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統一地方選・地方議員関連統一スレッド

1■とはずがたり:2003/01/11(土) 04:21
政権交代には足腰となる地方組織が重要である。
統一地方選や地方議会ネタを扱います。

5744片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/10(火) 08:43:35
>>5739-5740
岡山なんかは合併の影響で保守対決になったところが多いようですから、
当面、地域一丸となるための阻害要因になるところがあるんじゃないかと思います。

上に書いた群馬・多野郡で左派系の元秘書が当選したのは、小寺知事派躍進の風と市町村合併で地元保守勢を味方につけたからであるようです。
まだ選挙区がかわっていない県においては、次回有効な作戦でしょう。
もちろん、守備側も当然それに気づいて手が打たれるところではあるのでしょうが。

5745片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/10(火) 09:58:51
>>5728
富山県の社会党は弱くなりましたね。
射水市で湊谷さんが坂本さんに迫られたのはちょっと驚きました。
選挙区が拡がって、社会党は小杉などの射水郡票を開拓できなかったんでしょうね。
坂本さんは井波から小杉に基盤を移したようですが、活動も活発で、次回が勝負掛かりでしょう。
一方で、夏野さんが大量得票で、票としては大物に。呉西の後継者は橘市長と夏野県議と経済界のうちから選ばれそうですね。

5746片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/10(火) 11:15:07
>>5741
自民党と対話の会両方から推薦を得た人が当初予定していた自民党湖翔会入りを再考している感じであり、既にある会派が分裂することはないんじゃないかと思います。
どっちにしても、これだけの民意の動きがあれば、知事をネチネチいじめて不信任を突きつけるパターンは使えません。少なくとも参院選までは。

群馬県のほうも、知事派勢力の伸張により、再議における再可決ができる3分の2を反知事派(自民党)が取れませんでした。

5747名無しさん:2007/04/10(火) 12:14:34
政和・社民は増田知事を支持していたからな。小沢から分裂した政和の設立動機は増田支持。社民も増田支持だった。
旧自由が第2党のときは、第1党の自民を議長・第3党の政和会を副議長にしていた時期もあった。 
内心で反小沢が抜け切れないんだろう。政和・社民をどう取り込むか民主執行部とタッソの手腕はどうなる。
それより盛岡選挙区で議席減になり、タッソが知事転進で国会議員空白になった。
民主は1区建て直しが急務。


民主、非民主拮抗へ 改選後の県議会

 改選後の県議会構成は民主、非民主の勢力関係が拮抗(きっこう)しそうな様相を呈している。無所属議員で構成する岩手政和会は4人が全員当選。新たに2人が現時点で入会を検討している。改選前に岩手政和会と統一会派を組んでいた社民党県連合も3新人が当選、引き続き統一会派を視野に入れる。非民主勢力は自民の13議席、公明1議席などを合わせると20議席を超えることは確実な情勢。民主は22人が当選し第一会派を維持したが、過半数には達せず、知事選に当選した達増拓也氏(42)の県政運営は微妙な舵(かじ)取りが迫られそうだ。

 今県議選(定数48)は、それぞれ民主22人、自民13人、公明、共産各1人、社民3人、岩手政和会、無所属議員各4人が当選。

 県議選八幡平選挙区(定数2)に無所属で出馬し初当選した工藤勝博氏(57)は9日、「県議会第三極としての政和会に入る方向で支持者と相談している。(県議選盛岡選挙区で当選した)吉田洋治氏らと連携を取る」と述べ、岩手政和会に入る意向を示した。

 工藤氏は、県議会無所属会派「政和会」に所属した田村正彦八幡平市長の後継者として出馬した経緯があり、当選後も田村市長と同じ政治スタンスで歩む考えだ。

 さらに、県議選花巻選挙区(定数4)でトップ当選した高橋博之氏(32)も「自民、民主両党とは異なる第三極の一員となり、条例提案に積極的に取り組みたい」との意向を示す。

 岩手政和会は、工藤氏の入会で最低5人を確保する見通し。大船渡選挙区(定数1)で3選を果たした田村誠代表は「県民の幅広い意見を反映するために第三極は必要だ。みんなで相談して連携を取れる人は連携していきたい」と語る。

 一方、改選前まで政和・社民クラブを構成していた社民党県連合の小原宣良代表も「基本的に第三極は必要との共通認識を持っており、引き続き統一会派を組むかどうか検討したい」と前向きな考えを示す。

 県議会は現段階で5人以上の会派が交渉団体とみなされ、議会運営委員会に委員を送り出したり、代表質問できる。

 民主は過半数を確保できなかったことで、今後個々の議員との連携が避けられず、非民主勢力との主導権争いの中で厳しい局面も出てきそうだ。
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20070410_3

5748名無しさん:2007/04/10(火) 12:33:20
岸本健、県議になれましたね。

紀の川市 定数3−候補4 (選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
11,324(31.2%) 服部 一 65 無所属 新 1 (元)粉河町長
9,349(25.8%) 山田 正彦 65 自 民 現 3 党県役員
8,183(22.6%) 岸本 健 36 無所属 新 1 (元)衆院議員
□ 7,396(20.4%) 飯田 敬文 54 自 民 現 団体顧問

5749名無しさん:2007/04/10(火) 18:39:12
藤井系の本村氏、同じく藤井系で衆院選候補として名も浮上した相模原市議新人の長友氏も当選。

相模原市 定数9−候補12 (選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
35,462(14.1%) 本村 賢太郎 36 民 主 現 2 (元)衆院議員秘書
24,758(9.8%) 舘盛 勝弘 63 自 民 現 4 党県副幹事長
24,319(9.7%) 長友 克洋 36 民 主 新 1 党総支部副代表
22,654(9.0%) 佐々木 正行 43 公 明 新 1 党県青年局次長
21,713(8.6%) 渡辺 均 48 公 明 現 2 党県遊説局長
20,813(8.3%) 寺崎 雄介 35 民 主 新 1 党総支部副代表
20,426(8.1%) 長谷川 久美子 45 無所属 現 2 (元)旧相模原市議
19,185(7.6%) 河野 幸司 61 共 産 現 4 党県議団長
18,599(7.4%) 榎本 与助 61 自 民 現 6 党県政調会長
□ 18,570(7.4%) 細谷 政幸 49 自 民 新 (元)相模原市議
□ 17,757(7.0%) 本間 俊三 62 自 民 新 (元)旧相模原市議
□ 7,736(3.1%) 飯田 則恭 46 自 民 新 党県IT局次長

5750名無しさん:2007/04/10(火) 18:47:43
福島市 定数8−候補12 (選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
14,376(11.6%) 甚野 源次郎 60 公 明 現 4 党県代表
14,123(11.4%) 石原 信市郎 40 民 主 新 1 党総支部長代行
13,395(10.8%) 桜田 葉子 49 自 民 現 2 党県副幹事長
以下略
信市郎氏、国政を諦めたものの2位当選で当分県議として安泰か。

浜北区 定数2−候補3 (選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
19,158(42.6%) 阿部 卓也 40 民 主 新 1 (元)浜北市議
15,257(33.9%) 渥美 泰一 56 自 民 現 4 党県副幹事長
□ 10,606(23.6%) 平野 善巳 49 無所属 現 県会会派副代表
あべたくも当選

5751とはずがたり:2007/04/10(火) 19:11:51
>>5749
次回藤井の後継候補の支援体制は強力でしょうなぁ。寧ろ県議の中から誰か選びますかねぇ?

5752とはずがたり:2007/04/10(火) 19:14:04
>>5747
最近では社民・政和会と民主はそれ程悪い関係ではないんじゃないの?
補選の時は協力してたし,社民・政和会の連携の仲介っぽいこともしてた様な印象もあります。

5753とはずがたり:2007/04/10(火) 20:09:03
>>5748
おお,解放同盟系候補で民主党などの推薦で出馬した癖に落選復活当選後自民に逃亡しやがった飯田め,無事落選したか。いい気味である。

5754とはずがたり:2007/04/10(火) 20:09:57

1増に過ぎなかったのは民主にとって不満が大きい筈だ・・。府会は上京・中京・下京・南区辺りでも議席を獲得したい所である。市会は積極策は大いに評価するんだけど北区・左京区での共倒れなどは感心しないね・・。

勢力バランス、微妙に変化
府会・京都市会
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007041000031&genre=A2&area=K00&mp=

 8日投開票された京都府議選、京都市議選は、自民党と共産党が微減となる一方、民主党が一歩前進、公明党が現有議席を維持する結果となり、各勢力のバランスが微妙に変化して今後波乱を呼ぶ政治状況が生まれた。一夜明けた9日、各党は7月の参院選、来年早々の京都市長選という新たな戦いに向け、早くも動きだした。

 「安倍政権のいう戦後レジームの解消に向け、全力を尽くす」。参院京都選挙区(改選数2)に立つ自民新人西田昌司は、自分の府議会の議席を継いだ新人と京都市南区の街頭に立ち、参院選での政策を訴えた。

 今選挙で自民は府市議会とも前回改選時から1議席減らしたが、自民系無所属なども含めほぼ勢力を維持した。ただ、府中・北部で分裂選挙区が急増し「参院選に影響が残らないとはいえない」(府連幹部)状態だ。

 京都市内を中心に府市議選とも得票率が落ちた。府連副会長の参院議員二之湯智は「民主が候補を立てた選挙区で票を奪われた。攻めの選挙ができず、参院選に弾みがついた結果とはいえない」と受け止めている。

 一方、民主は府市議会とも一増とした。参院選で再選を目指す現職松井孝治は統一地方選後半戦に向けた公認・推薦議員の事務所開きに走り回りながら、支援者らに訴えた。「行き過ぎた中央集権に歯止めをかける。7月にはともに戦おう」

 府連幹事長宇都宮壮一は「自民からも票を取ることができた。参院選に向け、2大政党化の基盤がつくれた」と話す。ただ、前進も1議席どまりだったことには「決して満足はできない」。

 京都の大型選挙で続いた「自民・民主対決」の流れに、退潮傾向の共産党。今回は府市議会で1減となったが、一部では議席を奪還し「踏みとどまった。参院選での議席奪還に向けていい流れができた」とする。

 夜、中京区で開いた支持者への選挙結果報告集会で、参院に挑む新人成宮真理子があらためて決意表明。「府市議選で雇用確保や格差是正を訴え、支持が広がった。参院選の論戦の軸がはっきりしてきた」。府委では「有権者の選択肢となるよう、広く無党派に訴える」(委員長渡辺和俊)と戦略を練る。

 公明党は府市議選で完勝したが、「得票率が落ち込んでいる。喜んでばかりはいられない」(副代表竹内譲)と警戒する。「医療費の負担増など生活の不安、不満が思ったより強い。参院選に向け、公明が『自民のブレーキ』になっていることをもっと有権者に説明する」(幹部)方針だ。

 市議選を終え、市長選に向けた動向も新たな段階を迎えた。8日夜、市長桝本頼兼は自宅でテレビの開票速報に見入っていた。「悲喜こもごもの厳しい戦いだ」ともらしたという。桝本は四選への態度は明らかにしていないが、自民、民主、公明の市議会与党は夏の参院選後に候補者選考を始めるとみられる。

 前回市長選では、民主から「独自候補の擁立論」が飛びだした。今回の市議選で前進し、民主幹部は「今選挙で独自候補擁立の基盤が整ってきた」とする。

 自民幹部は「民主の出方次第だが、三極もあり得る」との見方を示し、公明幹部も「これまで以上に口を出す」。主導権争いが始まっている。
 一方、桝本と対決してきた共産党を含む「民主市政の会」も、候補擁立に動いている。主力部隊の市職労幹部は「今度の選挙で十分戦えることがはっきりした」と、受けて立つ構えだ。(敬称略)

5755名無しさん:2007/04/10(火) 20:22:50
政和会と社民党全員 連合岩手が推薦。
政和会への会派入りが有力な高橋博之だけ推薦無し。

タッソや民主党との関係が良好な連合岩手を通じて協力関係を持ちたいところ。

5756片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/11(水) 01:14:47
>>5754
村山にやられた感じですね。
前原が取り込もうとして断られて島内を出したというのが市内の人のブログにあったんですが、わりと真実味感じました。
返り討ちにあったうえ、吉田健一も造反して、重要人物のマサホを落としてしまいましたね。
下京は、市議選が投票になってれば府議のほうで逆転あったかもしれませんね。上京・中京は4年間活動されれば有望でしょう。
上京の木村は直前に出てきた印象しかなかったし。それでもここまで来るんだから。

5757やおよろず:2007/04/11(水) 08:55:14
>>5755 >>5752

 政和会にとって、野党でいることに何の得もないでしょう。
 あとは、達増知事の対応いかんで、ライトな与党になると思います。

 社民・政和は、5人というハードルクリアのための緊急避難装置。
 政和は5人を確保できる見通しなので、次期も一体で活動するとは限りません。

 直近の政和会関係の選挙では、政和と民主は共闘しています。
 今後の選挙協力いかんでは、政和会の取り込みは、そんなに難しくないのではなかろうかと思います。

======================================

 〈滝沢村長選〉柳村典秀氏が事務所開き 

http://www.morioka-times.com/news/2006/0609/04/06090404.htm

  滝沢村長選に出馬を表明している県議の柳村典秀氏(51)=無所属=の後援会事務所開きは3日、同村鵜飼の滝沢ニュータウン内の同事務所で開かれた。支持者ら約300人が出席し11月7日告示の村長選へ結束と支持拡大を期した。

  柳村氏は「私利私欲ではなく村長選出馬はいばらの道かもしれない。皆さん一人ひとりが真に豊かさを実感できるよう頑張りたい。現村政は職員、体制の改革が進んで評価されているが、村民一人ひとりに見えていないとの声を村内を回って聞く。地域課題を皆さんと一つずつ解決していくのがわたしが村政で目指す道」と訴えた。

  工藤政憲後援会長は「柳村氏は全力疾走、軽快なフットワークで村内の隅から隅まで会員拡大に努めてきた。投票に向け、本人ともども一層頑張っていく」、佐藤光保総括責任者は「元村など後援会の弱い部分、強い部分もさらに盛り上げるよう協力を」と、ともに支援拡大を訴えた。

  同日は選対本部長の千葉義志村議会副議長ら村議6人、県議会所属会派の政和社民クラブの田村誠代表、元県議の吉田洋治氏、支援団体から連合岩手の佐々木敏男会長や岩手友愛会などの関係者が出席した。増田寛也知事、主浜了参院議員から激励の祝電もあった。

  田村代表は「県議として県政に大変重要な役割を果たした。村議として彼を育て、県政に送り込んでもらった皆さんの血統書付き。支援の声を受け、会派のエースに村政で活躍してもらいたい。この人にしか村政を任せられない」と激励した。

5758やおよろず:2007/04/11(水) 09:08:40
 http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20070411_2

 政和会入りが予想される高橋氏「社民党との合流は自分の選択肢にない」

=====================================

 高橋氏の構想は、政和会入りで条例提案権を獲得。
 やはり、政和会の5議席は間違いない。

 圧勝した知事を相手に野党になる選択肢があるのかどうか?

5759名無しさん:2007/04/11(水) 09:59:44
岩手日報では正副議長は非民主もとありますけど、どうなるでしょうか?
可能性は薄いと思いますが正副議長も非民主だと、委員会の方も非民主で談合してきそうな予感がします。
増田知事を支えることで民主に協力したけど、今は第3極フリーハンドという感じでしょうか

5760名無しさん:2007/04/11(水) 10:02:54
>>5758

高橋博之の存在が政和と社民の亀裂を生みそうな気がします。
政和は民社系、社民は旧社会系で連合岩手にとってはひとつになってくれていたほうが都合がいいと思うけど、
高橋は連合岩手などからの支援は全くもらってない。

はじき出されて政治活動が十分にできない社民の動向に注目

5761片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/11(水) 11:28:41
康友の横で万歳したさつきちゃん
北脇を自公に引き入れた塩谷

 上の人はうますぎ。天才じゃないか? 下の人は次の選挙が怖すぎ。
 それにしても、浜松ってどうなってるの? 修王国完成じゃないか。

静岡は海野が伸びて、やっと政令市らしさが出てきた感じ。
どうせなら当選すると面白かったのに。

5762名無しさん:2007/04/11(水) 11:29:43
盛岡タイムスは現段階では民主の正副独占、非民主の正副独占は低いと見ています。


■  民主22人は微妙な人数 県議会は会派駆け引き必至か
 県議会の改選結果が出て、議会内での主導権や勢力拡大をにらんでの会派構築作業に入った。当選した48人の公認、推薦状況から見れば、民主が改選前から2増の22人で第1会派を保ったのに対し、自民は第2会派を確保したが2減の13人にとどまり、民主との議席差を広げられた。達増拓也氏が新しい知事に決まり、非民主での連携も想定されるが、正副議長人事などでの連携については現段階では難しい情勢。5月の大型連休明け早々と見込まれる臨時議会招集まで、会派の基礎となる政党間の綱引きなど、水面下での動きが活発になるのは必至だ。

 民主、自民以外の当選者は、岩手政和会が4人で1増、社民も3人で1増、公明と共産はそれぞれ現有1議席を確保した。残るは無所属の4人。民主と自民のそれぞれが構成する会派の働きかけの有無とともに、岩手政和会や社民、無所属議員のスタンスが議会勢力図を左右する局面も十分に予想される。

  岩手政和会で当選したのは4人だが、新人1人は政和会に属した元県議の後継で、議会活動をともにするのは確実とみられる。会派構成要件は現行の5人から4人に変わる可能性もあるが、変更にかかわらず単独会派を構築できる見込み。今後の状況を見定めていく段階の無所属の意向によってはさらに1〜2人増える可能性も浮上している。

  改選前は政和会と社民が一緒になり、政和・社民クラブの会派を5人で形成していた。社民の党内協議はこれからで白紙の状態となっている。新人3人の顔ぶれとなり、どのような判断を下すかが注目される。

  会派構成が固まるのは20日ごろとみられ、議会は民主と自民を軸に、岩手政和会の作る会派など流動的要素の多い第3勢力を加えての動きとなる。

  過半数に届かなかった民主は、多数派工作による過半数勢力の確保は捨てきれないが、人事で正副議長を独占する可能性は低くなった。自民が中心となって非民主勢力を結集しポストを握ることも想定されるが、自民が議席を減らし、政和会が自民、民主とも距離を置いて存在感を示している現状などから、こちらも実現の可能性は現段階で低い。

  民主の擁立した達増知事による県政を議会の勢力争いで混乱した状態の荒海に船出させたくない思いも民主側にはあり、これまでのように第1会派から議長、第2会派から副議長を選出する方向性が現段階では高い。

  人事とは別に、達増知事に関しては会派間の攻防が激しくなる局面が出てくるのは確実とみられる。

http://www.morioka-times.com/news/2007/0704/11/07041102.html

5763名無しさん:2007/04/11(水) 11:31:17
>>5761

静岡の小嶋は在日優遇したりして自民に嫌われていると思ってたけど、
推薦されてたのは驚き

5764片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/11(水) 11:51:44
>>5763
在日優遇してるか知りませんでしたが、
そもそも在日優遇してるから自民党に嫌われるという前提が再考されるべきではないでしょうか?
先入観と違うことがあったらその理由を探ったほうがよいような気がします。

5765とはずがたり:2007/04/11(水) 13:04:54
読売のサイト
http://www.yomiuri.co.jp/election/local2007/f_kaihyou/yh03.htm
で諸派となってるのは全員政和会ですよね。

普通に少なくとも議長は民主だと思ってたのに非民主で独占かもという記事が出るだけでも,民主は独断専横が過ぎたのでしょうかねぇ?

5766とはずがたり:2007/04/11(水) 13:18:33

自公に募る危機感
統一地方選 前半戦総括<上>
参院選への影響
http://www.saitama-np.co.jp/news04/11/03p.html

 統一選前半戦の県議選とさいたま市議選が終わった。二十二日投開票の後半戦(市町長選、市町議選)、さらに参院選(七月二十二日)、知事選(八月)が控える。県議選、さいたま市議選の選挙戦と選挙結果を振り返りながら、参院選と知事選への影響をまとめた。

 三月四日、自民古川の事務所開き。県連幹事長の深井明は「医療団体がどれだけ地方議員の選挙で自民党に協力してくれるか、参院選にも影響する」と医療関係者もいる席であいさつした。

 古川が医師会出身を念頭に置き、医療三団体が県議選、市議選に向け動きが鈍いことに不満を漏らしたとみられる。

 一方、自民公認候補者の関係者は、「四年前に比べ事務所の人手が減った」とこぼした。候補者を支援していた土木・建設業者が資金も人も出さなくなったためだ。業界を覆う構造不況、談合事件の摘発などで土木・建設業者が選挙と距離を置く傾向が出ている。

 業界中心の組織票固めを得意にした自民だが、前半戦を見る限り“得意技”に陰りが見える。投票率が前回並みだったにもかかわらず、県議、市議とも現有議席を下回ったことを関係者は深刻に受け止める。

 一方、「共倒れしないか」と複数擁立を懸念する声が県連内部にもあった民主だが、県議選、市議選の結果は、夏に向け勢いをつけたようだ。幹事長の武正公一は「一年半前の衆院選で議席減を喫した。地方の足腰を強くと県連挙げて準備した。参院選につながる結果を出せた」と自画自賛した。

 ただ、武正は好結果の要因として「風」も挙げた。風向き次第という不安定要素を念頭に、「新議員が参院選までの三カ月、きちっと組織づくりができるかだ。県連にとって大事な三カ月」と語った。組織選挙からの脱却が課題の自民、組織固めをもくろむ民主の構図が浮かび上がる。

 民主躍進の結果に危機感を募らせるのは公明だ。民主二人擁立は過去二回の自・公・民の議席配分を揺るがす。本部長の高野博師は「民主の当選は今までいなかった選挙区に手足ができたことを意味する」とし、民主への警戒感を強める。

 県議選で公認がいない選挙区で自民候補を支援したが、落選で選挙協力の見返りが見込めなくなり、戦略の練り直しも求められる。

 社民は八年ぶりに県会に議席を得た。「参院選も必ず公認を立てる」と県連代表の日森文尋。一議席に後退した共産は「自民が後退した。わが党が伸びる余地はある」と県委員長の小松崎久仁夫。国民新党県支部長の沢田哲夫は「野党色をもっと出したい」とした。

(敬称略)

5767名無しさん:2007/04/11(水) 13:35:13
>>5765

独断専行にはあたらない気がします
議長は民主、副議長は自民でしたし、
委員会配分も公平にしてた。

これでも非民主で野合するとすれば禍根を残しそうな気がします。

5768とはずがたり:2007/04/11(水) 17:59:35
まぁ一歩一歩民主が力を付けてきてくれたのは良いことであるが自民が結局勢力を維持してるんだよなぁ。。。

2007.04.10 upload
自民 「県政野党」を堅持
安定多数の維持確実 ちば県議選
http://www.chibanippo.co.jp/news/seikei/kiji.php?id=seikei07041011591101

 統一地方選の前半戦として八日投開票が行われた県議選。公認候補が相次ぎ落選し、改選前の六十議席から大きく後退した自民党だが、会派に合流する無所属当選者が少なくとも五人はいるとみられ、県議会の「安定多数」を維持することは確実な情勢だ。ベテラン議員の引退と落選で急速に世代交代が進む中、今後は党県連の次期執行部体制が注目される。党幹部は「県政野党」を堅持しつつ、最大勢力としての責任政党をアピールした。一方、二十議席の大台に乗せ躍進した民主党は推薦候補を含め計二十一人に伸長する。堂本県政の後押しを宣言するとともに、対自民をにらみ緊張感ある県議会を目指す。

