝えた。

 同師が殺害されていれば、ヒズボラにとっては最高指導者ナスララ師死亡に続く大打撃で、組織弱体化が一段と進む可能性もある。

 米CNNテレビによれば、サフィエディン師は3日夜から4日未明にかけて首都ベイルート南郊で空爆の標的になったとみられる。イスラエルは安否を公表していない。

 イスラエル軍は5日、レバノン南部の病院に隣接するモスク(イスラム礼拝所)内部に設けられたヒズボラの司令施設を空爆したと発表した。北部トリポリでも5日に初めて空爆があり、ヒズボラと連帯するパレスチナのイスラム組織ハマスの軍事部門幹部らが殺害された。グランディ国連難民高等弁務官は5日、レバノンから隣国シリアへの避難者が20万人以上に達したと明らかにした。

4029OS5:2024/10/06(日) 01:05:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/4c785ff8e67fbc303c9a844f4a803bcb9c61a5f0
レバノンから隣国シリアへ避難民殺到、イスラエルは脱出路を空爆で破壊
10/5(土) 20:28配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 【エルサレム=笹子美奈子】イスラエル軍は4日、レバノンへの地上侵攻開始以降、イスラム教シーア派組織ヒズボラの司令官21人を含むメンバー約250人を殺害したと発表した。トルコ国営アナトリア通信は4日、レバノン当局の発表として、昨年10月以降、イスラエルの攻撃によるレバノンでの死者数が2011人になったと報じた。死者数は9月23日以降が1100人超と急増している。

 パレスチナ自治区ガザでのイスラエルとイスラム主義組織ハマスとの戦闘開始から7日で1年となるが、犠牲は、ハマスを支援するヒズボラが拠点を置くレバノンでも拡大が続いている。

 中東の衛星テレビ局アル・ジャジーラによると、レバノン北部トリポリ難民キャンプに対する5日のイスラエル軍の攻撃で、ハマスの軍事部門カッサム隊幹部サイード・アタラヒ氏の殺害が確認された。イスラエル軍による攻撃対象は空爆も含め2000か所に上る。

 イスラエル軍はレバノンとシリアの国境も空爆し、避難民の国外脱出路が破壊された。足止めされる避難民が増えれば人道状況の悪化に拍車がかかる。

 発表によると、イスラエル軍は3日、レバノンとシリア両国の首都を結ぶ高速道路が通るマスナアと、ヒズボラの武器輸送用とされる地下トンネル(長さ約3・5キロ・メートル)を空爆した。マスナアには、レバノンからシリアへの避難民が押し寄せている。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、9月21日〜10月3日に約23万5000人がシリアに逃れた。

4030OS5:2024/10/08(火) 00:13:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/a8874c4b9f9d9cbc4fe5142c6949928ce279cab0ヒズボラ、徹底抗戦崩さず イスラエルも攻勢強化 レバノン侵攻1週間
10/7(月) 20:32配信


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時事通信
 【エルサレム時事】イスラエル軍は7日、レバノン各地で軍事作戦を継続した。

 イスラエルがイスラム教シーア派組織ヒズボラ掃討のためレバノン南部へ地上侵攻を始めてから7日で1週間となる中、ヒズボラはイスラエル北部の主要都市ハイファにロケット弾を撃ち込んで負傷者を出すなど、徹底抗戦を続ける姿勢を鮮明にしている。

 イスラエル軍は6日夜から7日にかけても、ヒズボラの拠点があるとしてレバノンの南部や東部ベカー高原、首都ベイルート南郊を集中的に空爆。ヒズボラ情報部門本部なども標的となった。軍は7日、兵士2人がレバノン国境地帯での戦闘で死亡したと発表。地上侵攻後のイスラエル軍の死者は11人に達した。

 イスラエル軍は先月30日の地上侵攻開始後、レバノンでの作戦規模や範囲を徐々に拡大しているもようだ。軍の発表では、これまでにヒズボラ戦闘員440人を殺害し、2000以上の標的を攻撃した。6日には新たに1個師団がレバノン南部で「標的を絞った作戦」を開始した。

 ヒズボラは、先月末に最高指導者ナスララ師をイスラエル軍に殺害されて以降、一連の攻撃で組織弱体化が進んでいるとみられる。後継の最高指導者と目されたサフィエディン師は今月3日から4日にかけて行われた空爆の標的になったとされ、今も安否は不明だ。ロイター通信によれば、ヒズボラ幹部は新たな最高指導者の選出までには時間がかかるため、現在は一時的に集団指導体制になっていると語った。

 ヒズボラは7日、昨年10月のイスラム組織ハマスによる奇襲1年を機に声明を出し、ハマスに呼応して始めた対イスラエル攻撃を正当化。「指導部や軍事面で大きな代償を払ったが、抵抗の力で侵略を撃退できると確信している」と主張した。

