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迷宮と女冒険者IF 3

1名も無き冒険者:2021/08/28(土) 02:12:35 ID:YiA.8Qo.
このスレは、あの時こうなっていたらなどのifや既存のロールのもしもを描くスレです。

47第一話『退魔妖狐山吹』 ◆29oZBU0BL2:2021/10/17(日) 00:08:56 ID:bWlIeWTc
>>45-46
山吹 体力13/15(5/+6) 精神力40/50(9/+9) 霊力15/30(0/+2) 妖力1/20(6/+4) 状態:正常
快楽値:71(快楽LV2) 射乳:(2)無/(2)無 快楽防御:4 術防御:4 淫気耐性:4
感度:淫核B(0) 陰唇B(0) 膣内B(0) 子宮A(0) 左胸B(0) 右胸B(0) お尻B(0) 尿道C(0)
    左足C(0) 右足C(0) 右腕C(0) 左腕C(0) 背中C(0) お腹C(0) 口B(0) 耳C(0) 尻尾B(0)
<装備>なし
      一式退魔セーラー 一式退魔スカート 退魔ビキニ・漆黒 退魔グローブ(2+2) 退魔ブーツ(2+2) 鈴付きチョーカー
<収納>退魔ビキニ・純白 癒やしの霊水*3 神酒 妖気丸 私服 替えの下着 山吹の私物
<ST>STR:2+2 DEX:3+1 AGI:3+2 INT:8 VIT:3+1 MEN:9 LUC:3
<技能>体術Lv3-2(0) 妖術Lv6-4(2) 幻術Lv5-2(0) 霊術Lv2(0) 封魔術Lv1(1) 結界術Lv2(0) 房中術Lv5(0)
      性技[口A(0)手A(0)胸C(0)腰C(0)性器A(0)お尻B(0)足C(0)尻尾D(0)]
<AS>大妖顕現 妖力針(妖1) 妖力槍(妖2) 妖力壁(妖2) 妖力薙ぎ(妖5) 幻術(妖1)
      癒しの炎(霊1) 祓除の炎(霊1) 練気法・八百万(霊1/R) 練気法・金剛(霊1/R) 練気法・韋駄天(霊1/R) 練気法・思兼(霊1/R)
      邪気退散(霊0) 術技封印(霊1) 五行封印(霊2) 四聖結界(霊1〜2) 封魔結界(霊1/R) 影身結界(霊1) 拒絶結界(霊1/R)
<PS>嗜みの武術 能力と技能の不均衡 高速並列思考 大妖怪の威圧 封魔の血 霊妖合一
      淫気弱点 母乳体質 狐耳 左乳首敏感 右乳首敏感 子宮口敏感
<状況>朽ちた神社・境内 街灯無し 蒸し暑い 周辺淫気:薄 深夜
      装備効果:STR+2 DEX+1 AGI+2 VIT+1 体力回復値+2 妖術効果値+2 妖力回復値+2
      練気法・韋駄天:霊力1/R DEX、AGI、快楽防御+2 体力回復値+1 ダイスロール+1
      毒針:左乳首*1 右胸*1 (貫通せず)
      淫ら鼠

〜舌を掴み蹴り:4+1+1=6〜(体術+1 ST+3 快楽-3 ;補正+1)

インプを倒した山吹だったが、今度は背後からお尻を鼠に舐められてしまう。
絶頂寸前にまでなっている身体だが、山吹はそれを押さえながら、行動に移る。

・自然回復:△「精神」+1(41) △「霊力」+1(16)
・練気法・韋駄天:▽「霊力」-1(16)

まずは舌を掴み、空中に浮かばせようとする山吹。
しかしお尻を舐められ、絶頂間近ということもあって、その動きはわずかに精彩を欠く。
その動きを察した鼠は舌先を器用に動かし、山吹の手をかわして股の間に入る。
そしてレロン…と股下を舐めこすりながら割れ目を擦り上げ、山吹を絶頂に導こうとする。

★股間舐め:2(陰唇3-1)+”1d5”(高いほど再度舌を掴むまでの時間が伸びてしまう)

その快感に耐えながらも山吹は再び手を動かし、今度はしっかりと舌を掴むと、女の急所から舌を剥がす。
そして、そのまま一気に力を込めながら鼠の身体を宙に浮かすように腕を動かす。

グローブ越しに伝わる舌の弾力。
そして意外と成長しているのでそこそこの重さのある鼠の身体。
それでも問題なく鼠の身体は浮かび上がり、それに対して山吹は強烈な蹴りを放つ。
足の動きで濡れた股間からはくちゅりといやらしい水音が響くが、それに集中力をそがれる山吹ではない。
いやらしい音をたて、股間にビキニを食い込ませながらも、山吹は空中の鼠を地面に叩きつけるように蹴りを放ち……
地面に落下すると同時に妖力を指に集め、水の妖力針を放つ。
放たれた針は当然のごとく鼠の身体に突き刺さり、鼠は動く気配を見せない。
どうやら最初の蹴りで鼠は内蔵に致命的なダメージを受け、針で確実にトドメを刺されたようだ。

・妖力針(水):▽「妖力」-1(0)
・淫ら鼠撃破!

これで目に見えた淫魔はすべて倒した。
状況から見て、おそらくこれで淫魔は倒したと思うが、まだどこかに潜んでいる可能性もある。
本殿にはもういないだろう。
いるとすれば裏手にある倉庫のような建物か、あるいは社務所の内部か……
とりあえずは衣服に押さえられているとはいえ、胸に刺さっているかのような針を除いたほうが良いかもししれない。

〜行動選択+ダイス(3〜9)〜

【お待ちしていました〜】
【ちょっとかわされ舐められましたが、微々たるもの】
【強化も発動なので素早く掴んで処理可能です】
【そしてまだいそうな雰囲気を出していますが、実はこれで淫魔全滅】
【まあ、社務所当たりには淫魔になりかけの虫とか鼠がいますが、行間でたおされそう感】

48山吹 ◆NXDHWWcMxw:2021/10/17(日) 22:39:19 ID:JO5vFxt2
>>47

・自然回復:△「精神」+1(41) △「霊力」+1(16)
・練気法・韋駄天:▽「霊力」-1(16)

「この、っ、ぁう…!?♥♥♥ ん、あっ!?♥♥♥」

熱く昂り、快感に震える身体に鞭打って、山吹はネズミが伸ばした舌へと両手を伸ばす
術を使う、ネズミに近寄って攻撃する、それらの選択肢も良いが、ネズミ自身が手の届く範囲に舌を伸ばしているのだ、これを利用しない手はない
そう考えて伸ばされた手は、しかし見事に空を切る
ネズミは淫魔化しているとはいえ、ほぼほぼ野生の状態
快感で弱り、精彩を欠く山吹の動きでは、ネズミの危機感を覚えた本能的な回避行動に振り切られてしまう
長く伸びたその舌を器用にくねらせて山吹の手を回避したネズミは、ピッチリと張り付き、食い込んですらいるビキニにその舌を這わせる
染み込んだ愛液を舐め取るように動く舌は、敏感な山吹にトドメを刺そうと快感を生み出す、が……

★股間舐め:2(陰唇3-1)+”1d5(2)”=4(75)

「く、ふぅ、ん……っ!❤❤❤ この……調子に、のるで、ないっ!!」

(まだ、じゃ、この程度ならば、まだ……っ❤❤ 反撃を許すな、さすがにこれ以上何かされれば、果ててしまう……!❤❤❤)

込み上げる快感を抑え込み、山吹の手は今度こそネズミの舌を鷲掴みにする
唾液で滑る舌なれど、山吹の技量とグローブの滑り止めも相まってギチギチに指を絡ませ、力いっぱい振り上げる!
身体から舌を引っこ抜こうかと見紛う程の全力で振り上げられた腕に引き摺られ、ネズミは思いのほか大きなその体躯を宙に浮かせた
舌を釣り糸のように見立て、宙を舞うネズミに視線を鋭くした山吹が、震える脚に渇を入れて身を捩る
両手を左上に振り上げてネズミを吊り上げ、その勢いを使って左足を軸に右足を高々と振り上げる
そんな動きをすれば当然スカートは捲り上がるが、羞恥も見せず山吹は秘すべきビキニを晒し、むっちりと肉付きの良い太腿を見せつけるかの如く振り上げた
脚を振り上げたことで股間にビキニを食い込ませ、I字バランスの如く高く足を掲げた山吹
その愛液まみれの股間、淫蜜が滴る太腿、むっちりと肉付きが良く、しかしスラリと伸びた長い脚
観客がいれば視線を釘付けにする光景を生み出しながら、山吹はそのまま踵を宙に浮くネズミへと、断頭台の斧のようにその踵を振り下ろした!
ネズミの骨や筋肉、内臓を容赦なく破壊しながら、更には自重まで込みで地に叩きつけられたネズミは、その時点でほぼ瀕死
しかし山吹は容赦しない、舌から手を離し、そのまま左手の人差し指を地で藻掻くネズミにつき付け……水の針を発射!
銃弾のように撃ち放たれた針はネズミを射抜き、確実にトドメを刺すことに成功する

・妖力針(水):▽「妖力」-1(0)
・淫ら鼠撃破!

「ふぅ…❤❤❤ ふぅ…❤❤❤ っん、ぁ……❤❤❤ はぁ…っ❤❤❤ はぁ…っ❤❤❤」

(淫気の濃さから見て、恐らくこれで目立った淫魔はおらんはずじゃが……っ、う…❤❤❤)

残心を忘れず体勢を整えた山吹は、ネズミの死を確認して呼吸を整えるべく息を吐く
この神社に漂う淫気から見れば、恐らくこれで主要な淫魔はすべての筈だ
とは言え油断は出来ない、影小僧のような隠蔽に優れた淫魔がいるかもしれない
少なくとも本殿はもういないとして、他を確認しないわけにはいかないだろう

(ともあれ、まずは……このは針、いい加減取るか……何かの拍子に刺さったりしたら事じゃからな……ふぅ…❤❤)


行動選択
練気法・韋駄天を解除、胸元の毒針を抜き、捨てる
裏手の倉庫→社務所の順に残りの建物を巡り、淫魔の残りがいないか確認する

思考
疼く身体から意識を逸らし、まだ敵がいると考えて自慰したい衝動を堪えている
早くこの疼きから解放されたいという考えが、徐々に膨れつつあることを感じている

体勢
左手を胸元に添えている
内股気味で立っている

肉体
全身が火照り、肌が紅潮している
汗が浮き出ていて、制服が汗を吸って肌に張り付き始めている
乳首が勃ち、ビキニボトムから溢れた愛液が太腿や尻たぶを濡らしている
激しく動いたためか、ビキニボトムが股間に食い込み気味

乱数:7


【おまたせしたのじゃー】
【ある意味生殺しじゃが、ここでネズミに果てさせられるのもなんか違うしのう】
【手早く確認を済ませて、安全圏を確保せねば】
【淫魔にイかされるのはある意味仕方ない、奴らは女を堕とす専門家じゃからのぅ】
【とはいえ屈辱は屈辱、安全になったら自分で慰めて疼きを解消せねばな】

49第一話『退魔妖狐山吹』 ◆29oZBU0BL2:2021/10/17(日) 23:17:05 ID:bWlIeWTc
>>48
山吹 体力13/15(8/+6) 精神力41/50(9/+9) 霊力15/30(0/+2) 妖力0/20(0/+4) 状態:正常
快楽値:75(快楽LV3) 射乳:(2)無/(2)無 快楽防御:4 術防御:4 淫気耐性:4
感度:淫核B(0) 陰唇B(0) 膣内B(0) 子宮A(0) 左胸B(0) 右胸B(0) お尻B(0) 尿道C(0)
    左足C(0) 右足C(0) 右腕C(0) 左腕C(0) 背中C(0) お腹C(0) 口B(0) 耳C(0) 尻尾B(0)
<装備>なし
      一式退魔セーラー 一式退魔スカート 退魔ビキニ・漆黒 退魔グローブ(2+2) 退魔ブーツ(2+2) 鈴付きチョーカー
<収納>退魔ビキニ・純白 癒やしの霊水*3 神酒 妖気丸 私服 替えの下着 山吹の私物
<ST>STR:2+2 DEX:3+1 AGI:3+2 INT:8 VIT:3+1 MEN:9 LUC:3
<技能>体術Lv3-2(1) 妖術Lv6-4(2) 幻術Lv5-2(0) 霊術Lv2(0) 封魔術Lv1(1) 結界術Lv2(0) 房中術Lv5(0)
      性技[口A(0)手A(0)胸C(0)腰C(0)性器A(0)お尻B(0)足C(0)尻尾D(0)]
<AS>大妖顕現 妖力針(妖1) 妖力槍(妖2) 妖力壁(妖2) 妖力薙ぎ(妖5) 幻術(妖1)
      癒しの炎(霊1) 祓除の炎(霊1) 練気法・八百万(霊1/R) 練気法・金剛(霊1/R) 練気法・韋駄天(霊1/R) 練気法・思兼(霊1/R)
      邪気退散(霊0) 術技封印(霊1) 五行封印(霊2) 四聖結界(霊1〜2) 封魔結界(霊1/R) 影身結界(霊1) 拒絶結界(霊1/R)
<PS>嗜みの武術 能力と技能の不均衡 高速並列思考 大妖怪の威圧 封魔の血 霊妖合一
      淫気弱点 母乳体質 狐耳 左乳首敏感 右乳首敏感 子宮口敏感
<状況>朽ちた神社・境内 街灯無し 蒸し暑い 周辺淫気:薄 深夜
      装備効果:STR+2 DEX+1 AGI+2 VIT+1 体力回復値+2 妖術効果値+2 妖力回復値+2
      毒針:左乳首*1 右胸*1 (貫通せず)

〜服を整え敷地内を探索:7〜(ST+3 快楽-3 ;補正+0)

鼠を始末した山吹。
これで周囲に淫魔の姿はいない。
次は探索及び索敵に入りたいがそのまえに身だしなみを整えておこう。

・自然回復:△「精神」+1(42) △「妖力」+1(1)

強化を切ると山吹は胸に刺さったかのような針へと手をのばす。
服の繊維で止められており、実際は貫通していない毒針。
まあ一応、あの狸はしっかり仕事をしている証明ではあるが、万が一手や肌、体内に毒が入らぬよう、注意しながら針を抜いていく。
掴む際はグローブ越しなので問題なく、また注意していえば針を押し込み刺さってしまう……などはないだろう。
山吹は問題なく針を抜いて投げ捨てる。

次にスカートの中へと手を入れ食い込み状態のビキニを直していく。
ぬちゃぬちゃ卑猥な音がし、さらに直すときにすこしビキニが擦れてしまうが、まあ絶頂寸前とはいえ、この刺激で達したりはしない。
ビキニを直した後、一応、他の装備の乱れも直したいと考えるのならば整えていく。

・ビキニが擦れる:▲「快楽値」+”1d3”(高いほど強く擦れてしまう)

そして整え終わった山吹は神社の探索を始める。
本殿内部にはもう淫魔はいないだろう。
敷地内には淫魔の気配もほとんど感じないのだがそれでも潜んでいる可能性もある。
一応すべて回っておこう。

火照る身体に湿る身体を動かしながら、山吹はまずは裏手の倉庫へ。
そこそこ大きな木造の倉庫のようで、大きな二枚のトタンの扉が南側にある。
中に淫魔の気配は感じないが警戒しながら扉を開けて中へ……
湿った空気を感じるが、それは淫魔のものというものよりもボロい建物が雨漏りしてそれが原因のようだ。
天井には穴が空き、おそらく雨漏りをなんども経験しているようだ。
中はボロボロの縄やスコップなど、様々なものが乱雑に置かれている。
あまり使えるものはなさそうだ。

それらを確認したあとが今度は社務所の中を調べてみる。
こちらは雨漏りなどはしていないようだが、埃が結構溜まっている。
使われなくなってからかなりの時間が経過しているようだ。
またところどころに蜘蛛の巣が張られていて、所々に少し大型の蜘蛛がいた。
一般的な蜘蛛のようだが、淫気をわずかに吸って淫魔になりかけつつあるのかもしれない。
蜘蛛の巣を破壊しながら、山吹はそれらを処理していく。
ただ数は2匹程度といった少なさだ。

そんな中2匹程度の鼠も発見。
これもまた始末しておく。
小柄な普通の鼠だが、わずかに淫魔化しつつある傾向が見えた。
淫魔となるまえに山吹は処理しておく。

そして問題はそれだけだった。
淫魔の存在も淫気もなく、後々危険になりそうなものも排除しておいた。
この亡骸と外にある淫魔化した動物の死骸……
あとでまとめて焼却処分して、供養しておいても良いかもしれない。

そして社務所内は淫魔が済んでいなかったこともあってか問題なさそうだ、
汚れてはいるが、雨漏りなどはまだしておらず、急の寝床としてはまあ使えなくもない。
ただガスや電気などのライフラインは停止している。
まあ、今後のことを考え、ライフラインの確保にリフォームは必要ありそうだ。
幻術などを駆使すればそれも問題ないだろう。
ライフラインに関してはたぬ吉に協力を仰ぐ必要があるかもしれない。

それらを考えながら拠点を確保した山吹。
あとはこの場所を悠美に式神を使って教えておこう。
万が一の彼女の拠点や隠れ家になるかもしれないのだから
そして今後のことを考えていく山吹。
そうしている間に夜は更けていくのだった……

【第一話終了の巻】
【探索している間に快楽値はそこそこ低下しているので、そのままでも構いませんし、まあオナニーしてしまっても構いません】
【そしてこのあとはリフォームやらライフラインの確保で退魔のお仕事は休業状態】
【まあ明日は供養してあげましょう】
【なおこの式神からクリムちゃん来訪フラグが立ちます】

50山吹 ◆NXDHWWcMxw:2021/10/21(木) 22:38:53 ID:gxR9q3AU
>>49

・自然回復:△「精神」+1(42) △「妖力」+1(1)

「ふぅ……❤❤❤ ふぅ……❤❤❤ 暑い、のぅ……っ❤❤❤」

(身体が疼きおる……っ♥♥♥ 汗が、ひどいのじゃ、早く終わらせて、シャワーを浴びたいのぅ……♡♡♡)

身体の内から込み上げてくる熱は、発情を伴って山吹に止まる気配のない汗を流させている
下着代わりのビキニは元より、山吹の発育著しい豊満な肢体を覆い隠すセーラー服も、後から後から浮き出る汗を吸い、肌に張り付いてしまっている
元々サイズが小さめなことも相まって、非情に艶やかなその姿を無人の神社で見せつけながら、山吹は胸に視線を落とす
そこには足下が見えないくらい大きく張り出た乳房があり、その頂点、乳首の部分には嫌な色で濡れ光る針が刺さっている
とは言えその針は退魔装備であるセーラー服で止まっていて、肌までは到達していない
見た目はショッキングなその針を、山吹は快感で震える手で、まかり間違って押し込んでしまわないように注意して抜き取り、放り投げた
多少注意はしたが、それでもこの程度の動作は山吹からしてみれば、如何に絶頂寸前で疼きに疼いた身体でも問題なくこなすことが出来る
だからこそ思考は別の方向へ流れている……即ち、熱を冷ます為にも、汗を流す為にも、シャワーを浴びたい、という欲望へと……

「んっ♡♡♡ ふぁ、っ、く、ぅ……❤❤❤ ふー……❤❤❤ ふー……❤❤❤」

そんな事を考えながら、山吹は徐に両手をスカートの下に差し込んで、ビキニの縁を指先で摘まむ
サイズの小さなビキニは元々食い込み気味ではあったが、先程の180度近い大開脚からのキックで、完全に食い込んでしまっていた
発情し、絶頂へ至った秘部は愛蜜でたっぷりと濡れ、張り付いた生地は割れ目やクリトリスさえ見ようとすれば生地越しに見えてしまうだろう
ムチムチのお尻はビキニの小さな生地をその尻たぶの間に呑み込み、Tバックのようになってしまっている
そのビキニの縁を指先で摘まみ、クイクイッ、と動かして整えていく
スカートで股間の前後は隠せているが、両脇から突き込んだ手の位置から、何をしているのかは想像に難くないだろう
まるでAVの一シーンのような淫靡な仕草が繰り広げられる中、熱っぽい山吹の微かな吐息と共に、パチンッ、と生地が肌を打つ音が鳴る
股間、そしてお尻に食い込んでいた生地が元の位置に戻され、指が離された音だろう
絶頂間近な身体では、その程度の刺激でさえ快感として受け止めてしまうが……経験豊富な山吹は、それさえ受け止めて呑み込んで見せた

・ビキニが擦れる:▲「快楽値」+”1d3(1)”(76)

「はぁ……❤❤❤ はぁ…っ❤❤❤ ……ふー…❤❤❤ よしっ」

(足を止めると、イキたいと疼く身体を意識してしまうのじゃ……探索に集中するしかない、のぅ……)

そうしてビキニを直し、スカートを整えてしまえば……汗で濡れ、張り付いている以外は身支度もしっかりと整えられた状態に出来た
何度か深呼吸を繰り返し、軽く気を入れて意識を切り替え、山吹は絶頂を求めている身体の疼きを感じさせない足取りで神社の裏手へと足を進める
淫魔は恐らくいない、だが確定でない
いないだろう、と高を括って見逃し、それが大惨事につながるなんてことは笑い話にもならない
倉庫、社務所、残すところ建物はそれだけで、屋外もそれらを巡る間に確認できるだろう
何事ともなければ、歩き回っている間に身体も冷めるかもしれない
そんなことを考えながら、山吹はコツコツとブーツを鳴らし、倉庫へと歩いていく……


……
………

「……ふむ、確認すべきところはこんなところじゃな」

(淫魔は他になく、なりかけの虫やネズミも駆除した、あとはほぼ建物の現状把握程度の見回り擬きじゃったが……
 外見同様建物の中身も大分朽ちておる、手を掛けねばちとまずいのぅ……ちょっとした動作で床が抜けるなぞ、さすがにあり得んわ
 ……癪じゃが、たぬ吉を頼りつつリフォームせねばなぁ……おっと、悠美にも拠点を決めたと連絡しておかねば
 しばし忙しくなりそうじゃ……やれやれ、貧乏暇なし、と言ったところかの?)

本殿、倉庫、そして社務所、目につく建物はすべて見回り、淫魔がいないことを確認した山吹
全てを駆除し、次いでとばかりに建物の状況を確認すれば、当然ながら経年劣化の著しさが目に余る
正直金銭に余裕が無い今、借金してでも住居を整えなければならないだろう
満足に眠ることすら出来なくては、退魔師としての活動はおろか、生活すらままならないのだから……
一仕事終えた後だというのに増えた問題に頭が痛くなる感覚を覚えつつ、山吹は溜息一つ、日が沈み、夜闇に染まりつつある空を見上げるのだった……


【おまたせしたのじゃ〜】
【流石に安全を確保していないのにオナニーもどうかと思ったので、自然に冷めるに任せたのじゃ】
【そして神社の劣化具合に頭を抱える儂、生まれ直して直ぐに借金漬けは回避したいものじゃのぅ】
【ともあれ、まずは無事に依頼達成を喜ぶとしよう】
【……暫くは真面目に仕事に取組み、日銭を稼がねばなぁ】

51第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/10/21(木) 22:42:37 ID:faWjLN4.
>>50
神社の戦いから一週間後……
山吹は再び、死国獄門屋を訪れていた。
物資と武器の調達のためだ。
人化を解き本来の巨体を晒す大妖怪に向かい合いながら、山吹は武器に関して聞く。

「ぐふふ…山吹殿。
実は貴女向けのものがありましてねぇ」

そう言いながらリモコンを操作すると室内の壁に備えられたテレビに映像が映る。
その映像は多数の鞭。

「これは魔獣の皮や妖獣の毛を束ねて使った鞭でしてね。
丈夫で妖力もうまく流れ、また自在に操ることが可能ですぞ。
まあ……使いこなすにはそれ相応の技術が必要ですがね」

狸の大妖が提示した武器は鞭のようだ。
そしてニヤニヤをした笑みを浮かべながらディスププレイから山吹の方へと視線を向けて話しかけてくる。

「無論、そこらにいる雑多な獣如きを素材などにはしませんぞ。
山吹殿にふさわしいのは山吹殿に匹敵する大妖怪のもの!」

どうやら素材に使うのは、低級中級の妖のものではな大妖のものらしい。
確かにそれならば質は極めて高くなるだろう。
戯れに目の前の最近調子に乗っている狸を素材にするのか聞いてみる。

「いや、わ、私の毛皮ではありませんぞ……
鞭の素材は…山吹殿、貴女!
貴女の象徴とでもいうべき尻尾の毛を束ねて素材にしようと思いますぞ」

汗を垂らしながら狸はその素材の正体を説明する。
確かに山吹自身の尻尾の素材ならば十分と言えるだろう。
その性能は非常に高いものになるだろうし、なにより自分の毛ということはより正確に機敏に操ることもできし、色々多様な使いみちができるかもしれない。
性能も……まあこの狸の商会ならば良いものになるだろう。
ただ、鞭の素材以外に毛を使わせないことを約束させる。
そして、問題は費用のほうだ。
素材は提供するが、作成にかかるお金はどうするか……

「無論、武器以外には使いませんとも!
そしてお金に関しては、今夜、ちょっとした仕事を請け負ってもらいたいですぞ」

そう言いながら再びリモコンを操作すると、今度は画面に一見の建物が表示される。

52第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/10/21(木) 22:42:47 ID:faWjLN4.
「これは市内の不動産屋から儂のもとに流れてきた物件でしてな。
解体予定の建物のようだが、どうやら淫魔が住み着いている様子でしてな。
この建物に巣食う淫魔どもをすべて討伐してもらいたい。
無論新たな物資の費用もお支払いいたそう。
報酬の前払い……という形ですな」

どうやらこの建物の淫魔の討伐の報奨が鞭になるのだろう。
前払いというがあくまで消耗品の物資に関してで、この依頼をこなさないと、武器を渡さないということか。
依頼を受けるのは問題なく、武器も優秀そうだ。
受けていいと思うが、少しこの狸にわからせる必要があるだろう。
山吹は依頼と毛の提供を受諾し……一気し尻尾を解き放つ!

「ヒッ!!」

部屋に貼られた結界が軋む。
それと同時に恐怖に顔を歪め、巨体を後退らせる狸。
それもそのはず。
彼の目の前にいるのは多数の尻尾を顕現させ、その姿もかつてのものへと変じさせた山吹なのだから……
その圧倒的な妖気は部屋に貼られた結界を軋ませ、狸の大妖にかつての山吹を思い出させるものだった。
そんな縮こまった狸妖怪に対して、上位者として、圧倒的強者として、山吹は毛を採取するように促していく。

「は、はい……採取させていただきます。
山吹…様……」

目の前の縮こまった狸がそう言うと、山吹の背後の壁や天井、床から青いスライムのような触手が多数、生えて伸びてくる。
それらは山吹の尻尾にそれぞれ絡みつくと、ぎゅ…ぎゅと締め付けながらそれぞれが前後に扱く様に動く。
と同時に甘い快感が全てに尻尾で生まれ、感じてしまう山吹。
尻尾はもとより敏感な急所であり、しかもそれが多数同時に責められている。
しかもこのスライム触手の動きは実に巧みだ。
締め付ける力の強弱はそれぞれの触手とも別で決して痛みを与えず快楽を与える動きをしている。
扱く動きもも巧みでネチャネチャ粘質な触手が剥がれ前後に扱かれるたびに、蕩けるような快感が生まれる。
もしこれが男根ならば、容易く射精してしまうかのような動きだ。

そんな多数のスライム触手に尻尾を責められ快楽に悶える山吹。
必死にその快感に耐えるが、狸の妖怪には、山吹が凄まじい快感を感じ、必死に堪えていることに気がついているようだ、
恐れが混じっていた表情は次第に笑みへと変わっていく。

「グフフ……流石は山吹殿の尻尾。
美しい毛並みと触り心地だ。
ほれ…ほれ!すごく良いですぞ」

今の山吹の姿はいつもの姿ではなく、かつての大妖怪のもの。
そんな山吹が自身の操る触手で快感を感じ、必死に耐えているのだ。
それはたぬ吉をどんどん興奮させ、その触手の動きを巧みに激しいものへと変えていく。
まるで大妖怪を自身の悦楽で屈服させようと……
触手は激しく動きながらその粘体で毛を抜き、代わりに夥しい快感を与え、山吹の尻尾を嬲っていく。

そして、それは山吹の妖力が尽きるまで続く。
妖力が空っぽになり、顕現していた尻尾が消えていくと、山吹の姿はいつもの少女の姿となり……
それはトドメばかりに残った一本の触手をぎゅううっと締めながら激しく扱いていく。
それはまらで山吹の残った魂をすべて吸い尽すかのようだ。

「グフフフフフ、これなら充分……
この量の毛ならば山吹殿にピッタリの鞭を作れますぞ」

そんなまるで勝利の余韻に浸るかのような狸の声が、快楽に浸る山吹の耳へと入っていくのだった。

【第二話開始!】
【まずは山吹パート】
【毛が欲しいのか?ほれ!とっていけ】
【って感じで大妖怪になって、悶える山吹さん】
【わからせるつもりが分からせられてしまうのでした】
【続いてクリムちゃんパート!】

53第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/10/21(木) 22:43:23 ID:faWjLN4.
一方その頃、留守の山吹の神社で悪態をつく美少女がいた。
彼女の名前は、クリエムヒルト=ヴィクトリエ=ルカージュ。
夜の一族であるヴァンパイアと人間の間に生まれたハーフヴァンパイアである。
永い眠りについていたがひょんなことから目が覚め、その場にいた悠美に拾われ彼女の弟子となった。
現在は退魔師として活動中である。

そんな彼女が山吹の神社を訪れたのは、修行のためだった。
悠美に修行のため山吹のもとへ行けと言われたのだが、それがただの修行だけが目的でないことはクリムも薄々察していた。
悠美が若干協会を信頼していないこと、クリム自身の出自。
これらの要因から有力退魔師である自分から、一時的に遠ざけようとしているようだ。

そうして悠美から教えられた山吹の今の住まいを訪れたのだが、まさかの留守である。
外から見ればオンボロで、人の気配を感じられぬ神社。
しかし敷地内に入れば、ところどころリフォーム中の建物が見えてくる。
これはおそらく山吹の結界。
入るまでは本当にこんなところに人がと思ったが、たしかに素晴らしい術者のようだ。
留守だが……

とはいえクリムが不機嫌なのは山吹が留守という理由だけではない。
この街は妙に蒸し暑いのだ。
この街へと来る船旅は問題なかった。
しかしこの街に面する海に差し掛かってからはどろりとした生暖かい風とジメジメした空気に晒されてしまう。
もとよりクリムは汗をかきやすい体質であり、こんな気候ではすぐに汗をかいてしまい……
実際、船を降りて市内中央まで電車に乗り、そこからバスに乗り換えてこの神社までくる過程でかなり汗をかいてしまっていた。
しかも、電車もバスも空調は動いておらず閉め切っていて、蒸し風呂のようだった。

だが、悪いことばかりではない。
良い出会いがあったのだ。
駅前で好ましい少年との出会いが……


港から電車で市内中央まで来たクリム。
ここまでは蒸し暑さ以外は問題なかった。
市内中央まで伸びている路線なぞ、実にわかりやすいのだから……
しかし、問題はこの駅前から山吹の神社へ向かうバス停がどこにあるかだった。
神社は市内南部
南に隣接す町との境にあるのだが、ここらへんは辺鄙な土地のようだ。
交通網も貧弱なこともあって、その方面に向かうバスの乗り場がわからないのだ。
地元在住ならともかく、来訪者であり、ついで国籍も違うとなれば、クリムが分からないのも仕方ないことなのかもしれない。

「あ、あの…大丈夫ですか?」

そんなクリムにかけられた少年の声。
それに振り向くと、そこにいるのは一人の少年。
年の頃は中学生か、あるいは小学生高学年かもしれない。
小柄な身体に幼さを残す顔立ちをしている。
そんな幼さに優しさを内包した温和な顔に、心配そうな表情を浮かべた少年は、クリムが振り向くとときが止まったように固まる。
それはクリムも同じでお互い無言な瞬間が数秒間続く。
少年の方は見たこと無い美しいクリムに見惚れ、クリムのほうは……
そして、先に言葉を紡いだのは少年の方……
このまま黙っていては失礼になるとなんとか言葉を発する。

「え、えーっと…その……、なんか困っていることでも?」

会話が始まり、クリムは目的のバス停の場所を聞いてみる。
少年の言葉に下心や邪念などはなく、こちらを心配しての善意で話しかけてきていることと、クリム自身彼に対しいて好印象を持っているのが理由だ。

「ああ…そのバス停ならあそこ……そこまで案内しますね」

そして二人でバス停に向かいながら会話を始める。
特に話しても問題ない当たり障りのないことを話しながら歩いていくと、お互い名前を知らないことに気がつき……

「あ!僕の名前は晴暁って言います。
瀬田晴暁です。
あ、あの…貴女のお名前は……」

少し恥ずかしがりながらも名前を聞いてくる晴暁。
それに対し、クリムは自身の名前を名乗り……

「よろしくです、ルカージュさん
……え、えっとクリエムヒルトさん?
ク、クリムさん?」

姓で読んできた晴暁に対し、名前で呼ぶよう修正し……
名前を読んだら愛称で呼ぶように修正し……

バス停前まで来たら、彼に関して少し話を聞いてみる。
どうやら彼はこの街の中学校に通っているらしい。
だが、そこまで聞いたところでバスが到着。
本数は少ないが、運悪く…いや運良く早くバスが着いたのだった。

「それでは気をつけて……クリエ…ク、クリムさん」

少し恥ずかしがりならがそう呼ぶ晴暁と別れクリムはバスに乗るのだった。
そのバスはかなり蒸し暑く、一気に気分が急降下していったが……


そんなとてもいい出会いの記憶を思い出しながら、クリムはさてどうするかと考える。
建物内に入って構わないものだろうか?
それともここは山吹の探索と、ついでに街の散策でもしておこうか?

54第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/10/21(木) 22:45:27 ID:faWjLN4.
【新ヒロイン登場!】
【ちなみにこのとき、クリムちゃんはルビーのケースをガラガラ引きずっています】

55山吹 ◆NXDHWWcMxw:2021/10/31(日) 00:52:08 ID:ynkKPLZY
>>51-52

――たぬ吉の店を訪れた山吹は、本性を現した大狸を見上げながら開口一番、目的を告げる

「たぬ吉よ、此度の来訪は二つ目的があってのぅ? 一つは物資の調達、もう一つは……お主の店で武器を扱っておろう?
 儂は一通りの武器は扱える故、そなたが確保しておる武器を見せるのじゃ、質の良いものを頂こう」

「ぐふふ…山吹殿。
実は貴女向けのものがありましてねぇ」

そう言ってたぬ吉が見せたテレビに映るのは、無数の鞭の映像だ
形状、色、長さ、恐らく硬さやしなり具合も全てが違う多種多様の鞭を見て、山吹は感心しながら感想を口にした

「ほぅ? ……これは、鞭、かえ…? 随分とまぁ種類の多い、そして特殊な武器を見せよるものよ
 ……で? これがどう儂向けなのじゃ?」

「これは魔獣の皮や妖獣の毛を束ねて使った鞭でしてね。
丈夫で妖力もうまく流れ、また自在に操ることが可能ですぞ。
まあ……使いこなすにはそれ相応の技術が必要ですがね」

たぬ吉の言葉を信じるのならば、確かに山吹が扱うには丁度いい代物なのかもしれない
基本的に妖術をメインの火力に据えている山吹にとって、武器はあくまでもサブウェポンだ
その為、武器に求められるのはある程度の間合いか、ある程度の火力か、あるいはそれを両立した武器ということになる
その点、これらの鞭はたぬ吉の言葉通りの性能を持つのなら、十分使える武器ではあろう

「なるほどのぅ、技術に関しては何とかなろう、鎖鎌を振るったことがある、鞭もやってやれんことはあるまい
 しかし……問題は質じゃ、すぐ壊れるような安物では、如何に便利でも使い物にならんぞ?」

「無論、そこらにいる雑多な獣如きを素材などにはしませんぞ。
山吹殿にふさわしいのは山吹殿に匹敵する大妖怪のもの!」

「大妖怪、のぅ? ……くくっ、なるほど、そうかそうか、それは殊勝なことじゃな!
 つまりお主自身が素材に立候補する、と……それはさぞかし丈夫な皮が獲れようなぁ?」

そうして素材について突いてみれば、たぬ吉は少し大仰な様子で自慢げに語ってみせる
……その天狗っ鼻を伸ばした顔にイラっとした山吹は、軽く威圧しながら緩い笑みを浮かべて見せた
ただしそれは、笑みを向けられるたぬ吉からすれば、獲物を前にした肉食獣の笑みに等しいものだったのだが……

「いや、わ、私の毛皮ではありませんぞ……
鞭の素材は…山吹殿、貴女!
貴女の象徴とでもいうべき尻尾の毛を束ねて素材にしようと思いますぞ」

「ふむ……確かにそれならば質は問題なく、儂が扱うにあたって最も適した素材と言えような
 だが一つ条件を付けよう、儂の尾の体毛を件の鞭以外に使用すること、罷りならん、そこは確約せよ
 ……とはいえ、まずは先立つものが無くてはのぅ、鞭の話はその後じゃ」

「無論、武器以外には使いませんとも!
そしてお金に関しては、今夜、ちょっとした仕事を請け負ってもらいたいですぞ」

「仕事ぉ? ……ほむ、内容によるが、話を聞こうか」

「これは市内の不動産屋から儂のもとに流れてきた物件でしてな。
解体予定の建物のようだが、どうやら淫魔が住み着いている様子でしてな。
この建物に巣食う淫魔どもをすべて討伐してもらいたい。
無論新たな物資の費用もお支払いいたそう。
報酬の前払い……という形ですな」

56山吹 ◆NXDHWWcMxw:2021/10/31(日) 00:52:18 ID:ynkKPLZY
>>55

「なるほどのう、それはそれは……中々の好条件じゃなぁ? 良いじゃろう、それを受けようか……では――」

(条件自体はまぁいい、しかしコヤツ、少々図に乗っておらぬか? ……少し脅しておくかのぅ)

――にやり、口元にあくどい笑みを浮かべた山吹は、その身の内に秘めた妖力を一斉に解き放つ!
人の身に押し込められていた莫大な妖力が間欠泉の如く吹き出し、山吹の身体を覆い尽くしていく

「ヒッ!!」

ギシギシと音を立てて結界が軋む、室内の温度が冷えたような感覚をたぬ吉に感じさせるほどの圧力が満ちていく
ネズミが猫に見下ろされているかのような絶対的な格の違いがたぬ吉を襲う中、山吹の姿が瞬きの間に変じていた
元は150cm半ばであった身長は一回り程伸びて160cm半ばに、手足はスラリと長く、顔付きも成長している
スタイツは大人顔負けでありながら童顔で幼げな雰囲気を宿す美少女であった美貌は、すっかり大人びて美女そのものという顔付きへ
それに合わせて元々良かったスタイルはますます肉感を増していた
バストに至ってはメートルオーバーであろう圧巻の量感を見せつけ、それでいて垂れることなく衣服を押し上げている
括れを維持した腰はほぼ変わらず細いままで、乳房とお尻との落差がより一層官能的なラインを描いていた
そこから視線を下れば、最早雄を誘う意図を隠しもしないムチムチのお尻がそこにある
雄であるのならば――否、雌であろうとも視線を吸い寄せられる、正しく傾国の美女の姿がそこにあった
しかし、それよりもたぬ吉の視線を吸い寄せたのは他でもない、山吹のお尻から後方に伸びる狐の尻尾だろう
その数、9尾――――かつて山吹が大妖怪として君臨し、人間も妖も纏めて山吹を恐れていた当時の姿……それが、この姿である

「ふふ……どうじゃ、懐かしい姿じゃろう…? ほれ、これだけ尻尾を増やせば十分な量の体毛が取れようなぁ?
 早う始めるのじゃ……なぁに、取って食いはせんとも……くふふっ♪」

「は、はい……採取させていただきます。
山吹…様……」

多少は加減しているが、それでも結界を軋ませるほどの妖力、威圧感はたぬ吉を委縮させている
それに楽し気な笑みを零しながら、山吹は9尾となった尻尾を揺らす
たぬ吉から感じる畏れの感情、それを心地良く思いながら、伸びてきた粘液状の触手に尻尾を絡み取られ――ピクンッ、と山吹の身体が震えた

「……っ、んぅ❤ ふ、っ…………っ❤」

(こ、これ、は……っ、う…♥ 巧い……妙に、的確に….じゃが、それだけではない……っ❤
 尻尾が、いやに敏感で……っっ♥ ぜ、全身敏感になったとは、思っておったが……尻尾まで、じゃったか……く、ぅ…!❤)

粘液状の身体を活かし、染み入るように、かつ念入りに絡みつき、それでいて一切の苦痛を取り除いた快感のみを与えてくる触手達
9本もの尾に絡みつく触手がそれぞれ独立した動きを見せつけ、それぞれ違った快感が山吹の腰を甘く震わせる
余裕の笑みはぎこちなく固まり、弧を描いていた口元はキュッと引き結ばれる
頬は紅潮し始めて、眉根が寄り、零れる吐息が甘みを帯びる
恐れ戦き、委縮していたたぬ吉もやがて気付くだろう、山吹が快感に打ち震え、必死に堪えているのだと――

「グフフ……流石は山吹殿の尻尾。
美しい毛並みと触り心地だ。
ほれ…ほれ!すごく良いですぞ」

「んぅっ!?♥♥ 貴、様っ、調子、にぃっ♥♥♥ っく、ふぁ……んんっ!?❤❤❤」

――それに気付かれてからは、たぬ吉の表情が凄まじい勢いで緩んでいく
たぬ吉からすれば恐怖の象徴である9尾の山吹が、自身の手で快楽に身悶えているその姿は、どんな美食や酒精よりも甘美なものであった
絡みつく触手にピクピクと震え、声を出さないように必死に耐え、顔を赤くして汗を流す極上の美女
それも、やろうと思えば容易く自分の命を奪える絶対的な上位者が、自分の手で快楽に悶えているという事実は……麻薬が如き陶酔感を齎していた

「ふ、っく、ぅ…!?♥♥♥ んぅっ!?♥♥♥ っ……!!?❤❤❤❤」

「グフフフフフ、これなら充分……
この量の毛ならば山吹殿にピッタリの鞭を作れますぞ」

(こやつ……っ❤❤❤ っく、おの、れぇ……!❤❤)

――長い様で短く、短い様で長い時間が流れた
触手は山吹の尻尾を余すところなく味わい尽くし、それが生み出す快楽に山吹は顔を真っ赤にして耐え忍ぶ
唇は声を漏らすまいと強く引き結ばれ、赤い顔は汗に塗れ、瞳は潤んで切なげな印象を感じさせ……
それでも大妖怪の矜持故か、決定的な喘ぎ声を終始零すことなく、その瞳はたぬ吉を睨み付けていた
それは山吹の身体から妖力が枯渇するまで続き……やがて一本ずつ尻尾が消え、身体が縮み、元の少女としての姿へ戻っていく
それを惜しむように、無数の触手は残された一尾に集まり、ギュッと強く絡みつく
それに眩暈を感じるほどの快楽を覚えながら……山吹は怒りと悔しさを前面に押し出し、快楽に弱った心を覆い隠して……


【おまたせしたのじゃ〜】
【今後儂がキツイ態度を取っても、たぬ吉は(でもそんな山吹殿が尻尾を弄られて悶えていたんだよなぁ)となってしまう】
【むむむ……何時かどこかでガツンとやってやらねば】

57クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/10/31(日) 00:53:52 ID:ynkKPLZY
>>53-54

―――― 一方その頃、山吹不在の神社では一人の少女がイライラとした雰囲気を漂わせていた
名をクリエムヒルト=ヴィクトリエ=ルカージュ、愛称はクリム
年齢は若いように見えるその容姿は、日本人とは違う西欧風の容貌で、くっきりとした眼鼻が印象的だ
肌は透き通るように白く、染み一つ無い肌理細やかなもの
その眦は機嫌の悪さ故か吊り上がっているが、それでも過剰な恐ろしさを感じさせないあたり、性根の優しさがにじみ出ているのだろう
少女の長い髪は日の光を受けてキラキラと輝くような金髪で、青い瞳と合わせて異国情緒が溢れている
身長は150半ばほど、明らかに成人してはいない容姿であること、そして高いとは言えない身長を考えれば、そのスタイルの良さが明らかに目を惹く
山吹程ではないが、十分に肉感的なその胸は十分なほどの巨乳であり、おそらくGカップは下るまい
腰は見事なまでに括れていて、腰の位置の高さは日本人とは違う外国人らしい足の長さを見せつけていた
しかし彼女を語るうえで最も目を惹くのは、間違いなくその美尻だろう
ともすれば乳房を上回っているであろう肉付きのお尻は、スカートに隠されていながらもそのむっちりとした肉付きを隠し切れない
そんな豊満な肢体を包む白の半袖ブラウスと、膝丈の黒いプリーツスカート、脚を包む清楚な白いソックスが目に眩しい
容姿や衣装の落ち着いた雰囲気は、良いところのお嬢様であるかのようで……
全体的に肉付きが良く、非情に整った容姿は誰もが振り返り目を惹かれる極上の美少女であることは間違いなく
だがそんな美貌も、イライラとした雰囲気が合わされば……美貌が故に逆に威圧感が凄まじいことになっている

「タイミングが悪いですわね……先生から連絡は届いているはずですのに……もうっ」

先生……風間悠美に紹介され山吹の元を訪れたクリムは、いるはずの人がいない神社でやり場のない怒りを感じていた
神社の様子を見るに、恐らく山吹も少し買い物か何かで席を外しているだけなのだろう
家主のいない家に勝手に踏み入るのは、仮にも淑女の自負を持つクリムには取れない選択肢だ
ならばここで待つ……というのも、少し厳しい
苛立たし気にコツコツと石畳を踏みしめ、クリムはパタパタと掌で扇ぎ、風を顔に送る
そんな気休めを行いたくなるほどに、この街は妙に蒸し暑いのだ
元々日本という島国は湿度が高めで、西欧とは質が違う暑さは外国人には厳しいものだ
汗っかきなクリムの身体は、この神社にやって来るまでの移動だけで既に汗だくであり、全身がしっとりと濡れてしまっている
衣服は張り付き、ベタベタと張り付くような肌の感覚が非常に不快で、それがイライラに拍車をかける

「……ふふっ、でも、こんなにも暑いから彼と出会えたのも……この国では、縁、でしたか?
 そう言うんですわよね、なら……まぁ、多少は許せるというものですわ」

この暑さは不快極まるものだが、決してそれだけではなかった
この神社に向かう途中に出会った、可愛らしい少年を思い出しながら……クリムは柔らかな笑みを浮かべていた――――


……
………

「あ、あの…大丈夫ですか?」

日本のバスや電車は、異常なほどに時間に正確だ
路線図も実に分かりやすく、きちんと調べれば目的地までたどり着くことは容易い
けれどそれはあくまでも人の往来の激しさが故に、必要だから発展したということ
都心からは遠く離れていけばいくほど、余所からやってきた人間に対する親切心は薄れていく
駅から出て、先生に教わった神社の近くまで向かうバス停を探していたクリムは、ほとほと困り果てていた
バス停がわからない、普通は駅前にあるだろうそれは何故か見当たらず……地図も無く、仕方なしにキョロキョロと探し回る羽目になったのだ
そんな折に投げかけられた声に、クリムは振り向き……そこに居た幼げな少年に、視線を向ける
クリムからすれば日本人はどうにも幼く見える、先生である悠美にしても実年齢よりもずっと若く見えたのだ
目の前にいる少年は身長も低く、日本人らしい童顔も相まって殊更幼いように思えた
クリム自身の実年齢を考えればはるか年下であることは間違いないが……自身の容姿が人間基準でも未成年でしかないことを自覚している
そんな自分よりも幼い見た目の少年は、クリムと視線が合った瞬間から固まっている
……クリムからすれば、よくあることだ
外国人が珍しい、種族故に優れた美貌を持つクリムに見惚れている、そんなところだろうと当たりを付けた

「え、えーっと…その……、なんか困っていることでも?」

「ええ、バス停を探しているのですが、見当たらなくて……貴方はご存知かしら?
 迷惑でなければ、教えていただきたいのですけれど」

「ああ…そのバス停ならあそこ……そこまで案内しますね」

(珍しい……私を見て善意だけで行動しているなんて、この子は随分と良い子なのね)

58クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/10/31(日) 00:54:06 ID:ynkKPLZY
>>57

――クリムはハーフヴァンパイアであり、人の血を吸う、ある意味人に寄生する生き物だ
それ故か種族的に容姿に優れたものが多く、それは時に人の欲望を刺激してしまう
容貌だけでなく、女性的な魅力にあふれる肢体はどうしても男の欲望を煽ってしまうもので……
これまでクリムはそう言った視線や雰囲気を何度も浴びせられてきたのだ
だからこそそう言った邪念を感じさせない少年の雰囲気に、胸が温かくなるような感覚を覚える

「ふふ、ええ、エスコートをお願いしますわね――――」

……一般人、かつ見るからに幼げな少年を、クリムは自分が容姿に合わせて14歳と名乗っている自分よりも若い少年だと判断した
そんな少年に導かれ、バス停までの道を歩みながら……当たり障りのない、間を持たせるための会話を幾つか投げかける
そんな最中、ふと互いに名乗っていないことに気付き、自己紹介が始まる

「あ!僕の名前は晴暁って言います。
瀬田晴暁です。
あ、あの…貴女のお名前は……」

「そう、セタ……いえ、日本ではファミリーネームが前に来るのでしたわね?
 私はクリエムヒルト=ヴィクトリエ=ルカージュ、短い間かも知れませんが、よろしくお願いいたしますわ」

「よろしくです、ルカージュさん」

「……ふふっ♪ クリム、でよろしいですわよ? 日本人には呼びにくいでしょうから、愛称で呼ぶことを許しますわ
 その代わり、私もあなたを愛称で呼びます……そうね、ハル、と呼ばせて頂いても?」

「……え、えっとクリエムヒルトさん?」

「……むぅ」

「ク、クリムさん?」

「ええ、それで結構……それでは、道案内の続きをよろしく頼みますわよ、ハル」

偉大な両親の名付けてくれた名前はクリムにとって大切なものだが、しかし日本人には馴染みがない呼びにくいものであるらしい
悠美との共同生活でもそれを実感していたクリムは、愛称で呼ぶことを少年に求める
その代わりに自分も少年をハルと呼び……戸惑う少年にクスクスと笑いかけながら、幾度か訂正させてクリムと呼ばせることに成功する
その後も会話は弾み、彼の話を聞いていると……タイミングが悪く、あるいはタイミング良く、バスが到着したのだった

「それでは気をつけて……クリエ…ク、クリムさん」

「ええ、貴方もお気をつけて、ハル」

にこやかに笑みを浮かべ、お嬢様然とした静かな足取りでバスに乗り込んだクリムは、座席に腰掛けて窓の外のハルに小さく手を振る
爽やかな春風のような、心地良い少年とのやり取り――それはクリムにとって、思わず微笑んでしまう温かな思い出となった

………
……


「……ここで待ち続けるのも、ちょっと……街に出てみようかしら、時間を潰せば帰ってきますわよね?」

そんな事を思い返しながら、クリムは神社に背を向けて来た道を戻り始める
流石に家主不在の家に入り込むような礼儀知らずな真似は出来ないし、するつもりもない
ならばせめて、これから過ごすことになるであろう街を散策し、地理を把握しておくのも悪くない
そう考えて、クリムは踵を返したのだった……


【こちらもお待たせしたのじゃー】
【クリムちゃんのイメージは儂の中ではこんな感じ】
【今現在はまだ特に親しくもないから、猫を被っておるようなものじゃな】
【親密度が上がるとツンツンし始めるのじゃ】

59第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/10/31(日) 01:02:01 ID:S1rFne3A
>>55-58
神社を出たクリムは再びまちなかへと向かう。
そして……クリムは今ナンパされていた。

神社からバス……は暑かったので通りかかったタクシーを拾って市内へ……
とりあえず晴暁と出会ったあの駅前まで向かう。
そこで降りて、いざ探索と散策を始めようとした矢先に、おそらく大学生だろうか?少しチャラい男たち4人に声をかけられたのだ。

「おっ!めっちゃ美人!」
「ねぇ…君ぃ〜今暇〜?」
「俺達と遊ばなぁい?」

素晴らしい出会いがあった駅前。
もしかしたら彼とまた出会えるかも?とクリムが思ったかは定かではないが、その希望はこのナンパによって打ち砕かれた。
彼と違い、クリムにかけられる男たちの言葉は軽薄で……
彼と違い、正面から左右にかけて注がれる視線は好色なもの。
服を押し上げ汗で湿った胸を、スカートに包まれた臀部のラインや女の秘所があるであろう股間部分を、そのスカートから伸びたむちっとした美脚を……
いやらしく舐め回すように視線が這い回る。
その声を聞くたび、視線が這い回るたび、クリムの忍耐はバキバキと薄殻を剥くがごとく剥がれ落ちていく。
その忍耐がついに限界を迎え、威圧魔眼で追い払おうと思ったとき、背後から、その気分を一気に好転させるかのような声が耳に染み入ってくる。

「ご、ごめん!待たせちゃった?……クリムちゃん」

それはクリムが今一番聞きたかったかもしれない晴暁の声。
その声に男たちも一瞬止まる中、背後から晴暁は優しくクリムの手を掴むと、男から少し距離を取らせ、その空いたスペースに割り込むように入ってくる。
そして小さな背中でクリムを男たちから庇うように護ると、4人の男たちに向けて声をかける。

「あの……僕の友達になんか御用でしょうか?」

その若干の恐怖を感じながらもクリムのために必死に勇気を振り絞って出した言葉で、時間が動き出したかのように男たちが次々と怒りを乗せた声を発する。

「何だぁ?この餓鬼」
「俺たちはそこの彼女たちとこれからお楽しみなんだよ!」
「クリムちゃんっていうのか…その美人のクリムちゃんとちょっと遊ぶんだよ」
「てめぇには似合わねぇよ!すっこんでろ餓鬼っ!!」

どんどん上がっていく男たちのボルテージ。
その中で短気そうな男が晴暁に掴みかかろうとする。
その瞬間、クリムは魔眼を開放。
晴暁に気が付かれないよう、しっかり晴暁を回避しながら4人の男に注ぐ。
しかもその視線は最初に使おうとしたものより強く、ちょっと殺気が混じっているのは気の所為ではない。

「ヒッ!」

そんな視線に凍りつく男たち。
あ、あの…となんか男たちの変化に若干心配そうな声を出す晴暁。
そんな晴暁の手を取り、クリムはこの場を去っていくのだった。
恋人繋ぎで……

「あ、あの……クリエムヒルトさん……ゴメン!!
馴れ馴れしくしちゃって…手、握っちゃって……」

男たちから離れもう見えなくなると、晴暁は土下座でもしそうな勢いで謝りだす。
愛称呼びでなくなったことに機嫌が悪くなるが、クリムはそれに対して、涼める場所を案内するという条件で許すと言い、
晴暁はそれに笑いながらわかったと答えるのだった。

60第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/10/31(日) 01:02:38 ID:S1rFne3A
市内某所にある喫茶店。
そこへと入るクリムと晴暁。
小さな店ではあるが木製の建物は派手さはないものの落ち着いた建物で、装飾品なども趣味が良く、クリムの目に叶うものだった。
その喫茶店内の一角にあるテーブルに案内され、二人は注文を頼む。
冷房が効いていて涼しく、そして出されたお冷はレモンが入っていてとても美味しい……

そんな中、まずどうして出会った場所と同じあの場所で聞いてみると……

「実は買い物に来ていてね……」

どうやら買い物に来ていて、あのクリムとの出会いのあと色々店を回っていたようだ。
そしてお昼が近づき、どこかで食べようか帰ろうか考えているときに、ナンパされているクリムを発見したとのこと。

「まあ、そんな感じでね。
どうしようかと思っていたらクリムさんを発見したんだ。
ところで、クリムさんこそ、一体何を……」

晴暁の言葉を聞きながらも、さんづけで呼ばれたくないクリムは、クリムと呼び捨てで呼ぶようにとまず言う。
すると少し顔を赤くしながら、ハルはうん…良いよと返してくる。
それに嬉しさを感じながらもクリムは出歩いている理由を語る。
その大きな理由は人探し。
山吹という人物を探していると伝え、師である悠美から教えられた山吹の特徴を伝える。

「うーん…見たこと無いなぁ……山吹さんかぁ。
見つけたら教えるね…あ、でも……
その…クリムさ……クリムの連絡先を教えて頂ければと…点」

二人は当然お互いの連絡先を知らない。
恥ずかしながらもハルは顔を赤くしながらクリムに連絡先を聞いてくる。
それに対して、クリムとハルはお互いの連絡先を交換するのだった。

「ところで山吹さんって日本人っぽいけど、金髪ってことは外国の人なのかなぁ
そういえば、クリムは外国の人…だよね?
日本語…すごく上手いね」

それに対し東欧が故郷と答えるクリム。
日本語はかつて眠りにつく前に家庭教師が日本人だったこと、親が日本語を話せたことと、
目覚めた後は師である悠美とその悠美の知人に教えられたのだが、そこを吸血鬼であることを仄めかす部分を除いて、説明していく。
そしてハルについても聞いていくが……

「ここが生まれたところというわけじゃなく、もうちょっと東の方……らしいかな」

なんか変な言い方をされた。
どういうことか聞いていくと

「実は僕は養子で、両親は幼いときに亡くなったんだ。
だから生まれた場所とか知らなくて……」

どうやら実の両親は亡くなっっており、引き取られたようだ。
少し空気がしんみりしていく。

「そ、そうだ!
クリムって何歳なの?僕と…同じくらいなのかなぁ。
僕は…今中二で…まだ誕生日迎えていないから13だけど」

それに対しクリムは実年齢を伏せて同年代ということにしていく。
ちなみに誕生日を聞いたら6月だった。
そしてそこから学校のこと、その他雑談をしていくのだった。

61第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/10/31(日) 01:03:46 ID:S1rFne3A
ハルとの会話という素晴らしい時間。
だがそれは無限に続くわけではなく終わりのときが来た、
時刻は夕刻を廻り、ハルは時間を確認すると、申し訳無さそうな顔で、そろそろ帰らないと…と呟く。
その言葉にクリムとの別れが寂しいものだという感情を感じる。
実際、この会話で二人の距離は縮まり、仲が深まったと言っても良い感じになっていた。

最初は言葉が詰まったり、ぎこちなさが目立った会話だったが、今ではもう普通に話していた。
それはハルが聞き上手な点もあり、少しきついことを言っても気分を害せずに話を続けていたからもある。
養子であるという関係上、他者の感情に敏感なところがあり、クリムの言葉に害意や敵意がないことはなんとなく察知していたのかもしれない。
そしてクリムの方も、ハルに対して良い感情を抱いている。
会話では誠実にクリムの方を見ており、そこにいやらしい感情は感じない。
今までの大半の男はいやらしい視線で顔や身体を舐め回したりしていたが、ハルからクリムに向けられるものには邪な感情を感じないのだ。
まあ、時折、クリムの動きで胸が強調されたり、涼もうとして肌が見えたとき、ハルの視線が向けられるが、すぐにハルは頭を振って性欲を振り払っていた。
なお、そのあと申し訳無さそうな感情が言葉に出ていた。
クリムはその視線やハルが抱いた感情に、ハルになら良いかも…と、今までの男には決して抱かなかった感情を持ち出したかもしれない。

とまあ、そんな会話は終わり、二人は席を立つ。
そして会計をすまそうと、ハルがお金を出そうとしたところで、その腕を掴み、クリムは全額払う。
この程度のお金は問題ないが、ハルは養子だ。
あまりお金を使って義理の両親との間に諍いが生まれてしまえば問題になってしまうだろうし、そんな要因をクリムが作ってしまうのは嫌だった。

て会計が終わり喫茶店を出る二人。
陽は落ちかけ夜が近づいてくる街道を二人は歩いていく。
そしてとある寂れたビルの近くを通りかかったとき、そのビルと別のビルにある路地から聞いたことのある声が聞こえる。

「なんだったんだあの女」
「チッ、あのエロボディを楽しみたかったのに……めっちゃエロい匂いもしてたし」
「やってらんねぇ…飲もうぜ」
「そういやこのビル、空なんだよな…誰もいないし、ここで飲もうぜ」

どうやらあのナンパ男たちらしい。
しかしそれ以上に気になったのは、ビルに差し掛かったとき感じたビル内に巣食う魔性の気配。
それと顔を青ざめ具合の悪そうなハルだった。
足を止め、ハルに大丈夫か聞くものの、ハルは血の気が引いた顔を引き締め、クリムの手を掴むと

「大丈夫……ここは、あまりよくない……早く行こっ!」

そう言って、駆け足気味にクリムの手を引き、足早にビルの前を過ぎていく。
そしてバス停の前まで来ると、手を握っていた事に気が付き、ゴメンと謝りながら手を離そうとする。
が、クリムはその手をしっかり握ると、ハルの身体を支えながら、
バス停の椅子へと座らせ、自身も隣へと座る。

その一連の行動で、ハルは青い顔を今度は真っ赤にしていた。
クリムによって慈愛の感情とともに掴まれた手は柔らかく、支えるために寄り添うクリムの身体からは、その柔らかさやら暖かさやら匂いやらが漂ってくる。
特に汗かきなクリムはこの街の高温多湿にあてられ、今でもたっぷりと汗をかいており、しかも流した汗は下着や服にたっぷり染み込んでいる。
そのためむわっと漂う強いクリムの匂いが一気にハルの嗅覚を支配したのだ。

(う、うわぁ…すごく…いい匂いっ!!)

