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フランス語フランス文化質問箱

309Sekko:2011/03/22(火) 23:04:38
フランスの大手メディアって・・・
今、ますます政府と癒着しているのは有名なんです。

知り合いにご紹介いただいたイタリアにお住まいの方のブログ

http://blog.livedoor.jp/cucciola1007/archives/2428178.html#more

に、こういうのがありました。

「地震の直後は津波の映像がこれでもかと一日中たれ流されていたイタリアのニュース、ここ数日は当然のことながら原発問題ばかりです。
インターネットが普及し世界は小さくなったと言っても、イタリアと日本では報道の内容がずれるばかり。私の疲労感に拍車をかけております。

たとえば本日のお昼のニュースはこんな感じでした。

イタリアのアナウンサー:「日本の原発問題はますます深刻さを増しまして、トーキョーは大パニックに陥っております。さすがの日本もこのパニックにより、道徳ばかりを重視していられなくなったようです。それでは現地の東京からどうぞ」

東京の特派員( Paolo Longo なるジャーナリストでした):「こちらは東京ですが、節電の通達もあり町の中は若干暗いですが、人々がパニックに陥っている光景は見られません。この惨事のさなか、日本人は驚くほどの冷静さで毎日を送っています。世界中でたたえられた道徳観も失ってはおりません。人々は静かに情勢を見守っております」

イタリアのアナウンサー:「人々はこの状況に怒りを感じていますか?」

東京の特派員:「怒りをあらわにする人はいませんね。いくつかの小さなデモは行われましたが…」

というわけで、このときは東京のまっとうな特派員のおかげで日本の冷静沈着な状況が伝わったのですが、一事が万事がこんな感じでイタリアのニュースでは必要以上に状況をドラマチックに演出しております。私たちがいつも見ているニュースとはこれほど演出がされていたのかとショックを受けるほどに。

(・・・・)

この状況にあって、悲劇だ大惨事だと大騒ぎをしているのは海外の人々で、一番落ち着いているのは日本人なのかとさえ思えてくる。

昨夜のフランス(原子力の技術では世界中のどこよりも優れていると自負している国だそうです)のテレビでも、フランスの大臣は「チェルノブイリの事故はわれわれが知ったときにはすでに爆発をしていた。今回の事故は、爆発の危険を抱えている様子をなにもできずに眺めていなくてはならないぶん悲劇だ」と語ったのですが、その後の報道はすべて
「日本の状況はチェルノブイリより悲劇だ」となっていました。これを大多数のイタリア人は鵜呑みにするのでしょう。」


って・・・フランスのテレビはイタリアにも嘘をばらまいているようで・・・

悪貨は良貨を駆逐する、ということで、各国の報道をすりあわせるどころか、フランスの報道の方が他のヨーロッパに行きわたりそうで困ります。

shimaさん、是非抗議してください。あれを見ていらしたのですね。言わないよりましだと思います。フランス人の友人たちはこの話をフランス語で書いてfacebookやtwitterで回せばいいのに、と言います。

まあ、フランス人が被災地から逃げ出したということ自体はどうでもいいんですが(ああ、現地から実況のジャーナリストというのはたいてい大阪からですね。どう見ても花見がてらに来たような人にインタビューして「被災者の無事を神社で祈った」とか言わせたり・・・)、悪質なのはやはりリビアの報道の方です。

2007年にサルコジがエリゼ宮にカダフィを迎えた時の様子を見ると不思議ではありませんが、カダフィはサルコジに莫大な選挙資金を出していたと言われています。その実態は分かりませんが、カダフィに普通に亡命とかされれば非常にまずいことになるので武力で口封じを狙ったというのが真相に近いのでないかと思います。今のところサルコジ批判は最高潮(選んだお前らが悪いんだよ)で、現在進行形の地方選でも、与党は、躍進顕著な極右国民戦線と大して変わらない低迷ぶりです。

幸いまわりにはまともな人もたくさんいるので私にできることをしていくしかありません。

http://setukotakeshita.com/


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