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食品産業総合スレッド

1荷主研究者:2003/12/07(日) 23:52
製粉、飼料、製糖、製菓、製パン、乳業、ビール、清酒、飲料、製油、冷食そして食品添加物等の食品産業の総合スレッド

64荷主研究者:2004/05/01(土) 03:50

【サントリー九州熊本工場増産】
http://kumanichi.com/news/local/main/200404/20040414000047.htm
2004年4月14日 06:08 熊本日日新聞
サントリー九州熊本工場 来夏までに3割増産

 ビール・発泡酒、清涼飲料を生産するサントリー九州熊本工場(上益城郡嘉島町)は十三日、需要増を見込んで生産能力を段階的に増強し、来夏までに年間生産量を現状より三割以上増やす計画を明らかにした。来夏には工場休止日を原則なくし、フル稼働させる。増産に伴い、来年度新たに二十人を採用する予定。

 現在、九州で販売しているビール・発泡酒は熊本工場のほか、一部は京都工場の製品で賄っている。増産によって九州の市場向けはすべて熊本工場の製品にする。さらに、京都からの輸送ではコストがかさむ広島以西についても、熊本から出荷するようにする。

 同工場は、ビール・発泡酒と清涼飲料の両方を生産する業界初のハイブリッド工場。同じラインを使って生産する品目が他の工場より多く、生産品目を切り換えるためにラインを停止させる回数が多い。

 まずはこのロスを減らすため、年末までに製造容器の大きさを切り換える設備などを順次更新。切り換えに要する時間を現在の二時間から一時間に短縮し、生産効率を高める。

 来夏には、現在週に二日、生産を停止しているラインを、年末年始やメンテナンス時期を除き週七日稼働させ、年間の稼働日数を現在の二百五十日から三百十日に増やす。

 こうした効率化と稼働率アップによって、〇五年の生産量を清涼飲料十五万キロリットル、ビール・発泡酒六万三千キロリットルの計二十一万三千キロリットルとし、〇四年計画の清涼飲料十一万キロリットル、ビール・発泡酒五万キロリットルの計十六万キロリットルより三割以上増やす。

 同工場は昨年四月に清涼飲料、五月にビール・発泡酒の製造を開始。冷夏の影響で需要が伸びず、昨年末までの生産量は清涼飲料が五万六千キロリットル、ビール・発泡酒は一万九千キロリットルにとどまった。

67とはずがたり:2004/05/01(土) 04:52
飼料も製品差別化が難しいのでひとたび一社が動けば一気に寡占化が進むのではないか?

これまではガリバー全農の価格支配力の下に安住してたイメージもあるが。

68とはずがたり:2004/05/04(火) 04:32
北茅ヶ崎に専用線があった日本精麦だが寒川町の田端工業団地内に移転だそうな。
ホキ2200の復活の可能性をさぐっていた訳でわないぞ

日本精麦沿革
http://www.nichibaku.co.jp/gaiyoufr.html

明治28年藤沢町(現在の藤沢市)において米穀肥料精麦業を創業
昭和10年 県内都市化を見越して米穀肥料商を廃業。
昭和15年横須賀海軍軍需部委託精米工場となる。藤沢第二工場を竣工。
昭和17年藤沢第2工場類焼。茅ヶ崎に移転し昭和19年茅ヶ崎工場として竣工。 食糧庁指定委託加工工場並びに横須賀海軍軍需部委託精米精麦工場となる。
昭和20年終戦と共に精米廃止、精麦のみとなる。
昭和25年個人企業を日本精麦株式会社と法人にする。
同 年本社を藤沢から同所に移転。
昭和27年東京営業所開設。
昭和29年藤沢第一工場を茅ヶ崎に移転、北茅ヶ崎工場とする。
昭和38年名古屋営業所開設。畜産局指定工場となり、大麦単体飼料委託加工開始。
昭和40年本社を北茅ヶ崎工場に移転。本社工場と改称。
昭和41年静岡出張所及び大阪営業所を開設。
昭和42年本社工場内に胚芽・麦茶工場を新設。
昭和43年麦茶製造販売開始。本社工場内に原料バラ受け 施設・原料サイロ原料精選工場を新設。
昭和45年本社工場内に米加工工場新設。原材料用米政府 委託加工開始。
昭和48年東京営業所を改築。 株式会社麦穂を設立して立体駐車場を営業。
昭和50年創業80周年を迎え、本社工場内にサイロ増設・低温倉庫新設 ・麦糠自動計量包装設備・公害防止施設増設等一段と合理化を計る。
昭和51年麦茶工場増設。
昭和55年大麦単体飼料バラ出荷設備を新設。 はとむぎ製品を製造販売開始。
昭和56年大麦めんを開発、販売開始。
昭和59年 はとむぎ工場を新設。
昭和60年株式会社麦穂に立体駐車場を増設。 はとむぎ茶焙煎設備を新設。
昭和61年コンピューター制御きのこ生産プラントを新設。
平成 4年北茅ヶ崎工場を再開発のため本社屋を元町に移設。 麦茶工場、物流センターを北茅ヶ崎工場構内に移転集約。 米加工工場、大麦単体飼料工場閉鎖。
平成 7年創業100周年を迎え、ニチバクビル竣工、 茅ヶ崎サティ開店。
平成 8年施設園芸工場閉鎖。 静岡出張所改築、スキヤ磐田店開店
平成 9年麦茶ティーパック包装工場稼動。 日本レンタカー(株)と賃貸開始。
平成11年名古屋営業所閉鎖、静岡出張所を東海営業所に改称。
平成13年北茅ヶ崎工場(麦茶工場、原料サイロ、物流センター、はとむぎ工場)を湘南工場(寒川町)に移転。
平成14年本社工場を湘南工場(寒川町)に移転。

69とはずがたり:2004/05/04(火) 04:44
東花輪にあった白麦米は社名が「はくばく」に変わっていた。

http://www.rakuten.co.jp/hakubaku/info.html
会社の沿革
昭和16年 峡南精米株式会社として4月15日に資本金5万円で発足
昭和17年戦時統制による食糧営団設立により精米部門を分離し社名を峡南精麦株式会社と変更
昭和26年 麦類の統制解除に対応し日産能力1000袋のロール式製粉工場を新設する
昭和27年 社名を峡南精麦製粉株式会社に変更
     画期的な麦製品を“白麦米”と銘名、全国に普及する
昭和32年 社名を白麦米株式会社に変更、大阪市福島区に大阪工場を設立
昭和34年 製粉事業の一環として第二次加工を企画し、オートメーション一貫製麺工場を新設
昭和36年 増大する小麦粉の需要に備え、ニューマチック製粉工場を新設、日産能力100トン
昭和37年食品工場を(ラーメン製造)を新設
昭和41年 精麦工場としては画期的なニューマチックシステムによる近代的な白麦米工場を新設、日産能力120トン
昭和47年 自然飲料麦茶の生産工場新設、麦原料サイロ新設、収容能力2500トン
昭和48年 自然食時代にマッチした全く新しい麦製品“白麦米はつらつ”を開発
昭和49年大阪工場にさらに新鋭工場を建設
昭和50年 乾麺の生産能力日本一を誇る乾麺工場(南湖工場)を新設
昭和51年 食品工場に最新鋭日産10万食ライン増設
昭和52年 東京杉並区に5階建ビルを新設、東京営業所を移転
昭和54年 南湖工場へ飼料工場を建設移転、膨化飼料の製造開始
昭和55年 本社社屋建設
昭和56年 長期経営計画を策定、大麦めん新発売
      代表取締役社長に長沢利久就任
昭和57年 麦の究極を追求した強化栄養食品マミールAを発売
      初めて胚芽を残すことに成功した“胚芽押麦”を新発売
      TQI(全社品質革新)キックオフ
昭和58年 V作戦(付加価値獲得作戦)スタート
      札幌営業所を開設
昭和59年特許による早茹製法の熟成乾麺を初釜をはじめとする豊熟麺ブランドとして発売
      広島営業所を開設 乾麺工場を全面改装
昭和60年 製粉改造工事が完成(立体自動倉庫・ミックス工場・フラワーサイロが新設)
昭和61年 CI導入−コーポレイトステイトメントに『おいしさ再発見=New trad in foods』
      社章、コーポレイトカラーを変更し、愛称「はくばく」とする
      第二次長期経営計画を策定
昭和62年 全国横断豊熟麺100万ケース拡売キャンペーン展開
昭和63年豊熟麺の需要拡大に対応するため乾麺工場包装場増設
平成元年第三世代の麦「パリエベース」発売
      フレッシュドライ製法麺販売
平成2年  カップ麺で初めての冷し中華を販売以降、“怪物制作所”ブランドとして後続商品を発売
      黒条線選別機の開発により、究極の麦開発に成功。カルシウム等を添加した“骨太家族”として発売
平成3年  特許製法による“あらびき麦茶”発売
      中期経営計画策定
平成4年  社名を株式会社はくばくに変更
      長野県、開田村に(株)「霧しな」設立
平成6年  「骨太家族」製造専門工場建設、操業開始
平成7年  「研究開発センター」落成
平成9年  そば処「信州霧しな」開業
平成10年 はくばくオーストラリア工場操業開始
平成13年 業60周年 新しい企業理念「Staple Foods Frontier」を制定
      第6次中期経営計画策定

本社がある山梨県南巨摩郡増穂町最勝寺。東花輪からは遠いねぇ。。
http://www.mapion.co.jp/c/f?grp=all&uc=1&scl=250000&el=138/27/10.335&pnf=1&size=500,500&nl=35/33/13.096

70とはずがたり:2004/05/04(火) 04:49
巴川口・磐田に専用線有り。磐田はストックポイントか何かだったのか?袋井事業所は東名袋井ICの目の前にある。

富士製粉沿革
http://www.fujiseifun.co.jp/html_file/greeting.htm#history

昭和16年 7月東部産業組合を株式会社組織に変更
 岳麓製粉株式会社として清水市に設立
昭和17年 3月製粉工場(三島市)操業開始
昭和17年 5月静岡県販購連村松工場と企業合同
昭和18年 8月社名を静岡県食糧品工業株式会社に改称
昭和23年11月株式を公開
昭和24年 8月社名を富士製粉株式会社に改称
昭和28年 3月製粉工場(三島市)焼失
昭和31年10月本社工場(清水市)再建 製粉Aミル竣工
昭和39年11月本社工場(清水市)   製粉Bミル竣工
昭和41年 6月本社敷地内に養魚飼料工場竣工
昭和42年 1月本社敷地内に穀物サイロ竣工
昭和45年 7月袋井養魚試験場開設
昭和52年 3月本社敷地内に小麦粉サイロ竣工
昭和55年 4月草薙工場(養魚飼料工場)竣工
昭和56年12月本社敷地内に小麦粉サイロ増設
平成 2年10月袋井事業所(倉庫業)開設
平成 5年12月本社小麦粉サイロ・ふすまタンク増設
平成 7年10月本社小麦粉サイロ増設
平成 8年12月本社工場(清水市)製粉Cミル竣工
平成 14年4月食品工場(清水市) 竣工

71荷主研究者:2004/05/16(日) 02:33

【北海道コカ・コーラ、帯広工場を閉鎖】
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&d=20040507&j=0024&k=200405074814
2004/05/07 16:05 北海道新聞
北海道コカ・コーラ、帯広工場を閉鎖 生産を札幌に集約

 【音更】北海道コカ・コーラボトリング(札幌)は七日までに、缶入り清涼飲料を製造する帯広工場(十勝管内音更町、従業員三十四人)を来年三月で閉鎖する方針を固めた。同社の工場は音更と札幌にあるが、来年四月以降は生産を札幌本社工場に集約し、経営の効率化を図る。

 十日以降、労働組合に説明する予定で、従業員については、札幌工場への配転も含めて検討する。帯広工場と同じ敷地内にある帯広統括営業所は存続させる。

 帯広工場は一九六九年、道東の製造拠点として設立。当初は瓶飲料が中心だったが、八六年から缶飲料の生産を本格化し、現在の年間生産量はコーヒーを中心にお茶や炭酸飲料など缶飲料を年間計四百十三万ケース(約一億缶)。このほか飲食店向けの瓶飲料も少量、製造している。

 同社によると、近年はペットボトル飲料の需要が増加しており、生産の効率化を進めるため、札幌工場への集約を決めた。

 同社は九六年に旭川工場を閉鎖した後、帯広、札幌の二工場で生産している。

72とはずがたり:2004/05/22(土) 18:03
飼料農産工業再編
【ホキ2200粉粒体輸送再訪】
http://buturyu.e-city.tv/foods.html#2-top

◆北日本くみあい飼料
(旧)東北くみあい飼料(株)拠点:石巻埠頭
├(旧)岩手くみあい飼料(株)二枚橋★
├(旧)宮城くみあい飼料(株)古川
├(旧)山形くみあい飼料(株)蔵王★
└(旧)福島くみあい飼料(株)宮下

◆東海くみあい飼料 拠点:知多
◆信越くみあい飼料 拠点:新潟・辰野
☆もともと知多→辰野の輸送をしていたが今では★新潟東港→辰野か?

――――――――――

◆【日本配合飼料+日本農産工業(業務提携)】

南東北 拠点:塩釜港

中部 拠点:知多(日本配合飼料知多工場内に新工場)
☆農産:知多→坂祝,長野県

西日本 拠点:水島(農産)

北東北 拠点:八戸?

北海道 拠点:苫小牧(苫小牧飼料[日配・協同])・釧路(道東飼料[農産]・釧路飼料[日配])
☆釧路・苫小牧→北見・帯広・旭川

北関東 拠点:?
★:鹿島→北関東工場へ飼料輸送発生?倉賀野・宇都宮(タ)辺りへの誘致が図れないものか?

鹿島 拠点:神栖(鹿島飼料[日配,昭和産業]・ジャパンフィード[農産・日清・ニチロ])

九州 拠点:志布志
☆志布志→高鍋・三股・熊本・竹松・伊集院

―――――――――――

◆富士製粉 >>70

◆はくばく >>69

◆日本精麦 >>68

73とはずがたり:2004/05/23(日) 16:34
【コールドチェーン】

コーヒーを買いに行った。キリンは大学の周辺にも二箇所ほど100円で買える自販機が設置されており,99ショップの税込み103円を下回る最安値で缶コーヒーを提供しているのは評価できるが,小岩井乳業(>>33)のミルクとコーヒーというペットボトルが売っていた。
提携というか買収は順調にいっているようである。

そもそもキリンのチルド事業の小岩井子会社化とそれに伴う統合は評価されているようであるが,コオルドチエーンは昭和40年代から云われていたことだしなぁ。

●エーコープライン←全農
http://www.acoopline.co.jp/top.html

●株式会社日本アクセス>>74←伊藤忠商事
http://www.nippon-access.co.jp/index.html
(旧雪印アクセス)

●小岩井乳業←キリンビバレッジ
http://www.koiwaimilk.com/
(IEかネスケしか駄目とは不愉快なページですな)

●ランテック(旧九州牛乳輸送)
http://www.runtec.co.jp/

75とはずがたり:2004/06/08(火) 22:02
【製油業界再編】>>4 >>8 >>10 >>21

■2613 (株)J‐オイルミルズ じぇい‐おいるみるず [ 食料品 ]
=三井・住友系(但し三井住友銀行はサブメインバンクですらない)

02年ホーネンと味の素製油が統合(豊年味の素製油)。03年吉原製油も加わり搾油量首位。業務用油脂はシェア5割
◆株主
味の素 4,526(27.0)
住友商事 1,424 (8.5)
三井物産 1,075 (6.4)
◆銀行:みずほC,東京三菱,農中
◆業績 売上 営業利益 経常利益 利益
連03. 3 145,316 -908 -948 -955
連04. 3予 180,000 1,650 1,500 800
連05. 3予 185,000 3,000 2,900 1,400
中02. 9 72,055 -406 -479 -536
中03. 9 88,879 -250 271 59
中04. 9予 95,000 500 500 250

=参考=

ホーネン−味の素製油の経営統合に吉原製油も参画
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/2246/1036413767/118

四季報2002年版春より

ホーネンC
02.3予定売上高 87,000
株主
三井物産 6.7%
東京海上 5.1%
富士銀行 4.6%
※三井Gというよりも物産系であろう。メインも富士みたいだし。

