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応用栄養学特論

1■とはずがたり:2003/07/13(日) 00:11
一応「学問」の掲示板なのでそれっぽいタイトルにしただけです。
好きな喰いもんを食いしん坊どもが語らうスレです。

1850とはずがたり:2017/06/20(火) 12:09:23
まきのは好きで時々喰う。そんな高級ちゃうしまあまあだ☆

天ぷら対決、チェーン2社が関西で火花 高級店より手頃な価格設定
http://www.iza.ne.jp/kiji/economy/news/170617/ecn17061709020001-n1.html?utm_source=yahoo%20news%20feed&utm_medium=referral&utm_campaign=related_link
2017.6.17 09:02

【ビジネスの裏側】

 客の前で揚げる天ぷら定食チェーン2社が関西を舞台に火花を散らしている。「まきの」と「えびのや」。いずれも1食あたり千円前後と、他のチェーンよりは高いものの、高級店よりは手頃な価格を設定している。それぞれを運営する企業は異なるジャンルで成長してきたが、天ぷらで真っ正面からぶつかることになった。生き馬の目を抜く飲食業界で新潮流を生み出せるか。(藤谷茂樹)

 目の前で揚げる

 ジュウ、パチパチパチッ-。大きな銅釜で天ぷらを揚げる音がはじける。昨年10月にオープンした「天ぷらまきの梅田店」(大阪市北区)は、阪急梅田駅の中央改札口の前に立地する。「仕事帰りに一杯」という人も呼び込もうと、看板から「定食」の文字を外した。

 店は料理人が天ぷらを揚げる姿を見せるつくりで、高級感をかもす。食事を終えた大阪府熊取町の70代の夫婦は「揚げたてを気軽に味わえた。おいしかった」と満足げだった。

 「まきの」は大阪、兵庫を中心に計8店を展開しており、できあがった天ぷらから順に皿に盛っていく「都度揚げ方式」を採る。定食がメーンだが、天丼特化の店も京都市内に出した。

 一方「えびのや」は主に関西で14店を展開している。都度揚げ方式ではないが、客の目の前で揚げるスタイルで定食、天丼の両方を提供する幅広いメニューが売りだ。

 うどん店、まちの食堂が勝負

 まきの1号店(兵庫県播磨町)のオープンは平成18年。セルフ式うどん店「丸亀製麺」で知られるトリドール(神戸市)が、福岡県に多い天ぷら定食の専門店を参考に挑戦した。

 しかし、1号店は業績不振で閉店。業態推進部、尾関友朗チーフマネージャーはまきの1号店について「ノウハウもなく、まねただけだった」と話す。

 試行錯誤を重ね、建て直しに向け25年に開店したラポルテ店(同県芦屋市)で都度揚げ方式を始めた。ネタによって出来上がる時間が違うため、従業員の訓練だけでなく、メニューを工夫することで実現したという。

 翌26年開店のセンタープラザ店(神戸市中央区)では当初、590円の定食を出すなど値頃感を重視。現在とは異なるスタイルだが、店の知名度を上げるきっかけになった。尾関チーフマネージャーは「丸亀製麺に続く経営の第2、第3の柱に」と意気込む。

 一方、ライバルのえびのやを運営するのは、「まいどおおきに食堂」のフジオフードシステム(大阪市)。26年に博労町店(大阪市中央区)をオープンし、ビジネス街の小規模店、ファミリー層をねらったロードサイドの大型店、ショッピングセンター内店と、多彩な展開をみせている。

 新潮流になりうるか

 両チェーンとも価格は1千円前後が基本だ。例えば、まきの梅田店では一押しの「まきの定食」は1069円で、えびのや南森町店(大阪市北区)では、定食は853円から、天丼は810円からとなっている。

 これまで天ぷらは、1食あたり数千円の高級店と「天丼てんや」など数百円で天丼を提供するリーズナブルなチェーン店に二極化。まきの、えびのやの価格帯は、空白を埋めるものだ。

 それだけに両チェーンとも拡大に可能性を感じている。ともに関西を足場にしてきたが東京にも進出。まきのは昨年、武蔵小山に、えびのやは27年、高田馬場にそれぞれ出店した。

 トリドールの尾関チーフマネージャーは「手堅く出店を重ね、着実に業績を伸ばしていきたい」と語る一方、フジオフードシステムの広報担当者も「成長ブランドとして力を注いでいる」。関西の天ぷらバトルは、これからさらに熱くなりそうだ。

1851とはずがたり:2017/06/26(月) 12:50:02
最近,ガストにもジョイフルにも松屋にもなか卯にも飽きたので朝飯を吉野屋で喰って昨日に引き続いて四條畷のイオンに来てスタバに陣取っているhttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1264224736/215

レギュラーのドリップ珈琲の量は大したもので奥のテーブルは空いていて快適に長居も出来て良ひ(三条のスタバとかだと激混みでこうは行かないので苦手だった。。)。

で,小腹が減ったのでバタークッキーを頼むがイマイチだなあ。バター感が全く足りないぞ。。

1852とはずがたり:2017/06/26(月) 12:52:47
2017-05-19
経産省「次官・若手ペーパー」に対する元同僚からの応答
経産省 思想 経済 政治 社会 日本
http://hirokimochizuki.hatenablog.com/entry/response.meti

経済産業省の「次官・若手プロジェクト」によるペーパーが話題になっていた。私自身、新卒時に同省で働いていたのだが、このペーパーの作成に私の(個人的に親しい)同期なども関わっているようだ。

不安な個人、立ちすくむ国家 ?モデル無き時代をどう前向きに生き抜くか? 平成29年5月 次官・若手プロジェクト | 産業構造審議会総会(第20回)‐配布資料 | 経済産業省
http://www.meti.go.jp/committee/summary/eic0009/pdf/020_02_00.pdf

したがって、以下に述べていくことについては、このプロジェクトの参加メンバーに対する人格攻撃の意味合いをまったく持たず、このペーパーが提案する国家観及び社会像そのものに対して応答していくものである。あらかじめ述べておくが、私の意見の基調は「反論」のそれである。しかし繰り返しになるが、その目的は特定の誰かへの攻撃ではなく、政府が発表しかつ社会的に話題になっている資料について、そこでなされている議論の整理と、別の視点を提供することだけをこの文章は企図している。以上が前置きである。

さて、全65頁にわたる本ペーパーを一読し、私はその内容をどう理解したか。



ざっくりまとめ直すとこうなる。

"高齢者の増加によって国に生活保障される「弱者」が増えすぎており、このままでは財政的にもたない。高齢者への支出を削ってでも若者に投資すべき。高齢者への対応含め、公的課題の全てを国の責任とするのは現実的ではないので、人々が国を介さず自分たちの手で解決できる領域をできるだけ広げていきたい。"

で、こういった考え方を2つにまとめるとこうなる。

①「緊縮(=財政の縮小)」

②「世代間対立(=財政の投資化)」

このスタンス、この社会像に私は反対する。

このペーパーを読んで、私は今年の2月に少し話題になったある出来事を思い出した。それは、上野千鶴子氏が中日新聞紙上で述べた内容がきっかけとなってインターネット上で巻き起こった議論のことである。私はそのときも以下の記事で上野氏に対する反論を書いていた。

私が当時まとめた上野氏の主張(>>1792-1794辺り。山本一郎も(強い者の側に立つエスタブリッシュメント側として)保守を自称するなら「少子高齢化が進むことが確定していて、経済全体のパイが減少する前提はどうしても外せません」なんて恥ずかしい間違いするなよなあ。人口減少下では生産量が増えなくてもパイは増大するんだぞ。頭悪いなあ。)は以下の通りである。

日本は今転機にある。最大の要因は人口構造の変化。
人口を維持するには自然増か社会増しかない。自然増は無理だから社会増、すなわち移民の受け入れしか方法がない。
したがって、日本には次の選択肢がある。「移民を入れて活力ある社会をつくる一方、社会的不公正と抑圧と治安悪化に苦しむ国にするのか、難民を含めて外国人に門戸を閉ざし、このままゆっくり衰退していくのか。」
「移民政策について言うと、私は客観的に無理、主観的にはやめた方がいいと思っています。」世界的な排外主義の流れがあり、さらに日本人は単一民族神話を信じているから多文化共生には耐えられない。
結局自然増も社会像も無理だから「日本は人口減少と衰退を引き受けるべきです。平和に衰退していく社会のモデルになればいい。」

1853とはずがたり:2017/07/03(月) 22:40:39
すき家、ココスを傘下に持つゼンショーの心変わり
https://dot.asahi.com/toyo/2017070300089.html
by 常盤 有未:東洋経済 記者 (更新 2017/7/3 16:30)

外食最大手のゼンショーHDが業界団体との“付き合い方”を一変させた

 外食の一匹狼がついに群れに加わった。

 牛丼チェーン「すき家」やファミリーレストラン「ココス」など多様な業態を傘下に持つゼンショーホールディングス(HD)が4月、外食の業界団体・日本フードサービス協会(ジェフ)に加盟していたことが本誌の取材で明らかになった。

 ゼンショーは主力のすき家の出店拡大やM&Aで成長。2016年度は売上高5540億円と外食最大手に位置している。

 それでもジェフに加盟しなかったのは「自社の成長に集中したかった」(同社)ため。同業他社と歩調を合わせるのではなく、独自の成長戦略を優先した。「(加盟する)吉野家HDとの輸入牛肉をめぐる見解の相違から加盟を避けていた」(業界関係者)との見方もある。

 今回のジェフ加盟についてゼンショーは、「業界首位の企業が入っていないのはどうなのかという外部の声が強かった」と説明する。ただ、連結売上高で日本マクドナルドHDを抜いて首位に立ったのは10年度のこと。もっと早くに加盟していてもおかしくはなかった。

 このタイミングで加盟を決めたのはなぜか。一つには内部体制固めにメドのついたことがあるだろう。

 14年以降、すき家で深夜の1人勤務体制(ワンオペ)や長時間労働が問題となり、休業を余儀なくされる店舗が出た。ゼンショーは時間管理の厳格化や深夜帯の複数人勤務体制を開始。14年度こそ最終赤字に陥ったものの、深夜営業の再開が進んで軌道に乗り、16年度は10期ぶりに最高純益を更新するまでに回復した。

●政界への発言力に期待

 ジェフ加盟は人手不足への対応もきっかけになっている。厚生労働省の労働経済動向調査によれば、産業別労働者過不足を判断するD.I.(指標)は「宿泊業、飲食サービス業」が大幅に不足超過となっている。

 ゼンショーは今期、すき家や回転ずしを中心に店舗を214店増やす。これは前期(85店)の倍以上の数だ。出店を要とした成長戦略を実現するには、人手の確保が何より重要になる。ジェフは発足から43年を数え、「政界に強いパイプを持つ理事もいる」(業界関係者)。人手不足の解消に向けた政策提言などが期待できる。

 同業他社からは「小川さん(小川賢太郎会長兼社長)は業界内に知り合いがあまりいない。将来を考えて横のつながりを持ちたいのでは」との声も聞かれる。

 来年70歳を迎える小川会長は6月29日の株主総会で、息子の小川一政常務について「業界トップとしての社会的責任があるので、外部と積極的にコミュニケーションをとってほしい」と述べた。後継者と明言してはいないものの、社長交代へ向けて「群れないスタンス」に変化が生じた可能性もある。

「ゼンショーは規模も大きいし、小川さんは発言力もある」と会員企業は期待する。最大手としてゼンショーの役割は大きい。

1854とはずがたり:2017/07/04(火) 14:20:32
息子が王冠欲しがったので先日買ってきて呑んだ。大学の新歓コンパにいいんちゃうか。>アルコール度数は0.8%で1%に満たないため、法律上は清涼飲料水に位置づけられます

関西人が怖がって飲まない「ホッピー」、その真実の味
安心してください、おいしいですよ!
http://www.toushin-1.jp/articles/-/3471?utm_source=yahoo-news&utm_medium=referral&utm_campaign=relatedlink
ニュース解説 > ライフ・ウェルネス > 大人のたしなみ2017.06.14 06:00投信1編集部


東京と関西では様々な違いがあり、食文化はその代表的なもののひとつです。そのなかでも、東京在住の関西人サラリーマンや出張で東京にやってきた関西人サラリーマンの間で割と頻繁に話題に上るのが「ホッピー」。しかも飲んだ感想ではなく「あれ何なん?」「飲む勇気が出ないんだけど気になって」というコメントが多く聞かれるのです。

関西人は意外にも知らないものに対して保守的なことが多く、見慣れず飲み慣れないホッピーはちょっと怖い、というところなのでしょうか。ですがこのホッピー、近年は健康にいい飲み物としても注目されていたりするのです。

ホッピーが注目される理由とは

ホッピーは1948年にホッピービバレッジの前身であるコクカ飲料が開発し発売した飲み物です。名称の由来は本物のホップを使ったノンビアという意味で、当初は「ホッビー」としたものの、語感が悪いということで「ホッピー」という名前に変更したのだそうです。

ホッピーは麦芽とホップを原料としてビールと同じ製造工程で作られます。アルコール度数は0.8%で1%に満たないため、法律上は清涼飲料水に位置づけられます。

サワーの流行などで苦戦した時代もあったようですが、最近では幅広い飲み方ができることなどが消費者の心をつかみ、また100mlあたり約11キロカロリーとビールの4分の1程度の低カロリーで、低糖質、プリン体ゼロといった点が注目され、健康志向の高まりとともに再び人気に火が付いたようです。

1855とはずがたり@似非関西人:2017/07/04(火) 14:22:54
>>1854
>関西人は意外にも知らないものに対して保守的なことが多く
ちゃうで〜。
何処の人間も或る程度保守的やけど,地方人は東京のもんは有り難がって受け容れるけど関西人は自分らが一番と思ってるもんやから東京のげてもんは怖くて喰われへんねん。納豆も同じやねんな。

1856とはずがたり:2017/07/07(金) 17:13:50
プレジデントもヒマやねえw

国内7大「かつ丼」徹底解析
プレジデントオンライン 2017年7月7日 15時15分 (2017年7月7日 17時00分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20170707/President_22479.html


日本広しといえど、一つの主材料で、これほど多様な味わいを醸し、国民を熱狂の渦に巻き込む丼があるだろうか……。「いや、ないっ!」そう断言したくなるほど、かつ丼は無限の可能性を秘めている。「元祖かつ丼」について調べるほどに混迷を極める理由は? ここでは全国のかつ丼を調査し、全7類型をピックアップした。国内7大かつ丼の成り立ちからチャームポイントまでも徹底解析。かつ丼ツアーマニア必携! さあ、旅に出よ!! かつ丼を食え!

以下略w

1857とはずがたり:2017/07/19(水) 19:45:40

<かっぱ寿司>食べ放題に11万5765人
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/mainichi-20170719k0000e040267000c.html
11:14毎日新聞

 回転すしチェーン「かっぱ寿司」を展開するカッパ・クリエイト(横浜市西区)は、6月13?7月14日に一部店舗で実施した食べ放題に、延べ11万5765人が来店したと発表した。通常の3?4倍に相当する客数で、同社では「予想を上回る反響をいただいた。今後の実施についても、今回の結果を考慮し前向きに検討したい」としている。

 食べ放題は、平日の午後2?5時に80種類以上のすしなどが税抜き1580円(男性の場合)で70分間食べ放題になるサービス。全国348店舗のうち、青森県から大分県までの21店舗で「トライアル」と位置づけて実施した。初日に3999人が来店、最も多かったのは6月19日の金曜日で、5415人が店を訪れた。期間中には最高で30皿以上食べた客もいたという。【増田博樹/統合デジタル取材センター】

1858とはずがたり:2017/07/19(水) 19:52:23
越南人の矜持を見た思いだ!

マックもバーガーキングも… 外資ファストフード、ベトナムでなぜ苦戦
https://news.goo.ne.jp/article/businessi/business/mcb170719007.html
06:17フジサンケイビジネスアイ

 ベトナムで、外資ファストフード各社が苦戦している。米マクドナルドはベトナム進出から3年が経過するものの店舗数が15店にとどまるなど、各社は店舗展開が思惑通りに進んでいない。同国ファストフード市場の競争激化に加え、ベトナムの消費者は“自国の味”を好む傾向が強いことなどが背景にあるもようだ。現地経済紙ベトナム・インベストメント・レビューなどが報じた。

 米マクドナルドは2014年にベトナム最大都市ホーチミンに1号店を設置した。当初は、年間10店のペースで店舗網を拡大し、10年間で100店体制とする計画だった。しかし、首都ハノイでの店舗設置も遅れているのが現状だ。

 米バーガーキングは12年にベトナムに参入し、60店舗に拡大する予定だったものの、ここ数年は採算が悪化した店舗を閉店するなど苦境に立たされている。現在の店舗数はホーチミンに8店、ハノイに7店の合計15店だ。

 専門家は、外資ファストフードが苦戦する原因として、国内外のファストフード各社との競争激化や運営コスト高に加え、ベトナムの消費者は価格の高いハンバーガーよりも地元に根付き安価で親しみのあるサンドイッチ「バインミー」を好む傾向があると指摘した。マクドナルドやバーガーキングは同国への参入が遅かったことも劣勢を強いられる理由とされる。

 一方で、ベトナムの味をメニューに取り入れるなどして店舗網を広げる外資ファストフードもある。

 フィリピンのジョリビーは、1996年にベトナムで1号店を開設、現在は店舗数が80店に上る。ベトナム料理に欠かせない調味料ヌクマム(魚醤)で味付けしたチキンを主力商品に客を集めている。ジョリビーの調査によると、来店客の9割がヌクマム味のチキンに好意的でまた食べたいと回答。ベトナム米を使ったメニューにも人気がある。

 地場コンサル会社の幹部は、割安価格でベトナムの消費者の嗜好(しこう)に合ったメニューの開発が同国ファストフード市場のシェア獲得に不可欠だとの見方を示した。(シンガポール支局)

1859とはずがたり:2017/07/19(水) 20:11:38

すき家、ココスを傘下に持つゼンショーの心変わり
https://dot.asahi.com/toyo/2017070300089.html?page=1
by 常盤 有未:東洋経済 記者 更新 2017/7/3 16:30

外食最大手のゼンショーHDが業界団体との“付き合い方”を一変させた

 外食の一匹狼がついに群れに加わった。

 牛丼チェーン「すき家」やファミリーレストラン「ココス」など多様な業態を傘下に持つゼンショーホールディングス(HD)が4月、外食の業界団体・日本フードサービス協会(ジェフ)に加盟していたことが本誌の取材で明らかになった。

 ゼンショーは主力のすき家の出店拡大やM&Aで成長。2016年度は売上高5540億円と外食最大手に位置している。

 それでもジェフに加盟しなかったのは「自社の成長に集中したかった」(同社)ため。同業他社と歩調を合わせるのではなく、独自の成長戦略を優先した。「(加盟する)吉野家HDとの輸入牛肉をめぐる見解の相違から加盟を避けていた」(業界関係者)との見方もある。

 今回のジェフ加盟についてゼンショーは、「業界首位の企業が入っていないのはどうなのかという外部の声が強かった」と説明する。ただ、連結売上高で日本マクドナルドHDを抜いて首位に立ったのは10年度のこと。もっと早くに加盟していてもおかしくはなかった。

 このタイミングで加盟を決めたのはなぜか。一つには内部体制固めにメドのついたことがあるだろう。

 14年以降、すき家で深夜の1人勤務体制(ワンオペ)や長時間労働が問題となり、休業を余儀なくされる店舗が出た。ゼンショーは時間管理の厳格化や深夜帯の複数人勤務体制を開始。14年度こそ最終赤字に陥ったものの、深夜営業の再開が進んで軌道に乗り、16年度は10期ぶりに最高純益を更新するまでに回復した。

●政界への発言力に期待

 ジェフ加盟は人手不足への対応もきっかけになっている。厚生労働省の労働経済動向調査によれば、産業別労働者過不足を判断するD.I.(指標)は「宿泊業、飲食サービス業」が大幅に不足超過となっている。

 ゼンショーは今期、すき家や回転ずしを中心に店舗を214店増やす。これは前期(85店)の倍以上の数だ。出店を要とした成長戦略を実現するには、人手の確保が何より重要になる。ジェフは発足から43年を数え、「政界に強いパイプを持つ理事もいる」(業界関係者)。人手不足の解消に向けた政策提言などが期待できる。

 同業他社からは「小川さん(小川賢太郎会長兼社長)は業界内に知り合いがあまりいない。将来を考えて横のつながりを持ちたいのでは」との声も聞かれる。

 来年70歳を迎える小川会長は6月29日の株主総会で、息子の小川一政常務について「業界トップとしての社会的責任があるので、外部と積極的にコミュニケーションをとってほしい」と述べた。後継者と明言してはいないものの、社長交代へ向けて「群れないスタンス」に変化が生じた可能性もある。

「ゼンショーは規模も大きいし、小川さんは発言力もある」と会員企業は期待する。最大手としてゼンショーの役割は大きい。

1860とはずがたり:2017/07/24(月) 21:51:02
まんじゅうってのがイカす。流石関西だ♪

「忖度まんじゅう」注文殺到 関西限定「上司に渡して」
http://www.asahi.com/articles/ASK7S5K86K7SPTIL01C.html
2017年7月24日18時48分

 白い皮に大きく「忖度(そんたく)」と刻印された「忖度まんじゅう」(9個入り、税抜き680円)が人気だ。辞書風の箱の包みには「人の心をおしはかること」という意味や例文もあしらわれている。

 大阪市福島区の企画会社「ヘソプロダクション」が商品化。上司や取引先、親戚などに土産物として渡し、談笑のきっかけにして欲しいという。

 最近では森友・加計学園問題もあり、本来の意味から離れ、マイナスイメージに捉えられがちな言葉だが、注文は殺到。関西限定販売ながら「他の地域の意向も忖度させて頂きたい」と同社社長。

1861とはずがたり:2017/07/26(水) 08:29:35

マクドナルド、Suica決済可能に 交通系ICに対応
http://www.asahi.com/articles/ASK7T667MK7TULFA01W.html
2017年7月25日21時29分

 日本マクドナルドは25日、「Suica(スイカ)」など交通系ICカードによる決済サービスを始めると発表した。8月1日から全国約2900店舗で導入する。

 利用できる交通系ICカードは「Suica」と、「ICOCA(イコカ)」「TOICA(トイカ)」「manaca(マナカ)」「はやかけん」など9種類。これに加え、セブン&アイ・ホールディングスの電子マネー「nanaco(ナナコ)」も使えるようになる。これまで使えた電子マネーは「WAON(ワオン)」「iD(アイディ)」「楽天Edy(エディ)」だったが、さらに利便性を高めて集客を増やす。

 マクドナルドは、サインや暗証番号の入力が不要で、かざすだけで支払えるクレジットカードの決済サービスも今後導入する方針だ。

1862とはずがたり:2017/08/05(土) 07:59:33
<大阪府>フグ規制来春にも緩和 切り身なら一般店も提供可
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170804-00000091-mai-soci
8/4(金) 21:45配信 毎日新聞

 大阪府はフグの販売や加工などの許可について、1948年に全国に先駆けて制定された条例を来春にも改正する方針を決めた。営業許可が必要な範囲を限定し、毒を除いた切り身を使えば、許可を得た専門店ではない一般の飲食店でも、てっさやてっちりを提供できるようにする。大阪府は全国のフグ消費量の約6割を占めるが、他府県よりも厳しい規制が残っていた。大阪を代表する食材を味わえる店が増えそうだ。

 フグの販売を原則禁止した食品衛生法が47年に制定された翌年、府は条例を制定。飲食店でてっさやてっちりなど生の食材としてフグを提供する場合、肝や卵巣など毒のある部位の除去に加え、調理や料理の提供にも許可が必要とした。空揚げなど加工品には許可は必要ない。

 改正案では、毒のある部分を除いたり、ひれを切り離したりする処理行為に許可を限り、処理された切り身を用いた調理には許可は不要とする。

 府食の安全推進課によると、28道府県では毒を除いたフグの調理に許可はいらない。大阪府市の有識者会議から「他府県と比べて厳しすぎる」と提言があり、4日に改正案を公表した。9月議会への提案を目指す。

 同課は「『安く、おいしく食べてなんぼ』の大阪文化が一層広まるきっかけになれば」と期待し、関西の食雑誌「あまから手帖」の中本由美子編集長は「専門店だけでなくいろいろな店で食べられるようになり、多彩なメニューが出てくれば面白いのでは」と話している。【藤顕一郎】

1863とはずがたり:2017/08/06(日) 20:48:17

【グルメ】これぞ本物の金沢カレーだ! 元祖金沢カレーの「ターバンカレー」を食えよ! 早く! ほら!
http://www.excite.co.jp/News/net_clm/20170805/TriviaNews_6417108.html
トリビアニュース 2017年8月5日 06時00分 (2017年8月6日 16時09分 更新)

みんな大好きカレーライス。日本人でカレーが嫌いという人は極めて少ないし、世界中にもインドカレーや欧風カレーなど、いろいろなジャンルのカレー料理がある。カレーこそ全世界で親しまれている料理だと言っても過言ではないだろう。

■日本にもいろいろな種類のカレーがある
日本で単純にカレーというと、市販のカレールーを使って作るカレーライスや、学校給食のカレーライスのような味を思い浮かべる人が多いはず。しかし日本にも地域によっては独自のカレー文化が根付いていたりもするのだ。

■ゴーゴーカレーで有名な「金沢カレー」
日本において最も独特で、なおかつ全国的に知名度の高いカレーは金沢カレーだろう。東京を中心に日本各地だけでなく海外にも展開しているカレーチェーン「ゴーゴーカレー」の人気が出ると同時に、金沢カレーも広く知られるようになったのだ。

■金沢カレーの特徴
ゴーゴーカレーをはじめとした金沢カレーには以下のような特徴がある。これらはゴーゴーカレーが独自に行っているのではなく、金沢カレーの文化として根付いているものなのだ。

・ルーは黒色で濃厚
・ステンレスの皿に盛られている
・スプーンではなくフォーク(先割れスプーン)で食べる
・付け合せとしてキャベツが盛られている
・カツやソーセージなどが盛られている
・ライスの上全体にルーをかけ、白い部分が見えない

■金沢カレー発祥の店「ターバン」
ゴーゴーカレーをはじめとした金沢カレーのブームで金沢カレーを知り、金沢カレーが好きになったという方も多いことだろう。しかし、ゴーゴーカレーを食べただけで金沢カレーを語ってはならない。金沢カレーマニアなら、いや、カレー好きであるならば、ぜひ一度は金沢カレー発祥の店とされる「ターバンカレー」にて食事をしてみてほしい。

ターバンカレーは現在でこそ金沢のみならず富山県、長野県、京都府などにも展開をしているが、もともとは昭和46年に金沢の繁華街で創業した、最も歴史のある金沢カレーの専門店だと言われているのである。

金沢カレーの歴史については諸説あり、他の店舗が金沢カレーの元祖だとする説も存在するがターバンカレーが50年近い歴史を持つ老舗であることは紛れもない事実。金沢カレー本来の味を堪能できる希少な店なのだ。


■執筆・監修:Mr. Fox
執筆、撮影、編集家。日本生まれ、生年不詳、トレードマークはキツネの顔。世界各国を回りながら、メディアに関わる仕事をしてます。人のアイデアを転がします! コンコン。https://twitter.com/im_mr_fox/

