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緊急投下用スレ
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「あと誰がいないのー?」
「えーっと……確か金糸雀と……」
「私はここ……」
またまた心臓が止まるかと思ったのだわ。何で木から落ちてくるのよ。何で人間もデジモンも私を驚かせたがるのよ。
「びびび、びっくりさせるんじゃねーですぅ!」
「登場、凝ってみた……」
「凝らなくていいってば……」
降りてきた薔薇水晶は、ざわめく周囲に『何がおこったの?』といった顔で頭にハテナマークを浮かべている。
トラブルメーカーの自覚がない者ほど、恐ろしい者はないというのが私の持論なのだわ。
「負けた……」
「……気を落とすことないわぁ……あの子を超えられる方がおかしいのよぉ……」
「あのぉー、どうなったのー?」
「分からないけど……皆驚いてるみたい、ピョコモン……」
[ピョコモン/幼年期/---]
≪頭に花が咲いた、行動的な球根型デジモン! ≫
≪必殺技は花びらの形をしたシャボン玉を飛ばす「シャボンフラワー」!≫
「分からないって! あんたが落ちてきたからですよぉー!」
「そうなの?」
「ピョコモン、お前状況わかってるのだ?」
「ううん、全然」
薔薇水晶とピョコモンは暫く見つめあったが、やがて何かを納得したようにうんうんと頷いた。
「とりあえず……ごめんね」
「ごめんなさーい」
今度は思わずずっこけそうになる。ズレてる、何かの感覚がズレてるわ……
「しょーじきに謝ったから許してあげるのよー!」
「何であなたが許すのよ」
さて、残るは一人……と恐らく一匹。この様子なら、探さずとも向こうから来るだろう。
「み〜〜ん〜〜なぁ〜〜!」
「やっと最後が来たわねぇ」
オーダーメイドとか言っていた傘を振り回しながら来るのは金糸雀だ。横には、ヘルメットをつけた、
猫みたいな……デジモンがついてきている。
「もう、カプリモンがもっとここの地理に詳しければすぐ会えたのにぃ!
何で分からないのかしらー!?」
「私はちゃんと説明しましたけど……カナリアさんが、こっちの方から声が聞こえたとか、
地理的にこっちの方にいるに決まってるって……」
[カプリモン/幼年期/---]
≪金属のヘルメットをかぶり、超音波を操るレッサー型のデジモンだ! ≫
≪必殺技は得意の超音波で相手の聴覚を惑わす、「ハウリングヘルツ」!≫
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