吉原製油
02.3予定売上高 33,700
株主
住友商事 31.2%
三井物産 4.5%
三井住友銀行 3.5%
※住友商事色強いものの三井物産も株主に顔を出している。

■2602 日清オイリオグループ にっしんおいりおぐるーぷ [ 食料品 ]=三菱・丸紅系
2年4月日清、リノール、ニッコーの製油会社が経営統合。子会社に攝津製油。食用油最大手
7月持ち株会社形態から事業子会社3社を吸収合併し再び事業会社に。重複機能を削減、一体化による効率化を選択。
◆株主
三菱商事 2,882(16.6)
丸紅 2,600(15.0)
日本トラスティ信託信託口 857 (4.9)
損保ジャパン 737 (4.2)
東京三菱銀行 661 (3.8)
◆銀行: 東京三菱,みずほ,三井住友

76とはずがたり:2004/06/14(月) 21:20
三井農林が進出、県などと協定調印−−高屋東工業団地 /広島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040610-00000004-mai-l34

 紅茶や緑茶などの製造販売を行っている三井農林(本社・東京都)が、県が造成した高屋東工業団地(東広島市、河内町)への進出を決め、立地協定の調印式が9日、県庁で行われた。同社が西日本に工場を設けるのは初めて。ティーバッグやインスタントティーなどを製造し、大阪以西の拠点として年間約100億円強の出荷を予定する。今秋着工し、来年秋の操業を目指している。
 調印式で、賀好弘志社長は同団地への進出を決めた理由について、「食の安全・安心の観点から、国内で工場を持ちたいと考えていた。交通アクセスや近くに大学があることなどを考慮した」と話した。
 同社は「日東紅茶」や「三井銘茶」のブランドで製造販売するほか、自動販売機用や業務用飲料の製造販売などを行っており、年間売り上げは約350億円。山梨、静岡両県に3工場がある。
 お茶の渋みから抽出される成分で、生活習慣病の予防作用などがあるとされるカテキンの研究では、最先端の技術を持っている。賀好社長は「カテキン研究の拡大、発展のためにも、近くに大学があるのは心強い」と話している。新工場は約25〜30億円を投資して建設。50〜60人の従業員を採用し、地元雇用も積極的に行う方針という。(毎日新聞)
[6月10日20時33分更新]

79とはずがたり:2004/06/29(火) 14:31
オリオンビール 「アサヒ」効果で14%増収
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040629-00000014-ryu-oki

 オリオンビール(浦添市)は28日の株主総会後、2004年3月期決算を発表した。提携先であるアサヒビール製品のライセンス生産などの効果で売上高は前期比14・3%増の222億5000万円と大きく伸びた。ただビールよりも利益率の低い発泡酒のシェアが拡大したことなどで、経常利益は4・3%減の19億2200万円に減少した。
 昨年5月に始めた名護工場でのアサヒ主力製品「スーパードライ」などのライセンス製造販売やそのほかのアサヒブランド商品の仕入れ販売で31億円を売り上げた。
 県内でのビールの売上量は8・4%減の3万1700キロリットルとなったが、発泡酒は「鮮快生」などの伸びで14・0%増の1万8600キロに増大した。
 ビール・発泡酒合計の県内売上量は1・2%減だったが、仲村文弘社長は「県内の総需要が減った中で、当社シェアは1ポイント弱増の55-56%となった」と紹介した。
 提携については「両社が食い合うことも当初懸念されたが、シェアは向上した。提携は大きな成果を挙げている」と評価。工場稼働率はアサヒの生産開始後、10ポイント程度向上し約85%になった。
 経常利益の減少には「5人の取締役退任に伴う退職金増も減益の要因。一過性のものだ」と説明。純利益は固定資産除却損の減少や法人税減少などで16・5%増の9億5000万円となった。
 一方、アサヒ販売分を除くオリオンブランドだけでの売上高は1・9%減の189億円、売上量は2・5%減の5万3100キロと減少した。
 仲村社長は今後の課題として、アサヒとの人的交流を通じた生産・販売技術の向上や経営全般にわたるコスト削減、洋酒、ワインや低アルコール飲料を含めた総合酒類販売業としての積極的展開などを挙げた。(琉球新報)
[6月29日11時9分更新]

80荷主研究者:2004/07/19(月) 02:15

【日本甜菜製糖:砂糖生産量2年連続過去最高】
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&d=20040527&j=0024&k=200405276987
2004/05/27 02:30 北海道新聞
日甜芽室製糖所 砂糖生産量2年連続最高

 【芽室】国内最大規模の製糖工場・日本甜菜製糖芽室製糖所(十勝管内芽室町東芽室)の今季の砂糖生産量が、十九万千百四十八トンに達し、昨季に続き二年連続で過去最高を更新したことが同社のまとめでわかった。昨年秋の冷涼な気候で、ビートの糖度が最高を記録したのが主な要因。

 同製糖所は帯広市など十勝管内七市町村のビートを受け入れており、今季の操業は、昨年十月十四日から今年五月二十二日までの二百二十一日間。

 今季に受け入れたビートの量は百四万八千百トンで、豊作だった昨季を一万三千トン下回ったが、ビートの糖度は昨季に比べ0・3ポイント増の18・4%だった。このため砂糖生産量は昨季の十九万千八十九トンを五十九トン上回った。

 ホクレン清水製糖工場(十勝管内清水町清水)も今季の砂糖生産量が昨季を千六百トン上回る六万九千三百三十三トンに達し、昨季に続いて過去最高を更新した。

81荷主研究者:2004/07/19(月) 02:51

参松工業といえば水飴専用のタンクコンテナが有名だった。30年前に製造された古ぼけたタンクコンテナUT1-52,53が現役なのには驚かされたものだ。その後水飴専用タンクコンテナは新造された(UT4A-58)が直後の経営破綻にやはり驚かされた。
JR貨物ニュース2003年11月15日号6面に参松工業の記事があり、それによると>袋・缶入り製品は5トンコンテナで、千葉貨物駅から福岡事業所に出荷される。水飴は、旧国鉄時代から北海道へ自社タンクコンテナで輸送の実績があり、現在も月10個程度発送がある。
またJR貨物ニュース2003年10月15日号5面には日食物流の記事があり、日本食品化工と参松工業の業務提携に伴う輸送の紹介がある。それによると、2003年8月の業務提携と相前後して西岡山駅にトップリフターが導入され、西岡山から福岡方面へISOタンクコンテナによる液状副原料の水あめ輸送を開始した。1日2個の輸送で8月は39個の輸送があり今後増送が見込まれる。

さらに下記の記事と合わせてまとめると、水島→福岡の輸送は残り、新たに富士→福岡の輸送が見込まれる一方、千葉→福岡、千葉→北海道の輸送は消滅ということだろう。

【日本食品化工:九州事業所新設】2004年6月24日 食品化学新聞 2面
九州事業所新設 −日本食品化工− 旧参松の一部継承

日本食品化工は、九州事業所(福岡市東区箱崎ふ頭6-11-12)をこのほど新設した。事業所は、旧参松工業の設備、販売先の譲渡を受けて、継承したもの。今年3月に倒産した参松工業は、以前福岡工場として異性化糖などの生産を行っていたが、数年前に生産を中止し、以後日食化工と提携して、ストックポイントとして日食化工から糖化製品原料の提供を受けて、北九州を中心とする顧客に販売、配送していた。同事業所はそれを引き継ぎ、従業員もほぼそのまま新事業所に所属することになった。

今後製品は、日食化工の岡山県水島工場、または静岡県富士工場から供給され、北九州のユーザーに販売される。これまで、九州地域の販売は大阪支社が担当してきたが、事業所ができたことから同社は、化工でん粉や各種オリゴ糖など豊富な商品郡を持つことから、これらの製品の販売もこの地域に行うことにしている。なお倒産した参松工業の本拠千葉工場は、事業譲渡が検討されていたが現在のところ事業継続の見込みは無く、閉鎖の方向に向かっているようである。

82とはずがたり:2004/07/28(水) 16:01
論点1)ペットは炭酸が抜けるわけ?
論点29大体自治体が企業より負担になる回収方法そのものが悪いのであってアサヒが悪いわけではないと思うが,なんでそうなってんだ?
論点3)カン麦酒もアサヒが導入したのか。

ペットボトル・ビールで泡立つ論争、環境保護に逆行? (読売新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/beer.html?d=28yomiuri20040727i516&cat=35&typ=t

 ビール業界最大手のアサヒビールが、年内にペットボトル入りビールを発売する。

 「ペット容器のメリットを生かした新しい飲み方を楽しんでほしい」と同社はPRするが、環境保護団体などからは「リサイクルの観点から見れば、時代の流れに逆行する」との声も。他の大手ビール3社は、ビール党の反応を読み切れないためか、今のところ追随する気配はない。ビールがうまいこの季節、ボトルをめぐる論争は泡立っている。

          ◇

 アサヒビールによると、開発されたペット容器は、ボトル内側にガラス質のごく薄い膜を張ることで、通常のペット容器よりも格段に炭酸が抜けにくくなり、酸化も防げるようになった。ラベルの工夫でビールを劣化させる紫外線もシャットアウト。これを受け、同社は今月8日、業界初となるペット容器入りビールを年内に市場投入すると発表した。

 「キャップがあるので、飲み残しを取り置くこともできる」と、同社商品企画本部の森田健部長は、ペットボトルならではの利便性を強調する。

 同社はかつて他社に先駆けて、1958年に缶ビールを売り出した経緯がある。その時も「グラスがなくても、どこでも手軽にビールが楽しめる」という新しいスタイルを打ち出し、賛否両論を巻き起こしたが、今ではすっかり家庭用ビールの主流になった。「ペット容器でさらにビールの楽しみ方が広がれば、市場の活性化にもつながる」(同社広報部)と期待を寄せる。

 これに対し、環境保護団体は、同社に質問状を送付するなど、疑問を投げかける。ペットボトルの回収率は2002年度実績で53%まで伸びてきているが、それでもまだアルミ缶の回収率83%には及ばない。「環境に最もやさしいリユース(再使用)びんを使っている優等生が、どうして使い捨てのボトルで売り出すのか」(ごみ・環境ビジョン21)、「ペットボトルのリサイクル制度は、企業よりも自治体に負担が重く、さらなるペット化はごみ問題の悪化につながりかねない」(グリーンピース・ジャパン)などの批判があがる。

 他の大手ビール会社では、キリンビールが数年前からペット容器を検討してきたが、「どれだけのニーズがあるのか不明確」として、商品化を見送っている。他の2社も「検討、研究はしているが、現時点でメリットは感じていない」(サッポロビール)、「新商品としてのインパクトは感じるが、導入する予定はない」(サントリー)と、静観の構え。

 ビール党からは受け入れられるのか。ビール評論家の田村功さんは「日本人は新しい物好き。発売当初は売れるだろう」と予想する。ただし、定着するかどうかは、「デザイン性や機能性など、どれだけ違った形で存在感をアピールできるかがカギ」とみている。


[ 2004年7月28日2時16分 ]

85荷主研究者:2004/08/10(火) 02:21

【キリンビバ:小樽支店閉鎖、ペプシ:小樽支店2倍に】
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&d=20040601&j=0040&k=200406010035
2004/06/01 14:38 北海道新聞
キリンビバレッジが小樽支店を閉鎖 ペプシは支店倉庫2倍に

 大手飲料販売会社の北海道キリンビバレッジ(札幌)が三十一日、小樽市奥沢三の小樽支店を閉鎖した。量販店への配送体制などが変化したことが理由。一方で、北海道ペプシコーラボトリング(同)は六月二十八日に小樽支店の倉庫を約二倍に広げる。小樽市内の拠点再編をめぐる対応が同じ業界でも分かれるのは、小樽の流通業界の変化の激しさを象徴している。

 キリンビバレッジは小樽支店の業務を一日から札幌市中央区の道央支店と石狩市新港西の石狩支店に移管する。従業員十三人のうち契約社員をのぞく十一人も異動する。小樽支店は一九七三年開設で、同社の道内支店では三番目に歴史があった。現在の建物は二○○○年に完成したばかりだった。

 閉鎖の理由について同支店は「量販店が札幌からの配送に切り替え、小樽からの配送が減ったため」と説明。小樽への商品は今後、石狩湾新港の物流センターから配送する。道路網が良くなったため注文翌日には届けられるが、一般商店の中には在庫がなくなるたびに即日仕入れていた店舗もあり、夏の繁盛期の影響を心配する店主もいる。

 一方、ペプシコーラは小樽支店を新光一から築港五に移す。新しい建物は鉄骨造り二階建てで、倉庫の床面積は六百六十平方メートルと約二倍になる。

 狙いは観光客だ。同支店の売り上げは「夏の観光シーズンに集中し、売り上げも伸びている」(本社)といい、観光地の自動販売機の営業をさらに強化。市内は即日配送し、品切れを防ぐ。

 北海道コカ・コーラボトリング(札幌)は新光五の小樽営業所について「統廃合の計画はない」(本社)としながらも「配送経路の見直しなど物流の合理化は(業界の)永遠の課題」と話す。(津野慶)

86荷主研究者:2004/08/10(火) 03:16

【麒麟麦酒:好天で出荷好調】
http://www.business-i.jp/news/bio/art-20040707205625-AQLECDJHOS.nwc
好天で出荷好調 キリンビール国内9工場、土曜返上で生産
FujiSankei Business i. 2004/7/8

 キリンビールは7日、好天が続き、ビール・発泡酒の出荷が好調なことから、国内11工場のうち9工場が7月中は土曜日を返上して生産すると発表した。

 7月に入り、出荷量はビールが前年比11%増、発泡酒は同15%増、ビール・発泡酒合計で同13%増と2けた台で推移している。とくに、糖質を70%カットした発泡酒「淡麗グリーンラベル」は同36%の高い伸びを示しているため、横浜工場(横浜市鶴見区)でも6日から生産を開始し、製造拠点を従来の6工場から7工場に拡大した。

 一方、ビアガーデンの集客が好調で、業務用が大幅に伸びている。キリングループの「森のビアガーデン」(東京都港区)の6月の売上高、集客数はともに前年同月比30%増で、6月としては過去最高の売り上げを記録したという。

 ビール需要は昨年、冷夏の影響で大幅に落ち込んだ。今年は平均気温が8月まで平年より高くなるとの予報もあることから、キリンは「今夏は前年実績を上回る」(広報部)とみている。

88とはずがたり:2004/09/01(水) 13:23
麦酒二題。それにしてもロシアの非民主国家ぶりは目に余る気がする。

ビール生産量、中国が2年連続トップ 日本は7位に後退
http://www.asahi.com/business/update/0830/103.html

 世界で03年に生産されたビール(発泡酒を含む)の量が前年比2%増、大びん換算で約47億本増加し、19年連続で過去最高を更新したと、キリンビールが30日まとめたリポートで明らかにした。国別では02年に米国を抜いて首位になった中国が、7%増で2年連続トップ。日本は冷夏と発泡酒の増税の影響で6.5%減り、メキシコに抜かれて7位に後退した。

 総生産量は1億4716万キロリットルで、東京ドームをジョッキとすると約119杯分。沿岸部から周辺部に需要が拡大している中国だけでなく、タイ(同22%増)、フィリピン(同16%増)などアジアの伸びが目立った。 (08/30 21:33)

ビールのCM、大幅制限 ウオツカ業界が圧力? ロシア
http://www.asahi.com/international/update/0831/014.html

 ロシアでビールのコマーシャルをテレビなどで放送することが、9月から大幅に制限される。

 プーチン大統領が署名した修正法によると、テレビとラジオでのビールのCMは午前7時から午後10時まで放送禁止になる。CMに人物やクマなど動物のキャラクターは使えない。新聞や雑誌の表紙広告も禁じられる。

 ビール飲酒が社会的な成功や体力向上に役立つかのような文言も使ってはならず、CM分量の1割を「飲酒は健康を損ねる」との警告に割くよう義務づけた。

 伝統的にウオツカなど強い酒が好まれるロシアでは、アルコール中毒が深刻な社会問題となっている。モスクワではふつうのビールなら16歳から飲めるため、青少年の間でジュース代わりに飲むのが流行している。ロシアの今年上半期のビール消費量は国民1人当たり53リットルで、5年前に比べて倍増している。

 しかし、ビール人気に押されるウオツカ業界の圧力が背景にあったとも言われ、飲酒の抑制に結びつくかどうか効果を疑問視する声も多い。

(08/31 23:22)

