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緊急投下用スレ
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「分かったですぅー! 私たちの目的!」
「マジで?」
天恵を得たかのように翠星石が叫んだ。
「脱出ですぅ! サバイバルですぅ! 何とかしてここから脱出するんですぅ!」
「えー! 帰っちゃうのー!?」
「当然ですぅ! 私達の都合を無視していきなり変なジャングルに呼び寄せるヤツなんて、
ロクなやつじゃねーに決まってるですよ!」
確かに、一理あるかもしれない。……でも、それにしたって一体どうやって?
「山……そうだな、あの高い山に登ってみるのはどうかな」
「そうねぇ。あそこからだったらこの島がどうなってるか分かるかもしれないわ」
「でもよ、あの山はおっかないぜぇ?」
「獰猛なデジモン達がいっぱいいるって、もっぱらの噂なんですよ」
「えぇぇ〜! じゃあ一体どうしろってんですかぁ!」
「ま、当面の目的は決まったことだしこれでいいんじゃないかしら。
ひょっとしたら、山を目指してる途中で何か、カギが掴めるかもしれないのだわ」
上手くいけばいいのだけれど、と心の中で付けたす。
……それにしても高い山ね。登るだけで一苦労しそう……あら? ……何か、飛んでくる……
……あれは、さっきのスナイモン!
「な、何よぉあれぇー!」
「さ、さささっき私達を襲ってきたヤツですぅ!」
「あのままあの人形に構ってればよかったのにぃっ!」
例の真空刃が放たれ、先ほどのように大木が倒れる。
脱兎のごとく逃げ出すけれど、あっという間に回りこまれてしまった。
「あのカマキリ……怒ってるみたいなのかしらー!」
「そのようね……さっきは私達の足でも距離を取れたっていうのに……」
この調子じゃ、反対側に逃げ出しても同じだろう。一体、どうすれば……
「戦うしかないよ!」
チビモンが腕を構え、スナイモンの前に飛びでる
「その通りだ」
「やるしかないですね」
他のデジモン達もチビモンに続いた。
勝てる? ……いや、そんなはずない……どう見たって、体格が違いすぎる……
きっとこの子達自信の戦う力だってそんなにないはず……
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