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インド・天竺・中洋スレ

1とはずがたり:2014/05/26(月) 19:32:11
"中洋"は梅棹忠夫の「文明の生態史観」より。
インド亜大陸とその周辺のスレ。

国際政治・世界事情の印度関連レス
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1116784031/?q=%A5%A4%A5%F3%A5%C9

127チバQ:2015/04/23(木) 21:35:05
http://www.sankei.com/world/news/150423/wor1504230058-n1.html
2015.4.23 20:00

大統領の弟逮捕 スリランカ、前政権の汚職追及 別の弟も調査

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 【ニューデリー=岩田智雄】スリランカのシリセナ新政権がマヒンダ・ラジャパクサ前大統領とその兄弟への汚職追及を強めている。22日には、警察が前大統領の弟、バシル・ラジャパクサ前経済開発相を公金着服の疑いで逮捕した。前大統領本人や別の弟、ゴタバヤ・ラジャパクサ前国防次官についても汚職対策委員会が調査を進めている。

 現地からの報道などによると、バシル氏は、自身が所管していた農村開発局の予算を着服し、ラジャパクサ前大統領の選挙運動資金に使った疑いが持たれている。同省の次官ら幹部2人も逮捕された。

 バシル氏は今年1月の大統領選の直後、国籍を持つ米国にわたっていたが、最近、捜査当局の求めに応じて帰国していた。

 ゴタバヤ氏は航空機や武器の購入にからんで、賄賂を受け取っていた疑いが持たれている。シリセナ政権が発足させた汚職対策委員会に23日に召喚され、事情聴取を受けた。

 ラジャパクサ氏は、大統領選で公示後に野党対立候補を与党にくら替えさせた見返りに、閣僚ポストを与えたことが汚職に当たるとされている。24日に汚職対策委に呼び出されていたが、ラジャパクサ派議員が議会で抗議の座り込みを行い審議が空転したため、汚職対策委側が今後、ラジャパクサ氏を自宅に訪ねて事情を聴くことになった。

 シリセナ大統領は、ラジャパクサ前政権の保健相で、前大統領一族の政治支配による腐敗がはびこっているとして大統領選に出馬、小差で勝利した。前政権の汚職追及は選挙公約だった。近く国会を解散して総選挙を行い政権基盤を整える意向で、前大統領が支持者から立候補を求められる中、前大統領派の復権の動きを封じることも狙っているもようだ。

128チバQ:2015/04/23(木) 21:35:28
http://www.sankei.com/world/news/150328/wor1503280039-n1.html
2015.3.28 19:40

スリランカ大統領の弟殺害、男がおので襲撃 動機は「個人的な不和」





 英BBC放送などは28日、スリランカのシリセナ大統領の弟で、実業家のプリヤンタ・シリセナ氏(42)が男におので襲われ、搬送先の病院で死亡したと伝えた。男は既に逮捕されており、プリヤンタ氏との「個人的な不和」が動機という。

 事件は26日、中部ポロンナルワで発生。プリヤンタ氏は頭に深い傷を負い、最大都市コロンボの病院に搬送され治療を受けたが、28日に死亡した。政府声明によると、事件発生時、友人と口論中だったという。

 1月に就任したシリセナ大統領は襲撃の際、中国を訪問していて不在だった。(共同)

129チバQ:2015/04/23(木) 21:35:29
http://www.sankei.com/world/news/150328/wor1503280039-n1.html
2015.3.28 19:40

スリランカ大統領の弟殺害、男がおので襲撃 動機は「個人的な不和」





 英BBC放送などは28日、スリランカのシリセナ大統領の弟で、実業家のプリヤンタ・シリセナ氏(42)が男におので襲われ、搬送先の病院で死亡したと伝えた。男は既に逮捕されており、プリヤンタ氏との「個人的な不和」が動機という。

 事件は26日、中部ポロンナルワで発生。プリヤンタ氏は頭に深い傷を負い、最大都市コロンボの病院に搬送され治療を受けたが、28日に死亡した。政府声明によると、事件発生時、友人と口論中だったという。

 1月に就任したシリセナ大統領は襲撃の際、中国を訪問していて不在だった。(共同)

130チバQ:2015/04/26(日) 18:50:29
http://www.sankei.com/world/news/150426/wor1504260001-n1.html
2015.4.26 17:00
【モディ政権考】
原発促進「核燃料を」訴えるも、「NPT署名」言及せず 環境悪大国インド・モディ首相の〝苛つき〟





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大気汚染のスモッグと霧に包まれるインドの首都ニューデリー=2014年2月(AP)
 インドのモディ首相は4月に行った演説で、インドに地球温暖化対策を求める先進国に対し、「インドはクリーン・エネルギーを進めようとしているのに、原子力発電の燃料を供給しようとしない」と批判した。ただ、供給されないのは、インドが核武装していることが大きな理由だ。核拡散防止条約(NPT)への署名を拒否し、包括的核実験禁止条約(CTBT)にも未加盟だが、モディ氏は、これについては言及しておらず、インドの立場を繰り返すだけとなった。

 モディ氏は「皮肉なことだ。世界は気候について講釈を並べるが、私たちが環境保護に役立つ原発を推進したいので、必要な核燃料を供給してくれというと、彼らはそれを拒むのだ」と主張した。

 また、「世界は気候変動を懸念し、インドがその障害になっているとみな信じるようになっているが、私たちは自然は神のように尊敬されるもので、自然を守ることは人間性につながるものだとの文化で育ってきた」と訴えた。

 そのうえで、「おそらく私たちが何百年もの間、他者に統治されてきたからだが、私たちは自分たちの論点を伝えてこなかった。自分たちに自信が持てるようになるまで、こうした問題には対応できないだろう」と述べ、気候変動の防止について、インドは他者が定めた基準に従わされるのではなく、「自分たちが指導者になるべきだ」としている。

 その例として、生活様式を変えることが必要だとし、満月の夜に街灯を消すことや、週に一度は車でなく自転車で移動することをすすめている。

 インドは、中国、米国に次ぐ世界3位の二酸化炭素排出国。大気汚染が深刻でPM2・5の濃度は北京と並び世界最悪レベルにある。モディ氏には、国際社会から求められている温室効果ガスの排出量削減をはねつける狙いがあったとみられる。

 演説のあった4月6日、インド政府は大気中の汚染物質をリアルタイムで計測する新システムも各地に始動させた。

 被爆国である日本からインドへの原発輸出を可能にする原子力協定の交渉は、インドのNPT署名拒否などが障害となって進んでいない。(ニューデリー 岩田智雄)

131とはずがたり:2015/04/27(月) 22:47:19
すげえw

「こっちくんな、殺すぞ!」インド洋に浮かぶ島に住む未知の部族、よそ者を本気で攻撃する為調査進まず(インド)
2015年04月25日
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52190495.html

インド洋に浮かぶ北センチネル島には上空から見ると素晴らしい砂浜と生い茂った森林という完璧なロケーションの美しい島だが、迂闊に近づいては危険だ。この島には、文明を拒絶し、外界との接触を一切持とうとしない謎の部族が6万年以上前から暮らしており、近づく者に襲いかかってくるのだ。

 接触を図ろうとするよそ者は暴力によって出迎えられる。2006年には密漁を行っていた男性2名が殺害されたほか、情報収集のため低空を飛行する航空機やヘリコプターに対しても矢を射かけたり、投石を加えたりしてきた。

 インド領ベンガル湾内の島で暮らすセンチネル部族は、6万年前からここで暮らしていると推測されているが、彼らの言語、習慣、島の環境など、詳しいことほとんど分かっていない。よそ者には敵愾心をむき出しにするため、近くからの撮影に成功したことがほとんどなく、今の所、不鮮明な写真やビデオからしかその姿をうかがい知ることができないからだ。

 人口についても、50〜400人程度とはっきりしない。アンダマン諸島は2004年のスマトラ島沖地震で大きな津波の被害を受けているが、同諸島の一部を構成するこの島への影響は不明である。センチネル部族は少なくとも全滅は逃れたようで、津波後にインド沿岸警備隊のヘリコプター目掛けて矢の狙いをつける人物が撮影されている。

 しばしば“石器時代の部族”と称されることもある彼らは、世界で最も隔絶された人々だろう。かつては接触を試みたインド政府だが、数度の失敗を経て、現在では不干渉の立場を取っており、彼らとの接触を図る行為を刑罰の対象とまでした。また、同島から約5km以内に接近することも違法とされている。

NASAの衛星写真。地震前は約72km2のほぼ正方形の形をしていた。

 だが、付近の水域では密漁が増加中だ。部族民の権利保護団体であるサバイバル・インターナショナルの報告では、昨年、同水域では7名が密漁でインド沿岸警備隊に逮捕されている。そのうち1人は島に上陸し、部族民に接近したようだが、特に被害が出ることはなかった。

 サバイバル・インターナショナルによれば、センチネル部族はインフルエンザや麻疹など、一般的な疾病に対して免疫を有していないため、「地球上で最も脆弱な社会」である。完全に孤立していることが仇となり、疫病によって絶滅してしまう可能性が非常に高いのだ。

 実際、19世紀にイギリスの植民地支配を受けたアンダマン諸島の先住民族たちは、イギリス人が持ち込んだ疫病によって激減してしまった。最も最近の事例としては、4年前に最後の1人が亡くなって絶滅したボー族が知られている。

 「こうした絶滅からセンチネル族を守る唯一の手段は、部外者との接触を防ぐことです」と、同団体代表のステファン・コリー氏は説明する。だが、現在のところ、こうした外部からの脅威と太古の生活様式にもかかわらず、「非常に健康的で、用心深く、繁栄している」ようだ。

上空から難破船を撮影したもの。回収を試みる武装集団との戦闘で、センチネル族数人が命を落とした。

 彼らのよそ者に対する敵愾心は、過去に起きたいざこざも一部関係しているようだ。1980年代後半と90年代前半、難破船の鉄などを回収しようとした武装集団との戦闘で数人の部族民が殺害されている。外の世界は彼らに何ら益することなく、暴力と軽蔑しかもたらしてこなかったのだ。

132とはずがたり:2015/04/27(月) 23:23:05
まあチョモランマの高さが変わっても良いから先ずは何よりもネパールの市井の人たちの安全を祈る。

ネパール大地震でエベレストの高さが変わる可能性、専門家が指摘―中国紙
http://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20150427/Xinhua_16357.html
フォーカス・アジア 2015年4月27日 12時18分 (2015年4月27日 19時00分 更新)

エベレストが高くなるのか、低くなるのかについては、今のところ断定できないとしている。

133チバQ:2015/05/07(木) 20:48:14
http://www.sankei.com/world/news/150507/wor1505070020-n1.html
2015.5.7 07:23

ボリウッドスター俳優に禁錮5年 13年前の無免許飲酒ひき逃げで






6日、インド西部ムンバイの裁判所を車で出るカーン氏(ロイター)
 【ニューデリー=岩田智雄】インド西部ムンバイの裁判所は6日、インド・ボリウッド映画の男性スター俳優、サルマン・カーン氏(49)に対し、13年前に無免許飲酒ひき逃げ事件を起こしたとして過失殺人などの罪で禁錮5年の有罪判決を言い渡した。印メディアが伝えた。

 カーン氏は2002年9月、ムンバイで乗用車を飲酒運転してパン屋に突っ込み、歩道で寝ていた男性1人を死なせ、4人に片足や片腕切断などのけがを負わせた。運転免許は失効していた。カーン氏は、運転手が運転していたとして、無罪を主張していた。判決文を受け取る8日まで保釈を認められ、控訴する方針。

 カーン氏はシャールク・カーン氏、アーミル・カーン氏とともにボリウッド映画俳優の「三大カーン」と呼ばれ、「タイガー-伝説のスパイ」など多数のヒット作で主役を演じている。

134チバQ:2015/05/07(木) 23:14:27
http://news.livedoor.com/article/detail/10085050/
インドの路線バス内で女性が性的暴行受け死亡 現地高官「神の意志だ」―インドメディア

2015年5月7日 12時10分 FOCUS-ASIA.COM
観察者網は6日、インド・パンジャーブ州のバス車内で発生した性的暴行致死事件について、同州の教育相が2日に「神の意志」と発言したことが同国内で新たな論争を巻き起こしたとする、インド紙タイムズ・オブ・インディアの2日付報道を伝えた。

事件では、女性が走行中の路線バスの車内で性的暴行を受けたのち、車外に放り出されて死亡した。この路線バスは、同州副首相の所有企業が運営していたものみられる。

教育相は「いかなる人も事件の発生を阻止することはできなかった。何が起きようと、すべて神の意志だ」、「われわれは今後予防措置を取ることはできるが、事故であろうが何であろうが、自然に勝つことはできない」など、女性の死因をごまかすような発言を繰り返した。

被害女性の家族は、バス会社の社長が過失致死罪に問われるまで女性の遺体を火葬しないことを決定。父親は「娘は正義を求めている。まさか法律というものはバス事業者の罪すら問えないほど弱いものなのか」、「ある人たちから妥協を迫られたから、息子を安全な所に隠している。自分の要求を満たさない限り、娘の検死もさせない」と怒り交じりに語った。

(編集翻訳 城山俊樹)

135チバQ:2015/05/08(金) 00:42:11
http://www.jiji.com/jc/a?g=afp_all&k=20150507032691a
インドのカンニング常態化、背景に貧困や丸暗記重視の教育


【ニューデリーAFP=時事】当時15歳だったインドの女子生徒、パヤリさんは、学年試験の会場に入る前にこっそり手に解答などを書くことが不正だと分かっていた。だが、他の大勢の生徒と同様に、試験で合格しなければというプレッシャーが非常に大きかったため、カンニングに頼ってしまった。(写真はニューデリーの市場にある「スパイ用品」販売店)
 試験で高得点を獲得することは、将来、きちんとした就職や進学をするための唯一の方法だ。試験に落ちれば、長い間、自分の家族を苦しめてきた貧困から抜け出すチャンスが台無しになる。
 現在17歳のパヤリさんは、首都ニューデリーの学校から帰る途中、AFPに「覚えることがあまりに多いし、親や先生からのプレッシャー、友達との競争のプレッシャーもある」と話した。
 専門家によると、インドでは、昔からあるカンニングペーパーからハイテクの隠しカメラまでカンニングが常態化している。公立の学校では、各学年で行われる試験を異常なほど重要視しているという。
 先月、インドで最も貧しい州の1つ、東部ビハール州で、試験中の子どもにカンニングのメモを渡そうと、多くの家族が校舎の壁をよじ登る映像がテレビで流れ、世界中でトップニュースとして取り上げられた。試験会場の窓からカンニングシートを手渡す家族を学校関係者や警察当局者が見て見ぬふりをする様子も映された。
 カンニング事件により、資金不足や多すぎる生徒数、ほぼ丸暗記の学習法など、インドの多くの学校が抱える問題が浮き彫りとなった。多くの貧しい家族は子どもがより良い生活の足掛かりを得るのを助けるため、自分たちにできることは何でもせずにはいられない。インドでまん延する汚職文化に加え、こうした事情がカンニングの常態化につながっている。
 ■「システムが生徒をダメにする」
 学校教育を推進する政府機関の元代表、アルジュン・デーブ氏は、記憶力を試す試験を過度に重視することで、創造力や論理的思考が損なわれていると指摘する。デーブ氏はAFPに「このシステムが変わらない限り、カンニングは今後も試験でよくみられる行為になる」と述べた。
 インドの調査機関の発表によると、6年間の学校教育を終えた57万人のうち半数が、平易な文章を読んだり、簡単な算数の問題を解いたりすることができなかった。インドの識字率は65%にとどまっている。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕(2015/05/07-12:31)

136チバQ:2015/05/08(金) 20:50:37
http://www.sankei.com/world/news/150508/wor1505080025-n1.html
2015.5.8 18:32

日本大使もあわや…パキスタン北西部で軍ヘリ墜落、ノルウェー、フィリピン大使ら7人死亡 テロ声明も軍は否定

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 【ニューデリー=岩田智雄】パキスタン北西部ギルギット・バルティスタン地域で8日、各国大使や大使夫人を乗せた軍のロシア製ヘリコプターMi-17が学校の敷地に墜落し、軍の発表によれば、ノルウェーとフィリピンの大使を含む計7人が死亡、ポーランドとオランダの大使が負傷した。イスラム武装勢力「パキスタンのタリバン運動(TTP)」が犯行声明を出したが、軍は地元メディアに対し、テロの可能性を否定、事故との見方を示している。

 死亡したのはこのほか、インドネシアとマレーシアの大使夫人、乗員3人。学校は休校だった。タリバン運動はシャリフ首相を標的にしてミサイルで撃墜したと主張している。シャリフ氏はこの日、別の飛行機で現地に向かっていた。

 パキスタン外務省はこの日から3泊4日の日程で、30カ国以上の大使を夫妻で招いていた。大使らは4機に分乗、日本大使は別のヘリに乗っていて無事だった。

137チバQ:2015/05/26(火) 20:31:34
http://toyokeizai.net/articles/-/70918
熱狂からわずか1年、漂流するモディノミクス
あっさり剥がれた"ヒーロー"の化けの皮
シャーシー・タロール :インド国民会議派議員、元国連事務次長 2015年05月26日

インドのナレンドラ・モディ首相率いるインド人民党(BJP)政府は、この5月に政権誕生1年を迎えた。その実績を全体的に評価するにはまだ早過ぎるが、インド国民の間ではすでに失望感が広がっている。

BJPは、国民会議派のマンモハン・シン首相率いる統一進歩同盟が10年にわたって政権に就いていた間野党だったが、その後期待の波に乗って政権の座に就いた。BJPの支持は事実非常に強く、同党はローク・サバー(インド議会の下院選挙)で30年ぶりに大多数を獲得した最初の党となった。

宴の後の現実

BJP政権に対する当初の期待は、その前の政権とは対照的であるという印象に基づくものだった。今度こそ無口な80代(決断力に欠け煮え切らない、と風刺されることが多かった)の老人が率いる対立の絶えない連立政権などではなく、果断な「行動の人」が率いる強力な一党政権になると国民は考えていた。


モディは、グジャラート州を成功に導いたのと同じ手法で、インド全体に成功をもたらすだろうと訴える賢い(またカネのかかった)キャンペーンを通じて選挙戦に送り込まれた。雇用を生み出すと約束し若者を魅了し、成長や改革を促すと年長者たちを説得したモディは、信任を勝ち得てインド社会を驚かせた。これに対し、国民会議派はこれまでで最低の結果を残した。

モディは選挙以来、エネルギッシュに国外に出掛け、海外からの投資を歓迎すると売り込んできたと同時に、他国の製造業者に「メイド・イン・インディア」を進めるよう呼び掛けてきた。だがモディの海外訪問は、グジャラート州で2002年の反ムスリム虐殺の際に1000人以上の死者が出たことに対し、同州首相として少なくとも過失はあったとする非難を受けているだけで、たいして成果をあげていない。

国内における実績もまたぱっとしない。モディの演説やキャッチフレーズは、彼のファンを依然魅了し続けてはいるが、その内容と現実の差は日を追うごとに広がっていくばかりだ。

実際、「寛容」と「和解」を雄弁に唱える割には、モディはBJP閣僚や議員による、ヒンドゥー以外の少数派との関係を悪化させるようなヘイトスピーチに対しては沈黙を守っている。BJPは発展を訴えながらも、偏見が横行している。これは矛盾であり、この矛盾は、選挙での勝利の支えとなった勢力を切り離すことでしか解決できない。

同じように、モディは「最小限の政府による、最大限の統治」という公約も守っていない。それどころか、モディは1970年代半ばのインディラ・ガンディーの非常事態宣言以来最も中央集権的で、トップダウンで、官僚主義的な政権を作ってしまった。

138チバQ:2015/05/26(火) 20:31:51
国営企業の民営化計画はどこへやら

過剰なまでに民主主義的で、協議好きかつ合意好きだったモディの前任者の下で「意思決定が麻痺している」とされていた状態を非難していた者は、今ではまた別の種類の麻痺状態に直面しているのだ。モディのオフィスにファイルが積み重なっている状態だ。意思決定はそこでしか行われないからだ。

3人からなる独立選挙管理委員会の2名を含む管理職の地位はまだ決まっておらず、重要な組織が効果的に機能できなくなっている。透明性と説明責任について話すわりには、モディは中央情報委員会長も中央監視委員長もロクパル(議員と中央政府の職員が関与する汚職のケースのすべてに対し管轄権を持つオンブズマン)もまだ任命できずにいる。

彼が自らにしか決定できない事柄に追われすぎている間、政府もさまよっている状態だ。こうした中、あからさまに矛盾したアプローチを進めようとするケースもある。

一つの例が経済政策だ。モディは「政府がビジネスに手を出す筋合いはない」と宣言したものの、自分の政府が航空会社やホテルを所有している事実を解決しようとしていない。それどころか、公共部門の巨大企業の民営化については、もはや触れなくなっている。

さらに、かつては投資家を引き付け、主要産業の成長を促進するには欠かせないと考えられていた労働市場の自由化については、棚上げとなってしまっている。楽観的に語られていた改革については、「インクリメンタリズム(漸増主義)」の尊重という、正式に打ち出された「イズム」に取って代わられてしまった。

壮大な構想を発表しながらも、それに予算を充てられない、という事態も起きている。だが、それより悪いのは、教育や公衆衛生、保健、女性の安全対策に対する予算は(BJPの選挙キャンペーンの最大の売りだったにもかかわらず)すべてカットされてしまった。

評価を下げた「あのスーツ」

こうした事態を国民はすべてお見通しだ。特にインドの農民はこれに対して憤慨している。前政府で成立した土地収用法が、強引とも言える一連の修正により骨抜きにされてしまったからだ。

一般的な国民も、国民に尽くすことを約束したモディが、いまや派手な服装をしてほかの有名人たちと酒を酌み交わすようなどこにでもいるセレブへの転身に感心はしていない。

とりわけ、今年1月に米オバマ大統領がインドを訪問したとき、モディが自らの名前がストライプ一本一本に縫い込まれたスーツを着用していたことに対する評価は厳しい。この見せ物に愕然とした国民は、デリー州議会選挙において早速BJPに恥をかかせた。1年前は圧勝していたデリーで、今度は野党が立ち直りつつあるのだ。

モディはある意味では運がいいと言える。短期間で自らの政権の欠陥がここまで明らかになったのだから。あとはその欠陥に対処するだけでいい。その時間はある。例のストライプのスーツを急いでチャリティ用オークションに出したことを考えても、学習能力はあるようだ。しかし残念ながら、残りの「間違い」はそう簡単に修正できるもではないが。

(c)Project Syndicate

139チバQ:2015/05/26(火) 20:58:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150526-00000042-jij_afp-int
インド熱波、死者800人超に 首都で道路溶ける
AFP=時事 5月26日(火)19時13分配信
【AFP=時事】インド全土を襲っている熱波による死者は、26日までに800人以上に達した。首都ニューデリー(New Delhi)では道路が溶け出す事態も起きている。

【写真10枚】うだる暑さをしのぐ人々

 インド各地では最高気温が50度に迫る酷暑が続いており、暑さが和らぐ兆しはない。病院は心臓発作の患者の発生に警戒し、当局は人々に屋内にとどまるよう呼び掛けている。

 最も厳しい熱波に見舞われている南部のアンドラプラデシュ(Andhra Pradesh)州では先週、550人が死亡。週明け25日の気温も47度まで上昇した。また同州の南のテランガナ(Telangana)州の先週の死者は231人となっており、週末も気温は48度に達した。

 一方、西部のオリッサ(Orissa)州では11人、東部の西ベンガル(West Bengal)州では13人が、熱波による死者として確認されている。

 印日刊紙ヒンドゥスタン・タイムズ(Hindustan Times)によれば、25日にはニューデリーでも過去2年で最高の45.5度に達し、例年この時期の平均気温よりも5度高くなった。同紙が1面に掲載した写真では、ニューデリー市内の主要道路が熱によって溶け、横断歩道の塗装がアスファルトに混ざっている様子が写されている。【翻訳編集】 AFPBB News

140とはずがたり:2015/05/28(木) 16:55:05
韓印の間の安保協力ってどんなんや??