1864とはずがたり:2017/08/20(日) 22:11:59
「太りやすい体質になる食べ合わせ」研究が暗示する衝撃の事実 ?? 砂糖入り飲料は要注意だ
http://www.msn.com/ja-jp/health/healthy-lifestyle/%E5%BF%85%E8%A6%8B%EF%BC%81-%E5%85%AC%E7%9A%84%E7%A0%94%E7%A9%B6%E3%81%AB%E5%9F%BA%E3%81%A5%E3%81%8F%E3%80%8C%E5%A4%AA%E3%82%8A%E3%82%84%E3%81%99%E3%81%84%E4%BD%93%E8%B3%AA%E3%80%8D%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%E9%A3%9F%E3%81%B9%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%9B-%E2%80%94%E2%80%94-%E7%A0%82%E7%B3%96%E5%85%A5%E3%82%8A%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%81%AF%E8%A6%81%E6%B3%A8%E6%84%8F%E3%81%A0/ar-AAq2MYR#page=2
BUSINESS INSIDER JAPAN
秋山文野
6日前

健康志向な人なら、しっかりタンパク質をとり、筋肉を維持して太りにくい体作りをしようと毎日の食事メニューを工夫している人も多いかもしれない。けれども、せっかくの高タンパク食も、食事の組み合わせによっては「かえって太りやすい身体を作ってしまう」という報告が米国農務省の研究所から発表された。

研究者が調べたのは、脂肪をエネルギーとして消費するときに起きる「脂質酸化」の量だ。実験では、健康な男女27人に「メタボリック・チェンバー(人間のエネルギー代謝を正確に図ることができる施設。24時間代謝測定室)」の中で500kcalの食事を食べてもらった。食事は、総エネルギーの15%がタンパク質の平均的な食事に近いものと、30%がタンパク質となる高タンパク食の2種類が用意された。これに飲み物として360mlの水またはダークチェリーフレーバードリンク+31gの砂糖(砂糖の分のカロリーは120kcal)、フレーバードリンク+人工甘味料4gを飲んでもらう。

食事のメニューは、角切りポテトとハムを焼いてチェダーチーズの細切りをかけたもの、白パンとバターといった組み合わせだ。ハムの量を増減してタンパク質の量を調整する以外は、実験だからといって特殊な食品を食べているわけではない。

こうした条件を整えて食事後のエネルギー代謝を測定したところ、砂糖入りドリンクを飲んだ場合では、脂肪をエネルギーとして代謝し始める際の脂質酸化の量が減少したという結果が得られた。具体的には、タンパク質のエネルギーが15%の食事では減少した脂質酸化の量は平均で7.2g、高タンパク食の場合は平均で12.6gも減少している。

これだけでなく、人間が食事をとると、食べたものを消化吸収するためにもエネルギーを消費する。DIT(食事誘発性熱産生)といい、消費エネルギーはタンパク質を食べたときに最も多く、また食事を多く食べればそれだけ消費エネルギーも増える。本来なら、追加のカロリーを取れば、その分だけDITで消費するエネルギーも増えるはずだ。それが、砂糖入りドリンクを飲んだ場合、DITはあまり増えず、砂糖の追加カロリーは余ってしまったのだ。

実験は2日にわたって同じ内容の食事をとって行われた。つまり、砂糖入りドリンクがエネルギー消費に与える影響は、かなり短い期間で現れたことになる。また、500kcalの食事+120kcalの砂糖入りドリンクという組み合わせはエネルギーの量からいえば食べ過ぎというほどではなく、健康な成人男性ならば1日の摂取エネルギーの4分の1くらい。ダイエット中の女性でもこのくらいは食べておきたいという程度だ。決して太りやすくするために高カロリー食を食べさせたわけではない。

1865とはずがたり:2017/08/20(日) 22:12:12
>>1864-1865
せっかくの高タンパク食も、甘いドリンクで台無しに
さて、実験で食べていたハムとポテトとパンとチーズという組み合わせならば、日本でも日常的に食べている人はいそうだ。さらにこれをダイエットで人気のサラダチキンに置き換えて考えてみよう。サラダチキンに含まれるタンパク質の量は、100gあたり21〜22g、タンパク質のエネルギーは1gあたり4kcalだ。食事500kcalのうち、タンパク質のエネルギーが15%ならばチキンは90g弱、30%ならば170g程度だ。そして120kcalの砂糖入りドリンクは、コーラならば約270ml、缶コーヒーならば約380ml、甘いカフェオレならば約350mlにあたる。

これが油で揚げたフライドチキンなどの見るからに高カロリーなメニューであれば、警戒して甘い飲み物は控えよう、と思うかもしれない。けれども、カロリーはそれほどではなく、タンパク質がしっかりとれているはずの食事で、甘いドリンクの1本くらい……という油断が生まれることもあるのではないだろうか。

この研究は、アメリカ人の主な砂糖の摂取源である甘い飲み物がエネルギー消費や肥満にどのような影響を与えているのか調査する目的で行われた。実験は健康な成人のみを対象としているため、過体重の人の場合はこれとは異なる結果が得られることも考えられるという。日本とアメリカでは、食事に占める3大栄養素の割合や平均的な筋肉の量なども異なるため、研究結果がそのまま日本人に当てはまるものではないかもしれない。それでも、なんとなく飲んでしまいがちな甘いドリンクが、せっかくの高タンパク食のダイエット効果を損なってしまうかもしれない、という可能性は意識しておきたいところだ。

<参考文献>

BMC Nutrition『Postprandial energy metabolism and substrate oxidation in response to the inclusion of a sugar- or non-nutritive sweetened beverage with meals differing in protein content』

<同文献のプレスリリース>

『Why sugary drinks and protein-rich meals don’t go well together』

秋山文野:IT実用書から宇宙開発までカバーする編集者/ライター。各国宇宙機関のレポートを読み込むことが日課。著書に電子書籍『「はやぶさ」7年60億kmのミッション完全解説』、書籍『図解ビジネス情報源 入門から業界動向までひと目でわかる 宇宙ビジネス』(共著)など。

1866とはずがたり:2017/08/22(火) 00:18:41
断然つま喰う派である。小菊は喰わない,穂じそはあんま喰わん。

【教えて!goo】食べる?残す? 刺身に付いてる大根のつま、正解を専門家に聞いた
http://www.iza.ne.jp/kiji/life/news/170408/lif17040811200005-n1.html?utm_source=yahoo%20news%20feed&utm_medium=referral&utm_campaign=related_link
2017.4.8 11:20

 居酒屋で刺身の盛り合わせを注文したり、スーパーなどでパック詰めの刺身を買うと、刺身のそばに必ずと言っていいほど白い「つま」が添えられている。その正体は、美しく千切りされた大根であり、刺身を見栄えよく色鮮やかに演出する名脇役であるが、このつまは食べるべきなのか、残すものなのか、皆さんは分かるだろうか? お店でつまは食べきる方が好ましいのか、残すと失礼にあたるのか、そのあたりのマナーはどうなっているのだろう? 気になったので数々の料理コンテストで最優秀賞を受賞されている料理家、山口麗子さんに伺ってみることにした。

三歩下がって刺身をたてるつま?

そもそもとしてのつまの役割から解明したいと思う。刺身の下に敷かれていたり、後ろに形良くあしらわれている大根のつまは、単なる“お飾り”なのだろうか?

「大根のつまは食用です。刺身を美味しそうにひき立てる役割もありますが、刺身から出る水分を吸い取って鮮度を保つ防腐作用があります。また、大根が持つ辛味成分や酵素は、抗菌効果や消化を助ける働きを持ちます。つまり、つまが添えられている刺身は鮮度が保たれているのはもちろん、一緒に食べることで食中毒や消化不良を防ぐことができます」(山口先生)

つまは、むしろ食べた方がよいものだった。そもそも、「妻」が語源という説もあるようで、内助の功で刺身を支える存在といえるのだ。

刺身の添え物は、すべて食用

大根のつま同様、刺身の添え物としてよく登場する、しその葉や海藻、小菊などはどうだろうか。


「しその葉や海藻、小菊なども食用です。ほかに、しその穂の部分である『穂しそ』や、タデ科植物の『紅たで』なども刺身に添えられますが、すべて食用で食中毒や刺身の腐食を防ぐ作用などを持つため、食べた方が好ましいです。ちなみにわさびは大根同様のアブラナ科植物で、つま同様の働きに加え防虫作用を持ちます」(山口先生)

赤身や白身の多い刺身を盛りつけたとき、鮮やかな緑のしその葉や黄色い小菊、紅色の紅たでなどを添えると、彩り豊かになり食欲もそそられる。しかし、それら添え物は飾りだけの役割ではなく、生ものを安全に美味しく食べるための優れた働きを持つのだ。

「小菊は菊の花びらを、穂しそは穂の部分をほぐし、醤油に散らすと、見た目も美しく食べやすいです。しその花が咲き終わり、実をつけはじめた秋に収穫する穂しそは、天ぷらにしても美味しいですよ。紅たではサラダに添えるとアクセントになります」(山口先生)

「たで食う虫も好き好き」という言葉は、たでのように辛味や苦味が強いものでも好んで食べる虫がいるように、人の好みも多様であることを意味する。さまざなな添え物があるが、刺身のお供として食べるだけでなく、個別の料理として取り入れてみるのも乙だろう。

生物には必要不可欠

 最後に、つまに関する礼儀について聞いた。つまなどの添え物に全く手を付けずに食べ残したり、逆にすべて完食したら、失礼にあたるだろうか。

 「失礼や下品と思われることはありませんが、さまざまな食材の効能を知れば、残す必要がないと分かりますね。また、食べることで食材の無駄も省けます。食べられるか、食べるべきか、などと迷うことがあったら、刺身を頼んだお料理屋さんや買ったお店の店員さんに、気兼ねなく尋ねるとよいでしょう」(山口先生)

 食材には見た目だけでなく、意外な効能があるものだ。特に、生物が傷みやすい夏季に刺身を食べるときは、つまなどの添え物を積極的に食べるとよさそうである。なお、山口先生によると、刺身の下にひかれたつまは血抜きのためにおかれている場合もあるため、変色しているなど気になる場合は無理に食べなくても良いということも最後に添えておきたい。

 なお、「教えて!goo」には「どうして刺身には大根のつまが添えられているのか?」という質問があり、読者が各々の見解を投稿しているのであわせてチェックしてみては。

●専門家プロフィール:山口 麗子

各種料理コンテストに応募し最優秀賞を数多く受賞。フリーペーパー「青いポスト」内の料理コーナーを担当。東部ガス主催の料理教室講師をはじめ各種料理教室、イベント講師、食に関するアドバイザーとしても活動中。

1867とはずがたり:2017/08/23(水) 18:02:45
2017年03月29日 08時03分 公開
水曜インタビュー劇場(変わらない公演):
売り場を減らしたのに、なぜ崎陽軒のシウマイはバカ売れしているのか
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1703/29/news015.html

東京や新横浜で新幹線に乗ると、車内でビールを飲みながら「シウマイ」を食べているサラリーマンをよく目にする。崎陽軒の「シウマイ弁当」だ。駅弁市場は縮小しているのに、なぜシウマイ弁当は売れているのか。その理由を、同社の担当者に聞いたところ……。
[土肥義則,ITmedia]

 東京や新横浜で新幹線に乗ると、車内でビールを飲みながら「シウマイ」を食べているサラリーマンをよく目にする。崎陽軒の「シウマイ弁当」だ。

 出張帰りの楽しみのひとつに「駅弁」がある。例えば、仙台駅では「牛たん弁当」、広島駅では「あなごめし」を想像する人が多いかもしれないが、首都圏で最もよく売れている駅弁といえば「シウマイ弁当」である。

 「『シウマイ弁当』なんて食べたことないなあ」という人もいると思うので、簡単にご紹介しよう。横浜名物シウマイの妹分として、弁当は1954年(昭和29年)に登場。折箱の中にはシウマイが5つのほかに、マグロの照り焼、かまぼこ、鶏の唐揚げ、玉子焼き、タケノコ煮、あんず、切り昆布&千切りショウガ、ご飯が入っていて、価格は830円(税込)。他の弁当で食べることができない食材が入っているわけでもないのに、1日に約2万1000食売れていて、いまだに出荷数が伸び続けているのだ。

 驚くのはまだ早い。駅弁市場は縮小しているのに、崎陽軒の売上高は過去最高を記録しているのだ。2015年度は220億8199万円、2016年度も過去最高を更新する見通しだという。さらにさらに。売り場を減らしてきたのにもかかわらず、売り上げはぐんぐん伸びているのだ。

 崎陽軒のシウマイはなぜ多くの人に愛されているのか。その秘密を探るために、同社で広報・マーケティングを担当している金田祐輔さんに話を聞いた。聞き手は、ITmedia ビジネスオンライン編集部の土肥義則。

駅弁を売るのに「横浜駅」は不利

なぜ横浜駅で「シウマイ」が誕生したのか
土肥: 崎陽軒が創業したのは1908年(明治41年)。その年の出来事を調べてみると、移民に関する日米紳士協定が成立したり、ブラジルへの初の移民船が神戸から出航したり、フォードT型が発売したり。110年ほど前に、どんな商売を始めたのでしょうか?

金田: 横浜駅(現在のJR桜木町駅)構内に売店を開いて、そこで雑貨のほかに、寿司、餅、牛乳、サイダーなどを販売していました。

土肥: 当初、駅弁は売っていなかったのですか?

金田: はい。1915年(大正4年)に、現在の場所に横浜駅が移転したのに伴って、野並茂吉が支配人に就任しました(後に初代社長)。そのころはいわゆる“幕の内弁当”を販売していたのですが、焦りを感じていました。当時、小田原のカマボコ、静岡のワサビ漬など、大きな駅には名物となる食べ物がありましたが、横浜駅にはありませんでした。また、横浜駅の立地は不利だったんですよね。

土肥: どういうことですか?…

金田: 駅弁を売るのに不利な場所だったんですよね。東京発の乗客はまだお腹が空いていない。または東京駅で購入している。一方、東京に向かう乗客は駅弁を食べる時間がない。そんな状況の中で、どのようにすれば駅弁が売れるのか。そこで初代社長は、当時の南京町(現在の中華街)を歩いて、シウマイに目をつけました。列車の中で手軽に食べることができるのでうってつけの商品だったわけですが、冷えたシウマイはあまりおいしくありませんよね。駅弁で売り出すためには、冷めてもおいしいシウマイをつくる必要がありました。

 南京町から職人をスカウトして、試作品づくりが始まりました。開始から約1年、豚肉に干しホタテ貝柱を混ぜ合わせることで、味に深みが増して冷めてもおいしさを持続することが分かってきました。また、揺れる列車の中で食べる状況を考え、女性でもこぼさずに食べることができるようにひとくちサイズにしました。そうして、1928年(昭和3年)に「シウマイ」を発売しました。

1868とはずがたり:2017/08/23(水) 18:03:13

土肥: 売れたのですか?

シウマイ娘の登場で、爆発的に売れる

金田: 創業者は「絶対に売れる!」と自信があったそうなのですが、苦戦しまして。あまりに売れなかったので、社内からは「シウマイを売るよりも、違う弁当を売ったほうがいいよ」といった声がありました。でも初代社長はあきらめずに、あの手この手を打ちました。「一度でも食べてもらったらシウマイのおいしさを分かってもらえるはず」と考え、無料引換券を配りました。あと、シウマイの存在を知ってもらうために、飛行機からビラをまいたんですよね。

土肥: …そんな広告手法があったのですか? ワタシが子どものころ(1970年代)、セスナ機が音声テープを流しながら飛んでいたのは、記憶に残っていますが……。

金田: いまでは考えられませんが、当時は行っていたそうです。そうした手を打つことで、売り上げは少しずつ増えていったのですが、それでも「ヒット商品」といえるほどではありませんでした。そんな中で、爆発的に売れるきっかけがあったんですよ。1950年(昭和25年)に「シウマイ娘」が登場するんですよね。

土肥: シウマイ娘? 何ですかそれ?

金田: ある日、初代社長が銀座に足を運んだときに、タバコのPeace(ピース)を配っている女性たちを目にしたんですよ。その光景を見て、「女性が横浜駅でシウマイを販売すれば、世の中を明るくすることができるのではないか」と考え、「シウマイ娘」と書かれたたすきをかけて、女性たちがシウマイを売ることに。

 当時、駅のホームで弁当や雑貨を売っていたのは男性ばかり。なぜかというと、たくさんの弁当を持ち歩くって重労働なんですよね。しかも、大声を出さなければいけない。さらに、列車の窓から受け渡しをしなければいけなかったので、背の低い女性には向いていない。そうした状況の中で、158センチ以上の女性に販売してもらうことに(時期により前後あり)。赤い制服を着用していたこともあって、とにかく目立ちました。しばらくすると「シウマイを買うなら、シウマイ娘から」といった感じで、話題になりました。

 1952年(昭和27年)には、毎日新聞で連載された小説『やっさもっさ』にシウマイ娘が登場したんですよ。また、翌年に映画化されたこともって、「シウマイ」の認知度が一気に広がっていきました。このころになって、ようやく課題が解決しました。「横浜駅は駅弁を売るのに不利な場所ではなくなった」んですよね。



金田: 次に「シウマイ弁当」を発売することに。1954年(昭和29年)のことですね。

土肥: 「シウマイ」を発売したときにはあまり売れませんでしたが、「シウマイ弁当」はどうだったのですか?

金田: 「シウマイ」の認知度が広がったこともあって、発売当初から弁当の売り上げは好調でした。その後も順調に売れていく中で、1967年(昭和42年)に発売した「真空パックシウマイ」が好評でした。横浜名物として「シウマイ」は売れていましたが、日持ちのいい商品ではありません。お客さんからは「遠くに住んでいる人にお土産として持って行きたいけれど、日持ちのいいモノはないの?」といった声がたくさんありました。

 常温で長期保存ができる商品はできないか。当時、真空の技術は普及していませんでしたが、メーカーさんと一緒に共同で開発することに。完成後、どういう商品名にするか2代目社長が検討したところ、「真空」という日本語と、「パック」という英語と、「シウマイ」という中国語を使ってみてはどうだろうかということで、「真空パックシウマイ」が誕生しました。

土肥: えっ、ちょっと待ってください。真空とパックをかけあわせて、「真空パック」という言葉をつくったということですか?

金田: はい。「真空パック」という言葉……いまでは広く使われていますが、実は崎陽軒が最初に使いました。

土肥: な、なんと。ちなみに、商標登録は?

金田: していません。 …ただ、常温で長期保存ができるようになって、シウマイを遠くの人に知ってもらうきっかけになりました。

1869とはずがたり:2017/08/23(水) 18:03:40
>>1867-1869
土肥: ちょっと意地悪なことを言うと、ワタシは大阪で生まれ育ったわけですが、関西で「崎陽軒」という社名はあまり浸透していないんですよね。認知度は横浜市民99%に対し、大阪市民は40%ほど(ドイ予測)。崎陽軒は知っていても、シウマイを食べたことはない人も多いと思うんですよ。いまでは横浜だけでなく、首都圏でも扱っているのに、なぜ名古屋、大阪、福岡といった都市で販売しないのでしょうか?

売り場を減らして売り上げを回復

金田: 全国展開の一環として、大阪に工場を造る計画などもあったのですが、実現できませんでした。また、真空パックシウマイを全国の小売店で販売していただいたのですが、お客さんからこのような声がたくさんありました。「横浜で『シウマイ』を買ったのに、近所のスーパーで売っているじゃないか。せっかく買ったのに、これじゃあお土産にならない!」と。

 売り場の数はどんどん増えていったので、売り上げもどんどん上がっていました。でも、お客さんから反対の声があったので、会社は岐路に立たされました。このままナショナルブランドとして広げていけばいいのか。それとも横浜の地に根付いてローカルブランドとしてやっていけばいいのか。現在の社長がさまざまな人の話を聞いて、ローカルブランドとしてやっていくべきではないか。横浜の地にとどまって、目が届く範囲で、商品を展開していくべきではないか。といった考えにいきつき、いまでは経営理念に「崎陽軒はナショナルブランドを目指さず、真に優れたローカルブランドを目指す」と掲げています。

土肥: 全国展開はちょっと違うなあと痛感して、いまでは限定販売しているわけですね。売り場の数が減ったので、売り上げも減少したのでは?

金田: はい、減少しました。ただ、その後は徐々に売り上げが回復していって、2015年度は過去最高、2016年度も更新する見通しです。

土肥: 経営者であれば、会社を成長させなければいけない、売り上げを伸ばさなければいけない、顧客数を増やさなければいけない、といったプレッシャーがあるはず。「全国でじゃんじゃん売って」という方針を掲げて、その道を突き進むのが“正解”のように感じますが、崎陽軒は違った。… もうひとつ、イジワルな質問を。シウマイって希少性はないですよね。崎陽軒のシウマイが売れていることが分かれば、競合他社もすぐに真似したのではないでしょうか。それでもシウマイが生き残った理由はどこにあると分析しますか?

金田: やはり、長年ご利用いただいているお客さんが多いからではないでしょうか。…

土肥: …シウマイはいまから90年ほど前に販売しているわけですが、その間、レシピは何度変えたのでしょうか?

金田: いえ、一度も変えたことはありません。

土肥: ロングセラー商品の話を聞いていると、「時代に合わせて味を少しずつ変えてきた」といった話をよく聞くのですが、シウマイの味は一度も変えていない? それはなぜですか?

金田: 駅弁がルーツだからですね。「このシウマイを食べると、家族で旅行をしたときのことを思い出す」「横浜へ出張に行っていたお父さんが土産に買ってきた」といった声が多いんです。旅の思い出と強く結び付いているので、味を変えることはできないんですよね。変えてしまうと、みなさんの思い出を変えてしまうかもしれません。

土肥: とはいえ、社内からは「いくらなんでも時代に合わせて味を変えようよ」といった意見はなかったですか?

金田: 全くなかったわけではないと思います。それでも「シウマイの味を変えてはいけない。サイズも変えてはいけない」という方針を守ってきました。ちなみに、経木(きょうぎ)の折箱も変わっていません。アツアツのご飯をプラスチックの箱に入れると、時間が経つと水分が出てくるので、ご飯がべしゃべしゃになる。でも木を使うと、その水分をうまく調整することがきるんですよね。時間が経っても、ご飯はモチモチしていて、冷めてもおいしく食べることができる。ということで、経木の折箱も絶対に変えてはいけません。

土肥: 変えないことでファンを増やしてきたわけですね。そして、その方針は今後も変わらないと。本日はありがとうございました。

(終わり)

1870とはずがたり:2017/08/29(火) 22:22:18
鳥貴族が280円均一から税抜き298円均一へ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170828-00000067-mbsnewsv-bus_all
8/28(月) 19:25配信 毎日放送

毎日放送
 焼き鳥280円均一。この価格を28年以上守ってきたチェーン店「鳥貴族」が10月から一律値上げを発表しました。

 全品280円という低価格で人気の焼き鳥チェーン店「鳥貴族」。これまで28年以上にわたり維持してきた280円均一の価格を10月1日から全品298円(税抜き)に値上げすることを、28日発表しました。合わせて2800円だった2時間の食べ飲み放題「28(にわ)とりパーティー」についても、税抜き2980円に値上げするということです。

 背景には人手不足による人件費の上昇や、じゃがいもなど国内野菜の仕入れ価格の高騰があるということで、もはや内部努力ではコストの上昇分を吸収することは難しいと判断したということです。鳥貴族は「今後も商品価値やサービスの向上に全力を尽くしてまいります」としています。

1871とはずがたり:2017/09/11(月) 19:38:00
2016/12/30 11:00
麻薬より危険「食べるのをやめられなくなる食品」リスト
https://forbesjapan.com/articles/detail/14611

高脂肪、高カロリーの食べ物は、麻薬的な快楽を生み出す。お腹がいっぱいでも、食べ続けてしまう。そして、体重がどんどん増えていく。それはどのような食べ物なのだろうか。一般的に砂糖が大量に含まれた高脂肪、高カロリーの加工食品は依存性の高い食べ物の上位に挙げられる。例えば以下のような食品だ。

ピザ
チョコレート
クッキーの詰め合わせ
アイスクリーム
フライドポテト
チーズバーガー
炭酸飲料
ケーキ
チーズ
ベーコン
フライドチキン
ロールパン
ポップコーン

イェール大学の研究チームは食べ物依存症を診断する質問リスト「Yale Food Addiction Scale」を作成した。下記の質問に「はい」が多数ある場合は注意が必要だ。

・満腹の時でも食べたいですか?
・ある食べ物を家で食べられない時に、わざわざ食べに出かけますか?
・スナック菓子やクッキーを少し食べるつもりが、一袋食べてしまうことがありますか?
・衝動食いの傾向がありますか?
・食べるのをやめられない食べ物がありますか?
・友達や家族と過ごすより食べていた方がいいですか?
・食べ過ぎが怖くて、昔好きだった活動やイベントを避けていますか?
・食べ過ぎで生活に支障が出ていますか?

麻薬の依存症と同様に、食べ物に対する依存症から抜け出すには第三者の助けが必要だ。食生活の見直しを指導してくれる医者や行動療法のセラピストの相談を受けることが有効な場合もある。

編集=上田裕資

1872とはずがたり:2017/09/14(木) 17:38:27
1位ゼンショー、2位すかいらーく。外食チェーン「国盗り物語」最新勢力図 #1
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20170914/Bunshun_4091.html
文春オンライン 2017年9月14日 11時00分 (2017年9月14日 17時21分 更新)

生まれては消え、合従連衡を繰り返し、勝者のみが巨大化していく外食チェーン業界。なぜこんな“戦国時代”に突入したのか? 子どものころからこうした飲食店によく足を運んでいたというライターの村瀬秀信氏が、現在の勢力図を描く(文中敬称略)。
出典:「文藝春秋」2017年9月号(全2回)

 連日続く夏の湿っぽい暑さにどうしても耐え切れず、まだ日も明るいうちに、上野駅近くの居酒屋が何軒も入っているビルに全速力で駆け込んだ。

 昔から慣れ親しんでいる居酒屋「坐・和民」へ。キンキンに冷えた生ビールで喉を潤し、店員おススメの焼き鳥(タレ)に舌鼓を打つ。安定のコンビでホッと一息ついたところで、下の階には低価格と鶏料理の豊富さで人気の「三代目 鳥メロ」があることに気が付いた。歌手も居酒屋も最近は「三代目」がいいらしい。店内を覗いてみると、なんと満席。女性客はほぼおらず、サラリーマンらしき男性ばかり。10分ほど待ってようやく席にありつく。名物だという「ぷるぷるダレの炭火焼鳥」がとにかくうまい。ん? 形に見覚えがあるぞ。店員曰く「タレと炭火で焼いているのが売りです。鶏肉自体は、実はワタミと一緒なんですけどね」。ん? 彼はいまワタミと一緒と言ったか?