89とはずがたり:2004/09/01(水) 13:26
もう一題
違いの解る(´・(ェ)・`)クマー,か〜いい〜
>行楽客の缶ビールを3ダースも飲み干し、芝生の上で酔いつぶれている

ビールの「違いがわかる?」大とらのクマ 米キャンプ場
http://www.asahi.com/international/update/0831/003.html

 米ワシントン州シアトル近郊のキャンプ場で最近、クマが行楽客の缶ビールを3ダースも飲み干し、芝生の上で酔いつぶれているところを州野生動物局の職員に見つかった。大衆向けビールには1本しか手を付けず、老舗(しにせ)の地ビールだけを飲み、「クマにも違いがわかるのか」と話題になっている。

 AP通信などによると、クマが見つかったのはシアトルの北東約100キロにあるベーカー湖のリゾート地。州職員が寝込んだクマの周りにツメや歯で穴を開けた缶ビール36本が転がっているのを見つけた。この職員によると、大量生産されている大衆向けのビールは1本しか試さず、残りはすべて近くの山からの清水を使って19世紀から製造しているビールの空き缶ばかりだったという。

 クマはいったんは退散したものの、翌日再び姿を現した。職員らがワナを仕掛け、ドーナツと蜂蜜のほかビール2本も入れたところ、うまく引っかかった。飲み助のクマはその後、人里離れた山奥で放されたという。 (08/31 09:12)

91とはずがたり(1/3):2004/09/14(火) 23:29
南アルプスといえば天然水だと思っていたがしらんまに名前を変えてたんですねぇ。

「天然水」から「南アルプス」を外した理由
採水地分けて安さ競う
http://be.asahi.com/20030802/W13/0040.html


※クリックすると、拡大します
 ミネラルウオーターのトップメーカー、サントリーが今春、10年以上続いた人気商品名「南アルプスの天然水」から「南アルプス」を抜いた。国内最大の原産地、山梨県での採水を示す名を、変えたのはなぜか――。頭打ちの清涼飲料水市場で、なお拡大を見込んで熱を帯びる、「水」の競争事情を探った。(大野さえ子)

 「そこまで安くするのか」

 6月末の土曜の朝、埼玉県川口市の自宅で、スーパーのチラシをみたキリンビバレッジの子会社(キリンMCダノンウォーターズ)幹部は、ため息をついた。

 日本コカ・コーラの「森の水だより」2リットルボトルが「88円」だった。以前よりさらに10円低い「最安値」更新だ。同じ店では、キリンビバレッジ「アルカリイオンの水」の128円など同種のライバル品が130〜150円程度。「森の水」は破格だった。

 日本コカ・コーラは後発組だ。99年、2000年問題を前に、駆け込み需要増があると見越して、「森の水」で新規参入。先行する人気商品「南アルプスの天然水」(サントリー)、「六甲のおいしい水」(ハウス食品)が、唯一の採水地名を前面に打ち出してきたのとは、全く違う戦略をとった。

 主力の山梨県白州町に加え、富山県婦中(ふちゅう)町、宮崎県小林市の計三カ所に採水地を分散、消費地との距離を縮めた。「2リットルボトルの店頭価格が150円なら、三分の一の50円程度」とされる輸送費を減らし、低価格販売を支えるのが狙いだった。

 さらに今年5月、鳥取県・大山(だいせん)の麓(ふもと)、溝口町にも総工費38億円で工場を設けた。生産能力は2リットルボトル換算で年1億本。8月半ばから、中、四国と福岡、佐賀、長崎の北部九州3県と沖縄県に出荷する。企画担当の高野真治さんは「輸送費を考え、消費地に少しでも近い場所を選んだ」と説明する。

 この戦略で廉価攻勢をかけた同社の市場シェアは急拡大した。83年からミネラルウオーターの家庭向け市場を開拓してきたハウスを02年に抜き、現在16%。97年から首位のサントリーの21%に迫る。

92とはずがたり(2/3):2004/09/14(火) 23:29

 この猛追に、サントリーは今年2月、91年以来の商品名から「南アルプス」を外し、「サントリー天然水」とした。西日本地区での廉売に対抗できるよう、南アルプスの麓・山梨県白州町だけでなく、新たな採水地を、阿蘇山を臨む熊本県嘉島町に求めたからだ。6月にこの新工場での生産を始め、九州・沖縄と中国地方への出荷を始めた。

 こうしたトップ2社の「採水地分散」戦略に、六甲山の麓・神戸市灘区だけで採水する3位のハウスは、「売れるなら、どこの水でもええんかい」(担当者)と苦々しげだ。食品が主体なので「水」への新規投資もしづらい。今年6月から「おいしさと安心で20年」とラベルに入れ、老舗(しにせ)を強調する。

 富士山系の湧水(ゆうすい)を充填(じゅうてん)した「こんこん湧水」で98年に参入したネスレ日本も、今年3月から販売地域を東京、名古屋、大阪各都市圏だけに絞り、全国展開から撤退した。「価格競争激化が背景」と同社の担当者は話す。

 図左下のように、カルシウム、マグネシウムの含有量の大小で、水質に硬軟の区別がある。「軟水」主体の国産に対し、輸入品は「硬水」が多い。

 サントリーは、今年1月から、0.5リットルボトルを比較的高価格で売れる輸入「硬水」と、国産「軟水」の「硬軟二本立て」戦略もとっている。

 キリンビバレッジは今年2月から、国産「アルカリイオンの水」に加え、仏産軟水の「ボルヴィック」もそろえ、「日仏連合」の態勢だ。

■重さゆえの宅配人気

 スーパーなどでは、2リットルボトル6本入りケースを買っていく客も多い。ただ、重さは12キロを超す。そこで最近は、宅配の「水」も人気だ。サントリーでは「売り上げの4〜5%が宅配」という。ここに目をつけ、異業種から参入する動きもある。

 水処理機器メーカーの栗田工業は、原料水の処理装置を納入した飲料メーカーが、ミネラルウオーターに力を入れていく様を端で見てきた。

 「我々の水づくりのノウハウを家庭にも伝えたい」と、中野吉雅さんらがプロジェクトチームを96年に作った。

 静岡県吉田町の工場内に、水に「うまみ」を加える重炭酸カルシウムの濃度を高める独自の機械を設け、水道水を加工し始めた。通常の飲料販路はないので、運送会社を使った宅配を99年に始めた。00年からは、同県焼津市で採った南アルプスの伏流水に替えた。

93とはずがたり(3/3):2004/09/14(火) 23:30

 宅配先が関東、中部、関西地方の場合、12パック(計18リットル)が送料込みで1800円。1リットルあたり100円は、スーパーなどの他社品より割高だ。

 それでも、仕事や子育てでゆっくり買い物のできない世帯などの需要をつかんだ。売上高は、同社推定の宅配市場規模の約1割、6億円(02年)まで増えた。

 2000年問題対策を機に、オフィスからの宅配需要も高まった。国内外の11銘柄をそろえる事務用品宅配大手のアスクル(本社・東京)によると、2リットルボトル12本をまとめて届ける点が、庶務担当の女性らに好評という。

■英並み需要を予測

 清涼飲料水の02年の国内市場規模は3兆3千億円(全国清涼飲料工業会調べ)で、前年比では微減だ。品種別では、最も多いコーヒー飲料(約9千億円)は8%増だが、3位の炭酸飲料(約5300億円)が8%も減っている。これに対し、ミネラルウオーターは国産・輸入とも14%伸びて計約1100億円。10年前の約3倍に成長している。

 消費者が健康志向から甘い飲料を敬遠し、相対的に「水」需要が増すという構図だ。

 また、日本のミネラルウオーターの国民1人あたりの年間消費量が11リットルなのに対し、欧州でも比較的水道水をよく飲む英国は29リットル(グラフ右中)。国内の飲料メーカーは「需要は英国並みまで伸び、市場も10年後には2千億円規模になる」とみて、「水」に力を入れているのだ。

 様々な材料を混ぜるために工程が複雑なお茶など、他の飲料に比べ、「水、充填機、殺・除菌と包装の設備があれば作れる」(大手)ので、新規参入もしやすい。02年の銘柄数(林野庁調べ)は367で、10年前の2.6倍だ。しかも原料の水は「社有地で井戸を掘れば、電気代と管理費だけですみ、タダみたいなもの」と収益性も魅力だ。

 ただ競争激化で、店頭価格(2リットル)は、10年前の200円前後が普通だったが、現在は、その半分以下の値段で売られることもある。

 市場調査会社、矢野経済研究所の太田実研究員は「消費者にとっての『適正価格』に近づいているのではないか。各社も、従来のような利幅はないととらえており、他の飲料も含めた総合力での争いになるだろう」と分析する。

 参考情報 水質に自信のある公共水道の事業者も、ボトル入りで水を売り始めている。富山市の上下水道局はこの6月、水道水の0.5リットルボトル24本を3150円で通信販売し始めた。県外からの注文が9割で、「人気が続けば増産の可能性もある」としている。

94とはずがたり:2004/09/14(火) 23:44
>>91-94
【ミネラルウォーター事情】
=所感1=
確かに100円shopや安売り店にまず森の水だよりが並んだなぁ。
99shopでは99Labelは伊予産で,あと四万十や京都の御水(愛宕山)などが並んでいる。

=所感2=
●サントリー「南アルプスの天然水→サントリー天然水」:
南アルプスの麓・山梨県白州町だけでなく、新たな採水地を、阿蘇山を臨む熊本県嘉島町に求めたからだ。6月にこの新工場での生産を始め、九州・沖縄と中国地方への出荷を始めた。

●コカ・コーラ社「森の水だより」:採水地を分散、消費地との距離を縮めて低価格戦略
山梨県白州町:主力工場
富山県婦中町:
宮崎県小林市:
鳥取県溝口町:生産能力は2リットルボトル換算で年1億本。中・四国と福岡、佐賀、長崎の北部九州3県と沖縄県に出荷

●ハウス食品「六甲の美味しい水」
六甲山の麓・神戸市灘区だけで採水

=所感3=
地域によって商品名変えてもいいのでは?
ブランドとして定着した南アルプスの天然水を白州工場から出荷する分にはそのままでちょっと高くても売れるのではないか?

98荷主研究者:2004/09/20(月) 20:49

http://www.business-i.jp/news/bio/art-20040811215456-MMKTYPZEFO.nwc
7月のビール消費量、猛暑で6年半ぶりの高い伸び
FujiSankei Business i. 2004/8/12

 ビール酒造組合などが11日発表した7月のビール・発泡酒の出荷量(課税ベース)は、前年同月比9.0%増の5391万ケース(大瓶20本入り換算)となり、7カ月ぶりにプラスに浮上。2001年6月以来3年1カ月ぶりの高い伸び率を記録した。長梅雨と冷夏に見舞われた昨年7月が過去最低水準だったことの反動もあるが、連日の猛暑で消費量が一気に跳ね上がった格好だ。

 特に、ビールは同10.4%増の3495万ケースと、98年1月以来6年6カ月ぶりの2ケタ増を記録した。ビアホールが連日満席となるなど、飲食店での樽(たる)生ビール需要が急増したためだ。景気回復で財布のヒモが緩んできたことも追い風となっており、発泡酒に押されてジリ貧だったビールの“復権”を印象付けた。

 発泡酒も同6.4%増の1895万ケースと、2カ月ぶりのプラス。昨年の増税や、“第3のビール”と呼ばれるビール風味アルコール飲料にシェアを奪われ、苦戦していたが、猛暑効果で盛り返した。

 出荷量統計には含まれない第3のビールも好調。サッポロビールの「ドラフトワン」、サントリーの「スーパーブルー」「麦風」の3品種の販売量は計295万ケース。ビール・発泡酒と合計した総市場は同14.9%増の5686万ケースとなる。総市場ベースで比較すると、最悪だった昨年だけでなく、一昨年7月も1.1%上回った。

 復権著しいビールを容器別でみると、大樽が同14.7%増で、業務用の生ビールが牽引(けんいん)役となっているが、家庭用中心の缶も同12.5%増と好調だ。

 各社別のビール・発泡酒出荷量は、アサヒビールが同14.9%増、キリンビールは同10%強の増加。サッポロ、サントリーはわずかに前年を割り込んだが、第3のビールを合わせると2−3割の大幅増となった。

 アサヒとキリンは今月に入り、今年のビールの販売計画を上方修正した。キリンの場合、当初計画では、発泡酒の年間販売数量が初めてビールを上回るはずだったが、修正の結果、逆転はなくなる見通しだ。荒蒔(あらまき)康一郎社長は、「当初の予想は外れたが、ビールにとっては大きな変化の年になりそう」と期待する。

 アサヒも1−7月のビールの累計販売数量が4年ぶりにプラスに浮上。池田弘一社長も「発泡酒に流れていた需要がビールに回帰してきた」と、手応えをつかんでいる。

99荷主研究者:2004/09/20(月) 20:50

【サッポロビール:チューハイに参入】
http://www.business-i.jp/news/bio/art-20040804204352-IDNQPLCIDA.nwc
サッポロビールが低アルコール飲料 チューハイに挑戦状
FujiSankei Business i. 2004/8/5

 サッポロビール(東京都渋谷区)は4日、急成長を続ける缶入り低アルコール飲料に参入すると発表した。果汁を発酵させ、お酒にしたスパークリング(微発泡性)ワイン「シングルメイド」(アルコール分5.5%未満、価格は150円)を、9月29日から近畿2府4県で先行発売する。

 20−30歳代の女性をターゲットに、年末までに5万ケース(1ケースは350ミリリットル缶×24本)の販売を狙う。

 ワイン事業で培った低温発酵技術と、アルコールと酸素との接触を排除するビールの製造技術を融合し、単一の果汁を発酵させ、果汁の素材感を生かし、すっきりとした味に仕上げた。

 同日、大阪市北区の帝国ホテル大阪で会見した福田貞男社長は「アルコールに果汁を混ぜる缶チューハイとは全く異なる。これはチューハイへの挑戦状だ」と強調した。

 低アルコール飲料のメーンユーザーが20−30歳代の女性ということもあり、今回はブランド戦略部副主任の河野あずささん(27)とワイン洋酒事業部副主任の神田香奈子さん(27)が商品開発を担当した。

 2003年の低アルコール飲料市場は約6400万ケースと前年対比で6%の伸びを記録し、今年上期(1−6月)も14%増と2けたの成長に乗せている。

 サッポロビールとしては「低アルコール飲料の消費量が全国的にも多い近畿圏で成功を収め、来年早々には全国発売したい」(福田社長)方針だ。

 ビール風味アルコール飲料「ドラフトワン」が大ヒットし、業界の話題をさらったサッポロ。さて、今回の缶入り低アルコール飲料は“第2のドラフトワン”となるかどうか…。

100荷主研究者:2004/09/20(月) 23:42

【サントリー 酒類、飲料開発機能を川崎に集約】
http://www.business-i.jp/news/bio/art-20040907202710-LLAUOQRNJR.nwc
サントリー 酒類、飲料開発機能を川崎市の新センターに集約
FujiSankei Business i. 2004/9/8

 サントリー(大阪市北区)が、神奈川県川崎市に建設していた「商品開発センター」が7日、完成した。大阪の2カ所に分散していた酒類や飲料の商品開発機能を集約し、最大の消費地である首都圏に移転させた。

 市場のニーズに敏感に反応し、商品開発に反映させると同時に、東京支社(港区)に集中している営業部隊との連携を強化するのが狙いだ。

 センターは、地上2階、延べ床面積1万3600平方メートル。総工費35億円で、洋酒工場跡地に建設。約150人の研究開発員が勤務する。

 1階の研究室、2階のオフィスとも、開放的なワンフロアに各部門やグループが同居するスタイルを採用。相互に刺激し合い、コミュニケーションを活発化させることで、新しい発想やジャンルを超えた商品を生み出すことを狙っている。

 また、試作品を実際の工場に近い環境で製造できるパイロットプラントを設置。開発スピードのアップを図る。

 同センターが担当するのは、缶酎ハイやカクテルなどの低アルコール飲料のほか、清涼飲料、食品の商品開発。これまでは、大阪府島本町の研究センター、技術開発センターに分散していた。ワインについても、将来的にセンターに移転させる計画だ。