クリムは結構気にしているがその体臭は異性ならば引き寄せられるほどの匂いで、いや下手したら同性すらも引きつけてしまうかもしれないものだ。
実際、近くの人や通りすがりの人は、結構視線やら意識やらを向けられていたが、ハル一筋と言ってもいいほど彼に意識を集中していたので、彼女自身は気がついていなかった。
しかも今クリムはハルに寄り添い、すぐ至近距離に、実際身体が触れる状態で座っており、もうすごく良い匂いとか熱とか感触がどんどんハルに送られてくる。
そしてクリムは心配しすぎてその状況に気がついていない。

そんな顔色を変えまくるハルに対し、どんどん心配になってくるクリム。
声をかけてみると、こんどはハルの意識はクリムの顔に集中し……そこにいる夜の姫君を直視してしまった。
日が落ち、ネオンや街灯、ヘッドライトに照らされるクリム。
その常人離れした美しい姿はまさに夜の世界に君臨する姫。
一瞬ハルは、クリムのさらに成長した、美しき女王の姿を幻視する。

そんなハルに再度声をかけるクリム。
それで見惚れていたハルは我に返り

「ゴメン…あまりにも綺麗で美しくて……見惚れてた」

と本音が口から漏れ出し、それを聞いたクリムは一瞬止まるも、一気に真っ赤になる。
そして微妙になんとも言えない時間が僅かに生まれるが、ハルは咳払いをしながら謝ると、さっきのビルのことを話し出す。

62第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/10/31(日) 01:04:37 ID:S1rFne3A
「実はあのビルの前通ると、なんか気分が悪くなるんだ。
あそこ、多分あまりいい場所じゃないと思う……
色々と悪い噂があってさ……出るらしいんだ、幽霊。
昔あそこは墓場で悪霊とかが住み着いて、あそこに入った会社の社員は、皆おかしくなっちゃうらしい。
そして会社も倒産し、今ではもう廃ビル。
でも売ろうにも買い手がつかず、解体しようにも事故が多発しているとか」

そんないわくつきの場所だがそれでも前を通ったのは、このバス停がクリムが出会ったときに向かおうとしていた場所と、自分の家の近くを通るバスが来るところだったからだ。
ハル自身、自覚しているかはわからないが、本音ではもっとクリムと一緒にいたいと考えているようだ。
そしてそんなハルの話を聞いたクリムは、話はともかく、少なくともあのビルに魔に属するものが住み着いているのは確実と考えていた。
それを感じ取ったハルもおそらく霊感のようなものを持っているのだろう。
それらを考えながら、クリムは決心する。

そして僅かな時間がたち、バスが来る。
さてとと立ち上がるハルに対し、クリムはそのまま座ったまま。
あれ、乗らないの?と聞いてくるハルに対し別れを告げる。
その言葉に「え”っ!?」っと言いながら、寂しそうな表情を浮かべるハル。
彼に対しクリムは再会を約し、ハルをバスに載せ、見送るのだった。

ハルを乗せたバスが見えなくなる。
それまではハルへと意識を向けていたクリムだったが、その意識を思考をあのビルへと向ける。
ハルの気分を悪化させたビル。
おそらくその原因はあそこに巣食う魑魅魍魎の類だろう。
野放しにしていては、ハルに悪影響、あるいは害を齎すかもしれない。

さらにビル側面の路地から入っていったナンパ男たち。
おそらく路地からビルの裏手に回り、中へ入ったのだろう。
良い感情は持たず、好感度はむしろマイナスだが、流石に一般人がそんなところに自ずから入っていったとはいえ、見捨てることは出来ない。
それに彼らがナンパしてくれたおかげで、ハルとこう出会えたとも言えなくもない。
今後のことなどを考え、クリムは退魔師として動き出す。
バス停の椅子から立ち上がると、再び来た道を戻り、ビルの前へ。
そして件のビル西側とその隣のビルの間にある路地、そこへと入っていくのだった。

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【お待ちしていました〜】
【そしてヒロインポジの男の子登場!】
【クリムちゃんとハル君の高感度上げ上げシーン】
【会計で今回は僕出すから、次はクリムちゃんが払ってねとかいう次回デート予約のようなことを言う能力は、今のハル君には無いのだ】
【でもまあクリムちゃんはウインクしながら言っても良いかもしれない】

63クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/11/06(土) 00:01:22 ID:A1fOn4Xs
>>59-62

――――山吹が不在だった神社を後にして、時間つぶしのために街へ出たクリムは……早速後悔し始めていた

「おっ!めっちゃ美人!」
「ねぇ…君ぃ〜今暇〜?」
「俺達と遊ばなぁい?」

「…………はぁ〜〜〜〜……最っ低ですわ……」

(もしかしたら、またあの子と……なんて、高望みではあったのでしょうけど……これはダメです、運がないにも程がありますわね……
 というか、視線が露骨すぎますわ……日本は性犯罪被害が少ないと聞いていましたのに、いる所にはいるものなのでしょうか……)

如何にも遊んでいます、という雰囲気を醸し出す容姿や服装、態度の若い男の四人組に声を掛けられて、クリムの機嫌は急降下している
クリムは自分が美人であるという自負がある、だからこそ視線を集めたり、ナンパされることはよくあることでしかない
だが、ここまで下劣な意思を隠そうともしない男達の欲望塗れの視線は、さすがに込み上げる不快感を禁じえない
薄っぺらい中身のない言葉、自分たちが楽しみたいという意志しかなく、クリムの人格を気にも留めない態度
胸を、お尻を、秘部を、脚を……全身を舐め回すように無遠慮に視線を注ぐ有様
少し前に出会ったハルの態度が好印象だっただけに、落差が酷過ぎて嫌悪感が凄まじい
淑女らしくない、不機嫌さがにじみ出た独り言をつぶやいてしまいながら、いい加減追い払ってしまおうかと思い始めた、その時――

「ご、ごめん!待たせちゃった?……クリムちゃん」

「……ハル?」

――右手に触れる優しい感触、そしてクリムを護るように前に出る、小柄なハルの姿
まさかこんなところでハルに会うとは思わず、クリムは咄嗟に握られた手をキュッと握り返しつつ動きを止める

「あの……僕の友達になんか御用でしょうか?」

(まさか、私を護ろうとして……怖いでしょうに、必死になって……)

そんなクリムを護るように、見るからに体格差のある男達へハルは勇気を振り絞って言葉を紡ぐ
ハルと男達では、体格差も人数も圧倒的に不利だ
荒事になれば勝ち目など無い、そんなことは解っているだろうに……それでもハルは、クリムを護ろうと前に出たのだ
無茶ではあるのだろう、無謀でしかないのだろう、けれどその勇気は、クリムの心に温かな気持ちを灯らせる

「何だぁ?この餓鬼」
「俺たちはそこの彼女たちとこれからお楽しみなんだよ!」
「クリムちゃんっていうのか…その美人のクリムちゃんとちょっと遊ぶんだよ」
「てめぇには似合わねぇよ!すっこんでろ餓鬼っ!!」

「――――……!」

(いけませんわね、躾けのなっていない犬はこれだから……少し、身の程を知るべきではないかしら…?)

途端に威勢のいい言葉を発する男達に、クリムは瞼を細めて怒りを籠める
一般人に使うには少々大袈裟だとは思うが、礼節の一つも知らない下賤な輩にはこれで十分と言わんばかりの意思を魔眼に込める
根源的な恐怖の具現である魑魅魍魎にすら通じる魔眼が、イキがっているだけの男達に通じないはずもない

「ヒッ!」

「さぁ、ハル、行きますわよ?」

そんなクリムの魔眼を浴び、生命を揺るがす恐怖に固まる男達
突然の変化にハルは戸惑っているようだが……クリムはそれに構わず、握った手をしっかりと繋ぎ直し、踵を返した
……絡み合った指はまるでべったべたの恋人つなぎであったが……クリムもハルも、それを気にすることも無く男達の前から去っていく

「あ、あの……クリエムヒルトさん……ゴメン!!
馴れ馴れしくしちゃって…手、握っちゃって……」

「……むぅ、ハル、言ったはずよね? 私のことはクリムと呼びなさい、と
 それと、貴方は私が手を取られた程度で機嫌を損ねると思っているのかしら? 心外ですわ
 ですが、そうね、悪いと思うのなら……この街は少し暑いわ、涼しい場所へエスコートしてくださる? 出来るわよね?」

そんなやり取りを経て、クリムとハルはとある喫茶店に訪れた
元より汗を流しやすい体質で、蒸し暑いこの街の気候もあって不快感が募り始めていたクリムはこの喫茶店で席に着き、ようやく一息吐けた心持だった
出されたお冷が身体を内側から爽やかな気分にしてくれるし、汗を浮かべた肌に冷房の冷えた空気が心地よい……

「……それで? ハル、随分とタイミングが良かったですけれど、貴方は何故あそこにいたのかしら?」

「実は買い物に来ていてね……」

(……全くの偶然? それはまた……随分と奇妙な、縁、とこの国では言うのでしたわね)

「まあ、そんな感じでね。
どうしようかと思っていたらクリムさんを発見したんだ。
ところで、クリムさんこそ、一体何を……」

64クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/11/06(土) 00:01:41 ID:A1fOn4Xs
>>63

「……その前に、ハル、何度言わせるつもり? クリムで良いと、そう言ったはずよね? その耳は聞こえていないのかしら?
 呼び捨てで良いと私が行ったのだから、クリムとお呼びなさい、良いわね?」

(……少し言い方がきついかしら、でもハッキリ言っておかないと、何時までも余所余所しい呼び方をしそうですわね……)

「それと私の用件は人探しよ、山吹という名前で、金髪で、身長は――――」

(先生から聞いた特徴を考えると、この街では随分目立つ容姿の筈、それこそ、先程のナンパ男達に絡まれてもおかしくないわ
 でも……どうでしょう、妖狐の力を持つのなら、うまく化かしてしまっているのでしょうね……目撃情報で探すのは望み薄かしら)

「うーん…見たこと無いなぁ……山吹さんかぁ。
見つけたら教えるね…あ、でも……
その…クリムさ……クリムの連絡先を教えて頂ければと…点」

「へぇ、随分自然な流れで女の子の連絡先を手に入れるのね……ふふ、冗談よ
 はい、これ、私の連絡先よ、登録しておくことを許します、光栄に思う事ね」

「ところで山吹さんって日本人っぽいけど、金髪ってことは外国の人なのかなぁ
そういえば、クリムは外国の人…だよね?
日本語…すごく上手いね」

「あらありがとう、褒めても何も出ませんわよ? まぁ、正直に言えば私の家庭教師が日本人でしたの
 親も日本語を話せましたし、お世話になった先生も日本人でしたから、必然的に日本語は覚えていきましたわ
 ……そういうハルはどうなのかしら、貴方はこの街生まれなのよね?」

「ここが生まれたところというわけじゃなく、もうちょっと東の方……らしいかな」

「……らしい? 随分とふわふわしているのね、どういう意味なのかしら」

「実は僕は養子で、両親は幼いときに亡くなったんだ。
だから生まれた場所とか知らなくて……」

「それ、は……ごめんなさい、不躾でしたわね」

(そう……ハルも、ご両親を……少し、踏み込み過ぎてしまいましたわ……はぁ……)

親を亡くした孤児である、その事実は、クリムからすれば安易に踏み込んでしまったことを後悔させるのに十分なものだった
気の強さを表していたかのような眦が下がり、ハルを見詰める視線が痛まし気なものになる
同情はいけない、そうわかってはいても、申し訳ないという気持ちが込み上げてしまう

「そ、そうだ!
クリムって何歳なの?僕と…同じくらいなのかなぁ。
僕は…今中二で…まだ誕生日迎えていないから13だけど」

「私? 私は……14歳よ、同い年ということになるわね」

(先生も大分若く見えたけど、ハルも大概ね……東洋人は童顔過ぎて困るわ、迂闊な態度を取ったら年上だった、とか……ありそうね、気を付けないと)

「そういえば、日本のスクール……学校はどうなっているの? 色々教えてくださる?」

しんみりと沈んでしまった空気を変えるように、ハルが年齢を話題にして話を変える
それに合わせるようにクリムも話を繋げて行く
クリムからすれば、日本の学校のことはあまり知らない未知の世界だ
ハルに話をさせ、時折疑問を投げかけ、驚いたり笑ったり、リアクションを返していく
やはり国が違えば学校の在り方や雰囲気も随分と異なるらしい、ハルの話に合わせていくつもりが、いつの間にか本心からの反応を返してしまっていた
時折注文した飲み物で喉を潤し、急かさない程度に続きを促しては楽し気に微笑む
そんな二人の姿が喫茶店の一角で繰り広げられるのだが……楽しい時間程、早く過ぎ去ってしまうものだ
申し訳なさそうに帰る事を告げるハルに、クリムは物足りない気持ちを隠しながら頷き、煽動するように立ち上がる

「あら、もうそんな時間なのね……ええ、お互いあまり遅くなると面倒ですし、解散と致しましょう」

座っていても背筋はピンと伸びていたクリムだったが、立ち上がるとより一層際立つものがある
スラリと伸びた長い脚、そして抜群のスタイルを誇るようにまっすぐ伸ばされた背筋からくる姿勢の良さ
それらが醸し出す雰囲気は凛としたもので、クリムが髪を靡かせて歩み始めると喫茶店中から視線が集まってしまう
それを当然のように受け止めながらクリムはレジの前で財布を取り出したハルの腕を掴み、悪戯っぽく右目を瞑りウインクをして言った

65クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/11/06(土) 00:02:08 ID:A1fOn4Xs
>>64

「今日は中々楽しめたわ、お礼というわけではありませんが、ここは私が払います、良いですね?」

(養子、ということは……自由になるお金はそう多くはないでしょう? 楽しませてくれたお礼です、この程度のことはしましょう
 それに……ハルの性格なら、これを楔としてまたの機会に繋げられるはず、ふふ……♪ 殿方との対話が楽しみなんて、随分と久しぶりの感覚ですわ)

表情こそ緩やかに微笑んでいるが、声音は芯の通ったもので、決して譲らないという意思がハルにも感じられるだろう
無論、クリムにも思惑はある
下卑た視線や感情を混じらせることなく、たまに欲望が込み上げてもそれを抑え込んだハルとの会話が、本当に楽しかったのだ
自分が魅力的な容姿をしていることを自覚しているクリムにとって、欲望交じりの視線は慣れてはいても好ましいものではない
それを抑え込み、気遣いを自然とできるハルとの浅瀬はクリムの心に爽やかな風のような心地良さを感じさせてくれた
そのお礼も兼ねて、またハルと出会えた際にこれを切欠として話が出来たなら……そんな思惑を交えている

――しかし帰路に就く最中に聞こえてきた声をクリムの耳が捉えた時、穏やかな時間は終わりを告げた

「なんだったんだあの女」
「チッ、あのエロボディを楽しみたかったのに……めっちゃエロい匂いもしてたし」
「やってらんねぇ…飲もうぜ」
「そういやこのビル、空なんだよな…誰もいないし、ここで飲もうぜ」

先程の男達は声音だけで分かるほどに不機嫌で、しかも彼らが入ろうとしているビルからは魔の気配が漂っている
だがそれ以上に気になったのは、急激に顔色を悪くするハルのこと

「大丈夫……ここは、あまりよくない……早く行こっ!」

「ちょっと、ハル、急にどうしたのっ!?」

突然ハルが躊躇なくクリムの手を握り、駆け出していく
ハーフヴァンパイアであるクリムと、純粋な人間であるハルでは身体能力に歴然とした差が存在する
ハルに手を引かれた程度でバランスを崩したり、体力が追い付かない……などということはない
奥手で初心である、そんな印象を感じたハルが何も気にせずクリムの、女性の手を取ることが異常なことなのだと、そう理解したからこそ、クリムは戸惑ってしまう
暫く二人で小走りに駆け、バス停までくれば……そこでようやくハルは落ち着き、今更手を繋いでいることに気が付いたらしい
慌てて手を離そうとするのを拒み、逆にしっかりと握り締めながらハルを座らせ、寄り添うようにクリムも座る

「落ち着いたかしら? 大丈夫よ、ここには私がいるわ、ゆっくり深呼吸して、息を整えて…………ハル?」

「ゴメン…あまりにも綺麗で美しくて……見惚れてた」

「なっ!?」

掛け値なしの本心、そうだと解る零れ落ちた言葉に、クリムの思考が真っ白になり、逆に頬が赤く色づいていく
視線を彷徨わせ、照れたように頬に手を添え、なんとももどかしい空気が流れて……
暫しの時を置いて、ハルが口を開いた

「実はあのビルの前通ると、なんか気分が悪くなるんだ。
あそこ、多分あまりいい場所じゃないと思う……
色々と悪い噂があってさ……出るらしいんだ、幽霊。
昔あそこは墓場で悪霊とかが住み着いて、あそこに入った会社の社員は、皆おかしくなっちゃうらしい。
そして会社も倒産し、今ではもう廃ビル。
でも売ろうにも買い手がつかず、解体しようにも事故が多発しているとか」

「そう、そんな場所だったのね……なるほど、ね――」

(霊感がある、という事なのでしょう、あのビルに巣食う魔を察知してしまい、怯えていた……と
 それなら、私がするべきこと……いえ、私がしたいことは――)

楽しい時間を過ごせた、その立役者たるハルの困りごと
それがクリムに、ある決心を抱かせた
丁度その時、訪れたバスに乗ろうとするハルに、クリムは告げる

「……残念ですが、今日はここでお別れですわ」

「え”っ!?」

「くすっ♪ そんなに寂しげな顔をなさらないで、また会えますわ、その時はしっかりとエスコートしてくださいね?」

楽し気に、本心からの微笑を見せながら、クリムはハルを見送って……振り返り、踵を返す
その脚が向かうのはあの、魔の気配を感じたビルの方角

(ハルの生活圏内に魔の巣食う場所があるというのは、少々気になってしまいますわね……面倒ですから、先に潰してしまいましょう
 それに……あのナンパ男達、正直に言えば見捨てたい気持ちもありますが……あんな方々でも一般人、本気で見捨ててしまうのは退魔師の名折れでしょう
 であるのならば、誇りあるルカージュ家の娘としてわたくしが取るべき行動は決まっていますわ)

「さて、あまり長引かせずに片付けたいところですが……」

何処か気軽に見える、余裕の態度のまま……クリムは魔の気配漂うビルへと、足を踏み入れていく……

66クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/11/06(土) 00:02:18 ID:A1fOn4Xs
>>65

行動選択
ビルの敷地に入り、入口を探す
入口を見つけたら気配を伺いつつ内部へ、人目を避けられる安全な場所を探す
安全な場所を見つけたら戦闘用の衣装に着替える

思考
内心で色々と言い訳しつつも、ハルを不安にさせる魔の存在に苛立ちを覚えている
退魔師の矜持として、魔を見つけて放置は出来ないという誇りを重んじている

体勢
背筋をまっすぐ伸ばし、歩いている

肉体
汗で全身をしっとりと濡らし、衣服が張り付き気味
暑さから身体が多少火照っている

乱数:3


【おまたせしたのじゃ】
【心温まる交流シーンじゃな……地道な積み重ねが絆となる、良いのう】
【ハル坊からすれば綺麗な出来事じゃが、しかしその裏でいよいよえちえちな戦いへ身を投じるクリムちゃん】
【さて、どんなひどい目にあうことやら……】

67第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/11/06(土) 00:32:21 ID:HIoGGzKM
>>63-66
クリエムヒルト 体力13/13(0/+3) 精神力12/12(0/+3) 魔力30/30(0/+1) 人間 状態:正常
快楽値:0(快楽LV0) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:0 淫気耐性:0
感度:淫核C(0) 陰唇C(0) 膣内C(0) 子宮B(0) 左胸C(0) 右胸C(0) お尻C(0) 尿道D(0)
    左足E(0) 右足E(0) 右腕E(0) 左腕E(0) 背中C(0) お腹D(0) 口D(0) 耳C(0)
<装備>なし
      白い半袖ブラウス 黒いプリーツスカート 白いシルクブラジャー 白いシルクショーツ 白いガーターソックス レースアップショートヒールブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2 DEX:2 AGI:2 INT:2 VIT:3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 多汗 愛液分泌過多 乳首勃起 貫通弱点
<状況>あづまビル・外 夜

〜ビルの中へ:3+2=5〜(ST+2 ;補正+2)

あづまビル。
市内のとある東西に伸びた大通りの北側にある4階建てのテナントビルである。
だがハルの言った通り、もうこのビルに入っている企業などはなく、解体手前の廃ビルであった。

まずは大通りに面した正規の表の入り口に手をかけるが、こちらは鍵がかかっているようだ。
無論、クリム後からならば破壊は可能だが、流石に大通りに面する場所でそのようなことを行うのは……最後の手段だろう。
それに、あの男たちがこのビルに入った確証はなく、手がかりも見つけにくい。
入ったとしても路地の方に進んでいたのを見ると、裏手から入った可能性が高い。

それゆえクリムはビルの西側の路地を入っていく。
路地の西隣はまだ機能しているビルであり、目的の建物の北側にあるビルにも人は入っている。
そして路地を照らす街灯。
それらの存在で明かりはしっかりあるが、電気が通っていないこの廃ビルだけ暗く、妙な不気味さを醸し出している。

路地を進みそんな廃ビルの裏側へと回るクリム。
ビルの北側には建物北側外に非常階段が備えられている。
非常階段は建物の東寄りにあり、一階の階段部分手前には、おそらく裏口と思われる扉があるのが見える。
裏手の侵入口はこの一階の裏口、非常階段を上っていった先の各階への入り口といったところ。
男たちが路地に入ってからハルを見送るまで時間が経過しているので、男たちの姿は見えない。
どこの階層に入っていったのかは現状では不明だ。

もう一つの懸念は実際このビルに入っていったのかだが、会話内容から見るに入っていった可能性は高く、
裏手側の自然は石であり足跡は見えないが、吸ったばかりのタバコやらコンビニの袋やらがその地面へと落ちている。
汚れてもおらず、つい先程捨てたもののようなので、あのナンパ男たちが捨てていった可能性が高く、つまりこの場所は通ったと見ていいだろう。

それを確認したクリムはまずは一階裏口の扉を探る。
鉄製の扉は錆びて汚れているが、しっかり鍵はかかっているようだ。
開けたりした形跡も無いので、ここから入っていった可能性は低いだろう。

やはり上の階か……
クリムは非常階段を登って行く。
むき出しの非常階段は風雨に晒されているのか錆びついている。
ただ床が抜けるようなことはなさそうで、一応注意しつつもクリムは階段を登って行く。
コン…コン…と歩くたびにブーツと階段で音が鳴り響く。

二階……ここも非常用扉は鍵がかかっており開けられた形跡もない。
三階……ここも同じ。
そして最上階である四階にまでたどり着く。

扉の前には踏みつけられたタバコの吸い殻が落ちている。
これも古いものではなく新しいもの。
となるとこの階の扉に入っていた可能性が高い。
開かなくて引き返したならそれもそれで犠牲者はいないということだ。
そしてクリムが扉に手をかけ引いてみると……
錆びついて少し重いが鍵はかかってないようで、問題なく開きそうだ!

ここだと目星をつけたクリムは扉を一気に開ける。
しかし開けると同時に、夜にもなっても未だ蒸し暑いこの街の空気、それを凌ぐ蒸し暑いジメジメした空気が一気に吹き出し、クリムの身体にまとわりつく。
閉め切っていたせいだろうか?
それともビルに潜む魔によるものか……
異常なまでに暑く湿った空気がこの中には漂っているようだ。
クリムの衣服を貼り付けるほど汗をかいている身体をさらに火照らせ、さらなる発汗を促すような熱気。
それが一気にクリムに絡みついてきたのだ。

・蒸し暑い:▽「精神」-1(11)

そんな暑さに悩まされながらも扉の先を確認するクリム。
明かりは無いがクリムの目には問題なく廊下が見える。
廊下は東西に伸びていて、左手、すなわち東側にはさらに上へと伸びる階段と下の階層へと降りる階段がある。
手前はそのまま真っすぐ階段が伸びその先には扉、おそらく屋上へと繋がる扉だろう。
その奥、つまり南側には、三回へと降りる階段が途中の踊り場まで伸び、そこから折り返して三階へと伸びている。

右手、西側は廊下が少し伸びていて、西端の北側部分に出っ張りのようなものがある。
あれはおそらく大きな柱ではなくおそらくエレベーターと思われる。
そのエレベーターのところから左、南へと廊下は曲がっているようだ。

また、この非常口入り口から正面右手寄りには扉がある。
おそらく外から見た形状から考えると、そこは大きな部屋となっているのだろう。

魔の姿は今の所見えない。
まずは戦闘用の衣服に着替えたいが、どこに向かうべきか?

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【いよいよクリムちゃんの戦闘】
【スペックは高いが淫魔戦初めて+経験値の不足ゆえ、山吹さんと比べて苦戦しそうな感じがしますねぇ】
【そして苦戦はすなわちエロい目にあうということで、ハルとの記憶がより淫靡なダメージを与えてきそう】
【会ったときはこんな子が裏ではこんなエロい目にあっているというのは実に良い】

68第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/11/06(土) 00:44:04 ID:HIoGGzKM
【階段の配置が逆なので訂正】
クリエムヒルト 体力13/13(0/+3) 精神力12/12(0/+3) 魔力30/30(0/+1) 人間 状態:正常
快楽値:0(快楽LV0) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:0 淫気耐性:0
感度:淫核C(0) 陰唇C(0) 膣内C(0) 子宮B(0) 左胸C(0) 右胸C(0) お尻C(0) 尿道D(0)
    左足E(0) 右足E(0) 右腕E(0) 左腕E(0) 背中C(0) お腹D(0) 口D(0) 耳C(0)
<装備>なし
      白い半袖ブラウス 黒いプリーツスカート 白いシルクブラジャー 白いシルクショーツ 白いガーターソックス レースアップショートヒールブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2 DEX:2 AGI:2 INT:2 VIT:3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 多汗 愛液分泌過多 乳首勃起 貫通弱点
<状況>あづまビル・外 夜

〜ビルの中へ:3+2=5〜(ST+2 ;補正+2)

あづまビル。
市内のとある東西に伸びた大通りの北側にある4階建てのテナントビルである。
だがハルの言った通り、もうこのビルに入っている企業などはなく、解体手前の廃ビルであった。

まずは大通りに面した正規の表の入り口に手をかけるが、こちらは鍵がかかっているようだ。
無論、クリム後からならば破壊は可能だが、流石に大通りに面する場所でそのようなことを行うのは……最後の手段だろう。
それに、あの男たちがこのビルに入った確証はなく、手がかりも見つけにくい。
入ったとしても路地の方に進んでいたのを見ると、裏手から入った可能性が高い。

それゆえクリムはビルの西側の路地を入っていく。
路地の西隣はまだ機能しているビルであり、目的の建物の北側にあるビルにも人は入っている。
そして路地を照らす街灯。
それらの存在で明かりはしっかりあるが、電気が通っていないこの廃ビルだけ暗く、妙な不気味さを醸し出している。

路地を進みそんな廃ビルの裏側へと回るクリム。
ビルの北側には建物北側外に非常階段が備えられている。
非常階段は建物の東寄りにあり、一階の階段部分手前には、おそらく裏口と思われる扉があるのが見える。
裏手の侵入口はこの一階の裏口、非常階段を上っていった先の各階への入り口といったところ。
男たちが路地に入ってからハルを見送るまで時間が経過しているので、男たちの姿は見えない。
どこの階層に入っていったのかは現状では不明だ。

もう一つの懸念は実際このビルに入っていったのかだが、会話内容から見るに入っていった可能性は高く、
裏手側の自然は石であり足跡は見えないが、吸ったばかりのタバコやらコンビニの袋やらがその地面へと落ちている。
汚れてもおらず、つい先程捨てたもののようなので、あのナンパ男たちが捨てていった可能性が高く、つまりこの場所は通ったと見ていいだろう。

それを確認したクリムはまずは一階裏口の扉を探る。
鉄製の扉は錆びて汚れているが、しっかり鍵はかかっているようだ。
開けたりした形跡も無いので、ここから入っていった可能性は低いだろう。

やはり上の階か……
クリムは非常階段を登って行く。
むき出しの非常階段は風雨に晒されているのか錆びついている。
ただ床が抜けるようなことはなさそうで、一応注意しつつもクリムは階段を登って行く。
コン…コン…と歩くたびにブーツと階段で音が鳴り響く。

二階……ここも非常用扉は鍵がかかっており開けられた形跡もない。
三階……ここも同じ。
そして最上階である四階にまでたどり着く。

扉の前には踏みつけられたタバコの吸い殻が落ちている。
これも古いものではなく新しいもの。
となるとこの階の扉に入っていた可能性が高い。
開かなくて引き返したならそれもそれで犠牲者はいないということだ。
そしてクリムが扉に手をかけ引いてみると……
錆びついて少し重いが鍵はかかってないようで、問題なく開きそうだ!

ここだと目星をつけたクリムは扉を一気に開ける。
しかし開けると同時に、夜にもなっても未だ蒸し暑いこの街の空気、それを凌ぐ蒸し暑いジメジメした空気が一気に吹き出し、クリムの身体にまとわりつく。
閉め切っていたせいだろうか?
それともビルに潜む魔によるものか……
異常なまでに暑く湿った空気がこの中には漂っているようだ。
クリムの衣服を貼り付けるほど汗をかいている身体をさらに火照らせ、さらなる発汗を促すような熱気。
それが一気にクリムに絡みついてきたのだ。

・蒸し暑い:▽「精神」-1(11)

そんな暑さに悩まされながらも扉の先を確認するクリム。
明かりは無いがクリムの目には問題なく廊下が見える。
廊下は東西に伸びていて、左手、すなわち東側にはさらに上へと伸びる階段と下の階層へと降りる階段がある。
手前は三階へと降りる階段が途中の踊り場まで伸び、そこから折り返して三階へと伸びている。
その奥、つまり南側には、東へと真っすぐ昇り階段が伸び、その先には扉、おそらく屋上へと繋がる扉だろう。

右手、西側は廊下が少し伸びていて、西端の北側部分に出っ張りのようなものがある。
あれはおそらく大きな柱ではなくおそらくエレベーターと思われる。
そのエレベーターのところから左、南へと廊下は曲がっているようだ。

また、この非常口入り口から正面右手寄りには扉がある。
おそらく外から見た形状から考えると、そこは大きな部屋となっているのだろう。

魔の姿は今の所見えない。
まずは戦闘用の衣服に着替えたいが、どこに向かうべきか?

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【いよいよクリムちゃんの戦闘】
【スペックは高いが淫魔戦初めて+経験値の不足ゆえ、山吹さんと比べて苦戦しそうな感じがしますねぇ】
【そして苦戦はすなわちエロい目にあうということで、ハルとの記憶がより淫靡なダメージを与えてきそう】
【会ったときはこんな子が裏ではこんなエロい目にあっているというのは実に良い】

69クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/11/06(土) 21:06:54 ID:A1fOn4Xs
>>68

『……まぁ、さすがに鍵くらいあるでしょうね』

『(あのナンパ男達が言っていた通りに行動したのなら、わざわざ正面の鍵を開けて入る……なんて、するはずがありませんわ
 そうなると、裏口か……それともどこか侵入できる場所がある筈、そちらを探しましょうか)』

如何に廃ビルと言えど、昨今完全に放置された空き家というのもそうそうないものだ
正面入り口は当然のように施錠されている、あのナンパ男達がカギを持っているとも思えないし、こことは違う入口から侵入したのだろう
となれば向かう先は一つ、男達が進んだ裏路地の先……そこに何かしらの侵入口があるはずだ
クリムは物音や気配を探るように意識を研ぎ澄ませつつ、路地へと歩みを進める
ほぼ日も沈み、夕焼けから夜の闇へ色を染め上げつつある空を尻目に、クリムは汗で肌に纏わり付く髪をふぁさりとかき上げながら歩いていく
街灯も表通りに比べれば少なくなり、誰もが視線を向けない裏路地へと、金の髪を靡かせていく年若い異国の美少女
本来ならば視線を集めるであろう美貌は、しかし薄暗い路地に進むにつれて陰に隠れ、注目も途切れていく
コンクリートに響く足音を感じながら、クリムはビルの周囲を回るように裏路地を歩き続ける……

『あれは……そう、ここで間違いなさそうですわね』

『(ゴミにしても捨てられたばかり、かしら? 時間が経ったような汚れは見えませんわね、つまり……彼らもここに、ということでしょう
 となると、扉に鍵が掛かっていない場所がある筈ですが……)』

…………そうしてぐるりとビルを回り込めば、裏手に備え付けられた非常階段が目に入る
近くに転がっているゴミも古びた雰囲気はなく、件の男達が捨てていった最近のものなのだと予想した
それを確かめるように扉に手を掛けるが……しっかりと施錠された扉はクリムを拒む
しかし、ここに男達がやってきて入り込んだのはほぼ間違いない筈だ
であれば、非常階段を昇った上の階から侵入した、ということになる
金属製の非常階段を昇り、ブーツがカツカツと小気味いい音を響かせる
二階の扉は開いていない、三階も同じ、高さが増すにつれて風がクリムの金の髪を揺らし、夜闇と共に訪れる肌寒さが汗に濡れた身体を冷やす
そんな中、いよいよ最後の扉……四階へと辿り着いたクリムは、真新しいたばこの吸い殻を見つける
踏みつぶして火を消したであろうそれは、男達の最新の痕跡と見て間違いない
現に扉に手をかけ、ノブを捻れば……鍵の感触は無く、扉が開くことを確認した

『ここですわね、では――――うっ!?』

夜闇も迫りつつある中、長い時間をかけるつもりはないクリムは、鍵がないと見るや勢いよく扉を全開にする
すると引き開けられた扉から溢れ出るようにじっとりと蒸し暑い空気が吹き寄せ、クリムの全身に纏わり付く
思わず不快感に表情を歪め、追加の汗を浮き上がらせてしまう程の蒸し蒸しと熱の籠った空気
扉を全開にしているのに後から後から噴き出てくる湿った空気は、尽きる気配もない……

・蒸し暑い:▽「精神」-1(11)

『(こんなにじっとりと湿った空気が蔓延しているなんて……冗談じゃありませんわ!
 あぁ、もうっ! あの男達も、妖魔も、見つけたらただじゃ起きませんわ、わたくしをこんな場所に入らせるなんて……もうっ! もうっ!)』

熱気のキツイ空気を吸いたくない、そう考えても……室内は暑く湿った空気に満ちていて、逃げ場などあるわけがない
不快感と込み上げる苛立ちを感じながら視線を巡らせれば、上下に分かれた階段とエレベーター、そして大部屋に繋がっているであろう扉が見えた
この纏わり付く空気から逃れるなら屋上へ向かうのがいいのだろう、男達を探すにも上から下へ虱潰しが効率的だ
だが、魔がいるはずのこのビルで優先すべきは戦闘態勢を整える事……何時までも私服では心許ない
そうなると、真っ先に確かめるべきは……大部屋となる

『(まずは着替えですわね、急ぎましょう
 早く終わらせて、山吹さんにシャワーを貸していただかないと……)』

ふつふつと浮き出る汗は、首筋や背中、胸元をつつ〜…っと流れ落ちていく
純白の半袖ブラウスは汗でぴっちりと張り付き、下着さえ透けてしまいそうで……
スカートにしても黒い色だからこそ透けてはいないが、クリムのコンプレックスである過剰に肉付きの良いお尻の形が浮き出てしまっている
とてもではないが、ナンパ男達に見られていい恰好ではない
それ故、着替えを優先したクリムは大部屋へと足を進める
汗を流しやすいクリムにとって、ある意味過酷な戦いが始まろうとしていた……


行動選択
大部屋へと向かい、様子を伺いながら扉を開け、中を確認する
何もないようなら中に入り、安全そうなら戦闘用衣装へ着替える

思考
蒸し暑さに対する不快感で苛立ちを感じている
早急に魔を退治して立ち去りたいという欲求を募らせている

体勢
背筋をまっすぐ伸ばし、適度に全身を緊張させている

肉体
汗で全身をしっとりと濡らし、衣服が張り付き気味
暑さから身体が多少火照っていて、肌が紅潮している

乱数:9


【探索優先ならば屋上に登り、上から下へ探索すべきなんじゃろう】
【とはいえまずは着替え優先、戦闘用衣装にならねば心許ないからのぅ】
【あと、ナンパ男達が無事だったら絶対汗で張り付き、透けたブラウスやスカートをジロジロ見られるからのぅ】
【それならまだ戦闘用衣装を見られる方がマシじゃろう、クリムちゃんはそう考えておる】
【さて、無駄にクリティカルじゃが、大部屋はどうなっているのか……】
【何も無ければ眷属作成を試してみるのも良いかもしれんなぁ】

70第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/11/06(土) 21:50:04 ID:HIoGGzKM
>>69
クリエムヒルト 体力13/13(0/+3) 精神力12/12(0/+3) 魔力30/30(0/+1) 人間 状態:正常
快楽値:0(快楽LV0) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:0 淫気耐性:0
感度:淫核C(0) 陰唇C(0) 膣内C(0) 子宮B(0) 左胸C(0) 右胸C(0) お尻C(0) 尿道D(0)
    左足E(0) 右足E(0) 右腕E(0) 左腕E(0) 背中C(0) お腹D(0) 口D(0) 耳C(0)
<装備>なし
      白い半袖ブラウス 黒いプリーツスカート 白いシルクブラジャー 白いシルクショーツ 白いガーターソックス レースアップショートヒールブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2 DEX:2 AGI:2 INT:2 VIT:3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 多汗 愛液分泌過多 乳首勃起 貫通弱点
<状況>あづまビル4階廊下 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い

〜前方のビルへ:9+2=11〜(ST+2 ;補正+2)

蒸し暑いビルの中へと入るクリム。
廊下を伺い、まずは戦闘用の衣装に着替えることを優先するとできれば部屋が良いだろう。
となれば正面右手にある部屋か。
おそらく外から見た感じこの先は大部屋になっているはずだ。
クリムはそう考え廊下を進んでいく。

蒸し暑い廊下を進むクリム。
室内は蒸し暑い空気が充満しており、扉を開けた時の比ではない。
蒸し暑い中お湯の中を歩いて進む……まるでそんな感じであり、汗をかきやすいクリムの身体はどんどん汗を流し、下着と服を濡らしていく。
ただ妖魔の類の姿は見えず、気配も感じない。
妖気のようなものは暑い空気に混ざり漂っているので、いるのは確かのようだが……
ともかく問題なく、クリムは廊下を進み扉の前へと来る。
そしてその扉を開けて中へと入っていく。

扉もまた鍵はかかっておらず、問題なく開き、中へと入れる。
その先は家具も何もない大きな部屋で、南側には窓があり、対面のビルなどが見える。
そして東側には北側と南側に扉があるようだ。
当然のように、ここも廊下と同じく蒸し暑い。
さらに瘴気のようなものが微量漂っており、クリムの身体は暑さとわずかに別種の火照りが僅かに生まれる。
この瘴気は淫気であり、そして火照りはそれによる快楽のものだが……クリムは気がつくだろうか?

・淫気:▲「快楽値」+1(1)

だが部屋には誰もいないわけではなかった。
部屋の中央付近に不気味な人形の化け物がいた。
中央に円陣を描くように佇む三匹の魔。
二匹は無毛で子供程度の大きさの魔。
貧弱な長い手足に膨らんだ腹部。
餓鬼と言われる存在だが、海外から来たクリムは知らなかった。
しかしもう一匹はクリムもなんとなくしっている小悪魔のような淫魔だ。
こちらも小柄だが全裸で背中には羽、お尻から尻尾の生えた小悪魔、インプだ。
餓鬼はこちらに背を向けるようにしゃがんでいるが、その対面にいるインプはクリムの方を向きつつ下を向いていて、クリムが開けた扉に反応し、下げてた顔を上げてクリムを認識する。

・インプ 餓鬼A 餓鬼B 出現!

「おやぁ?随分エロい女が来たなぁ、ククク」
「ギ?」
「ギギ!?」

インプはクリムを確認すると羽を羽ばたかせ宙に浮き出し、インプの言葉に反応した餓鬼は四つん這いになりながらクリムの方を振り向く。
そんな魔の姿を見ながらクリムは……

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【着替え前の戦闘】
【チュートリアル戦闘になるかそれとも……】
【なおクリムちゃんは淫魔も淫気も知らない模様】
【悠美さんの同性としての気遣い】
【それと小悪魔のようではあるが、このインプは淫魔のインプなので、実は別種な模様】
【これもクリムちゃんは知りませんが】

71クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/11/07(日) 22:49:55 ID:kBHjVzXg
>>70

『ふぅ…………ふー………………』

『(いくら何でも、これは不自然に暑すぎではありませんこと? この街が暑くて、このビルが閉め切っていたとしても……これは、あまりにも……
 妖魔の仕業、なのですか? ああ、もう……本当に最悪ですわ、イライラしてしまいますっ!)』

暑い空気に満ちたビル内を歩くクリムは、苛立ちを表に出さないように長く息を吐きながら、苦々し気に口元をヒクつかせている
確かにこの街は暑かった、室内で熱気が籠っているのもわかる
しかしそれにしても暑すぎる!
一歩歩けば汗が浮き出て肌を伝い、ブラウスやスカート、下着が汗を吸って肌に張り付いていく
それでなくとも日中流した汗で肌はベタベタ、不快感に苛まれているというのにこの有様だ
苛立ちに任せて大声を上げれば、妖魔に気付かれてしまうかもしれない
それはクリムに残された理性が辛うじて抑え込んだ苛立ちだった……

――そんなイライラを感じながら、クリムは大部屋と思しき扉へと進んでいく
着替えるにしても、男達と何時鉢合わせるかわからない以上、やはり視界を遮る室内でなければ着替えられない
この大部屋に男達がいる可能性もあるが……それならそれで楽でいい

『(元々不愉快な殿方でしたもの、多少乱暴に扱われても、覚悟の上でしょう?)』

現状の八つ当たりも兼ねて、意識を奪う程度にストレス発散に付き合わせる
そう決意しながら、クリムは目前の扉を開け中の様子を確認した

・淫気:▲「快楽値」+1(1)

『――――ッ! 妖魔……!』

『(あれは……インプ! それに、お腹が出っ張った見にくい姿……この国の妖怪、というヤツかしら…?
 先生に色々聞いておくべきだったかしら、山吹さんに教わればいいと思っていたのですけれど、まさかこんなに早く退魔師として動くなんて想定外だものね……)』

するとその部屋には先客がいた――インプ、そしてクリムは知らないが、餓鬼が二匹、集まっていたのだ
クリムは日本特有の妖怪や魔に連なるものには詳しくない、当然、地獄の亡者たる餓鬼も知らない
しかしインプは知っている、最も、その知識は詳しいと言えるほどでは決してなかったが……
クリムが知っていることは、精々その背の羽で宙を舞うことが出来る、という程度のものだ
具体的な攻撃方法や能力、弱点を知っているわけではない
知らない、というのは厄介だ、特に魔は、見た目からは想像もつかない特異な能力や術を持つものも多いのだ

・インプ 餓鬼A 餓鬼B 出現!