 県議選で、公認五十七を擁立した自民党は五十人が当選。改選前の六十議席から大きく後退したが、一方で香取郡の現職遠藤澄夫氏、南房総市・安房郡で新人の木下敬二氏の両推薦候補が勝った。

 また、他の無所属当選者のうち少なくとも三人程度は近く自民党会派に入るとみられ、議会で全常任委員会の過半数を占める「安定多数」の五十五はクリアすることが確実視される。

 一方で、ともに当選五回の宮内三朗元議長、笹生定夫現議長が保守系新人に敗れたほか、ベテラン組が大量に引退。党内の世代交代が一層加速することは必至だ。

 自身も引退する金子和夫幹事長は九日会見し、「経験豊かな人がいなくなるのは党にとって損失だが、走り出せば何とかなる」と挙党体制を強調。任期満了の二十九日までに役員会を開き次期執行部の体制について協議する。

 また、「県政野党」のスタンスについて河上茂幹事長代理は「野党であることには変わらない」とする一方、「県民が困ることはやらない」と述べ、今後も責任政党として「是々非々」で臨む考えを示した。

 公認二十人が当選した民主党は、君津市で初当選した石井宏子氏の会派入りが確実。現有十二人から二十一人に党勢を拡大する。

 九日会見した田中明幹事長は候補を二人ずつ立てた船橋市、市原市など四選挙区を挙げ「党内でライバル意識を燃やした成果」と躍進の原動力と位置づけた。

 今後の県議会については「質問回数が増えるし、自民党との論戦が比較になるのでは」と述べ、議員増に伴い、自民党との緊張感のある県政に期待を示した。

 公明党は現有七議席を死守する一方で、自民党と選挙協力を展開。参院選比例代表とのバーターを狙い、十九人の自民党候補を推薦したが、他の候補の不満も出ており、しこりが懸念される。

 議席倍増へ八人を擁立した共産党だが、浦安市で現職の小松敦氏が落選。議席奪還をかけた市川市と柏市は一勝一敗。浮揚幸裕委員長は「街頭では相当な期待感があったが、得票に結び付けられなかった」と述べ、参院選の課題とした。

 市民ネットは、県共同代表の山本友子氏が市原市で議席を失ったものの、千葉市緑区で新人の川本幸立氏が当選。大野博美共同代表は「訴えてきた議会改革が理解してもらえた」とするが、うれしさは半分。

 同じく県連合代表の村上克子氏の議席を市川市で落とした社民党。磯崎博行幹事長は「自民、民主の対立の中で弾かれた」と総括。後半戦の全員当選に向け各陣営の引き締めに入った。

5769とはずがたり:2007/04/11(水) 18:27:38
京葉政経研も終わりかもね〜。
自民党内の京葉政経研vs千葉政経懇話会の不毛な利権を巡る対立から自民vs民主の土建屋vs市民の対立に変えていかねばならぬ。
槙友会ってなんぞやと調べてたら我が掲示板に行き着いた。http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089893576/450-456n

地殻変動 07統一選前半戦を振り返って 自民 脱・派閥への動きに弾み
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20070410/CK2007041002007473.html
2007年4月10日

 「選挙っちゅうのは分からないよ。議長といっても選挙になれば単なる一候補。肩書は関係ない。絶対に負けないと思ったが…」

 まさかの県議会議長の落選。自民党で五期務めた笹生定夫氏(66)=袖ケ浦市選挙区=は悔しさをかみ殺し、落胆する支持者らの肩をたたきながら、これまでの支援に礼を言った。

 これより先、県北東部の県議選旭市選挙区でも自民の五期議員で元議長の宮内三朗氏(69)の落選が伝えられていた。

 いずれも自民系の無所属新人候補と一騎打ちの末、敗れた。県内で繰り広げられる「同根」のベテランと新人の争いに、金子和夫県連幹事長は「まるで党内選挙だ」と漏らした。

 千葉市の税不正免除事件で有罪判決を受け、議員辞職した元自民の花沢三郎氏(71)。控訴審の被告人質問で政界引退を表明したが、「そんなことは言っていない」と、県議選千葉市緑区選挙区で返り咲きを狙った。しかし、四年前に獲得した約二万四千五百票には遠く及ばない約六千四百票で落選した。

 県議会で圧倒的多数を誇った自民の中でも、花沢氏率いる京葉政経研究会は最大派閥として強大な影響力を誇示した。花沢、笹生、宮内の重鎮三氏に加え、五期務めた堀江秀夫氏(63)が引退、香取市選挙区では中堅の篠塚年明氏(51)も落選し、派閥の存続すら危うい状況に追い込まれた。

 同研究会と対峙(たいじ)する千葉政経懇話会を束ねる石井準一氏(49)が参院選出馬のため引退、さらにキャスチングボートを握ってきた槙友会の飯島重雄氏(75)も高齢を理由に引退した。

 自民関係者は「もう派閥なんて言っている時代ではない。派閥活動で県内の自民は十年遅れてしまった」と指摘する。今回の改選を機に脱派閥に向けた動きに弾みがつきそうだ。

 県議選で自民は現有六十議席に対し、五十七人を公認、当選は五十人にとどまった。しかし、無所属の当選者十一人中、九人までは自民系とみられ、これらの会派入りで現有議席に近づく。定数が削減されたことを考慮すれば、自民にとって「勝ち」に等しい。

 金子幹事長は、九日の会見で「所期の目標だった五十六議席には達すると思う。予定通り」と勝利宣言した。

 堂本暁子知事の県政に対し、引き続き野党の立場は崩さない方針だが、河上茂県連幹事長代理は「これまで自民が本当に反対したのは男女共同参画条例のみ。県民が困るような反対はできない」と話す。

 提出議案で自民と直接折衝する県の幹部は、今回、当選した新人に自治体の元首長が多いことに注目、「内部の事情に精通し、どこに何を聞けばいいのか分かっている」と手ごわい相手になることを予期している。

 さらに「民主の躍進は旧態依然としたものに対する県民の答え。議会そのものも変わっていくのでは」と話す。

 統一地方選前半戦の県議選と千葉市議選は八日投開票され、新議員が決まった。ともに最大会派の自民と対する民主の動向、会派内に働く力学の変化などについて探った。

5770とはずがたり:2007/04/11(水) 18:37:10

民主党は4年後の勢力更なる倍増に向けて歩み始めねばならない。木更津・成田・銚子・四街道の定数2での議席奪取が最低限の宿題だ。白井・印西等都市近郊の定数1も奪えれば自民への打撃はでかい。

地殻変動 07統一選前半戦を振り返って 民主 躍進に増す存在感
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20070411/CK2007041102007752.html
2007年4月11日

 壁にはられた候補者ポスターに、次々とピンクのバラの花が咲く。県議選と千葉市議選の開票を見守る民主党県連。県連幹部の表情はにこやかだ。花もまばらで、通夜のようだった二〇〇五年九月の衆院選の時とは大違い。

 「都市部で、それぞれの主張を訴えながらいい成績で上がってきている。女性だから、若いからってうまくいくわけじゃない。何か法則があるのかなあ」。県連代表の長浜博行衆院議員は、感慨深げに当選者の顔ぶれを見つめた。

 「風頼み」からの脱却を目指し、県議選で公認候補三十二人を擁立。うち二十人が当選し、推薦候補一人も加えれば、改選前の十二人から二倍に迫る躍進ぶり。保守層に支えられ、長く自民の一党優位が続いてきた県議会の地盤が動いた。

 二十一という議席は、自民以外の政党の議席数としては、一九五五年の「保守合同」で自民党が誕生して以降、最大勢力。田中明幹事長(55)は「最低でも二十四にしたかったが、良しとしなければならないのかなと思っている」と一定の評価をする。
    ◇
 存在感を増すのは、千葉市議会でも同じ。同市議選では九人全員が当選し、改選前の三人から三倍増の大躍進を見せた。改選前、鶴岡啓一市長の市政に対するスタンスの違いなどから、三人の民主市議は二会派に分かれていた。だが県連副幹事長の布施貴良市議(59)は「九人は、同じローカルマニフェストを掲げて戦った。与党でも野党でもない、是々非々の立場になるだろう」と、統一会派の結成に向け動く。
    ◇
 国政レベルでは、安倍政権の支持率低下を、党への追い風に転換できていない。田中氏も「決して民主に風は吹いていなかった」と振り返る。同じ日に投開票された自民、民主対決型の都道県知事選は二勝三敗だった。

 その状況下での前進。田中氏は“勝因”として、県議会のバランスを望む有権者の声と、定数四以上の選挙区で二人を擁立する積極策が奏功したことを挙げる。

 増えたとはいえ、自民との差は、「二大政党」というには大きすぎる。だが確実にその差は縮まった。田中氏は常任委員会の正、副委員長など議会内のポストについて、「自民が全部取るのはおかしな話」と、自民に一定の配分を求めていく考えだ。県に対しても「これからは自民と同様に、事前の議案説明があるのかなと思っている」と話す。

 夏には、党が「天下分け目の戦い」と位置づける参院選が控える。
 「民主党という大きな木が、地域に根を張る形になりつつあるのかなと思う」
 前回衆院選での大敗や昨年の偽メール問題など、党を襲った風雨を経ての成長に、田中氏はこう語った。

5771とはずがたり:2007/04/11(水) 18:46:40
改選前は公明と民主(民社)が統一会派を組んだりしてたが・・。
民主・社民・自民・政信等の会派構成が注目。

’07統一選:県議選(その1) 自民、民主が躍進 会派再編、動き急 /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070409-00000149-mailo-l20
4月9日15時1分配信 毎日新聞

 ◇夏の参院選前哨戦
 統一地方選の第1ラウンドとなる県議選(定数58)は8日、無投票だった南佐久郡区など7区を除く19選挙区(定数51)で投票が行われ、即日開票された。今回の選挙は、各政党とも夏の参院選の前哨戦と位置づけ、自民、民主ともに勢力拡大を図り、候補者を増やした。その結果、自民と民主は躍進した。選挙結果を受けて今後、県議会では会派の再編への動きが活発化しそうだ。19選挙区の当日有権者数は155万8444人(男75万1794人、女80万6650人)。投票率は57・26%だった。【仲村隆】
 今回の県議選は昨年8月の知事選で、田中康夫前知事に代わって村井仁知事が誕生して初めて。「必要な公共事業は行う」とした村井知事の積極財政の姿勢に、田中前知事の改革路線を訴える田中派候補は県政批判を訴えた。しかし、多くの県議が知事選の際に村井知事を支援し、前回選挙のように知事と県議会の対立構図は見られず、争点がはっきりしない選挙となった。
 代わって前面に出たのが政党色だ。前回選では政党公認の候補が無所属で届け出るなどの「政党隠し」が多くあった。今回は今夏にある参院選を意識し、政党が積極的に動いた。自民党は「参院選を戦うための足固め」と位置付けて前回の倍以上の13人を公認。次いで共産党11人、民主党6人、公明党と社民党各2人を公認し、主要政党の公認の合計は34人。前回より8人多く、候補者の約4割を占めた。
 自民党の多くの候補は「知事と議会は車の両輪」と訴え、現県政の与党的な立場を強調し、村井県政の発展を訴えた。告示直前に「議会改革」など37項目のマニフェストを発表した民主党は議会内での民主党会派結成のために複数の議席確保を目指した。
 浅川の治水事業での穴あきダムの建設を批判する共産党は主要政党で唯一、村井知事に対して野党的な立場を打ち出し、2ケタの当選を目指した。社民と公明はそれぞれ現有2の維持を狙った。無所属や諸派では田中前知事の改革路線の継続を訴える「田中派」候補は前回約40人出たが今回は3分の1にとどまった。【仲村隆】
 ○…長野市区
 ◇高島氏、激戦制し初当選
 長野市区(定数10)で、民主党公認候補として女性の視点から県政改革を訴えた高島陽子氏が初当選を果たした。

 選挙戦の前半は4人の子育てをした経験から主婦などの無党派層に「子育ての不安を解消する県政」を訴え、市北部を中心に支持拡大を図った。しかし、全体的に争点のはっきりしない選挙戦の中で、他の女性候補との差別化などに手間取り、苦戦を強いられた。そのため、終盤には民主党国会議員の後援会関係者が陣営に入り、組織の引き締めをするとともに、中小企業などを中心に訪問するなど、手堅く票をまとめて、接戦を制した。
 当選の知らせを受けて、姿を現した高島氏を大勢の支援者が祝福した。高島氏は「県政の世代交代と、福祉を充実させる県政を目指します」と話した。【川口健史】
 ◇石田氏、手堅く現職最多の8選
 長野市区では、石田治一郎氏が現職最多の8選を果たした。市内全域からまんべんなく票を集めた。さらに合併で同じ選挙区になった豊野、戸隠などの旧町村域にも早くから入り、支援を取りつけた。祝賀会場となった若穂綿内の事務所で、支援者を前に石田氏は「村井県政とともに、社会資本の整備に励みたい」と満面の笑みを見せた。【川口健史】

5772とはずがたり:2007/04/11(水) 18:47:08
>>5771-5772
 ◇「脱ダム」訴えた内山氏は落選
 長野市区で「脱ダム」を訴えた新人の内山卓郎氏は落選した。内山氏は県が示した浅川の穴あきダムについて「危険で、無意味なダムを造る必要があるのか」と訴えた。浅川に近い上松や湯谷団地などに浸透を図ったが、脱ダムが争点にならず、及ばなかった。内山氏は「結果は残念だが、これからも脱ダムを訴えていきたい」と語った。【川口健史】
 ○…松本市区
 ◇前知事理念継続訴え北山氏当選
 「田中康夫前知事が残した改革の明かりをともし続けます」。現職の北山早苗氏は当選確実の連絡を受けると、選挙事務所に集まった支援者らに満面の笑みを浮かべて喜びを語った。
 北山氏は前回選で初当選した安曇野市区(旧南安曇郡区)での出馬を断念し、告示日9日前に松本市区(定数6)でのくら替え出馬を決断。立候補者9人のうち、半数近くが田中前知事の支持層を狙う田中派候補者の激戦区となっていた。
 北山氏は田中前知事の理念継続を前面に出した選挙戦を展開。街頭演説や遊説に時間の大半を費やして浸透を図り、旧南安曇郡区だった梓川地区や田中前知事の支持層を中心に支持を広げた。「無駄な公共事業をやめ、次の世代にはつけを残させない」と抱負を述べた。【藤原章博】
 ◇現職で議長の萩原氏が5選
 松本市区では、現職で県議会議長を務める萩原清氏が5選を果たした。当選確実の知らせが伝わると、選挙事務所に集まった支援者から拍手がわき起こり、萩原氏は深々と頭を下げた。萩原氏は地盤の市東部を中心に票を手堅くとりまとめた。萩原氏は「村井知事と県議会が両輪となって、県政の課題を解決したい」と抱負を述べた。【藤原章博】
 ○…小諸市区
 ◇福島氏が初当選、支援者から拍手
 小諸市区(定数1)で当選を決めた福島鶴子氏。選挙事務所が置かれた小諸市の与良公会堂には、選対幹部や支援者らが詰めかけ、テレビで開票の様子を見守った。「福島当選」の一報が入ると、会場は「ウォー」という歓声と拍手に包まれ、福島氏は握手攻めにあった。福島氏は「『響き合う県と小諸』の実現に全力を尽くす」と話した。【藤澤正和】
 ○…上伊那郡区
 ◇票固めきれず現職清水氏落選
 県下一の激戦区と言われた上伊那郡区(定数2)では、前回トップ当選だった自民党現職の清水洋氏がまさかの落選。「豊かさが実感できる地域をつくりたい」などと訴えたが、有権者には届かなかった。告示前までに1万軒を訪問するなど、地道な活動を展開した清水氏だったが、地元票を固めきれず、辰野町などの浮動票も取り込めなかった。【神崎修一】
 ○…諏訪市区
 ◇元職、金子氏当選 4年ぶり議会へ
 諏訪市区(定数1)では、元職の金子ゆかり氏が当選を決め、4年ぶりに県議会へ返り咲いた。「スピード感ある地域課題の解決」などを訴えてきた金子氏。自民や公明推薦を受けるとともに、選挙区を網羅する組織を着実に固めた。告示後には、村井仁知事が支援に駆け付け、県政とのつながりもアピールするなどして、確実に票を重ねた。【池乗有衣】

4月9日朝刊

5773とはずがたり:2007/04/11(水) 18:58:01

仙台市議会は改革が遅れているのか・・浅野氏に仙台市長選に出て貰おうw

仙台市議選 現職50人が当選 民主躍進3増9議席
http://www.kahoku.co.jp/news/2007/04/20070409t11041.htm

 76人が60議席を争った仙台市議選は、現職が55人のうち50人、新人は19人のうち9人が当選した。元議員1人が雪辱を果たした。女性は前回と同じ10人。無所属が21人で、政党は民主が3増の9議席と躍進。社民が1議席伸ばし、自民、公明、共産は現有議席を確保した。

 【青葉区選挙区】東北電力労組の支援を受けた無所属の相沢芳則氏が4回連続のトップ。民主現職の佐藤わか子氏、同元議員の村上一彦氏が続いた。新人は共産の菅野直子氏、前回次点だった無所属の跡部薫氏、自民の加藤和彦氏が当選した。諸派現職の関根千賀子氏は苦杯をなめた。

 【宮城野区選挙区】現職10人に新人4人、元議員1人が挑んだ激戦区。前回2候補が共倒れとなった共産は高見紀子氏が初当選し、議席を奪還。公明新人の小野寺利裕氏も初陣を飾った。現職では自民の野田幸代氏が落選した。

 【若林区選挙区】民主現職の木村勝好氏がトップで自民の大内久雄氏が現職最多の10選。新人は前回次点の社民・相沢和紀氏と無所属の菅原健氏が初当選した。ともに無所属現職の斉藤重光、渡辺芳雄両氏が涙をのんだ。

 【太白区選挙区】5選挙区で唯一、現職が全員当選した。民主の岡本あき子氏が全選挙区を通じて最多得票。自民の佐々木両道氏、民主の横田匡人氏も手堅くまとめた。1988年の市合併後、初めて候補者が出た旧秋保町の無所属新人佐藤茂氏は届かなかった。

 【泉区選挙区】公明新人の小田島久美子氏が、現職を抑えて首位。民主現職の安孫子雅浩氏、自民現職の野田譲氏がトップ集団に食い込んだ。民主の小野寺健氏が初当選。2議席獲得を狙った共産は、新人の中嶋廉氏、現職の古久保和子氏がともに落選した。

◎現職有利が固定化 痛み伴う議会改革実現を
 【解説】仙台市議選は、厚い支持基盤に支えられた現職と引退議員の後継新人らが強さを見せつけ、前回までの流れに大きな変化は見られなかった。梅原克彦市長の就任後初の市議選だったが、市政課題、東北の拠点都市としての将来ビジョンに関し目新しい主張がなかった上、議会改革の具体的提案も乏しかったのは残念だ。

 政令市移行後としては5回目の選挙で、立候補者は最少の76人。「現職有利」が固定化している現状は、市議会への意欲を持つ候補者予備軍にとって、壁になっている側面もある。投票率が46.39%と最低記録を更新したことも、政策論争の低調ぶりを裏書きしている。

 市議会改革が遅々として進まない現状に、多くの市民は絶望感を抱いている。支出報告書への領収書の添付すら実現していない政務調査費問題はその典型で、これまでと同じような顔ぶれでどこまで改革が進むか大いに疑問だ。せめて新議長には、痛みを伴う改革にも断固立ち向かう指導力を発揮してほしい。

 梅原市長は8月、任期4年の折り返し点を迎える。自らの再選を見据えながら、「説明不足」との指摘も多い市長を、車の両輪としてどう支え、あるいはどう軌道修正するのか。新議員60人の立ち位置は、多様な有権者が支える市民本位のステージであることを、決して忘れないでほしい。
(報道部・元柏和幸)
2007年04月09日月曜日

5774やおよろず:2007/04/11(水) 19:11:23
統一地方選――三重では民主24議席で第一党

http://katsuya.weblogs.jp/blog/2007/04/post_d057.html

今日は、日曜日に投票が行われた統一地方選挙の話を少ししたいと思います。

私は以前にもお伝えしたように、この統一地方選挙は三重県の県議選にかなり力を入れてきました。その結果を少しご報告したいと思います。

三重県の県議会においては、定数が全体で51です。その過半数である26を民主党系の会派である「新政みえ」で取りたいと思ってやってきたわけですが、結果的には26には届かず、24という結果になりました。そこは、非常に残念な思いです。

ただ、そういう形で、自民党・公明党を上回る会派を維持できたことは非常によかったなと、そういう意味では80点ぐらいかなと思っています。

全体では公明党が1議席から2議席に、前回ゼロ議席になった共産党が2議席に復活して、公明党が1増えて、共産党が2増えたということです。

私の選挙区の中では、激戦だったのは四日市ですが、四日市は7人区です。7人区の中で、民主系が3名、そして、公明、共産、自民系が1名、そして、純粋無所属が1名という結果になりました。

結果的には自民党公認の2人が落選をされたわけで、四日市では民主党が結果を出せたと思っています。

ただ、3人いる民主系の候補者の中で、ただ1人の「公認」候補だった水谷さんが、新人であり一番弱いという見通しを聞かされていましたので、終盤にかけて水谷候補をかなり肩入れしたわけです。

その結果、かどうかはともかくとして、水谷さんは公明党に次いで2位で当選されました。そして、他の2人、稲垣さんは前評判が非常に高かったのですが6位、藤田さんが7位ということになってしまいました。

私は最後、藤田さんの事務所で当確が出るのを待ちました。深夜1時を過ぎていたと思いますが、このままもし当選できなければ、これは大変なことになるなと心配をしていましたが、結果的には無事当選をされてよかったと思います。

そして、四日市以外に私が力を入れたのは県南部、衆議院でいうと、三重5区の選挙区です。

ここで注目すべきは、1つは、尾鷲(おわせ)・北牟婁(きたむろ)という選挙区があるのですが、ここは2人区の選挙区で、そのうちいままでは保守系が独占、そういう中で、私が一生懸命応援した津村さんが当選されました。

彼は32歳、政治というのは50年、100年先を見て、いま何をすべきかを考えるべきだ、という主張を繰り返した候補者です。

尾鷲のような、どちらかというと、公共事業を持ってくることがいい政治家だというような保守の土壌がまだ強く残るところにあって、いま申し上げたような主張する若い候補者が当選したことは注目すべきだと思います。

鳥羽の中村さん、彼も130票差ですが、1人区で当選をしました。彼も場合は鳥羽の離島の出身ということで、投票日の前々日、鳥羽の離島を船で私も回らせていただきました。

基本的には、こういった三重県の南部というのは、漁業、林業、観光業、そういった産業が中心で、三重県の北部のような大きな工場はありませんし、格差の中で非常に苦しんでいる、そういう中で、民主が議席を確保できたということは、大きな変化の兆しではないかと思っています。