 低アルや清涼料飲料は市場の動きが激しく、消費地や営業部門に近い方が、開発力を強化できると判断した。これにより、同社の研究・開発は、大阪の二つのセンターが、基礎研究と技術開発を担当。ビールの商品開発は、武蔵野工場(府中市)の研究所が、ウイスキーは、山崎蒸留所(島本町)が担当する体制となる。

 7日開かれた完工式後に記者会見した佐治信忠社長は、「この地から、新しい驚き、感動、楽しみにあふれた商品を送り出していきたい」と、話していた。

101荷主研究者:2004/09/20(月) 23:44

http://www.business-i.jp/news/bio/art-20040830201355-AIQRZLDTTM.nwc
世界ビール生産量が2%増、国別では中国が2年連続首位
FujiSankei Business i. 2004/8/31

 2003年の全世界のビール生産量は、東京ドーム約119杯分に上り、国別では2年連続で中国が首位−「キリンお酒と生活文化研究所」(東京都中央区)が30日まとめた世界主要国ビール生産量調査で、こんな結果が出た。

 それによると、総生産量は前年比2.0%増の約1億4716万キロリットルで、19年連続で増加した。

 国別でみると、中国が同7.0%増の約2510万キロリットルで、02年に米国を抜いて立った首位の座をキープした。経済成長に伴う生活水準の向上が、ビール飲用層の拡大につながっている。一方、第2位の米国は同1.6%減の約2308万キロリットル。中国との差は、02年の1万キロリットルから202万キロリットルに大きく広がった。

 中国を上回るペースで増えているのが、5位のロシアで、同7.8%増の757万キロリットルを記録した。「健康志向の高まりで、度数の高いウオツカからシフトしている」という。日本は同6.5%減の653万キロリットルで、前年の6位から7位に後退した。

102荷主研究者:2004/09/20(月) 23:46

【チューハイもペットボトルで、キリンやサントリー】
http://www.business-i.jp/news/bio/art-20040823203521-RDQDFTUVGW.nwc
チューハイもペットボトルで キリンなどが相次ぎ新商品
FujiSankei Business i. 2004/8/24

 キリンビール(東京都中央区)やサントリー(大阪市北区)が、ペットボトル入りのチューハイ新商品を相次ぎ投入し、消費者にアピールしようとしている。全般的にアルコール消費量が低迷するなか、両社は成長市場であるチューハイについて、味だけでなく、容器にも工夫を凝らして消費拡大を狙う。

 キリンが4日に地域限定で発売したペットボトル入り「酔茶(よいちゃ)チューハイ」は、玄米茶や煎茶(せんちゃ)などのブレンド茶に麦焼酎、ウオツカを加えた。「好きな時に好きな量だけ楽しむというスタイルを提案」(同社)するため、キャップのできるペットボトルを採用した。

 看板茶飲料「烏龍茶」を持つサントリーも9月7日、焼酎をウーロン茶で割った「烏龍チューハイ」を発売する。以前から1.5リットルボトル入りの商品はあったが、今回は持ち運びに便利な500ミリリットル。「おしゃれで健康なイメージにし、以前より若い層を狙う」(広報部)。

 アルコール飲料にペットボトルを採用する動きは、消費が頭打ちのビールにも拡大。アサヒビールは、遮光性などに優れたビール専用のペットボトルを開発し、年内に商品化する方針。一方、同様にビール用ペットボトルを開発したキリンは「需要があるか不明」(広報部)と商品化は見送っている。

103荷主研究者:2004/09/20(月) 23:54

【雪印乳業:シェア回復狙い道産チーズ続々】
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&d=20040901&j=0024&k=200409014805
2004/09/01 07:04 北海道新聞
シェア回復狙い道産チーズ続々 雪印乳業

 雪印乳業が、チーズ部門の市場占有率(シェア)引き上げに力を入れている。一日からは「北海道産」をうたったチーズの新商品を相次いで投入。消費量が頭打ちで低価格競争が強まる中、品質の高さで他社との差別化を図る方針だ。

 同社のチーズのシェアは昨年度26・9%で、本年度も20%台後半が続いている。食中毒事件が起きる前の一九九九年度シェア(37・2%)への回復が目標。チーズ部門の強化が経営再建のカギともされている。

 九月から投入する新商品の一つが、根室管内の中標津工場製で、アミノ酸を多く含むゴーダチーズを100%使った「コクとうまみのひとくちチーズ」(五十グラム、百九十円)。スライスチーズ「中標津」(五枚入り、百九十円)や道産スモークサーモン入りの「ビールにチーズ」(六十グラム、百三十円)なども新発売する。

 国内のチーズ消費量は二○○○年ごろまで伸びていたが、その後は年間二十五万トン前後で足踏み状態。「消費増を期待して生産体制を増強した各社が、値下げ競争に向かっている」(関係者)とされる中、特色ある新商品の開発や新しい食べ方の提案が、シェア回復のカギを握りそうだ。

104荷主研究者:2004/09/21(火) 00:06

http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&d=20040910&j=0024&k=200409100302
2004/09/10 09:11 北海道新聞
サッポロビールが営業強化 札幌支社改め北海道本部に

 サッポロビールは九日、商品企画・開発から販売促進まで総合的なブランド戦略を担当するマーケティング本部を十三日付で設置する組織変更を発表した。札幌支社は北海道本部の名称に改め、全道的な営業体制を強める。

 マーケティング本部は現在の営業本部に、ブランド戦略部を移管して立ち上げ、サッポロビールやヱビス、発泡酒・雑酒など部門ごとにブランド力を高める。また、市場調査や商品・技術開発部門も強化する。

 また、スーパーなどへの営業力強化のため、地方の販売体制を整備。道内は、家庭用を担当する流通営業部の担当範囲を道央から全道に広げ、また業務用を扱う札幌、道央の両支店は統合することで、販売戦略を一本化し、営業を強化する。

 持ち株会社のサッポロホールディングスは、グループ企業の支援業務を担うビジネスサポート統括部を新設。人事や経理の企画機能も移す。

105とはずがたり:2004/09/21(火) 08:03
<小型ボトル缶>機能とデザインで女性に人気 飲料メーカー
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040920-00000015-mai-bus_all

 缶コーヒーメーカー各社の間で、何度でもキャップができる広口(直径3.8センチ)の小型ボトル缶(190グラム)が引っ張りだこになっている。機能性、デザイン性で女性の人気が高いためだ。各社はそろって、販売が本格化する秋冬商戦に新商品を投入する。缶メーカーの生産が追いつかないほどで、「容器戦争」が激しくなりそうだ。
 流行に火をつけたのはキリンビバレッジ。ミルク味を強調した「ファイア ホワイトコーヒー」を6月に発売したところ、「カフェで使われる陶器のようだ」と、缶コーヒーをあまり飲まない女性に受けるヒット商品に急浮上した。ネスレやサッポロ飲料も今年夏にこのボトル缶商品を発売。UCCやアサヒ飲料、JTなども今後発売を予定している。
 先陣を切ったのはサントリーとコカ・コーラ。今年2月発売の商品にこのボトル缶を採用した。サントリーは「広口にしたことで、香りを楽しみやすくなった。一度あけるとふたができない従来の缶よりも、おいしさを長い時間、閉じこめることができることも人気の秘密」と指摘している。
 業界推計によると、缶コーヒーのボトル缶販売量は今年上半期(1〜6月)は200万ケース(1ケースは30本)程度だったが、小型ボトル缶人気のおかげで、通年では1000万ケース規模に達する見込み。缶コーヒーの総市場は03年で約3億4000万ケースで、ボトル缶が急増したといっても3%程度にすぎない。しかし、横ばいを続ける市場にとっては新容器は顧客獲得のための重要な武器。各メーカーは、小型ボトル缶を紅茶や緑茶などに採用した新商品発売も計画している。
 小型ボトル缶生産を一手に引き受ける東洋製罐は「生産能力には限界がある」として供給調整の可能性を示唆する。メーカー各社は容器確保にピリピリしながら、秋冬商戦に突入する。
(毎日新聞) - 9月20日18時57分更新

106荷主研究者:2004/09/26(日) 03:28

【三菱化学:食品機能材を拡大】2004年7月8日 化学工業日報 3面
三菱化学 食品機能材 07年売り上げ倍増 乳化剤の周辺領域拡大 製剤分野に進出 海外展開も活発化

三菱化学は、「食品機能材」と位置付ける食品・飲料向け化学品事業で、大胆な拡大に乗り出す。乳化剤を軸とした現在のベースに加え、安定剤や酸化剤なども組み合わせた食品用製剤・配合剤分野に本格進出する方針を固めた。加えてアジアを中心に海外展開を活発化、事業領域と地域の両面で拡大を進める。成長戦略として、他社とのアライアンスやM&Aの積極的な活用も図っていく方針。2007年には売り上げを現状の2倍以上となる300億円規模に引き上げ、コア領域である機能化学品分野の柱として重点育成する。

三菱化学では、乳化剤となるショ糖脂肪酸エステル(シュガーエステル)を中心に、天然色素、酵母エキスなど主に加工食品の添加剤となる天然原料系の材料を、食品機能材としてグループで事業化している。コーヒー飲料向けなどで多くの実績を上げ、日持ち向上や健康志向の観点から蓄積したデータなどを基に、食品安全性に対する関心が社会的に高まるなか、ここにきて顧客からの引き合いも増加傾向にある。総合化学メーカーのなかで食品機能材分野にとくに力を入れている企業が少ないこともあり、この機をとらえて積極的な事業拡大に乗り出していくことにした。

まず、シュガーエステルなど乳化剤の周辺分野への事業拡大を進める。顧客のニーズに応じて、乳化剤に安定剤、増粘剤、抗酸化剤、保存料、香料といった他の機能剤を組み合わせ、製剤や配合剤のかたちで供給する。業容拡大とともに、ソリューション型ビジネスへの転換にともなう高付加価値化などが期待できる。他の機能剤メーカーの買収、提携なども交え、早期に本格事業化する。具体的には飲料容器のポリエチレンテレフタレート(PET)ボトル化・透明化の進行に合わせた乳化剤の性能向上や抗酸化性能付与、高級殺菌ラインの導入にともなう新処方への対応といった新規需要を取り込んでいくことになる。

一方で、中国を中心とした東アジアでの展開も強める。国内を最優先としながらも、こうした成長市場への取り組みを積極化して成長を下支えする。実質的な事業主体となっている関連会社の三菱化学フーズを通じて、中国での市場開発などをこのほど本格的に始めた。

さらには、海外での食品添加物の認可を先取りし、三菱ブランドを生かした仕入れ販売も活発化。新乳化剤として取り組みを強めているポリグリセリン脂肪酸エステルの増販、一時は事業縮小を余儀なくされた糖アルコールのエリスリトールの建て直しなども組み合わせて事業規模を引き上げる。来年度から始まる3年間の全社計画「革新フェーズⅡ」のなかで、食品機能材の売り上げを現状の百数十億円から300億円にまで高めていく構想だ。

108とはずがたり:2004/10/13(水) 02:01
ハンナン牛肉偽装:
都肉連、全肉連を脱退 対応に反発「業界実力者に遠慮」
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/archive/news/2004/10/07/20041007dde041040071000c.html

 ◇会員から不満高まり

 国産牛肉買い上げ事業をめぐる食肉偽装事件で、大手食肉販売「ハンナン」元会長、浅田満被告(65)から補助金をだまし取られた全国食肉事業協同組合連合会(全肉連)が、浅田被告を告訴しなかったことを不服として、下部団体の中で最大組織の東京都食肉事業協同組合連合会(都肉連)が全肉連を脱退していたことが分かった。

 全肉連は国の委託で、BSE(牛海綿状脳症)対策の買い上げ事業を01年秋に実施した。浅田被告は大阪府食肉事業協同組合連合会(府肉連)など2団体を経由して約50億4000万円の補助金を不正受給したとして逮捕・起訴され、大阪地裁で公判中。

 関係者によると、事件が発覚した4月以降、都肉連は浅田被告の告訴を再三求めたが、全肉連の福岡伊三夫会長は積極的な対応をしてこなかったという。

 このため都肉連では会員らから「全肉連が犯罪行為を許容したことになる」「業界の実力者の浅田被告に遠慮したのではないか」などと、反発が強まっていた。02年7月の日本食品の偽装事件では、全肉連が同社社長を告訴しており、「対応が一貫していない」という声も出ていた。

 都肉連は9月10日に総会を開いて解散し、全肉連に通知。自動的に全肉連から脱退した。

 都肉連の会員数は全肉連会員の約1割に当たる約1700人。全肉連の出資金3億1400万円の約15%を負担していた。また都肉連は食肉偽装事件の温床になった買い上げ事業に、全肉連傘下の47都道府県肉連で唯一参加しなかった。

 近藤一夫・都肉連会長(解散時)は「既に解散した団体であり、何もお答えできない」と話している。全肉連は「専務理事が不在で、取材に対応できない」としている。【早川健人】
毎日新聞 2004年10月7日 東京夕刊

111荷主研究者:2004/10/24(日) 23:35

【よつ葉乳業:音更に新牛乳工場】
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&d=20040930&j=0024&k=200409302059
2004/09/30 08:48 北海道新聞
よつ葉、音更に新牛乳工場 あす出荷、生産能力3割増に

 【音更】よつ葉乳業(札幌)は、十勝管内音更町の十勝主管工場敷地内に、牛乳や加工乳などをつくる新しい市乳工場を完成させた。十月一日に出荷を始める。これにより、十勝主管工場の牛乳や加工乳の生産能力は、これまでより三割増の年十二万キロリットルになる。

 新工場は鉄骨造り三階建て延べ約一万七千三百平方メートル。約百トンの原料乳タンク七基や、三百ミリリットル、五百ミリリットル、一リットルのパック充てん機計十二ラインなどを備えたほか、生乳の受け入れから充てんまでのラインを短縮して空気に触れる機会を極力減らすなど安全性確保の観点を重視した。全工程について二○○五年度中にHACCP(食品衛生管理システム)取得を目指す。現工場の市乳製造部門の機能は徐々に新工場に移すことにしており、本格稼働は年末の予定だ。

112とはずがたり:2004/11/30(火) 02:47
頑張れサッポロ!
成長の原動力は研究開発である。増税は企業努力を踏みにじる暴挙であり,経済の活力を摘み取る物である。
資本主義の敵である自民党をぶっつぶそう!
>小林さんは増税反対のチラシを手に「研究者が長い時間をかけて開発したもの。増税には反対です」と訴えた。

<サッポロビール>イメージガール小林恵美さんも増税反対
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041129-00000096-mai-bus_all

 サッポロビールは29日、05年イメージガールに起用するタレントの小林恵美さん(21)や社員を動員し、「第3のビール」と呼ばれるビール風酒類に対する増税反対運動を展開した。同社のヒット商品「ドラフトワン」は増税議論の渦中にあり、小林さんは増税反対のチラシを手に「研究者が長い時間をかけて開発したもの。増税には反対です」と訴えた。また、自民党税制調査会総会が開かれた同党本部でも、社員が増税反対のチラシを配って理解を求めた。02年に発泡酒の増税が議論された際には大手メーカー4社が結束して反対運動を展開したが、今回はサッポロ1社だけで独自の戦いが続きそうだ。
(毎日新聞) - 11月29日20時56分更新

114とはずがたり:2004/12/04(土) 20:27
寸劇ワロタヽ(゚∀゚)ノ

それにしてもハッキリこういいきってしまうのもどうなんでしょうかねぇ。
>700万円以上の消費者向けに高付加価値の健康志向ラーメンを、400万円以下の消費者向けに低価格商品を開発する

日清は具多で高付加価値に自信をつけ次は低価格だとなったんでしょうか。。

115荷主研究者:2004/12/26(日) 22:13

http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&d=20041013&j=0024&k=200410139390
2004/10/13 22:56 北海道新聞
日本で中国産キムチ首位に 韓国、本家の座揺らぐ
 【ソウル13日共同】今年1−7月の日本向けキムチ輸出(金額ベース)で、中国産が韓国産を追い抜きトップに立ったことが13日、分かった。安価な中国産キムチに韓国産が市場を奪われているためで、韓国メディアは「韓国のキムチ本家の座が揺らいでいる」と警鐘を鳴らしている。

 大韓貿易投資公社(KOTRA)によると、今年1−7月の韓国産キムチの日本向け輸出額は前年同期とほぼ同水準の59億2700万円だったが、中国産は同期比30%以上増の61億6000万円で、韓国産を初めて追い抜いた。