「おやぁ?随分エロい女が来たなぁ、ククク」
「ギ?」
「ギギ!?」

『喋った……ある程度の知性はあるようですわね、ですが……下品ねぇ、見た目通り品性も醜いのかしら?
 口を閉ざしなさい、生臭い息など吐いて、不快なだけですわ! お前達は今、この場で命を散らすのですっ!』

インプが言葉を話したこと、それに多少の驚きを見せるも……クリムの行動に迷いはない
元より魔の殲滅が目的である以上、話し合う必要は無いのだ
都合の良い言葉で人を誘う魔の言葉に耳を傾ける? 何を悠長なことを!
鋭い殺気を身に纏い、冷淡な視線を向けながら軽く腰を落とし、右足を下げて半身の構えを取る
身長の低い餓鬼やインプには手技は不利だが、足技ならば有効に使えるだろう
そうでなくとも操影術や血術を使ってもいい、攻撃方法に不安はない
あとは討つだけ、人の世に仇なす魔を放置するのは退魔師の名折れ
誇りあるルカージュの娘として、両親の子として、そして……心優しいハルを脅かす魔を見つけてしまったものとして
逃がすつもりはない、ここでこの木っ端共は殲滅するのだと……クリムは細く息を吐き、戦いに向けて意識を切り替えたのだった……


行動選択
<AS>操影術・シャドウウェポンを使用、槍を作り出す
敵が向かってくるならばその場で動かず槍で迎撃する
動かないのであればクリムから接近、餓鬼から優先的に槍を薙ぎ払うようにして攻撃する

思考
知性ある魔の言葉を聞くつもりはない、何か甘言を囁かれる前に討つつもりでいる
小柄な魔ばかりであることから、長物を作り出して戦うべきだと判断した

体勢
背筋をまっすぐ伸ばし、やや腰を落として右足を下げ、半身の構えを取っている

肉体
汗で全身をしっとりと濡らし、衣服が張り付き気味
暑さから身体が多少火照っていて、肌が紅潮している

乱数:3


【おまたせしたのじゃ】
【小柄なインプや餓鬼相手なら長めの獲物がやりやすかろう、ということで槍を作るのじゃ】
【操影術ならばビルの中では問題あるまい、まずはこれから試して行かねばな】
【インプは飛ばれると厄介じゃが、室内では高度も制限される、まずは餓鬼からじゃな】
【まぁこの判断も、クリムちゃんがインプの転送術を知らないからこその選択なんじゃが……】

72第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/11/08(月) 01:53:50 ID:CISIvvCk
>>71
クリエムヒルト 体力13/13(0/+3) 精神力11/12(3/+3) 魔力30/30(0/+1) 人間 状態:正常
快楽値:1(快楽LV0) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:1 淫気耐性:0
感度:淫核C(0) 陰唇C(0) 膣内C(0) 子宮B(0) 左胸C(0) 右胸C(0) お尻C(0) 尿道D(0)
    左足E(0) 右足E(0) 右腕E(0) 左腕E(0) 背中C(0) お腹D(0) 口D(0) 耳C(0)
<装備>なし
      白い半袖ブラウス 黒いプリーツスカート 白いシルクブラジャー 白いシルクショーツ 白いガーターソックス レースアップショートヒールブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2 DEX:2 AGI:2 INT:2 VIT:3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 多汗 愛液分泌過多 乳首勃起 貫通弱点
<状況>あづまビル4階大部屋 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度1 少量
      インプ 餓鬼A B

〜シャドウウェポン(槍)作成:3+5=8〜(陰+2 ST+3 ;補正+5)

部屋中央に陣取る淫魔を確認したクリム。
言葉を発した淫魔に言葉を返すも、クリムは隙を見せることなく戦闘の準備に入る。

・<K>淫気:▲「快楽値」+1(1)

「ほう!?おっかねぇ……
だが果たしてできるかなぁ?」

ニヤニヤ笑いながらそう返すインプ。
そんな淫魔たちを見据えながら、クリムは素早く魔力を集めシャドウウェポンを発動する。
これは影から武器を作る操影術という術。
今は夜で影は多く、しかも室内に明かりはなく、差し込むのは外からの明かりのみ。
操影術を使うには最適な環境だ。
クリムは素早く影を操り、影でできた漆黒の槍を作り、素早く手に装備する。

・<K>シャドウウェポン:▽「魔力」-2(28)

槍を展開してから戦闘態勢に入るまでの時間は僅かな時間だ。
その間餓鬼はクリムの方を振り向き、何時でも駆け出し飛びかかろうとする構えを見せている。
もし向かってくるようならば迎撃、そうでなさそうならばこちらから接近しての薙ぎ払いと思考する。
だが、そんなクリムに異変が訪れる。

突如、下着の中…割れ目の部分に小さな卵型のローターが転移させられる。
いきなり下着の中にそんなものが現れ、下着を盛り上げながら割れ目に食い込まされるのも問題だったが、
さらにそれ以上の異変が、立て続けに起きる。
下着の中へとローターを転移させたのはインプの仕業だ。
しかしこのローター、ただの一般的なローターではない。
濃い紫色をした小型のローターは淫らな呪がかけられた淫具なのだ。

淫呪のローターと呼ばれるこの淫具は転移と同時に勝手に振動し、クリムの陰唇に弱程度の振動を送り込む。
しかもこの振動はただの振動ではない。
震えると同時にローターから淫猥な呪力が伝わり、陰唇の中へと侵食するかのように溶け込んでいく。
それはまるで快感そのものが震えながら、陰唇へと染み込み、悦楽の振動で解し、蕩けさせるようなものだ。
振動自体は弱い。
けれども、この呪いのような震える快感の侵食注入はたやすくクリムを快楽の中へと落としてしまうだろう。

☆<K>淫呪のローター:2(陰唇2)+”1d12〜17”(高いほど、流し込まれる呪が多くなり、膣内まで響いてしまうだろう)

「おやぁ、どうした?
俺たちの命を散らすんじゃなかったのかぁ?」

そんなローターの快感で悶え始めるクリムを見て、何が起きているのか理解しているインプはニヤニヤあざ笑うような声を出す。
それに対し、クリムは言葉を返そうとするがそれは喘ぎ混じりのものとなってしまうだろう。

「ククク…ほれ、行け、餓鬼どもっ!
あのむちっとしたエロ脚やデカパイからたっぷりと力を吸い付くしてやれ!」

そしていきなりの女の急所にローターの快楽を味わされながらというハンデをつけられたクリムに対し、インプは餓鬼をけしかける。
それと同時に四つん這いの体勢で二匹の餓鬼は左右に並んで駆け出し、クリムへと向かってくる。
それに対しローターに妨害されながらクリムが取る手段は……

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【ここからシステムメッセージもクリム版にしていきますね】
【クリムちゃん一人しかいないので間違わないでしょうけど】
【そしていきなりの淫具転移】
【これは呪いのローターであり、振動に加えてその振動を媒介に快楽の呪いを送り込むというもの】
【実際の威力は弱振動3にこの呪いの快楽が合わさっています】
【ついでに一応の半分吸血鬼ということもあって、素で術防御力を1追加しておきました】
【まあこれでいきなりの苦戦展開になりそう】
【ちなみに神社のやつは普通のローターですが、街中ということもあり術具も手に入りやすい傾向に】
【あとこのローター自体禍々しい力を発しているので、クリムちゃんも呪具の類いだと気がつけます】

73クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/11/09(火) 20:58:13 ID:Qe4smIEc
>>72

・<K>淫気:▲「快楽値」+1(1)

「ほう!?おっかねぇ……
だが果たしてできるかなぁ?」

『はぁ……思考能力も劣っているのかしら、実力差もわからないなんて……』

『(喋れるということはある程度知能がある、のですが……油断し過ぎだわ、この程度では警戒も必要ないかしら?)』

ニヤニヤと笑い、見るからに油断しているインプに呆れた呟きを零しながら、クリムは魔力を練り上げる
ハーフヴァンパイアであるクリムは、種族由来の幾つかの術を行使する才能が備わっている
その一つが操影術……読んで字のごとく、影を操る術だ
自身の影、敵の影、部屋の影、夜の影――日の光や明かりに照らされた場所では使用が制限されるが、その代わり暗い場所ではかなりの汎用性を誇る術
その内の一つ、影より質量を伴う武器を創り出すシャドウウェポンを発動、クリムの魔力で支配下に置かれた影が、不自然に動いた
クリム自身の影が、まるで粘度の高い水のように蠢き、立ち上がり、クリムの横に突き出した右手に伸びていく
床から天井へ向けて一直線の棒のように伸びた影は、1mほどの所で薄く、平べったい形状に変わり、先端を尖らせていく
柄の長さ約100cm、穂先は約30cm、全長約130cmの、装飾のない真っ黒に染め上げられた素槍がクリムの右手に形成されたのだ

・<K>シャドウウェポン:▽「魔力」-2(28)

『(室内ですもの、この程度の長さで丁度いいでしょう……さて、あなた方はどうしますの?
 寄ってくるのならば薙ぎ払う、来ないのならば寄って薙ぐ、どちらにせよ、辿る結末は同じですけど…ね)』

右足を下げた半身の姿勢を維持したまま、穂先を前に突き出すように両手で槍を支える左前の構えを取る
息を細く、視線はインプや餓鬼を見ているようで見ていない、どこかぼんやりとした視界を意識する
勧の目と呼ばれる技法であり、視線から攻撃箇所を悟られることの無いように隠蔽し、かつ一点のみを見ないことで全体の挙動に注視する技法である
クリムも完璧ではないものの、これを会得しており……敵がその視線から情報を得ることは困難を極めるだろう
しかし、相対する敵が命を貪る妖魔ではなく……女を辱めることを第一とする淫魔であることを知らなかったのは、致命的ともいえる失敗であった――――

『えッ!? なっ、これ、は――っあぁっ!?♥ な、なにっ!? 何が……っんんぅ!?♥』

突如として下着の内側に感じる異物感、それに戸惑いの声を漏らした……のも束の間、割れ目に食い込む卵状の異物が、振動を開始したのだ!
クリムからすれば完全に予想外であり、しかもただ震えるだけならばともかく、淫猥な力が籠められた特殊なローターであったことも災いした
濃密な淫呪が流し込まれ、割れ目に食い込むローターから伝わる振動が陰唇を震わせ膣肉を解し、膣道を遡るように淫らな力で染め上げていく!
クリムとて見た目は年若く見えるが、既に100歳を超えている
性知識も一通りは持ち合わせているが……まさかスイッチを無理矢理切り替えられるかのように急激に身体が快楽に染め上げられるとは、予想できるはずもない
勧の目は崩れ、ギュッと結んだ唇から甘く濡れた驚きの声が零れる
内股を擦り合わせるように腰が引けて、膣内でジュンッ、と愛液が滲み始める
西欧の人間特有の、抜けるように白い肌が朱に染まり……元が白いからこそ、赤く火照る肌の色がよく映えていた……

☆<K>淫呪のローター:2(陰唇2)+”1d12〜17(17)”=19(20 快楽Lv1)

74クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/11/09(火) 20:58:23 ID:Qe4smIEc
>>73

「おやぁ、どうした?
俺たちの命を散らすんじゃなかったのかぁ?」

『うる、さい、です…わっ! っく……ぁ、んぅっ!?♥』

「ククク…ほれ、行け、餓鬼どもっ!
あのむちっとしたエロ脚やデカパイからたっぷりと力を吸い付くしてやれ!」

『(下着の、中に、何かが……これは、呪力!? 何故!? 何が起きたのです――!?
 ……くっ、ですが今は、あの醜い……餓鬼? 彼等をどうにかなければ……!)』

熱した石を鍋に放り込んだかのように、急激な快感に染められる膣内から全身へと快楽の熱が伝わっていく
肌を赤く染め、火照る身体に押し出されるように汗がじわりと滲み始める身体を苦々しく思いながら、クリムは急激に変わる状況に対処を追われていた
理性は下着の中の異物を早く取り除けと叫ぶ、しかし迫りくる餓鬼がそれを許さない
下劣な言葉を叫ぶインプにけしかけられた餓鬼たちは、獣の如き四足歩行で迫ってくる
恐らく組み付かれてもクリムの人並外れた身体能力ならば、すぐにでも振り解けるだろう
しかしだからと言って、品性下劣な敵の前で下着の中の異物を取り除くことを優先……なんて、出来るはずもない
危機感的にも、優先順位的にも、そしてクリムの掲げた誇りを省みても、それは当然のことだ
結局クリムが取れる選択肢は一つしかないのだ、すなわち――込み上げる快楽を捻じ伏せて、餓鬼もインプも討滅する!

『っ、く、ふぅ…!♥ 言い、ました、わよ…ね、ぇ…っ❤ すぅ……! 生臭い息を吐く口など! 不快なだけですわっ!!』

鋭く息を吸い、快楽を押し潰すように気合を込めて、鋭い視線で迫る餓鬼と佇むインプを睨み付け……
クリムは引けた腰を戻し、しっかりと床を踏みしめて、身体を捻るように槍を振りかぶるのだ――――!


行動選択
迫る餓鬼を左から右へ、槍を振り払い諸共薙ぐ
餓鬼が大きく吹き飛んだ場合はそのままインプへ駆け出す
<AS>血術・ブラッドエンチャントを槍へ使用、インプを突き刺す
餓鬼があまり飛ばなかった場合はその場に留まる
<AS>操影術・シャドウニードルを発動、餓鬼ABとインプを攻撃する

思考
とにかく早く敵を片付けて、下着の中の異物を取り出したい
下劣なインプの言葉に怒りを燃え上がらせ、快楽を怒りで抑え込んでいる

体勢
背筋をまっすぐ伸ばし、やや腰を落として右足を下げ、半身の構えを取っている
両手で槍を持ち、左前の構えを取っている

肉体
汗で全身をしっとりと濡らし、衣服が張り付き気味
暑さと快感で身体が火照っていて、肌が紅潮している
膣奥で愛液が滲み出始めている

乱数:7


【まさかのローター快楽ダイス最大値じゃった(白目)】
【いきなり快楽レベルが跳ねあがるとは……ホットスタートじゃなぁ】
【と、ともあれクリムちゃん的には下劣な語り口のインプのおかげで怒りを燃やし、快楽よりそっちを優先しておる状況じゃ】
【とりあえず行動は2パターン書いたが、さてどうなるか……】

75第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/11/09(火) 21:44:12 ID:pcwd/eHw
>>73-74
クリエムヒルト 体力13/13(0/+3) 精神力11/12(4/+3) 魔力28/30(1/+1) 人間 状態:正常
快楽値:20(快楽LV1) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:1 淫気耐性:0
感度:淫核C(0) 陰唇C(0) 膣内C(0) 子宮B(0) 左胸C(0) 右胸C(0) お尻C(0) 尿道D(0)
    左足E(0) 右足E(0) 右腕E(0) 左腕E(0) 背中C(0) お腹D(0) 口D(0) 耳C(0)
<装備>シャドウスピア(7 20/20R):W
      白い半袖ブラウス 黒いプリーツスカート 白いシルクブラジャー 白いシルクショーツ 白いガーターソックス レースアップショートヒールブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2 DEX:2 AGI:2 INT:2 VIT:3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 多汗 愛液分泌過多 乳首勃起 貫通弱点
<状況>あづまビル4階大部屋 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度1 少量
      インプ 餓鬼A B
      淫呪ローター(陰唇)

〜餓鬼を薙ぎ払う:7+1=8〜(技能+2 ST+0 快楽-1 ;補正+1)

下着内へと転移させられたローター。
その呪いと振動に強制的に身体を発情させられるクリム。
それに腰を引かせながらも、向かってくる餓鬼を見据える。
餓鬼はインプの言葉に応じ、クリムへと四足で駆けてくる。
不気味な三日月のような口に笑みを浮かべながら、極上の上質魔力の詰まったクリムの、その下半身めがけて……

・<K>淫気:▲「快楽値」+1(21)

だが、快感に耐えながらもクリムはそれに必死に応じる。
股間のバイブは震えを止めず、振動に合わせて悦楽の呪いがどんどん陰部へと溶け込むように入っていく。
その刺激に脚から力が抜けそうになり、事実このままでは実際抜けてしまうだろう。

「ヒヒヒ!そんな足腰で何ができるんだぁ?」

そんなクリムを笑うインプ。
ただ、餓鬼が全力疾走でこちらまで来てくれたことが幸いだった。
焦らすようなことはせずこちらに来てくれたことで、なんとかクリムは脚を崩すことなく槍を薙ぎ払うように振るう。
餓鬼も単純にまっすぐ突っ込んできたので、迎撃の方法も容易い。
ちょうどお互いが射程圏内に入ったところで餓鬼は飛びかかるように跳ね、
それに対してクリムは、快感に耐えながら槍を左から右へと薙ぎ払い、迫るインプをまとめて薙ぎ払う。

しかしその動きでローターは股間へと食い込み、むにゅむにゅと割れ目に埋まりながら呪いの振動を放つ。
振動が…底から放たれる快楽の塊のような呪いが陰唇だけでなく膣口の浅い部分まで伝わる!

☆<K>淫呪のローター:2(陰唇2)+”1d12〜15”(高いほど、流し込まれる呪が多くなり、クリムの動きでより食い込む)

そして薙いだ槍はみごと餓鬼をまとめて切り裂く。
だが、手に伝わる感触は硬いなにかを切り裂いたかのような感触。
切り裂かれた餓鬼は1mほど後方に吹き飛ばされながら地面に落下。
顔には深々と真横に割かれた傷があり、そこから白濁の血か体液か分からぬ液体が垂れている。

・餓鬼A:3ダメージ B:3ダメージ

餓鬼はまだ生きているようだ。
槍があたったときがギッっと悲鳴を上げたが、吹き飛ばされたあと、仰向けに転がりながらも身体を起こそうとしている。
思ったよりも硬い……
いやもしかしたら股間のローターの影響でうまく力が入らなかったのか……
ともかくここはインプに血術によるエンチャントをして駆け出すか、あるいは操影術での遠距離攻撃か……
だがあまり考える時間はないようだ。
というのも……

ぴと……

なにかが左胸の頂き、ブラジャー内の乳首から乳輪にかけ、張り付いたような感触がする。
その正体は5cm程度の正方形の癩をしたビニールのような透明のシート
ただし、その中心、ちょうど乳首の部分がドーム状に盛り上がり、その中に乳首が入るようになっていた。
だがそのドーム内部には、無数の弾力あるビニールのような極小突起が生えていて、その窪みに嵌ったクリムの左乳首に食い込んでいた。

卑猥な透明ニプレス。
それがクリムの左胸の中心にはられ、それの中心に備えられた窪みに乳首が入っているということだ。
しかも乳首に感じるのは無数の突起。
これで終わりとは思えない。

・左胸:貪りのニプレス装着

「んん〜?どうかしたのかぁ?」

ニヤニヤ笑うインプ。
その視線はクリムの左胸に注がれている。
間違いなく、このインプの仕業だろう。
どうすべきか?

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【効果的な一撃ですが、淫魔の硬さにより確殺ならず】
【そして次の行動に移る直前にニプレス転移】
【多分次から動きます】

76クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/11/13(土) 20:13:42 ID:QJe3YqgE
>>75

・<K>淫気:▲「快楽値」+1(21)

『ふー…っ!❤ ふー…っ!❤ っく、んん…っ♥』

『(く、ぅぅ…!♥ これは、一体……何、ですのっ…!? 時間をかける、と……脚に、力が……っ!❤)』

ニマニマと笑っているのがわかる、憎たらしい声音のインプに威勢のいい啖呵を切ったクリム
しかしその実、その内心は揺れていた
突如ショーツの内側にあらわれた異物が生み出す振動、そして染み入るような快楽は、クリムの足腰から力を奪っていく
危機感が募り、焦りがジワリとクリムの心に影を落とす
敵が眼前に居るこの状況で、近接戦を最も得意とするクリムが、全ての基本となる足腰を弱らされる
羞恥や怒りはもちろんだが、あまりに異質なこの状況も、クリムの平静をかき乱していた

「ヒヒヒ!そんな足腰で何ができるんだぁ?」

『ふぅー……っ! お前達下劣な魔物を打ち倒すこと――それくらいは、出来ますわっ!!』

後に下げた右足から前に出した左足へ体重移動、それに合わせて上体を捻り、手に持つ槍へ力を伝える
踏み込みで生まれた力を、脚から膝へ、膝から腰へ、腰から背中を通して肩へ、肩から肘、肘から手首、手首から槍、その先へ
踏み込みながら槍を振るい、遠心力も込めた一撃は空気を裂く鋭い音を響かせて一本の黒い線と化す
影で作られた槍は黒い奇跡を残しながら、飛び掛かってきた餓鬼を諸共薙ぎ払う!
完璧なタイミング、並の妖魔や人間であれば骨の数本は軽く圧し折れ、当たり所によっては即死しかねない十分な威力の一撃
しかし当然ながら、ショーツの内側に現れたローターは激しい動きの影響を受ける
脚を動かしたことにより位置がずれ、割れ目を振動が震わせながら潜り込むように沈んでいく
その上呪いの波動が波紋のように股間から広がり、コーヒーにミルクを垂らしたかのように急激に快楽がクリムの身体に染み渡っていく
ゾクゾクゾクゾクゾクッ!♥♥♥
早くもいくらか割れ目に埋没しつつあるローターからは放たれる呪力が、淫らな呪いでクリムの腰を蕩かせてしまう
あまりにも急激に快楽に浸された割れ目から生まれる昂ぶりが背筋を駆け、妖しい快感がクリムの脳髄まで走り抜けていく

『(くひ、ぃいっ!?♥♥♥ く、くいこ、んで……っ!?♥♥♥ これ、は、ダメ、です……なんで、わたくしの、身体が……!?
 戦っている最中、ですのに……快感、を…感じる、なんて……っ!? ち、がう、考えてはダメッ!!)』

☆<K>淫呪のローター:2(陰唇2)+”1d12〜15(15)”=17(38)

三匹の妖魔と遭遇し、餓鬼が飛び掛かってそれを迎撃、薙ぎ払った
数えてみれば数分も経っていない微かな時間、だというのにクリムの身体は急激に熱を帯びつつあった
しかも、クリムにとって悪い状況は畳み掛けるように重なってしまう
最高のタイミングで薙ぎ払った餓鬼たちは、穂先に切り裂かれて汚らしい体液を流しながら吹き飛んだ
しかしその距離は精々1m程度、手ごたえは思った以上に硬い感触で、致命傷には程遠いものなのだとクリムは経験から直感する

・餓鬼A:3ダメージ B:3ダメージ

『っ、硬い…? 雑魚の分際で、生意気ですわねっ! …っ♥』

『(あれでこの程度ならば、エンチャントで底上げするか、それとも今は無視して駆け抜けるか……この場合は――――)』

その直感を裏付けるように、吹き飛ばされた餓鬼たちはすぐに身を起こし体勢を立て直そうとしている
小柄な見た目にはそぐわない尋常ではない耐久力に、クリムは視線を鋭くさせ、思考を巡らせる
威力が足りないのならば術で強化を施すか、それとも完全に体勢を整える前に術で追撃するか
しかし、その答えを出すよりも早く状況が動く――――

77クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/11/13(土) 20:13:53 ID:QJe3YqgE
>>76

ぴと……

『――っ!?』

――――ショーツの中に現れた異物の時と同じ、今度はブラの内側、乳首に覆いかぶさるように何かが現れた!
咄嗟に視線を下ろしても、見えるのはブラウスに包まれた自分の乳房だけ
汗で張り付き、白いブラウスは肌色が透け気味であるとはいえ……ブラに包まれた乳房に何が起きているのか、クリムの視界には何も異常は映らない
しかし何かが間違いなくそこにある、乳輪を隠すように張り付いた何か、そして乳首に食い込むイボのような感触を、確かに感じているのだ

・左胸:貪りのニプレス装着

「んん〜?どうかしたのかぁ?」

『…! これはあなたの仕業ね!? お答えなさい、何をしたのです!』

『(恐らくショーツの異物もインプの仕業……! なんて小賢しい、インプとはここまで狡猾な手段を取る魔物でしたの…!?
 それならなおさら、時間を与えるわけにはいきませんわね…! 問答無用で、押し潰して差し上げますわ……ッ!)』

そしてその感触に表情が固まったクリムを見て、ニヤニヤとインプが笑う
その言葉に、一連の異物はインプのせいなのだと確信するクリム
インプは飛行することが出来る雑魚、その程度の知識しかないクリムにとって、一連の攻撃はあまりにも予想外過ぎた
クリム自身の知識不足、そして淫魔化した妖魔が蔓延り始めている日本という環境に対する無知
それらが噛み合わさってクリムの対応を遅らせ、後手に回らされてしまっている
割れ目に今なお食い込むローター、それは振動と呪力で腰から力が抜けるような快感を生み出し続けている
それを省みれば、どう考えてもこの胸の異物も碌なものではあるまい
焦りと怒りを混ぜて鋭い口調で問い詰めながら、クリムは魔力を巡らせる
どうせこのインプがまともに答えるはずもない、仕掛けるのならば速攻を駆けるべきだと判断した
ローターが割れ目に食い込んでいる現状、踏み込みを伴う接近戦には些か不安が残る
となれば、取るべき手段は操影術か血術、その二択ならば最も破壊力を出せる攻撃は――シャドウボール!

『(消し飛ばして差し上げます! 後悔する間も与えませんわよ……!)』


行動選択
<AS>シャドウボールを発動、インプに攻撃する
餓鬼の動きにも警戒し、再び飛び掛かってくるようならば槍で薙ぎ払う

思考
インプに好き勝手されるとまずいと危機感を感じている
これ以上何かされる前に全力で潰しにかかるつもりでいる

体勢
背筋をまっすぐ伸ばし、やや腰を落として右足を下げ、半身の構えを取っている
両手で槍を持ち、左前の構えを取っている

肉体
汗で全身をしっとりと濡らし、衣服が張り付き気味
暑さと快感で身体が火照っていて、肌が紅潮している
膣道を愛液が潤しつつある
ローターが割れ目に食い込みつつある
左乳首にニプレスが張り付いている

乱数:4


【おまたせしたのじゃー】
【やはり普通に殴りつけるだけでは威力が足りんのう、今後はエンチャントも込みで殴るのが基本戦術になりそうじゃ】
【そして問いかけておきながら答えを聞かない構えのクリムちゃん】
【こんなにもいやらしいムーブされたらのぅ、自由に動かれないようにするのは基本じゃからなぁ】

78第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/11/13(土) 21:03:58 ID:7IFkWdkc
>>76-77
クリエムヒルト 体力13/13(0/+3) 精神力11/12(1/+3) 魔力28/30(2/+1) 人間 状態:正常
快楽値:38(快楽LV1) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:1 淫気耐性:0
感度:淫核C(0) 陰唇C(0) 膣内C(0) 子宮B(0) 左胸C(0) 右胸C(0) お尻C(0) 尿道D(0)
    左足E(0) 右足E(0) 右腕E(0) 左腕E(0) 背中C(0) お腹D(0) 口D(0) 耳C(0)
<装備>シャドウスピア(7 19/20R):W
      白い半袖ブラウス 黒いプリーツスカート 白いシルクブラジャー 白いシルクショーツ 白いガーターソックス レースアップショートヒールブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2 DEX:2 AGI:2 INT:2 VIT:3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 多汗 愛液分泌過多 乳首勃起 貫通弱点
<状況>あづまビル4階大部屋 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度1 少量
      インプ 餓鬼A:3 B:3
      淫呪ローター(陰唇) 貪りのニプレス(左胸)

〜シャドウボール:4-1=3〜(影+2 ST-2 快楽-1 ;補正-1)

「どこかおかしいのかぁ?
クク…どこがおかしいのか場所を言ってもらわないとわからないなぁ?」

クリムの糾弾するような言葉にそう返すインプ。
しかしその視線はニプレスを貼られた胸へと注がれていて、この道具の送り主が誰なのかを証明しているかのようだ。
だが、自分から言わないのは、クリムにこの卑猥な道具がどこに着けられたのか、彼女の言葉を引き出すため。
そうやって羞恥でクリムを苦しめようとしているかのようだ。

・<K>淫気:▲「快楽値」+1(39)
・淫猥な戦い:▽「精神」-1(10)

それに対し、クリムは若干の危機感を感じながら次に取るべき行動を選択する。
接近戦ではこのローターの食い込みの快楽でまともな戦闘ができるか分からない。
それに餓鬼もダメージは負っているが死んではいない。
それを考えると、ここは殺傷力の高いシャドウボールで一気にインプを始末しなければと結論づける。
クリムは槍を左のみの片手持ちにすると、右手を向けそこに魔力を集中する。

だがこの戦いは今までクリムが経験してきた戦い、鍛錬ではない。
淫魔により淫猥な女殺しな戦い……
それをクリムは身を持って経験させられてしまう。
ローターは変わらず動き呪いの悦楽快楽をクリムの陰唇から膣口を犯すかのように染み込ませており……
しかも乳首に貼られたニプレスが動き出す。
ドーム状の部分が時計回りに回転しだし、無数の突起が乳首を虐めるようになぶりながら擦りだす。
魔力を集め黒い影の球体を作り出そうとしていたクリムは、この悦楽に悶えて魔力も集中力も霧散しかけてしまう。

近接戦闘と違い、魔法はまた別種の集中力が必要だ。
魔力を集め、術式を元に術を構築し行使する。
それは通常であればクリムには容易なことだ。
だが今は違う。
女の急所に振動の快楽を染み込まされ、しかも乳首は無数の突起が回転し乳首を嬲っているのだ。
今まで当然ながら快楽を感じながらの術の行使などはしたことがない。
快楽がどんどんクリムの集中力を犯し、乱し、壊していく。

☆<K>ローター:2(陰唇2)+”1d10〜15”(高いほど、流し込まれる呪が多くなる)
☆<K>ニプレス:2(左乳首2)+”1d5〜11”(高いほど、乳首攻撃が激しくなる)

それでもなんとか魔力を集め、霧散しかける集中力をつなぎ合わせ、クリムは影の球体を作り……インプへ向け発射。
しかし当然ながら速射とは言えぬ速度での発射であるので、クリムの動作から魔法を使うことはインプも分かっていたようで

「ケケっ!遅いんだよ!」

ニヤニヤしながらクリムの右手方向へと旋回しながら浮遊回避。
しかも発射する瞬間、ぎゅうううっとニプレスのドーム部分が締め付けるような動きを行い、
回転しながらの締め付け攻撃にクリムの乳首は強い快感を感じてしまった。
当然、それゆえ狙いも回避を予測した補正も狂ってしまい、クリムのシャドウボールはインプを外れて奥の壁へと飛んでいってしまう。

・乳首締め:▲「快楽値」+7
・シャドウボール:▽「魔力」-3(25)
・快楽での攻撃失敗:▽「精神」-1(9)

そしてインプはクリムとおよそ2m程の距離を維持しながら、南側へとまわり、その左手は細長い筒のようなものを持っていて、
それを自分の口で咥えると、反対側をクリムへと向けるような動きを取る。
さらに正面の方では倒れた餓鬼が起き上がり、四つん這いになってクリムへと飛びかかろうとしている。
それに対しクリムは……

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【初めての快感を感じながらの術行使故、ペナルティ重めに】
【悠美せんせーが淫魔戦を考慮してオナニーさせながら術を使わせる訓練をさせていればこのようなことには……(無理難題)】
【なお行動から山吹さんなら理解できそうですが、インプは側面から吹き矢攻撃】
【餓鬼は正面からのとびかかりを狙っている模様】
【それに対するクリムは……】
【というか快楽値も危険だぞ】

79クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/11/15(月) 20:29:29 ID:dDq/uj9o
>>78

「どこかおかしいのかぁ?
クク…どこがおかしいのか場所を言ってもらわないとわからないなぁ?」

『くっ……! こいつ……っ、ん、ぅ…❤ っ! いいですわ、それなら……!』

『(わたくしが何をされているのか、自分で説明させようとしている……!? なんて下劣な……!)』

注がれるいやらしいインプの視線は、クリムの乳房へと向けられている
インプがクリムの乳首に張り付き、割れ目を震わせる道具を転送させたのはその態度が物語っている、というのに……
インプの態度は、クリム自身に自分の現状を説明しろと、はしたない事実を口にしろと、そう告げているのだ
あまりにも下劣で、あまりにもいやらしい、そしてあまりにも――異質だ
妖魔とはこんな、退魔師を精神的に追い詰めるような手合いだっただろうか?
もっと本能的で暴力的な、そんな存在だったはずなのだが……クリムの知る妖魔とは、このインプはあまりにも違い過ぎる
違和感が膨れ上がり、勝手が違う戦いにクリムの精神がかき乱されていく……

・<K>淫気:▲「快楽値」+1(39)
・淫猥な戦い:▽「精神」-1(10)

『っ…ん、ぅ…❤ ふー……っ!❤ ふー……っ!❤ っく、ふぁ…んんっ❤❤』

『(ダメ、集中、出来ない……っ♥ ちく、び…っ、弾かれ、て…♥♥♥ アソコも、ジンジン、熱い……っ♥♥♥)』

単純な暴力とは違う、羞恥で精神を乱し快感で心を狂わせるやり口は、クリムの知る戦いとは何もかもが違う
危機感を覚えている、このままではまずいと感じている、それなのに……意識が千々に乱れてしまう
――割れ目にグイグイと食い込んでいる異物が、気になって仕方ない
細やかな振動と共に呪力が染み入るように快感を生み出し、段々と腰から太腿、膝、脚へと……力が抜けていく感覚が伝播する
――乳首をイジメる無数の突起が、何度も何度もクリムの意識を殴りつける
思わず腕で胸を庇いたくなるような刺激が乳首を襲い、敵の前で隙を見せそうになってしまう
それを抑え込み、下唇を噛んで声を堪えながらインプを睨み付けるものの……そんな悩まし気な視線に怯える者はいないだろう
突き出した右手に集められた魔力が、ノイズが走るように乱れ、霧散しそうになり、慌てて意識を集中して維持しようとして……しかし、再びノイズが走る
痛みや疲労で集中力が乱れるということは、クリムも想定していた
しかし淫魔の存在を知らなかったクリムにとって、戦闘中に快楽を我慢しながら集中力を維持するなんてこと、想像の埒外だ
乱れる意識を辛うじて維持し、遅々として進まない術式の構築に焦れ、快感に翻弄されながら……クリムは必死に魔力を練り上げていく……

☆<K>ローター:2(陰唇2)+”1d10〜15(15)”=17(56 快楽Lv2)
☆<K>ニプレス:2(左乳首2)+”1d5〜11(10)”=12(68 快楽Lv3)

『こ、これで……やぁ――っくひぁあっ!?♥♥♥』

「ケケっ!遅いんだよ!」

『ッ、そ、そんなっ!?』

それでも必死になって練り上げ、構築した操影術――シャドウボールは、闇色の球体の内に凶悪案力を溜め込んで形成された
後はこれを発射し、ぶつけるだけ……さすがにこれだけ術式構築に手間取った以上、何をする気なのかは察せられているだろう
だが関係ない、避ける方向も室内ならば限定される、回避を想定して撃てばいいだけなのだ
だが――そんなクリムの思惑は、シャドウボールをいざ発射する、その瞬間に崩されてしまう
乳首を責めるイボ突起の回転責め、それがよりにもよって発射の瞬間にぎゅううっと強く締め付けるように動き、雷に打たれたような快感に背筋が跳ねた
意識が一瞬真っ白になり、必死に堪えてきた甘ったるい濡れた声が唇から零れ出て、その拍子にシャドウボールを撃ち出してしまう
当然、狙いも回避方向への誘導も出来なかった、ただ飛ばしただけの攻撃が当たる筈もない
一発逆転の一手はインプに軽々と避けられ、部屋の奥へと飛んでいく
股間を、乳首を、戦闘中に辱められて快感を覚え、それが原因で危機を招く
夜の支配者であるヴァンパイアの血を引くクリムは、それ故に戦闘になればおおよその相手には勝てるという自負と誇りを持っていた
だからこそ、この結果はクリムの誇りを傷付ける
眼を見開き愕然と彼方へ飛んで行ったシャドウボールと、それを避けたインプに交互に視線を巡らせて硬直してしまう……

80クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/11/15(月) 20:29:39 ID:dDq/uj9o
>>79

・乳首締め:▲「快楽値」+7(75)
・シャドウボール:▽「魔力」-3(25)
・快楽での攻撃失敗:▽「精神」-1(9)

『はぁっ❤❤❤ はぁっ❤❤❤ っ、ふぅ…❤❤❤ く、ぅ……ふぅ……!❤❤❤』

『(う、そよ……わたくしが、こんな無様な失敗を……っ! くぅぅ…❤❤❤ ちく、びが、まだ……しつっ、こい…!❤
 まずい、わ、このまま好き勝手、させるわけ、には……っ❤❤)』

元より自他ともに厳しく、プライドの高いクリムにとって、失敗だけでも許容しがたいものだ
だというのにこんなにも無様な失敗は、クリムの精神に多大な負荷をかけている
だが、だからと言って状況が良くなることはないし、敵はここぞとばかりに攻め手を強めていく
怒りと屈辱、情けなさと羞恥に打ち震える思考も、迫る危機には反応せざるを得ない
インプは側面から、何やら筒を咥えてこちらに向けている
餓鬼たちはようやく起き上がり、飛び掛かる構えを見せている

『く、ふぁ……んんっ!❤❤ 調子に、のってぇ……!!』

『(この……っ、脚が……この状況、では……ふぅ…! 動けない、ならば……向こうを動かせばよいのですっ!)』


行動選択
インプに右手を向けて<AS>シャドウシールドを展開する
<AS>スカーレットオーラLv1を発動
餓鬼の飛び掛かりに合わせて左手で右から左へ槍を薙ぎ払い、吹き飛ばす

思考
自身の不甲斐なさ、卑劣な敵への怒りが内心で燃え盛っている
脚を動かせばローターがまずいと考え、その場で餓鬼を迎撃してインプに対処する時間を稼ごうと考えている

体勢
背筋をまっすぐ伸ばし、やや腰を落として右足を下げ、半身の構えを取っている
左手で槍を持ち、右前の構えを取っている

肉体
汗で全身をしっとりと濡らし、衣服が張り付き気味
暑さと快感で身体が火照っていて、肌が紅潮している
膣道を愛液が潤しつつある
乳首が硬く尖りだしている
ローターが割れ目に食い込みつつある
左乳首にニプレスが張り付いている

乱数:7


【おまたせしたのじゃー】
【初めての快感に翻弄されながらも、怒りが上回っている状態じゃな】
【まぁ明らかに無理矢理意識を逸らしておる状態じゃから、一度イって精神の糸が途切れたら崩れていきそうじゃが】
【シャドウシールドでインプの吹き矢を防ぎつつ視界を遮り、その間に餓鬼を吹き飛ばす】
【餓鬼が体勢を立て直す前にインプに何かしらの攻撃を仕掛ける……という想定じゃ】
【まぁその前に十中八九イキそうじゃから失敗するじゃろうが……】

81第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/11/15(月) 21:19:44 ID:p7tjkWH.
>>79-80
クリエムヒルト 体力13/13(0/+3) 精神力9/12(3/+3) 魔力25/30(3/+1) 人間 状態:正常
快楽値:75(快楽LV4) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:1 淫気耐性:0
感度:淫核C(0) 陰唇C(0) 膣内C(0) 子宮B(0) 左胸C(0) 右胸C(0) お尻C(0) 尿道D(0)
    左足E(0) 右足E(0) 右腕E(0) 左腕E(0) 背中C(0) お腹D(0) 口D(0) 耳C(0)
<装備>シャドウスピア(7 18/20R):L
      白い半袖ブラウス 黒いプリーツスカート 白いシルクブラジャー 白いシルクショーツ 白いガーターソックス レースアップショートヒールブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2 DEX:2 AGI:2 INT:2 VIT:3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 多汗 愛液分泌過多 乳首勃起 貫通弱点
<状況>あづまビル4階大部屋 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度1 少量
      インプ 餓鬼A:3 B:3
      淫呪ローター(陰唇) 貪りのニプレス(左胸)

〜シャドウシールド:7-1=6〜(影+2 ST+0 快楽-3 ;補正-1)

淫具の前に絶頂寸前のクリム。
そんなクリムに対し、インプは側面から、餓鬼は正面から攻撃に移る。
それに対しクリムはまずはインプに対しては防御、ガキに対しては迎撃という戦法を取る。

・<K>淫気:▲「快楽値」+1(76)

細長い棒のようなものを取り、それを口に含むインプ。
それゆえ、インプの卑猥な言葉責めは止まるものの、それは新たな攻撃の合図でもある。
どんな攻撃家はわからないが、クリムは快楽に耐えながら咄嗟に魔力を練り、右手をインプへと向ける。
そして防御の術であるシャドウシールドを素早く展開する。

インプがふっと息を吐くと、棒の先端から針が飛び出す。
インプの持っている棒は吹き矢で、インプはそれを発射したのだ。
その発射とほぼ同時にクリムのシャドウシールドは展開する。
なんとかギリギリに間に合った影の盾は飛んでくる針を弾く。
防御は成功……だがその魔法を使うと決めてから発動するまでの時間は、いつもよりも遅い。
快楽が…魔法発動に必要なあらゆるものを鈍らせているのだ。

・シャドウシールド:▽「魔力」-2(23) 耐久:10

そしてクリムに休む暇はない。
吹き矢攻撃に遅れて、起き上がり駆け出す餓鬼がクリムに迫る。
それに対しクリムはスカーレットオーラと呼ばれる血の術による身体能力強化と薙ぎ払いで対処しようとする。
しかし、その術を発動する直前、ついにクリムの女体は限界を迎えそうになる。
快楽振動に乳首嬲り。
それらの刺激で、クリムは絶頂してしまいそうになってしまったのだ。

☆<K>ローター:2(陰唇2)+”1d5〜7”(高いほど、流し込まれる呪が多くなる)
☆!<K>ニプレス:2(左乳首2)+”1d2〜6”(高いほど、乳首攻撃が激しくなる)

今まで、当然ながらこんな快楽を感じながら戦ったことは無いクリム。
絶頂してしまえば、術の維持など不可能だ。
加えて、迫る餓鬼にも大きな隙を見せてしまうだろう。
だがたとえ耐えたとしてもそれは破滅を先延ばしするだけ……
果たしてクリムは……

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【盾のほうはなんとか……】
【そして餓鬼迎撃の方策あたりで絶頂判定】
【時間的にも短いので、ダイスの範囲は半分にしておきました】

82クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/11/16(火) 22:55:49 ID:pRsF9pVk
>>81

・<K>淫気:▲「快楽値」+1(76)

『ふーっ!❤❤❤ ふーっ!❤❤❤ っ、はぁ…っ❤❤ すぅ…………盾よ…!』

『(っ、速度が……遅い!? こん、な……私、思った以上に、弱っている……っ!?)』

じわじわと込み上げる快感、熱く火照る身体、染み入る様な呪力、力が抜けていく足腰、呼吸を乱す法悦の波
それらを荒い呼吸に乗せて誤魔化しながら、練り上げた魔力を右手の先へ集めて術式を構築する
ゾワリと影が水のように蠢き、術式に沿ってクリムの右手の先の空間へ流れ込んでいく
光を遮る闇色の影は、クリムの身体の大部分を隠す長方形のタワーシールドを形成する
シャドウシールドと名付けられた術式は、影を素材とする以上光に弱いのが欠点ではあるが、それを補って余りある即効性と防御力を兼ね備えている
咄嗟の際に瞬時に展開し、クリムの危機を幾度となく救った信頼と実績のある影の盾は、しかし……当のクリム本人からしてみれば、遅い
平時と比べて遅く、インプが吹き矢を吹く直前にようやく展開完了した術式構築速度に、危機感を覚えてしまう
使い慣れたはず術式だからこそ、その速度の差は歴然で……クリムは自分の身体を蝕む快感に散らされた集中力を、否が応でも意識させられてしまう

・シャドウシールド:▽「魔力」-2(23) 耐久:10

『っは、ぁっ…♥♥♥ はぁっ……!♥♥♥ ん、ぅっ…❤❤❤ っあ、あぁっっ!?♥♥♥♥ っっ!!?♥♥♥♥』

インプの吹き矢を防ぎ――しかし、クリムに一息つく暇はない
倒れていた餓鬼たちが体勢を立て直し、またしても飛び掛かろうと駆け出しているのだ
当然クリムもそれに気付いていて、身体強化の術を使用したうえで再び吹き飛ばしてやろうと考えたのだが……
既にギリギリまで追い込まれていたクリムの限界を、いよいよ快感の閾値が乗り越えてしまう
ぐらりと視界が歪み、刹那の瞬間に視界が真っ白に染まり、ガクンと膝が震え――――

☆<K>ローター:2(陰唇2)+”1d5〜7(7)”=9(85 快楽Lv4)
☆!<K>ニプレス:2(左乳首2)+”1d2〜6(3)”=5(90)
 →絶頂を堪える

――――それらを、多大な精神力を消費して抑え込む

『(ダメです、意識が……集中力、が……っっ♥♥♥ 頭、まわりません……っ❤❤❤
 で、ですが……こんな下郎の前で、絶頂するだなんて……冗談ではありませんわ……っ!!)』

冷静に考えれば、これが定められたゴールをただ遠ざけただけ、それも無理矢理遠ざけるという、あまりよくない手段であると理解できたかもしれない
しかし今のクリムは、そんな風に冷静に物事を考えられる状況ではなかった
淫魔の存在を知らず、淫猥な手段で淫らに責め立てる妖魔への怒り
ヒトではないとはいえ、知性ある存在に快感を感じている姿を見られる羞恥
乳首を、割れ目を、異物に責められて抑えきれない快感を覚えてしまう戸惑い
快感は思考の空白を生み、身体は力が抜け、不規則に痙攣し、クリムの意思を素直に聞いてはくれない
淫魔を知らない少女にとって、女であるというだけで常に弱点を突かれる淫魔流の戦い方は、あまりにも致命的過ぎた
行くも地獄、引くも地獄……それでも経験を積んだ退魔師――悠美や山吹であれば、身体の疼きに従ったうえで最終的に勝つ選択肢を掴み取れるだろう
しかしプライドの高さ故に一時の屈辱を選べないクリムにとって、だからこそこの結果は必然だったのかもしれない
赤く色づいた身体、汗の粒が浮かんでは流れじっとりと湿った肌、呼気に混じって甘い声が混じり、身悶えるように身体が痙攣と脱力の反応を示している
そんな中、未だに諦める事だけはしないクリムの意思は、怒りを支えに歯を噛み締める
槍を握る左手がギチギチと音を当てるほどに強く握り締め、その痛みで正気を維持しながら、魔力を練り上げ、叫ぶのだ――――

『っ、ん、くうぅ、うっ!?❤❤❤ しつ、こいっ、殿方は……っあぅっ!?♥♥♥ っ、嫌われ、ます、わ……よっ!!❤❤』


行動選択
<AS>スカーレットオーラLv1を発動
餓鬼の飛び掛かりに合わせて左手で右から左へ槍を薙ぎ払い、吹き飛ばす

思考
快感で思考が回らず、目の前の餓鬼に対処することに集中している
卑怯卑劣な手段を持って辱めてくるインプ達に対する怒りで、絶頂しそうな自分を抑え込んでいる

体勢
背筋をまっすぐ伸ばし、やや腰を落として右足を下げ、半身の構えを取っている
左手で槍を持ち、右前の構えを取っている
右手をインプに向けて突き出している

肉体
汗で全身がじっとりと湿り、衣服が肌に張り付いている
暑さと快感で身体が火照っていて、肌が紅潮している
膣道を愛液が潤しつつある
乳首が硬く尖りだしている
ローターが割れ目に食い込みつつある
左乳首にニプレスが張り付いている

乱数:3


【プライドが高いクリムちゃんが淫魔に責められても、極限まで我慢するじゃろうなぁ】
【そのせいで一度イクと大きな隙を晒してしまうのじゃが、こればかりは経験を積まねば理解出来まい】
【せめて餓鬼どもにはそれなりのダメージを負わせておかねば後が辛いが……さて、どうなるかのぅ】

83第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/11/17(水) 00:02:05 ID:QEjRmGwc
>>82
クリエムヒルト 体力13/13(0/+3) 精神力8/12(3/+3) 魔力23/30(4/+1) 人間 状態:正常
快楽値:90(快楽LV4) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:1 淫気耐性:0
感度:淫核C(0) 陰唇C(0) 膣内C(0) 子宮B(0) 左胸C(0) 右胸C(0) お尻C(0) 尿道D(0)
    左足E(0) 右足E(0) 右腕E(0) 左腕E(0) 背中C(0) お腹D(0) 口D(0) 耳C(0)
<装備>シャドウスピア(7 17/20R):L
      白い半袖ブラウス 黒いプリーツスカート 白いシルクブラジャー 白いシルクショーツ 白いガーターソックス レースアップショートヒールブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2 DEX:2 AGI:2 INT:2 VIT:3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 多汗 愛液分泌過多 乳首勃起 貫通弱点
<状況>あづまビル4階大部屋 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度1 少量
      インプ 餓鬼A:3 B:3
      シャドウシールド(耐久9/10)
      淫呪ローター(陰唇) 貪りのニプレス(左胸)

〜迎撃:3-1=2〜(技能+2 ST+1 快楽-4 ;補正-1)

なんとか絶頂を堪えるクリム。
そのまま向かってくる餓鬼を迎撃すべく、スカーレットオーラによる肉体強化からの薙ぎ払いを行おうとする。
だが、本来の状態のクリムならばともかく、卑猥な快楽攻撃を受ける中、しかも絶頂寸前の状態であり……
そんな状態ではまともに術を使うことなどできない!
そんなクリムに餓鬼は接近し、そのまま飛びかかる。

・<K>淫気:▲「快楽値」+1(91)

しかも呪いのローターが僅かに動き、絶頂寸前の膣口へと移動し、その膣内へと軽くぬぷっとはまり込む。
ニプレスも回転しながらぎゅぎゅっと締め付け、早くイけと言うかのように乳首を締め付ける。
そんな状態で餓鬼に飛びかかられ、餓鬼Aはクリムの左足へ、餓鬼Bはさらに大きく飛びかかり、クリムの胸へと飛びかかる。
そして餓鬼が飛びかかる瞬間か、そのあとかそれともわずかに前か……
それは定かではないが、クリムの身体は限界を迎え、激しく絶頂してしまう。

☆<K>ローター:2(膣口2)+”1d6〜8”(高いほど、流し込まれる呪が多くなる)
☆<K>ニプレス:2(左乳首2)+”1d2〜6”(高いほど、乳首攻撃が激しくなる)
 →強制絶頂! スタン!

激しく絶頂するクリム。
その絶頂で全身からは力が抜け、姿勢の維持がしにくくなる。
そこに加えての餓鬼の飛びかかり。
正面から左足と胸に飛びかかられてしまった絶頂中のクリムはそのまま押し倒されるように身体を後方へと倒してしまい、
そのまま仰向けに倒れてしまう。

当然展開させていたシールドは消え、インプはそれを見てニヤリと笑う。
ただ、吹き矢での追撃は、餓鬼に当たる恐れがあるからか見送ったようだ。
そして仰向けに倒されてしまったクリム。
その体の上にはお腹にまたがるように餓鬼Bがのしかかり、胸へと手を伸ばしている。
下半身には左足の乗るように餓鬼Aがのしかかっている。
そんな二匹の淫魔にのしかかられたクリムは激しい絶頂で動けない!
それはもしかしたら、クリムが今まで経験したことのない絶頂かもしれない。
そして確実にクリムが経験したことが無いであろうことは、膣口に嵌って震えるローターと、左胸に張り付くニプレスの責めだろう。
絶頂しても動きを止めぬ淫らな道具の責め。
絶頂中もそのあとも呪いの振動を絶頂性器へと染み込ませるように動き、固くなりやすい乳首は繊毛の生えたドームをギチギチに満たしていて、
押しつぶされながら回転責めをたっぷりと受けている。
それが止まることなく、クリムに襲いかかっているのだ。

〜スタンのため行動不可!〜

【駄目でしたーっ】
【絶頂し、飛びかかられれば仕方ないね】
【そして激しくイくわけですが、一応栓のように嵌っているローター】
【愛液流しやすいとはいえ、まあ嵌っているし、少し抑え気味でもいいかもしれない】
【まあそれでも抑えきれずにいっぱい濡らしてもいいかもですが……】
【ちなみに次は動けず餓鬼にいっぱい吸われます】
【あと…まあブラウスは少し破壊しようかな】

84クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/11/20(土) 19:12:35 ID:rIgJRMiM
>>83

・<K>淫気:▲「快楽値」+1(91)

――――身体を巡る血の流れを意識する
赤い、紅い、朱い血液が心臓から身体中へと流れ、巡り巡って心臓に戻ってくる流れをイメージする
その流れに、そっと魔力を乗せる
血流に乗った魔力は全身に行き渡り、筋肉を、骨を、内臓を、身体全体を強化して人知を超えた身体能力を生み出すのだ
しかし……普段ならば瞬時に終わるイメージが、一呼吸で組み上げる術式が、意識すらせずかき集める魔力が――集められない
込み上げる快感が頭を茹らせ、熱く火照る身体は呼吸を乱し、体温が上がった身体は血流の流れすら乱れてしまっていて……
正常なイメージすら出来ないまま、より深く知覚してしまうのだ、今の自分の現状を――

腰が抜けそうに甘い振動を齎すローターが、快感に耐える割れ目をなぞるように移動し、その卵型の形状で膣口へと先端を嵌め込んでしまう
こじ開けられた割れ目の隙間から愛液が零れだし、ショーツにじわりと愛液の染みが広がっていく感触が伝わる

乳首を締め付けるニプレスが、イボで乳首を何度も何度も執拗に弾き、締め付け、緩め、また弾き……
乳房から伝わる快楽の激感が雷のようにクリムの心臓を貫き、はしたなく乳房を揺らすように身悶えてしまう

バチバチと脳裏で光が瞬き、ますます魔力が霧散し、イメージが纏まらず、術式が歪み……それに追い打ちをかけるように、餓鬼たちが飛び掛かってきた!
一匹は胸元へ飛び掛かり、もう一匹は前に出していた左足へ、その衝撃でクリムの身体が揺れた時、意識もそちらへ移り……
その瞬間の意識の緩みが、限界寸前で必死に踏み止まっていたクリムの精神の均衡を崩した

滲み出た愛液を振動で弾き、散らしながらローターが呪力を膣口から染み込ませ、膣道を快楽で侵していく
自慰しか知らない処女の乳首を、ニプレスが容赦なく嬲り抜いてイジメてしまう
呼吸が止まり、膝がガクガクと震え、天を仰ぐように仰け反ったクリムの意識に罅が入り――呆気なく決壊した

『ひ、ぁっっ!?♥♥♥ こ、のっ♥♥ 近寄る、んじゃ――ん、っく、あ、あっっ!!??♥♥♥ ひ、っああああああああああっっっ!!??♥♥♥♥♥』

☆<K>ローター:2(膣口2)+”1d6〜8(6)”=8(99)
☆<K>ニプレス:2(左乳首2)+”1d2〜6(2)”=4(103 快楽Lv5)
 →強制絶頂! 初期快楽値10 快楽Lv0 スタン!

『んく、っっ――!?❤❤❤❤ っっふ、あ、ああ、あっっ!?♥♥♥♥ ぅあ゛っ!!?♥♥♥ ぁ、はひっ!?❤❤❤❤』

『(い、まの、なん、です…の……っっ?❤❤❤❤ あたま、まわり…ません、わ……っあ、ぁ…❤❤❤❤
 あ、あぁ……っ♥♥♥ ま、だ…っ、きもち、いい、のが……とまら、ない…っ!?♥♥♥♥ だ、めで、す……そん、なのぉ……!?♥♥♥♥)』

ショーツをぐしょぐしょに濡らして勢いよく愛液を噴き出しながら仰け反り、天を仰ぐように果てたクリムの膝が、カクンと崩れる
膝が崩れ、腰から力が抜け、弓形に反った背筋は正面から抱き着いた餓鬼の勢いも相まって、背中側へと傾いていく
初めて経験する限界を超えた快楽に、クリムの視界はバチバチと甘く痺れ、頭は蕩け、麻痺してしまっている
クリム自身、年齢自体は100歳を超えているが……吸血鬼として見れば、まだまだ子供でしかない
少女から女性へと変わりつつある肉体、その本能的な欲求に突き動かされ、自慰……オナニーを試してみたことも何度かある
しかし、その全てがこれほどの快楽を生むものではなかった
自分自身で気持ち良いところを愛撫し、絶頂を迎える……それすら稀だったのだ
どうしても快感が深くなればなるほど、身体がセーブしてしまう、これ以上は怖い、快感で上手く指が動かない、そう言った理由で……
しかしこの下着の中に潜り込んだ異物は、クリムを気遣った生温い愛撫はしない
女の急所を責め嬲り、ただ只管に快楽の海に浸し、溺れさせ、絶頂を享受させようと快楽を押し付けてくる無機質さ
今も、限界を超えた絶頂を迎えたばかりのクリムを変わることなく責め嬲る異物に、どうしても甘ったるい声が零れてしまう
絶頂後の心地良い気怠さに浸る余裕も無い、気持ち良くて、しかし時折激しい感覚が腰を跳ねさせ、乳房から心臓へ快感が駆け抜け、頭が蕩ける
そんな快感に襲われ続ける身体は、呼吸すらままならず……悲鳴を抑えることも出来ずに、甘ったるい声で鳴き、噴き出る汗と共に立ち昇るような淫臭を撒き散らしてしまう
ぐったりと投げ出された手足には一切力が籠められず、影の槍はクリムの左手から零れ落ちる
乱れたスカートから覗く白い太腿には、ねっとりとした愛蜜の筋が見えていて……濡れたショーツやスカートの裏地が、クリムが潮を噴いた事実を物語っている
ブラウスを押し上げる豊満な美巨乳はぐっしょりと汗で濡れ、その下の肌色を透かしていた
よく目を凝らせばニプレスに覆い被さられた乳首も見えるだろう
ニプレスに覆われていないはずの右の乳首さえ、ブラとブラウス越しに硬く尖ってしまっているのが見えてしまうかもしれない
妖魔と退魔師、生命をかけた生存競争しか知らなかった吸血姫にとって、淫魔の攻撃は予想外に過ぎた
変わらず注がれる快感、初めて経験する凄まじい絶頂感、敵の前ではしたなく喘ぎ乱れてしまう羞恥、あり得ない行動を取る妖魔たちへの戸惑い……
ぐちゃぐちゃに乱れた思考はクリムの意識を漂白し、それは大きな隙となって淫魔達にチャンスを与えてしまうのだ――――

行動選択
スタン!