それにしても、共産党がゼロから2になったというのは、もちろん、実力もあるとは思いますが、私はやはり、知事選挙で事実上野呂知事に対して共産党以外対抗馬を立てなかったと、事実上選挙がないような状態だったということが、結果的に投票率を下げたと思いますし、より共産党に注目が集まって、候補者2人が県議会において当選するという結果に、間接的につながったのかなと思っています。

そういう意味では、やや皮肉っぽく言えば、共産党が2名議席を増やしたのは、野呂知事の功績ではないかと、そんなふうにも思っています。

やはり、選挙はきちんと各党が候補者を立てて、オール与党体制ではなくて、やらなければいけないなと改めて感じました。

最後に、今回のこの全国で行われている地方選挙で、もう1つ注目すべきことは、民主党全体で議席を増やしたわけですが、県議会の議席を500取りました。

その中で、公認・推薦を含めてですが、女性の当選した県議が50を超えたわけです。これは1割を超える数字です。

もちろん、それで満足してはいけませんが、民主は躍進しましたが、その中でも女性の候補者が非常に伸びたということは、何とか女性の政治家を増やしたいということを幹事長時代から言い続けてきた私としては、非常に嬉しい結果でした。

これに満足することなく、4年後にはさらに2倍、3倍に女性の県会議員を増やしていきたい、三重県においても然り、そう思っています。

5775やおよろず:2007/04/11(水) 19:22:10
夜中の2時半まで札幌事務所で選挙結果を分析する。知事選は現職の圧勝だったが、北海道議会議員選挙は民主党が改選前の35議席から43議席に増やし、自民党は改選前の54議席を下回る49議席である。知事は174万票近く取りながら、自民党道議での得票は102万票である。公明党の票を差し引いても35万票の差があることになる。選挙は別々の判断が働くことがわかる。知事選挙の結果からすれば道議選も自民党が勝って当然だがそうなっていないのが選挙のわからない点である。新党大地としても道議会議員選挙では協力候補8名、推薦候補7名当選することができた。札幌市議会議員選挙でも推薦候補3名が初陣を飾り、新しい流れを作る事が出来た。確実に新しい仲間・シンパは出来た今次選挙であった。
 それにしても全道180市町村で荒井さんが勝ったのは我が足寄町で754票差、上川管内音威子府村で12票差の2町村だけである。荒井さんの生まれ故郷・石狩管内当別町でも2934票差をつけられたことを考えると足寄町の結果は大したものである。
 全道遊説しながら、それぞれの選挙区での国会議員のリーダーシップ、一体感がなかったことは荒井さんにとって不幸な事だった。遊説の時だけ顔を出し、マイクを握るより徹底的に声をかけ、下へおろす動きがあったかどうか、自分達の選挙に返ってくることを考えなくてはいけない。各市町村の票の出方をみれば、一目瞭然である。

http://www.muneo.gr.jp/html/diary200704.html

5776やおよろず:2007/04/11(水) 19:41:57
若い新人候補が、有権者を惹き付けたキーワードは3つ。 
「若くてクリーンなこと」
「パッと見てネアカで爽やかなこと」
「体質が透明で、古い政治文化のしがらみを感じさせないこと」だ。
 最初の印象が「ネクラでダーティーな候補者」は、どんなに強力な組織の応援を得たところで、県民の心を掴めない。
 「チャレンジャー」としてのイメージを醸し出せないからだ。

http://blog.so-net.ne.jp/ichita/

 あ、気がつくと午後11時を回っている。 腹筋と腕立て伏せをやらないと。
 この続きは明日の「直滑降」で。

5777やおよろず:2007/04/11(水) 20:28:48
道東北知事会の新会長に寺田秋田県知事

http://www.fukushima-minpo.co.jp/news/kennai/20070411/kennai-200704111801100.html

北海道東北地方知事会臨時会議は11日、仙台市の仙台ホテルで開かれ、新会長に寺田典城秋田県知事、新副会長に三村申吾青森県知事を選んだ。会長の増田寛也岩手県知事が知事選に立候補せず、勇退したのに伴い人選した。
 北海道東北自治協議会は19年度末で廃止し、東北開発推進協議会は存続することも決めた。羽田空港の拡張計画について、国際線重視の方向となってきているため、地方空港の影響を考慮し国内線の充実を求める緊急提言もまとめた。

5778やおよろず:2007/04/11(水) 23:43:37
[過半数に迫る自民]無所属の動向に注目

http://www.sakigake.jp/p/special/07/kengisen/feature/hakutyu/doc_01.jsp

新県議による会派構成が、寺田県政が残りの任期2年で何をなし得るかを左右するというのは、政治の現実。今後の焦点は、45議席中19議席を獲得した最大会派・自民が勢力を拡大し得るかどうかという点だ。

最大会派入り模索も
 寺田県政と対峙(たいじ)する場面が多い同会派の議席は1増にとどまったが、無所属18人には同会派入りを模索する当選者もいる。自民党県連会長で6選を果たした津谷永光氏(北秋田市・郡)も「向く方向が同じであれば、同じ会派でやりたい。それぞれの地域事情を見極めて打診する」と話す。

 自民公認19人に含まれる新人の佐藤賢一郎氏(大館市)は、同会派入りする。佐藤氏は13年に同会派を割ってできた「新生会」の菅原昇氏の後継の立場。しかし、「地域で自民の活動を続けてきた菅原氏の立場を引き継いだが、新生会まで引き継いでほしいという要請はない」と佐藤氏。

 新生会を発足させたメンバーの菅原氏は、もっと意欲的。「自民入りを勧めている。公認だから当然。新生会結成の大義が、能代産廃問題の解決だったが、一定の方向性が見えてきており、会派の目的は達成した。役割は終えた。時の流れだ」と話した。

 その新生会。5人中3人が今期限りで引退し、今県議選で当選したのは加藤義康(男鹿市)、川口一(鹿角市・郡)の両氏。この2人と、今期で引退する工藤嘉左衛門会長の長男で初当選した工藤嘉範氏(秋田市)の動向が注目される。川口氏は「新生会をどうするかを近々、加藤氏、嘉範氏と話し合う」という。

 また、大仙市仙北郡選挙区で初当選した原幸子氏は自民推薦。父の故・盛一氏も同会派の県議だった。原氏は「これから考える」と明言を避けるが、党県連幹部らは「事実上、公認と同じ」との認識でいる。

 ほかの無所属新人にとって、会派の選択はこれからのようだ。

勧誘へ水面下で動き
 県中央部の新人は「後援会幹部の話を聞いてから決める」と話し、県北部のほかの新人は「まだ、そんな余裕はない」。県南部の別の新人も「ある程度の考えは持っているが、未定」と言う。ただ水面下では、会派勧誘に向けた複数の動きも出始めている。

 一方で、大会派形成には批判もある。「自民から来ないかと言われる」という与党系会派の現職は「会派が単独過半数を占めるのは危険。県が言いなりになってしまう」と警告を発する。

 国民新党初の県議で元秋田市長の石川錬治郎氏(秋田市)は「野党でいく。国民新党会派が基本だが、会派を組むこともあり得る。ただし、自民と一緒に賛成や反対することはあるが、会派を組むことはない」と自民とは一定の距離を置く姿勢を強調した。

5779今亜寿 ◆nlHjMum/8M:2007/04/12(木) 00:25:21
>>5675-5676
民主+神奈川ネットという支援体制で番狂わせがあった神奈川県中郡選挙区ですが
TVKでは神奈川ネットよりもむしろ「松沢効果」(選挙中応援に入った)を
強調していました>選挙報道番組で

前回総選挙から政党<知名度<政策<看板になるスターの支援って
いう感じになってるのかなーとかおもったりもするのですが、
反面横浜市議選で注目された瀬谷選挙区では中田市長の肝いり新人が
自民民主公明の現職の壁を破れずに落選したりと、なかなか一概には
いえないですね(われながら何いってんだか)

5780とはずがたり:2007/04/12(木) 11:39:58
滋賀は岩手・三重に続く自民が主導権を握れない県となるか?対話の会・自民の双方から推薦貰った二人は取り敢えず故障クラブなんかにわいるんじゃねーぞ。。せめて淡海クラブでも結成して両睨みしるヽ(`Д´)ノ
この動きを新幹線新駅のシングルイシューから県政全体への自民の対抗軸形成へ昇華させねばならない。
徳島も長野も国政野党の視点からの県政改革が中途半端に終わってしまい政治勢力の育成には至っていない。宮城も同様である。高知はどうかなぁ・・。
自民党は無所属から6人引き入れたいとの事であるがまさか佐橋武司が対話を裏切るつもりじゃあるまいね?
無所属の内
●…自民直系
▲…自民と対話の双方から推薦
★…民主や対話からの推薦

「親嘉田」過半数に
県会勢力図が様変わり
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007041000030&amp;genre=A2&amp;area=S00&amp;mp=

 滋賀県議選(定数47)で惨敗した自民党は、県議会会派の自民党・湖翔クラブに無所属や公明党の議員を積算しても過半数に届かない23議席にとどまる見通しであることが9日、明らかになった。「対話でつなごう滋賀の会」(対話の会)や民主、共産両党など嘉田由紀子知事と政策的立場の近い勢力は計24議席となり、自民党が圧倒的優位だった県議会は大きく様変わりしそうだ。

 県議選の結果が、自民党と「親嘉田」系の民主党などの当選者数が拮抗(きっこう)したため、無所属9人の動向が注目されている。

 これまでに、無所属では●蔦田恵子氏(大津市)が引き続き同クラブ入りの意向を示しているほか、●川島隆二氏(長浜市・東浅井郡)、自民推薦の●野田藤雄氏(伊香郡)も前向きな姿勢を見せている。

 自民党と「対話の会」から推薦を得た▲中谷哲夫氏(近江八幡市)は「自民党員の立場で嘉田知事を支えている」として「対話の会」の会派には入らない意向だが、「自民党は新幹線新駅凍結を支持する必要がある」と、同クラブへの参加には条件を付けた。同じく両方から推薦を受けた▲西村久子氏(彦根市)は「党は県民の負託に応えていない」とし、当面は無所属で活動するという。

 これら五氏に公明党の2氏を加えても23議席で、過半数を割る。

 一方、「対話の会」は当選した公認の4人で新会派を結成する。同会推薦の★佐橋武司氏(蒲生郡)が、後援会との相談を前提に、会派入りの意向を示しており、計5人になれば代表質問権を持つ交渉会派となる。

 民主党と「対話の会」の両方から推薦された★西川敏輝(米原市)、★辻孝太郎(犬上郡)、民主単独推薦の★西沢桂一(愛知郡)の3氏は民主党・県民ネットワーク入りの意向で、同会派は計16人となる。「対話の会」と同ネットワークに共産党県議団の3人を加えると、「親嘉田派」だけで過半数を占める。議会運営をめぐり、自民などと厳しい対立も予想される。
 自民党県連は9日、緊急の役員会を開き、県選出国会議員や県議らが、過半数を取るための方法について協議した。宇野治会長は「公明党の2人と合わせてなんとか24人を確保したい。無所属から6人は会派入りするよう呼び掛ける」と話している。

5781とはずがたり:2007/04/12(木) 12:34:09
落選した3人の現職は
菅原龍典 無所属 北秋田郡から大館市へ鞍替え
杉江宗祐 無所属 鹿角市・鹿角郡
渡部英治 無所属 大曲市から大仙市・仙北郡へ

近藤、樽川両氏が「みらい21」へ 県議会会派
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20070412d

 8日投開票の県議選で初当選した旧森吉町長の近藤健一郎氏(51)=無所属、北秋田市・郡選挙区=は11日、県議会与党系会派の「みらい21」(穂積志代表)に加わる意向を明らかにした。同会派から打診され、受諾した。近藤氏は「熱心な依頼を受けた。自分の目指す政策を実現できそうな会派」としている。

 同会派は今県議選で現職3人が落選して7人に減ったが、既に大仙市仙北郡選出の元職樽川隆氏(65)が会派入りを決めており、近藤氏が加わることにより、9人まで盛り返す。

(2007/04/12 09:19 更新)

5782片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/12(木) 14:40:34
>>5769
千葉市中央区では、京葉政経研(宮内三朗派(実質花沢三郎派))の本間進の後継の佐野が民主党候補を押しのけて当選していたり、派閥争いから出てくる力の一端は見えましたが、どうも都市部における”古いもの忌避”の機運は強いように思えます。
我孫子はそれがなかったら花崎の当選がなかった感じですね。印西は確かに今度は自民党が勝っていますし、千葉・埼玉・神奈川のなかでは、経緯的に地縁力がもっとも残存しているといえるかもしれない。
次の知事選は逆に派閥争いが薄まったほうが自民党系に有利かもしれませんけどね。堂本後継を京葉政経研の一部が素直に支持していくとも思えない感じ。

>>5773
選挙前に前回結果をおさらいしていたところではもっと停滞してる感じでしたけどね・・・。ここも全国都市部と似た傾向が見られますが、得票数まで見ないと、動きがよくわからない感じです。

>>5776
一太さんも大村さんも、感覚が鋭敏なところは命綱になるだろう。都市部以外が「都市部化」してきているという指摘は明察といったところ。
ただ、一太さんも大村さんもメディアでの表現力には疑問が残るが。

>>5779
ノリツッコミが面白いかも^^
私のほうでは、政党名の要素も大きいと思っています。むしろ、国政において大きかった政党名の要素が地方選挙にも持ち込まれてきたと見ています。さいたま市のわけのわからないくらいの得票の集中ぶりとか、特に都市部において顕著です。
二宮町の選挙の段階から私は注目してましたが、そういう土壌になってきたということでしょう。
河野太郎も一太・大村系なので、命綱は確保していると思いますが。

>>5780
自民党はこれまで嘉田知事をネチっこくやって信頼を失ったこともありますし、参院選を控えてますし、とりあえず事を荒立てない融和姿勢でいくでしょう。そのなかで、自民党が是々非々になっていき、中谷・西村両氏は湖翔に入水するかな、といった感じ。
佐橋氏は自民推薦とか関係なく出馬してますし、嘉田シンパ的な出馬経緯ですから、自民推薦組を差し置いての入水はないように思います。「対話の会」系会派入りが見込まれます。選挙を考えても、この選挙区は、次は民主党も直前擁立にはならないでしょうから、自民入りは難しいのではないでしょうか。


富山県議選について地元紙を見て少しコメント追加。
高岡の谷内さんの落選は、社民の野村陽子さんが集めすぎたのが大きいのかなとみています。この人が次の社民のエースなのかな。地元紙では、向井票が旧福岡町の候補や苦戦が予想された候補に流れたという分析。
富山市2区の野党共闘候補場家さんは「民主・県民会議(旧「新・県民会議)」へ入ることが予想されてはいますが、社民党が完全無所属を要望しているようです。南砺市の武田さんには、当然自民党から会派入りの誘いが行っていますが、当面無所属の様相です。自民党公認の県議も含め、参院選で国民新党が森田に推薦を出した場合の対応が混乱気味のようで・・・。ここは二重国籍多発地帯ですからね。私としては、推薦にならず、支持表明との形をとると思いますが、森田が本気になってアピールしていけばわからないかな。自治労の親玉が居るからそう簡単でもないんだろうけど。

5783やおよろず:2007/04/12(木) 17:20:13
瓜生会長を再任/県民連合
http://www.minyu-net.com/news/news/0412/news5.html

 県議会第2会派の県民連合(瓜生信一郎会長)は11日、福島市で会派会議を開き、任期満了に伴う次期役員改選で瓜生会長(58)=当選6回・耶麻郡、無所属=を再任した。瓜生氏の会長就任は4期目となる。任期は新県議の任期が始まる30日から2年間。
 また、当選した民主11人、社民3人、無所属6人の計20人の同会派入りを確認した。
 副会長、幹事長、政調会長など役員人事に関しては会長に一任することを決めた。5月に開く改選後の会派会議で決定する。
 瓜生会長は「3期6年間会長を務めてきたが、これまでで最大の20人という大きな会派となった。佐藤雄平県政を支える会派として責任の重みを感じている」と述べた。
 また、議会人事については「議長は第1会派、副議長は第2会派から選出するという先例がある。議会制民主主義の中で議会運営を円滑に進めるため(自民に)申し上げていく」と述べ、副議長ポストを求めていく考えを示した。
 会議には県民連合系として当選した20人全員が出席、30日付で県議会に提出する会派届に署名した。
 また、参院補選では会派として増子輝彦候補(民主)を推薦することを決め、同日推薦状を交付した。
(2007年4月12日 福島民友ニュース)

5784やおよろず:2007/04/12(木) 21:16:37

県議選記者座談会/自民過半数割れ“利益誘導の力学”に陰り

http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2007/touitu/kengi.html

「平成の大合併」後、初めての改選となった県議選が終わった。自民党の過半数割れや史上最多となる四人の女性県議誕生、「政治とカネ」をめぐる事件で政界を去った元職三人の返り咲きなど、見どころのある選挙だった。記者座談会で県議選を振り返る。(敬称略)

 −結果をどうみる。

 A 自民は公認二十九人のうち十人が落選。推薦を含めても二十一人しか当選できず、定数四六の半数を割り込んだ。特に離島の四つの選挙区で全敗したのはショックだっただろう。敗因は何だったのかな。

 C いろいろ考えられるけど、やはり自民分裂の影響はある。一議席を争う対馬、南松では候補を一本化できず、事実上の分裂選挙になった。

 B でも自民対民主の一騎打ちだった五島は、約四千票差で民主推薦の候補が勝った。自民分裂だけでは説明できない。五島には防衛相の久間章生も入って政権政党の議席を失うことへの危機感を訴えたのに、この結果だ。

 D 再選した五島の現職は、地域をくまなく回って住民の声に耳を傾けていた。公共事業の減少や財政難で、従来の利益誘導の訴えは説得力をなくしている。そんな中で、住民は自分たちの声を代弁してくれる議員を求めたということだろう。やはり、地方議員は日ごろの活動が大切だということだ。

 −他の政党は。

 B 民主は公認八人が全員当選、推薦した三人も含め計十一議席を得た。だが、当初は全選挙区での候補擁立を目指していたのに、結果的に六つの選挙区で民主系の候補を立てられなかったのは力不足。特に定数二の雲仙や南島原にも擁立できず、「政権交代」を目指す政党として意欲が問われる。

 C 公明は佐世保でトップ、長崎で二、三位と現職三人が上位当選する相変わらずの強さ。でも、参院選の選挙協力を見据えて前回(四人)を上回る十五人の自民公認候補を推薦したけど、九人しか当選しなかったのは誤算だろうね。

 A 共産は長崎で新人の堀江ひとみがトップ当選したけど、共産支持層が多い旧香焼町など西彼七町が長崎市に編入合併されたことが大きかったんだろう。

 C 別の側面もある。堀江は市北部出身だけど、今回は北部を地盤とする候補が少なかった。地元票の受け皿にとどまらず、広く無党派層をひきつける要素もあった。

 B 社民は長崎で苦戦した。合併で得票は増えるだろうと予測したのに、前回より千八百票減。改選前の二議席はどうにか守ったが、「次」への危機感は強いだろう。

 −「政治とカネ」で政界を去った元職三人もそろって当選したね。

 E 島原の加藤寛治は、「盤石の組織力」の一言に尽きる。島原市と合併した旧有明町は四期目を目指した自民現職の浜崎祐一郎の地盤だけど、加藤は農協組合長の立場や血縁関係などを生かしてそこにもかなり食い込んだ。その分、浜崎は票を伸ばせなかったね。

 A 大村市では元職二人がそろって「復活」を果たしたけど、要因は何だったのかな。

 F 小林克敏は一年前からミニ集会を重ね、完全に先行。でも、政治手法や過去の事件を引き合いに現職三人から痛烈に批判を浴びて、後半は苦戦していた。

 B 怪文書も飛び交ったしね。それでも、小林の「政治手腕」に期待をかけたということだろうね。

 C 大村の政治地図は衆院議員(長崎3区)の谷川弥一と松本市長のラインが出来上がって、昨年の市長選では野口健司以外の四人がそろって松本市長を応援した。「オール与党」批判の受け皿が野口しかなかったわけだし、野口のトップ当選も不思議じゃない。

 F しかし、「谷川・松本ライン」と距離を置く野口、小林の二人が復活したことで、大村の政治状況は一気に流動化しそうだよ。二人が自民に復党するかどうか、今後の国政選挙にも大きく影響しそうだね。

 −民主や社民の応援部隊である労組はフル回転したのかな。

 A 組合員の減少で全般的には力が落ちてきてるんだろうけど、三菱重工労組は出身の四人を全員当選させた。特に危機感があった西彼では、連合長崎の単産も加わって総力戦を展開し、結果的に現職の橋本希俊をトップ当選させた。底力はすごいよ。

 G 西彼では、自民県連幹事長の三好徳明が危なかった。一歩リードの観測が広がり、終盤戦に陣営が緩んだんだろうね。なかなか「当確」が出なかったから一瞬、選挙事務所には緊張感が走ったよ。

5785やおよろず:2007/04/12(木) 21:16:56
−佐世保市長選への影響はどうかな。

 E 市長選に出る朝長則男が前回集めた一万八千票を当て込んだ自民の現職と新人の二人が、票を食い合って“共倒れ”になった。朝長票がどこに流れたのか、よく見えてこない。

 C 民主は九日、市長選で野口日朗の支援を決めた。「子育て支援」一本やりの女性票を狙った戦術で当選した山田朋子を含め、民主は二議席を確保し勢いがある。自民と朝長がどう戦略を練り直すか見ものだ。

 −県議選の結果は、夏の参院選や次期衆院選にどう影響するのかな。

 A 自民にとって、各地で選挙の手足となる県議を減らしたことがダメージであることは間違いない。ただ、参院選は政党対決の様相が強いし、中央の政治状況によって情勢が一変する。今回の結果が即、参院選に反映されるとはいえない。

 C でも衆院選長崎3区には影響すると思うよ。自民の谷川弥一と民主の山田正彦の国会議員による“代理戦争”とも言われた離島の四選挙区で、自民は全敗したからね。大村でも反谷川の元職二人が議席を確保したから、谷川はショックだと思うよ。

 −新たな顔ぶれが決まったけど、県議会の勢力図はどうなるのかな。

 B 自民は議長をはじめ議会の主要ポストを獲得するため、当選した無所属候補を取り込んで、過半数を確保することになる。既に県連幹部は、選挙前から複数の無所属の保守系候補にアプローチしていたからね。

 C 問題は誰を入れるかだ。返り咲いた元職三人は一定の政治力があるし、自民の一部勢力を巻き込めば、次の議長選や県連役員ポストをめぐる内部の権力闘争に発展しかねない。水面下で激しい綱引きが続くだろうね。

5786やおよろず:2007/04/12(木) 21:17:38
県議選各党の分析/参院選前の勢力拡大へ無所属新人に熱い視線

 「平成の大合併」による選挙区割りの変更などで激戦となった県議選。離島や合併自治体で自民候補が相次ぎ落選し、過半数割れに追い込まれた。政治決戦の参院選を今夏に控え、今回の選挙結果が政界勢力図をどう塗り替えるか−。各党の責任者に話を聞いた。

 自民は新しい定数四六に公認二十九人、推薦四人を送り込んだが、公認十九人、推薦二人の当選にとどまった。「選挙区割りの変更に各組織が十分に対応できなかった。参院選への影響も心配されるが、『自民が駄目』と審判を下されたわけではない」と、北村誠吾・県連会長は敗因を分析。単独過半数を確保するため、保守系の無所属当選者数人に自民会派入りを打診し始めた。