 日本では激辛ブームや韓国料理人気でキムチの輸入額が毎年確実に増加。日本の流通業界の価格競争激化で、安価な中国産の輸入が急増したとみられている。

116荷主研究者:2004/12/26(日) 22:26

【JT都城工場:2005年3月閉鎖】
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/20040918/morning_news017.html
2004/09/18 西日本新聞
JT都城工場 来年3月閉鎖

 日本たばこ産業(JT)は十七日、葉タバコの原料を処理するJT都城工場(宮崎県都城市)を来年三月末で閉鎖すると発表した。健康志向でたばこの需要が縮小の一途をたどっていることに加え、農家の高齢化により葉タバコの生産量が減ったためとしている。

 既にJTは、製品を製造する鹿児島工場(鹿児島市)と臼杵工場(大分県臼杵市)も、来年三月末で閉鎖すると発表しており、九州に残る工場は、製造の北九州工場(北九州市)と原料処理の熊本工場(熊本県合志町)だけになる。

 都城工場は一九五〇年操業を始め、葉タバコの葉脈を除去して乾燥させる前処理をしている。ピーク時は処理量が二万四千トンを超えたが、本年度計画では一万五千五百トンまで縮小していた。

 跡地の一部は、南九州の農家から葉タバコを買い取る集約施設にし、残りは売却する。従業員八十八人には、退職勧奨や配置転換をする。

 宮崎、鹿児島両県には約二千五百戸の葉タバコ農家があるが、JT広報部は「完全買い取り制のため、農家へ直接の影響はない」としている。

117荷主研究者:2004/12/26(日) 22:28

【アサヒビール:ビールPETボトル化撤回】
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/20041001/morning_news020.html
2004/10/01 西日本新聞
ビールペットボトル化 アサヒが撤回 反響ビンビン環境団体カンカン

 アサヒビールは三十日、年内に予定していたペットボトル入りビールの発売をいったん白紙に戻すと発表した。

 軽さやファッション性で若者を中心に売れるとみていたが、廃棄物問題を懸念する環境団体などから反対の声が出され、断念した格好だ。

 アサヒの計画では、ビールは日光や酸素で劣化しやすく、透明なボトルを遮光ラベルで覆うなどして商品化。年々増加している清涼飲料などと同様、リサイクル基準に適合させるとしていた。

 これに対し、環境団体グリーンピース・ジャパン(東京)は「リサイクル性に優れた瓶を活用してきた業界が、環境への負荷や回収コストの大きい容器をなぜ導入するのか」として反対運動を展開。七月の発表以来、アサヒへの問い合わせは約八百件に上ったという。

118荷主研究者:2004/12/26(日) 22:55

【キリンビール北陸工場:ミネラルウォーター生産へ】
http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20041103001.htm
2004年11月3日更新 北國新聞
キリンビール北陸工場、正社員の雇用ゼロ ミネラル水生産へ、地元新規は10人弱

 キリンビール(本社・東京)は2006(平成18)年春から、北陸工場(松任市)でミネラルウオーターの生産に乗り出す。事業費約40億円を投じ、同工場内に新ラインを整備する。ただ、東証1部上場の”大物企業”の増設に雇用創出への期待もあったが、地元での新規雇用は10人に満たず、正社員の雇用はゼロとなる見通しで、県も思わぬ肩透かしを食った格好である。

 キリンビールの荒蒔康一郎社長らが県庁を訪れ、谷本正憲知事に報告した。キリンビールが関連会社のキリンMCダノンウォーターズから受託生産し、子会社のキリンビバレッジが西日本を中心に販売する。

 ミネラルウオーターの新工場は敷地面積約四千平方メートルで、来年五月から工場棟に隣接の形で貯蔵倉庫を整備する。年間生産量は約十二万キロリットル。初年度は約七万キロリットルを生産し、約七十二億円の売り上げを見込む。

 従業員約二十人のうち地元での新規雇用は十人程度を予定するが、「人員削減が全社的な流れであり、採用者数は十人に満たない可能性が大きい。正社員の雇用も考えていない」(北陸工場)としている。

 工場の増設計画は、ビールや発泡酒の国内市場が伸び悩む中、新たな収益源の確保と生産効率化を目指すキリンビール主導で進められた。一九九〇(平成二)年に北陸工場を誘致した県側も、「詳細な計画は最後まで知らされなかった」(産業立地課)という。

 東証1部上場の県誘致企業が県内で工場を増設するのは、金沢市の金沢テクノパークに進出した日機装(東京)が人工腎臓(じんぞう)用の血液透析器の製造工場を整備した〇二(平成十四)年五月以来となる。県では「キリンビールの地元雇用者数が少ないのは残念だが、税収増や来年二月に誕生する白山市を宣伝する好機にはなる」(同課)とみている。

119荷主研究者:2004/12/26(日) 23:01

http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&d=20041103&j=0024&k=200411030479
2004/11/03 07:08 北海道新聞
「ミスタードーナッツ」製造会社 来春、函館に新工場

 【七飯、函館】ファストフードチェーンのミスタードーナツを展開するダスキン(大阪)の関連会社、エバーフレッシュ函館(渡島管内七飯町、坂本欣也社長)は来年三月、最新鋭の工場を函館市内に開設する。生産能力が七飯町の現工場の二倍になることから、新商品も開発・製造する。本社と製造部門はすべて函館に移転、十人程度を新規雇用する予定。

 函館市港町三の六千百十五平方メートルの敷地を購入、平屋延べ床面積三千平方メートルの工場を建設している。長さ七十メートルの製造ラインを二つ設け、一時間当たり二万個の製品を生産できる体制を整え、衛生面でも対策をいっそう強化する。総投資額は十億円。

 同社は一九九○年にダスキン、日本製粉(東京)、パン・洋菓子製造のキングベーク(函館)が出資して設立。ミスタードーナツ国内唯一の製造拠点としてアップルパイ、ショコラカスタードパイの一次加工品を製造し、年間三千二百万個のパイを国内約千三百店に配送している。

 二○○四年三月期の売上高は八億円で、従業員は二十四人。本社移転後の七飯町の現社屋の活用策は今後検討する。

122荷主研究者:2004/12/26(日) 23:48
>>117

【PET入りアルコール飲料、各社伸び悩み】
http://www.business-i.jp/news/bio/art-20041116202743-SBRMGNLAVC.nwc
ペットボトル入りアルコール飲料 浸透せず各社伸び悩み
FujiSankei Business i. 2004/11/17

 ペットボトル入りのアルコール飲料は、普及するのか? ビール業界がこんなテーマに頭を悩ませている。キリンビールとサントリーが発売したペット入り酎ハイの新商品が伸び悩んでいるほか、アサヒビールも、年内に予定していたペット入りビールの発売を中止するなど、苦難が続いているためだ。(小塩史人)

◆目標達成は困難
 キリンが8月4日に発売した「酔茶(よいちや)」(500ミリリットルペットボトル入り250円)。年内に166万ケース(1ケース=250ミリリットル24本換算)の販売を目標にしていたが、約33万ケース程度にとどまる見通しだという。

 サントリーが9月7日に発売した「烏龍(うーろん)チューハイ」(500ミリリットルペットボトル入り250円)も、10月までの販売数は7万ケースで、目標の20万ケース達成は難しそうだ。

 酎ハイ市場は、果汁と炭酸で割った甘い缶入りが全盛。ペットボトル入りで、しかも、無糖、無炭酸という新ジャンルの商品のため、「消費者への浸透に時間がかかっている」(大手酒販店)ことが、苦戦の原因のようだ。

 容器の背丈が高いため、「コンビニエンスストアや酒販店の売り場で、棚の一番下や一番上の目立たない場所しか確保できない」(キリン)というペットならではの悩みもある。

 「商品の中身に加え、容器でも、新しい市場を切り開こうという挑戦。新しい売り場の提案などで販売を強化していく」とキリン。サントリーも、「若年層の消費者の開拓につながっている」としており、今後も巻き返しに期待している。

◆リサイクルの壁
 一方、アサヒは7月に、炭酸ガスの漏れや光を遮断するビール用ペットボトルを開発し、業界初の商品化を表明したが、9月末になって、一転して中止を決めた。

 表明直後から、800件を超える問い合わせが寄せられ、「反響が高く、新商品の発売を契機に、アルコール市場でのペットボトルの普及が進み、リサイクルに影響を及ぼす懸念があると判断した」という。アサヒは需要が高いとみているが、すでにビール用ペットボトルを開発しているキリンは、「炭酸の入ったビールは、ふたを開け閉めできるペットボトルにそぐわず、ニーズはない」と商品化を見送っており、判断は分かれている。

 清涼飲料市場では、96年に1リットル以下の小型ペットボトルの自主規制が廃止されたのを契機に急速に普及。昨年は市場全体の約5割を占め、缶の4割を上回った。リサイクル率も60%以上に上昇している。

 アルコール飲料市場では、これまで大容量の焼酎などしか商品化されていなかった。ただ、海外では、韓国や欧州でペットボトル入りビールが商品化されており、今夏のアテネ五輪会場で販売されるなど、一般的になっているという。

 日本での普及は、市場開拓に見切りをつけるのか、後続の商品が発売されるのかがカギを握っているといえそうだ。

123DAWN:2004/12/27(月) 09:45
はじめまして。荷主研究者さま。
酔茶もウーロンチューハイも美味しくないんですよね・・・なによりも。
んでもって、ペットボトルである必然性のない商品 なんですよね、両方とも。
ロングアイランドアイスティーみたいに色が綺麗とか、
クラブや新幹線などペットボトルの利点をアピールできるとこで販売しなきゃ・・・

124荷主研究者:2004/12/29(水) 04:00
>>123
はじめまして、DAWN様。
私も酔茶は飲んだことありますが、確かにあまり美味しくはなかったですね。

リサイクルの観点からも、ペットボトルより瓶や缶の方が効率が良いという問題があるでしょうね。
但し瓶の場合、重量が重いため輸送効率が悪くなるので、容器の軽量化という点ではペットボトルの優位性はある筈ですが。

ちなみに、ペットボトルは成形メーカーの工場で完成させてボトラーに納入するのですが、それではボトラーまで空気を運ぶことになり輸送効率が悪くなるため現在は成形メーカーの工場では形はペットボトルですが小さなサイズのままで出荷し、ボトラーの工場で膨らましてペットボトルとして完成させることも行われています。

125荷主研究者:2004/12/31(金) 02:39
>>62-63

業務提携の詳細↓ 
http://www.nosan.co.jp/release2004/20040330.pdf

【日本農産工業と日本配合飼料が生産統合へ】2004年3月30日 日本経済新聞 1面
飼料2社 生産統合へ 日本農産 日本配合 全農に次ぎ2位

三菱商事系で国内3位の飼料メーカー、日本農産工業と三井物産系で同6位の日本配合飼料は29日、生産統合を柱とする提携で合意した。飼料分野では全国農業協同組合連合会(全農)に次ぐ規模の2位連合ができる。国内畜産農家は貿易自由化の流れのなかで国際競争力の強化を迫られており、安価で安全な飼料の供給体制を整備する。成熟化が進んだ原料や素材産業などでは規模の利益を狙う寡占化の動きが加速してきた。

両社は4月に生産だけでなく、物流、研究開発の分野ごとに委員会を設置、両社の代表が協議を開始する。3ヵ月内をめどに詳細を詰める。「他の飼料メーカーから提携に参加したい、と申し出があれば前向きに考える」としており、業界全体の一段の再編・集約につながる可能性もある。

両社の合計売上高は約1,850億円(日本農産工業1,100億円、日本配合飼料750億円、いずれも2004年3月期連結予想)。販売量のシェアは計15%に達し、非全農系で最大となる。

具体的には両社が宮城県塩釜市に個別に稼動させている工場を廃棄、3年内をめどに共同で大型工場を建設する。新工場は現在の個別拠点の約2倍の年産5万トン規模で、設備投資額は50億−60億円。投資の負担割合は今後調整する。また両社の知多工場(ともに愛知県知多市)も同様に、共同出資・運営する新鋭工場に切り替える。

この結果、国内16工場が14工場に集約される。新鋭工場を除く12工場は生産品を相互融通しながら、順次統合を目指し、現在、7割程度とみられる稼働率を9割前後に引き上げる。

農水省はBSE(牛海綿状脳症、狂牛病)対策として来年4月までに牛用飼料とその他飼料の生産ラインを分けることを義務付けた。互いの工場を牛用と鶏・豚用に特化することで、生産効率を高めながら安全対策を強化する。

国内飼料業界は、全農がシェア30%を占めるガリバーで、商社系や独立系の企業が残りのシェアを分け合っている。昨年10月には再編の第一弾として日清飼料と丸紅飼料が合併し、シェア10%の日清丸紅飼料が誕生している。

▽畜産用配合飼料メーカーの販売量順位(2002年度、単位万トン、カッコ内はシェア・%)
順位
1 全国農業協同組合連合会 741(30.2)
日本農産工業+日本配合飼料 365(15.0)
2 日清丸紅飼料※ 258(10.5)
3 日本農産工業 224(9.2)
4 中部飼料 214(8.7)
5 協同飼料 170(6.9)
6 日本配合飼料 141(5.8)
7 伊藤忠飼料 119(4.9)
8 日和産業 91(3.7)
9 昭和産業 90(3.7)
10 豊橋飼料 68(2.8)
※日清丸紅飼料は日清飼料と丸紅飼料の合計

126荷主研究者:2004/12/31(金) 02:40
>>125

【日農と日配が飼料生産統合、寡占化が進む各業界】2004年3月30日 日本経済新聞 13面
飼料生産統合 危機感、共存促す 三菱・三井系、競合越え決断

日本農産工業と日本配合飼料の提携が動き出したのは、鳥インフルエンザやメキシコとのFTA(自由貿易協定)交渉による国内畜産業への打撃が盛んに言われた今年1月。両社社長と、それぞれの筆頭株主である三菱商事と三井物産の食料部門のトップが一同に会し、提携の基本線を固めた。長年のライバル関係を越えて4社が握手したのは「このままでは飼料業界はじり貧」という危機感からだ。

日本の多くの産業で提携や企業統合が進んでいる。大手5社体制だった鉄鋼業界は、2グループに集約された。銀行は統合・合併を繰り返し、メガバンクと呼ばれる主要行は4社まで減ったが、「それでも多すぎる」という声もまだ根強い。

合併や統合をすれば一気にシェアが高まり、単独では難しいコスト削減や生産性向上が実現する。さらに買い手や売り手に対する交渉力が強化され、同じ製品・サービスのままで利益率が跳ね上がることもある。

もともと寡占・独占現象は利益志向の高い米企業の間で顕著だったが、日米で違いもある。米国では成長市場でも「伸び盛りの寡占」が起こるのに対し、日本で再編統合が進むのは成熟産業が中心。いわば「追い詰められての寡占」である。

飼料業界にしても、日本の人口減などで長期的に市場規模が落ち込むのが避けがたい情勢だ。今回の生産統合をバネにして、次の成長の青写真をどう描くか。日本農産と日本配合飼料が抱える課題を多くの日本企業が共有している。

■寡占化が鮮明になった主な業界
業界・企業名  市場シェア(%)
▽鉄鋼
新日本製鐵 27.2(2002年度の粗鋼生産量)
JFEグループ 24.1(同)川崎製鉄とNKKが経営統合し2002年9月に発足

▽製紙
王子製紙 24.9(2002年の印刷・情報用紙生産量)新王子製紙と本州製紙が1996年10月に合併
日本ユニパックホールディング 28.2(同)日本製紙と大昭和製紙が2001年3月に事業統合

▽食用油
J−オイルミルズ 33.0(2002年度の国内販売量)ホーネンコーポレーションと味の素製油が経営統合し、2003年4月に吉原製油が合流して発足
日清オイリオグループ 32.6(同)2002年10月に持ち株会社と、日清オイリオ、リノール油脂、ニッコー製油の3事業会社に再編

▽セメント
太平洋セメント 36.9(2002年の出荷量)1998年10月発足。秩父小野田と日本セメントが合併
宇部三菱セメント 24.3(同)1998年7月発足。三菱マテリアルと宇部興産が販売・物流を一元化
住友大阪セメント 19.0(同)1994年10月発足。住友セメントと大阪セメントが合併

