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緊急投下用スレ

2謎のミーディアム:2006/10/31(火) 22:53:45 ID:DuZf25Vk
書いてたら落ちてたOTZ時事ネタ含むんで折角だから有効利用。
「一つ屋根の下 第七十六話 JUMと四女」

「ふぅ、重かった……」
僕は学校の帰り、スーパーでお菓子やらを買い込んで家に帰ってきた。別にパシリって訳じゃないよ?
というのも、今日はハロウィンなわけだ。リビングに袋を持っていくと、台所で南瓜を煮込んでるような香りが
してくる。台所を覗くと翠姉ちゃんがなんだかご機嫌に南瓜を煮ていた。よく見れば。パイやら何やら
南瓜料理もすでに用意してあるみたいだ。
「精が出るな、翠。」
「あ、おにぃお帰りですぅ。お菓子買ってきたですか?っと、これでよしっと……」
翠姉ちゃんはぺロリと煮込んだ南瓜を一口食べると満足したのか、エプロンを取り始めた。
「ああ、言われたとおりにね。みんなは何してるんだ?」
「ハロウィンでやることは一つしかねぇですよ。さ、翠星石も着替えてくるですぅ〜。おにぃは仮装しないですか?」
ああ、成る程。そういえば、毎年みんな仮装してたな。
「僕はいいよ。おとなしくみんなを待っておくよ。」
「そうですか。じゃあ、着替えてくるです。あ、ご飯リビングに運んどけですよ?」
翠姉ちゃんはそれだけ言うと、二階へ上がっていった。しょうがない、僕も多少は仕事するか。そう思いながら、
台所からリビングへ料理とお菓子を運んでいく。
「うわ、何だこれ……」
リビングでは、すでにジャックオランタンが並べてあった。相変わらず子供なら怖がる凶悪顔だ。
僕は適当にテーブルに料理とお菓子を並べていく。すると、バタバタと走ってくる足音が約二つ。
早速、誰か来たようだ。
「あ、JUMにぃ!!とりっくおあとりーとなのーー!!」
バタンとドアが開かれる。そこに現れたのは、巨大な南瓜のきぐるみを着たヒナ姉ちゃんと、髪をストレートに
下ろして、オデコは真ん中分けして出しているいるカナ姉ちゃんだった。




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