 民主は公認、推薦合わせて計十一人が当選。保守地盤の対馬や五島など離島部で自民公認候補に勝利した。川越孝洋・県連幹事長は「公認八人全員が当選し、参院選に弾みがつくものの、激戦区大村で推薦候補が落選したのが痛かった」といい、会派入りをまだ表明していない無所属新人に熱い視線を送る。

 自民と連立を組む公明は現有三議席を確保。江口健・県本部幹事長は公明が今回推薦した自民公認十五人のうち六人が落選したことについて「推薦の在り方を検証する必要がある」と厳しい表情で語った。

 二議席を守った社民県連の前田富雄代表は「インパクト不足で有権者の気持ちをつかめなかった」と反省。一議席を死守した共産県委員会の山下満昭委員長は「自民過半数割れは不信感の表れだ」と話した。

http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2007/touitu/kengi.html

5787やおよろず:2007/04/12(木) 21:18:21
自民過半数割れ 新議員46人決まる

本県統一地方選の前半戦となる県議選は八日、無投票の松浦市区(定数一)を除く十六選挙区で投票が行われ、即日開票された。九日未明までに全当選者が確定し、無投票区の自民現職一人を合わせ計四十六人の新県議が誕生した。談合や政治資金など「政治とカネ」をめぐる事件で政界を去った元職三人はいずれも議席を取り戻し、女性候補は四人全員が激戦を勝ち抜き県政史上最多となった。自民は公認二十九人のうち十九人の当選にとどまり、推薦を含めても県議会の過半数獲得は厳しい情勢。非自民は民主八人、公明三人、社民二人の公認候補全員が、共産は三人のうち一人が当選した。無所属は十三人が議席を獲得した。

 「平成の大合併」後、初めての改選となった今回は、選挙区割りの変更や定数が五一から四六に減ったことなどから、各選挙区とも票の行方が読みづらい激戦になった。しかし、投票率(県平均)は60・12%で過去最低だった前回61・16%をさらに1・04ポイント下回った。当日有権者数は百十六万三千百二十五人(男五十三万四千八十、女六十二万九千四十五)=無投票区を除く=。

 最激戦区とされた大村市区は、元職の小林克敏氏と野口健司氏がいずれも復活、自民現の吉川豊氏が四選を達成した。民主、社民推薦の現職、高見健氏は十三票差で涙をのんだ。島原市区は、元職の加藤寛治氏が地力を見せつけ、無所属現の楠大典氏は労組票を手堅くまとめ勝利。事実上の与野党一騎打ちとなった五島市区は民主推薦の現職、山田博司氏が自民新の浦藤彦氏に競り勝った。

 長崎市区は共産新の堀江ひとみ氏がトップ当選。組織票を持つ公明、民主が上位に食い込み、自民は新人を含め四議席を確保した。二回目の挑戦となった無所属新の浅田眞澄美氏は初当選。新幹線反対を訴えた合併前の旧諫早市議ら新人二人は届かなかった。

 佐世保市区は自民、公明、社民の現職計五人が当選。自民現の宮内雪夫氏は当選十回の現役最多記録を更新。民主新の山田朋子氏は初当選で、同区では二十四年ぶりに女性議員が誕生した。同じく民主新の久野哲氏も勝ち、佐世保重工(SSK)労組出身者として四年ぶりの議席確保。自民現の外間雅広氏はあと一歩及ばなかった。

 西彼杵郡区は、次期議長就任が最有力な自民現の三好徳明氏が五選、民主現の橋本希俊氏が四選を飾った。定数一に計五人が乱立した南松浦郡区は現職の馬込彰氏が激戦を制した。

5788やおよろず:2007/04/12(木) 21:19:33
解説/争点なき激戦に 現職、自民に厳しい逆風

市町村合併による選挙区割りの変更、定数削減という新たな要素が加わった今回の県議選は、“争点なき激戦”となり、現職に逆風が吹いた。現職の落選は七人。中でも、自民は離島や合併自治体などで現職四人が敗北し、公認二十九人のうち当選は十九人にとどまった。

 特に、衆院長崎3区の自民、民主の現職代議士による「代理戦争」とされた壱岐、対馬、五島、南松浦の離島四市町は、自民公認候補がすべて落選。南松などは選挙中に「優勢」が伝えられていただけに、県連関係者の衝撃は大きい。

 「政治とカネ」に絡む事件で政界を去った島原、大村両市区の元職三人は、公共事業や行財政改革の断行を訴え、持ち前の組織力を生かしそろって復活。落選した他の現職候補は、政治倫理に代わる新たな対立軸を打ち出せなかった。

 一方、民主は公認八人全員が当選したが、推薦六人のうち三人が落選した。自民の“敵失”に乗じて県議会勢力図を大きく塗り替える可能性もあったが、労働組合頼みの体質は脱却できず候補者を多く送り込めなかったのが痛かった。共産、社民は改選前の議席を確保するのがやっと。

 今夏には安倍政権最初の政治決戦となる参院選を控える。勝敗の鍵を握る「一人区」の長崎選挙区は自民、民主、共産の三つどもえの選挙戦となりそうで、県議選の選挙結果が各党候補の動向にどう影響するか注目される。(報道部・平義彦)


2007年4月9日長崎新聞掲載

5789今亜寿 ◆nlHjMum/8M:2007/04/12(木) 23:26:30
自民宮崎県連会長逮捕 県議選の公選法違反で
http://www.sanspo.com/sokuho/0412sokuho089.html

 8日投開票の宮崎県議選をめぐり宮崎県警捜査二課などは12日、
 公選法違反(現金買収・供応)の疑いで宮崎市学園木花台南、
 自民党宮崎県連会長で元県議の川添睦身容疑者(73)を逮捕した。容疑を認めているという。

 調べでは、川添容疑者は立候補届出前の昨年12月、
 宮崎市のホテルで数10人に対し、宮崎市選挙区から立候補した 
 息子の川添博氏(45)への投票や票の取りまとめを依頼。
 報酬として1人当たり数1000円ずつを支払ったほか、千数百円の 
 食事の接待をした疑い。


これも東国原効果の一つでしょうかねえ。東国原自身が県警に示唆した
ということはないんでしょうけど。

5790やおよろず:2007/04/13(金) 00:29:18
http://www.ganbarou-nippon.ne.jp/index-diary.html

こんな組織が、府会で3議席も取っていたのか・・・
民主党の中堅どころや改革首長なんかが結構深い関係のようだし、なんか悪いものを見たような気がする。

5791やおよろず:2007/04/13(金) 00:33:49
「対話」5人、会派結成へ 滋賀県議会の第3勢力に

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007041100186&amp;genre=A2&amp;area=S00

滋賀県の嘉田由紀子知事を支援する政治団体「対話でつなごう滋賀の会」は11日、野洲市内で会合を開き、県議選で当選した公認4人と、単独推薦の無所属1人の計5人で新会派を結成することを確認した。

 5人以上のメンバーがそろうことで、本会議での代表質問権を持ち、議会運営委員会に委員を出せる交渉会派となり、自民党と民主党の会派に続く第3の勢力となる。これにより、自民党会派は無所属議員や公明党会派と連携しても、過半数割れが確定的となった。

 会合では、新会派の名称に「対話の会」という言葉を盛り込むことも決めた。

 新会派に入るのは公認4人のほか、単独推薦で当選した佐橋武司氏(58)=蒲生郡選挙区。「対話の会」は、自民党と重複して推薦した別の無所属2人に対し、引き続き会派入りを働き掛ける。

 寺川庄蔵代表(63)は会合後、「現実的に自民党会派を過半数割れに追い込めるとは思わなかった。交渉会派の権利を得たことは歴史的意味があり、それだけ重責もある。県民の民意を反映させるよう、知事と協力、連携して頑張りたい」と述べた。

5792片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/13(金) 08:56:42
>>5789
これが全国マスコミの話題になりそうなところこそが東国原効果じゃないでしょうか。

>>5790
これはマルクス主義青年同盟の後継団体だと以前から話題になっていますね。
↓は日本会議系からの情報のようですが。
http://prideofjapan.blog10.fc2.com/blog-entry-177.html
↓は週刊誌記事が出たときの反応。
http://www.ganbarou-nippon.ne.jp/bunsyun.html
http://www.ganbarou-nippon.ne.jp/mailmagazine/082a.html
マル青同からの組織としての継続性はよくわかりませんが、戸田というひとのカリスマ支配(?)型団体にみえます。
どれくらいの規模をもっているのか、深い目的はなんなのか、もっと情報がほしいですね。

団体の凝集力って、利権掛かっているか思想掛かっているかしないと保てないものかなぁ。

5793やおよろず:2007/04/13(金) 10:03:45

 一時、新左翼団体を研究したことがあったんですが、マルクス・レーニン派は異端という感じでした。
 毛沢東思想を掲げる団体は、行動が過激で、たちの悪いのが多いんですが、「岡山大事件」の真相はいかに?
 新左翼を扱った本でも、ほとんど記述がありません。
 資金源を含め、大変気になるところです。

>>平野貞夫、中西輝政、愛知和男秘書などに取材した話をいろいろ並べて「うさんく
さい団体」というストーリーをつくり

 「平野貞夫」という小沢の分身が批判しながら、前田武志が議員の元締めをやっていたり、人脈的なこともわかりません。

 「中西輝政」がでてくるのは、マルクス主義青年同盟が、京大レーニン研究会を母体の一つとして持っていたからでしょうね。
 京大レーニン研とは、内ゲバの末、断交したみたいですが。

 
 よく分かりませんが、「うさんくさい団体」としか思えません。

5794やおよろず:2007/04/13(金) 10:52:46
新会派・民主にいがた発足へ

http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=3&amp;newsNo=232002

 民主党公認で県議選に当選した8人の新県議は12日、新潟市で初めて会議を開き、新会派「民主にいがた」を結成することを決めた。政党名を前面に出して戦った県議選で議席を伸ばし、初めて会派に「民主」の名を冠した。過半数を制する自民党に次ぐ第2勢力となる。今後、無所属議員らに加入を促し、10人以上への増員を目指す。

 連合新潟が提唱する社民との統一会派については、民主側から働きかけないことを確認。「他党の党籍のない人」を新会派入りの条件にするほか、原発や憲法など各党でスタンスの異なる問題への対応は「民主党の考えを基軸にする」という。

 新会派は改選前に民主党系県議6人でつくっていた「新潟県を発展させるみらいの会」を発展解消し、今回当選した現職5人と新人3人で発足。党県連幹事長の佐藤信幸氏が会派代表、市川政広氏が会派幹事長を務める。

 会派名は「民主」を強調しつつ、無所属議員も入りやすいよう「にいがた」を付けた。「非自民勢力の拡大」を旗印に今後、民主党推薦の無所属当選者らを勧誘。「メンバーがふたけたになれば、議会運営委員会に出せる人数が2人から3人に増え、発言力が増す」(市川氏)として、2人以上の加入を期待する。

 佐藤氏は「社民が少なくなり、所帯が大きくなる民主にいがたの責任は重大だ。県議選で県議会の改革、格差是正を訴えてきたが、非自民の政策集団として期待を担っていかなければならない」と話した。

 改選後の県議会勢力は、定数53のうち自民党が公認・推薦で安定多数の31議席を確保し、さらに数人の無所属当選者が加入する見通し。続いて民主にいがた8人、「無所属の会」3人、公明、共産、社民が1人ずつ。自民推薦を除いた無所属は8人で、今後の動向が注目される。

5795やおよろず:2007/04/13(金) 10:55:19
民主、社民の統一会派難航か

http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=3&amp;newsNo=231984

 民主党が議席を増やし、社民党が大敗した県議選が終わり、連合新潟が選挙前から求めてきた民主、社民と、連合が推薦した無所属議員による統一会派構想が、水面下で議論され始めた。ただ民主と社民の候補がぶつかる参院選を控えていることもあり、両党には慎重、反対の意見が根強く、実現へのハードルは高く、難航しそうだ。

 改選前は民主党系会派、社民党系会派とも6人だったが、県議選で民主が公認8議席を獲得したのに対し、社民は公認1議席だけ。民主、社民両党の推薦を受けた無所属当選者は2人。今回の結果から、社民は議会運営委員会メンバーの選出基準(会派5人以上)などを満たせず、このままでは発言力の低下は必至だ。

 これに対し、自民は公認・推薦で安定多数の31議席を確保。さらに保守系無所属議員を加えれば最大で35議席程度になる見通し。

 過半数を大きく超える自民会派に対抗するため、連合新潟は今県議選で、「当選後は統一会派結成に努力すること」を条件に支持・推薦候補を決めた経緯がある。江花和郎会長は「自民と非自民勢力が拮抗(きっこう)することが県議会の改革、活性化につながる」としている。

 民主も勢力拡大自体には前向きだ。まず公認8人で新会派を結成し、無所属議員の加入も促して「できれば10人以上にしたい」(再選した県議)と意気込む。

 しかし、社民とは県議選での共闘がうまく機能せず、参院選でも社民が候補を擁立したことにより亀裂は深まっている。原発や憲法など主張の異なる問題もあるため、「社民に対し、すぐ一緒になろうと声を掛ける県議はほとんどいない」(民主県連幹部)というのが現状だ。

 一方の社民も「固有の政策もあり、1人になっても会派を継続したい。民主と統一会派を組んでも、社民の発言が会派内で切り捨てられる危機感もある」(県連幹部)と慎重な構えを見せる。

 社民唯一の公認当選者となった小山芳元県議は「まだ決まっていない」と語る。両党推薦の無所属当選者2人も、どの会派に入るかは「検討中」とする。

 連合の江花会長は「民主も社民も格差社会を是正しようという共通目的がある。会派の縛りを柔軟にすれば、統一会派を組んでもぎくしゃくしないはずだ」とみるが、両党の溝を埋めるにはかなり時間がかかりそうだ。


================================================================

 新潟民主は与野党混交というかんじかな?

5796やおよろず:2007/04/13(金) 10:57:38
民主県連 統一会派に暗雲? 申し合わせ会議 前回造反議員が欠席

 民主県連が県議選で当選した公認・推薦候補全二十一人に招集をかけた九日未明の会議に、前回同党公認で当選後に別会派「地方主権の会」をつくった議員ら数人が欠席していたことが十一日、分かった。会議は統一会派入りを申し合わせるために開かれた。欠席議員は「とりあえず統一会派入りする」と話すが、将来のことについては含みを持たせている。

 県連は四年前の反省を踏まえ、県議選で公認・推薦した立候補者全員に、統一会派を組むとする誓約書を提出させていた。九日午前一時から県連であった会議では、枝野幸男県連代表が出席者に、あらためて統一会派入りを強く要請したという。

 欠席した元地方主権の会の議員は「約束は守る」と話すが、「(初当選した新人らと)まだ顔を合わせていないので、誰がどんな考えを持っているのか分からない。定例会が始まれば、『やってらんない』となるかも」としている。 (池田悌一)

5797名無しさん:2007/04/13(金) 11:30:48
15000票ほどの社民票がどこに流れるか。自民のイメージが強い玉沢世襲候補には流れない、
民主候補が社民が好きそうな女性候補、もしくはクリーンな若手男性候補を擁立すれば、社民支持層の7割程度は民主に流れると思う。
県議選で民主不振で、1区補選は面白い戦いになると思われましたが、社民擁立断念により民主がやや有利になった感があります。

社民、候補見送りへ 衆院1区補選

 社民党県連合(小原宣良代表)は、7月の参院選と同時期に行われる予定の衆院岩手1区補選(定数1)で独自候補擁立を見送る方向となった。参院選岩手選挙区(改選数1)に盛岡市議本宮秀孝氏(61)を党公認で擁立することから、比例代表を含めた参院選に特化する狙いがあるとみられる。5月の定期大会で正式決定する。

 衆院岩手1区補選は、民主党の前衆院議員達増拓也氏(42)が知事選告示日に衆院議員のまま立候補、自動失職したことに伴い、参院選と同時期に行われる見通しになった。

 社民党県連合は参院選で岩手選挙区の本宮氏と比例代表の同党幹事長又市征治氏(62)を重点候補とする方針。低迷する党の現状や候補擁立までの時間的な制約から、参院選に特化して支持拡大を図る狙いがあるものとみられる。

 同党は8日に投開票が行われた県議選盛岡、花巻、北上3選挙区で党公認の新人3候補が当選。改選前より1議席増やし党関係者から「参院選に弾みがつく成果だ」との声も出ている。

 社民党(旧社会党)が衆院1区で公認候補を擁立しないのは、中選挙区時代を含め戦後初めてとなる。

 参院選は7月5日公示、同22日投票が濃厚。衆院岩手1区補選は同10日告示、投票日は参院選と同日となる見通し。

 参院選岩手選挙区は自民、民主、共産、社民各党が公認候補擁立を決定。衆院岩手1区補選は自民が既に公認候補の擁立を決め、民主、共産両党も公認候補を擁立する方向で検討を進めている。
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20070413_6

5798片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/13(金) 12:43:30
>>5794
富山についても書きましたが、このように新しく「民主」をつける県議会会派がほかにもあるのかも。

>>5796
できたら後日の検索のため県名をどこかに書いていただけるとありがたいなと思います。
地方主権の会ってwikipediaがかなり詳しいですね。なんじゃこりゃ。
矢部(西8・川越)・神杉(南23・和光)・吉田(南18・新座)に新人の松本(南2・川口)くらいか目立つのは。

>>5797
達増後継、平野とのセットで、普通に考えれば県議選の影響は受けないでしょうけど・・・。
でも、甘く見すぎて、落選の両高橋が公認されるようなことがあれば接戦になりうるか。

5799名無しさん:2007/04/13(金) 13:17:40
民主県連は相当な危機感、県議戦後自民県連はこれで面白い戦いになると自信を見せてます。
少なくとも金兵衛を擁立するようなことはないだろうw

5800とはずがたり:2007/04/13(金) 13:52:16
>>5794
>他党の党籍のない人」を新会派入りの条件にする
一人に激減した社民は排除ですか。。
>原発や憲法など各党でスタンスの異なる問題への対応は「民主党の考えを基軸にする」という。
社民の力が根強かった新潟も今後は民主が正面から押し切る形になりましょうか。

民主にいがた…8人
無所属の会…3人
社民…1人
無所属…8人→数人が自民入りの意向
──────
 合計20人

全員結集できれば非自公共で20議席と自民に拮抗するとはいわぬがそれなりの数だ。無所属八人の内何人野党陣営に取り込めるかですなぁ。
結果を見ても推薦が書いてないので判らないが誰が自民単独無所属だれが民主社民推薦候補なんでしょうか・・。

民主、社民の統一会派難航か
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=3&amp;newsNo=231984

 民主党が議席を増やし、社民党が大敗した県議選が終わり、連合新潟が選挙前から求めてきた民主、社民と、連合が推薦した無所属議員による統一会派構想が、水面下で議論され始めた。ただ民主と社民の候補がぶつかる参院選を控えていることもあり、両党には慎重、反対の意見が根強く、実現へのハードルは高く、難航しそうだ。

 改選前は民主党系会派、社民党系会派とも6人だったが、県議選で民主が公認8議席を獲得したのに対し、社民は公認1議席だけ。民主、社民両党の推薦を受けた無所属当選者は2人。今回の結果から、社民は議会運営委員会メンバーの選出基準(会派5人以上)などを満たせず、このままでは発言力の低下は必至だ。

 これに対し、自民は公認・推薦で安定多数の31議席を確保。さらに保守系無所属議員を加えれば最大で35議席程度になる見通し。

 過半数を大きく超える自民会派に対抗するため、連合新潟は今県議選で、「当選後は統一会派結成に努力すること」を条件に支持・推薦候補を決めた経緯がある。江花和郎会長は「自民と非自民勢力が拮抗(きっこう)することが県議会の改革、活性化につながる」としている。

 民主も勢力拡大自体には前向きだ。まず公認8人で新会派を結成し、無所属議員の加入も促して「できれば10人以上にしたい」(再選した県議)と意気込む。

 しかし、社民とは県議選での共闘がうまく機能せず、参院選でも社民が候補を擁立したことにより亀裂は深まっている。原発や憲法など主張の異なる問題もあるため、「社民に対し、すぐ一緒になろうと声を掛ける県議はほとんどいない」(民主県連幹部)というのが現状だ。

 一方の社民も「固有の政策もあり、1人になっても会派を継続したい。民主と統一会派を組んでも、社民の発言が会派内で切り捨てられる危機感もある」(県連幹部)と慎重な構えを見せる。

 社民唯一の公認当選者となった小山芳元県議は「まだ決まっていない」と語る。両党推薦の無所属当選者2人も、どの会派に入るかは「検討中」とする。

 連合の江花会長は「民主も社民も格差社会を是正しようという共通目的がある。会派の縛りを柔軟にすれば、統一会派を組んでもぎくしゃくしないはずだ」とみるが、両党の溝を埋めるにはかなり時間がかかりそうだ。


新潟日報2007年4月12日

5801名無しさん:2007/04/13(金) 13:54:29
民主と社民は参院選で3名公認の血戦が待ってる 県議会の数合わせどころではないだろう

5802とはずがたり:2007/04/13(金) 14:17:56
前回はこのスレの初めの方であかかもめさん(当時おりーぶさん)の協力を得て貼り付けた結果である(あんときはお世話になりましたm(_ _)m>あかかもめ様)が今回はテキスト形式にして取り敢えずホムペの方に保存しときます。
適宜補遺して将来はhtml化が課題だが何時になるやら・・。

2007年 統一地方選議会選挙結果保存 道府県議会篇

東北北海道 http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/2007tohoku-hokkaido.txt
関東 http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/2007kantoh.txt
中部 http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/2007chubu.txt
近畿 http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/2007kinki.txt
中国・四国 http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/2007chugoku-shikoku.txt
九州 http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/2007kyushu.txt

5803とはずがたり:2007/04/13(金) 14:57:39
>>5802-5803

2007年 統一地方選議会選挙結果保存 政令指定都市篇

東日本(浜松以東) http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/2007seirei-e.txt
西日本(名古屋以西) http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/2007seirei-w.txt

5804とはずがたり:2007/04/13(金) 15:36:05
>>5788
>特に、衆院長崎3区の自民、民主の現職代議士による「代理戦争」とされた壱岐、対馬、五島、南松浦の離
島四市町は、自民公認候補がすべて落選。

対馬・壱岐の山田氏の推した候補は誰だ??