 何となく釈然としない思いを抱えながら、いつまでも飲み続ける仲間と上の階にある「BARU&DINING GOHAN」という小洒落たバルで飲み直す。照明を落としたしっとりとした雰囲気の店内は、女性客やカップルなどの姿が目立つ。カクテルのつまみに「フライドチキン スパイス&ハニーマスタードソース」を頼んでみる。スパイシーな鶏肉にハニーマスタードの甘辛さが絶妙である。思わず店員に賞賛を贈ると、「ありがとうございます。味付けや調理の仕方が違うだけで、ワタミのから揚げと同じ鶏肉を使っているんですけどね」。

 ……ひっくり返った。

 そう。名前も形態も違うこの3店舗、すべてがワタミグループの系列店だったのだ。

 このビルの事例だけではない。いま外食チェーン業界はM&Aが進み、グループ内の系列店で食材を共有することで、コストを低く済ませるマスマーチャンダイジングシステムが浸透している。それゆえ、どの店に行っても同じようなメニューがズラッと並ぶことが珍しくない。

 ことの是非はひとまず置いておいて、我が国の外食チェーン業界は群雄割拠の戦国時代。生まれては消え、合従連衡を繰り返し、勝者のみが巨大化していく。祇園精舎の鐘の声。盛者必衰の理をあらわす。こんな時代になぜ突入したのか。

 筆者は子どものころから外食チェーン店にはよく足を運んでおり、気がつけばチェーン店ばかりでメシを食べていた人間である。日本における外食チェーン誕生からの歩みを振り返り、昔とは様変わりした現在の勢力図を描いてみたい。

http://tohazugatali.web.fc2.com/food/Bunshun_4091_54e9_2.gif

■ファミレス誕生秘話―黎明期
 小学生のころ、「すかいらーく」のハンバーグは何物にも代えがたいご馳走だった。美味しくて楽しくて、まるで遊園地に行くかのような高揚感に満ちていた。「あの看板の鳥は、チルチルミチルの青い鳥」とあまりにも毎日執拗にねだる息子に母は「あれは食べたらアホになるアホウ鳥だ」と嘯(うそぶ)いたほどである。

 外食チェーンの興りを探っていくと1970年という年に集約される。2月に米マクドナルドとの資本提携を探っていたダイエー創業者中内?が、東京・町田市に日本初のハンバーガーチェーン「ドムドムハンバーガー」を設立すると、3月には大阪万博に、福岡のロイヤルがレストランを出店して大盛況となった(翌年、北九州市に「ロイヤルホスト」1号店を開く)。

 そして7月。東京・府中市の国道沿いに開店した一軒のレストランが、我が国におけるファミリーレストランの始祖鳥、「スカイラーク」である。長野県諏訪市出身の横川四兄弟が作った日本で初めての“ファミレス”。その中心的存在が三男の横川竟(きわむ)だ。

1873とはずがたり:2017/09/14(木) 17:38:38

 横川は17歳で築地の食品問屋に奉公に出て、1962年、兄弟を呼んでひばりが丘でことぶき食品という食料品店を開く。いまでいうコンビニエンスストアのような業態だ。最大6店舗まで増えたが、大手の西友が出店してきて大赤字に。次の事業をどうするか考えたとき、当時の日本では遅れていると感じた外食産業に注目した。横川は言う。

「外食先進国のアメリカに視察に行きました。僕らが注目したのは特に『デニーズ』や『サンボ』など、アメリカではコーヒーショップレストランと呼ばれていた24時間営業の店。マクドナルドのようなファストフードと違い、テーブルサービスが重要なこの業態なら、自分たちがやってきた個人商店的な能力が活かせると考えたんです」

 1号店を作った「府中市の鳥」がひばり。かつて商店を経営していた場所がひばりが丘だったため、店名はひばりの英語名“スカイラーク”とした。当時の外食店は駅前にあるのが普通。国道沿いの郊外にあるのはドライブインぐらいで、洋食のレストランとしては異例だった。当時は「ハンバーグ&エビフライ」、「ハンバーグ&カキフライ」が主力のメニュー。当初の目標は三多摩地区に30店舗だった。

「狙ったのは郊外に住むファミリー層のために、綺麗でサービスも親切、そして安くてとにかく美味しい料理を出すこと。でも寝ないで働いたけれどお客さんはなかなか集まらず、僕はサクラばっかりやっていました(笑)。資金繰りも大変で家も売ってしまった」(横川)

 転機となったのは1973年。

「ある小学生が書いた作文が表彰されたんです。『夏休みにどこにも行けなかったけど最後に両親がスカイラークに連れて行ってくれたら、楽しくて、美味しくて、とても感激した』という内容でした。その影響で家族層のお客さんが集まり始めた。さらにある新聞が、『最近郊外にファミリーで食べに行くレストランが出現した』という記事を書いてね。僕らはそれを読んで『ファミリー』と『レストラン』を併せた言葉はいいんじゃないか。使おうと。店の名前もひらがなに変えて『ファミリーレストランすかいらーく』が生まれたんです」(横川)

 すかいらーくの成功に続けとばかりに、ファミリーレストランは増えていく。1974年にはイトーヨーカ堂が米デニーズと契約を結んで「デニーズ」を横浜にオープン。アメリカからレシピ、調理器具類を日本に持ち込み、本格的なアメリカンメニューも提供できる店をつくり上げた。1978年にはサラダバーの先駆け「ビッグボーイ」が箕面市に、1980年にはカリフォルニアスタイルのレストラン「ココス」が土浦市にと、アメリカで名を成した強豪レストランチェーンが続々と上陸。ココスは茨城を中心に店舗を展開、一時筑波研究学園都市は道を行けども行けども研究施設とココスしかない、という有様だったとか。

 すかいらーくも順調に店舗数を増やしていった。

「でも儲かると人間ってダメになります。1978年に株を上場したら瞬間的に時価総額で世界のソニーを抜いた。世間に注目され、僕ら経営陣は自惚れてしまった。店舗数は増えていくけど、既存店は上場の翌年から客数が減っていた」(横川)

 そこで1980年、横川はすかいらーくを辞して、コーヒー&レストランの「ジョナサン」の社長となる。食材の鮮度、接客サービスの向上、店舗を清潔に保つことを徹底させ、見事に集客に成功した。一方、横川の抜けたすかいらーくも1983年に和食の「藍屋」、1986年には中華の「バーミヤン」と別業態を生み出す。前者は法事でも十分に使える高級会席もあり、後者は手頃な値段で「回らない中華」を楽しめるのがウリ。そしてやみくもに店舗数を増やした。

「新たな仕掛けを考えるのではなく、店舗数と売り上げが至上主義となってしまったんです。それがいまの外食チェーン業界の買収癖につながっているんです」(横川)

 だが行き詰まったすかいらーくグループは奇策を打ち出す。

 1992年に登場した、セルフのドリンクバー、ワイヤレス型呼び出しベルを導入した低価格路線の「ガスト」だ。380円でハンバーグが食べられるなど、当時高校生だった筆者にとっては黒船が来たぐらいの衝撃だった。ガストの前には人だかりができあがり、翌年には720店あったすかいらーくのうち、なんと420店舗が瞬く間にガストに転換されたのだ。

 その後、横川はジョナサンとすかいらーく両方の経営に携わり、紆余曲折を経て、2008年、社長の座から退いた。

1874とはずがたり:2017/09/14(木) 17:38:57
>>1872-1874
■居酒屋新御三家―空前のデフレ期に突入
 外食チェーン界の巨人が放ったガストの登場で、バブル崩壊と共に、本格的な低価格過当競争の時代を迎える。

 続いて、元々は千葉県・本八幡の個人洋食店から始まった「サイゼリヤ」が、高級料理のイメージのあったイタリア料理を低価格で提供し出した。極めつけはミラノ風ドリアを290円へプライスダウン。プロシュートもモッツァレラチーズもエスカルゴも、初めて口にしたのはサイゼリヤだったという人間は多いのではないか。サイゼリヤは我々に、トレンディドラマの登場人物でなくてもイタメシを食べられることを教えてくれたのだ。

 この流れは居酒屋チェーンにも波及していく。

 かつて1970年代に“居酒屋御三家”と呼ばれていたのが、北海道の8坪の店舗から始まった「つぼ八」、シロップ入りのチューハイを作り出した「村さ来」。戦前に木下藤吉郎なる人物が創業、オリジナルブランド養老ビール(中身はサッポロビール)で知られる「養老乃瀧」の3社である。

 それが1990年代に入り、居酒屋とファミレスの中間的なメニューをリーズナブルにそろえ、店舗も綺麗で、ファミリーでもカップルでも気軽に行ける“新御三家”の時代へと突入する。そのうちの二家は、初代御三家・つぼ八のフランチャイズから独立した店であった。

 ひとつは冒頭にも出てきたワタミ。1984年、渡邉美樹はつぼ八高円寺北口店を買い取り、フランチャイズオーナーとなる。1992年にフランチャイズ契約を解除、「和民」ブランドを立ち上げた。

 もうひとつがつぼ八の店長だった大神輝博が独立して作ったモンテローザである。当初は「白木屋」ブランドを展開しており、1993年にはすでに100店舗を越えていたが、同年、和民を意識したかのような「魚民」ブランドを開店する。後に両社は店名や看板が似ている、似ていないで裁判沙汰にまで発展した(最終的に和解)。

 1994年には、逗子の居酒屋発祥で主に神奈川県内で店舗数を拡大していた「甘太郎」が東京進出を果たし、社名をコロワイドへと変更する。コロワイドの特徴は同一地域や、ビルを一棟借りして、そこに様々な業態の店を出店すること。冒頭の上野の居酒屋ビルのような多業態ドミナント戦略だ。近隣に複数の店舗があることで嗜好に合わせた店選びができるだけでなく、人材の相互補完、物流のコスト削減などを優位に進められるのだ。

 居酒屋チェーンではワタミ、モンテローザ、コロワイド、この新御三家が、個人の弱小居酒屋では太刀打ちできない圧倒的な勢いで事業を拡大していく。そして2000年、コロワイドが東証二部に、ワタミが東証一部に上場、そしてモンテローザが全国47都道府県に出店を達成する。

 ハンバーガーチェーン業界でも、熾烈なデフレ戦が繰り広げられていた。

 牽引したのは1971年に藤田田が創業した「マクドナルド」。国内ハンバーガーチェーンでは圧倒的な存在だった同社だったが、90年代前半にシェア50%を下回ったことに焦りを感じたのだろう。藤田が「価格破壊の大旗の下、奇襲作戦を繰り返そう」と檄を飛ばし、1995年にハンバーガーを210円から130円へと大幅値下げを断行。その翌年以降も期間限定で100円以下の値下げを行ない、6年間で利益を倍増させた。

 ロッテグループの「ロッテリア」は当初マクドナルドの向こうを張って低価格路線で競争をしていたが、早々に脱落。経営不振でリストラを余儀なくされた。西武商事が運営していた「バーガーキング」は、アメリカ流の大型ハンバーガーを引っ下げて1993年に日本に上陸したが、運営を巡るドタバタもあって経営状況が悪化。最終的に2001年に撤退を余儀なくされた。唯一気を吐いたのが日興証券を脱サラした櫻田慧が創業した「モスバーガー」。当初からの高価格、高品質路線を崩さなかった。10円程度しか下げなかったことが奏功し、シェア2位をキープし続けることができた。

 デフレの嵐が吹き荒れた90年代が終わり、マクドナルドのシェアはハンバーガーチェーン業界で60%以上を占めることになった。だがそれはかつて子供たちの憧れの高級品であり、「誕生日会をやってもらう」のがステイタスだったマクドナルドのブランド力を著しく低下させることでもあった。後の原田泳幸社長時代、24時間営業を始めた際に、行き場をなくした人が一晩中居座る“マック難民”が流行、その後、期限切れチキンナゲット販売や異物混入なども相俟って、凋落の遠因となってしまった。

※〈ゼンショー小川社長が語った「M&Aで一番重視していること」 外食チェーン「国盗り物語」最新勢力図 #2〉へ続く

(村瀬 秀信)

1875とはずがたり:2017/09/15(金) 08:34:30
2017年06月27日 06時00分 公開
長浜淳之介のトレンドアンテナ:
「はま寿司」が急成長! 「かっぱ寿司」を追い越せた理由
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1706/27/news024.html#utm_source=excite&utm_medium=feed&utm_campaign=20170914-001&utm_term=business&utm_content=rel5-02

「スシロー」「くら寿司」「かっぱ寿司」を抜き、店舗数でトップに立った「はま寿司」。脱落しつつあるかっぱ寿司とは何が違うのか。外食ジャーナリストの長浜淳之介氏が読み解く。
[長浜淳之介,ITmedia]

 回転すしチェーン「はま寿司」の成長が目覚ましい。現在の店舗数は472店で、競合の「スシロー」466店、「くら寿司」417店、「かっぱ寿司」341店を抜いて、回転すし業界でトップに立っている。

 つい数年前までは、かっぱ寿司がトップブランドであり、スシロー、くら寿司とともに大手3大チェーンと呼ばれていたが、2002年に開業したはま寿司が加わり今は4大チェーンと並び称されている。

 はま寿司の大きな特徴は、1皿平日90円(税別、以下同)の価格設定。他の大手チェーンが基本1皿100円で提供しているのに対して、10円安い。従って顧客単価は安く、平日なら1000円あればおなかいっぱいになる(土曜、日曜、祝日は1皿100円)。

 また、月に必ず2回のフェアを開催。直近では、6月15日〜25日に、「大とろ祭り」を開催し、大とろを1皿平日90円、休日100円で提供した。来店した顧客は漏れなく注文するほどの人気ぶりで、満足度の高さがうかがえた。

 16年度の年間売上高を見てみよう。はま寿司は非上場だが、15年実績で1010億円と発表しており、その後1年間で32店増えていることから、16年は1080〜90億円には達していると推測できる。1位はスシローの1460億円、2位はくら寿司の1136億円なので、売り上げで2位のくら寿司を追い抜く勢いだ。

脱落する王者「かっぱ寿司」

 他のチェーンが好調に売り上げを伸ばし、はま寿司が台頭する一方で、かっぱ寿司は794億円。かつての王者が脱落しつつある。

 17年3月期決算で赤字となって“1人負け”したかっぱ寿司が、食べ放題(平日午後2〜5時限定)を一部の店で1カ月間、実験的に始めて起死回生を狙っていることが大々的に報道された。

 しかし、平日にはま寿司へ来れば、1皿90円と毎日お買い得であり、どの時間帯でもかっぱ寿司の食べ放題より安く食事ができる(大食いの人は別として)。

 かっぱ寿司は別料金でビール、ハイボール、レモンサワーといったアルコール飲み放題をうたっており、メインで売りたいネタを厳選した「三陸産生銀鮭」などのフェア商品も別途料金に設定。つまり、今だけお得な価格で赤字覚悟の集客をして、アルコール、フェア商品のような別料金のモノもついでに買わせて利益を出そうとしている。ところが、あまりにも味より量を求める大食い客が集まり過ぎて狙い通りにはいっていないようだ。

ゼンショーグループのスケールメリットを生かす

 はま寿司は牛丼チェーン「すき家」を核とするゼンショーホールディングスのチェーンだ。平日1皿90円で顧客が納得する寿司が出せるのは、ゼンショーグループのスケールメリットを生かした仕入れと物流網で、コストを下げられるからでもある。

 グループ内には、「華屋与兵衛」という和食のチェーンがあり、鮮度の高い魚の仕入れで連携を取っている。すき家で鉄火丼などを出しているのも、まぐろの仕入れに有利に働いている。

1876とはずがたり:2017/09/15(金) 08:34:58
>>1875-1876

 また、はま寿司のグランドメニューで特筆できるのは、“肉寿司”の充実である。ゼンショーグループは、すき家の他にも、同じ牛丼チェーンの「なか卯」やハンバーグレストラン「ビッグボーイ」といった肉に通じた専門家を持つチェーンを有しており、それらの知見が生かされている。

 ローストビーフ、合鴨、炭火焼牛カルビなどといった、本来200円以上取ってもいいほどの原価率の高いネタでも90円。ハンバーグも肉のうまみとシャリのバランスが取れたすしに仕上がっている。生ハム寿司やから揚げ軍艦もあり、バリエーションも豊富だ。

 ローストビーフに関しては、なか卯で以前にローストビーフ丼を提供していたことがあり、商品開発での意見交換によってできた商品だ。炭火焼牛カルビの甘辛いしょうゆベースの味付けは、すき家で培った牛肉の調理技術に支えられている。

 かっぱ寿司を買収したコロワイドグループにも、「牛角」や「ステーキ宮」のような優れた肉の専門チェーンがあるのだが、食べ放題メニューの片隅に牛カルビ、蒸し鶏、ハンバーグの3品があるだけだ。はま寿司に見られるような顧客を呼べる肉寿司の打ち出しが行われず、ナレッジの持ち腐れとなっている。

かっぱ寿司とスシローの筆頭株主になった時期も

 はま寿司に来れば誰もが驚くのが、卓上に常備されているしょうゆの種類の多さだ。なんと5種類も用意している。一番多く消費されるのが「はま寿司特製だし醤油」で、あとは「関東風濃口醤油」、「北海道日高昆布醤油」、「九州甘口さしみ醤油」、「まろやかぽんず」のラインアップとなっている。

 その他にも回転レーンに「甘だれ」が回っている。タッチパネルから注文すれば「減塩醤油」も使える。ゼンショーグループは、老舗醤油メーカーのサンビシを傘下に収めており、サンビシの技術によって、はま寿司ならではのしょうゆやタレの開発を実現している。

 「弊社は牛丼でもいろんなトッピングの楽しさを提案しましたが、狙いは選べる楽しさですね。全国展開のチェーンですので、地域によって味の好みが違うことを考慮しました」(ゼンショーホールディングス・広報)とのこと。

 実はゼンショーグループは、07年にかっぱ寿司とスシローの筆頭株主に相次いでなったものの、企業文化の違いなどから短い間にグループから離脱している。当時両チェーンはすでに年商600億円の規模となっていて、02年に設立したばかりのはま寿司は大差を付けられていた。

 そこでゼンショーグループは、はま寿司を育てるよりもM&Aで回転寿司の主導権を握ろうとしたが失敗。一転して、グループの食材や調理の知見を結集していった。09年に平日一皿90円を始めたころは、安いだけが取り柄と言われていたが、次第に商品が充実し、今日の発展に至っている。

 すしの安売りだけでは勝てない。グループ各社に散らばる資源を生かす経営で、はま寿司は躍進しているのだ。

長浜淳之介(ながはま・じゅんのすけ)
兵庫県出身。同志社大学法学部卒業。業界紙記者、ビジネス雑誌編集者を経て、角川春樹事務所編集者より1997年にフリーとなる。ビジネス、IT、飲食、流通、歴史、街歩き、サブカルなど多彩な方面で、執筆、編集を行っている。共著に『図解ICタグビジネスのすべて』(日本能率協会マネジメントセンター)など。

1877とはずがたり:2017/09/15(金) 13:24:50
【O157】総菜店のO157、発症の11人は同じ日に購入 「手袋のままレジ打ち」苦情多数
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-lif1709150004.html
07:29産経新聞

 埼玉、群馬の系列総菜店で購入した商品を食べた客が相次ぎ腸管出血性大腸菌O157に感染、東京都在住の女児(3)が死亡した問題で、女児を含む感染者11人を出した「でりしゃす六供(ろっく)店」(前橋市)の調理担当者が手袋をつけたまま会計のレジ打ちをしたほか、客の使うトングがなかったり交換していないなどの苦情が発生当時、同市に複数寄せられていたことが14日、分かった。発症した11人全員が8月11日に総菜を購入していたことも判明。群馬県は改めて県内の系列全12店を順次、立ち入り検査する。

 「レジ担当者を見かけないことが多い」「調理する人を(レジに)呼ばないと来ない」「手袋をしたまま会計をしていた」

 前橋市の担当者は、こうした苦情を系列店を運営するフレッシュコーポレーション(群馬県太田市)に伝え、注意を促したという。

 各総菜を大皿に載せ、客が好みの量をトングで盛りつける量り売り形式だったため、市側は店内での二次汚染を疑っている。衛生管理面について、これまで市の調査で(1)トングの使い回し(2)使用期限が平成24年の塩素系消毒剤の発見(3)まな板、包丁の使い回し(4)マニュアルの不備?などのずさんな実態が発覚。発症者の一人も「大皿のそばにトングはなかった」と証言する。

 同社側は産経新聞の取材に、レジ担当不在はあり得るとしながら、「レジに入ったら手袋は2重にして食材を扱う前に取り換えている」「2時間ごとにトングを交換すると定めている」などと説明した。ただ、市の担当者は「衛生管理の感覚が鈍っていたと思う」と指摘している。

 一方、女児らから検出されたO157の遺伝子型が各地で検出されたものと同型であることについて、同社側は「衛生管理が悪いのと感染原因が店にあるというのは別に考えてほしい」と主張する。

 店内のトイレは客と従業員が共用しているが、同社は調理場の従業員は調理場と、その他で靴を履き替えていたという。だが、市は同店で従業員が靴を履き替えてトイレに行くのを確認できなかったとし、「客用の履き替えスリッパや足ふきマットを用意すべきだった」と指摘した。

 市は発症者11人全員が同じ8月11日に購入していたことにも注目。食材の製造元工場から菌は検出されていないため、店内で特異なことがなかったか詳しく調べる方針だ。

1878とはずがたり:2017/09/17(日) 08:50:58
息子もサーモンが矢鱈好きでサーモンばっか注文する。

中国人はなぜ回転寿司屋でサーモンばかりを頼むのか
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170913-00141981-diamond-int
9/13(水) 6:00配信 ダイヤモンド・オンライン

 中国で大人気の寿司ネタといえば、サーモン。日本の回転寿司屋に来てもサーモンばかりを注文する中国人は少なくない。一方、日本では、寿司ネタや刺身向けに生食用のサーモンが普及したのは、割と最近のことである。なぜ、中国人はサーモンが大好きなのか。中国に在住し、外食などのサービス業コンサルティングを行っている筆者が分析してみた。(ゼロイチ・フード・ラボCEO 藤岡久士)

● 日本でも人気のサーモンだが 生食用で普及したのはつい最近

 ここ数年、日本でもサーモンの存在感が増している。

 刺身や寿司など、生モノが大好きな日本人だが、意外なことにも日本では、近年まで寄生虫(アニサキス)の問題から、サーモンを生食することはなかった。

 今でも一部の高級寿司店で、サーモンを取り扱っていない店舗があるのはその名残と言える。サーモンが寿司ネタとして食べられるようになったのは、1980年代半ば以降のことである。ノルウェー、カナダといった海外から、養殖技術によって寄生虫の問題を解決した「アトランティックサーモン」の輸入が開始されてからだ。その後、バブル経済下「カリフォルニロール」等、逆輸入「日本食」の普及と共に、広く食されるようになっていった。

 円高トレンドの中、脂ののりがよく、コストパフォーマンスの高い輸入サーモンは、回転寿司を中心にファンを徐々に増やし、現在ではその人気はマグロと肩を並べるまでに至っている。

● 中国ではサーモンは大人気 日本料理の普及が要因

 世界的に人気のサーモンだが、特に中国での人気は圧倒的だ。

 人気に火がついた要因の筆頭は、やはり、寿司を含めた日本料理の普及だと考えられる。そもそも中国人は、生の魚を食べる習慣がない。従って、魚に対し日本人のように過度な鮮度を求めることはなく、実際、現在でも食している魚の大半は川魚だ。1990年代後半より、中国の経済成長に合わせ日本料理店は「高級料理の代名詞」として都市部を中心に増加。リーマンショック後の2009年ごろまで、「日本料理食べ飲み放題の店」が全盛期の時代が続いた。

 当時の「日本料理食べ飲み放題の店」には、高価な「ハーゲンダッツアイスクリーム」と、同じく高級日本料理の代名詞であった、「うなぎの蒲焼」「銀ダラ西京焼き」「サーモンの刺身」を、見ていて食べ切れるのかと心配するほどテーブル一杯に注文し、満足している中国人たちの姿があった。

 もっとも、近年の長引く景気低迷と物価の高騰は、中国人の財布の紐を固くさせ、外食産業を取り巻く環境も一転した。他店との差別化がうまくできなかった多くの「日本料理食べ飲み放題の店」の店が閉店に追い込まれ、サーモン消費の主戦場は、ハレ感をより強くした「高級ブッフェ」やワンクラス上の高級「回転寿司」へと移行している。

 激しい環境変化の中でも、サーモン人気は衰えずに加速していったのである。理由としては、(1)「うなぎ」「銀ダラ」の価格が高騰し、庶民の手が届かないレベルになってしまったこと、(2)ノルウェー政府の国をあげたサーモンの営業活動、の二つがその背景にあると考えられる。

● サーモン人気の理由 突出したコスパの高さ

 中国でのサーモン人気の理由は三つあると筆者は考える。

 1)コストパフォーマンス

 2)味(脂がのった身)

 3)使い勝手の良さ

 だ。以下、具体的に分析してみよう。

1879とはずがたり:2017/09/17(日) 08:51:14
>>1878-1879
 1)コストパフォーマンス

 中国で流通している魚の中で、サーモンは決して安価な魚ではない。一方、中国で生食可能な魚を手に入れようとすると総じて高値となってしまうため、安定的に入手できるサーモンは突出してコストパフォーマンスが高く映る。

 2)味

 世界的に、トレンドは淡白な白身よりトロやサーモンといった、脂がのった魚に傾いている。ほぼ全身がトロと言ってもいい、脂の乗った養殖サーモンは、現代人の舌を確実に捉えていると言える。

 3)使い勝手の良さ

 食の西洋化に伴い、マヨネーズやオリーブオイル、チーズといった欧風の味付けと相性のいいサーモンは、使いやすい食材の一つとなっている。実際に、日本の寿司をはじめ、中華料理にも大きな影響を与え始めており、サーモンが活用されるシーンは確実に増えつつある。

● 寿司の本場の日本では 微妙なサーモンのポジショニング

 日本では、サーモンに対する印象が、寿司ネタとして普及した80年代以降に育った30代以下の人間と、それ以上の人間とで大きく異なるようだ。

 2015年にマルハニチロが実施した「好きな寿司ネタランキング」調査では、サーモンは「普段多く食べているネタ」部門で44%を獲得しブッチギリの第1位。

 その他、「最初に食べることが多いネタ」部門、「シメ(最後)に食べることが多いネタ」部門でも第1位だったものの、「食べたいのに我慢することが多いネタランキング」では、ランク外であった。

 また、婚活中の女性たちの間では、好きな寿司ネタで年収が分かるといった噂話が出回っている。年収300万円以下の人はサーモンを好み、年収が上がるにつれ好きなネタが変わるというのだ。

 もっとも、これはあまりにも乱暴な分析だと思うのだが、一瞬理にかなっているかのように感じてしまうのは、サーモンが高いコストパフォーマンスを誇り、日本の寿司文化にも強く根付いているからだろう。

● 中国でのサーモン人気は 食の多様化、グローバル化でまだまだ伸びる!?