韓国とインド、安保協力の強化で合意 共同声明採択
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPKBN0O32AW20150518
2015年 05月 19日 08:07 JST

[ソウル 18日 ロイター] - 韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領とインドのモディ首相は18日、安全保障分野での協力強化を盛り込んだ共同声明を採択した。韓国はまた、インドのインフラ整備向けに100億ドルの資金支援を約束した。

韓国の企画財政省と韓国輸出入銀行は、10億ドル規模の経済開発協力基金を創設。インドに90億ドルの輸出信用を供与する、という。

共同声明は10項目のうち7項目が安保協力に関する内容だった。

モディ首相は経済関係強化に向けたアジア歴訪の一環として、2日間の日程で韓国を訪問中。首相は先に中国、モンゴルを訪問している。

モディ首相は会見で「インド防衛部門への韓国企業の参加を支援するよう朴大統領に要請した。大統領の反応は前向きだった」と述べた。

141とはずがたり:2015/05/28(木) 16:59:42
>>138
酷いなぁ。。日本の民主党政権みたいだ(;´Д`)

>過剰なまでに民主主義的で、協議好きかつ合意好きだったモディの前任者の下で「意思決定が麻痺している」とされていた状態を非難していた者は、今ではまた別の種類の麻痺状態に直面しているのだ。モディのオフィスにファイルが積み重なっている状態だ。意思決定はそこでしか行われないからだ。

>透明性と説明責任について話すわりには、モディは中央情報委員会長も中央監視委員長もロクパル(議員と中央政府の職員が関与する汚職のケースのすべてに対し管轄権を持つオンブズマン)もまだ任命できずにいる。

>モディは「政府がビジネスに手を出す筋合いはない」と宣言したものの、自分の政府が航空会社やホテルを所有している事実を解決しようとしていない。それどころか、公共部門の巨大企業の民営化については、もはや触れなくなっている。

>かつては投資家を引き付け、主要産業の成長を促進するには欠かせないと考えられていた労働市場の自由化については、棚上げとなってしまっている。

>壮大な構想を発表しながらも、それに予算を充てられない、という事態も起きている。だが、それより悪いのは、教育や公衆衛生、保健、女性の安全対策に対する予算は(BJPの選挙キャンペーンの最大の売りだったにもかかわらず)すべてカットされてしまった。

142とはずがたり:2015/05/29(金) 22:23:21
インド14年度GDPは7.3%増、予想届かず-中国成長率下回る
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NP42A76JIJVR01.html
2015/05/29 21:33 JST

  (ブルームバーグ):インドの2014年度(14年4月-15年3月)経済成長率は予想を下回った。中国を抜いて主要国の中で最も高成長の国となることはできなかった。

中央統計機構の29日発表によれば、14年度国内総生産(GDP )は前年度比7.3%増。ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査の中央値では7.4%増が見込まれていた。中国の14年成長率は7.4%だった。

1-3月(第4四半期)GDP は前年同期比7.5%増だった。

原題:India Misses Chance to Outpace China as Growth Lags Estimate (1)(抜粋)

143チバQ:2015/05/29(金) 23:05:58
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150529-00000046-jij_afp-int
インドの熱波、死者1800人に 過去20年で最悪
AFP=時事 5月29日(金)20時19分配信

インドの熱波、死者1800人に 過去20年で最悪
インド・アーメダバードで、枯れた湖を歩く男性(2015年5月28日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】インドで29日、熱波による死者が過去20年で最多となる1800人に達し、当局は熱中症患者を救急医療患者として治療するよう各地の病院に指示した。

【写真特集】熱波に見舞われたインド

 インドでは毎夏、貧困層を中心に数百人単位の人々が暑さで死亡しているが、今年の死者数はすでに年平均の2倍に達している。

 だが専門家によると、実際の死者数はさらに多い恐れがある。熱中症の影響を最も受けやすい貧困層やホームレスの人々は、病院で亡くなることが少ないからだ。

 これまでに確認された死者の大半は南部のテランガナ(Telangana)州とアンドラプラデシュ(Andhra Pradesh)州からで、現地の医師によると両州各地の病院は重度の熱中症患者であふれかえっているという。【翻訳編集】 AFPBB News

144チバQ:2015/06/03(水) 22:08:59
http://www.sankei.com/world/news/150603/wor1506030009-n1.html
2015.6.3 00:35

印首相逮捕に12億円の懸賞金 パキスタン・イスラム協会 

ブログに書く1




 【ニューデリー=岩田智雄】パキスタンのイスラム保守政党、イスラム協会総裁のシラジュル・ハク上院議員は2日、カシミール地方のパキスタン支配地域で演説し、インドのモディ首相逮捕に10億ルピー(約12億円)の懸賞金をかけると発表した。パキスタン紙ドーンが伝えた。

 ハク氏は、モディ氏がカシミール地方や印西部グジャラート州で、多数の市民を殺害していると非難した。

145チバQ:2015/06/07(日) 11:18:56
http://mainichi.jp/select/news/20150607k0000m030077000c.html
インド・バングラデシュ:飛び地交換、国境画定で合意
毎日新聞 2015年06月06日 22時05分(最終更新 06月06日 22時47分)

 【ニューデリー金子淳】インドのモディ首相は6日、バングラデシュの首都ダッカでハシナ首相と会談し、両国の国境付近に点在していた飛び地領土の交換などを通じて、国境を画定させることで正式に合意した。国境画定を巡っては両国が1970年代から交渉を続けていた。インド側は、バングラデシュで中国の影響力が増す中、長年の懸案事項を解決し、関係強化につなげる狙いがあるとみられる。

 インドメディアなどによると、両国はそれぞれ自国側にある相手国の飛び地を接収する。飛び地はバングラデシュ側に111カ所(総面積約6900ヘクタール)、インド側に51カ所(同約2800ヘクタール)あり、計5万人以上が暮らす。飛び地の住民は、その場に残って相手国の国籍を取得するか、自国領へ移住するかを選べる。

 両国は74年、領土交換の実施で合意。2011年にはインドのシン前首相とハシナ氏が国境画定に向けた議定書に調印した。先月にインドの上下両院が領土交換を認める憲法修正案を可決し、今回の正式合意につながった。

 会談後の共同記者会見で、ハシナ首相は国境画定について「歴史的な瞬間だ」と歓迎。モディ首相も「国境地帯がより安全で安定するだろう」と応じた。

 飛び地は17世紀ごろ、周辺を支配していたクーチ・ビハール藩王国とムガル帝国との間で領土争いが起きたのがきっかけで形成されたとされる。1947年に周辺地域が東パキスタン(現バングラデシュ)として分離独立したが、藩王国はインドへ帰属したため、多数の飛び地ができた。飛び地では国境線をまたぐ移動が制限され、自国の支配が及ばなくなったことから、インフラや公共サービスの整備が遅れたとされる。

 両首脳は会談で、国境沿いの人身売買や麻薬取引などの違法行為の取り締まりやテロ対策などについても協議した。

146チバQ:2015/06/07(日) 11:21:13
>>145の経緯
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%93%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%AB

147チバQ:2015/06/10(水) 23:06:49
http://www.sankei.com/world/news/150610/wor1506100002-n1.html
2015.6.10 11:00更新
【モディ政権考】
ヒンズー至上主義者によるヘイト・スピーチに高まる不満 モディ首相は「いかなる差別・暴力も許されない」と鎮火に必死だが…

 インドのモディ首相が、インドで少数派のキリスト教徒やイスラム教徒への政権周辺から相次ぐヘイト・スピーチの抑止に神経をとがらせている。政権発足から1年余りの間に、こうした発言に対する反発が強まっているからだ。

 モディ氏は1日、インドのUNI通信のインタビューに応じ、ヒンズー至上主義の与党、インド人民党(BJP)内部や周辺から発せられるヘイト・スピーチをどう阻止するかを問われ、「いくつかの残念な発言がなされてきたが、これらは完全に不当なものだった。憲法はすべての国民に信仰の自由を保障しており、それには議論の余地はない」などと強調した。

 また、5月30日付のトリビューン紙のインタビューには、「いずれの見方も私たちの観念とは一致せず、すぐに取り消している。いつまで攻撃するのだ」と応じ、29日のPTI通信のインタビューでは「いかなる社会に対するどんな差別も暴力も許されない」と述べた。

 モディ氏がヘイト・スピーチを重ねて非難した背景には、要人からキリスト教徒やイスラム教徒を差別する発言が相次いでいるのに、モディ氏から、これを非難する強いコメントが聞かれないとの批判の声が上がっていることを意識したものとみられる。

 国民会議派主導の前政権で首相を務めたマンモハン・シン氏も27日の講演で、「過去は極めて偏った社会観によって継続的に書き換えられており、異議は抑えこまれている」とモディ政権を批判していた。

. インドでは、昨年12月、シン内相が「反改宗法」の導入を訴え、ヒンズー教からイスラム教やキリスト教などへの改宗を阻止したいとするBJPの主張を強調、信教の自由に反するとの批判を浴びた。

 BJP所属のジョティ食品加工業担当相(閣外相)も12月、デリー首都圏議会選のための演説で、「(ヒンズー教の)ラーマ神の子供の政府か、庶子の政府か」を選ぶときだと聴衆に訴え、ヒンズー教徒以外の候補者を攻撃した。

 BJPが支持基盤とするヒンズー至上主義組織、民族義勇団(RSS)の指導者は今年2月、ノーベル平和賞受賞者のマザー・テレサについて「社会事業のためではなく、キリスト教への改宗を働きかけるために活動した」と述べ、反発を招いた。

 モディ氏はこれまで、ジョティ氏の発言については、議会で謝罪している。ただ、最近のインタビューで、どの発言を問題視しているかについては具体的に言及していない。(ニューデリー 岩田智雄)

148チバQ:2015/06/18(木) 21:21:40
http://www.sankei.com/world/news/150531/wor1505310003-n1.html
2015.5.31 17:00
【モディのインド(上)】
対中抑止の「近交遠交」 ブータン、モンゴルなどと関係強化

 インドでナレンドラ・モディ首相が就任して26日で1年。ヒンズー至上主義のインド人民党を10年ぶりに政権に返り咲かせたモディ氏は、積極外交で国際社会に着実な地歩を築く一方、国内では宗教対立を放置しているとの批判もある。モディ政権の1年を3回にわたって検証する。(ニューデリー 岩田智雄)

     ◇

 「あの国を私の首相としての最初の訪問国にしたのは当然の選択なのです」

 モディ首相は就任直後の昨年6月、初外遊先のブータンに出発前、ニューデリーで強調した。

 モディ氏が最初の訪問国に日米などの主要国ではなく、中国とインドに挟まれたヒマラヤの小国ブータンを選んだことに国際社会は意表を突かれた。だが、そこには「まずは近隣諸国との関係を固める」という戦略的計算が隠されていた。当時、中国への接近を探っていたブータンに、経済や安全保障をインドに依存している現状を再確認させ、中国になびかないようクギを刺す意図があったのだ。

 インドはかつて、もう一つのヒマラヤの国ネパールとの外交で苦杯をなめたとの思いがある。ネパールでは2008年、インドと関係が深い王室が廃止され、インドの強い影響下にあったネパールは中印の支援をてんびんにかけ始めた。モディ氏のブータン重視には、中印の緩衝地帯であるブータンの「ネパール化」を防ぐ狙いがある。

 モディ氏は8月にネパールも訪問。先月の大地震でも早々に支援を表明した。

  ■  ■  ■

 「私の再選は、インド情報機関と米政府による謀略で阻止されたんだ」

 今年1月の大統領選でシリセナ新大統領が誕生したスリランカ。選挙に負けて退陣したラジャパクサ前大統領は、香港紙の取材にこう主張した。信(しん)憑(ぴょう)性は不明だが、元インド軍高官は「インドからシリセナ陣営にカネが渡った可能性はある」と分析する。

 インドと軍事的に対立する中国は、インド洋周辺諸国との関係強化を図る「真珠の首飾り戦略」の一環として、ラジャパクサ前政権を取り込んだ。しかし、今のシリセナ政権は米印との関係を重視し、中国とは距離を置く外交に転換した。

 元インド軍高官は「モディ氏の近隣国外交は成功を収めた」と言い切った。

  ■  ■  ■

 モディ氏は、主要各国の首脳と親交を深める姿勢も鮮明にしている。昨年8〜9月の日本訪問では対印投資の拡大を引き出した。続く訪米では、自身の査証発給問題や印女性外交官の逮捕・拘束などで悪化した関係を修復。11月にはオーストラリアを訪れ、ウラン供給の約束を取り付けた。

 そして今月14〜16日の初訪中。カシミール地方の中印実効支配線などでの中国の「領土拡張主義」に関する批判の調子を弱め、インドの高速鉄道建設を含む経済協力などで合意した。

 中国は昨秋の習近平国家主席の訪印前、実効支配線付近で軍事的圧力をかける「恫(どう)喝(かつ)外交」を見せた。しかし、今回のモディ氏訪中に絡み、そうした動きは表面化していない。「領土問題を棚上げし、投資増と貿易赤字削減への道筋を付けようとするインドの外交努力が反映された」(ネール大のビベク・ミシュラ研究員)ともいえる。

  ■  ■  ■

 さらに浮上したのが、中国との関係維持を図りつつ、域内の他国と手を結んで中国抑止を狙う「近交遠交」戦略だ。

 モディ氏は訪中に続いてインド首相として初めてモンゴルを訪れ、「戦略的パートナーシップ」の強化を確認した。中国とロシアに挟まれたモンゴルとの関係を強め、逆に中国を挟み込んで牽(けん)制(せい)するのが狙いだ。中国が、真珠の首飾り戦略とヒマラヤ諸国との関係強化で「インド包囲網」の構築を図ったことに対する意趣返しでもある。

 モディ氏はインドの対外政策に新たな地平を開きつつある。

149チバQ:2015/06/18(木) 21:22:22
http://www.sankei.com/premium/news/150606/prm1506060011-n1.html
2015.6.6 17:00
【モディのインド(中)】
李克強首相ともスマホで「自撮り」 SNS駆使し、支持拡大 一方通行に批判も

 インドのモディ首相は、情報発信に短文投稿サイト「ツイッター」などのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を愛用してきた。昨年の訪日時には日本語でつぶやき、5月14日からの訪中前には、中国版ツイッターの微博(ウェイボー)で中国語のメッセージを発信し始めた。ただし、メディアのインタビューに応じることはまれで、政権に対する厳しい質問を避けているとの批判も上がっている。

     ◇

 「さあ自撮りの時間だ」

 今月15日、北京での李克強・中国首相との会談後、モディ氏は2人並んだ記念写真を自らスマートフォンで撮影し、ツイッターに投稿して世間を驚かせた。

 モディ氏のツイッターのフォロワーは約1200万人、フェイスブックの「いいね!」は約2800万に達する。モディ氏は、こうした情報発信を担う特別チームを抱えており、投稿を手伝わせるだけでなく、政権への反応を監視させているとされる。

 11日付のタイムズ・オブ・インディア紙によれば、モディ氏は微博のアカウント開設からわずか6日で4万6千人のフォロワーを獲得した。中国国民に直接語りかける手法が中国政府に歓迎されているという。

 李首相との会談翌日、上海で在留インド人を対象に行った演説では、前政権との違いをアピールするために「(自分が首相になる)以前は、インドに生まれたことが恥ずかしかったものだ」と述べたため、ネット上で猛烈な批判を浴び、“炎上”も経験済みだ。

 米ミシガン大のジョヨジート・パル助教授は、米誌に掲載した論文で「モディ氏のツイッターのフォロワー数は、オバマ米大統領に次いで政治家としては世界で2番目の人気だ」とし、「モディ氏は、若い世代の向上心に自分の姿を植え付け、技術に詳しい指導者であるとの印象を作ることに成功した」とモディ氏のSNS戦略を評価している。

  ■  ■  ■

 情報発信に熱心なモディ氏だが、メディアの質問はほとんど受け付けない。昨年の訪日前にはニューデリー駐在の日本人記者団、訪中前には中国人記者団のインタビューに応じたものの、回答はほとんど政府側が事前に用意したものだった。インドのメディアに対しても、政権発足から1年間は、ヒンドゥスタン・タイムズ紙など2紙の取材に応じただけで、現場の記者は不満を募らせている。

 首相に就任するまでは西部グジャラート州政府の首相だったモディ氏は、2002年に同州でヒンズー教徒によるイスラム教徒虐殺事件が起きた際、十分な対応を取らなかったとしてメディアに攻撃された。

 メディア専門家で元デリー大講師のS・K・アガルワル氏は「モディ氏は、主要メディアが虐殺事件で不当に自分を批判してきたと思っている。厳しい質問に答えたくないため、メディアから距離を置いてきた。その傾向は首相になってからも変わらない」と指摘し、「政権の誠実性と透明性を確保するうえで、危険なやり方だ」と語った。

  ■  ■  ■

 モディ氏は選挙運動で、気に入らない報道をしたメディアを「雇われメディア」となじったことさえある。編集幹部やベテラン記者との対話の機会は提供しているものの、「メディア側は、モディ氏が不快になるような質問をしない。支持率が高く、広告出稿の多い産業界と良好な関係を保つモディ氏に畏怖の念を抱いているようだ」(アガルワル氏)という。

 モディ政権発足から1年となる26日、インド主要紙の1面の半分はモディ氏の実績を誇示する政府広告で埋められた。一方通行の情報発信を許すメディア側の責任も問われている。(ニューデリー 岩田智雄)

150チバQ:2015/06/18(木) 21:23:17
http://www.sankei.com/world/news/150607/wor1506070001-n1.html
2015.6.7 17:00
【モディのインド(下)】
ヒンズーVSイスラムなど宗教対立が激化 国是の「政教分離と他宗教の融和」はどうなるのか?
 ヒンズー至上主義者とされるモディ首相は、ヒンズー教徒が国民の約8割を占めるインドで保守派の強い支持を得る。一方で、イスラム教徒を狙い撃ちにしたような政策が打ち出されたり、キリスト教徒に対する暴力事件が続発したりするなど、インドが国是とする「政教分離と多宗教の融和」は大きく揺るがされている。

   ■  ■  ■

 「インド人民党(BJP)の議員7人がデリーの大統領府に行き、法案成立を願い出たんだ。それで、19年間棚上げになっていた法案にムカジー大統領が署名してしまった。モディは、われわれイスラム教徒を標的にしたのだ」

 インド最大の商業都市ムンバイの街角で肉屋を経営する「ボンベイ郊外牛肉販売業者福祉協会」会長でイスラム教徒のモハンマド・アリ・クレシ氏は、うらめしそうに語った。

 ムンバイを擁する西部マハラシュトラ州では今年3月、ヒンズー教徒が神聖視する牛に関し、食肉処理や肉の販売を禁止する「動物保全法」の改正が行われた。神聖視の対象だった雌牛に加え、雄牛も食肉処理や肉の販売を禁じる対象となった。違反すれば最高で禁錮10年を科せられる。

 この州では昨年、「モディ人気」の波に乗って、BJPが地方議会選で勝利し、19年前に議会で可決されながら放置されていた法案を成立させたのだ。

 これにより、食肉処理に携わる州内のイスラム教徒を中心とする約10万人が影響を受けた。ヒンズー教徒も、鶏肉やヤギ肉に比べて安価な牛肉を常食とする不可触民などの貧困層が貴重なタンパク源を失い、皮革加工業者も打撃を受けた。

 クレシ氏は「家畜として役に立たなくなった牛を食肉用として売り、稼ぎの一部にしていた農民も苦しんでいる。農民の自殺者が増えるだろう」と語気を強めた。ムンバイやその近郊では同法改正に抗議する反政府デモが頻発している。

  ■  ■  ■

 法案の成立をモディ氏が主導した証拠はないが、モディ氏が了解しなければ大統領は法案に署名しなかっただろうというのが一般的な見方だ。しかも、モディ氏が州首相を務めたグジャラート州では、同氏の主導で同様の規制強化が実現。ニューデリー近郊のハリヤナ州でも今年、似たような法規制が打ち出された。

 ラジナット・シン内相は、こうした法律を全国に広げるため、最善を尽くすとまで発言している。

 インドの右翼団体、世界ヒンズー評議会(VHP)のラクシュミナラヤン・チャンドク氏も「牛を殺すことは文化的に許されない。私たちは法案成立を長い間要求してきた。インドはモディ氏の下で経済的にも文化的にも世界の強国になるだろう」と歓迎する。


 ■  ■  ■

 デリー首都圏の聖セバスチャン・カトリック教会。ここでは昨年12月1日、放火事件が発生した。焼けただれた建物は今もそのままだ。ヒンズー過激主義者の犯行とみられるが、警察の捜査は進まない。

 「これは教会だけでなく、国民の平等をうたった憲法に対する放火だ」とアンソニー・フランシス神父は憤った。

 西ベンガル州では2月、70歳の修道女がヒンズー過激主義者とみられる集団に性的暴行を受けた。カトリック教会管区によれば、昨年5月のモディ政権発足から1年間で全国で起きた、キリスト教徒への暴力や脅迫、嫌がらせは約150件で、以前に比べ急増した。

 教会の広報担当者は「モディ氏からは、過激主義者を非難する強い言葉が聞こえてこない。それどころか、政権幹部からはキリスト教の布教活動を批判する発言まで聞かれる。これでは、過激主義者をつけあがらせるだけだ」と話す。

 インド独立の父、マハトマ・ガンジーのひ孫で評論家のトシャール・ガンジー氏は「民主的政府は、すべての市民のために働かなければならない。2年目のモディ政権はより厳しい状況に置かれるだろう」と警告した。(ムンバイ 岩田智雄)

151チバQ:2015/06/21(日) 14:33:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150621-00000009-jij_afp-int
密造酒による死者90人に、100人超える恐れも インド・ムンバイ
AFP=時事 6月21日(日)10時13分配信

密造酒による死者90人に、100人超える恐れも インド・ムンバイ
インド・ムンバイで、密造酒を飲んだ家族の死を嘆き悲しむ住民(2015年6月19日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】インド西部の都市ムンバイ(Mumbai)で密造酒を飲んだ住民が相次いで死亡した事件で、地元警察は20日、死者数が90人に達したと発表した。現在も40人以上が病院で治療を受けており、最終的な死者数は100人を超える恐れがあるという。

インドで密造酒飲み143人死亡(2011年)

 事件は、密造されたとみられる地酒を飲んだ住民が17日朝に体調を崩し始めたもので、警察によれば20日にも新たな患者が病院に運び込まれたという。

 これまでに5人が、ムンバイ市内のスラム街マラドウエスト(Malad West)で密造酒を製造・販売した容疑で逮捕された。また、同地の巡回を担当する警察官8人が「職務怠慢」で停職処分となっている。

 ムンバイ警察では、今回の犠牲者らが飲んだ酒に高濃度のメタノールが含まれていた可能性があるとみて捜査している。不凍剤や燃料として使われるメタノールは毒性が強いが、アルコール分を安く簡単に増量する狙いで密造酒に混入されることが多い。