対馬市 定数1−候補3 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当10,268(44.7%)永留 邦次61無所属新1(元)対馬市議
□10,036(43.7%)坂本 智徳53自民現 党県広報委員長
2,654(11.6%)船越 洋一61無所属新 市商工会理事
壱岐市 定数1−候補3 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当9,234(48.4%)山口 壮三66無所属現2市軟野連会長
□6,278(32.9%)山本 啓介31自民新 (元)衆院議員秘書
3,564(18.7%)坂本 和久42無所属新 市民団体代表
五島市 定数1−候補2 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当15,363(57.2%)山田 博司36無所属=民主現2市民団体顧問
□11,481(42.8%)浦 藤彦60自民新 福祉法人理事長
南松浦郡 定数1−候補5 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当 4,340(26.0%)馬込 彰54無所属=自民現4福祉施設役員
□4,173(25.0%)浜田 新一54自民新 建設会社顧問
3,165(19.0%)本村 敦彦45無所属新 学習塾経営
2,994(18.0%)末竹 和行43無所属=民主新 漁業
1,999(12.0%)橋本 利行50無所属新 (元)町職員

>一方、民主は公認八人全員が当選したが、推薦六人のうち三人が落選した
県連のホムペには公認候補7人と推薦候補4人しか載っておらず公認は山田女史が増えたとして推薦はあと2名増えた筈だ。支援の楠氏が推薦に格上げしたのかも知れぬが。。

長崎市区公認高比良末男(たかひら すえお)現157才◎
  〃公認渡辺 敏勝(わたなべ としかつ)現158才◎
  〃公認陣内 八郎(じんない はちろう)新57才◎
  〃公認高比良 元(たかひら はじめ)新54才◎
佐世保市区公認久野 哲(ひさの さとし)新59才◎
  〃公認山田 朋子(やまだ ともこ)新35才◎
諫早市区公認山口 初實(やまぐち はつみ)新59才◎
西彼杵郡区公認橋本 希俊(はしもと きとし)現366才 ◎
大村市区推薦高見 健(たかみ たけし)現152才▲
五島市区推薦山田 博司(やまだ ひろし)現136才 ◎
東彼杵郡区推薦中村 與弘(なかむら ともひろ)新59才 ▲
南松浦郡区推薦末竹 和行(すえたけ かずゆき)新43才 ×
島原市区支援楠 大典(くすのき だいすけ)現159才 ◎

5805とはずがたり:2007/04/13(金) 15:53:28
>>5804
対馬の永留は民主党推薦候補であった。悉く谷川が負けとるね。
アンチ谷川のブログも発見→http://www.n-seikei.jp/cp-bin/blog/
やたらランキングのボタンを押せと書いてるが自民党支持者の様だから押してはいけないw

’07統一選・ながさき:県議選 選挙区の情勢/下 /長崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070406-00000267-mailo-l42
4月6日16時1分配信 毎日新聞

 (立候補者は届け出順)
 ◆五島市区
 ◇衆院“代理戦争”の様相
 自民の谷川弥一衆院議員が浦氏、民主の山田正彦衆院議員が山田博司氏を支援して戦う。昨年2月の県議補選に続き、衆院長崎3区の“代理戦争”第2ラウンドの様相。ただ、両陣営の支援者の色分けは複雑で、選挙戦の主役だった土建業者も近年の公共事業の減少で動きは鈍い。終盤は次期衆院選をにらんで激しい攻防が展開されそうだ。
 新人で元市議会議長の浦氏は昨年12月、末永美喜氏の引退を受けて立候補を表明した。序盤は現職の山田氏を追う展開だったが、市議会の過半数の議員でつくる「五島をよくする会」を軸に支持を拡大。1日には久間防衛相や末永氏、中尾郁子市長らを動員し組織固めの集会を開いた。政権与党とのパイプを前面にアピールしている。
 山田氏は昨年の補選で、自民公認だった谷川議員の元秘書をかわして初当選。今回は民主公認ではなく推薦にとどめることで、離島に根強い保守層への食い込みを図る。36歳の若さをアピールし、女性票も取り込んでいる。山田議員や犬塚直史参院議員が応援に駆け付け、推薦した連合長崎も傘下の17労働組合の組織固めに力を入れる。【椿山公】
 ◇立候補者◇
 (定数1―2)
浦藤彦  60 自新
山田博司 36 無現(1)
 ◆北松浦郡区
 ◇自民公認と推薦の争い
 自民公認で7選を目指す松田氏と、自民推薦の無所属新人、西氏の一騎打ち。合併で選挙区は13町村から4町に縮小。定数も3から1に減る中、前回の無投票から一転、激戦を展開している。
 松田氏は2月に佐々町で大規模な決起大会を開き、現職としての実績をアピール。「4町の将来の方向性を確立する」と訴えている。
 西氏は佐々町議としての経験を訴えるとともに「北松浦の町民党」を掲げ、無党派層を含めて有権者への支持拡大を図っている。
 ◇立候補者◇
 (定数1―2)
松田正民 53 自現(6)
西日出海 52 無新
 ◆対馬市区
 ◇保守が分裂し、すき狙う民主系
 現職に新人2人が挑む。保守地盤の厚い島で、自民系が2人で割れる。元市議の永留氏は民主の推薦を受け、山田正彦衆院議員の後援会や労組が支援する。同じく元市議の船越氏は無所属だが、元自民党厳原支部長を務め、島内をくまなく回りミニ集会などで知名度アップを図る。坂本氏は自民公認の強みを発揮し、100を超える団体から推薦を受けて組織選挙を展開する。
 ◇立候補者◇
 (定数1―3)
永留邦次 61 無新
船越洋一 61 無新
坂本智徳 53 自現(2)
 ◆壱岐市区
 ◇三つどもえに自・民対決の影
 定数1に対し、現職1人と新人2人の三つどもえ。旧郷ノ浦町助役だった現職の山口氏は行政経験と4年間の実績を強調し、地縁や血縁、同窓会も活用。民主・山田正彦衆院議員も事実上の支援に回る。自民・谷川弥一衆院議員の元秘書で自民公認の山本氏は漁協などの推薦を受け、ミニ集会で知名度アップに躍起。前回に続く挑戦の坂本氏は山本氏と同じ旧芦辺町出身。自身が代表の市民団体のメンバーらを中心に草の根活動を展開する。
 産業廃棄物最終処分場計画への反対運動に絡んで候補の中傷が飛び交い、影響が注目される。
 ◇立候補者◇
 (定数1―3)
山口壮三 66 無現(1)
山本啓介 31 自新
坂本和久 42 無新

4月6日朝刊
最終更新:4月6日16時1分

5806片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/13(金) 17:30:49
>>5800
妙高市は保守分裂に筒井がつけこんで、旧市の横尾助役に連合推薦がつき当選。それに際しては、自民会派入りしないことを確約してるみたいです。
五泉市東蒲原郡の宮崎氏は社民党県議でしたし、社民党公認で総選挙も出ましたが、今回無所属出馬(民主・社民推薦)。民主党の国会議員がどんどん応援に行っていました。近藤正道は黙認という形のようですが、今後会派がどうなるのか。

>>5805
山田正彦のサイトにも少々書いてあります。
いまだに佐世保で山田朋子が当選した力学がちょっとよくわからない私。
社民系の労組(森氏を支援)が完全に鞍替えし、さらに浮動票を攫ったから?

5807やおよろず:2007/04/13(金) 19:35:06
>>5801

 渡辺が社民党との協力を終わりにしたがってるみたいですね。

>>5802>>5803

 乙です。

>>5805

 日刊セイケイ

 自民支持かどうかは微妙ですが、「そうぞう」しじは間違いないかと思います。
 沖縄知事選では、下地待望論、その後は露骨に糸数支持でした。

>>5806

>>五泉市東蒲原郡の宮崎氏は社民党県議でしたし、社民党公認で総選挙も出ましたが、今回無所属出馬(民主・社民推薦)。

 社民党が独自に5議席集められる見込みのない以上、民主会派入りでしょうね。
 今回、無所属だったのは、田中支持者の票も当て込んでのことなのかもしれません。
 総選挙、田中自体は鈴木支持でも、後援会の一部は宮崎支持だったようです。

 前回総選挙 新潟3区
 http://www.niigata-nippo.co.jp/rensai/n60/page113.html
 しかし、ずいぶんな言われようです。

5808名無しさん:2007/04/13(金) 23:45:06
’07統一選:県議選 自民、県議会の過半数確保 無所属など4人加え /静岡
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/shizuoka/archive/news/2007/04/12/20070412ddlk22010326000c.html
県議会:民主、会派統一は見送り 副議長人事で協力も /静岡
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/shizuoka/archive/news/2007/04/13/20070413ddlk22010211000c.html

静岡県議会議会勢力 定数74(4減)

                          改選前 新勢力 ※改選前欠員2
自由民主党                  40    40 自民公認35+薮田宏行、鈴木洋佑、豊岡武士、落合慎悟、竹内良訓
平成21                      16    19 民主公認8+民主推薦7+社民推薦2+連合静岡推薦2(佐野愛子、高田泰久)
民主党・無所属クラブ            2     4 民主公認3+民主推薦1(大石裕之)

※以下無会派扱い
KEN−MIN                     5     1 無所属1(松井三郎)
日本共産党静岡県県議団        3     1 共産公認1
無所属                        3     3 民主推薦2(中田次城、千石貞幸)、無所属1(大岡敏孝)

主な会派移動
天野進吾 無所属→自由民主党(復帰、自民公認)
鈴木洋佑 平成21→無所属→自由民主党(自民推薦)
池谷晴一 KEN−MIN →平成21(民主推薦)


静岡空港を巡り前任期中に分裂した県議会民主党ですが、今任期は「民主会派結成への準備会派」という別の意味を持ちました。
その暁には中田氏、千石氏は勿論のこと民主党吉川彰県議の地盤(スズキ、スズキ労組)を引き継いだ大岡氏の動向も注目されます。

5809やおよろず:2007/04/14(土) 07:23:12
民主、2会派に合流打診 対自民対抗軸模索 宮城県議会

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/04/20070414t13029.htm

 宮城県議会の会派構成をめぐり、民主党会派「民主フォーラム」は13日、新会派結成を視野に第2勢力を目指す方針を決め、無所属2会派に非公式に合流を打診した。2会派は、週明けにも何らかの対応を示すとみられる。最大会派は「自民党・県民会議」となるのが確実。自民党への対抗軸を模索する動きが一気に活発化してきた。

 民主フォーラムは改選前より2人増の9人。内海太会長は会派総会で「村井嘉浩県政に対し、是々非々の立場で政策を判断できる議員に結集を呼び掛ける」と強調した。

 仮に新会派となる場合、幅広い議員グループを目指す観点から、「会派名は『民主』の冠を外してもよい」と述べた。

 有力な連携先は無所属2会派。このうち「フロンティアみやぎ」は改選前の第2会派だが、4人が落選し5人になった。佐々木敏克会長は「少数でも活動を続けるべきか、幅広い考えを持つ議員で集まるべきか見極める」と話した。

 改選前の3人が議席を確保した「無所属の会」の菊地文博代表幹事も「話を聞いたばかりだ。会派内で十分協議したい」と語った。

 他会派は、自民党・県民会議が党公認30人と推薦2人に加え、無所属保守系議員2人にも会派入りを打診している。

 社民党は同日、会派維持の方針を確認。現職2人が落選し4人となったが、岩渕義教会長は「弱者や勤労者の立場を代弁する社民党が県議会に必要だ」と強調した。

 「公明・21世紀クラブ」は、現時点で公明党の3現職と1新人が入る。共産党は、現職と新人の2人で構成する。

5810名無しさん:2007/04/14(土) 09:13:47
公選法違反:三重県議選で当選した塩谷氏の運動員逮捕
 三重県警捜査2課は13日、同県議選の尾鷲市・北牟婁郡選挙区で当選した塩谷龍生氏(67)の運動員で同県紀北町紀伊長島区道瀬、飲食店経営、奥地敬子容疑者(68)を公職選挙法違反(供応買収、事前運動)の容疑で逮捕した。容疑を認めているという。

 調べでは、奥地容疑者は告示前の昨年12月上旬ごろ、同地区内の民宿で、知人9人に1人当たり6000円相当の酒食を振る舞い、塩谷氏に対する票の取りまとめを依頼した疑い。塩谷氏もその場に同席していたといい、事件への関与を調べる方針。

 塩谷氏は同選挙区(定数2)に自民党公認の新人で立候補し、トップで当選した。
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20070414k0000m040168000c.html

5811とはずがたり:2007/04/14(土) 13:22:01

松本…下沢順一郎(当選)
塩尻…続木 幹夫(共産に惜敗)
飯田…小島 康晴(社民の推薦も得てトップ当選)
の3人かな

確認団体の届け出せず 民主推薦の3氏
2007年3月27日掲載
http://info.shinmai.co.jp/2007kengisen/2007/03/27_002854.php

 民主党県連は26日、同党の推薦を受けて県議選に立候補する無所属新人の3氏が、予定していた確認団体の届け出を取りやめたと明らかにした。一部陣営から「既にポスターやビラに『無所属』と印刷してあり、(確認団体名への)手直しが困難」「無所属で届け出た方が戦いやすい」といった意見が出たため、としている。

 3氏は松本市、塩尻市、飯田市の各選挙区から立候補を予定。県議選では所属候補者が3人以上いる政治団体が、告示日以降に確認団体として届け出ると、選挙期間中もビラ配布や街頭宣伝車の使用など一定の政治活動が行えるため、政治団体をつくった上で確認団体として届け出る準備をしていた。

5812とはずがたり:2007/04/14(土) 13:53:31

◎森田恒雄(県民協働・無所属ネット下,伊那郡)社民=連合
◎竹内久幸氏(県民協働・無所属ネット,長野市)社民=連合
◎宮沢宗弘(県民協働・無所属ネット・安曇野市)無所属=民主・社民・連合
◎永井一雄(トライアル信州・須坂市・上高井郡)無所属=社民
▲田口哲男(松本市)無所属=社民
◎小島康晴(飯田市)無所属=民主・社民・連合
▲小原勇(県民協働・無所属ネット、上伊那郡)無所属=連合

社民党県連が旗開き 公認・推薦の6人発表
2007年1月21日掲載
http://info.shinmai.co.jp/2007kengisen/2007/01/21_002770.php

 社民党県連(山口わか子代表)は20日、長野市内で旗開きを行い、4月の県議選で公認、推薦する現職5人、新人1人を発表した。山口代表は7月の参院選も見据え「勤労者、庶民の代表として、政治の光を国民に当てていく」と強調した。

 公認、推薦はこの日の常任幹事会で決定。公認は、いずれも県会会派、県民協働・無所属ネットの森田恒雄氏(下伊那郡)と竹内久幸氏(長野市)。同会派の宮沢宗弘氏(安曇野市)、トライアル信州の永井一雄氏(須坂市・上高井郡)、田口哲男氏(松本市)と新人の小島康晴氏(飯田市)を推薦する。

 前回選で推薦を受けた小原勇氏(県民協働・無所属ネット、上伊那郡)は、党派を超えて支持を得たいとして推薦を要請しなかった。

 旗開きには党員や党支持者ら約180人が出席。参院選や統一地方選の立候補予定者が「厳しい選挙になるが全力で戦う」などと決意を述べた。

5813とはずがたり:2007/04/14(土) 14:02:56
現新6人を第2次推薦 連合長野が方針
2007年1月11日掲載
http://info.shinmai.co.jp/2007kengisen/2007/01/11_002772.php

 連合長野(近藤光会長)は10日、長野市内で三役会議を開き、4月の県議選に立候補を表明している現職4人、新人2人を第2次推薦候補者とすることを決めた。24日の執行委員会で正式決定する。

 現職は宮沢宗弘(県民協働・無所属ネット、安曇野市)、小原勇(同、上伊那郡)、小松千万蔵(県民クラブ・公明、塩尻市)、小林利一(同、飯田市)の四氏。新人は野沢徹司(岡谷市・下諏訪町)、小島康晴(飯田市)の2氏。

 連合長野は昨年12月に第1次分として5人の推薦を決定。今後も追加推薦する方針で、近藤会長は「(20人を推薦・支持した)前回選並みに近づけたい」としている。

連合長野が現新8人の推薦を決定
2007年1月25日掲載
http://info.shinmai.co.jp/2007kengisen/2007/01/25_002771.php

 連合長野(近藤光会長)は24日、長野市内で執行委員会を開き、4月の県議選に立候補の意思を表明している現職6人、新人2人を第2次推薦候補者に決めた。

 10日の三役会議で推薦方針を確認した現職4人、新人2人に加え、同日以降に申請があった森田恒雄氏(県民協働・無所属ネット、下伊那郡)、寺島義幸氏(緑新会、佐久市)の現職2人の推薦を決定。推薦は計13人となった。

新たに現新3氏を推薦・支持方針 連合長野
2007年3月15日掲載
http://info.shinmai.co.jp/2007kengisen/2007/03/15_002818.php

 連合長野(近藤光会長)は14日、長野市内で三役会議を開き、4月8日投開票の県議選で、新たに現職1人、新人2人を推薦、支持する方針を決めた。執行委員会で正式決定する。

 新人で民主党公認の山本良一氏(中野市・下高井郡)を推薦、現職の塚田一氏(緑新会、千曲市・埴科郡)と新人で民主党推薦の続木幹夫氏(塩尻市)を支持する。正式に決まれば、連合長野の推薦、支持は計20人となる。

 この日はまた、4月22日投開票の諏訪市長選で、現職で3期目を目指す山田勝文氏を推薦する方針も決定。執行委で正式決定すると、同氏の推薦は3回連続となる。

連合長野 新たに6人の推薦を決定
2007年3月27日掲載
http://info.shinmai.co.jp/2007kengisen/2007/03/27_002853.php

 連合長野(近藤光会長)は26日の持ち回り執行委員会で、4月8日投開票の県議選で新たに現職2人、元職1人、新人3人を推薦、支持することを決めた。4月22日投開票の諏訪市長選で、現職で3期目を目指す山田勝文氏を推薦することも正式に決めた。

 県議選ではこの日、現職の木下茂人氏(緑のフォーラム、伊那市)、元職の佐々木祥二氏(駒ケ根市)、新人の小林東一郎氏(中野市・下高井郡)の支持を新たに決定。14日の3役会議で方針を決めていた現職1人、新人2人の推薦、支持も正式に決めた。

 県議選の推薦は17人、支持は6人。計23人は前回選の20人(推薦15人、支持5人)を上回った。23人の党派別の内訳は、民主党公認6人、社民党公認2人、無所属15人。連合長野は「民主党が公認、推薦候補を増やしたことが前回選を上回った要因」としている。

5814とはずがたり:2007/04/14(土) 14:03:27
>>5813-5814

長野県:連合長野推薦支持状況

某(5名)
◎宮沢 宗弘(県民協働・無所属ネット、安曇野市)無所属=民主・社民・連合,現職
▲小原 勇(県民協働・無所属ネット、上伊那郡)無所属=連合・現職
◎小松 千万蔵(県民クラブ・公明、塩尻市)無所属=連合・現職
▲小林 利一(県民クラブ・公明、飯田市)民主=連合,現職
◎野沢 徹司(岡谷市・下諏訪町)民主=連合,新人
◎小島 康晴(飯田市)無所属=民主・社民・連合,新人
◎森田 恒雄氏(県民協働・無所属ネット、下伊那郡)社民=連合,現職
◎寺島 義幸氏(緑新会、佐久市)無所属=民主・連合,現職
某(4人程)
▲山本 良一(中野市・下高井郡)民主=連合,新人
▲塚田 一(緑新会、千曲市・埴科郡)無所属=[連合],現職
▲続木 幹夫(塩尻市)無所属=民主・[連合], 新人
◎木下 茂人(緑のフォーラム、伊那市)無所属=[連合],現職
◎佐々木 祥二(駒ケ根市)無所属=[連合],元職
◎小林 東一郎(中野市・下高井郡)無所属=[連合],新人
───────────────────
民主党公認6人(3人確認済み→公認全員推薦)、社民党公認2人(1人確認済み→公認全員推薦)、無所属15人(10人確認済)
推薦17人(9人確認済み) 支持6人(5人確認済み)

◎高島 陽子(長野市)民主=連合,新人
◎倉田 竜彦(県民クラブ・公明,長野市)民主=連合,現職
◎松山 孝志(茅野市など)民主=連合,新人
◎竹内 久幸(県民協働・無所属ネット,長野市)社民=連合,現職

残り未確認は無所属5人

5815いなばやま:2007/04/14(土) 14:05:15
ご冥福をお祈りします。柏倉氏は上山市選出。
繰り上げ当選したのは野党系です。

山形県議選、当選の自民新人が急死…無所属現が繰り上げへ
4月14日12時51分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070414-00000203-yom-soci

 8日に投開票が行われた統一地方選の山形県議選で初当選した柏倉昭一氏(62)(自民)が、14日早朝、入院先の山形市内の病院で急死した。

 家族によると、死因は心筋梗塞(こうそく)。公職選挙法の規定により、次点の無所属の現職候補が繰り上げ当選することになる。

 柏倉氏は14日未明に体調不良を訴え、入院していたという。

5816とはずがたり:2007/04/14(土) 14:07:42

主要政党の公認・推薦 自・民・公は増、共・社は減
2007年3月31日掲載
http://info.shinmai.co.jp/2007kengisen/2007/03/31_002876.php

 今回の県議選は、立候補者92人のうち41人が政党や県会会派名で届け出た。内訳は現職29人、元職1人、新人11人で、2003年の前回選に比べて1人少ないものの、全立候補者に占める割合は36・2%から44・6%に増えた。

 無所属で届け出たのは前回より23人少ない51人。現職と新人がそれぞれ24人で、元職が3人。政党や政治団体の公認、推薦、連合長野からの推薦や支持をまったく受けない無所属候補は現職5人、新人16人の計21人いる。

 自民、民主、公明、共産、社民の主要5政党の公認候補(計34人)が全立候補者に占める割合は37・0%で、全員が政党名で届け出た。公認が最も多いのは自民党で13人。同党は政信会で届け出た3人と無所属7人の計10人を推薦し、前回比で公認は1人減、推薦は7人増となった。民主党は公認6人、推薦8人で、前回の各1人から大幅に増やした。

 公明党の公認は前回と同じ2人だが、県議選では初めて同党以外の候補を推薦。公認候補がいる長野市、松本市以外の選挙区で、自民党8人、政信会2人、無所属9人を推薦した。共産党は前回より3人少ない11人を公認し、前回と同じ1人を推薦。社民党は公認2人、推薦4人で、前回よりそれぞれ1人少ない。

 このほか、田中前知事の後援会元副会長の平野稔氏が地域政党として設立した政治団体「新しい信濃の国」が2人を推薦している。連合長野は17人を推薦、6人を支持。前回より推薦は2人、支持が1人増えた。

主要五政党の公認・推薦状況

自民 公認13 推薦:政信会3・無所属7
民主 公認 6 推薦:無所属8
公明 公認 2 推薦:自民8,政信会2,無所属9
共産 公認11 推薦:あおぞら1
社民 公認 2 推薦:無所属4

会派や新人が「確認団体」届け出の動き
2007年3月22日掲載
http://info.shinmai.co.jp/2007kengisen/2007/03/22_002835.php
 30日告示の県議選(4月8日投開票)で、県会会派や新人の立候補予定者が新たに政治団体を設立、選挙期間中も1定の政治活動ができる「確認団体」として届け出る動きが出ている。確認団体は、団体名の政策ビラを配布したり、政治活動用の車を走らせることが可能。候補者名のアピールはできないが、立候補予定者らは「県議選で自分たちの主張を訴える機会を増やせる」としている。

 県会会派で、現職3人が立候補予定のあおぞらは20日、同名の政治団体を県選管に届け出た。告示日に確認団体の届け出を行う方針だ。

 民主党推薦の8人のうち、松本市(定数6)、塩尻市(同2)、飯田市(同3)の新人計3人も近く新たな政治団体を設立、選挙期間中に確認団体としての活動を行う方針。このほか、県会会派で現職4人が立候補予定のトライアル信州も同名の政治団体、確認団体の届け出を検討している。

 県議選の選挙運動期間中は政治活動のほとんどが禁止されるが、県選管に登録し、所属候補者を3人以上擁する政党や政治団体は、告示日に確認団体の申請をすれば、演説会の開催や街頭宣伝車の使用、ビラの配布(2種類)などが可能だ。