 高い経済発展と共に、急激に食のグローバル化が進んだと言われる中国。

 しかし、中国の外食産業における外国料理店の占める割合は、1%程度しかないというデータがある。これは、日本のそれ(13〜14%)と比較しても極端に少ない数字であり、今後間違いなく外国料理店は増加していくものと思われる。

 今後、食の多様化、グローバル化が進む中で、サーモンの需要は益々増え、新たにサーモンの味を知る中国人も増えていくことだろう。

 中国人のサーモン好き現象は、まだまだ序章であり、これからも続いていくであろうと考えられる。

藤岡久士

1880とはずがたり:2017/09/19(火) 21:47:30

「丸亀製麺」米本土に初出店 現地向けメニューは「クリームうどん」
https://news.goo.ne.jp/article/kobe/business/kobe-20170919012.html
18:16神戸新聞

 トリドールホールディングス(HD、神戸市中央区)が、主力業態のセルフ式うどん店「丸亀製麺」の米国出店を加速させる。これまで、海外1号店のワイキキ店をはじめハワイに2店舗を構えていたが、14日、米本土へ初進出となる「丸亀製麺ソーテル店」を、ロサンゼルスに開店。日本での定番商品から現地向けのクリームうどんまで幅広いメニューをそろえ、ファン拡大を図る。

 丸亀製麺は、同HDが国内外に構える計1268店舗のうち約8割を占め、収益の柱となっている。2025年にグループ全体の店舗網を6千店舗まで広げる計画で、このうち米国の丸亀製麺は300店まで増やす考えという。

 ソーテル店では「かけうどん」や「釜揚げうどん」といった日本での定番に加えて、魚介だしになじみの薄い現地の食文化に合わせて「チキンクリームうどん」や「豚骨うどん」を提供する。ハワイで人気の高い天ぷらは、かしわやズッキーニなど5種類を用意し、さらにまぐろやサーモンを使った丼物もそろえる。価格はうどんなら495円?935円(いずれも税込み)になる。

 すでに784店舗がある日本国内では今後、丸亀製麺以外の業態の新規出店に注力するが、米国は開拓の余地が大きい。6年前にオープンしたハワイのワイキキ店が丸亀製麺の店舗別売上高で首位を走り続けている。同じハワイのダウンタウンホノルル店では現地で受け入れられやすいメニューの開発や市場調査も進めてきた。

 米国出店を本格化させるための足がかりと位置づけるソーテル店は、近隣にすしなどの日本食を扱う人気外食店が集中しており、一気に認知度を高めたい考えだ。(井上太郎)

1883とはずがたり:2017/09/27(水) 14:52:06

老舗"大戸屋"に迫る新興"やよい軒"の弱み
強みは、おかわり自由のご飯
http://president.jp/articles/-/22168
企業経営 2017.5.30
コラムニスト 木村 和久
PRESIDENT Online

木村和久の「プロオヤジ宣言」。第4回のテーマは「定食屋」です。老舗の大戸屋が「お家騒動」で揺れるなかで、新興のやよい軒が急速に店舗数を増やしています。木村さんもやよい軒によく立ち寄るそうですが、都内某店にはある課題があるといいます――。

「外食で内食」という原点回帰
おやじの生活必須アイテム、定食屋のお話です。もともと戦後、白いゴハンに味噌汁、おかず数品を食べさせる定食屋は、どこにでもありました。阿佐田哲也原作の映画「麻雀放浪記」(1984年)には、徹マン明けの坊や哲とドサ健が、闇市の定食屋で、銀シャリを食べるシーンが出てきます。昭和30年代までは、日常の風景だったのです。焼け跡バラックの定食屋から、街の中へ進出して発展したのが「食堂」です。これは蕎麦屋を兼ねていたり、ラーメンが出たり、かつ丼やハンバーグ定食もある、当時のファミレス的存在でした。

…というわけで、昭和あたりまでは、定食屋&食堂はわりとポピュラーな存在でした。ところがファミリーレストランのブームが起きて、ハンバーグだ、ナポリタンだ、ドリアだ、鉄火丼に、ドリンクバーと来たもんだから、定食&食堂は外食文化の表舞台から消えてしまったのです。ファミレスブームの後は、外食チェーンのオンパレード。牛丼、回転寿司、ファーストフードと続き、もう何がなんだか状態です。

そしてここ10年、リーマンショック以降ですか。ふと気付くと定食屋が復活し、結構な賑わいを見せているではないですか。おそらく日本国民が、家で食べる食事を、外でも食べたいと思い始めたのでしょう。つまり「外食で内食を食べたい」という、食の原点回帰が起きたのです。

今回は2大定食屋チェーン「大戸屋」と「やよい軒」を軸に、定食文化を考えてみます。…以下略

1884とはずがたり:2017/09/29(金) 13:00:14

スシロー、元気寿司が経営統合=海外出店を積極化
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20170929/Jiji_20170929X986.html
時事通信社 2017年9月29日 10時42分 (2017年9月29日 12時54分 更新)

 回転ずしチェーン最大手のあきんどスシローと、5位の元気寿司が経営統合する方針であることが29日、分かった。元気寿司を傘下に持つコメ卸最大手の神明(神戸市)が、スシローの親会社スシローグローバルホールディングスの株式の33%を英国の投資ファンド、ペルミラなどから約400億円で取得する方向だ。同日決定し、発表する。
 事業規模を拡大することで食材の調達コストを削減するなど国内事業を強化する一方、需要が拡大する中国、アジアを中心に海外出店も積極的に進める。

1888とはずがたり:2017/10/01(日) 22:20:37
名古屋周辺のSAで買ってきたす寿がきやのみそ煮込うどんのカップうどん。葱入れて喰ったがなかなか美味

1889とはずがたり:2017/10/27(金) 16:34:08
幸楽苑も廃止して会津っぽを復活させるべきだ。

ラーメンの幸楽苑、「いきなり!ステーキ」展開へ フランチャイズ契約
ITmedia ビジネスオンライン 2017年10月27日 11時46分 (2017年10月27日 16時11分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20171027/Itmedia_business_20171027069.html

 幸楽苑ホールディングス(HD)は10月27日、ステーキ店を展開するペッパーフードサービスとフランチャイズ契約を締結すると発表した。ペッパーの「いきなり!ステーキ」に業態転換し、12月下旬に1号店を出店する計画だ。

 幸楽苑HDが展開する外食店はほぼ「幸楽苑」単一ブランド。グループ1000店舗体制を目指し、急成長する「いきなり!ステーキ」に業態転換することでドミナントエリア内での自社競合を回避し、経営効率の改善と企業価値向上を目指すという。

 第1号店として12月下旬、「いきなり!ステーキ 福島太平寺店」を福島市に出店する。

 発表を受け、27日午前の株式市場で幸楽苑HD(東証1部)が急騰。一時は値幅制限の上限(ストップ高)となる前日比400円高の2152円を付けた。

1890とはずがたり:2017/10/27(金) 16:46:48

幸楽苑もこのペッパーランチの復活が欲しいんだな。強盗強姦事件の衝撃は大きかった。

水曜インタビュー劇場(ステーキ公演):
どん底に落ちた「ペッパーランチ」が、快進撃を続けているワケ
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1703/22/news010.html#utm_source=excite&utm_medium=feed&utm_campaign=20171027-047&utm_term=business&utm_content=rel2-00


ペッパーフードサービスの業績が好調である。「『いきなり!ステーキ』の売り上げが伸びているからでしょ」と思われたかもしれないが、それだけではない。同じステーキチェーンの「ペッパーランチ」が絶好調なのだ。2007年の「強盗強姦事件」、2009年の「O157事故」で業績が悪化したはずなのに、なぜ復活したのか。
[土肥義則,ITmedia]

【問題】外食チェーンを展開する「ペッパーフードサービス」の業績が好調である。その理由を述べよ――。

 「はいはい、『いきなり!ステーキ』が順調なんでしょ。行列がよくできているし」と思われたかもしれないが、その答えだと「50〜60点」といったところ。同じステーキをウリにしている「ペッパーランチ」の快進撃が続いているのだ。

 ペッパーランチと聞いて「えー、本当に? ちょっと信じられない」とびっくりされた方は、あの事件・事故の記憶が甦ったからかもしれない。2007年5月に起きた強盗強姦事件と、2009年9月に起きた「O157食中毒」である。後者は感染者が全国的に広がったこともあって、業績が悪化。競争の激しい飲食業界の中で、この事故は大きな足かせになるはずだった。ネット上でも「ペッパーランチは全店閉店すべき」といった声があった中で、2012年11月から反撃が始まるのだ。

 あの手この手を打って、52カ月連続(4年以上)で既存店売上が上昇(現在も継続中)。内訳をみると、2012年の1店舗平均売上は450万円だったが、現在は650万円に。客単価は、路面店で800円、フードコートで700円だったが、現在は1100円、900円に。一度は地獄を見たペッパーランチは、どのようにして蘇ったのか。同社で取締役を務めている川野秀樹さんに話を聞いた。聞き手は、ITmedia ビジネスオンラインの土肥義則。

客単価が上がっているのに、客数も増えた

土肥: 国内のペッパーランチをみていると、2009年の食中毒事故をきっかけに、店舗数・売上高ともに落ち込みました。個人的に「ああ、もう終わったな」と思っていたのですが(失礼)、直近の数字を見てびっくり。2012年11月から現在(2月末)まで、52カ月連続で既存店売上が上昇している。

 どうしてかなあと思って数字を追ってみると、気になったところがあったんですよ。それは「客単価」。2012年の客単価は路面店で800円、フードコートで700円でしたが、現在は1100円、900円。そして「客数」も伸びている。マーケティングの本なんかには「客単価が上がれば、客数は減る。しかし、単価が上がっているので売り上げは伸びるかも」といったことが書かれていますが、ペッパーランチの場合は違う。「客単価が上がっているのに、客数も増えて。結果、売り上げも伸びている」。なぜ、こんなことが起きているのでしょうか?

ペッパーランチの既存店売上が好調
川野: ご指摘の通り…大打撃を受けたこともあって、社内からは「このままではダメだ。なんとかしなければいけない」という声がありました。そこでどうしたか。それまでは工場で肉をカットして、各店舗にそれを届けていましたが、この方法でやると原価率が高くつくので、各店舗でステーキにカットしてもらうことに。

土肥: それまでの店舗スタッフは、カットされたステーキを鉄板に乗せて焼くだけ。それなのに、いきなり「肉をカットしてくれ」と伝えて、現場から不満の声はなかったですか?

川野: いくつかの店舗からそのような声がありました。ただ、一部の店舗で店内カットの形に変えたところ、売り上げがぐーんと伸びたんですよね。ということもあって、全店での導入を決めました。

土肥: 肉をカットするって簡単そうに見えて、難しそう。全店導入はスムーズにいったのでしょうか?

川野: 現場で肉のカット法を教えて、「問題がない。大丈夫」と判断したところから導入して、2010年7月に「ワイルドステーキ」という商品を販売することに。肩ロースの塊をカットしたもので、当時の価格は1000円(300グラム、ライス付き)。店内で肉の塊をカットする店はそれほどなかったので、ものすごく売れたんですよ。

クレームが多く、一進一退の状況が続く



1891とはずがたり:2017/10/27(金) 16:47:40
>>1890
高価格のメニューを投入したところ

川野: ワイルドステーキに続くヒット商品がなかなか生まれない。…

川野: 「…お客さまから「肉をたくさん食べたい」という声が多かったので、より肉感を出したメニューを増やしました。肉のボリュームを増やしたり、質を上げたり、すると評判が良かったんです。単価を上げたのですが、売り上げも伸びました。原価率も上がりましたが、販売価格も上がるので、粗利額も増えました。また、お客さまからは「お得に感じる」といった声が多かったんですよね。

 客数は順調に伸びていき、2014年2月に事故前の売り上げを超えました。また、券売機を止めてレジに切り替えました。それまではファストフードのステーキ店として運営してきましたが、1000円以上のステーキを食べるのに券売機で食券を買うのはちょっと嫌ですよね。また券売機で食券を買うときって、ちょっとプレッシャーを感じることがありますよね? 後ろで人が待っていたら「早く決めなければいけない」と感じて、食べたいと思っていたモノと違うモノを選ぶことも。

 そうした不満を解消するために、券売機を廃止して、レジを導入。お客さまから「オススメはどれですか?」といった質問にも答えることができるようにしました。結果、顧客満足度が上昇してきました。

消費者の胃袋をつかむことは難しい

土肥: 当時は値下げ商品が相次いでいたので、社内から値上げすることに反対の声はなかったですか? 「また、お客さんが逃げるじゃないか」と。

川野: ありました。ただ、数店舗でテストをしました。ステーキ250グラムで価格はそのまま、ステーキ300グラムで値上げ。どちらが売れたと思いますか? 300グラムだったんですよね。

土肥: 消費者の胃袋をつかむって、難しいですねえ。価格を下げたら怒られる、ボリュームを減らしても怒られる。逆に、価格を上げて、ボリュームを増やすと、喜ばれる。資料をみると、その後売り上げは順調に回復していくわけですが、当時いまのような状況を想像していましたか?

川野: いえ、まったく。O157の事故があって、売り上げは激減。ワイルドステーキがヒットしたものの、その後は迷走が続いていました。そうした中で、原点に戻るしかなかったんですよね。ボリュームのある肉をきちんと提供するしか。以前は売り上げが低迷している店舗は割引をしていましたが、それって店の価値を下げるだけなんですよね。というわけで、いまは一切割引をしていません。



 カニバリはないのか? というご質問についですが、結論から言うと「ありません」。

土肥: 本当ですか? 東京の錦糸町、神奈川の横須賀、大阪の難波などでペッパーランチの近くに、いきなり!ステーキの店がありますよね。

「いきなり!ステーキ」登場で、カニバリは?

川野: でも、どのペッパーランチも売り上げは伸びているんです。なぜか。「わざわざ」がキーワードだと思っています。

土肥: わざわざ? どういう意味でしょうか?

川野: いきなり!ステーキで食べたいので、わざわざ足を運ぶ人は多い。一方、ペッパーランチを食べたいので、わざわざ足を運ぶ人は少ない。

 いきなり!ステーキを食べるために、電車に乗って来たけれども行列ができていた。時間がないので並ぶのは嫌だなあと思っていたら、近くにペッパーランチがあった。その店は行列ができていないので、待たずにすむ。しかも座って食べることができる。「じゃあ、ペッパーで……」という人が多いようです。また「以前ペッパーランチで食べたことがあるけれど、しばらく食べていない」「食べたことがなかった」といったお客さまが増えています。

 ペッパーランチのオーナーさんに「近隣に『いきなり!ステーキ』ができる計画があるんです」と伝えると、ほとんどの人が「それは止めてくれ」と言っていました。でも、いきなり!ステーキが近くにできてもペッパーランチの売り上げは伸びているんですよ、といった事例をお伝えすると、納得されるケースが多いですね。いきなり!ステーキは集客力があるので、その相乗効果がでているのではないでしょうか。

1892とはずがたり:2017/11/01(水) 15:00:25
久々に生駒駅前のケンタッキー。

改装してコンセントが付いて、勉強禁止の張り紙も消えてた☆

残る勉強禁止のミスドとサンマルクカフェを徹底的に潰して行かねばならん!

1893とはずがたり:2017/11/09(木) 14:06:05
かっぱ寿司は「1皿50円」で復活できるか
https://news.goo.ne.jp/article/president/bizskills/president_23583.html
09:20プレジデントオンライン
PRESIDENT Online 掲載

■すし1皿一貫を税別50円で提供
かっぱ寿司が奇妙な戦略を次々と打ち出している。今年6月に試験的に導入した平日午後2時から5時までの食べ放題を、11月1日から11月22日まで全店で実施するというのだ。さらに11月下旬から首都圏の10店舗で、すし1皿一貫を税別50円で提供する実験を始める。現在はすし1皿二貫で100円なので、より手軽に注文できるようになる。

「大食い向け」の食べ放題を打ち出すと同時に、「小食向け」の施策も打ち出す。いったいかっぱ寿司は何を考えているのか。その秘密を解き明かすために、かっぱ寿司の置かれている状況を振り返ってみたい。

2011年にスシローに抜かれるまで、かっぱ寿司を運営する「カッパ・クリエイト」は回転ずし業界のトップ企業だった。ところが、トップから転落したあとは、くら寿司、はま寿司にも抜かれ、業界4位に転落。業界全体が成長するなかで、この数年、「ひとり負け」の状況に陥っている。

■なぜ業界トップから4位に転落したのか
2014年、赤字続きだったかっぱ寿司は、居酒屋「甘太郎」や焼き肉の「牛角」を運営するコロワイドに買収されている。以降、かっぱ寿司は巻き返しに向けて、様々な施策を打ってきた。2017年4月にはコロワイドグループのバンノウ水産の元社長で、鮮魚のプロである大野健一氏が社長に就任し、事業の立て直しを本格化させている。

足元の業績について、スシローとかっぱ寿司を比較してみよう。2017年4月?6月の四半期の業績ではスシローは売上高389億円、営業利益21億円と好業績であるのに対し、かっぱ寿司は売上高194億円、営業利益1億9000万円。営業黒字にはなっているが、かっぱ寿司の利益率は低い。なによりもかつて業界トップを争ったライバルと売上高でダブルスコア、営業利益では10倍の差がついてしまっている。

かっぱ寿司の「ひとり負け」が始まったのは2012年頃からだ。この時期、かっぱ寿司では経営合理化を進め、利益向上のために原価率をきりつめた。これは経営的には明らかな間違いだった。「すしがおいしくない」「ネタが小さい」という悪評が広がり、客足が離れてしまったのだ。

回転ずし業界はもともと高い原価率、つまり薄利でお客を喜ばせて繁盛してきた業態だった。かっぱ寿司が利幅を上げるために品質を落としたことで、スシロー、はま寿司、くら寿司というライバルたちに抜かれ、業界4位に転落してしまった。

■原価率はスシローと同等に回復したが
回転ずしの常連には質の変化はすぐにわかる。かっぱ寿司が原価率を下げた一方で、同じ時期のスシロー、そしてゼンショー傘下の新興勢力だったはま寿司のすしは、どちらもとにかくおいしかった。だからかっぱ寿司の転落は、起こるべくしておきた経営判断ミスと言える。

かっぱ寿司の現経営陣は、そのことはよく理解しているのだろう。コロワイドの傘下に入る直前の2014年第二四半期に43.7%だった売上原価率は、今年の4?6月期には48.5%と5ポイント近く上がっている。

回転ずしの売上原価率は「顧客への還元率」と言い換えても良い指標である。数字が高ければ高いほど、原価率の高いネタを提供していることを意味するからだ。数字だけを見れば、現在のかっぱ寿司は、同時期に原価率48.3%だったスシローと同等レベルになっている。

1894とはずがたり:2017/11/09(木) 14:06:17

また回転ずし4強の中で、これまでかっぱ寿司だけスマホの予約アプリがなかった。回転ずしは回転率を上げるため、常に店内は混雑している。かっぱ寿司はネット予約ができないため、「ピーク時には店頭で60分以上待たなければいけない」という大きなハンディを抱えていた。だが、これも今年に入ってようやくスマホの予約アプリが登場したことで、かっぱ寿司のハンディはなくなった。

つまり、経営努力の結果、かっぱ寿司は競合3社と戦える状態にまで内部を立て直してきたのである。

■既存店の客数が年々減っている
しかし、他社と同じレベルに戻るだけで、ふたたび盛り返すことができるのか。事実、かっぱ寿司は、過去の信頼を取り戻す闘いで苦戦している。

コロワイド傘下に入ってからも、かっぱ寿司は毎年一定比率で売上高が減少している。理由はハッキリしている。「既存店の客数が年々減っている」のだ。

2014年度の既存店顧客数は前年比で92%、15年度は95%、16年度が94%で、2017年上期が93%。とにかく一定ペースで客足が減っている。これらの数字を掛け合わせると、3年半で来店客数が4分の3に減っていることになる。

品質を下げて客離れの起きた店を復活させるには、一度離れた顧客に「もう一度、食べに行ってみる」という行動をとってもらう必要がある。そう考えると、冒頭に紹介したかっぱ寿司の一見奇妙な施策の意味が見えてくる。

■かっぱ寿司に行く「理由」をつくる
顧客を取り戻すためには「理由」が必要だ。その意味で「期間限定の食べ放題」は「ひさしぶりにかっぱ寿司に行ってみようか」という理由としてはうまくできている。

時間帯が平日の2時から5時までと限られていることから、発表当初は店の運営が比較的暇な「アイドルタイム」の対策のようにも思えたが、主目的はイベントに誘われて顧客が帰ってくる「理由」をつくることだったようだ。食べ放題で「得をした」と感じた顧客が話題を拡散してくれれば、復活は早まる。

「1皿一貫50円」という施策を打ち出すのも狙いは同じだ。回転ずしに来てもせいぜい5?6皿しか食べられない顧客は少なくない。50歳を過ぎれば、誰もがだいたいその程度の食欲になる。少子高齢化の日本だから、小食の人は年々増えている。

そのとき、「ほかでは5種類しか食べられないけど、かっぱ寿司なら10種類のネタが食べられる」ということになれば、それはかっぱ寿司に行く「理由」ができたことになる。

実は、食べ放題、1皿一貫以外に、もうひとつ新プロジェクトをスタートさせている。平日のランチタイム向けに500円以下の「ワンコインランチ」を開発しているというのだ。来年1月をめどに商品化予定ということだが、これも「一度去った顧客が戻って来る理由」としてはうまくストーリーができている。

■「悪くはないが驚きはない」
さて、このように作戦は論理的に組み上げられているが、この先かっぱ寿司はどうなるだろう。経営陣には申し訳ないが、私はまだまだ苦戦するだろうと予想している。

先日、かっぱ寿司の都内最大店舗である練馬店で、食べ放題を試してみた。感想を言えば「悪くはない」。もともとそれほど量を食べられる年齢ではないので、家内と分け合いながら18種類のネタを食べた。

1895とはずがたり:2017/11/09(木) 14:06:35
>>1893-1895
すしは私自身も好きなジャンルだ。月に1?2回は都内の高級店で旬のネタを楽しんでいる。このため自分の舌には「おいしいすしなら、ちゃんとわかる」という自負がある。その舌で味わったかっぱ寿司のネタは「悪くはないが驚きはない」というものだった。

一度去った顧客を取り戻すには、なによりも「驚き」が重要だ。高級店で食べるだけでなく、月に1?2回は家族で回転ずしにも行く。最近の一番のお気に入りははま寿司なのだが、それは毎回、ネタに「驚き」があるからだ。

はま寿司には期間限定の「フェアメニュー」と呼ばれる商品がある。今だと四国・九州の活〆ぶりとろ、北海道・三陸産のさんま、広島産のカキフライ、希少なネタであるのどぐろなどが1皿一貫100円?150円で提供されている。これらのメニューが実にうまい。1皿二貫100円の皿よりも割高だが、店に行くたびにその味にうなり、感動する。

■ガラガラの店内をお客はどう思うか
かっぱ寿司にはそれがない。またネタ以外でも「驚き」がない。今回、食べ放題の予約を取るのには結構苦労した。ほとんどの時間帯で満席なのだ。だから今回の食べ放題キャンペーンは大当たりしているのだとばかり思っていた。

ところが予約の時間にお店に行くと店内はガラガラだ。どうやら食べ放題のオペレーションが破綻しないように、テーブルは8席程度、カウンターに十数名の予約が入ったところで予約を締め切っているようだ。そしてこの時間、食べ放題以外の客はほとんど見かけなかった。

これは堅実な会社がやっているという意味では正解なのだが、「顧客に戻ってきてほしい」と願う企業が行うという意味ではマイナスである。ひさしぶりにお店に来てくれた客に、ガラガラのお店の状態を見せて、どうしようというのだろう。

■食べ放題をやるなら全席でやるべき
再来店のキャンペーンであれば、「ひさしぶりにお店に行ってみたら店内は満席で、あまりのにぎわいに驚いた」という状態にならなければ不発である。平日のアイドルタイムに席数を限定した食べ放題では、「イベント効果」は望めない。

やるなら夜のピークタイムに全席でやるべきだ。そのうえ満席でにぎわいがずっと途切れなくても対応できるぐらいのネタを仕入れ、十分な人員をあてがう。それだけやらなければ集客イベントとは言えない。

まじめに商売の品質を戻すのはいい。しかし一度落としてしまった評判を取り戻すための努力は、それとは違うところにポイントがある。そのことに気づくまでかっぱ寿司の復活は遠いように思えるのだが、どうだろうか。

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鈴木 貴博(すずき・たかひろ)
経営コンサルタント。1962年生まれ。東京大学工学部卒業。ボストンコンサルティンググループなどを経て2003年に独立。過去20年にわたり大手人材企業のコンサルティングプロジェクトに従事。人工知能がもたらす「仕事消滅」の問題と関わるようになる。著書に『アマゾンのロングテールは、二度笑う』(講談社)、『戦略思考トレーニング』シリーズ(日本経済新聞出版社)などがある。
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( 経営コンサルタント 鈴木 貴博)

1896とはずがたり:2017/11/14(火) 13:15:04
楽天ポイントだったけどこれからはLinePayだな。

マクドナルド、クレジット決済を導入 - 2018年上期にはNFC決済も
https://news.goo.ne.jp/article/mycom/business/mycom_1689008.html
11月13日 17:00マイナビニュース

日本マクドナルドと三井住友カード、ジェーシービーおよびアメリカン・エキスプレス・インターナショナルは11月13日、全国のマクドナルド店舗において、11月20日より、クレジットカードによる決済サービスを開始するとともに、電子マネー決済サービスの取り扱いを拡大すると発表した。

これまでマクドナルドの店舗では、電子マネー「iD」「WAON」「楽天Edy」「nanaco」「Suica」などの交通系電子マネーの決済サービスを利用できた。今回、6つのクレジットカードブランドおよび電子マネー「QUICPay+」での決済を導入する。

今回のクレジットカード決済を導入した後は、「Visa payWave」「Mastercard コンタクトレス」「J/Speedy」「American Express Contactless」のNFCによる決済サービスを順次導入する予定。

1897とはずがたり:2017/11/14(火) 21:35:45

ラーメン「幸楽苑」は52店舗閉鎖…外食は倒産激増時代に
日刊ゲンダイDIGITAL 2017年11月14日 09時26分 (2017年11月14日 21時00分 更新)
https://www.excite.co.jp/News/economy_g/20171114/Gendai_426469.html

 外食産業に異変が起きている。低価格をウリに業績を急拡大させてきたラーメンチェーンの幸楽苑は先週10日、採算悪化などの理由から全体の約1割に相当する52店舗の閉鎖を公表した。10月下旬には、売れ行き好調の「いきなり!ステーキ」を手掛けるペッパーフードサービスとフランチャイズ契約を結び、一部店舗をステーキ店へ変更する方針も打ち出している。

「人件費や原材料の高騰が背景です。業績も悪く、幸楽苑HDの今期(2018年3月期)の中間決算は営業利益、純利益とも赤字でした。店舗リストラは当然の判断でしょう」(証券アナリスト)

 サラリーマンに人気の「鳥貴族」もピンチだ。10月に280円均一(税抜き)から298円(同)へ値上げした途端に売り上げが落ちた。10月の売上高(既存店)が前年同月比で3.8%減に沈んだのだ。

 牛丼「すき家」(ゼンショーHD)は同じく2.1%減、「かっぱ寿司」(カッパ・クリエイト)は11.1%減だった。

「実は、外食を含む飲食業の倒産が増加しています。今年1月から10月の飲食業の倒産件数は634件に達し、前年同期比で19.8%増でした。特に人手不足による人件費高騰の影響を受けやすい大都市で倒産が急増しています」(東京商工リサーチ情報本部長の友田信男氏)

「食堂、レストラン」の倒産件数は前年同期比で38.8%増、居酒屋を含む「酒場、ビヤホール」は38.0%増、「喫茶店」は40.5%増だ。

 実質賃金は9月まで4カ月連続のマイナスを記録している。サラリーマンの懐はまったく潤っていないし、節約志向は高まるばかりだ。

「個人消費の低迷は長期化しています。外食産業は、ほんのちょっとした値上げが命取りになりかねない状況なのです」(前出の証券アナリスト)

 4月にはピザ専門店「NAPOLI」の遠藤商事・Holdings(東京)、10月にはステーキ店「KENNEDY」のステークス(東京)が倒産している。

「倒産が地方へと広がっていく危険性は高いでしょう。また10月は卸業者(物流)の倒産も目立ちました。倒産は川下だけにとどまらないということです」(友田信男氏)

 政府・日銀が声高にするデフレ脱却や“いざなぎ超え”は幻だ。日本経済は倒産激増の危機に直面している。

1898とはずがたり:2017/11/16(木) 21:47:09
ミスド、軽食「ミスドゴハン」開始 パイなど11種
ITmedia ビジネスオンライン 2017年11月15日 18時59分 (2017年11月16日 20時11分 更新)
https://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20171115/Itmedia_business_20171115132.html