 インドでは密造した酒が頻繁に「地酒」として出回り、広く流通している。安いものでは250ミリリットル瓶が1ドル(約120円)以下で売られており、飲んだ人が中毒死する事件も多発している。ただ、そうした事件は地方の貧しい村で起きるのが一般的で、ムンバイのような大都市ではまれだ。【翻訳編集】 AFPBB News

152名無しさん:2015/06/28(日) 09:25:38
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150627-00043633-gendaibiz-bus_all
「臭いメシ」を私にも食べさせて!セレブも加害者家族も刑務所に群がる理由
現代ビジネス 6月27日(土)6時2分配信

 南アジア最大の刑務所といわれる、デリーのティハール刑務所では、午前11時ごろから、入り口に長蛇の列ができる。

 並んでいるのは面会者だけではない。彼らの目的は、刑務所内にあるレストランなのだ。ここの「売り」は、受刑者と同じメニューが味わえる点にある。

 実際の味は、そんなにマズくはない。野菜たっぷりの食事を格安の110ルピー(約200円)で食べることができる。

 だが、なぜ好きこのんで「臭いメシ」を食べたがるのだろう。その理由について、所長のムケシュ・プラサドは、受刑者と同じ環境を味わっておけば、将来の刑務所入りを免れると信じられているのだ、と指摘した。

 「彼らは受刑者と同じ食事をとることで、安心できるのです。持ち帰る人も含めれば、毎日200人が食事を購入します」

 富豪や政治家も、ここから定期的に食事を取り寄せるという。

 ともあれ、ティハール刑務所の年間売り上げは、関連する食器などを合わせると約5000万円に達する盛況ぶりである。

 コルカタの北にあるアリポール刑務所では、1993年に69人の犠牲者を出したテロリストが服役中だが、彼の家族は食事の購入を断られたので、毎日同じものを作って食べている。これで受刑者の運勢を少しでも変えられるというのだ。実際、このテロリストは刑務所で絵を描きはじめ、話題を集めるようになった。もしかしたら「御利益」があったのかもしれない。

 COURRiER Japon
2015年7月号

 (講談社刊、税込み800円)発売中

153チバQ:2015/06/29(月) 20:22:28
http://www.sankei.com/world/news/150627/wor1506270039-n1.html
2015.6.27 12:51

スリランカ議会解散 8月選挙、前大統領出馬か





 スリランカのシリセナ大統領は26日夜、来年4月の任期満了を待たずに同国議会(一院制、225議席)を解散した。現地からの報道によると、8月17日に総選挙が実施される。1月の大統領選で独裁的だったラジャパクサ前大統領を破ったシリセナ氏は、早期解散の方針を示していた。

 ラジャパクサ氏は、議会選に出馬する可能性が大きい。ラジャパクサ氏が当選すれば、議会を舞台に、親中国路線の同氏支持派と、日本を含めた全方位外交を訴えるシリセナ氏側との攻防が激しくなるとみられる。

 2010年4月の総選挙では、ラジャパクサ氏が主導した統一人民自由連合(UPFA)が大勝した。しかし1月の大統領選ではラジャパクサ氏の側近で、同連合の要職を務めたシリセナ氏が造反して当選。与党が議会少数派のため、シリセナ氏が目指す選挙制度改革の実現が困難になっていた事情も、今回の解散の背景にある。(共同)

154チバQ:2015/06/29(月) 20:23:17
http://www.sankei.com/world/news/150627/wor1506270046-n1.html
2015.6.27 17:19

スリランカ議会解散、総選挙は8月中旬 復権狙うラジャパクサ前大統領 脱中国依存が焦点に

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スリランカのラジャパクサ前大統領
 【ニューデリー=岩田智雄】スリランカのシリセナ大統領は26日夜、議会(1院制、定数225)を解散した。総選挙は8月17日に行われ、新議会は9月1日に招集される。

 前政権で保健相だったシリセナ氏は今年1月の大統領選で造反し、ラジャパクサ大統領を小差で破った。シリセナ氏が、所属政党のスリランカ自由党(SLFP)党首、ラジャパクサ氏が顧問となり、分裂状態の党は議会野党の立場を取っている。

 議会は、ウィクラマシンハ首相率いる統一国民党(UNP)中心の少数連立与党となっており、シリセナ氏は与党過半数を目指し、解散に踏み切った。

155チバQ:2015/07/01(水) 20:46:19
http://www.sankei.com/world/news/150701/wor1507010055-n1.html
2015.7.1 20:19

スリランカのラジャパクサ前大統領、復権目指し議会選に出馬、首相目指す 

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 【ニューデリー=岩田智雄】スリランカのラジャパクサ前大統領は1日、8月17日に行われる議会選への出馬を表明した。地元メディアが伝えた。同氏は、大統領選で与党内の造反にあい落選したが、首相候補として総選挙に臨み、復権を目指す。

 ラジャパクサ氏はスリランカ南部の自宅で演説し、「選挙に出馬を求める国民の要望を無視できない。立候補し、開発事業と経済改革を続けたい」と決意表明を明かした。

 スリランカでは、ラジャパクサ前政権下で保健相だったシリセナ氏が今年1月、政権の中国依存や親族登用、汚職疑惑を批判し、大統領選で現職のラジャパクサ氏を小差で破った。

 新大統領のシリセナ氏は、所属政党のスリランカ自由党(SLFP)の党首に就任し、一方でラジャパクサ氏は党顧問になったが、党は分裂状態となり、議会で野党の立場を取った。

 シリセナ氏は政権基盤を強固にするため、6月26日に議会解散に打って出ていた。スリランカでは、実権は大統領が持つが、ラジャパクサ派が勝利すれば、脱中国依存・バランス外交を進めるシリセナ氏は、さらに難しい政権運営を強いられそうだ。

156とはずがたり:2015/07/02(木) 15:05:32
インド日清、即席麺を回収 監督当局の要請で
共同通信 2015年6月30日 19時42分 (2015年6月30日 19時45分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20150630/Kyodo_BR_MN2015063001002381.html

 【ムンバイ共同】日清食品ホールディングス子会社のインド日清は6月30日までに、地元食品監督当局の要請に従い、インド市場での即席袋麺ブランド「トップラーメン」の販売を中止し、全品を回収すると発表した。
 当局は同ブランドの商品を承認していないとして日清側に回収を通達したという。これまでは販売が事実上認められていた。日清側は「承認を取り次第、販売を再開する」と従った。
 当局は6月、スイス食品大手ネスレの即席麺に基準以上の鉛が入っていたとして、全品回収を指示。ネスレは安全性に問題はないとして、法廷闘争に持ち込んだ。

157チバQ:2015/07/02(木) 19:35:29
http://www.sankei.com/world/news/150702/wor1507020002-n1.html
2015.7.2 11:00
【モディ政権考】
潘国連事務総長もポーズ! 物議かもした「国際ヨガの日」 「公金の無駄遣い」とインド野党





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6月21日、ニューヨークのタイムズ・スクエアで雨の中、ヨガのポーズを取る人たち(ロイター)
 6月21日はインドのモディ首相が提唱した最初の「国際ヨガの日」となり、インド各地や世界の主要都市では、政府の旗振りで大々的にイベントが展開された。では、インドの野党指導者らはどう反応したのだろうか。

 昨年5月開票の総選挙で惨敗を喫し、野党に転落した国民会議派。インド紙ヒンドゥスタン・タイムズによると、ソニア・ガンジー総裁と息子のラフル・ガンジー副総裁は国外滞在中で姿を見せず、その他の党幹部もイベントへの出席をボイコットした。

 シン事務局長は短文投稿サイト「ツイッター」で、「国際ヨガの日が、万人のためであることを望んでいる。しかし、このヨガの式典はまったくの公金の無駄遣いであり、モディ氏のイメージを作り上げることでしかない」と批判した。

 PTI通信によれば、左派のインド共産党マルクス主義派は、インドでは2億人近い人々が飢えに苦しんでいるとし、ヨガ・イベントを「国民が直面する基本的な問題から注意をそらさせるものだ」と主張した。

 野党だけでなく、モディ氏の与党であるインド人民党(BJP)と与党連合を構成する地域政党のTDP(アンドラプラデシュ州)、PDP(ジャム・カシミール州)などの幹部も「多忙」を理由にイベントには顔を出さなかった。

 政府は公務員や学校の生徒も動員し、ニューデリーだけで3万5985人を集めた。開始が午前7時からだったため、都市鉄道の早朝運転や駐車場確保など万全の準備で臨んだ。スワラジ外相は国連本部のあるニューヨークまで出向き、ヨガをPR。国連の潘基文事務総長もヨガのポーズを取った。野党は、こうした大がかりな行事に「浪費」と反発している。

 ただ、インドでは総選挙で吹き荒れた「モディ人気」は今も続いている。インド・メディアは中国や欧州を含む世界各地でのイベントを報じ、モディ氏の「イメージ戦略」を好意的に伝えている。これまでのところ、野党の批判が、国民から強く支持されるということはなさそうだ。

 ヨガの日は、モディ氏がインド文化の発信のため考案、昨年9月の国連総会演説で提案した。このときのインドの呼びかけに日本を含む170カ国以上が共同提案国となり、国連が12月に制定した。(ニューデリー 岩田智雄)

158とはずがたり:2015/07/02(木) 19:50:32
>72年に厚生省(当時)は、MSGが精神異常につながる上半身感覚異常を起こす危険に関し、全国の保健所に通達を出しています。現在においても、異常な少年犯罪とMSGの関連はまったく未解明のままです。
この辺の煽り方が胡散臭い。

危険な化学調味料が野放し?精神異常や失明の恐れ、ラーメン一杯でも危険量
http://www.excite.co.jp/News/column_g/20150702/Bizjournal_mixi201507_post-3527.html
ビジネスジャーナル 2015年7月2日 06時06分 (2015年7月2日 19時40分 更新)

 6月5日、インド中央政府食品安全基準局は世界最大手の食品企業ネスレの現地子会社ネスレ・インディアに対し、インド市場でシェア80%を誇るインスタントラーメン「マギー」の生産・販売停止命令を出しました。マギーに「化学調味料(グルタミン酸ナトリウム)無添加」と表示しているにもかかわらず化学調味料が含まれていること、鉛が安全基準値(2.5ppm)を超える17.5ppm含まれていることが明らかになったためです。

 6月6日付日本経済新聞記事によると、ネスレ・インディアはマギー20万パックの自主回収を決定したことに関しネスレのポール・ブルケ最高経営責任者(CEO)は「目先のビジネスより消費者の信頼回復が重要。自主回収の決定を支持する」と表明した上で、「たんぱく質など、外部から調達する原材料にMSG(グルタミン酸ナトリウム)が含まれているが、当社では加えていない」「検査方法を共有してほしい。鉛も許容水準内だ」などと、インド政府を批判しました。

 ところで、現地のニュースと日本における報道では、化学調味料に関して大きな違いがあります。現地ニュースでは、「マギーは化学調味料無添加と表示されているのに、化学調味料であるMSGが添加されているのは不当表示になる」と伝えています。一方、日本ではおおむね、「許容量を超えるMSGが見つかった」と報じられており、現在MSGの許容量は国際的に規定されていないため、表現が適切ではないように思われます。

 MSGは、ネズミによる実験で幼体の視床下部などへの悪影響が指摘されている食品添加物です。また、中華料理を食べた人が頭痛、顔面紅潮、体の痺れなどを起こす中華料理症候群の原因と考えられています。こうした毒性の指摘が出たことから、1974年にFAO(国連食糧農業機関)/WHO(世界保健機関)合同食品添加物専門家会議(JECFA)は、MSGの一日摂取許容量(ADI)を体重1kgにつき120mgとしました。つまり、体重50kgの人で6gとなります。しかし、JECFAのその後の追試により、通常の食生活でMSGを摂取する限り、中華料理症候群や幼い子の視床下部への悪影響は認められないとして、87年にMSGのADIは撤廃されました。

 要するに、現在MSGは無制限に使える食品添加物となっています。ラーメン店によっては、小さじ一杯程度のMSGを入れているところもあります。小さじ一杯は塩換算で6gです。以前の基準に当てはめると、そのラーメン一杯でADIに達するほどです。しかし基準が撤廃された今日では、MSGは多くの食品で無制限に添加されています。

 MSGについては、ADIを再設定すべきです。MSGの危険性は中華料理症候群、幼体の視床下部への悪影響だけではありません。72年に厚生省(当時)は、MSGが精神異常につながる上半身感覚異常を起こす危険に関し、全国の保健所に通達を出しています。現在においても、異常な少年犯罪とMSGの関連はまったく未解明のままです。

 また、2002年に弘前大学医学部の研究チームは、ラットの実験でMSGの過剰摂取が緑内障につながる恐れがあると指摘しています。緑内障は日本における失明の最大原因です。

 いずれにせよ、インドのインスタントラーメン回収命令は、MSGの無制限な使用実態に警鐘を鳴らすことになったのは間違いありません。
(文=郡司和夫/食品ジャーナリスト)

159とはずがたり:2015/07/02(木) 20:07:46
2015.7.2 11:00
【モディ政権考】
潘国連事務総長もポーズ! 物議かもした「国際ヨガの日」 「公金の無駄遣い」とインド野党
http://www.sankei.com/premium/news/150702/prm1507020005-n1.html

6月21日、ニューヨークのタイムズ・スクエアで雨の中、ヨガのポーズを取る人たち(ロイター)
 6月21日はインドのモディ首相が提唱した最初の「国際ヨガの日」となり、インド各地や世界の主要都市では、政府の旗振りで大々的にイベントが展開された。では、インドの野党指導者らはどう反応したのだろうか。

 昨年5月開票の総選挙で惨敗を喫し、野党に転落した国民会議派。インド紙ヒンドゥスタン・タイムズによると、ソニア・ガンジー総裁と息子のラフル・ガンジー副総裁は国外滞在中で姿を見せず、その他の党幹部もイベントへの出席をボイコットした。

 シン事務局長は短文投稿サイト「ツイッター」で、「国際ヨガの日が、万人のためであることを望んでいる。しかし、このヨガの式典はまったくの公金の無駄遣いであり、モディ氏のイメージを作り上げることでしかない」と批判した。

 PTI通信によれば、左派のインド共産党マルクス主義派は、インドでは2億人近い人々が飢えに苦しんでいるとし、ヨガ・イベントを「国民が直面する基本的な問題から注意をそらさせるものだ」と主張した。

 野党だけでなく、モディ氏の与党であるインド人民党(BJP)と与党連合を構成する地域政党のTDP(アンドラプラデシュ州)、PDP(ジャム・カシミール州)などの幹部も「多忙」を理由にイベントには顔を出さなかった。

 政府は公務員や学校の生徒も動員し、ニューデリーだけで3万5985人を集めた。開始が午前7時からだったため、都市鉄道の早朝運転や駐車場確保など万全の準備で臨んだ。スワラジ外相は国連本部のあるニューヨークまで出向き、ヨガをPR。国連の潘基文事務総長もヨガのポーズを取った。野党は、こうした大がかりな行事に「浪費」と反発している。

 ただ、インドでは総選挙で吹き荒れた「モディ人気」は今も続いている。インド・メディアは中国や欧州を含む世界各地でのイベントを報じ、モディ氏の「イメージ戦略」を好意的に伝えている。これまでのところ、野党の批判が、国民から強く支持されるということはなさそうだ。

 ヨガの日は、モディ氏がインド文化の発信のため考案、昨年9月の国連総会演説で提案した。このときのインドの呼びかけに日本を含む170カ国以上が共同提案国となり、国連が12月に制定した。(ニューデリー 岩田智雄)

160とはずがたり:2015/07/07(火) 13:14:20
無資格教諭退職ラッシュ、「辞めれば罰せず」で
http://www.yomiuri.co.jp/world/20150705-OYT1T50003.html?from=yrank_ycont
2015年07月05日 09時04分

 【バンコク=石田浩之】インド東部ビハール州の教育当局は4日、学歴を詐称するなどして不正に教員免許を取得して勤務していたとみられる小学校教諭1400人が5月以降、相次いで退職したことを明らかにした。

 当局によると、同州では2006年から教員の大量採用を行ってきたが、裁判所が5月、小学校教諭35万人のうち約2万5000人が適切な手続きを経ずに採用された疑いがあるとして、調査を命じた。

 これを受けて当局は、今月9日までに自発的に辞職した教諭については、法的措置をとらない方針を発表。このため、退職者が続出したという。退職者はさらに増える模様だ。

 インドでは6月、デリー首都圏政府の幹部が経歴詐称の疑いで逮捕されたことを受け、資格が必要な公務員などを調査する動きが各地で広がっている。

161チバQ:2015/07/16(木) 21:02:10
http://www.sankei.com/world/news/150715/wor1507150059-n1.html
2015.7.15 23:34

おとり捜査失敗で17歳少女が再びレイプ被害 インド おびき出し指示も見失い…





 インド西部マハラシュトラ州ジャルナで、地元警察がレイプに遭った17歳の少女に容疑者をおびき出すおとり捜査に協力してもらったところ、少女が再び同じ男らから乱暴された。15日までに地元メディアが伝えた。

 近年陰惨なレイプ事件が社会問題となったインドでは、当局の対応に批判が強まっている。当局はおとり捜査を主導した警察幹部を拘束した。

 地元メディアによると、少女は7月初旬、外出した際に男2人に乱暴された。男らは少女の携帯電話を奪い、犯行の様子を撮影。その後、奪った携帯から電話をかけ、家族に金銭を要求した。

 被害の翌日、警察は金銭を渡すふりをして男2人をおびき出すよう少女に指示。だが待ち合わせ場所に向かう途中、警察側が少女を見失い、再び被害に遭った。男2人は数時間後、現場近くで逮捕された。(共同)

162チバQ:2015/07/17(金) 22:55:24

http://www.sankei.com/world/news/150717/wor1507170016-n1.html
2015.7.17 09:19

タージマハルで心中未遂 異宗教の恋愛、反対され首刺す

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 インド北部ウッタルプラデシュ州アグラの世界遺産タージマハルで、異なる宗教のカップルが家族に結婚を反対され、心中を図った。2人とも命に別条はなかったが、皇帝が亡き愛妻に永遠の愛を誓って建てた霊廟での心中未遂として話題に。16日、インド・メディアが伝えた。

 当局によると、15日、タージマハルの敷地内で首から血を流した男女が倒れているのを職員が発見。2人は共に首をナイフのようなもので切ったとみられる。2人は幼なじみで、男性はヒンズー教徒、女性はイスラム教徒。女性の家族が交際に反対していた。

 インドでは伝統的身分制度カースト制度により、異なる出自の間や、異宗教間の結婚はまだ少ない。(共同)news/150717/wor1507170016-n1.html

163チバQ:2015/07/21(火) 07:52:16
http://www.yomiuri.co.jp/world/20150720-OYT1T50075.html?from=ycont_top_txt
インドの高速鉄道計画、新幹線方式の採用有力に
2015年07月20日 19時34分
 【ニューデリー=石田浩之】日本とインド両政府は20日、同国西部ムンバイ―アーメダバード間(約500キロ)で計画中の高速鉄道について、共同事業化調査の報告書をまとめた。


 「新幹線方式が最適」との内容で、各国による受注合戦が続くインドの高速鉄道計画の第1弾として、新幹線方式の採用が有力となった。

 報告書は最適な高速鉄道システムとして、新幹線方式の特徴である自動列車制御装置(ATC)や専用軌道を推奨。日印両政府は正式決定に向け資金調達など詳細について協議を進める方針。公共事業方式で円借款とする案が浮上している。

 報告書によると、ムンバイ―アーメダバード間の総事業費は9800億ルピー(約1兆9200億円)。2017年に着工し、23年に開業する予定。12か所に駅を設け、現在の鉄道で約10時間の所要時間を約2時間に短縮する。23年の開業時に1日あたり3万5800人の乗客数を見込む。

2015年07月20日 19時34分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

164チバQ:2015/07/21(火) 20:36:57
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150720-00000003-fsi-bus_all
新幹線輸出へ前進 インド高速鉄道、日本の技術「推奨」 共同調査
SankeiBiz 7月21日(火)8時15分配信

 日印両政府は20日、インド西部ムンバイからアーメダバードまでを結ぶ高速鉄道計画についての共同事業性調査結果をまとめた。内容は非公開だが、日本政府の説明によれば、日本の新幹線技術を推奨している。輸出に向け前進したといえそうだ。

 調査結果は、東京-新大阪間よりやや短い505.8キロを営業最高速度320キロで、最短2時間7分で結ぶとした。在来線特急の約7時間から大幅に短縮される。各駅停車の停車駅は12駅。日本の新幹線で採用されている客車を動力車とする「動力分散方式」や、日本式の信号システムを勧めている。

 建設期間を2017〜23年の6年間と設定し、総事業費は9800億ルピー(約1兆9000億円)と見込まれる。23年の開業時の運賃は、在来線1等車の1.5倍、標準的な航空運賃の約半分の2300ルピー(約4500円)と想定した。当初、営業黒字は望めないが、この程度なら一定の需要が望めると判断した。開業13年目の36年に黒字化が見込めるとしている。

 同路線の建設にはこれまでフランスなども手を挙げている。日本側は「新幹線技術の優位性はすでにインド側に十分理解されている」(外交筋)とみている。中国も低コストで別路線での高速鉄道事業参画を目指しているが、インドは同路線の整備を最優先と位置付けている。

 共同調査では、資金調達方法や事業主体で複数の選択肢を提示している。インド側が日本の新幹線採用のための予算を確保できるかどうかが最大の課題といえそうだ。車両メーカーやJR東日本関係者は、電力の安定的な確保やテロ対策の必要性についても指摘しているほか、インドには、土地収用に時間がかかるという問題もある。共同調査は13年5月に日印首脳会談で実施が合意され、同年12月から行われていた。(ニューデリー 岩田智雄)

165チバQ:2015/07/26(日) 20:56:44
http://www.sankei.com/world/news/150725/wor1507250001-n1.html
2015.7.25 06:00
【モディ政権考】
注目される上海協力機構でのインドの役割 歴史認識は… 





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7月9日、ロシア中部ウファで行われた新興5カ国(BRICS)首脳会議に出席したモディ印首相(手前、左から2人目)(AP)
 インドのモディ首相が、ロシアと中央アジア諸国歴訪を終えた。ロシアでは、新興5カ国(BRICS)首脳会議と上海協力機構(SCO)首脳会議に出席し、インドのSCO正式加盟手続き開始が決まった。来年は、インドがBRICSの議長国だ。SCOでは、加盟国に昇格する可能性がある。今回の両首脳会議では、歴史問題に関して、中露の主導で日本に厳しい声明が発表されており、より大きな役割を果たすことになるインドの対応が注目されそうだ。

 モディ氏は7月6〜13日、ウズベキスタン、カザフスタン、ロシア、トルクメニスタン、キルギス、タジキスタンの順に各国を訪問した。

 今年のBRICSとSCO首脳会議は議長国がロシアだっただけに、BRICSでは宣言文に、歴史の歪曲を「断固として拒絶する」との文言が盛り込まれた。SCOでは「日本の軍国主義と雄々しく戦った中国人民の勇気と功績を高く評価する」との声明も発表された。

 プーチン露大統領は全体会合の冒頭、SCO加盟国の全首脳が5月にモスクワで行われた「対ドイツ戦勝70周年式典」に出席したと述べ、北京で9月に行われる「抗日戦争勝利記念日」にも加盟国首脳が参加すると表明した。

 また、記者会見では、SCOの声明について「すべての決定は全会一致で行われる。すべての国、特に多くの実在する問題を抱え、しばしば複雑な歴史的背景のあるる近隣国同士でのコンセンサスは、われわれの決定を非常に強固にする」と述べている。

 インドは全方位外交を基本とし、日本とは友好関係を深める一方、中国とは領土問題で対立している。モディ氏は、今回の一連の訪問で、歴史認識に関する発言は一切差し控えていた。来年、親日国であるインドが加わる可能性があるSCOは、ウズベキスタンが議長国となる。同様の声明内容が継承されるかどうかが大きな焦点となるだろう。(ニューデリー 岩田智雄)

166チバQ:2015/07/31(金) 22:47:59
http://www.sankei.com/world/news/150731/wor1507310040-n1.html
2015.7.31 21:07

スリランカ選挙戦 発砲で1人死亡 財務相狙う?





