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緊急投下用スレ
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「うむ……走るなら前を向いていないとダメだろう。 ここは謝った方がいい」
「ん……翠星石ー、ごめんなさいなの」
ああ、私は今不思議なものを見ているのだわ。自分よりも小さい、しかも出会ったばかりの生き物に諭される少女……
いや、これは大きさなんて関係ないのかも。動物みたいに、小さくても老成の人……かもしれないし。
「どうせちびにもデジモンってヤツがついてると思いましたが、こいつなら安心ですね」
「巴みたいに、保護者役をしてくれるかもしれないから?」
「そーゆーことです」
何だか翠星石は満足そうである。あえて言わないけど、多分あなたにだって、止める役目の人が必要よ。
蒼星石からいるから今は安心だけど。
「この様子なら、七人全員いそうね。後いないのは……」
「ばぁぁぁぁぁぁ!!!!」
!!!!……………
……………………
…………心臓が止まるかと思ったのだわ……
「あらぁ、プチメラモン。おいたしちゃダメじゃない」
「深刻そうな顔してたから元気づけてやろうかと思ってさ、ニヒヒ」
[プチメラモン/幼年期/---]
≪デジコアと呼ばれる核を燃やしている、攻撃的な幼年期デジモンだ!≫
≪必殺技は口から小さな火炎弾を放つ、「ファイアーボール」! ≫
「水銀燈……あなたのとこの、なのね……」
「ええ。最初はビックリしたけど、中々可愛いわよぉ」
可愛いね……確かに私もそうとは思うけれど……性格に難ありじゃないのかしら。水銀燈みたいに。
「やいプチメラモン! シンクに何かしたら許さないぞ!」
「何だよぉ、ちょっと驚かせてみただけじゃねぇか。そんなカッカしなさんなよ、な、姐さん」
「そうねぇ。でもあんまりからかっちゃだめよぉ。あの子はそういうのに乗りやすいから……
きっと、この子もね」
チビモンはぶすっとした顔で私の足元に戻ってきた。
「あいつ、何だかソリあわないんだよ。いっつもちょっかい出してきて」
もしかしたら、この子達は私達の分身かなんかじゃないのかしら。
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