(無題)
初めての投稿失礼致します。
私もあのフランス2の報道は、かなり事実を歪めた報道だったと思います。見た当初は、日本政府に怒りを感じたくらいでしたから...。そこで、ネットで調べてみると、事実はかなり違っていたと言うことがわかりました。
「竹の棒」で日本を見下すような報道をしたのは、フランス側の「vexation」の表れだったのではないかと思います。あの報道では絶対日本が悪いと取られますから。
「ル・ポワン」が比較的客観的な記事を書いています。タイトルが「Tokyo exige le retour des sauveteurs français à Sendai」で、「exige」というのが気になりますが、投稿されたコメントの半分以上を見ると、フランス側が軽率であったことが伝わっているようです。でも「ル・ポワン」の読者とフランス2の視聴者では圧倒的に数が違いますので、多くの人は日本政府の「自尊心」でフランスに失礼なことをしたという脚本を鵜呑みにしているでしょうね。
フランス2に抗議のメールか手紙を送ろうかと思っています。
東京の特派員( Paolo Longo なるジャーナリストでした):「こちらは東京ですが、節電の通達もあり町の中は若干暗いですが、人々がパニックに陥っている光景は見られません。この惨事のさなか、日本人は驚くほどの冷静さで毎日を送っています。世界中でたたえられた道徳観も失ってはおりません。人々は静かに情勢を見守っております」
一昨日の経済紙 Les Echos によれば、最近のIfopの統計では、ユーロをやめてフランに戻りたいというフランス人は3人に1人だそうで、ドイツではマルクに戻りたいのが3人に2人とフランスの倍だそうです。フランス製品を買えとかフランスに製造業を戻せという声は高まっていますが、ユーロ維持の重要性は一般に行きわたっているようです。