思考
初めての強制絶頂の衝撃に呆然としている
羞恥、怒り、戸惑い、混乱……様々な思いがぐちゃぐちゃに混ざり、思考が止まっている

体勢
手足を投げ出すように仰向けに倒れている
胸元に餓鬼Bが張り付いている
左足に餓鬼Aが抱き着いている

肉体
汗で全身がぐっしょりと湿り、衣服が肌に張り付いて薄っすら肌が透けている
暑さと快感で身体が火照っていて、肌が赤く色づいている
膣口から愛液が溢れ、ショーツとスカートを濡らしている
乳首が硬く尖ってしまっている
ローターが割れ目に食い込みつつある
左乳首にニプレスが張り付いている

乱数:7


【おまたせしたのじゃ】
【淫魔という未知の存在からの初めての淫猥な攻撃、限界を超えた絶頂、初めて尽くしで呆然としてしまっておるのじゃ】
【そして折角愛液分泌方などというPSがあるのじゃから、初強制絶頂で初潮噴きと相成った】
【少し落ち着いたら異様に濡れている下半身の感触に、漏らしてしまったかと焦る描写を挟もうかのう】

85第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/11/20(土) 20:08:05 ID:wgdWlLcI
>>84
クリエムヒルト 体力12/13(3/+3) 精神力7/12(3/+3) 魔力23/30(5/+1) 人間 状態:正常
快楽値:10(快楽LV0) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:1 淫気耐性:0
感度:淫核C(0) 陰唇C(1) 膣内C(0) 子宮B(0) 左胸C(0) 右胸C(0) お尻C(0) 尿道D(0)
    左足E(0) 右足E(0) 右腕E(0) 左腕E(0) 背中C(0) お腹D(0) 口D(0) 耳C(0)
<装備>シャドウスピア(7 16/20R):床
      白い半袖ブラウス 黒いプリーツスカート 白いシルクブラジャー 白いシルクショーツ 白いガーターソックス レースアップショートヒールブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2 DEX:2 AGI:2 INT:2 VIT:3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 多汗 愛液分泌過多 乳首勃起 貫通弱点
<状況>あづまビル4階大部屋 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度1 少量
      インプ 餓鬼A:3(足) B:3(胸)
      淫呪ローター(陰唇) 貪りのニプレス(左胸)

〜スタン〜

激しく絶頂し、仰向けに倒れてしまうクリム。
あまりの絶頂の大きさ故、少しの間動けそうにない。
そんな無防備の絶世の美女に対して、淫魔たちは容赦ない責めを行おうとしている。

「ケケ!絶頂してみたいだなぁ
お前の雌マンコどうなっているかなぁ?」

ニヤニヤしながら吹き矢から口を離した餓鬼がわらいながらそう言う。
尤も、今のクリムには聞こえないかもしれないが……

・<K>淫気:▲「快楽値」+1(11)

淫具は絶頂中も倒れるときも、そして倒れてからも……容赦なく動いてクリムの身体を嬲っていた。
ニプレスはぎゅ…ぎゅ…と乳首を締め付けるような動きをしながら、激しく回転し、無数の突起が乳首をなぶる。
しかも、締め付けられた際の回転は、乳首をねじるような刺激であり、緩めたときに解放されるも、クリムの乳首に強い刺激を与えている。
クリムの乳首は勃起しやすく、その勃起した乳首が、そんな回転ドームの中をみっちりと満たしている。

股間ではローターが膣口に食い込み、嵌っている。
しかもそのローター自体がグリグリと動き出し、膣口を広げ、解すような動きをしていた。
それによりクリムは呪いの振動を膣口全体に直接浴びているが、そこから振動そのものが悦楽を伴いながら一気に膣内を満たしていく。
それは絶頂によりクリムの術に対する防御機能が停止している故である。
完全無防備になっているクリムの膣内を遮るものない呪い振動は一気に伝わり、膣内を膣壁を快楽つきの振動で震わせていく。
いや、それは膣どころか、子宮口、さらにはその奥の子宮まで届き、女の秘奥を快楽で震わせ、淫らな快楽の追い打ちをクリムに与えているのだ。

そんな彼女にのしかかる餓鬼。
淫具で悶えるクリムの身体はこの淫魔に押さえつけられている。
餓鬼Aはクリムのむちっとした脚を掴みながら広げていく。
右手で左ももを、左手で右ももを掴みながらクリムの脚を開き、その間へ移動。
手で太ももをムニュムニュ揉みながらも、そこからクリムの魔力を吸収し、顔をスカートの中へと突っ込んでいく。
その中にはクリムの発情した匂いが漂い、さらに絶頂し、休むことなく快楽に翻弄される性器が下着越しに存在していた。
それらが餓鬼の五感をいやらしく刺激する。

もう一匹の餓鬼はお腹にまたがりながら、クリムのブラウスに手をかけると、そのまま左右に一気に引きちぎる。
それによりボタンが弾け飛び、上品なブラジャーに包まれた美巨乳が露わになる。
無論それを餓鬼は視覚で楽しむが、それとともに解き放たれるクリムの匂い。
蒸し暑い市内の空気でたっぷりと汗をかき、さらにこのビルに入ってからはさらなる蒸し暑さでむわっと大量の汗の匂いが漂う。
そこには絶頂によって雌のフェロモンがブレンドされていることだろう。
そして餓鬼はそんな彼女に興奮しながら、胸へと手を伸ばし、ムニュムニュ激しく揉みながら魔力を手のひらから吸い上げてくる。

淫具に加えて餓鬼の愛撫を受けるクリムは絶頂の余韻で敏感な身体を嬲られ悶える。
しかも餓鬼の手からは魔力がどんどん吸われ、餓鬼に奪われていく。
その魔力吸収も強い快感を伴うものだ。
身体の中から大切な自身の力が快楽を伴い、神経に悦楽の刺激を与えながら、脚と胸から抜け出ていく。
その吸われる量も絶頂で緩んだ防御越しゆえに大量であり、それに比例して快感も大きくなる。
絶頂したときから止まることなく、弱くなることなく、いやむしろ与えられる快感は大きくなっていた。

「おうおう、吸われているなぁ
気持ち良いだろう?
けけ、ローターもたっぷり愛液で湿らせているだろうなぁ」

それを見ながらインプはクリムへと近づきながら嗤う。
インプはクリムの快楽に悶える顔を見ながら近づき、その表情を楽しんでいた。
だが、そんな凄まじい快感を受ける中、なんとかクリムは身体が動かせそうになる。
ただしその身体は、快楽でうまく力が入らないだろうが……

☆<K>淫具:4(左乳首2 膣口2)+”2d5〜10”(高いほど動けるようになるまで時間がかかる)
☆<K>吸魔愛撫:2(胸2 脚0)+”2d8〜18”(高いほど、魔力が吸われてしまう)
 ※ダイス合計10ごとに魔力1吸収

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【めちゃくちゃ責められるクリムちゃん】
【餓鬼たちは見ても嗅いでも楽しんでいる模様】
【なおエナドレで脱力しているので、少しの間、マイナス補正も入ったりします】
【あと次あたりでインプはローターをとってしゃぶりだします】

86クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/11/22(月) 15:41:52 ID:/2ZXYk7I
>>85

「ケケ!絶頂してみたいだなぁ
お前の雌マンコどうなっているかなぁ?」

『は、ふぁ……っ❤❤❤ は、ぁっ…❤❤❤ んく、ぅっ…❤❤❤ 
は、んぅっ…♥♥♥♥』

『(い、今の、は……わたくし、まさ、か……果ててしまった、の…ですか……!? ❤ ❤ ❤ っ、あ、ぁぁ……まさ、か……そんな、わたくしが……っ♥♥♥)』

投げ出された手足、仰向けに倒れた身体、槍は手中から零れ落ち、呆然と涙を滲ませた瞳は天井を見上げている
甘く、濡れていながらも熱を孕んだ乱れた呼気が瑞々しい唇から零れ、室温に溶けていく
真夏に激しい運動をしたかのような発汗は、クリムの汗っかきという体質を考えて尚、多量なものだ
蒸し暑い気温、閉め切られた室内、その上で我慢なんて到底出来ないほどの夥しい快楽による強制絶頂
ぐつぐつと煮え滾るような快楽が身体の奥底から溢れ、滲み出て、痙攣する身体と共に全身に伝播する
その熱を逃がそうと、身体は生理現象として汗を生み出し、クリムの身体は汗に濡れた
ブラウスをぐっしょりと濡らし、白いブラウスは肌に張り付き、濡れて透け、ブラの形状や色合い、果ては赤く色づいた肌の色さえ透かしている
そしてそれは下半身でも同じ有様で、黒いスカートは透けこそしていないが、太腿やお尻に纏わりつくように肌に張り付き、その優美なラインを見せつけている
よく見れば股間周りは寄り色濃く変色し、クリムがはしたない愛蜜を多分に噴き出してしまっていることがわかるだろう
艶めかしく色づいた元は抜けるような色白の肌、それを際立たせる白のガーターベルト、そのむっちりとした太腿に伝う愛液の筋がいやらしい光景を生み出している
ソックスさえもじっとりと湿り、愛液を吸って肌に張り付いていて……
あまりにもいやらしく、あまりにも蠱惑的なその有様は、近寄れば近寄るほどにむせ返るほどの女の臭いを感じるだろう
そんな極上の美少女の痴態をニヤニヤと笑いながら、淫魔達は興奮を高めている……

・<K>淫気:▲「快楽値」+1(11)

『あっ❤❤❤ あ、っ♥♥♥ く、ふぁ❤❤❤ あ、あっ!?♥♥♥♥ ふぁ、あっっ!!❤❤❤❤』

強烈な絶頂を味わい、混乱し、呆然としているクリムを、しかし淫具は容赦なく責め嬲る
当然と言えば当然だが淫具に自意識は無い、ただ電池が尽きるまで動き続けるだけだ
乳首を責めるニプレスも、膣口を震わせるローターも、只管に動き続けてクリムの性感帯に快楽を流し続けていた

『っふ、ぁああ、あ、あっっ!?♥♥♥♥ だめ、ぇっっ!!❤❤❤❤』

絶頂し、より一層硬く尖った乳首を押し潰し、ゴリゴリと弾きながら回転する無数のイボ突起
締め付けるように動きながらイボで責めるニプレスの動きは、相変わらずクリムの呼吸を乱す甘い電流を生み出し続けている
ぴったりと張り付いたニプレスの中で、窮屈に押し込められた乳首が逃げ場のない回転責めに晒され、快感に咽び泣いていた
弾かれる度に鼓動が乱れ、締め付けられる度に息が詰まり、甘い悲鳴が喉から零れ落ちる
上半身をくねらせるように身悶えながら、クリムは焦点の合わない瞳でぼんやりと快楽を味わい続けている

『っく、うぅぅぅう、うっ!?!?❤❤❤ っ!❤❤❤ っっ!!❤❤❤❤ っっ〜〜〜〜!!♥♥♥♥♥』

そしてそれは下半身のローターでも同じこと、ぶるぶると震える悩ましい快感を生み出すローターは、更なる責め句をクリムに味わわせようと動き始める
激しい絶頂に押し上げられて呆然としているクリムの、快感でヒクつく割れ目を解すように、押し広げるように、ローターがグリグリと姫割れへと食い込んでいく
愛液を弾き散らし、ショーツをぐっしょりと濡らし、尻たぶや太腿までをも濡らしながら、ローターは呪力を染み渡らせる
割れ目を超え、膣肉のひだを確かめるように染み入り、子宮口にまで到達した呪力――妖しげなその力が、遂に牙を剥いた
割れ目に半ば埋没したローターの生み出す振動は確かに甘美なものだが、それはあくまでもローターからしか生まれない
即ち、膣口付近のみを振動させるにとどまっていたのだが……染み入った呪力そのものがローターの延長のように振動し、快楽を引きずり出していく
陰唇が震え、膣肉が震え、子宮口が震え、硬く閉ざされたその先、女の急所たる子宮そのものが甘く震わされて快感を覚えてしまう
未だ処女であり、オナニーでも子宮までは触れることなく、そこで快感を感じられるなどと想像もしていないクリムの隙を突く、悍ましい快感
バチバチと雷のように鮮烈に、炎のように激しく、豪雨のように打ち付けられる逃げ場のない快感が、クリムの神経を駆け巡った
ビクビクと腰を跳ねさせ、太腿が悶えるように擦りあわされ、ごぷりと愛液が割れ目から溢れてショーツを濡らす
お尻を擦り付けるように身悶えながら悲鳴を上げるクリムは、目を見開いて快楽に怯えながら、訳も分からない状況に混乱している

87クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/11/22(月) 15:42:04 ID:/2ZXYk7I
>>86

『ん、ぉっ!!?♥♥♥♥ お、もっ、なに、だめ、ぇ…ッ!?♥♥♥♥ 魔力、吸われ、て――っっっ!?!♥♥♥♥♥』

そんなクリムを更なる苦境が襲う……身体に飛び掛かってきた餓鬼たちが、いよいよ動き始めたのだ
一匹は快楽にもじもじと悶えるクリムの太腿を押し退け、じっとりと愛液で濡れたスカートの内側へと顔を突っ込む
発情しきった雌の臭いが、たった一度果てただけとは思えないほどに多量の愛液でびしょ濡れとなり、濃密な雌の臭いをむわりと餓鬼の鼻先に漂わせている
肉付きの良いムチムチの太腿を掴んだ掌もまた、極上の柔らかさで指が食い込み、餓鬼の興奮を煽っていた

上半身ではお腹に跨り、マウントポジションを取った餓鬼が汗で張り付き、ぐっしょりと濡れたブラウスを引き千切るようにして左右に開く
ボタンが弾け飛び、ブラウスに抑え込まれていた汗の臭いがむせ返るほどに立ち昇る
その下から露わになったのは、純白の見るからに高級なブラジャーに包まれた豊満な美巨乳
ばるんっ❤❤❤ たぷんっ❤❤❤ そんな擬音が聞こえてきそうなほどに重々しく乳房が弾み、餓鬼の目を楽しませていた
当然、そんな視覚と嗅覚へのダブルパンチに耐えられるほどの辛抱を持たない餓鬼は、柔らかな乳肉に指を食い込ませて鷲掴みにする
生意気にも餓鬼の指を押し返す様な弾力、それでいて最高に興奮を煽る極上の柔らかさ
相反する二つの感触を両立しながら、クリムの乳房は餓鬼の手に健気な反発を持って抵抗を示していた

しかし――――そんな生意気な抵抗も、魔力を吸われ始めてしまえば話は変わる
身体の奥底から引きずり出されるように、魔力が餓鬼の掌へと、乳房と太腿を通じて流れ込んでいく
喪失感を覚え、それが寂しさと危機感を齎し、それを埋めるように快感が心を溶かし、麻痺させる
餓鬼にマウントを取られた身体をビクビクと跳ねさせ、何とか快感を逃がそうと無意識に身悶え、しかし消えない快感に濡れた声が零れ落ちる
このころになれば理性も戻りつつあったが、その理性も止まらず変化を続ける快感に襲われ、余裕を取り戻せないまま翻弄されていた……

「おうおう、吸われているなぁ
気持ち良いだろう?
けけ、ローターもたっぷり愛液で湿らせているだろうなぁ」

『ふぁは、ぁ、ああ、あ……っっ!?♥♥♥ んく、ぅっ…!❤❤❤』

『(負け、ない……!❤ わたくし、は…ぁ……、この、ていどっ、で……っ!❤ 下賤な、妖魔、なんかに、ぃ……!!)』

そんなクリムを見下しきった笑みを浮かべながら、インプが近付いてくる
クリムの心を満たすのは、不甲斐ない自分とあまりにも卑猥な手段を取る敵への怒り、情けなく翻弄される屈辱
コトコトと煮詰められるような快感に晒されながら、クリムは歯を食いしばって強い視線をインプへ向けた
この屈辱は必ず返す、対価を徴収する、その命を持って……あらゆる想いを敵意へと変換し、クリムは歯を噛み締めた
身体は脱力し、快感を感じる度にピクピク震えて動かしにくい
しかしそれだけで諦める理由にはならない、例え身体が動かずとも、ならば魔法でもって討滅せしめるのだ――――

☆<K>淫具:4(左乳首2 膣口2)+”2d5〜10(9+10=19)”=23(34 快楽Lv1)
☆<K>吸魔愛撫:2(胸2 脚0)+”2d8〜18(12+16=28)”=30(64 快楽Lv3)
 ※ダイス合計10ごとに魔力1吸収=魔力-3(19)


行動選択
<AS>シャドウブレード(消費魔力1)×3を展開、餓鬼ABとインプを貫く
淫魔が怯んだらその隙に餓鬼を振り落とし、槍を手に取って支えにしながら立ち上がる

思考
屈辱を味わわせたインプ達へ、煮え滾るような怒りを感じている
雑魚と侮らず、消耗度外視で打ち倒そうと考えている

体勢
手足を投げ出すように仰向けに倒れている
お腹の上に餓鬼Bが跨り、胸を揉んでいる
股間に餓鬼Aが顔を突っ込んでいる

肉体
汗で全身がぐっしょりと湿り、衣服が肌に張り付いて薄っすら肌が透けている
暑さと快感で身体が火照っていて、肌が赤く色づいている
ブラウスを引き千切られ、胸元が解放されている
膣口から愛液が溢れ、ショーツとスカートを濡らしている
乳首が硬く尖ってしまっている
ローターが割れ目に食い込みつつある
左乳首にニプレスが張り付いている

乱数:6


【これはひどい、初戦からボコボコにされておるのう】
【とりあえずこの状態から使える術で隙を作り、立ち上がって本領の重武器で叩き潰したいところじゃが……】
【最悪、吸血鬼化を使うのも有りやもしれんなぁ】

88第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/11/22(月) 17:18:50 ID:llaO53gY
>>86-87
クリエムヒルト 体力10/13(0/+3) 精神力6/12(0/+3) 魔力20/30(0/+1) 人間 状態:正常
快楽値:64(快楽LV3) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:1 淫気耐性:0
感度:淫核C(0) 陰唇C(1) 膣内C(0) 子宮B(0) 左胸C(0) 右胸C(0) お尻C(0) 尿道D(0)
    左足E(0) 右足E(0) 右腕E(0) 左腕E(0) 背中C(0) お腹D(0) 口D(0) 耳C(0)
<装備>シャドウスピア(7 15/20R):床
      白い半袖ブラウス 黒いプリーツスカート 白いシルクブラジャー 白いシルクショーツ 白いガーターソックス レースアップショートヒールブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2 DEX:2 AGI:2 INT:2 VIT:3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 多汗 愛液分泌過多 乳首勃起 貫通弱点
<状況>あづまビル4階大部屋 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度1 少量
      インプ 餓鬼A:3(足) B:3(胸)
      淫呪ローター(陰唇) 貪りのニプレス(左胸)

〜シャドウブレード:3+1=4〜(影+2 ST+4 快楽-3 余韻-2 ;補正+2)

ようやく動けるようになったクリム。
屈辱的な絶頂を経験してしまうも、それを怒りに変え闘志を燃やす。
そして影の術での反撃を狙う。

・<K>淫気:▲「快楽値」+1(11)
・戦意回復:△「精神」+2(8)

だがいくら闘志を燃やしても女の身体は快楽には勝てない……
休むことなく動く淫具に、「ギッ」!ギッ!!」と、人語は発しないが興奮とクリムの快楽屈服にあざ笑うような声を発し胸と脚を揉む餓鬼。
いやらしく貪るような愛撫と雌の反応をする身体を楽しむ餓鬼の魔力吸収の快楽は淫具を合わさって、反撃しようとするクリムの意志と集中力を乱していく。
幸いにして絶頂から回復したことでクリムの術に対する抵抗力は復活。
魔力吸引により抜け出る量は減り、ローターの振動も膣口の中間程度まで戻っている。
とはいえ、完全に回復しているわけではなく、一度綻びた防御は中断させねばそう容易く回復はしないだろう。
餓鬼にいやらしく揉まれながら、力を吸われ、振動の後退である意味焦らされているような快感をクリムは理性が回復した状態で味わってしまうのだ。
そして、胸の刺激は変わることなくクリムを苦しめる。
それが術の行使を阻害するのだ。
それにクリムはその刺激にまたも絶頂してしまうかもしれない

☆<K>淫具:4(左乳首2 膣口2)+”1d4〜9”(高いほどインプの行動まで時間がかかる)
☆!<K>吸魔愛撫:2(胸2 脚0)+”1d3〜9”(高いほど、魔力が吸われてしまう)

だがようやく転機が訪れる。
倒れ悶えるクリムの顔を覗き込むインプがニヤニヤしながら笑いかける。

「ヒヒッ!いい顔だなぁ
どうやらたっぷりと感じてるみたいだなぁ
それじゃあ、お前のエロいエキス、たっぷりと味わってやる」

そんな屈辱的な言葉と同時に餓鬼の右手に転移するのはクリムの股間をなぶる呪いのローター。
たっぷり責められ絶頂を経験したことで、ローターは愛液でぐっしょり濡れている。
そして栓の役目を果たしていたローターが無くなったことで愛液が一気に出てくる感覚の襲われる…かもしれない。

「おお…随分ぐっしょりしているなぁ?
それだけ気持ちよかったのか、それとも……」

ニヤニヤ笑いながら……

「お前、汁っ気多いんじゃないかぁ?」

屈辱的な言葉をかけられる。

「でもまあ美味そうだ。
いただきます」

そしてそのままクリムの愛液たっぷりのローターを口に含むと、じゅぶじゅぶなめ味わう。

89第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/11/22(月) 17:19:34 ID:llaO53gY
屈辱的なインプの行動に自身の身体。
しかしそれは一番厄介なローターが無くなったことを意味する。
無論攻め手の一つが減っただけではあるが、このチャンスを生かさねば!
もしかしたら責めに屈しかけ絶頂しそうになるかもしれない。
けれどもクリムは意地でも絶頂を抑え反撃を行う。

クリムは残る理性と集中力を総動員して術を構築。
一気に3つの影の剣を展開する。
生やす場所は自身の両側面と天井。
側面から生やす2本の剣で、それぞれ胸と脚を味わう餓鬼の横から貫き、天井から生やす剣でインプを背中から貫く!

「ギャッ!!」
「ギギッ!!」

ここで反撃してくることを想定していなかったのか……
インプと餓鬼は不意打ち気味に身体を貫かれ、そこから飛び散る白濁の生臭い性臭漂う血が飛び散る。
そしてその一撃は充分な一撃だった。
胸を嬲る餓鬼は貫かれたままクリムの身体に倒れ込み、脚のものはそのまま足の間で動かなくなる。
餓鬼に対しては致命傷。
影の剣に貫かれ動かなくなる
そしてインプにも充分なダメージとなった。
背中に刺さった剣は流石に貫通はしていないものの、背中に深く刺さって、空中にインプを固定している

・シャドウブレード:▽「魔力」-2(18) ▽「精神」-1(7)
・餓鬼AとB:12ダメージ→餓鬼撃破!
・インプ:6ダメージ

なんとか反撃はなった。
クリムは今度は身体の動かしへと集中力を動員。
餓鬼の死骸を振り落としながら、左手傍に転がっている槍を掴む。
そちらに寄りながら、インプを避けるようにしながら、槍を支えに立ち上がる。
だが、胸の淫具は残っている。
立ち上がる最中、その刺激で絶頂してしまうかもしれない。

☆<K>ニプレス:2(左乳首2)+”1d2〜6”(高いほど、立ち上がるまで時間がかかる)

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【激おこクリムちゃん(喘ぎつき)になりそう】
【屈辱だけど、それを怒りに変えてもいいかもしれない】
【そして餓鬼は全滅】
【なお血は飛び散っていますが、インプの身体からはまだクリム側まで血が垂れず、餓鬼も側面から突かれた関係上、あまり精液血液はかかっていないかも】
【臭いは感じるかもですが、なんとかギリギリ大丈夫なイメージ】

90クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/11/27(土) 13:33:28 ID:3AprPxPI
>>88-89

・<K>淫気:▲「快楽値」+1(11)
・戦意回復:△「精神」+2(8)

『は、ぁ……❤❤❤❤ っん❤❤❤ 汚い手で、わたくしにぃ……!❤❤ 何時までも、触れているつも、り……っっ!?♥♥♥
 はぁ、ぅ……んっ❤❤❤ 下劣な、よう、ま…如き、が……っっんぅ!?♥♥♥ み、身の程、を……しりなさ、ぃんっ!?❤❤❤❤』

『(く、ぅぅぅ……!?♥♥♥ ダメ…ッ、集中、できませんわ……lっ❤❤❤ 早く、振り解かない、とぉ……!❤❤❤
 っっっ!?♥♥♥ ま、また……ゾクゾク、来て……っ❤❤❤ 果て、させられ、て…しま、う……っ!♥♥♥)』

硬く、体格相応に小さな掌がクリムの脚を、胸を、無遠慮にいやらしく撫で、揉み、触れている
自分が楽しむことしか考えていないその無遠慮な手つきは乱暴でさえあり、しかし……それに快楽を伴ってしまうのが何より問題だった
下卑た笑み、いやらしい気配、遥か格下の筈の妖魔に良いように弄ばれ、快楽という命のやり取りとは程遠い手段で嬲られる
クリムとて退魔師として修練を積み、幾度か実戦を乗り越えた身だ……生死を賭けた戦いに対する覚悟はあった
しかしこの状況はどうだろうか? インプや餓鬼たちはクリムの命を奪うような行動に出る気配は一切ない
馬鹿にして、見下し、嘲り、面白いおもちゃを見詰めるようなその視線、言葉、雰囲気が……クリムを戸惑わせてしまう
それに加えて襲い来る快感は確実にクリムの思考を阻害し、集中を妨げ、屈辱と快感が頭を焼く
歯を噛み締めて初めて感じる魔力吸収と淫具による快楽を堪えながら、意識を深く、鋭く研ぎ澄ませて術式を組み上げる
しかし……クリムの意思すら踏み躙らんとばかりに荒れ狂う吸魔快感は、眩暈にも似た感覚で術式を組み上げる思考を歪ませていた
気を抜けばはしたない叫び声を上げてしまいそうで、自分を鼓舞するように強い言葉を叩きつけながら蕩けるような陶酔感に抗っている
全身を緊張させるように力を籠め、そうしなければまた果ててしまうという嫌な確信を感じながら……クリムはか細い逆転の糸を、必死に手繰り寄せようと足掻いていた……

☆<K>淫具:4(左乳首2 膣口2)+”1d4〜9(9)”=13(77)
☆!<K>吸魔愛撫:2(胸2 脚0)+”1d3〜9(9)”=11(88 快楽Lv4)
 →絶頂を堪える

「ヒヒッ!いい顔だなぁ
どうやらたっぷりと感じてるみたいだなぁ
それじゃあ、お前のエロいエキス、たっぷりと味わってやる」

『ん、あっ!?♥♥♥ はぁっ❤❤❤ はぁっ❤❤❤ そ、れは……まさか……っ!?❤❤❤』

『(あの大きさ……それに、股間の違和感が……っ、あれが、わたくしの、下着の中に入っていたもの、なのですか……!?❤❤❤
 っ、あ、や、やだ……っ!?♥♥♥ おつゆが、あふれ、て……っっ!?♥♥♥♥)』

不意に消えた、ショーツの内側でクリムの割れ目を嬲っていた異物の感触
それと同時にインプの手に現れた小石のような小さな何か、それがテラテラと粘着いた液体に濡れているのを見て、クリムは目を見開いた
あれが、あの小さな道具が自分のショーツの中で震えていたのだと気付く
同時に、あれに蓋をされていた形の割れ目から溢れ出た愛液がショーツをジワリと湿らせる感覚に、思わず耳が熱くなる

「おお…随分ぐっしょりしているなぁ?
それだけ気持ちよかったのか、それとも……」

そしてインプは当然のように、それを揶揄うような言葉を口にする
屈辱、羞恥、怒り、嫌悪、戸惑い、複雑に込み上げる感情が絡み合い、咄嗟に否定の言葉を口にしようとして――

「お前、汁っ気多いんじゃないかぁ?」

『――なっ、あ……!?』

投げかけられた言葉の意味を理解した瞬間、クリムは思わず硬直してしまう
あまりにも屈辱的な言葉、あまりにもこちらを馬鹿にしきった嘲笑
真っ白になった思考の空白を突くように、インプは更なる行動を起こした

「でもまあ美味そうだ。
いただきます」

『あ……ぁ……っ!? あ、あなた、なに、を……!!?? ……ッ!!!!』

『(こんな……屈辱ッ、わたくしの、お、おつゆを……味わう、ですって…!!? ……許さない、絶対に許さない!! この屈辱は今すぐにでも……!!)』

手にした愛液まみれのローターを、いやらしく口に含んで舐め回すインプ
自分の恥ずかしい体液に濡れたそれを舐め回され、味わわれる状況に……クリムは目を見開いて硬直した
こんなはしたない手段で快感を感じた証である愛液を見られる、知られるだけでも恥ずかしいというのに、よりにもよって味わう、などと……
込み上げる怒りに噛み締めた奥歯がギシギシと音を立てる
あまりの屈辱に眩暈すら感じるほどで、視界がぐらぐらと歪んでいる
血液が沸騰したかのような燃え滾る感情にガソリンをぶちまけられたかのようで、身体を蝕む快感が一瞬で思考の隅へ追いやられた
淫らな熱に染まっていた身体が冷や水を浴びせられたかのように落ち着き、次の瞬間には荒れ狂う感情で火照り始める
阻害され、遅々として進まなかった術式構築は瞬く間に組み上げられていく
淑女たらんとしているクリムの最後の理性が、辛うじて汚い罵声を発することを抑え込んだが……
そうでなければインプと同列の口汚い言葉を発してしまっていただろう
それほどまでにクリムは怒りに燃え、嫌悪を覚え、憎悪を駆り立てられていた

91クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/11/27(土) 13:33:40 ID:3AprPxPI
>>90

『もう、もういいです、失せなさい――――シャドウブレードッ!!』

「ギャッ!!」
「ギギッ!!」

憤怒、殺意、憎悪――悪意がふんだんに盛り込まれた裂帛の叫びと共に、影から滑らかに伸びた漆黒の剣がインプと餓鬼を刺し貫く
影を操る術、故に操影術……インプ達からすれば死角となる角度で放たれた攻撃は、確実に致命傷となる一撃だった
餓鬼は二匹とも深々と刃がその身を貫き、肉を裂き、白濁の血を飛び散らせて命を散らす
インプにしても辛うじて死は避けられているものの、刀身に縫い留められて逃げらない有様だ

・シャドウブレード:▽「魔力」-2(18) ▽「精神」-1(7)
・餓鬼AとB:12ダメージ→餓鬼撃破!
・インプ:6ダメージ

『はぁ……っ❤❤❤ ふぅ…!❤❤❤ ふぅ…っ!❤❤❤ っ、あ……んっ、う……く…ぅ……!♥♥♥』

それを尻目に、クリムは圧し掛かる餓鬼の死体を払いのけるように振り落とし、左手の傍に転がっている槍を掴む
そしてそれを杖代わりにしながら、インプを避けるように位置をずらして立ち上がる
しかし……餓鬼たちを倒し、インプに痛打を与えたことで張り詰めた緊張の糸も少し緩んだのか、クリムの身体はいよいよ限界を訴え始める
震える脚、砕けそうな腰、力の入らない腕……
未だに乳首を責めるニプレスは張り付いたままで、イボが乳首を締め付け、弾き、心臓を貫くような快感に晒される度にクリムは息が詰まりそうになる
槍を掴む指が汗で滑り、強く指に力を入れて身体を支える
もどかしい程に身体が思うように動かず、槍を床に突き立てる事さえのたくたと時間をかけてしまう
乳首を締め付けられると膝が折れそうになり、両手で槍に縋り付くようにして何とか脚に力を入れ直し……
そうしてたっぷりと時間をかけて、何とかクリムは立ち上がった

☆<K>ニプレス:2(左乳首2)+”1d2〜6(5)”=7(90)
 →絶頂を堪える

『はぁ…っ❤❤❤ はぁ…っ❤❤❤ っは、ぁ……ん、ぅ…!❤❤❤ ふぅ……❤❤❤ っ……❤❤❤』

『(身体が、もう……気を抜いたら、果ててしまいます、わ……っ❤❤❤ このままでは……っ、急がない、と……っっ!?♥♥♥
 ん、ぅ……!♥♥♥ 術は、もう、集中力、が……っ❤❤❤ なんとか、トドメを……!❤❤)』

――しかし、現実は厳しい
クリムは今、辛うじて精神力で絶頂を堪えているに過ぎない
身体はすぐにでも絶頂を迎えたがっていて、微かな刺激でさえ思考がかき乱されるような快感に頭が真っ白になる
気を抜けば果ててしまう、それを解っているからこそ、クリムはインプへのトドメに術を使うことを諦めた
今の状態では碌に術式を組めず、無駄に終わると確信してしまったからだ
ならば残るは吸血鬼由来の身体能力を活かすしかない
槍に絡めた指に力を籠め、インプを睨む視線に力を籠める
蕩けて潤んだその瞳の奥に、決して折れない強い意思の光を宿しながら……クリムはふらつく脚で、槍を構えた

『ふぅ……❤❤❤ ……っ、さぁ、御覚悟…は、よろしく、て……? …っっ❤❤❤』


行動選択
インプに槍を突き刺しトドメを刺す

思考
快感で思考が鈍り、集中できない
果てる前にインプを倒してしまいたいと考えている

体勢
左手で柄の先端手前を掴み、右手で真ん中を握っている
左足を気持ち前に出し、肩幅に足を開いて立っている

肉体
汗で全身がぐっしょりと湿り、衣服が肌に張り付いて薄っすら肌が透けている
暑さと快感で身体が火照っていて、肌が赤く色づいている
ブラウスを引き千切られ、胸元が解放されている
膣口から愛液が溢れ、ショーツとスカートを濡らしている
乳首が硬く尖ってしまっている
左乳首にニプレスが張り付いている

乱数:4


【おまたせしたのじゃー】
【怒りブーストで辛うじて反撃したクリムちゃん、しかしダイス目が殺意(凌辱の意思)に溢れておる】
【正直今も、本人は恐ろし気な顔で睨んでるつもりでも傍から見ると切なげな顔で睨んでるように見えるやも】
【このまま素直にトドメをさせるのかのう、ダイス目も不穏じゃ……】

92第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/11/27(土) 14:54:34 ID:p.wjir6E
>>90-91
クリエムヒルト 体力10/13(3/+3) 精神力6/12(3/+3) 魔力18/30(1/+1) 人間 状態:正常
快楽値:90(快楽LV4) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:1 淫気耐性:0
感度:淫核C(0) 陰唇C(1) 膣内C(0) 子宮B(0) 左胸C(0) 右胸C(0) お尻C(0) 尿道D(0)
    左足E(0) 右足E(0) 右腕E(0) 左腕E(0) 背中C(0) お腹D(0) 口D(0) 耳C(0)
<装備>シャドウスピア(7 14/20R):W
      白い半袖ブラウス 黒いプリーツスカート 白いシルクブラジャー 白いシルクショーツ 白いガーターソックス レースアップショートヒールブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2 DEX:2 AGI:2 INT:2 VIT:3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 多汗 愛液分泌過多 乳首勃起 貫通弱点
<状況>あづまビル4階大部屋 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度1 少量
      インプ:6
      淫呪ローター(インプの口) 貪りのニプレス(左胸)

〜インプに追撃:4-1=3〜(技能+2 ST+2 快楽-4 余韻-1 ;補正-1)

なんとか絶頂を堪えながら立ち上がったクリム。
しかしその身体はは絶頂しそうなのを無理に抑えているような状況で、それもあと極僅かな時間しか持たないであろう。
さらに立っているとはいえ、それは両手で槍を持ち、それを支えにしてようやくと言った所。
ふらつく脚は頼りない……
だがそれでも…クリムはそんな身体に活を入れ、ダメージを負ったインプにトドメを刺そうとする。

・<K>淫気:▲「快楽値」+1(91)

快楽で震える脚に力を込めながら、槍を身体を支える状態から攻撃の構えへと移すクリム。
乳首をグリグリ攻める淫具の責めは刻一刻と強い刺激をクリムに贈り、クリムを絶頂させようとする。
あと数秒……数秒たてばクリムの身体は我慢できぬ限界を迎え、激しく果ててしまうだろう。
そうなる前になんとか攻撃しなければと考えるが、その身体は溜まりに溜まった快感と絶えず送られる刺激で鈍い……
それでもクリムは必死に耐えながら、崩れ落ちそうになりながら槍を構える。
唯一幸いなのは、インプも大きなダメージを負っており、そんなクリムの妨害をしてこなかったことだろう。
もし、インプが軽くても何らかの快感を与える行動をとってきたら、クリムは容易く激しく絶頂してしまっていたに違いない。

・絶頂を堪えながらの行動:▽「精神」-1(5)

☆!<K>ニプレス:2(左乳首2)+”1d5〜10”(高いほど、攻撃が遅れてしまう)

それでもなんとか放つ一撃。
もしかしたら、放った瞬間に限界を迎え、クリムは絶頂してしまうかもしれない。
それでも、動けぬインプにかわすことはできないだろう。
たとえ絶頂したとしてもイきながら放った一撃は、しっかりとインプへと届き、その身体を貫くであろう。
しかし……

ピタリ……

クリムの股間。
愛液で濡らした下着の中に再びあのローターが飛んでくる。
それと同時に再び振動を開始し、クリムの陰唇にあの呪いの振動を伝えてくる。
ウィィンという振動に愛液の音が混ざり、クリムの喘ぎに混ざりその音が聞こえる。
そしてこれが我慢していたらトドメに、そして絶頂していたら淫らな追撃となってしまう……

・!淫呪ローター:▲「快楽値」+14
 ※ニプレスで絶頂していた場合は1.5倍(21)増加

インプの最後の悪あがき……
槍が突き刺さると同時に、インプは再びローターをクリムの中へと転移させたのだ。
自身の唾液が混ざったローターが再び下着の中の陰唇へと送られ、それが淫らに震えていく。
我慢に我慢を重ねた身体に、この快楽に抗う術はなく、クリムは淫具にその豊満な発情した身体を嬲られていく。
しばらくの間動けそうにない……

☆<K>淫具:4(左乳首2 膣口2)+”2d8〜15”(高いほどクリムがうごけるようになるまで時間がかかる)

淫魔の群れを倒したものの、再び果ててしまうクリム。
残された淫具にトドメを刺された形だが、幸いなことに室内の淫魔は全滅していて、そんなクリムに群がる存在はいなかった。
そんな状況で、クリムはなんとか身体が動かせるようになる。
早くこの淫具をなんとかしなければ!

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【お待ちしていました〜】
【流れとしては突きを放った瞬間に絶頂判定】
【イってもなんとか放った突きは命中したって感じです】
【そして最後の最後に再びの淫具転送】
【スタンですが、まあ周囲に淫魔はいないので、なんとか大丈夫ではありますが……】

93クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/11/29(月) 22:33:21 ID:1XKB4A1k
>>92

・<K>淫気:▲「快楽値」+1(91)

『っっ!♥♥♥ んぁっ、っ、ふぅ…!❤❤❤ ふぅ……っ!❤❤❤ は、ぁ……!❤❤❤❤』

『(早く……っ❤❤❤ はや、くぅ……!❤❤❤ 集中、できな、く…なる、前に、ぃ……っっ!?♥♥♥♥)』

バチバチと脳内で雷が弾けるような、鮮烈で抗い難い快感に襲われている
ガクガクと情けなく震える脚に鞭打って、槍に縋り付くようにして身体を支えて、串刺しになったインプにトドメを刺そうと睨み付けた
インプはダメージが大きいのか、動きを見せず……しかし、クリムもまた、ダメージは大きい
今も尚クリムの乳首を責め嬲るニプレスは健在で、容赦なくクリムに自分の手で慰めるのとは比べ物にならない快感を押し付けてくる
何度も何度も眩暈にも似た絶頂感がクリムの身体を波のように襲い、それに身を委ねてしまえればどれほど気持ち良いのか、甘い誘惑が止まらない
意識が真っ白に染まる感覚、身体がビクビクと勝手に震えて蕩けていく心地よさ
100歳を超えているクリムだが、吸血鬼として見れば若輩も良いところだ
精神的には見た目とそう変わらぬ年齢でしかない、つまるところの少女であるクリムにとって、淫具の齎す快感は麻薬のように甘く、危険な誘惑に満ちていた
自分の手で自分を慰めるのとはまるで違う、容赦も何もない、ただ只管にクリムに快感を与えていく
寄せては引いて、引いては寄せる絶頂の波は刻一刻と強さを増し、感覚を狭めて何度もクリムの意思をくじこうとしている
もうあまり時間がない、それを痛感しながらふらつく脚に力を籠め、脱力する腕を持ち上げて槍を持ち上げていく

・絶頂を堪えながらの行動:▽「精神」-1(5)

☆!<K>ニプレス:2(左乳首2)+”1d5〜10(7)”=9(100)
 →強制絶頂! 初期快楽値0 快楽Lv0

『ふぅっ♥♥♥ はぁっ♥♥♥ っぁ、は……!♥♥♥ これで、終わ、り――――ぃいいいああああぁぁあっっっっ!!?!??♥♥♥♥♥♥』

『(間に、合った…!❤❤❤ これ、で、わたくし、の……勝ち――――っっっっ!?!?!?♥♥♥♥♥
 っあ、ああああっ!?!♥♥♥♥ こ、れぇっ!?!♥♥♥ ま、た……呪…具ぅ…………っっっっ!?!?!?♥♥♥♥♥♥)』

槍が重い、腕が震え、腰に力が入らない
疲労困憊の状況でも過不足なく武器を振れるよう、疲労時にも訓練を積んだことがあるクリムだったが……
自分の身の内から込み上げる快感に弱らされるというのは、想定外の事態だった
それでも歯を噛み締め、退魔師としての誇りと矜持を支えに、クリムは戦闘を終わらせる一撃を放つ
快楽に弱った脚で、けれど十分力強い踏み込みから足を、腰を、背を、肩を、そして腕へと身体を捻るように力を伝播させ、槍の先へと力を収束する
これが中級や上級の妖魔であれば通じなかったであろう、速度も力も乗り切らない一突きは……しかし、インプにトドメを刺すには十分に過ぎる
槍は深々と柔らかな肉を貫き、インプの命を引き裂きながら吹き散らしていく
だが――このインプは妖魔ではない、淫魔なのだ
生存競争を繰り広げる妖魔ならばこれで終わるだろう、しかし淫魔の目的は女を辱めること
インプの死を自覚した最後の悪足掻きは、呪物……ローターの転送という形で実現する
踏み込みのために軽く開き、捻られた股間を覆うショーツは、愛液も相まって秘部の形を透かすほどに濡れ、張り付いていた
そこに潜り込んだローターは再び割れ目を蓋するように現れ、即座に呪力を解き放ちながら振動し始める!
勝った――――そう気を抜いた瞬間を狙い撃つかのようなローターの齎す快感は、ギリギリのところで堪えていたクリムの隙を突くには十分過ぎる
室内に響き渡る無様に果てる女の艶声、ぼたぼたと滴り床を濡らす淫らな蜜、艶めかしく全身を痙攣させる美しい少女のイキ姿
見る者のいない室内で意識を吹き飛ばす極大の快楽に晒され、絶頂の波に意識をさらわれながら……クリムの意識は真っ白に染まっていった……

・!淫呪ローター:▲「快楽値」+21(21 快楽Lv1)

かくん……と、クリムの膝から力が抜ける
甘く痺れるような限度を超えた絶頂感が、クリムの膝から力を奪ってしまったのだ
前に突き出した左足はそのままに、身体を支えていた右足から力が抜け、立て膝をつく形でへたり込む
そのまま倒れそうになる上体を辛うじて槍を支えに、両手で縋り付くようにして堪える
槍に絡めるようにして上半身を支えている腕に突っ伏すようになり、顔が隠れたクリム
長い髪も相まってその表情はうかがえない、しかし――その顔は情けなくも淫らに蕩けて、誰もが生唾を呑む淫らな色に染まっていた……

94クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/11/29(月) 22:33:31 ID:1XKB4A1k
>>93

☆<K>淫具:4(左乳首2 膣口2)+”2d8〜15(8+10=18)”=22(43 快楽Lv2)

『はー…っ❤❤❤ は、ぁ…んんっ❤❤❤ っ、あ……く、ぅぅ……!❤❤』

『(わた、くしは……っ❤❤ なんて、なんて、はしたない姿を……!❤
 っっ!?♥♥♥ っく、ぅ…!♥ 悔いるのは、あと、ですわ……まずは、この呪具を……っ❤❤❤)』

立膝を突き、槍に縋り付くようにして辛うじて体勢を維持するクリムだったが、幸いすべての淫魔を倒したおかげで追撃を受けることはない
そのまま暫く乱れた呼吸を繰り返し、未だに動き続けるローターとニプレスの快感に甘い声を零していると……ようやく、蕩け切っていた理性が戻ってくる
そうなれば、クリムが感じるのは屈辱と恥辱だ
戦いの場で辱められ、良いように弄ばれ、快感に果てること二度
あまりの屈辱に怒りで顔を赤くしながらも、未だに動く淫具の快感に、それどころではないと思い直す
今の状況で他の妖魔が現れればどうなるのか、決して良い状況にはなり得ない
多量に流された汗、脚を伝い床を濡らす愛液、失われた水分から喉の渇きを癒すように、クリムは唾を呑む
まずはこの、汚らしいインプの唾液に塗れた呪具から取り除こうと……その手を股間へと動かし始めたのだった……


行動選択
槍を消し、そのままの姿勢で両手を股間へ、左手でショーツをずらし右手でローターを掴み、捨てる
そのまま座り込み、左手でブラを掴んで浮かし、右手でブラの下へ手を入れ、ニプレスを剥がして捨てる
その後、息が整うまで休憩する

思考
あまりにも情けない姿を晒した自分に対して、怒りを覚えている
未だに動き続ける淫具を、早く取り除こうと考えている

体勢
左足を立て、右膝を突いた姿勢でしゃがみ込んでいる
槍を杖代わりに両手で掴み、上半身を支えている

肉体
汗で全身がぐっしょりと湿り、衣服が肌に張り付いて薄っすら肌が透けている
暑さと快感で身体が火照っていて、肌が赤く色づいている
ブラウスを引き千切られ、胸元が解放されている
膣口から愛液が溢れ、ショーツとスカートを濡らしている
ローターがショーツの中で振動している
乳首が硬く尖ってしまっている
左乳首にニプレスが張り付いている

乱数:3


【おまたせしたのじゃ】
【何とか勝ちを拾った、感が凄いのう】
【体力に余裕はあるが、精神的な疲労が酷そうじゃ】
【少し休息を取って精神を立て直さねばのう、いくら何でも妖魔と淫魔で性質が違い過ぎることに違和感を覚えるのも良いかもしれん】

95第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/11/30(火) 18:56:49 ID:UDQn003c
>>93-94
クリエムヒルト 体力8/13(3/+3) 精神力4/12(3/+3) 魔力18/30(2/+1) 人間 状態:正常
快楽値:43(快楽LV2) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:1 淫気耐性:0
感度:淫核C(0) 陰唇C(1) 膣内C(0) 子宮B(0) 左胸C(0) 右胸C(0) お尻C(0) 尿道D(0)
    左足E(0) 右足E(0) 右腕E(0) 左腕E(0) 背中C(0) お腹D(0) 口D(0) 耳C(0)
<装備>シャドウスピア(7 12/20R):W
      白い半袖ブラウス 黒いプリーツスカート 白いシルクブラジャー 白いシルクショーツ 白いガーターソックス レースアップショートヒールブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2 DEX:2 AGI:2 INT:2 VIT:3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 多汗 愛液分泌過多 乳首勃起 貫通弱点
<状況>あづまビル4階大部屋 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度1 少量
      淫呪ローター(陰唇) 貪りのニプレス(左胸)

〜淫具を取る:3-1=2〜(ST+2 快楽-2 余韻-1 ;補正-1)

なんとか絶頂から回復したクリム。
淫魔は倒したがはしたなく何回も絶頂してしまった
だが、悔いるのは後だ。
今はこの淫具を取り除かなければ!

