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緊急投下用スレ
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>>58
「よろしくお願いします、あの……失礼ですが何歳なのですか?」
「んー?そうだねぇ……確か四十の後半ぐらいだと思うよ」
「結構な歳なんですね」
「うん、昔からこの大学に愛着があってね。ずっと居るんだ」
「へぇ……」
“ずっと”というのがかなり気になったが敢えて聞かない事にした。
なんだか聞いてはいけない気がする。それと、ずっと気になってるのだが……。
「あの、翠星石さん」
「なんですぅ?」
「花屋で会った時より老けてません?」
その言葉を言い終わって僕は何をされたか理解できなかった。
床に転がってようやくハッとして痛みが込みあがる。痛い、そうだ。蹴られたんだ。
鳩尾に広がる痛みと上がった足がそれを教える。
「今何て言ったですか?」
「え、えほっ……いや……だから……」
「翠星石は老けてなんかいないですよね?」
上がった足を床に転がる僕に振り落とす。
踵落としはこれより痛いのだろうがこれでも十分痛い。
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