 スリランカの最大都市コロンボで31日、総選挙の運動中に銃を持った男らが発砲し、PTI通信などによると、女性1人が死亡し、12人が負傷した。選挙運動に参加していたカルナナヤケ財務相にけがはなかったが、同氏は、自らが狙われたとの見方を示した。

 現地からの報道によると、男らは4人組とみられ、約600人が参加した選挙運動の会場からカルナナヤケ氏が離れた直後に、車から支持者に向けて発砲した。

 スリランカでは8月17日に議会選(一院制、225議席)を実施。1月の大統領選で落選したラジャパクサ前大統領が出馬し、話題を呼んでいる。これまでのところ、大きな暴力事件は起きていなかった。(共同)

167チバQ:2015/08/02(日) 20:48:14
>>145-146
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150801-00000050-asahi-int
インドとバングラデシュが領土交換 162カ所の飛び地
朝日新聞デジタル 8月1日(土)22時56分配信

インドとバングラデシュが領土交換 162カ所の飛び地

 英領からの独立以来、インドとバングラデシュの国境地帯に残っていた162カ所の飛び地を整理・解消する領土交換が1日午前0時、両国の間で発効した。母国から隔絶されてきた5万人以上の住民は、それぞれ新たな国籍を選択。村々で喜びの声を上げた。

 タイムズ・オブ・インディア紙などによると、これまでバングラデシュに囲まれたインド領の飛び地111カ所に約3万7千人が居住。このうち約千人がインド国籍を希望して移住を選択した。インドに囲まれたバングラデシュ領51カ所に住む1万4千人は全員がインド国籍への移籍を希望している。

168とはずがたり:2015/08/04(火) 19:30:30
インドとバングラデシュが領土交換―住民「権利取り戻せる」
http://jp.wsj.com/articles/SB10619862528015903871904581145142116594156?mod=trending_now_2
By SYED ZAIN AL-MAHMOOD
2015 年 8 月 2 日 10:10 JST

 【クリグラム(バングラデシュ)】インドとバングラデシュが国境付近の飛び地領土を交換した。5万人を超える人々に事実上の無国籍状態を強いた長年の問題が解消された。

169チバQ:2015/08/09(日) 14:00:41
http://mainichi.jp/select/news/20150809k0000m030091000c.html
スリランカ総選挙:親中派の前大統領が出馬 復権狙う
毎日新聞 2015年08月08日 21時17分(最終更新 08月08日 23時24分)
【ニューデリー金子淳】インド洋の島国スリランカで17日、議会の総選挙(定数225、任期6年)が実施される。1月の大統領選でシリセナ大統領に敗れたラジャパクサ前大統領も出馬し、首相などとして復権を狙う。シリセナ氏は中国依存の外交政策を転換し、「全方位外交」にかじを切ったが、親中派の「政敵」ラジャパクサ氏が一定の勢力を確保すれば、大統領の抵抗勢力となりそうだ。

 中国は、国家戦略「陸と海のシルクロード経済圏(一帯一路)構想」の海の通り道にある要衝として、スリランカを重要視。ラジャパクサ前政権とも親密な関係を築いてきた。

 2009年に終結した少数派タミル人勢力との内戦では、武器を供給して支援したほか、中心都市コロンボなどで大規模な港湾開発を進めてきた。昨年は中国の潜水艦がコロンボに寄港したと報じられ、中国の海洋進出を警戒する隣国インドが抗議したとされる。

 シリセナ氏はラジャパクサ氏と同じ「自由党」に所属。ラジャパクサ政権で保健相を務めていたが、造反して大統領選に出馬し、ラジャパクサ氏を破った。大統領就任後は、中国依存の外交政策の転換に踏み切った。

 2月の初外遊では、これまで険悪な関係だった隣国インドを訪ね、安全保障分野などでの協力強化で合意。さらに中国が進めるコロンボの港湾都市開発計画を中断するなどバランスを取った。インド側もモディ首相が3月にコロンボを訪れインフラ支援を表明するなど、スリランカとの協力強化に動いている。

 また、内戦末期に前政権がタミル人を弾圧したとして欧米などが調査を求めている問題でも、自国による調査を実施する姿勢を示している。前政権時代に悪化した欧米諸国との関係の改善を目指す狙いがあるとみられる。

 一方、ラジャパクサ氏は「独裁者」とも批判されるが、内戦を終結させた英雄として人気は高く、当選はほぼ確実視されている。

 シリセナ氏は自由党の党首として、党が勝利してもラジャパクサ氏を首相に指名しない考えを表明し、強くけん制している。しかし、ラジャパクサ氏が政界で一定の勢力を確保すれば、改革に抵抗する可能性がある。

 内戦後の民族和解に尽力する非政府組織「国民平和評議会」のジハン・ペレラ氏は「もしラジャパクサ氏が勝利すれば、多数派シンハラ人を中心とした親中国の古い政治を続けようとするだろう」と指摘した。

170チバQ:2015/08/09(日) 22:16:39
http://www.sankei.com/world/news/150809/wor1508090016-n1.html
2015.8.9 16:48

インド「魔女狩り」で5女性を殺害 「農作物の不作は呪いのせい」 村民多数を逮捕





 インド東部ジャルカンド州の村で、女性5人が「魔女」の疑いをかけられ、村民に集団リンチを受けて殺害された。警察当局は村民27人を逮捕した。PTI通信などが8日伝えた。インドでは少数民族の土着宗教や民間信仰が引き起こす「魔女狩り」事件が絶えず、当局は対応に苦慮している。

 地元警察によると、女性5人は30代から50代で、村民らは7日夜、女性らが呪いをかけ農作物の不作を招いたなどとして、ナイフや棒で殺害し遺体を捨てた。村民らは、反省の念を示していないといい、当局者は「教育を受けた若者ですら犯行に加わる」と嘆いた。

 PTIによるとジャルカンド州では2001年以降、女性約400人が魔女の疑いをかけられて殺害された。7月にも北東部アッサム州で村民らが魔女とみなした60代の女性を殺害する事件があった。(共同)

171名無しさん:2015/08/10(月) 16:26:00
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150808-00010001-wedge-int
今こそインドを APECに加盟させるべきだ
Wedge 8月8日(土)12時10分配信

 ラッド元豪首相とバンガ米印ビジネス協議会会長が連名で、インドは世界経済に完全に統合される必要があり、そのためにAPECに加盟すべきである、との論説を、7月8日付ウォールストリート・ジャーナル紙に寄稿しています。

 すなわち、インドは世界の貿易の主流から外れている。WTOの最近の報告によれば、インドの関税制度は複雑すぎ、過去4年間に平均の関税率は上がっている。

 インドが貿易に対する取り組みを変えない限り、国際通商の流れから取り残されてしまう恐れがある。

 インドは貿易赤字が増え、特に対中貿易が巨額の赤字であるので、一層の貿易自由化に反対する意見が多いが、インドがすべきことは経済改革により外国からの投資を増やし、世界市場でより効果的に競争できるようにすることである。

 APEC参加はインドにとって具体的なメリットがある。APECの貿易促進行動計画は、2007年から2010年の間に、加盟国間の事業のコストを5%下げた。APECの技術ワークショップは、インドが加盟国の間で信頼を得る手助けをするだろう。

 APECは新規加盟の一時中止を解除した。長年インドに無関心であった米国、中国、ロシアは過去1年インドのAPECに対する関心を公式に歓迎した。

 APECが意味あるものであり続けるためには、アジア第三の経済を排除し続けることはできない、と論じています。

出典:Kevin Rudd & Ajay Banga‘Bring India Into APEC’(Wall Street Journal, July 8, 2015)
http://www.wsj.com/articles/bring-india-into-apec-1436373287

* * *

 この論説の趣旨は適切です。インドはアジア第三の経済大国でありながら、有力な地域経済協力機構に属していません。属しているのは「インド洋地域協力会議(IOR-ARC)」ですが、これは重要な機構ではなく、国際経済では、インドはいわば孤立しているといっても過言ではありません。

 したがって、インドがAPECに加盟することには意義があります。APECが国際通商の促進にどの程度の役割を果たしているのかは疑問ですが、インドにとって、有力な地域経済協力機構の一員になるということのほかに、規制の見直しを迫られるというメリットがあります。インドの制度的問題は規制の複雑さです。論説の言うとおり、通商に関しても現存の規制体系を変えない限り、国際通商の流れから取り残されてしまう恐れがあります。

 他方、APECが実行している最も重要なことは、規制についての情報共有であるといいます。インドがAPECに参加すれば、インドは自国の規制につきAPEC加盟国に説明し、他の加盟国との規制の調和を図るべく努力する必要が生じます。これはインド経済の一層の国際化、インドの通商の促進にとり、歓迎すべきことです。

 インドは何かと中国と比較されますが、国際経済における重要性では中国に一歩も二歩も遅れをとっています。この遅れを取り戻すためにもAPEC加盟は意味があります。それはまた日本にとっても中長期的に好ましいことです。

岡崎研究所

172チバQ:2015/08/17(月) 21:59:41
http://mainichi.jp/select/news/20150818k0000m030023000c.html
スリランカ:議会選、与党連合と野党連合が争う
毎日新聞 2015年08月17日 18時36分

 【ニューデリー金子淳】インド洋の島国スリランカで17日、議会選(1院制、定数225)の投票が行われた。シリセナ大統領を支持する統一国民党(UNP)中心の与党連合と、ラジャパクサ前大統領を擁する野党連合・統一人民自由連合(UPFA)が争っており、前大統領の政界復帰に注目が集まっている。即日開票され、18日にも大勢が判明する見通し。

 1月の大統領選では、ラジャパクサ氏の側近だったシリセナ氏が反旗を翻して出馬。少数派タミル人などの支持を集め、現職のラジャパクサ氏を破った。就任後は中国の支援に依存していた前政権と異なり、インドや欧米との関係改善を進めるなど、政策の方針転換を進めている。

 ラジャパクサ氏は親族の汚職などが指摘されているが、2009年にタミル人武装組織との内戦を終結させた国民的英雄で、多数派シンハラ人の支持を集めている。議会で勢力を拡大すれば、シリセナ政権の改革に対する抵抗勢力になるとみられる。

 シリセナ大統領は今月中旬、ラジャパクサ氏宛ての公開書簡で、野党連合が勝利しても同氏を首相には指名しないと改めて表明したが、結果次第では首相指名への圧力が高まる可能性もある。中心都市コロンボでUNPに投票したタミル人の女性(40)は電話取材に「ラジャパクサ氏が復帰したら反タミル人の政策を取るだろう」と懸念を示した。

173チバQ:2015/08/18(火) 21:09:54
http://www.sankei.com/world/news/150818/wor1508180021-n1.html
2015.8.18 09:24

スリランカ総選挙 前大統領、首相で復権目指す 脱中国依存に影響も
【ニューデリー=岩田智雄】スリランカ議会(一院制、定数225)の解散に伴う総選挙の投票が17日、行われた。今年1月の大統領選で落選したラジャパクサ前大統領が首相就任による復権を目指し出馬しており、ラジャパクサ氏が所属する野党、スリランカ自由党(SLFP)を中心とする左派連合の統一人民自由連合(UPFA)が勝利するかどうかが焦点だ。即日開票され、大勢は18日に判明する見通し。

 UPFAに対抗するのは、シリセナ大統領を支持し、ウィクラマシンハ首相が率いる与党、統一国民党(UNP)で、インド・メディアによると、投票前の世論調査ではUNPが優勢だった。ラジャパクサ氏の議員当選はほぼ確実視されている。

 スリランカでは、ラジャパクサ前政権下で保健相だったシリセナ氏が、政権の中国依存や親族登用、汚職疑惑を批判し、大統領選で現職のラジャパクサ氏を小差で破った。シリセナ氏がSLFPの党首、ラジャパクサ氏が党顧問に就任したが、分裂状態の党は議会で野党の立場を取った。

 シリセナ政権は、SLFP議員の一部を閣僚などとして抱き込み、かろうじて議会の過半数を確保した。しかし、公約の憲法改正の議論が進まず、政権基盤を強化するため、6月26日に解散に打って出ていた。

 スリランカでは、実権は大統領が持ち、シリセナ氏はUPFAが勝ってもラジャパクサ氏を首相に任命しないと表明している。

 しかし、ラジャパクサ氏の支持者が7割前後を占めるとされるUPFAが大勝すれば、氏の首相就任を阻むのは困難。脱中国依存とインド、中国、日本との関係を重視するバランス外交を進めるうえで難しい政権運営を強いられ、中国の台頭を警戒する隣国、インドが懸念を深めそうだ。

174チバQ:2015/08/18(火) 21:13:52
http://mainichi.jp/select/news/20150819k0000m030104000c.html
スリランカ:首相が議会選与党勝利宣言 野党連合は小差
毎日新聞 2015年08月18日 20時51分

 【ニューデリー金子淳】インド洋の島国スリランカの議会選(1院制、定数225)が18日開票され、シリセナ大統領を支持する与党・統一国民党(UNP)が躍進して第1党となる見通しとなった。ラジャパクサ前大統領を擁する野党連合・統一人民自由連合(UPFA)は小差で敗れる見込みで、前大統領が首相として復権することはなさそうだ。UNPの勝利により、シリセナ大統領は「中国依存」からの脱却などの改革路線を維持するとみられる。

有権者数は約1500万人。地元メディアによると、18日午後3時半(日本時間午後7時)現在、UNPが92議席、UPFAが83議席を獲得した。UNPは過半数に届かず、少数派タミル人主体の政党などとの連立や閣外協力を目指すとみられる。UNP党首のウィクラマシンハ首相は声明で「ともに新しい国をつくろう」と勝利宣言。ラジャパクサ氏はAFP通信に「首相になるという夢は消えた」と述べた。今年1月の大統領選に続き、ラジャパクサ氏が敗北を重ねた格好だ。

 スリランカは中国が海上交通路の要衝として重要視し、巨額の投資で港湾開発を進めるなど、ラジャパクサ前政権と緊密な関係を築いてきた。だが、中国による多額の支援が前政権の汚職を招いたとの批判も生んだ。このため、1月に就任したシリセナ大統領は隣国インドや欧米との関係改善を進める「全方位外交」を展開。中国に一定の配慮を示しつつも、中国の支援に依存してきた前政権の路線を転換した。

 UNPの勝利により、シリセナ大統領は今後もこうした外交方針を維持するとみられる。ただ、ラジャパクサ氏に対する支持は根強く、強力な野党指導者として改革の抵抗勢力になる可能性がある。

 シリセナ政権の国民和解方針を支持するタミル人の支援組織「イーラム難民支援機構」のチャンドラハセン総裁は「今回の選挙では有権者が責任を果たし、民主的な投票ができた。強い野党は政権へのチェック機能を果たすだろう」と評価した。

176チバQ:2015/08/20(木) 19:55:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150820-00000034-jij-asia
寺院に雨乞い命令=「効果ある」と州政府―印
時事通信 8月20日(木)9時8分配信

 【ニューデリーAFP=時事】インド南部アンドラプラデシュ州当局は、モンスーン期の降水量が平年を下回ったことを受け、州内約1万6000のヒンズー教寺院に降雨を願う特別な祈りをささげるよう命じた。
 今月に入って以降、18日までに2回命令を出したという。
 PTI通信によれば、今年のモンスーン期の雨量は少なめで、同州では平年を40%下回る地域もあった。農業に不可欠な雨の60%がこの時期に集中するため、雨不足は農家に打撃となりかねない。
 州政府当局者は「祈りの効果はある」とし、雨不足を懸念する州民の要望を受けた措置と説明。これに対し、ツイッター上では「州政府が迷信を後押しするなんて、ぞっとする」と批判の声も出ている。

177チバQ:2015/08/22(土) 00:11:25
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2015082100761
スリランカ首相再任=連立合意で安定政権樹立


 【ニューデリー時事】17日のスリランカ総選挙で、リベラル政党の統一国民党(UNP)が第1党に躍進したことを受け、同党のウィクラマシンハ党首は20日、首相に再任された。一方、ラジャパクサ前大統領が顧問を務めるスリランカ自由党はUNPとの連立で合意した。(2015/08/21-18:31)

178チバQ:2015/08/26(水) 21:59:01
http://www.sankei.com/world/news/150826/wor1508260028-n1.html
2015.8.26 18:26

ヒンズー教徒人口8割切る 世界第2の人口のインドで

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 【ニューデリー=岩田智雄】ヒンズー教徒が多数派を占めるインドで、イスラム教徒が増え、ヒンズー教徒の人口比率が1951年の調査開始以来、初めて8割を切ったことが、インド政府が発表した国勢調査で明らかになった。

 25日発表の2011年時点での調査結果によると、10年前と比較したヒンズー教徒の増加率は16.8%で、総人口約12億1千万人に占める割合は0.7ポイント低い79.8%になった。イスラム教徒の増加率は24.6%で人口比率は0.8ポイント増え14.2%になった。

 26日付のインド各紙によれば、宗教別人口は昨年1月時点でまとまっていたが、当時の国民会議派政権が、同年5月に開票された総選挙への影響を考慮して発表を差し控えた。

 今回は、ヒンズー至上主義のインド人民党(BJP)現政権が、秋以降の地方議会選を前に結果を発表したという。BJPには、ヒンズー保守派の危機感に訴え、議会選を有利に進める狙いがありそうだ。インドは中国に次ぐ世界第2の人口大国。

179チバQ:2015/09/03(木) 03:00:26
http://www.sankei.com/world/news/150902/wor1509020038-n1.html
015.9.2 22:41

インドのモディ首相、官僚トップを次々更迭 「政治主導」印象づけ狙う?

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モディ首相(ロイター)
 【ニューデリー=岩田智雄】インドのモディ首相が官僚トップの人事に豪腕を振るっている。8月31日には内務次官を就任わずか半年余りで更迭した。その前の内務次官も更迭しており、2人続けて2年間の任期満了を待たずに首をすげ替えた形だ。1月にも外務次官を任期切れの前に交代させており、政権主導で政治を進めようとの強い意志がうかがえる。

 首相府の発表によれば、ゴヤル内務次官は、個人的な理由での辞職を申し出、後任には財務省経済局のメフリシ局長が就任した。

 インド・メディアによれば、ゴヤル氏は、政府が北東部ナガランド州の武装勢力との間で最近結んだ和平協定について、詳しい内容を事前に相談されていなかったことに不満を表明するなど、政権との関係がぎくしゃくしていた。

 メフリシ氏はモディ氏の与党、インド人民党(BJP)が地方政権を持つ西部ラジャスタン州の元官僚で、モディ政権発足後、行政手腕を買われて中央政府に引き抜かれていた。

 前任のゴスワミ内務次官も、任期を約5カ月残して更迭されている。汚職疑惑が浮上している国民会議派前政権の閣外相との親密な関係がとりざたされたことが背景にあるとされる。

 モディ氏は1月には、シン外務次官を2年間の任期満了の8カ月前に退職させた。後任に据えたのはジャイシャンカル駐米大使。米印関係は国民会議派の前政権当時から、印女性外交官が米当局に裸で取り調べられた問題などで悪化していたが、関係を改善させたジャイシャンカル氏の手腕を買ったようだ。

 BJPは昨年5月開票の総選挙で単独過半数を得た。地域政党の支持で過半数を維持した前国民会議派連立政権に比べ、トップの意向が人事や政策に色濃く反映されているようだ。

180とはずがたり:2015/09/21(月) 06:57:02
<ネパール>連邦共和制の新憲法公布 政治安定に期待
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20150921k0000m030084000c.html
09月20日 21:44毎日新聞

 【ニューデリー金子淳】ネパールのヤダブ大統領は20日夕、国内を7州に分けることなどを定めた新憲法を公布した。連邦共和制に移行した2008年から7年以上続いていた憲法のない状態が解消され、政治の安定や4月の大地震からの復興加速に期待が高まっている。ただ、州の区分けに反対する少数民族などの抗議は続く。地元メディアによると、20日も南部でデモがあり、警官隊の発砲で1人が死亡するなど、政治混乱の火種は残ったままだ。

 新憲法はネパールを連邦共和国と規定。議会は2院制となり、州議会も設けられる。08年までヒンズー教国だったが、新憲法では「世俗国家」と規定された。同性愛者や性的少数者への差別禁止も盛り込まれた。地元記者によると、新憲法の公布を受け、ネパール会議派のコイララ首相は近く辞任し、連立を組む統一共産党のオリ氏が引き継ぐ見通し。

 新憲法を巡っては、南部の平野部に住む少数民族などが州の区分けに反対し、抗議活動を展開。AP通信によると、20日には野党の一部がゼネストを呼びかけ、首都カトマンズでも小規模なデモがあった。一連の抗議による死者数は40人以上に達している。

181とはずがたり:2015/09/21(月) 06:57:34
憲法、7年越し公布=内政安定、震災復興に本腰―ネパール
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-150920X438.html
09月20日 22:42時事通信

 【カトマンズ時事】ネパールのヤダブ大統領は20日、7州から成る連邦共和制を基本とする新憲法を公布した。2008年の王制廃止後、約7年にわたる紆余(うよ)曲折を経た憲法策定はようやく終結。政府は内政の安定につなげ、約9000人が死亡した4月の大震災からの復興に本腰を入れたい考えだ。ただ、新憲法に対する少数民族の反発は根強い。

 新憲法では、全土を7州に分割する連邦共和制を採用した。主要政党は当初、8州制で合意したが、南部や西部の少数民族がそれぞれの居住地域に合致した州を要求。6州制、さらに7州制へと変更したものの、少数民族の不満は収まらず、相次ぐ抗議デモで約40人が死亡する事態に陥った。

 抗議デモは20日も行われた。AFP通信によると、南部パルサで、数千人の少数民族のデモ隊に警察が発砲し、1人が死亡した。

182名無しさん:2015/09/28(月) 22:37:49
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150928-00000021-pseven-life
カレーの起源はインド だがインドにカレーという言葉はない
NEWS ポストセブン 9月28日(月)16時6分配信

 カレーはインド料理がルーツだが、元来、インドに「カレー」という言葉はない──そう語るのは、全国でカレーを提供する出張料理ユニット『東京カリ〜番長』。国内外のカレー料理に通じる、スペシャリストだ。
 
「欧州列強が競って東インド会社を設立した時代、インド人が食べていた『カリ』なる食べ物と出会い、『curry(カリー)』と名付けて自国へと持ち帰ったのが、そもそもの始まりでした。現地でいう『カリ』とは、汁ものの総称のようです」

 最もカレーに熱心だったのがイギリスだった。英国内で「ブリティッシュ・カレー」に形を変え、1867年発行の料理本にもレシピが紹介されている。
 
「小麦粉を入れたシチューのようなもので、後に日本のカレーの原型となったといわれています。“カレーを作ったらライスを盛りつけてください”と指南している。カルカッタにいた人間が英国本国へ持ち帰ったのですが、ベンガル地方は米が主食のためナンではなく『カリー&ライス』で定着した。インドにはなかったカレー粉を発明したのもイギリス人。これが明治維新の頃に日本へやってきた。カレーはインドからイギリスを経由してやってきたのです」(同前)