・<K>自然回復:△「体力」+1(9) △「精神」+4(8) △「魔力」+1(19)
・<K>淫気:▲「快楽値」+1(44)

絶頂で崩れ、槍を支えに片膝を着いて屈んでいる状態のクリム。
姿勢そのままにクリムは槍を消すと、両手を股間へと持っていく。
スカートの中に手を入れ、左手で下着をずらし、右手でローターを取ろうとする。

しかし、何度も絶頂した身体にはうまく力が入らず、未だに止まらぬ振動と回転が、クリムの女の急所を虐める。
それゆえ腕は震え上手く動かすことが難しく……
そして膝立ちのむちっとした太ももは快楽で震え、それでも快楽に屈しないとでも言うかのように気丈に張っていた。
それが妙な色気を醸していたが、幸いにもこの部屋の淫魔はクリムが全滅させていたので、それを見るものはいなかった。

さらにこのローター、込められた呪いでしっかりと陰唇に張り付いており、下着をずらしても取れはしない。
糊でつけられたかのように割れ目に張り付いているので自力で剥がすしか無い。
しかもそれほど強くないとはいえ、割れ目に張り付いていることもあり、引っ張るとローターと一緒に媚肉が引っ張られ、
そしてようやく剥がれるのだった。

☆<K>淫具:4(左乳首2 膣口2)+”1d10〜15”(高いほどローターが取れるまで時間がかかる)
・ローターが剥がれる:▲「快楽値」+5

なんとかローターを剥がしたクリム。
まだローターは振動しており、指からは振動と染み込むような快感を感じる。
そして股間から流れるのは多量の愛液。
比較対象は少ないもののあきらかにクリムの身体は平均以上に愛液を分泌する身体なのだ。

・指から伝わる快感:▲「快楽値」+1

ともかくクリムはローターを棄てる。
それにまだ淫具はすべて除いておらず、胸にはニプレスが張り付き、突起回転の快感を与えているのだ。
クリムは座り込むと、今度は腕を胸へと伸ばし、淫具を剥がすべく動く。

餓鬼の行動でボタンが千切れ、胸を大きく露出しているブラウス。
そこから見える上品なブラジャーは餓鬼に揉まれたことで乱れている。
そのブラジャーを左手で掴むと、肌から離すように引っ張り浮かす。
胸には多量の汗と匂いが溜まっており、それが周囲に広がる。
さらに見えるのは左胸に乳輪を隠すように張り付く透明のビニール状のニプレス。
しかも乳首の部分は盛り上がっており、その内部には無数の突起が生え、その盛り上がっている部分が回転しているのと、それに嬲られる自身の乳首がも見える。
自身の勃起しやすい乳首にそれを責める凶悪淫具。
それを視覚と実際の感覚が、クリムに襲いかかってくる。

それに耐えながら、クリムは右手をブラジャーの下から入れて、乳首へと伸ばす。
そしてニプレスを掴み剥がそうとするが、もはや身体はどんどん快楽で追い詰められており、絶頂が近い。
なんとか絶頂前にこれを剥がさなければいけないのだが、やはり身体に蓄積した快楽と淫具が齎す快感がクリムの行動を妨害してくる。
ローターのように掴んで剥がすのではない。
張り付くシールを剥がすかのような行動だ。
それゆえ、手先の器用さが先程以上に要求されてしまう。
しかもべったり張り付くニプレスはローター以上に胸に張り付いており、剥がそうとする行動でも快感を与えてくる。

指が乳輪付近を擦る刺激。
剥がしかければ乳輪付近で生まれるニプレスが剥がれる刺激。
その力で乳首を責める部分が歪み、乳首へ与えられる刺激が変わる。
それに耐え、絶頂までのリミットが迫る中、ようやく剥がしていけば、最後の問題は乳首部分の刺激。
ぎゅ…ぎゅ…と回転しながらも圧迫をしていることもあって、そこに剥がす力が加わればさらに快感が増す。
それでも耐えてようやく剥がすと、乳首が回転と圧迫を加えられながらそれがキュポンと抜け、トドメの快感を与えることになってしまう。
なんとかニプレスは剥がせたが……クリムはまたもここで絶頂してしまうかもしれない。

☆<K>ニプレス:2(左乳首2)+”1d8〜16”(高いほど、剥がすのに時間がかかってしまう)
・!ニプレス剥がし:▲「快楽値」+7

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【淫具を剥がすクリムちゃん】
【まあ苦戦しながらの剥がしになるのでイきそう】
【淫魔がいなくてよかった】
【ちなみに絶頂の判定は最後のニプレス剥がしでお願います】
【これは乳首から剥がれる時の快感です】

96クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/12/02(木) 22:02:55 ID:KbfdNpgI
>>95

・<K>自然回復:△「体力」+1(9) △「精神」+4(8) △「魔力」+1(19)
・<K>淫気:▲「快楽値」+1(44)

『っ…❤❤❤ は、ぁ……んっ❤❤❤ ふぁ、っ、ぅ……❤❤❤ っぁ、んっっ!?♥♥♥』

『(この、呪具…ま、まだ、震えてる、の…っ!?♥♥♥ 止まら、ない…っ❤❤❤ 貼り付い、て、っっ!?♥♥♥
 ひ、引っ張る、と…一緒に、お股、まで……っっ!?♥♥♥ ふ、くぅ…!❤❤❤ ふあ、あ、ぁぁ……っ❤❤❤)』

立膝を突き、絶頂の余韻が抜けるまで息を整えていたクリムは、ある程度落ち着いた頃合いになって槍を消し、動き始めた
インプが死んだ後も動き続ける淫具が齎す快感に苛まれながら、快楽に表情を歪めて切なげに眉根を寄せる
熱っぽい吐息を零して、それを振り払うように両手を股間へと動かし、愛液でべっちょりと濡れたショーツを摘まむ

『(っっ……!?♥♥♥ こ、こんな、にも……濡れ、て……っ!?♥♥♥ は、はずか、しい……あまりにも、こんな……はしたない…っ!❤❤❤)』

指先から伝わるのは、ぐっしょりと……まるで水でも浴びたかのように濡れたショーツの感触
そのあまりにも水気の多い有様に、クリムは瞬く間に羞恥で顔色を赤く染める
元々汗をかきやすい体質であることは解っていただがまさか、愛液までそうだとは思っても見なかった
愛液の分泌量など、普通は人と比べるものでもない、クリムが知ることは出来なかっただけに、ショックは大きい

――お前、汁っ気多いんじゃないかぁ?――

『っっ!?!♥♥♥ そん、なっ、はずは……!♥♥ そんな……そん、な……こと……っ❤❤❤❤』

『(まさ、か……わたくしは、本当に……っ?❤❤ ひ、人より、濡れやすい…のです、か……!?♥♥♥
 ……っっ!?♥♥ ち、ちが、う、違いますっ!!♥♥ そんな、戯言……信じる、ものですか…っ!!♥)』

そして、自身の濡れやすさを自覚したからこそ……インプの放った言葉が、遅効性の毒のようにじわじわと心を蝕んでいく
動揺が不安を呼び、不安が敵の放った嘲りの言葉さえ真実だと思い込もうとしてしまう
それを振り払うように頭を振り、クリムは強く歯を噛み締めてインプの言葉や不安を募らせる思考を追い払う
余計なことを考え、不安に呑まれる前に……と、半ば勢い任せでローターを掴み、一気に剥がしにかかる!
それが良かったのか、呪力で秘裂に張り付いていたローターはようやく剥がれたのだった……

☆<K>淫具:4(左乳首2 膣口2)+”1d10〜15(11)”=15(59)
・ローターが剥がれる:▲「快楽値」+5(64 快楽Lv3)

『ふぅ…っ❤❤❤ ふぅ…!❤❤❤ っ、垂れて……っ♥♥♥』

ねっとりと指先に絡む粘着いた液体と、それに塗れたローター
今なお振動を続けるローターは、指先にさえ快感を感じさせる呪力を放っている
その上、太腿を伝う愛液の感触が、振り払ったはずの思考を呼び戻していて……クリムは眉を寄せて、苦々し気に表情を歪めてしまう

・指から伝わる快感:▲「快楽値」+1(65)

『こんな、ものっ!! ……ふーっ♥ ふー…っ♥ 次、つぎは、胸を……っ❤❤❤』

『(考えない、余計なことは考えてはいけないのよ、クリエムヒルト…っ❤❤ 今は、胸の呪具を外して…身体を休めないと……!❤❤❤ だか、らぁ……っ❤❤❤❤)』

指先に伝わる快感と振動、それを起こしているローターを、苛立ちのままに部屋の隅へと投げ捨てる
勢いよく放られたそれは暗闇の中へ消えていき、硬質な音を響かせた
それを尻目に荒げた呼吸を落ち着かせようと、深呼吸を意識して繰り返しながら……クリムは視線を自身の胸に落とす
その視線の先には無残に千切られたブラウスが……餓鬼に壊されたブラウスは胸元を隠すことも出来ず、大きな乳房とそれを包むブラが丸見えになっている
そのブラの縁を左手で摘まみ、浮かせるように引っ張って……出来た隙間から、クリムは自分の乳首を責める淫具を目撃した
まるでシールのような透明なビニールにも似た材質らしき呪具、クリムは知らないが、ニプレスという乳首が衣服に浮かないように隠す道具だ
しかしこの淫具は本来の用途とは異なり、乳首の形を隠すどころか大きく盛り上がってむしろ強調してしまっている
その盛り上がった内部では自分の乳首がいじめられている様がよく見えてしまっていて……
あまりにも淫靡で、視覚と連動する乳首への快感の感覚に、クリムは知らず、熱っぽい吐息を零してしまう

97クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/12/02(木) 22:03:05 ID:KbfdNpgI
>>96

『く、ふ、ぁ……んんっ!?♥♥♥ ふぁ、あん、っっ!?❤❤❤ っぁ、んっっ!?♥♥♥♥』

それに耐え、ニプレスに右手を伸ばしたクリムだったが……ニプレスのシールのような形状が、ここで牙を剥く
張り付いたニプレスの縁を摘まもうとして爪先を引っ掛けようとすれば、カリカリとこそばゆい刺激が快感に蕩かされている乳房を襲う
快感に震えてしまえば乳房が跳ね、指が滑り、ニプレスを摘まめず何度も何度も擦れてしまい……それが更なる快感となる
なんとか快感を堪えながらニプレスを摘まみ、慎重に剥がし始めるも……ずっと、ずっと、しつこくいじめられ続けた乳首は酷く敏感な状態で……
ニプレスが剥がれる感触が乳輪にまで達すれば、それだけでゾクゾクと息が詰まるような快感がクリムの指を鈍らせる
その上乳首を嬲る回転と圧迫の快感責めは一向に収まる気配はなく、鼻にかかったような甘い声が何度も何度も零れてしまう
それでも、クリムは諦めない
刻一刻と迫る絶頂感を理解しつつ、少しずつでもニプレスを剥がし続けた指先は……いよいよその時を迎えた
半分ほど剥がし終え、あとは乳首を責めるドーム状の部分とその向こう側を剥がすだけ……という段階に達したのだ
ここまでくれば後はもう、一息に剥がしてしまう方が刺激は少ない
クリムは抑えようとしても零れてしまう喘ぎ声を、必死で抑え込みながら……覚悟を決めて、一息でニプレスを剥がすべく、力を込めて腕を引いた

☆<K>ニプレス:2(左乳首2)+”1d8〜16(12)”=14(79)
・!ニプレス剥がし:▲「快楽値」+7(86 快楽Lv4)
 →絶頂を堪える

『ぁ、あああ、あ、っっ!?!?❤❤❤❤ だ、っめ、ぇっ!?♥♥♥♥ んく、ぅううぅぅぅ〜〜〜〜っっ!!?♥♥♥♥♥』

――しかし、当然ながらそれはクリムの限界寸前の身体に、トドメとなる快感を生んでしまう
敏感な乳首から一気にニプレスが剥がれる衝撃、イボに締め付けられていた乳首が押し潰されながら急激に解放される快美感
込み上げる絶頂の予感、それに隠しようもない濡れた声を叫びながら、クリムはバチバチと弾ける快感を抑え込むように、ギュッと身を丸める
自分の胸を抱き締めるように抱え込み、女の子座りのまま上体を倒して丸まった姿勢で、何度も何度も襲い来る絶頂の波をやり過ごす

『(耐え、る、のよっ、クリエム、ヒル、トォ……!!?♥♥♥♥♥ わた、くしっ、はぁ!♥♥♥ こ、んな、ことで……まけ、な……いぃっ!!?❤❤❤❤)』

吸血鬼として、退魔師として、下劣な妖魔如きに負けたくないという意地と誇りを支えに、快楽の津波に必死に耐え続けていた……


行動選択
絶頂の感覚が落ち着いたらそのまま横になり、身体が落ち着くまで休息する
その後周囲の気配を探り、何も無いようならばここで戦闘用装備に着替える

思考
負けたくない、屈しないという強い意思で絶頂を堪えている
快感で思考が鈍り、落ち着くまで何も考えられない

体勢
女の子座りの姿勢でしゃがみ込んでいる
両手で胸を抱えるように抑え込み、上体を倒して身体を縮こまらせている

肉体
汗で全身がぐっしょりと湿り、衣服が肌に張り付いて薄っすら肌が透けている
暑さと快感で身体が火照っていて、肌が赤く色づいている
ブラウスを引き千切られ、胸元が解放されている
膣口から愛液が溢れ、ショーツとスカートを濡らしている
乳首が硬く尖ってしまっている

乱数:5


【おまたせしたのじゃ〜】
【まだプライドがガッツリ残っているクリムちゃんは必死に耐えるのじゃ】
【妖魔と淫魔の区別もつかんし、仕方ないのう……女殺しの敵とは夢にも思っておらんし】
【ようやくニプレスから解放される、と気を抜いたところで絶頂しても良かったのじゃが……】
【プライドを支えにここは耐えてもらうこととしたのじゃ】
【耐えられる状況で甘受するのは、今のクリムちゃんにはまだ無理じゃろうとのう】

98第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/12/02(木) 22:51:17 ID:4Kr3bZ8w
>>96-97
クリエムヒルト 体力8/13(6/+3) 精神力7/12(6/+3) 魔力19/30(3/+1) 人間 状態:正常
快楽値:86(快楽LV4) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:1 淫気耐性:0
感度:淫核C(0) 陰唇C(1) 膣内C(0) 子宮B(0) 左胸C(0) 右胸C(0) お尻C(0) 尿道D(0)
    左足E(0) 右足E(0) 右腕E(0) 左腕E(0) 背中C(0) お腹D(0) 口D(0) 耳C(0)
<装備>無し
      白い半袖ブラウス 黒いプリーツスカート 白いシルクブラジャー 白いシルクショーツ 白いガーターソックス レースアップショートヒールブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2 DEX:2 AGI:2 INT:2 VIT:3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 多汗 愛液分泌過多 乳首勃起 貫通弱点
<状況>あづまビル4階大部屋 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度1 少量

〜休憩:5-1=4〜(ST+3 快楽-4 ;補正-1)

絶頂に耐え、なんとか淫具を外し終えたクリム。
だが、流石にそのまま次なる行動とはいかない。
少し休まなければ……

絶頂を堪えたクリム。
そのままその少しの刺激でも達してしまいそうな身体を横にして、少し身体が落ち着くまで休むことにする。
ここは敵地。
本来ならば、こんな無防備なことはできないだろう。
だが、今にも果ててしまいそうな身体と、その快楽に苛まされる思考は、絶頂を抑えることにすべてが回され、他のことを考える余裕などなかった。
それができるようになるのは、身体が落ち着いてからだろう。
だが、クリムは知らない……
この部屋には薄いとはいえ、淫気が充満していることを……

右半身を横に…まるで倒れるように身体を横たえながら、クリムは身体を休める。
本来ならばゆっくりと快感が引いていくのだが、蒸し暑い部屋に充満する淫気が、それを鈍らせていた。
しかも淫気の影響でクリムの性感帯はまるで自己主張するかのようにジンジン疼いている。
それは自慰への誘惑。
その性感帯を刺激して、絶頂したいという雌の本能の誘惑であった。

クリムはそれに必死に耐える。
気を抜けば性感帯へと無意識に手を伸ばしてしまいそうだ。
いや手はなんとか堪えているが体や足などはもじもじ動き、無意識の内に快楽を求めている様を見せてしまうかもしれない。
さらに呼吸や漏れ出る吐息は淫靡な音を響かせており、淫魔、いや異性、もしかしたら同性であっても、ここに他者がいれば、その人物の理性を萩尾としてしまうかもしれないものだ。
それでもクリムは必死にその淫らな欲求を抑え、耐えるのであった……

・<K>自慰欲求:▽「精神」-2(5)

そして……ようやくクリムの身体から、淫らな火照りが少し引き、絶頂寸前よりはマシになった。
なんとか色々考える余裕もでてきてが、それでもまだ快感は色濃く残っている。
もちろん周囲の空気は変わっていないので、暑さそのものは変わっておらず、汗は引いていない。
いや耐えている間も当然汗はかき、むしろ堪えるためにより多くの汗を流してしまったことだろう。

・<K>休憩:△「体力」+3(11) △「精神」+4(9) △「魔力」+6(25) ▼「快楽値」-50(36)
・<K>淫気:▲「快楽値」+15(51)

だが流石に無防備な姿を晒しすぎてしまった。
異変はないか室内を伺うが、室内にはなにもない。
あの餓鬼とインプの死骸もいつのまにか消えており、元から存在しなかったのではと思わせる。
しかし、床を見れば淫具が転がり、自分の身体はあの淫魔との戦いがあったことをしっかりと覚えている。
それにしてもあの妖、妙に卑猥なことをしてきた。
先程の戦いで普通のダメージはない。
引き裂かれたり打撃を受けてもいない。
その代わり大量の快楽を刻み込まれてしまった。
何かがおかしい……

ともかく、戦闘用の服に着替えよう。
広い部屋だが、魔の姿も、このビルに入っていた人間の姿もない。
ここで着替えるのは問題ないだろうし、早めに戦闘態勢に以降したほうがいいだろう。
クリムは右耳のイヤリングを取ると、それを自身の衣装や私物が入っているケースへと変化させ、着替え始めるのだった。

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【いよいよお着替えシーン】
【なお、初っ端からすごいことになっている私服を脱いでのお着替えになる模様】
【ブラウスはボタンブチッされて大胆に胸を露出しているし、全部汗塗れ】
【スカートショーツは加えて汗に、潮吹きでぐっしょりだからねぇ】

99クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/12/06(月) 23:16:38 ID:0Z3B7SKc
>>98

『はぁ…っ❤❤❤ はぁ…っ❤❤❤ っ、う…ん、ぁ…❤❤❤ ふー…ぅ…っ❤❤❤ ふぁ…っ❤❤❤』

『(深、呼吸…っ❤❤❤ 吸って……吐い、て……っっ❤❤❤❤ 熱を、逃がす、のよ……❤❤ そうすれ、ば…落ち着く、から……っ❤❤❤
 ふぅ…❤❤ ふぅ…❤❤❤ ……床、冷たくて……気持ち、良い、な……❤❤)』

……このビルに巣食う妖魔があの餓鬼とインプだけであるとは、クリムもさすがに思ってはいない
しかしクリムを苛む快楽の波は、それを意識させる思考能力を奪い、ジンジンと込み上げる熱となって風邪でも引いたかのように身体を熱く火照らせている
身体を横倒しにして、軽く手足を丸めるような体勢で目を瞑り、ゆっくりと深呼吸を繰り返すクリム
火照った肌に触れる床の冷たさが心地良い、それに救われるような気持になりながら身体の熱を吐き出し、吸って、また吐き出す
……もっとも、床の温度はクリムの体温よりは低いだけで、どちらかと言えば温い部類の温度であった
それだけクリムの身体が火照ってしまっているという事の証左でもあったが……当然、それを知る由もない
今はただじっと身を横たえて目を瞑り、深呼吸を繰り返して心と身体を落ち着ける事だけに集中していた
だが……クリムは知らない、このビルに巣食うのは妖魔ではなく淫魔であり、淫魔の領域ではゆっくりと休むことすら難しいのだということを……

『んっ…♥♥♥ あ……は、ぁ…♥♥ っ、ふぅ…ぁ、んっ♥♥♥ っ♥♥ はぁ……♥♥♥ ふぁ……♥♥♥』

モゾモゾと身を捩るように、小さく身体を動かすクリム
伏せられたその表情は悩まし気に歪み、浮かぶ汗の球が肌を滑り落ちる様子は淫靡な雰囲気を醸し出している
身を抱くようにして回された腕は乳房を覆い隠しているが、その腕と下着の内側、乳首がジンジンと疼き、痒みにも似た感覚をクリムに感じさせていた
そしてそれはショーツの内側、ローターに嬲られた割れ目でも同じだった
乳首を締め付ける感覚、イボで擦られる感覚、淫らではしたない、いやらしい玩具に嬲られる感覚……
割れ目を襲う振動、震える膣口、染み入る呪力が齎す腰から力が抜ける感覚……

『(……っ!?♥♥♥♥ だ、めよ、クリエムヒルトッ!♥ 今、わたくしは……自分で、慰めよう、と…して……っ!?♥♥♥
 こ、こんな……敵地、なのよ、それなのに…っ❤❤❤ いけ、ないわっ、落ち着くの、呼吸に集中して……大丈夫、大丈夫、だから……っ!❤❤❤)』

――気付けば、クリムの両手はジリジリと己の性感帯……乳房や股間へ伸びそうになっていた
ニプレスとローターで味わった、これまでクリムがしてきた自慰とは桁違いの快感
絶頂を無理矢理抑え込み、我慢しているクリムの身体は……あの淫具の感覚を反芻し、ジンジンと疼いて求めているのだ
気を抜けば両手が乳首を摘まみ、割れ目を弄ろうとしてしまう……それに気付いたクリムは、ギュッと強く、胎児のように丸まって身体の動きを抑え込む
瞼を強く閉じ、ゆっくりと息を吸って、その倍の時間をかけて吐き、身体の熱を外へと逃がす
そのことだけを意識して、ただ只管に耐え続ける
……しかし当然ながら、それで無理矢理抑え込まれたクリムの本能は不満を溜め込んでしまう
あと一押しでイク、絶頂を味わえば心地良く、スッキリと出来る
それを解っていながら理性は本能を阻み、無理矢理我慢を強いてくる
性欲はあれど浅いもの出しかなかったクリムにとって、淫魔が与えた快感は確実にクリムの中の雌を目覚めさせていた
今はまだ羽化していない、しかしその片鱗を垣間見た肉欲は、思春期の子供のように性の快楽を求めてしまう
モジモジと太腿を擦り合わせ、上体を捩って床に擦り付けるような動きを取り、切なく濡れた吐息を零す
完全に無意識で行われているそれを誰も見ていないのは、不幸中の幸いであったのだろう……

・<K>自慰欲求:▽「精神」-2(5)

『はぁ…………❤ 少しは、落ち着いてきました、わね…?』

・<K>休憩:△「体力」+3(11) △「精神」+4(9) △「魔力」+6(25) ▼「快楽値」-50(36)
・<K>淫気:▲「快楽値」+15(51)

100クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/12/06(月) 23:16:50 ID:0Z3B7SKc
>>99

『(……休息は必要だったとはいえ、さすがに無防備、無警戒が過ぎましたわね……襲撃が無かったのは運がよかっただけ、でしょう
 ……死体が消えていますわね、この国の妖魔は倒されると消えるのでしたかしら?)』

――幾ばくかの時間が過ぎ、身体がようやく落ち着いたころ……クリムはゆっくりと身を起こした
流石に余裕を取り戻し、冷静さを取り戻せば……何時までも隙だらけの姿勢でいるのは憚られたのだ
そうして胸元を隠すように腕を回しながら座り込み、視線を巡らせて室内の様子を探る
インプや餓鬼の死骸は消えている、これはそう言う話も聞いたことがある気がするので、わからないでもない
だが……それよりも気になることが一つ

『(……そもそも、あれは本当にインプでしたの? 何であんな……いやらしいことばかり…っ!
 組み付かれても、服を破かれて胸を揉まれて……それだけで、傷一つつけることも無く……何か、違和感がありますわね……)』

インプ、そして餓鬼、クリムの知る妖魔ならば、隙だらけだったクリムが傷一つ無いというのはあり得ない
妖魔と退魔師の戦いは生存競争だ、殺し合いになるのが常であり、ごくまれに性欲を優先させる者も居るが、それでも傷一つつけないのはおかしい
とは言え……どれだけ考えても前提となる情報が足りない以上、違和感止まりでしかない
クリムは頭を振って無益な思考を打ち切り、床を踏みしめて立ち上がる
幸いなことに、この部屋は敵の気配も無く、一応室内であることから視線も遮られている
今の内に私服から戦闘用の衣装へ着替えてしまうべきだろう……


行動選択
イヤリングをケースへ変化させ、着替える
スカート、ブラウス、ブーツの順で脱ぐ
シスター服、ブーツの順で履き、脱いだ衣服を仕舞ってケースをイヤリングへ戻す
その後、部屋の奥の小部屋を調べる

思考
妙な敵の動きに違和感を覚えている
手早く片付けてこのビルを早く出たいと考えている

体勢
両手で胸を抱えるように隠しながら立っている

肉体
汗で全身がぐっしょりと湿り、衣服が肌に張り付いて薄っすら肌が透けている
暑さと快感で身体が火照っていて、肌が赤く色づいている
ブラウスを引き千切られ、胸元が解放されている
膣口から愛液が溢れ、ショーツとスカートを濡らしている
乳首が硬く尖ってしまっている

乱数:8


【おまたせしたのじゃ】
【一先ず危機は去り、いよいよお着換えじゃな】
【戦闘服として吸血鬼が着るシスター服、なんとも要素のこんがらがっておる感】
【しかもシスターにあるまじき露出過多の衣装じゃから……うむ、素晴らしい】

101第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/12/07(火) 05:00:52 ID:oSP05rW.
>>99-100
クリエムヒルト 体力11/13(3/+3) 精神力9/12(3/+3) 魔力25/30(1/+1) 人間 状態:正常
快楽値:51(快楽LV2) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:1 淫気耐性:0
感度:淫核C(0) 陰唇C(1) 膣内C(0) 子宮B(0) 左胸C(0) 右胸C(0) お尻C(0) 尿道D(0)
    左足E(0) 右足E(0) 右腕E(0) 左腕E(0) 背中C(0) お腹D(0) 口D(0) 耳C(0)
<装備>無し
      白い半袖ブラウス 黒いプリーツスカート 白いシルクブラジャー 白いシルクショーツ 白いガーターソックス レースアップショートヒールブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2 DEX:2 AGI:2 INT:2 VIT:3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 多汗 愛液分泌過多 乳首勃起 貫通弱点
<状況>あづまビル4階大部屋 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度1 少量

〜着替える:8〜(ST+2 快楽-2 ;補正+0)

先程の戦闘でのことを考えつつも、まずは戦闘用の衣服にきがえることにしたクリム。
周囲に敵の気配が無い今こそ、着替えを行うべきだろう。
クリムは左耳煮付けているイヤリングを取ると、それに微量の魔力を流し、ケースへと変える。

このイヤリングはルカージュ家の家宝とでもいうべきもの。
赤いスーツケースの形状をしており、クリムの魔力を流すことで、小さなルビーに変えることができる。
また、ただのケースではなく、特殊な術を施されており中の容量は見た目よりも非常に大きい。
そんなケースを用意して開けると、クリムはまず、自身の服を脱いで行くことにする。
とはいえ休憩したとは言え、室内は極めて蒸し暑く、しかも淫気の影響でクリムの快感は大きく引いてわけではない。
息を乱し、汗を流し、もしかしたら愛液も流しながら、喘ぎ混じりの着替えになるかもしれない。

まずはスカートを脱いでいくクリム。
ブラウスとは違いこちらは無事だが、こちらは流した汗と愛液、そして潮が付着していて、特に股間回りはぐっしょりと張り付いている。
スカートは暗色故見えにくく、しかも夜の暗い部屋なのでさらに見えにくいが、
クリムのハーフヴァンパイアとしての優れた五感と暗視能力は、しっかりとそれを捉えてしまう。
それに耐えながら脱ぐと、張り付くスカートが剥がれ少しは楽になるが、下着とガーターベルトに靴下が露出。
それらのはっきりとした屈辱の快楽敗北の愛液と汗塗れの事実を捉えてしまう。

その次にブラウス。
餓鬼によってボタンは弾け飛び、ブラジャーに包まれた胸が露出している。
そのため脱ぐのは容易いが、汗をたっぷり染み込ませたブラウスはかなりぐっしょりしている。
その張り付く感触を感じつつもクリムはブラウスを脱いでいく。
すると現れるのは汗濡れの肌に美巨乳を包むブラジャー。
餓鬼によって揉まれ、先程は左胸に貼られたニプレスを外したばかりのブラジャーだ。
これにより、クリムはほぼ下着姿になった。
しかし淫魔の快楽攻撃と蒸し暑い気温によりクリムの状態も重なり、かなり淫靡な姿を醸している。
なによりクリムの能力はそんな下着を、下着に浮かぶ自分の身体を、そしてその中の様子を……しっかりと捉えてしまっていた。

そして下着姿になったクリムは次に靴を脱いでいく。
この靴でも戦闘はしたが基本的には日用品。
戦えなくもないが丈夫な戦闘用のブーツは用意してある。
クリムは身体を動かし、ブーツに手をかけるとそれを脱いでいく。
そこからは、たっぷりと汗で群れた靴下に包まれた脚が出てくる。

・<K>淫気:▲「快楽値」+3(54)
・※<K>羞恥:▲「快楽値」+”1d4”(高いほど羞恥を感じてしまう) ▽「精神」-1(8)

102第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/12/07(火) 05:01:09 ID:oSP05rW.
ブーツを脱いだことで下着姿になったクリムだったが、その姿は想像以上にひどかった。
破損はない……
だが、汗と愛液などで、クリムの身体は凄まじい色気を醸しており、下着はかなりぐっしょりとしている。
本来ならば、ここで戦闘用の服を着るのだが、流石にこの状態では……
クリムは下着も変えることにする。

だが下着を脱ぐのは服を脱ぐ以上の羞恥を感じさせる。
ここは戦場。
今は敵はいないとは言え危険な場所だ。
そんな場所で下着までも脱ぎ、女として極めて無防備な状態になろうとしているのだ。
しかも下着はかなり恥ずかしい状態になっている。

全てがクリムの体液でかなり濡れており、ブラジャーを外せば、そこには淫具と絶頂を経験した巨乳と乳首が……
ショーツはかなりの愛液と潮で濡れており、脱ぐ際もクリムの五感と暗視がそれをしっかりと捉えてしまう。
ガーターソックスを脱げば、そこには垂れてきた愛液があるかもしれないし、凄まじい汗ですごいことになっていた。
それに羞恥を、もしかしたら服を脱いだときよりも強いものを感じながら、クリムは下着を脱いでいくのだった。

・<K>淫気:▲「快楽値」+1
・※<K>羞恥:▲「快楽値」+”1d6”(高いほど羞恥を感じてしまう) ▽「精神」-1(7)

そして下着を脱ぎ終えたクリム。
そこには暗いビルの一室の中、隣のビルや街灯などの明かりに照らされた、美しい裸体の美少女の姿があった。
しかし淫魔との戦い後のその姿はその影響を色濃く反映しており、美しさと艶やかさと淫靡さが混じり合ったものであろう。
ただ、クリム自身はここで裸になることはもしかしたら多少の抵抗はあるかもしれないが、衣服と下着を脱いだことで僅かな開放感も感じるだろう。
なぜなら下着は汗と愛液でぐっしょりとしており、その感触から逃れることができたのと、
この蒸し暑い空間で裸になったので、僅かばかり暑さが低下したのだから……

・不快感からの僅かな解放:△「精神」+2(9)

さて、次はまずは変えの下着をケースから取らなくてはいけないのだが、このケースには色々私物がある。
当然タオルなどもあるので身体を拭いたほうが良いだろうか?
だが、この部屋は当然蒸し暑い。
汗は止まらずかいており、拭いても拭いても、また出てくるので気休め程度にしかならないだろう。

そして愛液。
淫気と羞恥によってクリムの身体は火照っており、元より快感は少ししか引いていない状態だ。
愛液を出しやすい体質ということもあって、今も愛液を垂らしているかも……
いや、服を脱ぐ最中も垂らしていたかもしれない。
その状態で拭くことに意味があるか……
いやもしかしたらそのまま自慰に発展してしまうかもしれない。
さてどうするか……

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【高い快楽値+五感敏感+愛液流しやすいとかいう状態での脱衣シーン】
【ストリップ以上にエロそう】
【そして着衣まで行きたかったけど、長くなったのと、そういえば乙女心的にここは拭きたくなるかなぁとちょうどよいここで切っておきました】
【スリットつきのぴっちりシスター服とか、ビスチェ+Tバック+ガーターは次回?にお預けぇ】
【あ、下着の脱ぐ順番は自由にして大丈夫です】
【あとここから、絶頂しない判定には※をつけておきます】
【絶頂するかもという場合は私が忘れなければ!がつくのは今まで通りとなります】

103クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/12/11(土) 22:46:53 ID:EfGVsgRg
>>101-102

『ふぅ……手早く、済ませてしまいませんと…………っ❤』

日も沈んだビルの一室は既に薄暗く、明かりが無ければ歩くことも難しくなりつつある
……とは言え、それは普通の人間にとっては、という話だ
ハーフヴァンパイアであるクリムは当然ながら夜を得意とし、夜目も利く
灯も無い、ビルの外から差し込む微かな光でさえ十分すぎる明るさとなる
そんなクリムは熱く火照る体温を感じながら、左手でかき上げて左耳に輝くルビーのイヤリングを見せつけるようにして髪を払う
晒されたイヤリングに魔力を流せば、それは真紅のスーツケースへと姿を変える
それを開き、中の荷物を取り出せるようにしたうえで……クリムはスカートに手を伸ばした

『……っ、やだ、こんなに……♥♥♥』

暗い部屋でも夜目が利くクリムの目には、じっとりと濡れて変色たスカートの色がハッキリと見えている
思わず声が零れてしまうくらいにびっしょりと濡れたスカートの有様は、間違いなくクリムが快楽に乱れて噴き出した愛液によるものだ
それを解っているからこそクリムの頬は赤く染まり、恥ずかし気に視線が揺れる
誰に見られているわけでもなく、原因であるインプや餓鬼はこの手で葬った
それでも確たる証拠として、快楽に乱れ狂った証が残ってしまっている……それが、どうしようもなくクリムの羞恥心を刺激していた
しかもそれだけではない、スカートの濡れた感触と色合いに羞恥を覚えながらもジッパーを下げ、手を離して足元に落とす

『……や、やだっ…♥♥♥』

……その落ちる速度すら、クリムの想定を超えていく
乾いたスカートならばひらひらとひらめいて落ちていく、しかし愛液で濡れ切ったスカートは真っ直ぐ落ちて濡れた音を響かせて床に落ちる
その音に、その様子に、どれだけ濡れているのかを見せつけられてしまっているかのようで……クリムはますます恥ずかしくなってしまう

ともあれ、それでスカートのことは一旦終わり……になる筈なのだが、今度はショーツとソックスにハッキリと残る愛液の残滓がクリムの視界に映ってしまう
人と比べたことがないとはいえ、先のインプの言葉もあり、自分の恥ずかしい体液は他人より多いのではないか
そんな疑念が頭の片隅にこびり付いているクリムにとって、その光景は深く突き刺さるものだ

『……っ、っ…!?♥♥』

羞恥にその端正な顔を歪め、頬の赤みは全身へ伝播し、視線を揺らしていたクリムだったが……それも数秒の事
顔の赤みは耳まで染め上げたままだが、その全てを呑みこんでブラウスに手を伸ばしていく

『(…これは、ダメね、ボタンを付け直せばいいのでしょうが……少なくとも今は無理ですわね……)』

『んっ…❤ ぁ、っ♥ ふ、ぁ……っ♥♥』

餓鬼によって引き千切られたボタンは既になく、何処かに転がっているのだろうが……さすがに探す気にはならない
残ったボタンを外し、ブラウスを開けて……その微かな動作さえ、汗で濡れて肌に張り付く生地が邪魔をする
加えて絶頂の余韻燻る肌は敏感で、衣擦れさえ快感に変える過敏な肌はクリムの性感神経をフェザータッチで弄んでいるかのようで……
どうしても零れる甘さを含んだ濡れた声、それに歯噛みし、四苦八苦しながら脱ぎ捨て、肩から滑り落とすように脱ぎ捨てる
……ふぁさり、と軽い布の音は立てず、むしろべしゃりと重みのある音が響いたことでクリムの頬はますます赤くなった

『(あの微かな時間で、こんなにも大量の汗を……っ! あぁ恥ずかしい、こんなの、誰かに見られていたら…………っ!)』

身動ぎする度、肌に下着が張り付く感触が気に障る
下着の内側で、乳首や割れ目が擦れる感触が妙に気にかかる
一度気になってしまえば、己の汗や愛液で濡れた下着や靴下の張り付きが気になって仕方がない
そうして濡れた衣服に苦戦し、込み上げる羞恥心に翻弄されながら脱衣を進めるクリム

――羞恥に赤く染まった肌、香しい汗の香り、しっとりと湿った肌は艶やかで、暗い室内で微かな光を受ける白い肌は息を呑むような美しさを放っている
下着に包まれた乳房は大きく突き出て、それでいて生意気なほどの張りを失わず、若々しさに溢れている
量感溢れる乳房を下れば、その先の括れた腰付きはあまりにも魅力的なラインを描く
細く、しかし不健康な細さとは縁遠い健康的な細さの腰は、その優美な括れを下半身へと繋げていた
むっちりと実り、乳房以上に豊かな肉感を感じさせる瑞々しい桃の如く実った尻
それは溢れんばかりのアピールを放ち、雄を誘惑する蠱惑的な雰囲気を撒き散らしていた
そこから伸びる西欧の人種らしい長い脚も美しく、悩まし気な曲線を描きながらソックスとブーツに覆い隠されている

ここにもしも誰かが居れば……男も女も関係なく魅了され、動きを止めてしまっただろう
それほどまでにクリムの肢体は美しく、蠱惑的で、妖しい魅力に満ちていた
そんなクリムは自分の美しさ、淫靡さを自覚することも無く……否、自覚はしているが圧倒的に他者の基準よりも低く見積もっていた
……ともあれ、ブーツを脱ぎ去ったクリムのソックスに包まれた脚が曝け出され、小さな足先がいよいよ空気に触れる

・<K>淫気:▲「快楽値」+3(54)
・※<K>羞恥:▲「快楽値」+”1d4(4)”(58) ▽「精神」-1(8)

104クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/12/11(土) 22:47:05 ID:EfGVsgRg
>>103

『(…………下着も靴下もびしょびしょで、この上に戦闘服を着る…? ……駄目ですわね、絶対に、絶対に、御免被りますわ!)』

クリムは自分が汗っかきであることを自覚している、恐らくこのビルを探索するだけで相当に汗を流すだろうと予想もつく
ならばここで着替える意味はない……そんなことはない!
効率で言えば私服を着替えるのはともかく、下着は換える必要が無いのは確かだ
だが汗や愛液でびしょびしょの下着のまま、綺麗な戦闘服に着替えて、内側から服を汚してしまえば……どうしても気分は盛り下がってしまう
戦闘者としてその程度で戦えなくなる、という程調子を崩すことはないが、だからと言って好き好んで汚れをそのままにしたいわけでもない
確かに戦場で戦闘服ならともかくとして、下着まで換えるのは非効率だが……そこだけは譲らない
クリムは戦闘者で、しかし女であることを捨てきることは出来ないし、捨てるつもりもない
最低限の身嗜みくらいは整えなくては、淑女も名乗れない……それでは偉大な両親の娘とは、恥ずかしくて名乗れない

そうしてクリムはブラのホックに手を伸ばして外し、見た目の年齢を考えれば成長著しい乳房がブラの束縛から解放される
たぷんっ、と揺れた乳房が外気に晒され、刺激を受けて尖った乳首がひやりとした感触に包まれた
それに恥ずかし気に瞼を伏せながらブラを外したクリムは、そのまま足元のブラウスに落とすようにブラを置く
そしてショーツへ手をかけ、汗や愛液で張り付いたそれを無理にずり下ろしてく
当然、べっとりと濡れていた愛液はショーツと離れるのを嫌がるように糸を引き、名残惜し気に長く伸び……やがてぷつりと千切れた
ひやりとした感触が割れ目を撫でるようで、その感覚にクリムの全身はますます赤く染め上がる
ガーターソックスを脱ぎ始めればそれはさらに顕著になり、ソックスがずり下がって剥き出しになった肌からは濃密なフェロモンが立ち昇るかのようだ
汗と愛液が染み込み、肌をしっとりと湿らせていた箇所はあまりにも淫らで……はしたない有様だった
それをグッと唇を引き結んで耐えるクリムは、顔を真っ赤にしながら脱衣を続けていき……ようやく、想定以上の時間をかけてすべての衣服を脱ぎ切った

・<K>淫気:▲「快楽値」+1(59)
・※<K>羞恥:▲「快楽値」+”1d6(5)”(64 快楽Lv3) ▽「精神」-1(7)

『っ、は…ぁ……♡ んっ、ぁ……っ❤』

『(やはり、脱いで正解ですわね……濡れた服の気持ち悪さと言ったら、本当に……ふふ)』

全ての衣服を脱ぎ捨てて、妖魔の巣食うビルの一室でその美しく整った肢体を晒すクリム
微かな明かりに照らされたその完璧に近いバランスを見せつける、黄金律の如き肉体は美の女神もかくや、といった雰囲気だ
羞恥と快楽の残滓で赤く染まった肌は淫靡でさえあり、幾度もの絶頂を味わった表情には淫らな色が濃く残っている
尖り切った乳首やじわじわと染みるように濡れる割れ目を見れば、その身体の熱が冷めきっていないことは一目瞭然だろう
それでもクリムの表情は明るさが滲んでいる
汗っかきということは暑がりでもある、蒸し暑いビルの空気も、裸になれば多少は楽になる
まして、不快感溢れる衣服を脱ぎ捨てた直後なのだ……クリムの心に爽やかなものが去来してきていても、仕方のないことなのだろう

・不快感からの僅かな解放:△「精神」+2(9)

『……そう、ね、折角だし、少し身綺麗にしませんと……』

『(戦っていれば身体が火照って汗を流してしまうでしょうけれど……スッキリした気持ちでで衣服を着るのは悪いことではありませんもの
 ……ええ、そうよ、汗だくのまま服を着るなんて……気持ち悪いだけ、ですわ…………っ❤)』

衣服は脱いだ、ならば次は着るだけ、なのだが……クリムはここでスーツケースからタオルを掴み取る
汗と愛液で濡れた身体のまま、新しい下着や戦闘服を着る気にはなれなかったのだ
それに、衣服を脱いだことで感じた爽快感を思えば……ここで身体を身綺麗にすれば、燻る快感の残滓も収まってくれるのではないか
そんな淡い希望も、抱いていたのだ……


行動選択
タオルを手に取り、上から下へ身体を拭いていく

思考
汗や愛液を拭き取り、スッキリした気持ちで着替えたいと考えている
少し間を置けば身体の熱も冷めてくれるのではないかと期待している

体勢
両手を身体を隠すように添えながら立っている

肉体
汗で全身がしっとりと湿っている
全身が快感の余韻と羞恥で赤く火照っている
乳首が尖り、ジンジンと疼いている
割れ目がヒクヒクと震え、愛液を零している

乱数:2


【おまたせしたのじゃ】
【どうせすぐ濡れるにしても、淑女たらんとするクリムちゃんのプライド+淫魔を知らない補正=身綺麗にする】
【しかしこのダイス目よ……自慰に発展してしまいそう】
【あえて昂ったまま戦闘服を着て、ここからが本番だ! と気合を入れたクリムちゃんが即イキするのも楽しそうではある】

105第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/12/12(日) 07:55:53 ID:KwFmpKN2
>>104
クリエムヒルト 体力11/13(3/+3) 精神力9/12(3/+3) 魔力25/30(1/+1) 人間 状態:正常
快楽値:65(快楽LV3) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:1 淫気耐性:0
感度:淫核C(0) 陰唇C(1) 膣内C(0) 子宮B(0) 左胸C(0) 右胸C(0) お尻C(0) 尿道D(0)
    左足E(0) 右足E(0) 右腕E(0) 左腕E(0) 背中C(0) お腹D(0) 口D(0) 耳C(0)
<装備>無し
     ロザリオ ルビーのケース(展開中)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2 DEX:2 AGI:2 INT:2 VIT:3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 多汗 愛液分泌過多 乳首勃起 貫通弱点
<状況>あづまビル4階大部屋 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度1 少量

〜汗を拭く:2-1=1〜(ST+2 快楽-3 ;補正-1)

全裸になったクリム。
しかしその身体は、このビルの温度と淫猥な責めによって汗と愛液をたっぷり孕んでいる。
このまま衣服を着るのは……正直あまり良くなさそうだ。
クリムは、衣服でも新しい下着でもなく、タオルを手に取り、身体を拭くことにする。

・<K>淫気:▲「快楽値」+1(66)

タオルを手に取り、美しい体にそれを走らせるクリム。
湿った身体を擦るとタオルはすぐに多量の汗を吸い込んでいく。
そしてむにゅ…むにゅ…とタオルを動かすたびに歪むクリムの柔らかい身体。
現在クリムの身体は絶頂に近い状態にあるため、その刺激一つ一つが小さな快楽と喘ぎを生む。
そしてそれは徐々に誘惑となってクリムに襲いかかる。
小さな刺激だ。
だがそれがどんどん身体に送られるたび、クリムの本能と性欲は刺激され、理性は剥がれ落ちていく。
まだ完全に理性は堕ちない。
しかし身体はゆっくりと無意識にではあるが、自慰に近い動きになっていく。
より感じるところを……
よし感じるように……
よりたっぷりと……

・<K>体拭き:▲「快楽値」+”1d8〜12”(高いほど、自慰に近い動きになり、また身体を拭く時間も長くなるだろう)
・身体がうずく……:▽「精神」-2(7)

そして身体を拭き終えたクリム。
だがその身体はより出来上がっていた。
絶頂近い身体を性感を刺激しながら拭いたのだ。
その身体はもう絶頂間近というところまで出来上がっていた。

汗を拭くためにより濡れている所、そしてもしかしたらより感じるところを…重点的に拭いていたのだが、建物内の気温と自信の性感の高まりは、
再び汗を分泌させ湿らせていた。
そして股間では愛液はもはやとどまることを知らない状態だ。
淫気の影響、自身の身体に溜まる快感、もとより愛液を流しやすい体質。
それらにより股間は湿りから解放されず、拭いても拭いても次々愛液が溢れてくるのだ。

一応身体は拭いた。
けれどもスッキリとは言えないし、体の熱は冷めるどころか高まっている気すらする。
汗も一応は拭いた…拭いたがもう新しい汗が出てきている。
股間は言わずもがな……

そしてクリムはこのあとどうするか……
もっと汗を拭わねばとまるで弱い自慰のような体拭きを続けるのか?
それとも下着へと手を伸ばすのか?
あるいは視界に入る淫魔の淫具。
今まで与えられた中でも特に強い快感。
それをもたらした卑猥な道具は未だ床に散らばるように残っている。
その淫具が齎すであろう悦楽の誘惑。
あるいはそれっを想像した妄想の自慰の誘惑、それに屈してしまうかもしれない

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【実に悩ましい体拭きのダイスよ】
【ダイスが高いとオナニー寄りにかつ長く、より感じるところをより擦ってしまう感じです】
【そして股間はもちろん垂れ流し状態な模様】

106クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/12/12(日) 20:23:37 ID:35nitHFc
>>105

・<K>淫気:▲「快楽値」+1(66)

『ん、ぅ…っ❤❤❤ ふ、ぁ……っ、っ❤❤ ふぅ…❤❤ っう、く、んっ…❤❤❤』

汗に、愛液に、べっとりと塗れ、汚れた身体は綺麗好きなクリムからすれば不快極まるものだった
勿論クリムとて、戦場となった場所では身綺麗にしきれないということは理解している
それでも不快なものは不快だし、その原因が自分の体液であるということが……どうしても無視できない要因となっていた
それを多少なりと解消すべく、タオルを手に取って汗を拭きとるべく、腕を動かしていく

『ふぅ…っ❤❤❤ ふぅ……っ❤❤❤ んっ、あ……っ、ぁ……ぅ…♥♥♥』

……しかし、その度にクリムの唇からは鼻にかかったような甘い吐息が零れてしまう
右手に掴んだタオルを左肩から手の甲へ、そっと撫でるように滑り落とす
表を拭けば次は裏、そして右腕へ……ここまではまだ問題なかったのだ
だがタオルで首筋を拭い、そのまま胸元へ滑り落とした時――クリムは感じてしまった快感に、思わず声を零してしまう
汗が溜まる胸の谷間へタオルが滑り、普段は豊かな乳房に隠れて晒されることの無い谷間がタオルで擦られる
手に押されて乳房が歪み、押し退けられ、むにゅむにゅと形を変える乳房がクリムの背筋に快感を流す
蒸れやすい乳房の下側にタオルを回せば、ゾクゾクと甘い快感に腰が痺れていく
一つ一つの刺激は大したものではなく、しかし無視しきれるほどでもない
汗を拭き、タオルが汗を吸って重くなり、肌触りが変わってより擦れる感覚が鮮明になる
ぴくんっ、ぴくんっ、と身体が小刻みに震え、一度は冷めたはずの身体に再び火が灯る
萎え始めていた乳首は硬さを増し、残滓が零れる程度だった割れ目からは新たな愛液が生み出され、汗の珠が拭き終わったはずの上半身から浮き出てくる

『んっ❤❤❤ あ、はぁっ♥♥♥ んぅっ…♥♥♥ ふぁ、は……っっ♥♥♥』

特に、タオルを下半身に滑らせてからはより顕著になっていく
じゅくじゅくに濡れた割れ目を後回しにして、むっちりと女性らしい肉付きの太腿へとタオルを滑らせ、脚の表面を拭っていく
正面、右側、左側、そして裏側……快感の熱に浮かされ始めた腕は段々と動きを鈍くし、思うように動かない
それにもどかしさを感じながらも、しっかりと汗を拭きとり、タオルを裏返し、畳んで、汗を拭き落としていく
敏感な肌を擦れる感触に、それだけでもクリムの脚は痺れ始めていたのだが……
お尻を撫でたタオルの感触にゾクゾクと腰が跳ね、たった一度、さっと表面を撫でた程度で拭き取る手を離してしまう
水蜜桃の如くむっちりとした肉付きのお尻は、クリムにとっては不本意だが、世の男達の目を惹き付けるセールスポイントでもある
日々視線に晒され、ヒソヒソと囁かれ、それを吸血鬼特有の人間を超えた五感で感じ取り……
何時しかクリムは他の人よりも大きく豊かに実った尻肉にコンプレックスを抱いてしまった
だが、だからこそ桃尻へ集中する意識には鋭敏になっている
図らずもクリムにとって、それは感度を鋭敏にする結果となってしまっているのだ
そんな鋭敏な美尻を撫でるタオルの感触に、昂った身体は快感を感じてしまう
それに無意識に恐れを抱いたクリムは、ただの一度拭った程度でそのタオルを股間へと滑らせた
刻一刻と昂ぶり、熱を発し、快楽の果てへと一段一段階段を昇り詰める感覚から逃れようとしての行動
当然ながら、それは悪手だった
じくじくと愛液を零し続ける割れ目を覆うタオル、敏感なそこにタオルを擦り付ける真似は出来なかった、が……
上から押さえつけるようにそっとタオルを当て、愛液を吸わせる、そんな動きでさえも絶頂寸前の昂った女体には後押しにしかならない
包皮ごと押さえつけられたクリトリスがジンジンと疼き、圧迫された割れ目がもどかし気に愛液を零し、腰がもじもじと緩やかに踊る
腕の動きはますます鈍くなり、瞳は潤み、吐息は濡れ、鼓動は早鐘を打ち、快感の熱が身体の奥底へと蓄積していく
次第にその手は……指先は、モゾモゾとタオル越しに秘部を揉むように動き始めていた
それは愛液を拭う為とも、あるいは自慰の為とも、どちらとも取れるような動きで……クリムの瞳は陶酔の色に染まり始めている……

・<K>体拭き:▲「快楽値」+”1d8〜12(11)”(77)
・身体がうずく……:▽「精神」-2(7)

107クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/12/12(日) 20:23:47 ID:35nitHFc
>>106

『はぁ、んっ…❤❤❤ は、ぁ……❤❤ はぁ……❤❤ ……っ!?♥♥♥ わた、くしは……っ♥♥♥』

しかし……幸か不幸か、絶頂まであとわずか、というところでクリムは正気を取り戻した
意識を蕩かせる快楽のぬるま湯から跳ね起き、乱れた呼吸のままタオルを身体から離して絶頂から遠ざかる
もどかしそうに、切なそうに疼く身体から目を逸らし、クリムは熱を逃がそうと熱い熱を呼気と共に吐き出している

『(……また、汗、が……また、身体を、拭いたら……わたくし、は……っ❤❤❤
 ダメ、きっと、わたくしは……っ♥♥♥ 着替え、なきゃ……これ以上、は……ダメに、なる……っ❤❤❤❤)』

乳首が、割れ目が、お腹の奥が……ジンジンと疼き、マグマのように熱い快感がドロドロに煮詰まっている
刺激を求めて乳首は硬く尖り、クリトリスは包皮の下で触れられるのを待ちわびて、割れ目は物欲しそうにヒクつきながら愛液を垂れ流していた
そんな身体を省みて、クリムは自分がもう限界に来ていることを自覚する
新たに噴き出た汗、零した愛液、震える性感帯……そこに触れれば、もう耐えられないのだと……確信する
だからこそクリムはそれから目を逸らし、スーツケースの中へと視線を落とした
着替えてしまえば良い、そして探索を開始すれば、そうすれば……自分の身体の状態からは、目を逸らせるのだと……無意識の内に、逃げを選択していたのだ……


行動選択
替えのショーツ、ガーターソックス、ブラ、シスター服、ブーツの順で着用する
脱いだ衣服やタオルをスーツケースに仕舞い、イヤリングに戻して着用
全てを終えたら部屋の奥にある小部屋を調べる

思考
今にも絶頂しそうな身体に、自らトドメを刺してしまいそうで怖くなっている
快楽から目を逸らそうとしているが、床に転がるローターやニプレスを見ると唾を飲んで視線が固まってしまう

体勢ギュッと手を握り、何かを抑え込むように身を固くして立っている

肉体
汗で全身がしっとりと湿っている
全身が快感の余韻と羞恥で赤く火照っている
乳首が尖り、ジンジンと疼いている
割れ目がヒクヒクと震え、愛液を零している

乱数:5


【おまたせしたのじゃー】
【ギリギリもギリギリ、あと一押しの所で耐えたというか、登り詰めきれなかったというか】
【いずれにせよおいしい状況じゃな、まぁ服を着ていく中で果ててしまいそうな気もするが……】
【とりあえず奥の給湯室らしき場所を軽く調べて、それから部屋を出るかのう】

108第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/12/12(日) 20:53:55 ID:KwFmpKN2
>>106-107
クリエムヒルト 体力11/13(6/+3) 精神力7/12(1/+3) 魔力25/30(5/+1) 人間 状態:正常
快楽値:77(快楽LV3) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:1 淫気耐性:0
感度:淫核C(0) 陰唇C(1) 膣内C(0) 子宮B(0) 左胸C(0) 右胸C(0) お尻C(0) 尿道D(0)
    左足E(0) 右足E(0) 右腕E(0) 左腕E(0) 背中C(0) お腹D(0) 口D(0) 耳C(0)
<装備>無し
     ロザリオ ルビーのケース(展開中)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2 DEX:2 AGI:2 INT:2 VIT:3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 多汗 愛液分泌+ 乳首勃起 貫通弱点 視線敏感[お尻]
<状況>あづまビル4階大部屋 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度1 少量

〜服を着る:5-3=2〜(ST+0 快楽-3 ;補正-3)

なんとか絶頂を堪えたクリムはタオルを置くと服を着始める。
震える手でタオルを持っていた手で下着を取る。
まずはショーツ。
それはTバックの、先程履いていたものと比べて面積の少ないものだ。

・<K>淫気:▲「快楽値」+1(78)

しかしその手は震えている。
下着をなんとか掴むもその手は緩慢で鈍く。
口から熱い吐息を吐きながら、身体を動かし、脚に下着を通していく。
無論その動きは鈍い。
しかもまるで身体は熱病に犯されているかのようで、さらに身体はふらついている。
それでもなんとか倒れなかったのは持ち前の身体能力の高さとバランス感覚故か……

そしてなんとか脚に下着を通し股間を覆うように履くクリム。
しかし、現状のメンタルゆえか、あるいは自由に動かせぬ鈍い身体故か……
クリムは下着を余計に引っ張り上げ、食い込ませてしまう。
そしてそれがついに呼び水となってしまう。
クリムは下着を履くというある意味いつもやっている動作で、絶頂しそうになってしまうのだった。

・!<K>下着履き:▲「快楽値」+”1d3〜6”(高いほどより感じるように下着を食い込ませてしまう)

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【いきなり初っ端からイきそうなクリムちゃんの回】
【新品の下着に新しいシミが!】
【あと、スキルもこっそり追加】

109クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/12/14(火) 23:50:03 ID:.li4QrzE
>>108

