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「一つ屋根の下 第七十六話 JUMと四女」
「ふぅ、重かった……」
僕は学校の帰り、スーパーでお菓子やらを買い込んで家に帰ってきた。別にパシリって訳じゃないよ?
というのも、今日はハロウィンなわけだ。リビングに袋を持っていくと、台所で南瓜を煮込んでるような香りが
してくる。台所を覗くと翠姉ちゃんがなんだかご機嫌に南瓜を煮ていた。よく見れば。パイやら何やら
南瓜料理もすでに用意してあるみたいだ。
「精が出るな、翠。」
「あ、おにぃお帰りですぅ。お菓子買ってきたですか?っと、これでよしっと……」
翠姉ちゃんはぺロリと煮込んだ南瓜を一口食べると満足したのか、エプロンを取り始めた。
「ああ、言われたとおりにね。みんなは何してるんだ?」
「ハロウィンでやることは一つしかねぇですよ。さ、翠星石も着替えてくるですぅ〜。おにぃは仮装しないですか?」
ああ、成る程。そういえば、毎年みんな仮装してたな。
「僕はいいよ。おとなしくみんなを待っておくよ。」
「そうですか。じゃあ、着替えてくるです。あ、ご飯リビングに運んどけですよ?」
翠姉ちゃんはそれだけ言うと、二階へ上がっていった。しょうがない、僕も多少は仕事するか。そう思いながら、
台所からリビングへ料理とお菓子を運んでいく。
「うわ、何だこれ……」
リビングでは、すでにジャックオランタンが並べてあった。相変わらず子供なら怖がる凶悪顔だ。
僕は適当にテーブルに料理とお菓子を並べていく。すると、バタバタと走ってくる足音が約二つ。
早速、誰か来たようだ。
「あ、JUMにぃ!!とりっくおあとりーとなのーー!!」
バタンとドアが開かれる。そこに現れたのは、巨大な南瓜のきぐるみを着たヒナ姉ちゃんと、髪をストレートに
下ろして、オデコは真ん中分けして出しているいるカナ姉ちゃんだった。
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「えーっと……とりあえずヒナから聞こうか?」
「う?これ可愛いでしょ?トゥモエが作ってくれたの〜!」
まるでボンバーマンの新キャラのようなヒナ姉ちゃんは、巨大な南瓜から、両手両足と顔だけ出してクルクル
回っていた。僕には柏葉の意図がまったくわからない。でも、何となく倒したら面白いかも。起き上がれそうに
ないし。そう思うと手がワキワキしてきそうだ。さて、一方カナ姉ちゃんと言えば……
「まぁ、ヒナが南瓜の仮装はわかった。で、カナは何なんだ?それは。」
僕がそう言うと、カナ姉ちゃんは何故か得意げに言った。
「ふっふっふ〜、トリックイズマルッとお見通しかしら!」
それ、トリック違いだから。あれかい?仲○さんか!?
「あ〜……何か勘違いしてないか?カナ?」
「え?そうかなぁ?そんな事より、お菓子頂戴にいちゃん♪くれないと悪戯しちゃうかしら〜。」
「はいはい。悪戯されたら堪らないからな。ほれ、ヒナもあげるよ。」
「わーい!JUMにぃ有難うなのぉ〜!」
「有難うかしら〜!早速食べちゃうかしら。もふもふ……ん〜、美味しい〜♪」
二人ともご機嫌だ。他の姉妹はまだだろうか。そんな事思ってると、聞き覚えのあるBGMが部屋に流れる。
♪だららったたららったたらっらったたらたん だららったたららったたらっらったらたん♪
そして、BGMと共に、赤いバンダナをしてちょび髭生やした薔薇姉ちゃんと、真っ赤に染まったナイフのようなものを
持っているキラ姉ちゃんが現れた。今日はもうハロウィンの仮装と思わず単なるコスプレ祭りと思う事にするよ。
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「で。先ずは薔薇から聞こうかな。それは〜……」
「ジャック・スパロウ……海賊……」
あ〜、それジャック違いだね。微妙にチョビ髭が似合うのも女の子としてどうだろうか。
「薔薇、お前はとりあえず勘違いしてないか?ハロウィンの仮装に海賊は聞いた事がないぞ。」
「そう…?なら、奇抜なアイデアという事で……それよりね、兄貴……」
奇抜すぎると思うけど。そう思ってると薔薇姉ちゃんは言葉を続ける。
「凄い事知っちゃった……あのね……ジャックオランタンをね…平仮名で書くと萌えキャラっぽい……」
どれどれ、『じゃっくおらんたん』。あ〜……そんな感じするかもね。果てしなくどうでもいいけど。
「とりあえず、薔薇がジャック・スパロウなのは分かった。それで、キラは?そんな物騒なモン持って。」
「ふふっ、私ですか?私はジャック・ザ・リッパー。要するに切り裂きジャックですわね。」
そう言って赤いナイフを持ってクルクル回るキラ姉ちゃん。うん、これもジャック違い。しかも物騒すぎる。
「あのさ……もっとこう、他の仮装なかったのか?普通にあるだろ?狼男とか、ドラキュラとか…」
なのに、我が姉妹が選んだのはボンバーマン(本人と柏葉は南瓜と言うだろうが、ボンバーマン)に
仲○さん。さらに海賊に切り裂きジャックときたもんだ。
「で?他の姉妹はまだ着替え中なのか?」
「うん…銀ちゃんと真紅はおそろ…『や、やっぱり嫌よ!はしたない!』『いいじゃなぁい。諦めなさいよぉ。』
いだよ……真紅には…騎士王もいいかなと思ってたけど…真紅の拳は約束された勝利の拳だし…」
そうだね、エクスカリバーだね。さて、真紅姉ちゃんが恥かしがるって事は恐らく露出の多い服装だろう。
真紅姉ちゃんは露出を異様に嫌う。まぁ、スタイル云々だろうけど。となると、同じ仮装の銀姉ちゃん……
これは色んな意味で覚悟しておかないとやばいかもしれない。
「はいはぁい、お待たせぇ〜♪」
無理矢理真紅姉ちゃんを引きずって登場した銀姉ちゃん。その格好は、凶悪すぎた。
「……ぎ、銀……それは……」
「サキュバスよぉ〜…今回は姉妹でサキュバスねぇ〜。モデルはモリガンとリリスかしらぁ。どう?」
それはデンジャラスすぎる格好だった。ハイレグみたいな水着なんだろうか。ただ、布は下乳から半分しか
包んでおらず、上乳は全く隠れてない。谷間がはっきり分かってしまう。
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「えへへ〜、どうお兄ちゃん。興奮しちゃう〜?」
普通に考えてしないほうがおかしいです。よく見れば黒い羽も背中にある。一方、真紅姉ちゃんは腕で胸を
隠しながらモジモジしてる。これは真紅姉ちゃんには羞恥プレイ以外なんでもないな。
「じゃあ、お兄ちゃん。恒例の……トリックアンドトリート!」
「はいはい、お菓子な……って!アンドって何だよ!?」
「え?お菓子くれても悪戯するわよぉ?」
何だろう、その理不尽さ。銀姉ちゃんらしいっちゃらしいけど。そんな事思ってると、銀姉ちゃんはその悪魔的
な薄着で僕に抱きついてきた。もう、僕に伝わってくる感触がヤバイ。色々やばい。
「ふふっ、さってっと、お兄ちゃんにどんな悪戯しようかしらねぇ〜。」
銀姉ちゃんはぺロリと唇を舐めて妖艶な笑みを浮かべる。僕は辺りを見回して助けを求めようとするが、
ヒナ姉ちゃんは転んで「起きれないのぉ〜!」と亀よろしくなってるし、カナ姉ちゃんはそんなヒナ姉ちゃんを
助けようとしてるが非力すぎて起こしきれない。薔薇姉ちゃんとキラ姉ちゃんは、すでにご馳走を食してる。
ダメだコレ。そんな時、銀姉ちゃんが引っ剥がされる。よかった。このまま股間がマウント富士になるトコだった。
「いい加減にしないさ水銀燈。お兄ちゃんも困ってるでしょう?」
ああ、ナイス真紅姉ちゃん。僕は真紅姉ちゃんの方をみて……すぐに目をそむけた。真紅姉ちゃんは四つん這い
のような格好で僕を見ていた。いやあの……突起が二つほど……
「?どうしたのお兄ちゃん?目なんて背けて。」
「……ぷっ…あっはっはっはっは!!しぃんくぅ…くくっ…その格好だと…ぷぷっ…胸がスカスカで見えちゃってる
わよぉ!?あーっはっはっはっは!!」
爆笑する銀姉ちゃん。そう、それなんです。見えてるんです。真紅姉ちゃんは何の事か分からない様な顔を
して、次の瞬間一気に顔を紅潮させた。
「い……いやぁぁぁあああああああああ!!!」
「ちょ、何で僕……げふぅ!?」
錯乱した真紅姉ちゃんは僕を思い切り殴ると、涙目で部屋から出て行ってしまう。僕、殴られ損じゃない?
-
「もう!なぁに盛り上がってるですかぁ!?おめぇらはええですよ!!」
さて、次にやってきたのは翠姉ちゃんだ。魔女ルックだ。うん、見間違う事ないくらい魔女。どう見ても魔女。
「てて…翠は魔女か?色んな意味で似合うな。」
「…なぁんか引っかかるですけど……翠星石より似合うのがいるですよぉ?蒼星石〜!」
翠姉ちゃんが蒼姉ちゃんを呼ぶ。すると、スーツの上に黒い外套を羽織り、髪型が決まってる蒼姉ちゃんが
現れた。ドラキュラだろうか。さすが、というべきなんだろうか。蒼姉ちゃんのドラキュラは驚くほど似合ってた。
「どうですかぁ?蒼星石に血ぃ吸われたいでしょぉ?ちゃぁんと牙もあるんですよぉ?」
翠姉ちゃんはそう言うと嬉々として蒼姉ちゃんの口を開かせる。すると、上の歯に牙のような八重歯が
生えていた。あれ?でも、蒼姉ちゃんって八重歯あったっけ?