 日本へカレーが伝来した経路や時期には、諸説ある。
 
「文明開化で洋食としてもたらされたという説と、英国海軍を手本とした旧帝国海軍が学んだという説の2つが、一般的な定説となっています。1872年発行の料理本『西洋料理通』『西洋料理指南』に記されたカレーのレシピが、日本最古の記録です。カレー粉を使い、小麦粉でとろみをつける調理法などがブリティッシュ・カレーを感じさせます」(同前)

●監修:東京カリ〜番長/1999年結成の出張料理ユニット。『ニッポンカレー大全』(小学館刊)などの著書がある調理主任の水野仁輔氏ほか、男性11人で構成。全国各地のイベントに出張して、テーマに合わせたカレーと音楽を提供している。商品開発やメディア出演も多数。

※週刊ポスト2015年10月9日号

183名無しさん:2015/10/03(土) 22:23:55
http://www.afpbb.com/articles/-/3055209
「生き神」生活を続ける女性、ネパール地震で初めて歩く
2015年07月25日 15:06 発信地:パタン/ネパール

【7月25日 AFP】今年4月にネパールが大地震に見舞われたとき、同国で最も長く生き神「クマリ(Kumari)」の地位にあった女性が思いも寄らない行動に出た――彼女は生まれて初めて、道を歩いたのだ。

?2歳で俗世間から離れ、今もその生活様式を守っているダナ・クマリ・バジラチャルヤ(Dhana Kumari Bajracharya)さん(63)は、AFPに取材に応じ、クマリとしては異例の30年間に及ぶ生活について語った。1980年代にクマリを解任されたときのうずくような痛みは今も消えないという。

?4月25日にマグニチュード(M)7.8の大地震が起きる前は、バジラチャルヤさんが公の場に姿を現すのは、華麗な装飾が施された木製のみこしで運ばれるときだけだった。

「クマリ」と呼ばれるネパールの女性の生き神たちは、ヒンズー教と仏教の要素を融合した風習に縛られて隠とん生活を送り、めったに人前で話をすることはない。

?しかし、大地震で大地が揺れ、建物が崩壊し、数千人が死亡する被害が出たとき、バジラチャルヤさんは、首都カトマンズ(Kathmandu)南部の歴史の古い町パタン(Patan)にある住居を30年ぶりに離れた。しかも、徒歩で。

「あんな形で住まいを離れるとは思ってもみなかった」と話すバジラチャルヤさんは、8800人以上が犠牲になった大地震のショックを今も引きずっていた。「恐らく、人々が以前ほど伝統を重んじていないことに、神々がお怒りなのだろう」

?大地震がネパールを引き裂くと、バジラチャルヤさんの5階建ての住まいは揺れたが、家族は屋内にとどまった。クマリを引退したバジラチャルヤさんが、伝統を破って家族と一緒に外に歩いて出るかどうか、様子をうかがったのだ。

?めいのシャニラ・バジラチャルヤ(Chanira Bajracharya)さんは、「私たちは、他の人たちのように家を離れることはできなかった。おばのことを考えなければならなかったから。どうしていいのか分からなかった」と語った。

「でも、自然がそれを強いるならば、成し遂げることができる」

184名無しさん:2015/10/03(土) 22:24:09
>>183

■「パタンのクマリ」として30年

?ダナ・バジラチャルヤさんは、わずか2歳だった1954年にクマリに選ばれ、「パタンのクマリ」として30年間、君臨した。

?ネワール(Newar)族の思春期前の少女から選ばれるクマリは、ヒンズー教の女神タレジュの化身とみなされている。

?選定条件は厳しく、体に傷痕などがあってはだめで、獅子のような胸、シカのような太ももなど、肉体的な特徴もたくさん含まれている。

?カトマンズの「生き神」は、公邸であるクマリの館に移り住まなければならないが、パタンのクマリは家族と暮らすことを許されている。しかし、人前に姿を現してもよいのは、町をパレードしながら人々から崇められる祝日だけだ。

「祭りの間に出掛けるのが一番好きだった」と、パタンの狭い通りに、クマリからの祝福を受けようと信者が並んでいる様子を懐かしみながら、バジラチャルヤさんは言った。

?パタンのクマリは昔から、初潮を迎えると解任されることになっているが、バジラチャルヤさんは、初潮が来なかったため、30代になってもクマリの座に就き続けた。

?しかし、1984年、祭りの最中にバジラチャルヤさんを見たディペンドラ(Dipendra)皇太子によって、彼女は退任することになった。

?当時13歳だったディペンドラ皇太子は、「なぜ、彼女はあんなに年を取っているの?」と質問し、僧侶らに、クマリを若い少女に替えるよう働き掛けたといわれている。

?ディペンドラ皇太子はその17年後に、自身の親族を9人殺害する事件を起こしている。

?30年たっても、突然クマリを解任されたことはつらい思い出だ。「私をすげ替える根拠は彼らにはなかった」とバジラチャルヤさんはAFPに語った。「私は少し腹を立てていた…。女神がまだ自分の中にいるのを感じていたから」

185名無しさん:2015/10/03(土) 22:24:41
>>184

■今も変わらぬ日々の習慣

?引退を余儀なくされたバジラチャルヤさんは、自分の務めを放棄することも、隠とん生活を終わりにすることもできず、既知の暮らしを続けていくことにした。

?バジラチャルヤさんは、毎朝目覚めると、クマリだったころに着ていたような刺繍入りの赤いスカートをはき、髪の毛を頭頂に束ね、こめかみに向けて上向きにアイシャドーを塗る。

?特別な日には、額の真ん中に赤と黄色のパウダーで第3の目を描き、真鍮のヘビが彫り込まれた木製の王座に座る。

?毎週土曜日や祭りの間は、公式のクマリだったころと同じように信者が集まる。バジラチャルヤさんが使うのは、赤いれんが造りの家の、狭い階段を上っていった別室だ。下の階は、店舗と組合金融機関に貸し出されている。

「僧侶たちはやらなければいけないことをやったが、私は自分の責任を放棄することはできない」とバジラチャルヤさんは言う。

?バジラチャルヤさんのめい、シャニラさんが2001年にクマリに選ばれたときは、バジラチャルヤさんがシャニラさんに手ほどきをした。

?ネパールは、バジラチャルヤさんが生きているうちに激変し、ヒンズー教の王国から世俗的な共和国になったが、元クマリの日々の暮らしは昔のままだ。

?バジラチャルヤさんの近代化への歩み寄りのひとつは、テレビ好きになったことだ。特に時事問題を扱う番組とインドの神話を下敷きにしたドラマがお気に入りだという。

?しかし、シャニラさんによれば、地震が起きてからのバジラチャルヤさんは、ほとんどの時間を祈りにささげているという。

「地震でおばはひどく悲しんだ。私たちの占星術師は昨年、おばが家を出ることになるだろうと予言したが、どうやってそんなことが起きるのかと私たちは不思議に思っていた」とシャニラさんは言う。

「まさかこんなことが起きるとは、夢にも思わなかった」

(c)AFP/Paavan MATHEMA

186チバQ:2015/10/12(月) 16:36:19
http://www.sankei.com/world/news/151012/wor1510120039-n1.html
2015.10.12 15:46

インド東部重要州で議会選始まる モディ政権運営に影響も 11月開票





 インド東部の重要地域で、人口約1億人を抱えるビハール州の州議会選(定数243)の投票が12日始まった。11月5日にかけ五つの地区で順次投票が行われる。モディ首相の国政与党「インド人民党(BJP)」が州野党として挑む構図。11月上旬に開票する見通し。

 昨年5月に発足したモディ政権は経済改革を掲げたが、大きな実績は挙がっていない。州議会選の結果が政権運営に影響を与える可能性がある。ビハール州はインド最貧州といわれ、貧困削減に対する姿勢も問われる。

 登録有権者数は約6700万人。州議会では、州首相が所属する地域政党「ジャナタ・ダル(統一派)」や昨年の国政総選挙で敗れた「国民会議派」が与党連合を結成しており、BJPを中核とする野党連合が巻き返しを図る。(共同)

187チバQ:2015/10/13(火) 21:25:38
http://www.afpbb.com/articles/-/3062879
インド「殺人道路」の村、働き盛りの男性は1人だけに
2015年10月12日 15:41 発信地:ペダクンタ/インド
【10月12日 AFP】(写真追加)開発途上のインドでは、ところどころに深い穴が開いた危険な道路が日常生活の一部となっている。南部テランガナ(Telangana)州のペダクンタ(Peddakunta)村を蛇行するように通る幹線道路は、横断者の死亡事故が多発する危険な道路として特に悪名をはせている。

 国道44号の迂回(うかい)路となっている片側2車線のバイパス道路が村の居住地区と役場のある中心地区とを分断しており、この道を横切ろうとした数十人が死亡している。

 2006年にこの道路が開通して以来、ペダクンタは「ハイウエー未亡人の村」と呼ばれるようになった。35世帯のうち、これまでに25人ほどの男性が道を横断しようとして交通事故に遭い死亡。働き盛りの成人男性は1人しか残っておらず、女性と子供、高齢者ばかりの村になってしまった。

 死亡した夫が写った色あせた写真を手にした女性(23)は「夫はあのバイパス道路を渡ろうとして交通事故で死にました。私の兄弟と父親もです。うちの家族に私たちの面倒をみてくれる男性はいなくなりました」とAFP記者に語った。

 別の女性も、問題の道路に横たわる夫の遺体が写ったモノクロ写真を見せてくれた。遺体は左脚が押しつぶされていた。

 住民たちは、役場に年金を受け取りに行く時や仕事を求めて他の村を訪れる際に4車線のバイパス道路を安全に渡れるよう、歩道橋か地下道の設置を求めてきた。だが要求は無視されたままだという。

 交通事故で夫を失った女性(38)は「誰も私たちを助けてくれない。多くの人たちがやってくるけれど、写真やビデオを撮っただけで帰ってしまう」と話した。3人の子を持つこの女性は、土のかまどで料理をしながら「この家にはガスストーブもトイレもない。援助してくれる人は誰もいない」と嘆いた。

 世界保健機関(World Health Organization、WHO)によれば、インドの交通死亡事故は世界最悪の水準にあり、毎年23万人以上が死亡している。(c)AFP

188チバQ:2015/10/15(木) 22:40:16
http://www.sankei.com/world/news/151014/wor1510140046-n1.html
2015.10.14 19:32

日本の「新幹線」売り込め 中国に敗退受けインドで「優位性」訴え巻き返し

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鉄道セミナーにJR東日本が持ち込んだ、新幹線の運転を疑似体験できるシミュレーター=14日、インド・ニューデリー(共同)
 日本政府は14日、インドの首都ニューデリーで、新幹線などを紹介する鉄道セミナーを開いた。インドネシアの高速鉄道計画の受注合戦で、好条件を示した中国勢に敗れた日本勢としては、インド西部ムンバイとアーメダバードを結ぶ高速鉄道計画での受注を念頭に、巻き返しを図りたい考え。

 JR東日本や三菱電機、日立製作所なども参加。新幹線の運転を疑似体験できるシミュレーターなどが出展され、日本の技術の優位性を訴えた。

 セミナーで、山本順三国土交通副大臣はニューデリーの地下鉄建設支援など日本の実績を強調し「50年間で築いた新幹線の技術と経験を活用してほしい」とあいさつ。日本がセミナーに合わせて設置した専門館を訪れたプラブ鉄道相らインド政府高官と会談し、協力を求めた。(共同)

189名無しさん:2015/10/20(火) 23:11:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151020-00000118-mai-soci
<ロヒンギャ>「11月の総選挙が公正に実施を」とデモ
毎日新聞 10月20日(火)22時21分配信

 日本で暮らす、ミャンマーで少数派のイスラム教徒「ロヒンギャ」約40人が20日、東京都品川区のミャンマー大使館周辺をデモ行進し、11月の総選挙が公正に実施されるよう訴えた。

 デモを主催した在日ビルマロヒンギャ協会によると、ロヒンギャは「国民」と認められておらず、選挙権を持たない。現政権は今年3月にロヒンギャのIDカード(一時身分証)も廃止した。アウンティン会長(47)は「民主的なアウンサンスーチー氏が率いる最大野党・国民民主連盟(NLD)が政権をとれば、ロヒンギャの権利が回復する可能性がある。日本政府は選挙が公正に実施されるようプレッシャーをかけてほしい」と語った。

 ロヒンギャを巡っては今年、政治的圧制を逃れ周辺国に脱出した難民が「ボートピープル」となって海上を漂流し、国際的な人道問題となった。【田ノ上達也】

190チバQ:2015/10/25(日) 15:11:17
http://www.cnn.co.jp/world/35072194.html
2歳児と5歳児が性的暴行被害、当局に対応求める声 インド
2015.10.20 Tue posted at 14:41 JST
ニューデリー(CNN) インドの首都ニューデリーで、幼い子どもが性的被害に遭う事件が立て続けに起き、当局に対応を求める声が高まっている。
警察は18日、16歳と17歳の少年を、2歳半の女児を誘拐して性的暴行を加えたとして逮捕した。警察によれば、女児は家の前から近所の公園に連れ去られ、公園で性的暴行を受けたという。
これとは別に5歳の女児に性的暴行を加えたとして3人の男が逮捕されている。
いずれの事件でも、女児は病院で手当てを受けており、容体は安定しているという。
さらに約1週間前にも4歳児が性的暴行を受けており、この件では男1人が逮捕されている。
デリー首都圏首相のアルビンド・ケジリワル氏は、モディ首相が性的暴行に対し沈黙していると非難。現在はモディ首相に報告を行うデリー警察について、監督権を要求した。
学生組織はデリーの警察本部前で抗議活動を行い、警察の対応が不十分だと非難した。
公式データによれば、2014年にインドで記録された18歳未満の未成年への性的暴行は1万3766件。インドの犯罪統計によれば、このうちの1000件以上がニューデリーで報告されている。

191チバQ:2015/11/06(金) 21:49:00
http://www.sankei.com/world/news/151106/wor1511060067-n1.html
2015.11.6 20:51

インド最貧州で議会選、モディ政権問う試金石に 「失業率も物価も上がった」と反対派、開発推進求める

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10月30日、インド東部ビハール州ノヌーア村での選挙集会に参加し、住民に手を振るインド人民党の友党幹部(岩田智雄撮影)
 インド東部ビハール州の州議会選が8日、開票される。投票は今月5日までの約3週間で5回に分けて行われ、印メディアが報じた各種出口調査によると、モディ首相率いる連邦政府与党のインド人民党(BJP)と地域政党中心の州政府与党連合の接戦となっている。インドにモディ政権が発足して間もなく1年半。国内最貧の大規模州ビハールでの選挙は、モディ政権の実績を問う試金石となりそうだ。(インド東部ビハール州ノヌーア村 岩田智雄)

 「われわれの訴えはただ一つ、開発だ」

 州北部ノヌーア村での選挙集会で、BJP幹部、ギリラジ・シン中小企業担当閣外相はこう訴えた。

 日本の人口とほぼ同じ1億人余りが住むビハール州は、2012年度の1人当たりの総所得が全州中で最低の約2万8300ルピー(約5万2千円)。下位カーストや少数派イスラム教徒が多く、識字率も全州で最悪の64%しかない。

 ノヌーア村には電気のない簡素な木造住宅が並び、村人は井戸で水をくむ。州民の最大の関心事は開発で、昨年5月開票の下院選で経済改革の期待を受け地滑り的勝利を収めたBJPは、ビハール州でも全議席の半数以上を獲得した。州議会選では、地域政党のジャナタ・ダル統一派を上回る議席の獲得による実権掌握を目指している。

 BJPは、総選挙以来、地方の州議会選ではモディ人気の波に乗って、“快進撃”を続けてきた。しかし、今年2月開票のデリー首都圏議会選では、反汚職を掲げる新政党に惨敗を喫した。今回、こうした負の流れを断ち切らなければならない。モディ氏自身、26回も選挙集会に足を運ぶ力の入れようだ。

 ただ、昨年5月26日のモディ政権発足以来、経済改革のペースは遅い。企業が期待する間接税簡素化のための物品サービス税(GST)の導入は、法案が通らないままだ。土地収用法の修正法案も野党から企業寄りとの批判を受け、取り下げを余儀なくされた。

 ジャナタ・ダル統一派と共闘する地域政党の広報担当者、チッタランジャン・ガガン氏は「モディ政権下で失業率も物価も上がった。モディ氏が足しげく選挙集会に来るのは、空虚な言葉で失政を隠そうとしている証拠だ」と批判する。

 しかし、BJPの州広報担当者デベシュ・クマール氏は「開発の遅れは州政府のせいだ。BJPが勝てば、モディ氏が国政で発表している開発政策が機能する」と反論する。

 BJPの逆風になりかねないのは、インド各地で起きている多数派ヒンズー教徒による少数派住民への暴力事件だ。昨年来、キリスト教徒や教会への暴力が相次いだ。今年9月にはビハール州の隣接州で、イスラム教徒男性がヒンズー教徒に神聖視される牛の肉を食べたとの偽の噂を流され、暴徒に集団暴行を受けて殺害された。BJPはヒンズー至上主義を掲げる。この事件では、党幹部の息子の活動家が暴行を主導した疑いで逮捕された。

 BJP幹部による少数派批判も後を絶たない。選挙戦さなかの10月29日には、アミト・シャー総裁が「BJPが負ければ、(イスラム教国)パキスタンでクラッカーが鳴らされる」とイスラム教徒への敵意をあおった。州少数住民問題委員会元委員長のアブドゥル・マリク氏は「住民を分断し、ヒンズー教徒の票を狙っている」と反発する。

 こうした事件や発言に抗議し、最近、インドの作家などが政府表彰の返上を表明した。米格付け会社ムーディーズの分析部門も、「モディ氏は、党員を抑えなければ内外の信用を失う恐れがある」と警告した。

192チバQ:2015/11/07(土) 23:47:47
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151107-00000029-jij_afp-int
貧困で拡大する腎臓売買、業者になるドナーも バングラデシュ
AFP=時事 11月7日(土)18時26分配信

貧困で拡大する腎臓売買、業者になるドナーも バングラデシュ
闇市場で腎臓を売ったラウシャン・アラさん。バングラデシュ・カライ村の自宅で(2015年8月1日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】バングラデシュの農村部に暮らすラウシャン・アラ(Rawshan Ara)さん(28)は何年も借金に苦しみ、ついに家族と同じ道を選ぶ決心をした。現金を手に入れるため、片方の腎臓を闇市場で売りに出すのだ。

 貧しいこの農村地帯の多くの住民と同様にアラさんも簡単に地元の仲介業者を見つけ、そして違法ながら同国で活況を呈している臓器売買ビジネスの犠牲者になった。

 今年2月、1児の母であるアラさんが摘出手術を受けると決めた時、2人の親族──姉と義理の兄弟──が反対した。この2人も2年前に手術を受け、その合併症に苦しんでいたのだ。それでもアラさんが決心を変えなかったのは、「貧しさに疲れ切っていた」から。首都ダッカ(Dhaka)から北西に300キロ離れた、アラさんたちが住むカライ(Kalai)村は、いつからか臓器売買の拠点になっていた。

 アラさんは「夫は一年中病気をしている。娘の教育費もかさむようになった。私はダッカに行ってメイドや衣料品産業の労働者として働いたが、賃金は本当にひどかった」と語ったが、仲介業者の名を明かすことは拒否した。

 しかし警察は、親族らがアラさんを説き伏せて手術を受けさせたとみている。臓器を提供した人物がその後で自ら仲介業者になり、別のドナー(臓器提供者)の獲得に成功すると仲介料を取っているという。カライではこのような仲介業者のネットワークが拡大しており、アラさんの親族もその一部だというのだ。

 地元の警察署長は「こういった業者はまず自分の家族を、それから親族、さらに同郷の村人を狙っていく」と語った。警察署長がAFPに明かしたところによると、「腎臓を売ったカライの人は今年だけで40人」だという。2005年から数えれば、その人数は200人に上る。

 これ以外に現在、12人のカライ出身者が行方不明になっている。程近い国境を越えてインドで入院し、臓器の摘出手術を受けている可能性が指摘されている。

■偽造パスポートで隣国インドへ
 バングラデシュでは、約800万人が腎臓病を患っているとされる。その大半が、罹患(りかん)率の高い糖尿病によるもので、毎年少なくとも2000人の患者が腎臓移植を必要としている。

 しかし合法なのは存命の親族からの提供に限られ、移植可能な腎臓が慢性的に不足しているという実態がある。

 その需要に応えたのが、多額の金銭が動く闇市場だ。買い手側も必死なら、貧しい売り手側も同じくらい必死の思いで、双方の流れが絶えることはない。

 2011年、バングラデシュ警察がドナーや看護師、医療機関に対する大規模な摘発を実施すると、違法な手術の多くはインドで行われるようになった。

 血液検査を経て、アラさんの腎臓の移植相手が見つかると、匿名の工作員の男から偽造パスポートと身分証明証を手渡された。「私の名前はニシ・アクテル(Nishi Akter)になっていました。男のいとことして通用するようにです。腎臓を摘出するインドの医院に受け入れてもらうためには、どうしても必要なのだと言い含められました」とアラさん。

 健康状態に問題がないことが確認されると、恐怖におののくアラさんは単身で国境の向こう側に送りだされた。「手術当日、私は怖くてたまりませんでした。全能の神アラーに何度も何度も祈りました」

 アラさんが腎臓を売って得た金額は4500ドル(約55万円)。そのお金はイモと米を栽培する農地の借地料に充てた。将来医者になりたいという13歳の娘のために、家庭教師も雇った。

193チバQ:2015/11/07(土) 23:48:07
しかしその代償は高くついた。重いものを持ち上げられなくなり、疲れやすく、息苦しさを覚えることが増えた。「腎臓を売ったのは大間違いでした。今度は自分の健康維持のために、高価な薬が必要になったんです」

 ドナーの多くが、術後のケアが不十分なために健康被害を受けて農作業ができなくなってしまった。上述の警察署長の話では、ドナーの一部は仲介業者に転身し、提供に応じた村民1人につき3000ドル(約37万円)を稼いでいる者もいるという。

 先月には警察が臓器売買を摘発し、カライ村とダッカで計12人を逮捕した。中には、臓器売買で中心的な役割を果たすようになっていた元ドナーもいたという。

 6歳の少年が犯罪組織に腎臓を摘出され、その遺体が池に遺棄されるという事件が発生すると、当局は直ちに摘発に乗り出した。

 警察と地元当局は、臓器売買の危険性を警告する啓発運動を開始。地域内の家庭や学校、イスラム神学校にパンフレットを配布している。

 それでもカライ村の住民の多くは、大きな変化が期待できるとは思っていない。過去にも同様の動きはあったが、効率の悪い刑事司法制度のせいで成果が上がったためしがないからだ。【翻訳編集】 AFPBB News

194チバQ:2015/11/08(日) 00:03:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151107-00000016-jij_afp-int
国民の幸福度向上も「社会的孤立」が問題化、ブータン
AFP=時事 11月7日(土)12時43分配信

国民の幸福度向上も「社会的孤立」が問題化、ブータン
ブータンの首都ティンプーで行われた王の誕生日を祝う行事で、学校の生徒たちの踊りを見物する人々(2013年6月2日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】ヒマラヤの小国ブータンで生活水準の向上に伴い、国民の幸福度が全般的に上昇する一方で「社会的孤立」が増えていることが、「国民総幸福量」(Gross National Happiness、GNH)に関する2015年の調査により明らかになった。同国のツェリン・トブゲイ(Tshering Tobgay)首相が3日、発表した。