『ふぅ…っ❤❤❤ は、ぁ…ん、ぅ…❤❤❤ っ、あ…❤❤ ぁ…っ、ん……❤❤❤』

クリムという名の器から溢れ出そうなほどに満たされた快楽の水は、既に縁ギリギリのところで波打っている
身体は熱く火照り、汗は拭き取ったばかりなのに新たに浮かび、肌と肌が擦れる感覚でさえもどかしい
そんな状態で、クリムは戦闘を行う際に着用する下着を手に取った
それは、普段のクリムからすればあり得ないほどに派手な下着……Tバックショーツだ
クリムが戦闘服として選んだのはシスター服、なのだが……当然、普通のシスター服ではない
妖魔と戦う以上、当然ながら生地は特殊な製法で織られ、クリムの戦闘方法が近接戦をメインとする以上、動きやすさも重視される
そうなれば当然、足回りを動かしやすくするのは当然なのだが……そうするためにスリットを深く取った結果、太腿は大胆に曝け出されてしまうのだ
そのスリットの深さは腰にまで及び……普通のショーツでは、サイドの部分がどうしても見えてしまう
それを避けるべく悩みに悩み、羞恥に震え、それでも見えてしまうよりはマシだと苦渋の決断を下した結果が……ハイレグTバックショーツだ
その生地は当然ながら少なく、お尻の部分はTバックらしい、ほぼ紐のような形状である
フロント部分も股間を一通り覆い隠してはいるが、何より特徴的なのはその極端なまでのハイレグだろう
腰骨にサイドの紐を引っ掛けるかの如く斜め上へと伸びた形状は、確かにシスター服のスリットからもショーツのサイド部分が見えてしまうことはない
だが……何度見ても生地が少なく、どうしてもはしたない印象を感じてしまうそれに、クリムの頬は赤く染まってしまうのだった……

・<K>淫気:▲「快楽値」+1(78)

『んっ、く、ぅんっ…!♥♥♥ は、ぁあ、あ…っ❤❤❤ ふぁ、ぁ…は、っ…❤❤❤』

そんなクリムの普段の様子からは想像も出来ないような派手なショーツに足を通し、ゆっくりと引き上げていく
片足を通し、もう片足を……そんな微かな動作でさえ、ふらふらと危なっかしく揺れてしまうクリム
倒れこそしなかったが、その身体が快楽と疼きの昂ぶりが生み出す熱に追い詰められていることは一目瞭然で……
肌を擦るようにズリズリと昇っていくショーツの感触が、クリムの肌をより一層鋭敏にさせているかのようだ

『ふ、ぅ……っ♥♥♥ ぁ、は、あっ…!♥♥♥♥ は、っぁ、あ、っ…!!❤❤❤❤ んっ、きゅ、ぅんっ……!?♥♥♥♥♥』

熱に浮かされた身体、快楽で茹った思考、踝を、脹脛を、そして太腿を撫でたショーツの感触に無意識に期待を高めていた股間……
震える腕はクリムの思い通りには動かず、股間にフィットさせるように軽く引っ張った程度の動きの筈が……思った以上の食い込みとなってしまう
クリムの姫割れに深く食い込むショーツのフロントは、溢れ出る愛液を吸って見る見るうちに色を濃く染め、クリトリスの陰さえ浮かび上がらせてしまう
お尻の部分はTバックであることから、最早生地が見えないくらいに尻たぶの合間に潜り込み、まるで穿いていないかのようにすら見えるほどで……
待ち望んだ秘部への刺激、圧迫される性感帯、予期せぬ不意打ちの快楽がクリムの限界を超える
注がれた水がコップの縁で表面張力ギリギリまで耐えていたところを、いよいよもって決壊したかのように……
ビクンッ!❤❤❤ という、甘やかな痙攣を全身で表現し、ショーツを食い込ませた姿勢のまま目を見開いて震えてしまうクリム
その姿は甘イキしてしまったことがありありと察せられる姿で……ここに誰もいない事は、不幸中の幸いであったと言えるだろう
何故ならば、もしここに誰かが居たのなら中途半端な絶頂を迎えたクリムを責めるチャンスはここなのだと、そうありありと示してしまっていたからだ
しかしそうはならなかった……わなわなと唇を震わせ、汗をぶわっと浮かび上がらせた総身を甘く震わせ、時折ピクピクと痙攣して……
しかし決してインプや餓鬼たちに押し上げられた時のような激しい絶頂には届かない、甘く浅い絶頂がクリムを襲っていた……

・!<K>下着履き:▲「快楽値」+”1d3〜6(5)”(83 快楽Lv4)
 →絶頂! 初期快楽値40 快楽Lv2

『っっ、っ…!❤❤❤❤ っは、ぁ……❤❤❤ はぁ……っ❤❤❤ はぁ…っ❤❤❤』

時間にして数秒、しかしクリムからすればもっと長かったと感じられる時間が過ぎて、クリムは熱く濡れた呼気を吐き出した
瞳は潤み、拭き取ったはずの汗はまたしても全身をじっとりと湿らせ、愛液は着替えたばかりのショーツをじわりじわりと湿らせている
それでも、絶頂寸前な状態で我慢し続けていた先程までよりは、幾分クリムの理性もマシになっている
中途半端な絶頂であったことから、快楽の熱はすべて発散しきれたわけではないが……無理に我慢を重ねていた時よりは随分と楽になっていた

『(わた、くしっ……また…っ!❤❤ ……もうっ! もうっ! 何時まで無様を晒すのよ、クリエムヒルトッ!!
 ふぅー…………! ……考えちゃ駄目よ、今は、着替えるの……それだけよ、他のことは気にしちゃいけないのよ…!)』


行動選択
替えのガーターソックス、ブラ、シスター服、ブーツの順で着用する
脱いだ衣服やタオルをスーツケースに仕舞い、イヤリングに戻して着用
全てを終えたら部屋の奥にある小部屋を調べる

思考
着替えるだけで甘イキしてしまった自分に羞恥を感じ、あまりの我慢弱さに歯噛みしている
無心で着替え、イってしまった事実から目を逸らそうとしている

体勢
微かに内股気味で、ショーツに手を掛けた体勢で立っている

肉体
汗で全身がしっとりと湿っている
全身が快感の余韻と羞恥で赤く火照っている
乳首が尖り、ジンジンと疼いている
割れ目がヒクヒクと震え、愛液を零している

乱数:4


【おまたせしたのじゃー】
【着替えただけで走った不意打ちの快感に、思わず甘イキしてしまうクリムちゃんじゃ】
【食い込ませてしまったショーツを直すことも、イってしまった衝撃で飛んでおるからあとあと直す仕草を挟む予定じゃ】
【階段とかで脚を大きく動かした際に気付いて、くいくいっ、と……】
【食い込みを直す仕草、必ずどこかで挟まねばな……!(使命感)】

110第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/12/15(水) 13:27:59 ID:m3lIOEJM
>>109
クリエムヒルト 体力10/13(3/+3) 精神力5/12(3/+3) 魔力25/30(6/+1) 人間 状態:正常
快楽値:40(快楽LV2) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:1 淫気耐性:0
感度:淫核C(0) 陰唇C(1) 膣内C(0) 子宮B(0) 左胸C(0) 右胸C(0) お尻C(0) 尿道D(0)
    左足E(0) 右足E(0) 右腕E(0) 左腕E(0) 背中C(0) お腹D(0) 口D(0) 耳C(0)
<装備>無し
     ハイレグTバック(食い込み) ロザリオ ルビーのケース(展開中)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2 DEX:2 AGI:2 INT:2 VIT:3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 多汗 愛液分泌+ 乳首勃起 貫通弱点 視線敏感[お尻]
<状況>あづまビル4階大部屋 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度1 少量

〜服を着る:4-1=3〜(ST+2 快楽-2 余韻-1 ;補正-1)

絶頂しながらも下着を履いたクリム。
その絶頂は弱い絶頂であり、悦楽の熱が大きく引く程のものではなかった。
それでも理性は幾分回復しており、クリムは着替えを引き続き行うのだった。

次に履くはストッキング。
サイハイの薄いストッキングを取ると、それを履いていく。
だがその動きは鈍くふらつきながらの行動になるだろう。
そして先程食い込ませるように履いた下着。
そこには靴下を履く動くでムニュムニュ陰唇の媚肉が動き、垂れ流す愛液をより多く吹き出してしまう。
それにより下着はさらに濡れてしまうことだろう。
さらにもう片足。
こちらにもストッキングを履いていくと、また違うように股間の肉が動き、さらなる愛液を下着へと染み出していく。
しかも下着がその脚の動きに合わせて食い込み、弱くも甘い快感が股間へと響く……

・<K>淫気:▲「快楽値」+1(41)
・<K>下着が食い込む:▲「快楽値」+”2d3”(高いほどより感じるように食い込む)

それに耐えながらもようやくストッキングを履いたクリム。
次はガーターベルトを取りストッキングをトドメていく。
これでインナーのうち下半身の装着は終了だ。
残るは上半身のみ……
そしてクリムはブラジャーではなくビスチェを着用することにする。

下半身を際どいハイレグTバックとみっちり太ももに食い込む靴下に包まれながら、クリムはケースからビスチェを取り出す。
そしてそれを着用していくが、やはりその動きは鈍目だ。
息を乱し、股間をどんどん湿らせ、肌はこの熱い室温とクリムの快楽の火照りで、汗がとめどなく流れ、肌を艷やかに湿らせている。
そんな艷やかな肌の上にビスチェを着用するクリム。
しかし快楽で立ちっぱなしの乳首が生地に擦れ、大きな胸がむにゅっと歪むと、それだけでも発情した身体は快感を生み出す。
その都度、口からは甘い声が漏れ出そうになるが、それでもなんとかビスチェを着用。
ようやくクリムはインナーをすべて着ることが出来たのだった。

・<K>淫気:▲「快楽値」+1
・<K>下着が擦れる:▲「快楽値」+”1d3”(高いほどより強く擦れてしまう)

ようやく下着姿になったクリム。
しかしその姿はかなり淫靡なものである。
ビスチェに際どいハイレグのショーツにガーターベルト。
はだは汗で濡れ、流れた汗が、そして愛液が、下着へと染み込んでいく。
視覚的にもそして嗅覚的にもいまのクリムは非常に淫魔好みの状態へとなっているのだ。

そんなクリムはやっと目当ての服を着る。
それは暗色のシスター服「エクソシスト・トゥニカ」。
長袖で上半身はしっかり隠すものの、下半身の両サイドには深いスリットが入っているもの。
サイズは今のクリムのサイズにピッタリあっているが、特殊な生地で出来ており、伸縮性は高い。
そのため見た目ほど着にくくはない。
生地は特殊な聖水に浸した糸でできており、神聖な加護を有し、極薄の生地の割には、高い防御力と耐久性を持つ。
ただ、本来は聖水との併用を考えて作られていることから水を吸いやすい特性と、その影響か生地そのものの通気性が悪いという欠点を持つ。
通気性に関しては、一応セクシーさを出している側面のスリットで少しは改善しているのだが……
この2つの欠点がクリムの体質とこの環境でどのような影響がでてしまうだろうか?

ともかく、クリムの戦闘用の衣装だ。
切り札のことを考えると、私服よりはこちらのほうが良いだろう。
クリムは余韻は引いたが、快感は引かない身体を動かし、シスター服を着ていく。
身体の重さに関して余韻が引いたことでマシになったが、今度は下着を着用したことで裸体のときと比べて、当然ながら熱い。
汗もより垂らしながら、クリムはこのシスター服を着ていくが、やはりというべきか、生地の通気性の悪さが汗をより促すことになりそうだ。
それでもずっと裸でいるわけにもいかないし、流石に下着で戦うわけにもいかない。
そしてそのとブーツを履き、ようやくクリムは着替えを終えるのだった。

・<K>淫気:▲「快楽値」+1
・<K>自然回復:△「体力」+1(11) △「精神」+2(7) △「魔力」+1(26)

着替え終わったシスター姿のハーフヴァンパイア。
そんな彼女は脱いだ、汗と愛液塗れの衣服をケース内へとしまっていく。
そして全てしまうと再び魔力を微量流し、ケースからルビーへと変え、それを耳へと着ける。

さて、これで着替えは終わり。
クリムはようやくこのビルの探索を再開する。
まずはこの大きな部屋から続く部屋を一通り調べることにする。
扉は3つ。
一つは自分が入ってきた廊下へ続く扉で、残る2つは部屋の東側にある2つの扉。
左手方向にある北側の扉と右手方向にある南側の扉、どちらに向かおうか?
おそらく間取り的にこの先はこの部屋ほど大きくない部屋になっていると思われるが……

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【お待ちしていました〜】
【そしてお着替えタイム!】
【下着食い込んでるクリムちゃんですが、まずは靴下履く所で食い込みの洗礼を】
【ただ、ここでは刺激はあまり大きくないのと、クリムちゃんの思考も絶頂直後で鈍っていて、気がついていないとかでも良いかもしれない】
【やはり階段か、あるいは戦闘中に気がついて、流石に戦闘中に直せず、顔真っ赤になって戦うのもいいかもしれない】

111クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/12/18(土) 15:26:27 ID:6WoASm.E
>>110

『はぁ…っ❤❤ はぁ…っ❤❤ っ、ふぅ……ん、ぁ…❤❤ は…ぁ……っ❤❤❤』

穿いたばかりの綺麗なショーツがあっという間に湿っていく感触に、クリムの眉根が寄ってしまう
恥ずかしさと不快感を混ぜ合わせたその感覚は、ストッキングを穿くために右足を軽く上げたことでより鮮明に感じられるようになった
元より絶頂してしまったせいで食い込み気味になっているショーツが、愛液を吸って肌に吸い付き、白い生地の向こうに肌色を覗かせ、肌との隙間を埋めていく
踝を過ぎ、脹脛をストッキングが包み……汗に濡れた肌に引っかかり、中々生地が昇っていかない
多少苦戦しながらもストッキングを引っ張り上げるその動作で、どうしても股間にショーツが食い込む感覚に、ますます意識が乱されてしまう
元々この下着……Tバックショーツを選んだ時点で多少は食い込む覚悟はあると言えども、やはり慣れるものではない
それでも努めて気にしないように意識を逸らし、クリムはストッキングをグイッと引っ張り上げていく
膝を超え、太腿の半ばまで引っ張り上げ……汗だくの肌は予想外に苦戦させられたが、ようやくクリムは右足にストッキングを穿くことが出来た
そうしてストッキングを摘まんでいた指を離せば、パチンッ、と軽い音を立ててむっちりと肉付きの良い太腿にストッキングの縁が食い込んでいく
縁に太ももの肉が乗るような抜群の肉感を見せるクリムの太腿、それを彩るしっとりと汗で湿った肌と、細く太腿を垂れる一筋の愛液
しかし片足にストッキングを穿くだけでひどく苦戦したクリムは、それに気付くことなく左足用のストッキングを手に取った

『んっ、ぅ…❤❤❤ ふ、ぁ……っ❤❤ は、んっ❤❤ くっ……ん、ぁ…❤❤❤』

そして同じように足を通し、ほっそりとした爪先をストッキングが隠し、脹脛を緩く締め付け、太腿に肉を食い込ませて……
日本人とは骨格からして違うのだと見せつけるような、スラリとした脚線美をストッキングでより強調しながら、白い肌よりなお白い純白のストッキングで包んでいく
無論、その動作の最中もショーツはクリムの股間へと食い込み続けている
角度のきついハイレグショーツは、脚を動かす度にじわじわと食い込んでしまうのだ……

・<K>淫気:▲「快楽値」+1(41)
・<K>下着が食い込む:▲「快楽値」+”2d3(4)”(45)

『ふぅ……っ❤ ふぅ…っ❤ っ、ふ……は、ぁ…❤❤』

ストッキングが終われば、次はガーターベルトだ
とは言えこちらはストッキング程苦戦することも無く、あっさりと終わってしまう
ガーターベルトを腰に回し、ホックを留め、留め具をショーツの下に潜らせながらストッキングをパチン、と挟む
何度か引っ張り、しっかりと留まっていることを確認して……もう片足分も同じように固定する
白いストッキングに合わせた白のガーターベルトは、クリムの肉付きの良い太腿をより艶やかに魅せている
スラリとした脚線美、ストッキングの縁に乗った肉感溢れる太腿、それを彩るガーターベルト……目にすれば視線を引き寄せられてしまうだろう

『あと、は……っ❤❤❤ ん、ぅ…っ❤❤ っく、ぁ……っ❤❤』

『(胸、が、擦れて……っ❤❤❤ こんな、ことで……わた、くしは……っ❤❤❤)』

しかし、クリムからすればこの状況で他者の目に映る自分を想像する余裕はない
ガーターベルトを装着すれば、次はブラ……ではなく、それの代わりとしてビスチェを着用する
戦闘用であることを考えれば、こちらの方がブラよりも頑丈で、胸も抑え込めるといった実利的な理由もあり、クリムはビスチェを好んでいる
だが、今はこのビスチェの締め付けが少しだけ煩わしい
絶頂を迎えて快感に敏感になっている肌は、ビスチェを着込もうとして肌に擦れる感触に震えてしまう
ましてピンと尖った乳首が擦れてしまえば……クリムは濡れた声を零そうとしてしまう唇を引き結び、震える呼気を吐き出す羽目になった
お腹が、背中が、乳房が……そして乳首が、きつめに締め付けられる感覚の中に、快感を見出してしまう
乳首が押し込められ、乳房が柔らかく歪み、ゾクゾクと背筋を快感が走るような気がして……けれど、それを全て表には出さず、深呼吸と共に熱を吐き出した

・<K>淫気:▲「快楽値」+1(46)
・<K>下着が擦れる:▲「快楽値」+”1d3(3)”(49)

112クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/12/18(土) 15:26:38 ID:6WoASm.E
>>111

『あと、は……ふぅ…❤❤ これと、ブーツ、を…っ❤❤❤』

熱っぽい呼吸を繰り返しながら、クリムはいよいよ戦闘服のメイン……シスター服を手に取った
最も、シスター服とは言えそれは到底シスターが着るものには見えないだろう
面影はあるが、ある意味コスプレ衣装と言った方が通じてしまうかもしれない
何故ならばシスター服の面影があるのは上半身だけで、下半身はチャイナドレスもかくやというほどに深い深いスリットが入っているのだ
スカート部分はそのまま前垂れ状になっていて、ウエストの辺りまで大胆に露出した太腿が曝け出されてしまうだろう
本職のシスターが見れば怒り狂いそうな衣装だが、クリムとて無駄に露出を増やしたわけではない
まず初めに、表の世界のシスター服と違い、裏の世界では妖魔との戦闘が前提となる
その為に求められるものは防御力、そして機動力だ
特に、接近戦で戦う者達からすれば動きやすさというのはある意味最も重要な要素でもある
正式なシスター服では激しい動きをするには不向きで、あまり動き回らない後衛ならば無くはない、と言ったレベルだろうか
ガンガン前に出るクリムには、正式なシスター服では動きにくさが足を引っ張り過ぎるため、大胆な改造が施されているのだ

『んっ、ふ、ぅ……❤ っ……暑い、ですわ、ね……❤』

緩すぎてもきつ過ぎても動きを妨げる要因となってしまう事から、衣装は基本的にぴったりになるように調整するものだ
クリムもその例に漏れず、長袖も相まって上半身の一切の肌を包み込む衣装は、クリムの豊満な身体のラインを完全には隠し切れない
水着やボディスーツのようにピッチリ、というわけではないが……衣装の下に想像を働かせるには十分すぎるくらいだろう
そして何よりも目を惹くのは下、下半身だ
動きやすさ最優先で足回りをスッキリとさせたスカートは、先にも述べた通りほぼ前垂れ、ほぼチャイナドレスといった有様だ
もしもクリムがハイレグTバックショーツを選んでいなければ、ショーツのサイド紐が見えてしまうくらいには深いスリットが切り込まれている
それは容赦なくクリムの美脚を見せつけ、視線を引き寄せる魔性の誘惑だ
前垂れ状のスカートからチラチラと覗くガーターベルトがより一層艶めかしく、太腿の魅力を増幅している
総じて、清純でありながら戦闘を意識した苛烈なシスターと言った様子の衣装は、しかしその内に隠し切れない女性らしさを内包している
生地の製法の関係で通気性も悪く、汗っかきなクリムにとって、より一層汗を流させる仕組みなのもよくはない
汗で肌に張り付く衣装、しっとりと湿る肌、火照る顔……動けば動くほどに色気は増してしまうのだ
それでもクリムにとって、様々な面で頼りになる戦闘衣装であることは間違いない
ストッキングに包まれた美脚をブーツに納めれば、いよいよ退魔師としてのクリムの準備が完了する
金の髪を靡かせ、黒のシスター服を身に纏い、純白のストッキングに包まれた脚を黒いブーツで包み込む
肉感的な身体を清楚な衣装の下に隠した極上の美少女、誰もが見惚れるその姿が、人気のないビルの一室に差し込む光に照らされている……

・<K>淫気:▲「快楽値」+1(50)
・<K>自然回復:△「体力」+1(11) △「精神」+2(7) △「魔力」+1(26)

『はぁ…っ❤ はぁ…っ❤ っ……❤❤』

『(ようやく、ですわね……っ❤ とにかく、まずは……そうね、あの扉の先を見てみましょう
 武器は……いりませんか、室内では無手の方が早いこともありますし、今はまだ……)』

着替え終われば、後はスムーズだ
脱ぎ捨てた汗だく、愛液まみれの衣装をタオルで包むようにして折り畳み、スーツケースに納めてしまう
最後にスーツケースをイヤリングに変え、再び耳に嵌めれば……クリムの戦闘態勢は万全になる
室内という状況も考え、武器は出さず最初は素手で探索するつもりだが、問題はない
あらゆる武器を創り出せる術を使いこなすべく、クリムはどんな状況、武器でも戦えるように訓練を積んでいる
それはもちろん、無手の体術においても手抜かりは無い
勿論その全てが達人級とは言えないが、それでもすべて一流に迫るレベルで鍛え上げているのだ
相性が悪ければ武器を切り替え、戦いやすい戦闘スタイルを選択できる万能性もまた、クリムの手札の一つなのである
そして意識を切り替えたクリムが最初に視線を向けたのは、大部屋の東側にある二つの扉だ
何処に男達や残りの妖魔が居るかわからない以上、虱潰しに探すしかない
元来た廊下に戻る前に、あの扉の先を確認しなければ……!


行動選択
右手側、南の扉を開けて中を確認する
特に何事も無く、妖魔などが隠れそうなスペースも無ければ切り上げて、北側の扉を開く

思考
戦闘服に着替えたことで気持ちが引き締まっている
まずは一つずつ探索を進めていこうと考えている

体勢
全身を程よく緊張させ、硬くなり過ぎない程度に立っている

肉体
汗で全身がしっとりと湿っている
全身が快感の余韻と羞恥で赤く火照っている
尖った乳首がビスチェに締め付けられ、ジンジンと疼いている
割れ目がヒクヒクと震え、零れた愛液がショーツを湿らせている

乱数:6


【おまたせしたのじゃー】
【そういえばベールについて一切相談していなかった気がしたので、一旦省いたのじゃ】
【ありで行くなら後ほどシレっと書き足しておこうかの】

113第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/12/18(土) 16:40:35 ID:k9ZeZuxE
>>111-112
クリエムヒルト 体力11/13(3/+3) 精神力7/12(3/+3) 魔力26/30(1/+1) 人間 状態:正常
快楽値:51(快楽LV2) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:1 淫気耐性:0
感度:淫核C(0) 陰唇C(1) 膣内C(0) 子宮B(0) 左胸C(0) 右胸C(0) お尻C(0) 尿道D(0)
    左足E(0) 右足E(0) 右腕E(0) 左腕E(0) 背中C(0) お腹D(0) 口D(0) 耳C(0)
<装備>無し
     エクソシスト・トゥニカ ビスチェ ハイレグTバック(食い込み)ガーターベルト+ストッキング ブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2 DEX:2 AGI:2 INT:2 VIT:3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 多汗 愛液分泌+ 乳首勃起 貫通弱点 視線敏感[お尻]
<状況>あづまビル4階大部屋 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度1 少量
      闇耐性10%

〜小部屋の探索:6〜(ST+2 快楽-2 ;補正+0)

どうにか着替え終わったクリム。
色々トラブルはあったがようやく戦闘用の衣装に身を包むことができた。
中途半端な絶頂で身体は中途半端に疼いて入るが、これで少しは気が引き締まる。
クリムはその心のまま、廊下に戻る前に奥にある部屋を調べることにする。

・<K>淫気:▲「快楽値」+1(52)
・<K>気が引き締まる:△「精神」+3(10)

シスター服に身を包みブーツのヒールを鳴らしながら奥へと歩いていく。
目指すは奥の、東側にある扉の内、まずは右側の扉だ。
そこまで歩いていくクリムだったがやはり暑い……
セクシーな側面のスリットゆえ、幾分通気性はあるのだが、このシスター服は特殊な素材を使っていて、水を吸い込みやすく伸縮性がある。
前者はクリムにはあまり意味がないが、聖水との親和性のため。
そして後者はクリムにとってはある能力のためとても有効だ。
だが、生地自体の通気性は悪く、また汗をどんどん染み込ませてしまうという欠点も有していた。

そんな状態でクリムは扉の前まで問題なく来る。
とりあえずはこの部屋を確認し、それが終わったら左隣の扉の先を調べる予定だ。
クリムは扉に手をかけると、そのまま押して扉を開く。
するとその先からむわっとした空気が吹き出、それと同時にクリムの身体は暑さとは違ったベクトルの熱で疼いてしまう。
その原因はこのさきに溜まっていたのが、今いる部屋よりも濃厚な淫気だったからだ。
それを浴びてしまったことで、クリムの身体は淫気に汚染されてしまったのだ。

・淫気吸引:▲「快楽値」+3(55)
状態異常「淫気汚染」 濃度3 淫気量2

そんな淫気が溜まっていた扉の先は、小さな小部屋になっていた。
右の壁と正面の壁には窓があり、そこから隣のビルの明かりが差し込んでいる。
そして左には、大きな鏡がかけられている。
ただし、そこに映るのはこの部屋ではない。
鏡に写るのは、同じ小部屋だが、給湯室のようでシンクがある部屋だ。

似てはいるが、この部屋には無いものが写っている鏡。
調べてみるべきか?

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【お待ちしていました〜】
【淫気の事前知識がないので、ちょっとこの異常がわかりにくいかもしれないクリムちゃん】
【色もついていないしね】
【そして左にあるのはまあマジックミラーですが、隣室をまだ見てないので不明な感じに】
【まあ察してもいいかもだけど】
【なお、壁一面がマジックミラーになっている感じではなく、まるで大きな鏡が壁につけられているようになっている感じです】
【まあ壁面積の7割くらいの大きさの大きいやつというイメージです】

114クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/12/20(月) 20:49:15 ID:FsAmic7Y
>>113

・<K>淫気:▲「快楽値」+1(52)
・<K>気が引き締まる:△「精神」+3(10)

『……っ❤ ふぅ…❤ っ、はぁ……❤ それにしても、このビルは……いくら何でも、熱が籠り過ぎですわね……っ❤』

『(汗が止まりません……ただでさえこの服は通気性が劣悪ですのに……っ
 とは言え、焦って探索するなんて論外ですわ、急がば回れ、だったかしら? こういう時こそ、落ち着かないと……)』

額に浮かんだ汗を右手の甲で拭い、クリムはヒールをコツコツと鳴らしながら脚を進める
戦闘に耐え得る性能を誇るこのシスター服は、その防御力の一端を聖水に頼っている
だからこそ吸水性に優れ、だからこそ揮発性に劣る繊維で作られているのだ
下半身は深いスリットもあり、スカートであることから大分マシだが……上半身は汗っかきのクリムには少し厳しい
上半身の肌の露出は首から上、手から先しかない構造は生地の性質も相まって、通気性は劣悪の一言に尽きる
このビルの異様なまでに籠った熱気もあり、ドンドン汗が浮かび、シスター服に染み込んでいくのがわかる

『……さて、まずはこちらから…………っ!?♥♥♥』

流れる汗、溜まる熱に耐えながら扉の前まで足を進めたクリムは、多少の警戒と共に扉を押し開く
すると噴き出るように室内から溢れた空気がクリムを包み、ドクンッ❤ と鼓動が脈打ち、身体が一段と熱く火照るような感覚を覚えた
咄嗟に左手を口元に当て、息を細くするが……ジンジンと疼き、熱を生み出す身体は純粋な暑さとはまた別の火照りを生み出していて……
驚き、固まった思考が身の内から高まる熱に気付いた時には、クリムの眉はさらに高まった熱に吊り上がり始めていた

・淫気吸引:▲「快楽値」+3(55)
状態異常「淫気汚染」 濃度3 淫気量2

『……はぁ……もうっ! …………ふぅ、切り替えるのです、クリエムヒルト……さて、これは……鏡? でも、これは……?』

不快な熱が高まり続ける状況に、苛立ちがクリムの口を付いて出る
しかしここで癇癪を起しても仕方ない、何とか思考を切り替え、目に映る状況に意識を集中する
扉の先は小部屋であり、特に何かが置かれている様子も無い
強いて言えば、部屋の大きさに不釣り合いな鏡がある、という程度だが……良く見ればその鏡自体がおかしい
見るからに鏡なのに、その鏡には小部屋やクリムの姿が映っていない
映っているのはシンク付きのどこかの部屋の様子で……これは一体どういうことなのだろうか

『(ゲート? ……こんなにも気配の感じられない大魔術がある筈もありませんわね? ではこれは……何なのでしょうか)』

永い眠りにつき、目覚めたその後も悠美と共にある程度の一般常識を身に着ける勉強を行ったとはいえ、それはあくまで常識に関して、だ
マジックミラーという、日常生活であまりお目にかかる機会の無い道具について、クリムの知識にある筈もない
魔力の気配を感じないことから、それが魔術的なものではなさそうだと当たりをつけてこそいるが……クリムにとって、この鏡はよくわからない謎の鏡なのだ

『……無視して先へ、というのはあまりにも……そうね、少し調べてみましょう』


行動選択
室内に入り、鏡に触れてみる
鏡や天井、足元、壁などに何か目につく者が無いか調べる
何も無ければ諦めて部屋を出て、隣の部屋の扉を開ける

思考
よくわからない鏡のような何かが気になっている
放置するのも気になってしまうので調べるが、ほどほどで切り上げるつもりでいる

体勢
全身を程よく緊張させ、硬くなり過ぎない程度に立っている

肉体
汗で全身がしっとりと湿っている
全身が快感の余韻と羞恥で赤く火照っている
尖った乳首がビスチェに締め付けられ、ジンジンと疼いている
割れ目がヒクヒクと震え、零れた愛液がショーツを湿らせている

乱数:6


【おまたせしたのじゃー】
【一般常識ならともかく、マジックミラーは知識の外にありそうじゃと感じたのでこのような感じに】
【普通に生きていたらマジックミラーなど関わらんし知る機会も無いしのう】

115第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/12/20(月) 21:22:27 ID:2SOlpD7U
>>114
クリエムヒルト 体力11/13(5/+3) 精神力10/12(3/+3) 魔力26/30(2/+1) 人間 状態:淫気汚染(3)2
快楽値:55(快楽LV2) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:1 淫気耐性:0
感度:淫核C(0) 陰唇C(1) 膣内C(0) 子宮B(0) 左胸C(0) 右胸C(0) お尻C(0) 尿道D(0)
    左足E(0) 右足E(0) 右腕E(0) 左腕E(0) 背中C(0) お腹D(0) 口D(0) 耳C(0)
<装備>無し
     エクソシスト・トゥニカ ビスチェ ハイレグTバック(食い込み)ガーターベルト+ストッキング ブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2 DEX:2 AGI:2 INT:2 VIT:3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 多汗 愛液分泌+ 乳首勃起 貫通弱点 視線敏感[お尻]
<状況>あづまビル4階小部屋 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度1 少量
      闇耐性10%

〜鏡を調べる:6-2=4〜(ST+0 快楽-2 ;補正-2)

室内の左奥にある鏡。
通常とは違うこの部屋ではない模様が描かれるそれを見て、少し不審に思ったクリム。
その鏡を調べてみるべく室内へと入る。

・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+3(58)「淫気量」-1(1)
・<K>淫気吸引:▲「快楽値」+3(61 レベル3へ)「淫気量」+2(3)

歩きながら扉を越え、室内へと入るクリム。
目指す場所は左手にある鏡だ。
だがそんなクリムを見下ろす一匹の淫魔がいた。
丁度室内の扉の真上、天井と壁が接する部分に緑色の身体をした裸の人の形をした小柄な生き物がいた。
体長80cm程度で緑色の退職をしており耳は長い……
それはゴブリンと呼ばれる邪悪な小柄な妖精だった。
クリムもその存在は知っているが、それが淫魔化したもので、そんな存在が頭上に潜んでいたのだ。

・ゴブリン出現!

ゴブリンは入ってきたクリムを見て好色ないやらしい笑みを浮かべる。
美しい顔に髪、身体は胸がシスター服をむっちりと持ち上げ、みっちりと詰まっている。
そして自分の真下を通り過ぎ、鏡に向かうクリムの背後を見れば、そこには胸以上にみっちり詰まったお尻とスリットから伸びる、これまたむっちりし太もも。
そんなクリムの姿を見て、我慢できなくなったゴブリンは天井と壁を蹴って、一気にクリムへと飛びかかる。

もしこの鏡が普通の鏡であれば、そこにはクリムへととびかかる、あるいは、扉上に張り付くゴブリンの姿が見えていただろう。
だがこれはマジックミラーであり、不幸なことにゴブリンの姿は写っていなかった。
また、ここが通常の環境で、クリムが本来の状態ならば、高い感知能力で気配に気がつけたかもしれない。
しかし漂う淫気はクリムの身体を火照らせ、強くはないが無視できぬ強さで疼かせる。
そして蒸し暑いこの環境もクリムの集中力を阻害していた。
快楽と熱……
それがクリムの警戒能力を低下させていたのだ。
そしてクリムは飛びかかるゴブリンに気がつけず。ゴブリンが背中に空中から飛びかかり、組み付かれた衝撃でようやく気がつくのだった。

背後から抱きついたゴブリン。
奇襲に成功したゴブリンはクリムの背中に抱きつき、顔を背に埋めながら手を腕と脇の間から回す。
そ手が目指す場所はクリムの胸。
シスター服に包まれた胸を鷲掴みし、ムニュムニュとその感触を味わうように激しく揉む。

「ゲヘ…ムネ…デカイムネダァ。
ケツモデカクテキモチイイゾぉ」

背中に顔を埋め匂いを嗅ぎながらその感想を言うゴブリン。
その子感には勃起したペニスが伸びていて、その大きさは小柄だが成人男性並だ。
それをクリムのお尻に擦りつけながら、お尻の感触を勃起ペニスで味わう。
そこからは先走り汁がもう垂れており、それがクリムのシスター服を穢していく……

★<K>ゴブリンの抱きつき:3(左胸2-2 右胸2-1 お尻2-2)+”1d3〜9”(高いほど愛撫が激しくなる)

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【お待ちしていました〜】
【背後からの飛びかかりにより張り付かれたクリムちゃん】
【マジックミラー+快楽レベル+暑さなどの理由により、気がつけなかった模様】
【本来はお尻の視線とか吸血鬼の感覚で気がつけたでしょうが……】
【地味に淫気で快楽レベルが上がったのが痛かったかも】

116ゴミ箱に行きました:ゴミ箱に行きました
ゴミ箱に行きました

117ゴミ箱に行きました:ゴミ箱に行きました
ゴミ箱に行きました

118クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/12/23(木) 23:31:50 ID:psh6jqN6
>>115

・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+3(58)「淫気量」-1(1)
・<K>淫気吸引:▲「快楽値」+3(61 レベル3へ)「淫気量」+2(3)

『っ……はぁ…❤❤❤ すぅ…………ふー……❤❤❤ っん、は、ぁ……❤❤❤』

『(近付いてみても魔力の気配はありませんのね……やはり隠蔽されている等ではなく、科学的な……魔力に寄らない仕掛けなのでしょうか?
 ……それにしても、狭い室内は一段と……空気が纏わり付いて来るようで、気分が悪くなりますわ……)』

一歩、二歩、三歩…………ブーツを鳴らして鏡に近付くクリムは、やはり何の魔術的な気配も無い鏡に考察を深めている
いくら隠蔽に優れた魔道具だとしても、この距離で欠片も魔術の気配を感じさせないというレベルの一品は早々お目にかかれない
となればこの奇妙な鏡は、最初から魔術を用いていない純粋な科学の産物ということになる
クリムはそちらの方面はさほど詳しくないが……テレビのように別の風景を映しているのだろうか?
そんな事をつらつらと考えながら、しかしその実、クリムの意識は散漫になりつつあった
じっとりと熱を孕んだ空気、纏わり付くような小部屋に充満した淫気は、それに気付かないクリムをじわじわと昂らせている
知らず知らずの内に発情し、警戒が緩み、思考はあらぬ方向へと飛んでいく
そんな状態で奇襲を仕掛けられてしまえば……結果は言うまでもない

『っ、きゃあっ!? な、な――っっひぅ、んんぅっ!?!♥♥♥』

「ゲヘ…ムネ…デカイムネダァ。
ケツモデカクテキモチイイゾぉ」

『っ、っっ!?!♥♥♥♥ あ、あなた、何、を、っ!?♥♥♥ やめ、なさ、っ、ふぁ、ん、ぅ、っ!?♥♥♥♥』

背中から飛びつかれ、腋の下から腕を通されて……子供のような小さな掌が、クリムの乳房を鷲掴みにする
感触を楽しむように手指に力が籠められ、もにゅもにゅと柔らかな乳房に指が食い込み、清楚なはずのシスター服が淫猥に歪む
性欲の火はクリムの神経を炙り焦がし、いつの間にか絶頂寸前まで高めていた
そこを直接的な性感帯への愛撫が襲ってしまったのだ……クリムの口から零れ出た困惑の声は、すぐさま甘ったるい悲鳴にとって代わる
背中に張り付いた何者かが無遠慮に胸を揉み、身体を擦り付けている……その現実にクリムは拒絶の声を上げようとした
しかしその声もあまりに激しい愛撫が齎す快感にかき消され、クリムの瞳が快楽に潤む
ゴム毬のように好き勝手に、滅茶苦茶に、乱暴でさえあるほどに乳房が捏ねられ、歪み、存分にシスター服越しにその柔らかさを見せつけてしまう
性感は人並みであり、開発もほとんどされていないクリムの身体から快感を引きずり出し、そんな激しい愛撫で痛みを排除するその技術は、まさに淫魔の面目躍如というものだろう
……最も、クリムにとってそれは何一つ慰めにはならないのだが

★<K>ゴブリンの抱きつき:3(左胸2-2 右胸2-1 お尻2-2)+”1d3〜9(9)”=12(73)

『(こ、れ、は…っ!?♥♥♥ よ、妖魔、なのです、かっ!?♥♥ っあ、く、ぅう!!?♥♥♥♥
 ダメ、ぇ…っ!?♥♥♥ ゾクゾク、して……この感、じ…っ、果て、るぅ……!?❤❤❤)』

見下ろした視界の先で、自分の乳房が小さな手に好き勝手に揉み捏ねられ、乱雑に形を変えられ、弄ばれ……
それは屈辱の筈だ、怒りを抱き、憎しみを覚え、力任せに暴れ出したい程の否定すべき現実の筈だ
それなのにクリムの身体はゾクゾクと震えてしまう、脚が震え、腰から力が抜け、胸から生まれる快感に思考が真っ白に染まる
むっちりとスカートを押し上げる乳房以上の張りを見せつけているお尻には、ゴブリンのペニスが擦り付けられ……しかしそれすら気にする余裕が無い
迫る絶頂の波はクリムの危機感を煽り、しかし雷のような鋭い快感は危機感をドロドロに蕩かせていく
思考は煮詰まり、背が丸まり、一秒ごとに追い詰められていく中で……クリムは必死に快楽に抗い、その手を伸ばした


行動選択
ゴブリンの両手を掴んで剥がし、身体を揺すって振り落とす
振り落とせたら振り返りながら鏡に背が触れるくらいに下がり、ゴブリンを視認する
ゴブリンが体勢を立て直していなければ右脚で蹴りを放つ

思考
瞬く間に迫る絶頂の感覚に慄き、何とかしようとしている
快感で思考が鈍り、冷静な対処が出来ないでいる

体勢
ゴブリンに背に張り付かれ、胸を揉まれ、お尻に肉棒を擦り付けられている
脚を震わせ、猫背気味に上体を倒しつつある

肉体
汗で全身がしっとりと湿っている
全身が快感の余韻と羞恥で赤く火照っている
尖った乳首がビスチェに締め付けられ、ジンジンと疼いている
割れ目がヒクヒクと震え、零れた愛液がショーツを湿らせている

乱数:6


【おまたせしたのじゃー】
【あっという間に絶頂寸前、快感で思考が鈍って碌に打開策も出せん状況へ】
【このままイかされてしまいそうな、厳しい状況じゃのう】
【何とかカッコいいところを見せたいものじゃが……むむむ】

119第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/12/24(金) 08:12:30 ID:YyYZRRCg
>>118
クリエムヒルト 体力11/13(6/+3) 精神力10/12(4/+3) 魔力26/30(3/+1) 人間 状態:淫気汚染(3)3
快楽値:73(快楽LV3) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:1+2 淫気耐性:0
感度:淫核C(0) 陰唇C(1) 膣内C(0) 子宮B(0) 左胸C(0) 右胸C(0) お尻C(0) 尿道D(0)
    左足E(0) 右足E(0) 右腕E(0) 左腕E(0) 背中C(0) お腹D(0) 口D(0) 耳C(0)
<装備>無し
     エクソシスト・トゥニカ ビスチェ ハイレグTバック(食い込み)ガーターベルト+ストッキング ブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2 DEX:2 AGI:2 INT:2 VIT:3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 多汗 愛液分泌+ 乳首勃起 貫通弱点 視線敏感[お尻]
<状況>あづまビル4階大部屋 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度1 少量
      闇耐性10%
      ゴブリン(背後抱きつき)

〜ゴブリンを引き剥がす:6-1=5〜(体術+2 ST+0 快楽-3 ;補正-1)

背後からゴブリンに抱きつかれてしまったクリム。
しかもゴブリンはクリムに背後から抱きつきながらも脇から手を回し胸をいやらしく揉む。
もはやクリムの身体は絶頂寸前……
だが、クリムはそれに耐え、なんとかゴブリンを剥がそうとする。

・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+3(75)「淫気量」-1(2)
・<K>淫気吸引:▲「快楽値」+3(78)「淫気量」+2(4)

クリムが確認できているのは背後に感じる淫魔の身体と胸を揉んでいる手のみ。
その手にクリムは両手を伸ばし、自身の胸から引き剥がしにかかる。

ゴブリンの腕力はそれほど大きくない。
無視できぬ程の弱さではないが、通常ならなクリムの腕力のほうが上だ。
しかし肝心の、クリムの手の動かし方や早さは快感で弱まり鈍くなっている。
それでも快感と押し寄せる絶頂への呼び水に耐えながら、クリムはゴブリンの手を掴むと、一気に引き剥がしにかかる。

「ギギッ!モット、デカパイモマセロッ!」

当然ゴブリンは激しく抵抗。
より荒々しくクリムの胸を揉む。
それにより刺激でクリムは一気に絶頂しそうになるが、その直前になんとかゴブリンの腕は胸から離れる。
そしてクリムは、身体を動かし、ゴブリンを振りほどく!
たがその行動の瞬間、ゴブリンの長い指とそこから伸びる爪がシスター服の上から乳首を引っ掻き……
それは防刃効果のあるシスター服越しでは痛みは生まれなかったが、トドメとなる強い悦楽の刺激となり、クリムはそこで絶頂しそうになってしまう。

★!<K>ゴブリンの胸愛撫:3(左胸2-2 右胸2-1 お尻2-2)+”1d2〜5”(高いほど剥がすまで時間がかかる)

その刺激にクリムは耐えることが出来たであろうか?
ただどちらにしろクリムの行動はなんとか成功した。
絶頂してしまったか、なんとかそれを耐えたクリム。
その身体からゴブリンは振りほどかれて、後方へと飛ばされ床に転がる。
しかしその左手にはいつの間にか小さな赤い宝石が握られていて……

「ギッ!コウナッタラ、ミナデオカシテヤル」

襲いかかる絶頂、あるいはそれに耐えるクリムはわずかに動きが止まっている。
それゆえ追撃どころではなく、クリムが何らかの行動を取る前に、その石から不気味な魔力が迸る。
するとその瞬間、クリムとゴブリンは別の場所へと転移していた。

そこは今までいた場所より少し大きな部屋だった。
正面には変わらずマジックミラーがあるのはそのまま、残る三方の窓や扉が無くなった密室へと変わっていた。
変わりに3つの壁には大きな魔法陣のようなものが邪悪な魔力を発生しながら描かれていた。
さらに、クリムの両側面にゴブリンが一匹ずつ座っていた。

・ゴブリンB(左) C(右) 出現!

引き剥がされたゴブリンが持っていた石。
あれは転移術発動のためのキーであった。
転移術が発動したことでゴブリンAとクリムはもといた部屋からこの部屋に一瞬で転移させられたのだ。
先客ともいうべきゴブリンが二匹いるこの部屋に……
しかもこの部屋にはピンク色のガスのようなものが漂っており、その正体は身体を疼かせる媚薬ガスだ。
さらに三方の壁に一つずつある魔法陣は部屋全体にある影響を与える広域淫術の基点でもあった。

鏡を正面にして背後の魔法陣は『発情』。
室内の淫魔や人物を発情させる術が込められている。
左側の魔法陣は『性感帯化』。
室内の女の身体をすべて性感帯へと変える術が込められている。
右側の魔法陣は『媚薬ガス』。
室内に漂う媚薬ガスを発生させている術が込められている。

クリムの女の部分を徹底的に嬲る術が施された部屋。
クリムはそこでゴブリンの群れを戦うことになる

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【お待ちしていました〜】
【引き剥がす所までは成功】
【ですがそこで絶頂判定がきた感じです】
【その一瞬の隙に転移術発動で、クリムちゃん不利なエリアで戦闘開始です】
【なお給湯室で着替えた場合、この転移先の部屋でゴブリンたちは覗きオナニーする予定でした】
【そして魔法陣に込められた広域術の効果】
・発情Lv1→毎R快楽値レベル分増加。全身感度がレベル分増える。絶頂時の初期快楽値は20以上に設定
・性感帯化→感度DとEの部分をCとして扱う
・媚薬ガス→そのまんま媚薬ガスを放出
【まあ鏡にも術は施されているけど、それは着替えの時のやつなので今回は発動しないかな】

120クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/12/28(火) 17:19:27 ID:g9NC7SAQ
>>119

・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+3(75)「淫気量」-1(2)
・<K>淫気吸引:▲「快楽値」+3(78)「淫気量」+2(4)

『はひっ、ぐ、っっ!?♥♥♥ けが、らわし……っ!!❤❤❤ 離し、なさ…ぃいっ!!❤❤❤❤』

ゾクゾクと背筋を駆け、脳髄に突き抜ける快感の雷
乳房で生まれ、息を詰まらせ、身体を甘く狂わせる快感の嵐に、クリムは全身に力を籠めて抗うことを決めた
甘ったるい声を零そうとする歯を食いしばり、ブーツの中で脚がギュッと床を掴もうとばかりに力が籠って脚の震えを抑え込む
腋の下を通り、乳房を乱暴につかむ小さな掌……そこに繋がる細い手首を、クリムは必死につかみ、引き剥がしにかかる
快感はクリムの身体を確実に弱らせ、迫りくる絶頂の感覚は限界が近いことを教えていて、最早一刻の猶予も無い
妖魔がこの状況で命を奪おうともしない不可解、快楽を与えることを優先するおかしな行動、それらを意識する余裕も無く……クリムはただ只管、状況に抗い続ける
自分を鼓舞するように強い口調で、怒りが籠められた視線と言葉は、並の男ならば怯えて怯むほどの胆力が籠められている
しかし……そんな程度ではゴブリンは止まらないのだ

「ギギッ!モット、デカパイモマセロッ!」

『ふあ、ぁあっっ!?❤❤❤ や、あっ!?♥♥♥♥ はな、れてっ!!❤❤❤
 きもち、わる、っっ!!?♥♥♥ っっ、い、のよっ!!❤❤❤❤』

『(っあ、あ、あぁ……っっ!?!♥♥♥♥ だめ、よ、ダメ、ダメ…ぇ……っっ!?!❤❤❤❤
 こんな、雑魚、の、手でっ、果て、ては……だめ、ぇ……!!❤❤❤❤ 耐え、るの……我慢、して、クリエム、ヒル、トぉ……!!❤❤❤❤❤)』

荒々しくクリムの胸を鷲掴みにして、小さな掌を柔らかい乳肉に食い込ませて思う様感触を楽しむゴブリン
汚らわしい妖魔、打ち倒すべき敵、取るに足らない雑魚……そのはずの相手に感じさせられる快感で、クリムの頭は迫りくる絶頂の波を幻視した
クリムのプライドが悲鳴を上げ、こんな雑魚に好き勝手されるのは、挙句の果てには絶頂させられるのはイヤだと絶叫する
細い手首を掴み、無理矢理力尽くで手を離させ、身体を揺すって引き剥がす
クリムの乙女心とプライド、退魔師としての矜持が多分に込められた抵抗は成功した――かに見えた
しかしゴブリンはよりにもよって、引き剥がされる最後の最後にその鋭い爪でクリムの乳首を引っ掻いてきたのだ!
戦闘用の衣装であるシスター服はゴブリンの爪で簡単に引き裂かれるほど柔ではなく、傷を負うことはない
しかしその鋭い刺激は絶頂間近で快楽に慄くクリムの性感、その急所を突き、電撃のような激しく鮮烈な快感となってクリムの脳髄をバチバチと焼き焦がした!

『――――ッッ!?!?♥♥♥♥ っひ、ぁ、くふぅううううぅっっ!?!?♥♥♥♥ ひゃ、や、あ、あ、ああ――――っっっ!!!??♥♥♥♥♥』

★!<K>ゴブリンの胸愛撫:3(左胸2-2 右胸2-1 お尻2-2)+”1d2〜5(4)”=7(85 快楽Lv4)
 →絶頂を堪える

『(耐え、る、のっ!!❤❤❤❤ 果てたく、な、いぃっ!!❤❤❤❤ こん、な……こんな、汚らわし、い、敵の手、で、ぇ……ッッ!!❤❤❤❤❤)』

あまりにも的確に、あまりにも激しく、トドメを刺されたがっていた女体の欲求に応える乳首への刺激
それはクリムの意識を真っ白に染め、そのまま無様に、いやらしく、絶頂を迎え――――なかった
クリムを支えているのは積み上げられた自身への誇り、自負、矜持……誇りあるルカージュ家の後継者たる自分が、無様な姿は晒せないというプライド
歯を食いしばって絶頂快楽を抑え込んだクリムは、身を捩ってゴブリンを力任せに振り払う
未だにその肢体の内で荒れ狂う絶頂の波に抗い、ほんの少しの時間、動きを止めてしまったクリムは……その隙を突かれ、ゴブリンの行動を確認することすら出来なかった

121クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/12/28(火) 17:19:38 ID:g9NC7SAQ
>>120

「ギッ!コウナッタラ、ミナデオカシテヤル」

『はぁっ❤❤❤❤ はぁっ❤❤❤❤ はぁっ❤❤❤❤ はぁっ❤❤❤❤ はぁっ……!❤❤❤❤』

『(っ、こ、ここ、は……どこ、ですか……っ!?❤❤❤ 転移、術……こんな低級の、妖魔が…!?❤❤
 っ……何故、どうやって……っく、ふ…んんっ♥♥♥ っ、まず、い……それどころ、では……っ!?♥♥♥)』

荒く呼吸を乱し、多少ふらつきながらもゴブリンに向き直ったクリムの視界には、先程までいた密室とはまるで違う室内が映る
迸った魔力、平衡感覚が狂うような一瞬のズレ、間違いなく空間転移……しかし、それはあり得ないのだ
空間転移はそう易々と使えるような簡単な術ではない、まして言葉を話す知能はあるとはいえ、この程度の妖魔が使いこなせるはずもない高等な術だ
何かのアイテムを使ったのか、あるいは片言に見えて、実はこの妖魔は優れた魔術の使い手なのか
そんな思考はこの部屋にいる自分と振り払ったゴブリン以外の妖魔の存在を認識した瞬間、投げ捨てざるを得なくなる

・ゴブリンB(左) C(右) 出現!