▽ポリスチレン
PSジャパン 43(生産能力)2003年4月に旭化成、三菱化学系のエー・アンド・エムスチレンと出光石油化学が事業統合して発足
東洋スチレン 27(同)電気化学工業、新日鐵化学、ダイセル化学工業系
日本ポリスチレン 18(同)住友化学工業、三井化学系

127とはずがたり:2004/12/31(金) 12:58
キリンの激減とアサヒの激増,サッポロの微減とサントリーの微増がここんとこの構図だな。

アサヒ、年間シェア4割確実に ビール・発泡酒市場
http://www.asahi.com/shopping/news/TKY200412100317.html

ビール・発泡酒市場のシェア推移
http://img.0bbs.jp/u/tohazugatali/10_4
(http://0bbs.jp/tohazugatali/)

 04年のビール・発泡酒市場(第三のビールを除く)で、アサヒビールが通年で初めてシェア40%を超すのがほぼ確実となった。「スーパードライ」がビールの中でシェアを伸ばしたのに加え、発泡酒市場でも売り上げを伸ばしたためだ。

 ビール酒造組合が10日発表したビール・発泡酒出荷量(11月分、課税ベース)などによると、1〜11月の加盟5社出荷量は、前年同期比4.8%減の4億3629ケース(1ケース大瓶20本換算)。

 このうちアサヒビールのビール・発泡酒のシェアは前年同期比1.7ポイント増の41.6%。CMでテコ入れしたこともあって、ビール出荷量(1〜11月)は同0.7%の微減にとどまり、ビールのシェアは0.9ポイント増え49.1%。発泡酒も「本生」シリーズが好調で、前年水準をわずかながら上回った。

 12月に前年同月実績を3〜4割下回らない限り、ビール・発泡酒の年間シェアは4割を上回る。

 ただ、サッポロビール、サントリーの「第三のビール」がヒットし、両社の発泡酒の売り上げが落ちたため、との指摘もある。

(12/10)

128とはずがたり:2005/01/17(月) 20:00
サッポロ、3年ぶりシェア上昇「ドラフトワン」ヒットで
http://www.asahi.com/business/update/0117/103.html

 04年のビール、発泡酒に「第3のビール」を加えたビール系飲料の出荷量(課税ベース)によると、サッポロビールのシェアが前年比1.7ポイント増の14.8%となり、ビール5社の中で唯一シェアを伸ばした。エンドウ豆を主原料にした「ドラフトワン」のヒットで、90年代から続く漸減傾向から反転した。05年は大手4社の第3のビールが出そろうことから、この市場の販売動向がシェア争いに影響しそうだ。

 ビール系飲料全体のシェアは、アサヒビールが4年連続1位、主力のビール「スーパードライ」が4年ぶりにプラスとなり、ビール市場のシェアは49.1%に達した。2位のキリンビールは「一番搾り」が10年ぶりにプラスとなったが、ビール・発泡酒とも前年実績を下回った。

 第3のビールが好調だったサッポロも、黒ラベルの不調でビールは同5.2%減、発泡酒はドラフトワンに需要を奪われて同28.4%と大幅に落とした。サントリーは、発泡酒が同20.6%減だったが、天然水仕込みにした「モルツ」と、発泡酒に麦焼酎を混ぜた第3のビール「スーパーブルー」で盛り返した。

(01/17 19:01)

129とはずがたり:2005/01/21(金) 21:12
やっぱ伊右衛門とおーいお茶はおいしいもんなぁ。アサヒは大丈夫かね?名前的にちょっと不安であるが。

缶珈琲はボス派だが宿敵三菱系キリンビバだから小癪ではあるがファイアの評価も自分の中では高い。


お茶、コーヒー抜く 清涼飲料市場、過去最高を牽引
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050121-00000014-san-bus_all

 昨年の清涼飲料市場が、十五億六千万ケースと前年を4%程度上回り過去最高となったことが二十日、サントリーの推計でわかった。その牽引(けんいん)役となったのが緑茶飲料など無糖茶カテゴリーだ。前年比15%増となった無糖茶が、市場全体に占めるシェアで首位の座を守り続けてきたコーヒーをついに逆転した。購買層が限定されているコーヒーに対し、無糖茶は子供から大人まで楽しめる間口の広い商品。市場のすそ野はまだまだ拡大しそうな勢いだ。(深澤真貴)
 猛暑効果で約4%増となった清涼飲料市場をカテゴリー別にみると、無糖茶、ミネラルウオーターなどの好調さが目立った。
 前年比15%増で四億一千八百万ケースとなった無糖茶は、清涼飲料市場全体の26・8%を占め、ついに首位のコーヒーを逆転した。
 これまでも無糖茶は健康志向を追い風に成長を続けているが、昨年の猛暑が無糖茶市場拡大に拍車をかけた格好だ。一方で、コーヒーの販売数量はほぼ横ばい状態が続いている。一日に数本購入するような根強いファンを抱えてはいるが、購買者層はほぼ固定されている。これに対し、「無糖茶はオールターゲット」(大手飲料メーカー)商品で、業界では無糖茶の伸びはまだまだ続くとみている。
 無糖茶のなかでも特に好調だったのが緑茶飲料で、同35%増の二億二千五百万ケースにのぼった。
 首位の伊藤園も同16・5%増の六千七百十万ケースと好調だったが、緑茶躍進の最大の立役者といえるのがサントリーの「伊右衛門」だ。昨年三月に発売された同商品は三千四百二十万ケースを販売する大ヒット商品となり、新製品の初年度販売数量としては過去最多を記録した。同社の緑茶飲料全体では四千五百十万ケースとなり、キリンビバレッジを逆転して二位に躍り出た。
 今後も成長が期待される緑茶飲料の販売に、メーカーも力が入る。
 キリンビバレッジは、「生茶」を三月にリニューアルする。玉露茶葉などを使用して、従来以上に緑茶らしさを強調した味わいとし、パッケージも一新。今年は、同16%増の四千万ケースを計画する。
 アサヒ飲料は、「旨茶」ブランドに代わる新商品「若武者」を四月に発売する。一昨年の全国茶品評会で優勝した煎茶(せんちゃ)農家の丹野浩之氏が監修した商品で、一千百万ケースを目指す。
 サントリーも「伊右衛門」を同46%増の五千万ケースとするなど緑茶全体で同29%増の五千八百万ケースを計画している。メーカー間のシェア争いは一段と激化することになりそうだ。
(産経新聞) - 1月21日2時47分更新

130とはずがたり:2005/02/01(火) 08:46:59
韓国焼酎メーカー:「真露」売却へ 3月中に公開競争入札
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20050201k0000m020131000c.html

 経営再建中の韓国を代表する焼酎メーカー「真露」は31日、3月中に公開競争入札を行い、会社を売却するとの公告を出した。国内焼酎市場のシェア(占有率)が55%を占める真露の売却は韓国の今年最大の合併・買収になるとみられ、大激戦が予想される。

 韓国マスコミによると、食品・酒類大手の斗山、食品大手CJ、ハイトビール、財閥ロッテ、電線メーカー大韓電線など、内外約10社が関心を示しており、買収価格は3兆ウオン(約3000億円)規模になる可能性もあるという。ロッテはアサヒビール、CJはキリンビールと、それぞれ日本勢と組むとの情報もある。(ソウル共同)
毎日新聞 2005年1月31日 22時00分

131とはずがたり:2005/02/01(火) 08:56:01
ダイエー、中国・四国・沖縄から撤退を検討
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/ynews/20041230ib01.htm

 産業再生機構が支援決定した大手スーパー、ダイエーが、事業再生計画の中で、中国・四国地方と沖縄県からの完全撤退を検討していることが29日分かった。

 関東や中部地方でも大都市圏から離れた地域の店舗の一部を閉鎖する。

 事業再生計画は、全国263店舗のうち不採算の53店舗を閉鎖するとしている。このうち、中国地方の6店舗、四国地方の4店舗、沖縄県内の2店舗を閉鎖し、東北地方の6店舗も仙台市内の2店舗を除いて閉鎖する方針だ。

 ダイエーが8月中旬にまとめた自主再建案で撤退を検討していた北海道は、札幌市を中心としたエリアで店舗を存続させる方向だ。

 再生機構は、ダイエーが全国展開にこだわったことが現在の窮状を招いたと判断しており、営業エリアを絞り込む。

132名無しさん:2005/02/01(火) 19:58:46
<吉野家>2月11日に牛丼復活 米産牛肉で1日限り
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050131-00000123-mai-bus_all

 牛丼チェーンの吉野家ディー・アンド・シーは31日、昨年2月11日の牛丼販売休止から丸1年になる2月11日に、米国産牛肉を使った牛丼を1日限り販売することを明らかにした。ほぼ全店(約1000店)で午前11時から販売を始める。価格は販売休止前の並盛280円より高い「特別価格」になる見通し。限定販売で、各店ごとに材料が尽きた段階で売り切れになる。詳細は1日に安部修仁社長が発表する。
 原料の米国産牛肉は、輸入停止前に国内に入っていた流通在庫を調達した。同業の「すき家」は豪州産、「松屋」は中国産の牛肉を使い牛丼を復活させているが、吉野家は米国産牛肉にこだわり続けている。
 BSE(牛海綿状脳症)の発症確認で、03年12月から米国産牛肉の輸入はストップしている。日米両国は、月齢20カ月以下の牛肉の輸入再開で合意しているが、牛丼に適した肉の輸入量は需要の10%程度にとどまる見通し。吉野家は牛丼人気をアピールし、輸入量拡大を強く訴える方針だ。【小林理】
(毎日新聞) - 1月31日22時11分更新

133とはずがたり:2005/02/01(火) 22:38:21
>>132
先日吉野屋へ行ったところ米産牛肉の早期輸入を求める署名をやってる連中を紹介するピラが置かれてました。

http://www.kaikin.jp

独自ドメインまで取って大々的にやってるようだ。

賛同法人

社団法人大阪外食産業協会
仙台牛タン振興会
事業協同組合全国焼肉協会
社団法人全日本司房士協会
社団法人日本フードサービス協会

株式会社赤塚屋
牛若商事株式会社
エスフーズ株式会社
兼松株式会社
兼松食品株式会社
株式会社サリックス マーチャンダイズ システムズ
スエヒロ食品株式会社
株式会社タイシンフーズ
大洋物産株式会社
株式会社ナショナルフーズ
ニッシン食販株式会社
ニッポン食品株式会社
株式会社ノムラ
株式会社松屋フーズ
株式会社物語コーポレーション
株式会社焼肉屋さかい
株式会社吉野家ディー・アンド・シー

134とはずがたり:2005/02/01(火) 22:38:31
<プレスリリース>アサヒビール、山之内製薬の健康食品子会社「サンウエル」を買収
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050201-00000023-maibz-ind

 アサヒビール(本社 東京、社長 池田弘一)は、山之内製薬(本社 東京、社長 竹中登一)の100%子会社で健康食品事業を行うサンウエル(所在地 東京、社長 森嶋正郎)の全株式の譲渡を受けることで、山之内製薬と合意しました。アサヒビールでは、本日開催の取締役会で株式の譲受契約を決議し、3月末までに譲受手続きを終了する予定です。株式取得金額は約30億円となる見込みです。

 サンウエルは、イチョウ葉エキスやアガリクスなど植物由来の原料を用いた高品質の健康食品を主要販売商品とし、全国の薬局・薬店等の小売店向け直販事業を行っています。優れた新規素材探索ノウハウや大学・医療機関などの外部機関との連携による商品開発手法、直販体制のメリットを生かした消費者ニーズの把握や収益性の高さといった強みをもち、広がりをみせる健康食品市場で独自のポジションを確保しています。同社の2004年3月期の売上高は16億57百万円です。

 アサヒビールは、2004年〜2006年の3カ年にわたる第2次グループ中期経営計画において、新たな成長性に溢れるグループへの変革を実現するため、既存事業の成長・収益性向上に加えて、積極的な新規M&Aや提携を行い、グループの事業構造を変革することとしています。

 今回のサンウエルの買収・子会社化についても、将来の収益の柱のひとつに育成する考えである食品薬品事業の基盤拡充の一環として行うものです。グループにおける食品薬品事業の中核会社であるアサヒフードアンドヘルスケアの健康食品事業に、商品構成や主要販売チャネルで補完性をもつサンウエルの事業を新たにグループ内に加え、成長を続ける健康食品市場におけるアサヒビールグループの存在感を高める考えです。

■問い合わせ先■アサヒビール<2502.T>

※発表日 2005年1月31日

以 上
(毎日新聞) - 2月1日17時16分更新

137とはずがたり:2005/02/09(水) 20:41:00
第3のビール キリンも参入、大手4社出そろう シェア争奪戦、火ぶた
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050209-00000014-san-bus_all
 キリンビールは八日、ビール風味アルコール飲料の新商品「キリンのどごし〈生〉」を四月六日に発売すると発表した。原材料の工夫で酒税が安いために低価格で人気の「第三のビール」には、アサヒビールが四月二十日に「新生」の投入を表明しており、これでビール大手四社の商品が出そろった。ビール・発泡酒の総市場が縮小する中で、急成長が見込まれる新分野を舞台に四社の激しいシェア争奪戦が間もなくスタートする。(佐野領) 第三のビールと呼ばれる新分野は、発売初年となった昨年、先行したサッポロビールとサントリーを合わせ、発泡酒市場の13%強を一気に奪取。三百五十ミリリットル缶で百二十円前後と発泡酒よりも二十円程度安い店頭価格を武器に、今年は発泡酒市場の25%程度に成長する見込みだ。
 キリンの荒蒔康一郎社長は「発泡酒は平成十年にビール市場の6%程度だったが、十五年には40%近くまで伸びた。誰も予想できなかった事態だ」と話し、ライバルメーカーの成功がキリンに新規参入の決断を促した格好だ。
 ビール各社が神経質になっているのは、第三のビールと発泡酒による自社製品の食い合いだ。
 「ドラフトワン」を大ヒットさせたサッポロの場合、昨年はドラフトワンを発売初年で千八百十五万ケース(1ケース=大ビン二十本換算)販売した一方、発泡酒は前年比28%減の千七百七十五万ケースに落ち込んだ。だが、ドラフトワンと発泡酒の合計では前年比を44%も上回り、福田貞男社長は「発泡酒の落ち込みは想定の範囲。主役が交代したということ」と強調する。
 メーカーにとって、第三のビールと発泡酒の利益率は「ほぼ同じ」(キリンの加藤壹康常務)という。UFJつばさ証券の有賀泰夫アナリストは「発泡酒が安売りされ過ぎているのに対し、第三のビールはあまり安売りされていない。消費者が発泡酒から第三のビールに流れてもメーカーの利益にマイナスに働くことはない」と指摘する。
 こうした事情もあり、アサヒビールは発泡酒の販売計画を前年実績よりも三割近く削減した半面で、「新生」の販売目標をドラフトワンと同じ二千二百万ケースとした。「やるからにはトップを目指す」(池田弘一社長)との意気込みだ。
 各社の商品の店頭価格はほぼ同じとみられ、勝負の分かれ目は、消費者の嗜好(しこう)をいかにとらえるかにかかっている。すっきりした味わいの商品が多く、のどごしのキレやうまみを競っているが、店頭や広告宣伝を通じた商品のイメージも消費者の選択を左右しそうだ。
(産経新聞) - 2月9日3時6分更新

138とはずがたり:2005/03/17(木) 22:54:39
将来は森見て食欲が湧いてくるようになるんかね?