 トブゲイ首相は、近代化が進み、かつて緊密な人間関係が営まれていた地方の地域社会がばらばらになるにつれ、一部で取り残されてしまう人々が顕在化してきたと述べた。同首相によると「2010年に実施した前回の調査と比べ、生活水準や健康、時間の使い方といった分野の指数が緩やかに上昇している一方で、地域の活力や心理的な幸福度などの分野では指数が低下傾向にある」という。

 ブータンは世界で唯一、国家の繁栄の指標として、国内総生産(GDP)ではなく国民総幸福量という考え方を取り入れている。同国では1960年代まで自動車用の道路や通貨がなく、74年まで外国人観光客を受け入れていなかった。テレビ放送が開始されたのは99年。

 7年前にようやく普通選挙が導入され、民主的に選出された政権が誕生して以降、地方部にも電気や道路が整備され、ブータンは急速な発展を遂げている。

■流動化が進む社会

 国内各地の7153人を対象に実施された2015年のGNH調査では、心理的な幸福度、健康、教育、地域の活力、生活水準など9つの項目を基に数値を算出。幸福度指数は2010年調査の0.743から0.756に上昇した一方で、社会の流動化が進行。伝統的な社会構造に近代化のひずみが生まれ始めていることが明らかになった。回答者の多くが「調和」を重んじるブータンの伝統的な行動規範が崩れてきていると考えていた。

 調査報告書の主執筆者、ダショー・カルマ・ウラ(Dasho Karma Ura)氏はAFPの電話取材に対し、ますます多くの若者が農村部から移住し、高齢者が取り残されていると指摘し、政府は地方での「社会的孤立」の問題に取り組むべきだと述べ「経済的変化の一般的影響が心配だ。多くの人々が地方から離れれば、歴史や文化も取り残されてしまう」と懸念を示した。【翻訳編集】 AFPBB News

196チバQ:2015/11/08(日) 23:44:33
http://www.afpbb.com/articles/-/3064756
生後11か月で結婚、伝統の児童婚に立ち向かう女性たち インド
2015年11月08日 18:27 発信地:ジョードプル/インド
【11月8日 AFP】インドの大学生、サンタデビ・メグワル(Santadevi Meghwal)さん(20)は、脅され、嫌がらせを受け、村八分にされ、長老らによって罰金の支払いまで命じられた。生まれて間もなく決められた児童婚を拒否していたのがその理由だ。インド北部では最近、メグワルさんのように、古くからの伝統である児童婚に応じない女性が少ないながらも着実に増えているという。

 砂漠が広がるインド北西部のラジャスタン(Rajasthan)州に生まれたメグワルさんは、長老らの一存により、生後11か月で近隣の村に住む9歳の少年と結婚させられた。同州では昔から、児童婚の割合が高い。

 自分の「夫」の姿をメグワルさんが最初に目にしたのは16歳の時。メグワルさんがまだ幼児だった時に開かれた「結婚式」に親族が出席したという友人が指さしたのは、学校の外で酔って悪態をついていた男だった。

 児童婚は違法であるにもかかわらず、主に貧しい農村部の風習として深く根付いており、数百万人もの人が幼少時に結婚させられている。政府の統計によると、20〜24歳の女性の50%近くが、法定婚姻年齢の18歳を迎える前に結婚していたことが明らかになっている。

 この風習が特に強く残っているのが、人気の観光地となっているラジャスタン州だ。同州では各村で、同じカーストに属する男性らが組織する強力な政治力を持つ長老会議が、社会生活や道徳観においても強大な力を誇っている。

 しかし少数ではあるが、これに抵抗し、地元の非政府組織(NGO)や政府による摘発の後押しを受け、一度も同意した覚えのない婚姻の無効確認を求める若者が出てきている。

 メグワルさんは、17歳になったら夫と同居する取り決めになっていた。しかしこれを断固拒否すると、激怒した長老会議はメグワルさんとその家族が村の行事などに参加できないようにし、父親に到底支払えないような額の罰金を科した。

■「希望の光」

 メグワルさんは今年5月、児童婚の無効確認の支援を行う唯一の慈善団体だと言うサールティ・トラスト(Saarthi Trust)に助けを求めた。

 同団体のクリティ・バルティ(Kriti Bharti)代表はある時偶然、児童婚を禁止するインドの法律に、当時ほとんど知られていなかった条項があることに気付いた。児童婚の無効確認を可能にする規定だった。

 バルティ代表は、「児童婚は巨大な暗い部屋のようなものです。その部屋に差し込む希望の光を、私たちはこの小さな法律に見いだしたのです」と語った。同団体はこれまでに、ラジャスタン州における27件の婚姻無効確認を支援してきた。

 インドで婚姻の無効確認は、双方の合意と年齢を証明できるものがあれば可能である上、女性側が離婚経験有りという不名誉を回避することもできるため、離婚よりも好まれる傾向がある。

 メグワルさんは、一度も一緒に暮らしたことがなく、拉致すると脅迫さえした夫がかたくなに拒否している婚姻の無効確認を、いずれ勝ち取れるのではと期待している。

 ラジャスタン州では、警察とソーシャルワーカーが連携して児童婚を阻止する運動を展開し、年若い少女らの強制結婚件数の減少に貢献している。

 国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)のインドにおける児童保護部門の代表、ヨアヒム・タイス(Joachim Theis)氏によると、この問題は依然として極めて大きく、インドの人口の多さを考えると全国規模のアプローチが必要だと訴えている。

 親は、義理の両親に娘を経済的に養ってもらいたいという願いからこの風習を守っている。また、現在もタブー視されている婚前交渉を避けたいがために結婚させることを選んだり、未婚の少女の方が性的虐待の被害者になりやすいと思い込んだりしている親もいるという。

 しかしその結果は悲惨を極める。特に少女の場合、夫のための炊事や掃除を理由に学校をやめてしまうことも多い。10代の妻らは、若すぎる出産が原因で健康問題に苦しみ、また低体重児で生まれた子どもは長く生きられないケースも多いという。

■自分の人生を決めるのは自分だけ

 タイス氏は、「少女らは十分な教育を受けられず、育児に非常に苦労し、暴力の被害者となる可能性も高い。この連鎖反応が悪影響を拡大している」と指摘する。

 教師志望のメグワルさんは、地元のコミュニティーに対し、自分の人生を決めるのは自分だけだということを証明することが夢だという。「私もいつかは結婚するでしょう。でもそれは学業を終え、自立してからの話です」──そう語ったメグワルさんの目から涙があふれた。(c)AFP/Annie BANERJI

197チバQ:2015/11/09(月) 20:39:14
http://www.asahi.com/articles/ASHC915MSHC8UHBI01Z.html
インド与党、地方選で敗北 モディ政権に痛手
ニューデリー=貫洞欣寛2015年11月9日13時06分

 インド東部ビハール州議会選挙(定数243)が8日、開票され、国政与党のインド人民党(BJP)が敗北した。モディ政権1年半の成果を問う重要な地方選で大敗を喫したことは政権にとって痛手で、看板の経済政策の実現などにも影響を与える可能性がある。

 選管の発表では、同州のクマール州首相が率いる国政野党のジャナタ・ダル統一派(JDU)、国民会議派などの反BJP政党連合が178議席を獲得。一方、BJPなどの連合は30議席以上減らし、58議席にとどまった。BJPが地方選で敗北するのは、今年2月のデリー首都圏議会選以来となる。

 モディ政権は、インフラ整備と外資製造業の誘致による雇用の創出などを軸とする経済政策「モディノミクス」を掲げ、支持を集めてきた。だが、BJPが上院では少数という事情もあり、経済界や外国企業が求めてきた土地収用のハードルを下げる土地収用法の早期改正を、農民の強い反対などで断念するなど改革の進展は遅い。昨年の総選挙でBJPに投票した農民層の支持も弱まりつつある。

 また、ヒンドゥー至上主義を掲げるBJP幹部らが少数派のイスラム教徒を攻撃するような発言を繰り返したことへの反発も強まっていた。(ニューデリー=貫洞欣寛)

198チバQ:2015/11/09(月) 20:48:15
http://www.sankei.com/world/news/151108/wor1511080059-n1.html
2015.11.8 20:37

モディ首相与党が惨敗 インド・ビハール州議選 経済政策やヒンズー至上主義発言に厳しい審判

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 【ニューデリー=岩田智雄】インド東部ビハール州議会(定数243)の選挙の開票が8日、行われた。印メディアの集計によると、州与党の地域政党を中心とする連合が170議席以上を獲得する勢いで圧勝し、連邦政府のモディ首相の与党、インド人民党(BJP)を中心とする連合は60議席前後しか取れない見通しで惨敗を喫した。モディ政権発足約1年半の実績を問う地方選で、ビハール州民は、政権に厳しい審判を下した。

 勝利したのは、地域政党のジャナタ・ダル統一派(JDU)と民族ジャナタ・ダル(RJD)、国政最大野党の国民会議派の連合。地域政党連合は議席を30以上増やし、BJP連合は逆に、30以上減らす見通しだ。JDUのニティシュ・クマール州首相は「ビハール州民の力強い支持に感謝する」と勝利宣言し、モディ首相も電話でクマール氏に祝意を伝えた。

 BJPにとっては、今年2月開票のデリー首都圏の議会選に続く手痛い連敗となった。経済政策の手腕が期待されたモディ首相だが、改革のペースが遅いことや、ヒンズー至上主義者のBJP幹部によるイスラム教徒など少数派を攻撃する発言が敗因となった。

199チバQ:2015/11/09(月) 21:38:20
http://www.sankei.com/world/news/151109/wor1511090023-n1.html
2015.11.9 21:17

インド与党、ビハール州議選で惨敗 モディ首相の人気退潮明確に

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 【ニューデリー=岩田智雄】インド東部ビハール州議会(定数243)の選挙の開票が8日、行われた。選挙管理委員会の集計によると、州与党の地域政党を中心とする連合が178議席を獲得して圧勝し、連邦政府のモディ首相の与党、インド人民党(BJP)中心の連合は58議席しか取れず惨敗した。モディ政権発足約1年半の実績を問う地方選で、ビハール州民は、政権に厳しい審判を下し、「モディ人気」の退潮ぶりが明確になった。

 勝利したのは、地域政党のジャナタ・ダル統一派(JDU)と民族ジャナタ・ダル(RJD)、国政最大野党の国民会議派の連合。議席を37増やし、BJP連合は36減らした。BJP単独では、91議席から53議席に後退した。

 BJPは、今年2月のデリー首都圏の議会選に続く手痛い連敗。経済政策の手腕が期待されたモディ首相だが、改革の遅れや、ヒンズー至上主義者のBJP幹部、活動家によるイスラム教徒など少数派を攻撃する発言などが敗因となった。ネール大のサッジャン・クマール研究員は「社会を分裂させようとの試みが軽蔑され、有権者はBJPを罰した」と指摘した。

 国政への影響も無視できない。上院は各州議会議員の間接投票で議員を選ぶため、BJPが目指す上院での過半数獲得が遠のいた格好だ。国会審議では野党が勢いづくとみられる。

 一方、JDUのニティシュ・クマール州首相は記者会見で「結果は、全国レベルでの確固とした選択肢を与えた」と述べた。JDUとRJDは、昨年5月開票の下院選で、BJP、国民会議派の2大政党と連合を組まず、他の地域政党などと第3極を形成して臨んでおり、地域政党の国政選挙での支持が高まるとの見通しを強調したといえる。

200チバQ:2015/11/17(火) 00:04:50
ネパールの記事は気分でどっちにも貼ってるなあ
まぁ、記事の割合からしてインドスレのほうが適切なんでしょうね ということで
ペタペタ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1440116307/180
180 :チバQ:2015/09/17(木) 23:17:38
http://www.sankei.com/world/news/150917/wor1509170054-n1.html
2015.9.17 20:08

ネパール「7州連邦制」新憲法を承認・公布へ 大地震で非難受け加速も州区割りに火種

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 【ニューデリー=岩田智雄】ネパールの制憲議会は16日夜、新憲法案を賛成多数で承認した。新憲法は20日に公布される。制憲議会は2008年5月以来、新憲法の策定を協議してきた。今年4月の大地震で、政府は早急に新憲法を成立させ復興に傾注すべきだとの国民の批判が高まり、7年越しの協議が決着した。

 これにより、ネパールは7州の連邦制となる。ヒンズー教徒が8割を占めるものの、世俗国家と規定した。最大の懸案だった州の区割りでは政党間合意が何度も見直された末、具体的には今後発足する委員会で決定することになった。

 区割りを含む新憲法案をめぐっては、意見の対立から少数民族などのデモ隊と治安部隊の衝突が発生し、最近だけでも警官を含む40人以上が死亡しており、火種を残す形となった。

 新憲法公布後、コイララ首相は辞任する。与党第2党、統一共産党のオリ党首が新首相に就任する公算が大きい。

 ネパールでは、05年に強権政治を敷いたギャネンドラ国王への反発から、主要政党が団結。世俗国家をうたった暫定憲法を制定し、ヒンズー教に基づく王制を廃止した。

http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1440116307/183
183 :チバQ:2015/09/17(木) 23:25:20
http://mainichi.jp/select/news/20150918k0000m030056000c.html
ネパール:制憲議会が憲法草案承認 7年の空白に終止符
毎日新聞 2015年09月17日 20時55分(最終更新 09月17日 21時28分)

 【ニューデリー金子淳】ネパールの制憲議会は16日、国内を7州に区分することなどを決めた憲法草案を承認した。20日に正式に公布される見通し。ネパールは2008年に連邦共和制に移行して以来、憲法草案を巡る政治対立で7年以上にわたり憲法がなかったが、ようやく異常な状態に終止符が打たれた。ただ、一部の少数民族などは州の区分などを巡り抗議活動を続けており、デモが拡大すれば政情不安が深まる恐れもある。

 AP通信などによると、憲法草案の採決は定数601のうち、賛成507票、反対25票が投じられ、必要とされる3分の2以上の賛成を得て承認された。野党議員の一部は採決をボイコットした。

 ネパールでは06年に政府とネパール共産党毛沢東主義派との内戦が終結。08年に立憲君主制が廃止され、連邦共和制に移行した。制憲議会は速やかに新憲法の制定を進めるはずだったが、主要政党が州の区分などを巡り対立。制定期限はたびたび延期され、7年以上にわたり憲法がない状態となっていた。

 だが、今年4月に約9000人が死亡した大地震が発生したのを契機に、主要政党は6月、復興を早めるために憲法の早期制定で合意。停滞していた起草作業が一気に動き、憲法制定につながった。

201チバQ:2015/11/17(火) 00:05:43
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1440116307/321
321 :チバQ:2015/10/13(火) 21:23:53
http://mainichi.jp/select/news/20151013k0000e030099000c.html
ネパール:新首相にオリ氏選出
毎日新聞 2015年10月13日 13時02分

 【ニューデリー金子淳】ネパール議会で11日、第2党の統一共産党議長、K・P・オリ氏(63)が首相に選出され、12日に就任した。ネパールは先月、国内を7州に分ける新憲法を公布したが、一部の少数民族が反発。隣国インドとの国境付近で抗議活動を展開し、物資輸入が滞るなど、政情不安が続いている。約9000人が死亡した4月の大地震の復興も遅れており、オリ氏は難しい政権運営を迫られそうだ。

 新憲法の制定に伴い退任したコイララ前首相は続投を狙ったものの、議会での投票で敗れた。AP通信によると、オリ氏は12日、2人の副首相について、少数民族マデシ族の政党など新憲法の反対派から指名した。政府内に取り込むことで、混乱の収束をはかる狙いがあるとみられる。

 新憲法を巡っては、インドとの国境付近でマデシ族などが「民族が分断される」として州の区分けに反対。国境地帯の混乱で物流が滞り、インドからの輸入に頼っていた燃料などが不足している。地震の被災地では政情不安の影響で復興がいっそう遅れる可能性がある。


http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1440116307/395
395 :チバQ:2015/10/25(日) 12:35:56
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151025-00000009-asahi-int
支援金が宙に、燃料不足も 震災半年、復興遠いネパール
朝日新聞デジタル 10月25日(日)5時27分配信

支援金が宙に、燃料不足も 震災半年、復興遠いネパール
給油を求めるバイクや車が1キロ近く並ぶガソリンスタンド前。先頭の人は3日前から並んでいるという=カトマンズ、貫洞欣寛撮影
 9千人近い死者を出したネパール大地震から25日で半年になる。再建を担うはずの復興庁がいまだに設置されないうえ、国内の政治対立からインドとの国境が封鎖されてガソリンなどの輸入がこの1カ月近くストップ。復興に向けた作業は進まず、被災した人々の暮らしに影を落とす。

 「村に戻りたいが、戻る家もないし、お金もない」

 北東部シンドゥパルチョーク出身のマウサム・サンワルさん(23)はつぶやいた。地震で家を失い、妻や9カ月の娘とともに首都カトマンズの空き地でテント暮らしを続ける。この空き地には被災者ら約4600人が今もテントで生活する。政府の支援はない。

http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1440116307/433
433 :チバQ:2015/10/28(水) 22:40:02
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2015102800971
初の女性大統領選出=統一共産党のバンダリ副議長-ネパール



28日、カトマンズで、ネパール初の女性大統領に選出され、手を振る統一共産党のビドヤ・デビ・バンダリ副議長(AFP=時事)
 【ニューデリー時事】ネパール議会は28日、与党統一共産党(UML)のビドヤ・デビ・バンダリ副議長(54)を大統領に選出した。正式就任は29日。ネパールで女性大統領が誕生するのは初めてとなる。
 バンダリ新大統領は1961年、東部ボジプール生まれ。80年代に政治活動を始め、93年に共産党指導者だった夫を交通事故で亡くしてから本格的に政治家としての道を歩き始めた。
 歯に衣(きぬ)着せぬ弁舌で知られる。議席や公務員職の3割を女性に割り当てる改革を主導し、女性の社会進出を支援した。2009年には国防相を務めた。(2015/10/28-22:06)

202チバQ:2015/11/17(火) 00:06:03
http://www.sankei.com/world/news/151116/wor1511160068-n1.html
2015.11.16 22:48

「インドが非公式に国境封鎖」ネパール首相が物流停止の解除要求「残酷、非人道的だ」

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 【ニューデリー=岩田智雄】ネパールのオリ首相は15日に行った首相就任後初のテレビ演説で、インドとの国境で物流が9月下旬からほぼ停止していることについて、インドによる「非公式の国境封鎖」と断じ、「残酷、非人道的で、想像を絶するものだ」と非難するとともに、インド側に「国境封鎖」を早急に解除するよう求めた。

 16日付の現地紙カトマンズ・ポストなどによれば、オリ氏は、「このような危機は、戦時においてさえも容認されるものではない」とし、国連憲章などに違反するものだと述べた。

 ネパールでは9月20日に新憲法が公布され、南部の親インド住民「マデシ」が権利拡大を求めて抗議運動を続けている。住民と治安部隊の衝突で約40人が死亡しており、インド側は、物流停止について「貨物業者が治安上の懸念に苦情を訴えている」(インド政府)と説明し、政府の関与を否定している。

 オリ氏はまた、燃料を緊急支援した中国に謝意を表明し、「中国との貿易拡大と、山間部のネパールとの国境付近の道路の連結性改良に最優先で取り組む」と表明した。

203チバQ:2015/11/17(火) 22:16:27
http://www.sankeibiz.jp/express/news/151113/exd1511130930001-n1.htm
州議選惨敗 印モディ政権に内外から批判 (1/4ページ)
2015.11.13 09:30
 【国際情勢分析】

 インドのナレンドラ・モディ首相(65)の与党、インド人民党(BJP)が、今月8日開票の東部ビハール州(人口約1億人)の州議会選(定数243)で惨敗し、党内から指導部の責任を問う声が上がっている。モディ氏が12日に訪問を開始した英国でも、選挙の敗因となったヒンズー至上主義のBJP幹部、活動家による少数派イスラム教徒などへの暴力や発言への反発が聞かれ、モディ氏は内外で批判にさらされている。

 首都圏での教訓生かせず

 ビハール州議会の選挙は、州与党の地域政党ジャナタ・ダル統一派(JDU)と、地域政党の民族ジャナタ・ダル(RJD)、国政最大野党の国民会議派の連合が37議席増の178議席を獲得して圧勝した。BJP連合は36議席減らし、BJP単独では、91議席から53議席に後退し、政権発足約1年半のモディ氏やBJPに州民は厳しい審判を下した。

 これについて、BJPの重鎮で、現在要職から外されているラル・クリシュナ・アドバニ元副首相(88)ら党員4人が抗議の声明を発表し、「(今年2月に惨敗した)デリー首都圏の議会選の大失態から何も学んでいないことを露呈した」「(現指導部が)敗北が全員の責任だといっているのは、誰も責任を持たないということだ」と名指しこそしなかったものの、モディ氏やBJPのアミト・シャー総裁(51)を痛烈に批判し、責任を取るよう求めた。

 BJPは昨年5月開票の下院選で地滑り的勝利を果たし、前与党の「ネール・ガンジー家」主導の国民会議派から政権を奪取した。モディ氏の経済政策の手腕に大きな期待が寄せられたことが大きな要因で、BJPはその後の地方議会選でも“快進撃”を続けた。しかし、風向きが変わったのは、今年2月開票のデリー首都圏議会選で、汚職撲滅を訴える新政党「庶民党」にほぼ全議席を取られる惨敗を喫した。

204チバQ:2015/11/17(火) 22:17:13
ヒンズー至上主義に反発

 アドバニ氏らは、ビハール州議選での敗北について「BJPがこの1年で活力を奪われているということだ」とモディ人気の退潮ぶりを指摘している。

 今回のBJPの敗因は、モディ首相の経済改革のペースが遅いことに加え、ヒンズー至上主義者のBJP幹部、活動家によるイスラム教徒など少数派を攻撃する発言や暴力事件への反発が挙げられている。

 モディ政権発足後、インド各地では多数派ヒンズー教徒による少数派住民への暴力事件が頻発している。昨年来、キリスト教徒や教会への暴力が相次ぎ、今年9月28日には、ビハール州に隣接するウッタルプラデシュ州で、イスラム教徒男性が多くのヒンズー教徒に神聖視される牛の肉を食べたとの偽の噂を流され、暴徒に集団暴行を受けて殺害された。この事件では、BJP幹部の息子の活動家が暴行を主導した疑いで逮捕された。

 BJP幹部やBJPの母体であるヒンズー至上主義組織、民族義勇団(RSS)幹部による少数派批判も後を絶たない。選挙戦さなかの10月29日には、BJPのシャー総裁が「BJPが負ければ、(イスラム教国)パキスタンでクラッカーが鳴らされる」とイスラム教徒への敵意をあおった。ビハール州少数住民問題委員会元委員長でイスラム教徒のアブドゥル・マリク氏は「住民を分断し、ヒンズー教徒からの集票を狙った」と反発する。

英市民団体「歓迎しない」

 少数派住民を標的にする事件や発言に抗議し、最近、インドの作家や映画監督グループが政府から贈られた表彰の返上を表明した。PTI通信によれば、インド出身の英国の著名な彫刻家で高松宮殿下記念世界文化賞受賞者、アニッシュ・カプーア氏(61)も、「芸術は寛容さがある場所にのみ存在する。独裁的国家主義は創造力の可能性を許さない」と述べて、この動きに連帯する意志を示した。

 ロンドンでは、モディ氏の訪英を控えた今月8日夜、英国に拠点を置く宗教憎悪に反対する市民団体が英国議会議事堂のウェストミンスター宮殿に、刀を振りかざすモディ氏の姿をユダヤ人などの絶滅政策を遂行したナチス・ドイツの「カギ十字」とともに映し出し、「モディは歓迎しない」とのメッセージを流した。