 ダスキンが運営するドーナツチェーン「ミスタードーナツ」は11月17日から、パイやトーストなどの軽食メニューを提供する「ミスドゴハン」を全店舗で始める。朝食、ブランチ、ランチなど幅広い時間帯での利用に対応するメニューを強化し、店舗内での飲食を促進する狙い。

 提供するメニューは、「ホット・セイボリーパイ フランクフルト」(税込216円、以下同)など6種類のパイ、「トッピング・ホットトースト たまごマヨ」(270円)など2種類のトースト、「セイボリーサンド・ドーナツ ハムチーズ」(172円)など3種類のドーナツサンド。

 注文後に専用の新型オーブンで再加熱し「外はサクサク、中は熱々の状態で提供する」としている。

 ミスタードーナツは麺類やおかゆなどの店内向け飲食サービス「飲茶」を展開しているが、一部店舗では取り扱っていなかった。

1899とはずがたり:2017/11/19(日) 14:56:15
無理なアベノミクスが遠因だな。人手不足解消の為には無駄な財政出動が必要だし,低金利による不動産バブルでの賃料上げが出店を抑えた。

絶好調だったサンマルクが急失速した理由
4期連続で最高純益を更新してきたが…
http://toyokeizai.net/articles/-/197881
梅咲 恵司 : 東洋経済 記者 2017年11月19日

拡大路線をひた走ってきたサンマルクホールディングス(HD)に“異変”が起きている。

同社はカフェ「サンマルクカフェ」やベーカリーレストラン「サンマルク」を柱に事業を展開し、前2017年3月期まで4期連続で最高純益を更新するなど好調な業績を維持してきた。

ところが、11月14日、今2018年3月期の通期業績計画を下方修正した。期初時点では売上高718億円(前期比6.4%増)、純利益47億円(同6.0%増)と、過去最高純益を達成する計画だった。

人手不足で接客ができない店舗も

今回の修正計画では売上高692億円(同2.5%増)と増収を維持するものの、純利益が36億円(同16.9%減)と、一転して大幅減益の見通しとなった。15日に行われた決算説明会の席上で、サンマルクHDの綱嶋耕二専務は「急な好転は望めない」とうなだれた。

チョコレート入りのクロワッサン「チョコクロ」が若い男女に支持されるなど、固定ファンの多いサンマルクHDの業績にブレーキがかかった理由はいくつかある。
?
1つ目は既存店の苦戦だ。当初は通期で前期並みと見込んでいた既存店売り上げが、今回の修正で前期比2.5%減の見通しとなった。

上期(2017年4〜9月期)の立地別の状況を見ると、駅ビル内店舗などは前期比1〜2%減で推移。ショッピングセンター内店舗は5〜6%減、郊外型店舗も5%減と落ち込んだ。綱嶋専務は「顧客の節約志向の流れが続いている」と、個人消費が本格回復に至っていないことが既存店不調の要因だと説明する。

外食業界全体の人手不足を受け、十分な人材を集めることができなかったことも痛い。一部店舗では、満足いく接客ができずに来店客が帰ってしまうケースも散見された。

もう1つの理由は、出店計画の大幅な遅れだ。サンマルクHDはこれまで、積極出店を成長の原動力としてきた。2015年3月期は94店舗、2016年3月期は93店舗と高い水準で出店を続けた。

だが、2017年3月期は68店舗とペースダウン。今2018年3月期も期初時点では86店舗の出店を計画していたが、「現実的にはこの数字は無理」(綱嶋専務)と判断し、63店舗へと修正。駅ビルや駅内への出店を目指したが、賃料高騰で条件の折り合わないケースが多発したほか、十分な人材を確保できていないことも響いた。

社長の復帰時期は先送り

こうした結果、前期までの新店効果で増収はキープするものの、十分な売り上げが確保できないことに加え、じわじわ上昇する人件費などの負担増を補えない構図となった。

サンマルクHDはこれまでにも大幅減益の局面はあった。しかし、今回の減益見通しの背景にはある“特別な事情”が存在する。経営トップの不在だ。

実質的な創業者であり、1989年の創業から30年弱で全国的なチェーン店へと押し上げた片山直之社長(59)が病気を患い、現在も自宅療養を続けている。メールなどで経営数値や幹部社員の日報などをチェックし、会社にも時折顔を出してはいるという。

当初は下期(2017年10月〜2018年3月)に本格復帰する予定だったが、今回の決算発表で2019年3月期中の復帰へと遅れることが発表された。綱嶋専務は「順調に回復しているが、完全に戻れるように万全を期す」と強調する。

会社側は「片山社長の病気が出店計画に影響していることはない」と主張するが、店舗開発や商品開発を中心となって進めてきた片山社長の不在による影響は小さくないはずだ。牽引役不在のこの局面をどう乗り切るのか。サンマルクHDの底力が試されている。

1900とはずがたり:2017/11/19(日) 15:14:16
スタバ、「利益好調でも債務超過」の驚愕事態
上場廃止後、いったい何があったのか
http://toyokeizai.net/articles/-/156999
伊藤 歩 : 金融ジャーナリスト 2017年02月11日

2016年12月13日付の日本経済新聞に、ひっそりとスターバックス?コーヒー?ジャパン(以下、SBJ)の決算公告が掲載された。その内容は同社のイメージを大きく覆す驚くべき内容だった。

この決算公告によれば、2016年9月期は売上高1606億円、営業利益150億円。前2015年9月期が6カ月の変則決算のため、前期比での比較はできないが、いずれも過去最高を更新した。店舗数も同年10月2日時点でライセンス店を含め、1212店となっており、増加基調が続いている。

あのスタバが債務超過に?

ところがバランスシートに目を移すと、負債は1000億円を超え、純資産は304億円のマイナス、いわゆる「債務超過」状態となっている。254億円の資本金と479億円の利益剰余金を、1038億円の自己株式が食いつぶしているからだ。

上場していた頃のSBJは、「超」がつくほど優良な財務体質を誇った会社だった。無借金で自己資本比率は65%、ROEも13%台とバランスシートが強固で美しいだけでなく、稼ぐ力もある会社だった。

2015年3月の上場廃止後も、稼ぐ力は当時と変わらないどころかさらに上がっているのに、この会社のバランスシートをこんな無惨な姿に変えてしまった原因は、米スターバックス本社による完全子会社化に他ならない。

なお、SBJ側は「債務超過は意図した結果て゛あり、安定した収益計上か゛できている。完全子会社化の影響て゛はあるが、スターハ゛ックス コーヒー シ゛ャハ゜ンか゛中長期的、かつ持続的な成長可能性を実現することか゛できる環境になったと 理解している」と説明している。

SBJは、1995年に米スタバ本社と日本のサザビーリーグが折半出資する形で設立。1996年に開業した「銀座松屋通り店」は日本1号店のみならず、米本社にとっても記念すべき海外1号店だった。その後の世界展開は日本での成功を足がかりにしたものだ。

サザビーはハイセンスな海外ブランドを見いだす先見性には定評があり、SBJの成功はサザビーなかりせばありえなかっただろう。SBJは2001年にナスダック・ジャパン市場に上場。以後、サザビーと米スタバ本社は39.54%ずつを保有する筆頭株主同士だった。

”不平等条約”盾に米国本社が完全支配

転機が訪れたのはライセンス契約の期間を7年も残した2014年のこと。米スタバ本社がライセンス契約を盾にSBJの完全子会社化を目論んだのだ。

SBJと米スタバ本社のライセンス契約には、本社側は契約更新を拒絶でき、その場合店舗資産はすべて公正妥当な価格で米国本社が買い取れる規定があった。

更新を拒絶されれば、即会社解散となるSBJに選択の余地はない。筆頭株主のサザビーも保有株の売り渡しに合意した。

TOB(株式公開買付け)に関しては米スタバ本社が、買収のために設立したSPCであるSolar Japan HDが実施した。買収は3段階で行われた。ますSolarがサザビーの持ち株を1株965円、総額550億円で取得した。

次に一般株主の持ち株を1株1465円、総額310億円で買い取っている。その後、TOBに応じなかった株主に対しては、臨時株主総会で特別決議を経て、145億円で強制的に取得。最後に米スタバ本社の保有分を買い取り、この合計は1038億円になる。

米スタバ本社による完全子会社化の過程で何が起きたのか。ここでは日経新聞に掲載された2015年3月期、2015年9月期(決算期を3月から9月に変更)、2016年9月期という3つの決算公告を手がかりに、SBJのバランスシートの変遷を追ってみたい。…(以下略)

1901とはずがたり:2017/11/19(日) 15:18:23
>2007年、ゼンショーホールディングスはスシロー前身会社の株式を創業家から取得し、傘下のかっぱ寿司との2社統合による再編を描いた。だが、企業文化の違いから現場の衝突が激化し、統合計画は白紙になった。

>今回、経営統合を主導する神明も2013年から2014年にかけて、元気寿司とかっぱ寿司の統合を図ったが、こちらも計画が頓挫。「元気寿司は店内調理にこだわり、職人肌でおすしのおいしさを追求する。一方で、カッパはセントラルキッチンでネタをカットするなど効率化を重視する文化」

スシローと元気寿司、経営統合をめぐる不安
コメ卸大手、神明が主導する経営統合の行方
http://toyokeizai.net/articles/-/191109
梅咲 恵司 : 東洋経済 記者 2017年09月30日

「まさか神明さんが出てくるとは――」。回転寿司大手企業のある幹部は、驚きを隠せなかった。

回転ずしチェーン最大手のあきんどスシローと、5位の元気寿司は9月29日、経営統合に向けた協議を始めると発表した。経営統合を主導するのは、コメ卸最大手の神明だ。10月から11月の2回にわけて、スシローの親会社(スシローグローバルホールディングス)株の約33%をおよそ380億円かけて英投資ファンドのペルミラから取得し、その後、41%を出資する子会社の元気寿司との統合を進める。?

統合協議開始の会見の席上、神明の藤尾益雄社長は統合の時期など詳細は今後詰めていくとしながらも、「スシローグローバルホールディングスは上場会社なので、上場維持を考えている。法人格としてスシロー、元気寿司が(持株会社に)ぶら下がるというイメージ」と、持株会社化による経営統合の構想を語った。

スケールメリットは発現するのか

年間売上高1477億円のスシローグローバルホールディングスと同349億円の元気寿司が統合すれば1800億円を超える売上高となり、業界2位の「くら寿司」を展開するくらコーポレーションの1136億円を大きく引き離すことになる。スシローと元気寿司は規模をテコに、成長戦略を加速する狙いだ。

スシローグローバルホールディングスの水留浩一社長が「2社がいっしょになって付加価値を高めていく。スケールを大きくすることで、コスト効率を高めていく」と語れば、元気寿司の法師人(ほうしと)尚史社長も「スシローとはマスメリットが期待できる。共同キャンペーンを展開するなどPR活動も積極化できる」と説く。

確かに、統合のメリットは小さくない。関西を中心とした国内約460店舗で回転ずし業界を牽引するスシローと、関東圏を軸に国内約150店舗で高速レーンを設置して「回転しないすし」を展開する元気寿司は、出店エリアのバッティングが少なく、店舗の特徴も重複しない。

海外展開でも、相乗効果が期待できる。スシローは2016年に米国店舗を閉鎖したことで、現在の海外店舗数が韓国での8店舗のみ。その点、元気寿司は米国やシンガポールなど11カ国で約160店を運営する。今後も積極的に取り組む方針だ。「元気寿司の海外ノウハウは我々の助けにもなる」(スシローグローバルホールディングスの水留社長)と、海外出店のノウハウを共有化していく構えである。

1902とはずがたり:2017/11/19(日) 15:18:39
>>1901
企業文化の違いで統合破談の過去も

国内外での出店戦略などでメリットが描ける反面、仕入れ面での相乗効果は限定的になりそうだ。

コメ卸最大手の神明が筆頭株主になればコメの仕入れ面で迅速な供給や仕入れ安が期待できそうだが、スシローは現状、全農パールライスから供給を受けており、当面この体制を継続する方針だ。

そもそも、回転ずし業界では原材料費に占める割合が1割以下とされており、たとえ全農パールから神明に供給が切り替わったとしても、原材料全体の仕入れ安にはつながりにくいと考えられる。

高騰傾向にある魚介類の調達についても、「スケールメリットが出にくい」(前出の大手企業幹部)とされる。スシローグローバルホールディングスの水留社長は「天然魚はスケールが効く世界ではないが、養殖魚は長期的に取引をするケースが増えており、より大きな規模のほうがよい」と語る。とはいえ、すでに業界トップの規模を背景に交渉面で有利な位置にあるスシローが、経営統合でどれだけのコストメリットが出せるのかは疑問が残る。

そもそも、回転ずしの企業は創業者が一代で築き上げたケースが多く、調理方法や店舗運営方法などの企業文化にそれぞれ大きな違いがある。この企業体質の違いが表面化して、経営統合が失敗した例も少なくない。

2007年、ゼンショーホールディングスはスシロー前身会社の株式を創業家から取得し、傘下のかっぱ寿司との2社統合による再編を描いた。だが、企業文化の違いから現場の衝突が激化し、統合計画は白紙になった。

今回、経営統合を主導する神明も2013年から2014年にかけて、元気寿司とかっぱ寿司の統合を図ったが、こちらも計画が頓挫。「元気寿司は店内調理にこだわり、職人肌でおすしのおいしさを追求する。一方で、カッパはセントラルキッチンでネタをカットするなど効率化を重視する文化」と、神明の藤尾社長はかつての破談を振り返る。

「同じ、あきんどやな」

「先日、膝を突き合わせて4時間ほど話した。その際に水留社長のことを『我々と同じ、あきんどやな』と感じた」(神明の藤尾社長)。「ライフワークとしてスシローグローバルホールディングスの社長を続けたい。藤尾社長にクビを宣告されない限りは続けていきたい」(スシローグローバルホールディングスの水留社長)、「今回は素晴らしい出会いとなった。ナンバーワンとオンリーワン企業が出会った」(元気寿司の法師人社長)と、それぞれ蜜月関係を強調する。

スシローと元気寿司は企業文化の違いを乗り越えて経営統合を実現し、相乗効果を発現することができるか。統合の交渉は始まったばかりだ。

1903とはずがたり:2017/11/19(日) 17:12:46
そんなしょっちゅう喰う訳ではないけど喰えなかったことなんてないぞ

なぜマクドナルドのアイスクリームマシンは、いつも故障中なのか?
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171114-00010002-binsider-bus_all
11/14(火) 10:04配信 BUSINESS INSIDER JAPAN

米マクドナルドは今年初め、顧客から数年にわたって苦情が寄せられていたアイスクリームマシンを取り替えると発表し、拍手喝采を浴びた。

だが発表から約8カ月が経ったが、マクドナルドのアイスクリームマシンはまだそのままだ。

多くの顧客がソーシャルメディアで不満を述べている。マックフルーリーやソフトクリームが欲しいのに、アイスクリームマシンがいつも大体壊れていると。ある顧客は、近くのマクドナルドのアイスクリームマシンが動いているかどうかをチェックできるアプリを作ったほどだ。

いくつかのケースでは、アイスクリームマシンは実際には壊れていない。清掃中のため、使えなかっただけとウォール・ストリート・ジャーナルは伝えた。…

1904とはずがたり:2017/11/22(水) 11:08:58
暫く行くのやめんぞ〜

すき家 一部メニューを今月末に値上げへ
https://news.goo.ne.jp/article/nhknews/business/nhknews-10011231581_20171122.html
03:00NHKニュース&スポーツ

牛丼チェーン最大手の「すき家」は、コメなどの原材料価格や人件費の上昇を受けて、今月末に牛丼の「大盛」など一部のメニューを値上げすることになりました。

1905とはずがたり:2017/11/22(水) 11:10:38
3599 自分:とはずがたり[] 投稿日:2017/11/22(水) 11:10:14

小売りは値下げ、外食は値上げ 人件費高騰は同じでも…割れる戦略
https://news.goo.ne.jp/article/businessi/business/bsd171120002.html
11月20日 05:07フジサンケイビジネスアイ

 小売りと外食業界で価格戦略の違いが目立ってきた。スーパーなど小売りは値下げが相次ぎ、逆に外食は値上げの動きが広がる。根強い節約志向と人件費の高騰は共通だが、小売りが扱う商品の多くはメーカー製で差別化しにくいため、価格競争に陥りやすい。一方、外食は人件費の比率が高い上に原材料費の上昇も重なり、コスト負担に耐えきれなくなっている。

 大手スーパーの西友は17日、大手メーカー製の冷凍食品など食品や日用品を中心に644品目を3?9%値下げした。赤羽店(東京都北区)では同日、値下げされた商品などを買い求める客で、午前中から混雑した。同社の広報担当者は「値下げした商品は、よく売れている」と話す。

 西友は、親会社ウォルマートのノウハウも生かした大量仕入れで安値につなげた。8月に値下げしたイオンも、価格改定は「物流の見直しや大量購買で実現する」(幹部)と説明。大量仕入れを背景にした取引先との“交渉力”などが、小売りの値下げ原資だ。

 セブン?イレブン・ジャパンなどコンビニエンスストア大手3社も今春、日用品を中心に値下げした。

 ただ、人手不足で人件費は上昇しており、低価格競争がいつまで続くかは見通せない。求人情報のリクルートジョブズによれば、三大都市圏(首都圏・東海・関西)の10月のアルバイト・パート平均時給は前年同月比2.5%プラスの1021円と、2006年の調査開始以来の最高だった。

 小売り以上に人件費の負担が重たいのが、調理や注文、片付けなどで人手を掛けざるを得ない外食だ。

 税理士らで組織されるTKC全国会のデータによれば、業種別の売上高に占める人件費の比率はコンビニで10%程度。これに対し、レストランは30%を超えるなど外食の人件費比率は軒並み高い。

 食材費の上昇もあり、外食最大手のゼンショーホールディングス(HD)は、傘下の牛丼チェーン「すき家」などで値上げの検討に入った。さらに居酒屋業態に追い打ちをかけたのが、6月の酒の安売り規制強化だ。仕入れ価格上昇などを受け、居酒屋チェーンの鳥貴族は10月に値上げした。

 しかし、鳥貴族は値上げした10月の既存店売上高が前年同月比で3.8%下落するなど消費者のデフレ心理は払拭できていない。

 流通業界に詳しい日本経済大学の西村尚純教授は「食材費の高騰などコスト上昇が一服すれば、外食で値下げが復活する可能性もある」と指摘する。(大柳聡庸)

1906とはずがたり:2017/11/25(土) 14:17:53
ロイヤルホスト、休業日導入=労働環境改善へ年3日 時事通信社 2017年11月24日 21時10分 (2017年11月24日 23時57分 更新)
https://www.excite.co.jp/News/economy_g/20171124/Jiji_20171124X037.html

 ロイヤルホールディングス(HD)が、傘下のファミリーレストラン「ロイヤルホスト」全店の9割以上で、休業日を導入する方針を固めたことが24日、分かった。休業日は、元日を含む年3日で、来年から導入する。労働環境の改善によりサービスの質の向上を図る。
 休業日は元日のほか、5月、11月に設ける。
 またハンバーグやステーキを提供するファミレス「カウボーイ家族」でも、全31店舗のうち30店舗で同様の休業日を導入。天丼専門店「てんや」では、直営の154店舗のうち8割近い店舗で元日を休業日とする。

1907とはずがたり:2017/11/26(日) 21:47:11
知らんなあ

破綻の構図 (株)ステークス ? ステーキ店「KENNEDY」展開 値引き戦略が裏目に
https://news.goo.ne.jp/article/tsr_net/business/tsr_net-16135.html
10月31日 15:30TSR速報

 10月2日、都内を中心にステーキ&カフェ「KENNEDY(ケネディ)」などを展開していた(株)ステークス(TSR企業コード:295376414、品川区、中路優理社長)が東京地裁に破産を申請、同日、破産開始決定を受けた。関連会社1社を含む負債総額は14億3700万円だった。
 「カフェ感覚で気軽にステーキ」をモットーに、カジュアルなステーキ店として一時は人気を博した。だが、同業との競合で顧客を奪われ、安易に値引き頼りの戦略が自らの首を絞めた。夏場から取引先への支払遅延が相次ぎ、信用不安が広がりを見せるなかで経営は限界に達した。

 ステークスは1998年1月に現社長の父、兄らが中心となってステーキレストランを開業した。いわば家族経営の「街のレストラン」だった。アメリカンスタイルで気軽にステーキを楽しめるケネディはすぐに顧客の心を掴んだ。矢継ぎ早に2号店、3号店を出店し、2005年に現社長が就任して以降はそのペースを加速させ、業容を拡大していった。
 1号店の開業から約10年で都内中心に店舗数は約40店舗にまで伸びた。当時、ある業界紙インタビューで、社長は「首都圏で100店のチェーン展開を目指す」と表明していた。テレビやグルメ誌などに取り上げられる機会も増え、ステーキ専門店として確固たる地位を築いていった。

KENNEDY東池袋店

KENNEDY東池袋店
値引きキャンペーンありき
 劣勢を強いられ、顧客呼び戻し策として同社がとった戦略が値引きキャンペーンだった。2割、3割引は当たり前。時には半額キャンペーンを打つこともあった。また、店舗の近隣地でドリンク無料などクーポン付きのチラシを配布したほか、クーポンサイトにも積極的に掲載し、値引きを全面的に押し出して集客を図った。
 ところが、繰り返し打ち出したキャンペーンは麻薬だった。値引きで一時的に客足が回復しても、止めれば元に戻り、値引き自体が利益率の低下にも繋がった。

薄れる「お得感」と募る「割高感」
 値引きの繰り返しは、顧客の心理にも変化が生まれた。「ケネディにはキャンペーン中か、クーポン券を持っている時でなければ行かなかった」と利用者は語る。
 値引きが当たり前になればお得感は薄れる。そればかりか定価販売を「割高」に感じるようにもなる。過度のキャンペーンが顧客離れと利益率の低下という悪循環を招く皮肉な結果となった。その後、値引きを止めてメニューの大幅刷新で対応しようと方針転換したが、時すでに遅し。一度離れてしまった顧客が戻ることはなかった。
 2016年12月期は2期連続の減収も、最終利益は3,787万円を確保し2期ぶりの黒字決算だった。だが、これは毎期実施していた固定資産の減価償却約8,000万円を実施しなかったため。実質は赤字決算だった。
 同期の決算資料によると、自己資本比率は7.0%と危険水域に達し、現金商売の業態にも関わらず当座比率は54.4%まで低下していた。借入金は社債を含め8億900万円まで膨らんだ。また、損益面では店舗の家賃負担が重くのしかかった。FC店はなく、すべて直営だったため年間賃料は1億6,000万円にのぼった。賃料率(地代家賃/売上高)は外食産業で理想とされる10%を上回り、経営悪化が如実に現れている。
 今期に入ると仕入債務や店舗の賃料にも事欠くようになった。1月からは取引金融機関から借入金の返済猶予に応じてもらったが、売上減少に歯止めはかからず資金繰りは多忙な状態が続いた。

(株)ステークス 売上高・利益推移

 飲食業の倒産が増加している。2017年1-9月の飲食業倒産は565件(前年同期比18.4%増)で、2割増のペースで推移している。
 背景には仕入価格や人手不足による人件費の上昇などコストアップが深刻化していることが挙げられる。また、経済指標は改善しても、肌感覚では所得上昇が実感できず、外食に向くお金はむしろ萎んでいるのだろう。
 とはいえ価格改定に踏み切っても、顧客離れを起こさず、好調を維持する企業がないわけではない。固定客を掴み、何十年と経営を続ける街の定食屋は無数にある。外食産業で生き残るには、いかにリピート客を確保できるかに尽きる。
 ワッフル、ポップコーン、パンケーキ・・・。次々にブームが到来し、そのサイクルも目まぐるしく変化する。外食産業は参入が容易な分、生き残るのは難しい。
 流行りだからという理由で行列ができる店は多いが、「1度行けばいいや」と思わせないための魅力、戦略、付加価値が求められている。少なくとも安易な値引きや安さに頼ることではないことを、ステークスの破綻は教えている。

 (東京商工リサーチ発行「TSR情報全国版」2017年10月31日号掲載「破綻の構図」を再編集)

1908とはずがたり:2017/11/27(月) 17:54:24
総菜パンは世界に誇れる立派な「日本食」だ
位置づけ的にはラーメンやカレーと一緒
http://toyokeizai.net/articles/-/167699?utm_source=goo&utm_medium=http&utm_campaign=link_back&utm_content=related
阿古 真理 : 作家・生活史研究家 2017年04月15日

1909とはずがたり:2017/11/28(火) 19:35:33
千種駅前にあって予備校の友人が好きだった。

復活の日も近い? 新生ドムドムハンバーガーはミスドも競合に
https://www.excite.co.jp/News/smadan/E1511320668012/
スマダン 2017年11月23日 11時00分

「日本初のハンバーガーチェーン」として知られる「ドムドムハンバーガー」がダイエー傘下を離れたのは7月1日のこと。
それから約3カ月。ドムドムを傘下に収めた、ホテルなどを運営する「レンブラントホールディングス」は9月30日に今後の店舗展開見通しについての記者会見をおこなった。
ドムドムはどう変わっていくのか。

ダイエーによる「日本初のハンバーガーチェーン」 店舗数は最盛期の1割に

ここで今一度、ドムドムハンバーガーの歴史についておさらいしてみよう。
ドムドムハンバーガーはダイエー傘下の「オレンジフードコート」が運営していたハンバーガーチェーンで、1970年に東京都町田市のダイエー原町田店(現町田店)に1号店を出店。これは、1971年の日本マクドナルド1号店(銀座三越)、1972年のロッテリア1号店(日本橋高島屋北別館)などよりも早く、「日本初のハンバーガーチェーン」としても知られる。ちなみに「ドムドム」の名前はダイエー創業者・中内功氏によるダイエーのキャッチフレーズ「良い品をどんどん安く」に由来するものだ。
かつてドムドム1号店があったJR町田駅近くにあるダイエー町田店。日本のハンバーガーチェーンの歴史はここから始まった。

一時はダイエー店内やその隣接地を中心に全国各地に約400店を展開したものの、ダイエーの経営悪化とハンバーガー業界の競争激化に伴い急激に縮小。今夏には最盛期の1割となる約40店舗にまで減少していた。

「どむぞうさん」のロゴも一新!