<江崎グリコ>将来の食糧危機救う新技術
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050317-00000122-mai-soci

 江崎グリコ(大阪市西淀川区)は17日、ヒトの体内で消化できない植物の主成分「セルロース」から、米やパンなどの主成分である「アミロース」を高い効率で生産する技術を、世界で初めて開発したと発表した。将来の食糧危機を救う技術になる可能性があるという。
 セルロースは多数のブドウ糖が結合した高分子で、植物の細胞壁の主成分。地球上での年間生産量は1000億トンと穀物(年20億トン)の50倍に達するが、ブドウ糖同士がヒトの消化酵素では分解できない結びつき方をしているため、ヒトはセルロースを消化できない。
 同社は、セルロースを短く切断した分解物「セロビオース」に、5種の酵素を加えた。その結果、ヒトの消化酵素でも分解できる結合に変わり、純粋なアミロースが出来上がった。セロビオース100グラムからアミロース35グラムが生産できたという。
 セルロースが食糧資源になるうえ、均等な純粋アミロースを生産できるため液晶ディスプレーや医療分野など工業材料としても期待できるという。28日から札幌市で開かれる日本農芸化学会で発表する。【永山悦子】
(毎日新聞) - 3月17日22時24分更新

140名無しさん:2005/04/01(金) 00:06:20
キムチ断然トップは幻 統計大幅修正で浅漬けに
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050331-00000007-kyodo-soci

 たくあんや梅干しなど日本の伝統的な漬物に比べ、群を抜いて国内生産量が多いとされていたキムチだが、統計方法の不備が判明。見直しの結果、実際には一度もトップに立ったことはなく、昨年実績でも浅漬けに次いで2位だったことが31日、分かった。
 社団法人・食品需給研究センター(東京)によると、統計を取り始めた1975年ごろから漬物の生産量は、確かな出荷量が確認できない部分について原料野菜の量から換算して推計してきた。キムチも主にこの方法で推計されたが、浅漬けに加工された白菜などの一部まで加算したり、野菜から製品への換算値が高すぎたりしたことが判明。実際の約2.5倍の生産量が公表されていた。
(共同通信) - 3月31日6時21分更新

141とはずがたり:2005/05/11(水) 12:38:55
お〜いお茶十分美味しいと思うんだけど。

お〜いお茶、20年ぶり改良 伊藤園、入れ立て風味
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050510-00000182-kyodo-bus_all

 飲料大手の伊藤園は10日、「お〜いお茶」をリニューアルし16日に発売すると発表した。主力商品を20年ぶりに改良、成長が見込まれる緑茶市場での競争激化に対応する。
 新しいお〜いお茶は、香りが豊かな国産茶葉を選び抽出、従来よりも香ばしいのが特長。急須による入れ立ての香りと味わいを実現したという。
 同社は1985年、日本で初めて缶入り緑茶飲料を発売してヒット。国内緑茶飲料市場の約3割を握る最大手となっている。お〜いお茶はペットボトル入りなどを含め、伊藤園の緑茶飲料の8割強を占めている。
 国内飲料市場が頭打ち状態の中、緑茶は「唯一の成長株」(飲料大手)。サントリーが昨年発売した「伊右衛門」がヒットし、今年に入ってアサヒ飲料(「若武者」)や日本コカ・コーラ(東京)(「一」)が新商品を投入した。
(共同通信) - 5月10日18時48分更新

142荷主研究者:2005/05/22(日) 02:47:51

【2004年の清涼飲料市場】
http://www.business-i.jp/news/bio/art-20050120214826-XADENXWAIU.nwc
お茶がコーヒーを飲む、04年の清涼飲料市場
FujiSankei Business i. 2005/1/21

 2004年の清涼飲料市場で、緑茶やウーロン茶などの無糖茶市場が、記録的な猛暑を追い風に急拡大し、初めてコーヒー市場を逆転、最大の市場に躍り出た。

 中でも、緑茶は前年比35%増の伸びを記録。緑茶のブランド別シェアでは、2位グループのキリンビバレッジ、サントリー、日本コカ・コーラの3社がシェア15%で拮抗(きつこう)した。

 05年は、トップの伊藤園を含め、各社が大攻勢をかける構えで、熾(し)烈(れつ)な“緑茶バトル”が繰り広げられそうだ。

 サントリーが20日まとめた04年市場動向(推計)によると、総市場は4%増の15億6000万ケース。うち無糖茶は15%増の4億1800万ケースだったのに対し、コーヒーは、横ばいの3億7300万ケースにとどまった。

 これまで最大の市場だったコーヒーは、この10年間、ほぼ横ばいで推移してきたのに対し、無糖茶は、糖分を控える健康志向の高まりなどを背景に拡大を続け、昨年は猛暑効果で一気に逆転。94年に比べると倍増した。中でも緑茶は、前年比35%増の2億2500万ケースで、94年比では3倍増となった。

 ブランド別では、伊藤園の「お〜いお茶」が16%増の6700万ケースで、シェア30%とトップ。キリンの「生茶」は、5%減の3450万ケース、年途中の3月に発売したサントリーの「伊右衛門」は3420万ケースで、新商品としては過去最大のヒットを記録。数値未公表の日本コカの「まろ茶」は、3300万ケース程度と推計され、3社が横並びで続いている。

 05年計画では、サントリーが一気に5000万ケースを狙い、伊藤園も2ケタ増を目指す。シェアを落としたキリンは、全面リニューアルで、4000万ケースを目標にしている。

143荷主研究者:2005/05/22(日) 02:48:35

【味の素:川崎事業所に400億円投入】
http://www.business-i.jp/news/bio/art-20050131204341-QDKTWVIGSK.nwc
味の素、川崎事業所に400億円投入 先端研究開発拠点に
FujiSankei Business i. 2005/2/1

 味の素(東京都中央区)は31日、主力の川崎事業所(川崎市川崎区)に総額約400億円を投じて食品、ライフサイエンス関連研究所と調味料、アミノ酸の最新の工場を建設、先端研究開発拠点と都市型生産工場として再構築すると発表した。

 江頭邦雄・味の素社長と松沢成文知事が同日、神奈川県庁で記者会見すると同時に、神奈川県の産業集積促進策(インベスト神奈川)の助成を申請した。インベスト神奈川への申請は、5件目となるが投資額は最大規模。助成額は50億円を見込んでいる。

 川崎事業所は、「味の素」を本格生産した工場。35万平方メートルの敷地に二つの工場(川崎第1、第2)と6研究所、4センターを持ち、4000人が働いている味の素の国内最大事業所。リニューアルは、2005年から2010年にかけて実施する。

 具体的には「食品研究開発新棟」(投資額約50億円)、「調味料新工場」(同約70億円)、「新研究棟(アミノ酸・ライフサイエンス関連)」(同約120億円)などを設ける。

 江頭社長は「当社は、葉山生まれの神奈川育ちで、世界にはばたこうとしている神奈川ゆかりの企業。空洞化が進むなかで、大事なところは日本に残しておきたい。川崎事業所の再構築にあたり、神奈川県の助成は、大変有り難い」と語った。

 また、松沢知事は、「味の素は神奈川発の初代ベンチャー企業で、世界的な企業である。その会社が川崎で大型投資を行うことは京浜臨海部再生のきっかけになることを期待している」と表明した。

144荷主研究者:2005/05/22(日) 02:57:44
>>137

【第3のビール出揃う】
http://www.business-i.jp/news/bio/art-20050208204127-AIIMMJMPZJ.nwc
第3のビール出揃う 大手4社、すっきり系で短期決戦
FujiSankei Business i. 2005/2/9

 キリンビールは8日、酒税が低く価格の安い“第3のビール”の新商品「のどごし〈生〉」を4月6日に全国発売すると発表。大手ビールメーカー4社の第3のビールが出そろった。

 各社とも、“すっきり系”の味わいを好む消費者をターゲットに、原料や製法で知恵と工夫をこらし、強気の販売目標を打ち出している。もっとも、市場拡大には限界があり、優勝劣敗は必至。消費者の支持を勝ち取るのは?

■原料

 酒税法上の分類は、サッポロビール、アサヒビール、キリンビールが、麦芽をいっさい使用しない「その他の雑酒(2)」。麦芽に代わる原料としては、いずれも、豆類から抽出したタンパク質を採用し、アサヒとキリンは大豆で競合した。

 第3のビール最先発のサッポロは、「原料のエンドウ豆には遺伝子操作作物がなく、安全性で優位」と、強調する。

 サントリーは、発泡酒と他の酒類を混合した「リキュール類」。昨年までは、麦焼酎を使用していたが、1月のリニューアルで、「小麦スピリッツ」に変更し、すっきり系の味わいを高めた。

■製法

 キリンは、麦芽を原料とするビール独特の黄金色を実現するため、釜で加熱し糖類と大豆たんぱくから生成したアミノ酸を反応させる「ブラウニング製法」を開発。着色のためにカラメル色素を使っているサッポロ、アサヒとの違いを強調している。

 また、同製法には、しっかりとした味わいを高める効果もあり、「第3のビールの中では、より本格的な味わいの位置付けを狙った」としており、ビール・発泡酒に近い味わいを選ぶ消費者をターゲットにした。

 また、アサヒは、すっきり系の元祖ともいえるビール「スーパードライ」で培ったノウハウを導入。大豆ペプチドを使うことで、ビール酵母の働きをより活性化させる「新生高発酵製法」を開発し、キリッとした味わいを追求した。

■シェア

 4社の2005年の販売目標を合計すると、サッポロ、サントリーだけだった04年に比べ3倍増の7370万ケース(1ケース=大瓶20本入り換算)にも達する。もっとも、かつて発泡酒が登場した際には、ビールとの価格差が350ミリリットル缶で70円もあったのに対し、第3のビールと発泡酒の価格差は20円しかなく、爆発的な市場拡大は至難の業。

 市場規模は、「倍増の5000万ケースが精いっぱい」との見方で、共通している。

 第3のビールに対する増税圧力が高まるのは確実で、06年度から増税が実施され、わずか1年の短期決戦になる可能性もある。

145荷主研究者:2005/05/22(日) 02:59:26
>>141

http://www.business-i.jp/news/bio/art-20050209200815-LGLCEADFIX.nwc
伊藤園、緑茶飲料80億本突破
FujiSankei Business i. 2005/2/10

 4000億円以上の市場規模に急成長した緑茶飲料市場の先駆者、伊藤園(東京都渋谷区)が、1985年に業界初の缶入り緑茶飲料を発売して以来の20年間で、累計販売本数が80億本(500ミリリットルペットボトル換算)を突破した。

 同社は国内で生産される緑茶の約2割を扱う原料調達力を生かし、85年2月、缶入り「煎茶(せんちゃ)」を発売。89年に現在の「お〜いお茶」に名称変更した。

 香料や味わいを調整する調味料を使用せず、国産茶葉のみを使用して急須で入れた自然のままのおいしさにこだわり続けた。

 発売以来20年間、毎年販売量を伸ばし、2004年は9年連続の2けた成長を達成した。

 同社の調査によると、04年の緑茶飲料市場規模は過去最高の4025億円(前年比30パーセント増)と消費者の自然・健康志向を背景に清涼飲料市場全体の1割強を占めるまでに成長。各社の参入が相次ぐなか、「お〜いお茶」は03年から緑茶飲料市場の約30パーセントを占めるトップシェアを誇っている。

 「煎茶」の発売当初は、炭酸や果汁など甘さのある飲料が全盛で、無糖飲料は同社が81年に世界で初めて発売した缶入り「ウーロン茶」などわずかだった。

 緑茶飲料の消費拡大とともに、茶葉全体に占める飲料用の原料となる茶葉は04年が前年比3・4ポイントアップの18・2パーセントに達した。同社は近い将来、飲料化比率が30パーセントに達すると予測。01年に宮崎県都城地区で都城農協と共同で茶産地育成事業を立ち上げ、品種の選定から栽培や加工について生産技術を提供している。

146とはずがたり@レス移動:2005/05/22(日) 12:49:42
92 名前: ■とはずがたり 投稿日: 2003/07/07(月) 10:13

http://www.shizushin.com/area21/area21_2003070119.html
2003年07月01日(火)
イヌリン量産設備完工 フジ日本精糖清水工場
 フジ日本精糖が清水工場(静岡市清水新開)で建設を進めていた水溶性食物繊維「イヌリン」の量産設備が完成し、三十日完工式を行った。同社が世界に先駆け開発した砂糖からイヌリンを直接生成する技術を活用。七月から本格生産に入る。年間千八百トンの製造を目指す。

 新プラントは延べ床面積八百十二平方メートル、高さ二十六メートル。清水工場で生産している砂糖をパイプラインで直接供給し、同社が開発した合成酵素でイヌリンを製造する。

 本年度の生産目標は四百トン、売上高二億四千万円。既に大手製菓メーカーへの供給がほぼ決まっている。当面の生産能力は六百トンだが、短期間で引き上げる計画。最終的な設備投資金額は約十億円となる。

 イヌリンは多糖類の一種。人の大腸でビフィズス菌など「善玉菌」増殖に利用される。整腸作用のほか血中脂質低減、血糖上昇抑制作用などもあるとされる。食感は脂肪と似ていて食品の渋味などを軽減、口当たりを良くする効果もある。

 欧州ではチコリの根茎から抽出・精製する方法で工業生産しているが、同社は砂糖から生成する製造方法を確立し、量産を可能にした。

 完工式で渡辺彰三社長は「生産を早く軌道に乗せ、供給能力引き上げのための追加投資を早々に行いたい」と述べた。

147とはずがたり@レス移動:2005/05/22(日) 12:51:20

22 名前: ■とはずがたり 投稿日: 2003/03/14(金) 16:56

キャラメルコーン好きだったから支援したいところだが,ゴルフ場に手を出した上に加藤紘一ともつながりがあったのかー。
http://news.lycos.co.jp/topics/business/bankrupt.html?d=14mainichiF0314e046&amp;cat=2
<倒産>民事再生法の適用を申請へ 菓子メーカーの東ハト (毎日新聞-全文)

2003年3月14日(金)13時48分

「キャラメルコーン」で知られる菓子メーカーの東ハトは14日、東京地裁に民事再生法の適用を申請することを決めた。同社は、本業の菓子事業は堅調だったが、創業者の三男の元社長が力を入れたゴルフ場の建設資金の返済が経営を圧迫していた。

同社では02年2月に元社長が不明朗な資金流用を理由に解任され、加藤紘一元自民党幹事 長の事務所代表による脱税事件に絡み、元代表に資金提供していた疑惑も表面化。後任の社長も半年後に退任し、創業者の妻が新しい社長に就任するなど、トップが次々と変わる異常な状況になっていた。

同社は1952年設立。96年に東鳩製菓から東ハトに社名変更。02年3月期には約230億円 の売上高をあげていた。97年まで「東鳩レディース」という女子プロゴルフトーナメントのスポンサーにもなっていた。

[毎日新聞3月14日] ( 2003-03-14-13:48 )

96 名前: ■とはずがたり 投稿日: 2003/07/10(木) 17:38

サッカーの司令塔と経営手腕に関連はあるのか?注目。

http://news.lycos.co.jp/topics/sports/nakata.html?d=10mainichiF0710e035&amp;cat=2

<サッカー>中田選手が東ハトの執行役員に就任 (毎日新聞-全文)
2003年7月10日(木)10時53分

 サッカー日本代表で、イタリア1部リーグ(セリエA)のパルマに所属する中田英寿選手(26)が、「キャラメルコーン」で知られる菓子メーカーの東ハト(本社・東京都渋谷区)の執行役員に就任したことが10日わかった。社員の行動規範づくりや企業のブランド戦略を練る“実業”に携わり、CM出演はしない。

 在任3年間の予定で9日付で就任、報酬は年1200万円。6人いる執行役員の一人として「コーポレートブランド室」を担当する。月に2、3回開くテレビや電話会議やネット会議などに加わり、経営に参画する。

 東ハトは、旧経営陣によるゴルフ場事業の失敗で今年3月、民事再生法適用を申請した旧東ハトの本業である菓子部門を引き継いだ新会社。現在は、投資会社のユニゾン・キャピタルと玩具メーカーのバンダイ、商社の丸紅が出資して、経営再建に取り組んでいる。

 投資会社出身の新しい経営陣が、サッカーチームの司令塔として活躍している中田選手の戦略眼を評価して就任要請したところ、中田選手も快諾したという。

[毎日新聞7月10日] ( 2003-07-10-10:53 )

148とはずがたり@レス異動:2005/05/22(日) 13:12:50
227 名前: とはずがたり 投稿日: 2003/11/18(火) 15:42

http://www.asahi.com/business/update/1118/096.html
「メグミルク」販売不振、4工場閉鎖 社長引責、再建策

 雪印乳業と農協系の牛乳事業が統合して発足し「メグミルク」ブランドを展開する日本ミルクコミュニティ(日本MC)は、売り上げ不振のため4工場の閉鎖や従業員の約14%削減などを柱にした再建計画を固めた。全国農業協同組合連合会(全農)出身の杉谷信一社長は責任をとって退き、後任に全農出身の小原実専務が就く見通し。月内にも発表する。

 同社の03年度の業績見通しは、売上高が当初の計画を約11%下回る2300億円程度にとどまり、当期赤字160億円余を計上、繰り越し欠損が220億円に上り、年度末には債務超過になる見通し。

