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スーフィズムに関するHP

1スーフィズムに関するHP開設:2004/01/19(月) 15:34
はじめまして。

日本に在住のトルコ人です。この度、イスラームとスーフィズム、そしてトルコの紹介に関するHPを開設することになりました。このHPを通じて皆様と交流し、世界平和に少しでも貢献させて頂ければと思います。お時間のあるとき是非訪問して下さい。お待ちしております。
宜しくお願い致します。

http://www.yoyogi-uehara.net

1176とはずがたり:2015/11/06(金) 19:26:41
> オバマ大統領とケリー国務長官は、弱体化したアサドからの「管理された移行」につき、ロシアと協働できるとの希望を持っていた。米国の伝統的な同盟国、サウジ、アラブ首長国連邦などもロシアの関与拡大に熱心であった
オバマは兎も角サウジやUAEも期待してたのか!?

とりま,ロシアの民間航空機が先ず一機墜とされた訳だが。。
ウクライナを分割してイラン・シリアとシーア派連合と組んで影響圏に置くとなるとロシアの国威は発揚して国民も暫く我慢出来るのかも知れないけど,この記事を見てても弱体化したアサドは崩壊寸前というのが世界の大方の見方のようで,支えるコストが結構掛かるのに対して少なくともプーチンは支えきれると判断したって所が大きいようだ。

アフガン侵攻の二の舞に 露のシリア侵攻泥沼化は必至
http://news.goo.ne.jp/article/wedge/business/wedge_5557.html
11月05日 12:00Wedge

 ロシアのシリアへの軍事介入について、ワシントン・ポスト紙コラムニストのイグネイシャスが、10月1日付同紙にて、米国がアサド支援のためのロシアの直接的な軍事介入を予期できなかったことを指摘するとともに、ロシアのアサド支援、ジハード主義者との戦いは昔のアフガン侵攻と同じような泥沼に陥る可能がある、と指摘しています。

期待感示すも裏切られる米国
 すなわち、ロシアの対シリア軍事介入は無害とは思われないが、ほんの数か月前、米当局者にとり、ロシアがシリアに関与することは、イラン核取引の有益な副産物であるかのように見えた。ウィーンでラブロフ外相は、P5+1の同僚たちに、その他の中東の紛争解決でも協力したいと提案したとされる。

 オバマ大統領とケリー国務長官は、弱体化したアサドからの「管理された移行」につき、ロシアと協働できるとの希望を持っていた。米国の伝統的な同盟国、サウジ、アラブ首長国連邦などもロシアの関与拡大に熱心であった。イランのソレイマニ将軍のモスクワ訪問は、アサド支援のロシア・イラン同盟の不吉な予兆だったが、それ以外は、外交上、うまくいっているように見えた。

 オバマなどは、プーチンの軍事介入を予期できなかった。米国は過去3年間、シリアの反乱軍の訓練などに中途半端に取り組んだだけだった。オバマの首尾一貫した戦略の欠如がプーチンに付け入る隙を与えた。ロシアの行動のスピードはオバマ政権を驚かせ、ケリーは「重大な懸念」を表明した。米諜報コミュニティは、ロシアはシリアに訓練など間接的な支援を与えるだろうが、直接的軍事介入はありそうもない、と予測していた。さらに、ロシアがアサドを見棄てると予測し、ロシアが何をしようとしているかさえ分からなかった。

 プーチンは「ロシアはISと戦うために介入している」と述べたが、これまでのところ標的は、アサドの故郷ラタキアに脅威を与えている、シリア西部のホムスとハマに進軍している反アサド反乱軍である。

1177とはずがたり:2015/11/06(金) 19:27:04
>>1176-1177
 ロシア空軍は一時的にはアサドを支えられるかもしれないが、アラブ世界のスンニ派ムスリムに嫌悪されている指導者を支持するという危険なゲームをロシアはしている。反乱軍側は「アサドの側に立ついかなる勢力もシリア人の敵である」と警告している。 失敗に終わったアフガン侵攻から36年、ロシア軍はジハーディスト戦士との戦いに再び向かっている。プーチンはフルンゼ軍アカデミーによるアフガンの教訓についての1991年の研究(英訳:The Bear Went Over the Mountain)を見直したらいい。著者たちは、ムジャヒディンの狡猾さなどを描写、「ロシア市民は自分たちの息子がなぜ見知らぬ土地での戦いのために徴兵されているのか分からなかった」と指摘している。オバマはシリアにおけるロシアの軍事介入の危険について誤判断したかもしれないが、プーチン自身も誤った判断をしたのかもしれない、と論じています。

出典:David Ignatius,‘Russia and the “facts on the ground” in Syria’(Washington Post, October 1, 2015)
https://www.washingtonpost.com/opinions/russias-facts-on-the-ground-in-syria/2015/10/01/45fe3bb2-687e-11e5-8325-a42b5a459b1e_story.html

*   *   *

シリア介入によりロシアは衰退へ
 この論説の内容には大体賛成できます。アサドは多くのシリア人、シリア内外のスンニ派ムスリムに嫌悪されている正統性をすでに失った指導者です。ロシアとイランが支援しても一時的にはともかく長続きはしないでしょう。アサドの下でシリアが安定するシナリオは考え難く、今アサドを延命させようとすれば内戦を長引かせることになるでしょう。

 サウジその他のスンニ派諸国はイランと組んだロシアに反発し、これまで見られた関係改善の動きは止まることになるでしょう。外交的にはロシアは一時的に脚光を浴びるでしょうが、シリア問題を含む中東の諸問題への発言力は強化されるよりも弱体化する可能性が強いと思われます。アサドなき後のシリアで、ロシアがこれまで同様軍事基地を保持し続けられるか、疑問です。

 ロシア国内でも、一時的にプーチンは世界の舞台で活躍しているとの称賛が得られるでしょうが、例えばシリアでロシア軍兵士が殺されたりすれば、なぜロシアがそういう介入をしているのか、「兵士の母」団体などが 抗議の声を上げることがあり得ます。

 ロシアの空爆の対象はISに限らず、米国が応援している反アサド勢力も含んでいるようです。最近は偵察衛星や無人機での偵察能力は発達しており、ロシア軍の行動は正確に捕捉できます。ロシアはウクライナなどでは西側の偵察能力を甘く見て、嘘をついたりしています。シリアでもそういう試みをするでしょうが、嘘を後に暴露され、名誉が傷つくだけでしょう。

 旧ソ連崩壊に至った要因の中で、アフガン侵攻の失敗はかなり大きな割合を占めています。ブレジネフはアフガンで苦労しましたが、プーチンはシリアで苦労し、ロシアのさらなる衰退の種をまくことになるかもしれません。


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