『はぁっ…!❤❤❤ はぁっ…!❤❤❤ っ、ふ、ぁ……っっ!❤❤❤ これ、は……っ♥♥♥
 ふ、ふふっ……!❤❤❤ いい、でしょう……この程度で、わたくしに、勝てるなどと……思い上がりだと、教えて差し上げますわ…!』

『(妖魔が、三匹……っ♥♥♥ それに、魔法陣……!?♥ こんな、の……完全に、罠…!♥♥♥
 ですが、この程度…!♥♥ わたくしが、この程度の罠で、敗けるとでも…?♥ 全て、踏み超えて差し上げます…っ!!♥)』

扉も窓も無い密室、自分を囲む三匹の妖魔、そして明らかに毒々しいピンク色のガスと、あからさまに仕掛けがあることを主張する三種の魔法陣
日本で言うところの殺し間、というやつなのだろう、クリムはそう当たりを付け――ふてぶてしく、ニヤリと口角を吊り上げる
額に浮かぶ汗は球のように、頬を滑り首筋を流れ、シスター服に染み込み色を濃く染める
しっとりと湿った肌は熱く火照り、ムチムチの肢体はシスター服という禁欲的なはずの衣装越しにさえ豊満な肢体を隠せていない
曝け出された太腿は快感に震え、スリットに隠された内股には粘っこい愛液の筋が伝う
それでもクリムは強がるように言葉を吐き捨て、強くゴブリンたちを睨み付けた
状況は不利、絶頂を必死に抑え込む自分に余裕はない、わかっている、わかっているが――だからこそ、だ

『(ピンチの時こそ、笑うのです……!❤❤❤ 心折れない限り、わたくしは……最後に必ず、勝つのですから…!❤)』


行動選択
右手側の部屋の隅へ移動し、迎撃の構えを取る
ゴブリンが飛び掛かってきたら投げ、蹴り、迎え撃つことに専念する

思考
部屋の隅に移動すれば、少なくとも三方向から飛び掛かられることはないと考えている
絶頂を堪えている今の自分では打って出ることは難しいと、迎撃を優先するつもりでいる

体勢
乳房を護るように両手を前に出し、構えている
脚を震わせ、若干内股気味に立っている

肉体
汗で全身がしっとりと湿っている
全身が快感の余韻と羞恥で赤く火照っている
尖った乳首がビスチェに締め付けられ、ジンジンと疼いている
割れ目がヒクヒクと震え、零れた愛液がショーツを湿らせている

乱数:5


【おまたせしたのじゃ】
【完全に何度か絶頂させられるであろう殺し間ではないか……クリムちゃんハード過ぎる】
【とりあえずこのままでは正面と左右から飛び掛かられそうなので、部屋の隅で二方向からの飛び掛かりしか出来ない感じに位置取るのじゃ】
【まぁ少しでも触られたら性感帯化の効力で果ててしまい、隙を晒しそうではあるが……】
【長引けば発情の効果も恐ろしいし、速攻を駆けたいところじゃが……ううむ、厳しい戦いになりそうじゃのぅ】

122第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/12/28(火) 18:30:11 ID:K6mms322
>>120-121
クリエムヒルト 体力11/13(8/+3) 精神力9/12(0/+3) 魔力26/30(4/+1) 人間 状態:淫気汚染(3)4
快楽値:85(快楽LV3) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:1+2 淫気耐性:0
感度:淫核C(0) 陰唇C(1) 膣内C(0) 子宮B(0) 左胸C(0) 右胸C(0) お尻C(0) 尿道D(0)
    左足E(0) 右足E(0) 右腕E(0) 左腕E(0) 背中C(0) お腹D(0) 口D(0) 耳C(0)
<装備>無し
     エクソシスト・トゥニカ ビスチェ ハイレグTバック(食い込み)ガーターベルト+ストッキング ブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2 DEX:2 AGI:2 INT:2 VIT:3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 多汗 愛液分泌+ 乳首勃起 貫通弱点 視線敏感[お尻]
<状況>あづまビル異界 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度3 中
      闇耐性10%
      ゴブリンA(正面) B(右) C(左)
      発情の魔法陣(正面)→毎R快楽値+1 全身感度+1 最低快楽値20 発情付与
      全身性感帯化の魔法陣(右)→全身感度ランク、C以上
      媚薬ガス噴出の魔法陣(左)→媚薬ガス展開
      媚薬ガス→媚薬付与(媚薬値+1)
      

〜右側へと移動し迎撃:5〜(体術+2 ST+2 快楽-4 ;補正+0)

密室に飛ばされゴブリン3匹と対峙するクリム。
鏡を背に、正面左右にゴブリンはいる。
それに対しクリムは鏡を背に右の部屋の隅へと移動することにする。
逃げ場はないが、そもそもここは密室。
相手が向かってくる方向を限定するのが肝要と考える。
しかしクリムの身体はもう絶頂寸前であり、なんとかそれをこらえている状態だ。
ここからは堪えながら、クリムは行動をする羽目になる。

・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+3(88)「淫気量」-1(3)
・<K>淫気吸引:▲「快楽値」+5(93)「淫気量」+3(4)

ゴブリンと対峙しながら鏡を背に右へと平行に動き出すクリム。
その動きは絶頂を堪えながらのためゆっくりとしたもの。
それをゴブリンたちはいやらしい好色な笑みを浮かべながらニヤニヤ見ている。
うまく力の入らぬ身体をクリムは抑えながらゆっくりと動くが、その動きはやはり悦楽の様子を隠せない。
胸を守り若干内股の姿勢は、それだけでもゴブリンの性欲を誘う。
笑みを浮かべようとするその顔も発情の様相を示しており、色気が強い。
そんな状態で強気の言葉を吐いても、それがゴブリンの興奮のスパイスになる。

さらにクリムを襲うは部屋に施された悪辣な術。
クリムの身体は性感帯でない部分も性感帯とされてしまい、さらに強制的に発情させられ、身体は疼き、感度も増している。
さらに漂う室内を充満する媚薬ガスは呼吸のたびにクリムの身体へと入り、発情を強めている。
そんな状態で絶頂寸前の体を動かし……その動きでシスター服のスリット部分がクリムの太ももを撫でる。
その刺激でクリムは果てそうになってしまう。
それをなんとか堪えるが、そのときに見せた隙は、ゴブリンに行動を促すことになる。

・<K>媚薬ガス;▲「快楽値」+1 →状態異常「媚薬」+1
・!<K>服が擦れる:▲「快楽値」+4(97)

一気に動き出したゴブリン。
まずは右前方のゴブリンBがクリムへと飛びかかる。
位置が少し高い……
狙いはおそらくクリムの大きな美巨乳だろう。
それを見てクリムは両腕を伸ばし飛びかかってきたゴブリンの身体を掴む。
そしてそのままその勢いを利用し、クリムは左方向へと、これまたこちらへ向け動き出しかけているゴブリンCに向けて投げつける。

「ギッ!」

吸血鬼として、クリムの膂力はその体つきに見合わぬ強いものだ。
それでも絶頂寸前でその力は大きく損なわれている。
それをクリムはゴブリンの向かってくる勢いと自信の技量でもってカバー。
ゴブリンBをCへと巧みに投げつけたのだ。

「ギャッ!!」

そんな投げられたゴブリンとそれを身に受けたゴブリン。
二匹へはお互いの身体をぶつけながら左の壁まで吹っ飛んでいく。
少しはダメージを与えられたはずだ。

・ゴブリンBとC:1ダメージ

123第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/12/28(火) 18:30:21 ID:K6mms322
だが休む暇は無い。
二匹に遅れ、ゴブリンCがクリムへ向かい床を駆け迫ってくる。
こちらの狙いはおそらくクリムの下半身か……
それに対しクリムは素早くゴブリンAに向かい蹴りを放つ。
ブーツに包まれた美脚が鋭くゴブリンを蹴り上げ後方へと勢い良く吹き飛ばす!

・ゴブリンA:2ダメージ

だがその動きでクリムの股間では食い込ませてしまった下着がさらに強く食い込んでしまう。
その刺激はついにクリムの限界を越えてしまい、まさかのこれだけの刺激でクリムは激しく絶頂してしまう。
またキックをした瞬間に絶頂してしまったのだ。
もしかしたら姿勢を崩すなり倒れてしまうなりしてしまうかもしれない。

・<K>下着が食い込む:▲「快楽値」+3(100)
 →強制絶頂!!(快楽値は20以上にすること)

だがこの状況で少し幸いなのは、ゴブリンたちも少し動けない状態であることだ。
すべてのゴブリンが壁付近まで跳び、距離も離れている。
体勢を崩してもゴブリンが行動する前にクリムは立て直すことができるだろう。

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【お待ちしていました】
【チマチマあがってついに絶頂】
【発情により最低初期値は20になりますが、でもまあ刺激が少し小さいのでもうちょい高めにしてもいいかもしれない】
【あと一応、スタンしかかっていますが、ゴブリンたちも似たような状態ですし、普通に行動選択はできます】
【あとこの空間、実は淫気が多めです】
【なので淫気吸引での増加はそこそこ多くなっています】

124クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/12/31(金) 11:55:54 ID:dHGs/0Tk
>>122

・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+3(88)「淫気量」-1(3)
・<K>淫気吸引:▲「快楽値」+5(93)「淫気量」+3(4)

『(まずは、部屋の隅へ…っ❤❤❤ っ、く、ぁ……❤❤ 同時に、飛び掛かられては、さすがに……っ❤❤❤)』

『ふぅ…っ❤❤❤ く、ふぁ、ぁ……は……❤❤❤ はぁ……っ❤❤❤ はぁ……っっんぅ!?♥♥♥♥』

左手を前に、右手をその後ろに、正面から見れば×の字を描くようにクロスさせ、胸元を護るように構えを取るクリム
その体勢のまますり足で右へ、部屋の角を利用してゴブリンが飛び掛かってきたとしても、方向や一度に飛び掛かれる数を制限しようと試みる
万全の状態ならばともかく、絶頂を必死に堪えている今の状況では集中力も途切れ途切れで、数で押し込まれてしまえば対処しきれない
加えて言えば室内は狭く、クリムの得意とする大型武器で薙ぎ払う……ということも出来ない以上、囲まれてしまえば終わりだ
一対一を三回繰り返すのならば負けないが、三対一では勝ち目が薄い
だからこそ部屋の隅へ移動し、せめて二対一に持ち込もうと動き始めたのだが……その瞬間、クリムの太腿を撫でたスカートに甘い痺れが下半身を襲う

『っひ、ぁ…っっ!?♥♥♥ な、ぁ……いま、の、は…!?♥♥♥♥』

『(な、なん、で……!?♥♥♥ わたくし、の、太腿……こんなに、敏感になって……どう、して……!?❤❤❤❤)』

ビクンッ❤❤❤ クリムの背筋が伸び、太腿がガクガクと震え、頭が一瞬真っ白になる
予想外の快感はクリムの思考を漂白し、集中力が霧散する
――この部屋の魔法陣による罠だと、気付く間も無いまま……ゴブリンたちは生まれた隙を突くべく、一斉に動き始めた!

・<K>媚薬ガス;▲「快楽値」+1 →状態異常「媚薬」+1
・!<K>服が擦れる:▲「快楽値」+4(97)

『――――!? シッ!!』

それは、ほとんど反射的な行動だった
器から零れそうな水が、ギリギリ表面張力で堪えている……そんなギリギリの精神状態のクリムにとって、考えて動くことは出来なかった
身体にこれまで積み上げて染み込ませた鍛錬が、思考よりも早く動いたに過ぎない
それでもその効果はクリムの危機を救った……飛び掛かるゴブリンの腕を掴み、ベクトルを無理矢理変えるように振り回す
合気、そして吸血鬼由来の剛力を併せ持つクリムの行動は、非力なゴブリンが空中で抗えるものではない
右から左へ、ベクトルを変えるように勢いをずらされたゴブリンは、そのまま反対側から飛び掛かろうとしていたもう一匹のゴブリンに投げられてしまう

「ギッ!」

「ギャッ!!」

『(二匹、体勢が崩れましたわ! これで、残るは――――)』

あくまでも反射的な動作、意識より早く染みついた鍛錬が実を結んだ防御行動
だがクリムがそれを認識し、すぐさま思考を切り替え、まだ無事なはずの三匹目に意識を向ける
彷徨わせた視線が刹那の間も置かず最後のゴブリンを発見し――

125クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/12/31(金) 11:56:06 ID:dHGs/0Tk
>>124

・ゴブリンBとC:1ダメージ

――正面から床を駆け、迫るゴブリンを見た瞬間、クリムの右足が空気を裂く音を立てた

『やぁああっ!!』

鞭のようにしなり、それでいて斧のように重さと鋭さを兼ね備えた右の蹴りが、迫るゴブリンを正面から蹴り上げる
所謂サッカーボールキックのような動きでゴブリンを蹴り上げた一撃はクリーンヒットし、最後のゴブリンも吹き飛ばすことに成功する
しかし……その代償もまた、大きかったのだ

・ゴブリンA:2ダメージ

『っっん、ぁ!?!♥♥♥♥ ひゃ、や、あ、あ、ああっっ!??♥♥♥ あああああ――――――っっっっ!!??♥♥♥♥♥』

『(くい、こんで、ぇっ!!?♥♥♥♥ だ、めっ、これ、果て、る――――ぅうっっっ!?!?❤❤❤❤❤)』

大きく動かした脚、その動作に合わせて食い込んでいたショーツはさらに激しく、姫割れをその表面に浮かばせるほどに食い込んでしまう
クリトリスがショーツに浮かび、割れ目がギチギチと押し込められ、限界ギリギリで耐えていたクリムの我慢を振り切って――絶頂の波が、意識をさらう
決壊した我慢の堤防が押し流され、ぶわっと蠱惑的な体臭を含む汗が浮き出て、ごぷりと多量の愛液がショーツを濡らし……溢れ出た
ぼたぼたと重たい音を立てて愛液が床に垂れ、太腿を濡らし、ソックスとブーツ、スカートの裏地を色濃く染める
強すぎる絶頂快感に呑まれた思考は忘我の彼方へ飛び、艶めかしく痙攣しながら背筋が弓形に反りかえる
蹴り上げた体勢のまま、身体を支える左足はカクンッ、と呆気なく頽れて――――

・<K>下着が食い込む:▲「快楽値」+3(100)
 →強制絶頂! 初期快楽値40 快楽Lv2

『っっ――――ひっ…❤❤❤❤ ふぁあ、あ、は……――❤❤❤❤❤』

――――その背中が背後の鏡に触れ、辛うじてクリムは倒れ込むことを防いだ
ただの幸運であったが、鏡に寄りかかるようにしてギリギリ倒れ込まずに立ち尽くすクリムは、甘さを多分に含んだ吐息を零す
バチバチと快楽に焼かれ、霞む思考
股間から全身に伝播した甘ったるい刺激と、寄せては返す余韻の波
浮かんだ汗を吸ったシスター服は重く、スカートに隠された内股は幾筋もの愛液が伝い、あまりにもいやらしい光景を生み出している
そんな状況で、ゴブリンたちが吹き飛ばされて千載一遇の機会を逃がしたことはクリムにとって朗報だろう
快楽に跳びかけた思考が戻った時、ゴブリンたちも体勢を立て直すために幾ばくかの時を必要としていたために……追撃を受けることは無かったのだから

『はぁっ❤❤❤ はぁっ❤❤❤ はぁっ❤❤❤ っは、ぁ…!❤❤❤』

『(下着が、食い込む、刺激なんか、で……わたくし、は‥っ!❤❤❤ っ、いえ、あとです、そんなことは、後…!❤❤ 今は、あの妖魔が先……!❤❤
 この狭さでは、武器は……っ❤❤❤ ……なら、わたくしが出来ることは……!❤)』


行動選択
左手で<AS>シャドウニードルを五本、左のゴブリンへと撃つ
同時に右手で<AS>シャドウボールを右のゴブリンへ発射する

思考
Sニードルで回避できる場所を制限し、Sボールを中央、あるいは右のゴブリンに当てようと考えている
近付かれる前にある程度ダメージを与えておきたい

体勢
乳房を護るように両手を前に出し、構えている
脚を震わせ、若干内股気味に立っている

肉体
汗で全身がしっとりと湿っている
全身が快感の余韻と羞恥で赤く火照っている
尖った乳首がビスチェに締め付けられ、ジンジンと疼いている
割れ目がヒクヒクと震え、零れた愛液がショーツを湿らせている
幾筋もの愛液が太腿を濡らし、足元に垂れている

乱数:4


【おまたせしたのじゃ〜】
【距離があるなら今度こそシャドウボールの真価を発揮させたいところ】
【というわけでニードルで牽制、回避方向を制限しつつボールをぶち当てる作戦じゃ】
【狭い室内でさらに範囲を狭めてやれば当たるじゃろう……当たるじゃろ?】
【とりあえず早めに数を減らさねば押し切られてしまうからのう、削るだけ削っておかねば】

126第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2021/12/31(金) 12:51:52 ID:t4WyOu1c
>>124-125
クリエムヒルト 体力9/13(0/+3) 精神力8/12(0/+3) 魔力26/30(5/+1) 人間 状態:淫気汚染(3)4 媚薬:1
快楽値:40(快楽LV2) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:1+2 淫気耐性:0
感度:淫核C(0) 陰唇C(1) 膣内C(0) 子宮B(0) 左胸C(0) 右胸C(0) お尻C(0) 尿道D(0)
    左足E(0) 右足E(0) 右腕E(0) 左腕E(0) 背中C(0) お腹D(0) 口D(0) 耳C(0)
<装備>無し
     エクソシスト・トゥニカ ビスチェ ハイレグTバック(食い込み)ガーターベルト+ストッキング ブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2 DEX:2 AGI:2 INT:2 VIT:3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 多汗 愛液分泌+ 乳首勃起 貫通弱点 視線敏感[お尻]
<状況>あづまビル異界 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度3 中
      闇耐性10%
      ゴブリンA:2(奥) B:1(左) C:1(左)
      発情Iの魔法陣(正面)→毎R快楽値+1 全身感度+1 最低快楽値10 発情付与
      全身性感帯化の魔法陣(右)→全身感度ランク、C以上
      媚薬ガス噴出の魔法陣(左)→媚薬ガス展開
      媚薬ガス→媚薬付与(媚薬値+1)
      

〜ゴブリンに操影術で反撃:4+1=5〜(操影+2 ST+3 快楽-2 余韻-2 ;補正+1)

まさか直接的な刺激ではなく、下着が更に強く食い込む刺激で絶頂してしまうクリム。
ゴブリンたちは投げ飛ばされた衝撃で動くことができないので、大きな隙を晒しているものの、その機に乗じるような動きは取れない。
しかし、限界を越えてしまった絶頂とはいえ、大きな刺激での絶頂ではない。
発情したクリムの身体は物足りなさを感じているのだった。

・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+6(46)「淫気量」-1(3)
・<K>淫気吸引:▲「快楽値」+5(51)「淫気量」+3(6)
・<K>媚薬ガス;▲「快楽値」+1(52)「媚薬値」+1(2)
・<K>媚薬:▲「快楽値」+1(53)「媚薬値」-1(1)

背面のマジックミラーのおかげで、それによりかかることで、なんとか倒れることは防いだクリム。
なんとか絶頂から立ち直り、ゴブリンへの攻撃へと移る。
ゴブリンの方も投げ飛ばされた衝撃から回復しつつあり、その身体を起こしかけている。
ただし、クリムの方が復帰は早い。
淫気と媚薬という二種類の悦楽成分に犯されながらも、クリムはゴブリンたちに反撃を行う。

クリムがとった手段は術による遠距離攻撃。
両手に魔力を集め、左からはシャドウニードルを、右からはシャドウボールを放つ。
針は牽制用でシャドウボールが本命だ。
もちろん、絶頂直後のため、術の行使は少し鈍い。
しかし、先程の投げの衝撃がそこそこ大きかったのか、ゴブリンたちの起き上がる速度も鈍い。
術の発動も、ゴブリンたちが行動を起こす前に可能だ。

まず放たれる牽制の闇の針。
回避方向を制限する牽制の発射だが、牽制故あまり狙いをつけなかった針の一本がゴブリンBの右足とCの右腕に刺さる。
とはいえ、これはあくまで回避方向を制限するために行動。
一方は壁であり、その牽制の術射撃で動きを制限され、刺さった針の痛みは、ゴブリンの動きを鈍らせるだろう。
これならばシャドウボールは当てやすいし、シャドウニードルは十分な効果を見せたと言える。

・シャドウニードル:▽「魔力」-1(25)
・ゴブリンB、C:1ダメージ

そしてクリムはトドメに一撃としてシャドウボールを素早く放つ。
その球体はゴブリンたちの身体へと飛んでいき……
かわされることなくその球体がゴブリンの身体へとめり込む。
あたったのはゴブリンCの身体だ。

・シャドウボール:▽「魔力」-3(22)
・ゴブリンC:1ダメージ

だがここで終わりではない。
クリムはその魔力球体を崩壊させる。
するとその球体が崩壊すると同時に、その球体があった場所が圧縮。
一気にその球体の場所にあったゴブリンの身体の部位がぶしゃっと潰れる。
ゴブリンの身体は小柄だ。
それゆえ、クリムの手のひらサイズの大きさの球体崩壊にともなう超圧力の発生は、ゴブリンの身体の大部分が潰れることを意味する。
言葉をあげることなく、ゴブリンCの胴体はちぎれるように消し飛び、そのまま仰向けに倒れていく。

・ゴブリンC撃破!

「ギッ!」

それを見たゴブリンB。
目の前でいきなりのゴブリンの身体の崩壊を見て、驚きその動きが止まっている。
だが、もう一匹のゴブリンAは離れていることもあって、影響は小さいようだ。
体勢を立て直し、クリムの方へと走ってくる。
流石に部屋の奥。
まだ跳躍ではクリムには届かないからとの判断だろう。
さて、クリムはどうするか?

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【ゴブリンの胴体崩壊】
【小型ゆえ、ただの部位破壊・大ダメージとはならず、急所が潰れ消し飛んだので一撃死です】
【それを接するような距離で見たゴブリンBの士気は崩壊中】
【見事、クリムちゃんの戦術は成功した感じですね】
【ただもう一匹の奥へと蹴られたゴブリンはその行動中に復帰し、こっちへ駆けています】
【とはいえ、未だクリムちゃん優勢ですね】

127クリム ◆NXDHWWcMxw:2021/12/31(金) 22:04:59 ID:dHGs/0Tk
>>126

・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+6(46)「淫気量」-1(3)
・<K>淫気吸引:▲「快楽値」+5(51)「淫気量」+3(6)
・<K>媚薬ガス;▲「快楽値」+1(52)「媚薬値」+1(2)
・<K>媚薬:▲「快楽値」+1(53)「媚薬値」-1(1)

『ふぅ…!❤❤❤ ふぅ……!❤❤❤ っ、はぁ……❤❤❤ はぁ……っ❤❤❤』

『(数を、減らす……!❤ その、ためには……シャドウボールを、確実に当てなくては……っ❤❤❤
 っ、まずは、シャドウニードルで、牽制……しかる後、本命を……!❤)』

投げ飛ばし、蹴り飛ばして固められた三匹のゴブリンたち
とは言え一斉に群がられて処理が遅れれば、その瞬間ごり押しで押し込まれてしまうだろう
自身の身体の状態を省みても、それだけは避けなければならない
その為にまずするべきは相手の数を減らすこと……そのためにクリムが選択したのは、当たれば確殺出来るだろうシャドウボール!
しかし先のインプに軽く避けられたことは、クリムにとって苦い記憶となっている
だからこその牽制、親指を上げ、人差し指を伸ばし、残りの指は丸めて……指鉄砲の形で左手をゴブリンたちにつき付け、魔力を集める
シャドウニードルはあくまで牽制、回避方向を限定するためのばら撒き用だ
どうしても余韻で乱れる集中力では、些か術式の構築も遅れてしまったが……それでも吹き飛ばされたゴブリンが体勢を立て直すよりは早い
突き付けられた指先からばら撒かれた影の針は細く、命中したとしても致命傷には程遠いかすり傷にしかならないだろう
しかし、牽制としては十分過ぎるほどで……針を避けようとしたのか、あるいは怯えたのか、いずれにせよ三匹中二匹に突き立ち、多少なりと痛みを与える
その鋭い痛みはゴブリンの動きを鈍らせ、二匹のゴブリンが動きを止めて……本命を避けさせないための障害物として機能する

・シャドウニードル:▽「魔力」-1(25)
・ゴブリンB、C:1ダメージ

『ふふ……Mach's gut!』

そこに満を持して放たれたシャドウボールが、残る三匹目のゴブリンの身体へ食い込んでいく
その様は、さながら野球の硬式ボールがめり込んでいくかのようだ
これだけでもそれなりのダメージにはなるだろうが……シャドウボールの真価は、この先にある
当たれば確殺できる、そう確信しているクリムの自信は過信でもなんでもない
思わず零れた別れの言葉は、その通りの結末を齎すのだ

・シャドウボール:▽「魔力」-3(22)
・ゴブリンC:1ダメージ

突き出した右手の指を、ギュッと拳を握るようにして折り畳む
それはまるで見えない何かを掴み取るかのような、見せつけるような動作で……
それに合わせてシャドウボールはギチリと背筋を寒からしめるような音を立て、崩壊する
ゴブリンの身体が抉られ、千切れながらボールが圧縮、瞬く間にビー玉サイズに……そしてそれ以下に縮んでいく
当然ながら、ボールに触れていた箇所を抉られたゴブリンは無事では済まない
見えない猛獣に食いちぎられたかのような傷痕は、間違いなく致命傷だ
仰向けに倒れたゴブリンの顔に生気は無く、ともすればなぜ自分が死んだのかも理解できなかったことだろう

・ゴブリンC撃破!

「ギッ!」

『ふぅ…❤❤❤ ふぅ……❤❤❤ ふ、ふふ…♪ いい度胸ね……でも、無駄ですわよ……?❤』

倒れ伏す仲間を見て、残る二匹の内一匹は怯え、竦んでいるらしい
しかしもう片方は全力で走り、突っ込んでくる

『(真っ直ぐ突っ込むなんて……猪突猛進、だったかしら? 処理しやすくて、大変結構なことですわね……、っ…❤
 では、そのまま自分で墓標となっていただきましょうか……!)』


行動選択
ゴブリンAの進路に<AS>シャドウブレードを床から生やし、貫く

思考
身体の火照り、余韻が冷めない限り、自分から近付こうとは思えない
余裕の態度でゴブリンを手玉に取っているように見せて、プレッシャーを与えようと考えている

体勢
口元を隠すように右手の甲を唇に当て、ゴブリンに左手を差し伸べるように突き出している
脚を震わせ、若干内股気味に立っている

肉体
汗で全身がしっとりと湿っている
全身が快感の余韻と羞恥で赤く火照っている
尖った乳首がビスチェに締め付けられ、ジンジンと疼いている
割れ目がヒクヒクと震え、零れた愛液がショーツを湿らせている
幾筋もの愛液が太腿を濡らし、足元に垂れている

乱数:5


【おまたせしたのじゃ〜】
【絶頂したばかり故の余韻、そして思いのほか冷めず疼きっぱなしの身体を省みて、心理戦を仕掛けるクリムちゃんじゃ】
【実際仲間を一撃で仕留め、余裕の姿で片割れを串刺しにされたらビビるじゃろうなぁ】
【まぁ、まだうまくいくかは確定しておらんが!】
【シャドウブレードが映える瞬間に、突き出した手をクイッ、と上に向かせ、その瞬間にザクッ、と行きたいのう】
【後はこのまま押し切りたいところじゃが……タイマンならばともかく、多対一ではまだまだ押し切られそうで怖いのう】

128第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2022/01/01(土) 09:10:05 ID:joGrhMTQ
>>127
クリエムヒルト 体力9/13(3/+3) 精神力8/12(3/+3) 魔力22/30(6/+1) 人間 状態:淫気汚染(3)6 媚薬:2
快楽値:53(快楽LV2) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:1+2 淫気耐性:0
感度:淫核C(0) 陰唇C(1) 膣内C(0) 子宮B(0) 左胸C(0) 右胸C(0) お尻C(0) 尿道D(0)
    左足E(0) 右足E(0) 右腕E(0) 左腕E(0) 背中C(0) お腹D(0) 口D(0) 耳C(0)
<装備>無し
     エクソシスト・トゥニカ ビスチェ ハイレグTバック(食い込み)ガーターベルト+ストッキング ブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2 DEX:2 AGI:2 INT:2 VIT:3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 多汗 愛液分泌+ 乳首勃起 貫通弱点 視線敏感[お尻]
<状況>あづまビル異界 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度3 中
      闇耐性10%
      ゴブリンA:2(奥) B:2(左)
      発情Iの魔法陣(正面)→毎R快楽値+1 全身感度+1 最低快楽値10 発情付与
      全身性感帯化の魔法陣(右)→全身感度ランク、C以上
      媚薬ガス噴出の魔法陣(左)→媚薬ガス展開
      媚薬ガス→媚薬付与(媚薬値+1)
      

〜シャドウブレードで迎撃:5+2=7〜(操影+2 ST+3 快楽-2 余韻-1 ;補正+2)

クリムの追撃は成功した。
ゴブリンを一匹倒し、傍のもう一匹は戦意が喪失しているように見える。
残るはもう一匹の最初に接敵したゴブリンA。
そのゴブリンはクリムめがけ駆け出している。
それに対し、クリムはシャドウブレードを地面に展開し、迎撃しようとする。

・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+6(59)「淫気量」-1(5)
・<K>淫気吸引:▲「快楽値」+5(64 レベル3へ)「淫気量」+3(8)
・<K>媚薬ガス;▲「快楽値」+1(65)「媚薬値」+1(2)
・<K>媚薬:▲「快楽値」+1(66)「媚薬値」-1(1)

向かってくるゴブリンを見据えながら魔力を集め、うまくシャドウブレードを使おうとするクリム。
言葉も態度も余裕そうな状態を見せながら、ゴブリンたちを圧倒している状況を演出しながら、クリムは戦いを続ける。
しかし室内に充満する淫気と媚薬は、そんなクリムをいやらしく嬲り、その身体は徐々に絶頂へと駆け上がっている。
当然クリムはそのことを承知しているが、それを出さないようにしながら内面で必死に魔力を練り、術式を構築する。
そして向かってくるゴブリンに対し、床から影の剣を生やすように、術を行使する。

・シャドウブレード:▽「魔力」-1(21)

突き出した手を動かすと同時に床から生える漆黒の2本の剣。
それはゴブリンの腹部と胸部を一気に貫き、生えた剣に刺し貫かれたゴブリンは、剣によってその動きを封じられる。
2本の剣による刺突は腹部のものは身体を貫き、胸部のものは貫いてはいないが、身体の内部の深い部分まで刺さっており、二撃とも致命傷を与えているようだ。
ゴブリンは傷口と口から白いどろっとした白濁液を吐きながら、息絶えていき、その右手からは小さな赤い宝石、「淫界転移石」と床へと落としていく。

余裕を演じ、第三者から見れば余裕にゴブリンを倒したかのようなクリム。
その内情はともかく、それは残るゴブリンに畏怖を与えても十分な様相であった。
それは実際ある種の効果があった。
ただしクリムの想定していたものではなかったが……

余裕そうな様子を見せているクリム。
その姿を女としての魅力を高める動きでもあった。
そして隠しきれぬ快楽の様相、そして身体の変化。
醸し出されるそれは、当然淫魔となったゴブリンにとってはわかりやすいものであり、クリムの態度と合わさり、ゴブリンを興奮させていく。
あくまでゴブリンの恐慌は同種が目の前で悍ましい死に方をしたことによるもの。
クリムの攻撃によるものではなかった。
そのためその恐怖は一気に色欲に飲み込まされ、この女を雌へと堕とす欲求に塗りつぶされていく。

そんなゴブリンはいつの間にか手に小さな玉を持っていた。
そしてそれをクリムの足元めがけ投げつけると……
床に投げつけられ割れたそれから濃厚なピンクのガスが凄まじい勢いで溢れ、クリムの周辺に一気に充満していく。

ごのピンクのガスの正体は濃厚な淫気を濃厚な媚薬ガスをブレンドしたものだ。
室内に充満するものより色も濃度も濃いそれは、一気にクリムの視界を奪うとともに、淫気と媚薬が一気にクリムの身体を犯していく。
その大量で濃い媚薬と淫気の熱い疼きで、クリムは絶頂しそうになってしまう。

・<K>濃厚媚薬ガス:▲「快楽値」+5(71)「媚薬値」+5(7)
・!<K>濃厚淫気:▲「快楽値」+10(81)「淫気量」+10(18)
 →淫気汚染濃度5へ 全身感度+5(濃度) 全身感度+1(量)

一気に広がる濃厚な淫らなガス。
それはクリムの姿を覆い隠し、室内へとどんどん広がっていく。
転移前の部屋よりは少し大きそうな部屋だが、それでも大きい部屋というわけではない。
それほど長い時間をかけることなく、室内全体へと広がるだろう。
さらにこのガスは視界をも悪くする。
このガスを隠れ蓑に残るゴブリンは起き上がりつつあるが、果たしてクリムはそのことに気がつくだろうか?

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【クイッからのザクっ!はよい…多分意味のないスコア的なものも上がるでしょう】
【そしてクリムちゃんの行動は成功】
【成功したものの、その狙いとはなんか違う効果を生んだ模様】
【そらぁ、こんな魅力あふれる行動したら、下半身で考える淫魔はめちゃくちゃ興奮してしまうという…】
【ここで淫気+媚薬のけむり玉が炸裂】
【ついでに何かちょっと忘れていた淫気による感度増加も、ここでこっそり追加じゃ】
【淫気由来では+6の増加よー】

129クリム ◆NXDHWWcMxw:2022/01/03(月) 14:39:20 ID:.CWil9PI
>>128

・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+6(59)「淫気量」-1(5)
・<K>淫気吸引:▲「快楽値」+5(64 レベル3へ)「淫気量」+3(8)
・<K>媚薬ガス;▲「快楽値」+1(65)「媚薬値」+1(2)
・<K>媚薬:▲「快楽値」+1(66)「媚薬値」-1(1)

『ふ、ふふ……っ❤ お馬鹿さん……そこ、危ないですわよ…?❤』

『(この妖魔を呆気なく倒せば……ふふ、恐ろしいでしょう? っ、ん……❤ ぅ……もっと、怖がらせてあげますわ…❤)』

口元に右手の甲を押し付けるようにして顔の下半分を隠し、笑みを浮かべ、余裕を装うクリム
戦いの場で冷静さを失うということは、死に直結する
それを理解しているが故の演技であり、自身を鼓舞するための暗示のようなものでもあった
正直なところ、クリムに余裕はない
身体はもうあと一押しで果ててしまう程に昂ぶり、ゾクゾクと込み上げる疼きに震えている
愛液ははしたなくも止め処なく溢れ、ショーツどころか太腿を濡らし、ポタポタと足下に粘っこい水滴を落としている
ビスチェに包まれた乳房は身動ぎの度に擦れ、硬く尖った乳首は刺激を求めて切なく啼いている
全身に浮かんだ汗は隠し切れない発情臭を醸し出し、火照った肌が何とも言えず色っぽい
淫魔であらずとも、男であれば……ともすれば同性の女性であろうとも、今のクリムが強がっているだけなのだと理解してしまうだろう
処女に過ぎず、自慰程度の浅い部分しか性の快楽を知らないクリムの所作は、経験者からすれば如何にも強がっているようにしか見えないのだ
そんな事は露知らず、クリムは左の掌を上に向けるようにして腕を突き出し、手を差し伸べるようにしてゴブリンを指し示す
練り上げた魔力を術式に流し周囲の影を掌握、魔力によって物理法則が書き換えられ、実体を得た影が刃を形成する

・シャドウブレード:▽「魔力」-1(21)

『あらあら……だから危ないと言ったのに、かわいそう……ふふっ❤❤』

クイッ――指を天井に向けて動かす合図、それと同時に影から突き立つ漆黒の剣は、ゴブリンの身体を真下から迎撃する
クリム目掛けて一心不乱に駆けていたゴブリンを容赦なく打ち上げ、その勢いを利用して貫いた二本の剣
柔らかな腹部を深々と貫いた一本と、貫通こそしていないが突き立ち、命を奪うに足る裂傷を負わせた一本
影の剣の鋭さと駆け抜けた勢いをそのまま威力に変えた一撃は、容易くゴブリンの命を奪っていた
遠目から見ればなるほど、クリムが絶対的な強者としてゴブリンを圧倒したように見えるだろう
口元に手を当て余裕の笑みを零すクリムと、二本の影の剣に貫かれて息絶えたゴブリンの構図は、明確な力の差をこれでもかと示している

――しかしそれが薄氷の差であることを感知できるものであれば、見方は変わってくる
ゴブリンに彼我の実力差を気配から読み取るような能力は無い、しかしこのゴブリンは、淫魔なのだ
女の天敵、女を雌に落とす天性の種族、故にこそクリムの身体が発情しきっていて、強がっているだけなのだと見抜けてしまう
余裕の演技、確かにそれは非常に重要だ
打つ手がないとしても、自信満々に余裕の演技をしていれば相手が勝手に警戒して引いてくれる……そんなことも起こりえるだろう
しかしそれは逆に、見抜かれれば全てが反転する諸刃の刃でもある

鼓動は早鐘を打ち、汗は止まらず、肌は火照って艶やかに染まり、乳房や尻、割れ目が触ってほしいとばかりにヒクヒクと震える
むっちりとした太腿をもじもじと擦り合わせ、愛液が幾筋もの跡を残し、吐息はしっとりと濡れ……
そんな状態で強がり、自分は強い、余裕なのだと誇示する女が居れば……征服欲をこれでもかと煽られてしまうだろう
クリムはそれを体現していた、力の差は歴然であろうとも、辱めて屈服させたいとゴブリンの中の雄の本能を過剰なほどに煽っていたのだ
だからこそ、ゴブリンの次なる一手はクリムの予想を裏切る暴走の一手だった

130クリム ◆NXDHWWcMxw:2022/01/03(月) 14:39:32 ID:.CWil9PI
>>129

『っ、これ、は……っっ!?!♥♥♥♥ ふぁ、あっ!!?♥♥♥♥ あ、ぁあああ……っっ♥♥♥♥ あ、あっっ!?!?♥♥♥♥♥』

投げつけられた小さな何か、それが床に触れ、砕け、噴き出る大量の煙が一気に視界を塗り潰していく
見るからに毒ガスであるピンク色の煙は、クリムを覆い隠すかの如く溢れて包み込んでいく
当然、クリムは咄嗟に息を止め、右手で口元を覆うが……完全に遮断することは出来ない
息も何時までも止められるものではなく、発情して鼓動が早鐘を打つ今の状況では長々と息を止めていられるものでもない
いよいよ限界を迎え、吸い込んでしまったピンク色のガスが肺を満たし、血液に溶け込み、全身に流れ――その牙を剥いた
熱湯を流し込まれたかのような灼熱感、それでいて苦痛は一切なく、込み上げるような性感がクリムの限界ギリギリの身体を打ち崩さんとばかりに燃え滾っていく
乳房がより敏感になり、衣擦れの感触が異常にハッキリとわかる
太ももを伝う愛液の感覚さえ気持ち良くなり、膝が笑って頽れそうになる
キュンキュンと収縮した子宮と膣が愛液をごぼりと固まりで吐き出し、ショーツがぐしょぐしょに濡れて張り付いてしまう
思わず身を捩り、身体を抱き締めるように縮こまる動作ですら絶頂を誘発する自慰のようになってしまい……クリムは隠し切れない艶声を叫んでしまっていた

・<K>濃厚媚薬ガス:▲「快楽値」+5(71)「媚薬値」+5(7)
・!<K>濃厚淫気:▲「快楽値」+10(81)「淫気量」+10(18)
 →淫気汚染濃度5へ 全身感度+5(濃度) 全身感度+1(量)
 →絶頂を堪える

『はっ♥♥♥ はっ♥♥♥ はっ♥♥♥ はっ♥♥♥ っか、ふ…♥♥♥ んっ、ぁ、っっ…!?!♥♥♥♥♥』

『(身体、が、熱い、ですわ……っ!?!?♥♥♥♥ これ、は、だめ、ぇ……!?♥♥♥♥♥ 身動ぎ、するだけ、で、ぇ……っ❤❤❤❤❤
 わた、くしっ、もう、我慢が……っっ♥♥♥ こん、な、ぁ……!?♥♥♥♥ よう、魔も、まだ……いる、のに…ぃ……!❤❤❤❤❤)』

視界はピンク色のガスに覆われ、身体は明確に絶頂を求めて疼き、肥大化する性欲が暴走の予兆を見せている
ゴブリンもまだ最後の一匹が残っていて、確実にこのガスを隠れ蓑にして向かってくるはずだ
こちらの居場所がバレていて、敵が向かってくることがわかっている……移動するべきだと、理性はそう判断している
けれど動けない、尖り切った乳首がジンジンと疼き、愛液をダラダラと垂れ流す割れ目がヒクヒクと震え、スカートが擦れる太腿が微かな刺激さえゾクゾクする快感に変えてくる
動けば果ててしまいそうで、しかし動かなければゴブリンの奇襲を受けることが解っていて、クリムは理性と本能の板挟みにあいながらも熱っぽく乱れた呼吸を繰り返し、より一層ガスを吸い込んでしまうことを止められないでいた……


行動選択
その場から動かず、ゴブリンを迎撃することに遷延する

思考
込み上げる絶頂欲求に思考が染まりつつあり、集中が妨げられている
動けばその刺激で絶頂してしまいそうで、動けない

体勢
右手で左肩を、左手で右肩を掴み、自分で自分を抱くようにして縮こまっている
脚を震わせ、若干内股気味に立っている

肉体
汗で全身がしっとりと湿っている
全身が快感の余韻と羞恥で赤く火照っている
尖った乳首がビスチェに締め付けられ、ジンジンと疼いている
割れ目がヒクヒクと震え、零れた愛液がショーツを湿らせている
幾筋もの愛液が太腿を濡らし、足元に垂れている

乱数:5


【おまたせしたのじゃ〜】
【限界寸前のところで媚薬煙幕とは……実際動いたら乳首や太腿が擦れて生まれる快感、ショーツの食い込みでイってしまいそうじゃのう】
【かと言って動かないのも奇襲を受け放題じゃし、迎撃しようとしておるが激激できるとは限らん体調】
【これは一転してピンチ、余裕を演出したらそれが地雷とは、クリムちゃんも予想外じゃなぁ】

131第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2022/01/03(月) 15:29:24 ID:REVeC1Qo
>>129-130
クリエムヒルト 体力9/13(5/+3) 精神力7/12(0/+3) 魔力21/30(7/+1) 人間 状態:淫気汚染(5)18 媚薬:7
快楽値:81/100(快楽LV4) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:1+2 淫気耐性:0
感度:淫核C(0) 陰唇C(1) 膣内C(0) 子宮B(0) 左胸C(0) 右胸C(0) お尻C(0) 尿道D(0)
    左足E(0) 右足E(0) 右腕E(0) 左腕E(0) 背中C(0) お腹D(0) 口D(0) 耳C(0)
<装備>無し
     エクソシスト・トゥニカ ビスチェ ハイレグTバック(食い込み)ガーターベルト+ストッキング ブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2 DEX:2 AGI:2 INT:2 VIT:3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 無自覚の挑発
      多汗 愛液分泌+ 乳首勃起 貫通弱点 視線敏感[お尻]
<状況>あづまビル異界 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度3 中
      闇耐性10%
      淫気汚染:毎R快楽値+5 全身感度2+1
      ゴブリンB:2(左) 淫界転移石→床
      発情Iの魔法陣(正面)→毎R快楽値+1 全身感度+1 最低快楽値10 発情付与
      全身性感帯化の魔法陣(右)→全身感度ランク、C以上
      媚薬ガス噴出の魔法陣(左)→媚薬ガス展開
      濃厚淫気入り媚薬ガス→媚薬付与(媚薬値+1)

〜その場で迎え撃つ:5-2=3〜(体術+2 ST+0 快楽-4 ;補正-2)

あとゴブリンは一匹。
しかしそのゴブリンが投げたけむり玉の効果でクリムの周辺には濃厚な淫気と媚薬は混ざったガスが漂っている。
吸えば淫気と媚薬に犯されるそれ。
それの影響でクリムは絶頂しそうになるが、なんとか耐えていた。
この状態では感度の高まりもあって動けそうにない……
クリムは両腕で肩を抱きながら、ゴブリンをこの場で動かず迎撃しようとする。

・!<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(86)「淫気量」-1(17)
・※<K>媚薬:▲「快楽値」+1(86)「媚薬値」-1(6)
 ※この増加で75以上にはならない。

しかしクリムはまったく意識を集中することができない!
身体の中に入り込んだ濃厚な淫気はそれだけでクリムの全身を疼かせ、外的な刺激なくして絶頂へと導こうとしている。
しかも呼吸の度それは身体に入ってき、呼吸のたびにどんどん体内の熱い疼きは大きくなるのだ。
少しでもきっかけがあれば、あるいはこの疼きが限界を超えれば……
クリムは絶頂してしまう。
このような状況では動くことも、淫魔へと意識をむけることもできないでいた。
そして呼吸のたびに大きくなる絶頂への誘惑は刻一刻と大きくなっていき……

・<K>絶頂を堪える:▽「精神」-1(6)
・<K>濃厚淫気入り媚薬ガス:▲「快楽値」+15(101)「淫気量」+8(25)「媚薬値」+3(8)
 →全身感度さらに+1

ついにクリムの身体が限界をこえ、またも二度目の、刺激無しでの絶頂をしようとするまさにその時、ゴブリンが正面からクリムへと迫る。
心身ともにこんな状態であり、絶頂を迎えそうになった瞬間であり、しかも視界は最悪。
そんな状態では当然ゴブリンをかわすことはおろか、接近にすら気が付かなかった。

「ギギッ!エロ足トマンコ、イタダキッ!」

そしてゴブリンは正面からクリムの下半身に抱きつく。
両腕をスリットの中にツッコミ、ムチムチのクリムの太ももを鷲掴み。
さらにその肉感を楽しむようにムニュムニュと揉む。
しかも顔はその間、クリムの股間へと押し付け、顔を左右に振りながら擦り付けるようにし、しかも匂いを大きく嗅ぐ。

クリムの太ももは術の影響で性感帯と化した上で敏感になっている。
それをいやらしく触られ揉まれ……
絶頂寸前の股間には顔を押し付けられ動かされたことで、服の上から刺激され……
もう限界を迎えるところだったクリムは当然、激しく絶頂してしまうだろう
しばらくの間、動けそうにない……

★!<K>ゴブリンの抱きつき:11(股間2+3-2 左足2+3-2 右足2+3-2)+”2d3〜6”(高いほどゴブリンの顔と手の動きが激しくなる)
 →強制絶頂! スタン!

〜スタンにため行動不可〜

【お待ちしていました〜】
【淫気吸ってイきそうなクリムちゃん】
【我慢していた所で、もうだめ…イくっ!ってところに下半身に抱きつかれた感じです】
【飛びかかったわけではなくそのまま走って迫り掴んできた感じですね】
【一応、ゴブリンは直線最短距離ではなく正面に回り込んで走ってきました】
【そしてPSに追加しておきました】

132クリム ◆NXDHWWcMxw:2022/01/03(月) 21:18:22 ID:.CWil9PI
>>131

・!<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(86)「淫気量」-1(17)
・※<K>媚薬:▲「快楽値」+1(86)「媚薬値」-1(6)
 ※この増加で75以上にはならない。

『はぁ❤❤❤ あっ❤❤❤ あ、ああ、あ、あ………っ!?❤❤❤❤ っ、は、あぁっっ……!?♥♥♥♥』

『(あつ、ぃ……っ♥♥♥♥ 肌が、敏感、過ぎ、て…ぇ……!?♥♥♥
 だめ、です、わ……全然、しゅう、ちゅう、できな…ぃ……!?♥♥♥♥ 今、攻撃され、たら……っっ❤❤❤❤)』

息を吸い、吐く
そんなごく当たり前の動作ですら、今のクリムには自由にならない
ドクンドクンと脈打つ鼓動は一秒ごとにそのペースを上げ、身体の熱は冷めることなく上がり続ける
見るからに怪しいガスを吸いたくないのに、呼吸を抑えることができない
熱に炙られた身体が酸素を欲し、内に溜め込んだ熱を呼吸と共に吐き出そうと試みる
しかしダメなのだ、何度熱気あふれる呼気を吐き出そうとも、際限なくクリムの身体は熱く火照り続けていた
乳首がかつてない程に硬く尖り、張り詰めすぎて痛い程にカチカチに勃起している
クリトリスも包皮の内側に辛うじて押し込められているような有様で、ジンジンと凄まじい疼きを発揮して包皮からの解放を訴えている
全身の肌が異様なほどに鋭敏になり、微かな衣擦れさえ気持ち良くてたまらない
絶頂したくない、妖魔を前に果てられない
そんなクリムの我慢を叶えるためには、身動ぎ一つ許されないほどに身体が敏感になっている
ギュッと、自分を抑え込むように自分で自分の肩を抱く
そんな動作さえ気持ち良い、肌が鋭敏に、あらゆる刺激を甘ったるく変換してしまう
思考が爆発的にピンク色に染まり、集中力が霧散し、警戒心が罅割れていく
あんなにも余裕を演出していたクリムの身体は、ガスを吸った瞬間から瞬く間に崩壊していく
外聞を取り繕う余裕も無く間抜けにも口を開きっぱなしにして、零れる汗を拭うことも出来ず乱れた呼吸を繰り返す
危機感は全力で警鐘を鳴らしている、なのに身体がそれに応えてくれない
むしろ身体の内側で膨れ上がる絶頂欲求にかき消され、刺激を求める性感帯に触れたいという欲求が昂り続けていて……

・<K>絶頂を堪える:▽「精神」-1(6)
・<K>濃厚淫気入り媚薬ガス:▲「快楽値」+15(101)「淫気量」+8(25)「媚薬値」+3(8)
 →全身感度さらに+1

「ギギッ!エロ足トマンコ、イタダキッ!」

『っ!?!? っ、きゃあっ!?!♥♥♥♥ や、やめっ、ん、んぅうっ?!??♥♥♥♥♥
 や、あひっ!?❤❤❤❤ ひゃ!?♥♥♥♥ や、あ、あ、ああっ!?!?!♥♥♥♥♥』

――そんな有様で、ゴブリンに対して警戒出来るはずもない
正面から現れたゴブリンにさえただの一般人の如く悲鳴を上げるだけで、適切な対応一つ取れずクリムは下半身に抱き着かれてしまう
クリムの下半身を隠すスカートは、動きやすさを最優先した結果として非情に露出度が高い
スカートというよりは前垂れ、そう表現した方が適切なほどに太腿を大胆に晒した脚へ、ゴブリンは遠慮なく抱き着いたのだ
快感を堪えるため、そして無意識に絶頂を求めて、もじもじと内股で太腿を擦り合わせていた脚を抱き締めるように腕を回すゴブリン
その手はスリットの内側へ入り込み、むっちりとした肉付きの良い太腿を贅沢に鷲掴みにし、汗でしっとりと湿った柔肉の感触を楽しんでいる
顔はクリムの股間に押し付けられ、むせ返るほどの汗と愛液がブレンドされた雌の臭いを楽しむように嗅いでいる
更に、顔を左右に振り擦り付けるように鼻先が何度もクリムのトドメを欲しがっている股間を刺激していて……
羞恥、怒り、困惑、戸惑い、そして無意識の期待……幾つもの感情が混ぜこぜになり、ゴブリンの生み出す快感に押し流されて、いよいよ爆発してしまう
元より絶頂を無理矢理我慢しているような状況で、自分以外の、女に快楽を叩き込むある意味スペシャリストたる淫魔の愛撫を受けてしまったのだ
当然、限界寸前のクリムに耐えられるものではなく……誰が聞いても興奮してしまうような、快楽に媚びた雌の声が狭い室内に響き渡った

『――――っっい゛!?❤❤❤❤❤❤ っっああぁぁあぁぁ――――――――っっっっっっ!!!???♥♥♥♥♥♥♥♥』

133クリム ◆NXDHWWcMxw:2022/01/03(月) 21:18:33 ID:.CWil9PI
>>132

★!<K>ゴブリンの抱きつき:11(股間2+3-2 左足2+3-2 右足2+3-2)+”2d3〜6(5+4=9)”=20(121)
 →強制絶頂! 初期快楽値20 快楽Lv1 スタン!

『か、ひゅっ❤❤❤❤❤ っっ――――あ゛ひっ…♥♥♥♥ ふぁあ、あ、は……――❤❤❤❤❤』

滲んだ涙が頬を伝い、口の端から零れた涎に気付かないまま汗と混じって喉を濡らす
見開かれた瞳は焦点がブレ、ゴブリンを見ているようで見ていない
咄嗟にゴブリンを引き剥がそうとしたのだろう、ゴブリンの頭を掴んだ両手は、しかし絶頂に多惚れ力を失い、むしろより股間に押し付けるように手を添えている
ガクガクと震える膝は見るからに頼りなく、倒れ込みそうになっているが……背後の鏡に背を預け、ゴブリンの頭に支えられる形で辛うじて立ち尽くしている
そしてゴブリンの鼻先で、ショーツとスカートをびちゃびちゃに濡らす粘っこい雌の臭いを染み込ませた愛液が溢れ、ぼたぼたと塊になって床に垂れ落ちる
限界ギリギリまで耐えた上での予想外の刺激、それに伴う強制絶頂は、クリムに潮を噴かせていたのだ
むせ返るほどの雌の臭いはより一層濃く香り、ゴブリンの鼻腔に吸い込まれていく
そんなゴブリンの鼻先に擦り付けるように、カクカクと震える腰が押し付けられる
クリムの身体に染み渡り、浸透した淫気……それからの発散を求めて、はしたなくも身体が無意識に快楽を求めているのだ
しかしクリムの意識は真っ白に漂白されて彼方へ飛び、半ば飛んでしまっている
幸か不幸か、自分の身体が忌むべき妖魔に媚びるような腰振りをしてしまっていることに気付かないまま……蕩けるような心地良さに、クリムの意識は甘く溶けていた……


行動選択
スタン!

思考
我慢を振り切った末の強制絶頂に、意識が飛びかけている

体勢
ゴブリンの頭に両手を添え、背筋を逸らして壁に凭れ掛かっている
膝がガクガクと笑い、内股で硬直している

肉体
汗で全身がしっとりと湿っている
全身が快感の余韻で赤く火照っている
尖った乳首がビスチェに締め付けられ、ジンジンと疼いている
割れ目がヒクヒクと震え、零れた愛液がショーツを湿らせている
幾筋もの愛液が太腿を濡らし、足元に垂れている

乱数:スタン!