 県議選に向けては、公認13人の自民党、同6人の民主党、同11人の共産党が確認団体を届け出る予定。同2人の公明党と社民党は要件を満たさない。

 県会会派では政信会も現職4人のうち3人が会派名で届け出る意向だが、今のところ確認団体として活動する予定はないとする。このほか、田中前知事の後援会元副会長の平野稔・平安堂会長が設立した政治団体が新人1人を推薦しているが、現時点では確認団体の要件は満たさない。

5817とはずがたり:2007/04/14(土) 14:30:22

公明が自民系含む16人推薦 参院選にらみ初
2007年3月10日掲載
http://info.shinmai.co.jp/2007kengisen/2007/03/10_002811.php
 公明党県本部(佐野功武代表)は9日、4月の県議選立候補予定者のうち、自民党の公認、推薦を得ている計13人と、県会会派の県民クラブ・公明(9人)に所属、無所属で立候補を予定する3人の計16人を推薦すると発表した。公明党が県議選で同党以外の候補予定者を推薦するのは初めて。

 自民党県連(小坂憲次会長)から今年に入り、県議選での推薦を求める打診があり、県本部で検討。公明党が公認候補を擁立する長野市区(定数10)と松本市区(同6)の自民党公認、推薦者計7人については推薦を見送った。

 記者会見した佐野代表は、自民党系の立候補予定者の推薦について、今夏の参院選に向け「連携を強化する必要もある」と説明。県民クラブ・公明に所属する民主党公認の立候補予定者を推薦しない点については、「県政では協力関係にあるが、政党としての判断は別」とした。

 推薦の立候補予定者は次の通り(敬称略、カッコ内は選挙区)。

 ▽平野成基(上田市・小県郡)小松稔(岡谷市・諏訪郡下諏訪町)古田芙士(飯田市)小池清(同)村石正郎(須坂市・上高井郡)清水洋(上伊那郡)佐藤友昭(下伊那郡)服部宏昭(上水内郡)=以上自民党公認

 向山公人(伊那市)丸山栄一(中野市・下高井郡)木内均(佐久市・北佐久郡)望月雄内(安曇野市)垣内基良(上伊那郡)=以上自民党推薦

 高木蘭子(小諸市)柳田清二(佐久市・北佐久郡)村上淳(木曽郡)=以上県民クラブ・公明所属

自民推薦の2氏、公明が追加推薦
2007年3月16日掲載
http://info.shinmai.co.jp/2007kengisen/2007/03/16_002822.php

 公明党県本部(佐野功武代表)は15日、4月の県議選に立候補を表明している元職の金子ゆかり氏(48)=諏訪市=と、新人の今井敦氏(45)=茅野市・諏訪郡富士見町・原村=の2氏を推薦すると発表した。

 2氏はいずれも自民党の推薦を得ている。公明党県本部は、今夏の参院選を見据えた自民党との連携強化を目的に、県議選でも公明党が公認候補を擁立する長野市(定数10)と松本市(同6)を除く選挙区で、これまでに自民公認・推薦の計13人を推薦。ほかに無所属現職3人も推薦している。

 これで同党の公認は2人、推薦は18人になった。

自民推薦の1人、公明が追加推薦
2007年3月24日掲載
http://info.shinmai.co.jp/2007kengisen/2007/03/24_002842.php

 公明党県本部(佐野功武代表)は23日、4月の県議選で南佐久郡区(定数1)からの立候補を表明している現職高見沢敏光氏(64)を推薦すると発表した。同党の推薦は計19人、公認は2人となった。高見沢氏については自民党も16日に推薦を決めている。

5818とはずがたり:2007/04/14(土) 14:31:11
>>5817-5818
長野県:公明党推薦状況

=自民公認=
◎平野 成基(上田市・小県郡)現職
▲小松 稔(岡谷市・諏訪郡下諏訪町)現職
◎古田 芙士(飯田市)現職
◎小池 清(飯田市)現職
◎村石 正郎(須坂市・上高井郡)現職
▲清水 洋(上伊那郡)現職
◎佐藤 友昭(下伊那郡)現職
○服部 宏昭(上水内郡)現職

=無所属/政信会公認自民推薦=
◎向山 公人(伊那市)政信会=自民・公明 現職
◎丸山 栄一(中野市・下高井郡)無所属=自民・公明 現職
◎木内 均(佐久市・北佐久郡)無所属=自民・公明 現職
◎望月 雄内(安曇野市)政信会=自民・公明 現職
◎垣内 基良(上伊那郡)無所属=自民・公明 元職
◎金子 ゆかり氏(諏訪市)無所属=自民・公明・政信 元職
◎今井 敦氏(茅野市・諏訪郡富士見町・原村)無所属=自民・公明 新人
○高見沢 敏光(南佐久郡区)無所属=自民・公明 現職

=無所属県民クラブ・公明所属=
▲高木 蘭子(小諸市)現職
◎柳田 清二(佐久市・北佐久郡)現職
○村上 淳(木曽郡)現職

5819とはずがたり:2007/04/14(土) 14:36:05
民主党県連が新春交歓会 新たに推薦候補決定
2007年1月21日掲載
http://info.shinmai.co.jp/2007kengisen/2007/01/21_002769.php

 民主党県連(羽田孜代表)は20日、長野市で新春交歓会を開いた=写真。羽田代表は4月の県議選について「党公認・推薦の候補はローカルマニフェスト(地方版政権公約)を県民に訴えていく」とあらためて強調し、党勢力の拡大を呼び掛けた。ローカルマニフェストは「公認・推薦候補の意見を反映させ、2月下旬にはまとめる」(篠原孝副代表)としている。

 県議選で党県連はすでに現職、新人各2人の公認を決定。交歓会前の常任幹事会で新たに新人の下沢順一郎氏(松本市)と現職の宮沢宗弘氏(県民協働・無所属ネット、安曇野市)、丸山賢二氏(緑のフォーラム、大町市)の推薦を決めた。

 交歓会で北沢俊美幹事長は「2月中旬には候補者をそろえる。(大勢の当選を目指し)県会の3分の1近い勢力にしたい」との考えを示した。

5820とはずがたり:2007/04/14(土) 14:37:57

県議選一夜明け 会派再編など新県会へ始動
http://www.shinmai.co.jp/news/20070409/KT070409ASI000002000022.htm
4月9日(月)

 新県会の顔触れが決まった県議選から一夜明けた9日、当選者らは新県会に向けてさっそく始動した。焦点となっている会派再編に向け、現職は会合の日程を調整したり電話で新人らへの働き掛けを強める構え。一方、低投票率に終わった選挙結果を受け、有権者との距離を縮める決意を示す新人もいた。

 上田市・小県郡区(定数4)で4選した平野成基氏(57)=自民=は午前中、自民党県連と電話での打ち合わせに追われた。党県議団(改選時10人)幹事長として、会派拡大に責任を持つ立場。「党籍のある議員は1減だが、無所属の中にも加わってくれる可能性のある人は何人もいる」とし、「声掛けはきょうから始める」と話した。

 同選挙区トップで3選した高村京子氏(53)=共産=はこの日早朝、上田駅前で街頭演説。党県議団が1増の7人となった選挙結果を受け「『完全野党、県民与党』としてしっかり役目を果たす」と強調した。選挙区を松本市区(定数6)に変えて再選した北山早苗氏(51)=あおぞら=も「よそ者だからこそ、新しい風を吹き込むことができる」と口にした。

 新人もそれぞれ、県会や県政と向き合う決意を新たにした。

 2度目の挑戦で当選した松本市区(定数6)の下沢順一郎氏(47)=無所属=は、昼前に連合長野松本広域協議会を訪問。幹部に「厳しい局面もあったが、当選できた」と報告した。飯田市区(定数3)で初当選した小島康晴氏(51)=同=は事務所で記者会見し、公約に掲げた市民との県政意見交換会などを通じ「県政を市民に身近なものにする」とした。

 女性同士の激戦を制した小諸市区(定数1)の福島鶴子氏(67)=同=は、村井県政への姿勢について、「まずは知事の生の声を聞いてどう向き合うか考えたい」。中野市・下高井郡区(定数2)の丸山栄一氏(51)=同=は、事務所で「郡部を回り、選挙への関心の薄さを感じた」とし、「県議としてこまめに足を運びたい」と話した。

「自民党」届け出候補のみを公認 県連が方針
2007年1月28日掲載
http://info.shinmai.co.jp/2007kengisen/2007/01/28_002767.php

 自民党県連(小坂憲次会長)は27日、総務会・選対委員会・職域支部長合同会議を長野市内で開き、4月の県議選で届け出党派を「自民党」とする立候補予定者だけ公認する方針を決めた。

 小坂会長は「公認、推薦候補の全員当選をはかり、余勢を駆って7月の参院選も勝利したい」とあいさつ。引退1人を除く党所属の現職18人を全員公認する基本方針を確認した。その上で届け出党派を自民党とするよう求めた。

 2003年の前回選では、前年の出直し知事選で田中前知事が圧勝したことなどを受け、公認した党所属現職14人のうち自民党で届け出たのは6人にとどまった。8人が当時の所属会派名で届け出て、県連内から批判が出た。石田治一郎県連幹事長は会議後の記者会見で「今回はそういう行動がないようお願いした。立場があいまいでは支持は得られない」と述べた。

5821名無しさん:2007/04/14(土) 17:47:13
公明は国政選と違って地方選は勝てそうな候補だけ推薦

岩手みたいに知事選で自民との心中は考えていない

5822やおよろず:2007/04/14(土) 20:26:17
最後まで独自候補擁立を模索/民主

http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070414135935.asp

 民主党県連の四国会議員は十三日、東京・永田町の参院議員会館内で会合を開き、五月十七日告示の知事選について、ぎりぎりまで独自候補擁立を模索していく方針をあらためて確認した。

 党県連は、大型連休前の今月下旬に常任幹事会を開き、県議など地元幹部の意見を聴いた上で、知事選への対応を最終判断する見通し。

 党県連では昨年来、現職・三村申吾知事への対抗馬擁立を目指してきたが、幹部が接触した複数の人物に出馬を固辞され、人選は難航。現時点でも具体的な候補者名は挙がっておらず、次回常任幹事会までの候補者決定は極めて困難な状況にある。

 十三日は、田名部匡省県連代表が、下田敦子参院議員、田名部匡代、横山北斗両衆院議員の副代表三人を参院議員会館の事務所に招集し、四十分間ほど話し合った。

 終了後の取材に対し、田名部代表は「選挙があれば常に戦わなければならない。最後まであきらめず候補擁立を模索していく」と、方針に変わりがないことを強調した。ただ、一部の県議が求めていた現職国会議員からの候補擁立には、あらためて否定的な見方を示した。

5823名無しさん:2007/04/14(土) 21:23:01
統一地方選:渋谷区長選 オタク評論家の宅八郎氏が出馬
 15日告示の東京都渋谷区長選に、「オタク評論家」で知られる宅八郎氏(44)が14日、立候補を表明した。政治団体「オンブズマン渋谷行革110番」の公認。宅氏は現区政を「大きな箱物を立て続けに建設している」と批判し、「渋谷をもう一度、萌(も)える街にしたい」と訴える。職員給与の見直しや区長退職金の廃止などを公約に掲げる。宅氏はテレビCM制作会社を経て90年、タレントに。音楽、著述活動など幅広く活躍している。
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20070415k0000m010068000c.html

5824とはずがたり:2007/04/15(日) 00:15:18
>>4128
>かつてない厳しい選挙が予想され、当選者は55人前後ではないか
どんびしゃか。。

旭なんてド田舎なら兎も角袖ヶ浦みたいな大都市部(w)なんかで自民に入ったら次ぎ惨敗すんどぉ〜ヽ(`Д´)ノ

2007.04.14 upload
自民県議団55人で出発
無所属の5人入会へ
http://www.chibanippo.co.jp/news/seikei/kiji.php?id=seikei07041415345001

 八日の県議選で当選した新議員九十五人の任期は三十日から始まるが、県議会最大会派の自民党県議団は、無所属当選者らを含め五十五人でスタートすることが十三日、分かった。

 県議選では同党の公認候補は五十人当選。また、推薦を得て当選した現職の遠藤澄夫氏(58)=香取郡=、新人の木下敬二氏(58)=南房総市・安房郡=も自動的に会派入りする。

 さらに、十三日には、新人の大松重和氏(48)=旭市=が入会を届け出たほか、江野沢吉克(57)=袖ケ浦市=、秋山光章(60)=館山市=の両氏も会派入りの意向を示しており、近く手続きを済ませる。

 これにより、同県議団は、県議会の八つの常任委員会すべてで過半数を占めることになり、全議案の成否を握る「安定多数」の五十五議席を引き続きクリアする。

 無所属当選者の中にはこのほかに、自民党員でもあり入会を希望するとみられる者がおり、今後県議団の数がさらに増える可能性もある。

旭市 定数1−候補2 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当20,664(59.9%)大松 重和48無所属新1養豚業→自民入り
□13,819(40.1%)宮内 三朗69自民現 農業=京葉

袖ケ浦市 定数1−候補2 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当12,078(51.9%)江野沢 吉克57無所属新1(元)袖ケ浦市議長→自民入り
□11,185(48.1%)笹生 定夫66自民現 県会議長=京葉


館山市 定数1−候補2 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当13,617(59.6%)秋山 光章60無所属新1(元)館山市会議長→自民入り
□9,221(40.4%)鈴木 陽一56無所属新 社福法人理事長

5825とはずがたり:2007/04/15(日) 01:26:41

判りやすくも三教組と学会の支持を失った岡部と溝口が議席を失ったのだな。

激戦区ルポ(2) 「票読めない」 各陣営困惑
10市町村合併 琵琶湖より広く
http://chubu.yomiuri.co.jp/tokushu/toitsu07/toitsu_070402_1.htm

三重県議選 津市選挙区
溝口昭三57無元〈自〉
岡部栄樹63自現 
真弓俊郎59共元 
前野和美58自現 
杉本熊野53無新〈民〉
前田剛志47無現〈民〉
舟橋裕幸52無現〈民〉〈社〉
今井智広39公新 
青木謙順50自現 
届け出順、〈 〉囲み文字は推薦・支持政党

 「まだ9位。あと二つ押し上げてください」。1日夜、津市一志町の公民館で開いた個人演説会で、杉本は声を張り上げ、小柄な体を何度も折り曲げた。杉本は、三重県教職員組合(三教組)が県議選津市選挙区(定数7)で初めて擁立した独自候補。市町村合併による定数増で、滑り込みのチャンスを狙う1人だ。



 津市は昨年1月、10市町村が合併して誕生した。旧津市や旧一志郡など4選挙区が一つになり、定数は前回より3増えた。都市部と郡部が合わさり、琵琶湖より広くなった選挙区を、現職や元議員、新人の計9人が走り回るが、各陣営とも「票が読めない」と頭を抱えている。

 三教組はこれまで、他の選挙区では県議を輩出してきたが、定数4の旧津市では独自候補は困難と判断、他候補の支援に回ってきた。元小学校教諭の杉本は1月以降、100回以上のミニ集会を重ね、旧津市の住宅地を中心に支持を広げる。後援会事務局次長の細井篤志は、「組織票を持ち、他陣営からは警戒されるが、そんな甘い戦いじゃない」と焦る。

 一方、元衆院議員秘書の今井は、公明にとって津市選挙区では20年ぶりとなる公認候補。39歳の若さを武器に、支持固めに重点を置く。1日は花見会場やスーパー、団地など10か所以上で声をからし、夜には3回の個人演説会をこなした。

 昨年2月の津市議選で、同党公認候補が集めた票は約1万4000。この県議選の当選ラインには届かないが、党県本部事務長の山内隆嗣は、「合併後初の選挙は、県都で議席を取る最大のチャンス」と位置づけ、上積みを目指す。



 固い支持基盤を持つ2新人の登場に加え、旧安芸郡選出の現職が土壇場の3月初旬に出馬を断念し、混戦に拍車をかけた。この現職が前回獲得した約1万1600票が宙に浮き、当選ラインの見直しを余儀なくされた各陣営は焦りを募らせる。

 目立った組織票のない自民系4陣営の危機感は強い。旧津市の岡部は前回のような三教組の支援が期待できず、今回は初の自民公認での戦い。前回ともに無投票だった旧久居市の前野、旧一志郡の青木は、旧津市での浸透に懸命だ。昨年2月の市長選に出馬し、唯一、新しい津市での選挙を経験した溝口にも、前回のような公明の支援はない。

 労組票に支えられる旧津市の前田、舟橋はともに前回、1万6000票近く得ているが、「票がどう流れるのか、全く読めない」と不安を隠さず、上積みに必死だ。

 一方、党の議席回復を目指す真弓は無党派層を取り込もうと、街頭に立つ。陣営は、「有力2新人の出現で厳しい団子状態だが、石にかじりついても滑り込む」と意気込む。



 現職、元議員は、支持を呼びかける電話の台数を前回の倍に増やしたり、飛び込みで支持を訴えたりしているほか、草刈り場となった旧安芸郡などで、新たな支持層を獲得しようと知恵を絞る。1日にはそれぞれ、行楽地や街頭でマイクを握り、個人演説会を回ったが、ある現職は「新人のように小さなツテも頼って、飛び回っている。現職としての強みはなく、誰が脱落してもおかしくない」と、これまでとは勝手が違う選挙戦の厳しさをかみしめた。(敬称略、三戸慶太)

(2007年4月2日 読売新聞)

5826とはずがたり:2007/04/15(日) 11:20:06

始動!長崎県議選
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2007/touitu/kikaku1/01.html

長崎市区(定数14)
合併町部に熱い視線

▽立候補予定者と結果
○佐藤 了  66 自現(3)
−西川 忠彦 68 自現(3)・前副議長
○野本 三雄 69 自現(3)
○中山 功  58 自現(2)
○高比良末男 58 民現(1)
○渡辺 敏勝 59 民現(1)
○江口 健  56 公現(1)
○小林 駿介 59 公現(1)
○押渕 礼子 68 無現(1)
○下条文摩左 57 自新県連違法献金事件で前回出馬を見送り
−吉原日出雄 48 自新党公認で初挑戦の筈が市議選へ回る
○陣内 八郎 57 民新県職労・市議
○高比良 元 54 民新元三和町長
○堀江ひとみ 47 共新
○金子三智郎 59 社新前田後継
○浅田真澄美 40 無新
×川口 龍彦 53 無新

 「不出馬を決めてから、同僚議員が何人も支援を頼みにやって来た」―。長崎市と合併した長崎半島旧五町の西彼杵郡第1選挙区の自民現職、江上忍(75)=一期=が明かす。現職らがこぞって江上の元を訪れるのは、これまで縁の薄かった野母崎や三和など周辺町に少しでも食い込みたいとの思惑がある。

 定数一四に対し十七人が立候補するとみられる長崎市選挙区。旧西彼七町との合併で選挙区が広がる中、新たに加わった有権者約三万五千の投票行動や、立候補予定者の約半数が主地盤とする市南部での戦いに注目が集まる。前回上位当選を果たした現職勢は、合併町部でも組織力を生かして票を上積みする可能性が高い。

 自民は、副議長の佐藤了が琴海など合併町部で支持拡大を図り、前副議長の西川忠彦は市東部、野本三雄は市北部で票固め。県連違法献金事件で前回出馬を見送った長崎市議五期の下条文摩左、同二期の吉原日出雄は党公認での初挑戦、後援会づくりに取り組む。中山功は市南部を拠点に三期目を目指す。

 民主は、三菱重工労組長船支部出身の渡辺敏勝、高比良末男が同労組、OBの力を結集し大量得票をもくろむ。今期で引退する萩原康雄(66)=三期=は、同じく県職員組合出身で長崎市議二期の陣内八郎と交代。同市議で元三和町長の高比良元は豊富な行政経験を訴え各地を回る。県連幹事長の川越孝洋(63)=四期=、松尾等(66)=三期=は勇退の公算が大きい。

 公明の小林駿介、江口健は創価学会の支援に加え、地域票の取り込みに全力。共産は中田晋介(68)=七期=が退く代わりに、長崎市議四期の堀江ひとみが出馬。社民の前田富雄(71)=五期=は自らも務めた県建設産業労働組合の現委員長、金子三智郎を後継指名した。

 無所属では、前回初挑戦ながら、約一万四千票を獲得しトップ当選を飾った内科医の押渕礼子が医師会、活水同窓会の後押しもあり盤石。浅田真澄美は二回目の戦いで若者、女性票の掘り起こしに懸命。元国会議員秘書の川口龍彦は県庁近くに後援会事務所を構え、知名度アップに躍起だ。

2006年11月29日長崎新聞掲載

5827とはずがたり:2007/04/15(日) 11:20:26
始動!長崎県議選
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2007/touitu/kikaku1/02.html

佐世保市区(定数8
上がるボーダーライン

▽立候補予定者
○宮内 雪夫 73 自現(9)
○田中 愛国 62 自現(3)
×外間 雅広 48 自現(1)無所属で当選した癖に自民に入りやがって落ちやがった
○溝口芙美雄 59 自現(1)
−森  信也 60 民現(5)社民離党民主入り出馬せず
○織田 長  57 公現(2)
○吉村 庄二 66 社現(2)
×井手 吉弘 53 自新
○久野 哲  59 民新
○末次 精一 43 無新元小沢一郎秘書。外間の教訓を生かして自民なんかはいるなや〜
○山田 朋子 民新
×石川 悟 共新
 二〇〇三年の前回、一万八千票以上を集め三期連続トップ当選を果たした自民の朝長則男(57)=四期=が来春の佐世保市長選に転じるため、朝長票は自民勢を中心に分散するとみられる。立候補予定の一人は「朝長陣営の会合には積極的に顔を出している。自分の票固めが先決だが、その後は朝長氏の地盤を回りたい」と、市長選への選挙協力による票の上積みを期待する。

 定数八に対し、これまでに、前回の立候補者数と同じ十人が名乗りを上げた。いずれも旧市内を地盤とし、候補予定者が空白となっている合併地域の取り込みを狙った戦いが水面下で繰り広げられている。大量得票を誇った朝長が抜けることや合併に伴う有権者の増加で、「前回より当選のボーダーラインは上がる」との見方が強い。

 自民は五人を公認。県議会議長などを務めた宮内雪夫は長年培った後援会組織と知名度を武器に、現職最多の十回目の当選に挑む。田中愛国は、四期務めた市議時代からの後援会や支援企業グループを足掛かりに支持層拡大に懸命。前回、無所属だった外間雅広は党公認を得て、ミニ集会を精力的に開いている。漁協組合長の溝口芙美雄は水産関係者が多い旧北松小佐々、宇久両町の票の取り込みをうかがう。市議三期目の井手吉弘はこれまでの地域票に加え、地銀勤務時代の人脈などをつてに初陣に臨む。

 地方議会での党勢拡大を目指す民主は二人を立てる。社民を離党した森信也は連合長崎の推薦を弾みに票固めを急ぐ。新人の久野哲は佐世保重工労組の前委員長。労組員が目減りする中、一般有権者へどこまで浸透できるかが鍵。

 手堅い組織票で三期目に挑戦する公明県本部代表の織田長は、連立与党を組む自民の支持層からの得票にも期待。社民の吉村庄二は、支援労組を足掛かりに合併地域に攻める。民主・小沢一郎代表の私設秘書などを務めた無所属新人の末次精一は、草の根運動で支援の輪を広げ、次点に泣いた前回の雪辱を誓う。