4031OS5:2024/10/08(火) 00:20:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/197e88ea9a34a272375ccdaf065f107cabf999e6
中国、「和平の使者」演出 仲介外交で途上国糾合図る ガザ衝突1年
10/7(月) 20:31配信


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時事通信
 【北京時事】パレスチナ自治区ガザでイスラエルとイスラム組織ハマスの武力衝突が始まってから1年となる中、中国は「仲介外交」を掲げて中東への関与を強めている。

 習近平政権は、自国を地域紛争における「和平の使者」として演出。米国やイスラエルに反発するアラブ諸国や新興・途上国の支持を取り付けたい考えだ。

 習政権は当初、ガザの衝突に中立的な立場を標ぼうしていたが、戦闘の激化に伴いパレスチナ寄りの姿勢を鮮明にしている。王毅共産党政治局員兼外相は先月、訪問先の米国で、レバノンへの攻勢を強めるイスラエルを強く非難し、「中国はアラブの兄弟の側に立つ」と明言した。

 中国は米国によるイスラエル支援が「(中東情勢で)火に油を注いでいる」(官製メディア)と繰り返し批判してきた。一方で、7月にパレスチナの主流派組織ファタハやハマスなど各派を北京に招き、「和解協議」を開催。各派は「分断の終結」をうたう宣言に署名した。

 ファタハとハマスは長年対立しており早期に和解が実現する可能性は低いが、習政権は「対立をあおる米国」と「和平を進める中国」というイメージを広めようとしているもようだ。昨年3月に中国の仲介でイランとサウジアラビアが関係修復に至ったことは、習政権の自信につながっている。

 中国の宣伝工作は一部で功を奏しつつある。パレスチナのシンクタンク「パレスチナ政策調査研究センター」がガザ住民らを対象に行った9月の世論調査で、中国の中東政策を「評価する」との回答が26%に達した。中東以外の国・機関では国連の13%などを上回り、最も多かった。問題解決へ向けた中国の関与拡大を「歓迎する」との答えも57%に上った。

 シンガポールの「ISEASユソフ・イサーク研究所」が東南アジア10カ国を対象に実施し4月に公表した調査では、米中いずれかに同調を迫られた場合に「中国を選ぶ」とした回答が過半数を占め、初めて「米国」を超えた。イスラエルを擁護する米国にイスラム教徒が多い域内諸国が反発し、中国への傾斜を招いたとの指摘がある。

 習政権はウクライナ問題においても、ブラジルなど多数の新興・途上国と連携。米国との対立が続く中、各国を糾合する手段として仲介外交を今後も各地で推し進める方針だ。

4032OS5:2024/10/08(火) 21:47:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/aca655b6044d8f9a452145082ea658c7c3dfbbd6
ガザ戦闘1年、イスラエル軍が多正面で戦闘…ハマス・ヒズボラ・フーシと空爆やミサイルで応酬
10/8(火) 11:18配信
読売新聞オンライン
7日、イスラエルによる攻撃が続くレバノン南部ティールで、立ち上る黒煙を見つめる人々=ロイター

 【エルサレム=西田道成】パレスチナ自治区ガザでの戦闘が始まってから1年の7日、多正面で戦いを続けるイスラエルは、レバノンやガザ、イエメンから相次いで攻撃を受けた。レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラは約190発の飛翔(ひしょう)体をイスラエルに撃ち込み、イスラエル軍はレバノン南部で1時間に120か所以上に空爆を加えるなど激しく応酬し、紛争は拡大の一途をたどっている。

【写真】「報道」防弾チョッキ着用の女性記者、頭部に銃撃受け死亡

 イスラエル軍によると、ヒズボラは7日夕までに135発の飛翔体をイスラエル領内に撃ち込んだ。深夜にも中部テルアビブ近郊のイスラエル軍情報部門の基地を狙って5発を発射し、一部は迎撃された。イスラエル軍によるレバノン南部への集中的な空爆は、ヒズボラのミサイル部隊や情報拠点などが標的で、これに先立ち地上部隊を援護する空爆も行ったとしている。

7日、イスラエル軍の空爆で破壊されたベイルートの建物=AP

 ロイター通信は、イスラエルの兵士2人が国境付近で死亡し、レバノン側では数十人が死亡したと報じた。レバノン保健省によると、昨年10月から6日までの死者は2083人、負傷者は9869人に達した。

 イスラエル軍は7日、レバノン南部の地中海沿岸の住民に退避を勧告し、攻撃対象地域の拡大を予告した。

 イスラエル軍がイスラム主義組織ハマスの掃討作戦を続けるガザ南部のハンユニスからは7日、飛翔体が発射され、イスラエル軍は発射拠点を破壊したと発表した。ガザ北部からも攻撃があった。