7月1日よりドムドムハンバーガーの事業を引き継いだレンブラントは新会社「ドムドムフードサービス」を設立するとともに、公式サイトを一新。従来のメールマガジンの代替としてTwitter、InstagramなどのSNSアカウントを新たに開設したほか、かつてのドムドムファンを再び来店させるべく「第1回復活メニュー決定戦」を開催するなど、新会社移行直後からさまざまな試みをおこなってきた。

復活メニュー決定戦結果・新ブランドロゴ発表会も実施された。

「復活メニュー決定戦」では、エントリーされた9商品の中から2014年に販売されていた「ドムミートバーガー」が1位に選出されたことが発表された。なお、このほかにコアなドムドムファンが復活を熱望していたという「お好み焼きバーガー」もレギュラーメニューとして9月1日より販売されている。
さらに、佐々社長は今後のメニュー展開についても触れ「餃子バーガー」、「甘酢肉団子バーガー」といった例を挙げつつ「他社には真似のできない独自性の高いメニュー」の開発を明言。12月をめどにさらなるメニューの改定が検討されていることも明らかにした。
新生ドムドムが実施した「復活メニュー決定戦」ラインアップ。
記者会見に出席した佐々社長はクリスプチキンバーガーが1位を獲得することを予想していたというが、1位はドムミートバーガーに。

また、「新ブランドロゴ」は、長年親しまれた「どむぞうくん」はそのままにマイナーチェンジ。、カラーリングを赤・白の2色に変更、どむぞうくんのおしりのシルエットを意識し「D」を大きくした。



1910とはずがたり:2017/11/28(火) 19:35:53
>>1909-1910
また、新ロゴの制定に合わせてドムドムが展開していた別ブランド「ディーンズバーガー」は廃止され、屋号は「ドムドムハンバーガー」に一本化されるという。

業績回復で「閉店予定」店舗も一部が存続へ! ゲーセンとのコラボも検討

さて、気になるのは今後の店舗展開だ。
減りに減って11月現在で全国36店舗となっているドムドムだが、会見で、2017年度内に3店舗を新たに出店することが発表された。このうち1店舗は、現在もダイエー傘下のオレンジフードコートが運営する鹿児島鴨池店だ。
実は、現在営業しているドムドムのなかには、11月現在も新会社に移行されていないドムドム店舗も存在する。これらは近く全店舗がダイエー傘下のクレープ専門店「ディッパーダン」などに転換されるか、閉店する予定だったが、レンブラントが事業を譲受してメニューのリニューアルを図った7月以降はドムドム店舗の売上が約7%上昇するなど業績が回復傾向にあるため、オレンジフードコートとの協議により承継店舗追加・営業継続が決定したという。新会社への継承店舗が増えるかどうかは未定だが、レンブラント社のおひざ元である「厚木店」など2017年度末までに3店舗を新規出店(うち1店舗は閉鎖撤回)することで、ドムドムの店舗数は久々に増加に転じる見込みだ。
かつては「ドムドム」と「ディッパーダン」の共同店舗も多く見られたが、現在は多くが過去帳入りしている。
ディッパーダンは今後もダイエー傘下で営業を継続するという。

さらに、首都圏・関西圏への駅近、商業施設フードコート内を中心に3年間で14店舗を出店する計画も発表され、3年後には約50店舗、10年後には約100店舗体制を目指すという。かつてドムドムがあった街での復活の可能性も多いにある。
今後、ドムドムはネットでのプロモーションに加えてCM出稿、さらにはレンブラント傘下のゲームセンター運営会社「アムリード」(店舗名:アミュージアム)とのコラボなども検討しているといい、一時はその知名度さえも危うくなっていた日本初のハンバーガーチェーンの看板が「復活」を遂げる日も近そうだ。

新たな競合はモスやバーガーキング、ミスドも

しかし、ファストフード業界の競争が年々激化しているのも周知の事実だ。ドムドムが復活を遂げて新たな成長曲線を描くためには、多くの競合チェーンとの競争に打ち勝つ必要がある。これまでのドムドムといえば「マクドナルド」や「ロッテリア」といった比較的安価で気軽なハンバーガーチェーンと競合する存在でだったが、今回の「復活メニュー」や新メニュー、新店舗のコンセプトを見ると、今後新たな競合相手となるのは「モスバーガー」や「バーガーキング」、「フレッシュネスバーガー」といったグルメ系バーガーチェーンだろう。また、「かりんとう饅頭」などといったスイーツメニュー強化の行方によっては「ミスタードーナツ」などとの競合もありうる。

その一方で、グルメ系バーガーの代表格であるモスバーガーが業績不振に陥るなど、こうしたグルメ系バーガーチェーンの一部は競争の激化に加えて「マクドナルドの復権」もあって業績が振るわない。
モスを除くグルメ系バーガーチェーンは都市部・都心部への出店が多く、地方や郊外にはあまり出店していないチェーンも多い。現在、ほとんどの店舗が地方や郊外にあるドムドムは、こうした競合が少ない地域での店舗網強化を図るとともに、「かりんとう饅頭」のような全世代に親しまれるスイーツメニューを強化するなどして他チェーンとの差別化を図ることができれば、これまでのドムドムファンに加えて新たな顧客の獲得につながるだろう。
(都市商業研究所)

1911とはずがたり:2017/12/06(水) 13:02:48
清算後はどういう体制でやってたのか?太田氏は当時はどんな役職だったのか,纏めがクソだな。。

清算された「ハブ」が、過去最高を更新している秘密
https://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20171206/Itmedia_business_20171206022.html
ITmedia ビジネスオンライン 2017年12月6日 08時00分 (2017年12月6日 10時31分 更新)

 英国パブをモデルにした「HUB」「82ALE HOUSE」を展開しているハブが元気である。2017年2月期の売上高は過去最高(前期比7%増の102億円)、18期連続で増収だ。

 「HUBの看板は見たことがあるけれど、利用したことがないなあ」という人に、簡単にご紹介しよう。ハブはダイエーが絶好調だった1980年に誕生。ダイエーの創業者、中内功さんが英国のパブを体験したことがきっかけで、当時の日本では珍しかった「キャッシュオンデリバリー(注文ごとに代金を支払う)」を導入。良いモノをどんどん安くすることをウリにしていたので、週刊誌が1部180円だったころに、生ビールを1杯180円で提供する。ちなみに、現在は360円。『週刊新潮』(400円)、『週刊文春』(420円)よりも安く飲むことができる。

 カウンターでドリンクとおつまみを注文して、気の合った仲間と会話を楽しむことができる。しかも低価格で。それまでの日本にはなかったスタイルの店だったので、設立時に10年で1000店の目標をぶちあげる。「ダイエーの売上高が1兆円を超えて、一番勢いがあるときだったので、実現できると思っていた」(ハブの関係者)

 1号店は神戸の三宮に出店。その後、外国人の多い六本木、若者の多い渋谷などではウケたものの、地方の店舗は苦戦を強いられる。業績は伸び悩み、86年に清算。多くの飲食店は「ここで終わり」……のはず。しかし、同社は違った。「ハブ」の屋号を残し、その後、順調に売り上げを伸ばし、02年以降は業績不振による退店がないのだ。

 一度は死んだはずなのに、なぜハブは蘇ったのか。その理由について、同社の太田剛社長に聞いた。聞き手は、ITmedia ビジネスオンラインの土肥義則。

●「ハブ」の屋号は残して、細々と営業

土肥: ハブは1980年に創業して、神戸の三宮にオープンしました。当時の状況を教えてください。

太田: ダイエー創業者の中内さんは英国に行って、現地のパブに足を運びました。そして「英国のパブを日本でも広めよう」となって、三宮に1号店をオープンしました。2号店は六本木。その後、渋谷にも出店して、いずれも繁盛していたのですが、地方の札幌、沖縄、平塚などは苦戦していました。 … 無謀な出店戦略などがたたって、1986年に事業を清算しました。会社として拡大するのは難しいかもしれないが、パブ事業は残そうと。「ハブ」の屋号は残して、細々と営業を続けてきました。

土肥: 日本のあちこちに店舗をつくったことのほかに、うまくいかなかった要因はどのように分析していますか?

太田: カウンターでドリンクとおつまみを注文をする。そして、自分でドリンクを運ぶ「キャッシュオンデリバリー」を普及させようと思っていたのですが、なかなか受け入れてもらえませんでした。… こうした声を受けて、一部の店を変えてみることに。…結果、どのようになったと思いますか。「洋風居酒屋」のような形になったんですよね。

 このほかにも収益を上げるために、さまざまな手を打ちました。例えば、カラオケがブームになれば店内にカラオケの部屋をつくったり、他社で昼にアルコールを出す店が好調であれば朝も昼も営業したり。事業の軸がブレにブレながらも、なんとかギリギリの収益をあげながら運営していました。

1912とはずがたり:2017/12/06(水) 13:03:09
●会社のターニングポイント

土肥: ハブは開業して6年目に清算しました。その後も迷走を続けるわけですが、ターニングポイントはあったのでしょうか?

太田: 95年に金鹿研一さんが社長に就任して、大きく変わりました。社長に「太田さん、あなたは一体何をやりたいの?」と聞かれて、「原点はパブです。英国のパブを本気でやりたい」と答えました。当時、入社して12〜13年が経っていたのですが、現地のパブを見るどころか、英国にも行ったことがなかったんですよね。「じゃあ、一度本物を見て来い」と言われて、英国のパブを見ることになりました。

 空港に着いて、最初のパブを見たときには衝撃を受けました。私たちが運営しているパブと、現地のパブはメニュー、サービス、内装などが大きく違っていたんですよね。15年間運営してきたのに、HUBには英国のビールが置いていませんでした(一部の店では英国産の缶ビールを発売)。あと、フィッシュアンドチップスも置いていませんでした。このままではいけないということで、視察後、ギネスビールやフィッシュアンドチップスなどを主力商品にしました。

 HUBでもキャッシュオンデリバリーを導入していたわけですが、接客について大きな勘違いをしていました。「キャッシュオンデリバリー=ノーサービス」といった解釈をしていまして……これではダメですよね。フレンドリーであってもいいけれど、お客さまにおもてなしが伝わるような接客を心がけました。

 内装についても、当時のHUBはできるだけ安く仕上げていたので、どこか安っぽい雰囲気が漂っていたんですよね。三宮店は英国パブに近い形だったのですが、他の店は違っていました。例えば、ある店は米国映画に出てくるバーのような感じ。コンクリート打ちっ放しにしたり、倉庫のようなデザインだったり。振り返ってみると、当時は「自分たちは英国のパブ文化を日本に根付かせるんだ」といった気持ちを忘れていました。

土肥: チェーン店といえば、どこの店に行っても基本的に同じだと思うのですが、当時のHUBは店によってかなり違っていたわけですか。

太田: はい。現地に足を運んで本物のパブに触れたわけですが、日本のHUBにすべてを取り入れたわけではありません。例えば、接客。英国ではお客さんが勝手に入ってきて、勝手に出ていく感じ。日本ではこうしたスタンスはなかなか難しいかなと思い、入店されたときは、元気よく「いらっしゃいませ」、退店されたときは「ありがとうございました」と言うようにしました。このほかにも、さまざまなところで日本人向けにカスタマイズしているので、店名に「英国風」と付けているんですよね。…

●ドミナント戦略がジワジワ効いている

太田: 英国のパブを見て「本物はこうだったのか」「中内さんが考えていたことはこういう店だったのか」といった気付きがあって、メニュー、接客、内装を見直すことに。97年、池袋に新しい形のHUBを出店したところ、爆発的に支持されました。ただ、1店だけでは分かりません。自分たちの勘違いかもしれないので、新宿の歌舞伎町に2店目を出したところ、そこも支持されました。

 「これはいける!」と感じたので、98年以降はドミナント戦略にチカラを入れることに。乗降客数が1日10万人を超える駅を中心に、出店していきました。首都圏のほかに、大阪、名古屋に進出しました。じゃあ、例えば広島はどうか? 「まだ早い」と思っています。…

土肥: 出店エリアで「HUBファンを増やしていく」わけですね。少しずつファンを増やした結果、売り上げは過去最高、18期連続で増収になったわけでしょうか?

太田: 飲食業で新しい業態を始めて、スタートダッシュに成功されているところがありますよね。いまの消費者のニーズをうまくつかんで売り上げをドーンと伸ばす。でも、そうした商売だと、18期連続で増収は難しいかもしれません。では、なぜハブはそうしたことができたのか。当社の場合、新しい店ができても、お客さまは「なんの店ができたのかな」といった感じで、ゆっくり進んでいくんですよね。まずは「パブとは何か」といったところからスタートする感じ。

1913とはずがたり:2017/12/06(水) 13:03:28
>>1911-1913
 いまは100店舗ほどなので、年に10店舗ペースで出店できればいいと思っています。このようなことを言うと、「たくさん出店して、売り上げがイマイチなところは閉店すればいいんですよ。20店増やして、ダメな5店を閉鎖する。でも15店増えることになる」とアドバイスされる。でも、私たちにはHUBと82ALE HOUSEの2つのブランドしかありません。新規事業を考えるよりも、パブ事業に特化していきたい。

 というわけで、イケイケドンドンで出店しても、たった1つの店が失敗しただけでブランドを棄損するかもしれません。ブランドの棄損というのは、会社全体の棄損につながるので、きちんと人材を育成したうえで、出店していかなければいけません。

●「店を存続させること」が大切

土肥: 2001年以降、業績不振による撤退がないことや、既存店売上高は7期連続でプラスであることは、「少しずつ、少しずつ戦略」が要因だと?

太田: 「パブ事業がおかしくなったらいけないので、いまのうちに新しい事業を始めたほうがいいよ」といったアドバイスを受けることがあるのですが、このビジネスではちょっと合わないかなあと思っています。新規事業を展開すると、多くの場合、既存事業が弱くなっていく。繰り返しになりますが、私たちは失敗が許されないので、計画通りにいっていない店舗でも立て直しを図っていかなければいけません。
… 計画通りにいかない店は、パブを理解されていないお客さまが多い。もちろん、お客さまが悪いという話をしているのではなく、「パブとはなにか」「HUBはこういうお店です」ということをじっくり伝えていかなければいけません。先ほど「きちんと人材を育成したうえで、出店していかなければいけません」と言いましたが、優秀な店長は伝えることがうまい。結果、店の業績がいいんです。…

 店をコントロールできていないと、一時的に客数は増えるんです。「お、この店いいな。自由で」といった形で。でも、その一方で不快に感じる人も多い。「この店はダメだ」と。そういう人が増えていくと、客数がどんどん減っていく。というわけで、人材を育ててから、出店しなければいけません。…

●パブ事業の参入障壁

土肥: ハブの売り上げが好調となると、ライバルが増えるはず。パブ事業の参入障壁は何になるのでしょうか。

太田: 儲(もう)からないビジネスなので、誰もやらないのでは?(苦笑)。HUBを出店するのに、7000〜8000万円ほど必要なんですよね。それを回収するのに6年ほどかかる。飲食業界で、6年先のことを予想できる人はいるでしょうか? ほとんどいないと思います。

 パブは地域コミュニティの場なので、流行り廃りの影響はあまり受けないでしょう。とはいえ、「変わらない」と言ってもらえるためには、常に変化していなければいけません。10年前と何も変わっていません、新しいメニューも出しません、キャンペーンもしません、といったスタンスだと飽きられてしまう。ただ、これまで一度も「パブブーム」がないんですよね(笑)。…

外食産業には優秀な経営者がたくさんいます。時流に合わせてトレンドをつるくのが上手なので、すぐに投資回収をする。そして、次のトレンドを生み出す。…でも、パブはものすごく可能性があると思っているんですよね。…語り合えるような場がこれからも必要になるになるのではないでしょうか。
(終わり)

1914とはずがたり:2017/12/07(木) 19:08:33
"世界一の地ビール"が茨城で生まれた理由
プレジデントオンライン 2017年12月7日 09時15分 (2017年12月7日 18時51分 更新)
https://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20171207/President_23814.html

世界中でブームが続く、クラフトビール。茨城の老舗酒蔵が造る「常陸野ネストビール」は、ドイツ、イギリス、アメリカなど世界各国で行われている国際的なビールコンテストで何度も金メダルを受賞している“世界一のビール”だ。茨城生まれの地ビールは、なぜ海外で人気を博すようになったのか。そこには「欧米のコピーでは売れない」という気付きがあった――。
小規模な醸造所で作られた「クラフトビール」のブームが世界中でつづいている。アメリカでは金額ベースでビール市場の2割を占めるまでに成長した。ここで人気なのが日本産の地ビールだ。
米国で飲まれている地ビールの代表例といえば、「木内酒造」(茨城県那珂市)が造る「常陸野ネストビール」。1997年のインターナショナルビアサミットで金賞を取って以降も、アメリカ、ドイツ、イギリスなど世界各国で開かれた数々の国際ビールコンテストで1位を獲得している。昨年は米国に約136万本を出荷。今年3月にはサンフランシスコ、10月には上海に直営店とレストランをオープンした。
なぜ茨城産のクラフトビールが、海外で人気を博すようになったのか? そこには、商品開発の段階から海外進出を見据えた、数々の戦略があった。

■地ビールブーム終焉による経営悪化が、海外進出に向かわせた
木内酒造の創業は文政六年(1823年)。約200年前、江戸時代の茨城県那珂市で酒造りを始めた。そんな老舗酒蔵がビールの製造を始めたのは1995年。
かつて日本では大手4社しかビールを造ることが認められなかったが、酒税法が1995年に変わり、小規模でビールを造ることが認められるようになった。そこで木内酒造もビール事業に参入したのだ。
当時は参入者も多く、日本では全国的に地ビールのブームが巻き起こった。しかし、ブームはいつか終わるもの。数年たつと売り上げが激減し、地ビール会社が次々と倒産していった。木内酒造も同様に大打撃を受けたという。
「この時期、経営は苦しかったですね。でもあの経験があったからこそ、日本でダメなら世界で勝負しようと思い切って事業転換ができたんだと思います」と木内酒造取締役の木内敏之さんは言う。
その後1997年に行われた世界のビールコンテストに挑戦し、見事第1位に。出品された220のビールの頂点に立った。その後も数々の世界コンテストで受賞し続け、世界で注目を集めるようになり、海外への輸出を本格化していった。

■欧米のコピーではない、日本スタイルのビール作りとは
海外でビジネスをするようになり、木内酒造ではあることに気づいたという。日本の大手ビールメーカーは欧米のビールに近づこうと努力しているが、海外のマーケットでは日本オリジナルのビールが求められていたのだ。
「常陸野ネストビールは、欧米で売れているビールのコピーであってはいけないと思いました。そこで、国産原料にこだわった日本スタイルのビール作りが始まりました」(木内さん)
例えば「Red Rice Ale(レッドライス・エール)」は、日本の古代米である赤米を使用したビール。淡い薄紅の色合いと果物を思わせる香りが特徴の、日本独自のテイストが、海外でも評判だ。
また、日本ならではのクラフトビールを実現するため、昭和30年代で栽培が終了していた日本の原種麦「金子ゴールデン」の生産を復活させ、生まれたのが「Nipponia(ニッポニア)」というビールだ。
さらに、みかんの古来種である茨城産の「福来みかん」を使用した「DaiDai Ale(だいだいエール)」や、香りのアクセントにユズを使用した「Saison du Japan(セゾン・ドゥ・ジャポン)」など、国産原料や日本の歴史にこだわった商品を展開している。
「日本の茨城という地域にある、私たち木内酒造がビールを造る意味を追求しました。オリジナリティーを極めていって、自分たちのスタイルに作り上げていったことが、海外の人からユニークだと評価いただけた理由だと思います」(木内さん)

1915とはずがたり:2017/12/07(木) 19:08:48
>>1914-1915
■キャッチーなロゴも、世界進出を視野に入れて作った
一目で覚えやすいフクロウのロゴも、世界進出を視野に入れて作ったものだ。だが最初は、本社がある鴻巣(こうのす)という地名からとった「コウノトリ」をモチーフにするという案も候補に挙がっていた。しかし調べてみると、コウノトリはヨーロッパでは泥棒の鳥というイメージがあるということで、世界中の誰もが知っているフクロウが採用された。
結果的に、この時の判断は間違っていなかった。覚えやすいキャッチーなロゴのおかげで、常陸野ネストビールは世界中で「フクロウのビール」と呼ばれるようになった。
素材や商品のパッケージなど、商品開発の段階から海外展開を見据えたこれらの戦略が功を奏し、常陸野ネストビールはニューヨークで人気に火がつき全米で認知されるようになった。2016年、木内酒造はアメリカに約450キロリットル(約136万本)を出荷した。現在、輸出先はアメリカをはじめ33カ国以上に広がっている。

■サンフランシスコ、上海に直営店をオープン
今年の3月には、アメリカで最も食事にお金をかける地域と言われているサンフランシスコに、直営店とレストランをオープンした。このレストランでは、ソバと常陸牛を提供している。なぜソバと牛なのかというと、ここにも木内酒造ならではのストーリーがある。
「うちの畑では、日本の原種麦・金子ゴールデンを収穫した後に、ソバを植えています。というのも、麦を収穫した後のやせた土でもソバは育つということで、茨城では昔から麦の裏作でソバを作っていたんですよ。また常陸牛には、ビールを造る際に出る麦のくずを食べさせて育てている。つまり、ビールにまつわるソバと牛の料理を提供しているわけです」
サンフランシスコで当たれば、より世界基準で勝負できると木内さんは言う。このレストランは、常陸野ネストビールの世界的PRの役割をも果たしているのだ。
さらに今年の10月には、上海にも直営店をオープンした。今後は欧米だけでなくアジア進出も目指すという。常陸野ネストビールの勢いは止まらない。

■「伝統×革新」相反する2つの掛け算が、世界の人々を魅了する
ここ数年のクラフトビールのブームに乗じて、新規参入する醸造所も増えている。しかし木内さんは、安易な参入には否定的だ。
「そんなに甘いもんじゃないですよ。うちの会社では日本酒は約200年、ビールは20年以上作っている。地道に生産技術の研究を積み重ねた歴史があって、今があるんです。やっぱりひとつひとついいものをきちっと作り続けていくことが、モノづくりの原点だと思います」
200年続く老舗の伝統を受け継ぎながら、革新的なオリジナリティーに挑戦する木内酒造。「伝統×革新」という、一見相反するこの2つの掛け算こそが、世界の人々に愛されるゆえんなのだろう。
(NY在住ライター/ニューヨーク女子部主催 鮫川 佳那子)

1916とはずがたり:2017/12/09(土) 16:01:17

バターとワインに続きフォアグラも不足、三重苦に直面 フランス
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171209-00000016-jij_afp-bus_all
12/9(土) 12:08配信 AFP=時事

【AFP=時事】バターは品薄、ワインの生産量は激減、不運が続くフランスが次に直面するのは何だろう? 大半の家庭でクリスマスにはごちそうとして食卓に並べられる、フランス人にとっては欠かせない食材、フォアグラの不足だ。

 フォアグラの生産者団体CIFOGによると、2度の鳥インフルエンザ流行により仏南西部ではカモやガチョウ数百万羽が殺処分され、2015年以降のフォアグラ生産量は44%落ち込んだ。

 生産量の減少は価格にも影響しており、パッケージ方法や品質に応じて10〜30%上昇した。

 フォアグラ不足の前には、バターも危機的状況に陥った。需要が増加したアジア市場にバターの卸売業者らが在庫を投入したことで、国内小売りへの供給量は減り、価格は上昇した。

 こうした危機的状況によりフランスでは買い占めの動きが出たり、動画投稿サイト「ユーチューブ(YouTube)」にはバターの作り方を紹介する動画が続々と投稿されたりした。

 さらに悪いことに、3月の暖かさと4月の寒さという例年にない気象状況が重なり、一部のブドウの収穫に支障が出たことからワインの生産量は19%減少した。ブドウの出来は全体的に良かったため、相対的にワインの価格は上昇した。

 そして今、フランス人たちは、通常クリスマスや新年に出荷が本格化するフォアグラの価格高騰に直面している。

 フォアグラの2015年の輸出総額は約5500万ユーロ(約73億円)だったが、同年鳥インフルエンザH5N1型が流行して以降、フォアグラ産業は低迷。回復の兆しが見え始めた翌年、今度はH5N8型の鳥インフルエンザに見舞われた。

 フォアグラ産業は苦難に直面しているものの、一方で伝統的な食習慣はそう簡単にはなくならないといった安心感もある。

 5月にフランスで実施された消費者調査では、回答者の92%が、値上がりしたとしてもフォアグラを購入すると答えている。【翻訳編集】 AFPBB News

1917とはずがたり:2017/12/09(土) 16:01:43

流石フランス(;´Д`)

全裸でフレンチ! パリ初のヌーディストレストラン開店
http://www.afpbb.com/articles/-/3152904
2017年11月24日 17:57 発信地:パリ/フランス

1918とはずがたり:2017/12/11(月) 21:27:12
てんや、天丼40円値上げ 来年1月から540円に
(朝日新聞) 18:01
https://news.goo.ne.jp/topstories/business/1165/4423c4c40b25766a02e4324a0feead3c.html
てんやの主力メニュー「天丼」=(ロイヤルホールディングス提供)
てんやの主力メニュー「天丼」=(ロイヤルホールディングス提供)
(朝日新聞)
 ロイヤルホールディングス(福岡市)は11日、傘下の天丼チェーン「てんや」で、主力の「天丼」など6種類の食事メニューを来年1月11日から値上げすると発表した。税込みの値上げ幅は10?50円で、「天丼」は税込み500円から540円になる。国内の196店舗が対象。エビなど原材料の値上がりや、人件費の上昇などが理由という。(山下裕志)

1919とはずがたり:2017/12/14(木) 22:25:36
ラムーで買ってきた。デザインが違うのは何故?
美味しいんだけど何だか俺の足の指の間の臭いがするw(尾籠で失敬m(_ _)m)

デリトリュフ トリュフカプチーノ
http://www.doshisha-liquor.jp/foods/item/log/eid75.html

1920とはずがたり:2017/12/17(日) 19:47:57
マック過去最高益を生み出す"どん底改革"
https://news.goo.ne.jp/article/president/business/president_23393.html
11:20プレジデントオンライン
PRESIDENT 2017年10月16日号 掲載

■実は事件が起きる前から行き詰まっていた
日本マクドナルドHDが好調だ。2017年8月の既存店売上高は前年同月比14.5%増と21カ月連続でプラス。17年12月期通期では過去最高益を更新する見通しだ。

14年に発覚した鶏肉偽装事件やその翌年の異物混入事件など食の問題でイメージが落ち込んだ同社。15年12月期通期では347億円という上場以来最大の赤字を記録した。まさにV字回復といっていいだろう。

ただ、マクドナルドのビジネスモデルは、実はこれらの事件が起きる前から行き詰まっていた。売上高で見ると、同社のピークは08年の4064億円で、その翌年から減少が始まる。事件が起きる前年の13年には2604億円まで落ちていた。

そんな下降基調の中で“泣きっ面に蜂”のように起きたのが鶏肉偽装と異物混入で、それによって大きな赤字を計上するまで追い詰められたのだ。

■下降線をたどった原因はサービスのマンネリ化
しかし、一度どん底まで落ちたことにより、ビジネスを全方位的に見直す改革を断行できた。それが「マックカフェ」であり、不採算店舗の閉店や既存店の改装、既存メニューの抜本的な見直しなどだ。

なかでも、ポケモンGOとのコラボレーションや「マック派vsマクド派」のハンバーガー対決などは話題を呼んだ。食の安全についても商品パッケージにQRコードを印刷し、原材料の原産国などを読み取れるようにした。

下降線をたどった原因は、知名度や人気にあぐらをかいたサービスのマンネリ化にあった。そこを払拭するために次々と新たなイベントや改善策を打ち、功を奏したということだろう。結果として客単価と客数をどちらも改善させた。

来年、再来年も現在の利益水準は維持すると見ているが、それ以上の成長を見込むためにはやはり店舗数を増やしていく必要がある。今後、再び出店攻勢に転じるのか、そしてそれが成功するのかどうかが今後の大きな分かれ道となるだろう。

(楽天証券経済研究所 アナリスト 土信田 雅之 構成=衣谷 康)

1921とはずがたり:2017/12/17(日) 19:48:09

マック躍進、米国流決別が出発点 「V字回復」にカサノバ社長の発想転換
https://news.goo.ne.jp/article/businessi/business/bsd171216009.html
12月16日 06:17フジサンケイビジネスアイ

 V字回復を成し遂げた日本マクドナルドが躍進を続けている。調達先の中国企業が起こした期限切れ鶏肉問題でイメージが悪化し、一時は3年連続の最終赤字に陥ったが、2017年12月期の最終損益は上場以来最高となる200億円の黒字を見込む。問題発覚以降、トップダウン型経営を改め、地域ニーズ把握や他社との協業など消費者目線に立った取り組みで商品の幅を広げたことが信頼回復につながった。収益力向上を弾みに来期は再び店舗拡大路線に転換する。

