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緊急投下用スレ
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「電撃ビリリン!」
「サンダシュート!」
どこからか放たれた、電撃と光る球がスナイモンを直撃する。バランスを崩したのか、前のめりになる。
さっきは全く攻撃が効いていなかったのに……単純に考えて、姿が変わって強くなったということなのかしら……
体性を立て直したスナイモンは羽を動かす。空から攻撃するつもりか、それとも逃げるつもりだろうか。
「こっちだって飛べるんだぜっ! ピコダーツ!」
「逃がしはしない……ブレイジングアイス!」
スナイモンが空中に行くより早く、注射器が羽を射ぬきさらに氷の息で羽が凍らされ、最早飛べそうもない状態になる。
それでもなお、というよりはそれで更に闘志に火がついたか、攻撃する手を緩めようとはしない。
「まだまだぁ!」
「もう効きません!」
あの真空刃が連続で放たれる。しかし、大した傷を受けた様子もなく、余裕の表情で立ち上がる。
あんなに大ダメージを受けていたというのに。
……やはり、『変わった』のだわ…………
「動きを止めてやるのだ! フローラモン!」
「え、あ、はいぃ〜」
フローラモンと呼ばれた、声から恐らく薔薇水晶といたと思われるデジモンがスナイモンの下をくぐって背後に回る。
「ごめんなさーい……アレルギーシャワー!」
「ララバイバブル!」
緑色の花粉のような霧と、青色の大量の泡がスナイモンを襲う。
攻撃の腕が止まったかと思うと、立ちくらみを起こしたかのようにふらふらしだした。
「とどめだっ! ブイモンヘッドォ!!」
チビモン……いや、ブイモンが勢いよく足を蹴り、頭からスナイモンの腹に突撃した。
呆然と見守ることしか出来なかった私達が我にかえったのは、スナイモンの巨体が茂みの向こうへと飛んでいくのを見届けた後だった。
「すごーい! すごいのよ、えーっと……ロップモン!」
「信じられない……夢でも……見てるみたい」
「たたた、助かったかしらぁ……」
ブイモンがこっちに振り向いた。姿は変わってしまっているけれど、私にはなんとなくあのチビモンだってことが分かる。
……この子達が味方で、信用していい存在だってことも、十分に。
「ブイモン……ありがとう、助かったわ」
「真紅!」
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