7日、イスラエルによる攻撃が続くレバノン南部ティールから立ち上る煙=ロイター

 また、イスラエル軍はイエメンから地対地ミサイルが発射され、迎撃したと発表した。イエメンの反政府武装勢力フーシは声明で、テルアビブ近郊を標的にしたと認めた。

 イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は7日夜、ガザの戦闘1年にあわせた演説で、「我々は戦いを続け、団結して勝利する」と述べ、ハマスの排除やハマスが拘束している人質の奪還などの目的を達成する決意を改めて表明した。

4033OS5:2024/10/08(火) 21:47:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/f3d3013e40c2c9ed09b7a5ff5f63bf287819a772
「生きるため、金が必要」 8メートルの分離壁よじ登るパレスチナ人
10/8(火) 19:00配信
毎日新聞
分離壁を乗り越えるパレスチナ人たち=ヨルダン川西岸で2024年9月20日、金子淳撮影(画像の一部を加工しています)

 高さ約8メートルの分離壁に、木製のはしごがかけられていた。「行くぞ」。手配師のかけ声とともに、15人ほどの男たちが一斉によじ登る。壁の上部にある鉄条網の隙間(すきま)を抜け、次々と壁の向こう側へ消えていく。

【アップで見る】8mの分離壁に手をかけよじ登るパレスチナ人

 当局に見つかれば、銃で撃たれるかもしれない。それでも、リスクを取るパレスチナ人は後を絶たない。この壁を越えなければ、生きるための金が稼げないからだ。

 発端は昨年10月に始まったパレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスとイスラエルの戦闘だった。イスラエル政府は発生直後、パレスチナ人の「入国」を禁じた。ガザ地区だけでなく、飛び地であるヨルダン川西岸のパレスチナ人たちも、イスラエル側に越境することはできなくなった。西岸では、イスラエルで働いていた約15万人が仕事を失った。

 戦闘が始まって1年。西岸では、分離壁を乗り越え、働きに出るパレスチナ人が相次ぐ。手配師の男性(23)によると、エルサレム近郊だけで1日200人近くに上ることもある。「イスラエル側に行きたいという連絡があれば、いつでも準備する。24時間対応だ」

 イスラエルと西岸を隔てる分離壁は2002年、「テロ対策」を目的に建設が始まった。全長は700キロあまりで、随所に監視塔もある。

 それでも、違法越境は止められない。手配師は壁の両側に複数の見張り役を配置し、警察や軍を見つけたらすぐに中止する手はずを整えている。

 イスラエル側では運転手が待機し、越境者を乗せてそれぞれの目的地まで連れて行く。越境の費用は1回50シェケル(約1900円)。越境者は数週間〜1カ月ほど働いて、戻ってくるケースが多い。

 エルサレム近郊の「越境ポイント」ではこの日、1時間で20人あまりが壁を乗り越えた。初めて臨むムハンマドさん(27)は、成功すればイスラエルの甘味料工場で働くことが決まっている。「見つかれば逮捕されるだろう。でも、我々はハマスではない。ただ、家族を食べさせたいだけだ」

 手配師が合図を送った。ムハンマドさんははしごに手をかけ、するすると登っていく。その姿は数秒後、壁の向こう側に消えた。【ヨルダン川西岸で金子淳】

4034OS5:2024/10/08(火) 22:26:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/a71d8d3bc29b9694c685aa64026fa4b5797e222c
イスラエル軍、レバノンで侵攻拡大 計1万5千人を投入
10/8(火) 20:36配信


産経新聞
イスラエル北部のレバノン国境近くに集結したイスラエル軍の戦車部隊=1日(AP)

イスラエル軍は8日、地上侵攻を続けるレバノン南部に新たに師団を投入し、攻撃範囲を拡大したと明らかにした。イスラエルメディアによると、9月30日のレバノン南部への侵攻開始以降、戦線に投入された兵士は1万5千人を超えたとみられる。

イスラエル軍は、イスラム原理主義組織ハマスと共闘する親イラン民兵組織ヒズボラが拠点とするレバノン南部への攻撃を「限定的な地上作戦」としているが、戦闘規模は拡大している。

また、イスラエル軍は、レバノンの首都ベイルートでヒズボラの予算編成と兵站(へいたん)を担当する幹部を殺害したと主張。今月7日にはレバノン南部で120以上の標的を空爆したと明らかにした。

レバノンの保健当局は、このイスラエルの空爆により数十人が死亡したと発表した。イスラエル軍の攻撃が激化した数週間で、約2千人が死亡したとしている。

イスラエルは、1日に弾道ミサイル180発以上を発射したイランに対する反撃準備も進めているとみられる。イスラエルのガラント国防相は9日にオースティン米国防長官と米ワシントン近郊で会談し、反撃に関して話し合うもようだ。

ハマスがイスラエルを奇襲して始まったパレスチナ自治区ガザでの戦闘は、7日で1年が経過した。イスラエルのネタニヤフ首相は7日のビデオ声明で、奇襲は「想像を絶する苦しみ」と述べ、ガザで拘束されている人質を奪還するまで戦闘を継続する意思を表明した。(石川有紀)


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