 このほか、共産が一人の擁立を模索している。(佐世保)

2006年11月30日長崎新聞掲載

5828とはずがたり:2007/04/15(日) 11:20:46

始動!長崎県議選
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2007/touitu/kikaku1/03.html
諫早市区(定数4)
選挙区広がり戦い激化

▽立候補予定者
八江 利春 66 自現(5)
北浦 定昭 61 自現(1)
大久保潔重 40 民現(2)→補選当選・民主公認で参院選出馬のため出馬せず。
田中 克史 56 無現(1)
中村 和弥 46 無新

 昨年三月の新市発足以降、補選が二度行われた。いずれも合併特例法の適用に伴い、旧選挙区単位で実施されたため、全市一区での選挙は来春の統一地方選が初めてとなる。

 具体的には旧北高来郡区と旧諫早市区の“線引き”が外れ、全有権者数(約十一万四千人)の一割を占める多良見町が新たに選挙区に加わる。有権者の選択肢が広がる一方、候補者はなじみが薄い地域の攻略が一つの鍵となる。

 今のところ、現職四人と新人一人が立候補の意思を固めているが、ほかに数人の名前が取りざたされており、予定者の顔ぶれは確定していない。少数激戦か、それとも複数が乱立する混戦か−。いずれにしても選挙区が大きく広がったことで、ベテラン、新人ともに厳しい集票合戦を強いられそうだ。

 自民現職の八江利春は、昨年四月の市長選に敗れた後の県議補選(旧諫早市区)で復帰。豊富な政治経験と知名度を生かし、六回目の当選を目指す。昨年五月の補選(旧諫早市区)で初当選を果たした自民現職の北浦定昭は本選は初めてとなるが、旧諫早市議時代の人脈や現職の強みを生かし、精力的に支持拡大を狙っている。

 民主現職の大久保潔重は昨年九月の衆院選長崎2区で現職に敗れ、今年二月の補選(旧諫早市区)で復帰した。草の根の後援会組織や民主支持層を軸に、幅広い浸透を目指す。

 合併直前の旧森山町長を務め、昨年五月の補選(旧北高来郡区)で当選した田中克史は、二期目に虎視眈々(たんたん)。市内をこまめに回り、支持者の獲得に力を入れている。

 旧小長井町議で新人の中村和弥は二度目の挑戦となる。昨年五月の補選(旧諫早市区)では旧諫早市区から立候補し、現職の八江と北浦に敗れた。今回は自民推薦で初当選を目指す。共産も議席獲得を目指して公認候補を擁立する構え。現在、人選を進めており、近く候補者を発表する。

 このほか、昨年四月の市長選で敗れた自民元職の出馬がささやかれているが、現段階での態度表明はない(→出馬せず)。昨年五月の補選(旧北高来郡区)に出馬、落選した元小長井町長の名前も挙がっており、今後の動向が注目される(→出馬せず)。(諫早)

2006年12月1日長崎新聞掲載

5829とはずがたり:2007/04/15(日) 11:21:11
始動!長崎県議選
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2007/touitu/kikaku1/04.html
大村市区(定数3)
現職、元職が乱立の様相

▽立候補予定者
吉川 豊  71 自現(3)
高見 健  53 無現(1)→落選
山北 正久 57 無現(1)
小林 克敏 61 無元(3)
野口 健司 43 無元(2)
 「復活」と大きく赤字で書かれた看板が舞台に浮かぶ。十月下旬。大村市民会館。「女性の集い」と銘打った集会には千人以上の主婦らが訪れ、人波はやがてロビーにあふれ出した。

 主催は「小林かつとしを復活させる会」。無所属で元職の小林克敏は、県議会副議長だった一九九七年、公共工事をめぐる談合事件で逮捕され、県議を辞職。しかし、その後も系列市議を複数出すなど精力的に政治活動を展開し、十年ぶりの政界復帰を狙う。

 一年前から各地でミニ集会を重ねる小林。女性の集いには、伊藤長崎市長も弁士として応援に駆け付け、小林は「大村市には経験とパワーのある政治家が必要」と強烈にアピールした。

 現職三人に、一定知名度のある元職二人が割って入る構図が予想される大村市区。二〇〇二年、パーティー券販売をめぐり、政治資金規正法違反罪に問われて県議を辞職した野口健司は、九月の市長選で敗退。背水の陣で臨んだ市長選の直後だけに、出馬をめぐって後援会内部に賛否両論が渦巻くが、「出馬の方向で動く」(支援者)との見方が支配的だ。

 これを迎え撃つ形となる現職三人。自民公認の吉川豊は十月から「県政報告会」を始め、後援会組織の引き締めに着手。出身地区の消防団など従来の支持母体に加え、前市長を支持した四年前の市長選とは一転、九月の市長選で応援に回った松本市長の支援にも期待を込める。

 「庶民派」を売り込む無所属の山北正久は、市北部の地盤を核に、現職の実績を強調。選挙協力関係にある松本市長や、交流のある谷川弥一衆院議員(長崎3区)の後方支援も視野に入れる一方、「市民が復活を果たして許すのか。大村市の“常識”が問われる選挙になる」と、暗に小林、野口をけん制する。

 かつて自民に所属した小林、野口を含め保守が割れれば割れるほど、優位に作用するとみられる(→保守の票の掘り起こしの前に落選。。)のが、民主、社民推薦で労組が支援する高見健。政治浄化と刷新の必要性を訴え、非自民票の結集を図る。山北同様、「大村市民の良識を信じる」と元職らの動きを意識しながらも、「うちは自分の選挙をやるだけ」と淡々と語る。(大村)

2006年12月2日長崎新聞掲載

5830とはずがたり:2007/04/15(日) 11:21:37
始動!長崎県議選
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2007/touitu/kikaku1/05.html

西彼杵郡区(定数2)
三つどもえで激戦必至

▽立候補予定者
三好 徳明 66 自現(4)
橋本 希俊 67 民現(3)
辻田 光昭 59 自新
 自民県連は十月末、時津町を地盤とする現職で県連幹事長の三好徳明と、長与町が地盤で前回の雪辱を期す新人の辻田光昭をそれぞれ公認した。選挙戦はこの自民勢二人と、民主県連副代表で現職の橋本希俊の三つどもえの構図となる見通し。

 西彼杵郡は、市町村合併に伴う西海市の誕生や長崎市の広域化などで前回の十五町から長与、時津の二町に減った。選挙区も南部五町の西彼杵郡1区(定数一)、北部十町の同2区(定数五)から、長与、時津両町をエリアとする定数二の一区だけとなった。

 辻田は、引退した池原泉元県議会議長の後継として立候補した前回、百十一票差で涙をのんだ。だが、地元の長与町では候補者中最多の六千票余を集めており、その後の政治活動でさらに支持を広げている。

 着々と準備を進める辻田。「厳しい選挙になるが、とにかく勝たなければ。必死でやるしかない」と語る。

 同じく長与町が地盤の橋本。出身母体の三菱重工労組長船支部を中心に態勢を固めつつある。しかし、陣営は「十町から二町になり、これまでの組織型だけでは勝てない」と分析、細やかな運動で有権者への浸透を図る。

 前回トップ当選の三好。地盤の時津町では、県連幹事長として県内をまとめる立場の本人に代わり、地元の自民系町議や後援会を中心に運動を展開。一九九四年の補選で初当選以来四期十三年の実績をアピールし、支持拡大に努める。

 前回、三人が両町で獲得した票数はいずれも七千票前半で、その差は百票あまり。激しい戦いが予想される。(西彼中央)

南島原市区(定数2)

▽立候補予定者
末吉 光徳 60 自現(5)
宮崎 和孝 53 自新
 現職で六期目を目指す有家町が地盤の自民公認、末吉光徳が抜群の知名度と安定感を誇る。新人で現在、自民に公認申請中の宮崎和孝は、旧南高南有馬町の元町議会議長。今年の夏から市全域をくまなく回り、草の根の支援獲得を目指す。

 現在、この二人以外に具体的な動きはないが、旧町の元町長やその関係者を中心に立候補が取りざたされている。

 県議三期目の途中で転身した松島市長の後援会も鍵を握る。対応は未定だが、後継擁立の可能性があり(→市長息を擁立トップ当選)、「選挙戦は必至」との見方が大勢だ。(南島原)

2006年12月3日長崎新聞掲載

5831とはずがたり:2007/04/15(日) 11:21:59
始動!長崎県議選
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2007/touitu/kikaku1/06.html
南松浦郡区(定数1)
現職新人5人乱戦か

▽立候補予定者
馬込 彰  54 自現(3)
浜田 新一 53 自新
末竹 和行 43 無新
橋本 利行 49 無新
本村 敦彦 45 無新
 前回、前々回と無投票だった南松浦郡区。市町村合併に伴う定数見直しで新上五島町(有権者約二万八百人)の一人区となり、一転、激しい選挙戦になりそう。今のところ現職と新人の五人が立候補を予定している。

 自民は、二人の出馬を事実上容認した「異例の事態」(同党関係者)。党上五島地区支部連絡協議会の公募(投票)で選ばれた新人で新上五島町議の浜田新一が公認となり、現職の馬込彰は推薦にとどまった。

 県議会運営委員長の馬込は、三期十二年の実績と経験をアピール。生まれ育った新魚目、上五島地区やカトリック信者票などを頼りに四期目を目指す。浜田は党各支部や有力建設会社の支援を足掛かりに、旧町ごとに後援会の組織づくりを進める。近く青方郷に事務所を構え、町内全域への支持拡大を図る。

 新上五島町議の末竹和行は無所属での挑戦。民主の推薦を取り付け、連合長崎も推している。既に浦桑郷に事務所を設置し、企業や団体、各家庭へのあいさつ回りを続けている。

 元町職員の橋本利行も既に青方郷に事務所を出し、無所属での立候補を準備。自治労県本部書記長を務めた経験があり、同本部に推薦願を提出中。ミニ集会で町内全域に浸透を図っている。

 新上五島町議で、金子知事の衆院議員時代の秘書だった本村敦彦も無所属で出馬する見通し。昨年四月の町議選でトップ当選した実績があり、出身の奈良尾地区を主地盤に「草の根」の戦いに挑む。

 今のところ立候補予定者がおらず、全有権者の約四分の一を占める有川地区の票の行方が注目点。(上五島)
対馬市区(定数1)

▽立候補予定者
坂本 智徳 52 自現(2)
 厳原町出身の自民現職、坂本智徳が三選を目指して立候補を予定。ほかに、同町内や上対馬町内で出馬を模索する動きもあったが、今のところ予定者はいない。

 前回、定数一減で一人区となり、旧上県郡出身の自民現職が引退。「坂本の無投票は許さない」と、投票日の一カ月前に無所属候補が出馬を決意した経緯がある。

 「対馬で無投票はありえない」と話す坂本。十月から各地でミニ集会を開いたり、地域の行事に足を運ぶなどして、着々と準備を進めている。(対馬)

2006年12月4日長崎新聞掲載

5832とはずがたり:2007/04/15(日) 11:22:19
始動!長崎県議選
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2007/touitu/kikaku1/07.html

島原市区(定数2)
かすむ争点 情勢混沌

▽立候補予定者
浜崎祐一郎 46 自現(3)
楠  大典 59 無現(1)
加藤 寛治 60 自元(6)
 島原半島は「平成の大合併」で三市に再編。旧南高有明町と合併した島原市の定数は、旧島原市区に比べ一増えた。

 前回は、自民党政治資金パーティー収入の不正処理事件で県議を失職した加藤寛治の妻と、島原市議を辞して立候補した楠大典の一騎打ちだった。

 今回は今のところ、政界復帰を目指す自民元職の加藤と、無所属現職の楠、旧南高来郡区で三回当選した自民現職の浜崎祐一郎の計三人が立候補する見通し。

 父親と同じく県議会議長まで上り詰めた加藤。同事件の影響で前回は「政治とカネ」が争点となり、妻を擁立した加藤陣営は逆風を受けて苦杯をなめた。昨年六月、島原雲仙農協組合長に就任。島原地域各界への強い政治的影響力を保持しており、後援会の組織力も健在だ。

 各地でのつじ説法を通じ「政治刷新」を訴え、前回、加藤陣営を突き崩した楠。「巨象をアリ一匹で倒した」と戦いを振り返るが、今回は争点が見えにくく情勢は混沌(こんとん)。県議会での自身の活動を記した報告書を街頭で配布するなど、小まめに動き回っている。

 三人の中で最も若い浜崎。大票田の旧島原市域でいかに食い込むかが鍵。三期の実績と現職の強みを武器に各地でミニ集会を開くなど、精力的に支持拡大を図っている。(島原)

松浦市区(定数1)

▽立候補予定者
永淵 勝幸 65 自現(2)
 二〇〇一年の県議補選で初当選、〇三年に無投票で再選した自民現職の永淵勝幸が党公認を受けて三期目を目指す。

 永淵は、合併で新たに加わった鷹島、福島両町へのてこ入れを年末から始める予定で、年明けにも立候補に向けた自らの考えを明らかにする見通し。

 前回無投票だっただけに、今回は水面下で出馬を探る動きもあり、流動的な要素を残している。(松浦)

平戸市区(定数1)

▽立候補予定者
黒田 成彦 46 自現(2)
 北松浦郡区から選挙区替えする自民公認の黒田成彦以外、表だった動きはないが、立候補を模索する水面下の動きが活発化してきた。

 現職で三期目を目指す黒田は、出身の生月町が合併で平戸市になったことを受け、八月に選挙区替えを表明。各地で県政報告会を開き、年明けには地盤のない旧平戸市に後援会組織を立ち上げる予定。(平戸)

2006年12月5日長崎新聞掲載

5833とはずがたり:2007/04/15(日) 11:22:39
始動!長崎県議選
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2007/touitu/kikaku1/08.html

壱岐市区(定数1)
前回同様三つどもえ

▽立候補予定者
山口 壮三 66 無現(1)
山本 啓介 31 自新
坂本 和久 42 無新
 二期目を目指す無所属現職の山口壮三に、自民新人の山本啓介、無所属新人の坂本和久が挑む。八年ぶりの選挙になった前回に続き、三つどもえの激戦になりそうだ。

 山口は旧郷ノ浦町役場に約四十年間勤務し、助役も務めた。「島民と県のパイプ役」を掲げ、県政報告紙の発行などを通じ、現職の実績をアピール。行政マン時代からの人脈も生かし、支持者確保に懸命だ。

 自民公認の山本は三十一歳。長崎3区選出の故虎島和夫、谷川弥一両衆院議員の秘書を務めた。国会事務所での経験を生かし、「離島振興の政策通」を自負。小学校区を単位に後援会づくりを進め、着実に浸透を図る。

 島おこしグループ代表の坂本は前回、告示約三カ月前に愛知から帰郷。山口に敗れたが六千百票余を獲得し、「手応えがあった」と振り返る。産廃問題の勉強会を開くなど、徹底した草の根活動で支持拡大を狙う。

 山口の主地盤は旧郷ノ浦町。山本、坂本はともに旧芦辺町出身。有権者に根強い“地元意識”が投票行動にどう影響するかも注目される。

西海市区(定数1)

▽立候補予定者
林田 悧  71 自現(2)×
瀬川 光之 44 無現(1)○
 昨年四月、西彼杵郡北部地域五町の合併で西海市が発足。北部十町による西彼杵郡2区(定数五)から分離し、来春の県議選から新たに定数一の選挙区となった。

 現在のところ、二期目の林田悧と一期目の瀬川光之の現職二人が立候補を予定。もう一人の現職、四辻弘雄(62)=二期目=は、健康面の不安を理由に出馬を見送る。

 自民の公認を受けた林田は、党支部や大瀬戸町議時代からの支持者の協力を受けて票固めを進め、商工関係など各種団体の推薦獲得に動き始めている。公明の支援にも期待をかける。

 無所属で立候補予定の瀬川は市内各地でミニ集会を重ねており、旧町ごとに後援会組織の整備を進める。農業者への浸透も図るほか、若さをアピールして支持を広げたい考え。

 四辻の出馬見送りを受け、後継者を擁立する動きもあったが、結局まとまらなかった。前回の選挙で、現在西海市となった旧五町で四辻が獲得した六千九百票余りがどう流れるか−。選挙の勝敗を左右する大きなポイントとなりそうだ。

2006年12月6日長崎新聞掲載

5834とはずがたり:2007/04/15(日) 11:22:57
始動!長崎県議選
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2007/touitu/kikaku1/09.html

北松浦郡区(定数1)
対決の構図は流動的

▽立候補予定者
松田 正民 53 自現(6)
川副 善敬 60 無新
北村 亮樹 35 無新
西 日出海 52 無新
 前回無投票だった北松浦郡区。かつての十三町村(定数三)から、市町村合併による定数見直しで、小値賀、江迎、鹿町、佐々(有権者計約二万二千九百人)の一人区になった。旧選挙区選出の大石保(73)=五期目=は引退、黒田成彦(46)=二期目=は平戸市区に選挙区を替え、現段階では現職一人に新人三人が挑む構図となっている。

 先行するのは自民公認で現職の松田正民。勇退する大石が全面支援する。十一月に佐々町文化会館であった「励ます会」は大石が司会を務め、同僚県議や国会議員、町長、町議会議長らも出席、存在感をアピールした。

 新人は佐々町議の川副善敬と北村亮樹、元同町議の西日出海。いずれも自民党員で、県連から「支部で一人に絞り込めれば推薦する」との方針が示されており、北村と西で調整中。川副は調整には加わらず、立候補の可否を慎重に見極めている。

 江迎町出身で佐々町にも強い松田に対し、新人三人の地盤はいずれも佐々町。陣営には分裂選挙による共倒れやしこりを心配する声もあり、対決の構図は流動的だ。(江迎)

東彼杵郡区(定数1)

▽立候補予定者
中島 廣義 60 自現(1)
中村 與弘 59 民新
 二期目を目指す波佐見町出身の自民現職、中島廣義が立候補を予定。元波佐見町議で九月の同町長選に立候補(落選)した中村與弘も民主に公認申請している。今のところ、二〇〇四年七月の補選と同じ両氏による一騎打ちとの見方が強いが、川棚町にも候補者擁立論がくすぶっており、流動的要素をはらむ。

 合併問題に揺れる中で実施された補選は、両氏とも三町合併実現を訴えた。だが、今回は合併協議破たん後の冷え切ったムードの中、戦略の練り直しを迫られそう。特に川棚町でどう浸透するかが勝敗の鍵を握るとみられる。

 中島は県政報告会をこまめに開き、保守層の地盤固めに全力。中村は従来の草の根の政治活動に政党色を強めて挑む。前回は中島が東彼杵、川棚両町で引き離し、約二千票差で勝利した。波佐見町では中村が上回った。

 川棚町内には「地元から県議を出すべきだ」との声が根強く、候補者として町議らの名前が挙がる。東彼杵町は統一地方選の町長、町議選に関心が移っており、現段階で立候補の動きはない。(東彼)

2006年12月7日長崎新聞掲載

5835とはずがたり:2007/04/15(日) 11:23:13
始動!長崎県議選
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2007/touitu/kikaku1/10.html

五島市区(定数1)
議長不出馬で情勢一変

▽立候補予定者
山田 博司 36 無現(1)
 市町村合併、定数見直し作業を経て一人区として初めて選挙を迎える。当初、二月の県議補選で初当選した民主党推薦の無所属、山田博司と、自民党公認の県議会議長、末永美喜(68)=四期目=の一騎打ちとみられたが、十一月中旬、末永が突如、健康上の理由で立候補見送りを表明。情勢は一変した。

 山田は、補選直後から来年四月の「本選」を見据え着実に動いてきた。街頭で政策を語る活動は百六十回を超え、市内全域であいさつ回りを展開したという。連合長崎の支援も受けている。十一月の後援会事務所開きでは、農漁業や観光について熱弁を振るい「今は補欠選手。正選手として活躍させてほしい」と訴え、駆け付けた民主党の山田正彦衆院議員(比例九州)らが激励した。

 一方、白紙の状態から候補擁立を模索することになった自民党福江支部などは、「不戦敗は断じて避ける」(中尾剛一支部長)と末永の後継探しに躍起。補選で山田にわずかの差で破れた党支部組織委員長(38)が有力視されたが、後援会などと調整が付かず断念した。

 党支部関係者に危機感が募る中、同党の谷川弥一衆院議員(長崎3区)の意向を踏まえながら市議を中心に調整が進んでおり、近く、立候補予定者を固める見通し。態勢づくりと支持拡大の動向が注目される。(五島)

雲仙市区(定数2)

▽立候補予定者
○徳永 達也 47 自現(1)補選当選
○金澤秀三郎 46 自新
×大久保正美 59 無新
 旧南高北西部七町が合併した雲仙市区の定数は二。現職で自民公認の徳永達也と、新人で同党公認の製菓業経営、金澤秀三郎、新人で雲仙市議の大久保正美の三人が立候補の意思を示しており、三つどもえの激戦が予想される。

 徳永は二月の県議補選で初当選した。議員活動の傍ら、市内の各種行事に積極的に出席するなど、「県民の目線に立った政治」を掲げて支持拡大に努める。

 企業経営の経験を生かし、雇用創出や産業基盤の整備を訴える金澤。「全くの新人。まずは名前を覚えてもらいたい」と十二月五日に小浜地区の後援会を発足させ、政界への自らの思いを伝えている。

 雲仙市議の大久保は、同市発足前の旧南高吾妻町議を五期務めるなど議員活動歴が長く、即戦力をアピールする。「支援してくれる同僚議員も多い」と話し、準備を着々と進める。 (雲仙)

2006年12月8日長崎新聞掲載

5836とはずがたり:2007/04/15(日) 11:23:58
激戦の構図 07長崎県議選
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2007/touitu/kikaku4/01.html

◎長崎市区(定数14)/競争率最低レベル

 「○○市議が県議選へのくら替えを検討している」「引退県議が後継を立てるらしい」−。長崎市区ではこんな話が浮上しては消え、現時点での立候補予定者は定数一四に対し十六人。旧西彼七町との合併で人口が増加し選挙区が拡大したにもかかわらず、過去最低レベルの“競争率”となりそうだ。

 政党別では自民と民主が各四人、公明が二人、共産と社民が各一人を公認。残る四人は無所属で挑む。十六人のうち新人は八人だが、政党公認の新人は半数が現職引退に伴う「後継」候補。また新人のうち四人は長崎市議からのくら替え組となっている。

 前回県議選で、長崎市区のボーダーラインは九千五百票。実績がある現職や労組など組織力で集票できる候補が比較的優位とみられ、合併した西彼七町や現職引退で「議員の空白地域」となった東長崎地区の票の動向などが注目される。少数激戦の様相だが、有権者からは「選択肢が少ない」との声も出ている。

▽長崎市区立候補予定者
佐藤  了66自現(3)
野本 三雄69自現(3)
中山  功58自現(2)
高比良末男58民現(1)
渡辺 敏勝59民現(1)
江口  健56公現(1)
小林 駿介59公現(1)
押渕 礼子68無現(1)
下條文摩左58自新
陣内 八郎57民新
高比良 元54民新
堀江ひとみ48共新
金子三智郎59社新
浅田眞澄美40無新
岩永 賢一49無新
川口 龍彦54無新