「これは付け牙ですぅ!まぁ、ちょっとマニア向けですね。」
「はははっ……どうかな、兄さん。似合ってるかな?」
蒼姉ちゃんがクルっと一回転する。フワリと外套が舞った。
「ああ、似合ってるよ蒼。なかなか格好いいじゃないか。」
「格好いい……か……うん、ありがとう。」
蒼姉ちゃんは少し不満そうに言う。可愛い…と言うべきだったろうか。でも、仕方ない。本当に格好いいから。
「さ、それじゃあハロウィンパーティー始めるですよぉ!翠星石が腕によりをかけたですから味わって食いやがれ
ですぅ!!お?真紅は仮装やめたですかぁ?」
翠姉ちゃんが号令を出すと共に、私服に着替えて未だに顔を赤くしてる真紅姉ちゃんが帰ってくる。
まぁ、色々御免。総じて銀姉ちゃんのせいだけどね。そんなこんなで、我が家のハロウィンパーティーが始まった。
-
「兄さん、入っていいかな?」
さて、パーティーも終わり時間はすでに12時少し前。僕は部屋でベッドに寝転んでいると、蒼姉ちゃんが来た。
「蒼か?いいよ、入りなよ。」
ガチャリと音がしてドアが開く。やってきた蒼姉ちゃんは白いセーターに、キュロットスカートだった。
もう、すぐにでも『うぐぅ』とか『ボクの事、忘れてください』とか言いそうな服装だ。蒼姉ちゃんは僕の隣に
ギシッと音を立てて座る。そして、少し僕に擦り寄る。お互いの膝が当たる。
「兄さん、ハロウィン楽しかった?」
「そうだな。僕は仮装してないけど、みんなのコスプレは楽しかったよ。蒼のドラキュラも似合ってたし。」
あれは、仮装じゃなくてコスプレだろう、うん。
「む〜……それは格好いいって意味で?」
「ん?まぁ、そうだな。やっぱり凄く似合ってたと思うし。」
「兄さん、意地悪だよ……僕がそうやって言われるの好きじゃないの知ってるくせに……」
蒼姉ちゃんはそう言ってプクッと頬を膨らませる。が、すぐに止めると珍しく小悪魔的な笑顔を見せる。
「えへへ〜……今日はハロウィン。そして、僕はドラキュラ……だから……んっ……」
蒼姉ちゃんはそう言って、僕の首筋にカプッと噛み付いた。首筋がゾクゾクする。舐められてるのも分かる。
「そ、蒼……お前何を……」
「ふふっ、僕は兄さんが認めるくらいドラキュラ似合うんでしょ?ドラキュラは血を吸わないと……ね?」
蒼姉ちゃんが再び噛み付く。僕はそんな蒼姉ちゃんをギュッと抱きしめたままベッドに倒れこむ。
「全く……蒼は本当甘えん坊だな。」
「うん……兄さんと翠星石にしか見せれないけどね…えへへ……」
そんなトコは僕の記憶の蒼姉ちゃんと変わりない。まぁ、他の姉妹を信用してないからじゃなくって、そんな
甘えん坊の自分を見られるのが恥かしいからなんだろうけどね。
「へへぇ……ハッピーハロウィン…兄さん。」
「ああ、ハッピーハロウィン…蒼……」
END
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本スレ書き込みができないのでこっちに投下。
機巧励起ローゼンメイデン20話
NGワードrobo
あのトンデモロボとの戦闘後、僕と真紅はリムジンでホーリエの足元まで
やって来た青年、真紅と闘った少女に付き従っていた彼の誘導で
とてつもなくでかい格納庫までやって来ていた。
そこは街中にビルを割ってできた地下エレベータを2回乗り継いで
遙か地底深く、ようやく辿り着いたような場所でまさしく地下基地と
いうに相応しい場所だった。
「でかい………」
たどり着いたその格納庫、コクピットから出た僕はあたりを見回して
口を大きく開け呆気に取られるしかなかった。
そこは簡単にホーリエが何体も格納できるだけのスペースを擁しており、
余りの広さのせいで格納庫の端まで明かりが届かないほどなのだ。
「桜田様、真紅様、僕はお嬢様たちを向こうのドッグにお運びしますので
皆様はここのカタパルトをお使いください」
大声で下から声をかけてくる執事さん。僕はそれにうなずく事で答え、
彼を見送る。
満身創痍のマキナを乗せたカタパルトが僕らの前を通り過ぎて
暗がりの方へ運ばれていく。
「なあ真紅、ここは良いからお前の妹に会ってこいよ」
「え?」
僕は何の気なしにコクピットのそばに立っていた真紅に提案してみる。
別に深い理由なんてなくてただの思い付きだったのだけど。
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>>8
「一応は家族みたいなんだから話しといて損はないんじゃないか?ほれ、別に
闘う気はないんだし今は平穏無事って状態なんだからゆっくり話せるだろ」
「あら、気遣いでもしているつもり?」
「思い付きだよ。深い意味も理由もない」
「そう……」
少し思案する真紅、がそれもすぐ終わったのかふうと深呼吸をして一言。
「ま、確かに久々だし行ってくるわ」
カタパルトに備え付けられたはしごを下って降りてもう1体のマキナの
ある方へ向かっていく真紅。
それに続いて僕も下に下りる。
「ジュン、分かっているけどそこらを無闇やたらにほっつき歩いては駄目よ?
ミーディアムの無礼は私の恥なんだから」
「僕は5歳児かよ……ほれ、そんな心配は良いから行って来いって」
溜息をついて真紅を見送る。
ホーリエの足元に腰を下ろして数分、何となしにぼーっとしていた
僕の前に1つの影が近づいてくる。
「君は……」
「ちゃんと話すのは初めてだね。よろしく」
あの、真紅と闘った少女だった。
-
>>9
彼女は僕の目の前に立って微笑みかけてくるので僕もそれに倣い立ち上がる。
「あ、座っていてても……」
「いや、良いよ。片っぽが座ったままなんて何かみっともないし」
「そう。それじゃ、まずは貴方にありがとうって言わなきゃね」
「あ、いや、お礼なんて――」
「ううん、そんなことない。貴方がいなかったら私と雛苺は死んでたかも
しれなかったもの。だから、これは真っ当なお礼。それにここまで私達を
運んでくれたんだし、だから、えっと……」
「ん?」
「あ、ううん。貴方の名前、聞いてなかったから」
「僕は桜田ジュン。しがない、ただの高校生だよ。ま、今は成り行きで真紅の
ミーディアムをやってる訳だけどね」
「そう。では、私も自己紹介させてもらうね。私の名前は柏葉巴。
雛苺のミーディアムをしています」
そこまで聞いて僕は今、この目の前の少女がトンデモナイ事を
言ったのに気づいた。
「え?えと、今、なんて?」
「え?わ、私は柏葉巴でって……ああ、そっか!うん、桜田君が思ってるとおり
私は柏葉財閥の人間で、一応、次期総帥です」
凍った、脳みそがこれほどまでにないほどガチガチに凍り付いた。
柏葉財閥、ここ桃種市に本拠地を置く超がつくほどの巨大企業。
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>>10
財閥というあだ名が通るほどのその経済力は世界の政治を裏で動かすとまで
実しやかに言われてはいるしその他各種産業にも出資しているまさしく、
一流も一流、超一流企業だ。
まさか、まさかそんな超巨大企業の令嬢で次期総帥となるようなお方が目の前、
しかも僕と大して変わらない格好、そう、半袖のTシャツにGパン姿で
立っているとは。いや、恐れ多いったらありゃしない。
ガチガチに凍り付いた僕の顔を見て彼女がくすりと笑う。
「あ、そんな身構えないで良いよ。私、そんなに偉くらいから」
「え?いや、でもお嬢様なわけだから僕みたいのが普通に話したらいけないんじゃ」
「良いよ。桜田君のおかげで私達助けられたんだから」
そう良いながら彼女が後ろのほうに視線を向ける。そこにはほぼ無傷の
ホーリエがカタパルトの上に立ち、その周りで何やら小さなロボット達が
せわしなく動き回っていた。
「あれは?」
「ん?あれ?あれはトイリアニメーター、錬金術と魔術、柏葉の技術力が
作り上げたロボットだよ。主に巨大機械の修理に使うんだけど
ベリーベルやホーリエにも使えたみたいだね。今、向こうで修理しているよ」
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>>11
「へ、へぇ……」
すごすぎる。正直、日常の中でも見た事のないオーバーテクの塊だ。
「そういや君……えっと」
困った、なんて呼べばいいのだろう。雲の上の人と話す機会なんて
なくてどうにもなんて呼べば良いのかわからない。
「あっと……どうもこういうのには慣れてなくて……なんて呼べば良いのかな」
「何とでも。下の名前で呼んでくれても良いよ」
いや、流石に親しくもない間柄でそれはないだろう。
「あ〜っと……柏葉、って呼んでも良いかな。そっちの方が呼びやすいんだけど」
「良いよ」
即答。意外と一般人的な論理思考は持ち合わせてくれているらしい。
「そか。んじゃ柏葉、その怪我、大丈夫か?」
「え?」
僕の視線は彼女の腕に巻かれた包帯と顔に張られた絆創膏に向かう。
それに気づいて柏葉がそれに手を置きながら僕に微笑みかける。
「うん、大丈夫。浅い傷だし、すぐに治る怪我だよ。優しいんだね、桜田君」
ボンと音を立てて顔が赤くなる。余りにも素敵な笑顔で正直やばすぎる。
いや、何て言うんだ?ああそうだ、無防備な笑顔というヤツだ。
しかも柏葉は結構、いや、かなり可愛い部類に入るわけで、ショートカットの
黒髪はサラサラだし、眼なんかもパッチリと丸くて、鼻筋なんかそりゃ
完璧ってくらいにスっと通ってて、下に移したらそれはもう!
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>>12
「何が、それはもう、なのかしらねジュン」
背中からとても機嫌の悪い、思い切り敵意むき出しの少女の声が。
幸福の絶頂から無慈悲に突き落とされたような気分、振り向けばそこに
笑顔を貼り付けた般若の姿が。
怖い、マジで怖い。ちょとちびりそう。
「ブッ!!なななな……な、何のようでございましょうか真紅さん?」
「何の用、とは良い度胸をしているわねジュン?久々の姉妹の再会だと言って
雛苺に会いに行くよう取り計らったのは良いけれど、まさか、その間に淑女に
手を出すような下品な外道とは思いもしなかったのだわ」
「ご、誤解だ!やましい気持ちなんて何もないぞ!?ただ柏葉の怪我が
気になって聞いただけだっての!それだけで本当に何もだな!?」
「あら、その割には鼻の下が伸びているのは何でなのかしらね?」
図星、いや、だってあんな屈託のない笑顔向けられたら誰でもだな。
「誰でも、何?」
「いえ、何でもありません」
「……変態」
「グホォッ!」
さげすむ視線にひねりを加える余りにも残酷で破滅的な一撃に撃沈する僕。
あれ、おかしいな?何でだろう、眼からしょっぱいものが流れてきたぞ?
