したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

緊急投下用スレ

21謎のミーディアム:2006/11/01(水) 00:35:49 ID:pt6bfRMM
>>20
ホーリエに破れ帰還したベジータ、彼はその報告の為にこの場に参上していた。
その絶対的恐怖の前で彼は怯え、震え、畏怖しながら報告を行う。
冷や汗が頬を伝って幾粒も幾粒も落ちていく。
呂律が廻らず、言葉を何度も詰まらせ、唾液を飲み込む。
微かに瞳さえ潤んでいるようにも見えさえする。
ただ少女は彼のその報告にはまったく興味がないらしく遠くを見つめている。
だが、その隣に控えている青年の姿形をした者は違う。
侮蔑の表情を浮かべてベジータを見下している。
「やはりこうなったな、科学者。まさか本当に君如きの愚物が彼女達を
 捕まえられると思っていたのかね?」
ザキエル、スーツを着た青年の姿をした魔人がベジータに向かって最大限に
その侮蔑を感じ取れるように言葉を発する。
「まったくお笑いだなベジータ大天才殿?勝手な独断専行を行って敗北とは。
 いや、天才の名が聞いて呆れる。とんだ恥さらしだ」
整えられた髪、黒のスーツ、すらりと通った鼻筋、傍目から見れば
間違いなくの美青年は片眉を吊り上げ嘲笑する。
それに歯を食いしばってベジータは反論する。
「アレはまったくのアクシデントだ!2体の機巧神の出現、それさえ
 把握していれば俺は相手に有無を言わさずに勝利していた……俺は負けん!」
断言するベジータ。そして実際彼は負けたとは思っていない。
機巧神であろうと自分はロードを除けば宇宙一だ、敗北などはありえない
そう思っている。




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板