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緊急投下用スレ

218謎のミーディアム:2007/04/15(日) 03:55:16 ID:LPnhj8Vo
>>217

本当の、自分の気持ち。

−−好き。いや、愛してる。

これでいい。
僕は薔薇水晶のことを愛している。

世界が変わらないのは、そのせいだ。
ここに絶対的なものがある。

僕が彼女のことを愛しているということ。
それがあるから、僕の世界は変わらない。

1つの物語が終焉を迎える。
そしてまた新しい物語が始まる。

決して雪華綺晶のことを忘れたわけではない。
彼女のことは今でも覚えている。

でも、今までとは違う。
僕には、薔薇水晶がいる。

それだけ。
それだけのこと。

薔薇水晶はそれを求めていた。
同じように僕も。
それでいい。


「今度はちゃんと言えたね。」
「うん。ほんとによかった。」

「じゃあ、今から私はジュンの彼女。
先に言っておくけど、私結構欲張りだよ?」
「構わないよ。」
「わがままいっぱい言うよ?」
「どうぞ?」
「それから・・・朝弱いよ?」
「起こしてやるから大丈夫。
「それと・・・」

−−もう何も必要ないから。

僕は彼女の口を塞ぐ。

「いいから。傍にいるだけで。」
「カッコつけないでよw」
「やられっぱなしは嫌だw」
「ソフトS?」
「おいw」
「えへへw」

多分、と言うか確実に、こうなる運命だったんだろう。
それを立証するものは何一つとしてない。

でも、そう信じれるものはある。
僕と彼女がここにいて、世界は回る。変わらずに。

神様がいるとしたら、それはとても幸せなこと。
僕たちを逢わせてくれた。

僕は今、幸せだ。
確実に。
彼女も今、幸せだ。
確実に。

彼女は1ヶ月後、僕と共に住むようになっていた。
まだ結婚はしていない。

「結婚なんて、ただの通過点だよ?」

そんなことを言いながらも、ウェディングドレスのモデルをしている。

後で聞いた話だが、

彼女は僕を日本に帰国させたのは、

告白させるためだったそうだ。

今となっては、そんなことどうでもいい。
薔薇水晶がいたら、それでいい。
試練も、幸せだ。

ばらしぃとジュンの愛の【長編】保守劇場
Phase5-Chain of Memories-
fin.




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