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>>13
「ねえ巴。ここは一体どういう私設なの?」
「無視かよ」
だが、お構いなしに真紅は僕を徹底的に無視して柏葉に話しかけている。
「まさか、ホーリエを召喚したまま格納できる場所があるとは夢にも
思わなかったのだわ。魔術的にも理想的な場所でもあり、尚且つ
損壊していた装甲も修理できる場所なんて並大抵のものではないわよ」
「え、ええ。御爺様がもしもの場合にと建設していた場所がここなの。
そ、それで……」
チラリと僕を見やる柏葉。
うん、こういう奴なの真紅は、はい。我侭かつ乱暴、どう見ても思いやり分は
ほぼゼロです、ありがとうございました。しかも人使いも荒いですよ。
そうジェスチャーで返す僕、次の瞬間、真紅の身体が一瞬光ったかと
思うと僕の身体遙か彼方、空へと舞っていた。
「ヌオッホォォォォォォ!?」
ああ、神様、それに仏様。世の中に貴方がいるってのはやっぱ嘘だ。
大地に激突、潰された虫みたくピクピクする僕を無視して二人は話を続けている。
「そう、だとしたら貴女の御爺様は素晴らしい魔術師だったのね」
「あ……ううん。御爺様は魔術師ではなかったわ。魔術についての知識に
理解があったみたいなんだけど」
「そう、外道の知識たる魔術に通ずるには常人では不可能なのだけど……」
かなり遠くまで吹っ飛ばされたのか、反響して届いてくるその話を
突っ伏しながら上の空で聞く僕。と、目の前に6歳くらいの女の子が。
-
>>14
「……♪」
「………」
「……♪」
「………」
「……♪」
「……………何か用か?」
「うぃ?」
キョトンと、首をかしげる女の子。くるくると縦ロールにした金色の髪の毛
と大きなリボンがその幼さをより強調しているようにも見える。
「あなたはここで何でおねんねしてるの?」
「うーん、それは良い質問だ。この惨状を見て何か気がつかないか?」
「うゆ?」
「はは……ごめん、聞いた僕が悪かった。そこらへんで遊んでなさい」
「う〜……。遊びたいけどトモエが真紅とお話中だから遊べないの」
「へ?」
と、言う事はつまり。
「君、雛苺か?」
「ぴゃ!?」
「?」
びっくり仰天、そんな感じで飛びのく少女。だけど、すぐさま僕と同じ
視線に合わせようとペタンと寝っ転がって僕の前までやってくる。
-
>>15
「お、驚いたのよ〜……。あなた、もしかしてちょーのーりょくしゃ?」
「いや、違う。でも、君が雛苺なんだ」
僕は突っ伏したまま話しかける。さっき、巴の乗っていたマキナを
運んだは良かったがそれから先はあの執事が全部取り仕切っていたわけで
彼女を見るのは今が初めてだった。
「うん!あたしが雛苺なのよ。あなたはだーれ?」
「僕はジュン、桜田ジュンだ。握手したいけど動けないから勘弁」
「う〜〜、それはメッメなのよ!初めて会った人には時はちゃんと
挨拶しなきゃめーなのよ!」
「え?ちょ、いや、ま、待て!いきなり、う、うごぎゃばらげぼぉぉぉ!」
雛苺が無理矢理僕の腕を取りブンブンと腕を振る。
真紅のせいでボロボロな僕の身体に鞭打つように激痛が更に倍増する。
やっぱ、神も仏もない。
「うゆ?」
-
>>16
数分後、ビクンビクンと痙攣した身体も収まり、どうにかあぐらをかく僕。
そこに巴と真紅もやってくる。
「あ、雛苺」
「トッモッエ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
眼をキラキラとさせて雛苺がトモエに飛びつく。
「あいたたたた。雛苺、痛いよ」
そうは言ってるが嬉しそうな柏葉の顔。
それに比べてこっちときたら。
「何?」
「いえ、別に」
かわいげがないったらありゃしない。
「……ねえジュン。もう一度空を飛ぶアトラクションはいかがかしら?」
喜んで拒否します。つか許して。
「雛苺も桜田君に挨拶した?」
「うんっ!ジュンにヒナはちゃ〜〜んと挨拶もあくしゅもしたのよ!」
「えらいえらい」
優しく雛苺の頭を撫でる柏葉。その優しい笑顔は僕と同い年くらいの
女の子が持つそれだ。
雛苺と話を終えたのか柏葉が僕らの前にやってくる。
「すっかり忘れてたんだけど今日の決闘の話、私が負けたのから貴女を
あの学校に編入できるように取り計らっておくわ」
……やっぱ、こういうところは違うか。
「ありがとう巴。これでジュンから眼を離さず監視ができるのだわ」
-
>>17
「おいこら、今なんてった」
「さあ」
「とぼけるんじゃねぇぇぇ!!」
はあ、溜息をつき僕に視線を移す真紅。
「冗談に決まってるでしょジュン。それに、契約したローゼンメイデンを
離れたままにするミーディアムなんて聞いた事がないのだわ」
「僕はできる限りお前から離れていたいのだが!?」
「それはどういう意味ととらえたほうが良いのかしら?」
「僕の平和な日常を壊さないでほしいと言ってるんです」
「でも貴方はさっき私について行くと言ったじゃない」
「それは非常時の話なんです。日常にはそれは持ち込んでないんです!」
「酷い話なのだわ……。こんないたいけな乙女にそういう仕打ちをするなんて」
「誰がいたいな乙女だって?はっ!ちゃんちゃらおかしくれえぼぎゃらばっ!」
顔面にクリーンヒットする拳、やっぱいたいけなんかじゃねぇ。
「………」
「こ、こわいのよ〜……」
視界の端でこの光景に戦慄を覚えている柏葉と雛苺の姿が。
「そういう訳でよろしく頼むのだわトモエ。雛苺もまた会いましょう。
さ、ジュン、さっさと家に帰るわよ、紅茶が飲みたいのだわ」
-
>>18
助けて、柏葉と雛苺に手を伸ばしてたすけを求めるがその願いむなしく
僕は外へと引き摺られていく。
「おや、真紅様に桜田様。もうお帰りになりますか?よろしければ再会の印にと
お二方をおもてなしでもしようかと思ってたのですが」
「ありがとう執事。それはまた今度御伺いするのだわ」
「かしこまりました。では、御出口までご案内させていただきますね」
執事は僕にちらりと目配せしてからまた真紅へと見やる。
「えと、桜田様はこのままで?」
「ええ、構う必要はまったくないわ」
「あ、はぁ……」
ああ、どうも最近の僕の運勢はガタ落ちなようだ。
-
>>19 続いて21話。
円卓。集うは異形、淀んだ瘴気は凝り、不定形の異形をも生む。
円卓。魔術を執り、魔となり、魔そのものとなった魔人の集会所。
円卓。円卓を取り囲む重なった円卓もまた円卓。
ここは円卓。人外たちの血の宴の酒場。
円卓の向こう、そこは玉座。控えるは魔人達の主。
夢幻心母、ファントムバベルが有する魔術師達の聖堂の中、円卓の
あるその広間に主と数人の臣下達が会していた。
広間においてベジータは傅き、冷や汗を滝のように流す。
独断専行で行ったその行為、それに彼は後悔も反省も何もしていない。
むしろ自分のとった行動に間違いはなかったと思ってさえいる。
だが、それでも彼はその少女の前では何も口にする事はできない。
玉座に座る彼の者を見上げる。
それは年端もいかぬ少女、だが彼女はファントムバベルが指導者にして
魔人たちの長ロード・エノク。
その絹糸のような金色の髪をゆらゆらと揺らめかせ彼女は遠くを見つめる。
それは現世を超越した別の次元を眺めているようで虚ろ。
そんな彼女の眼には誰も、そう、『誰も映ってはいない』。
そして何も興味がないように髪を退屈げにいじる。
-
>>20
ホーリエに破れ帰還したベジータ、彼はその報告の為にこの場に参上していた。
その絶対的恐怖の前で彼は怯え、震え、畏怖しながら報告を行う。
冷や汗が頬を伝って幾粒も幾粒も落ちていく。
呂律が廻らず、言葉を何度も詰まらせ、唾液を飲み込む。
微かに瞳さえ潤んでいるようにも見えさえする。
ただ少女は彼のその報告にはまったく興味がないらしく遠くを見つめている。
だが、その隣に控えている青年の姿形をした者は違う。
侮蔑の表情を浮かべてベジータを見下している。
「やはりこうなったな、科学者。まさか本当に君如きの愚物が彼女達を
捕まえられると思っていたのかね?」
ザキエル、スーツを着た青年の姿をした魔人がベジータに向かって最大限に
その侮蔑を感じ取れるように言葉を発する。
「まったくお笑いだなベジータ大天才殿?勝手な独断専行を行って敗北とは。
いや、天才の名が聞いて呆れる。とんだ恥さらしだ」
整えられた髪、黒のスーツ、すらりと通った鼻筋、傍目から見れば
間違いなくの美青年は片眉を吊り上げ嘲笑する。
それに歯を食いしばってベジータは反論する。
「アレはまったくのアクシデントだ!2体の機巧神の出現、それさえ
把握していれば俺は相手に有無を言わさずに勝利していた……俺は負けん!」
断言するベジータ。そして実際彼は負けたとは思っていない。
機巧神であろうと自分はロードを除けば宇宙一だ、敗北などはありえない
そう思っている。
-
>>21
しかし、そんな彼の考えを打ち壊すようにザキエルは続ける。
「ほう?つまり君は科学者でありながらその確立を予想できていなかったのか。
おかしい話だな?科学者や発明家とはそういうことを事前に予想するものだと
思っていたが、いやはやそれは恐れ入った。君はそれさえも予想できない
ただの痴れ者だったのか」
冷笑、侮蔑の視線がベジータを射抜く。
「この魔術師達の結社の中で君のような科学者はやはり無能でしかないようだ。
ベジータ、どうだい?今から野に降りて天気予報の真似事はいかがかな?
君のような無能にはそれがとても御似合いだと思うのだが?」
無能、その言葉にベジータの怒りが沸点に達する。
「貴様ァ!言わせておけば抜けぬけとよくも!」
「本当の事だろう?無様に負けて無様に逃げてきた君には」
「な……なんだとぉ!?」
くすくすと嗤うザキエルにいよいよそのM字に後退しかけた額までをも
真っ赤にしてベジータが憤怒する。だが、それでも彼は殴りかかるような
真似はしない。科学者でありながら身体能力が常人を遙かに凌駕する彼でも
魔術師の力の強大さは知っている。
怒りに震えていても、怒りに任せ殴った結果がどうなるかは理解している。
歯を食いしばるベジータ。
「―――お止めなさい二人とも」
睨み合う二人の間を少女の一言が切り裂く。それだけで空間が凍りつく。
-
>>22
「言い争いは見苦しくてかないませんわ」
冷たい、昆虫類を思わせる感情の一切を排した瞳が二人を射抜く。
それだけで彼ら一切の感情、感覚は萎縮しきった。
「……ですがロード、この者の行為は到底許されるものではないはずです。
貴女の命令を無視し、あまつさえ彼女達に手をだしさえしたのですから」
ザキエルが恭しく頭を垂れつつ進言する。
「ぐっ……」
眉間を歪めるベジータ、そんな彼に視線を落とすエノク。
微かにその姿を見止め、また遠くに視線を戻す。
「お、俺は負ける気はなかったロード……。あれ位の機械に遅れをとるなんて……」
言葉を詰まらせながら反論するベジータ。しかし、少女が彼に視線を戻すのを
見て、恐怖し、また彼は口をつぐんだ。
「構わないのですよベジータ、私は貴方を咎める気はありません。それに、あれに
遅れを取るのは仕方のないことですわ。ローゼンメイデンを守る最強の刃、
どのような仕組みかは分かりませんが あれは貴方の機械人形とは違う理論と
武装で構築されたもの、お気になさらないで」
何とも甘美で心溶かす言葉か。抑揚がなく感情を伴わないのに少女の言葉は
余りにも魅惑的で穏やか。ベジータの心は少女の言葉に惑わされ、堕ちていく。
しかし、ふと報告し忘れていた事柄を思い出し、おずおずと進言する。
-
>>23
「あ、あのだがロード……。ローゼンメイデンの契約者の写真をだ、どうにか
その、俺は撮ったんだが……」
「ほう……。興を惹かれる話ですね、見せてくれませんか?」
少女はベジータを己の近くまで招こうとする。
「いやいや、それには及びませんよ、フロイライン?」
良く通る男の声。驚くベジータとザキエル。いつのまに現われたのか、
少女の傍ら、ザキエルとは対称の位置に兎の面を被った男が立っていたのだ。
「き、貴様何者だ!?」
一瞬で身構え、剣指で空間を裂き自身の魔導書『ヴォルスング家のサガ』を
その裂け目から取り出すザキエル。しかし、それを少女は手で制すると
隣に立った男に気だるげに視線を移す。
「何の用かしらラプラス。道化が表に立つのは道理に合わないと思うのだけど」
「いえ、道化は舞台を整えるためなら努力は惜しまないものなのですよ。
それより貴女が見たいものは、ほらここに」
そう言うと兎の面を被った男、ラプラスは胸元から1枚の写真を取り出す。
「そ、それは!」
それはまさしくベジータが見せようと思っていたもの。
「貴様、それは俺の―――!」
「構わないではないですか紳士殿。誰が見せても結果は変わりませんぞ」
ベジータを一蹴し、ラプラスがその写真を少女に手渡す。
-
>>24
「して、これが今回の紅の乙女の契約者でござい」
写真を見つめるロードにラプラスは声をかける。そこに映っているのは
紅の機神から出てくる1人の男と少女の姿。
「――――っ!」
少女の瞳に焔が宿る。湖面を思わす静けさを湛えた純然たる悪意と憎悪が灯る。
だが、配下の二人には窺い知る事の出来ぬその感情。
「契約者の名は桜田ジュン。ただの、そう平凡な学生でございますが、如何ですかな?」
それに驚愕するベジータとザキエル。ただの人間、しかも年端いかぬ
子供が彼女の契約者たる資格を得るとは。
「そう……今回はまた変わった事になってるのですね」
「ええ、劇の脚本に少しスパイスを加えましてね」
「……今回はあちらに肩入れをするつもり?」
「どうでしょう。私は道化、劇を面白可笑しく盛り上げるのが役目ですから」
「いつもながら喰えないわね」
「それが道化でございます」
口の片端を吊り上げ兎が嗤う。しかし、少女は反応しない。
しばしの熟考、少女は立ち上がり玉座を後にする。
「ザキエル、これから少しお出かけをしてまいりますわ。しばしの間
留守を任せます」
呆気に取られたままのザキエルを残し歩を進めるロード・エノク。
-
>>25
「おや、これから何処へお出かけへフロイライン?」
芝居がかった口調で尋ねるラプラスに少女は誰にも見せた事のない
ような愉悦と憎悪、悪意と愛情を込めた笑みを浮かべる。
「御都合主義の劇(デウスエクスマキナ)の開幕ベルを鳴らしにですわ、兎。
それに、私といえども遊びに興じたい時だってありますの」
「それはそれは……」
そう言うとザキエルに向かってエノクは言葉を投げかける。
「ごめんなさいね、彼らの相手は貴方達に任せるといったけど少し破りますわ。
だけど安心して。殺しはしないわ、少し、ちょっとした挨拶をするだけだから」
返せる言葉などあろうはずもない。無言でザキエルは主を見送る。
少女にしか見えぬ獣は広間を去っていく。
兎はその少女に侮蔑とも愉悦ともつかぬ笑みを送る。
「ああ、ああ、なんと美しい憎悪!それは愛しき者を奪われた者の悲哀!