◎西彼杵郡区(定数2)/三好陣営に危機感

 「三好県議(自民県連幹事長)はここ四回トップ当選している。支援者には『三好は大丈夫』との安堵(あんど)感が見てとれる。そういう選挙は危険だ」−。

 一月下旬にあった三好(時津町)の選挙事務所開き。塩見治光後援会長が集まった支援者ら約九百人に訴えた。

 選挙区の変更で旧多良見町や旧琴海町といった票田を失った三好。選挙区が長与、時津両町だけとなり、三つどもえの激戦が予想される今回、塩見会長の言葉は陣営の危機感の表れだった。

 前回の雪辱を期す辻田は地盤の長与町を固めつつ、二月末には時津事務所を開設し支持拡大に懸命。橋本(長与町)は出身母体の労組を中心に態勢を整えている。(西彼中央)

▽西彼杵郡区立候補予定者
三好 徳明67自現(4)
橋本 希俊67民現(3)
辻田 光昭59自新 

◎西海市区(定数1)/一騎打ちの公算大

 林田と瀬川の現職二人以外に出馬の動きはなく、一騎打ちの可能性が高い。

 自民公認の林田は自民支持者をはじめ、連立与党を組む公明の協力にも期待。県商工政治連盟西海市支部のほか、医師や保育関係団体の推薦を受けた。

 瀬川は農業関係を中心に票固めを狙い、ミニ集会を開いている。出馬を見送った現職の四辻弘雄(62)の支援者にも働き掛け、票の獲得を目指している。

 前回の県議選で現在西海市になった旧五町で四辻が獲得した票は六千九百余り。票の流れが勝敗を左右しそうで、水面下の駆け引きが繰り広げられている。(西海)

▽西海市区立候補予定者
林田  悧72自現(2)
瀬川 光之45無現(1)

2007年3月1日長崎新聞掲載

5837とはずがたり:2007/04/15(日) 11:24:20
激戦の構図 07長崎県議選
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2007/touitu/kikaku4/02.html

◎諫早市区(定数4)/新人3人含め6人

 現職、新人の各三人が立候補の構え。全市一区の初の選挙戦に向け慌ただしさを増している。

 八江は知名度の高さと後援会組織の結束力で六選を目指す。地盤の旧市農村部を拠点に保守層の取り込みに懸命。二年前の補選で議席を獲得した北浦は初の本選。旧市の市議会議長を務めた実績を生かし、街頭演説などで支持拡大を図る。

 旧森山町長を務めた田中も二期目を目指す。前回補選で獲得した旧北高票に加え、市中心部への浸透を狙う。参院選出馬を表明した現職の大久保潔重(40)の後継となる市議の山口。地盤の多良見町や労働団体の支援獲得に全力を注ぐ。

 旧小長井町議の中村は自民推薦を取り付け、二度目の挑戦。後援会事務所の立ち上げは早く「背水の陣」で挑む。身障者団体役員の森は県議選初挑戦。同団体関係者や旧市議時代の人脈を生かし、支持拡大を急いでいる。(諫早)

▽諫早市区立候補予定者
八江 利春67自現(5)
北浦 定昭61自現(1)
田中 克史56無現(1)
山口 初實59民新
中村 和弥46無新
森 多久男52無新

◎大村市区(定数3)/知名度ある元職も

 現職三人に、知名度のある無所属の元職二人が割って入り、激しい選挙戦が予想される。

 自民公認の吉川は、出身地区の消防団など従来の支持基盤に加え、昨年九月の市長選で初めて応援に回った松本市長の支援も得て、四期目を目指す。

 民主、社民推薦で労組が支援する高見は「政治刷新」を訴え、非自民の結集を図る。山北は、地盤の市北部を中心に市議時代から培ったカトリック票を取り込みつつ、現職の実績を強調する。

 県議会副議長時代、談合事件で辞職した小林は、一年以上前から市内各地でミニ集会を精力的に展開、十年ぶりの政界復帰に全力を注ぐ。パーティー券事件で県議を辞め、昨年の市長選で落選した野口は、医師会有志を軸に県議復帰を目指し、市長選で得た新たな支援者固めも進める。  衆院議員や松本市長、公明票の動向も今後注目される。(大村)

▽大村市区立候補予定者
吉川  豊72自現(3)
高見  健53無現(1)
山北 正久57無現(1)
小林 克敏62無元(3)
野口 健司43無元(2)

◎東彼杵郡区(定数1)/現職と新人対決か

 川棚町内にあった候補者擁立論は具体化せず、波佐見町出身で二期目を目指す自民現職の中島と、民主推薦で元波佐見町議の中村の一騎打ちの公算が大きい。

 二〇〇四年七月の補選と同じ顔触れ。前回は保守の地盤が固い三町の地の利を生かし、中島が二千票差で勝利した。

 中島は今回も保守層を取り込むべく県政報告会を重ね、東彼杵町では町議選候補予定者との連携も。中村は初めて政党色を強める戦いで、波佐見町の固定票に労組票などの上積みを狙う。(東彼)

▽東彼杵郡区立候補予定者
中島 廣義60自現(1)
中村 與弘59無新

2007年3月2日長崎新聞掲載

5838とはずがたり:2007/04/15(日) 11:24:48
激戦の構図 07長崎県議選
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2007/touitu/kikaku4/03.html

◎島原市区(定数2)/現、元三つどもえ

 旧南高来郡区で三回当選、島原市区で初挑戦となる浜崎と、二期目を目指す楠、元県議会議長で政界復帰を目指す島原雲仙農協組合長の加藤。現職二人と元職一人の三つどもえの激戦となりそうだ。

 浜崎は二月十一日、自宅で後援会事務所開きをした。集まった支持者の中には島原市の若手商店主や雲仙市の市議らもいた。特定の団体の支援に頼らず、市民との対話を重視。知人、友人らを介した個人的なつながりで支持拡大を目指す。

 楠は一月十七日に市内で総決起集会を開催。前回同様、連合長崎、島原地区労などから推薦を得ている。街頭での「つじ説法」を通じ県政の出来事を報告し、政治刷新の継続を市民にアピール。草の根運動で浸透を図る。

 加藤は一月二十日に後援会事務所開きをした。島原半島の三市、建設業、農漁業、商工観光業、医師会など各界代表者ら約千人が集まった。組織力を背景に有明地区ではローラー作戦を展開するなど、後援会加入を急速に増やしている。(島原)

▽島原市区立候補予定者
浜崎祐一郎46自現(3)
楠  大典59無現(1)
加藤 寛治60自元(6)

◎南島原市区(定数2)/支持者重なり混戦

 現職一人、新人二人が出馬予定。支持者が複雑に重なり合い、混戦模様となっている。

 六期目を目指す現職の末吉は、実績と抜群の知名度から広がる楽観ムードに危機感を強め、新たな支持者の掘り起こしと後援会組織の引き締め徹底を図る。

 草の根の支持を広げる旧南有馬町の元町議長、宮崎は「企業誘致」を公約に掲げ支持拡大を目指す。最も早く事務所開きをするなど、前哨戦をリードしている。

 一月末に出馬表明した松島は、松島市長の長男。若さと海外留学経験をアピールするが、政治家としては未知数。市長後援会がどう動くかが鍵。(南島原)

▽南島原市区立候補予定者
末吉 光徳60自現(5)
宮崎 和孝54自新
松島  完27無新

◎雲仙市区(定数2)/各陣営動き活発化

 現職一、新人二の計三人が二議席を争う構図で、各陣営の動きが活発化している。

 昨年の補選で初当選した徳永は「県民と同じ目線で皆さんの声が届く県政」を強調。後援会青年部と壮年部が一体となり各種団体に支援を呼び掛け組織拡大を図る。

 新人の金澤は長年の会社経営の実績をアピールし、基幹産業の振興と健康福祉の充実を掲げる。市南西部を中心に組織固めを進め、本人も市内全域を地道に回っている。

 雲仙市発足前の旧吾妻町の町議を五期経験し、即戦力を訴える市議の大久保。「同僚議員も支援してくれる」と話し、市内各層への浸透に全力を挙げる。(雲仙)

▽雲仙市区立候補予定者
徳永 達也47自現(1)
金澤秀三郎46自新
大久保正美59無新

2007年3月3日長崎新聞掲載

5839とはずがたり:2007/04/15(日) 11:25:24
激戦の構図 07長崎県議選
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2007/touitu/kikaku4/05.html

◎五島市区(定数1)/現職と新人が激突

 民主推薦で現職の山田と、自民公認で前市議会議長の浦の一騎打ちとなる見通し。山田は民主の山田正彦衆院議員(比例九州)の元秘書。浦は自民の谷川弥一衆院議員(長崎3区)と個人的つながりが深い。出身、地盤が同じ五島市で、ライバルの両衆院議員にとっても、昨年二月の県議補選に続き、再びメンツを懸けた戦いとなる。

 知名度で先行する山田は、連合長崎などの支援を受け、地道な活動で支持拡大を目指す。準備が出遅れた浦は、建設業協会などの推薦を受け、巻き返しに奔走中。(五島)

▽五島市区立候補予定者
山田 博司36無現(1)
浦  藤彦60自新

◎対馬市区(定数1)/三つどもえの争い

 現職一、新人二が出馬予定。三つどもえの構図で、激戦となりそうだ。

 一月まで自民現職で三期目を目指す坂本以外、立候補表明はなかった。だが二月、坂本を公認申請した自民対馬六支部連絡協議会長の船越が「冷え込んだ対馬を浮揚させてほしい」との住民の声を受け、会長を辞して出馬を決意。それまで民主の出馬要請を固辞していた市議の永留も一転、立候補を決めた。

 百以上の団体から推薦を受ける坂本、民主などの推薦を受ける永留、草の根運動を展開する船越が、激しい前哨戦を繰り広げている。(対馬)

▽対馬市区立候補予定者
坂本 智徳53自現(2)
永留 邦次61無新
船越 洋一61無新

◎壱岐市区(定数1)/各陣営動き本格化

 一議席をめぐり、現職一人と新人二人が争う三つどもえの構図。

 元郷ノ浦町助役の山口は、今回も無所属で二期目を目指す。行政経験とこの四年間の実績を強調し、支持者確保に全力を挙げる。

 谷川弥一衆院議員の秘書だった山本は自民公認。漁協や遺族会など団体の推薦を受ける一方、ミニ集会で浸透を図る。前回立候補した坂本は山本と同じ旧芦辺町出身。自身が代表を務める市民グループのメンバーらを足掛かりに、草の根活動を展開する。

▽壱岐市区立候補予定者
山口 壮三66無現(1)
山本 啓介31自新
坂本 和久42無新

◎南松浦郡区(定数1)/入り乱れ混戦模様

 今回から新上五島町の一人区となり、現職と新人の計五人が出馬を予定。複雑な構図で入り乱れ、各後援会の前哨戦が活発化している。

 自民は新人で元新上五島町議の浜田が公認となり、現職で県議会運営委員長の馬込が推薦にとどまった。五島漁協組合長会などが推薦する馬込は三期の実績をアピール。浜田は谷川弥一衆院議員や自民各支部、有力建設会社などが支援する。

 元新上五島町議の末竹は、民主の推薦を受け、山田正彦衆院議員らがサポート。無所属で県政に挑む。元自治労県本部書記長で、元町職員の橋本も無所属で立候補を予定。街頭演説などで知名度アップに躍起。元新上五島町議で金子知事の衆院議員時代の秘書でもある本村も、無所属での出馬を準備。「草の根」で支持拡大を図る。(上五島)

▽南松浦郡区立候補予定者
馬込  彰54無現(3)
浜田 新一54自新
末竹 和行43無新
橋本 利行50無新
本村 敦彦45無新

2007年3月5日長崎新聞掲載

5840とはずがたり:2007/04/15(日) 11:26:14
激戦@混戦 長崎県議選リポート
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2007/touitu/kikaku6/01.html

大村市区(定数3)
現職VS元職し烈な戦い

 ▽立候補者(届け出順)
 吉川  豊 72 自現(3)
 高見  健 53 無現(1)
 野口 健司 43 無元(2)
 山北 正久 57 無現(1)
 小林 克敏 62 無元(3)
 支持者の鉢巻き、襟元に張られたシール、選挙事務所のポスターに躍る「復活」の文字。「今こそ県政の場で、物が言える県議が必要だ」−。三十日の出陣式で小林が声を張り上げると、会場は独特の「復活」ムードに染まった。

 小林は、一九九七年の県議会副議長時代、公共工事をめぐる談合事件で逮捕され、県議を辞職。今回、十年ぶりに政界復帰を狙う。パーティー券事件で県議を辞め、昨年の市長選で落選した野口も割って入り、現職三人、元職二人がし烈な戦いを繰り広げている。

 「現職VS元職」。かつて自民に所属し、過去の県議選では上位当選の票をたたき出した元職二人だけに、現職の危機感は強い。

 吉川は政治経験と実績を強調し、山北は「庶民派」をアピール。高見は政治刷新を訴えつつ、いずれも「大村の“常識”が問われる選挙」「政治と金の関係を断ち切る」と対抗意識を隠さない。

 衆院議員(長崎3区)の谷川弥一と、大村市長の松本崇の二人が現職支援に総力を挙げ、その構図をさらに鮮明にしている。谷川は、自らの選挙で恩義がある吉川、山北を支援。昨年の市長選で現職三人の協力を得た松本は、吉川に軸足を置きつつ、告示日には駆け足でそれぞれの出陣式を回りエールを送った。

 「松本の息子は、吉川の後継と目されているし、(小林、野口と距離を置く)松本、谷川にとって、現職三人の再選がベスト」。市議の一人は両者の思惑をこう推測してみせる。

 これに対し、強烈に現職をけん制する小林、「反松本・谷川連合、反小林」のスタンスの野口。保守が分裂を重ねる中、「民主、社民推薦で、労組が支援する高見に優位」−との見方もあるが、構図はそう単純ではない。民主党衆院議員(比例九州)の山田正彦の支持者が小林、野口にも流れ、相関図は複雑にねじれている。

 現職、元職ともにこれまでつながりのある公明党は「異例」の自主投票を決定。「それぞれから熱烈に要請を受けたが、とてもじゃないが決められない」。公明幹部はさじを投げる。

 小林の出陣式で、思わぬ“サプライズ”もあった。「現職ばっかり応援してもらっても困りますなあ」。小林の大げさな紹介で、現職支援を公言する市長の松本が突如登場。戸惑いの表情で「勝利をもぎとってもらいたい」と演説し、かつての政敵が肩を並べた。

 目まぐるしく変わる大村の選挙構図。情勢は入り乱れ、混迷を深めている。(大村)
    ◇
 県議選がスタートした。市町村合併に伴う選挙区の見直しや定数削減などで情勢は混沌(こんとん)、各選挙区で勝敗が読めない接戦を演じている。国会議員の代理戦争、保守激突、離島での戦いなど、激戦区の現場からリポートする。(文中敬称略)

2007年4月1日長崎新聞掲載

5841とはずがたり:2007/04/15(日) 11:26:35
激戦@混戦 長崎県議選リポート
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2007/touitu/kikaku6/02.html

島原市区(定数2)
元議長の組織力健在

▽立候補者(届け出順)
楠  大典59 無現(1)
加藤 寛治60 自元(6)
浜崎祐一郎46 自現(3)
 「四年間、私の不徳でご迷惑を掛けた。支えていただいた恩に報いるためにも、島原地域の発展を目指し戦い抜く」

 元県議会議長の加藤。三十日の出陣式で、四年ぶりの政界復帰への決意を述べた。会場には約千二百人(陣営発表)の支持者が集まり、組織力の健在ぶりを示した。

 二〇〇三年の前回選挙直前、自民党政治資金パーティー収入をめぐる不正処理事件で、公民権停止三年と罰金の略式命令を受け失職。県議会議長も務めた父の代から四十年以上、県議の座を守り続けた後援会は、妻を後継擁立したが、市議から転身した楠に敗れた。

 「地方分権が進む中、社会基盤整備に全力で取り組む」と加藤。応援演説に立つ地元有力者は、県議六期の経験に基づく「県、国への太いパイプ」を強調する。選対幹部は「公民権停止が解けた昨年三月でみそぎは済んだ。島原にとって誰が一番必要か、ということだ」と自信をみせた。

 再起を期すベテラン元職に、現職二人の危機感は強い。

 楠は前回、「政治刷新」の追い風に乗り、初めて議席を得た。今回も「“政治とカネ”にまみれた事実に時効はない。歴史の歯車を逆転させてはならない」と加藤を痛烈に批判する。

 街頭での「つじ説法」を通じ県政の出来事を報告し、政治刷新の継続を市民にアピール。連合長崎、島原地区労などから推薦を得た。「しみん党VS自民党」を掲げ、政治の信頼回復を訴える。「島原に利権政治はいらない。良識が再び問われようとしている」と声を張り上げた。

 三人の中で最も若い浜崎。旧南高有明町を地盤に、旧南高来郡区で三回当選した。同町と旧島原市との合併に伴う選挙区割り変更で、島原市区では初挑戦となる。
 小学校から高校まで旧島原市で過ごした。特定の団体の支援に頼らず、市民との対話を重視。知人、友人らを介した個人的なつながりで支持拡大を図る。
 他陣営の固い地盤への食い込みは厳しいが、旧島原市の市街地活性化、旧有明町の農業振興などを掲げ、「県議三期の経験、実績を新しい島原市のために生かす」と意気込む。選対幹部は「しがらみがなく、住民本位の選挙をする。島原の今後十年を左右する大事な戦いだ」と語る。

 激しく火花を散らす現職二人と元職。市町村合併の要素も加わり、情勢は混沌(こんとん)。島原市は五月に市議選を控えており、“勝ち馬”を見極めようと、市議たちには慎重な姿勢も。政治生命をかけたサバイバル戦は、日増しに熱を帯びる。(敬称略)

2007年4月2日長崎新聞掲載

5842とはずがたり:2007/04/15(日) 11:27:07
激戦@混戦 長崎県議選リポート
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2007/touitu/kikaku6/03.html

諫早市区(定数4)
新選挙区に7人乱立

×石丸 完治57 共新
○北浦 定昭61 自現(1)
○山口 初實59 民新=大久保後継
×田中 克史56 無現(1)・旧北高来郡区選出
○八江 利春67 自現(5)
○中村 和弥46 無=自新
×森 多久男52 無新
 告示日の朝、北浦は出陣式で焦りの表情を浮かべた。「(北浦ら三人は)なぜか『当確』との情報が流されている」。合併直後の補選で初の議席を獲得した北浦。今回は選挙区が大きく様変わりし、地盤の市中心部への“浸食”をもくろむ他候補の動きに危機感を募らせる。

 諫早市では合併後二度補選が行われたが、いずれも旧選挙区単位。全市一区の選挙戦は今回が初めてとなる。新選挙区は旧諫早、北高、西彼(一部)の三つの旧選挙区で構成する県内でも複雑な地域。さらに旧市部、郡部出身の計七人が乱立する混戦で、一部陣営から「支持者の“顔”が見えてこない」との不安が聞こえる。

 特に全有権者の七割近くを占める旧市部の反応には各陣営とも関心を寄せるが、組織や地盤が絡み合い、不透明感に拍車を掛けている。

 同選挙区で二議席を保有する自民は今回、現職の八江と北浦を公認、新人の中村を推薦し、保守票の行方も注目の一つだ。この三人が激突した前回補選で八江と北浦に敗れた中村は「背水の陣」。四年前に引退したベテラン元県議、南条三四郎を後援会長に据え、「一番脂が乗りきった男」と若さをアピールする。

 かつてない候補者の乱立で票の目減りを懸念する現職組は「新たな選挙区」の開拓に力を入れる。六回目の当選を目指す八江。豊富な政治経験と知名度を生かし、地元の旧市農村部から郡部地区にも積極的に足を延ばす。逆に旧北高来郡区選出の田中は地盤の足固めを急ぎつつ、市中心部への支持拡大に懸命。後援会幹部は「大票田からどれだけ票を取るかだ」と気を引き締める。

 夏の参院選出馬を決めた民主、大久保潔重(ゆきしげ)の後継、山口は労働団体に加え、大久保後援会がてこ入れする。だが「出遅れ」や知名度不足の不安をぬぐい去ることができず、非自民の結集に全力だ。

 最も出馬表明が遅れた石丸は、本明川ダムや諫干事業の見直し、県庁裏金問題の徹底追及などを掲げた。障害者や高齢者の代弁者を標ぼうする森は、市議時代の人脈や障害者団体関係者の後押しで初の議席獲得を狙う。

 一方、有権者の反応は−。選挙区の拡大で「選択肢が広がった」との歓迎ムードもあれば、「なじみの薄い候補が大半」との声も。特に合併後、初めての県議候補に一票を投じることになる多良見の女性有権者(36)は七人の顔が並んだ選挙ポスター掲示板を前に「ほとんど知らない…」とつぶやいた。(文中敬称略)

2007年4月3日長崎新聞掲載

5843とはずがたり:2007/04/15(日) 11:27:28
激戦@混戦 長崎県議選リポート
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2007/touitu/kikaku6/04.html

西彼杵郡区(定数2)
無党派への浸透が鍵

三好 徳明 67自現(4)
橋本 希俊 67民現(3)
辻田 光昭 59自新
 「橋本さんに万が一のことがあれば、自民党独占の流れができてしまう。今の悪い政治を断つためには、何としても大勝利をしていただかねばならない」

 民主現職、橋本の出陣式で党県連代表で衆院長崎1区選出の高木義明が声高に訴えた。傍らには、連合長崎会長の高石哲夫。最重要選挙区と位置付ける民主の意気込みが見て取れた。

 橋本陣営は「労働者と住民の暮らしと生命を守る戦い」をスローガンに掲げ、出身母体の労働組合を軸に細やかな運動で支持拡大を進めている。

 市町村合併に伴い、エリアが長与、時津両町だけとなった西彼杵郡区は、橋本(長与)に加え、自民現職の三好(時津)と自民新人の辻田(長与)が参戦、激しく火花を散らしている。

 三候補が前回、両町で獲得した票はいずれも七千票余りで激戦必至の情勢。自民の両候補は、前回ほかの保守系候補が獲得した票のほか、推薦を受けた公明県本部の支援で基礎を固め、二議席独占を目指す。

 辻田は出陣式の第一声で「この四年間、今日を指折り数えながら日々努力をしてまいりました」と、苦節の日々に思いを込めた。前回は、元県議会議長、池原泉の後継として臨んだものの、準備期間が短く、百十一票差で涙をのんだ。

 選挙後から四年先を見据えて動き始め、昨年十二月から告示日まで二百回近く地域の集会に参加し支持を訴えた。必勝を期す辻田に、「長与町から何としても保守系の県議を」と、町内の保守系町議も結束を強め、議席獲得を後押しする。

 一方の三好。三月下旬に開いた後援会の総決起大会には、「県議の応援に来たのは知事生活九年間で初めて」という知事の金子も駆け付けた。補選で初当選して以来四期十三年の実績と党県連幹事長の要職にある現職の強みを生かし、長崎市内の企業や県職員OBなどの応援も受け、安定した戦いを続けている。

 「保守分裂」「自公対民主」という二つの対決構図に加え、有権者数では長与町が時津町を約一万人上回るという要素も複雑に絡む。後半戦を迎える中、無党派層の多い新興住宅地にいかに浸透するかが勝敗の鍵となりそうだ。(文中敬称略)

2007年4月4日長崎新聞掲


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