 印ネール大のサッジャン・クマール研究員はビハール州の選挙結果について、「社会を分裂させようとの試みが軽蔑され、有権者はBJPを罰した」と指摘。米格付け会社ムーディーズの分析部門も、「モディ氏は、党員を抑えなければならない。さもないと、内外の信用を失う恐れがある」と警告している。(ニューデリー支局 岩田智雄(いわた・ともお)/SANKEI EXPRESS)

205とはずがたり:2015/11/23(月) 22:15:00

2015年 11月 20日 12:22 JST
アングル:第2次インドブーム到来、「ミセスワタナベ」の投資熱再び
http://jp.reuters.com/article/2015/11/20/india-japan-investment-idJPKCN0T909Q20151120?sp=true

 11月20日、世界で最も潤沢な資産を保有しているされる日本の個人投資家、いわゆる「ミセスワタナベ」がインドに続々と復帰、インドは有望な新興国として再び投資熱が高まっている。ムンバイで2013年8月撮影(2015年 ロイター/Danish Siddiqui)
 11月20日、世界で最も潤沢な資産を保有しているされる日本の個人投資家、いわゆる「ミセスワタナベ」がインドに続々と復帰、インドは有望な新興国として再び投資熱が高まっている。ムンバイで2013年8月撮影(2015年 ロイター/Danish Siddiqui)
[東京/ムンバイ 20日 ロイター] - インドはわずか2年前には深刻な資本流出の危機に見舞われていたが、今では世界で最も潤沢な資産を保有しているされる日本の個人投資家、いわゆる「ミセスワタナベ」がインドに続々と復帰、有望な新興国として再び投資熱が高まっている。

日銀の金融緩和に伴い、国内の債券利回りがかつてない低水準にはりつく中、より高い利回りへのニーズは強い。 予想される米利上げを前に、海外マネーがピークをつける兆しを見せるなか、インドにとって、日本からの投資の急回復は明るい材料だ。 インドは2013年、経常赤字が過去最悪を記録したことが警戒され、通貨ルピーINR=D2が最安値に落ち込んだ。ここに来て日本からの投資が拡大していることは、昨年5月に就任したインドのモディ首相が取り組む経済・市場改革に対する信認の表れとも言えるだろう。

昨年のモディ政権の誕生とインド市場を外国人に開放した一連の改革について、ファンドマネジャーたちは、日本からの投資を促進するのに貢献した、と口をそろえる。

日本の個人投資家による投資信託を通じたインド投資は、10月は4620億円(約37億6000万ドル)となり、7年半ぶりの高水準に達した。モディ首相が就任した時期の投資額と比べて、倍以上に拡大している。日本マネーが大量に流出しているブラジルなどと対照的だ。

イーストスプリング・インベストメンツ運用部シニアファンドマネージャー、藤原愛氏は「去年はモディ首相が大勝し、それについて報道も多くあり、インドで何かあったらしいということで、株のファンドなどにお金が入った」と指摘。「その後少し新鮮味がなくなって、一時資金流入が止まることもあったが、足元、他の国と比べた相対的位置が浮上して、再び注目が集まっていると感じる」との見方を示している。

トムソン・ロイター・リッパーがまとめた最新のデータによると、日本の個人投資家は今年1─9月に、インド債券ファンドに18億ドルを投資しており、投資額は昨年の4億8960万ドルから急激に拡大した。その結果、現時点での保有残高は23億ドルに達しているという。

インド投資が活発化した背景には、ブラジル、トルコなど、従来人気の高かった新興国の失速がある。高金利通貨の雄だったブラジルは、景気後退や汚職疑惑にともなう政権支持率の低下などで通貨レアルが9月に史上最安値をつけた。また、同じくトルコも政情の不安定化などで、一時の勢いはない。

これに比べると、インドはインフレが大幅に緩和する一方、経済成長率は逆に中国を上回る勢いだ。

三井住友アセットマネジメント営業企画部営業推進課長、前橋智明氏は、インド市場について「今回新興国が売られる局面でも、値下がりが少なかったため関心が高まっている。アジア各国が崩れる中で、販売担当者にとってもインドは相対的に売りやすいのではないか」と話す。

206とはずがたり:2015/11/23(月) 22:15:20
>>205-206
ブラジルやインドネシア、トルコに投資する日本の債券ファンドは第3・四半期、合わせて2億9600万ドルの資金流出超となった。インドの債券に投資するファンドは2億9000万ドルの流入超だった。

特に大きな打撃を受けているのは、日本の個人投資家の人気が最も高いブラジルだ。投信のブラジル債券保有残高は過去1年でほぼ半減し、直近では4270億円(約35億2000万ドル)に落ち込んだ。

<インド投信の成績好調>

前回のインド投資ブームでは、日本の投資家は深刻なダメージを受けた。2007年末までに6120億円(約49億7000万ドル)もの資金を投じたが、世界的な金融危機が吹き荒れるなか、インド株は円建てで約73%下落、投資家の多くが大きな損失を被ることになった。

ただファンドマネジャーは、今回は違うと考えている。

日本の投信によるインド株式の保有残高は現在3150億円(約25億6000万ドル)で、5年ぶりの高水準となっている。

インドでは外貨準備が3510億ドルと、2013年末の2960億ドルから増加しており、米利上げで市場が混乱しても乗り切ることは可能と見られる。

リッパーによると、インドに投資する日本の債券ファンドはこの1年、円建ての運用成績が平均12.6%のプラス。ブラジル投資ファンドは平均27.6%のマイナスで、トルコは15.8%のマイナスだ。

インドはまた、原油価格下落の恩恵も享受できる。インドは、エネルギー需要のおよそ3分の2を輸入に頼っているからだ。

ETF(上場投資信託)を通じてインド株に投資しているという東京都内の男性会社員(51)は、インドにリターンを期待する理由として、原油安に伴う恩恵を挙げている。

外国人投資家は今月これまで、債券・株式を9億9340万ドル売り越した。ただ今年現時点までで見ると、138億ドルの買い越しとなっている。昨年は420億ドルの買い越しを記録していた。

また日本勢は、インドの資産運用セクターで商機を模索している。日本生命保険は今年10月、インドのリライアンス・キャピタル・アセットマネジメントの発行済み株式を1億8400万ドルで追加取得し、出資比率を最大49%に引き上げることで合意した、と発表した。

あるインド資産運用会社の幹部は「日本の個人マネーは概して息が長い。当社は、日本で営業・販売提携を拡大している」と話した。

ホットマネーの流入を警戒するインドにとっては、日本の投資家は、今のところありがたい客に見えるようだ。

(佐野日出之記者、Himank Sharma記者 翻訳:吉川彩 編集:加藤京子)

207チバQ:2015/11/27(金) 00:35:18
http://www.sankei.com/world/news/151126/wor1511260045-n1.html
2015.11.26 22:26

インド、「ボリウッド」スターが批判 ヒンズー至上主義者の暴力や暴言に対し 保守派は怒りあらわに

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(1/2ページ)
 【ニューデリー=岩田智雄】インド国内の少数派イスラム教徒に対し、ヒンズー至上主義の与党インド人民党(BJP)幹部や活動家らから暴力や暴言が相次いでいることについて、「ボリウッド映画」と呼ばれる印映画のスターらが「不寛容だ」と批判し、ヒンズー至上主義者が反発する事態になっている。

 ボリウッド映画界には、名字が「カーン」の人気男優が3人いる。「3大カーン」と呼ばれ、いずれもイスラム教徒だ。その一人で、日本でも公開された映画「チェイス!」などに主演したアーミル・カーン氏(50)は23日、「多くの事件に動揺している」「この6〜8カ月、失望が強まっている。妻がインドから引っ越した方がいいだろうかと言い出した」と、胸中の不安を告白した。

 「恋する輪廻(りんね)オーム・シャンティ・オーム」など多くの日本公開作品で主演したシャー・ルク・カーン氏(50)も今月2日の誕生日に、「極端な不寛容が存在している」と述べた。

 これらの発言に、多数派ヒンズー教徒の保守派は怒りをあらわにしている。BJP幹部のナイドゥ閣外相は「間違ったことを政治宣伝する者やその影響を受けている者がいる」とし、連立与党連合の一角、右派政党の「シブ・セナ」はアーミル氏が滞在している北部パンジャブ州のホテル前で抗議デモを行い、氏への平手打ち1回に10万ルピー(約18万円)の賞金を出すと発表した。西部ムンバイのアーミル氏の自宅前ではデモ隊が同氏の写真を燃やした。

 26日はイスラム過激派によるムンバイ同時テロから7年目に当たり、BJP幹部の議員はシャー・ルク氏を「テロ首謀者の助言を聞けばいい」と攻撃した。

 野党、国民会議派のラフル・ガンジー副総裁は「政府やモディ氏に疑問を抱く者に、愛国者ではないなどと烙印(らくいん)を押すのではなく、政府は国民の不安を知るべきだ」とモディ政権を批判している。インドでは今月8日、東部ビハール州議会選の開票が行われ、BJPは惨敗。少数派への暴力や暴言が敗因の一つとみられ、“モディ人気”に陰りが見え始めている。

208とはずがたり:2015/12/01(火) 08:48:20
インド成長率、7.4%に加速=製造業が好調-7〜9月期
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&rel=j7&k=2015113000851

 【ニューデリー時事】インド政府は30日、2015年7〜9月期の国内総生産(GDP)が前年同期比7.4%増加したと発表した。内需拡大と工業生産の増加に支えられ、前期の7.0%増から加速した。だが、専門家は「本格的な成長に向かうには経済基盤が安定していない」などと、慎重な見方を崩していない。
 部門別では製造業やサービス業が好調だった半面、建設業が伸び悩んだ。(2015/11/30-21:52)

209チバQ:2015/12/06(日) 19:37:41
http://www.sankei.com/world/news/151205/wor1512050071-n1.html
2015.12.5 21:43

モディ首相の視察写真を捏造 出来栄えひどく、すぐに発覚 インド政府が謝罪「判断ミスだった」






インド政府が3日夜にツイッターに一時公開したモディ首相視察の合成写真(共同)
 政府の捏造写真はお粗末そのもの-。インド政府は5日までに、モディ首相が豪雨災害に襲われた南部タミルナド州を視察した際の写真を意図的に合成して公開したことを認め、謝罪した。

 当局が捏造したのは、冠水したチェンナイ市を上空から視察した際の写真。モディ氏がのぞき込む窓からの景観が鮮明でなかったため、窓に被災地の写真をはめこみ、ツイッターで3日夜に公開した。

 合成写真の出来栄えはひどく、すぐに見抜かれてネット上で批判が集中。政府は写真を削除後に「判断ミスだった」との声明を出した。(共同)

210チバQ:2015/12/07(月) 20:38:45
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-151207X815.html
平和な村に漂う闇=虐殺疑惑、刻まれた恐怖―スリランカ内戦

15:51時事通信

 2009年に終わったスリランカ内戦で戦場だった北部を2、3の両日、訪ねてみると、表面上は平和が戻り、対立していた多数派シンハラ人も少数派タミル人も表情は一様に明るかった。しかし、内戦の最終盤でタミル人に対する虐殺が起きた疑いが消えず、真相は分かっていない。内戦の闇はまだ深い。

 ◇貧しい被害者

 タミル人武装勢力「タミル・イーラム解放のトラ」(LTTE)がかつて支配した北部の中心地キリノッチ郊外で、戦争被害者の男性バラタ・ラサンさん(30)が小さな畑に立っていた。内戦中、避難先に砲弾が直撃。一命は取り留めたが、左腕は大きく変形して自由に使えない。

 今は赤十字国際委員会(ICRC)の支援を受け、苗を育てて市場に出すほか、ペット用のウサギを繁殖させている。庭に設けた大きな飼育小屋では、子供たちが子ウサギたちと戯れていた。

 隣家の女性セルワラサ・タワナヤキさん(51)もICRCの支援でヤギを育てている。夫は戦闘に巻き込まれ死んだ。今一番欲しいものを問われると、はにかみつつ、「収入。母は病気だし、息子も障害者だから」と答えた。横でスカートの裾を盛んに子ヤギがかんでいた。

 LTTEはタミル人の貧困層を支持基盤として勢力を拡大した。内戦後、北部の復興は進んでいるが、戦争で人生が狂った人々の暮らしはなお貧しい。

 ◇戦闘再発の不安

 北部バブニヤ郊外の村では、近くの農園で働く女性パドマ・ナリニさん(43)が、ICRCの支援で整備された井戸で水をくんでいた。ナリニさんはシンハラ人だ。スリランカ全体の人口で見ればシンハラ人は多数派だが、北部はタミル人の世界。暮らしているのは、ここでは少数派のシンハラ人が固まって生活する村だ。

 内戦中のことについて聞くと、「すぐそこで戦闘があって人が死んでいた」と通りの先を指さして説明した。農民の夫や子供たちとの今の暮らしは穏やかだが、「いつまた戦闘があるか分からない」と語る。特に理由があって不安なわけではない。ただ、戦闘は突然始まると訴えた。「以前もそうだったから」と刻まれた恐怖心だけが深い。

 北部では政府軍の姿が目立つ。写真撮影も自由とは言えない状況だ。

 ◇失踪者調査進まず

 ICRCが取り組む大きな課題の一つに、内戦中の行方不明者の捜索がある。「戦争が終わっても、本当は何があったのか分からない」とバブニヤ市民は語る。家族はひたすら帰りを待っている。

 スリランカ失踪者調査委員会の諮問委員には2014年11月、カンボジアの旧ポル・ポト政権による大量虐殺を裁く特別法廷で裁判官を務めた国際刑事裁判所(ICC)「被害者信託基金(TFV)」の野口元郎理事も選ばれている。しかし、今年1月まで10年に及ぶ政権を率いたラジャパクサ前大統領はLTTEを壊滅させた当事者であり、前政権下では調査がなかなか進まなかった。

 1月の大統領選でラジャパクサ氏を破ったシリセナ現大統領の政府は8月の総選挙を経て、ようやく陣容が固まった。新政権下で調査が進むのかどうか、世界が見詰めている。 

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211チバQ:2015/12/07(月) 20:39:12
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201512/2015120500184
元ゲリラ、生活再建中=内戦後のLTTE-スリランカ



 【バブニヤ(スリランカ)時事】2009年のスリランカ内戦終結から6年以上が経過し、北部バブニヤでは今、少数派タミル人の国家樹立を目指した武装勢力「タミル・イーラム解放のトラ」(LTTE)の元ゲリラたちが生活再建に取り組んでいる。赤十字国際委員会(ICRC)の案内で現場を見た。

娘(左)と並んで取材に応じる「タミル・イーラム解放のトラ」(LTTE)の元女性兵士カンダサミ・ムットゥクマリさん=2日、スリランカ北部バブニヤ
 ◇元女性兵、裁縫の訓練
 LTTEには多くの子供兵士や女性兵士がいた。その1人だったカンダサミ・ムットゥクマリさん(33)は、まだ12歳だった94年、LTTEに加わった。兄がやはり12歳でLTTEに合流しており「自分もそうなのかな」と漠然と考え、リクルーターについていった。3年間の戦闘で負傷、視力が弱くなり後方部隊に移り、17歳で結婚して一度は引退した。
 しかし、しばらくして夫と息子は戦闘地域のムライティブ、自分と娘は比較的安全なバブニヤに別れて暮らすことになった。夫と息子をバブニヤに戻そうとしたが、LTTEの許可が下りない。許可を得るため、仕方なく05年から再びLTTEに入って活動を始めた。
 08年に警官に捕まり、ひどい暴力を受けた。今もその傷に苦しんでいる。当時の夫とも別れ、現在はICRCの支援を得て裁縫の訓練を受けながら15歳の娘と暮らしている。

陶芸家になった「タミル・イーラム解放のトラ」(LTTE)元ゲリラのヨガナダン・サディサンさん=2日、スリランカ北部バブニヤ
 ◇陶芸の修行
 陶芸家になったゲリラもいる。ヨガナダン・サディサンさん(28)は今、陶芸の修業中だ。両親が陶芸家で、子供の頃からろくろを使って作品を製作できた。
 05年、「特に理由もなく」ふらりとLTTEに加わった。銃弾を受けた傷痕は今も腹に残っている。内戦末期の09年、気付けば「周囲がどんどん投降していくようになっていた」。これを見て仲間3人と投降した。収容施設からは13年に解放されたが、両親の家には戻らず、親族の家に居候し、焼き物の修行を続けている。
 内戦を振り返り「今の方がよほどいい」と平和な暮らしを満喫している。良質の粘土をどう手に入れるかが、目下の悩みだ。

自動車修理店を経営する「タミル・イーラム解放のトラ」(LTTE)元ゲリラのムットゥ・クマル・デバラジャさん=2日、スリランカ北部バブニヤ
 ◇自動車修理店を経営
 ムットゥ・クマル・デバラジャさん(42)は現在、小さいながらも自動車修理店を開業している。従業員も3人雇っている。
 妹と義理の弟を政府軍に殺害され、憤りから18歳でLTTEに加わった。その後、約20年間、人生の半分をLTTEにささげたことになる。住民の中にスパイ網をつくり、政府軍の動向を探る情報部員として活動してきた。07年から2年ほど、カタールに逃げていた。帰国後、内戦終結の09年、バブニヤの家にいて逮捕された。「人生は終わった」と観念した。
 しかし、もともと自動車修理の技術を持っていたこともあって、ICRCの支援を得て社会復帰。現在は借家の工場を、自前のものにすることが目標だ。「過去のことは全て忘れることにした」と決意は固い。多数派シンハラ人とも「うまくやっていく」と語り、武装闘争に戻る考えはない。(2015/12/05-14:45)

212チバQ:2015/12/09(水) 00:30:26
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20151208-OYT1T50112.html?from=ytop_top
インド、新幹線採用へ…台湾に次いで2例目
2015年12月08日 13時38分


 日本とインド両政府は、インド西部ムンバイ―アーメダバード間(約500キロ)で計画中の高速鉄道に、日本の新幹線方式を採用する方針を固めた。

 12日にインドで行う安倍首相とモディ首相の首脳会談で合意する見通しだ。日本政府は、総事業費約9800億ルピー(約1兆8000億円)のうち、1兆円規模を円借款で供与することを検討している。

 海外での日本の新幹線方式採用は、2007年に開業した台湾高速鉄道に次いで2例目となる。インドは現在7路線の高速鉄道を計画中で、日本や中国、フランスなどが受注を争っている。最大都市のムンバイと工業都市のアーメダバードを結ぶ区間は優先整備路線と位置付けられている。

 同区間を巡っては、13年5月、安倍首相とシン首相(当時)の会談で、事業コストや安全性などに関する共同調査を行うことで合意。日印両政府は今年7月、「新幹線方式が最適」との共同事業化調査の報告書をまとめた。

213チバQ:2015/12/09(水) 00:30:54
http://www.sankei.com/world/news/151208/wor1512080041-n1.html
2015.12.8 19:04

インド外相、3年ぶりパキスタン訪問 停滞する信頼醸成が動き出す 印パ緊張緩和、COP21がきっかけ

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 【ニューデリー=岩田智雄】インドのスワラジ外相は8日、パキスタンを訪問、首都イスラマバードで9日に行われるアフガニスタンに関する地域協力会議に出席する。印外相の訪パは約3年ぶり。カシミール地方の領有権問題などで対立し核武装する両国間で、停滞中の信頼醸成の取り組みが動き出した。

 スワラジ氏は、イスタンブール・プロセス「アジアの中核」閣僚級会合に出席し、パキスタンのシャリフ首相らとの会談にも臨む。

 モディ印首相は昨年5月の首相就任式にシャリフ氏を招待し、両新政権下での関係改善が期待された。しかし、その後もカシミール地方で両国軍の交戦が続き、インドはパキスタン側からの越境テロ、パキスタンは国内テロへのインドの関与を非難してきた。

 風向きが変わり始めたのは最近だ。両国は首脳が11月30日、国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)が開かれているパリで短時間接触。今月6日には、8月に中止となった安全保障顧問同士の会談がバンコクで実現した。

 インドはカシミール問題を協議するにはテロの解決が前提だとの立場だが、現状ではカシミール地方を有利に実効支配しており、領土問題の議論を深めたくないのが本音だ。しかし、バンコクでの協議後に発表された文書では、実効支配下に置くジャム・カシミール州についても協議したと明示した。分離・独立派との接触機会がないバンコクでの開催を条件に譲歩した形で、背景には、両国の緊張を憂慮する米国の強い要請があったとの見方がある。

 インドはすでに、来年パキスタンで開かれる南アジア地域の会議にモディ氏が出席すると発表しており、予定通り12年ぶりとなる印首相の訪パが実現することに期待が高まっている。

214チバQ:2015/12/09(水) 23:39:27
http://www.asahi.com/articles/ASHD84VHLHD8UTFK006.html
インド、新幹線方式採用へ 日印首脳、12日に会談
武田肇、ニューデリー=貫洞欣寛2015年12月9日12時05分

高速鉄道計画と原子力協定をめぐる日印関係
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 日印両政府はインドの高速鉄道計画について、日本の新幹線方式を採用する方向で最終調整に入った。また、原発輸出の前提となる原子力協定でも協議を続けている。いずれも、安倍政権が成長戦略の要と位置づけるインフラ輸出案件で、12日にインドで行われる安倍晋三首相とモディ首相との首脳会談で最終合意をめざす。

 インドのモディ政権が進める高速鉄道計画のうち、新幹線方式が取り沙汰されているのは、西部の最大都市ムンバイと工業都市アーメダバード間(約500キロ)だ。総事業費は約9800億ルピー(約1兆8千億円)と見積もられている。

 両政府は2013年から事業コストや安全性をめぐる共同調査を進め、今年7月に日本の新幹線方式を推す調査結果をまとめた。ただ、日本政府の交渉姿勢に拍車がかかったのは、9月にインドネシアでの高速鉄道計画で日本案が中国案に競り負けたことだった。日本政府内では「インドネシアは逆転負け」(政府高官)とされ、インドでの採用の成否が、米国やマレーシアなどでも進める新幹線導入を左右すると位置づけられた。

 10月には山本順三・国土交通副大臣をインドに派遣し、プラブ鉄道相らに新幹線導入を売り込んだ。インドでの導入が決まれば、07年に開業した台湾高速鉄道以来2例目の新幹線輸出となる。そのため、実務者レベルの交渉で、日本側は1兆円超の円借款を供与し、利率についてもインド側の主張をなるべくくむような提案をして攻勢をかけている。

 ただ、日印外交筋によると、インド政府内には巨額の資金を高速鉄道につぎ込むよりも、事故続きの在来線の改良を優先すべきだとの意見もあるという。岸田文雄外相は8日、交渉経過について「調整中で現時点では何も決まっていない」と指摘。国交省幹部は「最終的には首脳会談次第だ」と話している。

215チバQ:2015/12/09(水) 23:40:05
http://www.sankei.com/west/news/151209/wst1512090096-n1.html
2015.12.9 20:00

北海道、長崎、インド…次こそ四国ぐるっと新幹線だ 経団連に地元財界が主張
 経団連と四国経済連合会は9日、高知市で懇談会を開き、全国に先行して進む四国の人口減少への対策や、外国人観光客を取り込んだ観光振興、四国新幹線の整備などをめぐって意見交換した。四経連は「地域活性化に多大な影響をもたらす新幹線は、基礎的インフラとして欠かせない」と重要性を強調した。

 経団連の榊原定征会長は「地域経済の活性化なくして日本経済の再生はない」とあいさつした。経団連側は、阿波おどりや四万十川など四国の強みは豊かな文化や自然にあると指摘。海外からも注目される「四国遍路」の世界遺産登録を目指す四経連の取り組みなども評価した。