それは憎き者を討つ歓喜!ああ、実に、実に素晴らしい!
ですが、まだ劇は幕を開けるだけ、終わりはいよいよ近づくがまだまだ先の先。
ああ、ああ、なんとトリビアル。
だが、それはいつしか巡り出会う狂気と狂喜と驚喜の窮極劇!!
ああ、ああ、楽しみだ。いや、いや、本当に楽しみだ!!
ええ、貴方もそうでしょう――――大導師(グランドマスター)?」
兎の面の奥、ラプラスの瞳が深遠の闇を見つめる。
それはこの宇宙の何処にも属さない、無銘の(NAMELESS)空間にて
謳う独りの金色の獣への詩だった。
-
>>26
投下終了です
20話、21話の題名は「THE ANGEL(1)(2)」
wiki編集してくれてる管理人さんに頼みたいんですが
話数を
1〜6話 SIRENT UROBOROS(1)〜(6)
7〜13話 ANOTHER MAGIUS(1)〜(7)
14話〜19話 CRAZY CRAZY(1)〜(6)
としていただけませんでしょうか?
-
wiki編集くらい自分でしたら?
-
今まで全部編集して貰ってるんで勝手に変えて良いか分からないんで一応のつもりで。
やって良いならやらせて頂きだきますけど
ケータイからすいませんした
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別に断りは必要ないですよっと
むしろ自己編集推奨
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金「普段お世話になってるみっちゃんのために、今日はカナが朝ご飯を作るのかしら〜。」
金糸雀は料理の本を広げ大好きな卵焼きを作り始めた
金「えっと…次はお砂糖を少々?
ん〜、やっぱ卵焼きにはお砂糖はたっぷりの方がいいかしら♪」
『ドシャー…』
金糸雀さん?いくらなんでも新品の砂糖を袋半分入れるのはどうかと思いますよ…
数分後…
金「完成かしら〜♪はい、みっちゃんどうぞかしら〜。」
み「カナ…私のために…きゃああああああぁ!!感激〜!!」
金「えへへ、カナ頑張ったかしら。」
み「では早速…」パクッ
金「ど…どうかしら?」
み(ええええぇっ!?甘ッ!アンマァアアア!!
こ…これは私の小学生の時の考えより数倍甘いわよぉ!?で…でもせっかく私のためにカナが頑張って…
はっ!もしやこれは私への試練!?私がどれだけカナを愛しているかを神が与えた試練ね!!
…上等じゃない…この草笛みつをナメないでもらいたいわね!?私の根性見さらせ!!うぉらあああああぁぁ!!)
み「と…とっても美味しいわよ♪やっぱカナは天才ね。」
金「本当かしら?わ〜い♪」
み(ふっ…見たか、神様!?これが私の生き様よ…)
金「じゃあまだまだあるから残さずた〜っぷり食べてかしら〜♪」
そこには大皿に山積みにされた卵焼きがあった…
み(ここからが本当の地獄ね…)
頑張れみっちゃん!糖尿病と高血圧なんかに負けるな!!
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翌日、体重計を見て悲鳴を上げる草笛にくの姿が………
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みっちゃんこと草笛みつは闘う社会人!
昼間はリクルートスーツに身を包み残業や業務もバリバリこなす!!
J「仕事着のみっちゃんさんってかっこいいですね。なんか働く女性って感じで…」
み「そ…そう?なんか照れちゃうな〜///」
J「黙ってれば。」
み「あれ?…変だな…目から塩水が…」
頑張れみっちゃん!!俺たちはそんな貴女が大好きだ!!
-
残業も終わりマンションへ帰宅したみっちゃん
『チーン』
み「お、ナイスタイミング♪」
彼女は疲れた体をエレベーターに預けた
み「よっこいしょっと…あぁ〜、肩こった…」コキコキ…
み「はうぅ…また言っちゃったよ…orz」
頑張れみっちゃん!まだまだ貴女はイケるぞ!!
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ある日みっちゃんは思った…
み「…私ってもしかしてローゼンの女性キャラ中最年長?」
彼女は焦った…自分はまだ20代。それにも関わらず周りの女性キャラは皆自分より年下の10代
み「私だってまだまだピチピチなのに…」
すみません…ピチピチって言葉がすでに古いです
み「は!!いた…私より年上の女性キャラがいたわ!!」
おぉ!!みっちゃんが閃いたようです。してその女性キャラとは…
み「マツさんよ!!芝崎さんちのマツさんがいたわぁ!!やったああああぁぁ♪」
み「………虚しい…orz」
すいません…見てる俺も虚しいです
ベ「はっはっは、みつ嬢!!愛情を注いでくれる人がいれば年齢など飾りにすぎんさ。」
み「ベジータ君…」
ベ「それに俺様は熟女も守備範囲だしな♪」
み「……」
数時間後…
金「あれ、みっちゃ〜ん、この大きなゴミ袋何が入ってるかしら〜?」
み「あぁそれ?ただの生ゴミだから開けちゃ駄目よ〜?」
金「わかったかしら〜。」
負けるなみっちゃん!!みんな貴女が大好きだ!!
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明日VIP直ったら落とそうかと思ったけど
ちょた氏の家族が竜巻で亡くなったとかで
明日の復帰もなさそうなので、昨日の続きをここに投下しやす。
NGワードはdigimon
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ローゼンアドベンチャー 続き
「きゃぁッ!」
「スイセイセキ!」
翠星石が、木の根っこにつまづいてまった。つられてプカモンも止まったようだ。
瞬時に助けおこそうとするが、それをあざ笑うかのように緑色の影が上空に現れる。
「スナイモンが!」
絶体絶命とかいうヤツ。どう見たって話して分かってくれるはずもないだろうし、
口が聞けたって交渉が聞けるんだったら最初っから襲いかからないはずなのだわ。
すぐに翠星石も立ち上がったけど、スナイモンは空から狙うのを止め、こちらに急降下してきている。
ま、ままままだあわてるような時間じゃじゃじゃじゃじゃないのだわわわわ……
「「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」」
「「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」」
「これでも喰らえっ!!」
ああ、私達、もうあのヘンテコな真空刃の餌食になったのだわ……え? これでもくらえ?
「な、何ですかあれ?」
翠星石が指した方向を見ると、一瞬何かの人形のようなものが見えた。
あれが何なのかは分からないけど、何故だかもわかんないけど、スナイモンの動きが停止する。
「あ、今のを追ってくよ」
チビモンが言った通りに、スナイモンは何かが飛んでいった方向に消えていった。
……本当に何がなんだわかんないけど、とにかく助かったのだわ。
「もう大丈夫だと思うよ、みんな」
「な、ボクの言った通りだったのだ」
「うん。ありがとう、モチモン」
人形の飛んできた方向から……やはりとは思ったが、蒼星石とデジモンが出てくる。
「蒼星石! 良かった、無事だったんですね!」
「うん。モチモンのおかげだよ」
「いやぁ……、照れるのだ」
[モチモン/幼年期/---]
≪モチのように伸び縮みする体を持つ、レッサー型デジモンだ! ≫
≪必殺技は伸び縮みするアワで敵を気を取らせ、そのスキに逃げる、「伸縮性のアワ」! ≫
-
「モチモン? それが、そいつの名前ですか」
「うん。ここに来たら、すぐ傍にいてね。悪い子じゃないと思うけど……そっちの子達も」
それにしても、彼女だって出会って間もないはずなのに……なんか、かなり打ち解けてるような。
これも経験の差ってものかしら。何の経験かは知らないけど。
「今、とんでった奴は何?」
「太い枝に、モチモンが言うにはウィルス種の臭いがする草をまきつけて人型にしたものだよ。
何だかわからないけど、あのカマキリはウィルス種っていうのを狙う習性らしいから、こうすれば気をひけるかなって」
ちょっと、そんな便利な草があるなんて私達は聞いてないわよ。
ジト目で二匹を睨みつけたら、ほぼ同時にあさっての方向を向いて口笛を吹きだした。
「何だか釈然としねえですぅ……むごっ!?」
「うゅー!」
突如、翠星石が何かに体当りされたように吹っ飛んだ……が、直後に『二人分』の声が聞こえたことからして、
さっきのデジモンの仲間ってわけじゃない。
「な……何かと思ったらおばか苺ですか! いきなり突撃しやがって、何のつもりですぅ!?」
「あうー、ちょっとはしゃぎすぎちゃったの」
さすが年少組の中でも特に子供っぽい雛苺。この状況でよくはしゃげるわね。
「どうした? ヒナイチゴ」
「あ、チョコモン! あのねー、走ってたら翠星石とぶつかっちゃったのよー……」
[チョコモン/幼年期/---]
≪ふわふわと飛ぶことができるレッサー型デジモン。 ≫
≪必殺技は、氷の泡で相手の動きを止める「アイスボブル」!≫
-
「うむ……走るなら前を向いていないとダメだろう。 ここは謝った方がいい」
「ん……翠星石ー、ごめんなさいなの」
ああ、私は今不思議なものを見ているのだわ。自分よりも小さい、しかも出会ったばかりの生き物に諭される少女……
いや、これは大きさなんて関係ないのかも。動物みたいに、小さくても老成の人……かもしれないし。
「どうせちびにもデジモンってヤツがついてると思いましたが、こいつなら安心ですね」
「巴みたいに、保護者役をしてくれるかもしれないから?」
「そーゆーことです」
何だか翠星石は満足そうである。あえて言わないけど、多分あなたにだって、止める役目の人が必要よ。
蒼星石からいるから今は安心だけど。
「この様子なら、七人全員いそうね。後いないのは……」
「ばぁぁぁぁぁぁ!!!!」
!!!!……………
……………………
…………心臓が止まるかと思ったのだわ……
「あらぁ、プチメラモン。おいたしちゃダメじゃない」
「深刻そうな顔してたから元気づけてやろうかと思ってさ、ニヒヒ」
[プチメラモン/幼年期/---]
≪デジコアと呼ばれる核を燃やしている、攻撃的な幼年期デジモンだ!≫
≪必殺技は口から小さな火炎弾を放つ、「ファイアーボール」! ≫
「水銀燈……あなたのとこの、なのね……」
「ええ。最初はビックリしたけど、中々可愛いわよぉ」
可愛いね……確かに私もそうとは思うけれど……性格に難ありじゃないのかしら。水銀燈みたいに。
「やいプチメラモン! シンクに何かしたら許さないぞ!」
「何だよぉ、ちょっと驚かせてみただけじゃねぇか。そんなカッカしなさんなよ、な、姐さん」
「そうねぇ。でもあんまりからかっちゃだめよぉ。あの子はそういうのに乗りやすいから……
きっと、この子もね」
チビモンはぶすっとした顔で私の足元に戻ってきた。
「あいつ、何だかソリあわないんだよ。いっつもちょっかい出してきて」
もしかしたら、この子達は私達の分身かなんかじゃないのかしら。
-
「あと誰がいないのー?」
「えーっと……確か金糸雀と……」
「私はここ……」
またまた心臓が止まるかと思ったのだわ。何で木から落ちてくるのよ。何で人間もデジモンも私を驚かせたがるのよ。
「びびび、びっくりさせるんじゃねーですぅ!」
「登場、凝ってみた……」
「凝らなくていいってば……」
降りてきた薔薇水晶は、ざわめく周囲に『何がおこったの?』といった顔で頭にハテナマークを浮かべている。
トラブルメーカーの自覚がない者ほど、恐ろしい者はないというのが私の持論なのだわ。
「負けた……」
「……気を落とすことないわぁ……あの子を超えられる方がおかしいのよぉ……」
「あのぉー、どうなったのー?」
「分からないけど……皆驚いてるみたい、ピョコモン……」
[ピョコモン/幼年期/---]
≪頭に花が咲いた、行動的な球根型デジモン! ≫
≪必殺技は花びらの形をしたシャボン玉を飛ばす「シャボンフラワー」!≫
「分からないって! あんたが落ちてきたからですよぉー!」
「そうなの?」
「ピョコモン、お前状況わかってるのだ?」
「ううん、全然」
薔薇水晶とピョコモンは暫く見つめあったが、やがて何かを納得したようにうんうんと頷いた。
「とりあえず……ごめんね」
「ごめんなさーい」
今度は思わずずっこけそうになる。ズレてる、何かの感覚がズレてるわ……
「しょーじきに謝ったから許してあげるのよー!」
「何であなたが許すのよ」
さて、残るは一人……と恐らく一匹。この様子なら、探さずとも向こうから来るだろう。
「み〜〜ん〜〜なぁ〜〜!」
「やっと最後が来たわねぇ」
オーダーメイドとか言っていた傘を振り回しながら来るのは金糸雀だ。横には、ヘルメットをつけた、
猫みたいな……デジモンがついてきている。
「もう、カプリモンがもっとここの地理に詳しければすぐ会えたのにぃ!