 被害者の立場強調

 「マクドナルドは、必ずよみがえると信じていた」

 サラ・カサノバ社長は3年前の心境をそう振り返る。しかし当時、多くの日本人にとって社長就任2年目のカサノバ氏のイメージは良くなかった。

 問題発覚後の14年7月末の記者会見で、カサノバ氏は陳謝しながらも「マクドナルドは(取引先に)だまされた」と釈明。同じ中国企業の鶏肉を輸入していた大手コンビニエンスストアの影響は限定的だったにもかかわらず、カサノバ氏は被害者の立場を強調して反感を招き、多くの客を失った。

 消費者心理を逆なでしたこのコメントについて、同社幹部は「米マクドナルド本社のスタンスに従わざるを得なかった」とカサノバ氏を擁護する。

 だが、米国流を押し通しても日本の商売は当然うまくいかない。翌15年1月には「泣きっ面に蜂」となるデザートへの異物混入問題も起き、客足はさらに遠のいた。

 反省したカサノバ氏は、メディア対応の訓練に励んだという。外見についてもロングヘアを束ね、目力を強調しやすい黒縁メガネを縁なしに変更するなど「柔和なイメージ」へ変貌させた。さらに、全国の店舗を足しげく回り、「ママの声」を聞くといった地道な取り組みを続け、失った客の信頼を取り戻そうと努めた。

 幹部会議は日本語

 カサノバ氏には通訳が常時つくため、幹部会議は基本的に日本語で行われる。意外なことに、米本社との意思疎通を重んじた原田泳幸前社長時代と比べ、英語での会議は減ったという。

 「原田さんは、良くも悪くもトップダウン。現場(店舗)にもあまり姿を見せず、組織の風通しは決して良くなかった」。ある幹部はこう打ち明ける。原田氏は米アップル日本法人の社長から04年に転身し、業績不振だったマクドナルドを8年連続で成長させたプロ経営者のはしりだ。これに対し、カサノバ氏は大学院でマクドナルドに関する企業論文を書き、カナダ法人のトップに手紙を送ってまでして入社を果たした経歴の持ち主だ。当然、カサノバ氏の方が「マクドナルド愛」は深い。

 原田氏とカサノバ氏の経営方針の違いは、そうしたウエットな側面だけではない。



 ■地区本部制復活、FC要望に対応

 原田氏は、本社直営が大半だった店舗のフランチャイズ(FC)化を加速する一方、「地区本部制」を廃止して中央集権型の経営を推進。2011年には過去最高の営業利益281億円をたたき出したが、そこが頂点だった。

1922とはずがたり:2017/12/17(日) 19:48:32
>>1921-1922
 中央集権型では地域ごとのニーズに対応しきれなかったこともあり、12年以降は業績が低迷。13年8月にカサノバ氏が社長に就任し、原田氏が代表権のない取締役会長となった。カサノバ体制で、廃止された地区本部制を復活。東日本、中日本、西日本の3地区それぞれに執行役員を配置し、店舗運営や人材育成などFCオーナーの要望に対応できるよう改めた。

 他企業とコラボ

 消費者の好みが細分化した中、中央集権型から地域密着型へと改めたプラス効果は大きい。「私が一番驚いた変化は、かつて“孤高の巨人”のような存在だったマクドナルドが、他の企業とコラボレーション(協業)するようになった点だ」。こう語るのは、外食業界に精通するいちよし経済研究所の鮫島誠一郎主席研究員。

 その最たる例が16年に始めた人気スマートフォンゲーム「ポケモンGO」との協業だ。今年もマックシェイクの「ミルクキャラメル味」(森永製菓)や「カルピス味」(アサヒ飲料)、ローソンやすかいらーくと3社協業でハワイ風を打ち出した「ロコモコキャンペーン」など、枚挙にいとまがない。

 協業以外の新商品も含め、以前は同時並行で行うこともあったキャンペーンを毎週のように催すようにした。話題が途切れないようアピールする狙いだ。

 さらに「かつてはマクドナルドから消費者への『一方通行』だったマーケティング戦略を、『双方向型』に変えた効果も大きい」(鮫島氏)という。

 17年初めの人気メニュー「総選挙」や、東西で異なるマクドナルドの愛称(マック、マクド)をそれぞれの期間限定ハンバーガーへのツイート数で競うキャンペーンなどが、その代表例だ。

 一連の戦略を担う足立光上席執行役員マーケティング本部長は、若者にとってのインフラであるツイッター(短文投稿サイト)で話題の拡散を図り、キャンペーン開始後はテレビCMで一気に広げた。その成功の秘訣(ひけつ)をこう明かす。

 「『消費者参加型』であり、同時に『ツッコミどころ満載』であること。いやでも(消費者の)頭の片隅に引っかかるようにすることが鍵だ」

 来年以降に店舗拡大

 こうした試みが奏功して、16年12月期に最終黒字に転換。V字回復を成し遂げたカサノバ氏は、今年8月の6月中間決算の記者会見で「ビジネスの基盤ができた。投資をさらに増やす」と語り、来年以降に店舗拡大へ転じる考えを示した。

 マクドナルドは、02年の3891店をピークに店舗数を減らし続けてきた。今年9月末時点で2897店と約3割も規模が縮んでいる。収益力を確保するため不採算店を整理してきたが、来年に出店数が閉店数を上回れば10年ぶりの純増となり、大きな転換点を迎える。一方で、業界全体が直面している人手不足や長期的な人口減少など課題も多い。

 カサノバ氏は、全国の顧客との対話を通じ「マクドナルドに求められているのは、安さより楽しさだ」と分かったという。その魅力を保ちつつ、拡大路線の軌道に再び乗ることができるかどうか、引き続き同氏の手腕に多くの視線が注がれている。(山沢義徳)

1923とはずがたり:2017/12/19(火) 20:21:11
三宮センター地下街のトンテキ屋あっちゃんに行ってみた。イロイロイマイチだったけど年末で閉店だそうな。イマイチで閉店なのか閉店決まってやる気なくてイマイチなのか。。もうよそで見かけても行かないけどな

1924とはずがたり:2017/12/22(金) 17:48:24
赤字に悩むと拝察するフレンドリーが遂にとち狂ってガストの猿真似を始めた。その名はゴッツ。
カフェレストランという表題,看板のデザイン,GOTTという文字,ハンバーグを安く提供して客寄せ(出来た当時のガストはそうだった)などなど。
中環で大渋滞に巻き込まれたので逆側だったが入ってみた。
どうやら赤字の原因のバイキングを廃止したらしい。

マーボドーフ322円とライス193円とセットドリンクバー214円で729円。まあこんなもんかな。5時迄ランチやってるみたいなんでもうちょっと早く着けば良かったな,,

1925とはずがたり:2017/12/23(土) 20:26:49
うどんVSそば!年末に食べたいおなかにやさしい麺はどっち?
http://web.bifix.jp/article/2017/12/01/post_134.html?utm_source=outbrain&utm_medium=nativead9&utm_content=1711-4&utm_campaign=bifix_spring
管理栄養士 / スポーツ栄養コンサルタント / 予防医学士
園部 裕美 2017.12.01


今回はうどんとそばの違いと、おなかをしっかりいたわるおすすめの食べ方についてご紹介します!

うどんは、小麦粉に塩と水を混ぜ合わせて作ったもの。小麦粉の中でも、たんぱく質が10%ほど含まれる『中力粉』と呼ばれる粉を使っています。

そばは、生麺の場合、そば粉と小麦粉の割合によって『二八そば(そば粉80%、小麦粉20%)』『九割そば(そば粉90%、小麦粉10%)』『十割そば(そば粉100%)』などに分かれます。
乾麺の場合は、そば粉が少しでも含まれていれば『そば』と呼ぶことができるため、小麦粉や長芋、海藻、卵など、商品によってさまざまな"つなぎ"が使われています。

1食あたりの栄養素については、どちらも炭水化物が成分のほとんどを占めています。
たんぱく質、脂質、食物繊維などの成分は、うどんよりもそばのほうが少しずつ多く含んでいますね。

では、うどんとそば、どちらのほうがおなかにやさしいかというと...一般的には『うどん』だといわれています。

うどんが消化によいと考えられているのは、炭水化物がほとんどを占め、食物繊維が少ないから。食物繊維が多い食べ物は、消化するのに時間がかかり、より胃腸に負担がかかります。

一方そばは、うどんに比べて食物繊維がやや多く、食感も比較的硬いため、急いでつるりと食べてしまうと、胃の中に長くとどまり、おなかに負担をかけてしまうことがあります。

古くから「そばは(すくい上げた麺を途中で)噛まないで食べる」ことが一種の作法として伝わっていますが、消化のしやすさを考えると、実はそばはうどんよりもしっかり噛んで食べることが重要なのです。

また、ひと口に『うどん』『そば』といっても、素材によって消化のよさは違ってきます。

例えば、コシがある麺はグルテンが多く、胃腸に負担をかけやすいそう。うどん・そばともに、おなかの調子が気になるときは、やわらかい種類を食べるのがおすすめです。
そばはそば粉の割合が多いほどコシが強くなるため、消化しやすい『二八そば』を選ぶとよいでしょう。

そして、おなかのためには、原材料の表示を見て、添加物ができるだけ使われていないものを選ぶことも大切です。

インスタント食品は油が使われているため、実はおなかにやさしいとはいいにくいそう。また、チルドのゆで麺は保存料が加えられていることが多いため、生麺や乾麺、冷凍麺のほうがベターです。

うどんもそばも、おなかに負担をかけないためには、やわらかめにゆで、温かい状態にする食べ方がおすすめです。

ただ、炭水化物を食べると消化・吸収するのにビタミンやミネラルが多く使われるため、そればかりを大量に食べると、栄養バランスも偏りがちになります。
そのため、麺に卵や豆腐、赤身の肉などの消化しやすいたんぱく質を組み合わせて食べるとよいでしょう。特に、半熟卵や温泉卵を合わせると、胃に負担をかけずに消化できますよ。

また、麺類は食べやすいので、あまり噛まずに飲み込んでしまいがちですが、炭水化物の消化には、唾液から出るアミラーゼという消化酵素が不可欠。おなかのためにはうどんもそばも、よく噛んで食べることが大切です。

[文・構成 ビフィックスマガジン編集部]

1926とはずがたり:2017/12/24(日) 07:49:17
>>1924
書き忘れてたけど,フレンドリー時代から此処のLineに入ってたんだけど,スマホからのみ確認出来る10%オフクーポンが届いてて,恰度その日Line入れてるタブレットを家に置いて来てて,ノーパソしかなかったけどちゃんと10%引いてくれた。

なかなか好印象♪

因みにホムペはこれ。赤い丸にカフェレストランはほぼガストだwこちらはフライパンのようだが。
http://www.friendly-co.com/gott/

因みに4店舗。頑張って欲しい。

1927とはずがたり:2017/12/28(木) 11:00:53

直接寄付しない俺も,これをビジネスチャンスに変えるマスターカードも偽善者なんだろうけど,まあ良い試みではないか。

レストランなら何処でも良いのかね?ビザで払っちまう事が多いんだけどTポイントが使えなかったりしたらマスター使ってみるか・・。

外食先でのMastercardRカードでのお支払いが、子どもたちの学校給食の支援になります!
国連WFP 学校給食キャンペーン
https://www.priceless.com/ja-jp/japan/WFP-2017-JP/offer.html?cmp=BAC.mastercard.PricelessJapan-WFP.Japan..b2c.JP.Oath...300x250_Imps&Clicks_InBannerStandard.WFP-A

レストランでのお支払いにMastercardカードをご利用いただくと、Mastercardが国連WFPを通じて子どもたちに学校給食を届けます。

Mastercardは国連WFPを通じて、世界中で飢餓に苦しむ子どもたちへの学校給食1億食分の提供を目指しています。この度、日本での活動の第一弾として、2017年12月15日(金)から6週間の間、レストランでのMastercardカードのご利用で、飢餓に苦しむアフリカの子どもたちへの学校給食100万食分の提供を目指します。あなたのMastercardカードのお支払いが、飢餓のない未来の基礎をつくるだけではなく、子どもたちの学ぶ意欲を高め、夢を育てる力になります。

2017年12月15日(金)から2018年1月31日(水)の期間中に、国内レストランにて「Mastercardカードでのお支払い1回ごと」にMastercardから「学校給食1食分(30円 *国連WFPが提供する学校給食の平均額)」が国連WFPに寄付されます。寄付目標額は3000万円です。

今あなたのお財布の中にあるMastercardカードを選んで、飢餓に苦しむ子どもたちの未来をサポートしませんか。

* 国連WFPは特定のサービスや商品を認定、推奨するような活動は行っておりません。

1928とはずがたり:2018/01/11(木) 10:52:01

「飲食業」の年間倒産件数が約2割増、3ぶりに750件を上回る
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180105-00010001-biz_shoko-bus_all
1/5(金) 16:40配信 東京商工リサーチ

 2017年(1-12月)の「飲食業」の倒産は速報値で762件(前年639件)に達した。前年より約2割増で推移し、3年ぶりに750件を上回った。
 負債総額は、負債1億円以上5億円未満の企業倒産が4割増と負債を押し上げ、前年を上回った。ただし、全体では負債1億円未満の小・零細規模が88.8%を占めた。
 仕入価格高騰や人手不足による人件費増加などのコストアップが影響し、さらに、景気実感の乏しさを背景とした個人消費の鈍さが、倒産増加に拍車をかけているとみられる。

※ 調査対象の「飲食業」は、食堂,レストラン、専門料理店、居酒屋などの酒場,ビヤホール、喫茶店、宅配飲食サービス業、持ち帰り飲食サービス業などを含む。

◇2017年(1-12月)の「飲食業」倒産、前年比19.2%増
 2017年(1-12月)の「飲食業」倒産は、速報値で762件(前年639件)に達し、水準としては2014年(768件)以来、3年ぶりの750件超えになった。全体の倒産件数が低水準で推移するなかで約2割増(前年比19.2%増)と、2年連続で前年を上回った。

◇負債1億円未満が約9割
 2017年(1-12月)の負債総額は、速報値で416億6500万円(前年比23.7%増)になり、2年連続で前年を上回った。
 負債10億円以上の大型倒産は前年同数の4件だった一方で、負債1億円以上5億円未満が74件(前年比48.0%増、前年50件)と大幅に増加したことが影響した。
 ただし、全体では負債1億円未満が677件(構成比88.8%)と約9割を占め、小規模企業倒産がほとんどを占めている。
 主な大型倒産では、ステーキ店「KENNEDY」を都内中心に27店舗展開していた(株)ステークス(東京、負債13億8000万円)、ピザ専門店「NAPOLI」などを展開していた(株)遠藤商事・Holdings.(東京・同12億7000万円)、宅配ピザ店「10・4(テン・フォー)」を展開していた(株)オーディンフーズ(北海道、同7億円)など。

◇業種別、居酒屋など「酒場,ビヤホール」が3割増
 業種別では、最多が日本料理・中華料理・フランス料理店などを含む「専門料理店」の203件(前年比13.4%増、前年179件)。次いで、「食堂,レストラン」の200件(同34.2%増、同149件)、次いで、居酒屋などを含む「酒場,ビヤホール」が115件(同35.2%増、同85件)、「喫茶店」が59件(同34.0%増、同44件)とそれぞれ増加が目立った。
 このほか、宅配ピザ店などを含む「宅配飲食サービス業」が42件(同7.6%増、同39件)、持ち帰り弁当店などの「持ち帰り飲食サービス業」が23件(同27.7%増、同18件)など。

◇原因別、販売不振が8割
 原因別では、最多が販売不振の618件(前年比17.7%増、前年525件)で、全体の8割(構成比81.1%)を占めた。次いで、事業上の失敗が41件(前年比46.4%増、前年28件)、既往のシワ寄せ(赤字累積)が34件(同17.0%減、同41件)の順。
 形態別では、事業消滅型の破産が708件(同20.0%増、同590件)と全体の9割(構成比92.9%)を占め、厳しい経営環境を反映した。また、再建型の民事再生法は23件(前年21件)、取引停止処分が18件(同18件)、特別清算が11件(同4件)と続く。

 2017年(1-12月)の飲食業の倒産は、前年より約2割増で推移して厳しい経営環境を反映したが、東京商工リサーチ調べの飲食業の休廃業・解散企業数でも、2013年の574件以降は、2014年617件、2015年622件、2016年724件と3年連続で増加している。これは、仕入価格高騰や人手不足による人件費の増加などのコストアップが影響しているとみられる。
 飲食業は「参入は容易だが、生き残ることが難しい業界」と言われる。さらに、顧客の飽きが早く、次々にブームは起きても冷めやすく、一つのメニューやビジネスモデルが持続する期間が長続きしにくいとの指摘もある。
 さらに、各種経済指標が改善をみせても、消費者が景気上昇の実感に乏しいことも、外食や飲酒など飲食関連に向ける個人消費の伸び悩みの背景として考えられる。このため、飲食業の倒産は今後も増勢が懸念される。

東京商工リサーチ

1929とはずがたり:2018/01/15(月) 16:42:07

清酒「瀧嵐」が主力商品、高知酒造(株)が民事再生
https://news.goo.ne.jp/article/tsr_net/business/tsr_net-16742.html
10:20TSR速報

 高知酒造(株)(TSR 企業コード:830053662、法人番号:1490001005535、吾川郡いの町勝賀瀬780?2、設立昭和19年8月、資本金5665万円、石黒満博社長)は12月27日、高知地裁より民事再生開始決定を受けた。監督委員には松岡章雄弁護士(松岡章雄法律事務所、高知市南万々69?24、電話088?824?7374)、中川嶺弁護士(中川嶺法律事務所、同市上町1?4?32、電話088?879?6156)が選任された。
 負債総額は約3億5000万円。

 高知市、吾川郡、長岡郡および土佐郡等の酒造業者28社が統合して設立。清酒「瀧嵐」を主力商品とし、文旦等の柑橘類のリキュール製造も手掛けていた。昭和57年4月期には売上高約7億2000万円を計上。しかし、以降は減収で推移していたうえ、旧経営者の放漫経営等で、多額の金融債務を抱えていた。
 平成27年10月には現代表が就任し経営改善を図ってきたが、年間売上高は約7000万円と回復せず、再建は困難と判断。神戸市の企業の支援を得て再生を図ることとなり、今回の措置となった。

1930とはずがたり:2018/01/16(火) 12:14:31
モスバーガーが「創業以来の絶不調」である、もうひとつの理由
ITmedia ビジネスオンライン 2018年1月16日 08時32分 (2018年1月16日 11時51分 更新)
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1223566495/438-440

1931とはずがたり:2018/01/16(火) 19:47:17
10分の1に縮小した「ドムドム」は、復活することができるのか
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1711/08/news008.html#utm_source=yahoo&utm_medium=feed&utm_campaign=20180116-075&utm_term=zdn_mkt-bus_all&utm_content=rel3-1
2017年11月08日 08時00分 公開
[土肥義則,ITmedia]

 日本で初めて生まれたハンバーガーチェーンはどこ? 「マクドナルドでしょ」「いや、モスバーガーでは」と答える人が多いかもしれないが、答えは「ドムドムハンバーガー」。日本マクドナルドが1971年に1号店をオープンする前年に、東京の町田市に誕生したのだ。

 40代以上の人であれば「懐かしいなあ。高校生のとき、学校の帰りに食べていたよ」と青春時代を思い出されるかもしれないが、10〜20代は違う。若い人たちに聞いたところ「行ったことがない」「食べたことがない」「聞いたこともない」といった反応が多かったので、簡単にご説明する。

 ダイエーの創業者、中内功さんがドムドムハンバーガーを設立。当時は「ハンバーガーってなに?」「日本人がそんなモノを食べるわけがないでしょ」といった声が多かったなかで、ダイエーやマルエツなどの店内を中心に店舗を増やし、90年代半ばには約400店を構える。ただ、その後は一部の店の看板をウェンディーズに変えたり、ダイエーの経営不振だったり、さまざまな要因で店舗数は減少していく。

 2017年3月末、店舗数は54店。細々と営業を続けてきたわけだが、ホテル事業を手掛けるレンブラントホールディングスが事業を譲り受けることに(関連記事)。ダイエーグループは47年間続けてきたハンバーガー事業から撤退し、7月に新生「ドムドムハンバーガー」(36店)が誕生したのだ。

 出足は好調のようで、店舗数が減少しているのにもかかわらず、売り上げは対前年比1割増で推移している。ドムドムフードサービスの佐々真司社長に、その要因を聞いたところ「若いお客さんが増えてきたから」だという。前述したように「若い人はドムドムを知らない」状況なのに、どのような手を打ってきたのか。また、これからは「会社が失ってきたモノを取り戻していきたい」というが、どういう意味なのか。話を聞いた。…

1932とはずがたり:2018/01/16(火) 22:06:27

飲食店の倒産、2000年以降最多に 個人消費低迷など
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/business/ASL1J4STGL1JULFA010.html
20:53朝日新聞

 2017年の国内企業の倒産件数は8376件で、8年ぶりに前年を上回った。飲食店の倒産が2000年以降で最多となり、全体を押し上げた。長引く個人消費の低迷や人手不足による人件費の高騰が経営の重しになったようだ。

 帝国データバンクが16日公表した通年の全国企業倒産集計でわかった。

 景気の緩やかな回復に伴って倒産件数は7年連続で減少を続けていたが、17年は前年より2・6%増えた。特に、飲食店の倒産が増え、前年比約27%増の707件だった。焼き鳥、おでん、もつ焼き屋などの「酒場・ビアホール」の倒産が最も多かった。飲食店の倒産件数が最も多かったのは東京都、前年比で件数が最も伸びたのは大阪府だった。

 一方、倒産企業全体の負債総額は2兆8851億円だった。製造業として戦後最大の倒産となった自動車部品大手タカタの法的整理が押し上げた。タカタを除いた負債総額は1兆5551億円で、2年連続で前年を下回った。

1933とはずがたり:2018/01/27(土) 22:32:48
もう一寸下がったら買おうかな。。

「ほっともっと」の出店が大幅遅延する理由 今年度の出店数は期初見通しの半分以下に
06:00東洋経済オンライン
https://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-206308.html

持ち帰り弁当チェーン「ほっともっと」を全国展開するプレナスが、出店戦略の見直しを迫られている。

同社は今2018年2月期において、ほっともっとの新規出店を年間206店舗とする計画を期初に描いていた。だが、もくろみどおりには出店が進まず、上半期末に当たる2017年8月末時点で、期初計画の半分以下となる年間102店舗に下方修正。同年12月末時点で74出店にとどまっている。年間ベースで修正計画を超えられるか微妙なところだ。

退店についても、期初では年間15店舗を計画していたものの、上半期末時点で年間29店舗に見直した。ただ、昨年末時点での退店数は33店舗となり、すでに修正計画を超過している状況だ。

小型店の出店を加速するはずが・・・
近年、プレナスはほっともっと不採算店舗の整理を優先してきた。2016年2月期は出店64、退店106。続く2017年2月期も出店56、退店91と、出店数を退店数が上回っていた。店舗整理をほとんど終えたと判断した同社は、今期に入って再び積極出店へとアクセルを踏み込むはずだった。

注力しようとしていたのが、「Mタイプ」と称する小型店だ。通常店舗が24?25坪であるのに対し、Mタイプ店は19?20坪程度。少人数での店舗運営が可能で損益分岐点が低い。そのため、売り上げが拡大すれば全体の収益性を向上させることができる。

ところが、この小型店は「ちょうどよい坪数の物件が、なかなか見つからない」(プレナスのIR担当者)。閉鎖されたコンビニエンスストアの跡地を狙ってみたものの、そういった物件は競争が厳しく、他社の手に渡ってしまう。少し広めの物件でコインランドリー業者などとの共同出店を模索したが、うまくいかなかった。

2017年10月に行われた上半期決算説明会の席上、プレナスの一條眞理執行役員は「マーケットを見極めるなど出店の精度を上げようとして、動きだしが遅れてしまった。利益を出せる立地に出店することが重要」と、立地選別の厳格化を強調していた。だが、ある社内関係者は「当初計画が過大だった」と、そもそもの見通しが甘かったことを認める。

プレナスは2020年にほっともっとの店舗数を3000店舗(現状約2700店舗)にする中期計画を掲げている。今期の出店動向に加え、「毎年50店前後の退店が自然に出てくる」(一條執行役員)ことを考慮すると、計画達成はハードルが高いように見える。

この出店計画の遅れは、成長戦略の根幹が揺らぐことを意味する。プレナスは約80億円を投資し、埼玉県北葛飾郡に建物面積約8500平方メートルもの大型工場を建設中。物流センターを併設し、ほっともっとなどの商材を生産・供給する戦略工場で、2018年12月のフル稼働を目指す。2017年8月には、顧客データと店頭の購買データを分析できるシステム「ID-POS」をほっともっと全店に導入するなど、店舗への投資も進めてきた。

競争が激化する中食市場
こうした新工場や店頭システムへの投資をテコに、製販一体となったサプライチェーンマネジメントを構築し、「製造小売りチェーン」への転換を図る構えだ。ただ、この中期構想は、あくまでも積極出店によるスケールメリットの発現を前提としたものだ。

プレナスは足元の業績も降下している。今2018年2月期は増収増益を見込んでいたが、1月12日に通期計画の下方修正を発表。売上高1466億円(前期比4%増)、営業利益54億円(前期比24%減)と、一転して減益となる見通しだ。

ほっともっとに加え、同じグループの定食店「やよい軒」の既存店売上高も前期割れする公算が大きい。コメなど食材の価格高騰や人件費上昇も響く。

新店計画の遅れや業績悪化の背景には、競争の激化がある。弁当などの中食市場が拡大する中で、コンビニやスーパー、ドラッグストアなどは「持ち帰り需要」を狙った商材を拡充している。「高級商材を扱っている中食企業ならば差別化を図れるが、プレナスの弁当の価格帯だと、コンビニとまともにバッティングする」と、競合の中食チェーンの幹部は語る。

状況は厳しさを増しているにもかかわらず、「プレナスはコンビニなど他社の動きを注視していなかった」(前出の社内関係者)との指摘もある。新勢力の台頭といった外部環境の変化を再吟味し、早期に店舗戦略を練り直す必要がありそうだ。

1934とはずがたり:2018/01/29(月) 08:25:57
アジの開き→ちくわ メロン→半分 給食に食材高騰の波
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180128-00000016-asahi-soci
1/28(日) 8:29配信 朝日新聞デジタル
アジの開き→ちくわ メロン→半分 給食に食材高騰の波
横浜市の2011年度の献立の一例。マカロニのクリーム煮に、メロン(6分の1カット)がついていた(横浜市教委提供)
 アジの開きが姿を消し、ちくわの磯辺揚げにかわった。デザートのメロンも年々小さくなった。ここ数年続く食材の値上がりを受け、横浜市などで小学校給食が徐々に寂しくなっている。給食費を上げる動きも目立ってきた。

【写真】横浜市の2014年度の献立の一例。メロンが8分の1カットになった=横浜市教委提供

 横浜市では、2011年度にみそ汁とともに「アジの開き」が出されていた。それが14年度には「ししゃもの素揚げ」にかわり、17年度にはみそ汁を豚汁にかえて、主菜は「ちくわの磯辺揚げ」に。11年度に6分の1カットだったデザートのメロンは17年度、半分の12分の1カットになった。

 横須賀市では、人気のカレーライスの豚肉は1人あたり50グラムだったが、40グラムに減らす日が出てきた。付け合わせの福神漬けも、13年度は年8回出していたが16年度は1回だけ。13年度に24回だったデザートの提供回数は、16年度は8回にまで減った。