 これを受け固めた再建計画は、15工場のうち、青森、狭山(埼玉県)、日野(東京都)、名古屋の4工場を04年度末までに閉鎖。従業員を03年10月の約2660人から09年3月末までに400人弱減らし2300人弱にする。商品数を1400から1100程度に絞り、物流拠点も減らす。

 計画では売上高は横ばいを前提に、05年度以降は年間40億円台の当期黒字確保をめざす。

 日本MCは当初、大量の広告の効果もあって好調だったが、市場の競争が激化、酪農家への配慮などから一部不採算工場を残したことも響いた。08年度に債務超過を解消したい考えだ。

(11/18 14:34)

150とはずがたり:2005/06/01(水) 22:27:21
お元気ですなぁ。。>安藤百福(ももふく)会長(95)

2005年06月01日(水)
「チキンラーメン」発明、日清食品の安藤会長退任へ
http://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/keizai/20050601/20050601i213-yol.html

 日清食品は1日、即席めんを世界で初めて開発し、世界的な食品に育て上げた同社の創業者、安藤百福(ももふく)会長(95)が29日付で取締役を退任すると発表した。

 安藤氏は同社の前身の中交総社を1948年に設立して以来、社長、会長を務めており、57年間にわたった取締役生活を終える。退任後は新設する名誉職「創業者会長」に就く。世界ラーメン協会会長、安藤スポーツ・食文化振興財団理事長は続ける予定で、退職金は全額同財団に寄付する意向という。

 退任は安藤氏が申し出てこの日の取締役会で決まった。健康上の理由ではなく、安藤氏は「私がまだ元気なうちに(若い経営陣に)経営を引き継がせたい。多くのお客様がインスタントラーメンを愛してくれた。これからはその恩返しをしたい」とのコメントを発表した。

 安藤氏は終戦直後にラーメンの屋台に並ぶ行列を見て即席めんに着目し、1958年に世界初の即席めん「チキンラーメン」を発明した。71年には「世界的な発明」と言われたカップめん「カップヌードル」を商品化した。NHKの朝の連続テレビ小説「てるてる家族」に登場する発明家のモデルになるなど、活躍の様子は広く紹介されている。

151とはずがたり:2005/06/01(水) 23:49:36
マルハ:食品工場新設へ 下関市と協定書結ぶ−−来年4月の操業目指す /山口
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050601-00000154-mailo-l35

 水産食品会社「マルハ」(本社・東京都千代田区)は31日、下関市東大和町の敷地に新たに食品工場を建設するため、県や下関市と立地協定書に調印した。販売が好調なカップゼリーやレトルト食品増産に向け、来年4月の操業開始を目指す。従業員約80人は地元から雇用する。五十嵐勇二社長は「下関市はゆかりの土地。西の最重要拠点として地元発展に寄与したい」と述べ、江島潔市長は「マルハと言えば『下関の会社』と思う市民も多い。大いに応援したい」と話した。
 新工場は、現在の工場に隣接し関連会社が倉庫に使用している約9200平方メートルの敷地に建設。鉄骨平屋約5200平方メートルで、7月に着工する。建設費は13億5000万円。1日当たりカップゼリー7万7000個、レトルト食品4万3000個を生産できる。
 下関工場の年間生産額は約30億円で、新工場の建設で2年後には65億円に伸ばす。07年には魚介類を使ったおつまみのラインも増設し、年間10億円程度を生産する。

[佐藤丈一]6月1日朝刊
(毎日新聞) - 6月1日17時20分更新

153とはずがたり:2005/06/17(金) 09:28:04
小岩井の次はヤクルトなんかな?

キリンビールとヤクルト、健康関連事業で提携
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050616-00000029-nkn-ind

キリンビールとキリンビバレッジ、ヤクルト本社の3社は15日、健康・機能性食品の共同開発や食品事業での生産・物流・販売の相互活用などで業務提携すると発表した。

乳酸菌や酵母など健康機能性に関するキリングループとヤクルトの資産を融合し、新たな健康食品を商品化するほか、既存商品でも互いの工場や物流・販売網を融通し合い、コスト削減につなげる。

すでに実施中の自動販売機の相互連携も拡充する。

同時に提携基盤強化のため、相互の株式を約50億円ずつ新たに取得した。

提携範囲は国内の食品・飲料事業。

今後、キリンビール、キリンビバレッジ、ヤクルト本社がそれぞれ担当部署を設置し、詳細を詰める。

すでに生産面ではキリンビバの子会社である小岩井乳業(東京都千代田区)が、ヤクルト向けにコーヒー飲料の生産を開始。

154荷主研究者:2005/07/19(火) 00:46:54

【北海道コカ・コーラ、札幌工場に新ライン】
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&amp;d=20050304&amp;j=0024&amp;k=200503040966
2005/03/04 09:47 北海道新聞
北海道コカ・コーラ、札幌工場に新ライン 帯広工場の生産を集約

 北海道コカ・コーラボトリング(札幌)が、昨年末閉鎖した帯広工場(十勝管内音更町)の統合・再配置のため、札幌工場(札幌市清田区)に整備を進めてきた新ラインが完成し、三日、起動式を行った。独自の環境負荷低減技術の導入により、二酸化炭素排出量を大幅に削減させるという。

 新ラインは一九七二年操業の札幌工場の老朽ラインと、閉鎖した帯広工場のラインの生産を集約した設備で、コカ・コーラ、ファンタなど主力の缶製品を生産する。生産能力は毎分千二百本。同工場全体の二○○五年十二月期の生産計画はほぼ前年並みの六億本で、うち新ラインは八千万本の見込み。

 総工費は各ラインに自動供給するシステムなども合わせて二十二億八千万円。

 新ラインは同社が定める環境マネジメントシステムに基づく設計。札幌工場は○二年から天然ガスを熱源に使用している。

 重油燃料の帯広工場閉鎖と新ライン稼働に伴う生産性向上により、同社全体で○三年度から二年間で約15%、約四千トンの二酸化炭素排出量削減を見込んでいる。

155とはずがたり:2005/07/21(木) 20:35:09
>>58でもそうだけどなんで売れすぎると出荷停止しちゃうの?別に生産を停止する訳ちゃうし,在庫が無くても売る約束だけしてもええやん。

<サントリー>ザ・プレミアムモルツ、売れ過ぎて“夏バテ”
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050721-00000064-mai-bus_all

 サントリーは20日、価格がやや高めのプレミアムビール「ザ・プレミアムモルツ」350ミリリットル缶(店頭価格250円前後)を同日から一時、出荷休止すると発表した。予想を上回る売れ行きとなり、生産が追いつかなくなったためという。出荷再開は8月初旬の見通し。在庫を持つ販売店は販売を続けられるが、「早ければ今月中にも品切れになる店も出そう」(同社)という。飲食店向けの中瓶(500ミリリットル)やジョッキ用の10リットルたるは通常通り出荷する。
 サントリーによると、この製品は6月、ビール部門では日本初のモンドセレクション最高金賞を受賞。これを契機にコンビニエンスストアなどの販売網が拡大した。7月の出荷計画は6万ケース(1ケースは大瓶20本換算)だったが、東京・武蔵野工場で急きょ月産9万ケースの増産態勢に入った。それでも、7月の出荷は10万ケースを超す見通しとなり、品不足から出荷を一時休止せざるをえなくなった。8月下旬からは一段の増産態勢を敷く。[三島健二]
(毎日新聞) - 7月21日16時32分更新

156とはずがたり:2005/07/24(日) 02:40:13

>>149

イカリソース35億円で買収 ブルドック業界首位奪還
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050722-00000226-kyodo-bus_all

 ブルドックソースは22日、会社更生手続き中のイカリソース(大阪市)の営業権を、9月下旬に譲り受けることで管財人と基本合意したと発表した。買収金額は35億円を見込む。
 ブルドックはイカリを傘下に収めることで2006年3月期の連結売上高が約200億円となり、オタフクソース(広島市)を抜き業界首位に返り咲く見通し。
 大阪地裁の許可を得た上で、ブルドックは子会社を通じイカリの営業権を取得する。イカリのブランドは存続する方針。
 ブルドックの池田章子社長は記者会見で「コスト削減などで大きな相乗効果が期待できる。両社は(東日本と西日本)地域の補完性が高い」と買収の狙いを説明した。
(共同通信) - 7月22日19時59分更新

158荷主研究者:2005/08/13(土) 02:59:56

【味の素:06年−11年までの中長期経営計画】
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/art-20050323221513-IKQJHPYPEA.nwc
味の素が6カ年中長期計画発表 営業利益率10%超に引上げ
FujiSankei Business i. 2005/3/24

 味の素は23日、2006年3月期から2011年3月期までの6カ年の中長期経営計画を発表した。6年後に売上高を05年3月期に比べ約1・5倍の1兆5000億円、営業利益を約2倍の1500億円に拡大し、売上高に占める営業利益の割合(営業利益率)を7%から10%以上に引き上げる。

 売上高は04年3月期に1兆円を突破し、世界の食品メーカーでトップ10入りを果たしたが、収益性では依然、格差があり、営業利益率アップを最大の経営課題に掲げた。

 計画は、6月下旬の株主総会で新社長に就任する山口範雄専務を中心に取りまとめた。05年3月期までの現行3カ年計画で、「世界企業としての最低条件の土台づくり」(江頭邦雄社長)を達成。新計画は、「真の世界企業への成長」を目標としている。

 また、前半の3年間は、収益拡大の基盤を整備するため、年800−900億円の積極的な設備投資を実施。後半3年間で収益力の向上を実現する計画だ。さらに、6年間で1000億円程度の資金を確保し、M&A(企業の合併・買収)による事業拡大も進める。売上高、営業利益の拡大の柱としては、(1)グローバル経営の一段の強化(2)健康事業など新たな価値を提案する「創造経営」−などを挙げている。グローバル化では、主力の食品事業について、国内と海外の一体運営を導入し、採算性の向上を図る。また、「中国事業総轄部」を設置し、中国事業の基盤整備を進めるほか、東南アジアや南米など戦略地域に重点的に投資する。

 また、健康事業を新たな柱と位置づけ、11年3月期には、現在の約4倍の1000億円規模の売上高を目指すことも盛り込んだ。

161荷主研究者:2005/08/13(土) 03:43:56

【日本農産工業、日本配合飼料、明治飼糧:仙台に配合飼料工場建設】
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/05/20050517t12005.htm
2005年05月16日月曜日 河北新報
飼料3社、仙台に大型工場建設 宮城の生産拠点統合

 日本農産工業(横浜市)、日本配合飼料(同)、明治飼糧(東京)の3社などは16日、3社が宮城県内でそれぞれ稼働している配合飼料工場を統廃合し、仙台市宮城野区港4丁目に大型工場を新設すると発表した。計画では2007年5月に操業を開始する。

 新工場は、仙台港周辺の敷地面積約5万9000平方メートルに建設する。年内に着工し、総事業費は75億円。鶏豚用と牛用を別棟とし、BSE(牛海綿状脳症)問題に配慮する。南東北3県の生産拠点として月産5万トンの能力を持たせる。

 工場設立に向けて3社と三井物産、三菱商事が共同出資して新会社「仙台飼料」を今月中にも設立。資本金は4億円で、日本農産と日本配合が各35%、残る3社が10%を出資する。養魚用の配合飼料工場も建てる方向で検討している。

 工場新設に伴い、現在、塩釜市内で稼働している日本農産の塩釜工場と日本配合の塩釜工場、宮城県栗原市(旧瀬峰町)にある明治飼糧の瀬峰工場は順次操業を停止する。3社とも原則的に雇用は継続するとしている。

162とはずがたり:2005/08/23(火) 14:06:56
ポッカも株非公開化 ワールドに続き自社買収
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050823-00000015-san-bus_all

 飲料大手のポッカコーポレーションは二十二日、記者会見し、国内投資ファンド、アドバンテッジパートナーズ(東京)の支援を得て経営陣による自社買収(マネジメント・バイ・アウト=MBO)を実施すると発表した。買収後は上場廃止になる見通しで、MBOによる株式非公開化はアパレル大手のワールドに続くケースとなる。
 会見で内藤由治社長は、競争が激化する飲料業界で勝ち残るため「中長期に大胆な戦略を立て、スピード経営を行う必要がある」と非公開化の理由を語った。
 アドバンテッジが出資するアドバンテッジホールディングス(ADH)が二十三日から株式公開買い付け(TOB)を実施。ポッカの発行済み株式の66・7%の取得を目指す。買い付け総額は約百七十億円の見込み。
 買い付け成功後に、ポッカ現経営陣がADHに出資し経営に参画。将来的にはADHがポッカを完全子会社化し、合併も検討する。ADHの持ち株比率は未定だが、アドバンテッジが当面は50%以上を保有する方向。ポッカの社名や経営陣はこれまで通りで、従業員の雇用も維持する。アドバンテッジは大手スーパー、ダイエーの再建を手掛けるなど企業再生に実績がある。
     ◇
 東京、名古屋両証券取引所は二十二日、ポッカコーポレーションの株を同日から監理ポストに割り当てると発表した。
     ◇
≪敵対的買収に究極の防衛策≫
 アパレル大手のワールドに続いてポッカコーポレーションが経営陣による自社買収(MBO)で株式の非公開化を決めたことで、今後さらに活発化が予想される敵対的M&A(企業の合併・買収)に対する究極の防衛策として、上場廃止を目指す企業が増えるとの見方が広がっている。
 ワールドがMBO実施を発表した翌日の先月二十六日、同社が上場する東京証券取引所の鶴島琢夫社長は「資金調達や社会的信用など上場のメリットがあるからこそ企業は株式を上場する。(ワールドのような動きは)大きな流れにならないだろう」との考えを示した。しかし、ポッカが上場廃止を決定したことで、予想は早くも裏切られた格好となった。
 株式の非公開化の狙いについて両社は、短期的な業績に左右されない長期的戦略の展開や機動的な意思決定などを挙げているが、上場廃止が敵対的買収への究極の防衛策となるのは確かだ。
 とくに来春に予定されている会社法の施行から一年後には、外国企業が株式交換によって国内企業を買収することが事実上解禁される。時価総額が割安な日本企業は、格好の買収ターゲットとなる可能性が指摘されている。
 新光証券の瀬川剛ストラテジストは「ほとんどの国内企業、とくに薬品や食品、日用品メーカーは巨大な欧米企業に比べて時価総額の差は大きく、株式交換で容易に買収されてしまう」と指摘。
 また、国内企業による買収の可能性もあり、「時価総額の低い上場企業の経営者は、いつなんどき買収者が名乗りをあげるか分からず、焦っている」状態という。
 一方で、「M&Aコンサルティング」(通称・村上ファンド)を率いる村上世彰氏は「株を上場するというのは、だれでも自由に株を売買できるということ。ある意味でワールドの決定は大英断」と語り、買収回避のために上場廃止を決めたことを評価する。
 瀬川氏も「今回のポッカの決定を契機に、上場廃止を決める企業はこれから増えてくるのではないか」とみている。(原口和久)
(産経新聞) - 8月23日3時18分更新

163とはずがたり:2005/08/23(火) 14:09:01
>>162
大体落ち目のポッカを欲しがる奴なんて居るんか?買収して貰った方が良いぐらいなんちゃうか?

ポッカ、株非公開に…敵対買収防ぐ狙い、経営陣が買収
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050822-00000316-yom-bus_all

 飲料メーカーのポッカコーポレーションは22日、臨時取締役会を開き、独立系投資ファンドのアドバンテッジパートナーズ(AP)と協力して、経営陣による企業買収(MBO=マネジメント・バイアウト)を行うことを決めたと発表した。

 APの子会社「アドバンテッジホールディングス(ADH)」が株式公開買い付け(TOB)でポッカ株を取得し、ポッカの現経営陣がADHに出資する。ポッカ株は東京、名古屋両証券取引所での上場が廃止される。ポッカ株が割安に推移しているため、上場廃止は敵対的買収を防ぐ狙いもあると見られる。MBOによる株式の非公開化は、アパレル大手ワールドに次いで2例目となる。

 TOBは、ADHがポッカ株式の66・7%(約2400万株)以上を8月23日〜9月20日に1株690円で買い取る。創業者や現経営陣もTOBに応じる。100%取得すれば、買い取り総額は約248億円となる。
(読売新聞) - 8月23日1時58分更新


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