何で分からないのかしらー!?」
「私はちゃんと説明しましたけど……カナリアさんが、こっちの方から声が聞こえたとか、
地理的にこっちの方にいるに決まってるって……」
[カプリモン/幼年期/---]
≪金属のヘルメットをかぶり、超音波を操るレッサー型のデジモンだ! ≫
≪必殺技は得意の超音波で相手の聴覚を惑わす、「ハウリングヘルツ」!≫
-
「…………み、みんな揃ってるみたいなのかしら! よかったよかった」
「……とにかく、これで全員よね?」
「うぃー?」
「知り合いは、ね。他に関係ない人とかがいるのかもしれないけど……」
「プカモン、もうあんた達の仲間はいないですよね?」
「あぁ、一緒にここで生活してたのはこの七匹だよ」
ということは、もう誰か新キャラが現れるとかはないってことよね。
さっきから次から次へと出てくるもんで驚きっぱなしだったけど、今こそしっかりしなくては。
「それじゃあ、まずは……」
「自己紹介!」
「は?」
「じこしょーかいするのー!」
「私は真紅よ」
「翠星石ですぅ」
「蒼星石だよ」
「雛苺なの」
「水銀燈よぉ」
「金糸雀かしらー」
「薔薇水晶……だよ」
「オレ、チビモン!」
「プカモンだよっ」
「モチモンなのだ」
「チョコモンだ」
「プチメラモンだぜ」
「カプリモンです」
「ピョコモンだよぉー」
「みんなよろしくぅー!」
雛苺一人だけがテンションが高い。やっぱり私もさっさと適応するべきなのかしら。
「……ところでさっきからずっと気になっていたのだけど、ここは一体どこなの? 地球じゃないの?」
「チキュー? なにそれ?」
「ここは『デジモンワールド』。そして今、ボク達がいる島は、『ファイル島』と呼ばれているのだ」
地球じゃない、か。今のチビモンの地球のアクセントにしても、聞いたことすらない様子だ。
信じられないけど、ここは私達がいた世界とは別の世界なのだろう。
「ってことは、私達って異世界に呼ばれた勇者かしら!?」
「勇者ねぇ……そういえばみんな、僕達って何のために呼ばれたんだい?」
そういや肝心なことを聞くのを忘れていたのだわ。
「何のためー……ボク、わからないのだ」
「オレもわかんない。何かのために真紅達を待ってたことだけは分かってるんだけど」
それじゃあ答えてなってないじゃない……呼ぶなら呼ぶで、目的ぐらい伝えなさいよね。
-
「分かったですぅー! 私たちの目的!」
「マジで?」
天恵を得たかのように翠星石が叫んだ。
「脱出ですぅ! サバイバルですぅ! 何とかしてここから脱出するんですぅ!」
「えー! 帰っちゃうのー!?」
「当然ですぅ! 私達の都合を無視していきなり変なジャングルに呼び寄せるヤツなんて、
ロクなやつじゃねーに決まってるですよ!」
確かに、一理あるかもしれない。……でも、それにしたって一体どうやって?
「山……そうだな、あの高い山に登ってみるのはどうかな」
「そうねぇ。あそこからだったらこの島がどうなってるか分かるかもしれないわ」
「でもよ、あの山はおっかないぜぇ?」
「獰猛なデジモン達がいっぱいいるって、もっぱらの噂なんですよ」
「えぇぇ〜! じゃあ一体どうしろってんですかぁ!」
「ま、当面の目的は決まったことだしこれでいいんじゃないかしら。
ひょっとしたら、山を目指してる途中で何か、カギが掴めるかもしれないのだわ」
上手くいけばいいのだけれど、と心の中で付けたす。
……それにしても高い山ね。登るだけで一苦労しそう……あら? ……何か、飛んでくる……
……あれは、さっきのスナイモン!
「な、何よぉあれぇー!」
「さ、さささっき私達を襲ってきたヤツですぅ!」
「あのままあの人形に構ってればよかったのにぃっ!」
例の真空刃が放たれ、先ほどのように大木が倒れる。
脱兎のごとく逃げ出すけれど、あっという間に回りこまれてしまった。
「あのカマキリ……怒ってるみたいなのかしらー!」
「そのようね……さっきは私達の足でも距離を取れたっていうのに……」
この調子じゃ、反対側に逃げ出しても同じだろう。一体、どうすれば……
「戦うしかないよ!」
チビモンが腕を構え、スナイモンの前に飛びでる
「その通りだ」
「やるしかないですね」
他のデジモン達もチビモンに続いた。
勝てる? ……いや、そんなはずない……どう見たって、体格が違いすぎる……
きっとこの子達自信の戦う力だってそんなにないはず……
-
「ちょっと、やめなさい! チビモン!」
「カプリモン、早く逃げるのかしらー!」
「あんなおっきいの……やられちゃうのよ!」
それでもデジモン達は止まらない。
「ファイアーボールッ!」
「ホップアターック!」
「ハウリングヘルツ!」
「アイスボブル!」
火の玉や超音波、色とりどりの泡がスナイモンを襲う。が、まるで効いていないようだ。
「わぁっ!」
「ぐぇっ!」
「ぎゃんっ!」
スナイモンが両腕の鎌を振る。接近していたチビモン達が吹っ飛ばされ、距離をとっていた
デジモン達も真空刃の衝撃波で吹っ飛ばされた。
「チビモン!」
「だ、だからいったですよ!」
私はすぐさまチビモンの元に駆け寄った。今はここがどこだとかデジモンが何かとか、考えている場合じゃない。
他の皆もそれぞれのデジモンの元へ駆け寄り、傷ついた彼らを抱き起こしている。
「何で……こんなムチャを……モチモン!」
「……勝機なら……まだ、あるのだ……!」
「そうだい……オレ達はまだ戦える……!」
「馬鹿言わないで! そんな体であんなヤツと戦うなんて、無謀よぉ!」
何で、この子達は恐れないのよ……
「ここで……負けたら……金糸雀さん達まで、やられてしまいます……」
「でも! これ以上やったら、あなた達が死んでしまうわ!」
へっ、と小さく笑ったと思うと、チビモンが私の腕をすり抜ける。
「確かにそうかもしれない……でも、オレは……ずっと……ずっと真紅を待っていたんだ……」
「今、ここで私が斃れるより……」
「真紅が」
「水銀燈が」
「翠星石が」
「蒼星石が」
「雛苺が」
「金糸雀が」
「薔薇水晶が」
「「「「「「「やられちゃう方が、絶対にイヤだッ!」」」」」」」
デジモン達が、皆の腕をすり抜けスナイモンに立ち向っていく。
たったの一撃で、既に傷だらけでふらついている彼らに、容赦なく振り下ろされようとする鎌。
-
「チビモン!!」
「プチメラモン!!」
「プカモン!!」
「モチモン!!」
「チョコモン!!」
「カプリモン!!」
「ピョコモン!!」
何かが輝いた。刹那、私の腰から橙色の光線が放たれる。
そして、それは彼らを包み……
「チビモン進化───!!
────ブイモン!!!」
「プチメラモン進化───!!
────ピコデビモン!!!」
「プカモン進化───!!
────ベタモン!!!」
「モチモン進化───!!
────オタマモン!!!」
「チョコモン進化───!!
────ロップモン!!!」
「カプリモン進化───!!
────サンダモン!!!」
「ピョコモン進化───!!