 四経連の千葉昭会長(四国電力会長)は、四国4県の県庁所在地と岡山県を結ぶ新幹線の整備に向け協力を呼び掛けた。

 榊原会長は会合後の記者会見で「四国は強い資源を生かして特徴的な発展を遂げている。新幹線の導入に向け、取り組みを進めてほしい」と話した。

216チバQ:2015/12/13(日) 11:49:34
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015121200352
安倍首相、ヒンズー教の聖地訪問=ガンジスに祈り

インドのヒンズー教の聖地バラナシで、モディ首相(前列右から3人目)とともにガンジス川に祈りをささげる安倍晋三首相(同4人目)=12日(AFP=時事)
 【バラナシ(インド北部)時事】インド訪問中の安倍晋三首相は12日、北部ウッタルプラデシュ州にあるヒンズー教の聖地バラナシをモディ首相とともに訪問し、ガンジス川のほとりでヒンズー教の儀式「アルティ」を見学した。
 インドの民族衣装に身を包んだ安倍氏は、靴を脱いで川べりの沐浴(もくよく)場に立ち、ガンジスの水をすくって祈りをささげた。火をともして舞う幻想的な儀式を眺めた後、安倍氏は「たくさんのろうそくの光と花の香りの中での祈りは、大変幻想的で美しかった」と感想を語った。
 安倍氏のバラナシ入りは、同市を選挙区とするモディ氏の強い意向で実現した。両首脳の写真とともに歓迎のメッセージを記したポスターが市内の至る所に貼られ、沿道では日印の国旗を手にした市民が来訪を歓迎した。 (2015/12/12-23:59)

217チバQ:2015/12/13(日) 11:50:23
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015121200253
新幹線と原子力「交換取引」=日印に焦り、政治的意図も



首脳会談後に共同記者発表を行う安倍晋三首相(左)とインドのモディ首相=12日、ニューデリー(AFP=時事)
 【ニューデリー時事】日本とインドは、新幹線方式導入と民生用原子力協力で大筋合意に達した。インドネシアへの新幹線輸出に失敗した日本は、インドでは是が非でも成約にこぎ着けたい。一方で電力不足が深刻なインドには、日本との原子力協定締結を急がなければならない事情があった。双方の思惑が交錯する中、「交換取引」で着地点を見いだした形だ。
 ◇失敗許されず
 「失敗は許されない」。インドとの新幹線交渉を担当する日本政府関係者は、表情を引き締めた。日印合同チームが7月、新幹線方式の採用を推奨する事業性調査報告書をインド政府に提出して以降、日本は円借款などの財政支援策を提案し、「早期の決断」を迫り続けた。中国に競り負けたインドネシアでの高速鉄道事業と同じ轍(てつ)は踏めないという「焦り」があったからだ。
 一方のインドは、原子力協定締結を急いでいた。脆弱(ぜいじゃく)なインフラが経済成長を妨げる中、モディ首相は原子力や太陽光発電を大規模に導入し、2050年までに総電力の25%を原発で賄う目標を打ち出した。しかし、「日印原子力交渉の停滞が、目標達成の障害になっていた」(印政府関係者)。
 ◇日本が障害
 インドは米英仏豪などと原子力協定を結んでいる。米国とは08年に協定を締結したが、その後に意見が対立。今年1月にようやく最終合意に達し、米原発メーカーによるインド進出に道が開けた。
 だが、米原子力大手ウェスチングハウスは東芝傘下にあり、米複合企業ゼネラル・エレクトリックは日立製作所と合弁を組む。専門家は「原発建設には日本企業だけが有する技術・部品を使う必要があり、日印の協定が締結されない限り、これらの米企業もインドで原発を建てることができない」と指摘していた。
 ◇政治バランス
 日本政府関係者によると、モディ首相は昨年9月の安倍晋三首相との会談で、原子力協定の早期合意を強く要求。今回の会談に至る交渉でも、共同声明に「合意」と明記することを求め続けた。
 インド国内には、新幹線導入で生じる総額9800億ルピー(約1兆8000億円)の新たな財政負担に異論を唱える声が根強い。モディ首相としては、日印原子力協定合意という外交成果を同時に示すことで、「政治的バランス」を取ろうという意図があった。
 それは安倍政権にとっても同様だ。核兵器保有国だが核拡散防止条約(NPT)に加盟していないインドとの協定締結には、国内世論の風当たりも懸念される。新幹線輸出との交換取引で大筋合意したものの、使用済み核燃料の処理などをめぐる取り決めには慎重を期す必要がある。協定の細部を詰める交渉は、今後も難航が予想される。(2015/12/12-17:08)

218チバQ:2015/12/13(日) 11:51:00
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015121200347
安倍首相、中国けん制へ成果急ぐ=インドと温度差も-日印首脳会談



首脳会談に先立ち握手する安倍晋三首相(左)とインドのモディ首相=12日、ニューデリー(EPA=時事)
 【ニューデリー時事】12日の日印首脳会談で、安倍晋三首相は目に見える成果を上げることに腐心した。「アジアの2大民主主義国」と位置付ける日印両国の関係強化を通じ、強引な海洋進出で周辺国との摩擦を強める中国をけん制する狙いからだ。ただ、インドは主要国と等距離を保つ「全方位外交」の原則を崩さず、両首脳の間では温度差もうかがわせた。
 首脳会談では、長らく懸案となっていた原子力協定やインドへの新幹線輸出、安全保障協力に関する協定と、重要案件で合意。首相はこの後の共同記者発表で「日印新時代の幕開けとなる歴史的な会談だ」と自賛した。
 中国が人工島造成を進める南シナ海情勢について、共同声明は名指しこそしなかったものの「地域の緊張につながる一方的な行動を回避するよう呼び掛けた」と明記。モディ首相は共同記者発表で、「国際法の順守」や「平和的解決」の重要性を強調した。「日印関係の強化はシーレーン(海上交通路)防衛の観点からも重要だ」(政府関係者)とする日本側の目的は一定程度達せられた。
 インド高速鉄道計画に新幹線方式導入を実現させたかった日本側は、建設事業を支援するための円借款で「過去にない破格の条件」を設定。インドが急ぐ原子力協定でも、同国が核実験を再開した場合の協力停止は、現段階では首相が口頭で伝えるにとどめた。「両首脳の極めて高い信頼関係から合意に達した」。首相に同行した萩生田光一官房副長官はこう解説した。
 だが、全てが日本側の思惑通りに運んだわけではない。南シナ海情勢について、日本側が用意した共同声明の文案では「深刻な懸念」としていたが、実際には「変化に留意」とするにとどまった。インドとの連携に向け、安倍政権は強硬一辺倒ではない対中姿勢が求められそうだ。(2015/12/12-21:49)

219チバQ:2015/12/13(日) 11:54:40
http://www.sankei.com/world/news/151212/wor1512120064-n1.html
2015.12.12 22:27
【日印首脳会談】
「中国の脅威」に絆ガッチリ…蜜月の安倍・モディ首相、原子力も新幹線もグイグイ

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携帯電話で撮影したガンジス川での儀式の写真を見る安倍首相(左)とインドのモディ首相=12日、インド北部のバラナシ(共同)
 【ニューデリー=田北真樹子】「歴史的な会談」-。安倍晋三首相がこう表現した12日のモディ印首相との首脳会談。5回目となる会談で、両首脳は両国間で最大の懸案となっていた原子力協定とインドの高速鉄道計画で新幹線方式の導入で合意した。この成果を納めることができた背景には「両首脳の良好な人間関係と、地域の安定を脅かす中国に対する共通の認識」(日本政府高官)がある。

 安倍首相「自分とモディ首相でなければ達成できなかった成果だ」

 モディ首相「安倍首相の強い指導力に敬意を表する」

 両首相は会談で、こう蜜月ぶりをアピールした。

 2人はこの1カ月間でトルコでの20カ国・地域(G20)首脳会合を含め3回会談してきた。特に11月のG20で、モディ首相は高速鉄道計画について「私は日本にコミットする」と安倍首相に伝達。その後の調整でも自らが乗り出し、事務方に指示を飛ばしたという。

 安倍首相もモディ首相の期待に応えるように、原子力協定の検討を加速させた。日本政府関係者は「この2週間ぐらいで一気に話が進んだ」と舌を巻く。実際、安倍首相も周囲に「モディ首相との信頼関係で物事が進んだ」と満足げに語った。

 両首脳が足並みをそろえて関係を発展させようとするのは中国の存在が大きい。東シナ海や南シナ海で現状変更を試みようとする中国の脅威は、中国の隣国である日本とインドにとって共通の課題だ。この点について両首脳の見解は完全に一致しており、それが2人の距離をかなり縮めたのは間違いない。

 インドネシアの高速鉄道計画で、日本は中国との受注競争に敗北したが、モディ首相は「この一連の顛末をつぶさにみていた」(外交筋)という。中国にインドのインフラ整備に関与させたくないモディ首相と、高速鉄道で新幹線技術を推したい安倍首相の思惑が一致した。増大する中国の脅威が、日印関係の一層の緊密化につながっている。

220チバQ:2015/12/13(日) 12:23:57
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20151213k0000m030089000c.html
<インド>新幹線に賛否 事故多発「在来線対策を先に」

12月12日 22:03毎日新聞

<インド>新幹線に賛否 事故多発「在来線対策を先に」
首脳会談後に記者会見する安倍晋三首相(左)とインドのモディ首相(右)=ニューデリーの迎賓館で2015年12月12日午後0時17分、金子淳撮影
(毎日新聞)
 【ニューデリー金子淳】12日の日印首脳会談で、両首脳はインド初の高速鉄道に日本の新幹線方式を導入することで合意した。日本の技術導入への期待は高く、実現すれば、インドのモディ政権にとり急増する中間層へのアピールとなる。だが、総額9800億ルビー(約1兆8000億円)に上る財政負担に加え、在来線は遅延や事故が多発しており「先にやるべきことがある」との声も根強い。

 インドは線路の総延長が約6万6000キロ、年間利用客は延べ80億人を超える世界有数の鉄道大国。記者会見でモディ首相は「新幹線事業はインドの鉄道に革命をもたらす」と、期待をにじませた。

 商都ムンバイとアーメダバードを結ぶ高速鉄道沿線には、IT企業や自動車産業の集積地もある。「ビジネスの町をつなぐ『インドの東海道』のような路線」(アフターブ・セート元駐日インド大使)で、経済界の期待は高い。人気が低迷するモディ首相にとっても出身地グジャラート州を発着するため、地元振興につながる。

 ただ、インドでは列車の事故や遅延が多発しており、今月も事故で少なくとも14人が死亡。数時間以上の遅れも珍しくなく、日系企業関係者ですら「在来線や貨物路線をきちんと整備する方が国民の暮らしの改善につながる」と指摘する。

 また、安全を守る鉄道職員の待遇改善も問題となりそうだ。整備工らの労働組合「全インド鉄道技師連盟」によると、現場の職員は給与が低いうえ裁量権も与えられず「10ルビー(約18円)の部品一つを調達するのにも上司の許可がいる」という。トヤギ事務局長は「新幹線より先に組織改革が必要だ」と訴える。

222チバQ:2015/12/16(水) 21:44:30
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201512/CK2015121502000118.html
インド新幹線に難題 国鉄は赤字体質で事故も多発

2015年12月15日 朝刊


 日印首脳会談で、インドは同国西部での高速鉄道計画において日本側が強く求めていた「新幹線方式」の導入を決めた。台湾新幹線に続いて二例目。インドネシアの受注合戦で中国勢に敗北した日本側関係者は一様に喜ぶ。JR東日本など日本企業連合が受注を目指すが、実現には幾つもの難題が待ち受ける。
 「金持ちにしかメリットがないと野党が批判しており、細心の注意を払う必要がある」(インド政府筋)。高速鉄道計画をめぐってはインド政府内でも温度差があった。
 難航する交渉で、日本側の武器は総事業費九千八百億ルピー(約一兆八千億円)の最大八割をカバーする円借款。単一のプロジェクトでは過去最大、償還期間五十年で金利0・1%。「リスク度外視の破格の条件だ」(金融筋)
 最終的には、公約で高速鉄道の実現を掲げたモディ首相の強い意志が合意を後押しした。
 難問は山積している。インドでは市民や労働者の権利意識の高さから用地取得や労務管理が難しく、工事遅れは日常茶飯事。インド政府によると、二〇一五年度に中央省庁が関わった七百五十一の大型プロジェクトの四割以上が計画より遅れ、損失は一兆二千億ルピー(二兆二千億円)に上る。高速鉄道計画も円滑に進まなければ、日本側の負担が膨らみかねない。現地の組織づくりも難しい。インド国鉄は従業員約百三十万人を超える巨大組織で、旅客部門は慢性的な赤字体質。従業員教育の未熟さなどから〇七〜一三年度は毎年五十〜百回程度の脱線事故が発生し、衝突事故も珍しくない。
 日本側は高速鉄道を運営する組織を別会社として設立し、人材教育を徹底する構想。JR東日本の冨田哲郎社長は「新幹線は運行、保安、信号を含めた総合的なシステム。教育、文化を含めノウハウを移入するのが課題」と話す。
 インドでは現在、新幹線導入が決まった最大の商業都市ムンバイとアーメダバード間のほか、ニューデリーなど四大都市を高速鉄道で結ぶ「ダイヤモンド鉄道構想」も同時並行で進む。中国やフランスが巻き返しを図っている。日本の外交筋は「目の前のことをやり、信頼を勝ち取りたい」と話す。
 一六年の「新幹線計画」具体化に向け、インド側との厳しい詰めの交渉も続く。インド政府の最大の関心事は、日本からの技術移転と車両や機材の現地生産。国内需要を満たすだけでなく、いずれは輸出をもくろんでおり、契約の在り方によっては将来、日本の競争相手にもなりかねない。 (ニューデリー=共同)

223とはずがたり:2015/12/22(火) 21:36:46
ユニカーやってくれたなぁ。。┐('〜`;)┌
>>222に「インドでは市民や労働者の権利意識の高さ」とあるがこの辺が原因か。

「インド」「米国」でも望み薄「原発ビジネス」の落日
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1081280165/3180-3182
http://www.fsight.jp/articles/-/40781
執筆者:杜耕次 2015年12月21日 無料

 インドでは、31年前の化学工場爆発事故で広がった国民の反企業感情がいまだに根強く、さらに原発建設候補地では死者が出るほどの激しい反対運動が起きている。

 スンダラムによると、福島の原子力発電所事故(3.11)以来、インドでも反原発運動が広がっている。例えば、2011年初めに出力100万キロワット級のロシア製加圧水型原子炉2基の建設工事が完了したインド最南端タミルナド州にあるクダンクラム原発。インドネシア・スマトラ沖地震(2004年)で巨大津波に襲われた地域でもあり、3.11直後から稼働反対の声が一段と強まっていたのだが、そんな中で、2011年7月に1号機の試運転が強行されたため、反対運動が一気に過熱。連日1万人以上が参加するデモが起き、ハンストも頻発した。

 対応に苦慮した州政府は、同年9月に「住民の合意ができるまで稼働させない」と表明して事態を収拾したものの、その半年後に一転して稼働を許可したため、反対運動が再燃。翌2012年3月に、地元警察が各地から集まっていた約190人の反原発活動家を一斉逮捕したのに続き、9月には警官隊がデモ行進をしていた住民に発砲、1人が死亡した。その後も住民の反対運動は収まらず、同原発は完成から5年近く経った現在もいまだに稼働していない。

 西部マハーラーシュトラ州のジャイタプール原発は仏アレバ製の欧州加圧水型原子炉(EPR)を6基(合計出力990万キロワット)建設予定だが、ここでも激しいデモが続いている。

70万キロワット級の加圧水型重水炉(PHWR)を4基建設予定の北部ハリヤナ州のゴラクプール原発でも、農民の座り込みやハンストなどが3.11以前の2010年8月から続いており、体調を崩した数人が死去したと伝えられている。

「インドの住民運動の激しさは他国の比ではない」と大手商社幹部は解説する。根底にあるのは、徹底した「企業不信」だ。

 1984年12月、中部マディヤ・プラデーシュ州のボパールにある米ユニオン・カーバイド社の化学工場が爆発し、殺虫剤原料になる猛毒のイソシアン酸メチルガスが噴出。当初は市民2000人以上が即死、約20万人が負傷と伝えられたが、その後死者は約3800人に膨れ上がり、約60万人が健康被害を受けたとされる。現地の汚染除去はいまだに進まず、後遺症などを含む死者は2万人を超えるとの推計値もある。

 1989年にユニオン・カーバイドはインド政府と4億7000万ドルの賠償金支払いで和解したが、被害者が増え続けたために補償金の受取額は1人あたり2万5000ルピー(約4万5000円)と激減したうえ、呼吸器障害や感覚の麻痺など後遺症に悩まされている住民は多く、怒りと不満は蓄積されたままだ。

 インドの裁判所は1991年に刑事訴訟の再開を認め、事故直後にいったん逮捕したもののその後国外に逃亡した、当時のユニオン・カーバイドCEO(最高経営責任者)ウォーレン・アンダーソンの身柄引き渡しを米国政府に求めた。しかし、送致は実現せず、アンダーソンは2014年9月に92歳で死去した。「インド人の命を安く買い叩いた男」として、アンダーソンの名は人々の記憶に焼きついているという。

 不十分な補償や汚染除去で禍根を残した「ボパールの悲劇」だが、一方で、企業に対する厳格な責任追及を定める法整備が進んだ。その1つが、2010年に成立した原子力損害賠償法。事故の際の賠償責任を原発の運営会社だけでなく設備・装置のメーカーにも求める内容で、インド国民の強い「企業(特に外資)不信」を反映している。2008年に米印原子力協定が結ばれているにもかかわらず、米原発大手のウエスチングハウス(WH)やゼネラル・エレクトリック(GE)が進出に及び腰なのも、この“インド版原賠法”が理由とされる。

「地震や津波の頻度が日本並みのインドの原発プロジェクトに、東芝や日立、三菱重工が飛びつくとは思えない」と重電業界に詳しい大手証券アナリストは指摘する。

 いまや世界市場で原発受注に躍起になっているのは、国家ぐるみで至れり尽くせりのサービスを提供する中国、ロシアと、破綻に瀕して事業継続に四苦八苦しているフランスのアレバくらい。3.11で顕在化した事故リスクだけでなく、アレバのEPRやWHのAP1000など「3.5世代」と呼ばれる高スペックの最新鋭原子炉の建設が行き詰っていることに加え、このところの原油安や再生可能エネルギーのコスト低下など原発ビジネスに対する逆風は一段と強まり、先行き不透明感は増すばかりだ。

224とはずがたり:2015/12/24(木) 18:44:20
バングラ工場崩壊事故、出廷忌避の被告24人に逮捕状
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%83%90%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%A9%E5%B7%A5%E5%A0%B4%E5%B4%A9%E5%A3%8A%E4%BA%8B%E6%95%85%E3%80%81%E5%87%BA%E5%BB%B7%E5%BF%8C%E9%81%BF%E3%81%AE%E8%A2%AB%E5%91%8A24%E4%BA%BA%E3%81%AB%E9%80%AE%E6%8D%95%E7%8A%B6/ar-BBnMuO5
AFPBB News
2日前

【AFP=時事】バングラデシュの首都ダッカ(Dhaka)近郊で2013年、縫製工場などが入っていた複合ビルが崩壊し、1100人以上が死亡した事故で、同国の裁判所は21日、殺人罪で起訴された被告が出廷していないとして、24人の逮捕と財産差し押さえを命じた。

 少なくとも死者1138人、負傷者2000人以上を出し、バングラデシュ史上最悪の産業事故となった9階建ての複合ビル「ラナプラザ(Rana Plaza)」の崩壊をめぐっては、ビルの所有者や入居していた各工場の所有者、ビルの安全管理と査察を管轄していた政府当局の職員など計41人が殺人罪で起訴されている。

 検察によると、41人の起訴状を受け取った裁判所は、うち24人が行方をくらましているとして逮捕状を出した。また同じ24人の財産差し押さえを命じた。

225チバQ:2015/12/26(土) 12:44:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151225-00000587-san-asia
モディ印首相がパキスタンを電撃初訪問 首相訪パは12年ぶり、核武装で対立から信頼醸成へ
産経新聞 12月25日(金)19時58分配信

 【ニューデリー=岩田智雄】インドのモディ首相は25日、パキスタンを初訪問し、東部ラホールに到着後、シャリフ首相と会談した。印首相のパキスタン訪問はバジパイ氏以来約12年ぶり。カシミール地方の領有権問題などで対立し核武装する両国で動き始めた信頼醸成が加速している。

 モディ氏はこの日、これに先立ってアフガニスタンを事前の発表なしに訪問し、訪パを突然発表した。25日はシャリフ氏とバジパイ氏の誕生日に当たる。

 カブールでは、ガニ大統領と会談。インドの支援で建設された国会議事堂の落成式に出席した後、演説で、アフガンの発展や平和と安定には「インドやパキスタンなどが信頼と協力で結束すること」にかかっていると述べた。同時に、「越境テロを阻止し、テロの温床や聖域を閉ざすとともに、テロ支援者の活動を止めなければならない」と指摘し、イスラム原理主義勢力タリバンの背後にいるとされるパキスタン軍情報当局を暗に批判した。

 印パ関係は、イスラム過激派によるムンバイ同時テロなどで悪化してきたが、最近、対話再開に合意していた。地域の不安定化を憂慮する米国の要請があったとされる。

226チバQ:2015/12/26(土) 15:39:56
http://www.sankei.com/world/news/151225/wor1512250053-n1.html
2015.12.25 23:21

伏せられたモディ印首相のパキスタン電撃訪問 空港で抱擁、シャリフ氏誕生日に祝意…陰に米国の要請か

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25日、パキスタン・ラホールで握手するインドのモディ首相(右)とパキスタンのシャリフ首相(ゲッティ=共同)
 【ニューデリー=岩田智雄】インドのモディ首相は25日、パキスタンを初訪問し、東部ラホールのシャリフ同国首相の私邸で、シャリフ氏と会談した。印首相のパキスタン訪問はバジパイ氏以来約12年ぶり。カシミール地方の領有権問題などで対立し、核武装する両国で動き始めた信頼醸成が加速している。

 モディ氏はこの日、これに先立ってアフガニスタンを事前の発表なしに訪問し、滞在中に突然、短文投稿サイト「ツイッター」で訪パを発表した。印テレビ局は訪問は朝に決まったと伝えたが、軍内などには、関係改善への反対があり、訪問が直前まで伏せられていた可能性もある。

 25日は66歳になったシャリフ氏と、モディ氏与党のインド人民党(BJP)をかつて率い、91歳を迎えたバジパイ氏の誕生日に当たる。モディ氏は空港で出迎えたシャリフ氏と抱き合い祝意を伝えた。モディ氏がこれまでカメラの前で抱擁した首脳は、安倍晋三首相、オバマ米大統領らに限られ、印外交の最大課題であるパキスタンとの関係改善へ向けて行動力を示した。

 アフガンの首都カブールでは演説で、アフガンの発展や平和と安定にはインドやパキスタンの結束が必要だと強調すると同時に、「越境テロを阻止し、テロの温床や聖域を閉ざすとともに、テロ支援者の活動を止めなければならない」と指摘し、イスラム原理主義勢力タリバンの背後にいるとされるパキスタン軍情報当局を暗に批判した。

 印パ関係は、イスラム過激派によるムンバイ同時テロなどで悪化してきたが、両首相は先月末に短時間接触するなど関係改善に向けた動きもあり、最近、対話再開に合意していた。地域の不安定化を憂慮する米国の要請があったとされる。


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