 学校給食は、人件費などは公費負担で、食材費相当分を保護者が負担する。政府の基準や計画で必要な栄養量が決められ、食材の80%以上を国産とする目標も示されている。

 神奈川県の16年5月のまとめでは、県内市町村の小学校給食費は月額平均4062円。1食あたり243円だった。だが、この額では使える食材が限られ、定められた栄養量を確保することが難しくなっているという。

朝日新聞社

1935とはずがたり:2018/01/30(火) 20:42:04

東京23区内で最古の酒蔵・小山酒造が廃業へ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180130-00010002-biz_shoko-bus_all
1/30(火) 15:08配信 東京商工リサーチ

 戦前から続く日本酒の酒蔵(さかぐら)では東京23区内で唯一残っていた小山酒造(株)(TSR企業コード:290140919、法人番号: 6011501001620、東京都北区、小山周社長)が、2月28日で清酒製造事業から撤退、事実上廃業することが明らかになった。
 創業は1878年(明治11年)。北区岩淵の湧き水を利用して以来、この地で140年の長きにわたり酒造りを続けてきた。銘柄「丸眞正宗(まるしんまさむね)」は、今でも根強い人気を博している。
 最近も雑誌や専門誌などに取り上げられ、売上高も回復基調にあった矢先、突然の廃業の知らせに関係者からは驚きの声があがっている。

 小山酒造は初代小山新七氏が1878年(明治11年)に創業した。同地で酒造りに適した湧き水を発見したことに由来する。代表銘柄は「丸眞正宗」。現社長の小山周氏は5代目にあたる。
 現在、東京都酒造組合(立川市)には同社を含め10社の蔵元が加盟している。このうち、9社は青梅市や福生市など多摩地区にあり、23区内に本社と製造拠点を置くのは小山酒造だけだ。
 大正、昭和にかけて大手の酒造業者が近代化に乗り出し量産体制を確立した。だが酒造りには良質な水が欠かせない。都内に宅地化、工業化の波が押し寄せ、多くの中小の酒造業者が都心部での酒造りを断念するなか、23区内では同社だけが生き残り、酒造りを脈々と受け継いできた。
 ピークの1990年9月期には売上高3億5000万円を計上していた。全国展開する大手メーカーとは比べるべくもないが「東京の地酒」として確固たる地位を築いてきた。
 その後、日本酒の需要減やワイン、焼酎など多様なブームに押され、同社の売上高は徐々に低下していった。
 2011年9月期は売上高1億7400万円。ピーク時から半減した。この間、2002年に敷地内の酒蔵、工場を新築移転。空いたスペースに9階建ての賃貸マンションを建設し、不動産賃貸業を併営しながら経営を維持してきた。23区内の好立地に約6000平方メートルの広大な敷地を持つ同社だったからこそできた事だった。

◇近年は増収が続いていたが
 売上高は1億7400万円を底に、2012年9月期から2016年同期まで5期連続で増収をはたした。背景には「23区に残る唯一の酒蔵」として、テレビや雑誌などメディアへの露出機会が増え、注目を集めた事がある。また、オンライン販売で都内近郊だけでなく全国販売も可能になった。収益面ではマンション賃貸が寄与し、毎期黒字を確保していた。オリンピック・パラリンピックの開催決定で「東京」ブランドがクローズアップされ、追い風となるはずだった。

1936とはずがたり:2018/01/30(火) 20:42:16
>>1934
◇職人不足の深刻化が浮上
 こうしたなかでの突然の廃業の知らせだ。取引先や業界関係者から驚きの声があがるのも無理はない。
 小山酒造に廃業のいきさつや経緯についての取材を申し込んだが、「(廃業後の)会社の方向性など様々な事を検討中の段階で、現時点では取材に協力できない」と詳細は明らかにされなかった。ただ、関係者によると「職人の手当てが難しくなったと説明を受けた」という。
 オートメーション化された大手メーカーはともかく、昔ながらの酒造りは激務で知られ、特に冬場の水仕事は体に堪える。同社も若い人材の確保に苦心していたと聞かれ、廃業を決断した一因となったようだ。
 飲食業や建設業をはじめ「人手不足」は様々な業種で問題になっている。長年の経験がものをいう伝統産業の酒づくりの現場ではなおさら、職人の高齢化と同時に、若い人材の確保が深刻化している。
 3月1日以降、同社の清酒商品はオーナー家同士が遠縁関係にあたる清酒製造大手の(株)小山本家酒造(TSR企業コード:310007666、法人番号: 5030001002954、さいたま市西区、小山景一社長)が引き継ぐ方向で調整中という。小山本家酒造は「世界鷹」や「くらのすけ」などのブランドで知られる。「丸眞正宗」は製造拠点を移して生産を続けられる見込みだが、「東京23区内製」ではなくなる。多くの関係者から惜しまれつつ、小山酒造は140年の歴史に幕を閉じる。

 100年以上の業歴を持つ老舗企業は全国で約3万5000社。このうち、業種別では清酒製造業が最も多く、約900社を占める。小山酒造もその1社だ。
 一方、2017年の休廃業・解散企業は2万8142社だった。沈静化が続く倒産件数(2017年8405件)に反して、その数は約3.5倍にのぼり、高止まりが続く。
 将来の展望が描けないなど、休廃業・解散の理由は様々だ。だが、全国で人手不足感が広がるなか、徒弟制の性格が色濃く、技術承継に多くの時間を要する伝統産業の現場では「人手不足」がより深刻だ。伝統産業は長年の手法と機械化の選択を迫られると同時に、生き残りにも直面している。

(東京商工リサーチ発行「TSR情報全国版」2018年1月31日号掲載予定「取材の周辺」を再編集)

東京商工リサーチ

1937とはずがたり:2018/02/04(日) 09:27:23
バカバカしいし勿体ないよなあ。

恵方巻き、大量廃棄の現実 店頭に並ばないケースも…
https://www.asahi.com/articles/ASL214VDCL21UTIL01L.html?ref=goonews
仲村和代、藤田さつき2018年2月3日19時37分

 福を呼ぶとされる、節分の恵方巻き。火付け役となったコンビニエンスストアだけでなく、スーパーや百貨店にも並ぶなど、季節商品として定着している。だが、その陰では売れ残った商品の大量廃棄や、販売の「ノルマ」などの問題が起きている。

 500リットル入りの容器には恵方巻きやご飯、キュウリなどがギッシリ。破砕機に流れ落ち、のみ込まれる。

 3日午後、神奈川県相模原市の「日本フードエコロジーセンター」には恵方巻きや、そのためとみられる具材が大量に運び込まれていた。普段のご飯ものと比べて2倍ほどの量。例年、節分の頃には恵方巻き関連の食材が増えるという。ここで処理され、豚の飼料となる。

 高橋巧一社長によると、こうした廃棄食品は店頭に並ぶことすらなく、食品工場から直送されていることが多い。コンビニなどは販売傾向などを考慮して発注しているが、「不足しないよう、工場側は多めに作る必要があり、大量に余ってしまうようだ」という。

 恵方巻きが節分と結びつくのは…

1938とはずがたり:2018/02/05(月) 17:58:05
ガストで不味い夕飯食いながら仕事。
松屋ほど安くしなくて良いからガストの値段で松屋ぐらいの味にできないものか。

1939とはずがたり:2018/02/06(火) 15:49:48
なんか書いてた山本一郎では無いけど発想の貧困さやバカバカしさに苦言や皮肉のひとつもいいたくはなるわね。。

寧ろ思考を停止させるえもいわれぬ吉野屋の魅力を賞賛すべきところなのか?

吉野家、「SUPER! FRIDAY」の異常な混雑を謝罪 次回以降は希望者に「牛丼並盛無料引換券」を配布
ねとらぼ 2018年2月6日 10時47分 (2018年2月6日 15時35分 更新)
https://www.excite.co.jp/News/it_g/20180206/Itmedia_nl_20180206060.html

 吉野家が2月5日、ソフトバンクが実施しているキャンペーン「SUPER! FRIDAY」による異常な混雑について「弊社店舗周辺においては交通渋滞の発生等により、お客様ならびに地域の皆様に多大なご迷惑をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます」と謝罪しました。

 「SUPER! FRIDAY」はソフトバンクユーザー全員が金曜日にお得な特典をもらえるキャンペーン。2月は2日、9日、16日、23日に吉野家の牛丼並盛1杯(学生は2杯)が提供されます。

 しかし定価380円の牛丼並盛りが無料で食べられるとあり、2月2日には各地の吉野家で大混雑が発生しました。Twitterでは「吉野家行列、凄い。50人以上いる感じ」「行列見て即撤収しました」といった報告に加え、「無料吉野家のせいで駐車場待ちの車の列で道が渋滞!!」「吉野家渋滞ほんと警察呼ぼうかと思った」「吉野家渋滞えぐいw」と、交通渋滞が発生したことへの不満や中には警察に通報したとの投稿もありました。

●「SUPER! FRIDAY」による吉野家の混雑について

 こうした批判を受けて吉野家は「今回の結果を踏まえ、次回以降は店舗の運営体制の改善に努めてまいります」とコメント。2月9日、16日、23日については車での来店をなるべく控えるようにと求めたほか、販売品目を「牛丼」「牛鮭定食」「牛すき鍋膳」に限定し、ドライブスルーでの販売を休止するとしています。また希望する客には当日を含めて1週間全国の店舗で利用できる「牛丼並盛無料引換券」を配布します。

1940とはずがたり:2018/02/12(月) 21:49:01

なんで自民党支持の零細酒屋救う為に全国民が被害をくらわなあかんねん。人手不足である。零細酒屋は廃業して転職すべき。

2018年01月30日
「居酒屋」倒産、まだまだ増える理由
FL比率の上昇、中小外食業者の採算を圧迫
https://newswitch.jp/p/11861

 2017年の企業の倒産件数は前年比2・6%増の8376件と8年ぶりに前年を上回ったが、近年のピークである09年の1万3306件からは37・1%減と、低水準が続いている。そうした中、外食関連業者の17年の倒産件数は前年比26・9%増の707件と、過去最多となった。

 倒産した外食関連業者を業種別にみると、「酒場・ビヤホール」が133件で最多。これについて、ある食品業界関係者は「昨年6月の酒税法の改正の影響」を指摘する。

 昨年の酒税法改正では行き過ぎた廉価販売が規制され、「酒類の仕入れ価格は上昇し卸業者の採算が改善しているケースもあるが、飲食店にとっては厳しい。鳥貴族の値上げも話題になっていますね」と居酒屋の倒産増加について分析する。

 また、負債総額は359億1900万円と、前年比34・1%増だったが、00年以降では5番目に小さい水準にとどまる。この結果は小規模倒産の増加が外食産業における倒産件数を押し上げたことを示唆する。負債規模別にみると、707件のうち81・0%に当たる573件が負債額5000万円未満の小規模倒産だ。

 倒産した外食関連業者の88・1%は「販売不振」が要因だったが、今後は、人手不足による倒産増加も懸念される。飲食業界において重視される経営指標にFL比率というものがある。

 売上高に占める材料費と人件費の比率のことで、一般的には60%以下が適正と言われている。人手不足に伴う人件費の増加や求人コストの増加はFL比率の上昇につながり、中小外食業者の採算を圧迫するだろう。

 また、小規模事業者、特に個人事業主では代表の高齢化や後継者不足も懸念すべきポイントだ。少子高齢化が進む中で、代表の高齢化に伴う倒産・廃業なども増える可能性がある。

(文=帝国データバンク情報部)
日刊工業新聞2018年1月30日

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明 豊
明 豊
01月30日 この記事のファシリテーター
うちの実家は石川県で割烹を営んでいるが、父に言わせると実は去年の後半から売上げがかなり伸びて(回復?)きているという。明らかに景気回復、接待などの増加によるもの。一方で昨年小松市にオープンしたイオンモールの中に入っている「いきなりステーキ」も連日行列とか。さて、どちらが頑張れるか。小規模事業者の場合は跡継ぎ、事業承継の問題もあるので。

1941とはずがたり:2018/02/13(火) 22:08:27
大分1区の悪いアンパンマンが創業者だから不倶戴天の敵ではあるが愛用している。
最近値上げしたので抗議の利用回避中だがこれは評価出来る。まあ体制側としてはこれくらいやれよな。自分らの為だしな。

ファミレスのジョイフル、パートら1万7千人無期雇用へ
19:17朝日新聞
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/business/ASL2F5CX6L2FTIPE01Y.html

 ファミリーレストランの「ジョイフル」などを展開するジョイフル(大分市)は13日、パートタイムやアルバイトで働く約1万7千人を無期雇用に転換すると発表した。4月1日から実施する。外食業界で人手不足が深刻さを増すなかで、「雇い止めの心理的な不安をなくす」(同社広報)ことで、働きやすい環境をつくるねらいという。

 これまでは、原則として1年ごとに有期の雇用契約を更新してきた。無期雇用への転換は、関東や東海、関西など各地で店舗運営などにあたる子会社も含めて実施する。

 対象になるのは、フランチャイズ店舗を除いた国内の約750店舗や工場、配送センターなどで働くパートとアルバイトの全員。昨年末時点で計1万6929人という。働いた年数には関係なく、全員を無期に切り替える方針だ。今年4月1日以降に入社するパートやアルバイトとの雇用契約は、全員が無期で結ぶという。

 改正労働契約法によって4月1日以降、有期の雇用契約を繰り返し更新して5年を超えた働き手は、無期雇用への転換を申し込むことができる。人手不足に悩む小売業などで、人材確保や働きやすさ向上などのため、無期への転換を進める動きが出ている。厚生労働省や日本フードサービス協会(東京)によると、今回のジョイフルはそうした中でも比較的規模が大きいとみられるという。(山下裕志)

1942とはずがたり:2018/02/16(金) 11:02:37
【男の料理シリーズ】

先日とんかつに挑戦。吃驚する程簡単だw
https://cookpad.com/recipe/4876957

ただ衣の付け方に,苦労した。玉子が足りなかった感じかな。
肉3枚でやったんだけどサイトだと肉4枚で玉子1個ってなってるけど肉3枚で玉子2個でも良いかも。

あと焦げた。。油の温度が高すぎたのかも。今後の反省点である。

ただ息子の評判はイマイチ。
なんか店と違うとの事。
硬いのかなと云っていた。確かに肉に酒をつけたりしなくていいのかなと思ったのも事実。
調べたらこんな感じ
http://tuiteru365.com/pork-cutlet/
■下準備
肉に酒を回しかけ10分程度そのまま置いておきます。
量は適当でいいのですが肉1枚に対し大さじ1〜2程度でOK。

こうしておくと肉のくさみが抜けるのと同時に、柔らかく仕上がります。
 ↓↓↓
水分を拭き取ったら、脂身と赤身の間に2センチ間隔くらいで包丁で1センチほど切り込みを入れ豚肉の筋切りをしましょう。
 ↓↓↓
次に肉全体にフォークで刺して穴を開け、すりこぎなどで肉の上からトントン叩いて繊維を壊し倍くらいの大きさに伸ばします。

叩くときはラップを乗せた上からやると汚れも少なくて済みます。

肉が広がって大きくなったら、今度は肉の大きさを元通りにするよう手で中心に寄せ集めて形を整えます。

以上のような下処理をしておくと肉を加熱したときに縮むのを防いだり、繊維が壊れるので柔らかく仕上がります。

■衣の準備
肉の両面に塩こしょうを振ります。
溶き卵に油を小さじ1混ぜたものを用意しておきます。
 ↓↓↓
肉に小麦粉をまぶし卵液にくぐらせたらもう一度小麦粉・卵液を繰り返し2度付けします。
衣もさくさくになりやすいですしお肉もジューシーに仕上がります。
 ↓↓↓
最後にパン粉をつけたらそのままなじむまで10分置いておきます。これで完了〜

こんなのも
https://cookpad.com/recipe/2588162

1943とはずがたり:2018/02/16(金) 11:03:22
今日は久しぶりに瓢箪山のフレンドリー。

1944とはずがたり:2018/02/16(金) 11:08:17
男の料理シリーズ

そういえば唐揚げも先日作った。生姜とニンニクで。こちらはなかなか巧く出来た♪

あと焼肉も先日やってみた。作るって程じゃあないけどなw

1945とはずがたり:2018/02/27(火) 12:37:31
【オトコの料理シリーズ・番外篇】

折角買った焼肉プレートだが焼肉以外に利用出来ないものかと,ガスの契約をしていない仕事部屋でのコンロ代わりの利用を試行してみた。

鍋に水を入れて白菜を切って入れてインスタント味噌汁を作ってみる。

結果は,火力よええ。。
勿体ないので脇で温めたラムーの198円中華弁当のカツやら肉団子やら春巻きがすぐに焦げる一方でちっとも沸騰しない。
焼肉プレートってのは一部だけ温めて全体的に温めないように出来ているんだな。

先程は他店の価格を見てからと敢えて見送った卓上ガスコンロだが早急に探してみるか♪

1946とはずがたり:2018/02/27(火) 12:38:37
それにしても白菜茹でるだけで喰うインスタント味噌汁手間コスパ最強やなあ♪

1947とはずがたり:2018/03/05(月) 11:52:08
マクドが快速でモスが急行であったが,特急が増えて急行が陳腐化する国鉄の急行みたいな感じやなw

いずれにせよモスは高すぎる。。
モス以上に高い店なんか狂気の沙汰やなあ。モスには値下げして昔ぐらいのちょい高級路線で決めて欲しいんじゃが。

なぜモスだけが"突然の不調"に陥ったのか
プレジデントオンライン 2018年3月1日 09時15分 (2018年3月1日 12時41分 更新)
https://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20180301/President_24526.html

日本のハンバーガーチェーンが一斉に店舗数を増やしはじめている。だが約20年ぶりというこの流れに、国内2位のモスバーガーだけが乗り遅れている。なぜモスは競争力を失ったのか。店舗経営コンサルタントの佐藤昌司氏は「高品質ハンバーガーがモスバーガーの専売特許でなくなり、ブランド力が低下したから」と分析する――。
■ハンバーガーチェーンの出店数増加ラッシュ
日本のハンバーガーチェーンが、約20年ぶりに店舗数を増やしはじめている。
日本マクドナルドホールディングスは2月13日、2017年12月期連結決算を発表。最終利益は240億円で過去最高を更新し、新規出店も再開するという。2002年のピーク時には約3900店だったが、現在は1000店少ない約2900店になっていた。2020年までに150〜200店を出す計画だ。
2016年に「フレッシュネスバーガー」を買収した外食大手のコロワイドは、現在の約170店から400店までの拡大を計画している。
また世界2位の「バーガーキング」は、昨年10月に日本事業の運営権を香港の投資ファンドに譲渡。現在の約100店という日本の店舗網を広げる意向を示している。
現在125店のファーストキッチンは「ウェンディーズ」とのコラボ店を急速に増やしている。同社は16年6月にサントリーHDから投資ファンドのロングリーチグループに売却されており、そのことが店舗数の拡大に影響している。
一時期は“懐かしのハンバーガーショップ”扱いされていた「ドムドムハンバーガー」も、例外ではない。ドムドムは昨年、ダイエー傘下の子会社オレンジフードコートから、企業再生を手がけるレンブラントホールディングスに事業譲渡された。レンブラントHDは、縮小していた店舗網を今後は広げていく考えを示している。

■ファストフード市場は売上高前年比6.6%
各社の出店攻勢の背景には、景気回復に伴い外食市場が拡大していることがある。日本フードサービス協会によると、17年の外食売上高は前年比3.1%増と3年連続で前年を上回った。特にハンバーガーなど洋風のファストフードカテゴリーは伸びが著しく、17年は前年比で6.6%も増加している。マクドナルドの復活が大きく牽引したとみられるが、いずれにしても市場が拡大していることは間違いない。
この流れに乗り遅れているのが「モスバーガー」だ。
モスバーガーの17年12月末の国内店舗数は1353店。国内店舗数はハンバーガーチェーンで2位だが、3年前と比べると全体の4%にあたる約60店が減っている。年度末となる18年3月末にはさらに減る見通しだ。
運営会社であるモスフードサービスの業績はさえない。2月9日発表の17年4〜12月期決算では、売上高は前年同期比0.8%増の544億円と微増にとどまり、本業の儲けを示す営業利益は同19.6%減の33億円と、大幅な減益となった。
主力のモスバーガーの国内店舗数が減り続けていることに加え、既存店客数の減少も大きく影響している。17年4月〜18年1月の累計の既存店客数は前年同期比で1%減った。客数減は一時的な話ではない。14年3月期から17年3月期まで、4年連続で前年割れを起こしている。客離れが止まらない状況だ。
モスバーガーはこれまで、手間とコストをかけて高価格だが高品質のハンバーガーを作ってきた。特に使用する生野菜にはこだわりを持っている。1997年頃から国内の生産農家と協力体制を築き始め、国産の生野菜を使ったハンバーガーを売り物にしてきた。現在では、全国約3000軒の農家から野菜を調達している。
モスバーガーのハンバーガーが高く評価されていたのは、この点によるところが大きい。マクドナルドのハンバーガーでは満足できない人や、おいしいハンバーガーを求める人を取り込むことに成功してきた。その結果、「低価格のマクドナルド」対「高価格だが高品質のモスバーガー」という構図ができていた。

1948とはずがたり:2018/03/05(月) 11:52:26
>>1947-1948
■海外発の高級ハンバーガー店も次々上陸
しかし、その構図が崩れてきている。背景にあるのは「ハンバーガーの高級化」だ。
チェーン店では、フレッシュネスバーガーが、モスと同じく国産の生野菜を使うなど素材にこだわった商品をそろえ、モスよりやや高価格帯で販売している。バーガーキングでは、カスタマイズやボリュームが売りの商品を、やはりモスよりも高価格帯で販売している。ファーストキッチン・ウェンディーズも同様だ。
また、海外発の高級ハンバーガー店が相次いで日本に上陸している。15年7月にニューヨーク発の「ベアバーガー」の1号店が日本に上陸した。ハンバーガーの中心価格帯は1280〜1580円とかなり高い。同11月にはニューヨーク発の「シェイクシャック」が、16年3月にカリフォルニア発の「カールスジュニア」が、17年3月にはロサンゼルス発の「ウマミバーガー」がそれぞれ日本に上陸している。どれも本格的な素材や味わいを売りにし、価格帯はモスよりも上だ。
こうした高級ハンバーガー店は、日本では店舗数がまだまだ少ない。そのため、モスバーガーへの直接的な影響は限定的だろう。しかし、「高級ハンバーガー店が増えている」という認識が人々の間で強まったことで、モスが「中価格帯のハンバーガー店」という位置に追いやられ、強みであった高品質イメージが薄れていった感は否めない。
ただ、モスバーガーの価格そのものは下がっていないことに留意する必要がある。つまり「品質はそこそこなのに、中途半端に値段が高い」ととらえられ、割高感が生まれてしまったと考えられる。それが消費者を遠ざけてしまっているのではないか。

■マクドナルドも高価格バーガーを相次いで投入
もちろん、マクドナルドの復活も、モスに大きな影響を与えているだろう。マクドナルドは特に16年以降、復活に向けて高価格帯の商品を相次いで投入してきた。
たとえば、16年4月からは「グランド ビッグマック」(520円)と「ギガ ビッグマック」(740円)、「クラブハウスバーガー」(490円)、同5月から「ロコモコバーガー」(400円)、17年8月からは「東京ローストビーフバーガー」(440円)、同11月から「デラックスチーズ」(490円)と「デラックスバーベキュー」(490円)を販売している。こうした施策が功を奏し、既存店売上高は18年1月まで26カ月連続で前年同月を上回っている。この価格帯は、モスバーガーよりもやや高い。もちろん、どれもモスバーガーに劣らぬ品質があるだろう。
いまや高品質ハンバーガーはモスバーガーの専売特許ではなくなった。結果として、モスバーガーのブランド力や地位が相対的に下がっている。現状のままでは埋没していくだけだろう。新機軸を打ち出すことが求められているのではないだろうか。
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佐藤 昌司(さとう・まさし)
店舗経営コンサルタント

立教大学社会学部卒業。12年間大手アパレル会社に従事。現在は株式会社クリエイションコンサルティング代表取締役社長。店舗型ビジネスの専門家として、集客・売上拡大・人材育成のコンサルティング業務を提供している。

1949とはずがたり:2018/03/19(月) 12:27:13

生産終了の「梅ジャム」社長 譲渡申し出を断った理由
02月13日 11:00マネーポストWEB
https://news.goo.ne.jp/article/moneypost/trend/moneypost-246320.html?type=outbrain

 小さな袋を見落とさないように目を凝らして駄菓子屋やスーパーのお菓子売り場を駆けずり回っても、やっぱりない──。“梅ジャムロス”の味はどこまでも甘酸っぱかった……。

 1月25日、ロングセラー駄菓子の「元祖 梅ジャム」の生産終了の一報が流れると、街から商品が消えた。梅ジャムは梅肉を小麦粉や砂糖などと煮詰めて、透明な小袋に詰めた甘酸っぱい駄菓子。袋のままチューチューと吸った思い出がある人も多いだろう。

 梅ジャムへの未練が断ち切れない記者は、製造元である東京・荒川の「梅の花本舗」へと向かった。突然の訪問に、社長の高林博文さん(87才)は「取材が殺到して、今はもうお断りしてるんだけど…」とボヤきつつも、記者を作業場まで案内してくれた。機材を処分してガランとした場内で、「もう87才ですから…」とつぶやく高林さん。なんと梅ジャムは70年もの間、彼がたった1人で作っていたのだという。

「5年前から股関節が動かなくなって、人工関節を入れて、体をだましだまし続けていたけど、限界でした。少子化に加えて商店街が消えて売り場も少なくなったこともあり、去年の70周年で一区切りをつけることにしました」(高林さん、以下「」内同)

 高林さんが梅ジャム製造を始めたのは戦後すぐ。家計の足しになればと乾物屋で見つけた傷物の梅肉で梅ジャムを作り、紙芝居屋で子供に売ったのが始まり。紙芝居が衰退すると、今度は駄菓子屋で売られるようになり、子供の定番おやつの1つとなった。

 だが昭和から平成になり、少子化とともに駄菓子屋や商店街が消えた。ピーク時は年間3000万円だった売り上げが減っても黙々と生産を続けたが、いよいよ潮時だった。高林さんには2人の息子がいるが、子供たちには継がせなかった。

「ぼくの子供時代は空襲ばかりで勉強できなかったから、中学生の時から息子らには『お前たちは自分で自分の道を切り拓け』と言い聞かせていた。まぁ実際、梅ジャムじゃ稼げませんから(笑い)。1人だから70年続いたんです」

 梅ジャムは昭和40年代に5円から10円に値上げして以降、子供たちが手軽に買えるような価格を貫き通した。決して儲かる商売ではなかったが、極めた「味」には誇りがある。

「何人もの投資家から『高林さんの味をなくしたくない。譲ってほしい』と頼まれましたが、私と同じ味を出すのは不可能です。コツはどうしたって教えようがないですから」

 70年続けた仕事から身を引く日、高林さんは梅ジャムを充填する機械に「長いことお疲れさまでした。ありがとう」と声をかけ、表面を日本酒で清めたという。

 最後に“梅ジャムファン”への感謝の言葉と思いを語ってくれた。

「自分としては何の悔いもありません。今も電話が毎日かかってきて、『子供の頃に食べていました』『なくなると知って食べたくなった』と言われます。お客さまには『ありがとう』の一言です」

※女性セブン2018年2月22日号


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