────フローラモン!!!」
彼らを包んでいた光が消えると、そこには彼らの姿はなく……いや、違う。
「変身……した……」
「うっそぉ……」
「……すごいのー……」
「これなら、アイツにだって勝てる……行くぜ、みんな!」
「「「「「「応ッ!」」」」」」
-
[ブイモン/成長期/ワクチン]
≪やんちゃで好奇心旺盛な小竜型デジモン! ≫
≪必殺技は、木だって簡単になぎ倒す強力な頭突き「ブイモンヘッド」だ!≫
[ピコデビモン/成長期/ウィルス]
≪ワル知恵がよくはたらくコウモリのようなデジモンだ! ≫
≪必殺技は、巨大な注射器を相手に投げつける「ピコダーツ」だ!≫
[ベタモン/成長期/データ]
≪両生類型の、温厚で大人しいデジモン、しかし怒ると手がつけられなくなる!≫
≪必殺技は100万ボルトの電撃を放つ「電撃ビリリン」だ! ≫
[オタマモン/成長期/ウィルス]
≪水中でも陸上でも生活が出来る両生類型のデジモン! ≫
≪必殺技は強力な眠気に誘う泡、「ララバイバブル」だ! ≫
[ロップモン/成長期/データ]
≪三本のツノと大きな耳が特徴的な、氷の力を持つ獣型デジモン!≫
≪必殺技は口から冷気弾を放つ「ブレイジングアイス」だ! ≫
[サンダモン/成長期/ワクチン]
≪サンダーボールモンの亜種ともされる、丸くて小さな突然変異型デジモン!≫
≪必殺技は両手から雷の玉を放つ、「サンダーシュート」だ! ≫
[フローラモン/成長期/データ]
≪花びらのヘルメットで身を守る、植物型だが爬虫類型の特性ももつ珍しいデジモンだ!≫
≪必殺技はアレルギー性の花粉で相手を混乱に陥れる「アレルギーシャワー!」 ≫
-
「電撃ビリリン!」
「サンダシュート!」
どこからか放たれた、電撃と光る球がスナイモンを直撃する。バランスを崩したのか、前のめりになる。
さっきは全く攻撃が効いていなかったのに……単純に考えて、姿が変わって強くなったということなのかしら……
体性を立て直したスナイモンは羽を動かす。空から攻撃するつもりか、それとも逃げるつもりだろうか。
「こっちだって飛べるんだぜっ! ピコダーツ!」
「逃がしはしない……ブレイジングアイス!」
スナイモンが空中に行くより早く、注射器が羽を射ぬきさらに氷の息で羽が凍らされ、最早飛べそうもない状態になる。
それでもなお、というよりはそれで更に闘志に火がついたか、攻撃する手を緩めようとはしない。
「まだまだぁ!」
「もう効きません!」
あの真空刃が連続で放たれる。しかし、大した傷を受けた様子もなく、余裕の表情で立ち上がる。
あんなに大ダメージを受けていたというのに。
……やはり、『変わった』のだわ…………
「動きを止めてやるのだ! フローラモン!」
「え、あ、はいぃ〜」
フローラモンと呼ばれた、声から恐らく薔薇水晶といたと思われるデジモンがスナイモンの下をくぐって背後に回る。
「ごめんなさーい……アレルギーシャワー!」
「ララバイバブル!」
緑色の花粉のような霧と、青色の大量の泡がスナイモンを襲う。
攻撃の腕が止まったかと思うと、立ちくらみを起こしたかのようにふらふらしだした。
「とどめだっ! ブイモンヘッドォ!!」
チビモン……いや、ブイモンが勢いよく足を蹴り、頭からスナイモンの腹に突撃した。
呆然と見守ることしか出来なかった私達が我にかえったのは、スナイモンの巨体が茂みの向こうへと飛んでいくのを見届けた後だった。
「すごーい! すごいのよ、えーっと……ロップモン!」
「信じられない……夢でも……見てるみたい」
「たたた、助かったかしらぁ……」
ブイモンがこっちに振り向いた。姿は変わってしまっているけれど、私にはなんとなくあのチビモンだってことが分かる。
……この子達が味方で、信用していい存在だってことも、十分に。
「ブイモン……ありがとう、助かったわ」
「真紅!」
-
「ところであいつは死んだんですか?」
「あれっくらいで死ぬような奴じゃないよ。でも、暫くは追っちゃ来ないはずだよっ!」
「……これから……どうするんだっけ……」
「さっきあの高い山を目指そうって言ったでしょ……」
「それじゃ、みんな……準備はいいわよね」
全員を見渡す。返事を聞かずとも、この危険だけど、何だかワクワクする冒険を始まる覚悟は出来ているのが分かる。
ブイモンに目で合図する。そして再び向き直り……
「「それじゃ……出発ー!!」」
「「「「「「「「「「「「おー!!」」」」」」」」」」」」
「……うゅ…………?」
「どうした? 雛苺」
「……ううん、何でもないのよ……」
(今、鳥さんみたいな動物さんが見えたような……うゅー、気のせい……?)
-
くそながくなった上に
どう見ても無印一話のインスパイアです。しかし反省はしてない。
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あと鯖復帰をしてる人、ちょろ氏だった。何ていうかすんません。
ついでなので安価おいときますね
>>37-47
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とある休日
J「お、こんなとこにゲーセンあったんだ。ちょっと寄ってくか。」
ジュンが一人でゲームセンターに入るとある一画に見覚えのある人影があった
J「あれは…みっちゃんさん?何してんだ?」
ジュンの視線の先にはみっちゃんこと草笛みつの姿があった。
J「あれは…ワニワニパニックか。懐かしいなぁ…」
ジュンが遠目で見ているとゲームが始まったのかお馴染みの音楽が流れてきた。
すると…
『ドガアァッ!!』
J「!?」
彼女は右手に構えたハンマーを凄まじい勢いで振り下ろした…
み「うふふ…」
彼女が不適に笑う…そしてだんだんと音楽が早くなりワニの数が増えると…
『ドガアァッ!!ドシャアァ!!ガゴォ!!ズガアァッ!!』
み「あ〜っはっはっはっ…死ね死ね死ねええええぇっ♪」
彼女は笑いながら凄まじい勢いでハンマーを振り下ろしていく。やがて…
『まいった…降参だあ…』
ワニが情けない声を上げる…どうやら今日のハイスコアのようだ…
み「あ〜、スッキリした♪やっぱストレス解消はこれよねぇ〜…」
J「……」
み「ってジュンジュン!!…もしかして…見てた?」
J「…すんません。」
み「あ…あはははは、参ったなぁ〜…」
J「は…はははははは…」
二人の間に何とも気まずい空気が流れる…
J(僕は…見てはならないものを見てしまったのだろうか?)
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ttp://rozeen.rdy.jp/up/vipww21548.jpg
貴方は何処に居るのですか。
思い出の場所で空を見上げ
貴方を思いながら
空を流れる雲に問う
答えは返ってこない。
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>>51
なんだか、いろんなシチュが思い浮かぶイラストと詩ですね。
離ればなれの二人は、また出会えるのかな。
そうあって欲しいけれど・・・。
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さて……久々にこちらを投下。
【恋愛の】【才能】の>>23の続き
白兎とタイムマシンと大切な人との第六話を投下します
感想下さった方々に感謝
それではどうぞ
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第六話 「UNKNOWN研究会」
僕はドアを開けて目の前の光景に驚きを隠せない。
花屋の店主だと思った翠星石さんが大学の講師だった。
そして今目の前にまた現れた。
「えーと……翠星石さんが此処に?」
「翠星石は花屋の店主ですけど此処の大学の講師でもあるし
UNKNOWN研究会の初期からの会員ですぅ。
わかったですか?チビ人間」
「ええ……まぁ何とか」
あっさりと返事を返されてしまう。まぁ何とか把握は出来たけど……。
花屋の店主に講師ってのも大変だろうに。
「ってかチビ人間って何ですか」
「チビ人間はチビ人間ですぅ」
駄目だ、聞きやしない。この人は一度言った事はそのまま貫き通す気がするし
もうチビ人間て呼ばれていいや、どこかむかつけど。
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>>54
「店主さんとまた会えるなんてこれまた運命の悪戯かしらー!」
「悪戯を通り越して悪意を感じてきたな、道化やらから」
「全くですね、ところで店主じゃなく翠星石さんとか翠星石先生でいいですよ」
まぁ一応僕らの講師のようだしそっちで呼ぶのもいいかもしれないけど
別にもう“翠星石さん”でいいや。
「あなた達、人を会話から置いてきぼりにしないで欲しいわ」
「うんうん、君達だけで仲良くしてると寂しいな」
「それもそうですねデカ人間に真紅、ほれチビ人間挨拶するですぅ」
翠星石さんばかりが話してて気付かなかったが
後ろにもう二人会員であろう人が居る。
一人は金髪で長いツインテールが目立つ偉そうな女の子、同じ歳に見える。
もう一人は髪を真ん中で分けて眼鏡をかけている
落ち着いた人だがやけに老けている気がする。
「初めまして、桜田ジュンです。今日は見学に来ました」
「金糸雀です、見学させにもらいにきたかしら」
「うん、そうか。まぁ見学と言っても見せれるようなものがあるのでもないけどね」
「そうね、会議を除いたら憩いの場と変わりはないわね」
「は、はぁ……」
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>>55
此処に来てようやく心配になる。
ちゃんと機能しているサークルなのだろうか?
「主に何をしていますか?」
「主には雑談ですが日の最後にやる会議は大真面目ですぅ」
「色々と議論しているんだ。
ミステリーサークルの正体から“タイムマシンの実現”まで」
「……へ?」
一瞬戸惑ってしまった。
タイムマシンの……実現?
「実現……と言いますと?」
「そのまんまの意味ですチビ人間」
「またまたご冗談を……」
「人が想像できることは必ず人が実現できる」
違う声がいきなり聞こえる。
どうやら奥の女の子が言ったようだ。
確か翠星石さんは真紅……って言ってたっけ?
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>>56
「ジュール・ベルヌの言葉よ」
「彼女の言う通り、僕らは人の考えた事を実現させようとしているにすぎない。
神を目指してバベルの塔を昇るんじゃあるまいし無理じゃない。だって人間なんだから」
「まぁですが……」
「それに現実味が無いように思ってるみたいですが
タイムマシンは実現に近付きつつあるのですぅ」
……もしかして危ない人たちなんだろうか?
タイムマシンがどうのこうの、出来るやら。
「面白そうかしらー!」
一方金糸雀の方はこのサークルに惹かれつつあるようだ。
まぁ、危なかったとしても悪い人でも無さそうだしな……。
これは入るべきなんだろうか……?入らないべきなんだろうか……?
「まぁ今日はのんびりしていきなよ、入るかどうかは別として」
「じゃあ……そうさしてもらいます」
どっちにしろ興味深い。
タイムマシンの実現に関する議論、どんなものかも見てみたい。
-
>>57
周りを見回す。
部室は意外と広い。
だがほとんど本棚で埋め尽くされている。
タイトルを見てみるとオカルト関係のものが多いようだ。
その中で一番多いのはさっき言っていた“タイムマシン”関係だった。
「一杯本があるかしらー」
「だな……読みきれ無さそうだな」
「そりゃそうなのだわ、私だってまだほんの少ししか読んでないのに」
「へぇ……そういえば……君は名前は?」
「そういえば言ってなかったわね、真紅よ。よろしくなのだわ。あなたは?」
「桜田ジュン、こっちは……」
「金糸雀かしら」
「そう、よろしくね。翠星石先生に会長さん、あなた達も名前を言った方が」
さっきから紅茶ばかりを飲んでいるこの子。
多少偉そうだが悪い人では無さそうだ。
この子もタイムマシンなど必死になってるんだろうか?
「私の名前はわかってるだろうから後はデカ人間が名前を言うですぅ」
「はは……僕は白崎、適当に呼んでくれたって構わない。よろしくね」
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>>58
「よろしくお願いします、あの……失礼ですが何歳なのですか?」
「んー?そうだねぇ……確か四十の後半ぐらいだと思うよ」
「結構な歳なんですね」
「うん、昔からこの大学に愛着があってね。ずっと居るんだ」
「へぇ……」
“ずっと”というのがかなり気になったが敢えて聞かない事にした。
なんだか聞いてはいけない気がする。それと、ずっと気になってるのだが……。
「あの、翠星石さん」
「なんですぅ?」
「花屋で会った時より老けてません?」
その言葉を言い終わって僕は何をされたか理解できなかった。
床に転がってようやくハッとして痛みが込みあがる。痛い、そうだ。蹴られたんだ。
鳩尾に広がる痛みと上がった足がそれを教える。
「今何て言ったですか?」
「え、えほっ……いや……だから……」
「翠星石は老けてなんかいないですよね?」
上がった足を床に転がる僕に振り落とす。
踵落としはこれより痛いのだろうがこれでも十分痛い。
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>>59
「え、ええ……」
「ちゃんと返事するですぅ」
足をぐりぐりと僕の体へとえぐり込ませる。
これ以上やられると本気でやばい。
「ぜ、全然若いですよ……」
「翠星石は老けてなんかいないですよね?」
少々引きつった笑顔で金糸雀へと尋ねる。
金糸雀は怯えて首を必死に縦に振るだけだ。
全く、恐ろしい。
「まぁまぁ落ち着いて下さい翠星石さん。まだ若いですよ」
「“まだ”……?まだ……まだ……!
