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インド・天竺・中洋スレ

192チバQ:2015/11/07(土) 23:47:47
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151107-00000029-jij_afp-int
貧困で拡大する腎臓売買、業者になるドナーも バングラデシュ
AFP=時事 11月7日(土)18時26分配信

貧困で拡大する腎臓売買、業者になるドナーも バングラデシュ
闇市場で腎臓を売ったラウシャン・アラさん。バングラデシュ・カライ村の自宅で(2015年8月1日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】バングラデシュの農村部に暮らすラウシャン・アラ(Rawshan Ara)さん(28)は何年も借金に苦しみ、ついに家族と同じ道を選ぶ決心をした。現金を手に入れるため、片方の腎臓を闇市場で売りに出すのだ。

 貧しいこの農村地帯の多くの住民と同様にアラさんも簡単に地元の仲介業者を見つけ、そして違法ながら同国で活況を呈している臓器売買ビジネスの犠牲者になった。

 今年2月、1児の母であるアラさんが摘出手術を受けると決めた時、2人の親族──姉と義理の兄弟──が反対した。この2人も2年前に手術を受け、その合併症に苦しんでいたのだ。それでもアラさんが決心を変えなかったのは、「貧しさに疲れ切っていた」から。首都ダッカ(Dhaka)から北西に300キロ離れた、アラさんたちが住むカライ(Kalai)村は、いつからか臓器売買の拠点になっていた。

 アラさんは「夫は一年中病気をしている。娘の教育費もかさむようになった。私はダッカに行ってメイドや衣料品産業の労働者として働いたが、賃金は本当にひどかった」と語ったが、仲介業者の名を明かすことは拒否した。

 しかし警察は、親族らがアラさんを説き伏せて手術を受けさせたとみている。臓器を提供した人物がその後で自ら仲介業者になり、別のドナー(臓器提供者)の獲得に成功すると仲介料を取っているという。カライではこのような仲介業者のネットワークが拡大しており、アラさんの親族もその一部だというのだ。

 地元の警察署長は「こういった業者はまず自分の家族を、それから親族、さらに同郷の村人を狙っていく」と語った。警察署長がAFPに明かしたところによると、「腎臓を売ったカライの人は今年だけで40人」だという。2005年から数えれば、その人数は200人に上る。

 これ以外に現在、12人のカライ出身者が行方不明になっている。程近い国境を越えてインドで入院し、臓器の摘出手術を受けている可能性が指摘されている。

■偽造パスポートで隣国インドへ
 バングラデシュでは、約800万人が腎臓病を患っているとされる。その大半が、罹患(りかん)率の高い糖尿病によるもので、毎年少なくとも2000人の患者が腎臓移植を必要としている。

 しかし合法なのは存命の親族からの提供に限られ、移植可能な腎臓が慢性的に不足しているという実態がある。

 その需要に応えたのが、多額の金銭が動く闇市場だ。買い手側も必死なら、貧しい売り手側も同じくらい必死の思いで、双方の流れが絶えることはない。

 2011年、バングラデシュ警察がドナーや看護師、医療機関に対する大規模な摘発を実施すると、違法な手術の多くはインドで行われるようになった。

 血液検査を経て、アラさんの腎臓の移植相手が見つかると、匿名の工作員の男から偽造パスポートと身分証明証を手渡された。「私の名前はニシ・アクテル(Nishi Akter)になっていました。男のいとことして通用するようにです。腎臓を摘出するインドの医院に受け入れてもらうためには、どうしても必要なのだと言い含められました」とアラさん。

 健康状態に問題がないことが確認されると、恐怖におののくアラさんは単身で国境の向こう側に送りだされた。「手術当日、私は怖くてたまりませんでした。全能の神アラーに何度も何度も祈りました」

 アラさんが腎臓を売って得た金額は4500ドル(約55万円)。そのお金はイモと米を栽培する農地の借地料に充てた。将来医者になりたいという13歳の娘のために、家庭教師も雇った。


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