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スーフィズムに関するHP

1145チバQ:2015/10/26(月) 20:38:36
http://www.sankei.com/world/news/151026/wor1510260025-n1.html
2015.10.26 17:28

総選挙で大揺れのトルコ、「最悪テロ」で深まる与野党の亀裂





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 トルコ国会(一院制、550議席)の総選挙が11月1日に迫った。与党、公正発展党(AKP)が過半数割れした6月の総選挙後、連立協議が決裂した末の異例の再選挙だが、AKPが再び過半数割れするとの予測もある。今月10日には少数民族クルド人の支援集会を狙ったトルコ史上最悪のテロが発生。選挙戦はテロをめぐる中傷合戦に発展し、与野党の亀裂が深まっている。

 「体が凍り付いて動けなかった。大声を出して何とか正気に戻れた。信じられない光景だった」。テロが起きた首都アンカラの集会を主催した左派系団体のメンバーで大学院生のギョクセル・ウルグンさん(30)はこう振り返った。

 ウルグンさんは国鉄アンカラ駅前の噴水のそばで、トルコ、クルド両民族に共通する伝統のダンス「ハライ」を楽しんでいた。約50人が手をつなぎ、リズムに合わせて4歩進んで4歩下がる踊りを繰り返していた。

 そのとき突然、背後で爆発音がして熱風に押された。振り向くと、クルド人系の左派、国民民主主義党(HDP)のメンバーがデモ行進するために集まっていた場所で多くの人が倒れていた。

 ダウトオール首相は、過激派組織「イスラム国」の関与を最優先に捜査すると宣言。同時に、政権と敵対しHDPに近い非合法武装組織クルド労働者党(PKK)の“自作自演説”もちらつかせた。6月の総選挙で躍進したHDPを揺さぶる狙いは明らかだった。

 検察は政権の意向に呼応するように「もう一つのテロ組織を捜査中」と発表し、エルドアン大統領は明確な根拠を示さぬまま「(実行犯には)『イスラム国』のほか、PKK、シリアのクルド勢力が混在する。全員が一緒になって計画した」と一方的に決めつけた。

 これに対して普段は冷静なHDPのデミルタシュ共同党首は「AKP政権こそ殺人者」と怒りをあらわに。地元紙によると、捜査当局は事前にテロ実行犯を警戒対象として手配書を作成していた。ウルグンさんも「控えめに言っても、政府にはテロを見過ごした責任がある」と語気を強めた。

 最新の世論調査では、共和人民党(CHP)や民族主義者行動党(MHP)など主要野党を含めて6月の選挙結果と大差はなく、AKPの過半数奪還は困難な情勢だ。テロは支持政党変更につながらず、各党間の対立をより深刻にしたとみられている。25日に在外投票が行われた東京のトルコ大使館付近ではトルコ人とクルド人によるとみられる乱闘騒ぎが起きた。

 リベラル系の有力紙ヒュリエトのデニズ・ゼイレッキ・アンカラ支局長は再選挙の焦点について「ここ4、5カ月で急速に高まったクルド情勢をめぐる政治の緊張状態を終息させる新政権につなげられるかどうかだ」と指摘した。(共同)


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