【おまたせしたのじゃ】
【激しく絶頂、そして呆然自失なクリムちゃん……無意識に身体が媚びてしまっておるのう】
【ゴブリンが頭を抜いたらそのままへたり込んでしまいそうじゃな】
【そしてゴブリンの鼻先で潮吹き、これは隠しようのない屈辱】
【復帰して煽られたらガチギレ不可避じゃのぅ】

134第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2022/01/03(月) 22:10:47 ID:REVeC1Qo
>>132-133
クリエムヒルト 体力7/13(0/+3) 精神力5/12(0/+3) 魔力21/30(8/+1) 人間 状態:淫気汚染(5)25 媚薬:8
快楽値:20/100(快楽LV1) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:1+2 淫気耐性:0
感度:淫核C(0) 陰唇C(1) 膣内C(0) 子宮B(0) 左胸C(0) 右胸C(0) お尻C(0) 尿道D(0)
    左足E(0) 右足E(0) 右腕E(0) 左腕E(0) 背中C(0) お腹D(0) 口D(0) 耳C(0)
<装備>無し
     エクソシスト・トゥニカ ビスチェ ハイレグTバック(食い込み)ガーターベルト+ストッキング ブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2 DEX:2 AGI:2 INT:2 VIT:3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 無自覚の挑発
      多汗 愛液分泌+ 乳首勃起 貫通弱点 視線敏感[お尻]
<状況>あづまビル異界 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度3 中
      闇耐性10%
      淫気汚染:毎R快楽値+5 全身感度2+2
      ゴブリンB:2(左) 淫界転移石→床
      発情Iの魔法陣(正面)→毎R快楽値+1 全身感度+1 最低快楽値10 発情付与
      全身性感帯化の魔法陣(右)→全身感度ランク、C以上
      媚薬ガス噴出の魔法陣(左)→媚薬ガス展開
      濃厚淫気入り媚薬ガス→媚薬付与(媚薬値+1)

〜スタン〜

絶頂により動けぬクリム。
背中を鏡に預け、ゴブリンの頭に股間を押し付けられたまま、なんとか身体を支えている状態だ。
そしてクリムの手はゴブリンの頭を掴んではいる。
しかし、その力のかかり具合は、クリム本人は気がついていないが、ゴブリンの頭部を股間に押し付けているような状態になってしまっていた。

・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(25)「淫気量」-1(24)
・※<K>媚薬:▲「快楽値」+1(26)「媚薬値」-1(7)
 ※この増加で75以上にはならない。
・<K>濃厚淫気入り媚薬ガス:▲「快楽値」+15(41 レベル2へ)「淫気量」+8(32)「媚薬値」+3(10)
 →全身感度さらに+2

そんな状況を当然ゴブリンは楽しむ。
押さえつけられた状態を楽しみ、自身でも顔を股間に押し付け激しく呼吸をする。
匂いに顔に感じる湿った感触。
淫魔となったゴブリンにはこれが汗であり愛液であり潮であることが本能でもって分かる。
それに歓び、顔に擦り付けるように、ゴブリンは激しく顔をこするように振る。
ゴブリンの顔の造形がその動きのたびに、そしてクリムの手の動きによって擦れ、絶頂したばかりのクリムは敏感な身体のその悦楽を刻まれていく。
そして刺激に合わせて、ゴブリンが好きなエキスを吹き出してしまうのだ。
それがさらなる興奮を呼び、ゴブリンの手をより強く、クリムの性感帯太ももをムニュムニュと揉むのだった。

★!<K>ゴブリンの擦りつけ:22(性器2+6-2 左足2+6 右足2+6)+”2d5〜10”(高いほどゴブリンの顔と手の動きが激しくなり、クリムの手の動きもオナニーに近くなる)

クリムの下半身をたっぷり味わったゴブリン。
その股間から生える勃起ペニスは固くそそり勃っており、先端からは濃厚な濁った粘液が溢れ出している。
ゴブリンの興奮は限界まで高まっており、ペニスでクリムを味わいたいと考えているのだ。
その本能に導かれ、ゴブリンは巧みに顔を下方向へと抜くように動かす。
もはや相次ぐ快感でクリムの手には力が入らず、その動きに逆らえない。
そして鏡に縫い止めるかのように押し付けていた頭が無くなったことで、クリムは立っている事ができず、そのまま背中を鏡に滑らせながら、ズリズリと床へと崩れ落ちるように滑り落ちてしまう。

「ギヒッ!イッタナァ?マン汁モ潮モ、ヨカッタゼェ?
ヒヒ…胸モデカイナァ!?」

そんな床へ崩れ落ちたクリム。
ゴブリンの目の前にはクリムの上半身が有り、ぴったりなシスター服を持ち上げる美巨乳に視線は向けられる。

「我慢デキネェ!」

そんなごちそうを前に理性は性欲で焼ききれたゴブリンが遠慮などスルはずがない。
ゴブリンは素早く両手を伸ばすと、クリムの胸を激しく揉む。

「デケェ!ヤワラケェ!!
ギヒッ!コイツハスゲェ!!」

両手で両胸を激しく揉まれるクリム。
休むこと無い快感は、今度は下半身から胸へ……
ムニュムニュと欲望に任せた胸揉みに晒されていく。
それに悶ながらも、翻弄されながらもクリムはたっぷり激しくその胸を揉まれ……またも絶頂してしまう。

★!<K>胸揉み:12(左胸2+6-2 右胸2+6-2)+”1d6〜11”(高いほど激しくより感じる揉まれ方をしてしまう)
 →スタンのため、絶頂にたえることができない!

135第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2022/01/03(月) 22:10:57 ID:REVeC1Qo
「キヒヒ!マタイッタミタイダナァ」

そんなクリムをあざ笑うゴブリン。
絶頂したあとゴブリンは胸から手を離す。
その股間にが固く硬く勃起したペニス。
先端からは我慢汁が軽く絶頂射精したのではないかと言わんばかりにあふれていて、そこから漂う濃厚な臭気が胸愛撫絶頂をしたクリムの意識を覚ます。
そんな勃起したペニスをクリムの眼前に持っていき見せつけながら

「俺モ我慢ノ限界ダゼ!
そのエロい口ニ突ッ込マセロ!」

息を荒くそう喋りながら、ゴブリンはクリムの口にペニスを挿入しようとしているのだった。

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【お待ちしていました〜】
【クリムちゃん超絶ピンチ】
【スタンの影響で耐えられずまたイきました】
【そして口に突っ込こもうとするゴブリン】
【ここで動けるようになります】
【煽りは……絶頂直後は朦朧としているだろうし、そのあと絶頂だしで、しっかりと言葉聞き取れなさそうである】
【クリムちゃんみたいなキャラは煽り系攻撃が実に有効なので悩ましい】
【しかし淫気耐性なさすぎなのでどんどん進む汚染】
【初陣から大変な目にあっている……】

136クリム ◆NXDHWWcMxw:2022/01/05(水) 22:58:49 ID:cmQBK3Bo
>>134-135

・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(25)「淫気量」-1(24)
・※<K>媚薬:▲「快楽値」+1(26)「媚薬値」-1(7)
 ※この増加で75以上にはならない。
・<K>濃厚淫気入り媚薬ガス:▲「快楽値」+15(41 レベル2へ)「淫気量」+8(32)「媚薬値」+3(10)
 →全身感度さらに+2

『ぅあっ!?♥♥♥♥♥ っ、あっ!?!?♥♥♥♥ ぁああああ、あっ!?♥♥♥♥♥ っぁ、ひっ!?♥♥♥♥』

背中を鏡に押し付け、ゴブリンの頭を支えにする形で辛うじて立つことが出来ているクリムは、半ば意識を飛ばしている状態にあった
膝は情けなく笑い、縋るように、あるいは無意識に快感を求めるようにゴブリンの頭を自身の股間へ押し付けるように腕に力が籠る
興奮し、顔を振るゴブリンの動きで股間が擦れ、ビクンッ♥♥♥ と腰が跳ね、愛液がごぷりと吐き出される
その濃密な雌の臭いと快感を感じている証に、ゴブリンはご褒美と言わんばかりに太腿をいやらしく揉み、指を食い込ませていく
それがますますクリムの官能を刺激し、脚の震えが大きくなっていき……呆然とした意識では甘ったるい悲鳴を止めようという意識も無く……
先程まで余裕を装い、惨たらしくゴブリンを二匹惨殺した強い女退魔師とはとても思えない、情けなく、いやらしく、淫らな姿を晒してしまっている
太ももを伝う粘っこい愛液はぼたぼたと溢れ続け、糸を引きながら床へ、あるいはスカートの裏地越しにゴブリンを濡らしていた……

★!<K>ゴブリンの擦りつけ:22(性器2+6-2 左足2+6 右足2+6)+”2d5〜10(6+9=15)”=37(78 快楽Lv3)

『はぁ……あっ❤❤❤❤ …は、ふぁ…❤❤❤ はぁ…んっ❤❤❤❤ ……はっ…ひっ❤❤❤❤』

「ギヒッ!イッタナァ?マン汁モ潮モ、ヨカッタゼェ?
ヒヒ…胸モデカイナァ!?」

そんなゴブリンの愛撫とも呼べない愛撫に情けなく悶え、快感に震え、瞬く間に絶頂寸前まで身体を昂らせたクリムの腕から抜け出すように、ゴブリンは頭を退ける
ゴブリンに支えられる形で何とか立てていたクリムが、自身の力だけで体勢を維持できるはずもない
膝は折れ、背を預けた鏡にズリズリと擦りながら滑って行き、腰が落ちていく
柔らかな尻たぶが床に落ち、反動で豊満な乳房が弾み、とろん、と蕩けた雌の顔が顕になる
焦点の合わない緩んだ瞳、熱っぽく濡れた吐息、艶やかに赤く染まった肌、呼吸の度に上下に動いて視線を誘う乳房
体格に劣り、身長の低いゴブリンに見せつけるような上半身の痴態が、隠しようも無く晒されている……

「我慢デキネェ!」

『あ、うぅんっっ!?❤❤❤❤ あ、ぁあっっ!?❤❤❤❤ や、あひっ!?❤❤❤❤』

そんな極上の獲物を前にして、ゴブリンの我慢が続くはずもない
遠慮も警戒も無く伸ばされた手は、当然とばかりにクリムの豊満な乳房を鷲掴みにする
指が食い込み、シスター服の厚い生地に包まれてなお柔らかな感触がゴブリンの掌を楽しませた
その感触に興奮し、食い込む指先はより強く、激しく思う様乳房を揉み捏ねていく

「デケェ!ヤワラケェ!!
ギヒッ!コイツハスゲェ!!」

『っぁ、は、く、ぅっっ!?♥♥♥♥♥ ぁああ、あ、ああ、あ、あ、ああああ、あ、あ、あっ――――!??❤❤❤❤❤』

乳房の芯を解す様な、それでいて欲望任せの乱雑で、しかし女の性感を引きずり出す淫魔の手管
それはクリムの飛びかけた意識を容易く快楽で塗りつぶし、絶頂の余韻に痺れていた身体を、再度絶頂の沼に突き落とすことになる
ビクビクと上半身が反り返り、まるでゴブリンにもっと揉んで欲しいと、そう示すかのように乳房が突き出された
何かに耐えるように床に垂れた手が床を引っ掻き、ブルブルと震えている
晒された頤を汗が伝い、少女のような容姿に見合わぬ艶めかしい絶頂を貪る姿を見せつけていた
背筋が痙攣し、ビクンッ♥♥♥ ビクンッ♥♥♥ と跳ねる姿は、まぎれもなく絶頂に至ったことを示している
甘ったるい濡れた声が狭い室内に響き渡り、股座から立ち上る雌の臭いが一段と色濃く室内に浸透し、媚薬の煙と混じり合う
むせ返りそうなほどの淫らな臭いが、心を狂わせるような発情を促していた……

137クリム ◆NXDHWWcMxw:2022/01/05(水) 22:59:01 ID:cmQBK3Bo
>>136

★!<K>胸揉み:12(左胸2+6-2 右胸2+6-2)+”1d6〜11(8)”=20(98 快楽Lv4)
 →絶頂! 初期快楽値20 快楽Lv1

「キヒヒ!マタイッタミタイダナァ」

『はぁ……❤❤❤❤ は、ぁ……❤❤❤❤ ぁ、あ…ぅ……❤❤❤❤ く、さぃ……です、わ……っ❤❤❤❤ なに、が…………っ!?!?』

「俺モ我慢ノ限界ダゼ!
そのエロい口ニ突ッ込マセロ!」

『よう、ま――っ、ひっ!?! あ、あな、た、それ、なにを……くち? ……!?!? や、やだっ、やめなさい――――!!』

しかし、連続で陥った絶頂は呆然自失のまま快楽に溺れていたクリムの意識を引き戻すことに成功する
しかし、意識が戻った瞬間クリムの視界に入ってきたのは、汚らしいゴブリンのペニスだった
クリムとて多少の知識はある、しかしこんなにも間近で、こんなにも生々しいペニスを見るのは初めてなのだ
動揺と恐怖、嵐のように揺さぶられる心、口に入れる、というゴブリンの信じられない発言
全てが絡み合い、怯え、戸惑うクリムの初動は遅れてしまう
それはこの状況に置いて、あまりに致命的だった――――


行動選択
身を捩ってゴブリンを避けようと試みる

思考
あまりに生々しい雄の生殖器を見せつけられ、パニックを起こしている
意識が目覚めた直後の衝撃で、怯えや戸惑いが前面に出てしまっている

体勢
太ももを擦り合わせるように閉じ、脚を投げ出してへたり込んでいる
壁に背を預けている

肉体
汗で全身がしっとりと湿っている
全身が快感の余韻で赤く火照っている
尖った乳首がビスチェに締め付けられ、ジンジンと疼いている
割れ目がヒクヒクと震え、零れた愛液がショーツを湿らせている
幾筋もの愛液が太腿を濡らし、足元に垂れている

乱数:2


【おまたせしたのじゃ】
【ダイスはファンブル、だめじゃのうこれ……何とも不憫な初キスは、ゴブリンのペニスじゃったか……】
【思えば勃起した大人ペニスを間近で見るのも初めてな気がする、滅茶苦茶動揺しておる】
【精神ダメージが心配じゃのう、何とか負けん気を出して逆転しても、暫く動けんじゃろうなぁ】

138第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2022/01/06(木) 18:46:10 ID:nguRpuOM
>>136-137
クリエムヒルト 体力6/13(0/+3) 精神力4/12(0/+3) 魔力21/30(8/+1) 人間 状態:淫気汚染(5)32 媚薬:10
快楽値:20/100(快楽LV1) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:1+2 淫気耐性:0
感度:淫核C(0) 陰唇C(1) 膣内C(0) 子宮B(0) 左胸C(0) 右胸C(0) お尻C(0) 尿道D(0)
    左足E(0) 右足E(0) 右腕E(0) 左腕E(0) 背中C(0) お腹D(0) 口D(0) 耳C(0)
<装備>無し
     エクソシスト・トゥニカ ビスチェ ハイレグTバック(食い込み)ガーターベルト+ストッキング ブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2 DEX:2 AGI:2 INT:2 VIT:3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 無自覚の挑発
      多汗 愛液分泌+ 乳首勃起 貫通弱点 視線敏感[お尻]
<状況>あづまビル異界 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度3 中
      闇耐性10%
      淫気汚染:毎R快楽値+5 全身感度2+3
      媚薬:毎R快楽値+2 全身感度+1
      ゴブリンB:2(左) 淫界転移石→床
      発情Iの魔法陣(正面)→毎R快楽値+1 全身感度+1 最低快楽値10 発情付与
      全身性感帯化の魔法陣(右)→全身感度ランク、C以上
      媚薬ガス噴出の魔法陣(左)→媚薬ガス展開
      濃厚淫気入り媚薬ガス→媚薬付与(媚薬値+1)

〜ペニスを避ける:2-2=0〜(ST+1 快楽-1 余韻-2 ;補正-2)

目の前に迫るペニス。
初めて見るそれ……
初めて嗅ぐ臭い……
意識が絶頂より覚醒したクリムは、それを五感で感じ、パニックに陥る。
それでもなんとか身を捩り、顔を振り逃れようとするが、その抵抗は弱々しく、ゴブリンに顔を側面から掴まれてしまい、その抵抗は封じられてしまう。

・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(25)「淫気量」-1(31)
・※<K>媚薬:▲「快楽値」+1(26)「媚薬値」-1(9)
 ※この増加で75以上にはならない。
・<K>濃厚淫気入り媚薬ガス:▲「快楽値」+15(41 レベル2へ)「淫気量」+6(37)「媚薬値」+2(11)

顔を抑えられ逃げられぬクリム。
そんなクリムに対し、ゴブリンは一気に腰を前に突き出す。
それにより体格に似合わぬ勃起ペニスは、一気にクリムの口内に挿入。
喉奥を突き上げる。

口に肉棒を入れられた不快感。
味、臭いも最悪。
喉を突かれ苦しい。
しかしクリムを襲った感覚は、それ以上の……快感だった。

部屋に貼られた結界の影響でクリムの全身は性感帯になっている。
それは口も同然で、今のクリムの口は性器といっても差し支えない。
そんな口の奥はいわば子宮口のようなもの。
つまり今のクリムは口で膣内を貫かれ、子宮口を叩かれるような刺激を味わっているのだ。
そしてゴブリンがただ挿入だけで終わるはずがない。

顔を手で押さえ、腰を前後に動かすゴブリン。
ペニスは口内を往復し、じゅぷじゅぷと強制的に分泌された唾液がいやらしい卑猥な音を響かせる。
そのたびに口から、舌から伝わる快感。
苦しさが臭さが、クリムを支配する中、快感も同時に生まれ、クリムは被虐的な快感に襲われていく。
先端からはぬるっとした我慢汁がどんどん溢れているが、それは人間のものより白く濁り泡立っている。
淫魔基準では薄くはあるが、それは精液に酷似した味と臭いがし、それが口に中へと広がっていく。
それが舌に付着してしまえば、クリムの敏感な五感はしっかりと捉えてしまう。

「ギヒヒ!お前ノ口マンコ、気持ち良いゾ!
スグ、デソウダ!!」

口を性器に見立て荒々しく腰を振るゴブリン。
その動きは激しく、明らかに射精を目指したもの。
しかも興奮からすぐにでも射精してしまいそうだ。
クリムは果たしてそのことに気がつけるだろうか?

★<K>口内陵辱:8(口2+6)+”2d5〜15”(高いほど腰の振りが激しくなり、性感帯と化した舌などにも激しくあたってしまうだろう)
・<K>口を犯された:▽「精神」-1(3)

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【お待ちしていました〜】
【激しく口を犯されるクリムちゃん】
【口マンコ言ってますが、実際性感帯化しているので事実でもあるという】
【このままだと射精までされてしまいますが、精神を削られているクリムちゃんはうまく反撃できるか?】

139クリム ◆NXDHWWcMxw:2022/01/09(日) 20:59:55 ID:7/9N2ghM
>>138

『や、だっ!! やだっ!! やめ、っ!?! いやっ、離しなさいっ!!? 離してッ!!?』

クリムがペニスを見たのは、実はこれが初めてではない
とは言えそれは幼い頃に父と入浴した際だったり、何かの図鑑か何かで見てしまった程度のものだ
だから、クリムは知らない
勃起したペニスの威容を、硬さを、熱さを、雌を貫く雄の肉槍を、クリムは今この場で初めて知り――恐怖した
吸えた臭いが鼻を衝き、間近に迫ったペニスから感じる熱が空気の壁を超えて感じられ、グロテスクですらあるその全容が恐ろしくてたまらない
しかもこの妖魔は、ゴブリンは何と言った?
口に入れる、と……そう言ってはいなかったか…?
こんなものを、妖魔のペニスを、自分の口に入れる…………?
それを理解した瞬間クリムの口から零れたのは、あまりにも情けなく恐怖に震える少女の如き悲鳴だった
怯え、竦み、身を震わせながらなんとか逃れようと身を捩り――しかしそんな弱々しい抵抗を、ゴブリンは簡単に抑え込む
頭を掴まれ、ただそれだけで動けなくなる
本来クリムの力はゴブリン如きに止められるものではない
しかし今のクリムは絶頂の余韻で脱力していて、パニックに陥った思考は効果的な反抗も出来ずにいる
顔を固定されたせいで、視界いっぱいに広がるペニスから逃げられない
立ち昇る臭気に気持ち悪さを覚え、けれどそれを意識する余裕も無い
見開かれた眼、滲む涙、震える身体……今まさにレイプされようとしている小娘の如き姿で、吸血鬼シスターは情けなく怯えるばかりで――――

・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(25)「淫気量」-1(31)
・※<K>媚薬:▲「快楽値」+1(26)「媚薬値」-1(9)
 ※この増加で75以上にはならない。
・<K>濃厚淫気入り媚薬ガス:▲「快楽値」+15(41 レベル2へ)「淫気量」+6(37)「媚薬値」+2(11)

――――だからこそ、ゴブリンが突き込む肉棒を止めることも出来ず、瑞々しい唇を割り開いて強直がクリムの口内を蹂躙した

『ふぐっ!?!?!♥♥♥♥ むごっ、お、ごぉっ!!?!?♥♥♥♥♥ んんっ!?!♥♥♥♥ んぷぅっ!!?♥♥♥♥
 んくぅぅっ!??♥♥♥ っぷあ!?♥♥♥♥ むぐ、ぅぅっ!?♥♥♥ んっ!?❤❤❤❤ んむううぅぅっ!!?♥♥♥♥』

『(いやああ、あああ、ああああ、あああぁんっ!?!♥♥♥♥ なん、でっ!?♥♥♥ なんで、わたくし、うそ、うそ、うそっ!!!???♥♥♥♥
 こんなの、うそよっ!?!♥♥♥ きもち、よく……なんて、なるはず、ない、のにぃっ!?!!?♥♥♥♥)』

悍ましい筈のペニス、不快感しかないはずのそれを口に突き込まれ、深々と、喉の奥まで貫かれて嘔吐しそうなほどに気持ち悪い
そのはずだったのに……クリムが感じたのは、意識がさらわれるような快感だった
舌に感じる肉棒の味、間近で香る据えた臭い、火傷しそうなほどの熱が口内で感じられ、肉体の一部とは思えない硬さが口内を蹂躙する
それらが奥へ突き込まれ、込み上げる吐き気を塗り潰す様に目が眩むような快感が訪れ、クリムはますます混乱してしまう
あり得ない、こんなことある筈がない、唇を妖魔のペニスで犯されて、気持ち良くなるなんて――あってはならない筈、なのだ
そんなクリムの混乱を気にする素振りも無く、ゴブリンは腰を前後し始める
唾液が絡み、肉棒の表面をなぞる唇に押し出されてじゅぷじゅぷといやらしい水音が響き渡る
鼓膜を揺らすその音に羞恥心が込み上げ、唇を、舌を、喉奥を肉棒が前後する度に眩暈にも似た快感が理性を容易く打ち壊していく
絶望も、恐怖も、嫌悪も、怒りも――その全てが、異様な快感に呑まれて塗り潰されていく
無理矢理頭を掴まれ、そこに力強く腰が打ち付けられる
鼻先と視界がゴブリンの腹で埋まり、目くるめく官能の嵐が雷に打たれたようにクリムの意識を麻痺させていく
夥しい快感の嵐は据えた臭いも、ゴブリンが滲ませた先走り汁の苦みも、なにもかもを快感に変換する
理解できない、おかしい、こわい、あり得ない――――理性は悲鳴の如く叫び続け、けれどその全てを異常な快感が塗り潰していた

140クリム ◆NXDHWWcMxw:2022/01/09(日) 21:00:12 ID:7/9N2ghM
>>139

「ギヒヒ!お前ノ口マンコ、気持ち良いゾ!
スグ、デソウダ!!」

『んっ!?♥♥♥♥ んっ!??♥♥♥♥ ん、うぅっ!?♥♥♥♥ ふぐぅっ!?♥♥♥♥ んちゅっ、じゅる……っ!??♥♥♥♥ んぐ、んぅぅぅ……っ!!?♥♥♥♥♥』

快感というものに対して不慣れなクリムを襲う、女を堕とす専門家たる淫魔の肉辱
性感帯ではない場所を性感帯に変える術、それによって雌穴の如き感度に引き上げられた口内凌辱による快感
処女で、快楽に初心なクリムにとって、それはあまりにも衝撃的で、甘美で、理性が瞬く間に破壊されていく
舌に感じる粘っこい先走り汁の味、硬い肉棒の感触、熱々の体温
唇を割り開かれて激しく擦られる快感、喉奥を突かれることで生まれる悦び、舌を押し退けられる甘やかな刺激
鼻を衝く雄の臭気、頭に添えられた腕に込められた力、雄々しく叩きつけられる力強い腰の前後運動
そうして生まれた快感全てが、微かたりとも間を置かず間近にあるクリムの脳を蹂躙し、快感で染め上げていく
意識が遠くなり、しかし快感で引き戻され、目を白黒させながら酸欠と快楽の狭間で好き勝手に弄ばれる
抵抗すべきなのに、混乱と焦りと快感と酸欠にぐちゃぐちゃになった頭では何も思いつかず、思いついたとしても塗り潰されてしまう
ボロボロと零れる涙が頬を伝い、小柄で見すぼらしい雑魚妖魔に蹂躙される退魔シスターの情けない印象を加速させていた……

★<K>口内陵辱:8(口2+6)+”2d5〜15(9+13=22)”=30(71 快楽Lv3)
・<K>口を犯された:▽「精神」-1(3)

『んぁっ!?!♥♥♥♥ むぐぅ!?♥♥♥ ぅ……っ!?♥♥♥ んっ!?♥♥♥♥ んく、ぅぅ…う……!?♥♥♥♥』

『(わた、くしっ、どうし、てぇ……?!!♥♥♥ おか、しいっ、こんなの、おかしいですわ…っ!?!♥♥♥♥♥
 こんな、こん、な、ぁ……!?♥♥♥♥ このまま、じゃ、また、わたくし……それ、は、いやああっ!!?♥♥♥♥)』

快楽に翻弄されるクリムには、もう一切の余裕が無い
ゴブリンの射精宣言も恥ずかしい水音が間近で響くせいで聞き逃し、クリムの危機はすぐそこまで迫っている
混乱し、パニックに陥ったクリムの理性は何故、どうしてと意味のない問いをループさせている
それでももうすぐ自分が絶頂してしまうと、甘く蕩けるような、それでいて激しい快感の果てが迫っている予感が感じられて……
それを齎そうとしているのがゴブリンのペニスを無理矢理突き込まれている、レイプでしかないこの状況だということが……クリムの心を千々に引き裂く
嫌だ、それだけはイヤだ、認められない、認めたくない
罅割れ、砕け、継ぎはぎだらけの理性がフル回転し、快感で蕩ける思考を回して助かるための道を模索する
その果てにクリムが見出した結論は――自身が最も頼りにする、切り札だった


行動選択
<AS>吸血鬼化を使用、無理矢理ゴブリンを突き飛ばして拘束を振り払う
その後<AS>ブラッドウェポンを使用、大剣を形成し、突き飛ばしたゴブリンを真上から真っ二つにする

思考
初めてみるペニス、怒りや戸惑い、嫌悪、にもかかわらず快感を感じてしまう状況にパニック状態
吸血鬼化さえ果たせば誰にも負けない、そんな拠り所に無意識に縋り付いている

体勢
太ももを擦り合わせるように閉じ、脚を投げ出してへたり込んでいる
壁に背を預けている
頭を押さえつけられ、ゴブリンのペニスを口内に突き込まれている

肉体
汗で全身がしっとりと湿っている
全身が快感の余韻で赤く火照っている
尖った乳首がビスチェに締め付けられ、ジンジンと疼いている
割れ目がヒクヒクと震え、零れた愛液がショーツを湿らせている
幾筋もの愛液が太腿を濡らし、足元に垂れている

乱数:8


【おまたせしたのじゃー】
【まさかこんな序盤も序盤で切り札を切る羽目になるとは思わなんだ】
【まぁそれもこれも、上手く反撃が成功すればの話じゃが】
【……口から抜けた衝撃でイってしまう気もするのう】

141第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2022/01/09(日) 21:41:39 ID:3rV8X04E
>>139-140
クリエムヒルト 体力6/13(1/+3) 精神力3/12(0/+3) 魔力21/30(9/+1) 人間 状態:淫気汚染(5)37 媚薬:11
快楽値:71/100(快楽LV3) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:1+2 淫気耐性:0
感度:淫核C(0) 陰唇C(1) 膣内C(0) 子宮B(0) 左胸C(0) 右胸C(0) お尻C(0) 尿道D(0)
    左足E(0) 右足E(0) 右腕E(0) 左腕E(0) 背中C(0) お腹D(0) 口D(0) 耳C(0)
<装備>無し
     エクソシスト・トゥニカ ビスチェ ハイレグTバック(食い込み)ガーターベルト+ストッキング ブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2 DEX:2 AGI:2 INT:2 VIT:3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 無自覚の挑発
      多汗 愛液分泌+ 乳首勃起 貫通弱点 視線敏感[お尻]
<状況>あづまビル異界 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度3 中
      闇耐性10%
      淫気汚染:毎R快楽値+5 全身感度2+3
      媚薬:毎R快楽値+2 全身感度+1
      ゴブリンB:2(左) 淫界転移石→床
      発情Iの魔法陣(正面)→毎R快楽値+1 全身感度+1 最低快楽値10 発情付与
      全身性感帯化の魔法陣(右)→全身感度ランク、C以上
      媚薬ガス噴出の魔法陣(左)→媚薬ガス展開
      濃厚淫気入り媚薬ガス→媚薬付与(媚薬値+1)

〜吸血鬼化:8-3=5〜(ST+1 快楽-3 余韻-1 ;補正-3)

口を犯されるクリム。
あまりのことにパニックになるクリム。
そんな彼女は切り札を切る。
吸血鬼化というクリム最大の切り札を……

・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(76)「淫気量」-1(36)
・※<K>媚薬:▲「快楽値」+1(76)「媚薬値」-1(10)
 ※この増加で75以上にはならない。

口を犯されたまま、クリムは変身のスイッチを入れる。
それは人間から吸血鬼へと変身する術。
人と吸血鬼の間に生まれたクリムの必殺の変身だ。

「ギッ!?ナンダァ?」

すると瞬時にクリム少女の色濃さ残る美少女から妖艶な美女へとその心身を変じていく。
雰囲気もその姿も一気に変わり、その身体からは凄まじい力が溢れる。
身長は伸び、元から美しかった造形はさらに完璧なものへと変わっていく。
その変化に口を犯すゴブリンも動きを止め、その姿に見惚れる。

成長した身体は当然クリムの身体のサイズぴったりの衣装をミチミチと満たしていく。
しかしこれはこの変身用に作られた特注品。
凄まじい伸縮性があり、成長する身体にあわせて薄く伸び、吸血鬼化した身体をしっかり包んでいる。
造形が変わるわけではないので、よりクリムの身体のラインを目立たせ、妖艶さを増していくことになるが……

・吸血鬼化:△「体力」+5(11) △「精神」+5(8) △「魔力」+10(31) 能力強化!!

そして瞬時に人間から吸血鬼へとその姿を変じたクリム。
あっけに取られるゴブリンは未だ固まっているかのように動きを止めている。
そのゴブリンに対し、クリムは今の感情を叩きつけるかのように、その身体を吹き飛ばす。
人間ではなく吸血鬼となったことで、その腕力も極めて高くなっている。
ゴブリンは一気に部屋奥の魔法陣のある壁まで飛ばされ、そこに叩きつけられる。

「ギャッ!!」

と同時に悲鳴を上げたゴブリン。
そしてゴブリンの身体を受けたその魔法陣は輝きを失い魔力を霧散させていく。
怪力で投げられたゴブリンの身体は魔法陣の一角を破壊したのだ。

・ゴブリン:2ダメージ
・発情Iの魔法陣、破壊!

しかしそんなクリムだが、一気に絶頂しそうになっていた。
ペニスが抜け出ていく感覚は、まさに性器からペニスが抜けていく感覚と同じであり、絶頂間近まで追い詰められていたクリムは、それがまるでトドメの一撃であるかのようだった。
しかも部屋に充満するは、雌殺しの淫気だ。
いくら吸血鬼とは言え、この淫気から逃れられない。
媚薬に対しては少し抵抗できるが、淫気に対してはクリムの吸血鬼の身体は抵抗できない。
それゆえクリムはゴブリンを投げると同時に、絶頂しそうになっていたのだ。

・<K>濃厚淫気入り媚薬ガス:▲「快楽値」+6(82 レベル4へ)「淫気量」+2(38)「媚薬値」+1(11)
★!<K>ペニスが抜け出る:▲「快楽値」+10(92)

とはいえ、ゴブリンは投げ飛ばされ、壁に叩きつけられた。
その衝撃は大きく、そのまま床に転がるが少しの間動けそうにない。
たとえ絶頂したとしても、クリムのほうが先に動けるだろう。

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【お待ちしていました〜】
【いよいよ変身】
【まあ夜の変身は割とデメリットないので問題なく使えるスキルではありますね】
【ちなみに口を犯されたことで、淫気の吸引は少し弱まっています】
【それゆえ吸引における快楽値増加やら淫気増加は低めです】
【あと吸血鬼化の変身バンク的なものとか手順とかは自由にしていただいて構いません】

142クリム ◆NXDHWWcMxw:2022/01/11(火) 22:07:55 ID:B6P8nB1Q
>>141

・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(76)「淫気量」-1(36)
・※<K>媚薬:▲「快楽値」+1(76)「媚薬値」-1(10)
 ※この増加で75以上にはならない。

『(も、もう……もう……っ!!♥♥♥ もう――――許さないッ!!!)』

『っむぐ!?♥♥♥ んむっ!?♥♥♥ ふーっ!♥♥ ふーっ!♥♥♥ っ……うぅうううううっっ!!!』

「ギッ!?ナンダァ?」

撃鉄の落ちる音が、快楽に染まりつつあったクリムの頭の中に響いた
込み上げる困惑、戸惑い、快楽、恐怖、絶望――その全てを塗り潰す様な激情が、烈火の如く燃え盛りクリムの内側で爆発する
それを境にまるで動画の早送りのように、クリムの全身が変じていく
全体的に伸びた身長は手足の長さがスラリと強調され、少女の面影を残した美貌が大人の妖艶さを身に着けた容姿に変わる
伸びた身長とバランスを取るようにウエストもヒップも肉感を増し、色気を爆発させながらも均整の取れたラインは崩さない
しかしその変化を感じさせないほどに、胸の変化が劇的だった
伸縮性の強いシスター服をミチミチと押し上げ、張り詰めさせる乳房は確実に1カップサイズが増量されている
美しさを増し、肉感を増し、見惚れるような完璧なボディラインを見せつけるように手足の長さがよく映える
そんな妖艶な美貌に変じたクリムの、一段と目を惹く金糸の如く輝く髪が……頭頂から毛先に掛けて、色褪せるように変わっていく
金糸の髪から、白銀の如き眩い髪へ……暗闇の中でさえ注目を集めるような、サラサラの長髪がシスター服の黒に映えている
そしてその銀に変じた前髪から覗くのは、宝石のような青の瞳から、鮮血の如き紅に変じた真っ赤な瞳
へたり込み、ゴブリンのペニスを咥えているという何とも締まらない状況ながら……それでも、その美貌は欲望を忘れてゴブリンが見惚れてしまう程だった
変化する前の少女の面影を残したクリムが稀代の美少女であるとするならば、変化した後のクリムは正しく人外の美貌としか例えられないだろう
色白の肌、真っ赤な瞳、銀の長髪、誰もが目線を奪われる極上の美貌、肉感的でありながら奇跡的な調和を見せるスタイル
どれをとっても特上の美女となったクリムが、そこに居たのだ――――

・吸血鬼化:△「体力」+5(11) △「精神」+5(8) △「魔力」+10(31) 能力強化!!

『ぅううううあああぁあああああっ!!!』

――――そして、姿を変えたクリムはゴブリンが正気に戻る前に行動を起こす
即ち、力任せの突き飛ばしである
後ろに引き、一瞬の溜めの後に全力で腕を突き出す
単純で、技巧も何もない力任せの暴力は……しかしその実、何よりも効果的だった
元々ハーフヴァンパイアたるクリムは、見た目に反して異様なほどの身体能力を発揮する
特に、その細腕から繰り出されるとは想像もつかないような怪力が特徴だろう
そして現在のクリムはその身に宿る吸血鬼の力を解放し、あらゆる能力を強化した状態にある
凄まじい身体能力も勿論強化されていて、ただ突き飛ばされただけのゴブリンは、まるで車に跳ね飛ばされたかのように真横に吹っ飛ばされていくことになるのだ

「ギャッ!!」

小柄であるとはいえ、生き物がまるでボールのように真横に吹っ飛ぶ異常な光景が繰り広げられる
如何に物理攻撃に耐性を持つ淫魔とて、これほどの衝撃を受けてはノーダメージとはいくはずもない
凄まじい勢いのまま壁に激突したゴブリンは苦痛の悲鳴を上げ、ゴブリンが叩きつけられた壁に描かれていた魔法陣さえ破壊されてしまう

・ゴブリン:2ダメージ
・発情Iの魔法陣、破壊!

143クリム ◆NXDHWWcMxw:2022/01/11(火) 22:08:06 ID:B6P8nB1Q
>>142

『は、ひっ!?❤❤❤❤ かふっ❤❤❤ ひゅー…っ❤❤❤ っ、んく……❤❤❤ は、ぁ…ああぁぁ……っ❤❤❤ はぁっ❤❤❤
 っむぐ…!❤❤❤❤ ふ、ぐぅ……ぅ…!❤❤❤ ふーっ!❤❤❤ ふーっ!❤❤❤』

『(気持ち、いい……っ❤❤❤ 抜けた、のに、それで、わたくし、もう……!?♥♥♥♥
 ……い、やぁっ!!♥♥ そん、なのっ! 絶対に、嫌ぁ!!!)』

――しかし、勢いよくゴブリンが吹き飛ぶということは、クリムの口内に入り込んでいたゴブリンのペニスも勢いよく抜けていくということに他ならない
そしてそれは、全身を性感帯に変える魔法陣によって性器と化した口を擦るペニスによる快感が、途方もないものになるということになる
意識が明滅するような衝撃、見開かれた瞳から涙が溢れ、咄嗟に右手で覆った唇から媚びるような甘い声が零れ落ちる
だが、それをクリムは認めない、認められるはずがない
汚らしいゴブリンのペニスを口に突っ込まれて快感を感じ、挙句果ててしまうなど……絶対に認められない

・<K>濃厚淫気入り媚薬ガス:▲「快楽値」+6(82 レベル4へ)「淫気量」+2(38)「媚薬値」+1(11)
★!<K>ペニスが抜け出る:▲「快楽値」+10(92)
 →絶頂を堪える

ブツッ――――吸血鬼の力を解放したことで鋭利に伸びた犬歯が、クリムの唇を突き破る
鮮血が溢れ、クリムの瑞々しい唇を伝い、白い肌と赤い血が非現実的なコントラストを描き、より一層神秘的なまでの妖艶さを演出している
口の中に広がる血の味を感じながら、クリムはその痛みで絶頂に向かおうとする身体を必死に抑え込んでいた
ファーストキスすら知らない初心な少女の唇は、よりにもよってゴブリンという低級妖魔のペニスに捧げられてしまった
悲痛が胸を打ち、嘆きが込み上げ、絶望が目の前を暗くし、それなのに感じてしまう快楽がそれらをより一層惨めに思わせる
クリムの内心はぐちゃぐちゃで、精神状態はかつてない程に絶不調だ
今は辛うじてマグマの如く噴き出る怒りで誤魔化せているが、冷静になれば暫く動けないほどに精神的な疲労は重い
それを無意識で分かっているのか、クリムは限界寸前の身体を無理矢理動かそうと膝に力を入れて、立ち上がろうとする

『許さない……!! 許さない!! 許さない!!! 絶対に!!! 絶対によ!!!』

沸騰した頭は怒りに囚われ、理性を塗り潰して全力で衝動のままに力を振るう
暴走しているとしか言えないクリムの怒りの矛先は、当然ゴブリンだ
荒れ狂う莫大な魔力の奔流が、ゴブリンを殺すという指向性を持って一点に収束する
上位種たる吸血鬼が後先考えず振るわれる純粋な暴力……それが今、この場に顕現しようとしていた……


行動選択
<AS>ブラッドウェポン、ブラッドエンチャント、スカーレットオーラを起動する
大剣を作り出し、一気に飛び掛かって全力で上段からゴブリンに叩きつける

思考
怒りで暴走し、ゴブリンを殺す事しか考えていない
一度冷静になれば初めてを奪われたこと、あまりにも惨めな自分を省みて、泣き出してしまう

体勢
床に女の子座りでへたり込んでいる
背を丸めるようにして、唇を噛み締めている

肉体
汗で全身がしっとりと湿っている
全身が快感の余韻で赤く火照っている
尖った乳首がビスチェに締め付けられ、ジンジンと疼いている
変身したことで量感を増した乳房が、シスター服をパツパツに張り詰めさせている
割れ目がヒクヒクと震え、零れた愛液がショーツを湿らせている
変身してよりむっちりとした尻肉がスカートを押し上げている
幾筋もの愛液が太腿を濡らし、足元に垂れている

乱数:3


【おまたせしたのじゃー】
【ちょっと情けない体勢じゃからのぅ、簡易バンクという感じじゃ】
【正式な変身バンクはもっとカッコつけながらやりたいのぅ】
【そして変身後即暴走、まぁここで怒り狂わないと状況を省みず泣き出しそうじゃからなぁ】
【消耗度外視で全力の一撃を叩き込むのじゃ、ゴブリンを始末してから存分に心折れてもらわんとな】

144第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2022/01/11(火) 22:52:14 ID:7Uq6mRFw
>>142-143
クリエムヒルト 体力11/13+5(1/+3) 精神力7/12+5(0/+3) 魔力31/30+10(0/+1+2) 人間 状態:淫気汚染(5)38 媚薬:11
快楽値:92/100(快楽LV4) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:6+2 淫気耐性:0
感度:淫核C(0) 陰唇C(1) 膣内C(0) 子宮B(0) 左胸C(0) 右胸C(0) お尻C(0) 尿道D(0)
    左足E(0) 右足E(0) 右腕E(0) 左腕E(0) 背中C(0) お腹D(0) 口D(1) 耳C(0)
<装備>無し
     エクソシスト・トゥニカ ビスチェ ハイレグTバック(食い込み)ガーターベルト+ストッキング ブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2+3 DEX:2+3 AGI:2+3 INT:2 VIT:3+3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 無自覚の挑発
      多汗 愛液分泌+ 乳首勃起 貫通弱点 視線敏感[お尻]
<状況>あづまビル異界 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度5 中
      闇耐性10%
      淫気汚染:毎R快楽値+5 全身感度2+3
      媚薬:毎R快楽値+2 全身感度+1
      ゴブリンB:4 淫界転移石→床
      全身性感帯化の魔法陣(右)→全身感度ランク、C以上
      媚薬ガス噴出の魔法陣(左)→媚薬ガス展開
      濃厚淫気入り媚薬ガス→媚薬付与(媚薬値+1)

〜強化+大剣で追撃:3+1=4〜(ST+5 快楽-4 ;補正+1)

自らの吸血鬼としての姿に変じたクリム。
妖艶さの増したその身体は凄まじい身体能力を有しており、ゴブリンを一気に遠くへと突き飛ばす。
しかしその際、ペニスが抜けていき……性感帯となっている口には強い快感が生まれる。
けれどもクリムはそれに必死に耐える。
そして怒りとそれの発生要因であるゴブリンへの殺意で、快感を抑え込み、クリムは立ち上がる。
さらに唇の痛みが少しだけ快感を減らしていく……

・自然回復:△「魔力」+1(32)
・唇の痛み:▼「快楽値」-5(87)
・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(92)「淫気量」-1(37)
・※<K>媚薬:▲「快楽値」+1(93)「媚薬値」-1(10)
 ※この増加で75以上にはならない。

そして怒りに任せ立ち上がるクリム。
豊満な身体がきついシスター服に締め付けられ、食い込みながら立ち上がる姿は凄まじい色気を放っている。
だがピンクのガスとゴブリンは壁まで吹き飛ばされたことでその姿を見るものはない。
しかしクリム本人は怒りによって自分の身体がさらにいやらしく彩られていることに気がついていなかった。
元より汗かきで愛液を流しやすく、乳首の勃起しやすいクリム。
その一部は自覚していないものもあったが、それが吸血鬼化の影響でさらに大きくなっていた。
汗が…愛液がどんどん絶頂を堪える身体から流されていく。
体内の淫気の影響もそれに拍車をかけていく。
しかしクリムがそのことを自覚するのはあとのことであろう……

そんな自分の姿のことなど気が付かぬクリム。
一気に魔力を回し、強化の術と武器の作成を行う。

まずはブラッドウェポン。
主に自分の血を媒介として武器を作る血の術だ。
素早く作り上げたそれは真紅の大剣。
そして作成と同時にこれまた血を媒介として武器を強化するブラッドエンチャントをその大剣に施す。
赤い血のオーラをまとった大剣はその真紅の色をさらに濃くする。
それはクリムの殺意の具現のようだ。

そしてそれだけではない。
さらにスカーレットオーラによる強化を図る。
前回の戦いでは失敗といっていい結果であったが、今回は違う。
血流にのって全身に魔力が流れ、ただでさえ強化された吸血鬼の身体能力が強化される。
赤いオーラは彼女の怒りの具現か……

・ブラッドウェポン、ブラッドエンチャント、スカーレットオーラ:▽「魔力」-6(26)

そして強化を終えたクリムは素早く奥へと飛びかかる。
凄まじい身体能力は、床に穴を開け、一瞬にして部屋の奥までクリムを飛ばす。
そして未だ衝撃から回復せぬゴブリンを、その圧倒的な威力の腕力と剣で、脳天から切り裂く!

だが、いくら怒りにまかせても、クリムは淫気から…快楽から逃げられない。
激しい動きは食い込むシスター服をその動きで強く食い込ませる。
発情の魔法陣が消えたとは言え性感帯化はまだ健在だ。
そして淫気に犯された身体は敏感なのだ。

さらにこの淫気。
もう部屋全域に充満している煙は室内の淫気濃度を増加させており、それがクリムを蝕む。
しかも、激しい動きでクリムはそれを吸ってしまい、薄氷の上で耐えていたような状態の身体は激しい動きをきっかけとして一気に絶頂へと崩れていく。
丁度剣を振り下ろしたとき、そのときにクリムは限界を越えてしまい、その豊満な身体を激しく絶頂させてしまう。

・<K>激しい動き!:▲「快楽値」+5(98)
・<K>濃厚淫気入り媚薬ガス:▲「快楽値」+10(108)「淫気量」+5(42)「媚薬値」+1(11)
 →全身感度さらに+1
 →強制絶頂!!

クリムの一撃はそのまま脳天からゴブリンを叩き割り、その息の根を止めた。
だがクリムはそのことを確認する余力はないかもしれない。
ただゴブリンの凄惨な亡骸の前で激しく絶頂するのみだ……

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【お待ちしていました〜】
【ちょこっと減ったけれども、まあ攻撃の動きと淫気で強制絶頂】
【攻撃動作でイく感じですかね】
【まあ、それも合わさって、威力が上がってもいいかもしれない】
【そして吸血鬼化の影響でPSの効果も増加中】
【もう汗も愛液もぶしゃぶしゃで、乳首もカチカチ、そこで強制絶頂……】
【クリムちゃんの受難はまだまだ続くみたいですねぇ】

145クリム ◆NXDHWWcMxw:2022/01/16(日) 00:47:06 ID:oV849Y6Y
>>144

・自然回復:△「魔力」+1(32)
・唇の痛み:▼「快楽値」-5(87)
・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(92)「淫気量」-1(37)
・※<K>媚薬:▲「快楽値」+1(93)「媚薬値」-1(10)
 ※この増加で75以上にはならない。

『ふーっ!!❤ ふーっ!!❤ ふーっ!!❤』

吸血鬼として覚醒したクリムの犬歯は、吸血鬼らしく鋭く尖っている
正しく牙と言った様相の鋭い犬歯が、瑞々しい唇を痛々しく突き破り、真っ赤な血が滲むように溢れ、口の端から零れていく
闇の中でなお映える銀の髪、雪のように白い肌、唇から零れる鮮血
更に言えば、漫画やゲームの世界から飛び出してきたかのような凄まじいスタイル、長い手足、完璧な肢体の持ち主が蠱惑的なシスター服に身を包んでいるのだ
あまりにも豊満な乳房はシスター服をミチミチと張り詰めさせ、スリットから覗く太腿やスカートを押し上げるお尻は魅力的に過ぎて……
魔性の女……そんな言葉を体現するクリムの人間離れした美しさが霞むほどに、見開かれた激情に染まる真紅の瞳は、烈火のごとき怒りに燃えていた
後先考えない全力稼働、膨大な魔力をただ一つ、ゴブリンを殺すという漆黒の殺意の元で収束させる
クリムの血に宿る魔力を媒介に形成されたのは、クリムの身の丈を超える程度はあろうかという大剣だった
形状としてはツヴァイハンダーが最も近く、全長で180cmにも及ぶ大型武器だ
全長の1/3程度が柄として扱われる巨大で、重さと長さでもって複数の敵を叩き切る重武器を、クリムは荒い息と共に肩に担ぐようにして構える
右手で鍔の根元を、左手で柄尻を掴むようにして、刀身の根元の刃の無い部分を肩に担ぐようにして抱えていた
そこに流し込まれる追加の魔力が武器を強化する術式、ブラッドエンチャントとして発動する
真紅の刀身をより妖しく輝かせ、オーラさえ見えるような気配を放ちながら、大剣が凶悪さを増していく
ダメ押しとばかりにクリムの全身に流された魔力が、内から噴き出るようにして身体能力を強化する
暴力的な意思が、漆黒に染まった殺意が、悍ましい程の魔力となってクリムの銀髪やスカートを靡かせ、吹き荒れている……

・ブラッドウェポン、ブラッドエンチャント、スカーレットオーラ:▽「魔力」-6(26)

『すぅ……………………っああああああああああああああああぁ――――――――!!!!!』

裂帛の咆哮が響くのと同時に、床が爆発した――そう錯覚するほどの爆音を響かせて、クリムは全力でゴブリンが吹き飛んだ方角へ踏み込んだ
傍から見ている者がいれば、クリムの姿が消えたとしか認識できないであろう刹那の時間でトップスピードへ
床を陥没させながらたったの二歩でゴブリンの眼前に到達、前進のエネルギーを身を丸めるようにして大剣を振り下ろす力へ変換する
怒りに暴走しているような状況であろうとも、クリムが身体に刻み込んできた鍛錬の成果は嘘をつかない
繊細な技術までは使えなくとも、基礎の技術程度ならば怒り狂いながらでさえ振るってみせることが出来るのだ
大剣の重さ、爆発的な踏み込み、強化された身体能力と柔軟な全身のバネを活かした、絶対的な死を告げる暴力の集大成たる振り下ろしの一撃
ゴブリンにそれを認識できたのかどうか……未だに倒れ込んでいるゴブリンを頭頂から股座へ、押し潰すように大剣が両断し、床を粉砕しながら叩きつけられる
舞い上がる粉塵、飛び散る真っ白な鮮血と肉片、大剣を通じてクリムの全身に跳ね返ってくる衝撃
それは張り詰めていたクリムの殺意と怒りの糸を、ぷつりと途切れさせてしまう
――ただでさえ限界ギリギリで抑え込まれていたクリムを襲う快楽の嵐は、その瞬間に決壊した
成長した肢体を締め付けるシスター服の食い込みは、全身を性感帯化されている状況では全身で愛撫を受けているに等しい
乳房が締め付けられ、腕が圧迫され、背中やお腹の部分のシスター服がピチピチに張り詰めている
尻たぶを割り開いて食い込むTバックショーツは全力の踏み込みでますます食い込み、姫割れや尻穴さえも抉らんばかりに深く食い込んでいた
更に言えば、狭い室内を満たす濃密な淫気を全力の運動のために、何も考えず全力で吸い込んでしまっている
肺を侵し、血流に乗って全身に流れ、クリムの内側から身体を快楽に侵す莫大な淫気
クリムの身体を外から締め付け、性感帯化された肢体をギチギチに締め付けるシスター服の愛撫
内から外から責め立てられたクリムの、絶頂を後回しにして目を背けていた快楽の果て……絶頂が、張り詰めた心を緩ませた瞬間に襲い掛かり……

146クリム ◆NXDHWWcMxw:2022/01/16(日) 00:47:17 ID:oV849Y6Y
>>145

・<K>激しい動き!:▲「快楽値」+5(98)
・<K>濃厚淫気入り媚薬ガス:▲「快楽値」+10(108)「淫気量」+5(42)「媚薬値」+1(11)
 →全身感度さらに+1
 →強制絶頂!! 初期快楽値30 快楽Lv1

『あ"♥♥♥♥♥ あ"♥♥♥♥ あ"♥♥♥ あ"♥♥♥ あ"―――-z____ノ ̄ `ー- 、_rー-'`―― っ っ っ!?!?!?❤❤❤❤❤❤❤❤』

濁音交じりの快楽に打ちのめされた雌の鳴き声が、狭い室内に響き渡る
床に突き立てられた大剣の柄に縋り付くように、必死に両手を絡めているクリムの全身が、ビクンビクンと艶めかしく跳ねた
ガクガクと情けなく震える膝が内股を擦り合わせるようにくっつき、へっぴり腰のようにむっちりとした尻が後ろに突き出される
神に懺悔するかのように天を仰いだクリムの頬を、ボロボロと零れ落ちた涙が伝う
口の端からは血が混じった涎が垂れ落ち、噴き出た汗が激しい絶頂に震える肢体をより蠱惑的に彩っている
お漏らししたかと思う程の多量の潮がショーツを突き抜け、スカートの裏地をびちゃびちゃに濡らしながら床に水溜まりを作っていく
呼吸すらままならない激しすぎる絶頂に晒され、快楽以外の全てを知覚できない状況に追いやられながら……
大剣に縋り付くように情けない姿を晒すクリムは、思考を蕩かせる快楽に揺蕩っているのだった……


行動選択
絶頂の余韻が収まるまで大剣を支えにして立ち尽くす
余韻が過ぎたらへたり込み、両手で唇を覆って泣き崩れる

思考
強烈な快楽で何も考えられない
余韻が落ち着いて来たら唇を犯されたことを思い出し、絶望する
もう二度と取り返せないものを奪われてしまったと青褪め、悲嘆にくれる

体勢
床に突き立てた大剣に縋り付くように両手を絡め、それを支えに立っている
膝をガクガクと震わせ、へっぴり腰で何とか立ち尽くしている

肉体
汗で全身がしっとりと湿っている
全身が快感の余韻で赤く火照っている
尖った乳首がビスチェに締め付けられ、ジンジンと疼いている
変身したことで量感を増した乳房が、シスター服をパツパツに張り詰めさせている
割れ目がヒクヒクと震え、零れた愛液がショーツを湿らせている
変身してよりむっちりとした尻肉がスカートを押し上げている
幾筋もの愛液が太腿を濡らし、足元に垂れている

乱数:6


【おまたせしたのじゃ】
【これがクリムちゃんの物理系最大火力かのう……正しく暴風の如き破壊的な一撃】
【とはいえ緊張の糸が途切れればそのまま泣き崩れる乙女メンタル】
【このまま暫く、淫気も気にする余裕も無く絶望&悲嘆タイムかのう】


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