もうすぐ……もう老けちまうですぅ!」
「落ち着くのだわ翠星石先生」
真紅が翠星石さんを後ろから押さえつける。その間に立ち上がる。
「もう老けちまうですぅ!」
なみだ目で言ってくる。歳の事気にしてるんだな……。
-
>>60
「落ち着くかしら!」
「落ち着いてください!まだまだ若いですよ翠星石さんはっ!」
「……ほんとですか?」
「ほんとです、ほんとです!まだ先生も若いでしょうに!」
僕は必死になって翠星石さんをなだめる。
じゃないと厄介な事になりそうだ。
「……そうですか?」
「ええ、一体何歳なのですか?まだそんな焦るような歳でもないでしょうに」
「翠星石は会長と同じ歳ですぅ」
「え?じゃあやっぱりおばさん……」
この時の僕はよっぽどの馬鹿だったと思う。
他の人が言うのも恐ろしい禁句を言ってしまったから。
翠星石さんは真紅の拘束を振り解くと走るには不十分な部室を
数歩で加速すると拳を握り締め思いっきり僕の顔面へと入れる。
入れた後も体重をかけて思いっきり地面へと叩きつける。
-
>>61
「絆ックルですぅ!」
「それは私の台詞なのだわ、翠星石先生」
「全く……あまり今の時代に鉄拳制裁とかは気を付けてくださいね翠星石」
真紅と会長さんが翠星石に突っ込みを入れてるが
金糸雀は怯えて壁際へと寄ってる。
僕は顔が痛くて起きる気力も沸かない。
「んーまぁ翠星石にそういう事は言っちゃ駄目だよ。
それ以外は素直じゃないけど優しいんだから」
「は、はい……肝に命じておきます」
僕は素直にすぐ返事を返す。
もうこの話題はやめて方がいい、タブーだ。
「だ……大丈夫かしら?」
「……何とか、僕が悪かったんだ。しょうがない。すいませんでした」
「それでいいですぅ、翠星石はまだまだ若いですぅ」
「ええ、翠星石先生全然若いですわ」
「うんうん、“今も昔も”若いですよ翠星石」
「今も昔もって……会長さんと翠星石さんは昔から知り合いなのかしら?」
-
>>62
会長さんと翠星石さんが顔を見合わせる。そしてすぐに口を開く。
「うん、まぁね。腐れ縁かな?」
「ですぅ、ほんとずっと前からの知り合いですぅ」
「へぇ……道理で仲がいいんですね」
「はは……けど翠星石は姉妹ともっと仲が良いですからね」
「そうです、大事な大事な妹ですぅ、大切な妹ですぅ」
うーん……どうやらほんとに悪い人では無さそうだ。
禁句を言ったから悪かっただけで……。
というか姉妹なんだな。
「さて、皆そろそろ会議を始めようか。翠星石も準備して下さい。
真紅は他の二人と待っていて下さい」
「わかったのだわ」
そう言って真紅はこっちに近付いてきた。
会長さんと翠星石さんはなにやら準備している。
「真紅はいつ此処に入ったのかしら?」
「つい昨日よ、結構おもしろそうだったから入ったのだわ。
想像以上に面白いわ」
「へぇ」
うーん、真紅もこう言ってるしそんなにいいのだろうか?
それと気になるのは……。
-
>>63
「会議って何を話すんだ?」
「色々話すのだわ、都市伝説やら何やら。いつも締めくくりは“タイムマシン”の研究内容だわ」
「結構真面目なのかしらー」
「ええ、真面目も大真面目よ。けど内容が内容だから楽しいわ。
にしても会長は凄いわ。今年の卒論に“タイムマシン”の理論を書こうかとなんて言ったから
もしかしたら相当理論が完成してるかもしれないのだわ」
「はぁ……本気なんだ」
漫画やアニメの中だけの話かと思ってたタイムマシン。
それを現実にしようとする人が居る。
漫画やアニメで想像出来るのなら作ることも出来るってか……。
「凄いかしら……」
「だな、入ろうかな……」
「是非進めるのだわ、損はないわ」
「さてさて、皆準備が終わりましたのでこっちに」
「来やがれですぅ」
会長さんに翠星石さんが来るように言ってくるので
僕らは机の方へと向かっていく。
机は会議室などにあるような大きな机だ。
それにプロジェクターやスクリーンまである。
「凄い設備ですね……」
「うん、UNKNOWN研究会は結構昔からあるからね。
設備も徐々に増えていったんだ」
「凄いかしらー、本格的かしら」
-
>>64
こりゃほんとに本格的だな。
気になる内容はどうなのだろう?
そう思いながら僕は会議を聞き始めた。
今日のテーマは宇宙人の有無だそうだ。
くだらないテーマに思えるが
ほんとに真面目に解析をするので聞き入ってしまう。
「宇宙人だってお化けだって、“居ないと証明した人は居ないんだから”
だから逆に“居ると証明する事は可能だ”」
うーん、確かに。
逆に居るという人はかなり居るような気もする。
為になるとは言えないけどこれは本当におもしろい。
「さて、今日はこれぐらいにして“タイムマシン”の研究の続きに移ろうか」
きた、待っていたものが。
一体……会長さんらが考えるタイムマシンってのは一体……?
僕は期待と不安を胸に秘め会長の渡す冊子に目を通し始めた。
-
ここまでです。
猿さんとかないこっちで投下するのはきもちいーなー……
それではまた。。
読んでくださった方々に感謝
-
ある休日のこと、みっちゃんがお出掛けをしようと着替えていると…
み「あ…あれ?去年買ったジーンズがしまらない…」
ふいにみっちゃんの頭に不吉な考えがよぎる…
み「もしかして…私…太った?」
確かにここ最近仕事のストレスでよく甘いものを食べていながらろくに運動をした覚えがないみっちゃん
み「このままいくと…」
みっちゃんは今の調子で太り続けた数年後の自分を想像してみた…
み「だ…大問題よ!!私はまだ嫁入り前のピチピチ20代なのに!!」
まぁ…ある意味ピチピチですね…その無理やり締めたジーンズの辺りが…
み(ギロッ…)
…すんません
み「こ…こうなればダイエットよ!!…そうと決まれば…うぉりゃあああぁ!!」ダッ!
おぉ!みっちゃんが凄い勢いで飛び出して行きました。ダイエットの基本ランニングですね!?
5分後…
み「はぁ、はぁ…駄目…もう限界…」
みっちゃん…やはり日頃の運動不足が祟って…しかしマンションから僅か数百mのところで力尽きるとは…
み「はぁ…なんか最近私ってこんな役ばかり…」
みっちゃんが落ち込んでいると
そこへ見慣れた二人が通りかかった…
-
>>67
銀「めぐったらぁ…そんなにクレープ買い込んで…太っても知らないわよぉ?」
め「あら、大丈夫よ。私って入院生活長かったから平均体重よりずっと下だし…
それに私ってあまり太らない体質みたいだから。」モグモグ
銀「はぁ…そんな事言って太っても知らないわよぉ?」
『ドドドドドドド…』
め「あら?何だろ…この音…」
銀「こっちに近付いて…ってあれはみっちゃん!?」
『がしぃっ!!』
み「な…生意気言うのはこの口かあああああああああぁぁっ!!??」
『ぶにゅー…』
め「ひはいひはいひはいひはいいぃぃ!!」
みっちゃん…いくら何でもそれは八つ当たりです…めぐさんの口に指を入れて広げないでください…痛々しくて俺も涙が止まりません!!
銀「ち…ちょっとぉ!!めぐに何すんのよぉ!?」
み「うるさいうるさいうるさあああぁい!!びえええぇぇん!!」
め「はふへへぇ〜!ふいひんほ〜ぅ!!(訳、助けて〜!水銀燈!!)」
結局この後めぐさんが解放されたのは10分も後のことでした…
頑張れみっちゃん!!そんな痛々しい貴女でも俺たちは貴女が大好きだ!!
み「嬉しくない…orz」
-
み「うふふ〜♪たらいまぁ〜。カァナ〜ぁ…ひっく。」
金「う…みっちゃんお酒臭いかしら〜。」
おやおや、今宵のみっちゃんは酔っ払いさんのようです
み「えへへ〜ぇ…聞いて聞いて〜。私草笛みつはこのたびめでたく給料アップとなったのれぇ〜っす♪」
金「本当!?みっちゃんおめでとうかしら〜。」
み「あいがと〜ぅ♪…ひっく。」
おぉ、みっちゃんは久々の祝い酒だったようです
み「あら…世界が曲がる…」バタン
金「あぁ!!も〜…しっかりするかしら。…よっこいしょっと…」
金糸雀さんが小さな体でみっちゃんを支えてベッドへと運びます。意外と苦労性ですね…
み「ふぇ…カナ?」
金「うんしょ…うんしょ…今ベッドに運ぶからしっかりするかしら…」
み「カナ…貴女って娘はあああああああぁぁ〜!!」スリスリスリ…
金「ぐええええぇぇ!!まさちゅーせっちゅ〜!!」
あぁ…みっちゃん…酔ってる時にそんなに頭を振ると…
み「う…うぷ…気持ちわる…」
金「へ?、え?ち…ちょっとみっちゃん!?…ぎいやあああああああぁぁ〜!!」
あちゃー…
次の日…金糸雀さんは丸一日みっちゃんと口を聞いてくれなかったそうです…
み「……orz」
げ…元気出せ!みっちゃん!!俺たちはそんな貴女も大好きだ!!
-
み「……」
『結婚しました。』
み「はぁ…」
どうやらみっちゃんの高校時代の友人からの手紙のようですね。
み「みんな…どんどん結婚してくなぁ。」
みっちゃんは高校時代の写真を見ながら溜め息を漏らした
写真に写る友人たちは次々に家庭を持ち子供や旦那さんと幸せに暮らしていると時々連絡がくる
み「どうせ私にゃ旦那さまどころか彼氏もいないわよ…
…いや!!私にはカナがいるわ!!カナがいてくれるから私は毎日仕事も頑張れるのよ!!」
その意気です!みっちゃん!!
ガチャ…
金「あ、みっちゃ〜ん、カナこれからジュンとデートに行ってくるかしら〜♪」
バタン…
…あの…みっちゃん?
み「うふふ…淋しくなんか…淋しくなんかないんだもん…ぐすっ…orz」
みっちゃん…俺たちはただ頑張ってとしか言えません…
-
【トゥモエの日記(ダディ)】
こんにちは柏葉巴です。そしてあなたはダディです。
アンネの日記に触発されてあなたに名前をつけました。よろしくねダディ。
まああれよね。人目に触れたら普通に死ねる。
あなた自動発火装置とかついてないのかしらダディ。
今日はお友達を紹介するわダディ。うん想像上のとかじゃなくて。
私そこまで不憫な子じゃないわダディ。ってあなたに言っちゃダメよねダディ。
まずはこの子。フランスから来た留学生、オディール・フォッセー。
通称オデ子。たまご焼きは別に好きでも嫌いでもないらしいわよダディ。
「日本人ならだし巻き。甘いのとか無理絶対無理。もう食べられない。……むにゃ」
オディールは日本語上手なのよねダディ。日本に何年か住んでたそうだから。
寝言も日本語だし。もう食べられないって言うし。ねえダディダディ。
あ、黄色い子が何か凄まじい形相になったわダディ。こっちに向かってくるわダディ。
己の尊厳を懸けた闘争。英語でアリスゲームって言うらしいわね。ダディ知ってた?
オディールはとてもねぼすけ。授業中でも昼休みでも寝てないほうが珍しい。
「食べるきらきー」「遊ぶ雛苺」に並び称される「眠るオディール」。
欲求のままに生きる3人。なんとはなしに仲がいい。誰が呼んだか欲望メイデン。
そうなのダディ。この子たちの世話を焼くのもなかなか大変ダディ。
問題児に好かれる委員長体質。柏葉巴1x歳。そんなことよりオチはどこ?
三日坊主な私だけど、気が向いたらまた友達を紹介するダディ。ばいばいダディ〜☆
-
(オチ)
「ごめん柏葉。拾った」
「……桜田くん」
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「Rozen Lineage エピソード013 圧倒的な力」
「蒼星石……コイツです……あの馬鹿みたいな魔力放ってるのは。」
「うん、僕も感じる。コイツだけはヤバイ……」
チャキっと音を鳴らして剣を構えなおす蒼星石。二人の目の前には、黒く長い髪の女が立っている。
その女は口では表現できないほどの威圧感を誇っていた。下手に動けばあっと言う間に殺される。
「……おめぇがあの魔法使った奴ですね?一体……何を取り込んでやがるですか?」
「そう、貴方達魔力を感知できるの?耳、尖ってないけどエルフなのね……ふふっ…」
その女、ケレニスは二人を見て微笑する。氷のように冷たい笑い。蒼星石の背中がゾクッとする。
「お前は通さない。通せば、ギランは落ちる。」
「あら、賢い。貴方達がボーダーラインと言う事?いいわ、丁度退屈してたの。雑魚ばかりでね……」
ケレニスを中心に魔力を帯びた風が舞う。その風は触れるものを切り刻むかのような烈風に姿を変える。
「じゃあ、殺り合いましょうか……トルネード……」
ギュオオオオと大きな音を立てて、ケレニスを中心に竜巻が巻き起こる。
「っ……トルネードを詠唱なしで使うって意味わかんねーですぅ!!」
「……トルネードを唱えて減った魔力がすぐに補充されてる?これは一体……」
翠星石と蒼星石は、ケレニスを囲むように二手に分かれる。そして、竜巻が収まったのを見計らい攻撃を
しかける。蒼星石が、ケレニスに接近する。ヒュンと大きな剣が振り下ろされる。ガツッと音を立てて大地が
削れる。そのまま横に剣を薙ぐ。ケレニスは魔術師とは思えない身のこなしで、ギリギリで剣撃をかわす。
「そう動くのはお見通しですぅ!!」
しかし、翠星石がケレニスの移動先を予測して矢を放つ。風によって作り出された白い矢がケレニスに向かって
飛んでいく。しかし、それも駄目。ケレニスが矢を見ずに手を向けると5本の炎の矢を放つ。
ファイアーアローで弾幕を張ったのだ。そして、それは翠星石への牽制にもなる。
「無詠唱で5本……チビ苺が詠唱した数と同じ……本当に化け物です……」
-
>>73
「はぁああああっ!!!」
蒼星石は果敢にケレニスに向かってレンピカを振り回す。しかし、それは風に舞う木の葉のようにかわされていく。
「元気ね……でも少し疲れたから離れてくれないかしら?コーンオブコールド!!」
ケレニスが蒼星石に手を向ける。掌から大きな円錐形の氷の剣が作られ、飛ぶ。
「早い!?うわっ!?」
ガン!!と音を立てて蒼星石が、レンピカで氷の剣を受け止めるがその衝撃に大きく吹き飛ぶ。
「蒼星石!!調子に乗るんじゃねぇですよぉ!」
瞬時に3本の矢を放つ。エルフの弓術トリプルアロー。ケレニスは今度は翠星石の方を見て、笑った。
「ふふっ、その程度?矢と一緒に燃えつきなさい……ファイアーボール……!!」
ケレニスが巨大な火球を作り出し放つ。その火球は矢を巻き込むと、そのまま翠星石目掛けて飛んでいく。
「ぐっ……翠星石!!かわして!!」
蒼星石の声に言われるまま翠星石が、真横に飛び込みながら回避行動を取る。しかし、これは不味かった。
火球は翠星石の居た場所で爆発すると、小さな火球を幾つも生み出し翠星石を襲った。
「!?しまっ……」
「さよなら、エルフのお嬢さん……」
ケレニスが蒼星石の方へ振り返り……そしてもう一度翠星石の方を見た。火球が爆発したせいだろう。砂埃
が舞っている。その砂埃の先。3つの影がケレニスの方を見ていた。埃が晴れる。そこには、見覚えのある
顔が二つも並んでいた。
「あっちぃ……無事か?性悪。」
「JUM……?それに真紅も……」
ファイアーボールから翠星石を守ったのはJUMの盾だった。エルフ族の盾は、ケレニスの魔法をも防いだ。
「あらぁ……?どこかで見た顔と思えば。桜田の坊やとお姫様じゃない……ご機嫌麗しゅう?」
「そうね、貴方のお陰で麗しくないわね、ケレニス!!」
「まぁ怖い。でも、本当に生きていたのね……報告だけは聞いていたけど……」
「覚悟なさい、ケレニス。貴方は残念だけどここで死ぬわ。」
-
>>74
真紅、JUM、翠星石、蒼星石が4方向から囲んでケレニスと対峙する。
「私が?ここで?随分大きく出たわね、世間知らずのお姫様は……」
「貴方こそ、4人を相手に勝てると思って?まさか、卑怯とは言わないわよね……」
ケレニスが、順々に4人を見回す。そして笑った。
「あっはははははは!!卑怯?たかだか4人くらいで?ふふっ……お姫様?貴方は私を甘く見ているようね。
丁度いいわ……2人だろうが4人だろうが関係ない事を……」
ケレニスが両手を真横に広げる。右には翠星石。左には蒼星石がいる。
「教えてあげるわ!!コーンオブコールド!!」
片手ずつ、2本の氷の剣を作り出し放つ。そして、そのまま90度体を動かし真紅とJUMにもコーンオブコールド
を放つ。そして、間合いが離れたのを見ると詠唱に入った。
「死を運ぶ冷たき風よ 罪深き者を無慈悲に葬れ……ブリザード!!」
それは幻想的ともいえる光景だった。アデン王国には、一部の地域を除けば雪というものとは無縁だった。
雪に無縁なら、吹雪に縁があるわけがない。ケレニスの魔力は、極寒の吹雪をも作り出した。
魔力の宿った冷気が、広い範囲で真紅達に襲い掛かる。
「さむっ……いたっ……からだが……」
冷気に晒され、真紅は体の自由が利かないでいた。ホーリエを持つ手もガタガタ震えている。足を動かそう
にも、足の筋肉が完全に麻痺している。
「ぐっ……真紅……真紅……!!うああああああああああああ!!!」
それでも、無理矢理体を動かしたJUMはケレニスに襲い掛かる。ケレニスはそれを見てクスッと小さく笑う。
「頑張るわね、坊や。でも寝てなさい。大地よ隆起せよ 汝は荒れ狂う地霊の咆哮…イラプション。」
ケレニスの足元を起点に大地が盛り上がりJUMに襲い掛かる。
「これ…くらいで……ぐああっ!!」
JUMは盾を全面に押し出して突進して魔法を迎え撃つ。しかし、ブリザードでダメージを負った体はイラプション
を防ぐには余りに脆かった。隆起した大地にJUMは大きく吹き飛ばされた。
-
>>75
「チビ人間!!くっ……何で翠星石の体は動かないですか…?動くですよ…チビが……チビがっ…」
翠星石が懸命にJUMに治癒を施そうと体を動かそうとするが、全く動く気配がない。それどころか、
翠星石は意識すら今にもブラックアウトしそうだった。
「あっけないわね、坊や。さ……後はお姫様も殺って終わりね……!?」
膝をつく真紅に向かうケレニスが横からの気配に体を捻る。その刹那、大きな剣がケレニスの長い黒髪を
数本舞わせる。その眼光の先には、蒼星石。
「真紅はやらせない!!」
上段から振りかぶってケレニスの頭目掛けてレンピカを振り下ろす。決まった、かわせない。
「なっ………」
しかし、それは完全に振り下ろせればの話。ケレニスの手は蒼星石の手首を片手でしっかり握り、
剣を振り下ろさせないでいた。そして、もう片手で蒼星石の腹部に触れる。
「邪魔よ……爆ぜよ残酷な太陽 灼熱の光を発せ。サンバースト…!!」
掌から発せられた膨大な火の魔力。それは、小さな太陽をも思わせる熱量。目も眩むほどの爆発と
一緒に蒼星石は宙を舞った。
「JUM……蒼星石……翠星石……」
「死んだわね。さ、お待たせしましたお姫様?」
コツコツおケレニスが足を進める。真紅の目はケレニスを鋭く睨んでいた。
「ふふっ、いい目ね…その目を潰せると思ったら……ふふふっ、こんな快感ないわね…」
ケレニスが真紅に掌を向ける。その顔は狂気に滲んでいた。
「ケレニス……私がここで倒れても…残った意志が貴方達をきっと倒すわ……」
「そう……じゃあ、それを期待して待ってますねお姫様?では、死になさい?」
真紅はギュッと目を瞑る。ケレニスの掌から今に魔法が放たれる。その時だった。地中から現れた薔薇の
蔦がケレニスの体を体を羽交い絞めにする。棘のある蔦は、ケレニスの皮膚を突き破り傷を負わせる。
「なっ……!?一体誰がこの私に傷を…!!」
「う……それ以上真紅達を苛めたら……絶対絶対許さないの!!!」
To be continued
-
なかなかログが追いつかずに古いところから引っ張って来てますがw
「夢は〜終わらない」スレ「一つ屋根の下 第三十話 JUMと花火」より
ttp://rozeen.rdy.jp/up/2006111322414602.jpg
この甘さがたまらなく好きです。
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さっきまで書き込めたのに、いざ貼ろうとしたらアク禁だよもうorz
【恋と楓が】【散っていく】スレ「一つ屋根の下 第六十七話 JUMと陰謀」より
ttp://w3.abcoroti.com/~hina/files/2007010800361623.jpg
上に大分前に貼った絵があって、しかもキスなのに吹いたw
すいませんが、どなたかまた本スレに貼っていただければ幸いです。
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>>78
やっといたよ
-
ありがとうございました。
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アク禁だよ人生は
「雪うさぎ〜」スレの44陰陽ネタの超個人的イメージ。
ttp://w3.abcoroti.com/~hina/files/2007011821422074.jpg
是非続きが読んでみたいお話でした。
-
>>81
本スレに貼るかい?
-
よろしければテキスト込みでお願いします
-
早速の貼り付けありがとうございました。
-
別スレで書き込めて5分後に貼ろうとしたらアク禁とかどんなタイミングだwww
「頑張れより〜」スレ194の〜薔薇獄陰陽伝〜のイメージ
ジュン君ピンチのまま次回に続く!
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私も続きwktkですwww
と、すいませんがどなたかまたテキストごとスレへの転載願います。
さっきアク禁なったトコだからしばらく解けなさそうorz
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>>85
あなたも難儀な人だなあwww
今日もとりあえずおっぱいおっぱい(AA略
そして転載の人も乙
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もはやここの常連となりつつ、改めて今後ともよろしく〜ノシ
「また〜」スレ7より
>>7
のり姉最強伝説
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前回転載してくれた人ありがとう。
そしてまた、どなたかテキストごと転載をお願いしたく。
おなじプロバイダの荒らしを恨みつつふて寝します。
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>>87
GJ
おい誰かジョルジュのAA
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>>87
毎度毎度GJ
これからもいい絵を描いてほしいかしら
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新スレ乙!
「約束の〜」スレ>>9の聞き耳カナ
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ナイス定番ネタwww
前回転載してくれた人ありがとう。
そしてまた、どなたかテキストごと転載をお願いしたく。
なんか板別規制は結構時間かかるって話を聞いて軽くへこむorz
すでに転載依頼がコピペのようだw
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とりあえず携帯厨な俺は見れないから泣いてくるね
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「約束の〜」スレ>>147「一つ屋根の下 第百三話 JUMと目付き」より、
めぐ銀チュー
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転載してくれている人たち、いつもありがとう。
これからもよろしくorz
携帯で見られる方法ってなかったっけ?
なんか時々そういう書き込みがあった気が・・・。
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iMonaでググると幸せになれるかもしれない。
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>>93
au2005モデル以降はは幸せになれない事実
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ファイルシークで見ればいいじゃない
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まあアク禁もいつも通りということで。
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巨乳って難しいよね。
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「恋儚き〜」スレより
>>218のジュン
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はてさてこれからどういう展開を見せるのか。
すごい新鮮なシチュエーションだw
さっそく>>92の「これから」が来るというお約束展開w
すいませんがどなたか転載お願いします。
今回は板別じゃ無い方のアク禁のようだorz
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転載してあげたいのにまだアク規制とけんorz
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転載しときました。
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アク禁のときってssここに投下していいの?
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